JP2013242713A - 撮像対象用具を撮像した画像データを保存するための画像処理プログラム、装置および方法 - Google Patents

撮像対象用具を撮像した画像データを保存するための画像処理プログラム、装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像対象用具の寸法に基づいて保存先を確定する処理を短縮できる方法を提供する。
【解決手段】基準距離情報aを有する認識マーク2と、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマーク32a−32dを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具1を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マーク32a−32dに対応した長さの距離を示すマーク距離情報bを割り出し、該マーク距離情報bを用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠33a−33dを作成し、該複数の仮想枠33a−33dに対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマーク32a−32dの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け手段として機能させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮像対象用具を撮像した画像データを保存するための画像処理プログラム、装置および方法に関する。
従来、この種の画像処理プログラム(又は、装置、方法)として、撮像対象用具(例えば、ノートやメモ帳、付箋紙など)を撮像して作成した画像データに対し、複数の保存先を有さず、所定の1つの保存先のみに保存するものが知られている(例えば非特許文献1)。
一方、他の画像処理プログラム(又は、装置、方法)として、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段を備える撮像対象用具を撮像して作成した画像データに対し、選択されたマークに基づいて、複数の保存先から1つの保存先を確定できるものも知られている。
かかる画像処理プログラムでは、画像データ上の撮像対象用具の縦横の寸法を検出し、複数のマークが含まれるように、その縦横の各寸法を等間隔で等分する長さを各々計算して、撮像対象用具の縦横をn等分する。これにより、複数のマークを含むn×n個の仮想枠を作成する。作成した仮想枠のうち所定の仮想枠に対し、画像データを保存する記憶手段内の保存先に関する情報を割り当てる。そして、画像データの保存先として、撮像対象用具上の複数のマークのうち選択されたマークに対応する仮想枠に割り当てられた保存先を確定する。
ところが、上記従来の画像処理プログラムは、撮像対象用具の縦横の寸法を検出し、撮像対象用具の縦横の寸法を等間隔で等分する長さを各々計算しており、即ち撮像対象用具の寸法に応じて保存先を確定する処理を実行している。つまり、上記従来の画像処理プログラムでは、撮像対象用具の縦横の寸法が異なる場合、寸法の異なる撮像対象用具別に、該寸法に基づく計算(処理)を行っている。よって、とりわけ互いに寸法の異なる複数の撮像対象用具を撮像した画像データに対しては、保存先を確定する処理の実行が煩雑となり処理時間が長びくなど、利便性の点で改善の余地があった。
「アスクルカタログ2012春・夏号」、アスクル株式会社、2012年、P249
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、撮像対象用具の寸法に基づいて保存先を確定する処理を実行する煩雑さが解消されて処理時間を短縮できるなど、利便性に優れる画像処理プログラム、装置および方法を提供することを課題とする。
本発明に係る画像処理プログラムは、上記課題を解決するためになされたもので、コンピュータを、該コンピュータに格納された画像データであって、基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出し、該マーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け手段、として機能させることを特徴としている。
