JP2013249642A - Fixing structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、引戸の開閉をアシストするアシスト装置などの被固定物を引戸などの支持物に固定する固定構造に関する。 The present invention relates to a fixing structure for fixing an object to be fixed such as an assist device for assisting opening / closing of a sliding door to a support such as a sliding door.
引戸の動作を補助するため、付勢機構と制動機構とを有して、戸枠に対する引戸の強制移動及び緩衝をするアシスト装置が知られている。アシスト装置は、ハウジングを有しており、上記の付勢機構と制動機構とが、ハウジング内に収容されている。この種のアシスト装置のハウジングは、引戸に形成されるスライド方向に沿う溝内に収容されるため、上記付勢機構と制動機構とを収容する大きさを確保するためにスライド方向に長い形状になる。このため、ハウジングを溝内に安定して固定するために、ハウジングの長手方向両端部がねじで引戸に固定されている(例えば、特許文献1参照。)。 In order to assist the operation of the sliding door, there is known an assist device that includes an urging mechanism and a braking mechanism, and forcibly moves and cushions the sliding door with respect to the door frame. The assist device has a housing, and the urging mechanism and the braking mechanism are accommodated in the housing. Since the housing of this type of assist device is housed in a groove formed in the sliding direction along the sliding direction, it has a long shape in the sliding direction in order to secure a size for housing the biasing mechanism and the braking mechanism. Become. For this reason, in order to stably fix the housing in the groove, both ends in the longitudinal direction of the housing are fixed to the sliding door with screws (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、上記のように、ハウジングの両端部をねじで引戸に固定する技術では、ハウジングの両端部にねじが貫通する貫通孔を形成する必要がある。このため、ハウジングの両端部には、ねじが通る貫通孔を形成するスペースを確保する必要がある。上記のように、ハウジングには付勢機構と制動機構とが収容されるため、ねじが通る貫通孔を形成するスペースを確保するために、ハウジングを長手方向に大きくする必要がある。ハウジングが長手方向に大きくなると、引戸に対してアシスト装置が大きくなってしまい、アシスト装置を引戸に固定することができなくなるおそれがある。 However, as described above, in the technique of fixing both ends of the housing to the sliding door with screws, it is necessary to form through holes through which the screws penetrate at both ends of the housing. For this reason, it is necessary to ensure the space which forms the through-hole which a screw passes in the both ends of a housing. As described above, since the urging mechanism and the braking mechanism are accommodated in the housing, it is necessary to enlarge the housing in the longitudinal direction in order to secure a space for forming a through hole through which the screw passes. When the housing is enlarged in the longitudinal direction, the assist device becomes larger than the sliding door, and the assist device may not be fixed to the sliding door.
一方、引戸に戸車を固定する固定構造として、引戸に取付枠体を固定し、この取付枠体に戸車の車輪を保持する保持ユニットを収容する固定構造がある。この種の技術では、取付枠体の両端開口のうち一方を通して戸車が取付枠体内に収容された後、両端開口がカバーによって塞がれている(例えば、特許文献2参照。)。 On the other hand, as a fixing structure for fixing a door to the sliding door, there is a fixing structure for fixing a mounting frame to the sliding door and accommodating a holding unit for holding the wheel of the door to the mounting frame. In this type of technology, after the door wheel is accommodated in the mounting frame through one of the both ends of the mounting frame, the both ends are closed by a cover (see, for example, Patent Document 2).
上記した、ハウジングをねじで引戸に固定する固定構造のように、ねじのみを用いて被固定物を支持物に固定する固定構造には、次の問題がある。すなわち、被固定物にねじが通る貫通孔を形成するスペースを確保する必要があり、被固定物が大きくなってしまう。アシスト装置のハウジングを引戸に固定する固定構造に利用すると、ハウジングが大きくなり、アシスト装置を引戸内におさまらなくなるおそれがある。 Like the above-described fixing structure for fixing the housing to the sliding door with a screw, the fixing structure for fixing the object to be fixed to the support using only the screw has the following problems. That is, it is necessary to secure a space for forming a through hole through which a screw passes through the fixed object, and the fixed object becomes large. When the housing of the assist device is used for a fixing structure that fixes the housing to the sliding door, the housing becomes large and the assist device may not be accommodated in the sliding door.
また、上記した、戸車の固定構造のように、取付枠体を用いる固定構造には、次の問題がある。すなわち、取付枠体の両端開口をカバーで覆うため、部品点数が多くなるので、作業効率が悪くなってしまう。 Moreover, there exists the following problem in the fixing structure using an attachment frame like the above-mentioned fixed structure of a door pulley. That is, since both ends of the mounting frame are covered with the cover, the number of parts increases, resulting in poor work efficiency.
そこで本発明は、被固定物の大型化を抑制するとともに、固定作業の効率を向上することができる固定構造を提供することを目的とする。 Then, this invention aims at providing the fixing structure which can improve the efficiency of fixing operation | work while suppressing the enlargement of a to-be-fixed object.
本発明の固定構造は、支持物に被固定物を固定する固定構造である。前記固定構造は、前記被固定物の一部を保持する保持部材と、前記保持部材を前記支持物に固定する第1の固定手段と、前記被固定物において前記保持部材に保持されない部分を前記支持物に固定する第2の固定手段とを備える。 The fixing structure of the present invention is a fixing structure for fixing an object to be fixed to a support. The fixing structure includes: a holding member that holds a part of the object to be fixed; a first fixing unit that fixes the holding member to the support; and a portion of the object to be fixed that is not held by the holding member. Second fixing means for fixing to a support.
