JP2013250776A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティロックの解除に失敗した場合、セキュリティロックの解除に成功したように見せかけるとともに、第三者によって不正に諸機能が利用されることを防止すること。
【解決手段】セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御部124と、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報をディスプレイ104に表示させる表示制御部123と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット型端末等の携帯端末が普及している。この携帯端末には、電話番号やメールアドレス等の個人情報や、撮影した画像や動画等のデータを保存することができる。
これらデータを第三者に閲覧させないため、第三者からのアクセスを制限するセキュリティロックを設定しておくことで、入力する暗証番号が一致しない場合、セキュリティロックを解除させないものがある。
例えば、入力する暗証番号が一致しない場合、第三者によるアドレス帳の不正使用と判断し、ダミーアドレスを表示するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−219459号公報
しかしながら、セキュリティロックが設定されている状態において全ての処理が制限されると、悪意ある第三者への情報漏洩は防止できるものの、善意の第三者に対して必要な情報や機能を提供することができない問題があった。
例えば、携帯端末を紛失した際、この携帯端末を拾った善意の第三者に対して携帯端末の所有者の情報等を提供できない場合、拾った携帯端末を迅速に所有者に返却する手段がなかった。
本発明は、上記の課題を解決することができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による情報処理装置は、ユーザーからの操作を受け付ける操作部と、前記操作部を介してセキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定するセキュリティロック解除判定部と、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御部と、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報を表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による情報処理方法は、ユーザーからの操作を受け付けるステップと、セキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定するセキュリティロック解除判定ステップと、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御ステップと、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、を備える。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様によるプログラムは、コンピュータを、ユーザーからの操作を受け付ける操作手段、前記操作手段を介してセキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定するセキュリティロック解除判定手段、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御手段、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報を表示手段に表示させる表示制御手段、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、セキュリティロックの解除に失敗した場合、セキュリティロックの解除に成功したように見せかけるとともに、第三者によって不正に諸機能が利用されることを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末の概略構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末の設定フラグ記憶領域が記憶する情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末の制限制御テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末においてセキュリティロックを設定する際の処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る携帯端末においてセキュリティロックを解除する際の処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る携帯端末における処理フローの他の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る携帯端末のダミーデータ記憶領域に記憶される情報の作成例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末のダミーデータ記憶領域に記憶される情報の他の作成例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の基本的な構成を示す図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概要を示す図である。
本実施形態は、本発明に係る情報処理装置として携帯端末1を適用した場合を例示したものである。図1は、この携帯端末1が利用可能な通信ネットワークシステムを示した概略図である。しかし、本発明はこれに限られず、携帯端末1(情報処理装置)は、スマートフォン、携帯ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型PC(Personal Computer)、あるいは、ノート型PC等であってもよい。
携帯端末1には、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、デジタルテレビ放送(例えば、ワンセグ地上デジタルテレビ放送)を受信して視聴が可能なテレビ機能などが備えられている。
携帯端末1は、最寄りの基地局2Aと交換機2Bとを介して、無線通信網(移動体通信網)2に接続されると、この無線通信網2を介して他の携帯端末3との間で通話可能な状態となる。また、携帯端末1は、無線通信網2を介してインターネット4に接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能となり、また、サーバ5から動画、静止画、音楽、ニュース、音楽などのマルチメディアのコンテンツをインターネット4、無線通信網2を介してダウンロードして再生するストリーミングが可能となる。
図2は、携帯端末1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯端末1は、タッチパネル101と、制御部102と、記憶部103と、ディスプレイ104と、通信部105と、音声信号処理部106とを備える。
この携帯端末1は、セキュリティロック機能が発揮されているセキュリティロック状態において、セキュリティロック画面をディスプレイ104に表示させる。セキュリティロック状態において、セキュリティロック解除の操作が入力された場合、携帯端末1は、セキュリティロック状態を解除してセキュリティロック解除状態となるように設定を変更する。セキュリティロック状態からセキュリティロック解除状態に変更された場合、携帯端末1は、記憶部103に予め登録されている環境設定情報に基づき、セキュリティロック解除状態において表示することが予め決められているホーム画面あるいはメニュー画面をディスプレイ104に表示する。なお、この環境設定情報としては、セキュリティロック解除状態に変更された際に最初に表示する画面やアイコン等を示す情報が登録されている。