かかる構成からなる画像処理プログラムによれば、基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出す。このマーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成する。作成した複数の仮想枠に対して、画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当てる。そして、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する。
よって、かかる画像処理プログラムによれば、認識マークの基準距離情報に基づいて、画像データの保存先を確定することができるので、撮像対象用具の寸法とは無関係に、画像データの保存先を確定する。つまり、撮像対象用具の寸法によることなく、換言すれば寸法の異なる撮像対象用具に対して、画像データの保存先を確定する処理を画一的に実行できる。従って、かかる画像処理プログラムによれば、撮像対象用具の寸法に基づいて保存先を確定する処理を実行する煩雑さが解消されて処理時間を短縮できるなど、利便性に優れる。
また、本発明の画像処理装置は、基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出し、該マーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け手段を備えることを特徴としている。
また、本発明の画像処理方法は、基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出し、該マーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け工程を備えることを特徴としている。
本発明の画像処理プログラム、装置および方法によれば、基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出し、該マーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する。よって、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、認識マークの基準距離情報に基づいて、画像データの保存先を確定することができるので、撮像対象用具の寸法とは無関係に、即ち寸法の異なる撮像対象用具に対して、画像データの保存先を確定する処理を画一的に実行できる。従って、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、撮像対象用具の寸法に基づいて保存先を確定する処理を実行する煩雑さが解消されて処理時間を短縮できるなど、利便性に優れるという効果を奏する。
本実施形態に係る付箋紙の正面図を示す。 複数の同付箋紙が1つの画像に収まるように撮像する際の撮像対象面を示す。 複数の同付箋紙を画像データとして読み取り保存するフローチャートを示す。 撮像対象用具の認識対象範囲作成工程のフローチャートを示す。 (a)は多角形状の枠の認識(図4のS24)で認識した多角形状の枠を示し、(b)は認識対象範囲の作成(図4のS25)の一方法で作成した四角形状の枠を示し、(c)は認識対象範囲の作成(図4のS25)の他方法で作成した四角形状の枠を示す。 保存先振分け処理のフローチャートを示す。 同付箋紙の仮想枠の概念図を示す。
以下、本発明に係る画像処理プログラム、装置および方法の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態にかかる撮像対象用具は、図1に示すような付箋紙1である。付箋紙1は、正面視四角形の板状をなす板状本体10と、該板状本体10に設けられる認識マーク2及び保存先判別手段3とを備えてなる。尚、図1の正面図を基準にして、付箋紙1の左右方向、上下方向(天地方向)、前後方向(表裏方向)を規定する。
板状本体10は、正面視略正方形に形成され、厚さ一定の板状をなす。具体的には、板状本体10は、有色の紙片であり、本実施形態では、板状本体10は、黄緑色の紙片である。この板状本体10の表面10a中央部は、記載可能部分A(手書きや印刷された文字や図形など)を含む所定範囲となっている。本実施形態では、所定範囲は、認識マーク2及び保存先判別手段3が設けられた下部よりも上側の範囲である。尚、板状本体10は、正面視略正方形に限らず、正面視略矩形(長方形)に形成されることも可能である。また、板状本体10は、黄緑色に限らず、他の色であって例えば青色やピンク色で構成されることも可能である。或いは、板状本体10は、有色に限らず、無色(白色)や透明で構成されることも可能であり、また、紙に限らず、合成樹脂のシートなどで構成されることも可能である。本実施形態では、板状本体10は、左右方向の長さが略75mm、上下方向の長さが略75mm、厚さが略0.1mmのサイズからなる正方形状をなす。尚、板状本体10のサイズ(上下寸法、左右寸法、前後寸法)は、上記に限定されない。例えば、板状本体10は、A3からA6サイズ、B1からB6サイズなど種々の定型サイズ(上下寸法、左右寸法)、又は、左右方向の長さが略75mmで上下方向の長さが略25mm、もしくは、左右方向の長さが略74mmで上下方向の長さが略105mmなどの任意サイズに設定することができる。
