JP2013521736A - モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含むネットワーク内でポリシー制御を行う方法および装置 - Google Patents

モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含むネットワーク内でポリシー制御を行う方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013521736A
JP2013521736A JP2012556410A JP2012556410A JP2013521736A JP 2013521736 A JP2013521736 A JP 2013521736A JP 2012556410 A JP2012556410 A JP 2012556410A JP 2012556410 A JP2012556410 A JP 2012556410A JP 2013521736 A JP2013521736 A JP 2013521736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
fixed line
hnb
information
mobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012556410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5619921B2 (ja
Inventor
クンツ、アンドレアス
コルベ、ハンス−ヨルク
プンツ、ゴットフリート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Europe Ltd
Original Assignee
NEC Europe Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Europe Ltd filed Critical NEC Europe Ltd
Publication of JP2013521736A publication Critical patent/JP2013521736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5619921B2 publication Critical patent/JP5619921B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/12Setup of transport tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/03Protecting confidentiality, e.g. by encryption
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/16Implementing security features at a particular protocol layer
    • H04L63/164Implementing security features at a particular protocol layer at the network layer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/02Protecting privacy or anonymity, e.g. protecting personally identifiable information [PII]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B

Abstract

固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間で確実な通信を可能にするため、ネットワークの動作方法、特にネットワーク内でポリシー制御を行う方法を提供する。ネットワークはモバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含み、モバイルネットワークはワイヤレス部分およびコアネットワーク部分を含み、モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークは、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間の通信を提供するために協働する。本方法は、固定回線ネットワーク内の通信を制御するために、ワイヤレス部分に関する情報がモバイルネットワーク経由で固定回線ネットワークに提供されることを特徴とする。また、対応するネットワーク、好ましくは上記方法を実行するネットワークが提供される。

