JP2013257750A - 分散実行システム、方法、装置およびプログラム - Google Patents

分散実行システム、方法、装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】限られたスペックのサービスゲートウェイ装置を利用した場合でも様々なサービスを提供できる技術を提供する。
【解決手段】PC2、機能サーバ3に機能モジュール15A,15B,15Cを実行するプログラム実行環境を用意し、実行を要求された機能モジュール15A,15B,15Cについて、SGW1、PC2、機能サーバ3のリソース状況、機能モジュール15A,15B,15Cの特性に基づき、実行可能装置を決定し、SGW1以外の装置で実行すると決定した場合は、実行を要求された機能モジュール15A,15B,15Cを送信して実行させる。これにより、SGW1の負荷が高い場合に、PC2や機能サーバ3に処理を行わせることができるので、SGW1自身のリソースを拡張あるいはSGW1の置き換えをすることなく、PC2、機能サーバ3を用意するだけでSGW1の機能を拡張でき、様々なサービスが提供可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、様々な機器をネットワークに接続するサービスゲートウェイ装置で実行されるプログラムモジュールを分散して実行する技術に関する。
現在、大規模・中堅企業などでは、様々な機器を接続したICTサービスの導入が進んでいる。しかし、小規模オフィスや家庭などではコスト面等から大企業等に比べてICTサービスの導入が遅れている現状がある。小規模オフィスや家庭などへのICTサービス導入を促進するために、サービス提供者がサービスを普及させやすいプラットフォームを提供することが検討され、その一例として、ホームICT基盤の構築・提供が進んでいる。
ホームICT基盤では、小規模オフィスや家庭など利用者宅内のネットワークと外部ネットワークを接続するために、利用者宅内にサービスゲートウェイ装置(SGW)を設置する。SGWは、ネットワークで接続した宅内の様々な機器を利用したサービス提供を可能とする。そのため、各種通信プロトコルに対応して機器の接続管理を行うだけでなく、プロトコル変換や機器から取得されるデータ自体を変換したり蓄積したりする機能が求められる。
また、本発明に関連する別の背景技術として、複数の計算機を組み合わせて大量の計算処理をする負荷分散や分散コンピューティングがある。
負荷分散は、例えば、Webサーバに多数のアクセスが集中した場合にでも処理ができるよう複数のWebサーバを用意し、各サーバの負荷が均等になるようにアクセスを分散する技術である。仮想的なサーバとして負荷分散装置がリクエストを受信した後、複数の実Webサーバにリクエストを分散して送信する。基本的に、複数の実サーバでは、同様な処理が行われ、あらかじめ決められた処理を、あらかじめ用意・インストールされたプログラムにより実行する(非特許文献1参照)。
分散コンピューティングは、プログラムを並列化処理を行う単位(タスク)に分割し、ネットワーク接続された複数の計算機でタスクを並列で処理し、処理したデータを計算機間で送受信しあうことで処理を完了する。分散コンピューティングでは、あらかじめ、プログラムを並列処理可能なタスクに分割しておき、それぞれのタスクを複数の計算機に振り分ける処理が必要となる(非特許文献2参照)。
"負荷分散入門"、[online]、2006年 11月 14日、富士通株式会社、[平成 24年 6月 1日検索]、インターネット〈 URL:http://fenics.fujitsu.com/products/ipcom/catalog/data/1/1.html〉 合田憲人、"3章 分散コンピューティングシステム"、[online]、2010年 5月 11日、社団法人電子情報通信学会、[平成 24年 6月 1日検索]、インターネット〈 URL:http://www.ieice-hbkb.org/portal/doc_479.html〉
SGWは家庭内に設置されるなどのことから、ハイスペックの装置は設置できない、或いは、一度設置した装置をスペックの高い装置に置き換えることが容易ではない、という事情がある。サービスの提供においては、限られた計算リソースの中で、多種多様なプロトコルやデータを扱うソフトウェアを動作させる必要があるため、要求されるサービス性能を維持することが難しい、或いは、複数のサービスを同時に提供できないという課題があった。
上記の負荷分散の技術をSGWに適用するためには、負荷分散装置と複数台のSGWを用意する必要があるため、コストが非常に大きくなるという問題がある。さらに、SGWで行われているように、サービス毎にプログラムモジュールをダウンロードして複数のサービスを同時に実行するためには、複数台のSGWに複数のプログラムモジュールを用意する必要がある。多数のSGWでそれぞれ複数のモジュールをそのバージョンも含めて管理するのは、管理コストが大きくなり非効率である。