なお、セキュリティロック状態とは、タッチパネル101に対して入力可能な操作のうち一部の操作入力が制限されている状態をいう。言い換えると、タッチパネル101を介して入力される操作に対応する処理機能が制限されている状態をいう。本実施形態において、セキュリティロックが設定されている場合、携帯端末1は、タッチパネル101の全体画面のうち一部の領域である操作画面に入力される操作を受け付ける。つまり、タッチパネル101の全体画面のうち操作画面以外の領域に対する操作入力が制限される。例えば、携帯端末1は、セキュリティロック解除の指示を受け付ける操作アイコンを表示する。セキュリティロック解除を指示するための操作を受け付けた場合、携帯端末1は、暗証番号の入力を受け付ける操作画面を表示させる。入力した暗証番号が予め決められている暗証番号と一致した場合、携帯端末1は、セキュリティロックを解除する。これにより、携帯端末1は、セキュリティロック解除状態となる。
また、セキュリティロック解除状態とは、セキュリティロック状態において制限されていた操作入力の制限が解除された状態をいう。本実施形態において、セキュリティロック解除状態である場合、携帯端末1は、タッチパネル101の全体画面において入力される操作を受け付け、操作に応じた処理を実行する。例えば、携帯端末1は、セキュリティロックが解除された場合、電話の発信処理や着信処理、メールの受信処理や送信処理、あるいはインターネットへの接続、その他コンテンツの表示等の処理を実行することができる。
タッチパネル(操作部)101は、ユーザーからの操作を受け付けるセンサーを備え、センサーによる検出結果を制御部102に出力する。本実施形態において、タッチパネル101は、操作画面に接触するユーザーの指の接触位置を、一定の時間間隔ごとに、センサーにより検出し、このセンサーの検出結果を出力する。なお、本発明はこれに限られず、例えば、操作画面に近接するユーザーの指や操作指示手段等の位置を非接触センサーにより検出するものであってもよい。
ディスプレイ104は、制御部102の制御に応じた表示内容を表示する。本実施形態において、ディスプレイ104は、タッチパネル101と一体的に設けられており、タッチパネル101が操作を受け付ける際の操作画面を表示する。
記憶部103は、携帯端末1の処理に用いる種々の情報を記憶する。この記憶部103は、例えば、プログラム記憶領域131、設定フラグ記憶領域132、制限制御テーブル133、暗証番号記憶領域134、通常データ記憶領域135、ダミーデータ記憶領域136、ダミーデータ条件記憶領域137、および、一時記憶領域138を含む。なお、記憶部103は、例えば、SDカード、ICカード、外付けハードディスクなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。
プログラム記憶領域131は、携帯端末1による各種動作に応じて本実施形態に係る処理を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどを記憶する記憶領域である。
設定フラグ記憶領域132は、例えば、図3に示す通り、セキュリティロック設定フラグとダミーデータ展開フラグを格納する。図3は、設定フラグ記憶領域に記憶される情報の一例を示す図である。セキュリティロックが設定されている状態において、設定フラグ記憶領域132は、セキュリティロック設定フラグがONであることを示す情報を記憶する。また、ダミーモードが設定されている状態において、設定フラグ記憶領域132は、ダミーデータ展開フラグがONであることを示す情報を記憶する。なお、ダミーモードとは、セキュリティロックが設定されている状態において、このセキュリティロックを解除するための認証操作が失敗した場合、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可し、ダミーデータをディスプレイ104に表示させる処理を実行するモードをいう。
制限制御テーブル133は、例えば、図4に示す通り、処理部125が実行可能な処理毎に、制限あるいは許可される処理を定義するテーブルである。図4は、制限制御テーブルの一例を示す図である。図示の通り、各処理は、セキュリティロック制限フラグ、ダミーモード許可フラグ、およびダミーモード制限フラグとそれぞれ対応付けられている。セキュリティロックが設定されている状態において制限される処理について、制限制御テーブル133は、セキュリティロック制限フラグがONであることを示す情報を記憶する。また、ダミーモードが設定されている状態において許可される処理について、制限制御テーブル133は、ダミーモード許可フラグがONであることを示す情報を記憶する。さらに、ダミーモードが設定されている状態において制限される処理について、制限制御テーブル133は、ダミーモード制限フラグがONであることを示す情報を記憶する。なお、本実施形態において、制限制御テーブル133は、ダミーモード制限フラグの情報を記録する例について説明するが、ダミーモード許可フラグの情報を記録できればよい。
暗証番号記憶領域134は、セキュリティロックを解除するための認証処理において、照合される情報を記憶する。本実施形態において、暗証番号を利用した認証処理が実施されるため、暗証番号記憶領域134は、暗証番号を示す情報を記憶する。しかしながら、本発明はこれに限られず、指紋認証において照合される情報や、音声認証において照合される情報、あるいは、顔認証において照合される情報等を記憶するものであってもよい。
通常データ記憶領域135は、例えば、携帯端末1に記憶する全ての情報を記憶する。ユーザーが秘匿しておきたい情報は、ダミーデータ記憶領域136には記憶せず、この通常データ記憶領域135に記憶する。
ダミーデータ記憶領域136は、ダミーデータを記憶する。このダミーデータは、予め登録されるものであってもよく、ユーザーによってダミーモード時に表示可能な情報として選択されたデータであってもよい。また、ダミーデータ記憶領域136は、通常データ記憶領域135に記憶されている情報のうちユーザーによってダミーデータと選択された情報であってもよく、予め決められたダミーデータとしての条件を満たす情報をダミーデータとして記憶してもよい。
ダミーデータ条件記憶領域137は、ダミーデータとしての条件を示すダミーデータ条件情報を記憶する。このダミーデータ条件記憶領域137は、例えば、メールのタイトルに「この携帯を拾ってくださった方へ」という文字列が含まれているメールをダミーデータとするというダミーデータ条件情報を記憶する。
一時記憶領域138は、携帯端末1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶する記憶領域である。この一時記憶領域138には、例えば、表示部に表示させるための画像情報など、携帯端末1が動作するために必要な各種情報を一時的に記憶する記憶領域である。
制御部102は、記憶部103に格納されている各種情報を読み出し、携帯端末1を統括的に制御する。この制御部102は、操作内容判定部121と、ロック解除判定部122と、表示制御部123と、制限制御部124と、処理部125と、音声制御部126と、登録部127とを備える。
操作内容判定部121は、タッチパネル101からの出力に基づき、タッチパネル101が受け付けた操作内容を判定する。例えば、操作内容判定部121は、タッチパネル101の検出結果が示すユーザーの指の接触位置および接触時間から、ユーザーの指の動きを判定する。また、操作内容判定部121は、判定したユーザーの指の動きと、当該操作を受け付けた際にディスプレイ104に表示されている画像との位置関係に基づき、判定したユーザーの指の動きが示す操作内容を判定する。