本発明によれば、被固定物の大型化を抑制するとともに、固定作業の効率を向上することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while being able to suppress the enlargement of a to-be-fixed object, the efficiency of fixing work can be improved.
本発明の一実施形態に係る固定構造を、図1〜9を用いて説明する。図1は、本実施形態の固定構造100を備える、引戸10と戸枠20とを示す正面図である。図1は、戸枠20に、引戸10がスライド可能に取り付けられている状態を示している。
A fixing structure according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a front view showing a sliding
図1に示すように、戸枠20は、上枠21と、左枠22と、右枠23とを備えている。上枠21は、上下方向Vに垂直な水平方向Hに沿って延びている。左枠22は、上枠21において図中左端に連結されており、上下方向Vに延びている。右枠23は、上枠21において図中右端に連結されており、上下方向Vに延びている。上枠21には、引戸溝24が形成されている。引戸溝24は、上枠21の延びる方向つまり水平方向Hに延びている。上枠21と、左右枠22,23の上端部とは、切り欠かれた状態を示している。後述される引戸10は、引戸溝24に沿ってスライドする。
As shown in FIG. 1, the
引戸10は、板形状である。引戸10の上端部には、後述される第1,2のアシスト装置30,80を収容する溝11が形成されている。溝11は、水平方向Hに沿って延びている。図2は、引戸10の上端部を、分解するとともに一部省略して示す斜視図である。図2に示すように、溝11は、引戸10の上端部の一端から他端まで延びている。また、溝11の延びる方向両端は、溝11の延びる方向つまり水平方向Hに開口している。
The sliding
図1に示すように、戸枠20の上枠21の引戸溝24には、水平方向Hに一対のストライカ25が互いに離間して設けられている。引戸10の溝11内には、戸枠20に対する引戸10のスライドをアシストする第1のアシスト装置30と第2のアシスト装置80とが収容されて固定されている。
As shown in FIG. 1, a pair of
図1に示される引戸10の上端部は、溝11の内側が示されるように、切り欠かかれた状態が示されている。具体的には、図1に示される引戸10の上端部は、図2に示されるF21−F21線に沿って切断した状態が示されている。図1に示すように、第1,2のアシスト装置30,80は、溝11内に収容される。第1,2のアシスト装置30,80は、溝11内に、溝11に沿って並んで配置されている。
The upper end portion of the sliding
第1,2のアシスト装置30,80の説明の前に、戸枠20に対する引戸10の状態を説明する。図1に示すように、引戸10が、左枠22と右枠23とのいずれにも当接していない状態を、第1の状態S1とする。図1中、第1の状態S1にある引戸10を実線で示している。引戸10が、左枠22または右枠23に接触している状態を第2の状態S2とする。本実施形態では、引戸10が左枠22に接触している状態を第2の状態S2とする。図1中、第2の状態S2にある引戸10を2点鎖線で示している。引戸10が、第2の状態S2以外であって、左枠22または右枠23に接触している状態を第3の状態S3とする。本実施形態では、第3の状態S3は、引戸10が右枠23に接触している状態である。図中、第3の状態S3にある引戸10を3点鎖線で示している。
Before describing the first and
第1,2のアシスト装置30,80の説明に戻る。第1のアシスト装置30は、図1中、左側に配置されている。第1のアシスト装置30は、ラッチ31と、付勢機構32と、制動機構33と、第1のハウジング34とを備えている。第1のハウジング34は、箱形状であり、ラッチ31と、付勢機構32と、制動機構33とを内側に収容している。図1に示される第1のアシスト装置30は、第1のハウジング34が示されており、収容されるラッチ31と、付勢機構32と、制動機構33とは、点線で示されている。
Returning to the description of the first and
図3は、第1のアシスト装置30と、第1のアシスト装置30側に配置されるストライカ25とを示す側面図である。図3では、戸枠20と引戸10とは、省略されている。また、図3では、第1のハウジング34は、一部省略されて2点鎖線で示されるとともに、残りの部分は、幅方向Wの中間位置を通り水平方向Hに沿って切断した状態を示している。幅方向Wは、上下方向Vと水平方向Hとに対して垂直な方向である。
FIG. 3 is a side view showing the
本実施形態では、第1,2のアシスト装置30,80を説明する際に用いる方向は、第1,2のアシスト装置30,80が、戸枠20に組みつけられた引戸10に固定された状態に基づく方向である。
In this embodiment, the directions used when explaining the first and second assist
図1〜3に示すように、第1のハウジング34は、水平方向Hに沿って延びる一対の側壁38を備える箱型であり、上端が開口している。第1のハウジング34内には、仕切板35が設けられている。仕切板35は、一方の側壁38から他方の側壁38に向って延びるとともに、水平方向Hに延びている。仕切板35は、第1のハウジング34内を、上側の上部室36と下側の下部室37とに仕切っている。上部室36には、ラッチベース43が収容されている。
As shown in FIGS. 1-3, the
第1のハウジング34の両側壁38の水平方向一端部にはスリット40が形成されている。スリット40は、側壁38を貫通している。スリット40は、水平方向Hに沿って待機位置と引込位置に至って延びる主ガイド路40aと、主ガイド路40aより一端側の待機位置において下方に湾曲して延びる待機路40bとを備えている。主ガイド路40aと、待機路40bとは、連続している。
A
第1のハウジング34の下部室37において他端部には、引張コイルばね41の端部を第1のハウジング34に対して固定するための連結部42が形成されている。連結部42は両側壁38に掛け渡された軸状部材であり、この連結部42に引張コイルばね41が取り付けられる。
In the lower chamber 37 of the
ラッチ31は、第1のハウジング34内の上部室36に、水平方向Hに沿って移動可能に支持されている。ラッチ31は、ラッチベース43と、ラッチベース43の先端部に、幅方向W回りに回動可能に連結した回動部44とを備えている。
