JP2013246751A - エネルギー管理システム - Google Patents

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JP2013246751A JP2012121663A JP2012121663A JP2013246751A JP 2013246751 A JP2013246751 A JP 2013246751A JP 2012121663 A JP2012121663 A JP 2012121663A JP 2012121663 A JP2012121663 A JP 2012121663A JP 2013246751 A JP2013246751 A JP 2013246751A
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晃夫 富田
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Abstract

【課題】多数の住宅および周辺施設が建築される住宅地全体のエネルギー管理を行い、エネルギーを住宅地全体で効率的に使用することが可能なエネルギー管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】戸建住宅エリア2と、生活利便施設エリア3とからなる住宅地1のエネルギー管理システムであり、戸建住宅エリア2の複数の街区20,30,40,50のそれぞれには、各街区20,30,40,50内の複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…を集約してクラスター化し、これら複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…と、生活利便施設エリア3のエネルギーセンター61とを中継接続するハブ21,31,41,51が設けられている。これにより、エネルギーセンターと複数の戸建住宅との間で、エネルギーを、ハブを介して段階的に供給・循環させて、住宅地内のエネルギー管理を行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、多数の住宅および周辺施設が建築される住宅地のエネルギー管理システムに関する。
近年、地球環境保護の観点から省エネルギーに対する関心が高まっている。特に、住宅部門の省エネルギー対策として、住宅内のエネルギーの使用状況等を表示したり、エネルギーの使用状況に応じて各種機器を自動制御したりするHEMS(Home Energy Management System)の導入が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術においては、系統電力や自家発電手段、蓄電手段、自動車用蓄電手段、家庭内負荷等の各制御器を共通コントローラーで制御することによって、エネルギー消費および供給を管理するので、住宅全体におけるエネルギー消費および供給を一元管理できるようになっている。
特開2012−023872号公報
しかしながら、従来は、住宅ごとにエネルギー管理を行っていたので、省エネルギー効果はその住宅の範囲内にとどまり、地球環境を大幅に改善するには至っていない。また、住宅ごとに省エネルギー対策を行っても、不在時には余剰電力を使い切れなったり、在宅時には余計な系統電力を使用してしまったりして、エネルギーを効率的に使用することが難しい場合があった。
本発明の課題は、多数の住宅および周辺施設が建築される住宅地全体のエネルギー管理を行い、エネルギーを住宅地全体で効率的に使用することが可能なエネルギー管理システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図7に示すように、多数の戸建住宅22…,32…,42…,52…が建築される戸建住宅エリア2と、複数の生活利便施設(例えば建物72、建物82、建物92)が建築される生活利便施設エリア3とからなる住宅地1のエネルギー管理システムであって、
前記戸建住宅エリア2と前記生活利便施設エリア3とは、前記住宅地1を縦断するメインストリート4に沿って配置されており、
前記戸建住宅エリア2は、発電手段(例えば太陽光発電装置23等)および蓄電手段(例えば蓄電池等)を有する複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…が建築されるとともに、それぞれ独自の機能を持つ複数の街区20,30,40,50を備えており、
前記生活利便施設エリア3は、系統電源16に接続されるとともに発電手段(例えば太陽光発電装置63等)および蓄電手段(例えば大容量蓄電池65等)を有し、かつ前記住宅地1全体のエネルギーを一元管理するエネルギーセンター61が建築されたエネルギーセンター街区60を備えており、
前記戸建住宅エリア2の前記複数の街区20,30,40,50のそれぞれには、各街区20,30,40,50内の前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…を集約してクラスター化し、これら複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…と前記エネルギーセンター61とを中継接続するハブ21,31,41,51が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記エネルギーセンター61によって、前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…を含む前記戸建住宅エリア2と、前記複数の生活利便施設を含む前記生活利便施設エリア3のエネルギー管理を行うことができる。さらに、前記戸建住宅エリア2は、前記複数の街区20,30,40,50のそれぞれにハブ21,31,41,51が設けられ、このハブ21,31,41,51によって前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…と前記エネルギーセンター61とが中継接続されているので、前記エネルギーセンター61によって、前記複数の街区20,30,40,50の前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…のエネルギー管理も行うことができる。すなわち、前記エネルギーセンター61と前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…との間で、エネルギーを、前記ハブ21,31,41,51を介して段階的に供給・循環させることができる。
そして、前記エネルギーセンター61によって、前記戸建住宅エリア2と前記生活利便施設エリア3との間でもエネルギーを供給・循環させることができるので、前記住宅地1内のいずれかのエリアや街区、住宅で、エネルギーが不足していれば他の場所から融通したり、余剰エネルギーを集約したりするエネルギー管理を行うことができる。これによって、前記住宅地1全体のエネルギー管理を行い、エネルギーを前記住宅地1全体で効率的に使用することが可能となる。しかも、前記住宅地1全体での省エネルギー効果を得ることができるので、地球環境保護に大いに貢献できる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図7に示すように、請求項1に記載のエネルギー管理システムにおいて、