例えば、操作内容判定部121は、表示画面のアイコン部分にユーザーの指が接触する操作をタッチパネル101が検出した場合、その操作がタッチ操作であると判定する。また、操作内容判定部121は、タッチ操作によりアイコン部分が指示されている状態のまま、指が移動する操作をタッチパネル101が検出した場合、その操作がスライド操作であると判定する。
また、操作内容判定部121は、判定結果に基づき、操作内容に応じた表示内容を表示するよう表示制御部123に指示する。
ロック解除判定部122は、タッチパネル101を介してセキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定(認証処理)する。例えば、セキュリティロックの解除を指示する操作として暗証番号が入力された場合、ロック解除判定部122は、記憶部103の暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号(例えば、「12345xyz」)と、入力された暗証番号とを比較する。入力された暗証番号と、暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」が一致した場合、ロック解除判定部122は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていると判定する。
一方、入力された暗証番号と、暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」が一致しない場合、ロック解除判定部122は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定する。なお、ロック解除判定部122は、入力された暗証番号と、暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」が一致するか否かを判定する判定回数が、予め決められた回数以上(例えば、5回)連続して発生した場合、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定するものであってもよい。
表示制御部123は、操作内容判定部121による判定結果が示す操作内容に基づき、ディスプレイ104に表示する表示内容を制御する。また、表示制御部123は、スイッチボタン(図示せず)が押下されて電源をオフする操作が入力された場合、表示制御部123は、ディスプレイ104の電源を落として、ディスプレイ104に画像を表示しない。省電力モードで待機中の状態において、スイッチボタンが押下されて電源をオンする操作が入力された場合、表示制御部123は、ディスプレイ104の電源を投入し、セキュリティロック画面を表示する(セキュリティロック画面表示処理)。
セキュリティロック画面を表示している状態において、タッチパネル101に対してセキュリティロックの解除を指示する操作が入力された場合、表示制御部123は、表示内容を、セキュリティロック画面から暗証番号入力画面に切り替える。暗証番号が入力され、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていると判定された場合、表示制御部123は、セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報をディスプレイ104に表示させる。
具体的に説明すると、表示制御部123は、キュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、記憶部103のダミーデータ記憶領域136からダミーデータを読み出し、ディスプレイ104にダミーデータを表示する。
一方、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていると判定された場合、表示制御部123は、記憶部103の通常データ記憶領域135から通常データを読み出し、ディスプレイ104に通常データを表示する。
なお、セキュリティロックが解除された際に表示する情報は、予め決められている。例えば、メールの受信画面や、アドレス帳の画面等である。制限制御部124によって処理の制限が許可されたプログラムであって、セキュリティロックが解除された際に起動するプログラムが処理部125によって実行されることにより、表示制御部123は、処理部125の処理に応じた情報をディスプレイ104に表示する。
例えば、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、セキュリティロックが解除されないが、表示制御部123は、ダミーデータをディスプレイ104に表示する。ここで、セキュリティロックが解除されていない場合にはダミーデータとしてアドレス帳に登録されている情報を表示させるアドレス帳機能の実行を許可することが制限制御テーブル133において定義されているとする。この場合、制限制御部124によってアドレス帳を表示する処理が許可され、処理部125がこのアドレス帳を表示するためのプログラムを実行する。表示制御部123は、この処理部125が実行するプログラムに従って、ダミーデータ記憶領域136を参照し、ダミーデータからなるアドレス帳をディスプレイ104に表示させる。
制限制御部124は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、予め決められた処理の実行を許可あるいは制限をする。
具体的に説明すると、制限制御部124は、ダミーモードが設定されている場合と、設定されていない場合に応じて、以下のような処理を実行する。
1)ダミーモードが設定されていない場合
セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、制限制御部124は、記憶部103の制限制御テーブル133を参照して、セキュリティロック制限フラグが立っている処理についての実行を制限する。つまり、セキュリティロックが設定されている場合に制限される処理の全てが制限される。本実施形態において、アドレス帳の表示処理には、セキュリティロック制限フラグが立っている。制限制御部124は、タッチパネル101を介してアドレス帳の表示が指示された場合であっても、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、アドレス帳を表示するための処理を処理部125に実行させない。
2)ダミーモードが設定されている場合
セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、制限制御部124は、記憶部103の制限制御テーブル133を参照して、セキュリティロック制限フラグが立っている処理についての実行を制限するとともに、ダミーモード許可フラグが立って処理についての実行を許可する。なお、制限制御部124は、セキュリティロック制限フラグが立っている処理に加えて、あるいは重複して、ダミーモード制限フラグが立っている処理についての実行を制限する。ここで、ダミーモード許可フラグとダミーモード制限フラグの両方を用いて説明するが、上述の通りいずれか一方であってもよい。
本実施形態において、アドレス帳の表示処理には、セキュリティロック制限フラグが立っているが、ダミーモード許可フラグも立っている。タッチパネル101を介してアドレス帳の表示が指示された場合、制限制御部124は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合であっても、アドレス帳を表示するための処理を処理部125に実行させる(許可する)。そして、表示制御部123は、アドレス帳の情報としてダミーデータ記憶領域136に格納されている情報を読み出し、ディスプレイ104に表示させる。
