JP2013500675A - アップリンク周波数上でデータブロックを送信する方法及び装置 - Google Patents

アップリンク周波数上でデータブロックを送信する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のアップリンク周波数に対するデータブロックを生成する方法及び装置を提供する。
【解決手段】無線装置は、各データブロックがデータの第1の量とデータの第2の量とのうち最小量に合うようにデータブロックのデータフィールドの大きさを決定する。データの第1の量は、第1のアップリンク周波数上の第1の許可によって送信可能な量であり、データの第2の量は、第2のアップリンク周波数上の第2の許可によって送信可能な量である。無線装置は、生成されたデータブロック内のデータ量が、データの第1の量とデータの第2の量とのうち最小量の倍数より小さいように、少なくとも一つのデータブロックを生成する。
【選択図】図10

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳しくは、無線通信システムにおける複数のアップリンク周波数上でデータブロックを生成したり、送信したりする方法及び装置に関する。
無線通信システムが音声やデータのような多様な形態の通信コンテンツを提供するために配置されている。一般的な無線通信システムは、可用なシステムリソース(帯域幅、送信電力、等)を共有して多数のユーザに通信をサポートする多元接続システムである。多元接続システムの例として、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどがある。これらのシステムは、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)、高速パケット接続(HSPA)、高速ダウンリンクパケット接続(HSDPA)、高速アップリンクパケット接続(HSUPA)、3GPP長期進化システム(LTE)などのような標準仕様による。
無線通信が普及するにつれて、ユーザは、高い送信速度のようなより高い性能を要求している。より高い送信速度を得るための一つの方法は、搬送波集成(carrier aggregation)を具現して帯域幅を増加させることである。搬送波集成は、複数の搬送波(又は、複数の周波数)を使用する。例えば、基地局は、複数のダウンリンク搬送波を介してデータを送信し、端末は、複数のアップリンク搬送波を介してデータを送信することができる。したがって、装備の複雑度を増加させずにより高い送信速度を得ることができる。
既存システムの無線インタフェースプロトコル階層は、単一搬送波を基準に設計されている。したがって、多重搬送波に既存無線インタフェースプロトコル階層をそのまま適用することは非効率的である。
本発明は、複数の搬送波に対するデータブロックを生成する方法及び装置を提供する。
また、本発明は、複数の搬送波上でデータブロックを送信する方法及び装置を提供する。
一態様において、複数のアップリンク周波数に対するデータブロックを生成する方法が提供される。上記方法は、上記データブロックが、ヘッダ及びデータフィールドを含み、各データブロックがデータの第1の量とデータの第2の量とのうち最小量に合うように上記データブロックのデータフィールドのサイズを決定し、上記データの第1の量は、第1のアップリンク周波数上の第1の許可によって送信可能な量であり、上記データの第2の量は、第2のアップリンク周波数上の第2の許可によって送信可能な量である段階と、生成されたデータブロック内のデータ量が上記データの第1の量と上記データの第2の量とのうち最小量の倍数より小さいように、少なくとも一つのデータブロックを生成する段階とを含む。
上記データブロックは、無線リンク制御(RLC)プロトコルデータユニット(PDU)である。
上記データの第1の量は、上記第1の許可によって送信可能なデータの最大量であり、上記データの第2の量は、上記第2の許可によって送信可能なデータの最大量である。
上記生成されたRLC PDUは、論理チャネルを介して媒体接続制御(MAC)階層に供給される。
上記生成されたデータブロックは、次の送信時間間隔(TTI)に送信される。
上記生成されたデータブロック内のデータ量は、上記データの第1の量と上記データの第2の量とのうち最小量の8倍に等しいか、又は小さい。
上記第1のアップリンク周波数は、1次アップリンク周波数であり、上記第2のアップリンク周波数は、2次アップリンク周波数である。
他の態様において、RLC階層を具現し、複数のアップリンク周波数に対するデータブロックを生成するプロセッサを含む無線装置が提供される。上記プロセッサは、上記データブロックがヘッダ及びデータフィールドを含み、各データブロックがデータの第1の量とデータの第2の量とのうち最小量に合うように上記データブロックのデータフィールドのサイズを決定し、上記データの第1の量は、第1のアップリンク周波数上の第1の許可によって送信可能な量であり、上記データの第2の量は、第2のアップリンク周波数上の第2の許可によって送信可能な量であり、かつ、生成されたデータブロック内のデータ量が上記データの第1の量と上記データの第2の量とのうち最小量の倍数より小さいように、少なくとも一つのデータブロックを生成する。
他の態様において、複数のアップリンク周波数上でデータブロックを送信する方法が提供される。上記方法は、複数のアップリンク周波数に対して複数の第1のアップリンク許可を取得する段階と、上記複数の第1のアップリンク許可に基づいて基準値を決定する段階、上記基準値に基づいて少なくとも一つの上位データブロックを生成する段階と、上記複数のアップリンク周波数に対して複数の第2のアップリンク許可を取得する段階と、上記少なくとも一つの上位データブロックを多重化して上記複数の第2のアップリンク許可に基づいて複数の下位データブロックを生成する段階と、上記複数のアップリンク周波数の各々の上で、上記複数の下位データブロックの各々を送信する段階とを含む。
上記基準値を決定する段階は、上記複数の第1のアップリンク許可の各々に対し、各第1のアップリンク許可によって送信可能なデータ量を決定する段階と、決定された上記データ量のうち最小量を上記基準値として選択する段階とを含むことができる。