また、分散コンピューティングをSGWに適用するためには、並列処理可能なタスクに分割し、タスクを計算機に振り分ける処理を、個々のモジュールに対して行う必要が生じるため、サービス提供者にとって大きな負担となり、ひいてはサービス提供コストが増大するという課題があった。実際には、タスク分割が非効率になってしまうと、データ転送や同期処理など分散化に伴うオーバーヘッドの割合が大きくなってしまうため、効率的なタスク分割が困難であることが多い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、限られたスペックのサービスゲートウェイ装置を利用した場合でも様々なサービスを提供できる技術を提供することを目的とする。
第1の本発明に係る分散実行システムは、サービスゲートウェイと当該サービスゲートウェイにネットワークを介して接続される計算機を備える分散実行システムであって、前記サービスゲートウェイは、プログラムモジュールを実行する実行手段と、プログラムモジュールの特性を記載した管理テーブルを有し、当該サービスゲートウェイがプログラムモジュールの実行を要求されたときに、当該プログラムモジュールの特性に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択する選択手段と、前記選択手段が前記計算機で前記プログラムモジュールを実行させると選択した場合、前記プログラムモジュールを前記計算機へ送信する送信手段と、を有し、前記計算機は、前記サービスゲートウェイと同じ、プログラムモジュールを実行する実行手段と、前記プログラムモジュールを受信して前記実行手段で実行させる制御手段と、を有することを特徴とする。
上記分散実行システムにおいて、前記プログラムモジュールの特性は、プログラムモジュールが特定のハードウェア機能を利用するか否か、プログラムモジュールを前記計算機で実行させたときに当該プログラムモジュールが前記サービスゲートウェイと前記計算機の間に要求する通信帯域、プログラムモジュールを前記サービスゲートウェイで実行させることにより性能が確保されるか否か、の少なくとも1つであることを特徴とする。
上記分散実行システムにおいて、前記サービスゲートウェイは、当該サービスゲートウェイのリソース状況と前記計算機のリソース状況を管理するリソース管理手段を有し、前記選択手段は、前記リソース状況に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択することを特徴とする。
第2の本発明に係るサービスゲートウェイは、ネットワークを介して接続される計算機にプログラムモジュールを送信して当該プログラムモジュールを実行させるサービスゲートウェイであって、プログラムモジュールを実行する実行手段と、プログラムモジュールの特性を記載した管理テーブルを有し、当該サービスゲートウェイがプログラムモジュールの実行を要求されたときに、当該プログラムモジュールの特性に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択する選択手段と、前記選択手段が前記計算機で前記プログラムモジュールを実行させると選択した場合、前記プログラムモジュールを前記計算機へ送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
第3の本発明に係る分散実行方法は、サービスゲートウェイと当該サービスゲートウェイにネットワークを介して接続される計算機による分散実行方法であって、前記サービスゲートウェイによる、プログラムモジュールを実行するステップと、当該サービスゲートウェイがプログラムモジュールの実行を要求されたときに、プログラムモジュールの特性を記載した管理テーブルを参照し、当該プログラムモジュールの特性に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択するステップと、前記選択するステップで前記計算機で前記プログラムモジュールを実行させると選択した場合、前記プログラムモジュールを前記計算機へ送信するステップと、を有し、前記計算機による、前記プログラムモジュールを受信するステップと、受信した前記プログラムモジュールを実行するステップと、を有することを特徴とする。
第4の本発明に係る分散実行プログラムは、上記サービスゲートウェイとしてコンピュータを動作させることを特徴とする。
本発明によれば、限られたスペックのサービスゲートウェイ装置を利用した場合でも様々なサービスを提供できる技術を提供することができる。
本実施の形態における分散実行システムの構成を示す全体構成図である。 本実施の形態における別の分散実行システムの構成を示す全体構成図である。 分散実行システムの実施例の構成を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における分散実行システムの構成を示す全体構成図である。同図に示す分散実行システムは、機能モジュールを受信して実行するSGW1とSGW1から機能モジュールを受信して実行するパーソナルコンピュータ(PC)2とを備える。機能モジュールは、SGW1やPC2が備えるプログラム実行環境上で動作するプログラムモジュールである。
