JP2013508661A - ソーラコレクタ - Google Patents

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Abstract

本発明はソーラコレクタ(1)に関するものであり、ソーラコレクタは、ハウジング(3)をこれらの間に画定するように互いに対面して配置された第1壁(2)と第2壁(4)とを含み、第1壁(2)は透明でありかつ太陽放射がコレクタに衝突する側に位置するようにされており、ソーラコレクタ(2)はさらに、ハウジング(3)内部に配置された、太陽放射からのエネルギを吸収するための手段(6,7)を含み、前記吸収手段は、伝熱流体を運ぶ少なくとも1つの導管(7)を含む。さらに、コレクタ(1)は、第1壁(2)と、導管(7)上の吸収手段(6,7)との間に配置された少なくとも1つの透明なスペーサを含む。

Description

本発明は、構造体、特に建造物の屋根又は正面(facade)に取り付けられるように意図された平坦なソーラコレクタに関する。
ソーラコレクタは、太陽放射に由来するエネルギを、伝熱流体によって収集される熱エネルギに変換するように構成されたモジュールである。従来から、平坦なソーラコレクタは、互いに対面する2つの壁を含み、壁はこれらの間において、エネルギ変換要素を収納するハウジングの境界を画定しており、エネルギ変換要素は概ね、伝熱流体が貫流する1つ又は2つ以上の管に熱的接続された吸収パネルの形態を成している。対面する2つの壁のうちの少なくとも一方は透明であり、そして太陽放射がエネルギ変換要素に向かって良好に透過するのを可能にするように、コレクタに入射する太陽放射の方向に面するようにされている。
このようなソーラコレクタのエネルギ変換効率を高めるために、エネルギ変換要素を収納するハウジング内に真空を形成することが知られている。このことは対流及び分子伝導による熱損失を制限するのを可能にする。このような事例では、外部大気圧の結果としてコレクタの壁に加えられる圧縮力に抗するために、コレクタは、対面する壁の間に一定の距離を維持することを可能にするスペーサを備えている。エネルギ変換要素も、ここでもまたこれらを収納するハウジングを仕切る壁に接触することによる熱損失を制限するという観点から、これらの壁からある程度の距離だけ離れた状態で保持されることが有利である。
特許文献1に記載された真空ソーラコレクタ構造の場合、スペーサはロッドの形を成しており、これらのロッドはコレクタの2つの対面壁の間に位置している。これらのロッドは、伝熱流体が流れる管からある程度の距離だけ離れた状態でコレクタ内に分配されていて、吸収パネルを貫通している。スペーサを形成するロッドが金属から作成されていると、これらのロッドには損失が発生する可能性が高い。加えて、吸収パネルには、これらのロッドが貫通することのできる孔が開けられているので、太陽放射に由来するエネルギを吸収するために利用可能かつ活動的なパネル面積が低減され、そしてこのことはコレクタのエネルギ変換効率を制限する。この周知のソーラコレクタ構造の別の欠点は、スペーサを形成するロッドをコレクタ内に個別に嵌め込まなければならず、このことが、コレクタの製造に伴う時間及びコストを増大させてしまうことである。さらに、この周知のコレクタの厚さは厚く、このことは、建造物の屋根又は正面に審美的に組み込めないことを意味する。
国際公開第87/06328号
このような欠点を本発明は、コレクタ内の熱分布の観点及びコレクタの機械強度の観点の双方で最適化された構造を有するソーラコレクタを提案し、コレクタのエネルギ変換効率を改善することを可能にし、このようなソーラコレクタがまた、最小化されたサイズ及び簡易な製造方法を有するようにすることによって、より具体的に改善することを可能にする。
この目的を達成するために、本発明の1つの対象は、ソーラコレクタであって、
−互いに対面する第1壁及び第2壁であって、第1壁と第2壁との間にハウジングの境界が画定され、第1壁は透明でありかつコレクタ上に入射する太陽放射の方向に面するようにされている、第1壁及び第2壁と、
−太陽放射に由来するエネルギを吸収する、ハウジング内に配置されている吸収手段であって、伝熱流体が貫流する少なくとも1つの管を含む吸収手段と、
を含むソーラコレクタにおいて、
さらに、管の領域において、第1壁と吸収手段との間に配置された少なくとも1つの透明なスペーサを含むことを特徴とする、
ソーラコレクタである。
本発明の意味において、透明な要素は、少なくとも、太陽放射に由来するエネルギを吸収手段によって熱エネルギに変換するために用いられる太陽放射波長範囲内で透明である要素である。加えて、スペーサは、これが第1壁と管との間に配置されたときに、スペーサと管との間に他の吸収要素が介在するしないにかかわらず、第1壁と吸収手段との間で、管の領域又は管の領域内に位置すると言われる。スペーサはこの場合、吸収手段の比較的低温の部分と熱的接触している。なぜならば伝熱流体が管を貫流しているからである。