Description

本発明は、ネットワークの動作方法、特にネットワーク内でポリシー制御を行う方法に関する。ネットワークはモバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含み、モバイルネットワークはワイヤレス部分およびコアネットワーク部分を含み、モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークは、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間の通信を提供するために協働する。また、本発明は、ネットワークに関する。ネットワークはモバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含み、モバイルネットワークはワイヤレス部分およびコアネットワーク部分を含み、モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークは、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間の通信を提供するために協働する。
すなわち、本発明は、例えば音声通話を提供するために、ワイヤレスネットワークを固定ネットワークに接続する方法に関する。図1は、3GPP TS 25.467(非特許文献1)で予測される代表的なHNB(ホームノードB)システムの全体的アーキテクチャを示し、顧客宅内機器および固定回線アクセスに関してやや詳細に示している。
この構成では、2G/3GホームノードB経由でモバイル発信または着信の音声呼およびデータのリソース/QoS(サービス品質)は、固定回線ネットワークアクセス回線上では現在は考慮されていない。その理由は、RNC(無線ネットワークコントローラ)(Iuインタフェース)に接続されたNBの基本構成においてIP(Internet Protocol)をトランスポートプロトコルとする場合、すなわち、モバイルネットワークがマクロセルからなる場合には、オーバープロビジョニングおよびDiffservの組合せで十分と考えられていたからである。アーキテクチャがホームセル構成のために、すなわち、HNB−GWへのHNBの接続のために設計されたとき、何ら変更は行われなかった。なお、ATM(非同期転送モード)をトランスポートプロトコルとすることはHNBには当てはまらない。結果として、アクセス回線上のリソースが不十分な場合、HNBは、DSL(デジタル加入者回線)上で転送不可能な呼を受け付ける可能性がある。
基礎となるプロトコルスタックを図2a(ユーザプレーン)および図2b(制御プレーン)に示す。MSC(移動通信交換局)とUE(ユーザ機器)との間のCS(回線交換)制御プレーンは、「NAS(非アクセス層)シグナリング」とも呼ばれる。
図1、図2aおよび図2bに関して、以下の識別子が使用される。
Figure 2013521736
現在の方法に対するリソース問題を図3に視覚化している。リソースは、「パイプ」(例えば無線ベアラ、Iuトンネル)によって、代表的な量および容量で示されている。なお、マクロNBの場合、限られたリソースの代表的なものは無線リンクであり、システムの大きさは、平均的な最大値の場合(例えば繁忙時)に合わせて決めるべきである。ただし、大晦日のような過負荷になり得る状況は除外する。HNBの場合、無線リンクがバックホールリンクよりも多くの容量を有することが頻繁に起こり得る。というのは、バックホールリンクは、IPTVのような固定回線サービスもトランスポートするからである。このため、アクセスネットワーク(AN)がリソースボトルネックとなる可能性がある。
その他の関連する従来技術は以下の文献に記載されている。
3GPP TS 25.467, "UTRAN architecture for 3G Home Node B (HNB); Stage 2" 3GPP TS 23.203, "Policy and charging control architecture" ETSI TS 183 048, "Resource and Admission Control System (RACS); Protocol Signaling flows specification; RACS Stage 3" ETSI ES 282 003, "Resource and Admission Control Sub-System (RACS): Functional Architecture" 3GPP TS 24.007, "Mobile radio interface signaling layer 3; General aspects" 3GPP TS 24.008, "Mobile radio interface Layer 3 specification; Core network protocols; Stage 3" 3GPP TS 23.228, "IP Multimedia Subsystem (IMS); Stage 2" NLE NID-153-08, "SIP-based Home Network Control Channel for Remote QoS Control and Remote Services" 3GPP TS 23.018, "Basic call handling; Technical realization" Draft ETSI TR 182 031 V<0.0.6> (2010-02), Telecommunications and Internet converged Services and Protocols for Advanced Networking (TISPAN); Remote CPN QoS Control; Study on CPN - RACS Interaction ITU-T Recommendation Y.2111 Resource and admission control functions in Next generation networks Broadband Forum technical document WT-134, "Policy Control Framework" NLE NID 197-08, "Support for locating devices and / or sessions inside a home network through a location local identifier conveyed over SDP" 3GPP TS 23.172, "Technical realization of Circuit Switched (CS) multimedia service UDI/RDI fallback and service modification; Stage 2"
本発明の目的は、ネットワークの動作方法および対応するネットワークにおいて、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間で確実な通信を可能にするような改良およびさらなる展開を行うことである。
本発明によれば、上記の目的は、請求項1の構成を備えた方法によって、および、請求項29の構成を備えたネットワークによって達成される。
請求項1に記載の通り、本方法は、固定回線ネットワーク内の通信を制御するために、ワイヤレス部分に関する情報がモバイルネットワーク経由で固定回線ネットワークに提供されることを特徴とする。
請求項29に記載の通り、本ネットワークは、固定回線ネットワーク内の通信を制御するために、ワイヤレス部分に関する情報をモバイルネットワーク経由で固定回線ネットワークに提供する手段を備えたことを特徴とする。
本発明によって認識されたこととして、固定回線ネットワーク内の通信を制御する制御メカニズムによって、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間で非常に確実な通信が可能となる。具体的には、ワイヤレス部分に関する情報がモバイルネットワーク経由で固定回線ネットワークに提供される。このような情報に基づいて、通信の個別の制御を提供することができる。例えば、固定回線ネットワーク経由で確実な音声通話を提供するために、固定回線ネットワーク内のリソースを制御することができる。
好ましい実施形態において、情報は、ワイヤレス部分の1つの要素または複数の要素の識別子を含んでもよい。このような識別子に基づいて、固定回線ネットワーク内の通信の制御が簡単な方法で可能となる。
非常に簡単な処理として、識別子は、1つ以上の要素のローカルIPアドレスであってもよい。これに加えて、または別法として、識別子は、ポート番号、および/または、IPアドレスおよびポート番号が有効であるようなドメイン名であってもよい。このような識別子により、固定回線ネットワーク内のリソース予約を容易に行うことが可能となる。
具体的実施形態において、要素のうちの1つはHNBまたはCNG(顧客ネットワークゲートウェイ)であってもよい。このような要素の識別子に基づいて、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分からコアネットワーク部分へ確実な通信を提供することができる。
非常に簡単な方法として、情報は、ワイヤレス部分によって固定回線ネットワーク経由でコアネットワーク部分に提供されてもよい。具体的には、情報は、簡単な方法で固定回線ネットワークを通じてトンネリング可能である。
ネットワーク内の部分間の非常に効果的な協働として、情報は、制御プレーン内でモバイルネットワークと固定回線ネットワークとの間で相互作用することによって提供してもよい。
本方法の好ましい実施形態において、固定回線ネットワークは、ワイヤレス部分の1つ以上の要素、好ましくはCNGおよび/またはHNBを特定してもよい。これにより、固定回線ネットワーク内の通信の確実な制御が可能となる。
本発明の好ましい実施形態において、ネットワークの動作を実行するための基礎として、さまざまなネットワーク構造が可能である。特に、コアネットワーク部分における要素はさまざまであり得るので、ネットワークの動作のための配備オプションに関して多数の組合せがある。モバイルネットワークにおいて、この問題にとって重要な2つの要素は以下の通りである。
・MSCサーバにおけるIMS集中化サービス(ICS)、すなわち、到来するCSトラフィックおよびシグナリングがIMS VoIPトラフィックおよびSIPシグナリングに変換される。
・ポリシー制御および課金(Policy Control and Charging(PCC)、3GPP TS 23.203(非特許文献2))が、モバイルネットワークにおけるQoS制御を処理する。
この理由から、固定およびモバイルネットワークの配備オプションによる以下の4つのシナリオをさらに分析する必要がある。
Figure 2013521736
ICSがモバイルネットワーク内に設けられる場合、このようなICSは、CS呼がIMS内のSCC AS(サービス集中化・連続性アプリケーションサーバ)にアンカリングされることを処理してもよい。ICSがない場合、CS呼は、CAMEL(Customized Applications for Mobile networks Enhanced Logic)リルーティングによって、IMS内のSCC ASにアンカリングされてもよい。
PCCがモバイルネットワーク内に設けられる場合、情報は、モバイルネットワークのPCCのPCRF(Policy Charging and Rules Function, ポリシー課金・ルール機能)と固定回線ネットワークのRACF(リソース受付制御機能)のRACS(リソース受付制御システム)との間のコネクション経由で提供されてもよい。PCCがモバイルネットワーク内に設けられない場合、情報は、モバイルネットワークのSCC ASと固定回線ネットワークのRACFのRACSとの間のコネクション経由で提供されてもよい。
また、情報は、RAN GW(無線アクセスネットワークゲートウェイ)とRACSとの間のコネクション経由またはMSC(移動通信交換局)とRACSとの間のコネクション経由で提供されてもよい。
いずれの場合でも、RACFは、H−RACS(ホームRACS)経由および/または固定回線ネットワークのMSAN(マルチサービスアクセスノード)経由でリソースを予約してもよい。
このように、モバイルネットワークのさまざまな構造が、本発明によるネットワークの動作方法の基礎となることが可能である。
別の具体的実施形態において、情報は、メッセージングおよび/またはシグナリングに含まれてもよい。このようなメッセージングまたはシグナリングは、例えば音声通話を開始するためにUE(ユーザ機器)によって開始されてもよい。こうして、モバイルネットワークのワイヤレス部分からコアネットワーク部分への情報の簡単な送信方法が可能となる。
別の好ましい実施形態において、情報は、ネットワークへのセッション設定または初期アタッチメント中に発見されてもよい。より具体的には、情報は、SETUPメッセージ内に符号化されてもよい。非常に簡単な方法において、情報は、SETUPメッセージのファシリティ(Facility)情報要素内に符号化されてもよい。