上記少なくとも一つの上位データブロックを生成する段階は、各上位データブロックが上記基準値に合うように上位データブロックのデータフィールドのサイズを決定する段階と、生成された上位データブロック内のデータ量が上記基準値の8倍より小さいか、又は等しいように、上記少なくとも一つの上位データブロックを生成する段階と、を含むことができる。
他の態様において、複数のアップリンク周波数上にデータブロックを送信する無線装置が提供される。上記無線装置は、無線インタフェースプロトコル階層を具現するプロセッサと、上記プロセッサと接続されて上記複数のアップリンク周波数の各々の上で、複数の下位データブロックの各々を送信する無線インタフェース部とを含む。上記プロセッサは、複数のアップリンク周波数に対して複数の第1のアップリンク許可を取得し、上記複数の第1のアップリンク許可に基づいて基準値を決定し、上記基準値に基づいて少なくとも一つの上位データブロックを生成し、上記複数のアップリンク周波数に対して複数の第2のアップリンク許可を取得し、かつ、上記少なくとも一つの上位データブロックを多重化して、上記複数の第2のアップリンク許可に基づいて上記複数の下位データブロックを生成する。
端末が複数の周波数のための複数のアップリンク許可を考慮してRLC PDUを予め生成する。RLC PDUがMAC PDUに多重化されるとき、又はMAC PDUから逆多重化されるとき、複雑度を減らすことができる。また、複数の周波数に適するデータ量に該当するRLC PDUを提供することができる。
本発明が適用される汎用移動体通信システム(UMTS)ネットワークを示す図である。 UMTSにおける無線プロトコルの構造を示す図である。 専用チャネル(DCH)及び強化専用チャネル(E-DCH)の構造を示す図である。 E-DCHのためのプロトコルモデルを示す図である。 E-DCHとDCHとの電力共有を示す図である。 完全無線考慮RLC PDUの送信を示す図である。 部分無線考慮RLC PDUの送信を示す図である。 UMTSにおける部分無線考慮RLC PDUに対する階層別動作を示す図である。 単純化された二重セルE-DCHの構造を示す図である。 本発明の一実施例に係るデータブロック送信方法を示すフローチャートである。 段階S1030のRLC PDU生成を示すフローチャートである。 提案された方法を実施する一例を示す図である。 提案された方法を実施する他の例を示す図である。 本発明の実施例を具現する無線装置を示すブロック図である。
図1は、本発明が適用される汎用移動体通信システム(UMTS)ネットワークを示す。
コアネットワーク(CN)は、加入者情報(traffic)を中継する。UMTS地上無線接続ネットワーク(UTRAN)は、一つ又はそれ以上の無線ネットワークシステム(RNS)を含む。RNSは、無線ネットワーク制御装置(RNC)及び基地局(BS)を含む。基地局のサービス範囲(coverage)は、一つ又はそれ以上のセルを含む。
基地局は、端末(UE)に制御面(control plane)及びユーザ面(user plane)を提供する。
端末は、固定であってもよいし、移動するものであってもよく、移動機(MS)、ユーザ端末(UT)、加入者局(SS)、移動体端末(MT)、無線機器、等、他の用語で呼んでもよい。基地局は、端末と通信する固定局を意味し、ノードB、無線基地局装置(BTS)、アクセスポイント、等、他の用語で呼んでもよい。
図2は、UMTSにおける無線プロトコルの構造を示す。
端末とネットワークとの間の無線インタフェースプロトコルの階層は、通信システムで広く知られた開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルの下位3階層に基づいて、L1(第1階層)、L2(第2階層)、L3(第3階層)に区分することができ、このうち第1階層に属する物理階層は、物理チャネルを用いた情報転送サービスを提供し、第3階層に位置する無線リソース制御(RRC)階層は、端末とネットワークとの間の無線リソースを制御する役割を遂行する。このために、RRC階層は端末と基地局との間でRRCメッセージを交換する。
ユーザ面は、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタックであり、制御面は、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
物理階層(PHY)は、物理チャネルを用いて上位階層に情報転送サービスを提供する。物理階層は、上位階層である媒体接続制御(MAC)階層とは伝送チャネル(transport channel)を介して接続されている。伝送チャネルを介してMAC階層と物理階層との間でデータが移動する。伝送チャネルは、チャネルの共有可否によって専用伝送チャネルと共通伝送チャネルとに分けられる。
MAC階層の機能は、論理チャネルと伝送チャネルとをマップし、複数の論理チャネルを一つの伝送チャネルにマップする論理チャネル多重化/逆多重化を含む。MAC階層は、論理チャネルを介して無線リンク制御(RLC)階層にサービスを提供する。
論理チャネルは、送信される情報の種類によって制御面の情報を送信する制御チャネルと、ユーザ面の情報を送信する情報(traffic)チャネルとに分けられる。
MAC階層は、細部的に管理する伝送チャネルの種類によってMAC-b副層、MAC-d副層、MAC-c/sh副層、MAC-hs/ehs副層、及びMAC-e/es又はMAC-/i/is副層に区分される。MAC-b副層は、システム情報の同報を担当する伝送チャネルである同報チャネル(BCH)の管理を担当する。MAC-c/sh副層は、他の端末と共有される下りアクセスチャネル(FACH)又はダウンリンク共有チャネル(DSCH)等の共通伝送チャネルを管理する。MAC-d副層は、特定端末に対する専用伝送チャネルである専用チャネル(DCH)の管理を担当する。ダウンリンク及びアップリンクに高速データ送信をサポートするために、MAC-hs/ehs副層は、高速ダウンリンクデータ送信のための伝送チャネルである高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を管理する。MAC-e/es又はMAC-i/is副層は、高速アップリンクデータ送信のための伝送チャネルである強化専用チャネル(E-DCH)を管理する。
