JP2013519305A - ワイヤレスシステムにおいて、時間の割り振りを送信する方法および装置 - Google Patents

ワイヤレスシステムにおいて、時間の割り振りを送信する方法および装置 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信システムにおいて、時間の割り振りを送信するさまざまな方法および装置を開示する。1つの態様では、受信ビーム方向を通して通信を受信する時間の割り振りを送信する。時間の割り振りは、受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置に関する情報に基づいていてもよい。それぞれの知られている装置から通信を受信する一意的な時間が割り振られてもよく、または、知られている装置から通信を受信する時間の持続期間は、受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置の数に基づいて変わってもよい。
【選択図】図7

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、35 U.S.C 119条の下、2010年2月2日に出願された、米国仮出願番号第61/300,752に対して優先権を主張し、この出願は、それにより、その全体の参照により組み込まれている。
背景
分野
本開示は、一般的に、通信システムに関する。さらに詳細に述べると、ワイヤレスネットワークにおける1つ以上の装置への、時間の割り振りを送信することに関する。
序文
ワイヤレス通信システムのために要求される増加する帯域幅要件の問題を取り扱うために、高データスループットを達成しつつ、1つ以上のチャネルを通しての通信を可能にする異なるスキームが開発されている。これらのスキームは、データおよび制御情報の送信または受信、信号変調の形態、あるいは、物理(PHY)レイヤまたはメディアアクセス制御(MAC)レイヤの利用のためのプロトコルを含んでいてもよい。
概要
この発明のシステム、方法、装置、およびコンピュータ読み取り可能媒体には、それぞれ、いくつかの態様があり、これらの態様のうちの単一のものだけが、その好ましい属性を担っているものではない。後続する特許請求の範囲によって表現したような本発明の範囲を限定しないで、この、より顕著な特徴をこれから簡単に説明する。この説明を考慮した後、特に、「詳細な説明」と題するセクションを読んだ後、本発明の特徴がどのようにチャネル選択を提供するかを、当業者は正しく認識するだろう。
1つの態様は、ワイヤレス通信のための装置を含む。この装置は、複数の受信ビーム方向を通して通信を受信するように構成されている受信機と、受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを通信するように構成されている送信機とを備える。この態様では、1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する時間の割り振りは、受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている。
別の態様は、ワイヤレス通信のための方法を含む。この方法は、複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信することを含む。1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する時間の割り振りは、受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている。この方法は、少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信することをさらに含む。
別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を含む。この装置は、複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信する手段を備え、1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する時間の割り振りは、受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている。この装置は、少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つからの通信を受信する手段をさらに備える。
別の態様は、命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体を具備する、通信のためのコンピュータプログラムプロダクトを備える。実行されるときに、命令は、複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを装置に送信させ、そして、少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つからの通信を装置に受信させ、1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する時間の割り振りは、受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている。
別の態様は、ワイヤレスノードを備える。ノードは、アンテナと;複数の受信ビーム方向を通しての通信を、アンテナを通して受信するように構成されている受信機と;受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを通信するように構成されている送信機とを備える。1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する時間の割り振りは、受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている。
後続する詳細な説明および添付する図面中で、この発明の、これらの態様および他のサンプルの態様を記述する。
図1は、態様にしたがった、通信システムのブロック図を図示している。 図2は、図1中で図示されている通信システムにおいて使用するノードの態様を図示している。 図3Aは、図1中で図示されている通信システムにおいて使用するビームフォーミングの態様を図示している。 図3Bは、図1中で図示されている通信システムにおいて使用するビームフォーミングの態様を図示している。 図3Cは、図1中で図示されている通信システムにおいて使用するビームフォーミングの態様を図示している。 図3Dは、図1中で図示されている通信システムにおいて使用するビームフォーミングの態様を図示している。 図4は、スーパーフレーム構造の態様を図示している。 図5は、図1中で図示されている通信システムにおいて通信する方法の態様を図示している。 図6は、複数の受信ビーム方向中に位置付けされているノードを持つ、システムの態様を図示している。 図7は、通信システムにおいて時間を割り振る方法の態様を図示している。 図8は、図6中で図示されている、システムにおいて使用するビームフォーミングの態様を図示している。 図9は、図4中で図示されている、アクセス期間の態様を図示している。 図10は、図4中で図示されている、アクセス期間の態様を図示している。 図11は、図4中で図示されている、アクセス期間の態様を図示している。 図12は、図4中で図示されている、アクセス期間の態様を図示している。 図13は、図4中で図示されている、アクセス期間の態様を図示している。 図14は、異なる電力半値帯域(HPBW)に対して観測された信号対ノイズ比のグラフを図示している。 図15は、異なるビーム幅に対する受信ビームインデックスのヒストグラムを図示している。 図16は、異なるビーム幅に対する受信ビームインデックスのヒストグラムを図示している。 図17は、要求メッセージの異なる可能性に対して通信が受信されるだろう可能性を示しているグラフを図示している。 図18は、送信する装置の異なる数量に対して通信が受信されるだろう可能性を示しているグラフを図示している。 図19は、図1中で図示されている通信システムにおいて使用するノードの態様を図示している。 図20は、通信システムにおいて通信する方法の態様を図示している。
図面中で図示されているさまざまな特徴は、スケーリングされて描かれてはいない。したがって、特徴のサイズまたはスケールを説明しないときには、明確にするために、さまざまな特徴の大きさを、任意に拡張または縮小させていることがある。加えて、図面のうちのいくつかは、明確にするために、簡略化されていることがある。したがって、図面は、所定の装置、デバイス、システム、方法のコンポーネントのすべてを、あるいは、他の何らかの図示されているコンポーネントまたはプロセスを描写していない。明細書および図面全体にわたって、同じ特徴を示すために、同じ参照番号を使用する。
詳細な説明
以下で、付随する図面を参照して、方法、システム、および装置のさまざまな態様をより完全に記述する。しかしながら、これらの方法、システム、および装置は、多くの異なる形態で具現化してもよく、本開示全体を通して提示した任意の特定の構成または機能に限定されるものとして解釈すべきではない。むしろ、本開示が十分で完全となり、これらの方法、システム、および装置の範囲を当業者に完全に伝えるように、これらの態様を提供している。この開示の任意の他の態様と無関係に、または、組み合わせて実現しようとしなかろうと、この開示の範囲が、ここで開示した、方法、システム、および装置の任意の態様をカバーすることを意図していることを、ここでの記述に基づいて、当業者は正しく認識すべきである。例えば、ここで述べた任意の数の態様を使用して、システムまたは装置を実現してもよく、あるいは、方法を実施してもよい。加えて、ここで述べた開示のさまざまな態様に加えた、または、以外の、他の構成、機能性、または、構成および機能性を使用して実施される、このような装置、システム、または方法をカバーすることを、この開示の範囲は意図している。ここでの開示の任意の態様は、請求項の1つ以上の要素によって具現化してもよいことを理解すべきである。
ここで開示した態様は、他の何らかの態様とは無関係に実現してもよいこと、そして、これらの態様のうちの2つ以上のものを、さまざまな方法で組み合わせてもよいこととを、当事者は正しく認識すべきである。例えば、ここに述べる任意の数の態様を使用して、装置を実現してもよく、または、方法を実施してもよい。同様に、ここで開示した方法は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体から得られる命令を実行するように構成されている1つ以上のコンピュータプロセッサによって実行してもよく、例えば、この命令は、媒体上にコードとして記憶されている。何らかの時間の間隔の間に、コンピュータによって情報を読み取ることができるように、コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、その時間の間隔の間、データまたは命令のような情報を記憶させる。コンピュータ読み取り可能記憶媒体の例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)のようなメモリであり、ハードドライブ、光ディスク、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、ペーパーテープ、パンチカード、ジップドライブのような記憶装置である。
いくつかの態様では、ここで記述したワイヤレス通信システムは、ワイヤレスエリアネットワークを含んでいてもよい。例えば、システムは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)またはワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を含んでいてもよい。WLANは、1つ以上の既存または開発している標準規格に、例えば、I電気電子技術者協会(IEEE)802.11標準規格にしたがって実現してもよい。IEEE802.11標準規格は、IEEE802.11によって開発された、WLANエアインターフェース標準規格のセットを示している。例えば、ここで記述したシステムは、802.11adと、802.11acと、802.11aと、802.11bと、802.11gと、802.11n標準規格とのうちの任意のものにしたがって実現してもよい。同様に、WPANは、IEEE標準規格のうちの1つ以上に、例えば、IEEE802.15標準規格にしたがって実現してもよい。IEEE802.15標準規格は、IEEE委員会によって開発されたWPANエアインターフェース標準規格のセットを示している。例えば、ここで記述したシステムは、802.11ad、802.15.3b、802.15.3c、802.15.4a、802.15.4b、および802.15.4c標準規格のうちの任意のものにしたがって実現してもよい。このようなエリアネットワークは、複数入力および/または複数出力(MIMO)技術をサポートしてもよい。加えて、ここで記述したシステムは、ブルートゥース(登録商標)標準規格にしたがって実現してもよい。
ここで記述したシステムは、上記の標準規格のうちの1つ以上にしたがって実現してもよいが、ここで記述したシステムは、このようなインプリメンテーションに限定されないことを、当業者は認識するだろう。加えて、これらの標準規格のうちの1つを実現するようなシステムを記述したが、システム中で提示されているデバイスは、加えて、または、代替的に、別の標準規格を実現してもよいことを、当業者は認識するだろう。このシチュエーションでは、システムの特徴を選択する際に、このような他の標準規格を使用するデバイスに対処するのに有益であるかもしれない。例えば、他のデバイスからのこのような通信に対処するシステムに有益であるかもしれないが、このシステムは、他のデバイスからの通信を受信するように構成していないかもしれない。いくつかの態様では、他のデバイスの通信は、実現する送信および受信スキームを選択しない限り、システムメッセージに干渉するかもしれない。