処理部125は、記憶部103のプログラム記憶領域131に格納されているプログラムに従って、制限制御部124によって許可された処理を実行する。一方、制限制御部124によって制限された処理は実行しない。この処理部125は、記憶部103のプログラム記憶領域131を参照して、例えば、電話発着信するための処理や、メールを送受信するための処理、あるいは、アドレス帳や保存データを表示するための処理を実行することができる。
音声制御部126は、記憶部103のプログラム記憶領域131に格納されているプログラムに従って、音声信号処理部106を制御する。
登録部127は、例えば、タッチパネル101を介してユーザーが指定した情報を記憶部103に登録する。例えば、登録する暗証番号が入力された場合、登録部127は、暗証番号記憶領域134に登録する暗証番号を書き込む。また、セキュリティロックが設定されている場合に制限される処理が指定された場合、登録部127は、制限制御テーブル133のセキュリティロック設定フラグがONであることを書き込む。さらに、ダミーモードが設定されている場合に許可される処理が指定された場合、登録部127は、制限制御テーブル133のダミーモード許可フラグがONであることを書き込む。
通信部105は、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、アンテナを介して、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行う。
音声信号処理部106は、マイクMCとスピーカーSKを備え、マイクMCからアナログの音信号を入力した場合、入力した音信号をA/D変換して、デジタルの音データを音声制御部126に出力する。この音声制御部126は、通信部105を介して、例えば、他の携帯端末3に音データを送信する。また、音声信号処理部106は、通信部105を介して、例えば、他の携帯端末3からデジタルの音データを受信した場合、受信した音データをA/D変換して、アナログの音信号をスピーカーSKから出力する。
次に、図5を参照して、本実施形態に係る携帯端末1の処理フローの一例について説明する。図5は、本実施形態に係る携帯端末1のセキュリティロックを設定する際の処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST11)
携帯端末1の操作内容判定部121が、タッチパネル101を介して、ユーザーからセキュリティロックの設定を要求する操作を受け付けたとする。表示制御部123は、ディスプレイ104に暗証番号を入力するための操作画面を表示させる。
(ステップST12)
操作内容判定部121は、タッチパネル101を介してユーザーが入力する暗証番号を受け付けると、入力した暗証番号を示す情報を登録部127に出力する。登録部127は、記憶部103の暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」と、タッチパネル101から入力した暗証番号とを比較して、一致しているか否かを判定する。
(ステップST13)
記憶部103の暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」と、タッチパネル101から入力した暗証番号とが一致した場合、登録部127は、セキュリティロックに関する設定を行う。
例えば、登録部127は、記憶部103の設定フラグ記憶領域132に、セキュリティロック設定フラグがONであることを示す情報を書き込む。つまり、登録部127は、セキュリティロック設定フラグを立てる。
また、セキュリティロックが設定された場合に制限する処理内容がタッチパネル101を介してユーザーから指定された場合、登録部127は、制限制御テーブル133に、指定された処理に対応するセキュリティロック制限フラグがONであることを示す情報を書き込む。なお、このセキュリティロック制限フラグの組み合わせは予め決められているものであってもよく、この場合、登録部127は、決められているセキュリティロック制限フラグを有効にする。
(ステップST14)
一方、記憶部103の暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」と、タッチパネル101から入力した暗証番号とが一致しない場合、登録部127は、セキュリティロックに関する設定を行わない。そして、表示制御部123が、暗証番号が一致していないことをディスプレイ104に表示させる。
(ステップST15)
そして、セキュリティロックを解除するために入力された暗証番号が登録されている暗証番号と一致しない場合、つまり、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていない場合、表示制御部123は、ダミーデータを展開するダミーモードを設定するための操作画面をディスプレイ104に表示させる。操作内容判定部121は、タッチパネル101からの出力に基づき、ダミーモードの設定がユーザーから要求されたか否かを判定する。
(ステップST16)
ダミーモードの設定が要求された場合、操作内容判定部121は、ダミーデータ展開フラグをONにするよう登録部127に指示する。この登録部127は、設定フラグ記憶領域132に、ダミーデータ展開フラグをONすることを示す情報を書き込む。つまり、登録部127は、ダミーデータ展開フラグを立てる。言い換えると、登録部127は、制限制御テーブル133におけるダミーモード許可フラグとダミーモード制限フラグを有効にする。
なお、本発明はこれに限られず、ダミーモード許可フラグやダミーモード制限フラグのON/OFFの選択を処理ごとにユーザーが選択できるものであってもよい。例えば、表示制御部123は、ダミーモードにおいて処理部125が実行する処理の制限あるいは許可を選択するための操作画面をディスプレイ104に表示する。
ユーザーによってタッチパネル101を介して、ダミーモードにおいて“電話発信処理”を制限することが選択された場合、登録部127は、制限制御テーブル133において、“電話発信処理”に対応するダミーモード制限フラグをONにする。また、ユーザーによってタッチパネル101を介して、ダミーモードにおいて“メール表示処理”を許可することが選択された場合、登録部127は、制限制御テーブル133において、“メール表示処理”に対応するダミーモード許可フラグをONにする。
また、本発明はこれに限られず、ダミーデータ条件をユーザーが設定できるものであってもよい。例えば、表示制御部123は、ダミーデータ条件を設定するための操作画面をディスプレイ104に表示する。
ユーザーによってタッチパネル101を介して、ダミーデータ条件として、ダミーデータとして表示するメールの条件が入力されたとする。例えば、メールのタイトルに「この携帯を拾ってくださった方へ」という文字列が含まれているメールを、ダミーデータとするという条件が入力されたとする。登録部127は、この入力されたダミーデータ条件を示す情報を、記憶部103のダミーデータ条件記憶領域137に書き込む。
(ステップST17)
ダミーモードを設定しないと指示された場合、操作内容判定部121は、ダミーデータ展開フラグをOFFにするよう登録部127に指示する。この登録部127は、設定フラグ記憶領域132に、ダミーデータ展開フラグをOFFすることを示す情報を書き込む。言い換えると、登録部127は、制限制御テーブル133におけるダミーモード許可フラグとダミーモード制限フラグを無効にする。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る携帯端末1の処理フローの他の例について説明する。図6は、本実施形態に係る携帯端末1のセキュリティロックを解除する場合の処理フローの一例を示すフローチャートである
(ステップST21)