かかる板状本体10の裏面には、接着可能な糊付けがなされた接着部が設けられる。また、板状本体10の隅部(角部)であって右下の隅部には、認識マーク2が設けられている。また、板状本体10の隅部(角部)であって左下の隅部には、保存先判別手段3が設けられている。
認識マーク2は、基準距離情報を有して構成される。具体的には、認識マーク2は、離間して対向する1対の対向部2a,2bで構成されている。この離間する距離が基準距離である。本実施形態では、一対向部2aは、略L字形状をなし、他対向部2bは、L字を反転させた略反転L字形状をなす。このとき、基準距離は、一対向部2aの左端と他対向部2bの右端との間の距離r1である。この認識マーク2は、板状本体10の右下の隅部に、左右方向に沿って設けられている。また、認識マーク2を構成する1対の対向部2a,2bの間には、点が二つ左右方向に並んで設けられている。この二つの点は、例えば、年月日などを記載する際に、年と月と日とを各々区切るためのものである。また、認識マーク2の下には、左右方向に沿う直線が板状本体10の下辺に沿って設けられている。この直線は、例えば、所定の美感を生じさせるように意匠性・デザイン性を向上させるためのものである。尚、認識マーク2は、離間して対向する1対の対向部2a,2bで構成される場合に限らず、1つのマークで構成することも可能である。例えば、該1つのマークは、四角形状で構成され、該四角形状の一端と該一端に対向する他端と(又は、該四角形状の一辺と該一辺に対向する他辺と)の間の距離r1を基準距離とすることもできる。また、認識マーク2は、板状本体10の右下の隅部から所定長離間した中央部寄りの位置に設けられることや、板状本体10の右下縁に設けられることも可能である。
かかる認識マーク2は、板状本体10の表面10aに設けられている。具体的には、認識マーク2は、例えばUV硬化インク又は溶剤インクを用いて、シルク印刷、オンデマンド印刷、オフセット印刷などの方法でシートに印刷されている。インクに使用する色の数は、単数又は複数であり、本実施形態では、1色が用いられる。この色の濃淡は、一定となるように構成してもよいし、変化するように構成してもよい。また、認識マーク2のサイズは、左右方向の長さ(図1の基準距離r1)が略23mm、上下方向の長さが略4mmで構成される。尚、この認識マーク2のサイズは、板状本体10のサイズに応じて設定され、上記に限定されない。
保存先判別手段3は、選択可能な複数のマークを有して構成される。具体的には、保存先判別手段3は、保存先判別マーク31と指定部32(選択可能な複数のマーク)とを備えてなる。保存先判別マーク31は、板状本体10に着脱可能に構成されている。本実施形態では、保存先判別マーク31は、筆記用具を用いて描く(又は塗潰す)ことによって作成される塗潰し部である。保存先判別マーク31は、筆記用具(例えば、シャープペンシルなどの筆記具と消しゴムなどの修正具)を用いて、板状本体10の表面10aを塗潰したり、該塗潰しを消したりすることで、板状本体10に設け、又は、板状本体10から取り除き可能に構成される。
指定部32は、複数の指定枠(領域)で構成される。本実施形態では、指定部32は、左右に直線状に連続的に配置される4つの指定枠(領域)32a,32b,32c,32d(以下、32a−32d)からなり、各指定枠は、四角形状の領域を有する(図1、図7参照)。詳細には、各指定枠では、四角形状の領域が右上と左下との頂点を結ぶ線によって二等分され、左上半分の三角形状の範囲が地色(板状本体10と同色)と異なる色(具体的には、黒色)で、右下半分の三角形状の範囲が地色(具体的には、板状本体10と同じ黄緑色)をなす。また、四角形状の領域の下端(下辺)であって、右下半分の三角形状の範囲の下端(下辺)には、左右方向に沿う輪郭線が設けられている。この輪郭線は、地色と異なる色であって、左上半分の三角形状の範囲と同色を有している。また、右下半分の三角形状の範囲内には、各指定枠32a−32dを相互識別可能な数字が設けられている。詳細には、指定枠32aの輪郭線の上には「1」、指定枠32bには「2」、指定枠32cには「3」、指定枠32dには「4」が各々設けられている。この各数字は、地色と異なる色であって、左上半分の三角形状の範囲と同色を有している。各指定枠のサイズは、左右方向の長さ(図1の距離r2)が略4mm、上下方向の長さが略4mmで構成される。かかる各指定枠は、少なくとも1つを選択可能に構成されている。具体的には、各指定枠は、筆記具を用いて、右下半分の三角形状の範囲(数字を含む)を全部又は一部を塗潰すことで選択可能に構成されている。本実施形態は、各指定枠は、筆記具を用いて、右下半分の三角形状の範囲(数字を含む)を全部塗潰すことで選択されるように構成されており、各指定枠から1つの指定枠のみを選択可能に構成されている。