別の好ましい実施形態において、情報は、HNBによってメッセージングに挿入されてもよい。別法として、情報は、RAN GWによって挿入されてもよい。このようなRAN GWは、シグナリングメッセージをインターセプトして情報を発見してもよい。また、RAN GWは、非IPベースのネットワークを通じてローカルおよびグローバルIPアドレスをループしてもよい。
別の好ましい実施形態において、RAN GWまたはMSCは、情報を導出するために、シグナリングトラフィック、好ましくはSETUPメッセージをスヌープしてもよい。このような情報に基づいて、固定回線ネットワークのポリシーコントローラに対して適切な要求を課すことが可能である。
HNBがCNGに直接組み込まれていない場合、CNGはHNBを特定することが可能とされてもよい。
別の好ましい実施形態として、HNBは、固定回線ネットワークを通じて情報を送信するために、すべてのアタッチされたUEに対してただ1つのIPsec(IPセキュリティ)トンネルを使用しても、複数のIPsecトンネルを使用してもよい。さらに好ましくは、同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するためのHNB対応IPsecトンネルQoS変更メカニズム(HAITQMM)がモバイルネットワーク内に設けられてもよい。このようにして、固定回線ネットワーク内の通信の非常に確実な制御を提供することができる。
一般的に、通信は、リソースおよび/またはQoSポリシーおよび/またはサービスベースのポリシーに関して制御されてもよい。特に、リソース予約がトンネルごとに実施されてもよい。
本発明による方法およびネットワークの重要な側面は、以下のように要約することができる。
実施形態は、固定電話と携帯電話の融合(fixed-mobile-converged, FMC)の使用事例、例えば3GPPの場合におけるエンドツーエンドのポリシーおよびQoS制御を可能にするために、制御プレーンにおいてワイヤレスネットワークの無線部分を固定ネットワーク(異なる事業者に属しても同じ事業者に属してもよい)経由でモバイルコアネットワークに接続する方法を含む。
QoS制御のための制御プレーン相互作用に着目したが、本明細書で説明する方法は、オンライン課金やモバイルファイアウォール設定のように、このような制御プレーン相互作用から利益を受ける他のタイプのポリシー制御を含む使用事例にも適用可能である。
実施形態は、HNBおよびCNGに関する情報をモバイルネットワーク経由で固定ネットワークに提供することを含む。この情報は、要求されるQoSに対するポリシー設定を可能にするために必要とされる。この情報は、以下のものに限定されないが、HNBのローカルIPアドレス、AN側CNG IPアドレス、ポート番号、ならびにIPアドレスおよびポート番号が有効であるようなドメイン名からなることが可能である。
HNBおよびCNGのIPアドレスは、ポート番号およびドメイン名とともに、SETUPメッセージのファシリティ情報要素内に符号化することができ、これらはHNBによって設定される。HNBは、UEからのこのメッセージをインターセプトする。また、この情報を伝達するために、UEによってSETUPメッセージの前に送信される他のCSシグナリングメッセージ(非特許文献9)や新たなメッセージが使用されてもよい。SETUPメッセージの使用は、新しい情報の符号化が従来のNASシグナリングと後方互換であり、モバイル事業者ネットワークにおける検出メカニズムしか必要としないという利点を有する。
CS SETUPメッセージがSIP(Session Initiation Protocol)に変換される場合、さらに、例えば、IMS集中化サービス(ICS)またはMGCF(Media Gateway Controller Function, メディアゲートウェイコントローラ機能)のために拡張されたMSCサーバによって送信された、ネットワークにおけるINVITEメッセージは、SIPヘッダ(好ましくは、新たなプライベートSIPヘッダ、例えば、新たに規定されるべきP−HNB−IP−Addressヘッダで)において、または、SDP(Session Description Protocol)において、IPアドレスおよびポート番号の新たな符号化を必要とする。これは、従来のMSCサーバまたはMGCFの機能の拡張となる。
HNBがCSシグナリングメッセージをインターセプトせず、この情報を有しない場合、もし足りなければ、IPSecトンネルエンドポイントとしてのRAN GWがこの情報を有してもよい。
HNBの実施態様に応じて、HNBは、すべてのアタッチされたUEに対してただ1つのIPsecトンネルを使用しても、複数のIPSecトンネル(例えば、各UEごとに1つずつ)を使用してもよい。
これは、モバイル事業者のコアネットワークによって検出される必要がある。すなわち、IPアドレスおよびポート番号を有するCSメッセージが到着すると、担当のコアネットワークノードは、同じIPsecトンネルまたは別個のIPsecトンネルを通じて同じHNB経由で相異なるUEが通信しているかどうかを判定することができなければならない。この知識は、さらなるQoS処理にとって重要である。というのは、すべてのUEが同じトンネルを使用する場合、このトンネルのQoSはアップグレードされる必要があり、新たな要求によって置換されないことが必要だからである。この目的のため、例えばRAN GWからのIPアドレス、ポート番号、UE識別子および/またはIPSecトンネル関連情報に基づいて、同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するために、HNB対応IPSecトンネルQoS変更メカニズム(HAITQMM)が必要とされる。これは、モバイルネットワーク内でリソース予約を担当するノードに(例えば、MSCまたはRAN GWに)存在する。HAITQMMは、正しいQoS変更情報を固定ネットワークに、すなわち、RACSに対してリソースを要求するSPDFに提供する。1つのIPSecトンネル内にセッションの量をキャッシュすることに対する別法として、モバイルネットワークは、全予約量を知ることを必要とせずに、従来の固定回線ネットワークフローに対する追加的帯域幅を要求してもよい。これはRACSに委ねることが可能である。
HNBで処理されるUE宛のモバイル着信呼に対しても、リソース予約のための上記のメカニズムを適用可能である。唯一の相違点は、HNBがCALL CONFIRMEDメッセージ(非特許文献9)をインターセプトしなければならないことである。これは、MSCサーバによってUEへ送信されるSETUPメッセージに対する応答である。このCALL CONFIRMEDメッセージにおいて、上記の情報(以下のものに限定されないが、HNBのローカルIPアドレス、AN側CNGアドレス、ならびにポート番号およびドメイン名からなる)が符号化される。この情報を伝達するために、UEによって以前に送信された他のCSシグナリングメッセージ(非特許文献9)が使用されてもよい。
発信の場合と同様に、リソース予約を担当するモバイル事業者コアノードは、固定ネットワークへのQoS要求を開始する。着信の場合、HNBがすべての呼に対して1つのIPSecトンネルを使用しているか、それとも、HAITQMMを用いて複数のトンネルを使用しているかを区別するために、同じメカニズムが適用される。
呼解放の場合、IPSecトンネルのリソース予約はそれに従ってダウングレードされるべきである。すなわち、リソース予約を担当するモバイルネットワーク内のノードは、HAITQMMを用いたトンネルに対するQoSを変更するように、固定ネットワークに通知すべきである。
固定回線リソース予約は、トンネルごとに実施可能である。例えば、(レイヤ3/4の「5タプル」、すなわち、ソースIPアドレス、ソースポート、宛先IPアドレス、宛先ポート、プロトコル、に基づいて)それぞれの方向を1つのフローとして扱うことが可能である。また、固定回線リソース予約は、より高い粒度で実施可能である。例えば、IPフローを同じ5タプルで扱うが、相異なるDiffServマーキングを別個の(サブ)フローとして扱うことが可能である。
CS通話の最中における通話中サービスの場合、進行中の音声通話にCSビデオを追加した結果、QoS変更要求が固定ネットワークに送られる状況が考えられる。音声通話にビデオを追加・削除することは、SCUDIF機能(非特許文献14)がUEおよびモバイルネットワークでサポートされることを必要とする。このような通話中サービスの場合、すなわち、CSベアラのテレサービス変更の場合、HNBまたはRAN GWが上記の情報を有し、リソース予約を担当するモバイル事業者ネットワーク内のノードは、HAITQMMでQoS変更を開始する必要がある。
本明細書における用語に関するヒント。HNBおよびフェムトセル/フェムトアクセスポイント(femto access point, FAP)という用語は、本明細書では同じ意味で使用される。略語の表が添付される。
本発明を好ましい態様で実施するにはいくつもの可能性がある。このためには、一方で請求項1に従属する諸請求項を参照しつつ、他方で図面により例示された本発明の好ましい実施形態についての以下の説明を参照されたい。図面を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する際には、本発明の教示による好ましい実施形態一般およびその変形例について説明する。
従来のHNBシステムアーキテクチャを示す図である。 従来の基礎となるユーザプレーンプロトコルスタックの例を示す図である。 従来の基礎となる制御プレーンプロトコルスタックの例を示す図である。 マクロNB(上部)およびHNB(下部)の場合の従来のリソース状況を示す図である。 RACSで拡張されたHNBシステムアーキテクチャの形態での、本発明によるネットワークアーキテクチャの好ましい実施形態を示す図である。 RACS(ETSI ES 282 003(非特許文献4)の分解を例示する図である。 本発明によるネットワークアーキテクチャの別の好ましい実施形態(シナリオ1)を示す図である。 シナリオ1に対する固定回線アクセスネットワークにおけるリソース割当ての呼フローを示す図である。 HNBおよびCNGが分かれた、本発明によるネットワークアーキテクチャの別の好ましい実施形態(シナリオ2)を示す図である。 シナリオ2に対する固定回線アクセスネットワークにおけるリソース割当ての呼フローを示す図である。 HNBおよびCNGが分かれた、本発明によるネットワークアーキテクチャの別の好ましい実施形態(シナリオ3)を示す図である。 シナリオ3に対する固定回線アクセスネットワークにおけるリソース割当ての呼フローを示す図である。 HNBおよびCNGが分かれた、本発明によるネットワークアーキテクチャの別の好ましい実施形態(シナリオ4のオプション1)を示す図である。 シナリオ4のオプション1に対する固定回線アクセスネットワークにおけるリソース割当ての呼フローを示す図である。 HNBおよびCNGが分かれた、本発明によるネットワークアーキテクチャの別の好ましい実施形態(シナリオ4のオプション2)を示す図である。 シナリオ4のオプション2に対する固定回線アクセスネットワークにおけるリソース割当ての呼フローを示す図である。 HNBおよびCNGが分かれた、本発明によるネットワークアーキテクチャの別の好ましい実施形態(シナリオ4のオプション3)を示す図である。 シナリオ4のオプション3に対する固定回線アクセスネットワークにおけるリソース割当ての呼フローを示す図である。
本発明の実施形態は、モバイルネットワーク(NEまたはポリシーコントローラ)を固定回線ポリシーコントローラ(例えば、H−RACS等のRACS)に接続するための好ましい選択肢を提供する。これは、要素、エンドポイントおよびメッセージ交換の発見を含む。
実施形態は、モバイルおよび固定ネットワーク事業者のQoSネットワーク機能に基づいて、複数のシナリオに対するメカニズムを提供する。しかし、本明細書で説明する方法の使用は、QoSポリシー制御に限定されない。HNBがCNGの背後に位置する場合、CNGは、顧客ネットワーク内のHNBに対するQoSも処理する必要がある。
好ましい実施形態の重要な特徴/技術的効果
・モバイルネットワークだけでなく固定回線ネットワーク経由で、宅内のフェムトセルトラフィックに対するQoS保証を可能にする。
・汎用のインタフェースを通じて固定回線ネットワークからリソースを要求するためのすべての必要なパラメータを収集することを可能にする。
・サービスベースのポリシーのような他の使用事例(例えばモバイルファイアウォール設定)をカバーするような、本方法のさらなる使用を可能にする。
図4は、動的ポリシー制御(グレーで示す)のためのコンポーネントで拡張された、3GPP TS 25.467(非特許文献1)で予測されるHNBシステムの全体的アーキテクチャを示し、顧客宅内機器および固定回線アクセスに関してやや詳細に示している。