前記戸建住宅エリア2の前記複数の街区20,30,40,50は、少なくとも第一街区20、第二街区30、第三街区40、第四街区50からなり、
前記第一街区20は、この第一街区20の前記複数の戸建住宅22…のそれぞれが、住宅のライフサイクル全体の電力消費量およびCO2排出量をマイナスにする仕様で建築されてなるカーボンマイナス先導街区とされており、
前記第二街区30は、この第二街区30内に、前記複数の戸建住宅32…の居住者が共用する自動車35が用意されるとともに該共用自動車35が駐車される共用駐車場36が設けられてなるシェアスタイル街区とされており、
前記第三街区40は、この第三街区40の前記複数の戸建住宅42…のそれぞれが、一階に半公共性を持つ部屋を備えた仕様で建築されてなる多用途住宅街区とされており、
前記第四街区50は、この第四街区50の前記複数の戸建住宅52…の敷地内に、家庭菜園用の農地54が設けられてなる農園付き住宅街区とされていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記第一街区20である前記カーボンマイナス先導街区20に建築される前記複数の戸建住宅22…のそれぞれが、住宅のライフサイクル全体の電力消費量およびCO2排出量をマイナスにする仕様であるため、このカーボンマイナス先導街区20に建築された前記複数の戸建住宅22…のエネルギー消費に係るコストを格段に削減できるほか、余剰エネルギーを前記ハブ21および前記エネルギーセンター61を通じて他の住宅・街区・エリアに融通することができる。これによって、前記系統電源16からの電力供給を抑制でき、前記住宅地1全体のエネルギー消費に係るコストを低減することができる。
また、前記第二街区30である前記シェアスタイル街区30では、前記複数の戸建住宅32…の居住者のための共用自動車35および共用駐車場36が用意されているので、前記複数の戸建住宅32…のそれぞれが建築される各敷地を、駐車場を設けない分だけ広くすることができる。また、前記複数の戸建住宅32…を、前記シェアスタイル街区30内に比較的に高密度に配置することができるので、このシェアスタイル街区30内のスペースを有効利用できる。さらに、各戸建住宅32…の居住者それぞれが自動車を所有する場合に比して、前記シェアスタイル街区30全体でエネルギー消費に係るコストやCO2排出量を低減できるので、地球環境保護に貢献できる。
また、前記第三街区40である前記多用途住宅街区40に建築される前記複数の戸建住宅42…のそれぞれが一階に半公共性を持つ部屋を備えるので、この部屋を使用し、例えば子供の預かりや習い事、SOHO、趣味室等として対外的な活動を行うことができる。これによって、前記多用途住宅街区40内だけでなく前記住宅地1全体のコミュニティの活性化を図ることができる。
また、前記第四街区50である前記農園付き住宅街区50では、前記複数の戸建住宅52…の居住者が、各敷地内の前記農地54で家庭菜園を楽しむことができる。また、このように前記複数の戸建住宅52…のそれぞれが前記農地54を所有するので、前記農園付き住宅街区50内を緑化でき、延いては前記住宅地1全体の緑化を推進できる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1〜図3,図5に示すように、請求項1または2に記載のエネルギー管理システムにおいて、
前記生活利便施設エリア3は、発電手段(例えば太陽光発電装置73等)および蓄電手段(例えば蓄電池等)を有する建物72,82,92が建築されるとともに、それぞれ独自の機能を持つ複数の街区70,80,90をさらに備えており、
前記各街区70,80,90内の前記建物72,82,92は、前記エネルギーセンター61と直接接続されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記エネルギーセンター61によって、前記複数の街区70,80,90の前記複数の建物72,82,92のエネルギー管理を行うことができる。そして、前記エネルギーセンター61と前記複数の建物72,82,92との間でエネルギーを供給・循環させることができ、延いては、前記戸建住宅エリア2との間でもエネルギーを供給・循環させることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1〜図3,図5に示すように、請求項3に記載のエネルギー管理システムにおいて、
前記生活利便施設エリア3の前記複数の街区70,80,90は、少なくとも第一街区70、第二街区80、第三街区90からなり、
前記第一街区70は、前記メインストリート4に沿って、様々なジャンルの用途に応じて建築された前記建物72が複数配置されてなるマルシェ街区とされており、
前記第二街区80は、この第二街区80の前記建物82内に高齢者福祉施設と、子育て支援施設とが複合されてなる生活支援施設街区とされており、
前記第三街区90は、この第三街区90の前記建物92内に多様な商業施設と、複数のオフィスとが複合されてなる商業施設街区とされていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記第一街区70である前記マルシェ街区70には、前記メインストリート4に沿って複数の前記建物72…が配置されているので、該マルシェ街区70を商店街やプロムナード等して利用することができる。
また、前記第二街区80である前記生活支援施設街区80では、前記建物82内において前記高齢者福祉施設と、前記子育て支援施設とが複合されているので、高齢者福祉や子育て支援だけでなく、世代間交流を図ることもできる。
また、前記第三街区90である前記商業施設街区90の前記建物92は、前記多様な商業施設と、前記複数のオフィスとが複合されてなるので、前記建物92を地域経済の拠点とすることができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエネルギー管理システムにおいて、
前記エネルギーセンター61は、このエネルギーセンター61内での発電時に発生する熱を集めるための集熱手段(例えば集熱装置66)を有しており、
前記エネルギーセンター街区60内には、前記集熱手段によって集められた熱エネルギーを利用した共用入浴施設67が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記集熱手段によって集められた熱エネルギーを利用した前記共用入浴施設67が、前記エネルギーセンター街区60内に設けられているので、発電時に発生する熱を有効活用できるだけでなく、前記共用入浴施設67を地域コミュニティの基盤とすることも可能となる。
請求項6に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1〜5のいずれか一項に記載のエネルギー管理システムにおいて、
