JP2013509017A - 広帯域無線接続システムにおいてハンドオーバーを行う方法 - Google Patents

広帯域無線接続システムにおいてハンドオーバーを行う方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、広帯域無線接続システムに関し、特に、効率的にハンドオーバーを行う方法に関する。本発明の一実施例に係る、広帯域無線接続システムにおいて端末がハンドオーバーを行う方法は、ターゲット基地局で、前記端末のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含む第1メッセージをサービング基地局から受信すること、及び前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記ターゲット基地局に転送すること、を含むことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、広帯域無線接続システムに関し、特に、効率的にハンドオーバーを行う方法に関する。
ハンドオーバー(Handover、HO)は、端末が、一つの基地局の無線インターフェースから他の基地局の無線インターフェースへ移動することを指す。以下では、一般のIEEE 802.16eシステムにおけるハンドオーバー手順について説明する。
IEEE 802.16ネットワークにおいて、サービング基地局(SBS:Serving Base Station)は移動端末(MS:Mobile Station、以下、「端末」という。)に基本的なネットワーク構成に関する情報(トポロジー)を知らせるために、隣接基地局情報を隣接基地局広告(MOB_NBR−ADV)メッセージを通じてブロードキャスト(broadcast)することができる。
MOB_NBR−ADVメッセージには、サービング基地局と隣接基地局に関するシステム情報、例えば、プリアンブルインデックス(preamble index)、周波数(frequency)、ハンドオーバー最適化(HO optimization)可能度合、及びDCD(Downlink Channel Descriptor)/UCD(Uplink Channel Descriptor)情報などが含まれている。
DCD/UCD情報は、ダウンリンク及びアップリンクを介した情報交信を行うために端末が知っていなければならない情報を含んでおり、例えば、ハンドオーバートリガー(HO trigger)情報、基地局のMACバージョン(Medium Access Control version)及びMIH能力(Media Independent Handover capability)のような情報が挙げられる。
一般のMOB_NBR−ADVメッセージには、IEEE 802.16e類型の隣接基地局に関する情報のみを含んでいる。そのため、IEEE 802.16e類型以外の隣接基地局情報は、SII−ADV(Service Identity Information ADVertisement)メッセージを通じて端末にブロードキャストされ、よって、端末は、サービング基地局にSII−ADVメッセージを転送する旨を要請することによって異種ネットワーク基地局に関する情報を獲得することができる。
上述した方法によって隣接基地局の情報を獲得した端末が、IEEE 802.16eネットワークにおいてハンドオーバーを行う手順を、図1を参照してより詳細に説明する。
図1は、IEEE 802.16システムで行われるハンドオーバー手順の一例を示す図である。
図1を参照すると、まず、端末(MS)は、サービング基地局(SBS)に接続してデータ交換を行うことができる(S101)。
サービング基地局は周期的に、自身の隣接基地局に関する情報をMOB_NBR−ADVメッセージを通じて端末にブロードキャストすることができる(S102)。
端末は、サービング基地局と交信しながらハンドオーバートリガー(HO trigger)条件を用いて候補基地局(candidate HO BS)へのスキャンを始めることができる。端末は、ハンドオーバー条件、例えば、所定の履歴マージン(Hysterisis margin)値を超えるとハンドオーバー要請(MOB_MSHO−REQ)メッセージを転送し、サービング基地局にハンドオーバー手順を行う旨を要請することができる(S103)。
サービング基地局は、MOB_MSHO−REQメッセージに含まれている候補基地局(candidate HO BS)にHO−REQメッセージを通じて端末のハンドオーバー要請を知らせることができる(S104)。
候補基地局(Candidate HO BS)は、ハンドオーバーを要請した端末のための事前措置を取って、ハンドオーバーに関連した情報を、HO−RSPメッセージを通じてサービング基地局に伝達することができる(S105)。
サービング基地局は、候補基地局からHO−RSPメッセージを通じて獲得したハンドオーバーに関連した情報を、ハンドオーバー応答(MOB_BSHO−RSP)メッセージを通じて端末に伝達することができる。このMOB_BSHO−RSPメッセージには、ハンドオーバーのための動作時間(Action Time)、ハンドオーバー識別子(HO−ID)及び専用ハンドオーバーCDMAレンジングコード(Dedicated HO CDMA ranging code)などのハンドオーバーを行うための情報を含むことができる(S106)。
端末は、サービング基地局から受信したMOB_BSHO−RSPメッセージに含まれた情報に基づき、候補基地局から一つのターゲット基地局を決定することができる。そのため、端末は、決定されたターゲット基地局にCDMAコードを転送してレンジングを試みることができる(S107)。
CDMAコードを受信したターゲット基地局は、レンジング応答(RNG−RSP)メッセージを通じて、レンジングに成功した否か及び物理補正値を端末に転送することができる(S108)。
次いで、端末は、ターゲット基地局に、認証のためのレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを転送することができる(S109)。
端末のレンジング要請メッセージを受信したターゲット基地局は、CID(Connection IDentifier)のような当該基地局で使用可能なシステム情報などを、レンジング応答メッセージを通じて端末に提供することができる(S110)。
ターゲット基地局は、端末の認証に成功し、アップデート情報を全て送ると、端末のサービング基地局に、ハンドオーバー完了メッセージ(HO−CMPT)を通じて、ハンドオーバーに成功したか否かを知らせることができる(S111)。
以降、端末は、ハンドオーバーしたターゲット基地局と情報交換を行うことができる(S112)。
しかしながら、専用レンジングコードが用いられる場合に、競合ベースのレンジングと違い、コード衝突の心配はないが、レンジングに失敗すると競合ベースのレンジングを再び行わねばならず、余分の遅延時間が発生することがある。また、専用レンジング機会を端末に追加的に割り当てる場合に、これを端末に伝達する効率的な方法も要求される。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、端末がより効率的にターゲット基地局にハンドオーバーを行う方法及びその装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、效率的に端末に追加的レンジング機会を割り当てる方法及びこれを用いてハンドオーバーを行える装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、専用レンジングコードをより效率的に用いることができるハンドオーバー方法及びその装置を提供することにある。
本発明で達成しようとする技術的課題は、以上に言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