HNBは、加入者宅からモバイル事業者へ、それとは異なる可能性のある固定ネットワーク事業者のアクセスネットワーク経由で接続される。HNBは、CNGとは別個であっても、CNGと共同配置されてもよい。すなわち、オプションとして、顧客宅内ネットワーク(CPN)が設置されてもよい。HNBは、モバイル事業者のコアネットワーク内のMSCサーバおよびMGW(Media Gateway, メディアゲートウェイ)へすべてのCSシグナリングおよびCS音声データをトンネリングする。固定ネットワークは、モバイル事業者への固定アクセス上のトンネルを通じてどのようなトラフィックがルーティングされているかを知らないし、認識する機会もないので、リソース予約は不可能である。
モバイルコアネットワークにおけるさまざまな機能は異なり得るので、モバイル事業者の配備オプションに関して多数の組合せがある。
モバイルネットワークにおける、この問題にとって最も重要な2つの特徴は以下の通りである。
・MSCサーバにおけるIMS集中化サービス(ICS)、すなわち、到来するCSトラフィックおよびシグナリングがIMS VoIPトラフィックおよびSIPシグナリングに変換される。
・ポリシー制御および課金(PCC、3GPP TS 23.203(非特許文献2))が、モバイルネットワークにおけるQoS制御を処理する。
この理由から、固定およびモバイルネットワークの配備オプションによる以下の4つの可能なシナリオを、解決法のためにさらに分析する必要がある。
Figure 2013521736
ETSI TS 813 048(非特許文献3)で規定されたRACSは、固定ネットワークにおいて、すなわちDSLにおいて、およびHNBがCNGの背後に位置する場合にはホームネットワーク内でも、QoS予約に関連性のある構成である。しかし、すべての例はRACSに着目しているが、本発明はRACSに限定されない。本発明は、同様にして、ITU−TのRACF(これは現在は、ブロードバンドフォーラム(Broadband Forum)のBPCF(Broadband Policy Control Function, ブロードバンドポリシー制御機能)アーキテクチャ上で動作する)、あるいは、固定回線ネットワークサポートに向けた3GPPのPCCフレームワークの将来の可能な拡張にも適用される。
状況に応じて、RACSの個別のコンポーネントが、後続のメッセージフローに示される場合がある。この理由から、RACSの主要な分解を図5に示す。参照ポイントIaは本発明では使用されない。
RAN GWの機能は、本明細書で説明する発明にとって透過的であるので、メッセージフローでは省略する。
上記の4つのシナリオを、HNBにおけるUEキャンピングからの発呼の使用事例について、対応する解決法の説明とともにさらに分析する。着呼、呼解放およびテレサービス変更による通話中サービスは、QoS変更のために固定ネットワークと相互作用する際に同じ原理を使用する。
シナリオ1。固定回線ネットワークにRACSがあり、モバイルネットワークにICSおよびPCCがある場合
このシナリオを図6に示す。この場合、ICSは、CS呼がIMS内のSCC ASにアンカリングされることを処理する。SCC ASは、アプリケーション機能(Application Function, AF)として作用し、PCCのPCRFにアプリケーション記述を提供する。
結合アプリケーションサービス情報にリソース予約要求を提供するために、新たなインタフェースCyがPCRFをRACSに接続する。CNG内のH−RACSは、上流優先処理のためのオプションである。RACFは、H−RACS経由でリソースを予約することも、アクセスネットワーク(AN)内のMSAN経由でリソースを予約することも可能である。
図7による以下のフローは、固定ネットワークアクセスに対するリソース予約を実現するための想定される呼フローを示している(例えばUEへのALERTのように、すべてのNASシグナリングメッセージがここに示されているわけではない)。
1.UEが、3GPP TS 24.008(非特許文献6)によるCS呼接続設定、すなわち、RRC接続、CMサービス要求、MSCにおけるアクセス制御、オプションとしてMSCによる認証、セキュリティコンテキスト作成/更新、を実行する。結果として、UEのセキュリティコンテキストが作成/更新される。
2.UEが、3GPP TS 24.008(非特許文献6)に従って、設定しようとする音声呼のベアラ能力および被呼側のMSISDNを含む設定メッセージを送信する。
3.HNBが設定メッセージをインターセプトし、CNGのグローバルIPアドレスと、HNBシグナリングトラフィックのために使用されるポート番号およびドメイン名を発見する。これは、すでに発見済みの可能性もある。
4.HNBが、CNGのグローバルIPアドレスと、ポート番号およびドメイン名と、自己のローカルIPアドレスを、MSCサーバへの設定メッセージに含める。
注意:HNBおよびCNGが共同配置されている場合(図6参照)、ローカルHNB IPアドレスはなく、AN側CNG IPアドレスのみが、ポート番号およびドメイン名とともに、以下のステップで使用される。
5.MSCサーバが、要求URIをB側番号に設定したINVITEをS−CSCFへ送信する。GRUUがTS 23.228(非特許文献7)に記載されているように含められるべき場合、プライバシーが要求されていればテンポラリGRUUをコンタクトアドレスとして含め、プライバシーが要求されていなければパブリックGRUUを含める。INVITEは、CS−MGWから受信したSDPと、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスも含む。
6.S−CSCFが、標準のサービス制御実行手順を実行する。フィルタ基準により、S−CSCFは、INVITEをSCC ASへ送信する。INVITEは、依然として、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを含む。
7.SCC AS内のアプリケーション機能が、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを含むアプリケーションサービス記述をPCRFへ送信する。同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するため、および、正しいQoS変更情報を固定ネットワークに提供するために、HAITQMMが、SCC ASまたはモバイルネットワーク内のPCRFのいずれかに存在する。
8.PCRFがRACSとインタフェースをとりリソース予約要求を生成する。これは、アプリケーションサービス記述とともにSPDFへ送信される。アプリケーションサービス記述は、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを含む。
9.SPDFが、RACFを選択し、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを有するリソース予約要求を送信する。
10.RACFが、要求されたリソースをCNGのグローバルIPアドレスに割り当てる。CNGは、ローカルIPアドレスに基づいて要求を解決することができる。CNGは、成功のリソース割当て応答により応答する。
11.同様に、RACFは、HNB/CNGから応答を受信し、要求されたリソースの割当てを確認したら、成功のリソース予約応答によりSPDFに応答する。
12.SPDFが、成功のリソース予約応答により、PCRFからの要求に確認応答する。
13.PCRFが、要求されたリソースが予約されたことをアプリケーション機能に対して確認応答する。
14.SCC ASがB2BUAを起動し、UE Aレグを終端し、UE Aに代わってB側にIMSセッションを提示するためにリモートレグを発信する。SCC ASは、CSベアラ制御シグナリングパスで受信したSDPを含むINVITEを作成する。これは、CS音声または音声およびビデオメディアを示す。INVITE要求は、SCC ASからS−CSCFへルーティングされる。
15.S−CSCFが、標準のIMS発信セッション処理を継続し、さらにB側に要求をルーティングする。
16−20.通常の呼設定完了。HNBは、SETUPの状態マシンを閉じるためのCONNECTメッセージを検出することが可能である。
シナリオ2。固定回線ネットワークにRACSがあり、モバイルネットワークにICSがあり、PCCがない場合
このシナリオを図8に示す。この場合、ICSは、CS呼がIMS内のSCC ASにアンカリングされることを処理する。SCC ASは、アプリケーション機能(AF)として作用し、アプリケーション記述を提供する。このシナリオは、モバイル事業者のネットワークにおける非PCC配備に着目しているので、SCC ASは、リソース予約要求を追加的にアプリケーションサービス情報にも提供するために、新たなインタフェースCxを通じてRACSと直接にインタフェースをとる。CNG内のH−RACSは、上流優先処理のためのオプションである。RACFは、H−RACS経由でリソースを予約することも、アクセスネットワーク(AN)内のMSAN経由でリソースを予約することも可能である。
図9による以下のフローは、固定ネットワークアクセスに対するリソース予約を実現するための想定される呼フローを示している。
1.UEが、3GPP TS 24.008によるCS呼接続設定、すなわち、RRC接続、CMサービス要求、MSCにおけるアクセス制御、オプションとしてMSCによる認証、セキュリティコンテキスト作成/更新、を実行する。結果として、UEのセキュリティコンテキストが作成/更新される。
2.UEが、3GPP TS 24.008(非特許文献6)に従って、設定しようとする音声呼のベアラ能力および被呼側のMSISDNを含む設定メッセージを送信する。
3.HNBが設定メッセージをインターセプトし、CNGのグローバルIPアドレスと、HNBシグナリングトラフィックのために使用されるポート番号およびドメイン名を発見する。これは、すでに発見済みの可能性もある。
4.HNBが、CNGのグローバルIPアドレスと、ポート番号およびドメイン名と、自己のローカルIPアドレスを、MSCサーバへの設定メッセージに含める。
注意:HNBおよびCNGが共同配置されている場合(図6参照)、ローカルHNB IPアドレスはなく、AN側CNGIPアドレスのみが、以下のステップで使用される。
5.MSCサーバが、要求URIをB側番号に設定したINVITEをS−CSCFへ送信する。GRUUがTS 23.228に記載されているように含められるべき場合、プライバシーが要求されていればテンポラリGRUUをコンタクトアドレスとして含め、プライバシーが要求されていなければパブリックGRUUを含める。INVITEは、CS−MGWから受信したSDPと、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスも含む。
6.S−CSCFが、標準のサービス制御実行手順を実行する。フィルタ基準により、S−CSCFは、INVITEをSCC ASへ送信する。
7.SCC ASは、アプリケーション機能として作用するとともにPCRFとして作用するので、直接にRACSとインタフェースをとる。SCC ASはリソース予約要求を生成する。これは、アプリケーションサービス記述とともにSPDFへ送信される。SCC ASは、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスをリソース予約要求に含める。同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するため、および、正しいQoS変更情報を固定ネットワークに提供するために、HAITQMMが、モバイルネットワーク内のSCC ASに存在する。
8.SPDFが、RACFを選択し、リソース予約要求を送信する。
9.RACFが、要求されたリソースをCNGのグローバルIPアドレスに割り当てる。CNGは、ローカルIPアドレスに基づいて要求を解決することができる。CNGは、成功のリソース割当て応答により応答する。
10.同様に、RACFは、HNB/CNGから応答を受信し、要求されたリソースの割当てを確認したら、成功のリソース予約応答によりSPDFに応答する。
11.SPDFが、アプリケーション機能からの要求に対して、要求されたリソースが予約されたことを確認応答する。
12.SCC ASがB2BUAを起動し、UE Aレグを終端し、UE Aに代わってB側にIMSセッションを提示するためにリモートレグを発信する。SCC ASは、CSベアラ制御シグナリングパスで受信したSDPを含むINVITEを作成する。これは、CS音声または音声およびビデオメディアを示す。INVITE要求は、SCC ASからS−CSCFへルーティングされる。
13.S−CSCFが、標準のIMS発信セッション処理を継続し、さらにB側に要求をルーティングする。
14−18.通常の呼設定完了。HNBは、SETUPの状態マシンを閉じるためのCONNECTメッセージを検出することが可能である。
シナリオ3。固定回線ネットワークにRACSがあり、モバイルネットワークにICSがなく、PCCがある場合