The
ラッチベース43は、幅方向外側に突出して、水平方向Hに延びる突起43aを備える。突起43aは、ラッチ31が水平方向Hに移動可能にスリット40内に収容されてスリット40に係合する。突起43aがスリット40に係合することによって、第1のハウジング34の上部室36を形成する一対の側壁38の間にラッチベース43が水平方向Hにスライド可能に保持される。
The
ラッチベース43の先端部には水平方向Hに沿う長孔43bが形成されている。回動部44は、長孔43bに水平方向Hに移動可能に係合している。ラッチベース43の前端部には、ラッチ31の移動によりストライカ25に当接して引込方向に押圧される被押圧部45が設けられている。
A long hole 43 b along the horizontal direction H is formed at the tip of the
被押圧部45は、コイルばね46を介してラッチベース43内に、水平方向Hに沿ってスライド可能に取り付けられている。被押圧部45は、コイルばね46によって、水平方向Hに沿ってラッチベース43の内側に向って引っ張られている。被押圧部45の下端部には回動部44が、幅方向W回りに回転可能に軸支され連結されている。
The pressed
回動部44は、幅方向Wに沿う軸心を有するとともに幅方向Wに突出する軸部44bを備えている。軸部44bは、スリット40及び長孔43bに挿通され回転可能かつスリット40内を移動可能に係合している。
The rotating portion 44 includes a shaft portion 44 b that has an axial center along the width direction W and protrudes in the width direction W. The shaft portion 44b is inserted into the
回動部44は、軸部44bを中心に第1の回動方向R1と、第1の回動方向R1に対して逆の方向である第2の回動方向R2に回動可能である。回動部44の先端にはキャッチャ44aと、係合部44dとが設けられている。回動部44の下方には被付勢部44cが設けられている。
The rotation part 44 is rotatable about the shaft part 44b in a first rotation direction R1 and a second rotation direction R2 that is opposite to the first rotation direction R1. A
キャッチャ44aは、回動部44の先端側に設けられ、第1の回動方向R1に沿って突出するかぎ形状である。キャッチャ44aは、第1の回動方向R1に沿って回動することにより、ストライカ25の係合部25aを捕捉する。このことにより、ラッチ31に係合可能である。具体的には、キャッチャ44aは、第1の回動方向R1に沿って回動した際に、コイルばね47の引っ張り力により引き込み方向に付勢され、ラッチベース43との間に係合部25aを挟持することでストライカ25を捕捉する。また、回動部44は、第2の回動方向R2に沿う回動により係合を解除してストライカ25を解放する。
The
キャッチャ44aの幅方向両側部には、それぞれ係合部44dが形成されている。係合部44dは、幅方向Wに突出しており、スリット40内に移動可能に収容されている。係合部44dは、待機路40bの下端の形状に沿う所定形状の角柱状であり、待機路40bに係合して保持される。
Engaging
被付勢部44cは、回動部44の下部に設けられ、係合部44dよりも後方に位置している。被付勢部44cは、第1のハウジング34の下部室37内に配置され、引張コイルばね41の一端が連結されている。引張りコイルばね41により、被付勢部44cが常時引込方向に引張られる。
The to-
付勢機構32は、引張コイルばね41で構成されている。引張コイルばね41は、第1のハウジング34の下部室37において、軸方向が水平方向Hに沿うように配置されている。引張コイルばね41の一端は、ラッチ31の下部の被付勢部44cに連結され、他端は第1のハウジング34の連結部42に連結されている。引張コイルばね41は、待機状態にあるラッチ31を引込方向に付勢することで待機路40bに引っ掛けて保持させる機能と、主ガイド路40aにあるラッチ31を引込方向に付勢して強制移動させる機能と、ラッチ31を第2の回動方向R2に付勢する機能とを備えている。
The urging
制動機構33は、第1のハウジング34の上部室36内に設けられたピストンダンパ50を有して構成される。ピストンダンパ50は、内部に流体が封入されたシリンダ51と、シリンダ51内で水平方向Hに沿って往復動するピストンと、このピストンに連結されたピストンロッド52とを備えている。ピストンロッド52の端部は、第1のハウジング34に固定され、ピストンに対向するシリンダ51の外側端部がラッチ31の後端に固定されている。
The
制動機構33は、シリンダ51内に納められたピストンに対してシリンダ51内の流体の流体対向を作用させることで、シリンダ51もしくはピストンロッド52の押し込み及び引張り動作に対して抵抗力を付与してラッチ31の第1のハウジング34に対するスライド動作を制動する。なお、シリンダ51に封入される流体としては典型的にはシリコンオイルなどの粘性流体が用いられるがこれに限られず、気体を用いてもよい。
The
次に、第1のアシスト装置30の動作を説明する。図1に示すように、引戸10がストライカ25に到達していない第1の状態S1では、ラッチ31は、第1のハウジング34の端部の待機位置に保持されている。ラッチ31は、係合部44dが待機路40bに引っかかり、引張コイルばね41によって引っ張られることで保持され、第1のハウジング34の待機位置に保持されている。
Next, the operation of the
操作者が、引戸10を、第1の状態S1から第2の状態S2にするべく引戸10を移動させると、被押圧部45がストライカ25に当接する。すると、ストライカ25が被押圧部45を押し込むことにより、軸部44bを中心としてキャッチャ44aが第1の回動方向R1に回動する。この回動によって回動部44のキャッチャ44aがストライカ25に係合し、それゆえ、ストライカ25ラッチ31に捕捉される。
When the operator moves the sliding
回動部44が第1の回動方向R1に回動すると、下方の係合部44dが上方に移動して主ガイド路40aに入り込む位置にいたり、それゆえ、係合部44dの待機路40b内での保持が解除される。このことにより、ラッチ31が、主ガイド路40aに沿って移動可能な状態となる。
When the rotating portion 44 rotates in the first rotating direction R1, the lower