それぞれのスペーサが伝熱流体循環管の領域内、換言すれば吸収手段の温度が低い箇所に配置されているという事実によって、スペーサを横切る熱損失が制限される。加えて、第1壁の透明性、及び第1壁と吸収手段との間に配置されたそれぞれのスペーサの透明性は、太陽放射がコレクタの吸収手段に向かう良好な透過を保証する。太陽に由来するエネルギの、吸収手段による収集率、及びコレクタのエネルギ変換効率がこうして最適化される。
単独で、又は技術的に実現可能な任意の組み合わせで考えられる、本発明によるソーラコレクタの他の有利な特徴によれば、
− 吸収手段は、管に熱的接続された吸収パネルを含み、スペーサは、第1壁と、吸収パネルの、管と熱的接触する部分との間に配置されており、
− スペーサは、吸収手段の方向に丸みを付けられた形状を有しており、
− スペーサはガラスから作成されており、
− スペーサは第1壁と一体的に形成されており、
− 第1壁とスペーサとが強化ガラスから作成されており、スペーサは第1壁と一緒に熱強化されており、
− 第1壁はガラスから作成されており、スペーサは、第1壁をロール加工することによって得られた、第1壁に対して盛り上がった形の機構(a feature in relief)であり、
− スペーサは、化学強化ガラスから作成されたスペーサであり、
− スペーサの厚さは、これが化学強化されたスペーサであるときには、4ミリメートル未満、好ましくは2ミリメートル未満であり、これが第1壁と一体的なスペーサであるときには、好ましくは1ミリメートル未満であり、
− コレクタは、管のそれぞれの側に1つのスペーサが配置された少なくとも1つのスペーサ対を含み、スペーサ対は、第1壁と吸収手段との間に第1スペーサと、第2壁と吸収手段との間に第2スペーサとを含み、
− 各スペーサ対の第1及び第2スペーサは、第1及び第2壁の中央平面に対して横断方向で互いに整列して配置されており、
− 第2スペーサは第2壁と一体的に形成されており、
− 第2壁が金属から作成されており、第2スペーサは、第2壁をエンボス加工することによって得られた第2壁に対して盛り上がった形の機構であり、
− 第2壁が第1の壁と同一でありかつコレクタの中央平面に対して第1壁と対称であり、
− 第2スペーサは、化学強化ガラスから作成されたスペーサであり、
− 第2スペーサの厚さが4ミリメートル未満、好ましくは2ミリメートル未満であり、
− ハウジングが流体密でありかつ真空下に置かれるように構成されており、
− コレクタが、第1壁と第2壁との間にスペーサフレームを含み、
− コレクタの厚さが30ミリメートル未満、好ましくは25ミリメートル未満であり、
− ソーラコレクタの第1壁が、第1ソーラコレクタと並置した同様の第2ソーラコレクタの第1壁を部分的に覆うことができるように、第1壁の自由縁部が第2壁の対応する自由縁部を超えて突出する。
本発明の別の対象は、構造体、特に建造物の屋根又は正面のための外装組立体(cladding assembly)であって、上記のような少なくとも1つのソーラコレクタを含む、外装組立体である。
本発明の特徴及び利点は、添付の図面に関連して一例として示される本発明によるソーラコレクタの4つの実施態様の下記説明から明らかになる。
図1は、本発明の第1実施態様によるソーラコレクタを示す断面図である。 図2は、本発明の第2実施態様によるソーラコレクタを、図1と同様に示す断面図である。 図3は、本発明の第3実施態様によるソーラコレクタを、図1と同様に示す断面図である。 図4は、構造体、例えば建造物の屋根又は正面に取り付けられた、本発明による2つのソーラコレクタを、上方から見た状態で示す概略平面図である。 図5は、本発明の第4実施態様によるソーラコレクタが取り付けられている屋根構造を示す側面図である。
図面の便宜上、図1〜5における種々の部材は厳密に原寸に比例して示されているわけではない。
図1に示された第1実施態様のソーラコレクタ1は、コレクタ上に入射する太陽放射の方向に面するようにされた透明な上壁2と、同様に透明な下壁4とを含む。壁2及び4は、2枚の同一の強化ガラスから形成され、形状が矩形であり、そして厚さが4〜6ミリメートルのオーダである。壁2及び4は、金属フレーム5によって合体されているので、これらの壁は一緒に、そしてフレーム5とともにハウジング3を仕切ることにより、コレクタ1の吸収手段を収納する。コレクタ1が組み立て済の形態を成しているときには、壁2及び4の中央平面π及びπ’はほぼ互いに平行である。中央平面π及びπ’に対してほぼ垂直な、コレクタ1の厚さ方向はZで示されている。