上記の一般の技術の問題点を解決するために、本発明の一実施例に係る広帯域無線接続システムにおいて端末がハンドオーバーを行う方法は、ターゲット基地局で、前記端末のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含む第1メッセージをサービング基地局から受信すること、及び前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記ターゲット基地局に転送することを含むことができる。
ここで、前記第1メッセージは、動作時間フィールドをさらに含み、前記動作時間フィールドが指示する時点に、前記ターゲット基地局からシステム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはにA−MAPを受信することをさらに含むことができる。
また、前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含むことができる。
また、前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスでよい。
なお、前記第1メッセージは、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージでよい。
上記の一般の技術の問題点を解決するために、広帯域無線接続システムにおいてターゲット基地局が端末のハンドオーバーを支援する方法は、前記端末のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含むハンドオーバー応答メッセージを、サービング基地局に転送すること、及び前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記端末から受信することを含むことができる。
ここで、前記ハンドオーバー応答メッセージは、動作時間情報をさらに含み、前記動作時間情報が指示する時点に、システム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはにA−MAPを放送することをさらに含むことができる。
また、前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含むことができる。
なお、前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスでよい。
上記の一般の技術の問題点を解決するために、広帯域無線接続システムにおいて動作する移動端末機は、プロセッサと、前記プロセッサの制御によって外部と無線信号を送受信するための無線通信(RF)モジュールと、を備え、前記プロセッサは、前記無線通信モジュールを制御して、ターゲット基地局で、前記移動端末機のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含む第1メッセージが、サービング基地局から受信されるようにし、前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記ターゲット基地局に転送するようにすることができる。
ここで、前記第1メッセージは、動作時間フィールドをさらに含み、前記プロセッサは、
前記動作時間フィールドが指示する時点に、前記ターゲット基地局からシステム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはA−MAPを受信するように制御することができる。
また、前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含むことができる。
また、前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスでよい。
なお、前記第1メッセージは、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージでよい。
上記の一般の技術の問題点を解決するために、広帯域無線接続システムにおいて動作する移動端末機は、プロセッサと、前記プロセッサの制御によって外部と無線信号を送受信するための無線通信(RF)モジュールと、を備え、前記プロセッサは、前記無線通信モジュールを制御して、専用レンジングコード(dedicated CDMA ranging code)及び動作時間情報をサービング基地局からハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージを通じて獲得し、前記動作時間情報が指示する時点に、前記専用レンジングコードをターゲット基地局に転送し、前記コードに対する応答メッセージの状態(status)、及び前記専用レンジングコードの再使用されるか否かを指示する再使用指示子の値によって、前記専用レンジングコードを用いてレンジングを再び行うか否かを決定することができる。
ここで、前記応答メッセージの状態が「continue」の場合に、前記プロセッサは、前記再使用指示子が「1」に設定されていると、前記専用レンジングコードを用いたレンジングを再び行い、前記再使用指示子が「0」に設定されていると、ランダムに選択されたレンジングコードを用いてレンジングを行うように制御することができる。
本発明の実施例によれば、下記のような効果が得られる。
第一に、本発明の実施例によれば、端末はより効率的にハンドオーバーを行うことができる。
第二に、本発明の実施例に開示された追加的レンジング機会割当方法によれば、端末は、ターゲット基地局の情報を先に獲得してレンジングを試みたり、ターゲット基地局から追加的な情報の受信にかかわらずに割り当てられた追加的レンジング機会に関する情報を用いてレンジングを行うことができる。
第三に、本発明の実施例に開示された専用レンジングコードの再使用方法によれば、端末は、専用レンジングコードを用いた最初のレンジングに失敗しても、専用コード再使用指示子に基づいて既存の専用レンジングコードでレンジングを再び行うことができる。
本発明で得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば明確に理解されるであろう。
一般のIEEE 802.16eシステムで行われるハンドオーバー手順の一例を示す図である。 一般のIEEE 802.16mシステムで行われるハンドオーバー手順の一例を示す図である。 一般の追加的レンジング機会割当方法で生じる問題点の一例を示す図である。 一般の専用レンジングコードを用いたハンドオーバー手順で生じる問題点の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る追加的レンジング機会割当方法の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る追加的レンジング機会割当方法の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係る追加的レンジング機会割当方法のさらに他の例を示す図である。 本発明の他の実施例として、送信端及び受信端の構造の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の好適な実施例は、効率的で信頼できるハンドオーバー方法及び装置を開示する。
以下の実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素または特徴は、別に明示しない限り、選択的なものと考慮しなければならない。各構成要素または特徴が他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施してもよく、一部の構成要素及び/または特徴を結合させて本発明の実施例を構成してもよい。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更してもよい。ある実施例の一部構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成または特徴に代えてもよい。