前記エネルギーセンター61は、前記住宅地1の地表下に設けられるとともに、前記住宅地1の雨水を貯留・循環利用するための雨水循環システム13と接続されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記エネルギーセンター61は、前記雨水循環システム13と接続されているので、前記住宅地1内の雨水を貯留したり、貯留した雨水を前記戸建住宅エリア2や前記生活利便施設エリア3内の灌水設備等の必要箇所に供給したりすることによって、前記住宅地1内における水の使用量を軽減できる。
本発明によれば、エネルギーセンターによって、複数の戸建住宅を含む戸建住宅エリアと、複数の生活利便施設を含む生活利便施設エリアのエネルギー管理を行うことができる。さらに、戸建住宅エリアは、複数の街区のそれぞれにハブが設けられ、このハブによって複数の戸建住宅とエネルギーセンターとが中継接続されているので、エネルギーセンターによって、複数の街区の複数の戸建住宅のエネルギー管理も行うことができる。すなわち、エネルギーセンターと複数の戸建住宅との間で、エネルギーを、ハブを介して段階的に供給・循環させることができる。
そして、エネルギーセンターによって、戸建住宅エリアと生活利便施設エリアとの間でもエネルギーを供給・循環させることができるので、住宅地内のいずれかのエリアや街区、住宅で、エネルギーが不足していれば他の場所から融通したり、余剰エネルギーを集約したりするエネルギー管理を行うことができる。これによって、住宅地全体のエネルギー管理を行い、エネルギーを住宅地全体で効率的に使用することが可能となる。しかも、住宅地全体での省エネルギー効果を得ることができるので、地球環境保護に大いに貢献できる。
本発明に係るエネルギー管理システムが導入される住宅地を示す俯瞰図である。斜線部が戸建住宅エリア、ドット部が生活利便施設エリアとされている。 本発明に係るエネルギー管理システムの概要を示す図である。 本発明に係るエネルギー管理システムのエネルギーネットワークを示す図である。 カーボンマイナス先導街区に建築される戸建住宅を示す正面図である。 シェアスタイル街区を示す俯瞰図である。 多用途住宅街区に建築される戸建住宅を示す正面図である。 農園付き住宅街区を示す俯瞰図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1において符号1は、住宅地を示す。この住宅地1は、多数の戸建住宅が建築される戸建住宅エリア2と、複数の生活利便施設が建築される生活利便施設エリア3とからなるものであり、前記戸建住宅エリア2と前記生活利便施設エリア3とは、前記住宅地1を縦断するメインストリート4に沿って配置されている。
図1中、斜線部が前記戸建住宅エリア2とされており、ドット部が前記生活利便施設エリア3とされている。
また、前記住宅地1は、駅5に近接しており、これら住宅地1と駅5との間には幹線道路6が通っている。すなわち、前記住宅地1は、前記駅5に近接しているものの、前記幹線道路6によって隔てられた状態となっているため、前記駅5から前記メインストリート4にかけて、ペデストリアンデッキ7が架けられている。
前記ペデストリアンデッキ7の階段7aを降りた先には、前記メインストリート4の一部として、噴水8aのある駅前広場8が設けられており、夏場のクールアイランドに貢献している。
前記戸建住宅エリア2と前記生活利便施設エリア3とは、前記メインストリート4に沿って配置されているとしたが、前記住宅地1内には、前記戸建住宅エリア2および前記生活利便施設エリア3を区画するようにして、前記メインストリート4とは異なる宅地内道路9が敷設されている。
この宅地内道路9は、前記メインストリート4の両側のそれぞれに、前記住宅地1全体を取り囲むようにして敷設されている。
前記住宅地1の中心部には、前記メインストリート4に沿って、前記住宅地1内における緑地帯として公園10が建設されている。この公園10には樹木が植栽される他に、雨水を貯留できる貯水池10aが設けられている。
このように前記住宅地1の中心に、樹木や貯水池10aのある公園10が配置されているので、自然と調和した“まちづくり”ができるようになっている。
自然と調和した“まちづくり”の一環として、前記メインストリート4には、植物を這わせて生育できる棚状のパーゴラ11が、前記メインストリート4に沿って点在するようにして複数設置されている。また、前記メインストリート4には、前記複数のパーゴラ11…とともに複数の街路樹が植栽されている。なお、前記メインストリート4にはベンチ等が常設されている。
なお、前記パーゴラ11は、前記戸建住宅エリア2内にも適宜設置されており、植物が生育されている。
前記戸建住宅エリア2は、図1,図4〜図7に示すように、発電手段および蓄電手段を有する複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…が建築されるとともに、それぞれ独自の機能を持つ複数の街区20,30,40,50を備える。
また、前記生活利便施設エリア3は、図1〜図3,図5に示すように、系統電源16に接続されるとともに発電手段および蓄電手段を有し、かつ前記住宅地1全体のエネルギーを一元管理するエネルギーセンター61が建築されたエネルギーセンター街区60を備える。さらに、この生活利便施設エリア3は、発電手段および蓄電手段を有する建物72,82,92が建築されるとともに、それぞれ独自の機能を持つ複数の街区70,80,90をさらに備える。
なお、前記系統電源16とは、電力会社が保有する商用の配電線網から供給される電源を指している。
<エネルギーセンター街区>
前記エネルギーセンター街区60は、前記住宅地1の中心部に、前記公園10に隣接するようにして配置されている。
また、このエネルギーセンター街区60には樹木が植栽されており、これによって、このエネルギーセンター街区60と前記公園10とが一体的に設けられているように見せることができる。したがって、前記エネルギーセンター61は、恰も前記公園10の中に建築されているかのような印象を与えることができる。
また、前記エネルギーセンター61は、前記住宅地1に形成されるエネルギーネットワークの拠点となる施設であり、前記住宅地1全体のエネルギーを一元管理するためのエネルギー管理サーバ62が設けられている。
すなわち、このエネルギー管理サーバ62は、前記系統電源16から供給される電力や、前記住宅地1内のエネルギーネットワーク上で創出された各種エネルギーの供給・循環を制御するための機器である。
なお、本実施の形態におけるエネルギーとは、前記系統電源16から供給される電力や前記住宅地1内で発電された電力、前記住宅地1内で蓄電された電力等を含む電気エネルギーを始め、ガス、水道、熱エネルギー、雨水、生ゴミ14(堆肥14a,14b)等が挙げられる。
また、前記エネルギーネットワークとは、前記系統電源16に接続された前記エネルギーセンター61を中心とし、前記戸建住宅エリア2の前記複数の街区20,30,40,50に建築される前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…と、前記生活利便施設エリア3の前記複数の街区70,80,90に建築される前記建物72,82,92等を末端とする各種エネルギーの供給・循環網を指している。