RLC階層の機能は、各無線ベアラ(RB)が要求するサービス品質(QoS)に対する保障及びこれによるデータの送信を担当する。各RB固有のQoSを保障するために、RB毎に一つ又は二つの独立したRLCエンティティがある。多様なQoSをサポートするために、RLC階層は、透過モード(TM)、非確認モード(UM)、及び確認モード(AM)の3つの動作モードを提供する。また、RLC階層は、下位階層が無線媒体を介するデータの送信に適するようにデータサイズを調節するために、上位階層から受信したデータを分割及び結合する機能も実行する。
パケットデータ融合プロトコル(PDCP)階層は、RLC階層の上位階層であり、ヘッダ圧縮を実行する。PDCP階層は、ヘッダ圧縮が基本機能であるため、主にパケット交換(PS)領域に存在し、RB当たり一つのPDCPエンティティがある。
第2階層に属する同報多対地送信制御(BMC)階層は、RLC階層の上位階層であり、セル同報メッセージをスケジュールする機能を遂行する。
第3階層に属するRRC階層は、制御面においてだけ定義される。RRC階層は、RBの設定、再設定、及び解放と関連して論理チャネル、伝送チャネル、及び物理チャネルの制御を担当する。
RBは、端末とUTRANとの間のデータ伝達のために第1階層(PHY階層)及び第2階層(MAC階層、RLC階層、PDCP階層)によって提供される論理経路を意味する。RBが設定されるということは、特定サービスを提供するために無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。
以下、MAC階層に対し、より詳細に説明する。MAC階層は、論理チャネルを介して上位階層であるRLC階層にサービスを提供する。
図3は、DCH及びE-DCHの構造を示す。
DCH及びE-DCHの両方とも、端末がUTRANにアップリンクデータの送信時に使用する専用伝送チャネルである。E-DCHは、DCHに比べて高速をサポートし、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、適応変調符号化(AMC)、基地局制御スケジュールなどをサポートする。
E-DCHのために、基地局は、端末に端末のE-DCH送信を制御するダウンリンク制御情報を送信する。ダウンリンク制御情報は、HARQのための肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)信号、AMCのためのチャネル品質情報(CQI)、基地局制御スケジュールのためのE-DCH送信速度割当、E-DCH送信開始時間、E-DCH送信時間区間割当、伝送ブロックサイズなどを含む。
端末は、基地局にアップリンク制御情報を送信する。アップリンク制御情報は、基地局制御スケジュールのためのE-DCH送信速度要求、端末バッファ状態、端末電力状態などを含む。
E-DCHのためのアップリンク制御情報及びダウンリンク制御情報は、強化専用物理制御チャネル(E-DPCCH)のような物理制御チャネルを介して送信される。
E-DCHのために、MAC-dとMac-iとの間にはMAC-dフローが定義される。専用論理チャネルは、MAC-dフローにマップされ、MAC-dフローは、伝送チャネルE-DCHにマップされる。また、伝送チャネルE-DCHは、強化専用物理データチャネル(E-DPDCH)にマップされる。
伝送チャネルDCHには専用論理チャネルが直接マップされる場合もある。伝送チャネルDCHは、専用物理データチャネル(DPDCH)にマップされる。
MAC-d副層は、特定端末に対する専用伝送チャネルであるDCHの管理を担当し、Mac-i副層は、アップリンクデータを高速送信するために使われるE-DCHを担当する。
送信器のMAC-d副層は、上位階層、すなわち、RLC階層から伝達を受けたMAC-dサービスデータユニット(SDU)からMAC-d PDUを構成する。受信器のMAC-d副層は、下位階層から受信したMAC-d PDUからMAC-d SDUを復元して上位階層に伝達する。
MAC-d階層は、MAC-dフローを介してMAC-i副層と互いにMAC-d PDUを交換したり、又はDCHを介して物理階層と互いにMAC-d PDUを交換したりする。受信器のMAC-d副層は、MAC-d PDUに付加されたMAC-dヘッダを用い、MAC-d SDUを復元し、これを上位階層に伝達する。
送信器のMAC-i副層は、上位階層、すなわちMAC-d副層から伝達を受けたMAC-d PDU、すなわちMAC-i SDUからMAC-i PDUを構成する。受信器のMAC-i副層は、下位階層、すなわち物理階層から受信したMAC-i PDUからMAC-i SDUを復元して上位階層に伝達する。MAC-i副層は、E-DCHを介して物理階層と互いにMAC-i PDUを交換する。受信器のMAC-i副層は、MAC-i PDUに付加されたMAC-iヘッダを用い、MAC-i SDUを復元し、これを上位階層に伝達する。
RLC PDUは、RLC階層で構成し、ヘッダ及びデータフィールドを含む。データフィールドには、RLC SDU又はRLC SDUの断片(segment)がマップされる。RLC PDUの構成は、3GPP,TS 25.322 V8.4.0,“Radio Link Control(RLC) protocol specification(Release8)”,2009年3月の9節を参照されたい。
図4は、E-DCHのためのプロトコルモデルを示す。
E-DCHをサポートするMAC-i副層は、UTRANのMAC-d副層及び端末のMAC-d副層の下位に存在する。UTRANのMAC-i副層は基地局に位置し、UTRANのMAC-d副層は端末の管理を担当するサービス提供RNC(SRNC)に位置する。端末にはMAC-i副層及びMAC-d副層が存在する。
以下、E-DCHのための制御情報の送信に関して説明する。
基地局のスケジューラは、アップリンクデータの送信効率を上げるために、各セルの端末に最適の無線リソース割当をする役割をする。例えば、無線チャネル状態の良い端末には多くの無線リソースを割り当て、無線チャネル状態の良くない端末には少ない無線リソースを割り当てる。