そして、引張コイルばね41の復元力により、ラッチ31は、第1のハウジング34及び引戸10に対して右方に相対移動して引込位置まで相対移動させられる。この移動に伴い戸枠20及びストライカ25に対して、引戸10及び第1のハウジング34が、左側に相対的に強制移動させられる。このとき制動機構33により抵抗力が付与され、緩衝しながらゆっくり自動的に引戸10が閉まる方向に移動するようになる。
Then, due to the restoring force of the tension coil spring 41, the
次に、第2の状態S2から第1の状態S1とするべく引戸10を移動する際の動作について説明する。引戸10を第2の状態S2から第1の状態S1にするべく移動させると、引張コイルばね41の付勢力に抗してラッチ31がストライカ25を捕捉したまま引戸10及び第1のハウジング34に対して左側に相対移動しながら、引戸10が右側に移動する。ラッチ31はピストンダンパ50のピストンロッド52に連結されているため、ピストンを移動させつつシリンダ51内の流体の抵抗力を受ける。
Next, an operation when moving the sliding
所定位置に至ると、被押圧部45からストライカ25が離れる。そして、キャッチャ44aは、引張りコイルばね41の復元力により軸部44bを中心として第2の回動方向R2方向に回動する。この回動により、キャッチャ44aのストライカ25との係合が解除される。同時に係合部44dが主ガイド路40aの前端の待機位置にいたり、係合部44dが下方の待機路40bに入り込むとともに、引張りコイルばね41により再び待機位置に保持される。この後の引戸10の移動は引張コイルばね41の付勢力から開放される。
When the predetermined position is reached, the
次に、第1のハウジング34の溝11内への固定構造について説明する。図1に示すように、第1のハウジング34は、一端部34aと、他端部34bとが、引戸10の溝11に固定されている。具体的には、第1のハウジング34の一端部34aが、溝11の水平方向Hに沿う開口端のうち一方の端部にねじ60によって固定される。第1のハウジング34の一端部34aには、上下方向Vにねじ60が貫通する貫通孔62が形成されている。溝11の底壁部13には、上下方向Vに延びるねじ穴63が形成されている。ねじ穴63の内面には、雌ねじが形成されている。ねじ60が上方から貫通孔62を通った後に溝11のねじ穴63に螺合することによって、第1のハウジング34の一端部34aは、溝11に固定される。
Next, a structure for fixing the
第1のハウジング34の他端部34bは、後述されるブラケット70を介して、引戸10に固定される。ブラケット70を用いる固定構造については、後で具体的に説明する。
The
次に、第2のアシスト装置80について説明する。第2のアシスト装置80は、溝11内において第1のアシスト装置30に対して右側に位置している。第2のアシスト装置80は、第1のハウジング34に代えて第2のハウジング81を備えるとともに、戸車82を備える点が、第1のアシスト装置30と異なる。第2のアシスト装置80は、第2のハウジング81と戸車82以外の構造は、第1のアシスト装置30と同様である。
Next, the
第2のアシスト装置80は、引戸10が第1の状態S1から第2の状態S2へ変化する際の第1のアシスト装置30のアシストと同様に、引戸10が第1の状態S1から第3の状態S3になる際のアシストを行う。なお、第2のアシスト装置80については、第2のハウジング81と、戸車82とについて説明する。第2のアシスト装置80の他の構造は、第1のアシスト装置30と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
Similarly to the assist of the
図1に示すように、戸車82の車輪83は、第1のハウジング34から上側に出ている。車輪83は、幅方向Wに沿う回転軸によって支持されており、幅方向W回りに回動自由である。
As shown in FIG. 1, the
図1中に2点鎖線で示す範囲F11内に、図1中に示すF12−F12線に沿って切断された上枠21とその近傍とを示している。範囲F11内に示される断面図は、上枠21を、水平方向Hに垂直な方向に沿って切断した状態を示している。範囲F11内に示される断面図に示すように、上枠21に形成される引戸溝24は、第1の溝部24aと、第2の溝部24bとを備えている。
The
第1の溝部24aは、上枠21の下端面に開口するとともに上側に向って凹んでいる。引戸10が戸枠20に組み付けられた状態では、引戸10の上端部は、第1の溝部24a内に収容される。第1の溝部24aは、引戸10がスライドする際のガイドとして機能する。
The
第2の溝部24bは、第1の溝部24aの底部に形成されている。第2の溝部24bは、第1の溝部24aに向って開口するとともに上側に向って凹む形状である。第2の溝部24bは、戸車82の車輪83の一部が収容されるとともに引戸10のスライドに伴う車輪83の移動をガイドできる大きさを有している。車輪83が回転することによって、引戸10の戸枠20に対するスライドがスムーズになる。
The
第2のハウジング81は、溝11に固定されている。具体的には、第2のハウジング81の一端部81aは、溝11において第1のハウジング34の一端部34aが固定される開口端部に対して反対側の開口端部にねじ84を介して固定される。第2のハウジング81の他端部81bは、ブラケット70を介して溝11に固定される。ブラケット70を介した固定構造は、後で具体的に説明する。
The
第2のハウジング81の一端部81aには、水平方向Hにねじ84が貫通する貫通孔85が形成されている。溝11には、水平方向Hにねじ84が螺合するねじ穴86が形成されている。ねじ穴86の内面には、雌ねじが形成されている。
A through
ねじ84が第2のハウジング81の貫通孔85を通ってねじ穴86に螺合することによって、第2のハウジング81の一端部81aは、溝11に固定される。
The
次に、ブラケット70を用いた、第1,2のハウジング34,81の溝11に対する固定構造を説明する。図2は、第1,2のハウジング34,81と、ブラケット70とを示す斜視図である。なお、図2中、第1,2のハウジング34,81内に収容される付勢機構32と制動機構33などは、省略されている。また、第1,2のハウジング34,81は、それぞれ、水平方向Hに沿う一部が省略されて示されるとともに、2点鎖線で外郭のみ示している。
Next, a structure for fixing the first and
第1,2のハウジング34,81の他端部34b,81bの下部には、挿入部90が形成されている。挿入部90は、他端から水平方向Hに沿って突出している。ブラケット70は、断面形状がC字形状であり、底壁部71と、一対の側壁部72と、折り返し部73とを備えている。底壁部71は、平面形状が四角形である。一方の側壁部72は、底壁部71の4つの縁のうちの1つから立ち上がっている。他方の側壁部72は、底壁部71の残りの3つの縁のうち、一方の側壁部72と対向する縁から立ち上がっている。