尚、本実施形態では、各指定枠(領域)32a−32dは、「1,2,3,4」の数字を有しているが、「1,2,3,4」の数字を設けないことも可能である。或いは、各指定枠32a−32dは、「1,2,3,4」以外の他の数字、或いは、文字、図形、記号のマークを有することも可能である。かかる指定部32の各指定枠32a−32dは、後述の保存先振分け処理(図3のS5、図6参照)に基づき、画像データを保存するための複数の保存先に関する情報を備えてなる。よって、指定部32の各指定枠32a−32dは、選択によって複数の保存先から1つの保存先を指定するためのものである。
かかる保存先判別手段3では、指定部32が板状本体10の左下の隅部に印刷されて設けられると共に、保存先判別マーク31が指定部32の左から2つ目の指定枠32b内を筆記用具で塗潰すことで設けられている(図1参照)。
ここで、保存先判別マーク31は、指定部32に着脱可能に構成されている。具体的には、保存先判別マーク31は、板状本体10に着脱させることで、各指定枠32a−32dに着脱可能になっている。より詳細には、保存先判別マーク31は、板状本体10を塗潰したり、該塗潰しを消したりすることで、各指定枠32a−32dに移動可能、即ち、各指定枠32a−32dを選択可能になっている。
以上の構成からなる撮像対象用具を複数用いて、各撮像対象用具における記載可能部分A(手書きや印刷された文字や図形など)を画像データとして読み取り、所定の処理(保存や転送など)をする画像処理プログラム、装置および方法について図2から図7を参照しつつ説明する。
本実施形態では、3つの付箋紙1の記載可能部分Aに手書きの記載をした場合に、3つの付箋紙1を1つの画像に収めるように撮像して、各記載可能部分Aを画像データとして読み取り保存する。この一連の処理には、コンピュータと、該コンピュータに組み込まれる画像処理プログラムとが用いられる。
コンピュータは、画像データに含まれる撮像対象用具の所定範囲を保存する画像処理装置であって、汎用コンピュータで構成される。このコンピュータ(画像処理装置)は、基準距離情報を有する認識マーク2と、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数の指定枠32a−32dを有する保存先判別手段3とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記指定枠32a−32dに対応した長さの距離を示す指定枠距離情報を割り出し、該指定枠距離情報を用いて、前記複数の指定枠32a−32dが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数の指定枠32a−32dの少なくとも1つが選択された場合に、該選択された指定枠32a−32dに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け手段を備えてなる。本実施形態では、コンピュータ(画像処理装置)は、撮像手段(例えば、撮像素子、レンズ)、表示手段(例えば、液晶画面)、上記の保存先振分け手段を含む画像処理手段(例えば、CPU又はMPU)、記憶手段(例えば、メモリ)を備える多機能一体型装置であって、例えばカメラ機能付きの携帯電話機で構成される。
画像処理プログラムは、画像データに含まれる撮像対象用具の所定範囲を保存する画像処理をコンピュータに行わせるプログラムである。この画像処理プログラムは、前記コンピュータを、該コンピュータに格納された画像データであって、基準距離情報を有する認識マーク2と、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数の指定枠32a−32dを有する保存先判別手段3とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記指定枠32a−32dに対応した長さの距離を示す指定枠距離情報を割り出し、該指定枠距離情報を用いて、前記複数の指定枠32a−32dが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数の指定枠32a−32dの少なくとも1つが選択された場合に、該選択された指定枠32a−32dに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け手段、として機能させるように構成される。