しかしながら、上記スケジューラが端末に適切な無線リソースを割り当てるためには、無線チャネルの状態だけでなく、上記端末がE-DCHのために使用することができる電力、上記端末が送信しようとするデータ量のような情報が必要である。端末が良い無線チャネル下にあるとしても、E-DCHのために使用することができる残った電力のない場合、又は残ったアップリンクデータのない場合、スケジューラが端末に無線リソースを割り当てる必要はない。
したがって、端末は、基地局のスケジューラにアップリンク制御情報を送ることが必要であり、アップリンク制御情報の送信には多様な方式が使われる。例えば、基地局は端末に、アップリンクデータ量が一定範囲を越えると、基地局に報告するか、又は周期的にアップリンク制御情報の送付するように指定することができる。
端末は、基地局のスケジューラから無線リソースの割当を受けると、割当を受けた無線リソース内でMAC PDUを構成してE-DCHを介して基地局に送信する。
端末は、自分が送るアップリンクデータがあるとき、基地局にアップリンク制御情報を送って無線リソースの割当を要求する。基地局は、アップリンク制御情報に基づいて無線リソース割当情報を端末に送る。ここで、無線リソース割当情報はアップリンク許可(uplink grant)とも呼ばれ、アップリンク電力の最大値又は基準チャネルに対する比率などを多様な形態で示すことができる。端末は、上記アップリンク許可に基づいてMAC PDUを生成する。
UMTSにおいて、無線リソース割当情報には二つの種類がある。一つは絶対許可(AG)であり、残りは相対許可(RG)である。AGは、端末が使用する許可の絶対値を知らせることである。RGは、端末が以前に(例えば、先行するTTIで)使用した許可に対する差分値を知らせることである。
端末がリソース割当を要求すると、基地局はAGを用いて端末に無線リソースを割り当てる。端末は上記AGにサービス提供許可(SG:Serving Grant)を設定した後、SG内でアップリンクデータを送信する。この後、基地局は、チャネル状態、端末のバッファ、端末の干渉などを考慮する。例えば、基地局は、端末の信号強度が大きくて他の端末の信号に激しい干渉を及ぼすと判断すると、端末にSGを低めるようにするRGを送る。その反対の場合、端末にSGを高めるようにするRGを送る。端末は、受信されたRGに基づいてSGを調整し、SG内で無線リソースを使用する。
端末は、SGを用いてE-DCH伝送フォーマット組合せ(E-TFC)選択を実行し、今回のTTIにE-DCHチャネルを介して送信するデータ量を決定する。各RLC PDUは、許可によって送信することができるデータ量に一致する。
許可は、スケジュールされた許可とスケジュールされていない許可とに区分することができる。スケジュールされた許可は、TTI毎に使用する許可を取得することである。スケジュールされていない許可は、使用可能な許可(又はデータ量)を指定しておき、別途の許可を基地局から受信しなくても指定された許可を使用することである。以下、許可とは、スケジュールされた許可又はスケジュールされていない許可を指す。或いは、許可とは、特定TTIでスケジュールされた許可とスケジュールされていない許可との和である。
以下、E-TFC選択に対して説明する。
一つのMAC PDUには、一つ又はそれ以上の論理チャネルからのRLC PDUを多重化することができる。一つのRBには一つの論理チャネルが対応する。高い優先順位を有する論理チャネルのRLC PDUからMAC PDUに多重化してもよい。
E-TFC選択は、端末がE-DCH送信のために利用可能な電力及び基地局から受信したアップリンク許可に基づいて、現在(又は次の)TTIに多重化される(又は送信される)各論理チャネル(又は各RB)のデータ量を決定することである。
図5は、E-DCHとDCHとの電力共有を示す。
アップリンク送信において、端末は許容された最大送信電力を超過することができない。DCH送信がE-DCH送信より優先するため、端末は、まず最大送信電力からDCH送信のために必要な電力を引いた残りの電力をE-DCH送信に割り当てることができる。端末は、E-DCH送信に割り当てられた電力を用いてE-TFC選択を実行する。
端末は、上記E-DCH送信のための電力とその電力を用いて送信可能なデータ量とを決定する。また、現在TTIに送信する各論理チャネルに対するデータ量を論理チャネルの優先順位によって決定する。
以下、RLC PDUのサイズ決定及びRLC PDU生成に対して説明する。
RLC PDUのサイズを決定する方法には、固定サイズを使用する方法と可変(flexible)サイズを使用する方法の二つがある。
固定サイズを使用する方法は、送信可能なデータ量を考慮すること無しに、固定サイズのまま分割してRLC PDUを生成することである。MAC階層に伝達されたRLC PDUは、MAC-d副層、MAC-is副層を経てMAC-i副層で一つのMAC-i PDUに多重化される。送信可能なデータ量が生成されたRLC PDUのサイズより相当大きい場合、多くのRLC PDUが一つのMAC-i PDUに多重化される。各RLC PDUはヘッダを含むため、複数のヘッダのために、一つの大きいRLC PDUがMAC-i PDUに多重化される場合よりも多いオーバヘッドが発生する。送信可能なデータ量が生成されたRLC PDUのサイズより相当小さい場合、一つのRLC PDUは多くの数に分割されて複数のMAC-i PDUに分けられて多重化される。一つの完全なRLC PDUのために長い待ち時間(Latency)が発生することがある。
可変サイズを使用する方法は、RLC PDUを送信可能なデータ量に合わせる。これをサポートするには二つの方法がある。一つは、現在TTIで送信可能なデータ量を計算した後、RLC PDUをデータ量に合うように生成する完全無線考慮(fully radio aware)方式である。残りは、現在TTIで送信可能であったデータ量だけRLC PDUを予め生成しておき、次のTTIで予め生成されたRLC PDUを送信する部分無線考慮(partially radio aware)方式である。
図6は、完全無線考慮RLC PDUの送信を示す。
端末は基地局からアップリンク許可を取得する(S610)。アップリンク許可に基づいてE-TFC選択を実行して送信されるデータ量を決定する(S620)。決定されたデータ量に合うようにRLC PDUを生成する(S630)。生成されたRLC PDUはMAC PDUに多重化されて物理チャネルにマップされる(S640)。物理チャネル上でMAC PDUが送信される(S650)。