An
ブラケット70は、溝11の底壁部13にねじ74によって固定される。底壁部71の下面は、底壁部13の底面に面接触する。本実施形態では、底壁部71の下面は、平面であるので、底壁部13の底面は、平面である。
The
底壁部71の中央には、ねじ74が通る貫通孔75(図5に示す)が形成されている。溝11の底壁部13の中央部には、ねじ74が螺合するねじ穴16が形成されている。ねじ74が貫通孔75を通ってねじ穴16に螺合することによって、ブラケット70が溝11に固定される。
A through hole 75 (shown in FIG. 5) through which the
両側壁部72は、直線状に延びており、ブラケット70が溝11内に固定されたときに、水平方向Hに平行になる。折り返し部73は、両側壁部72の上端に形成されており、互いに他方の側壁部72に向って延びている。言い換えると、折り返し部73が延びる方向は、底壁部71に対して立ち上がる側壁部72の立ち上がり方向に対して傾斜している。
The
両折り返し部73の縁73aは、直線である。ブラケット70が溝11に固定された状態では、折り返し部73の縁73aは、水平方向Hに平行になる。一方の折り返し部73と他方の折り返し部73との間には、溝C1が形成されている。溝C1は、幅方向Wに所定の幅を有している。
An
上記のように構成されるブラケット70は、底壁部71と両側壁部72と折り返し部73とによって、筒形状に形成される。このため、ブラケット70は、両端に開口78が形成される。開口78は、ブラケット70の内側と外側とを連通する。折り返し部73の両端部には、傾斜部76が形成されている。傾斜部76は、幅方向Wに沿う幅が、端に向うにつれて狭まるように形成されている。
The
ブラケット70の内側には、底壁部71と両側壁部72と折り返し部73とによって囲まれる保持部77が設けられる。ブラケット70が溝11に固定された状態では、保持部77の両端開口78が並ぶ方向は、水平方向Hに平行になる。
A holding portion 77 surrounded by the
図4は、図1に示す範囲F4を拡大して示す拡大図である。図4は、ブラケット70によって、第1,2のハウジング34,81の他端部34b,81bが溝11に固定されている状態を示している。図4に示すように、第1のハウジング34の挿入部90は、第1のハウジング34の一端部34aがねじ81によって底壁部13に固定された状態において、ブラケット70の保持部77内に収容される。第2のハウジング81の挿入部90は、第2のハウジング81の一端部81aがねじ84によって底壁部13に固定された状態において、ブラケット70の保持部77内に収容される。
FIG. 4 is an enlarged view showing the range F4 shown in FIG. 1 in an enlarged manner. FIG. 4 shows a state in which the
図5は、挿入部90とブラケット70とを拡大して示す斜視図である。なお、第1のハウジング34において挿入部90とその近傍以外の部分は、省略している。近傍は、2点鎖線で示している。図5に示すように、挿入部90は、本体部91と、突部92とを備えている。
FIG. 5 is an enlarged perspective view showing the
本体部91の先端部の下部には、傾斜部93が形成されている。傾斜部93は、本体部91の先端から水平方向Hに沿って奥に進むにつれて先端から離れるように、上下方向Vに対して傾斜している。突部92は、本体部91の上面91aの幅方向Wに沿う中央の位置から上方に突出している。本体部91の上面91aは、上下方向Vに垂直な平面である。挿入部90は、ブラケット70の一方の開口78を通って保持部77内に挿入される。このとき、突部92は、ブラケット70の溝C1内を通る。
An
ここで、ブラケット70の保持部77の幅方向Wに沿う幅L1と、本体部91の幅方向Wに沿う幅L2と、突部92の幅方向Wに沿う幅L3とについて説明する。図6は、図4に示すF6−F6線に沿って示すブラケット70とその近傍を示す断面図である。図6は、挿入部90がブラケット70の保持部77内に収容された状態を、水平方向Hに垂直な方向に沿って切断した状態を示している。
Here, the width L1 along the width direction W of the holding portion 77 of the
図6に示すように、保持部77の幅L1と、本体部91の幅L2と、突部92bの幅L3と、溝C1の幅方向Wに沿う幅L4とは、水平方向Hに一定である。また、保持部77の幅L1と本体部91の幅L2とは、同じである。または、挿入部90を保持部77内に挿入することを考慮して、幅L1は、幅L2よりも若干大きい。
As shown in FIG. 6, the width L1 of the holding portion 77, the width L2 of the
突部92の幅L3と、溝C1の幅L4とは、同じである。または、突部92を溝C1内に挿入することを考慮して、幅L4は、幅L3よりも若干大きい。本体部91の上面91aの水平方向Hに沿う縁から突部92までの幅方向Wに沿う幅L5は、水平方向Hに一定であるとともに、突部92を挟んだ両側において同じである。挿入部90が保持部77内に挿入されると、折り返し部73は、上下方向Vに本体部91の上面91aに重なる。このことによって、挿入部90が開口78以外を通して保持部77から外れることを防止する。
The width L3 of the
挿入部90とブラケット70とが上記構成を有することによって、挿入部90は、ブラケット70の保持部77内に嵌合する。第2のハウジング81に形成される挿入部90は、第1のハウジング34に形成される挿入部90と同じ形状かつ同じ大きさであるので、同じ符号を付して説明を省略する。
Since the
ブラケット70がねじ74によって溝11に固定された状態では、ブラケット70の底壁部71の上面71aと、溝11の底壁部13との間には、底壁部71の厚み分の高低差が生じる。このため、第1のハウジング34の底面から挿入部90までの間には、ブラケット70の底壁部71の厚みと同じ隙間C2が形成される。このことによって、第1,2のハウジング34,81の最下端が溝11の底壁部13に当接した状態を保ちつつ、挿入部90がブラケット70の保持部77内に嵌合する。
In a state where the
また、第1,2のハウジング34,81の他端部34b,81bの最下端と挿入部90との間に隙間C2が形成されることによって、挿入部90と他端部34b,81bにおいて挿入部90以外の部位との境となる部分が設けられる。この境となる部分は、挿入部90をブラケット70の保持部77内に挿入する際にブラケット70の底壁部71に当接するストッパ79になる。