SGW1は、外部のネットワーク100及び家庭内のネットワークに接続される。家庭内のネットワークには、PC2、センサ5、および電話端末7などが接続される。SGW1は、機能モジュールを動作させて、例えば電話端末7をIP電話機としてネットワーク100に接続して電話サービスを可能にしたり、外部の電話端末からの問い合わせに応じてセンサ5の測定値を取得して送信するなどの機能を実行する。SGW1の負荷が高くて機能モジュールを動作させられない場合は、機能モジュールをPC2に送信してPC2上で機能モジュールを動作させる。
SGW1は、GW機能部11、VM12、機能モジュール制御部13、およびリソース管理部14を備え、機能モジュール15A,15B,15Cを受信してVM12上で実行する。SGW1が備える各部は、演算処理装置、記憶装置等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムはSGW1が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。以下、SGW1の各部について説明する。
GW機能部11は、外部からの着信を受ける、外部へ発信する、家庭内のネットワークとネットワーク100との間の通信を中継するなどのゲートウェイ機能を有する。また、実行を要求された機能モジュール15A,15B,15Cについて、SGW1とPC2のリソース状況、機能モジュール15A,15B,15Cの特性に基づき、実行可能な装置(SGW1自身かPC2か)を決定する。PC2で実行すると決定した場合は、実行を要求された機能モジュール15A,15B,15CをPC2に送信し、PC2上で動作させる。
VM12は、例えばJava(登録商標)VMなどのプログラム実行環境であり、機能モジュール15A,15B,15Cなどを実行する。
機能モジュール制御部13は、機能モジュール15A,15B,15Cのインストール、実行、削除などを行い、機能モジュール15A,15B,15Cの特性を記載した機能モジュール管理テーブルを有する。本実施の形態では、機能モジュール管理テーブルには、各機能モジュール15A,15B,15CがSGW1のハードウェアを利用する機能モジュールであるか否かが記載される。なお、機能モジュール管理テーブルに記載する機能モジュールの特性としては、例えば、PC2で機能モジュールを実行した場合のSGW1とPC2との間に要求する通信帯域、外部のネットワーク100に直結しているSGW1で処理することにより性能が確保されるか否か、などがある。
リソース管理部14は、SGW1自身のリソース状況とPC2のリソース状況を管理する。PC2のリソース状況はPC2のリソース管理部23から送信される。本実施の形態では、リソース状況としてCPU使用率を用いる。なお、メモリ使用量、使用ネットワーク帯域、プロセス数などのリソース状況を用いてもよい。
PC2は、VM21、機能モジュール制御部22などのSGW1と同様のプログラム実行環境と、PC2自身のリソース状況を管理するリソース管理部23を備える。
機能モジュール制御部22は、SGW1から受信した機能モジュールのインストール、実行、削除などを行う。
リソース管理部23は、リソース状況を管理するとともに、リソース状況をSGW1に送信する。
図2は、本実施の形態における別の分散実行システムの構成を示す全体構成図である。同図に示す分散実行システムは、PC2の代わりに機能サーバ3がSGW1から機能モジュールを受信して実行する。もちろん、PC2と機能サーバ3の両方を用いてもよい。
機能サーバ3は、SGW1とネットワーク100を介して接続される。機能サーバ3は、VM33、機能モジュール制御部34などのSGW1と同様のプログラム実行環境と、SGW管理部31、機能サーバ制御部32、およびリソース管理部35を備える。
SGW管理部31は、機能モジュールの実行を依頼したSGW1を認識・管理する。
機能サーバ制御部32は、機能モジュールの受信、SGW1との間の通信などの機能を有する。
リソース管理部35は、リソース状況を管理するとともに、リソース状況をSGW1に送信する。
なお、PC2、機能サーバ3は、機能モジュールの実行環境だけでなく、ストレージ領域などもSGW1の機能として確保してもよい。
また、図1,2では、PC2、機能サーバ3をそれぞれ1台づつ接続しているが、もちろん、複数台接続してもよいし、PC2と機能サーバ3の両方を接続してもよい。
[実施例]
次に、本実施の形態における分散実行システムの実施例について説明する。
図3は、分散実行システムの一実施例の全体構成図である。同図に示すSGW1は、温度センサ5を接続し、外部からの問い合わせに応じて、温度センサ5の温度センサ情報(現在の温度情報)を音声に変換して返信する機能を有する。SGW1は、SGW1自身の負荷が高い場合、機能モジュールをクラウド上の機能サーバ3に送信して実行させる。