現TTIにおいて、許可によって送信可能なデータ量に合うようにRLC PDUを生成し、下位階層に伝達する。したがって、生成されたRLC PDUがMAC PDUに正確なサイズに満たされる。しかしながら、一つのTTI中に送信可能なデータ量をE-TFC選択を実行して求めた後、RLC PDUを生成することが必要である。特に、RLC PDU生成時、多くの演算が要求される暗号化が実行されるため、この方法をサポートするためには高性能のハードウェアが必要である。
図7は、部分無線考慮RLC PDUの送信を示す。
TTI kにおいて、端末は基地局から第1のアップリンク許可を取得する(S710)。第1のアップリンク許可に基づいてE-TFC選択を実行して送信されるデータの第1の量を決定する(S720)。決定されたデータの第1の量に合うようにRLC PDUを生成する(S730)。生成されたRLC PDUは、現TTIではなく次のTTIに使われるものである。現TTIでは以前に生成されたRLC PDUが多重化されて送信される。
TTI k+1において、端末は基地局から第2のアップリンク許可を取得する(S740)。第2のアップリンク許可に基づいてE-TFC選択を実行して送信されるデータの第2の量を決定する(S750)。TTI kにおいて予め生成されたRLC PDUが多重化されてMAC PDUを構成する(S760)。MAC PDUはデータの第2の量に該当するサイズを有する。MAC PDUは物理チャネルにマップされて送信される(S770)。
先行するTTIにおいて決定されたデータ量を基準に予めRLC PDUを生成した後、次のTTIにおいてそれを用いて送信する方法においては、現在のTTI送信において以前に予め生成したRLC PDUを用いるため、RLC PDUの生成に必要な時間を減らすことができる。
一般的に、許可は特定TTIにだけ有効である。したがって、TTI毎に送信可能なデータ量は連続的に変化してもよいため、RLC PDUを十分に生成しておくために、部分無線考慮RLC PDUは、現TTIのデータ量の4倍まで予め生成することができる。
送信可能なデータ量が変化したとき、以前に予め生成されたRLC PDUが現TTIで実際に送信することができるデータ量と異なる場合もある。MAC階層は、RLC PDUを送信するMAC PDUのサイズに合わせる分割(Segmentation)作業を実行することができる。例えば、先行するTTIに比べて送信可能なデータ量が減って予め生成されたRLC PDUがMAC PDUに合わない場合、予め生成されたRLC PDUを分割してMAC PDUに多重化する。送信して残ったRLC PDUの断片は次のTTIに送信される。先行するTTIに比べて送信可能なデータ量が増えた場合、RLC PDUを順に増えているMAC PDUのサイズに合うように調整し、最後に残る部分にはその次のRLC PDUを分割してそのサイズに合うように調整する。
図8は、UMTSで部分無線考慮RLC PDUに対する階層別動作を示す。3個のRB、RB1、RB2、RB3があり、RBの優先順位は全部同じであると仮定する。各RBに複数の論理チャネル、LC1、LC2、LC3が各々対応する。
第1のTTIで、取得した第1のアップリンク許可に基づいて各論理チャネル別に送信可能なデータの第1の量を決定する。例えば、LC1は50バイト、LC2は30バイト、LC3は20バイトと仮定する。
RLC階層は、各論理チャネル別に決定されたデータの第1の量に合うRLC PDUを予め生成する。LC1は、50バイトのサイズを有するRLC PDUを生成し、LC2は、30バイトのサイズを有するRLC PDUを生成し、LC3は、20バイトのサイズを有するRLC PDUを生成する。このとき、より正確にはRLC PDUのデータフィールドのサイズがデータ量に一致するということができるが、以下では別途の区別なしに記述する。
第2のTTIにおいて、取得した第2のアップリンク許可に基づいて端末が送信するデータの第2の量が決定されると、RLC階層において第1のTTIで予め生成したRLC PDUをMAC階層に伝達する。RLC PDU内のデータ量は、データの第2の量に等しいか、又は大きい。例えば、決定されたデータの第2の量が100バイトのとき、3個の論理チャネルの優先順位が同じであるため、50バイトのサイズを有するLC1のRLC PDU、30バイトのサイズを有するL2のRLC PDU、及び20バイトのサイズを有するL3のRLC PDUが一つのMAC PDUに多重化される。
論理チャネル別に残っているデータ量が今回の許可により送信された量の4倍より少ない場合には、各論理チャネルで今回に送信されるデータの第2の量によってRLC PDUを追加で予め生成することができる。追加で予め生成されたRLC PDUは生成された順に次の送信から使われる。予め生成されたRLC PDU内のデータ量が足りない場合、追加でRLC PDUが生成されることがある。
以下、二重セル(Dual Cell)E-DCHに関して記述する。
二重セルE-DCHは、E-DCH送信に2個の搬送波を使用するものである。すなわち、既存UMTSが一つの搬送波を使用することを複数搬送波に拡張することである。搬送波は中心周波数及び帯域幅で定義され、一つの搬送波は一つの周波数に対応してもよいし、一つのセルに対応してもよい。搬送波は簡単に周波数とも呼ばれる。
図9は、単純化された二重セルE-DCHの構造を示す。
二重セルE-DCHの導入はMAC階層に多くの影響を及ぼす。例えば、二重セルE-DCHでは二つのE-DCHを介したアップリンク送信が可能である。一つのHARQエンティティは、一つのアップリンク送信を管理するため、二重セルE-DCHのために、MACエンティティは、二つのHARQエンティティと関連した動作を実行することが必要である。また、各HARQエンティティによって独立に伝送ブロック(Transport Block)が処理されるため、二重セルE-DCHにおいて端末は二つの搬送波を介して2個の伝送ブロックを一つのTTIにおいて送信することができる。
搬送波は活性搬送波と不活性搬送波とに区分することができる。活性搬送波はデータの送信又は受信に使われる搬送波であり、不活性搬送波は測定等最小限の動作だけが可能な搬送波である。