かかる画像処理プログラムを組み込んだコンピュータ(画像処理装置)を用いて、画像処理方法が実行される。本実施形態の画像処理方法は、画像データに含まれる付箋紙1の所定範囲を保存する画像処理方法であって、基準距離情報を有する認識マーク2と、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数の指定枠32a−32dを有する保存先判別手段3とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記指定枠32a−32dに対応した長さの距離を示す指定枠距離情報を割り出し、該指定枠距離情報を用いて、前記複数の指定枠32a−32dが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数の指定枠32a−32dの少なくとも1つが選択された場合に、該選択された指定枠32a−32dに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け工程(図3のS5、図6参照)を備えてなる。
以下では、上記構成の画像処理プログラム、装置および方法による画像処理の流れについて具体的に説明する。記載可能部分Aに手書きのメモがなされている付箋紙1を3つ用意する(図2参照)。尚、本実施形態では、図2に示すように、互いに異なるサイズの付箋紙1が3つ用意されているが、同じサイズの付箋紙1が3つ用意されてもよい。また、用意される付箋紙1の数は、3つに限らず、1つのみ、或いは2つや4つ以上であることも可能である。
この3つの付箋紙1を並べて配置した撮像対象面を、3つの付箋紙1が1つの画像に収まるように、携帯電話機の撮像手段(カメラ機能)で撮像し、画像データを携帯電話機内に格納(取得)する(図3のS1)。尚、以下の処理工程(図3のS2からS6)は、携帯電話機内で実行される。
携帯電話機又は画像処理プログラムの画像処理(詳細には、認識対象範囲作成手段)によって、画像データから付箋紙1の認識対象範囲を検出、即ち認識対象範囲を3つの各付箋紙1に対して作成する(図3のS2、図4の認識対象範囲作成工程)。この認識対象範囲作成工程では、1つの付箋紙1の輪郭(外周縁)に基づいて1つの認識対象範囲を作成する。即ち、1つの付箋紙1に対して1つの認識対象範囲が作成される。具体的には、3つの付箋紙1が1つの画像に収まるように撮像された画像データを用いて、付箋紙1の所定範囲を含む輪郭(外周縁)に基づき、各付箋紙1の所定範囲に関する多角形状の枠を各付箋紙1から認識し、該各多角形状の枠に基づき、前記各付箋紙1に対応した記録可能な範囲として、前記所定範囲を含む認識対象範囲を各付箋紙1に対して作成する。より詳細には、画像データのノイズを除去し(図4のS21)、グレースケール画像を作成し(図4のS22)、グレースケール画像を二値化して二値化画像を作成する(図4のS23)。作成した二値化画像のエッジを線形化して多角形状の枠を認識し(図4のS24)、認識した多角形状の枠に基づき、認識対象範囲を作成する(図4のS25)。
画像中のノイズ除去(図4のS21)では、画像データを1/2倍に縮小して(間引いて)、2倍に拡大する。2倍に拡大する際の画像補間としては、最近隣補間、線形補間、三次畳み込み補間などの補間法が用いられる。
グレースケール画像の作成(図4のS22)では、NTSC係数による加重平均法、又は、彩度を画素値に変換する方法によって、画像データからグレースケール画像を生成する。グレースケール画像により、各付箋紙1の範囲(領域)を強調して表現する。尚、本実施形態では、グレースケール画像は、上記の2通りの方法によって各々作成される。
二値化画像の作成(図4のS23)では、所定の閾値を設定して該閾値に基づき閾値以上の画素と閾値以下の画素とに画素を分ける方法、又は、Canny法によって、グレースケール画像から二値化画像を生成する。この二値化画像により、各付箋紙1とその他の領域とが分けられる。尚、本実施形態では、二値化画像は、上記の2通りの方法によって各々作成される。