図3の実施例では、SGW1では、音声認識モジュール15A、音声合成モジュール15B、および暗号モジュール15Cを機能モジュールとして実行する。このうち、音声認識モジュール15A、音声合成モジュール15Bは、クラウド側のダウンロードサーバ4からダウンロードし、インストールされる。また、暗号モジュール15Cは、SGW1のハードウェアを利用してデータを暗号化する機能モジュールである。機能モジュール制御部13内の機能モジュール管理テーブルでは、音声認識モジュール15A、音声合成モジュール15Bは、SGW1のハードウェアを利用しない機能モジュールとして登録され、暗号モジュール15Cは、SGW1のハードウェアを利用する機能モジュールとして登録される。
機能モジュール管理テーブルに機能モジュールの特性を登録する方法としては、機能モジュールをダウンロードした時に、その機能モジュールがSGW1のハードウェア機能を利用する命令を使用しているか否か解析し、その結果を登録する方法や、ダウンロードした機能モジュールをSGW1で初めて動作させたときにSGW1のハードウェアを利用する命令を使用しているか否かを解析し、その結果を登録する方法などがある。
また、SGW1はセンサ情報取得部16を備え、センサ情報取得部16が温度センサ5から温度センサ情報を取得する
一方、機能サーバ3は、SGW1と同じプログラム実行環境であるVM33を備え、SGW1のハードウェアを利用しない音声認識モジュール15A、音声合成モジュール15Bを実行可能である。なお、図3では、機能サーバ3中に音声認識モジュール15A、音声合成モジュール15Bが記載されているが、SGW1から音声認識モジュール15A、音声合成モジュール15Bが送信されるまではインストールされない。また、機能サーバ3は、SGW1の暗号モジュール15Cで暗号化されたデータを復号する暗号モジュール36を備える。
以下、電話端末7A,7B間で通話中の状態でSGW1の負荷が高いときに、電話端末7CがSGW1に温度センサ情報を問い合せる場合のSGW1と機能サーバ3の動作について説明する。
まず、利用者は、電話端末7CからSGW1に発呼する。
SGW1が電話端末7Cから着信すると、GW機能部11が音声によるコマンド入力を要求する。
利用者が、電話端末7Cを用いて音声入力により、温度センサ情報の取得を要求すると、GW機能部11は、入力された音声を解析するために、音声認識モジュール15Aを起動しようとする。
まず、GW機能部11は、機能モジュール制御部13に対し、音声認識モジュール15Aがハードウェアを利用する機能モジュールであるか否かを問い合わせる。機能モジュール制御部13は、機能モジュール管理テーブルを参照し、音声認識モジュール15Aがハードウェアを利用しない機能モジュールであることをGW機能部11に通知する。
続いて、GW機能部11は、音声認識モジュール15AをSGW1自身のVM12上で起動可能であるか否かを、リソース管理部14に問い合わせる。リソース管理部14は、SGW1のCPU使用率が所定の閾値を超えているので起動不可であると判断し、GW機能部11に通知する。
GW機能部11は、VM12上で音声認識モジュール15Aが起動できないので、機能サーバ3が利用可能か否かをリソース管理部14に問い合わせる。リソース管理部14は、機能サーバ3のCPU使用率を参照して利用可能であると判断し、GW機能部11に通知する。
GW機能部11は、機能サーバ3が利用可能である通知を受け、機能サーバ3に対して音声認識モジュール15Aの実行を依頼するとともに、音声認識モジュール15Aを送信する。
機能サーバ制御部32が音声認識モジュール15Aの実行の依頼と音声認識モジュール15Aを受信すると、SGW管理部31が依頼元のSGW1を認識・管理し、機能モジュール制御部34が受信した音声認識モジュール15AをVM33上に展開して起動する。
音声認識モジュール15Aが機能サーバ3で実行されると、GW機能部11は、電話端末7Cから受信した利用者の音声データを機能サーバ3に転送する。
機能サーバ3では、音声認識モジュール15Aが受信した音声データをテキストデータに変換し、機能サーバ制御部32が音声認識処理の終わったテキストデータをSGW1に返送する。また、機能モジュール制御部34は、音声認識モジュール15Aの処理終了をもって、音声認識モジュール15Aを終了させてVM33上から削除する。
GW機能部11は、受信したテキストデータから利用者の要求が温度センサ情報の取得であることを認識し、センサ情報取得部16が温度センサ5に温度センサ情報を要求し、温度センサ情報を得る。