図面に関する説明において、本発明の要旨を曖昧にさせるような手順または段階などは省き、さらに当業者のレベルで理解できるような手順または段階も省いた。
本明細書では、本発明の実施例を、基地局と端末との間におけるデータ送受信の関係を中心に説明した。ここで、基地局は、端末と通信を直接行うネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書で、基地局により行われるとした特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)により行われることもある。
すなわち、基地局を含む多数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる種々の動作は、基地局または基地局以外の他のネットワークノードにより行われうるということは自明である。ここで、「基地局」は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、アクセスポイント(AP:Access Point)などの用語に代えてもよい。また、「移動端末(MS:Mobile Station)」は、UE(User Equipment)、SS(Subscriber Station)、MSS(Mobile Subscriber Station)または端末(Mobile Terminal)などの用語に代えてもよい。
また、送信端は、データまたは音声サービスを転送するノードを指し、受信端は、データまたは音声サービスを受信するノードを指す。そのため、アップリンクでは、端末が送信端になり、基地局が受信端になりうる。同様に、ダウンリンクでは、端末が受信端になり、基地局が送信端になりうる。
一方、本発明の移動端末には、PDA(Personal Digital Assistant)、セルラーフォン、PCS(Personal Communication Service)フォン、GSM(登録商標)(Global System for Mobile)フォン、WCDMA(Wideband CDMA)フォン、MBS(Mobile Broadband System)フォンなどを用いることができる。
本発明の実施例は、様々な手段により具現することができる。例えば、本発明の実施例は、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現することができる。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、一つまたはそれ以上のASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどにより具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、以上で説明された機能または動作を行うモジュール、手順または関数などの形態とすることができる。ソフトウェアコードはメモリーユニットに記憶し、プロセッサで駆動することができる。メモリーユニットは、プロセッサの内部または外部に設けられて、既に公知の様々な手段によりプロセッサとデータを授受することができる。
本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE 802システム、3GPPシステム、3GPP LTEシステム及び3GPP2システムの少なくとも一つに開示されている標準文書でサポートできる。すなわち、本発明の実施例において、本発明の技術的思想を明確にするために説明を省略した段階または部分は、上記の文書でサポートできる。また、本文書で開示している用語はいずれも、上記の標準文書により説明することができる。特に、本発明の実施例は、IEEE 802.16システムの標準文書であるP802.16−2004、P802.16e−2005及びP802.16Rev2文書の少なくとも一つでサーボートできる。
以下の説明で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されているもので、これらの特定用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で他の形態に変更可能である。
本明細書は、IEEE 802.16システムを取り上げて説明する。特に、以下に登場する端末は、IEEE 802.16m標準で定義する規格を満たすAMS(Advanced Mobile Station)で、基地局は、同標準規格のABS(Advanced Base Station)であるとする。
以下では、IEEE 802.16m規格(WirelessMAN−OFDMA Advanced system)に従う端末及び基地局が行うハンドオーバー手順について説明する。
現在、IEEE 802.16m標準ではハンドオーバーをHO decision and Initiation、HO preparation、及びHO Executionのように3つの手順に大別して定義している。これら3つの手順を行う前に、端末が周辺基地局に関する情報を獲得(すなわち、scanning)する手順が必要である。このようなスキャニング手順は、一般のIEEE 802.16eネットワークにおけるスキャニング手順と略同様であり、ただし、端末がサービングABSと交信しない区間がある場合に、当該区間で周辺基地局へのスキャニングを行うことができる。
HO decision and Initiation手順では、ハンドオーバーを開始する主体によって、ハンドオーバーを、端末開始ハンドオーバー(AMS initiated HO)と基地局開始ハンドオーバー(ABS initiated HO)とに区別することができる。また、HO execution手順は、動作時間(action time)に合わせてターゲットABSにネットワーク再進入(network re−entry)を行う段階である。
上述したハンドオーバー手順を、図2を参照してより詳細に説明する。
図2は、一般のIEEE 802.16mシステムで行われるハンドオーバー手順の一例を示す図である。
図2を参照すると、端末は、ハンドオーバーを開始するために、サービングABSにハンドオーバー要請(AAI_HO−REQ)メッセージを転送することができる(S201)。
サービングABSは、ターゲットABSと情報を交換しながら、後のHO execution手順に関する条件及び端末に割り当てるリソース(dedicated ranging code、STID、security parameters etc)を交渉する(S202、S203)。
サービングABSは、交渉により獲得したターゲットABSの情報を、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージを通じて端末に転送することができる(S204)。
この時、AAI_HO−CMDメッセージには動作時間(action time)及び接続解除時間(disconnect time)が含まれて転送される。動作時間は、端末がネットワーク再進入を行う時間を、接続解除時間は、サービングABSが端末へのアップリンク/ダウンリンクリソース割当を止める時間をそれぞれ意味する。
HO preparation手順の後に、端末は条件的にハンドオーバー指示(AAI−HO−IND)メッセージを転送することができる(S205)。
ハンドオーバー指示を転送する条件の例には、1)端末が、サービングABSにより定められた所定条件に基づいてHOを取り消したい場合、2)ハンドオーバー命令メッセージに複数のターゲット基地局に関する情報が含まれて転送された場合、等を挙げることができる。
上述したように、HO execution手順では、端末が動作時間に合わせてターゲットABSにネットワーク再進入を行う(S206)。