Further, a gap C2 is formed between the lower end of the
本実施形態では、図4に示すように、第1のハウジング34の一端部34aがねじ81で溝11の底壁部13に固定され、第2のハウジング81の一端部81aがねじ81で溝11の底壁部13に固定された状態において、第1,2のハウジング34、81の他端部34b,81bにおいて挿入部90よりも上側の部分が、互いに係合する。
In the present embodiment, as shown in FIG. 4, one
具体的には、図2,4に示すように、第1のハウジング34の他端部34bの上側部分は、下側に進むにつれて水平方向Hに沿って突出する形状であり、その表面が、円弧形状である。第2のハウジング81の他端部81bは、第1のハウジング34の他端部34bの上側部分にそう形状であり、図1に示すように、第1のハウジング34の他端部34bの上側部分に嵌る形状である。
Specifically, as shown in FIGS. 2 and 4, the upper portion of the
このように、第1,2のハウジング34,81の他端部34b,81bは、互いに嵌る形状を有するために、第1のハウジング34の他端部34bの挿入部90よりも上側の部分は、第2のハウジング81に向って突出し、第2のハウジング81の他端部81bの挿入部90よりも上側の部分は、第1のハウジング34に向って突出する形状である。
Thus, since the
また、第1のハウジング34の他端部34bにおいて挿入部90よりも上側の部分は、挿入部90よりも第2のハウジング81側に突出している。第2のハウジング81の他端部81bにおいて挿入部90よりも上側の部分は、挿入部90よりも第1のハウジング34側に突出している。
Further, a portion of the
次に、第1,2のアシスト装置30,80の引戸10への固定作業の一例を説明する。図7〜9は、第1,2のアシスト装置30,80の固定作業の一例を示している。まず、図7に示すように、ブラケット70を、ねじ74によって溝11の底壁部13に固定する。
Next, an example of the work of fixing the first and second assist
次に、第1,2のアシスト装置30,80のいずれか一方を先にブラケット70に固定する。一例として、図8に示すように、第1のアシスト装置30を固定するため、第1のアシスト装置30を、溝11内に、水平方向Hの一端の開口から挿入する。第1のアシスト装置30を挿入することによって、挿入部90がブラケット70の保持部77内に、そのまま収容される。第1のアシスト装置30をさらに挿入すると、第1のハウジング34の他端部34bに形成されるストッパ79がブラケット70の底壁部71に当接する。ストッパ79が底壁部71に当接すると、挿入作業を停止する。
Next, one of the first and second assist
本実施形態では、第1のハウジング34の貫通孔62と溝11のねじ穴63とは、ストッパ79が底壁部71に当接したときに、互いに対向するように形成されている。ストッパ79がブラケット70の底壁部71に当接すると、ねじ74を貫通孔62を通してねじ穴63に螺合する。このことによって、第1のアシスト装置30が溝11に固定される。
In the present embodiment, the through
次に、図9に示すように、第2のアシスト装置80を、溝11の水平方向Hに沿う他端の開口から、溝11内に挿入する。第2のアシスト装置80を挿入することによって、挿入部90がブラケット70の保持部77内に、そのまま収容される。第2のアシスト装置80をさらに挿入すると、第2のハウジング81の他端部81bに形成されるストッパ79がブラケット70の底壁部71に当接する。
Next, as shown in FIG. 9, the
本実施形態では、第2のハウジング81の貫通孔85と溝11のねじ穴86とは、ストッパ79が底壁部71に当接したときに、互いに対向するように形成されている。ストッパ79が底壁部71に当接すると、ねじ84を貫通孔85を通してねじ穴86に螺合する。このことによって、第2のアシスト装置80が溝11に固定される。
In the present embodiment, the through
このように、本実施形態では、第1のハウジング34の一端部34aを溝11に固定するねじ60と、第2のハウジング81の一端部81aを溝に固定するねじ84と、第1,2のハウジング34,81の他端部34b,81bを溝11に固定するブラケット70と、ブラケット70を溝11に固定するねじ74とは、第1,2のアシスト装置30,80を溝11に固定する固定構造100を構成している。固定構造100は、本発明で言う固定構造の一例である。
As described above, in this embodiment, the
このように構成される固定構造100では、第1のハウジング34の挿入部90がブラケット70に挿入されることによって溝11に固定される。このため、第1のハウジング34の他端部34bを溝11内に固定するためのねじなどの固定手段を通すスペースを確保する必要がないので、第1のハウジング34が大型化することを抑制できる。
In the fixing
さらに、第1のハウジング34の一端部34aがねじ60によって溝11に固定される。この固定は、ブラケット70から挿入部90が水平方向Hにスライドすることを抑制する。このため、保持部77内から挿入部90が外れることを防止するために、保持部77内に挿入部90を挿入した後に別途にカバーなどをブラケット70に対して設ける必要がない。このため、部品点数を削減することができるとともに、カバーの取付作業も不要になるので、第1のアシスト装置30の溝11への固定作業の作業効率を向上することができる。
Further, one
上記については、第2のアシスト装置80の溝11に対する固定に対しても同様である。このように、本実施形態では、第1,2のアシスト装置30,80が大型化することを抑制するとともに、第1,2のアシスト装置30,80の溝11への固定作業の効率を向上することができる。
The same applies to the fixing of the
また、ブラケット70を溝11に固定した状態において、保持部77の開口78は、水平方向Hに開口する。このため、ブラケット70を固定した後に、第1,2のアシスト装置30,80を溝11に沿って挿入すると、挿入部90が開口78内に挿入されるので、第1,2のアシスト装置30,80の溝11への固定作業をより一層簡単にすることができる。
Further, the