そして、前記住宅地1内には、前記エネルギーネットワーク上で、各種エネルギーを実際に移送するために、例えば電線17やガス管、水道管、熱エネルギー輸送用のパイプ、雨水用の集水管・供給管等の各種インフラ設備が張り巡らされるようにして設けられている。また、各種インフラ設備には、前記エネルギー管理サーバ62による各種エネルギーの制御・コントロールを可能とするための通信回線も含まれるものとする。
なお、前記各種インフラ設備として、例えば前記電線17が前記住宅地1の地表下に張り巡らされている。この電線17は、図2中において一点鎖線で示されている。
さらに、前記エネルギーセンター61は、前記エネルギー管理サーバ62の他に、太陽光発電装置63、燃料電池64、大容量蓄電池65、集熱装置66、共用入浴施設67、生ゴミ処理機68、多目的ホール69を備える。
前記太陽光発電装置63は、少なくとも、前記エネルギーセンター61の屋上の広い範囲に配置されている。また、屋上だけに限られず、前記エネルギーセンター街区60内に設置されていてもよいものとする。
前記燃料電池64は、前記エネルギーセンター街区60内に設置されている。
また、発電手段としては、この他にも、風力発電等のように比較的導入しやすいものは適宜導入してもよいものとする。また、風力発電の場合、小型のものであれば、前記住宅地1内のどこに設置してもよいものとする。
前記大容量蓄電池65は、前記住宅地1内で発電された電力等を充電しておくものであり、複数設置されていることが好ましい。すなわち、複数の蓄電池65を使用すれば、少なくとも一つの蓄電池65に前記太陽光発電装置63で発電した電力を充電し、残りの充電済み蓄電池65に充電された電力を、前記住宅地1内に分配するために放電させるなどして、適宜使用することができる。
ただし、これに限られるものではなく、1つの大容量蓄電池65を設置するものとしてもよいし、比較的小型の蓄電池65を多数設置するようにしてもよい。
前記集熱装置66は、例えば発電時に発生する熱や、太陽熱等を始め、前記エネルギーセンター61内で発生する熱エネルギーを集めるものであり、集めた熱エネルギーを利用して水を温め、前記共用入浴施設67に給湯できるように設定されている。
すなわち、この集熱装置66は、前記発電手段および前記共用入浴施設67を含む、いわゆるコジェネレーションシステムの一環として前記エネルギーセンター61内に導入されており、発電時に発生する熱を有効活用できるようになっている。
前記生ゴミ処理機68は、前記住宅地1内で発生する生ゴミ14を堆肥化するために利用されるものであり、前記住宅地1内から前記エネルギーセンター61に運ばれてきた生ゴミ(一次発酵済み堆肥14a)を、さらに二次発酵させるための機器である。
この生ゴミ処理機68で二次発酵され、堆肥化された生ゴミ(二次発酵済み堆肥14b)は、周辺農家や契約農家等の農家15へと輸送されて、野菜15aの生育に使用される。また、前記住宅地1内の農地(後述する農地54)へと輸送される。そして、収穫された野菜15aは、前記住宅地1内で販売されたり、個人宅で消費されたりすることになる。
すなわち、本実施の形態においては生ゴミ14も、前記住宅地1内で発生・循環するエネルギーの一つとして捉えることができる。また、このようにして前記住宅地1内のゴミの量を減らすことができるので、地球環境保護に貢献することができる。
前記共用入浴施設67および前記多目的ホール69は、前記住宅地1内の誰もが使用できる公共施設として、前記エネルギーセンター街区60内に設けられている。
これら共用入浴施設67や多目的ホール69のような公共施設は、前記エネルギーセンター61に対して前記住宅地1全体の中央施設としての役割を持たせることに貢献できる。これによって、前記共用入浴施設67および前記多目的ホール69を地域コミュニティの基盤とすることができるので、前記住宅地1内の居住者同士の交流を深めて、コミュニティの活性化を図ることができる。
<戸建住宅エリア>
前記戸建住宅エリア2の前記複数の街区20,30,40,50は、図1,図4〜図7に示すように、第一街区20、第二街区30、第三街区40、第四街区50からなる。
また、前記第一街区20〜前記第四街区50のそれぞれには、各街区20,30,40,50内の前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…を集約してクラスター化し、これら複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…と前記エネルギーセンター61とを中継接続するハブ21,31,41,51が設けられている。
前記ハブ21,31,41,51は、建屋21a,31a,41a,51aと、エネルギー中継制御装置と、生ゴミ14用の一次発酵装置と、を備える。
前記建屋21a,31a,41a,51aは、前記各街区20,30,40,50内において、前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…が建築された敷地以外の敷地に建築される施設であり、各街区20,30,40,50内の中央施設としての役割を果たすものである。つまり、前記建屋21a,31a,41a,51a自体は、いわゆるコミュニティーセンターのように、周辺住民の地域共同体意識を高めるための拠点となる施設である。したがって、前記建屋21a,31a,41a,51aには、周辺住民が集まるための機能が付与されており、前記生ゴミ14用の一次発酵装置もその一つとして用いられる。
なお、この一次発酵装置によれば、家庭から出た生ゴミ14を一次発酵させて、一次発酵済み堆肥14aとすることができる。一次発酵済み堆肥14aは、前記エネルギーセンター61の前記生ゴミ処理機68へと運搬され、二次発酵される。
前記エネルギー中継制御装置は、前記建屋21a,31a,41a,51a内または前記建屋21a,31a,41a,51aの地下に建設される地下施設内に設置されている。
前記エネルギー中継制御装置は、前記エネルギーネットワーク上に設けられており、前記エネルギーセンター61から前記ハブ21,31,41,51まで配置された前記各種インフラ設備を、クラスター化された前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…へと分岐させている。そして、前記各種インフラ設備を分岐させる箇所で、前記各種インフラ設備を通過する各種エネルギーを監視、計測、記録するとともに集約または分配するような制御を行い、集中的に管理している。
このようなエネルギー中継制御装置は、例えば電力の場合であれば、配電盤としての機能を発揮できる。さらに、前記エネルギーセンター61の前記エネルギー管理サーバ62による制御に基づいて、前記複数の戸建住宅22…間や前記複数の戸建住宅32…間、前記複数の戸建住宅42…間、前記複数の戸建住宅52…間でも電力を循環させることができる。
また、前記建屋21a,31a,41a,51a内または前記建屋21a,31a,41a,51aの地下施設内には、前記エネルギー中継制御装置によって制御可能な蓄電池が設けられていてもよいものとする。すなわち、前記エネルギーセンター61と前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…との間の各中継地点に蓄電池があることによって、前記エネルギーネットワーク上で電力を循環させる際に好適である。