この時、端末は、CDMAレンジングまたはAAI_RNG−REQメッセージを通じてネットワーク再進入を行うことができる。端末がEBB(Entry Before Brake)を行う場合に、定められた可能区間(AI:available interval)にサービングABSと持続して情報交換を行うことができ、不可区間(UAI:unavailable interval(UAI))にターゲットABSへのネットワーク再進入手順を行う(S207)。万一、端末がBBE(Break Before Entry)を行う場合は、AIまたはUAIは定められず、一般のIEEE 802.16eネットワークのハードハンドオーバー(Hard Handover)と同じ手順となる。
端末のネットワーク再進入手順が完了すると、ターゲットABSはサービングABSにハンドオーバー終了(HO COMPLT)を知らせることができ、端末と基地局とはハンドオーバー手順を終え、正常にデータ交換を行うことができる(S208、S209)。
上述のハンドオーバー手順は、端末が開始するハンドオーバー(AMS initiated HO)過程を示しているが、基地局により開始されるハンドオーバー(ABS initiated HO)は、図2でS201過程が省かれた形態とすればよい。
一方、端末はターゲットABSにハンドオーバーを行う場合に、下記3つの方法のいずれかによりHO executionを行うことができる。
1.高速レンジング(Fast ranging):ハンドオーバーCDMAコードレンジング(HO CDMA code ranging)を省き、媒体接続制御レンジング(MAC ranging、すなわち、AAI_RNG−REQ/RSPメッセージ交換)を直接行う。
2.競合ベースCDMAコードレンジング(Contention based CDMA code ranging):基地局のレンジング領域にランダムに選択されたCDMAコードを転送する方式のレンジングを通じてネットワーク再進入を行う。
3.専用CDMAコードレンジング(Dedicated CDMA code ranging):ハンドオーバー命令メッセージを通じて該当の端末に専用に割り当てられたCDMAコードを用いたレンジングによりネットワーク再進入を行う。
ここで、1.方法は、CDMAレンジング手順が省かれ、ターゲットABSとアップリンク同期が合わせられているとの仮定の下にターゲットABSへのネットワーク再進入を行う。
2.及び3.方法は、両方とも、端末がターゲット基地局とアップリンク同期を合わせるためにCDMAレンジングを行うが、コードまたはレンジング機会(ranging opportunity)が専用に割り当てられるか、それとも競合(contention)ベースに行うかによって区別される。
以下では、上述したハンドオーバー手順で生じうる問題点について説明する。
追加的レンジング機会
特定基地局において多くの端末が集まっている場合に、HOのためのCDMAコードレンジング時にコード衝突(code collision)が多発する。このような問題点を克服するために、ターゲット基地局は、追加的なCDMAレンジング機会(ranging opportunity)を端末に割り当てることができる。
すなわち、既存のCDMAコードレンジングに加えて、レンジング機会を端末にさらに知らせる方法であり、このような追加的レンジング機会は、A−MAPまたはスーパーフレームヘッダー(SFH)を通じて端末に放送することができる。
さらにいうと、追加的レンジング機会をインデックス形態で示した情報(すなわち、opportunity index)がハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージを通じて端末に転送され、端末は、ターゲット基地局のSFHまたはA−MAPから受信したインデックスを参照して追加的レンジング機会を判断できる。しかしながら、このような方法は、端末がターゲット基地局のSFHまたはA−MAPの受信に失敗した場合には用いることができないという問題点がある。これを、図3を参照して説明する。
図3は、一般の追加的レンジング機会割当方法において生じる問題点の一例を示す図である。
図3において、S301過程乃至S305過程は、図2におけるS201過程乃至S204過程と同様であり、重複する説明は省略する。ただし、S305過程で、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージに、追加的レンジング機会の位置を指示するインデックス(opportunity index)がさらに含まれる。
その後、端末は、動作時間(action time)情報が指示する時点で、追加的レンジング機会情報を含むA−MAPをターゲット基地局から受信しようとするが、悪いチャネル状況などの理由からA−MAPの受信に失敗することがある(S306)。
端末は、A−MAPの受信に失敗すると、インデックスのみでは追加的レンジング機会がわからず、いかなるレンジング領域にCDMAレンジングコードを転送すればよいのか曖昧になってしまう(S307)。
以降の過程は、一般のCDMAコードを用いたハンドオーバー過程に類似しているので、詳細な説明は省略する。
図3に示すように、端末がAAI_HO−CMDメッセージを通じて追加的レンジング機会に対するインデックスを獲得しても、ターゲット基地局のSFHまたはA−MAPの受信に失敗すると、自身に割り当てられた追加的レンジング機会がわからないという問題点がある。
専用レンジングコードの問題点
以下では、専用レンジングコード(Dedicated ranging code)を使用するハンドオーバー手順の問題点について説明する。
まず、ターゲット基地局が、ハンドオーバーを要請した端末に、CDMAコードの不足からコードを専用(dedicate)に割り当てることができなくなる場合がある。
その後、端末が、割り当てられた専用レンジングコードをターゲット基地局に転送するが、基地局から受信されるレンジング応答メッセージが「成功状態(success status)」でない場合は、一般のレンジングコードを再転送しなければならず、コード衝突による遅延時間が発生することがある。これを、図4を参照してさらに詳細に説明する。
図4は、一般の専用レンジングコードを用いたハンドオーバー手順において生じうる問題点の一例を示す図である。
図4で、S401過程乃至S405過程は、図2におけるS201過程乃至S204過程に類似しているので、重複する説明は省略する。ただし、S405過程において、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージに専用レンジングコードがさらに含まれる。
その後、端末は、動作時間情報が指示する時点で、ターゲット基地局へ専用レンジングコードを転送する(S406)。
端末は、それに対する応答として基地局からレンジング応答メッセージを受信するが、レンジングの成功したか否かについて「continue」状態を示す場合、すなわち、追加的レンジングを必要とする場合は、CDMAコードレンジングを再び行わなければならない(S407)。
このような場合、以前に割り当てられた専用コードはそれ以上用いることができず、一般のCDMAコードレンジングと同様に、ランダムに選択されたコードで競合ベースのレンジングを行わなければならない。そのため、専用コード(dedicated code)を用いる場合における長所である非競合(non−contention)、すなわち、無衝突(collision free)を效率的に用いることができなくなる。したがって、ターゲット基地局からランダムに転送したコードに衝突が発生する場合(S408)に、端末は、所定のバックオフタイム後に再びレンジングを試みなければならない(S409)。