例えば、タッチパネル101を介して操作が入力された場合、あるいは、電源スイッチが押下された場合、表示制御部123は、セキュリティロックが設定されている状態(セキュリティロック状態)であることを示す情報をディスプレイ104に表示させる。また、表示制御部123は、ディスプレイ104に暗証番号を入力するための画面を表示させる。
(ステップST22)
操作内容判定部121は、タッチパネル101を介してユーザーから暗証番号を入力すると、ロック解除判定部122に出力する。ロック解除判定部122は、記憶部103の暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」と、タッチパネル101から入力した暗証番号とを比較して、一致しているか否かを判定する。
(ステップST23)
記憶部103の暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」と、タッチパネル101から入力した暗証番号とが一致した場合、ロック解除判定部122は、セキュリティロックを解除する。つまり、ロック解除判定部122は、記憶部103の設定フラグ記憶領域132に、セキュリティロック設定フラグをOFFにすることを示す情報を書き込む。言い換えると、ロック解除判定部122は、制限制御テーブル133におけるセキュリティロック制限フラグを無効にする。
(ステップST24)
そして、制限制御部124は、ロック解除判定部122の判定結果に基づき、通常データ記憶領域135を利用した処理を実行することを処理部125に設定する。
(ステップST25)
また、制限制御部124は、ロック解除判定部122の判定結果に基づき、処理部125によるデータの参照先を、通常データ記憶領域135に設定する。
(ステップST26)
そして、表示制御部123は、セキュリティロックが解除されたことを示す情報をディスプレイ104に表示する。例えば、セキュリティロックが解除された場合に、ホーム画面を表示することが決められている場合、表示制御部123は、セキュリティロックが解除された場合のロック解除画面であるホーム画面をディスプレイ104に表示する。
(ステップST27)
一方、ステップST22において、記憶部103の暗証番号記憶領域134に格納されている暗証番号「12345xyz」と、タッチパネル101から入力した暗証番号とが一致しない場合、ロック解除判定部122は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定し、セキュリティロックを解除しない。そして、ロック解除判定部122は、記憶部103の設定フラグ記憶領域132を参照して、ダミーデータ展開フラグがONになっているか否かを判定する。
(ステップST28)
ダミーデータ展開フラグがONになっている場合、制限制御部124は、ロック解除判定部122の判定結果に基づき、記憶部103の制限制御テーブル133を参照して、ダミーモード許可フラグが対応付けられている処理の制限を解除(許可)する。ここでは、セキュリティロック状態が解除されていないため、セキュリティロック状態において制限されている処理は制限制御部124によって制限される。しかし、制限制御テーブル133において、ダミーモード許可フラグが対応付けられている処理については、セキュリティロック状態において制限される処理であってもその制限が解除される。
また、制限制御部124は、記憶部103の制限制御テーブル133を参照して、ダミーモード制限フラグが対応付けられている処理を制限する。
例えば、制限制御テーブル133において、“アドレス帳の表示処理”は、セキュリティロック制限フラグがON、ダミーモード許可フラグがON、ダミーモード制限フラグがOFFになっている。よって、制限制御部124は、“アドレス帳の表示処理”の制限を解除するよう処理部125を制御する。これにより、処理部125は、セキュリティロックが設定されている状態であっても、“アドレス帳の表示処理”を実行することができる。
(ステップST29)
そして、制限制御部124は、通常データ記憶領域135を利用した処理を制限するよう処理部125に設定する。言い換えると、制限制御部124は、セキュリティロック制限フラグおよびダミーモード制限フラグがOFFである処理、あるいは、ダミーモード許可フラグがONである処理が処理部125によって実行される場合、処理部125が通常データ記憶領域135を参照する処理を制限する。すなわち、制限制御部124は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、ディスプレイ104に表示する情報のうちダミーデータ以外の情報をディスプレイ104に表示する処理の実行を制限するため、ダミーデータ以外の情報が格納されている通常データ記憶領域135を参照する処理を制限している。言い換えると、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、制限制御部124は、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理について、通常データ記憶領域135を参照先とする処理については、制限する。
よって、処理部125は、制限制御部124によって許可された“アドレス帳の表示処理”については、通常データ記憶領域135に格納されているアドレス帳を表示する処理を実行することができない。
(ステップST30)
また、制限制御部124は、処理部125によるデータの参照先を、ダミーデータ記憶領域136に設定する。すなわち、制限制御部124は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、ディスプレイ104に表示する情報のうちダミーデータ以外の情報をディスプレイ104に表示する処理の実行を制限するため、処理部125によるデータの参照先を、ダミーデータ記憶領域136に限定している。言い換えると、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、制限制御部124は、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理について、ダミーデータ記憶領域136を参照先とする処理については、許可する。
よって、処理部125は、制限制御部124によって許可された“アドレス帳の表示処理”については、ダミーデータ記憶領域136に格納されているアドレス帳を表示する処理を実行することができる。
(ステップST31)
そして、表示制御部123は、セキュリティロックが解除されたことを示す情報をディスプレイ104に表示させる。例えば、セキュリティロックが解除された場合に、ホーム画面を表示することが決められている場合、表示制御部123は、セキュリティロックが解除された場合のロック解除画面であるホーム画面をディスプレイ104に表示させる。
(ステップST32)
一方、ステップST27において、ダミーデータ展開フラグがOFFになっている場合、制限制御部124は、ロック解除判定部122の判定結果に基づき、セキュリティロックに関する設定を行わない。そして、表示制御部123が、暗証番号が一致していないことをディスプレイ104に表示させる。
このように、セキュリティロックが設定されている状態において、暗証番号が一致しない場合(セキュリティロックを解除するための条件を満たしていない場合)、ダミーデータ展開フラグがONになっているならば、制限制御部124は、通常データ記憶領域135を利用した処理の実行を制限するとともに、ダミーデータ記憶領域136を参照して処理を実行するように設定する。これにより、暗証番号が一致せずに、セキュリティロックを設定している状態のままであっても、ダミーデータを参照して一部の処理を実行することにより、誤った暗証番号を入力した第三者に対して、セキュリティロックが解除されたように見せかけることができる。よって、秘匿にしておきたい情報をダミーデータ記憶領域136以外の通常データ記憶領域135に格納しておくことにより、確実に秘匿にしておきたい情報を秘密にすることができる。また、ダミーデータを表示することにより、セキュリティロックが解除されたように見せかけることができ、繰り返し暗証番号が入力され、セキュリティロックが解除されるような事態を防止することができる。