流体密なシール部10、特に気密なシール部によって、壁2及び4のそれぞれがフレーム5に固定されている。金属フレーム5と各ガラス壁2又は4との間のシール部10は、フレームと、ガラス壁に堆積された金属フリットとの間に、はんだ合金を使用してはんだ付けを施すことによって得られることが好ましい。ガラスフリットと金属粒子とを含むこの金属フリットは、有利には、フレーム5と接触するように意図された、ガラス壁2又は4の面の周囲にスクリーン印刷を施すことにより被着され、そして次いでガス壁2又は4の熱強化中に焼成される。ガラスと金属との間に得られるシール部10は、長期にわたる良好な機械強度及びシーリング特性を有する。具体的には、シール部10は、コレクタの吸収手段が配置されたハウジング3が、真空下に置かれ、真空下で保持されるのを可能にする。
これらの吸収手段は、吸収パネルとしても知られている金属パネル6と、伝熱流体が貫流する管7とを含む。伝熱流体は例えば、場合によっては凍結防止剤と混合された水である。吸収パネル6は、上壁2と、伝熱流体が貫流する管7との間に配置されているので、壁2を通過する太陽放射に由来する熱を貯えることができる。この熱は次いで吸収パネル6から、管7を貫流する流体へ移される。これを目的として、管7は、下壁4に面する、吸収パネル6の下面6Aと熱的接触している。より具体的には、管7は、吸収パネル6の下面6Aに蛇行コイルの形態で当て付けられていることにより、管と吸収パネルとの熱的接触のための面積が最大化される。図1に示されているように、吸収手段6及び7を好ましくは、これらの壁2及び4からある程度の距離を置いて、コレクタの中央平面Pで保持することにより、これらの壁における接触による熱損失が制限される。具体的には銅又はアルミニウムから形成された吸収パネル6は、0.1〜1ミリメートルのオーダのZ方向厚さを有している。具体的には銅から形成された管7の円断面の直径は8mmのオーダである。
管7は、伝熱流体のための入口側及び出口側の2つのコネクタ11のところで、コレクタ1の外側に対して開いている。これらのコネクタは図4に概略的に示されている。好ましくは、2つのコネクタ11は、コレクタ1の同一端面に設けられ、換言すれば矩形フレーム5の同一の側51に取り付けられており、それぞれが側51の1つの端部51A又は51Bの近くに配置されている。水平面に対して傾斜した構造体12、例えば屋根又は正面にコレクタ1を取り付けるときには、コネクタ11を含むフレーム5の側51は、フレームの他の側と比較して最も高いところに配置されるのが好ましい。こうすると、2つのコレクタ1を構造体12上に並置することにより図4に示すような外装組立体20を形成する場合に、第1のコレクタ1の入口側コネクタが、これと並置された第2のコレクタ1の出口側コネクタに、例えばU字形ホース13を使用して結合されるのが容易になる。伝熱流体が複数のコレクタを連続的に貫流することができるソーラコレクタシステムがこうして形成される。
パッドの形態の複数のスペーサ8及び9をコレクタ1内に設けることにより、コレクタが真空下に置かれているときに、上壁2と下壁4との間に一定の距離を維持する。コレクタ1はこのように、上壁2と吸収手段との間に配置された、上側スペーサと呼ばれる一連の第1のスペーサ8と、下壁4と吸収手段との間に配置された、下側スペーサと呼ばれる一連の第2のスペーサ9とを含む。スペーサ8,9は、スペーサ対を形成するようにコレクタ1内に分配されている。それぞれのスペーサ対は上側スペーサ8と下側スペーサ9とを含み、これらはZ方向で実質的に整列しており、そして吸収手段のそれぞれの側で、その都度管7の領域内に配置されている。
より具体的には、上壁2と、管7と熱的接触している吸収パネル6の部分との間に、それぞれの上側スペーサ8が配置されている一方で、下壁4と管7との間に、それぞれの下側スペーサ9が配置されている。その都度管7の一部の領域内にスペーサ8,9が空間的に配置されていることは、吸収手段6及び7からスペーサを通した熱損失が制限されるのを可能にする。具体的には、管7、及び管7と熱的接触している吸収パネル6の部分61は熱分布において低温ゾーンであり、ひいてはスペーサを通した熱漏れのリスクを制限する。
第1実施態様において、それぞれのスペーサ8又は9は、対応する壁2又は4に対して突出する盛り上がった形の機構であり、このスペーサは、壁2又は4を形成するガラス板をロール加工することによって形成される。換言すれば、一連の上側スペーサ8は、形成されるべきテクスチャを反転したものを表面上に有する硬質の物体、例えば金属ローラを使用してガラス板表面を変形させることが可能であるような温度までガラス板を加熱することにより、壁2を形成するガラス板の平坦な表面をロール加工することによって得られる。有利には、ロール加工によって得られるスペーサ8及び9は、壁2及び4の熱強化中に強化される。こうして、ガラス壁2又は4内に組み込まれ、そして良好な透明性及び機械強度特性を有するスペーサ8及び9が得られる。