いくつかの態様では、例えば、802.11adまたは802.15.3c標準規格にしたがって実現されるシステムでは、(例えば、おおよそ60GHzの搬送波周波数を持つ)ミリメートル波の通信のために、PHYレイヤを使用してもよい。例えば、57GHz−66GHz(例えば、米国では57GHz−64GHz、および、日本では59GHz−66GHz)スペクトルにおけるミリメートル波の通信のために、システムを構成してもよい。このようなインプリメンテーションは、特に、短距離通信(例えば、数メートルないし数十メートル)で使用するのに有益である。例えば、会議室内で動作するように、そして会議室内で位置付けられているデバイス間のワイヤレス通信能力を提供するように、システムを構成してもよい。いくつかの態様では、通信は、単一搬送波を通して、例えば、57GHz−66GHzの範囲中で周波数を持つ搬送波を通して送信される。他の態様では、通信は、例えば、直交周波数分割多重化(OFDM)にしたがって、多重搬送波または副搬送波を通して送信される。
ミリメートル波を利用するシステムは、アクセスポイント(AP)/異なるデバイス間の通信を管理するポイント調整機能(PCF)のような、中央エンティティを持っていてもよく、これは、局(STA)と呼ばれる。中央エンティティを持つことによって、通信プロトコルの設計を簡略化することができる。いくつかの態様では、専用の、または、予め定められたAPが存在していてもよい。他のシステムでは、複数のデバイスが、APの機能を実行してもよい。いくつかの態様では、何らかのデバイスをAPとして使用してもよく、または、AP機能性の性能は、異なるデバイス間で交替させてもよい。いくつかの態様では、ここでSTAとして記述され得るデバイスを使用して、AP機能性を実行してもよいことを、当業者は認識するだろう。いくつかの態様では、専用の、または、予め定められたAPが存在していてもよく、あるいは、APの機能性を実現するためにSTAを使用してもよく、あるいはAP機能性を実行する1つ以上のSTAと組み合わせた、専用の、または、予め定められたAPが存在していてもよい。
APは、基地局、基地トランシーバ局、局、端末、ノード、アクセスポイントとして機能するアクセス端末、WLANデバイス、WPANデバイス、または、他の何らかの適した専門用語のものを含んでいてもよく、基地局、基地トランシーバ局、局、端末、ノード、アクセスポイントとして機能するアクセス端末、WLANデバイス、WPANデバイス、または、他の何らかの適した専門用語のものを実現してもよく、あるいは、基地局、基地トランシーバ局、局、端末、ノード、アクセスポイントとして機能するアクセス端末、WLANデバイス、WPANデバイス、WPANデバイスと呼ぶことがあり、または、他の何らかの適した専門用語で呼ぶことがある。APはまた、ノードB、無線ネットワーク制御装置(RNC)、eノードB、基地局制御装置(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)、または、他の何らかの適した専門用語のものを含んでいてもよく、ノードB、無線ネットワーク制御装置(RNC)、eノードB、基地局制御装置(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)、または、他の何らかの適した専門用語のものとして実現してもよく、あるいは、ノードB、無線ネットワーク制御装置(RNC)、eノードB、基本制御装置(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)と呼ぶことがあり、または、他の何らかの専門用語を使用して呼ぶことがある。
STAは、アクセス端末、ユーザ端末、移動局、加入者局、局、ワイヤレスデバイス、端末、ノード、または他の何らかの適した専門用語のものを含んでいてもよく、アクセス端末、ユーザ端末、移動局、加入者局、局、ワイヤレスデバイス、端末、ノード、または他の何らかの適した専門用語のものとして実現してもよく、あるいは、アクセス端末、ユーザ端末、移動局、加入者局、局、ワイヤレスデバイス、端末、ノードと呼ばれることがあり、または、他の何らかの適した専門用語で呼ばれることがある。STAは、遠隔局、遠隔端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または他の何らかの適した専門用語のものを含んでいてもよく、遠隔局、遠隔端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または他の何らかの適した専門用語のものとして実現してもよく、遠隔局、遠隔端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器と呼ばれることがあり、または、他の何らかの適した専門用語で呼ばれることがある。
特定の態様をここで記述したが、これらの態様の多くのバリエーションおよび順列は、この開示の範囲内にある。好ましい態様のいくつかの利益および利点を述べたが、この開示の範囲は、特定の利益、用途、または目的に限定されることを意図したものではない。むしろ、この開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システムコンフィギュレーション、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であることを意図しており、これらのうちのいくつかは、例示として、図面中で、および、好ましい態様の以下の説明中で示している。詳細な説明と、以下で記述される図面は、限定するというよりむしろ、この開示の例示に過ぎない。
図1は、ワイヤレス通信システム100の態様を図示している。図示されているように、システム100は、多数のワイヤレスノード102を備えていてもよく、この多数のワイヤレスノード102は、例えば、上述したように、おおよそ60GHzの周波数を持つ波を使用しているPHYレイヤを通して、ワイヤレスリンク104を使用して互いに通信することができる。図示されている態様では、ワイヤレスノード102は、4つの局、STA 1A−STA 1Dと、アクセスポイントAP 1Eとを備えている。5つのワイヤレスノード102でシステム100を図示したが、任意の数のノード、ワイヤードまたはワイヤレスが、ワイヤレス通信システム100を形成してもよいことを正しく認識すべきである。
システム100におけるノード102のそれぞれは、数ある中でも、ワイヤレス通信をサポートするためのワイヤレストランシーバと、ネットワークを通しての通信を管理するための、制御装置の機能性とを備えていてもよい。制御装置の機能性は、1つ以上のデジタル処理デバイス内で実現してもよい。ワイヤレスチャネルを通しての、信号の送信と信号の受信とを促進するために、ワイヤレストランシーバは1つ以上のアンテナに結合させてもよい。例えば、ダイポール、パッチ、ヘリカルアンテナ、アンテナアレイ、および/または他のものを含む、任意のタイプのアンテナを使用してもよい。
システム100におけるノード102は、例えば、ラップトップ、デスクトップ、パームトップ、または、ワイヤレスネットワーキング機能性を持つタブレットコンピュータ、ワイヤレスネットワーキング能力を持つコンピュータ周辺機器、ワイヤレスネットワーキング能力を持つパーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セッション開始プロトコル(SIP)プロトコル、セルラ電話機、および他のハンドヘルドワイヤレス通信、ページャ、より大きいシステムの中に組み込まれているワイヤレスネットワークインターフェースモジュール(例えば、ワイヤレスネットワークインターフェースカード等)、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、グローバルポジショニングシステム(GPS)デバイス、ワイヤレスネットワーキング能力を持つマルチメディアデバイス、ワイヤレスネットワーキング能力を持つオーディオ/ビジュアルデバイス、ワイヤレスネットワーキング能力を持つホームアプリケーション、ワイヤレスネットワーキング能力を持つ装身具または他のウェアラブルなアイテム、ワイヤレスユニバーサルシリアルバス(USB)デバイス、ワイヤレスデジタルイメージングデバイス(例えば、デジタルカメラ、カムコーダ等)、ワイヤレスプリンタ、ワイヤレスホームエンターテイメントシステム(例えば、DVD/CDプレイヤー、テレビジョン、MP3プレイヤー、オーディオデバイス等)、および/または他のものを含む、幅広いさまざまな異なるデバイスタイプのうちの任意のものを含んでいてもよい。1つのコンフィギュレーションでは、例えば、システム100は、近距離ネットワークにおいて、ユーザのパーソナルデジタルアシスタント(PDA)およびユーザのプリンタとワイヤレスに通信している、ユーザのラップトップコンピュータを含んでいてもよい。別の可能性あるコンフィギュレーションでは、システム100は、例えば、ユーザのリビングルーム中で、さまざまなオーディオ/ビジュアルデバイス間で形成されていてもよい。さらなる別のコンフィギュレーションでは、ユーザのラップトップコンピュータは、ユーザの近くにいる他のユーザに関係付けられている端末と通信してもよい。当業者は、他の多くのシナリオおよび/またはコンフィギュレーションも実行可能であることを認識するだろう。
図示されているように、AP 1Eが、ビーコン信号110(または、簡単に「ビーコン」)を、システム100の他のノードに送信してもよく、このビーコン信号110は、他のノードのSTA 1A−STA 1Dが、それらのタイミングをAP 1Eと同期させるのを助けることができ、または、他の情報または機能性を提供することができる。このようなビーコンは、周期的に送信されてもよい。1つの態様では、連続的送信間の期間を、スーパーフレームと呼ぶことがある。ビーコンの送信は、多数のグループまたは間隔に区分されてもよい。1つの態様では、ビーコンは、例えば、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報のような情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム持続期間、送信方向情報、受信方向情報、隣接リスト、および/または、拡張された隣接リストのような情報を含んでいてもよいが、これらに限定されない。これらのいくつかを、以下でさらに詳細に記述する。したがって、ビーコンは、(例えば、いくつかのデバイス間で共通な(例えば、共有されている)情報と、所定のデバイスに特有な情報との両方を含んでいてもよい。
システム100において、それぞれのSTA 1A−STA 1Dが他のすべてのSTA 1A−STA 1Dと通信できないかもしれないような態様では、STA 1A−STA 1Dは、地理的領域全体にわたって分散されているかもしれない。さらに、それぞれのSTA 1A−STA 1Dは、それにわたってそれぞれのSTA1A−STA 1Dが通信し得る、異なるカバレッジ領域を持っていることがある。いくつかの態様では、STA1A−STA 1Dのうちの2つ以上のものの間で、ピアツーピアネットワークが確立されてもよい。
いくつかの態様では、STAは、APに通信を送るために、および/または、APから通信を受信するために、APと関係付けるように要求される。1つの態様では、関係付けるための情報は、APによるビーコンブロードキャスト中に含まれている。このようなビーコンを受信するために、STAは、例えば、カバレッジ領域にわたって、広いカバレッジサーチを実行してもよい。サーチはまた、例えば、ライトハウス様式でカバレッジ領域をスイープすることによって、STAによって実行されてもよい。関係付けるための情報を受信した後、STAは、関係プローブまたは要求のような基準信号をAPに送信してもよい。いくつかの態様では、APは、バックホールサービスを使用して、例えば、インターネットまたは公衆電話交換ネットワーク(PSTN)のような、より広いネットワークと通信してもよい。
図2は、ワイヤレス通信システム100内で用いてもよい、ワイヤレスノード102の態様を図示している。例えば、図2に関して記述したように、STA 1A−STA 1DまたはAP 1Eのうちの1つ以上を実現してもよい。ワイヤレスノード102は、ここで記述したさまざまな方法を実現するように構成され得る、デバイスの態様である。ワイヤレスノード102を、ハウジング208内に取り付けてもよく、または、ワイヤレスノード102のコンポーネントは、そうでない場合には、別の構成によって互いにサポートまたはグループ化されてもよい。いくつかの態様では、ハウジング208または他の構成は、省略される。
ワイヤレスノード102は、ワイヤレスノード102の動作を制御する処理システム204を備えていてもよい。処理システム204は、いくつかの態様では、中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。いくつかの態様では、処理システム204は、少なくとも、処理システム204の機能を実行するように構成されている回路を含んでいてもよく、または、少なくとも、処理システム204の機能を実行するように構成されている回路で実現してもよい。メモリ206は、リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)との両方を含んでいてもよく、そして、揮発性または永久的であってもよく、命令およびデータを処理システム204に提供してもよい。メモリ206の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含んでいてもよい。処理システム204は、典型的に、メモリ206内に記憶されているプログラム命令に基づいて、論理的および算術的動作を実行するが、当然、他の動作を実行してもよい。処理システム204は、汎用マイクロプロセッサ、マイクロ制御装置、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、制御装置、状態機械、ゲート論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態機械、または、情報の計算または他の操作を実行することができる他の何らかの適したエンティティのうちの任意の組み合わせで実現してもよい。メモリ206中の命令は、ここで記述した方法を実現するために実行可能であってもよい。付加的に、ノード102は、ディスクまたはメモリカードの形態のような、別のタイプのコンピュータ読み取り可能媒体を受け入れるように構成していてもよく、あるいは、ハードドライブのようなコンピュータ読み取り可能媒体に接続させてもよい。これらの別のタイプのコンピュータ読み取り可能媒体またはコンピュータ読み取り可能媒体は、実行されるときに、ここで記述した方法またはプロセスをノード102に実行させる命令を含んでいてもよい。