さらに、前記建屋21a,31a,41a,51aの屋根や敷地内には、前記エネルギー中継制御装置によって制御可能な、例えば太陽光発電装置や風力発電装置等の発電手段を設置してもよいものとする。
なお、前記ハブ21,31,41,51は、地震等によって前記エネルギーセンター61との間で前記各種インフラ設備が切り離されたとしても、前記エネルギー中継制御装置の制御に基づいて単独で機能し、前記ハブ21,31,41,51に接続された前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…のエネルギー管理を行うことができるように設定されている。
また、前記ハブ21,31,41,51は、各街区20,30,40,50内に少なくとも一つ以上設けられるものであり、街区の規模に応じて複数設けられる。
前記第一街区20は、この第一街区20の前記複数の戸建住宅22…のそれぞれが、住宅のライフサイクル全体の電力消費量およびCO2排出量をマイナスにする仕様で建築されてなるカーボンマイナス先導街区とされている。
なお、図示はしないが、このカーボンマイナス先導街区20内には、前記ハブ21(縦や21a)が適切な位置に設けられており、前記複数の戸建住宅22…に接続されている。
前記カーボンマイナス先導街区20の前記複数の戸建住宅22…は、いわゆるライフサイクルカーボンマイナス住宅(登録商標)等のように、居住段階でのCO2(二酸化炭素)収支を大幅に削減し、住宅の建設から居住、解体・廃棄に至るまで、建物のライフサイクル全体を通してのCO2収支をゼロ以下(マイナス)にできる住宅が好ましい。
さらに、本実施の形態においては、CO2収支をマイナスにするだけでなく、住宅のライフサイクル全体の電力消費量をマイナスにできる住宅であることが望ましい。
これを考慮し、本実施の形態の戸建住宅22は、図4に示すように、屋根22aに太陽光発電装置23が設置されている。
前記戸建住宅22は2階建て家屋であり、建物本体の上部に屋根22aが設けられている。
前記屋根22aは、切妻屋根とされており、太陽光を受光する主要な屋根面22b(例えば南側を向く屋根面)に、太陽光発電装置23の太陽電池パネルが複数取り付けられている。なお、前記屋根22aの前記屋根面22b側には、建物本体の2階の高さの位置に開口部が形成されている。
また、前記屋根面22bは、前記屋根22aの棟部22cから軒先部22dまでの長さが比較的長く設定されており、前記軒先部22dは、前記建物本体の2階床の高さよりも下方に位置している。さらに、前記屋根22aは切妻屋根であるため、前記建物本体の一方の妻面から他方の妻面までの長い幅寸法に設定されている。
これによって、前記屋根面22bを、比較的大きな面積に設定することができるので、前記複数の太陽電池パネルをより多く設置できるようになっている。したがって、前記太陽光発電装置23による発電量をより多くすることができる。
前記戸建住宅22の敷地内には、前記太陽光発電装置23とは異なる発電手段として燃料電池(図示せず)が設置されている。
また、前記戸建住宅22には、少なくとも一つの蓄電池が具備されている。本実施の形態においては複数の蓄電池が使用されており、少なくとも一つの蓄電池に前記太陽光発電装置23で発電した電力や安価な夜間電力を充電し、残りの充電済み蓄電池に充電された電力を、前記戸建住宅22内で消費するために放電させるなどして、適宜使用することができる。なお、蓄電池としては、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等に搭載された蓄電池を使用することもできる。
また、前記戸建住宅22は、積極的に自然エネルギーを活用できるように構成されている。
すなわち、前記戸建住宅22内の空気の流れをコントロールできる換気システムや、冬場の太陽熱を蓄熱する蓄熱装置、前記戸建住宅22内への太陽光の入光を調節するルーバー装置等を始め、様々な自然エネルギー活用技術が採用されている。その他にも、建物本体の断熱性の向上を図ったり、LED照明等を多用したりすることで、住宅のライフサイクル全体の電力消費量およびCO2排出量をマイナスにできるように構成されている。
なお、前記戸建住宅22の電力やガス、水道等の消費量や、発電量、蓄電量等を始め様々なエネルギー関連情報は、コントローラー24で、居住者に対して可視化されている。
また、前記コントローラー24を使って、前記戸建住宅22内の各種エネルギーを制御したり、前記換気システム等の自然エネルギーを活用するための装置を制御できるように設定されている。
なお、前記コントローラー24としては、例えば専用のアプリケーションが備えられたスマートフォンやパソコン等の情報端末や、前記戸建住宅22内に設置される専用のコントローラー等が挙げられる。
以上のように、前記カーボンマイナス先導街区20に建築される前記複数の戸建住宅22…のそれぞれが、住宅のライフサイクル全体の電力消費量およびCO2排出量をマイナスにする仕様であるため、このカーボンマイナス先導街区20に建築された前記複数の戸建住宅22…のエネルギー消費に係るコストを格段に削減できるほか、余剰エネルギーを前記ハブ21および前記エネルギーセンター61を通じて他の住宅・街区・エリアに融通することができる。
これによって、前記系統電源16からの電力供給を抑制でき、前記住宅地1全体のエネルギー消費に係るコストを低減することができる。
前記第二街区30は、この第二街区30内に、前記複数の戸建住宅32…の居住者が共用する自動車35が用意されるとともに該共用自動車35が駐車される共用駐車場36が設けられてなるシェアスタイル街区とされている。
なお、このシェアスタイル街区30内には、前記ハブ31が中央広場34に設けられており、前記複数の戸建住宅32…に接続されている。
前記シェアスタイル街区30の前記複数の戸建住宅32…には、図5に示すように、屋根32aを利用した太陽光発電装置33等の発電手段や、蓄電池等の蓄電手段(図示せず)等が採用されており、電力を始めとする各種エネルギーの消費が抑制できるように構成されている。
なお、前記戸建住宅32にも、前記コントローラー24によるエネルギーの可視化・制御技術が導入されている。
また、前記複数の戸建住宅32…は、図5に示すように、前記中央広場34を取り囲むようにして建築されている。前記中央広場34は、前記宅地内道路9に接続された引き込み道路34aを備える。
さらに、この中央広場34の中心には、前記ハブ31の建屋31aである東屋が建築されている。そして、この東屋31aの周囲に、前記共用駐車場36が設けられている。
前記共用駐車場36には、前記共用自動車35が駐車されており、前記複数の戸建住宅32…の居住者によって共用されている。したがって、前記複数の戸建住宅32…には専用の駐車場が設けられていない状態となっている。
前記共用自動車35は、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等が採用されており、前記共用駐車場36には、車両充電用の充電器(図示せず)が設置されている。