図2に示された第2実施態様の場合、第1実施態様のものと同様の部材は、同じ符号に100を加えたものを有している。この第2実施態様によるソーラコレクタ101は、スペーサ108及び109の構造によって、第1実施態様のソーラコレクタ1とは異なっている。第1実施態様におけるように、ソーラコレクタ101は、透明な上壁102と、同様に透明な下壁104とを含んでおり、これら2つは、2枚の同一の熱強化ガラス板によって形成されている。壁102及び104はこれらの間に、そして壁が流体密なシール部110によって取り付けられた金属フレーム105と一緒に、コレクタの吸収手段106及び107を収納するための流体密なハウジング103を仕切っている。第1実施態様のものと同様のこれらの吸収手段は、吸収パネル106と、伝熱流体が流れる管107とを含んでいる。第1実施態様におけるように、管107は吸収パネル106と、その下面106Aの側で熱的接触している。
コレクタ101は複数の上側スペーサ108と、複数の下側スペーサ109とを含んでいる。これらのスペーサは、コレクタが真空下に置かれているときに、上壁102と下壁104との間に一定の距離を維持するように意図されている。第1実施態様のように、これらのスペーサ108及び109は、コレクタ101の厚さのZ方向で対を成して整列しているので、それぞれの上側スペーサ108は、上壁102と、管107と熱的接触している吸収パネル106の部分161との間に配置されるのに対して、それぞれの下側スペーサ109は、下壁104と管107との間に配置される。しかしながら、この第2実施態様の場合、スペーサ108及び109は、ロール加工によって得られる盛り上がった形の機構の形態を成してはおらず、壁102及び104上に例えば接着によって加えられたガラスビーズの形態を成している。ハウジング103内に真空が形成されているときに壁102及び104に加えられる圧縮力に耐えるために、ガラスビーズは化学強化によって強化されている。このような化学強化処理は、表面に高い圧縮応力を誘導するという観点で、最初にガラス中に存在し表面に近接するアルカリイオンを、イオン交換によって他のより大きいアルカリイオンと置換しようとするものである。化学強化はこのように、ビーズの機械強度を著しく高めるのを可能にする。
このような化学強化処理のためには、ビーズを形成するガラスは、強化前に、アルカリ酸化物を含有することが必要となる。一例を挙げるならば、最初の酸化物はNaOであってよく、次いでKNOを用いた処理によって化学強化を施すことにより、NイオンをKイオンで少なくとも部分的に置換することができ、最初の酸化物はLiOであってもよく、次いでNaNO又はKNOを用いた処理によって化学強化を施すことにより、LiイオンをNa又はKイオンで少なくとも部分的に置換することができる。化学強化は、処理される表面に対して垂直のイオン濃度勾配、特にK又はNaの濃度勾配をもたらし、その濃度はこれらの表面から離れるほど低下する。実際には、例えばナトリウム/カリウム交換の場合、イオン交換は、400〜500℃の温度まで上昇させたカリウム塩浴槽内にガラスビーズを浸すことによって行われる。イオン交換パラメータ、特に温度及び継続時間は、高い表面応力を促進するように選ばれる。イオン交換は、電界によって支援されてもよい。
図3に示された第3実施態様の場合、第1実施態様のものと同様の部材は、同じ符号に200を加えたものを有している。この第3実施態様によるソーラコレクタ201が第1実施態様のソーラコレクタ1と異なっているのは、下壁204が金属から形成されている点である。より具体的には、ソーラコレクタ201は、熱強化ガラス板から形成された透明な上壁202と、金属トレイ215とを含んでいる。金属トレイ215は、コレクタ201の下壁を形成する底部204と、底部204に対してほぼ垂直方向に延びる側縁部205とを含んでいる。上壁202は、流体密、具体的には気密なシール部210によって、側縁部205の自由縁部に結合されている。前記と同様に、金属縁部205とガラス上壁202との間のシール部210は好ましくは、側縁部205の自由縁部と、上壁202に被着された金属フリットとを一緒にはんだ付けすることによって得られる。壁202及び204はこれらの間に、そして側縁部205と一緒に、流体密なハウジング203を仕切っており、このハウジング内にはコレクタ201の吸収手段206及び207が収容されている。吸収手段は、吸収パネル206と、伝熱流体流のための管207とを含んでいる。管207は、吸収パネル206と、その下面206A側で熱的接触している。