以降の手順は、一般のハンドオーバー手順に類似しているため、詳細な説明は省略する。上述したように、「continue」状態のレンジング応答メッセージが受信される場合の他、レンジング肯定応答(AAI_RNG−ACK)メッセージやレンジング応答メッセージが特定時間内に受信されない場合にも、端末は、専用レンジングコードを用いることができず、競合ベースの一般的レンジング手順を行わなければならないという問題点がある。
第1実施例
本発明の一実施例によれば、ターゲット基地局のスーパーフレームヘッダーまたはA−MAPを通じてレンジング機会に関する情報を提供する方法が開示される。
これは、ブロードキャスト(broadcast)方式のものであるため、ハンドオーバーを行う全ての端末に該当し、専用レンジングコードを用いたレンジングまたは競合ベースのレンジングを行う全ての端末に適用可能である。これを、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の一実施例に係る追加的レンジング機会割当方法の一例を示す図である。
図5で、S501過程乃至S505過程は、図2におけるS201過程乃至S204過程に類似しているため、重複する説明は省略する。
端末は、動作時間情報が指示する時点で、ターゲット基地局から、追加的レンジング領域に関する情報を、A−MAPを通じて受信することができる(S506)。
そのため、端末は、A−MAPを通じて獲得したレンジング機会を用いてCDMAレンジングコードをターゲット基地局に転送することができる(S507)。
以降の手順は、一般のハンドオーバー手順に類似しているため、詳細な説明は省略する。しかしながら、上述した方法は、図3で提示した問題点を解決するには足りないことがある。
そこで、本実施例の他の様相として、ハンドオーバー命令メッセージを通じてフレームまたはサブフレーム単位で追加的レンジング機会を端末に割り当てる方法を提案する。
すなわち、上述した図3におけるような問題点を解決するために、本実施例の他の様相では、サービング基地局が、調整(coordination)されたハンドオーバーを行う端末に、追加的レンジング機会に関する情報として、インデックスではなく、レンジング機会が発生するサブフレームのインデックスを、ハンドオーバー命令メッセージを通じて割り当てることができる。そのために、一つのサブフレームには一つのレンジング機会が割り当てられ、その位置はサブフレーム内で常に固定していると仮定する。この場合、ターゲット基地局のSFHまたはA−MAPは、図5のように、追加的レンジング機会に関する情報を直接含むこともでき、図3のように、ハンドオーバーコマンドメッセージに含まれるインデックス(opportunity index)情報を用いて追加的レンジング機会を端末に知らせることもできる。
これを、図6を参照して説明する。
図6は、本発明の一実施例に係る追加的レンジング機会割当方法の他の例を示す図である。
図6を参照すると、端末は、サービング基地局に接続して正常にデータ交換を行う途中で、ハンドオーバーを行うためにサービング基地局にハンドオーバー要請メッセージを転送する(S601,S602)。
サービングABSは、ターゲットABSと情報を交換しながら、後のHO execution手順に関する条件、及び端末に割り当てるリソース(dedicated ranging code、STID、security parametersなど)を交渉する(S603,S604)。
この時、端末に割り当てられる追加的レンジング機会も交渉され、これにより、ターゲット基地局から該当の端末のための追加的レンジング機会が割り当てられるサブフレームのインデックス情報がサービング基地局に獲得される。
追加的レンジング機会が割り当てられるサブフレームのインデックスは、ハンドオーバー命令メッセージを通じてサービング基地局から端末に転送される(S605)。
そのため、端末は、動作時間情報が指示する時点に、ターゲット基地局からA−MAPを受信できなくても(S606)、ハンドオーバー命令メッセージを通じて受信したサブフレームインデックス情報が指示する追加的レンジング機会を用いて、CDMAレンジングコードをターゲット基地局に転送することができる(S607)。
以降の手順は、一般のハンドオーバー手順に類似しているので、詳細な説明は省略する。
本実施例のさらに他の様相によれば、動作時間情報が、ターゲット基地局のスーパーフレームヘッダーが転送される時点になるように設定することができる。
すなわち、端末がターゲット基地局のSFHを先に受信してシステム設定(system configuration)に対する状態を確認した後に、正常にレンジングを行うことができる。この時、割り当てられた追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が、動作時間に転送されるSFHと異なるフレームに存在する場合は、どのフレームで該当のレンジング機会が来るかを示す情報を含まなければならない。そのためには、総4個のフレームが一つのスーパーフレームに存在するので、2ビットでレンジング機会が存在するフレームを指示することができる。このようにレンジング機会を含むフレームの位置を指示するフレームインデックスも、AAI_HO−CMDメッセージを通じて端末に転送することができる。フレームインデックスは、SFHが転送されるフレームとレンジング機会が存在するフレームとが一致する場合には省略してもよい。この方法を、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の一実施例に係る追加的レンジング機会割当方法のさらに他の例を示す図である。
図7を参照すると、端末は、サービング基地局に接続して正常にデータ交換する途中で、ハンドオーバーを行うためにサービング基地局にハンドオーバー要請メッセージを転送することができる(S701,S702)。
サービング基地局は、ターゲット基地局と情報を交換しながら、後のHO execution手順に関する条件、及び端末に割り当てるリソース(dedicated ranging code、STID、security parametersなど)を交渉する(S703,S704)。
この時、端末に割り当てられる追加的レンジング機会も交渉され、よって、ターゲット基地局から該当の端末のための追加的レンジング機会が割り当てられるサブフレームのインデックス、及び動作時間情報が指示する時点に転送されるスーパーフレームヘッダーが含まれるスーパーフレームでレンジング機会が存在するフレームインデックス情報が、サービング基地局に獲得される。
サービング基地局は端末に、追加的レンジング機会が割り当てられるサブフレームのインデックス及びフレームインデックスを、ハンドオーバー命令メッセージを通じて転送することができる(S705)。
その後、端末は、動作時間情報が指示する時点で、ターゲット基地局からスーパーフレームヘッダーを受信してターゲット基地局のシステム設定情報を獲得することができる(S706)。
ターゲット基地局のシステム設定情報を獲得した端末は、ハンドオーバー命令メッセージを通じて受信したサブフレーム/フレームインデックス情報が指示するレンジング機会を用いて、CDMAレンジングコードを転送することができる。
以降の手順は、一般のハンドオーバー手順に類似しているため、詳細な説明は省略する。
サービング基地局とターゲット基地局は、上述した方法を単独でまたは組み合わせて用いる方法により端末のCDMAレンジングを支援することができる。
すなわち、ハンドオーバー調整(coordination)が支援され、専用(dedicated)コードまたはレンジング機会がAAI_HO−CMDメッセージを通じて割り当てられた端末は、ターゲット基地局へのネットワーク再進入時に、敢えてA−MAPまたはSFHを受信しなくても、成功的にHO CDMAレンジングを行うことができる。一方、ハンドオーバーが調整されず、専用コードまたはレンジング機会が割り当てられなかった端末は、ターゲット基地局が転送するA−MAPまたはSFHを受信して、追加的なレンジング機会領域に競合ベースのCDMAコードレンジング(contention−based HO CDMA code ranging)を行うことができる。