このシナリオを図10に示す。この場合、モバイル事業者は、MSCサーバのために配備されたICSを有していないが、IMSを有する。CAMELリルーティングにより、CS呼がIMS内のSCC ASにアンカリングされる(音声呼連続性のために使用されるのと同じ参照ポイント(標準化されていない)でgsmSCFとSCC ASとの間で。3GPP TS 23.206参照)。SCC ASは、アプリケーション機能(AF)として作用し、PCRFにアプリケーション記述を提供する。結合アプリケーションサービス情報にリソース予約要求を提供するために、新たなインタフェースCyを通じてPCRFがRACSとインタフェースをとる。CNG内のH−RACSは、上流優先処理のためのオプションである。RACFは、H−RACS経由でリソースを予約することも、アクセスネットワーク(AN)内のMSAN経由でリソースを予約することも可能である。
図11による以下のフローは、固定ネットワークアクセスに対するリソース予約を実現するための想定される呼フローを示している。
1.UEが、3GPP TS 24.008によるCS呼接続設定、すなわち、RRC接続、CMサービス要求、MSCにおけるアクセス制御、オプションとしてMSCによる認証、セキュリティコンテキスト作成/更新、を実行する。結果として、UEのセキュリティコンテキストが作成/更新される。
2.UEが、3GPP TS 24.008(非特許文献6)に従って、設定しようとする音声呼のベアラ能力および被呼側のMSISDNを含む設定メッセージを送信する。
3.HNBが設定メッセージをインターセプトし、CNGのグローバルIPアドレスと、HNBシグナリングトラフィックのために使用されるポート番号およびドメイン名を発見する。これは、すでに発見済みの可能性もある。
4.HNBが、CNGのグローバルIPアドレスと、ポート番号およびドメイン名と、自己のローカルIPアドレスを、MSCサーバへの設定メッセージに含める。
注意:HNBおよびCNGが共同配置されている場合(図6参照)、ローカルHNB IPアドレスはなく、AN側CNGIPアドレスのみが、以下のステップで使用される。
5.MSCにおけるCAMEL発信トリガが検出される。MSCが、gsmSCFへ初期DPメッセージを送信する。
6.gsmSCFが、SCCアプリケーションのCAMELサービスを呼び出す。CAMELサービスは、呼をSCCのためにIMSへリルーティングする必要があるかどうか判定する。必要がある場合、CAMELサービスは、gsmSCFへIMRNを返すことによって、IMSへ呼をリルーティングする。そうでない場合、CAP Continueで応答する。
7.gsmSCFが、第一着信者ID(Original Called party ID)および宛先ルーティングアドレスを含むCAP Connectメッセージで応答する。宛先ルーティングアドレスは、呼をCSAFへルーティングするためのIMRNを含む。宛先ルーティングアドレスおよび第一着信者IDの処理はTS 23.078に規定される通りである。
8.MSCが、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにそのローカルIPアドレスをIAMメッセージに含めて、ホームネットワーク内のMGCF経由でIMRNを用いてユーザのホームIMSネットワークへ呼をルーティングする。
9.MGCFが、発呼ユーザのホームIMS内のI−CSCFへのINVITEを開始する。発呼者番号および/または第一被呼番号がPSTN呼設定シグナリング(例えばISUP)から受信された場合には、それらがINVITEに含められる。MGCFは、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにそのローカルIPアドレスをINVITEメッセージに含める。
10.I−CSCFが、TS 23.228における「PSI based Application Server termination - direct and PSI based Application Server termination - indirect」手順に規定された標準手順の1つに基づいてINVITEをルーティングする。S−CSCFが、標準のサービス制御実行手順を実行する。フィルタ基準により、S−CSCFは、INVITEをSCC ASへ送信する。INVITEは、依然として、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを含む。
11.SCC AS内のアプリケーション機能が、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを含むアプリケーションサービス記述をPCRFへ送信する。同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するため、および、正しいQoS変更情報を固定ネットワークに提供するために、HAITQMMが、SCC ASまたはモバイルネットワーク内のPCRFのいずれかに存在する。
12.PCRFがRACSとインタフェースをとりリソース予約要求を生成する。これは、アプリケーションサービス記述とともにSPDFへ送信される。アプリケーションサービス記述は、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを含む。
13.SPDFが、RACFを選択し、リソース予約要求を送信する。
14.RACFが、要求されたリソースをCNGのグローバルIPアドレスに割り当てる。CNGは、ローカルIPアドレスに基づいて要求を解決することができる。CNGは、成功のリソース割当て応答により応答する。
15.同様に、RACFは、HNB/CNGから応答を受信し、要求されたリソースの割当てを確認したら、成功のリソース予約応答によりSPDFに応答する。
16.SPDFが、成功のリソース予約応答により、PCRFからの要求に確認応答する。
17.PCRFが、要求されたリソースが予約されたことをアプリケーション機能に対して確認応答する。
18.SCC ASがB2BUAを起動し、UE Aレグを終端し、UE Aに代わってB側にIMSセッションを提示するためにリモートレグを発信する。SCC ASは、CSベアラ制御シグナリングパスで受信したSDPを含むINVITEを作成する。これは、CS音声または音声およびビデオメディアを示す。INVITE要求は、SCC ASからS−CSCFへルーティングされる。
19.S−CSCFが、標準のIMS発信セッション処理を継続し、さらにB側に要求をルーティングする。
20−25.通常の呼設定完了。HNBは、SETUPの状態マシンを閉じるためのCONNECTメッセージを検出することが可能である。
シナリオ4。固定回線ネットワークにRACSがあり、モバイルネットワークにICSがなく、PCCがない場合
このシナリオでは、モバイル事業者は、MSCのために配備されたICSを有しておらず、データトラフィックのためのPCCも有していない。さらに、事業者は、IMSを有していない可能性がある。すると、CAMELリルーティングが不可能である。この場合、2つのアーキテクチャオプションが想定される。すなわち、リソース予約要求のために、RAN GWがRACSとインタフェースをとる場合(図12参照)、あるいは、MSCがRACSとインタフェースをとる場合(図14参照)である。
オプション1:RAN GWがMSCへのNASシグナリングをインターセプトしてリソース予約を開始する場合(図12参照)
図13による以下のフローは、固定ネットワークアクセスに対するリソース予約を実現するための想定される呼フローを示している。
1.UEが、3GPP TS 24.008によるCS呼接続設定、すなわち、RRC接続、CMサービス要求、MSCにおけるアクセス制御、オプションとしてMSCによる認証、セキュリティコンテキスト作成/更新、を実行する。結果として、UEのセキュリティコンテキストが作成/更新される。
2.UEが、3GPP TS 24.008(非特許文献6)に従って、設定しようとする音声呼のベアラ能力および被呼側のMSISDNを含む設定メッセージを送信する。
3.HNBが設定メッセージをインターセプトし、CNGのグローバルIPアドレスと、HNBシグナリングトラフィックのために使用されるポート番号およびドメイン名を発見する。これは、すでに発見済みの可能性もある。
4.HNBが、CNGのグローバルIPアドレスと、ポート番号およびドメイン名と、自己のローカルIPアドレスを、RAN GW経由でのMSCサーバへの設定メッセージに含める。
注意:HNBおよびCNGが共同配置されている場合(図6参照)、ローカルHNB IPアドレスはなく、AN側CNGIPアドレスのみが、以下のステップで使用される。
5.RAN GWがUEからの設定メッセージをインターセプトし、音声呼設定を検出する。
6.RAN GWが、UEからの元の設定メッセージをMSCへ転送する。同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するため、および、正しいQoS変更情報を固定ネットワークに提供するために、HAITQMMが、モバイルネットワーク内のRAN GWに存在する。注意:リソース予約の成功がSPDFによって確認されるまで、このメッセージフローを延期することも可能である。
7.RAN GWは、アプリケーション機能として作用するとともにPCRFとして作用するので、直接にRACSとインタフェースをとる。RAN GWはリソース予約要求を生成する。これは、アプリケーションサービス記述、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにそのローカルIPアドレスとともにSPDFへ送信される。このステップはステップ7と並列に行われても、その前に行われてもよい。
8.SPDFが、RACFを選択し、リソース予約要求を送信する。
9.RACFが、要求されたリソースをCNGのグローバルIPアドレスに割り当てる。CNGは、ローカルIPアドレスに基づいて要求を解決することができる。CNGは、成功のリソース割当て応答により応答する。
10.同様に、RACFは、HNB/CNGから応答を受信し、要求されたリソースの割当てを確認したら、成功のリソース予約応答によりSPDFに応答する。
11.SPDFが、成功のリソース予約応答により、RAN GWからの要求に確認応答する。
12.MSCが、リモートユーザのネットワークへ呼をルーティングする。
13−15.通常の呼設定完了。HNBは、SETUPの状態マシンを閉じるためのCONNECTメッセージを検出することが可能である。
オプション2:MSCがリソース予約を開始する場合(図14参照)
図15による以下のフローは、固定ネットワークアクセスに対するリソース予約を実現するための想定される呼フローを示している。
1.UEが、3GPP TS 24.008によるCS呼接続設定、すなわち、RRC接続、CMサービス要求、MSCにおけるアクセス制御、オプションとしてMSCによる認証、セキュリティコンテキスト作成/更新、を実行する。結果として、UEのセキュリティコンテキストが作成/更新される。
2.UEが、3GPP TS 24.008(非特許文献6)に従って、設定しようとする音声呼のベアラ能力および被呼側のMSISDNを含む設定メッセージを送信する。
3.HNBが設定メッセージをインターセプトし、CNGのグローバルIPアドレスと、HNBシグナリングトラフィックのために使用されるポート番号およびドメイン名を発見する。これは、すでに発見済みの可能性もある。
4.HNBが、CNGのグローバルIPアドレスと、ポート番号およびドメイン名と、自己のローカルIPアドレスを、MSCサーバへの設定メッセージに含める。
注意:HNBおよびCNGが共同配置されている場合(図6参照)、ローカルHNB IPアドレスはなく、AN側CNGIPアドレスのみが、以下のステップで使用される。
5.MSCは、リモートユーザのネットワークへ呼をルーティングする。注意:リソース予約の成功がSPDFによって確認されるまで、このメッセージフローを延期することも可能である。
6.MSCは、アプリケーション機能として作用するとともにPCRFとして作用するので、直接にRACSとインタフェースをとる。MSCはリソース予約要求を生成する。これは、アプリケーションサービス記述とともにSPDFへ送信される。MSCは、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスをリソース予約要求に含める。同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するため、および、正しいQoS変更情報を固定ネットワークに提供するために、HAITQMMが、モバイルネットワーク内のMSCサーバに存在する。このステップはステップ5と並列に行われても、その前に行われてもよい。
7.SPDFが、RACFを選択し、リソース予約要求を送信する。