前の実施態様と同様に、コレクタ201は複数の上側スペーサ208と、複数の下側スペーサ209とを含んでいる。これらのスペーサ208及び209は、コレクタ201の厚さのZ方向で対を成して整列しており、コレクタ201が真空下に置かれているときに、上壁202と下壁204との間に一定の距離を維持するように設計されている。それぞれの上側スペーサ208は、上壁202と、管207と熱的接触している吸収パネル206の部分261との間に配置されるのに対して、それぞれの下側スペーサ209は、下壁204と管207との間に配置される。
この第3の実施例において、上側スペーサ208は、壁202を形成するガラス板をロール加工することによって形成された、上壁202に対して突出する盛り上がった形の機構である。そして上側スペーサは、壁202が熱強化されるときに強化されると有利である。これらの部分に対応する下側スペーサ209は、金属壁204をエンボス加工することによって形成された、下壁204に対して突出する盛り上がった形の機構である。熱損失を低減するために、管207と金属下側スペース209との間に断熱シート214が加えられると有利である。このシートは、コレクタを真空下に置くのをより容易にするために無孔質であることが好ましく、そして例えばガラス又はセラミックスから作成されるとともに厚さが1〜4ミリメートルのオーダであってよい。このような断熱シートがコレクタ201内で管207と下側スペーサ209との間に存在していると、下側スペーサ209は管207とZ方向で好ましく整列するが、しかしこのことは必須ではない。
実施態様がどのようなものであっても、それぞれの上側スペーサ8,108,208又は下側スペーサ9,109,209の厚さe、e108、e208又はe、e109、e209は4ミリメートル、好ましくは2ミリメートルである。より具体的には、スペーサが第2実施態様におけるような化学強化処理を受けたガラスビーズである場合、これらのビーズの厚さは好ましくは2ミリメートル未満である。スペーサが、コレクタのガラス壁と一体的なガラスから作成されていて、そして第1及び第3実施態様のロール加工により得られるスペーサ8,9及び208に当てはまるように、壁の熱強化中に熱強化される場合、これらのスペーサの厚さは好ましくは1ミリメートル未満である。
加えて、それぞれのスペーサ8,108,208,9,109,209が、吸収手段に向かって丸みを付けられた形状、具体的には球形又は半球形の形状を有することにより、スペーサと吸収手段との接触面積を最小化し、ひいてスペーサを通した熱損失を制限することが有利である。スペーサを通した熱損失を制限するように、特にスペーサ間のピッチpの値を最大化することによって、上壁及び下壁のそれぞれに設けられるスペーサの密度を最小限にしようとする試みも為されている。より具体的には、一方ではスペーサを通した熱損失を最小化することと、他方では壁全体に応力を分配することとの間の妥協点に達するために、それぞれの壁のスペーサ間のピッチpの値が調節される。スペーサ間のピッチpを増大させると、壁内に発生する機械応力の集中度が高まり、ひいては、これがガラスから作成されている場合にはこの壁の破断のリスクが高まる。スペーサ間のピッチp値が20〜100ミリメートルである場合に、良好な妥協点が得られる。
上記3つの実施態様から明らかなように、本発明によるソーラコレクタは、上壁の透明性及び上側スペーサの透明性の両方に基づき、コレクタの吸収手段に向かう太陽放射の良好な透過を可能にする。具体的には、上側スペーサの透明性に基づいて、吸収パネルの活動表面積全体が太陽放射に当てられ、吸収パネルによるエネルギ収集率を改善するのを可能にする。上壁及び/又は上側スペーサは、酸化鉄含有率が極めて低い透明なクリアガラス又はエクストラクリアガラス、例えば“ディアマント(DIAMANT)”の種類、又は具体的には上側スペースがコレクタの上壁をロール加工することによって得られる盛り上がった形の機構である場合には、ロール加工によって製造された“アルバリノ(ALBARINO)”の種類の、Saint−Gobain Glass社によって市販されているガラスから形成されることが好ましい。