第2実施例
端末は、ハンドオーバー時に、専用コードを用いてHO CDMA コードレンジングを行う場合に、CDMAコードレンジングを再び行わねばならない場合が生じうる。これは、端末がターゲット基地局に転送したコードが正常に伝達されなかった場合、コードは正常に転送されたが、ターゲットABSからAAI_RNG−RSPメッセージ応答がない場合、またはターゲットABSから転送されたAAI_RNG−RSPメッセージの状態が「continue」の場合である。すなわち、追加的なレンジングが必要である場合、または、転送されたコードに対するCDMA割当情報またはRNG−ACKやRNG−RSPメッセージが特定時間内に受信されなかった場合に相当する。これは、アップリンク同期化(UL synchronization)を行うために、追加的な時間または周波数オフセットのような物理パラメータ(physical parameter)の調整が必要であるということを意味する。
しかるに、専用レンジングコード(dedicated CDMA ranging code)は一回のみ有効であるのか一般的であるため、上述した理由から端末が追加にCDMAレンジングを通じてアップリンク同期化を行うべき場合は、競合ベースのCDMAコードレンジングを行うしかない。これは、コード衝突(code collision)を招き、ハンドオーバー遅延時間(HO interruption time)を増加させる要因になりうる。
そこで、本発明の他の実施例では、ターゲット基地局は、端末がアップリンク同期化を終える時までまたは特定回数だけ、端末が転送したCDMAコードを専用(dedicate)に設定することを提案する。
すなわち、端末が最初のレンジングに失敗し、「continue」状態のAAI_RNG−RSPを受信したり、転送したCDMAコードに対するAAI_RNG−RSPメッセージを特定時点まで受信できなかった場合に、ターゲットABSは、AAI_RNG−RSPに、以前に割り当てられた専用CDMAコードを再使用できるか否かを、下記の方法で知らせることができる。そのために、本実施例では、以前に割り当てられた専用CDMAレンジングコードを再使用できるか否かを示す指示子(indicator)を定義することを提案する。
以下、本実施例で提案する専用レンジングコード再使用指示子について説明する。本実施例に係る専用レンジングコード指示子は、1ビットの大きさを有し、「0」に設定されると、当該コードの再使用が不可能であるということを指示する。この場合、ターゲット基地局は、新しい専用コード及び/または専用レンジング機会を端末に割り当てることができ、そうでないと、端末は競合ベースのレンジングを行うことになる。一方、「1」に設定されると、以前に割り当てられた専用レンジングコードを再使用可能であるということを指示する。
なお、専用コードに有効時間または有効回数をさらに与えてもよい。かかる有効時間または有効回数は、上述の1ビット指示子を用いて満了したか否かのみを示してもよく、フレームまたはサブフレーム単位で設定される有効時間情報または有効回数を直接示すビットをAAI_RNG−RSPメッセージに含める方法で端末に明示的に知らせてもよい。有効時間または有効回数の満了を暗示的に端末に知らせる場合には、新しい専用コードや、競合ベースレンジングを行うべき旨を指示する情報を、AAI_RNG−RSPメッセージに含める方法を用いることができる。この時、レンジング応答メッセージは、端末が最初にターゲット基地局に転送した専用レンジングコードに対する応答として「continue」状態のレンジング応答メッセージでよい。
上述した暗示的/明示的に専用コードの有効有無を端末に知らせる各方法は、選択的にまたは組み合わせて用いることができる。
一方、上述した実施例で、端末のレンジングコード転送に対する応答としてターゲット基地局が端末に転送するレンジング応答(AAI_RNG−RSP)メッセージは、システムによっては、レンジング肯定応答(AAI_RNG−ACK)メッセージにも代替可能である。また、「追加的レンジング機会」は、「専用レンジング機会(dedicated ranging opportunity)」という用語に代替可能である。
端末及び基地局の構造
以下、本発明の他の実施例であって、上記の本発明の実施例を実行できる端末及び基地局(FBS、MBS)について説明する。
端末は、アップリンクでは送信機として動作し、ダウンリンクでは受信機として動作できる。また、基地局は、アップリンクでは受信機として動作し、ダウンリンクでは送信機として動作できる。すなわち、端末及び基地局は、情報またはデータの転送のために送信機及び受信機を含むことができる。
送信機及び受信機は、本発明の実施例を実行するためのプロセッサ、モジュール、部分及び/または手段などを含むことができる。特に、送信機及び受信機は、メッセージを暗号化するためのモジュール(手段)、暗号化したメッセージを解析するためのモジュール、メッセージを送受信するためのアンテナなどを含むことができる。このような送信端と受信端の一例を、図8を参照して説明する。
図8は、本発明の他の実施例であって、送信端及び受信端の構造の一例を示すブロック図である。
図8を参照すると、左側は送信端の構造を示し、右側は受信端の構造を示している。送信端及び受信端のそれぞれは、アンテナ5,10、プロセッサ20,30、転送モジュール(Tx module)40,50、受信モジュール(Rx module)60,70及びメモリー80,90を含むことができる。各構成要素は、互いに対応する機能を実行することができる。以下、各構成要素についてより詳細に説明する。
アンテナ5,10は、転送モジュール40,50で生成された信号を外部に転送したり、外部から無線信号を受信して受信モジュール60,70に伝達する機能を担う。多重アンテナ(MIMO)機能が支援される場合には、2個以上が設けられてもよい。
アンテナ、転送モジュール及び受信モジュールは共に、無線通信(RF)モジュールを構成することができる。
プロセッサ20,30は、通常、移動端末機の全般動作を制御する。例えば、上述した本発明の実施例を実行するためのコントローラ機能、サービス特性及び伝播環境に応じたMAC(Medium Access Control)フレーム可変制御機能、ハンドオーバー(HandOver)機能、認証及び暗号化機能などを実行することができる。より具体的に、プロセッサ20、30は、図5乃至図7に示すハンドオーバー手順を行うための制御全般を行うことができる。
特に、移動端末機のプロセッサは、ハンドオーバー命令メッセージを通じて、ターゲット基地局から追加的レンジング機会が割り当てられるフレーム及び/またはサブフレームのインデックスを獲得することができる。そのため、動作時間にターゲット基地局から追加的レンジング機会に関する情報を含むA−MAPを受信できない場合にも、プロセッサは、ハンドオーバー命令メッセージを通じて獲得した情報が指示する追加的レンジング機会を用いてCDMAレンジングが行われるように制御することができる。もし、動作時間情報がターゲット基地局のSFHが転送される時点を指示する場合は、SFHをまず受信し、ターゲット基地局のシステム設定情報を先に獲得することができる。
また、本発明の他の実施例において上述したように、専用コードがハンドオーバー命令メッセージを通じて割り当てられた場合に、プロセッサは、最初にターゲット基地局に転送した専用レンジングコードに対するレンジング応答メッセージが受信されるように制御することができる。この時、レンジング応答メッセージの状態は「continue」であり、同メッセージに含まれた専用コード再使用指示子が「0」に設定された場合には、競合ベースレンジングを行うように制御することができる。一方、専用コード再使用指示子が「1」に設定された場合には、プロセッサは、以前に割り当てられた専用レンジングコードを用いて再度レンジングを試みるように制御することができる。
その他にも、端末のプロセッサは、上述した実施例に開示された動作の全般的な制御動作を行うことができる。