また、前記中央広場34内には、前記複数の戸建住宅32…への来客が使用できるゲスト用駐車場37が設けられている。
また、前記共用駐車場36には前記パーゴラ11が設けられており、周囲の景観性を向上できるようになっている。
前記シェアスタイル街区30は、前記生活利便施設エリア3に隣接している。特に、この生活利便施設エリア3のうち、後述する商業施設街区90に隣接していることが望ましい。これによって、不要な前記共用自動車35の使用を抑制できる。
以上のように、前記シェアスタイル街区30では、前記複数の戸建住宅32…の居住者のための共用自動車35および共用駐車場36が用意されているので、前記複数の戸建住宅32…のそれぞれが建築される各敷地を、駐車場を設けない分だけ広くすることができる。また、前記複数の戸建住宅32…を、前記シェアスタイル街区30内に比較的に高密度に配置することができるので、このシェアスタイル街区30内のスペースを有効利用できる。
さらに、各戸建住宅32…の居住者それぞれが自動車を所有する場合に比して、前記シェアスタイル街区30全体でエネルギー消費に係るコストやCO2排出量を低減できるので、地球環境保護に貢献できる。
前記第三街区40は、この第三街区40の前記複数の戸建住宅42…のそれぞれが、一階に半公共性を持つ部屋を備えた仕様で建築されてなる多用途住宅街区とされている。
なお、この多用途住宅街区40内には、前記ハブ41(建屋41a)が適切な位置に設けられており、前記複数の戸建住宅42…に接続されている。
前記多用途住宅街区40の前記複数の戸建住宅42…には、図6に示すように、屋根42aを利用した太陽光発電装置43等の発電手段や、蓄電池等の蓄電手段(図示せず)等が採用されており、電力を始めとする各種エネルギーの消費が抑制できるように構成されている。
なお、前記戸建住宅42にも、前記コントローラー24によるエネルギーの可視化・制御技術が導入されている。
前記戸建住宅42は、上述のように一階に半公共性を持つ部屋を備えた仕様で建築されている。図6に示す例の戸建住宅42は、下屋44を備えており、この下屋44に前記半公共性を持つ部屋が設けられている。
以上のように、一階に半公共性を持つ部屋を備える戸建住宅42によれば、この部屋を使用し、例えば子供の預かりや習い事、SOHO、趣味室等として対外的な活動を行うことができる。これによって、前記多用途住宅街区40内だけでなく前記住宅地1全体のコミュニティの活性化を図ることができる。
前記第四街区50は、この第四街区50の前記複数の戸建住宅52…の敷地内に、家庭菜園用の農地54が設けられてなる農園付き住宅街区とされている。
なお、この農園付き住宅街区50内には、前記ハブ51が適切な位置に設けられており、前記複数の戸建住宅52…に接続されている。
前記農園付き住宅街区50の前記複数の戸建住宅52…には、図7に示すように、屋根52aを利用した太陽光発電装置53等の発電手段や、蓄電池等の蓄電手段(図示せず)等が採用されており、電力を始めとする各種エネルギーの消費が抑制できるように構成されている。
なお、前記戸建住宅52にも、前記コントローラー24によるエネルギーの可視化・制御技術が導入されている。
前記ハブ51の建屋51aは東屋とされており、この東屋51aの周囲には、各戸建住宅52…の農地54で収穫された野菜等を調理するためのバーベキュースペース51bや、収穫した野菜等を洗う野菜洗い水場51cが設けられている。
また、前記東屋51a内には共用農具を収納できる共用農具置き場が設けられている。
また、前記農園付き住宅街区50については、前記ハブ51内に通常設置される一次発酵装置だけでなく、二次発酵を行う生ゴミ処理機が設置されていてもよい。
以上のように、前記農園付き住宅街区50では、前記複数の戸建住宅52…の居住者が、各敷地内の前記農地54で家庭菜園を楽しむことができる。また、このように前記複数の戸建住宅52…のそれぞれが前記農地54を所有するので、前記農園付き住宅街区50内を緑化でき、延いては前記住宅地1全体の緑化を推進できる。
<生活利便施設エリア>
前記生活利便施設エリア3の前記複数の街区70,80,90は、図1〜図3に示すように、第一街区70、第二街区80、第三街区90からなる。
また、前記各街区70,80,90内の前記建物72,82,92は、前記エネルギーセンター61と直接接続されている。
前記第一街区70は、前記メインストリート4に沿って、様々なジャンルの用途に応じて建築された前記建物72が複数配置されてなるマルシェ街区とされている。
前記マルシェ街区70の前記複数の建物72…は、平屋建てとされており、図5に示すように、屋根72aを利用した太陽光発電装置73等の発電手段や、蓄電池等の蓄電手段(図示せず)等が採用されており、電力を始めとする各種エネルギーの消費が抑制できるように構成されている。
また、前記複数の建物72…は、前記エネルギーセンター61と直接接続されているので、前記複数の建物72…内に、前記エネルギー管理サーバ62に接続されて制御可能なHEMS(Home Energy Management System)を構築することができる。
また、前記複数の建物72…は、飲食業や商店を始め、後述する生活支援施設街区80の各支援施設の分室など、様々なジャンルの用途に用いられる。
また、前記マルシェ街区70には、前記複数の建物72…の前方に配置されるように、かつ街並みのアクセントとなる前記パーゴラ11が設けられていたり、街灯としてのLED照明が使用されていたりする。
前記パーゴラ11は、前記複数の建物72…の用途に応じて、様々な様相に変化させることができる。すなわち、飾り付けや、暖簾等の各種広告物を展示することができる。
以上のように、前記マルシェ街区70には、前記メインストリート4に沿って前記複数の建物72…が配置されているので、該マルシェ街区70を商店街やプロムナード等して利用することができる。
なお、前記住宅地1内に設けられる各エリア2,3の各街区20〜90は、前記メインストリート4に沿って配置されているので、このメインストリート4の人の通行量は比較的多くなる。これによって、前記メインストリート4に沿って設けられる前記マルシェ街区70の活性化を図ることができるようになっている。
前記第二街区80は、この第二街区80の前記建物82内に高齢者福祉施設と、子育て支援施設とが複合されてなる生活支援施設街区とされている。
前記生活支援施設街区80の前記建物82は、中層建築物または高層建築物とされており、その低層階に、前記高齢者福祉施設と前記子育て支援施設が設けられている。また、高層階は住宅とされている。さらに、病院や行政機関等の施設が設けられていてもよいものとする。
また、本実施の形態において高層階の住宅は、高齢者専用の賃貸住宅とされている。
前記建物82には、図2に示すように、屋上を利用した太陽光発電装置83等の発電手段や、蓄電池等の蓄電手段(図示せず)等が採用されており、電力を始めとする各種エネルギーの消費が抑制できるように構成されている。