また、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理であっても、一部の処理の実行を許可することにより、セキュリティロックが解除されたように見せかけることができ、繰り返し暗証番号が入力され、セキュリティロックが解除されるような事態を防止することができる。また、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理であっても、特定のサイトへのインターネットへの接続や電話の受信等の一部の処理の実行を許可することにより、携帯端末1を紛失した場合であっても、この携帯端末1を拾った人が携帯端末1を持ち主へ戻すための特定の操作を携帯端末1が受け付けることができる。例えば、落し物を登録するサイトへの接続が許可される場合、拾った人は、携帯端末1を拾ったことをサーバに登録することができる。これにより、最寄りの携帯端末のショップや電気量販店へ携帯端末1を持ち込んでもらうように依頼するメッセージを携帯端末1に表示することができる。また、電話の受信処理を許可することにより、携帯端末1の持ち主が、携帯端末1を拾った人に対して電話を掛けた場合、拾った人は、この電話の呼び出しを受けることができる。
さらに、ダミーモードにおいて許可されている処理を実行可能である場合、表示制御部123は、セキュリティロックが解除された場合に表示するロック解除画面をディスプレイ104に表示することができる。これにより、誤った暗証番号を入力した第三者が、タッチパネル101を介して、許可されている処理の実行を指示することができる。よって、携帯端末1の所有者が紛失してしまった場合、この携帯端末1を拾った第三者が、所有者を特定するための情報をダミーデータから取得することができる。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る携帯端末1の処理フローの一例について説明する。図7は、本実施形態に係る携帯端末1の処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST51)
通信部105が、無線通信網2、交換機2B、および基地局2Aを介して、他の携帯端末3から送信されたメール(メール情報)を受信したとする。
(ステップST52)
制御部102の登録部127は、記憶部103の設定フラグ記憶領域132を参照して、セキュリティロック設定フラグがOFFであるか否かを判定する。つまり、登録部127は、セキュリティロックが解除されているか否かを判定する。
(ステップST53)
セキュリティロック設定フラグがOFFである場合、つまり、セキュリティロックが解除されている場合、登録部127は、ダミーデータ条件記憶領域137を参照して、受信したメール情報が、ダミーデータ条件を満たすか否かを判定する。
(ステップST54)
受信したメール情報がダミーデータ条件を満たすと判定した場合、登録部127は、受信したメール情報を、通常データ記憶領域135に格納する。例えば、受信したメールのタイトルに、「この携帯を拾ってくださった方へ」という文字列が含まれている場合、登録部127は、このメール情報がダミーデータ条件を満たすと判定する。
(ステップST55)
また、登録部127は、受信したメール情報のコピーを、ダミーデータ記憶領域136に格納する。
(ステップST56)
そして、制限制御部124は、セキュリティロック設定フラグがOFFである場合、つまり、セキュリティロックが解除されている場合、通常データ記憶領域135を利用した処理を実行するように処理部125を制御する。言い換えると、制限制御部124は、処理部125の処理についての制限をすることなく(つまり、制限制御テーブル133のセキュリティロック制限フラグを無効にして)、処理部125によるデータの参照先を、通常データ記憶領域135に設定する。
そして、処理部125は、受信したメールを表示するプログラムを実行する。このプログラムの実行に従い、表示制御部123は、受信したメール情報をディスプレイ104に表示する。また、タッチパネル101を介して他のメール情報の表示が要求された場合、表示制御部123は、記憶部103の通常データ記憶領域135を参照して指定されたメール情報をディスプレイ104に表示させる。
(ステップST57)
一方、ステップST53において、受信したメール情報がダミーデータ条件を満たさないと判定した場合、登録部127は、受信したメール情報を、通常データ記憶領域135に格納する。
そして、表示制御部123は、ステップST56の処理に移行し、受信したメール情報をディスプレイ104に表示させる。
つまり、受信したメール情報がダミーデータ条件を満たさないと判定した場合、登録部127は、受信したメール情報のコピーをダミーデータ記憶領域136に格納しない。
(ステップST58)
一方、ステップST52において、セキュリティロック設定フラグがONである場合、つまり、セキュリティロックが設定されている場合、登録部127は、ダミーデータ条件記憶領域137を参照して、受信したメール情報が、ダミーデータ条件を満たすか否かを判定する。
(ステップST59)
受信したメール情報がダミーデータ条件を満たすと判定した場合、登録部127は、受信したメール情報を、通常データ記憶領域135に格納する。
(ステップST60)
また、登録部127は、受信したメール情報のコピーを、ダミーデータ記憶領域136に格納する。
(ステップST61)
そして、制限制御部124は、セキュリティロック設定フラグがONである場合、つまり、セキュリティロックが設定されている場合、受信したメール情報を表示する処理を実行するように処理部125を制御する。つまり、制限制御部124は、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を、ダミーデータ条件を満たす情報に限って、許可する。
よって、処理部125は、受信したメールを表示するプログラムを実行する。このプログラムの実行に従い、表示制御部123は、受信したメール情報(つまり、ダミーデータ条件を満たすメール情報)のみをディスプレイ104に表示する。
また、タッチパネル101を介して他のメール情報の表示が要求された場合、制限制御部124は、記憶部103の設定フラグ記憶領域132を参照して、ダミーデータ展開フラグがONであるか否かを判定する。
ダミーデータ展開フラグがONである場合、制限制御部124は、記憶部103の制限制御テーブル133を参照して、ダミーモード許可フラグが対応付けられている処理の制限を解除する。また、制限制御部124は、記憶部103の制限制御テーブル133を参照して、ダミーモード制限フラグが対応付けられている処理を制限する。そして、制限制御部124は、通常データ記憶領域135を利用した処理を制限するよう処理部125に設定する。また、制限制御部124は、処理部125によるデータの参照先を、ダミーデータ記憶領域136に設定する。よって、タッチパネル101を介して表示が要求された他のメール情報が、ダミーデータ記憶領域136に格納されている場合、表示制御部123は、この指定された他のメール情報をディスプレイ104に表示させる。
一方、ダミーデータ展開フラグがOFFである場合、制限制御部124は、暗証番号が一致していないことをディスプレイ104に表示させる。
(ステップST62)