8.RACFが、要求されたリソースをCNGのグローバルIPアドレスに割り当てる。CNGは、ローカルIPアドレスに基づいて要求を解決することができる。CNGは、成功のリソース割当て応答により応答する。
9.同様に、RACFは、HNB/CNGから応答を受信し、要求されたリソースの割当てを確認したら、成功のリソース予約応答によりSPDFに応答する。
10.SPDFが、成功のリソース予約応答により、MSCからの要求に確認応答する。
11−12.通常の呼設定完了。HNBは、SETUPの状態マシンを閉じるためのCONNECTメッセージを検出することが可能である。
オプション3:IMSへCAMELリルーティングを行い、SCC ASがリソース予約を開始する場合(図16参照)
このシナリオでは、モバイル事業者は、MSCサーバのために配備されたICSを有していないが、IMSを有する。CAMELリルーティングにより、CS呼がIMS内のSCC ASにアンカリングされる。このシナリオは、モバイル事業者のネットワークにおける非PCC配備に着目しているので、SCC ASは、リソース予約要求を追加的にアプリケーションサービス情報にも提供するために、新たなインタフェースCxを通じてRACSと直接にインタフェースをとる。CNG内のH−RACSは、上流優先処理のためのオプションである。RACFは、H−RACS経由でリソースを予約することも、アクセスネットワーク(AN)内のMSAN経由でリソースを予約することも可能である。
図17による以下のフローは、固定ネットワークアクセスに対するリソース予約を実現するための想定される呼フローを示している。
1.UEが、3GPP TS 24.008によるCS呼接続設定、すなわち、RRC接続、CMサービス要求、MSCにおけるアクセス制御、オプションとしてMSCによる認証、セキュリティコンテキスト作成/更新、を実行する。結果として、UEのセキュリティコンテキストが作成/更新される。
2.UEが、3GPP TS 24.008(非特許文献6)に従って、設定しようとする音声呼のベアラ能力および被呼側のMSISDNを含む設定メッセージを送信する。
3.HNBが設定メッセージをインターセプトし、CNGのグローバルIPアドレスと、HNBシグナリングトラフィックのために使用されるポート番号およびドメイン名を発見する。これは、すでに発見済みの可能性もある。
4.HNBが、CNGのグローバルIPアドレスと、ポート番号およびドメイン名と、自己のローカルIPアドレスを、MSCサーバへの設定メッセージに含める。
注意:HNBおよびCNGが共同配置されている場合(図6参照)、ローカルHNB IPアドレスはなく、AN側CNGIPアドレスのみが、以下のステップで使用される。
5.MSCにおけるCAMEL発信トリガが検出される。MSCが、gsmSCFへ初期DPメッセージを送信する。
6.gsmSCFが、SCCアプリケーションのCAMELサービスを呼び出す。CAMELサービスは、呼をSCCのためにIMSへリルーティングする必要があるかどうか判定する。必要がある場合、CAMELサービスは、gsmSCFへIMRNを返すことによって、IMSへ呼をリルーティングする。そうでない場合、CAP Continueで応答する。
7.gsmSCFが、第一着信者IDおよび宛先ルーティングアドレスを含むCAP Connectメッセージで応答する。宛先ルーティングアドレスは、呼をCSAFへルーティングするためのIMRNを含む。宛先ルーティングアドレスおよび第一着信者IDの処理はTS 23.078に規定される通りである。
8.MSCが、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにそのローカルIPアドレスをIAMメッセージに含めて、ホームネットワーク内のMGCF経由でIMRNを用いてユーザのホームIMSネットワークへ呼をルーティングする。
9.MGCFが、発呼ユーザのホームIMS内のI−CSCFへのINVITEを開始する。発呼者番号および/または第一被呼番号がPSTN呼設定シグナリング(例えばISUP)から受信された場合には、それらがINVITEに含められる。MGCFは、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにそのローカルIPアドレスをINVITEメッセージに含める。
10.I−CSCFが、TS 23.228における「PSI based Application Server termination - direct and PSI based Application Server termination - indirect」手順に規定された標準手順の1つに基づいてINVITEをルーティングする。S−CSCFが、標準のサービス制御実行手順を実行する。フィルタ基準により、S−CSCFは、INVITEをSCC ASへ送信する。INVITEは、依然として、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスを含む。
11.SCC ASは、アプリケーション機能として作用するとともにPCRFとして作用するので、直接にRACSとインタフェースをとる。SCC ASはリソース予約要求を生成する。これは、アプリケーションサービス記述とともにSPDFへ送信される。SCC ASは、CNGのグローバルIPアドレス、ポート番号およびドメイン名、ならびにローカルHNB IPアドレスをリソース予約要求に含める。同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するため、および、正しいQoS変更情報を固定ネットワークに提供するために、HAITQMMが、モバイルネットワーク内のSCC ASに存在する。
12.SPDFが、RACFを選択し、リソース予約要求を送信する。
13.RACFが、要求されたリソースをCNGのグローバルIPアドレスに割り当てる。CNGは、ローカルIPアドレスに基づいて要求を解決することができる。CNGは、成功のリソース割当て応答により応答する。
14.同様に、RACFは、HNB/CNGから応答を受信し、要求されたリソースの割当てを確認したら、成功のリソース予約応答によりSPDFに応答する。
15.SPDFが、成功のリソース予約応答により、SCC ASからの要求に確認応答する。
16.SCC ASがB2BUAを起動し、UE Aレグを終端し、UE Aに代わってB側にIMSセッションを提示するためにリモートレグを発信する。SCC ASは、CSベアラ制御シグナリングパスで受信したSDPを含むINVITEを作成する。これは、CS音声または音声およびビデオメディアを示す。INVITE要求は、SCC ASからS−CSCFへルーティングされる。
17.S−CSCFが、標準のIMS発信セッション処理を継続し、さらにB側に要求をルーティングする。
18−23.通常の呼設定完了。HNBは、SETUPの状態マシンを閉じるためのCONNECTメッセージを検出することが可能である。
好ましい実施形態に追加される重要な機能
ローカル/グローバルIPアドレス
固定回線ネットワークがCNGおよびHNBを特定することができるためには、モバイルネットワークは、これを可能にするパラメータを提供する必要がある。上記の例では、HNBは、HNBシグナリングトラフィックのためにCNGが使用することになるIPアドレスと、CPNにおける自己のローカルIPアドレスを発見している。実施態様において、HNBは、例えばDHCPオプションを用いて、CNGへのネットワークアタッチメント中にそれを知っている可能性がある。別法として、特にHNBおよびCNGが同じ管理ドメイン内にない場合には、STUN手順を使用することも可能である。
別法として、モバイルネットワークにおけるトンネル終端ポイント(すなわち、使用事例に応じてRAN−GWまたはMSC)が、以下のようにこの情報を提供することができる。
シグナリングメッセージをインターセプトし、設定メッセージのファシリティ要素に埋め込まれたIPアドレスがIPトンネルの外側IPヘッダのソースアドレスとは異なることを発見する。これにより、必要な両方のIPアドレスが得られる。この場合、HNBがこのファシリティ要素を含まなければならない。
本発明による重要な追加的手順。非IPベースのネットワークを通じてローカルおよびグローバルIPアドレスをループする。
スヌーピング/MSCまたはRAN GWにおける保存・転送機能
RAN GWまたはMSCは、固定回線ネットワークのポリシーコントローラに対して適切な要求を課すために、設定メッセージをスヌープして、必要な情報(IPエンドポイント、CPNローカル、固定回線グローバル)、および、帯域幅等のサービス要求を導出する。HNBが、必要な情報(例えば両方のIPアドレス)を有していない場合には、例えばRAN GW自体ではなくMSCが固定ネットワークに接続する際に、モバイルネットワーク内のさらに下流のノードへのシグナリングメッセージにそれを挿入することも可能である。
HNBのローカルIPアドレスを知ることなくHNBを識別すること
HNBがCNGに直接に組み込まれていない場合でも、CNGはHNBを特定することが可能であるようにすることができる。これは、以下のようにして実行可能である。
・固定ネットワークポリシーコントローラとの相互作用に、MSC/RAN GWへのトンネルで使用されるソースアドレスおよびポートを含める。H−RACS要求にこれを含めることが可能であり、その場合、CNGは、そのローカルNATテーブルに基づいて、ローカルHNBを識別する。
CNGへ識別子を送信しない。
・CNGは、そのローカルネットワークアタッチメントデータベース(例えばDHCPリポジトリ)で、HNBであることを示すMACアドレスをチェックすることができる。
・CNGへ識別子を送信しない。例えばTR−69を使用することにより、CNGの事前コンフィグレーションが、HNBの判定に役立つ可能性がある。
・CNGにおける例えばALGによるトラフィックパターン検出ルールは、フェムトセルフットプリントを識別することができる。
・ネットワークアタッチメント中に、HNBは自己をHNBと識別することが可能である。
セキュリティモデルにも依存して、これらの方法の一部は事業者にとって許容可能なものも不可能なものもある。CNGへのリソース要求内のフラグが、「これはあなたのネットワーク内のHNBに対するものです」と示すことができる。
ポリシーコントローラ発見
MSCまたはRAN GWが固定回線ポリシーコントローラとコンタクトする必要がある場合、対応するエントリポイント(単一のポイントオブコンタクト)を発見する必要がある。
略語表
Figure 2013521736
好ましい実施形態は、メッセージングに含まれる識別子に基づいてネットワーク装置を特定するための追加的手順を利用して、制御プレーンにおけるモバイルネットワークと固定回線ネットワークとの相互作用を提供することにより、HNB配備の目的に必要なポリシー制御を可能にする。
また、セッション設定または初期アタッチメント中にHNBおよびCNGの識別子を発見し、それらをHNBに挿入することにより、HNBおよびCNGの識別子を挿入する方法、ならびに、セッション設定または初期アタッチメント/サービス要求中にHNBおよびCNGの識別子を発見し、それらをRAN GWまたはMSCに挿入することにより、HNBおよびCNGの識別子を挿入する方法が提供される。
さらに、実施形態は、RAN GWまたはMSCでシグナリングトラフィックをスヌープすることにより、HNBおよびCNGの識別子を取得する方法を含むことが可能である。また、旧式の2G/3Gネットワークを通じて、IPエンドポイント関連情報を設定メッセージのファシリティ情報要素内に符号化することによってトランスポートすることが示される。
別の実施形態において、本方法は、ポリシーがCPN内のHNBに関連することを固定ネットワークへのポリシー要求で示すように適応されることが可能である。本方法の別の実施形態は、前の文に記載した機能のHNBフラグを用いて、ネットワークアタッチメントリポジトリに基づいてCPN内のHNBを特定することができる。また、本方法は、IPフローフットプリントに基づいて、および/または、モバイルネットワークから「見えた」IPアドレスおよびポートに基づいて、CPN内のHNBを特定するように適応されることが可能である。
本発明の実施形態のその他の重要な特徴は以下の通りである。
1)音声通話について、固定回線ネットワークおよび顧客宅内ネットワークにおけるポリシー設定要求を可能にする。
2)HNBの識別/特定を可能にする。
3)FMC使用事例に対する保証されたQoS制御を可能にする。
4)使用されるアクセス技術とは独立に、モバイルサービス(例えばモバイルファイアウォール設定)に対するサービスベースのポリシー制御を可能にする。
上記の説明および添付図面の記載に基づいて、当業者は本発明の多くの変形例および他の実施形態に想到し得るであろう。したがって、本発明は、開示した具体的実施形態に限定されるものではなく、変形例および他の実施形態も、添付の特許請求の範囲内に含まれるものと解すべきである。本明細書では特定の用語を用いているが、それらは総称的・説明的意味でのみ用いられており、限定を目的としたものではない。