また、前記建物82は、上述のように前記エネルギーセンター61と直接接続されているので、前記建物82内に、前記エネルギー管理サーバ62に接続されて制御可能なBEMS81(Building and Energy Management System)を構築することができる。さらに、前記建物82の高層階に設けられる各住宅内には、前記BEMS81から分岐するHEMS84を構築することができる。
以上のように、前記生活支援施設街区80では、前記建物82内において前記高齢者福祉施設と、前記子育て支援施設とが複合されているので、高齢者福祉や子育て支援だけでなく、世代間交流を図ることもできる。また、前記建物82を中層建築物以上の建物とし、高層階を高齢者専用の住宅とすることができるので、高齢者の住居を確保できる。これによって、高齢者や子育て世代に優しい“まちづくり”を目指すことができる。
前記第三街区90は、この第三街区90の前記建物92内に多様な商業施設と、複数のオフィスとが複合されてなる商業施設街区とされている。
前記商業施設街区90の前記建物92は、中層建築物または高層建築物とされており、その低層階に、前記商業施設と前記オフィスが設けられている。また、高層階は住宅とされている。
また、本実施の形態において高層階の住宅は、若年層向け分譲マンションとされている。
前記建物92には、図2に示すように、屋上を利用した太陽光発電装置93等の発電手段や、蓄電池等の蓄電手段(図示せず)等が採用されており、電力を始めとする各種エネルギーの消費が抑制できるように構成されている。
また、前記建物92は、上述のように前記エネルギーセンター61と直接接続されているので、前記建物92内に、前記エネルギー管理サーバ62に接続されて制御可能なBEMS91(Building and Energy Management System)を構築することができる。さらに、前記建物92の高層階に設けられる各住宅内には、前記BEMS91から分岐するHEMS94を構築することができる。
以上のように、前記商業施設街区90の前記建物92は、前記多様な商業施設と、前記複数のオフィスとが複合されてなるので、前記建物92を地域経済の拠点とすることができる。また、前記建物92を中層建築物以上の建物とし、高層階を若年層向け分譲マンションとすることができるので、若年層や子育て世代の住居を確保できる。これによって、高齢者や子育て世代に優しい“まちづくり”を目指すことができる。
なお、前記生活支援施設街区80の前記建物82と、前記商業施設街区90の前記建物92は、図1に示すように、前記駅前広場8に対して、前記メインストリート4の延在方向と直交する方向に隣接配置されている。つまり、前記ペデストリアンデッキ7の階段7aを下りた位置の左側および右側に配置されている。
本実施の形態においては、前記建物82が、前記ペデストリアンデッキ7の階段7aを下りた位置の左側に配置されており、前記建物92が、前記ペデストリアンデッキ7の階段7aを下りた位置の右側に配置されている。
<雨水循環システム>
前記住宅地1の地表下には、図2に示すように、前記住宅地1内に降り注いだ雨水を貯留・循環利用するための雨水循環システム13が設けられている。図2中では、前記住宅地1の地表下において破線部で示されている。
前記雨水循環システム13は、雨水引込部と、集水管と、貯水槽13aと、供給管と、ポンプと、を備える。
前記雨水引込部は、地表を流れる雨水を引き込んだり、建物の屋根に降った雨水を集約・一時貯留したりできるものである。本実施の形態の雨水引込部として、例えば前記メインストリート4や宅地内道路9等に沿って設けられる側溝等の街渠や、前記各戸建住宅22,32,42,52の雨樋等に接続される雨水貯留タンク等が挙げられる。
前記集水管は、前記各種インフラ設備として張り巡らされる地中管であり、前記雨水引込部に接続されている。
前記貯水槽13aは、前記集水管を流れる雨水を貯留するためのものであり、前記エネルギーセンター61付近の地下に設けられている。
なお、前記貯水槽13aには、貯留された雨水を濾過する濾過装置が設けられていてもよいものとする。
前記供給管は、前記各種インフラ設備として張り巡らされる地中管であり、前記貯水槽13aに接続され、この貯水槽13aから、雨水を必要とする箇所に配管されている。
前記ポンプは、前記供給管から前記必要箇所へと送水するためのものであり、前記供給管に接続されている。
なお、前記必要箇所としては、前記住宅地1内の各所に設けられた前記パーゴラ11の灌水設備や、前記農地54の灌水設備、前記各戸建住宅22,32,42,52の雑用水用の水道設備等の各種設備が挙げられる。
このような雨水循環システム13は前記エネルギーセンター61と接続されている。すなわち、前記エネルギー管理サーバ62によって前記雨水循環システム13は制御・コントロールされる。
より詳細には、前記貯水槽13aに貯留された雨水を前記供給管に流したり、前記各必要箇所における雨水の必要量を把握し、前記各必要箇所に供給する水の量を調節して分配したりすることができる。前記エネルギー管理サーバ62による制御を可能とするため、前記エネルギーセンター61では、前記住宅地1の気温や湿度、風の状態等の環境を常に監視している。
以上のように、前記エネルギーセンター61は、前記雨水循環システム13と接続されているので、前記住宅地1内の雨水を貯留したり、貯留した雨水を前記戸建住宅エリア2や前記生活利便施設エリア3内の灌水設備等の必要箇所に供給したりすることによって、前記住宅地1内における水の使用量を軽減できる。
<エネルギー管理の仕組み>
前記住宅地1内では、前記エネルギーセンター61が電力・熱・水・廃棄物(生ゴミ14)等の各種エネルギーや資源を全て管理・制御しており、前記住宅地1内におけるエネルギー管理の核となっている。前記ハブ21,31,41,51は、前記エネルギーセンター61によるエネルギー管理を、数戸〜数十戸単位のクラスターごとに集約する役割を果たしており、図3に示すように、各種エネルギーは段階的に供給・循環される仕組みとなっている。
前記各種エネルギーは、上述のようにネットワーク状につながっており、相互補完関係がある。ただし、熱エネルギーについてはエネルギーの移動に伴うロスが大きいため、前記エネルギーセンター61でのみ利用している(前記共用入浴施設67)。
<パッシブデザイン>
前記住宅地1内には、パッシブデザインの考え方に基づく技術が取り入れられている。
特に、前記メインストリート4や前記宅地内道路の舗装12は保水性のある材料が用いられている。また、前記パーゴラ11には、保水性のあるすだれが設けられている。
前記舗装12によれば、降雨や散水により保水された水分が蒸発することで、水の気化熱により路面温度の上昇を抑制することができる。
前記すだれによれば、前記パーゴラ11の灌水設備による灌水や降雨により保水された水分が蒸発することで、水の気化熱により周囲の空気の温度上昇を抑制することができる。また、前記すだれ自体は、このような空気の冷却効果だけでなく、日射遮蔽性と透視性を有する。
さらに、前記住宅地1は、立地環境や地域の気候特性、夏場の主風向、植栽された樹木の位置や高さ、前記建物82,92の位置、前記メインストリート4や前記宅地内道路9の位置、前記公園10や貯水池10aの位置、前記舗装12による路面の冷却効果、前記すだれによる空気の冷却効果等を考慮した構成となっている。