多角形状の枠の認識(図4のS24)では、二値化画像のエッジを認識する。具体的には、二値化画像の二値の境界を輪郭とみなし、多角形状の枠を認識する。これにより、各付箋紙1の輪郭(外周縁)に対応する多角形状の枠が認識される。尚、図5(a)の多角形状の枠Pは、図2の3つの付箋紙1のうち、左下の付箋紙1の輪郭(外周縁)に対応するものであって、概念的な例示である。この多角形状の枠Pは、閉じた枠線(詳細には、実線の枠線)で構成されているが、途切れ途切れの枠線(詳細には、点線又は破線の枠線)であってもよい。
認識対象範囲の作成(図4のS25)では、多角形状の枠Pを包含する(囲む)四角形状の枠Qを作成する方法(図5(b)参照)、又は、多角形状の枠Pを四角形状の枠Qに近似させる方法(図5(c)参照)によって、多角形状の枠Pを用いて認識対象範囲として四角形状の枠Qを作成する。前者の方法では、多角形状の枠Pを囲む四角形状の枠Qのうち、面積が最小となる四角形状の枠Q内の面積を計算する。この四角形状の枠Q内の面積と多角形状の枠P内の面積との比が所定の閾値以下の場合、この四角形状の枠Qを検出する(図5(b)の太線枠を参照)。後者の方法では、多角形状の枠Pを形成する各辺に対し、隣接する二辺を連結する連結点(頂点)から該二辺の離間する端点同士を結んだ線までの最短距離が所定の閾値以下のとき、該隣接する二辺を、該二辺の離間する端点同士を結んだ線で近似(置換)する。この近似により、多角形状の連結点数(頂点数)を調整して四角形状にする(図5(c)の太線枠を参照)。尚、本実施形態では、認識対象範囲は、上記の2通りの方法によって各々作成される。即ち、上記のグレースケール画像の作成(図4のS22)と二値化画像の作成(S23)と認識対象範囲の作成(S25)とは、各々2通りの方法を有するので、前記四角形状の枠Qは合計8通りのパターンで各付箋紙1に対して作成される。
このように作成した四角形状の枠Qでは、画像データの左上を原点として、下方にy軸正方向、右方にx軸正方向とする左手系座標を用いて、「左上の点」「左下の点」「右下の点」「右上の点」が確定される。具体的には、x座標とy座標の和が最小となる点を「左上の点」する。また、「左上の点」と隣接する頂点のうち、y軸に近い頂点を「左下の点」、遠い頂点を「右上の点」とする。更に「左上の点」と隣接しない頂点を、「右下の点」とする。このように、四角形状の枠Qの4つの頂点に対し、「左上の点」「左下の点」「右下の点」「右上の点」が順に確定される。
そして、各付箋紙1について、上記8通りのパターンで作成された四角形状の枠Qの形状を平準化処理(均質化処理)する。具体的には、各付箋紙1に対し、上記8通りのパターンで作成された四角形状の枠Qから、2つの四角形状の枠の組み合わせを全て抽出し、抽出した全ての組み合わせに係る2つの四角形状の枠に対してマージ処理を適宜行う。詳細には、2つの四角形状の枠に対し、対応する頂点同士(例えば、一方の四角形状の枠の左下の点と他方の四角形状の枠の左下の点)の距離を計算する。この距離が所定の閾値以下である場合、2つの四角形状の枠の全頂点の座標から、x座標およびy座標の平均を求め、「中心座標」とする。そして2つの四角形状の枠の左上の点について、中心x座標から遠い方のx座標を求める。2つの四角形状の枠の左上の点について、中心y座標から遠い方のy座標を求める。上記のx、y座標を、マージ後の左上の点の座標とする。同様に、マージ後の左下、右下、右上の点の座標を計算する。2つの四角形状の枠を検出結果から除去し、マージ後の四角形状の枠を検出結果に追加する。一方、2つの四角形状の枠の対応する頂点同士の距離が所定の閾値以上となる場合には、該2つの四角形状の枠に対してマージ処理を行うことなく検出結果に追加する。以上の四角形状の枠Q形状の平準化(即ち、撮像対象用具の認識対象範囲の作成(図3のS2、図4のS25))後、1つの付箋紙1に対し、複数の四角形状(例えば、正方形状、長方形状、台形状)の枠が取得(検出又は作成)される。
撮像対象用具の認識対象範囲を作成(図3のS2)後、画像データから、各付箋紙1に対し、前記取得した四角形状の枠に基づく切り出しを行い、各付箋紙1の認識対象画像データを取得(作成)し、幾何補正をする(図3のS3)。具体的には、画像の左上を原点として、下方にy軸正方向、右方にx軸正方向とする左手系座標を用いて、射影変換(透視変換)を行う。これにより、四角形状の枠の四つの頂点に囲まれる領域(例えば、台形状の領域)が四角形状領域(正方形状又は長方形状領域)となるように補正される。そして、各付箋紙1の幾何補正した認識対象画像データが得られる。尚、1つの付箋紙1に対する認識対象画像データは、認識対象範囲の作成(図4のS25)によって得られた複数の四角形状の枠に基づき、複数作成される。