本発明によるソーラコレクタはまた、一方では、吸収手段を収納するハウジング内で真空を形成することに基づいて、そして他方では、スペーサがコレクタ内に特定の形式で配置されることに基づいて、熱損失を制限するのを可能にする。伝熱流体が貫流する管の領域内で吸収手段の温度の低い箇所にスペーサを配置することは、スペーサを通した熱損失を低減するのを効果的に可能にする。このことは、それぞれのスペーサが吸収手段に向かって丸みを付けられた形状を有することによっても同様に可能になる。このような形状は、スペーサと吸収手段との接触面積が最小化されることを可能にする。特にガラスから作成されるスペーサの場合に熱強化又は化学強化を施すことによって行われるスペーサの強化はさらに、コレクタの機械的保全性を達成するのに必要となるスペーサ数を減らすのを可能にし、そしてこのことは、スペーサを通した熱損失の低減に向けてさらに貢献する。
吸収パネルによるエネルギ収集率が改善され、そして熱損失が低減されるという理由から、本発明によるソーラコレクタは、従来技術のソーラコレクタの効率を超えるエネルギ変換効率を有することができる。
本発明によるソーラコレクタは、一方では、厚さが比較的薄くても良好な機械強度を呈する強化ガラス又は金属から形成された壁及びスペーサを使用することに基づいて、そして他方では、前記のようなガラス金属間シール部を装着することによって、吸収手段を収納するハウジング内に真空を効果的に維持することが可能であることに基づいて、極めてコンパクトな構造を有することもできる。本発明によれば、ソーラコレクタの厚さe、e101、e201は30ミリメートル未満、好ましくは25ミリメートル未満である。そのコンパクトさにより、本発明によるソーラコレクタを、建造物の屋根又は正面内に容易且つ審美的に組み込むことができる。上壁のために強化ガラス板を使用することは、建造物の屋根又は正面に取り付けられたときに悪天候に耐えることができることを保証する。さらに、本発明によるソーラコレクタは、真空にされているので、これが装着された屋根又は正面の断熱効果を改善することができる。
さらに、本発明によるソーラコレクタは、コレクタの1つの壁に集合的に形成されたスペーサを含むと、コレクタ内にスペーサを個別に装着することを必要としなくなる。このことは、コレクタが前述のようなロール加工又はエンボス加工によって得られたスペーサを含む場合、或いは、スキージ(squeegee)の一回の通過でスクリーン印刷により壁にガラスフリットを被着し、次いでこのガラスフリットを焼成することによって形成されたスペーサを含む場合に当てはまる。スペーサをこのように集合的に製造することにより、ソーラコレクタの製造方法はより簡潔に、そして高速になる。このことは工業規模の製造にとって有利である。
本発明によるソーラコレクタは有利には、構造体、例えば建造物の屋根又は正面に取り付けられるように意図された外装組立体20,320の一部を形成する。外装組立体20,320は、他の要素、特に他のソーラコレクタ、光起電力モジュール及び/又はコンベンショナルなタイル若しくはスレートを含む。外装組立体20,320の種々の要素は好ましくは、タイル又はスレートの様式で、重複部分を伴う段状配列を成して互いに配列され、図示されていない固定手段、例えば米国特許出願公開第2003/0213201号明細書に記載されているようなフック及び鋸歯エッジを含むレールによって合体される。図5に見られる第4実施態様に示すように、本発明によるソーラコレクタの形状は、建造物の屋根又は正面上にコレクタを、タイル又はスレートの様式で重複部分を伴うように段状に配列するのを容易にするように簡単に適合することができる。
この第4実施態様では、第1実施態様と同様の部材は、同じ符号に300を加えたものを有している。第4実施態様によるそれぞれのソーラコレクタ301は、前述のコレクタ1,101,201のいずれのものとも同じ構造を有するが、ただし、コレクタ301の上壁302に与えられた、コレクタ301の高さ方向Yで見た高さh302は、コレクタの基礎部分のY方向における高さを超え、そしてコレクタの下壁304の高さh304よりも著しく高い。加えて、コレクタ301が組み立て済形態を成しているときには、壁302及び304は、上壁302の2つの対向する自由縁部321及び323が、下壁304の対応する自由縁部341及び343を距離dだけ超えて突出するように配置される。
図5に示された構造体312の場合と同様に、コレクタ301を乗せる構造体が水平面に対して傾斜していると、コレクタ301は、水平面に対する構造体の傾斜方向と実質的に整列した高さ方向Yを有するように、構造体に取り付けられるように意図されている。このように、コレクタ301が、傾斜した構造体312上に取り付けられるように構成されている場合、コレクタ301の上壁302は、構造体の傾斜方向で見て第1コレクタ301の下側に並置された、構造体312に取り付けられた同様の第2コレクタ301の上壁302を部分的に覆うことができる。これにより、構造体上にタイル状の所望の段状配列を有するいくつかのコレクタ301を含む外装組立体320がもたらされる。コレクタ301のこのような段状配列は、強風に遭遇したときにも、外装組立体320に良好な風雨密性を与える。