前記住宅地1は、以上のように構成されているので、夏場においては前記住宅地1全体の自然換気を促し、前記住宅地1を通過する風を涼風とすることができる。冬場においては樹木等により防風したり、風を前記建物82,92の上へ逃がすことによって、前記住宅地1の冷却化を防ぐことができる。
本実施の形態によれば、前記エネルギーセンター61によって、前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…を含む前記戸建住宅エリア2と、前記複数の生活利便施設を含む前記生活利便施設エリア3のエネルギー管理を行うことができる。さらに、前記戸建住宅エリア2は、前記複数の街区20,30,40,50のそれぞれにハブ21,31,41,51が設けられ、このハブ21,31,41,51によって前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…と前記エネルギーセンター61とが中継接続されているので、前記エネルギーセンター61によって、前記複数の街区20,30,40,50の前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…のエネルギー管理も行うことができる。すなわち、前記エネルギーセンター61と前記複数の戸建住宅22…,32…,42…,52…との間で、エネルギーを、前記ハブ21,31,41,51を介して段階的に供給・循環させることができる。
そして、前記エネルギーセンター61によって、前記戸建住宅エリア2と前記生活利便施設エリア3との間でもエネルギーを供給・循環させることができるので、前記住宅地1内のいずれかのエリアや街区、住宅で、エネルギーが不足していれば他の場所から融通したり、余剰エネルギーを集約したりするエネルギー管理を行うことができる。これによって、前記住宅地1全体のエネルギー管理を行い、エネルギーを前記住宅地1全体で効率的に使用することが可能となる。しかも、前記住宅地1全体での省エネルギー効果を得ることができるので、地球環境保護に大いに貢献できる。
また、前記エネルギーセンター61によって、前記複数の街区70,80,90の前記複数の建物72,82,92のエネルギー管理を行うことができる。そして、前記エネルギーセンター61と前記複数の建物72,82,92との間でエネルギーを供給・循環させることができ、延いては、前記戸建住宅エリア2との間でもエネルギーを供給・循環させることができる。
これによって、前記住宅地1には、前記住宅地1全体に広がる大規模なEMS(Energy Management System)を構築できることになる。
1 住宅地
2 戸建住宅エリア
3 生活利便施設エリア
4 メインストリート
20 カーボンマイナス先導街区
21 ハブ
22 戸建住宅
30 シェアスタイル街区
31 ハブ
32 戸建住宅
40 多用途住宅街区
41 ハブ
42 戸建住宅
50 農園付き住宅街区
51 ハブ
52 戸建住宅
60 エネルギーセンター街区
61 エネルギーセンター
62 エネルギー管理サーバ
70 マルシェ街区
72 建物
80 生活支援施設街区
82 建物
90 商業施設街区
92 建物

Claims (6)

  1. 多数の戸建住宅が建築される戸建住宅エリアと、複数の生活利便施設が建築される生活利便施設エリアとからなる住宅地のエネルギー管理システムであって、
    前記戸建住宅エリアと前記生活利便施設エリアとは、前記住宅地を縦断するメインストリートに沿って配置されており、
    前記戸建住宅エリアは、発電手段および蓄電手段を有する複数の戸建住宅が建築されるとともに、それぞれ独自の機能を持つ複数の街区を備えており、
    前記生活利便施設エリアは、系統電源に接続されるとともに発電手段および蓄電手段を有し、かつ前記住宅地全体のエネルギーを一元管理するエネルギーセンターが建築されたエネルギーセンター街区を備えており、
    前記戸建住宅エリアの前記複数の街区のそれぞれには、各街区内の前記複数の戸建住宅を集約してクラスター化し、これら複数の戸建住宅と前記エネルギーセンターとを中継接続するハブが設けられていることを特徴とするエネルギー管理システム。
  2. 請求項1に記載のエネルギー管理システムにおいて、
    前記戸建住宅エリアの前記複数の街区は、少なくとも第一街区、第二街区、第三街区、第四街区からなり、
    前記第一街区は、この第一街区の前記複数の戸建住宅のそれぞれが、住宅のライフサイクル全体の電力消費量およびCO2排出量をマイナスにする仕様で建築されてなるカーボンマイナス先導街区とされており、
    前記第二街区は、この第二街区内に、前記複数の戸建住宅の居住者が共用する自動車が用意されるとともに該共用自動車が駐車される共用駐車場が設けられてなるシェアスタイル街区とされており、
    前記第三街区は、この第三街区の前記複数の戸建住宅のそれぞれが、一階に半公共性を持つ部屋を備えた仕様で建築されてなる多用途住宅街区とされており、
    前記第四街区は、この第四街区の前記複数の戸建住宅の敷地内に、家庭菜園用の農地が設けられてなる農園付き住宅街区とされていることを特徴とするエネルギー管理システム。
  3. 請求項1または2に記載のエネルギー管理システムにおいて、
    前記生活利便施設エリアは、発電手段および蓄電手段を有する建物が建築されるとともに、それぞれ独自の機能を持つ複数の街区をさらに備えており、
    前記各街区内の前記建物は、前記エネルギーセンターと直接接続されていることを特徴とするエネルギー管理システム。
  4. 請求項3に記載のエネルギー管理システムにおいて、
    前記生活利便施設エリアの前記複数の街区は、少なくとも第一街区、第二街区、第三街区からなり、
    前記第一街区は、前記メインストリートに沿って、様々なジャンルの用途に応じて建築された前記建物が複数配置されてなるマルシェ街区とされており、
    前記第二街区は、この第二街区の前記建物内に高齢者福祉施設と、子育て支援施設とが複合されてなる生活支援施設街区とされており、
    前記第三街区は、この第三街区の前記建物内に多様な商業施設と、複数のオフィスとが複合されてなる商業施設街区とされていることを特徴とするエネルギー管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のエネルギー管理システムにおいて、
    前記エネルギーセンターは、このエネルギーセンター内での発電時に発生する熱を集めるための集熱手段を有しており、
    前記エネルギーセンター街区内には、前記集熱手段によって集められた熱エネルギーを利用した共用入浴施設が設けられていることを特徴とするエネルギー管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のエネルギー管理システムにおいて、
    前記エネルギーセンターは、前記住宅地の地表下に設けられるとともに、前記住宅地の雨水を貯留・循環利用するための雨水循環システムと接続されていることを特徴とするエネルギー管理システム。
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