転送モジュール40,50は、プロセッサ20,30からスケジューリングされて外部に転送されるデータに、所定の符号化(coding)及び変調(modulation)を行った後、アンテナ10に伝達することができる。
受信モジュール60,70は、外部からアンテナ5,10を介して受信された無線信号に復号(decoding)及び復調(demodulation)を行って原本データの形態に復元し、プロセッサ20,30に伝達することができる。
メモリー80,90は、プロセッサ20,30の処理及び制御のためのプログラムを格納することもでき、入/出力されるデータを臨時記憶する機能を担うこともできる。また、メモリー80,90は、フラッシュメモリータイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリー(例えば、SDまたはXDメモリーなど)、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、ROM(Read−Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、PROM(Programmable Read−Only Memory)、磁気メモリー、磁気ディスク、光ディスクの少なくとも一タイプの記憶媒体を含むことができる。
一方、基地局は、上述した本発明の実施例を実行するためのコントローラ機能、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)パケットスケジューリング、時分割デュプレックス(TDD:Time Division Duplex)パケットスケジューリング及びチャネル多重化機能、サービス特性及び伝播環境に応じたMACフレーム可変制御機能、高速トラフィック実時間制御機能、ハンドオーバー(Handover)機能、認証及び暗号化機能、データ転送のためのパケット変復調機能、高速パケットチャネルコーディング機能、及び実時間モデム制御機能などを、上述したモジュールの少なくとも一つにより行ったり、これらの機能を実行するための別の手段、モジュールまたは部分などをさらに備えることができる。
本発明は、本発明の精神及び必須特徴から逸脱することなく、他の特定の形態に具体化できる。そのため、上記の詳細な説明はいずれの面においても制約的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的解釈により定めなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係を有しない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めることができる。
本発明の実施例は、様々な無線接続システムに適用することができる。様々な無線接続システムの一例には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2及び/またはIEEE 802.xx(Institute of Electrical and Electronic Engineers 802)システムなどがある。本発明の実施例は、これらの様々な無線接続システムの他、これら様々な無線接続システムを応用したいずれの技術分野にも適用することができる。
ここで、前記応答メッセージの状態が「continue」の場合に、前記プロセッサは、前記再使用指示子が「1」に設定されていると、前記専用レンジングコードを用いたレンジングを再び行い、前記再使用指示子が「0」に設定されていると、ランダムに選択されたレンジングコードを用いてレンジングを行うように制御することができる。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
広帯域無線接続システムにおいて端末がハンドオーバーを行う方法であって、
ターゲット基地局で、前記端末のための追加的レンジング機会(additional
ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含む第1メッセージをサービング基地局から受信し、
前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記ターゲット基地局に転送すること、
を含む、ハンドオーバー実行方法。
(項目2)
前記第1メッセージは、動作時間フィールドをさらに含み、
前記動作時間フィールドが指示する時点に、前記ターゲット基地局からシステム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはにA−MAPを受信することをさらに含む、項目1に記載のハンドオーバー実行方法。
(項目3)
前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含む、項目2に記載のハンドオーバー実行方法。
(項目4)
前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスである、項目2に記載のハンドオーバー実行方法。
(項目5)
前記第1メッセージは、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージである、項目1に記載のハンドオーバー実行方法。
(項目6)
広帯域無線接続システムにおいてターゲット基地局が端末のハンドオーバーを支援する方法であって、
前記端末のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含むハンドオーバー応答メッセージを、サービング基地局に転送し、
前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記端末から受信すること、
を含む、ハンドオーバー支援方法。
(項目7)
前記ハンドオーバー応答メッセージは、動作時間情報をさらに含み、
前記動作時間情報が指示する時点に、システム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはにA−MAPを放送することをさらに含む、項目6に記載のハンドオーバー支援方法。
(項目8)
前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含む、項目7に記載のハンドオーバー支援方法。
(項目9)
前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスである、項目7に記載のハンドオーバー支援方法。
(項目10)
広帯域無線接続システムにおいて動作する移動端末機であって、
プロセッサと、
前記プロセッサの制御によって外部と無線信号を送受信するための無線通信(RF)モジュールと、
を備え、
前記プロセッサは、
前記無線通信モジュールを制御して、ターゲット基地局で、前記移動端末機のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含む第1メッセージが、サービング基地局から受信されるようにし、前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記ターゲット基地局に転送するようにする、移動端末機。
(項目11)
前記第1メッセージは、動作時間フィールドをさらに含み、
前記プロセッサは、
前記動作時間フィールドが指示する時点に、前記ターゲット基地局からシステム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはA−MAPを受信するように制御する、項目10に記載の移動端末機。
(項目12)
前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含む、項目11に記載の移動端末機。
(項目13)