ワイヤレスノード102はまた、ワイヤレスノード102と遠隔位置との間での通信の送信および受信を可能にする、送信機210と受信機212を備えていてもよい。当業者は、送信機210および受信機212を組み合わせて、トランシーバ214にしてもよいことを認識するだろう。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けてもよく、トランシーバ214に電気的に結合させてもよい。ワイヤレスノード102は、(示されていない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバおよび/または複数のアンテナも備えていてもよい。
付加的な帯域幅または送信電力なしに、データスループットを改善させるように通信するために、ワイヤレスノード102における複数のアンテナを使用してもよい。送信機における高データレート信号を、異なる空間署名を持つ複数のより低いレートデータストリームに分けることによって、データスループットを改善させることを達成することができる。これにより、受信機が、これらのストリームを複数のチャネルに分離させて、このストリームを適切に組み合わせて、高レートデータ信号を復元させることが可能になる。加えて、複数のアンテナは、ビームフォーミングまたは複数の通信ビームパターンを実現する増加した能力を可能にしてもよい。いくつかの態様では、1つ以上のアンテナは、ステアリング可能である。
ワイヤレスノード102はまた、信号検出器218を備えていてもよく、この信号検出器218は、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出して定量化するために使用してもよい。信号検出器218は、総エネルギー、シンボルあたりの副搬送波あたりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号のような信号を検出してもよい。ワイヤレスノード102はまた、信号を処理する際に使用するための、デジタル信号プロセッサ(DSP)220も備えていてもよい。当然、いくつかの態様では、DSP220は省略されてもよく、または、処理システム204によってDSPの機能を実行してもよい。
ワイヤレスデバイス102のさまざまなコンポーネントは、バスシステム222によって一緒に結合させてもよく、このバスシステム222は、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含んでいてもよい。当然、コンポーネントは、他の方法で、または、同様に他の手段を使用して、結合または電気的に接続させてもよい。
上述したように、上記のワイヤレスノード102の記述にしたがって、STA、APのいずれかを、または、両方を実現してもよい。いくつかの態様では、ビーコン信号を送信することができる何らかのデバイスは、APとして機能してもよい。しかしながら、いくつかの態様では、APの効率を良くするために、APはネットワーク中のすべてのSTAに対して良好なリンク品質を持っていなければならないかもしれない。高い周波数で、信号の減衰が比較的激しい場合、実際には、通信は指向性であるかもしれず、ビームフォーミング(例えば、ビームトレーニング)を使用して、利得を増加させるかもしれない。したがって、効率的の良いAPは、より大きいセクタ境界(例えば、幅広いステアリング能力)を持つことが利益的であるかもしれない。APは、(例えば、複数のアンテナによって提供され得る)大きいビームフォーミング利得を持っていてもよく、見通し線のパスがワイヤレスシステム100によって担当されるほとんどのエリアに存在するように据え付けられてもよく、および/または、周期的なビーコン送信と他の管理機能とに対する一定の電力供給を使用してもよい。しかしながら、たとえ、デバイスが、小さいセクタ境界に限定され得るアンテナステアリング能力、限定され得る利用可能な電力、および/または、可変であり得る位置を持っていたとしても、例えば、ピアツーピアネットワークを形成するときに、いくつかの態様では、デバイスは、APとして実行してもよい。サイドローディング、ファイル共有、および他の目的のような、さまざまな目的のために、ピアツーピアネットワークを使用してもよい。いくつかの態様では、他のすべてデバイスに効率的に送信する、および、他のすべてデバイスから効率的に受信するデバイスが存在しない場合に、ピアツーピアネットワークが生成されてもよい。
いくつかの態様では、ワイヤレスノード102には、異なる周波数トランシーバを、例えば、60GHzトランシーバ、2.4GHzトランシーバ、5GHzトランシーバ等を持つ、マルチモード無線機が備えられている。いくつかの実施形態では、より低い周波数通信は、無指向的に実行されてもよく、より高い周波数通信は、指向的に実行されてもよい。このような態様は、例えば、通信が指向性プロトコルを使用する場合に通信を位置付けてセットアップするために無指向性プロトコルを使用し得るネットワークに有利であってもよい。
図3A−図3Dは、ビームフォーミングの態様を図示している。上述したように、ワイヤレスノード102は、例えば、アンテナ216を、または、複数のアンテナを使用して、1つ以上のタイプのビームフォーミングを実現するように構成してもよい。APに関するビームフォーミングを以下で記述するが、上述したようなSTAがこのようなビームフォーミングを実現してもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。加えて、以下で記述したビームフォーミングは、送信されている信号とともに、信号が受信されるビームまたは方向のことを意味することがあることを、当業者は正しく認識するだろう。さらに、APは、送受信に関して、異なるビームフォーミングを実現してもよいことを、および/または、このような何らかのビームフォーミングを動的に調整してもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。また、ビームフォーミングは、予め定められていてもよい。
クアジオムニ(quasi-omni)パターンという用語は、一般的には、デバイスのまわりの関心ある空間の領域の大変広いエリアをカバーする、最低の分解能パターンのことを意味する。例えば、図1中のAP 1Eによって図示されているような、または、図2中で図示されているように実現されるようなAPは、場合によっては、オーバーラップしている、クアジオムニパターンの最小セットで、関心ある空間の領域をカバーしてもよい。APが全部に対応している(omni-capable)ことを示している1つのクアジオムニパターンだけで、関心ある空間領域をAPがカバーすることができることを、1に等しいセットサイズは示してもよい。クアジオムニ送信および受信パターンは、Qnによって識別されてもよく、ここでnは、各方向を表している。ビームがオーバーラップしているかもしれないことを、そして、別個のnによって示されているそれぞれの方向は異なったものである必要はないことを、当業者は正しく認識するだろう。図3A中では、2つのおおよそ等しいパターンを持つビームパターンを図示している。この態様では、n=2である。
当然、クアジオムニパターンに関して記述したよりも、より狭いアジマスを持つビームを使用してもよい。クアジオムニパターンで使用されるビームと比較して、より大きな利得および増加した信号対ノイズ比(SNR)によって、このようなより狭いビームは、それぞれのビームを特徴付けることができることから有利である。これは、特に、高い信号フェーディングまたは減衰を経験するシステムに有利である。
図3Bは、アジマスが、クアジオムニパターンに関して記述したよりもより狭い場合のビームフォーミングの態様を図示している。この送信および受信パターンは、S0−S5によって識別される。図3中で見ることができるように、APによって形成されるビームは、オーバーラップすることがある。当然、このビームパターンは、オーバーラップしないビームを含んでいてもよい。上述したように、ビームが指している方向を変更するように、APを構成してもよい。したがって、図3B中のAPは、最初にビームS1を通して、その後ビームS2等を通して、通信を送る、および/または、受信してよい。いくつかの態様では、APは、連続的な方向でビームを指して、完全なサイクルを形成する(すなわち、順番で方向0−5を指して、その後、再び、0において始まる)ように方向を変更する必要はない。代わりに、APは、任意の順番で方向を変更してもよく、または、指す方向をランダムに選択してもよい。
図3Cおよび図3Dは、さらにより狭いビームを持つ態様を図示している。図3Cは、16個の方向、B0−B15を持つビームパターンを示しており(図では、これらの方向の半分、B0−B7だけ、番号が付けられており)、図3Dは、32個の方向、H0−H31を持つビームパターンを示している(図では、これらの方向の半分、B0−B15だけ、番号が付けられている)。より狭いビームは、上記で説明した利点を提供することができるが、付加的なオーバーヘッド情報も必要とすることがある、または、ビームの方向を変更するのに付加的な時間を必要とすることがある。したがって、使用するビームの数を選択するとき、必要なオーバーヘッドを考慮する必要があることがある。実質的に対称的であるようにビームを図示したが、ビームの形状、サイズ、および/または、分散は、変わってもよい。
複数のビームの比較的広いエリアをカバーする第2のレベルの分解能パターンのことを指すために、一般的に、セクタという用語を使用することがある。セクタは、連続的なビームおよび連続的でないビームのセットをカバーすることができ、異なるセクタは、オーバーラップすることがある。ビームは、高レベルの分解能パターンとして、高分解能(HRS)ビームにさらに区分することができる。
それぞれのレベルが、アンテナパターンのセットを使用してもよい場合に、クアジオムニパターン、セクタ、ビーム、およびHRSビームのマルチ分解能の定義は、マルチレベルの定義になるかもしれない。したがって、クアジオムニパターンは、第1のセットのアンテナパターンを表してもよく、セクタは、第2のセットのアンテナパターンを表してもよく、ビームは、第2のセットのアンテナパターンから得られることが好ましい、第3のセットのアンテナパターンを表してもよく、HRSビームは、第3のセットのアンテナパターンから得られることが好ましい、第4のセットのアンテナパターンを表してもよい。
図4は、以前に上述したような、スーパーフレーム構造の態様を図示している。スーパーフレーム400は、ビーコン間隔402と、アクセス期間404と、チャネル時間割り振り期間(CTAP)406とを含んでいてもよい。CTAP406は、複数のチャネル時間割り振り(CTA)408を含んでいてもよい。
いくつかの態様では、APが、例えば、AP 1E、または、図2に関して記述したように実現されるAPが、ビーコン間隔402の間に、ビーコンをブロードキャストする。APの通信エリア内のワイヤレスデバイスが、例えば、STA 1A−STA 1Dが、ビーコンを確実に受信するように、APは、多数の方法のうちの任意のものを使用して、そのビーコンをブロードキャストしてもよい。例えば、図3A中で図示されているように、例えば、APが、実質的に無指向パターンで、または、クアジオムニパターンでブロードキャストするように構成されているとき、APは、例えば、図3A中で図示されているビームパターンQ0およびQ1を使用して、方向1および2のそれぞれに、単一のビーコンのみをブロードキャストしてもよく、または、2つのビーコンをブロードキャストしてもよい。例えば、図3B−3D中で図示されているように、APが、より狭いビームを使用して、ビーコンをブロードキャストするときに、APは、ビーコン間隔402の間に、ビーコンを複数の方向に交互にブロードキャストしてもよい。したがって、APは、ビーコン間隔の間に一度ビーコンを送信してもよく、または、APは、ビーコン間隔の間に数回ビーコンを送信してもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。APが、図3B中で図示されているビームパターンを利用するとき、例えば、ビーコン間隔402を6個の期間に区分してもよく、APは、各期間の間に、方向0−5のそれぞれにビーコンを送信してもよい。
1つ以上のワイヤレスデバイスから、例えば、STA 1A−STA 1Dから、通信を、例えば、受信機212とアンテナ216とを通して受信するようにAPが割り振った時間期間を、アクセス期間404は含んでいてもよい。この時間の間に受信した通信は、任意の数の異なるタイプの通信を含んでいてもよい。例えば、通信は、STA 1A−STA 1Dのうちの1つから送信された制御情報を含んでいてもよい。制御情報は、この他の情報の中で、送信STAを識別する情報を、送信STAによってサポートされる変調スキームを、送信STAが記憶して送信するのを望むデータ量を、または、送信STAの利用可能性を含んでいてもよい。通信は、STAからの要求メッセージ送信も含んでいてもよい。要求メッセージは、送信STAが送信するデータを持っていることを示し、データを送信する時間を要求する情報を含んでいてもよい。さらに、通信は、送信STAをAPと関係付けることを要求する、関係プローブを含んでいてもよい。
CTAP 406は、例えば、アクセス期間404または以前のアクセス期間の間に受信した、制御情報または要求メッセージに応答して、例えば、受信機212とアンテナ216とを通して1つ以上のワイヤレスデバイスからデータを受信するようにAPが割り振った期間を含んでいてもよい。APは、例えば、処理システム204を使用して、そこからCTAP406の間にデータを受信する、複数のワイヤレスデバイスを、例えば、複数のSTA 1A−STA 1Dを指定してもよい。加えて、APは、CTAPの間に期間を指定してもよく、このCTAPの間に、APは、特定のSTAからデータを受信するだろう。この期間は、CTA408によって表されてもよい。したがって、STAは、ビーコンに応答して要求メッセージを送ることによって、所定のCTAの間にデータを送信するようにスケジューリングされてもよい。