或いは、搬送波は1次搬送波と2次搬送波とに区分することができる。1次搬送波はHARQのためのACK/NACK信号が送信される搬送波である。例えば、複数のアップリンク搬送波があっても、ダウンリンクデータに対するHARQ ACK/NACK信号は、複数のアップリンク搬送波のうち一つ又はそれ以上のアップリンク搬送波を介して送信されることができる。HARQのためのACK/NACK信号が送信されるアップリンク搬送波は1次搬送波であり、残りのアップリンク搬送波は2次搬送波である。
前述したように、端末とネットワークとの間の以前の無線状態を反映し、一つのE-DCHに対する部分無線考慮RLC PDUを予め生成する。
しかしながら、二重セルE-DCHのような多重搬送波を導入することによって、端末は複数のE-DCHを一つのTTIにおいて同時に使用することができる。アップリンク許可もアップリンク周波数別(又は、アップリンク搬送波別)に与えられるため、端末は複数のアップリンク許可を有することができる。アップリンク許可受信のためのE−DCH絶対許可チャネル(E-AGCH)/E−DCH相対許可チャネル(E-RGCH)が周波数別に存在し、端末は複数個のアップリンク周波数に対する複数の許可を受信する。受信したアップリンク許可はE-TFC選択によって各周波数別に送信可能量が決定される。
しかしながら、RLCエンティティは、既存単一セルE-DCH送信と同様に論理チャネル別に一つずつだけ存在し、このRLCエンティティが二つの送信可能量を受信したとき、どんな値でRLC PDUを生成するかについてはまだ開示されていない。
さらに、既存UMTSでは部分無線考慮RLC PDUを先行するTTIの送信量に対して4倍以上生成する。しかしながら、端末が複数のアップリンク周波数を使用する場合、複数のアップリンク許可を介して送信可能なデータ量は、予め生成されたRLC PDUのデータ量より大きい。
したがって、以下では端末が複数個のアップリンク周波数のための複数のアップリンク許可を取得したとき、上記複数のアップリンク許可のための部分無線考慮RLC PDUを生成及び送信する方法を提案する。
より具体的には、複数のアップリンク許可に基づいてRLCエンティティがどんな量で何個のRLC PDUを予め生成するかについて、次のようなデータブロック送信方法を提案する。
RLC PDUは、MAC階層の上位階層であるRLC階層で生成されるため、上位データブロックと見なされ、MAC PDUは下位データブロックと見なされる。
図10は、本発明の一実施例に係るデータブロック送信方法を示すフローチャートである。この方法は端末によって実行することができる。
第1のTTIにおいて、端末は複数のアップリンク周波数に対する複数の第1のアップリンク許可を取得する(S1010)。第1のアップリンク許可は、スケジュールされた許可及び/又はスケジュールされていない許可である。複数の第1のアップリンク許可は明示的信号通知によって取得してもよいし、暗黙に取得してもよい。
端末は、上記複数の第1のアップリンク許可に基づいて基準値を決定する(S1020)。基準値の決定に対しては後述する。
端末は、基準値に基づいてRLC PDUを生成する(S1030)。
第2のTTIにおいて、端末は複数のアップリンク周波数に対する複数の第2のアップリンク許可を取得する(S1040)。
端末は、予め生成されたRLC PDUを多重化して上記複数の第2のアップリンク許可に基づいてMAC PDUを生成する(S1050)。
端末は、各アップリンク周波数上で各MAC PDUを送信する(S1060)。
MAC階層はE-DCH送信のために使用可能な送信電力を決定する。上記決定された送信電力をアップリンク許可の数で除して、各周波数においてE-DCH送信のために使用可能な送信電力を決定する。MAC階層は各周波数別に割り当てられた送信電力内でE-TFC選択を実行する。E-TFC選択を用いて周波数別に送信可能なMAC PDUサイズが決定され、各RLCエンティティで送信するRLC PDUのサイズの総和を決定する。MAC階層は各RLCエンティティで送信するRLC PDUのサイズの総和を各RLCエンティティに知らせる。各RLCエンティティは、MACが知らせたRLC PDUのサイズの総和に合うように上記予め生成されたRLC PDUをMAC階層に伝達する。
もし、予め生成されたRLC PDUの合計サイズが、MAC階層が知らせたRLC PDUの総和より小さい場合、RLCエンティティは予め生成されたRLC PDU全部をMAC階層に伝達し、足りない部分ほどRLC PDUを追加に生成してMAC階層に伝達する。MAC階層に伝達されたRLC PDUは、高い優先順位を有する論理チャネルのRLC PDUから順にMAC PDUに多重化される。
以下、基準値を決定する基準(criterion)について説明する。
まず、端末は複数のアップリンク許可に対してE-TFC選択を実行して、各アップリンク許可によって送信することができるデータ量を論理チャネル別(又はRB別)に決定する。各アップリンク許可に対して送信可能なデータ量は、各アップリンク許可に対して送信可能なデータの最大量である。
この各アップリンク許可に対して決定されたデータ量を基準に、次のように基準値を決定することができる。
第1の方式においては、決定されたデータ量のうち最小量を基準値に決定することができる。第1のアップリンク周波数上の第1のアップリンク許可のデータの第1の量と、第2のアップリンク周波数上の第2のアップリンク許可のデータの第2の量とのうち最小量を基準値に決定する。
第2の方式においては、決定されたデータ量のうち最大量を基準値に決定することができる。第1のアップリンク周波数上の第1のアップリンク許可のデータの第1の量と、第2のアップリンク周波数上の第2のアップリンク許可のデータの第2の量のうち最大量を基準値に決定する。
第3の方式においては、決定されたデータ量の平均を基準値に決定することができる。
第4の方式においては、複数のアップリンク許可のうち、1次周波数のためのアップリンク許可のデータ量を基準値に決定することができる。
第5の方式においては、決定されたデータ量の総和を基準値に決定することができる。
第6の方式においては、複数のアップリンク周波数のうち基準値を決定するアップリンク周波数を基地局が端末に知らせてもよいし、予め指定してもよい。端末は、指定された周波数のためのアップリンク許可のデータ量を基準値に決定することができる。端末が基地局からアップリンク周波数の指定を受信することができない場合、端末は上記第1及び第5の方式のうち一つを用いて基準値を決定することができる。