前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスである、項目11に記載の移動端末機。
(項目14)
前記第1メッセージは、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージである、項目10に記載の移動端末機。
(項目15)
広帯域無線接続システムにおいて動作する移動端末機であって、
プロセッサと、
前記プロセッサの制御によって外部と無線信号を送受信するための無線通信(RF)モジュールと、
を備え、
前記プロセッサは、
前記無線通信モジュールを制御して、専用レンジングコード(dedicated CDMA ranging code)及び動作時間情報をサービング基地局からハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージを通じて獲得し、前記動作時間情報が指示する時点に、前記専用レンジングコードをターゲット基地局に転送し、前記コードに対する応答メッセージの状態(status)、及び前記専用レンジングコードの再使用されるか否かを指示する再使用指示子の値によって、前記専用レンジングコードを用いてレンジングを再び行うか否かを決定する、移動端末機。
(項目16)
前記応答メッセージの状態が「continue」の場合に、
前記プロセッサは、
前記再使用指示子が「1」に設定されていると、前記専用レンジングコードを用いたレンジングを再び行い、前記再使用指示子が「0」に設定されていると、ランダムに選択されたレンジングコードを用いてレンジングを行うように制御する、項目15に記載の移動端末機。

Claims (16)

  1. 広帯域無線接続システムにおいて端末がハンドオーバーを行う方法であって、
    ターゲット基地局で、前記端末のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含む第1メッセージをサービング基地局から受信し、
    前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記ターゲット基地局に転送すること、
    を含む、ハンドオーバー実行方法。
  2. 前記第1メッセージは、動作時間フィールドをさらに含み、
    前記動作時間フィールドが指示する時点に、前記ターゲット基地局からシステム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはにA−MAPを受信することをさらに含む、請求項1に記載のハンドオーバー実行方法。
  3. 前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含む、請求項2に記載のハンドオーバー実行方法。
  4. 前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスである、請求項2に記載のハンドオーバー実行方法。
  5. 前記第1メッセージは、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージである、請求項1に記載のハンドオーバー実行方法。
  6. 広帯域無線接続システムにおいてターゲット基地局が端末のハンドオーバーを支援する方法であって、
    前記端末のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含むハンドオーバー応答メッセージを、サービング基地局に転送し、
    前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記端末から受信すること、
    を含む、ハンドオーバー支援方法。
  7. 前記ハンドオーバー応答メッセージは、動作時間情報をさらに含み、
    前記動作時間情報が指示する時点に、システム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはにA−MAPを放送することをさらに含む、請求項6に記載のハンドオーバー支援方法。
  8. 前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含む、請求項7に記載のハンドオーバー支援方法。
  9. 前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスである、請求項7に記載のハンドオーバー支援方法。
  10. 広帯域無線接続システムにおいて動作する移動端末機であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサの制御によって外部と無線信号を送受信するための無線通信(RF)モジュールと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記無線通信モジュールを制御して、ターゲット基地局で、前記移動端末機のための追加的レンジング機会(additional ranging opportunity)が割り当てられるサブフレームを指示する第1インデックス情報、及び前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示する第2インデックス情報のうち少なくとも一つを含む第1メッセージが、サービング基地局から受信されるようにし、前記第1インデックス情報及び第2インデックスが指示する前記追加的レンジング機会を通じてレンジングコードを前記ターゲット基地局に転送するようにする、移動端末機。
  11. 前記第1メッセージは、動作時間フィールドをさらに含み、
    前記プロセッサは、
    前記動作時間フィールドが指示する時点に、前記ターゲット基地局からシステム設定情報の含まれているスーパーフレームヘッダー(SFH)またはA−MAPを受信するように制御する、請求項10に記載の移動端末機。
  12. 前記A−MAPは、前記追加的レンジング機会が割り当てられる時点に関する情報を含む、請求項11に記載の移動端末機。
  13. 前記第2インデックス情報は、前記スーパーフレームヘッダーが転送されるスーパーフレームにおいて前記追加的レンジング機会が割り当てられるフレームを指示するインデックスである、請求項11に記載の移動端末機。
  14. 前記第1メッセージは、ハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージである、請求項10に記載の移動端末機。
  15. 広帯域無線接続システムにおいて動作する移動端末機であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサの制御によって外部と無線信号を送受信するための無線通信(RF)モジュールと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記無線通信モジュールを制御して、専用レンジングコード(dedicated CDMA ranging code)及び動作時間情報をサービング基地局からハンドオーバー命令(AAI_HO−CMD)メッセージを通じて獲得し、前記動作時間情報が指示する時点に、前記専用レンジングコードをターゲット基地局に転送し、前記コードに対する応答メッセージの状態(status)、及び前記専用レンジングコードの再使用されるか否かを指示する再使用指示子の値によって、前記専用レンジングコードを用いてレンジングを再び行うか否かを決定する、移動端末機。
  16. 前記応答メッセージの状態が「continue」の場合に、
    前記プロセッサは、
    前記再使用指示子が「1」に設定されていると、前記専用レンジングコードを用いたレンジングを再び行い、前記再使用指示子が「0」に設定されていると、ランダムに選択されたレンジングコードを用いてレンジングを行うように制御する、請求項15に記載の移動端末機。
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