一方、ステップST58において、受信したメール情報がダミーデータ条件を満たさないと判定した場合、登録部127は、受信したメール情報を、通常データ記憶領域135に格納する。そして、登録部127は、処理を終了する。
つまり、受信したメール情報がダミーデータ条件を満たさないと判定した場合、登録部127は、受信したメール情報のコピーをダミーデータ記憶領域136に格納せず、かつ、表示制御部123は、受信したメール情報をディスプレイ104に表示させない。
このように、制限制御部124は、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、表示する情報自体がダミーデータ条件を満たすか否かを判定することができる。よって、仮に、メール表示処理がセキュリティロックの設定されているときに制限されている処理であっても、また、ダミーモードにおいて許可されていない処理であっても、ダミーデータ条件を満たす場合、表示制御部123は、このダミーデータ条件を満たす情報をディスプレイ104に表示することができる。
上述の通り、本実施形態に係る携帯端末1は、暗証番号などの認証失敗時に、本来のデータは秘匿し、ダミーデータを参照して、表示する。これにより、不正アクセス者の欲求(データ参照)を満たすことで、秘匿すべきデータに対する更なるアクセスを回避し、情報セキュリティを向上させることができる。
具体的に説明すると、本実施形態に係る携帯端末1は、暗証番号が一致しない場合であって、かつ、事前に登録されているダミーデータを展開する設定がなされている場合、ダミーデータ記憶領域136を参照して処理を実行する。なお、秘匿すべき情報は、ダミーデータ記憶領域136以外の通常データ記憶領域135に格納されている。これにより、セキュリティロックが設定されている状態において実行が制限されている処理が実行された場合であっても、秘匿にすべき情報へのアクセスを確実に遮断することができる。
また、本実施形態に係る携帯端末1は、暗証番号が一致しない場合であって、かつ、事前に登録されているダミーデータを展開する設定がなされている場合、制限制御テーブル133を参照してダミーデータ許可フラグ(およびダミーデータ制限フラグ)を参照して、決められた処理を実行する。これにより、例えば、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理を、ダミーモードでは許可することができる。従って、セキュリティロックが設定されている状態において実行が制限されている処理が実行されることによって、セキュリティロックが解除されたように見せかけることができる。よって、繰り返し暗証番号が入力され、セキュリティロックが解除される事態を回避することができる。
このように、ダミーモード時は、一見ではロック解除されているように見えるため、データを引き出そうとする悪意あるものからは被害を防ぎ、連絡を試みようとしている善意あるものへは必要な情報を表示させることができる。よって、状況に応じユーザの情報の機密性を確保することで情報セキュリティを向上することができる。
さらに、本実施形態に係る携帯端末1は、例えばメール情報を受信した場合、受信したメール情報がダミーデータ条件を満たしているか否かを判定し、ダミーデータ条件を満たしている場合、この受信したメール情報を表示することができる。これにより、セキュリティロックが設定されている状態であって、かつ、事前に登録されているダミーデータを展開する設定がなされていない場合、受信したデータに応じて、セキュリティロックを解除することなく、ディスプレイ104に表示することができる。従って、例えば携帯端末1を紛失してしまった場合、この携帯端末1に対して、拾った人に対する連絡先や交番へ届け出てほしい旨のメッセージ等を表示させることができる。よって、携帯端末1を拾った人は、暗証番号がわからないとしても、ダミーデータ条件を満たすメールがディスプレイ104に表示されている場合、このメールの内容に応じて、持ち主への連絡が可能となる場合がある。つまり、携帯端末1を拾った人は、セキュリティロックを解除する等の操作をしなくても、携帯端末1が表示するメールの内容を閲覧することができる。
本実施形態によらない場合、入力暗証番号が一致しないと不一致であることを表示し、携帯端末はロック状態を維持する。その為、所有者が携帯端末を紛失した場合など、他人に端末を取得された場合にロック解除を繰り返し試みられた場合、いづれは解除される可能性があった。また、取得者が所有者へ連絡を取ろうと試みてもロックが解除できないので連絡先を確認することができない。
本実施形態に係る携帯端末1は、悪意あるものには不正使用を遮断し、善意あるものには一部の情報を開示して、上記問題を解決することができる。
なお、制限制御部124が、セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する形態は、上述の例に限られない。例えば、ダミーデータ条件を満たす情報が携帯端末1の所有者の自宅の電話番号である場合、電話の発着処理が制限されている場合であっても、この自宅の電話番号に電話をかける処理や、自宅の電話番号からの電話の呼び出しをとる処理は、許可されるものであってもよい。
この場合、ダミーモードを設定する際に、携帯端末1の所有者が自宅の電話番号をダミーデータ条件記憶領域137に登録しておく。つまり、自宅の電話番号はダミーデータとしてダミーデータ記憶領域136に記憶しなくてよいため、ダミーデータとして表示されることはないが、このダミーデータ条件を満たす処理は、セキュリティロックやダミーモードで制限されている処理であっても、このダミーデータ条件を満たす情報に限って、このダミーデータ条件を満たす情報を利用した処理が許可される。
次に、図8、9を参照して、ダミーデータ記憶領域136に記憶する情報の作成例について説明する。
図8は、ダミーデータ記憶領域136に記憶される情報の作成例を説明するための図である。
図8には、通常データ記憶領域135に記憶されている電話帳データの一例を示す。電話帳データ001は、NC太郎さんの電話番号1、電話番号2、メールアドレス1、住所が含まれている。電話帳データ002は、NC花子さんの電話番号1、電話番号2、メールアドレス1、住所が含まれている。電話帳データ003は、氷見津野敦子さんの電話番号1、電話番号2、メールアドレス1、住所が含まれている。これら電話帳データ001〜003に含まれる各情報には、「ダミーモード時参照」の有無を設定するための、「可」チェックボックスと、「不可」チェックボックスが用意されている。「可」チェックボックスがチェックされている情報について、登録部127は、コピーした情報をダミーデータ記憶領域136に書き込む。つまり、「可」チェックボックスをチェックすることによって、ユーザーは、チェックした情報をダミーデータとして登録することができる。一方、「不可」チェックボックスがチェックされている情報について、登録部127は、コピーした情報をダミーデータ記憶領域136に書き込まない。つまり、「不可」チェックボックスをチェックすることによって、ユーザーは、チェックした情報をダミーデータとして登録させないことができる。
このように、電話帳データに、ダミーモード時にも参照可能か否かを設定する項目があり、個人毎のデータについて参照してよい項目を細かく設定できる。例えば、同一人物の電話帳データであっても、電話番号1はダミーデータに登録して「可」であるが、電話番号2はダミーデータとして登録して「不可」であると、登録することができる。それらの設定に基づき、登録部127は、ダミーデータとして表示するデータを抽出し、コピーした情報をダミーデータ記憶領域136に書き込む。
次に、図9を参照して、ダミーデータ記憶領域136に記憶される情報の他の作成例を説明する。図9は、ダミーデータ記憶領域136に記憶される情報の他の作成例を説明するための図である。
上述のように、ダミーデータの作成に、現在登録されている電話帳の設定から選別する方式を利用してもよいが、登録されているデータからダミーデータを自動的に作成するなど、作成方法については特に限定されない。