上記第1ないし第6の方式のうち決定されたデータ量のうち最小量を基準値に決定すると、TTI別に送信可能なデータ量が変化しても予め生成されたRLC PDUを分割する可能性が低くなり、MAC階層における多重化/逆多重化の複雑度を低めることができる。したがって、提案された方式のうち第1の方式が最も効率的である。
図11は、段階S1030のRLC PDU生成を示すフローチャートである。
端末のRLC階層は基準値に基づいてRLC PDUのサイズを決定する(S1031)。第1のアップリンク周波数上の第1のアップリンク許可と、第2のアップリンク周波数上の第2のアップリンク許可とがあると仮定し、上記第1の方式を考慮する。第1のアップリンク周波数上の第1のアップリンク許可によって送信可能なデータの最大量と、第2のアップリンク周波数上の第2のアップリンク許可によって送信可能なデータの最大量とのうち最小量を基準値に決定することができる。各RLC PDUが基準値に一致するようにRLC PDUのデータフィールドのサイズが決定される。
端末のRLC階層は、生成されたRLC PDU内のデータ量が基準値の倍数になるようにRLC PDUを生成する(S1032)。生成されたRLC PDU内のデータ量は基準値の8倍に等しいか、又は小さい。
従来は、最大4倍までRLC PDUが予め生成されたが、使用可能な周波数の数が増加することによって予め生成されるRLC PDUの量を増加させることができる。例えば、定数n、アップリンク周波数の個数をmとするとき、予め生成されるRLC PDUの量を基準値の(n*m)倍になるようにすることができる。
予め生成されたRLC PDU内のデータ量が基準値の8倍より小さい場合、RLC PDUを追加で予め生成することができる。
以前に予め生成されたRLC PDUの合計サイズが特定サイズより大きいか、等しいときは、RLCエンティティはこれ以上RLC PDUを生成しない。
図12は、提案された方法を実施する一例を示す。
MAC階層は、E‐TFC選択を介して第1のアップリンク許可G1及び第2のアップリンク許可G2によって論理チャネルLC1において送信可能なデータ量を決定し、RLC階層に伝達する。第1のアップリンク許可G1に対するデータ量は100バイトであり、第2のアップリンク許可G2に対するデータ量は200バイトである。
したがって、RLC階層は、第1のアップリンク許可G1のデータ量と第2のアップリンク許可G2のデータ量とのうち最小量である100バイトを基準値に決定する。RLC階層の論理チャネルLC1は、基準値に該当するサイズのRLC PDUを予め生成する。
次のTTIにおいて、MAC階層は予め生成されたRLC PDUを多重化してMAC PDUを生成する。ここでは、サイズ100バイトであるMAC PDU1210とサイズ200バイトであるMAC PDU1220とを生成することを示す。
図13は、提案された方法を実施する他の例を示す。図12の例と比較し、優先順位が同一な3個の論理チャネルがある場合である。
MAC階層は、第1のアップリンク許可G1及び第2のアップリンク許可G2に基づいて、論理チャネルLC1、LC2、L3において送信可能なデータ量を決定する。第1のアップリンク許可G1に基づいて送信可能なデータ量は、例えば、LC1は50バイト、LC2は30バイト、LC3は20バイトと仮定する。また、第2のアップリンク許可G2に基づいて送信可能なデータ量は、例えば、LC1は100バイト、LC2は60バイト、LC3は40バイトと仮定する。
基準値が論理チャネル別に決定された2個のデータ量のうち最小量の場合、LC1の基準値は50バイト、LC2の基準値は30バイト、LC3の基準値は20バイトである。したがって、LC1は50バイトのサイズを有するRLC PDUを生成し、LC2は30バイトのサイズを有するRLC PDUを生成し、LC3は20バイトのサイズを有するRLC PDUを生成する。
次のTTIにおいて、MAC階層は予め生成されたRLC PDUを多重化してMAC PDUを生成する。ここでは、サイズ100バイトであるMAC PDU1310とサイズ200バイトであるMAC PDU1320とを生成することを示す。
図14は、本発明の実施例を具現する無線装置を示すブロック図である。無線装置1400は端末の一部である。
無線装置1400は、プロセッサ1410、無線インタフェース部1420、メモリ1430、及びユーザインタフェース部1440を含む。
プロセッサ1410は、無線インタフェースプロトコルの階層を具現し、MAC階層及びRLC階層を具現する。プロセッサ1410は、MAC階層を具現するMACエンティティ1411及びRLC階層を具現するRLCエンティティ1412を含むことができる。プロセッサ1410は、前述した図10ないし図11の実施例によってデータブロック(RLC PDU及びMAC PDU)を生成する。
無線インタフェース部1420は、プロセッサと接続され、複数の周波数上にデータブロックを送信する。メモリ1430は、プロセッサと接続され、データブロックを記憶する。ユーザインタフェース部1440はプロセッサと接続されてユーザインタフェースを提供する。
プロセッサは、特定用途集積回路(ASIC)、他のチップセット、論理回路及び/又はデータ処理装置を含むことができる。メモリは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、メモリカード、記憶媒体及び/又は他の記憶装置を含むことができる。実施例がソフトウェアで具現されるとき、前述した方法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)によって具現することができる。モジュールは、メモリに記憶され、プロセッサによって実行することができる。メモリは、プロセッサ内部又は外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサと接続することができる。
前述した例示的なシステムにおいて、方法は一連の段階又はブロックとしてフローチャートに基づいて説明されているが、本発明は、上記の段階の順序に限定されるものではなく、ある段階は、別の順序で、又は別の段階と同時に発生することができる。また、当業者であれば、フローチャートに示す段階が排他的でなく、他の段階を含めたり、フローチャートの一つ又はそれ以上の段階が本発明の範囲に影響を及ぼさずに削除したりすることが可能であることを理解できるであろう。