図5は、ワイヤレスシステム中で、例えば、図1中で図示されているシステム100中で通信する方法500の態様を図示している。例えば、以下で記述するように、図4に関して記述したスーパーフレーム400にしたがって通信するために、方法500を利用してもよい。当業者は、他の通信のために同様に方法500も使用してよいことを認識するだろう。
ステップ502において、APが、ビーコン間隔402の間にビーコンを送信する。先に説明したように、APは、例えば、送信機210とアンテナ216とを利用して、ビーコンを送信してもよい。いくつかの態様では、ビーコンは、アクセス期間404に関する情報を含み、このアクセス期間404中に、通信は、APによって受信されるだろう。ステップ504において、STAが、例えば、受信機212とアンテナ216とを使用してビーコンを受信する。これに応答して、STAは、制御情報、要求メッセージ、アクセスプローブ、または他の通信をAPに送る。図5中で図示されている態様では、STAが、要求を、例えば、上述したような要求メッセージをAPに送る。ビーコンがアクセス期間404に関する情報を含む態様では、STAがアクセス期間404の間に要求を送信する。ステップ506において、APが、その要求を受信して、これに応答して、情報を送信または受信するために、CTA408の表示をSTAに割り振って送信する。ステップ508において、STAが、CTA408の表示を受信し、CTA408の間に、情報を、例えば、APに送信する、または、APから受信する。
上述したように、APが、複数のビーム方向を通して、情報を送信および受信してもよい。したがって、アクセス期間404の間、APは、受信ビームの方向をシフトさせるように構成していてもよい。ビームをフォーミングすること、および/または、ビームをステアリングすることを、ビームフォーミングと呼んでもよい。単一のアンテナエレメント、セクタ化されたアンテナ、切り替えアンテナ、ならびに1次元(1−D)および2次元(2−D)アンテナアレイのような多数のアンテナのコンフィギュレーションは、ビームフォーミングをサポートすることができる。当業者は、例えば、図2中で記述したコンポーネントを利用して、APにおいて、適切なビームフォーミングをどのように実現するかを理解するだろう。1つの態様では、処理システム204が、アンテナ216を制御して、ビームフォーミングを実現してもよい。
APの通信エリアにおけるSTAから、アクセス期間404の間に通信を受信するために、APは、アクセス期間404の間に、1つ以上の受信ビーム方向からの通信を受信するように構成していてもよい。このような態様では、アクセス期間404は、1つ以上の区分を含んでいてもよく、この区分の間に、通信が、各受信ビーム方向を通して受信されるだろう。例えば、APが、図3B中で図示されているビームパターンを利用するとき、アクセス期間404は6個の区分を含んでいてもよく、APは、各区分の間に、受信ビーム方向0−5のそれぞれを通して通信を受信してもよい。
いくつかの態様では、アクセス期間のそれぞれの区分は、おおよそ、等しい。このような区分の間、多数のSTAが、通信をAPに送信しようと試行するかもしれない。しかしながら、複数の通信が、類似した時間に送信されときには、通信は衝突するかもしれず、APは通信のうちの1つ以上を適切に受信することができないかもしれない。多数のSTAが、類似した受信ビーム方向に位置付けられているときに、この問題は悪化される。このコンフィギュレーションは、STAによって送られる通信が、その受信ビーム方向に対するアクセス期間の間に衝突するだろう可能性を増加させる。例えば、図17が、異なる数量の送信STAに対するコンテンションアクセス期間(CAP)内に、チャネル時間要求(CTRq)が受信されるだろう可能性を図示している。図18は、チャネル時間要求が受信されるだろう可能性を図示しており、ここでは、図示されているように、CTRqの可能性は異なっており、受信ビーム方向中に5つのSTAが位置付けられていると仮定している。これらの図面は、会議室において実現されるシステムについてのデータを図示している。
図6は、複数の受信ビーム方向0−5に位置付けられているSTA6A−STA 6Fを持つ、システム600の態様を図示している。システム600では、APによって利用される受信ビームパターンS0−S5は、図3Bの受信ビームパターンS0−S5に関して記述されている受信ビームパターンに類似している。図6中で図示されているAPと同様に、STA 6A−STA 6Fのうちの1つ以上は、図2に関して記述されているように実現してもよい。
図6中で見ることができるように、STA 6A−STA 6Cが受信ビーム方向0中に位置付けられており、STA 6Dが受信ビーム方向2中に位置付けられており、STA 6EおよびSTA 6Fが受信ビーム方向3中に位置付けられている。受信ビーム方向1、4、および5中に位置付けられているとして図示されているSTAは存在しない。より多い、または、より少ない数のSTAがシステム600内に位置付けられていてもよいこと、そして、任意の多数のコンフィギュレーションでは、STAが受信ビーム方向の間で分散されることがあることを、当業者は認識するだろう。加えて、図6中で図示されている受信ビームパターン以外に、他の受信ビームパターンを利用してもよい。
上述したように、アクセス期間404は、6個の期間に区分してもよく、例えば、APは、区分のうちの各1つにおいて、受信ビーム方向0−5のそれぞれから通信を受信してもよい。したがって、APは、ある区分ではSTA 6A−STA 6Cのうちの任意のものから、別の区分ではSTA 6Dから、さらに別の区分ではSTA 6EおよびSTA 6Fから通信を受信してもよい。しかしながら、受信ビーム方向0に対応している区分の間に通信を受信しているときには、STA 6A−STA 6Cから送信された通信は、衝突するかもしれず、APによる適切な受信が抑制されるかもしれない。いくつかの態様では、肯定応答の何らかのフォームがAPから受信されない場合には、再度通信を送信するように、STAを構成してもよい。いくつかの態様では、アクセス期間404の各区分に残っている十分な時間があるときには、STAは、このような再送のみを試行してもよい。
1つの態様では、APは、アクセス期間404の間に時間を割り振り、受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、受信ビーム方向のうちの1つ以上からの通信を受信するように構成される。衝突が原因でAPが適切に通信を受信することができない可能性を減少させるように、時間が割り振られてもよい。
図7は、通信システムにおいて、例えば、システム600において時間を割り振る方法700の態様を図示している。通信を受信する、何らかのデバイスによって、例えば、システム600中で図示されているAPによって、方法700は実行されてもよい。APに関して方法700および他の方法を記述することがあるが、ここで記述した方法700および他の方法は、通信を受信する何らかのノードまたはデバイスによって使用されてもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。
ブロック702において、APが、信号を送信する。例えば、APは、アクセス期間404を示している信号をブロードキャストしてもよい。送信された信号に応答して、ブロック704において、APが、1つ以上の装置から通信を受信する。例えば、APは、関係プローブまたは要求メッセージを受信してもよい。ブロック706において、APが、受信ビーム方向を含むデータ構成を更新する。データ構成は、例えば、何らかの装置が受信ビーム方向のそれぞれに位置付けられているか否か、受信ビーム方向における装置の数量、または、受信ビーム方向のそれぞれに位置付けられている装置のデバイスID、に関する情報を含んでいてもよい。
受信ビーム方向は、APに知られており、または、APの処理システム204によって動的に決定されてもよい。装置が受信ビーム方向中にあると知られていることに関する情報は、ブロック7004における受信に基づいて決定されてもよい。例えば、APは、受信ビーム方向を通して受信される通信に基づいて、データ構成中に、先に開示したような情報を記録してもよい。1つの態様では、APは、受信ビーム方向中に位置付けられている装置を識別するために、ビーム追跡の方法を実行してもよい。これらの装置が、その後、受信ビーム方向のそれぞれに位置付けられているとしてAPに知られるだろう。当業者は、ビーム追跡の方法を認識するだろう。
データ構成は、受信ビーム方向に関する任意の記憶された情報を含んでいてもよい。1つの態様では、データ構成は、データベース中に記憶されている。別の態様では、データ構成は、リストまたは表として記憶されている。例えば、データ構成は、そこに装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向のリストとして記憶されてもよい。システム600中のAPによってリストが実現された場合に、リストの態様は、以下の形態を取ってよい。
Figure 2013519305
上記で具現化されるデータ構成は、装置が、受信ビーム方向0、2、および3のそれぞれに位置付けられていることを識別する。先に説明したように、STA 6A−STA 6Fは、システム600では、これらの受信ビーム方向中に位置付けられている。
別の例として、データ構成は、受信ビーム方向を、受信ビーム方向における装置の数量と相関させる表として記憶されてもよい。システム600におけるAPによってリストが実現される場合、表の態様は、以下の形態を取ってもよい。
Figure 2013519305
上記で具現化されるデータ構成は、3つの装置が受信ビーム方向0中に位置付けられていること、1つの装置が受信ビーム方向2中に位置付けられていること、そして、2つの装置が受信ビーム方向3中に位置付けられていることを識別する。先に説明したように、システム600では、STA 6A−STA 6Cが受信ビーム方向0中に位置付けられており、STA 6Dが受信ビーム方向2中に位置付けられており、STA 6EおよびSTA 6Fが受信ビーム方向3中に位置付けられている。上記の表は、そこに位置付けられている装置がない受信ビーム方向に関する情報を記憶しているが、表は、このデータを省略してもよい。
さらに別の例として、データ構成は、装置のデバイスIDを、受信ビーム方向と相関させる表として記憶されていてもよい。システム600におけるAPによってリストが実現される場合、表の態様は、以下の形態を取ってもよい。
Figure 2013519305
上記で具現化されるデータ構成は、システム600では、STA 6A−STA 6Cのそれぞれが受信ビーム方向0中に位置付けられていること、STA 6Dが受信ビーム方向2中に位置付けられていること、そして、STA 6EおよびSTA 6Fのそれぞれが受信ビーム方向3中に位置付けられていることを識別する。デバイスIDは、装置を識別するために使用され得る、任意の数の識別子を含んでいてもよい。例えば、デバイスIDは、シリアル番号、電話番号、移動体識別番号(MIN)、電子シリアル番号(ESN)、国際移動体機器識別子(IMEI)、国際移動体加入者識別子(IMSI)、または、装置を識別するために使用され得る他の何らかの識別子を含んでいてもよい。当業者は、ここでの教示にしたがって実現され得る、他のデータ構成を認識するだろう。
いくつかの態様では、装置がAPによって位置付けられていることが知られている受信ビーム方向内で、その装置は物理的に位置付けられていないかもしれない。これらの態様では、例えば、信号反射またはマルチパスが原因で、その装置自体が、実際には、別の受信ビーム方向中に物理的に位置付けられているのに、APは、その装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、その装置から通信を受信するかもしれない。例えば、システム600におけるSTA 6Cは、実際には、方向5中に位置付けられているかもしれないが、STA 6CとAPとの間の障害が、通信にバウンスさせたり、受信ビーム方向0から通信を受信させたりするので、APは、受信ビーム方向0を通して、STA 6Cから通信を受信するかもしれない。したがって、いくつかの態様では、装置が位置付けられていることが知られている方向は、その装置からの通信が受信される方向のことを指すことがある。
図7に戻ると、APが、受信ビーム方向のうちの少なくとも1つ中に位置付けられていることが知られている装置のうちの1つ以上に対して、時間の割り振りを送信してもよい。時間の割り振りは、APの処理システム204によって決定されてもよく、任意の数の方法を利用して決定されてもよい。いくつかの態様では、時間の割り振りは、ビーコン中に送信されてもよく、その間にAPが装置のうちの1つ以上から通信を受信するだろうアクセス期間404の区分のことを指すことがある。方法700は、任意の回数、反復されてもよい。データ構成は、それぞれの通信に基づいて継続的に更新されてもよく、AP受信機、すなわちAPは、選択時間に、例えば、アクセス期間ごとの終わりに、または、5個のスーパーフレームごとに、データ構成を更新してもよい。当業者は、データ構成をフォーミングおよび更新する他の方法およびスケジュール、ならびに、時間の割り振りを送信する他の方法およびスケジュールを認識するだろう。
図8は、方法700から決定された情報にしたがった、例えば、システム600において使用されるビームフォーミングの態様を図示している。この態様では、それぞれの知られている装置において、単一の受信ビームがターゲットとされるように、処理システム204が、ビームパターンを決定する。図8中で見ることができるように、APが、受信ビーム方向0−8を通して通信を受信する。図8中で図示されている態様では、STA 6A−STA6C、STA 6E、およびSTA 6Fのそれぞれからの通信が別個の受信ビーム方向を通して受信されるように、受信ビーム方向0および3が分けられている。STA 6Aからの通信は、受信ビーム方向0を通して受信される;STA 6Bからの通信は、受信ビーム方向1を通して受信される;STA 6Dからの通信は、受信ビーム方向2を通して受信される;STA 6Eからの通信は、受信ビーム方向5を通して受信される;STA 6Fからの通信は、受信ビーム方向6を通して受信される。