ここでは、ダミーデータを自動的に作成する例について説明する。
図9に示す通り、各電話帳データ001〜003には、スクランブル対象の有無を設定するための、チェックボックスが用意されている。
このスクランブル対象のチェックボックスにチェックがされている場合、スクランブル対象の電話帳データは、ダミーデータ作成時に元のデータとは異なるデータに変換される。
例えば、電話帳データ002と電話帳データ003のスクランブル対象のチェックボックスにチェックが入っている。この場合、登録部127は、電話帳データ002の少なくとも一部の情報と、電話帳データ003の少なくとも一部の情報を交換して、ダミーデータ記憶領域136に書き込む。本実施形態において、登録部127は、電話帳データ002の氏名の苗字「鈴木」と電話帳データ003の氏名の苗字「田中」を交換している。また、登録部127は、電話帳データ002の電話番号1の下4桁の数字「6666」と電話帳データ003の電話番号1の下4桁の数字「BBBB」(Bは0〜9の整数)を交換している。さらに、登録部127は、電話帳データ002の電話番号2の下4桁の数字「8888」と電話帳データ003の電話番号2の下4桁の数字「DDDD」(Dは0〜9の整数)を交換している。また、登録部127は、電話帳データ002のメールアドレス1のドメイン名「yyy.ne.jp」と電話帳データ003のメールアドレス1のドメイン名「zzz.ne.jp」を交換している。さらに、登録部127は、電話帳データ002の住所の市町村以降の情報「AAA市BBB4−5−6」と電話帳データ003の住所の市町村以降の情報「WWW市ZZZ7−8−9」を交換している。
一方、スクランブル対象に加えない場合、例えば、電話帳データ001について、登録部127は、元データそのままの内容がコピーされ、ダミーデータ記憶領域136に格納される。
このように、情報の一部を入れ換えることによって、登録部127は、でたらめの情報をダミーデータとして登録することができる。
なお、本発明にかかる情報処理装置の基本的な構成を図示すると図10に示すようなものとなる。すなわち、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、ユーザーからの操作を受け付ける操作部(実施形態におけるタッチパネル101に相当する)と、前記操作部を介してセキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定するセキュリティロック解除判定部(実施形態におけるロック解除判定部122に相当する)と、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御部(実施形態における制限制御部124に相当する)と、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報を表示部(実施形態におけるディスプレイ104に相当する)に表示させる表示制御部(実施形態における表示制御部123に相当する)と、を備える。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
なお、本実施の形態に係る情報処理装置は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいう「コンピュータシステム」とは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、検出対象物の形状情報の推定値を算出する処理を行ってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…携帯端末、2…無線通信網、2A…基地局、2B…交換機、3…他の携帯端末、4…インターネット、5…サーバ、101…タッチパネル、102…制御部、103…記憶部、104…ディスプレイ、105…通信部、106…音声信号処理部、121…操作内容判定部、122…ロック解除判定部、123…表示制御部、124…制限制御部、125…処理部、126…音声制御部、127…登録部、131…プログラム記憶領域、132…設定フラグ記憶領域、133…制限制御テーブル、134…暗証番号記憶領域、135…通常データ記憶領域、136…ダミーデータ記憶領域、137…ダミーデータ条件記憶領域、138…一時記憶領域

Claims (7)

  1. ユーザーからの操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を介してセキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定するセキュリティロック解除判定部と、
    前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御部と、
    前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報を表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制限制御部は、
    前記ダミーデータを格納するダミーデータ記憶領域を参照して、前記ダミーデータを前記表示部に表示する処理を許可することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制限制御部は、
    予め決められた前記ダミーデータである条件を示すダミーデータ条件を満たす情報を利用した処理を許可することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制限制御部は、
    前記表示部に表示する情報が前記ダミーデータ条件を満たす場合、前記ダミーデータ条件を満たす情報を前記表示部に表示する処理を許可することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記セキュリティロック解除判定部は、
    前記セキュリティロックの解除を指示する操作に基づき前記セキュリティロックを解除するか否かを判定した判定回数が、予め決められた回数以上であった場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. ユーザーからの操作を受け付けるステップと、
    セキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定するセキュリティロック解除判定ステップと、
    前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御ステップと、
    前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    ユーザーからの操作を受け付ける操作手段、
    前記操作手段を介してセキュリティロックの解除を指示する操作を受け付けた場合、前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしているか否かを判定するセキュリティロック解除判定手段、
    前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが設定されている状態において制限されている処理の制限を許可する制限制御手段、
    前記セキュリティロックを解除するための条件を満たしていないと判定された場合、前記セキュリティロックが解除されていないときに表示するダミーデータとして予め決められている情報を表示手段に表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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