Claims (29)

  1. ネットワークの動作方法、特にネットワーク内でポリシー制御を行う方法において、ネットワークはモバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含み、モバイルネットワークはワイヤレス部分およびコアネットワーク部分を含み、モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークは、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間の通信を提供するために協働し、
    固定回線ネットワーク内の通信を制御するために、ワイヤレス部分に関する情報がモバイルネットワーク経由で固定回線ネットワークに提供されることを特徴とする、ネットワークの動作方法。
  2. 前記情報が、ワイヤレス部分の1つの要素または複数の要素の識別子を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 識別子が、1つ以上の要素のローカルIPアドレスであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 識別子は、ポート番号、および/または、IPアドレスおよびポート番号が有効であるようなドメイン名であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 要素のうちの1つが、HNB(ホームノードB)またはCNG(顧客ネットワークゲートウェイ)であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記情報が、ワイヤレス部分によって固定回線ネットワーク経由でコアネットワーク部分に提供されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記情報が、制御プレーン内でモバイルネットワークと固定回線ネットワークとの間で相互作用することによって提供されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 固定回線ネットワークが、ワイヤレス部分の1つ以上の要素、好ましくはCNGおよび/またはHNBを特定することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. CS(回線交換)呼がIMS内のSCC AS(サービス集中化・連続性アプリケーションサーバ)にアンカリングされることをICS(IMS(IPマルチメディアサブシステム)集中化サービス)が処理することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. CS呼が、CAMEL(Customized Applications for Mobile networks Enhanced Logic)リルーティングによって、IMS内のSCC ASにアンカリングされることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記情報が、モバイルネットワークのPCC(ポリシー制御課金)のPCRF(ポリシー課金・ルール機能)と固定回線ネットワークのRACF(リソース受付制御機能)のRACS(リソース受付制御システム)との間のコネクション経由で提供されることを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記情報が、モバイルネットワークのSCC ASと固定回線ネットワークのRACFのRACSとの間のコネクション経由で提供されることを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  13. 前記情報が、RAN GW(無線アクセスネットワークゲートウェイ)とRACSとの間のコネクション経由で提供されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記情報が、MSC(移動通信交換局)とRACSとの間のコネクション経由で提供されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  15. RACFが、H−RACS(ホームRACS)経由および/または固定回線ネットワークのMSAN(マルチサービスアクセスノード)経由でリソースを予約することを特徴とする請求項11ないし14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記情報が、メッセージングおよび/またはシグナリングに含まれることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記情報が、セッション設定または初期アタッチメント中に発見されることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記情報が、SETUPメッセージ内に符号化されることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記情報が、SETUPメッセージのファシリティ情報要素内に符号化されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記情報が、HNBによってメッセージングに挿入されることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記情報が、RAN GWによって挿入されることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載の方法。
  22. RAN GWが、非IPベースのネットワークを通じてローカルおよびグローバルIPアドレスをループすることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. RAN GWまたはMSCが、前記情報を導出するために、シグナリングトラフィック、好ましくはSETUPメッセージをスヌープすることを特徴とする請求項1ないし22のいずれか1項に記載の方法。
  24. CNGはHNBを特定することが可能とされることを特徴とする請求項5ないし23のいずれか1項に記載の方法。
  25. HNBが、固定回線ネットワークを通じて情報を送信するために、すべてのアタッチされたUE(ユーザ機器)に対してただ1つのIPsec(IPセキュリティ)トンネルまたは複数のIPsecトンネルを使用することを特徴とする請求項1ないし24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 同じIPsecトンネル内で進行中のセッションを検出するためのHNB対応IPsecトンネルQoS変更メカニズム(HAITQMM)がモバイルネットワーク内に設けられることを特徴とする請求項1ないし25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 通信が、リソースおよび/またはQoS(サービス品質)ポリシーおよび/またはサービスベースのポリシーに関して制御されることを特徴とする請求項1ないし26のいずれか1項に記載の方法。
  28. リソース予約がトンネルごとに実施されることを特徴とする請求項1ないし27のいずれか1項に記載の方法。
  29. ネットワーク、好ましくは請求項1ないし28のいずれか1項に記載のネットワークの動作方法を実行するネットワーク、特にネットワーク内でポリシー制御を行うネットワークにおいて、ネットワークはモバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含み、モバイルネットワークはワイヤレス部分およびコアネットワーク部分を含み、モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークは、固定回線ネットワーク経由でワイヤレス部分とコアネットワーク部分との間の通信を提供するために協働し、
    固定回線ネットワーク内の通信を制御するために、ワイヤレス部分に関する情報をモバイルネットワーク経由で固定回線ネットワークに提供する手段を備えたことを特徴とするネットワーク。
JP2012556410A 2010-03-05 2011-03-07 モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含むネットワーク内でポリシー制御を行う方法および装置 Active JP5619921B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10002278 2010-03-05
EP10002278.9 2010-03-05
PCT/EP2011/001102 WO2011107294A1 (en) 2010-03-05 2011-03-07 Method and apparatus for policy control within network comprising a mobile network and a fixed line network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013521736A true JP2013521736A (ja) 2013-06-10
JP5619921B2 JP5619921B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=44063395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012556410A Active JP5619921B2 (ja) 2010-03-05 2011-03-07 モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含むネットワーク内でポリシー制御を行う方法および装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8824410B2 (ja)
EP (1) EP2543226B1 (ja)
JP (1) JP5619921B2 (ja)
WO (1) WO2011107294A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102316444B (zh) * 2010-07-06 2016-06-29 中兴通讯股份有限公司 一种对用户设备进行服务质量控制的系统及方法
EP2723018B1 (en) * 2011-06-14 2020-04-29 Huawei Technologies Co., Ltd. Policy control method and related policy and charging rule function device
CN102932767B (zh) * 2011-08-11 2017-02-01 中兴通讯股份有限公司 一种信息传输方法、分组数据网关及策略和计费规则功能
CN103037408B (zh) * 2011-09-30 2015-12-16 华为终端有限公司 Ip业务流的切换方法、终端以及相应的功能实体
US8918503B2 (en) * 2011-12-06 2014-12-23 Seven Networks, Inc. Optimization of mobile traffic directed to private networks and operator configurability thereof
WO2013090212A1 (en) 2011-12-14 2013-06-20 Seven Networks, Inc. Mobile network reporting and usage analytics system and method using aggregation of data in a distributed traffic optimization system
SG194245A1 (en) * 2012-04-17 2013-11-29 ZingMobile Pte Ltd A method for real-time synchronization between a device and host servers
US10182161B2 (en) * 2012-04-27 2019-01-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Modifying a quality of a connection between a terminal and an application server
US9088976B2 (en) * 2012-04-29 2015-07-21 Blackberry Limited Provisioning radio resources in a radio access network
CN103533599A (zh) * 2012-07-03 2014-01-22 中兴通讯股份有限公司 一种固网移动融合场景下的策略控制方法
US9215591B2 (en) 2012-12-06 2015-12-15 At&T Intellectual Property I, L.P. Security for network load broadcasts over cellular networks
US9253810B2 (en) 2013-11-21 2016-02-02 Cisco Technology, Inc. Localizing a mobile data path in a radio access network under control of a mobile packet core in a network environment
US9769217B2 (en) 2013-11-21 2017-09-19 Cisco Technology, Inc. Providing cellular-specific transport layer service by way of cell-site proxying in a network environment
US9392025B2 (en) 2013-11-21 2016-07-12 Cisco Technology, Inc. Subscriber dependent redirection between a mobile packet core proxy and a cell site proxy in a network environment
US9300453B2 (en) 2013-11-21 2016-03-29 Cisco Technology, Inc. Providing in-line services through radio access network resources under control of a mobile packet core in a network environment
JP6997707B2 (ja) * 2016-07-01 2022-01-18 株式会社Nttドコモ 無線通信システム及び無線通信方法
CN113973326A (zh) * 2019-09-19 2022-01-25 维沃移动通信有限公司 一种无线能力标识传输方法、终端设备和网络节点