この方法でビームを形成することは、例えば、狭くされたビームにより、STAのそれぞれから受信された通信のSNRを増加させることがある。このことは、特に、例えば、ミリメータ波を実現するシステムにおいて起こることがある、信号が劣化する傾向があるシステムに有利である。加えて、他の装置からの通信はAPによって認識されないかもしれないので、特に単一の装置にビームを向けることにより、衝突を減少させることができる。先に説明したデータ構成は、装置の位置に関する、さらなる特定の情報を記憶してもよく、新しいビームを反映させるように更新してもよい。
したがって、ビーム幅が、通信の、信頼性および/または品質に影響を与えることがある。例えば、図14では、相対的なSNRとビーム幅との比較を示しており、異なる電力半値帯域(HPBW)に対して、APにおいて観測されるSNRのプロットを図示している。ここで、STAとAPとの間には見通し線は存在しない(NLOS)。図15は、異なるビーム幅に対してAPにおいて受信されるような最良の受信ビームインデックスのヒストグラムを図示しており、ここでは、STAとAPとの間には見通し線は存在しない。図16は、異なる電力半値帯域に対して、APにおいて受信されるような、最良の受信ビームインデックスのヒストグラムを図示しており、ここでは、STAとAPとの間には見通し線が存在する。
受信ビームが指されるだろう方向は、ビーコン中で送信されてもよい。加えて、APが受信ビーム方向を通して通信を受信するだろう持続期間は、ビーコン中に含まれていてもよい。他の態様では、例えば、共通のアルゴリズムにしたがって送信された受信ビーム方向に基づく受信ビーム方向からの通信をAPがいつ受信するかを、STAが決定してもよい。したがって、APによって送信される、時間の割り振りは、受信ビーム方向によって示されてもよく、この受信ビーム方向は、APが、時間期間の間に、装置の受信ビーム方向を通して通信を受信するだろうことを装置に示してもよい。
先に説明したように、APは、代わりに、例えば、図6中で図示されているように、単一の受信ビーム方向を通して複数の装置から通信を受信することがある。いくつかの態様では、そこに少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して通信が受信されるように、APは、受信ビーム方向をシフトのみさせてもよい。図8に関して上述した態様に類似して、そこから通信が受信されるだろう受信ビーム方向は、ビーコン中で送信されてもよい。この態様では、そこに装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向からのみAPが通信を受信するように、アクセス期間404を区分してもよい。
図9は、図4中で図示されている、アクセス期間404の態様404aを図示している。アクセス期間404aは、そこに装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向のみを通して通信を受信する区分を持っている。図9は、システム600中で通信を受信するように構成されているアクセス期間404aを示している。したがって、図9中で図示されているアクセス期間404は、受信ビーム方向0、2、および3を通して通信を受信する区分を持っている。これらの区分を、図9では、それぞれ、アクセス期間0、アクセス期間2、およびアクセス期間3と呼ぶ。
アクセス期間0およびアクセス期間2の間に、APが、複数のSTAから通信を受信するかもしれない。APによってSTAの通信を受信させるために、STAは、これらの期間に競合する必要があるかもしれないという事実によって、これらの期間を、コンテンションアクセス期間(CAP)と呼ぶことがある。アクセス期間0、2、および3は、大体同じサイズであるように示されているが、長さまたは持続期間的には同一である必要はない。
図10は、アクセス期間404の別の態様404bを図示している。アクセス期間404bは、そこに装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して通信を受信する区分を持つ。加えて、アクセス期間404bは、何らかのある方向から通信を受信するために予約されていないコンテンションアクセス期間を持っており、この期間を、図10では、汎用コンテンションアクセス期間と呼ぶ。この時間の間に、APは、任意の数の方向における装置から、例えば、APのデータ構成中にSTAが含まれるように関係プローブを送信するSTAから通信を受信してもよい。APは、この時間の間に、システム600における受信ビーム方向0−5のそれぞれから、または、方向0−5のサブセットのみから、通信を受信してもよい。汎用コンテンションアクセス期間はまた、特定の受信ビーム方向に対応しているそれぞれのアクセス期間の間にインターリーブされてもよい。アクセス期間のそれぞれの持続期間は、変わることがある。
いくつかの態様では、アクセス期間のそれぞれの長さまたは持続期間は、アクセス期間に関係する各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置の、数または数量に基づいている。上述したように、いくつかの態様では、受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている何らかの装置が存在するか否かが、持続期間がゼロである(すなわち、その受信ビーム方向から受信されるだろう通信が存在しない)か否かを、または、持続期間がゼロよりも大きいか否かを決定するだろう。いくつかの態様では、受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置の数が多ければ多いほど、対応するアクセス期間は長くなるだろう。したがって、システム600では、受信ビーム方向0中に位置付けられていることが知られている装置は3つ存在しており、受信ビーム方向3中に位置付けられていることが知られている装置は2つ存在しており、受信ビーム方向2中に位置付けられていることが知られている装置は1つ存在しているので、図9では、アクセス期間0は、アクセス期間3よりも長くなり、次に、アクセス期間3は、アクセス期間2よりも長くなるだろう。
図11は、アクセス期間404の態様404cを図示している。アクセス期間404cにおけるアクセス期間0、2、および3のそれぞれは、対応する受信ビーム方向におけるSTAの数に比例している持続期間を持つように図示している。加えて、図11では、アクセス期間0、2、および3間でインターリーブされる受信ビーム方向1、4、および5のそれぞれに対するアクセス期間を持つような、アクセス期間404cを図示している。図示されている態様では、アクセス期間1、4、および5のそれぞれは、アクセス期間0、2、および3のうちのいずれのものよりも、より短い。いくつかの態様では、APは、アクセス期間0、2、および3における知られているSTAから要求を受信するように構成され、アクセス期間が割り振られてからシステムに入った装置から、通信を受信するようにさらに構成されている。アクセス期間がアクセス期間404内に生じる順序が変わってもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。例えば、アクセス期間1、4、および5は、アクセス期間0、2、および3とインターリーブされる必要はない。代わりに、アクセス期間1、4、および5のそれぞれのすべては、アクセス期間0、2、および3の後に生じるようにスケジューリングされてもよい。
いくつかの態様では、所定の受信ビーム方向から通信を受信するアクセス期間は、連続しない。例えば、図12は、アクセス期間404の態様404dを図示しており、このアクセス期間404では、アクセス期間0および3は、それぞれ、複数のサブ期間に分けられており、それぞれ、サブ期間0およびサブ期間3とラベル付されている。サブ期間のそれぞれの持続期間は変わってもよいことを、当業者は理解するだろう。図12中で図示されている態様では、それぞれのサブ期間は、おおよそ、サイズが等しい。1つの実施形態では、単一のSTAから通信を受信するサブ期間の間に十分な時間があるように、それぞれのサブ期間の持続期間が割り振られる。この態様では、所定の受信ビーム方向に対するアクセス期間は、多数のサブ期間に分けられていてもよく、このアクセス期間は、その受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置の数に相当する。したがって、図12中で見ることができるように、受信ビーム方向0に対するアクセス期間は、3つのサブ期間0に分けられており、受信ビーム方向3に対するアクセス期間は、2つのサブ期間3に分けられている。図11に関して記述したように、受信ビーム方向1、4、および5のそれぞれに対するアクセス期間も図示しているが、これらのアクセス期間は、省略してもよい。アクセス期間1、4、および5は、アクセス期間2と、ならびに、サブ期間0および3とサイズが大体同じであるように示されているが、これらの期間のそれぞれの持続期間は変わることがある。
いくつかの態様では、そこからAPが通信を受信するだろうそれぞれの方向は、時間または時間の持続時間の表示であるように、ビーコン中で送信される。その時間または時間の持続時間の間にAPは、その受信ビーム方向を通して通信を受信するだろう。いくつかの態様では、受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置の数がビーコン中で送信され、それぞれのSTAが、その数から、時間を、または、時間の持続期間を計算してもよい。当業者は、変わる、時間の持続期間を通信する他の方法を認識するだろう。変わる持続期間を持つアクセス期間は、上述した、汎用コンテンションアクセス期間と組み合わせて使用してもよい。
図13は、アクセス期間404eの別の態様を示しており、ここでは、それぞれの知られている装置から通信を受信する一意的な時間が割り振られている。この態様では、APは、アクセス期間404のそれぞれの区分の間に、単一の装置からだけの通信を受信するように構成されている。区分は、アルファベット順に順序付けられているように示されているが、特定の順序は要求されない。いくつかの態様では、例えば、互いに近くに位置付けられている装置が、一時的に近い区分に割り振られるように、区分は、装置のそれぞれの位置にしたがって順序付けられる。装置は、それぞれの区分の間の通信に対してスケジューリングされるので、これらの区分を、スケジューリングされたアクセス期間と呼んでもよい。
信号を送信しなかった装置に割り振られた区分の間に信号が認識された場合に、アンテナ216によって認識された信号が、受信機212、信号検出器218、および/または処理システム204によって無視されるように、APを構成してもよい。例えば、APは、システム600では、受信ビーム方向0を通して、STA 6A−STA 6Cのうちのいずれかのものから通信を受信してもよい。STA 6Cが、STA 6Bに割り振られたアクセス期間404eの区分の間に信号を送信した場合、APが信号を無視するかもしれない。
知られている装置を識別する情報、または、知られている装置から通信が受信されるだろう順序と同様に、知られている装置のそれぞれから通信を受信する時間は、ビーコン中で送信されてもよい。情報は、例えば、上述したように、デバイスIDを含んでいてもよい。APは、例えば、処理システム204を利用して、何らかの区分、アクセス期間、および/または、この持続期間を決定するように構成してもよい。
上述したように、APは、例えば、アクセス期間404の間に、1つ以上の装置から要求メッセージを受信してもよい。要求メッセージは、上述した、CAPまたはスケジューリングされたアクセス期間の間に受信されてもよい。いくつかの態様では、APは、同様に、他の時間に要求メッセージを受信してもよい。また、上述したように、要求メッセージは、送信STAが送信するデータを持つことを示しており、データを送信するための時間を要求する情報を含んでいてもよい。APが、特定のSTAから非常に多くの要求メッセージを受信した場合、これは、STAが送信する大量のデータを持つことを、あるいは、サービスの品質を維持するために、または、他のこのような理由のために、頻繁に送信しなければならないことを、示す表示であってもよい。
いくつかの態様では、APは、アクセス期間404の付加的な一部分を、または、この間にAPが、大量の要求メッセージを送信したSTAから通信を受信するだろう他の付加的な時間を割り振ってもよい。例えば、APは、それぞれのSTAから受信した要求メッセージの数を追跡またはカウントしてもよく、そして、APによって受信された要求メッセージの数がしきい値より上回っているときに、STAから通信を受信する付加的な時間を割り振ってもよい。しきい値は、予め定められていてもよく、または、任意の数のファクタに基づいて、APによって決定されてもよい。いくつかの態様では、付加的な一部分または時間に対する、割り振りまたは他のインジケータは、ビーコン中で送信される。いくつかの態様では、付加的な一部分または時間の割り振りは、CTAP406の間に、または、送信許可メッセージに割り振られたアクセス期間404の一部分の間に通信されてもよい。いくつかの態様では、APは、STAから受信した要求メッセージの数がしきい値よりも多いときに、スティッキー割り当てをSTAに割り振るように構成される。当業者は、スティッキー割り当てを、割り当てる、および/または、割り振る方法を認識するだろう。
図9−図13に関して上述した、アクセス期間404の態様のうちの2つ以上を組み合わせてもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。例えば、アクセス期間404は、対応するビーム方向中に位置付けられていることが知られている装置の数に比例している持続期間を持つ複数のアクセス期間を含んでいてもよく、そのビーム方向におけるそれぞれの装置には、各受信ビーム方向に対するアクセス期間の間に、スケジューリングされたアクセス期間が割り振られる。受信ビーム方向のうちの1つに対するアクセス期間が、連続するかもしれない一方で、受信ビーム方向の別のものに対するアクセス期間は、連続しないかもしれない。当業者は、ここでの教示が、ここで記述した特定の態様を何ら限定するものではないことを理解するだろう。