また、第1,2のハウジング34,81の挿入部90に突部92が形成され、ブラケット70に突部92が嵌合する溝C1が形成されることにより、挿入部90をブラケット70の保持部77内に挿入する際に、突部92が溝C1を形成する折り返し部73の縁に当接することによって、第1,2のハウジング34,81の挿入がガイドされる。
Further, the
また、突部92は、挿入部90の保持部77内への挿入方向に交差する方向に折り返し部73の縁に当接することにより、挿入部90が保持部77内において挿入方向以外の方向に移動することが抑制されるので、保持部77内で挿入部90がずれたりすることが抑制される。このため、ブラケット70による挿入部90の保持を強固にすることができる。
Further, the
また、折り返し部73の水平方向Hの両端部に傾斜部76が形成されることによって、突部92を溝C1内に導きやすくなる。
Further, the
また、ブラケット70が、底壁部71と、側壁部72と、折り返し部73とを備えるとともに、両折り返し部73間に溝C1が形成される構造であることによって、例えば、板部材を材料にすることによって当該板部材を折り曲げることによりブラケット70を簡単に形成することができる。
In addition, the
また、ブラケット70が溝C1を備えることによって、当該溝C1を通してねじ74にアクセスすることができるので、ブラケット70の引戸10への固定作業を容易に行うことができる。
Further, since the
また、ブラケット70は、溝C1を備える構造であっても、折り返し部73を備えることによって、挿入部90が溝C1を通ってブラケット70から外れることを防止することができる。
Moreover, even if the
ブラケット70の溝C1と、挿入部90の突部92とが、挿入部90の保持部77内への挿入方向に延びていることによって、挿入部90と保持部77との係合と、突部92と溝C1との係合とを同時に行うことができるので、第1,2のアシスト装置30,80の溝11への固定作業の効率をより一層向上することができる。
Since the groove C1 of the
また、ブラケット70は、両端に開口78が形成されることによって、第1,2のアシスト装置30,80の挿入部90を保持することができる。つまり、1つのブラケット70を共有することができるので、固定構造100を簡素にすることができる。
In addition, the
また、第1,2のアシスト装置30,80は、その両端部が、ねじまたはブラケット70によって固定されることによって、水平方向Hに長い第1,2のアシスト装置30,80を安定して固定することができる。
The first and second assist
また、ブラケット70を溝11の底壁部13に固定する固定手段の一例としてねじ78を用いることによって、ブラケット70を簡単に溝11に固定することができる。
Further, the
また、第1,2のハウジング34,81の一端部34a,81aを溝11の底壁部13に固定する固定手段の一例としてねじ60,84を用いることによって、一端部34a,81aを簡単に底壁部13に固定することができる。
Further, by using
なお、本実施形態では、固定構造100は、第1,2のアシスト装置30,80を溝11に固定している。例えば、溝11内に1つのアシスト装置が収容される場合では、ブラケット70は、この1つのアシスト装置の端を溝11に固定してもよい。
In the present embodiment, the fixing
本実施形態では、溝C1は、本発明で言う溝の一例である。引戸10は、本発明で言う支持物の一例である。ねじ74は、本発明で言う第1の固定手段の一例である。第1のアシスト装置30は、本発明で言う被固定物の一例である。ねじ60は、本発明で言う第2の固定手段の一例である。ブラケット70は、本発明で言う保持部材の一例である。開口78は、本発明で言う挿入口の一例である。第2のアシスト装置80は、本発明で言う被固定物の一例である。ねじ84は、本発明で言う第2の固定手段の一例である。折り返し部73は、本発明で言う当接部の一例である。底壁部71と、側壁部72と、折り返し部73とは、本発明で言う周壁部の一例を構成している。突部92は、本発明で言う突部の一例である。保持部77は、本発明でいう保持部の一例である。
In the present embodiment, the groove C1 is an example of the groove referred to in the present invention. The sliding
また、本実施形態では、ブラケット70に、本発明の溝の一例である溝C1が形成され、挿入部90に本発明の突部の一例である突部92が形成されている。他の例では、突部92は、複数形成され、同様に、溝C1が複数形成されてもよい。または、突部92のような突部がブラケット70に形成され、この突部が収容されるまたは嵌合する溝C1のような溝が挿入部90に形成されてもよい。または、ブラケット70に溝C1に加えて、突部92のような突部が形成され、挿入部90に、突部92に加えて、ブラケット70に形成された突部が収容または嵌合する溝が形成されてもよい。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、支持部の一例である引戸10に、被固定物の一例である第1,2のアシスト装置30,80を固定する。支持部は、引戸10以外であってもよく、被固定物は、第1,2のアシスト装置30,80以外であってもよい。なお、本実施形態のように、一方向に長い溝11を有する引戸10に、一方向に長い第1,2のアシスト装置30,80を固定する構造に、本発明の固定構造は、特に好ましい。
Moreover, in this embodiment, the 1st,
なお、本発明で言う筒形状とは、第1の実施形態で用いたブラケット70のように、底壁部71と、底壁部71から立ち上がる一対の側壁部72と、折り返し部73と、溝C1とを備えて、周方向に連続しておらず、かつ、端面形状が矩形であるような形状も含む概念である。
In addition, the cylindrical shape said by this invention is the
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態の構成を組み合わせてもよい。 The present invention is not limited to the above-described embodiments as they are, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. Various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of constituent elements disclosed in the above-described embodiments. For example, you may delete some components from all the components shown by embodiment mentioned above. Furthermore, you may combine the structure of different embodiment.