本発明は、記載され示された例に限定されることはない。具体的には、
− 上側及び下側のスペーサは、ソーラコレクタの壁と一体でなく、これらの壁に任意の適切な手段によって、特に接着又は溶接によって加えることもでき、
− 上側スペーサは、ガラス以外の任意の透明な材料であって、高い圧縮機械応力に耐えることができる材料、例えばプラスチックから形成されていてもよく、
− 下側スペーサは、高い圧縮機械応力に耐えることができる透明な又は他の任意の材料、例えばガラス、金属、セラミックスから形成されていてもよく、
− ソーラコレクタのガラス壁内に組み込まれたガラススペーサは、ロール加工以外の技術によって、特に、全てのスペーサをスキージの一回の通過で適用することができるスクリーン印刷、又は比較的厚いスペーサを適用するのを可能にする分注器によって、壁にガラスフリットを適用することにより得ることができ、いずれの場合にもフリットの焼成は有利には壁の熱強化中に行われ、ロール加工によって得られたスペーサの場合、ガラス壁と一体的なガラススペーサの厚さは好ましくは1ミリメートル未満であり、
− 上側スペーサがソーラコレクタのガラス上壁をローリング加工することにより得られる場合、コレクタの外側に向くように意図された上壁の面をロール加工することにより、滑り止めテクスチャを有するようにしてもよく、このことは、建造物の屋根にソーラコレクタを設置するときに、屋根の上で動き回る人が落下するのを防止するのに特に有利であり、
− コレクタの外側に向くように意図された上壁の面をロール加工することにより、これにレンズ型のテクスチャを提供することもでき、これにより、仏国特許出願公開第2 896 596号明細書に記載されているように、直射日光を妨げることなしに、ソーラコレクタの表面においてイメージを見ることができ、
− 上側スペーサ及び下側スペーサはこれらの機能に適した任意の形状であってもよく、好ましくは吸収手段に向かって丸みを付けられた形状を有しており、上側スペーサ及び下側スペーサは、上述のような円形又は多角形断面を有するパッドの形態、或いは細長い区域の形態であって、その長手方向が好ましくは伝熱流体が貫流するそれぞれの管の長手方向に対して横断方向に延びている形態を成していてよく、金属から形成された下壁を含むコレクタの場合、この壁は下側スペーサとして作用する突出区域を形成するように波状にすることができ、
− ソーラコレクタの機械強度を改善するために、コレクタの上壁及び/又は下壁は、ガラスから作成される場合、ポリマ中間層を介して別のガラス板と一緒に組立てることにより、積層ガラス板を形成することができ、
− コレクタのガラス壁と金属トレイ又は金属フレームとの間のシール部を、特に金属トレイ又はフレームに設置されたコネクタの近くにおいて、コレクタのシール部に、ひいてはシーリング作用に損傷を引き起こす傾向のある熱応力から保護するために、金属トレイ又は金属フレームは、ガラス壁に結合することができるように、ガラス壁の縁部を超えて、シール部に対して外方に向かってオフセットされたより薄い壁を含むことにより、ガラス金属間接合領域に沿って空の断熱スペースを形成することができ、
− コレクタは、蛇行コイルの形態の単一管ではなく、伝熱流体が流れるいくつかの管を含んでいてもよく、
− 図1〜3に示された吸収パネルから独立した管ではなく、伝熱流体の循環のための管又はそれぞれの管が、例えばU字形構成部分を吸収パネルの下面に固定することによって、少なくとも部分的に吸収パネルによって形成されていてよく、
− ソーラコレクタのハウジング内に配置された吸収手段は、太陽放射に由来するエネルギを熱エネルギに変換する手段、例えば上記のように吸収パネル及び伝熱流体が貫流する管を含むことに加えて、太陽放射に由来するエネルギを電気エネルギに変換する手段、例えば光起電力セル(太陽電池)を含んでいてもよい。

Claims (15)

  1. ソーラコレクタ(1;101;201;301)であって、
    −互いに対面する第1壁(2:102;202;302)及び第2壁(4;104;204;304)であって、前記第1壁と前記第2壁との間にハウジング(3:103:203)の境界が画定され、前記第1壁(2:102;202;302)は透明でありかつ前記コレクタ上に入射する太陽放射の方向に面するようにされている、第1壁及び第2壁と、
    −太陽放射に由来するエネルギを吸収する、前記ハウジング(3:103:203)内に配置されている吸収手段(6,7;106,107;206,207)であって、伝熱流体が貫流する少なくとも1つの管(7;107;207)を含む吸収手段と、
    を含むソーラコレクタにおいて、