特定の装置からの通信を受信するビームを形成すること、アクセス期間の持続期間を変えること、または、それぞれの知られている装置から通信を受信する一意的な時間を割り振ることにより、衝突の可能性を減少させることができ、および/または、装置からの通信を受信する信頼性を向上させることができる。しかしながら、いくつかの態様では、例えば、1つのビーコンまたは複数のビーコン中で、このような情報を送信することにより、システムにおいて必要とされるオーバーヘッドを増加させることがあり、または、システム内で位置付けられている装置と通信するのに必要とされる時間を増加させることがある。しかしながら、ここで記述した、方法、ビーコン、スキーム、および他のストラテジを利用することにより、十分に低い送信コストを保ちながら通信を受信する際に利点を提供することができる。以下の表は、実現するシステムの必要とされるオーバーヘッドに関して、チャネル時間要求(CTRq)の、異なっている数と可能性とに関係するいくつかの値を示している。以下の表中で見ることができるように、ここでの教示にしたがって実現される方法は、受け入れ可能なレベルのオーバーヘッドコストをもたらす。例えば、以下の表中で見ることができるように、装置に、スケジューリングされたアクセス期間が割り振られたとき、スーパーフレームのおおよそ6パーセントより低くオーバーヘッドを保つことができる。
Figure 2013519305
以下の表中で見ることができるように、アクセス期間内の区分の持続期間が変わるとき、サブフレームの10パーセントよりも低くオーバーヘッドを維持できることが多い。ここで、正確な値は、CTRqを受信する可能性に依存して異なっていることがある。
Figure 2013519305
Figure 2013519305
処理システムにおける1つ以上のプロセッサは、ソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれようと呼ばれなかろうと、またはその他のもので呼ばれようと呼ばれなかろうと、ソフトウェアは、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、手順、関数等を意味すると広く解釈すべきである。
ソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能媒体上に存在していてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる、任意の利用可能な媒体であってもよい。例示によると、このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構成の形態で所望のプログラムコードを伝送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる他の何らかの媒体を含むことができるが、これらに限定されない。また、あらゆる接続は、コンピュータ読み取り可能媒体と適切に呼ばれている。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、あるいは同軸ケーブルや、ファイバ光ケーブルや、撚り対や、デジタル加入者線(DSL)、あるいは赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、撚り対、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピーディスク、ブルーレイディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読み取り可能媒体は、一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体(例えば、有体的媒体)を含んでいてもよい。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ読み取り可能媒体は、一時的なコンピュータ読み取り可能媒体(例えば、信号)を含んでいてもよい。上記のものを組み合わせたものも、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。コンピュータ読み取り可能媒体は、処理システム中に、処理システムの外部に存在していてもよく、または、処理システムを含む複数のエンティティ全体にわたって分散していてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータプログラムプロダクト中で具現化されてもよい。例示によると、コンピュータプログラムプロダクトは、パッケージングマテリアル中にコンピュータ読み取り可能媒体を含んでいてもよい。
上述したハードウェアインプリメンテーションでは、コンピュータ読み取り可能媒体は、デバイスの一部であってもよく、または、デバイスと別個であってもよい。しかしながら、当業者は、コンピュータ読み取り可能媒体がデバイスの外部にあってもよいことを容易に正しく認識するだろう。例示によると、コンピュータ読み取り可能媒体は、伝送回線、データによって変調される搬送波、および/または、ワイヤレスノードと別個のコンピュータプログラムプロダクトを含んでいてもよく、これらすべては、処理システム204によってアクセスされてもよい。代替的に、あるいは、コンピュータ読み取り可能媒体、または、この任意の一部分に加えて、コンピュータ読み取り可能媒体、または、この任意の一部分は、処理システム204の中に組み込んでもよく、これは、例えば、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルを備えるようなケースがある。
処理システム、処理システムの任意の一部、あるいは、1つ以上のエレメントと組み合わせた、処理システムまたはこの一部分は、ここで列挙した機能を実行する手段を提供してもよい。例示によると、処理システム実行コード、送信機、および/またはアンテナは、単独で、または、組み合わせて、いくつかの態様において、送信する手段を、例えば、複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信する手段を提供してもよい。時間の割り振りは、受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいていてもよい。また、例示によると、処理システム実行コード、受信機、および/またはアンテナは、単独で、または、組み合わせて、いくつかの態様において、受信する手段を、例えば、少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信する手段を提供してもよい。代替的に、コンピュータ読み取り可能媒体上のコードは、ここで列挙した機能を実行する手段を提供してもよい。
いくつかの態様では、1つ以上のここで列挙した機能のうちの1つ以上は、1つ以上の機能を実行するように構成されている回路中で実現する。同様に、上述した手段は、手段の機能性を実現するように構成されている1つ以上の回路を含んでいてもよい。例えば、図19は、送信する回路192と受信する回路194とを具備するワイヤレスノード102の態様を図示している。送信する回路192は、複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信するように構成していてもよい。時間の割り振りは、受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいていてもよい。また、例では、受信する回路194は、少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信するように構成していてもよい。図19中で図示されているワイヤレスノード102の態様は、送信する回路192と受信する回路194とに接続されている、図2に関して上述したアンテナ216も具備していてもよい。いくつかの態様では、アンテナ216は省略される。いくつかの態様では、図2中で図示されているコンポーネントのうちの1つ以上は、図19中で図示されている、ワイヤレスノード102の態様に組み込んでもよい。
システム全体に課せられている、特定のアプリケーションおよび全体的な設計制約に依存して、本開示全体を通して提示されている記述した機能性をどのように最良に実現するかを、当業者は認識するだろう。
方法のまたはソフトウェアモジュールのコンテキスト中で記述した、ステップまたはブロックの任意の特定の順序または階層は、ワイヤレスノードの例を提供するように提示されていることが理解される。設計選択に基づいて、ステップの、特定の順序または階層は、この発明の範囲内のままでありながら再構成してもよいことが理解される。
さらに、方法またはソフトウェアモジュールの、ブロックまたはアクションの数またはコンフィギュレーションは、変えてもよい。例えば、図20は、通信システム、例えば、システム600中で通信する方法2000の態様を図示している。方法2000は、図7中で図示されている方法700の代わりに実行されてもよく、通信を受信する何らかのデバイスによって、例えば、システム600中で図示されているAPによって、または、図19中で図示されているワイヤレスノード102によって実行されてもよい。ブロック2002では、複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信する。例えば、送信する回路を使用して、時間の割り振りを送信してもよい。いくつかの態様では、1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する時間の割り振りは、その受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている。次に、ブロック2004では、1つ以上の受信ビーム方向のうちの少なくとも1つを通して通信を受信する。例えば、少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、受信する回路194を使用して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つからの通信を受信してもよい。
先の説明は、当業者が、この開示の全範囲を完全に理解できるように提供されている。ここで開示したさまざまな構成に対する改良は、当業者に容易に明らかになるだろう。したがって、特許請求の範囲は、ここで記述した開示のさまざまな態様に限定されることを意図しているものではなく、特許請求の範囲の文言と矛盾しない全範囲に一致させるべきである。要素への単数での参照は、単数であると特に述べられていない限り、「1つおよび1つのみ」を意味することを意図しているのではなく、むしろ「1つ以上の」を意味することを意図している。特に述べられていない限り、「いくつかの」という用語は、1つ以上のことを意味する。要素を組み合わせたもののうちの少なくとも1つ(例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」)を列挙している請求項は、列挙した要素のうちの1つ以上(例えば、A、またはB、またはC、またはこれらのものを任意に組み合わせたもの)のことを意味する。当業者に知られ、または後に知られることになる本開示全体に記述されているさまざまな態様の要素のすべての構成的および機能的な均等物は、ここで参照により明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって含まれることを意図している。さらに、ここで開示したものが、特許請求の範囲中に明示的に列挙されているか否かにかかわらず、公共に捧げられることを意図していない。どの請求項の要素も、要素が「する手段」というフレーズを用いて明示的に列挙されない限り、または、方法の請求項のケースでは、要素が「するステップ」というフレーズを用いて列挙されない限り、35 U.S.C112条第6パラグラフの規定のもとで解釈されるべきではない。
先の説明は、当業者が、この開示の全範囲を完全に理解できるように提供されている。ここで開示したさまざまな構成に対する改良は、当業者に容易に明らかになるだろう。したがって、特許請求の範囲は、ここで記述した開示のさまざまな態様に限定されることを意図しているものではなく、特許請求の範囲の文言と矛盾しない全範囲に一致させるべきである。要素への単数での参照は、単数であると特に述べられていない限り、「1つおよび1つのみ」を意味することを意図しているのではなく、むしろ「1つ以上の」を意味することを意図している。特に述べられていない限り、「いくつかの」という用語は、1つ以上のことを意味する。要素を組み合わせたもののうちの少なくとも1つ(例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」)を列挙している請求項は、列挙した要素のうちの1つ以上(例えば、A、またはB、またはC、またはこれらのものを任意に組み合わせたもの)のことを意味する。当業者に知られ、または後に知られることになる本開示全体に記述されているさまざまな態様の要素のすべての構成的および機能的な均等物は、ここで参照により明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって含まれることを意図している。さらに、ここで開示したものが、特許請求の範囲中に明示的に列挙されているか否かにかかわらず、公共に捧げられることを意図していない。どの請求項の要素も、要素が「する手段」というフレーズを用いて明示的に列挙されない限り、または、方法の請求項のケースでは、要素が「するステップ」というフレーズを用いて列挙されない限り、35 U.S.C112条第6パラグラフの規定のもとで解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス通信のための装置において、
前記装置は、
複数の受信ビーム方向を通して通信を受信するように構成されている受信機と、