続いて、GW機能部11は、取得した温度センサ情報を音声に変換するために、音声合成モジュール15Bを起動しようとする。GW機能部11は、音声認識モジュール15Aについての処理と同様に、音声合成モジュール15Bがハードウェアを利用する機能モジュールであるか否かを機能モジュール制御部13に問い合わせ、SGW1で起動可能か、機能サーバ3が利用可能か否かをリソース管理部4に問い合わせて、機能サーバ3に対して音声合成モジュール15Bの実行を依頼するとともに、音声合成モジュール15Bを送信する。
機能サーバ制御部32が音声合成モジュール15Bの実行の依頼と音声合成モジュール15Bを受信すると、SGW管理部31が依頼元のSGW1を認識・管理し、機能モジュール制御部34が受信した音声合成モジュール15BをVM33上に展開して起動する。
音声合成モジュール15Bが機能サーバ3で実行されると、GW機能部11は、温度センサ情報を機能サーバ3に転送するが、このとき、GW機能部11は、セキュリティのため、温度センサ情報を暗号化した後に送信する。
そこで、GW機能部11は、温度センサ情報を暗号化するために、暗号モジュール15Cを起動しようとする。
GW機能部11は、機能モジュール制御部13に対し、暗号モジュール15Cがハードウェアを利用する機能モジュールであるか否かを問い合わせる。機能モジュール制御部13は、機能モジュール管理テーブルを参照し、暗号モジュール15Cがハードウェアを利用する機能モジュールであることをGW機能部11に通知する。
GW機能部11は、暗号モジュール15Cがハードウェアを利用する機能モジュールであるので、暗号モジュール15CをSGW1上で起動し、暗号モジュール15Cに温度センサ情報を送り、温度センサ情報を暗号化し、暗号化された温度センサ情報を機能サーバ3へ送信する。
機能サーバ3では、受信した暗号化された温度センサ情報を暗号モジュール36が復号し、音声合成モジュール15Bが温度センサ情報を音声データに変換した後、機能サーバ制御部32が音声データをSGW1に返送する。また、機能モジュール制御部34は、音声合成モジュール15Bの処理終了をもって、音声合成モジュール15Bを終了させてVM33上から削除する。
GW機能部11は、機能サーバ3から音声データを受信し、電話端末7Cに送信することで、利用者は、現在の温度情報を電話端末7Cから出力される音声で確認することができる。
なお、よく利用される機能モジュールについては、あらかじめ各装置に配備しておくことにより、機能モジュールの送受信は必ずしもその都度必要でなくなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、PC2、機能サーバ3に機能モジュール15A,15B,15Cを実行するプログラム実行環境を用意し、実行を要求された機能モジュール15A,15B,15Cについて、SGW1、PC2、機能サーバ3のリソース状況、機能モジュール15A,15B,15Cの特性に基づき、実行可能装置を決定し、SGW1以外の装置で実行すると決定した場合は、実行を要求された機能モジュール15A,15B,15Cを送信して実行させることにより、SGW1の負荷が高い場合に、PC2や機能サーバ3に処理を行わせることができるので、SGW1自身のリソース(CPU、メモリ、記憶装置等)を拡張あるいはSGW1の置き換えをすることなく、PC2、機能サーバ3を用意するだけでSGW1の機能を拡張でき、様々なサービスが提供可能となる。
本実施の形態によれば、機能モジュール15A,15B,15Cの特性として、SGW1のハードウェアを利用する機能モジュールであるか否かを機能モジュール管理テーブルに記載することにより、実行を要求された機能モジュール15A,15B,15CがSGW1以外の装置で実行可能であるか否かを判断できる。
本実施の形態によれば、SGW1が自身のリソース状況とPC2や機能サーバ3のリソース状況を管理し、機能モジュール単位で実行する装置を決定することで、個々の機能モジュールを並列処理可能なタスクに分割する必要がなくなる。
1…SGW
11…GW機能部
12…VM
13…機能モジュール制御部
14…リソース管理部
15A,15B,15C…機能モジュール
16…センサ情報取得部
2…PC
21…VM
22…機能モジュール制御部
23…リソース管理部
3…機能サーバ
31…SGW管理部
32…機能サーバ制御部
33…VM
34…機能モジュール制御部
35…リソース管理部
36…暗号モジュール
4…ダウンロードサーバ
5…センサ
7,7A,7B,7C…電話端末
100…ネットワーク

Claims (8)

  1. サービスゲートウェイと当該サービスゲートウェイにネットワークを介して接続される計算機を備える分散実行システムであって、
    前記サービスゲートウェイは、
    プログラムモジュールを実行する実行手段と、
    プログラムモジュールの特性を記載した管理テーブルを有し、当該サービスゲートウェイがプログラムモジュールの実行を要求されたときに、当該プログラムモジュールの特性に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記計算機で前記プログラムモジュールを実行させると選択した場合、前記プログラムモジュールを前記計算機へ送信する送信手段と、を有し、