前述した実施例は多様な態様の例示を含む。多様な態様を示すためのすべての可能な組合せを記述することはできないが、該当技術分野の通常の知識を有する者は、他の組合せが可能であることを認識できるであろう。したがって、本発明は、特許請求の範囲内に属する他の代替、修正、及び変更を含む。

Claims (15)

  1. 複数のアップリンク周波数に対するデータブロックを生成する方法において、
    前記データブロックは、ヘッダ及びデータフィールドを含み、各データブロックがデータの第1の量とデータの第2の量とのうち最小量に合うように前記データブロックのデータフィールドのサイズを決定し、前記データの第1の量は、第1のアップリンク周波数上の第1の許可によって送信可能な量であり、前記データの第2の量は、第2のアップリンク周波数上の第2の許可によって送信可能な量である段階と、
    生成されたデータブロック内のデータ量が前記データの第1の量と前記データの第2の量とのうち最小量の倍数より小さいように、少なくとも一つのデータブロックを生成する段階と、
    を有する方法。
  2. 前記データブロックは、無線リンク制御(RLC)プロトコルデータユニット(PDU)である請求項1に記載の方法。
  3. 前記データの第1の量は、前記第1の許可によって送信可能なデータの最大量である請求項2に記載の方法。
  4. 前記データの第2の量は、前記第2の許可によって送信可能なデータの最大量である請求項3に記載の方法。
  5. 前記生成された無線リンク制御プロトコルデータユニットは、論理チャネルを介して媒体接続制御(MAC)階層に提供される請求項2に記載の方法。
  6. 前記生成されたデータブロックは、次の送信時間間隔(TTI)に送信される請求項1に記載の方法。
  7. 前記生成されたデータブロック内のデータ量は、前記データの第1の量と前記データの第2の量とのうち最小量の8倍に等しいか、又は小さい請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のアップリンク周波数は1次アップリンク周波数であり、前記第2のアップリンク周波数は2次アップリンク周波数である請求項1に記載の方法。
  9. 無線リンク制御(RLC)階層を具現し、複数のアップリンク周波数に対するデータブロックを生成するプロセッサを含む無線装置において、前記プロセッサは、
    前記データブロックがヘッダ及びデータフィールドを含み、各データブロックがデータの第1の量とデータの第2の量とのうち最小量に合うように前記データブロックのデータフィールドのサイズを決定し、
    前記データの第1の量は、第1のアップリンク周波数上の第1の許可によって送信可能な量であり、前記データの第2の量は、第2のアップリンク周波数上の第2の許可によって送信可能な量であり、かつ、
    生成されたデータブロック内のデータ量が前記データの第1の量と前記データの第2の量とのうち最小量の倍数より小さいように、少なくとも一つのデータブロックを生成する、無線装置。
  10. 前記データの第1の量は、前記第1の許可によって送信可能なデータの最大量であり、前記データの第2の量は、前記第2の許可によって送信可能なデータの最大量である請求項9に記載の無線装置。
  11. 複数のアップリンク周波数上でデータブロックを送信する方法において、
    複数のアップリンク周波数に対して複数の第1のアップリンク許可を取得する段階と、
    前記複数の第1のアップリンク許可に基づいて基準値を決定する段階と、
    前記基準値に基づいて少なくとも一つの上位データブロックを生成する段階と、
    前記複数のアップリンク周波数に対して複数の第2のアップリンク許可を取得する段階と、
    前記少なくとも一つの上位データブロックを多重化して、前記複数の第2のアップリンク許可に基づいて複数の下位データブロックを生成する段階と、
    前記複数のアップリンク周波数の各々の上で、前記複数の下位データブロックの各々を送信する段階と、
    を有する方法。
  12. 前記基準値を決定する段階は、前記複数の第1のアップリンク許可の各々に対し、各第1のアップリンク許可によって送信可能なデータ量を決定する段階と、決定された前記データ量のうち最小量を前記基準値として選択する段階とを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 各第1のアップリンク許可によって送信可能なデータ量は、各第1のアップリンク許可によって送信可能なデータの最大量である請求項11に記載の方法。
  14. 前記少なくとも一つの上位データブロックを生成する段階は、各上位データブロックが前記基準値に合うように上位データブロックのデータフィールドのサイズを決定する段階と、生成された上位データブロック内のデータ量が前記基準値の8倍より小さいか、又は等しいように、前記少なくとも一つの上位データブロックを生成する段階とを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 複数のアップリンク周波数上でデータブロックを送信する無線装置において、
    無線インタフェースプロトコル階層を具現するプロセッサと、
    前記プロセッサと接続されて前記複数のアップリンク周波数の各々の上で複数の下位データブロックの各々を送信する無線インタフェース部と、を備え、
    前記プロセッサは、
    複数のアップリンク周波数に対して複数の第1のアップリンク許可を取得し、
    前記複数の第1のアップリンク許可に基づいて基準値を決定し、
    前記基準値に基づいて少なくとも一つの上位データブロックを生成し、
    前記複数のアップリンク周波数に対して複数の第2のアップリンク許可を取得し、かつ、
    前記少なくとも一つの上位データブロックを多重化して前記複数の第2のアップリンク許可に基づいて前記複数の下位データブロックを生成する、無線装置。
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