前記受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを通信するように構成されている送信機とを具備し、
前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている装置。
[2]前記時間の割り振りは、コンテンションアクセス期間に対応する[1]記載の装置。
[3]前記受信機は、前記コンテンションアクセス期間の少なくとも一部分の間に、前記1つ以上の知られている装置から要求メッセージを受信するように構成され、
前記要求メッセージは、データを送信するための時間を要求する[2]記載の装置。
[4]1つの知られている装置から受信した前記要求メッセージの数量に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上の知られている装置のうちの1つにスティッキー割り当てを割り振るように構成されている回路をさらに具備する[3]記載の装置。
[5]1つ以上の装置に関する前記情報は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている装置の数量を含む[1]記載の装置。
[6]装置から送信された信号が、第1の受信ビーム方向を通して受信された場合、前記装置は、前記第1の受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている[1]記載の装置。
[7]前記時間の割り振りは、1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間に対応する[1]記載の装置。
[8]前記受信機は、前記1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間のそれぞれの間に、単一の装置から、要求または制御メッセージを受信するように構成されている[7]記載の装置。
[9]それぞれの知られている装置に対するアクセス期間をスケジューリングする[7]記載の装置。
[10]前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のうちの少なくとも1つに対して割り振られた時間の長さを決定するように構成されている回路をさらに具備する[1]記載の装置。
[11]前記送信機は、前記時間の割り振りの表示を含むビーコンを周期的に送信するように構成されている[1]記載の装置。
[12]前記ビーコンは、そこから前記受信機が前記通信を受信するだろうそれぞれの方向を示している情報をさらに含む[11]記載の装置。
[13]前記送信機は、前記ビーコンを複数の方向に連続的に送信するように構成されている[11]記載の装置。
[14]前記ビーコンは、前記1つ以上の装置を識別する情報を含む[11]記載の装置。
[15]前記受信ビーム方向のうちの1つ以上と、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている装置の数量とを相関させる情報を、記憶するデータ構成をさらに具備する[1]記載の装置。
[16]前記送信機と受信機とを利用して、ビーム追跡を実行するように構成されている回路をさらに具備する[1]記載の装置。
[17]単一の装置は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている[1]記載の装置。
[18]前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りとは異なる[1]記載の装置。
[19]前記時間の割り振りは、連続する[1]記載の装置。
[20]前記時間の割り振りは、連続しない[1]記載の装置。
[21]前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第1の数量を含み、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第2の数量を含み、前記第1の数量は、前記第2の数量とは異なる[20]記載の装置。
[22]ワイヤレス通信のための方法において、
前記方法は、
複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信することと、
少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信することとを含み、
前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている方法。
[23]前記時間の割り振りは、コンテンションアクセス期間に対応する[22]記載の方法。
[24]前記受信することは、前記コンテンションアクセス期間の少なくとも一部分の間に、前記1つ以上の知られている装置から要求メッセージを受信することを含み、
前記要求メッセージは、データを送信するための時間を要求する[23]記載の方法。
[25]装置から受信した前記要求メッセージの数量に少なくとも部分的に基づいて、前記装置にスティッキー割り当てを割り振ることをさらに含む[24]記載の方法。
[26]1つ以上の装置に関する前記情報は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている装置の数量を含む[22]記載の方法。
[27]装置から送信された信号が、前記受信ビーム方向を通して受信されたとき、前記装置は、第1の受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている[22]記載の方法。
[28]前記時間の割り振りは、1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間に対応する[22]記載の方法。
[29]前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に、第1の装置からの信号送信を認識することと、
前記信号を無視することとを含み、
前記装置は、前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に通信を送信するようにスケジューリングされていない[28]記載の方法。
[30]それぞれの知られている装置に対するアクセス期間をスケジューリングすることを含む[28]記載の方法。
[31]前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のうちの少なくとも1つに対して割り振られた時間の長さを決定することをさらに含む[22]記載の方法。
[32]前記送信することは、前記時間の割り振りの表示を含むビーコンを周期的に送信することを含む[22]記載の方法。
[33]前記ビーコンは、そこから通信が受信されるだろうそれぞれの方向を示している情報をさらに含む[32]記載の方法。
[34]前記送信することは、前記ビーコンを複数の方向に連続的に送信することを含む[32]記載の方法。
[35]前記ビーコンは、前記1つ以上の装置を識別する情報を含む[32]記載の方法。
[36]前記受信ビーム方向のうちの1つ以上と、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている装置の数量とを相関させる情報を、データ構成中に記憶させることをさらに含む[22]記載の方法。
[37]前記送信の前に、ビーム追跡を実行することをさらに含む[22]記載の方法。
[38]単一の装置は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている[22]記載の方法。
[39]前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りとは異なる[22]記載の方法。
[40]前記時間の割り振りは、連続する[22]記載の方法。
[41]前記時間の割り振りは、連続しない[22]記載の方法。
[42]前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第1の数量を含み、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第2の数量を含み、前記第1の数量は、前記第2の数量とは異なる[41]記載の方法。
[43]ワイヤレス通信のための装置において、
前記装置は、
複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信する手段と、
少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信する手段とを具備し、
前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている装置。
[44]前記時間の割り振りは、コンテンションアクセス期間に対応する[43]記載の装置。
[45]前記受信する手段は、前記コンテンションアクセス期間の少なくとも一部分の間に、前記1つ以上の知られている装置から要求メッセージを受信する手段を備え、
前記要求メッセージは、データを送信するための時間を要求する[44]記載の装置。
[46]装置から受信した前記要求メッセージの数量に少なくとも部分的に基づいて、前記装置にスティッキー割り当てを割り振る手段をさらに具備する[45]記載の装置。
[47]1つ以上の装置に関する前記情報は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている装置の数量を含む[43]記載の装置。
[48]装置から送信された信号が、第1の受信ビーム方向を通して受信されたとき、前記装置は、前記第1の受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている[43]記載の装置。
[49]前記時間の割り振りは、1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間に対応する[43]記載の装置。
[50]前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に、第1の装置からの信号送信を認識する手段と、
前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に通信を送信するように前記装置がスケジューリングされていない場合に前記信号を無視する手段とを具備する[49]記載の装置。
[51]それぞれの知られている装置に対するアクセス期間をスケジューリングする手段を具備する[49]記載の装置。
[52]前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のうちの少なくとも1つに対して割り振られた時間の長さを決定する手段をさらに具備する[43]記載の装置。
[53]前記送信する手段は、前記時間の割り振りの表示を含むビーコンを周期的に送信する手段を備える[43]記載の装置。
[54]前記ビーコンは、そこから通信が受信されるだろうそれぞれの方向を示している情報をさらに含む[53]記載の装置。
[55]前記送信する手段は、前記ビーコンを複数の方向に連続的に送信する手段を備える[53]記載の装置。
[56]前記ビーコンは、前記1つ以上の装置を識別する情報を含む[53]記載の装置。
[57]前記受信ビーム方向のうちの1つ以上と、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている装置の数量とを相関させる情報を、データ構成中に記憶させる手段をさらに具備する[43]記載の装置。
[58]前記送信の前に、ビーム追跡を実行する手段をさらに具備する[43]記載の装置。
[59]単一の装置は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている[43]記載の装置。
[60]前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りとは異なる[43]記載の装置。
[61]前記時間の割り振りは、連続する[43]記載の装置。
[62]前記時間の割り振りは、連続しない[43]記載の装置。
[63]前記受信ビーム方向の第1のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第1の数量を含み、前記受信ビーム方向の第2のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第2の数量を含み、前記第1の数量は、前記第2の数量とは異なる[62]記載の装置。
[64]通信のためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
実行されるときに、装置に、
複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信させる命令と、
少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信させる命令とを含むコンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいているコンピュータプログラムプロダクト。
[65]ワイヤレスノードにおいて、
アンテナと、
複数の受信ビーム方向を通しての通信を、前記アンテナを通して受信するように構成されている受信機と、
前記受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを通信するように構成されている送信機とを具備し、
前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいているワイヤレスノード。

Claims (65)

  1. ワイヤレス通信のための装置において、
    前記装置は、
    複数の受信ビーム方向を通して通信を受信するように構成されている受信機と、
    前記受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを通信するように構成されている送信機とを具備し、
    前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている装置。
  2. 前記時間の割り振りは、コンテンションアクセス期間に対応する請求項1記載の装置。