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090156213A1 (en) * 2007-10-25 2009-06-18 Spinelli Vincent Interworking gateway for mobile nodes
JP2009159608A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Thomson Licensing サービス受付制御を実行する方法及びシステム
WO2011056439A1 (en) * 2009-11-06 2011-05-12 Alcatel-Lucent Usa Inc. A method of call admission control for home femtocells

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT8406981V0 (it) 1984-05-18 1984-05-18 Elb Fabbricazioni Elettromecca Accenditore piezoelettrico per gascon un corpo costituito da due elementi assiemati a scatto.
KR19990075972A (ko) * 1998-03-26 1999-10-15 김영환 지능망을 이용한 교환기간의 핸드오버 방법및 이를 구현한아이엠티-2 망 시스템
US20040208199A1 (en) * 2003-04-16 2004-10-21 Bo Li Data encoding for simultaneous bus access
JP4769669B2 (ja) * 2006-09-07 2011-09-07 富士通株式会社 モバイルipに準拠する移動通信システム、ホームエージェント、モバイルノード及び方法
US8139541B2 (en) * 2006-12-15 2012-03-20 Alcatel Lucent Method and system for bypassing media gateways in wireless networks
GB0707387D0 (en) * 2007-04-17 2007-05-23 Lucent Technologies Inc Single radio VCC:LTE-VMSC anchor solution
CN101345703A (zh) * 2007-08-06 2009-01-14 华为技术有限公司 一种承载资源预留方法、系统和装置
US8345694B2 (en) * 2007-12-31 2013-01-01 Airvana, Corp. Network address translation for tunnel mobility
US7899039B2 (en) * 2008-02-15 2011-03-01 Cisco Technology, Inc. System and method for providing location and access network information support in a network environment
US8782278B2 (en) * 2008-03-21 2014-07-15 Qualcomm Incorporated Address redirection for nodes with multiple internet protocol addresses in a wireless network
US8165091B2 (en) * 2008-06-27 2012-04-24 Nix John A Efficient handover of media communications in heterogeneous IP networks using LAN profiles and network handover rules
US20100075692A1 (en) * 2008-09-25 2010-03-25 Peter Busschbach Dynamic quality of service control to facilitate femto base station communications
CN102273264B (zh) * 2008-11-10 2014-05-28 爱立信电话股份有限公司 用于从cs到lte的单一无线电语音呼叫连续性(srvcc)的方法和设备

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090156213A1 (en) * 2007-10-25 2009-06-18 Spinelli Vincent Interworking gateway for mobile nodes
JP2009159608A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Thomson Licensing サービス受付制御を実行する方法及びシステム
WO2011056439A1 (en) * 2009-11-06 2011-05-12 Alcatel-Lucent Usa Inc. A method of call admission control for home femtocells

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6013051996; ETSI TISPAN: 'Policy Management Overview' 3GPP/BBF Workshop on FMC, FMC100034 , 201002, pp.1-43 *
JPN6014011273; NEC: 'High level analysis of Interworking between fixed NW access and 3GPP domain' 3GPP-BBF Joint Meeting, FMC100014 , 201002 *

Also Published As

Publication number Publication date
US8824410B2 (en) 2014-09-02
WO2011107294A1 (en) 2011-09-09
EP2543226B1 (en) 2016-10-19
US20130016677A1 (en) 2013-01-17
JP5619921B2 (ja) 2014-11-05
EP2543226A1 (en) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5619921B2 (ja) モバイルネットワークおよび固定回線ネットワークを含むネットワーク内でポリシー制御を行う方法および装置
CN112640372B (zh) 提供移动设备连接性的方法、系统和计算机可读介质
JP5158387B2 (ja) サーバー発見を実行するメカニズム
US8358647B2 (en) System and method for provision of IMS based services for legacy CS UE with home node B access
KR101489529B1 (ko) 착신된 음성/비디오 호를 위한 ue 접근 도메인 선택 방법
EP1760986B1 (en) Communication method and device for preventing media stream circuity (tromboning)
KR101133199B1 (ko) 패킷 교환 도메인의 상태를 변경하기 위한 방법, 단말기 및 네트워크 장치
US9596640B2 (en) Method of routing a session from a calling party in a serving communication network of the calling party to a called party
WO2006063536A1 (fr) Procede et systeme pour maintenir la continuite d&#39;une session
WO2011023601A1 (en) Control of codec negotiation for communication connection
US9723031B2 (en) Connection control with B2BUA located behind NAT gateway
KR101453971B1 (ko) 무선 네트워크와 유선 네트워크의 연동을 위한 장치 및방법
KR100727069B1 (ko) Sip 기반의 무선 패킷 교환망 시스템에서의 타망 연동방법 및 그 시스템
KR100895283B1 (ko) 이동 VoIP 서비스 제공 장치 및 호 연결 방법
WO2011060694A1 (zh) 一种建立媒体会话的方法和系统
WO2008003214A1 (fr) Procédé, dispositif et système de passage de flux multimédia à travers la traduction d&#39;adresse de réseau
KR101064758B1 (ko) 서비스 품질을 보장하는 음성 패킷망 서비스 제공을 위한 호 연결 방법 및 장치
JP5536777B2 (ja) サービス品質をサポートする方法
WO2020221018A1 (zh) 一种实时媒体流接入的方法、装置、通信设备和终端
KR100706339B1 (ko) Sip 기반의 무선 패킷 교환망 시스템에서의 타망 연동방법 및 그 시스템
Brunner RFC3726: Requirements for Signaling Protocols
KR100895284B1 (ko) 이동 VoIP 서비스 제공을 위한 단말 등록 방법 및네트워크 장치
EP2471238B1 (en) Control of codec negotiation for communication connection
WO2006111086A1 (fr) Procede d’intercommunication entre les domaines et le reseau de communication
JP2011082991A (ja) Ip基盤の有線無線統合ネットワークのための統合信号処理装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131023

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140122

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140319

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140618

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140625

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140724

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5619921

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350