    さらに、前記管(7;107;207)の領域において、前記第1壁(2;102;202;302)と前記吸収手段(6,7;106,107;206,207)との間に配置された少なくとも1つの透明なスペーサ(8;108;208)を含むことを特徴とする、
    ソーラコレクタ。
  2. 前記吸収手段が、前記管(7;107;207)に熱的接続された吸収パネル(6;106;206)を含み、
    前記スペーサ(8;108;208)が、前記第1壁(2:102;202;302)と、前記吸収パネル(6;106;206)の、前記管(7;107;207)と熱的接触する部分(6;106;206)との間に配置されていることを特徴とする、
    請求項1に記載のソーラコレクタ。
  3. 前記スペーサ(8;108;208)が、前記吸収手段(6,7;106,107;206,207)の方向に丸みを付けられた形状を有していることを特徴とする、
    請求項1及び2のいずれか一方に記載のソーラコレクタ。
  4. 前記スペーサ(8;208)は第1壁(2;202)と一体的に形成されていることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  5. 前記第1壁(2;202)と前記スペーサ(8;208)とが強化ガラスから作成されており、
    前記スペーサは第1壁と一緒に熱強化されていることを特徴とする、
    請求項4に記載のソーラコレクタ。
  6. 前記第1壁(2;202)がガラスから作成されており、
    前記スペーサ(8;208)は、前記第1壁をロール加工することによって得られた、第1壁(2;202)に対して盛り上がった形の機構であることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  7. 前記スペーサ(108)は、化学強化ガラスから作成されたスペーサであることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  8. 前記スペーサ(8;108;208)の厚さ(e;e108;e208)が4ミリメートル未満、好ましくは2ミリメートル未満であることを特徴とする、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  9. 前記ソーラコレクタが、前記管(7;107;207)のそれぞれの側に1つのスペーサが配置された少なくとも1つのスペーサ対を含み、
    前記スペーサ対は、前記第1壁(2;102;202;302)と前記吸収手段との間に第1スペーサ(8;108;208)と、前記第2壁(4;104;204;304)と前記吸収手段との間に第2スペーサ(9;109;209)とを含むことを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  10. 前記第2壁(204)が金属から作成されており、
    前記第2スペーサ(209)は、前記第2壁をエンボス加工することによって得られた前記第2壁(204)に対して盛り上がった形の機構であることを特徴とする、
    請求項9に記載のソーラコレクタ。
  11. 前記第2壁(4;104)が前記第1の壁(2;102)と同一でありかつ前記コレクタの中央平面(P)に対して前記第1壁と対称であることを特徴とする、
    請求項9に記載のソーラコレクタ。
  12. 前記ハウジング(3;103;203)が流体密でありかつ真空下に置かれるように構成されていることを特徴とする、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  13. 前記ソーラコレクタが、前記第1壁(2;102)と第2壁(4;104)との間にスペーサフレーム(5;105)を含むことを特徴とする、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  14. 前記ソーラコレクタの厚さ(e;e101;e201)が30ミリメートル未満、好ましくは25ミリメートル未満であることを特徴とする、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載のソーラコレクタ。
  15. 構造体(12;312)、特に建造物の屋根又は正面のための外装組立体(20;320)であって、
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の少なくとも1つのソーラコレクタ(1;101;201;301)を含むことを特徴とする、
    外装組立体。
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