  3. 前記受信機は、前記コンテンションアクセス期間の少なくとも一部分の間に、前記1つ以上の知られている装置から要求メッセージを受信するように構成され、
    前記要求メッセージは、データを送信するための時間を要求する請求項2記載の装置。
  4. 1つの知られている装置から受信した前記要求メッセージの数量に少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上の知られている装置のうちの1つにスティッキー割り当てを割り振るように構成されている回路をさらに具備する請求項3記載の装置。
  5. 1つ以上の装置に関する前記情報は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている装置の数量を含む請求項1記載の装置。
  6. 装置から送信された信号が、第1の受信ビーム方向を通して受信された場合、前記装置は、前記第1の受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている請求項1記載の装置。
  7. 前記時間の割り振りは、1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間に対応する請求項1記載の装置。
  8. 前記受信機は、前記1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間のそれぞれの間に、単一の装置から、要求または制御メッセージを受信するように構成されている請求項7記載の装置。
  9. それぞれの知られている装置に対するアクセス期間をスケジューリングする請求項7記載の装置。
  10. 前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のうちの少なくとも1つに対して割り振られた時間の長さを決定するように構成されている回路をさらに具備する請求項1記載の装置。
  11. 前記送信機は、前記時間の割り振りの表示を含むビーコンを周期的に送信するように構成されている請求項1記載の装置。
  12. 前記ビーコンは、そこから前記受信機が前記通信を受信するだろうそれぞれの方向を示している情報をさらに含む請求項11記載の装置。
  13. 前記送信機は、前記ビーコンを複数の方向に連続的に送信するように構成されている請求項11記載の装置。
  14. 前記ビーコンは、前記1つ以上の装置を識別する情報を含む請求項11記載の装置。
  15. 前記受信ビーム方向のうちの1つ以上と、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている装置の数量とを相関させる情報を、記憶するデータ構成をさらに具備する請求項1記載の装置。
  16. 前記送信機と受信機とを利用して、ビーム追跡を実行するように構成されている回路をさらに具備する請求項1記載の装置。
  17. 単一の装置は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている請求項1記載の装置。
  18. 前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りとは異なる請求項1記載の装置。
  19. 前記時間の割り振りは、連続する請求項1記載の装置。
  20. 前記時間の割り振りは、連続しない請求項1記載の装置。
  21. 前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第1の数量を含み、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第2の数量を含み、前記第1の数量は、前記第2の数量とは異なる請求項20記載の装置。
  22. ワイヤレス通信のための方法において、
    前記方法は、
    複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信することと、
    少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信することとを含み、
    前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている方法。
  23. 前記時間の割り振りは、コンテンションアクセス期間に対応する請求項22記載の方法。
  24. 前記受信することは、前記コンテンションアクセス期間の少なくとも一部分の間に、前記1つ以上の知られている装置から要求メッセージを受信することを含み、
    前記要求メッセージは、データを送信するための時間を要求する請求項23記載の方法。
  25. 装置から受信した前記要求メッセージの数量に少なくとも部分的に基づいて、前記装置にスティッキー割り当てを割り振ることをさらに含む請求項24記載の方法。
  26. 1つ以上の装置に関する前記情報は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている装置の数量を含む請求項22記載の方法。
  27. 装置から送信された信号が、前記受信ビーム方向を通して受信されたとき、前記装置は、第1の受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている請求項22記載の方法。
  28. 前記時間の割り振りは、1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間に対応する請求項22記載の方法。
  29. 前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に、第1の装置からの信号送信を認識することと、
    前記信号を無視することとを含み、
    前記装置は、前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に通信を送信するようにスケジューリングされていない請求項28記載の方法。
  30. それぞれの知られている装置に対するアクセス期間をスケジューリングすることを含む請求項28記載の方法。
  31. 前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のうちの少なくとも1つに対して割り振られた時間の長さを決定することをさらに含む請求項22記載の方法。
  32. 前記送信することは、前記時間の割り振りの表示を含むビーコンを周期的に送信することを含む請求項22記載の方法。
  33. 前記ビーコンは、そこから通信が受信されるだろうそれぞれの方向を示している情報をさらに含む請求項32記載の方法。
  34. 前記送信することは、前記ビーコンを複数の方向に連続的に送信することを含む請求項32記載の方法。
  35. 前記ビーコンは、前記1つ以上の装置を識別する情報を含む請求項32記載の方法。
  36. 前記受信ビーム方向のうちの1つ以上と、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている装置の数量とを相関させる情報を、データ構成中に記憶させることをさらに含む請求項22記載の方法。
  37. 前記送信の前に、ビーム追跡を実行することをさらに含む請求項22記載の方法。
  38. 単一の装置は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている請求項22記載の方法。
  39. 前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りとは異なる請求項22記載の方法。
  40. 前記時間の割り振りは、連続する請求項22記載の方法。
  41. 前記時間の割り振りは、連続しない請求項22記載の方法。
  42. 前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第1の数量を含み、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第2の数量を含み、前記第1の数量は、前記第2の数量とは異なる請求項41記載の方法。
  43. ワイヤレス通信のための装置において、
    前記装置は、
    複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信する手段と、
    少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信する手段とを具備し、
    前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいている装置。
  44. 前記時間の割り振りは、コンテンションアクセス期間に対応する請求項43記載の装置。
  45. 前記受信する手段は、前記コンテンションアクセス期間の少なくとも一部分の間に、前記1つ以上の知られている装置から要求メッセージを受信する手段を備え、
    前記要求メッセージは、データを送信するための時間を要求する請求項44記載の装置。
  46. 装置から受信した前記要求メッセージの数量に少なくとも部分的に基づいて、前記装置にスティッキー割り当てを割り振る手段をさらに具備する請求項45記載の装置。
  47. 1つ以上の装置に関する前記情報は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている装置の数量を含む請求項43記載の装置。
  48. 装置から送信された信号が、第1の受信ビーム方向を通して受信されたとき、前記装置は、前記第1の受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている請求項43記載の装置。
  49. 前記時間の割り振りは、1つ以上のスケジューリングされたアクセス期間に対応する請求項43記載の装置。
  50. 前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に、第1の装置からの信号送信を認識する手段と、
    前記スケジューリングされたアクセス期間のうちの1つの間に通信を送信するように前記装置がスケジューリングされていない場合に前記信号を無視する手段とを具備する請求項49記載の装置。
  51. それぞれの知られている装置に対するアクセス期間をスケジューリングする手段を具備する請求項49記載の装置。
  52. 前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のうちの少なくとも1つに対して割り振られた時間の長さを決定する手段をさらに具備する請求項43記載の装置。
  53. 前記送信する手段は、前記時間の割り振りの表示を含むビーコンを周期的に送信する手段を備える請求項43記載の装置。
  54. 前記ビーコンは、そこから通信が受信されるだろうそれぞれの方向を示している情報をさらに含む請求項53記載の装置。
  55. 前記送信する手段は、前記ビーコンを複数の方向に連続的に送信する手段を備える請求項53記載の装置。
  56. 前記ビーコンは、前記1つ以上の装置を識別する情報を含む請求項53記載の装置。
  57. 前記受信ビーム方向のうちの1つ以上と、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上中に位置付けられていることが知られている装置の数量とを相関させる情報を、データ構成中に記憶させる手段をさらに具備する請求項43記載の装置。
  58. 前記送信の前に、ビーム追跡を実行する手段をさらに具備する請求項43記載の装置。
  59. 単一の装置は、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれに位置付けられていることが知られている請求項43記載の装置。
  60. 前記受信ビーム方向のうちの第1のものに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの第2のものに対する前記時間の割り振りとは異なる請求項43記載の装置。
  61. 前記時間の割り振りは、連続する請求項43記載の装置。
  62. 前記時間の割り振りは、連続しない請求項43記載の装置。
  63. 前記受信ビーム方向の第1のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第1の数量を含み、前記受信ビーム方向の第2のものに対する前記時間の割り振りは、連続しないサブ期間の第2の数量を含み、前記第1の数量は、前記第2の数量とは異なる請求項62記載の装置。
  64. 通信のためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    実行されるときに、装置に、
    複数の受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを送信させる命令と、
    少なくとも1つの装置が位置付けられていることが知られている受信ビーム方向を通して、1つ以上の装置のうちの少なくとも1つから通信を受信させる命令とを含むコンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
    前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいているコンピュータプログラムプロダクト。
  65. ワイヤレスノードにおいて、
    アンテナと、
    複数の受信ビーム方向を通しての通信を、前記アンテナを通して受信するように構成されている受信機と、
    前記受信ビーム方向のうちの1つ以上に対する時間の割り振りを通信するように構成されている送信機とを具備し、
    前記1つ以上の受信ビーム方向のそれぞれに対する前記時間の割り振りは、前記受信ビーム方向のうちの1つ以上のそれぞれの各受信ビーム方向中に位置付けられていることが知られている1つ以上の装置に関する情報に少なくとも部分的に基づいているワイヤレスノード。
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