    前記計算機は、
    前記サービスゲートウェイと同じ、プログラムモジュールを実行する実行手段と、
    前記プログラムモジュールを受信して前記実行手段で実行させる制御手段と、を有すること
    を特徴とする分散実行システム。
  2. 前記プログラムモジュールの特性は、プログラムモジュールが特定のハードウェア機能を利用するか否か、プログラムモジュールを前記計算機で実行させたときに当該プログラムモジュールが前記サービスゲートウェイと前記計算機の間に要求する通信帯域、プログラムモジュールを前記サービスゲートウェイで実行させることにより性能が確保されるか否か、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の分散実行システム。
  3. 前記サービスゲートウェイは、当該サービスゲートウェイのリソース状況と前記計算機のリソース状況を管理するリソース管理手段を有し、
    前記選択手段は、前記リソース状況に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択することを特徴とする請求項1又は2記載の分散実行システム。
  4. ネットワークを介して接続される計算機にプログラムモジュールを送信して当該プログラムモジュールを実行させるサービスゲートウェイであって、
    プログラムモジュールを実行する実行手段と、
    プログラムモジュールの特性を記載した管理テーブルを有し、当該サービスゲートウェイがプログラムモジュールの実行を要求されたときに、当該プログラムモジュールの特性に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記計算機で前記プログラムモジュールを実行させると選択した場合、前記プログラムモジュールを前記計算機へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするサービスゲートウェイ。
  5. 前記プログラムモジュールの特性は、プログラムモジュールが特定のハードウェア機能を利用するか否か、プログラムモジュールを前記計算機で実行させたときに当該プログラムモジュールが前記サービスゲートウェイと前記計算機の間に要求する通信帯域、プログラムモジュールを前記サービスゲートウェイで実行させることにより性能が確保されるか否か、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項4記載のサービスゲートウェイ。
  6. 当該サービスゲートウェイのリソース状況と前記計算機のリソース状況を管理するリソース管理手段を有し、
    前記選択手段は、前記リソース状況に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択することを特徴とする請求項4又は5記載のサービスゲートウェイ。
  7. サービスゲートウェイと当該サービスゲートウェイにネットワークを介して接続される計算機による分散実行方法であって、
    前記サービスゲートウェイによる、
    プログラムモジュールを実行するステップと、
    当該サービスゲートウェイがプログラムモジュールの実行を要求されたときに、プログラムモジュールの特性を記載した管理テーブルを参照し、当該プログラムモジュールの特性に基いて、当該プログラムモジュールを当該サービスゲートウェイで実行させるか、前記計算機で実行させるかを選択するステップと、
    前記選択するステップで前記計算機で前記プログラムモジュールを実行させると選択した場合、前記プログラムモジュールを前記計算機へ送信するステップと、を有し、
    前記計算機による、
    前記プログラムモジュールを受信するステップと、
    受信した前記プログラムモジュールを実行するステップと、を有すること
    を特徴とする分散実行方法。
  8. 請求項4乃至6のいずれかに記載のサービスゲートウェイとしてコンピュータを動作させることを特徴とする分散実行プログラム。
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CSNG201200161034; 高田  英明,外5名: '"柔軟な端末-クラウド間連携を可能にする分散リソース活用手法の検討"' 電子情報通信学会技術研究報告 第111巻,第470号, 20120301, pp.219-224, 社団法人電子情報通信学会 *
JPN6015006409; 高田  英明,外5名: '"柔軟な端末-クラウド間連携を可能にする分散リソース活用手法の検討"' 電子情報通信学会技術研究報告 第111巻,第470号, 20120301, pp.219-224, 社団法人電子情報通信学会 *

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