10…引戸(支持物)、11…溝、20…戸枠、30…第1のアシスト装置(被固定物)、60…ねじ(第2の固定手段)、70…ブラケット、71…底壁部71(周壁部)、72…側壁部(周壁部)、73…折り返し部(周壁部、当接部)、74…ねじ(第1の固定手段)、77…保持部、78…開口(挿入口)、80…第2のアシスト装置(被固定物)、84…ねじ(第2の固定手段)、92…突部、C1…溝。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記被固定物の一部を保持する保持部を有する保持部材と、
前記保持部材を前記支持物に固定する第1の固定手段と、
前記被固定物において前記保持部材に保持されない部分を前記支持物に固定する第2の固定手段と
を具備することを特徴とする固定構造。 A fixing structure for fixing an object to be fixed to a support;
A holding member having a holding part for holding a part of the fixed object;
First fixing means for fixing the holding member to the support;
And a second fixing means for fixing a portion of the fixed object that is not held by the holding member to the support.
前記挿入口は、前記保持部材が前記第1の固定手段によって前記支持物に固定された状態において、前記挿入口に前記被固定物が挿入されたときの前記被固定物の姿勢が前記支持物に対して前記前記被固定物が固定された姿勢となる位置に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。 The holding member includes an insertion port through which the object to be fixed can be inserted along a predetermined direction and communicated with the holding unit;
In the insertion port, in a state where the holding member is fixed to the support by the first fixing means, the posture of the fixed object when the fixed object is inserted into the insertion port is the support. The fixed structure according to claim 1, wherein the fixed object is formed at a position where the fixed object is fixed.
を具備する
ことを特徴とする請求項2に記載の固定構造。 The holding portion includes a peripheral wall portion that accommodates the object to be fixed inside, and an inner side and an outer side that are formed on the peripheral wall portion and extend from one end to the other end in the insertion direction of the fixed object to the insertion port. A communicating groove; and a contact portion that prevents the fixed object from coming out of the groove by contacting the fixed object when the fixed object moves from the holding portion toward the groove. The fixing structure according to claim 2, wherein:
ことを特徴とする請求項3に記載の固定構造。 The fixing structure according to claim 3, wherein the fixed object includes a protrusion that fits into the groove.
ことを特徴とする請求項2〜4のうちのいずれか1項に記載の固定構造。 The fixing structure according to any one of claims 2 to 4, wherein the insertion port is formed at both ends of the holding member in the insertion direction.
前記被固定物は、前記溝内に収容されて前記引戸のスライドをアシストするアシスト装置である
ことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の固定構造。 The support is a sliding door that is slidable with respect to the door frame and has a groove extending in the sliding direction,
The fixing structure according to any one of claims 1 to 5, wherein the fixed object is an assist device that is accommodated in the groove and assists sliding of the sliding door.
ことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の固定構造。 The fixing structure according to any one of claims 1 to 6, wherein the first fixing means is a screw.
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