ここで、上記の四角形状領域が確定(調整)された認識対象範囲である。この認識対象範囲は、付箋紙1の輪郭(外周縁)に基づいて作成されている。具体的には、認識対象範囲は、四角形状の枠を調整(幾何補正)することで確定されており、該四角形状の枠は、付箋紙1の所定範囲(記載可能部分Aを含む)を含む輪郭に対応して認識された多角形状の枠に基づいて作成されている。よって、認識対象範囲は、撮像対象用具に対応した記録可能な範囲として、前記所定範囲を含んでなる。具体的には、各付箋紙1の認識対象範囲は、各付箋紙1の所定範囲の全て又は略全てを含んで構成されている。
幾何補正(図3のS3)後、取得した各付箋紙1の認識対象画像データ上で認識マーク2を検出する(図3のS4)。具体的には、マーク画像の学習を行い、マーク範囲の特定をし、学習データを用いて認識マーク2を検出する。
詳細には、上記のマーク画像の学習では、認識マーク2のパターン認識による機械学習を行う。詳細には、OpenCVなどの外部ライブラリを用いたマークパターン(詳細には、Haar−like特徴による特徴量)の学習を行う(詳細には、Adaboostによる学習アルゴリズム)。
また、マーク範囲の特定では、画像から認識マーク2のある範囲を絞り込む。例えば、画像上の右下から画像の左右方向幅の30%、上下方向幅の20%の領域を絞り込む。この絞り込みによって、画像全域を対象にしてマーク検出をする場合と比較して、認識マーク2を検出する速度が極めて向上する。
また、学習データを用いた認識マーク2の検出では、上記の絞り込んだ範囲に対して、マーク画像の学習による学習データに基づいて認識マーク2を検出する。
認識マーク2の検出(図3のS4)後、各付箋紙1の認識対象画像データ上の保存先判別マーク31の相対位置(詳細には、指定部32に対する保存先判別マーク31の相対位置)に基づいて、付箋紙1の認識対象画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先(振り分け先)から1つの保存先を確定する(図3のS5の保存先振分け処理)。そして、この確定した保存先(即ち、メモリ上の所定フォルダ)に各付箋紙1の認識対象画像データが保存される(図3のS6)。
ここで、付箋紙1の認識対象画像データの保存先の確定(図3のS5の保存先振分け処理)では、保存先判別手段3に基づいて、即ち、保存先判別マーク31が設けられている指定枠32a−32dに割り当てられた保存先の情報に基づいて、付箋紙1の認識対象画像データを保存する保存先を確定している。具体的には、保存先振分け処理(図3のS5)では、基準距離情報(画像上の基準距離の長さa)を用いて、1つの指定枠32a−32dに対応した長さの距離を示す指定枠距離情報(マーク距離情報であって、詳細には、指定枠距離b)を割り出し、該指定枠距離情報を用いて、前記複数の指定枠32a−32dが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して認識対象画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数の指定枠32a−32dの少なくとも1つが選択された場合に、該選択された指定枠32a−32dに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する。換言すれば、携帯電話機又は画像処理プログラムの画像処理(詳細には、保存先振分け処理)によって、図6に示すように、各仮想枠33a−33dの範囲を計算し(S51)、各仮想枠33a−33d内の閾値以下の画素数割合を計算し(S52)、保存先を決定する(S53)。
より詳細には、仮想枠の範囲計算(図6のS51)では、保存先に関する情報が割り当てられた各仮想枠33a−33dの範囲が計算される。本実施形態では、検出した認識マーク2を用いて、基準距離情報として基準距離の長さaを取得する(図7参照)。基準距離の長さaを用いて、1つの指定枠32a−32dに対応した長さの距離を示す指定枠距離情報を算出する。詳細には、指定枠距離bは、基準距離aを定数nで除算して算出する。よって、指定枠距離b=基準距離a/定数nである。ここで、定数nは、実際の付箋紙1(図1参照)における基準距離r1を各指定枠32a−32dの左右方向の長さr2で除算した値である。即ち、定数n=r1/r2である。本実施形態では、指定枠距離bは、基準距離aよりも小さい。この算出した指定枠距離bを用いて、4つの指定枠32a−32dが含まれるように複数の仮想枠を作成する。具体的には、図7に示すように、付箋紙1の左右方向をx軸方向に沿って指定枠距離b間隔で等分して複数個の仮想枠範囲が計算され、この複数個の仮想枠のうち2番目から5番目までの4つの仮想枠に対して、4つの互いに異なる保存先(フォルダ)の情報を割り当てて(リンクさせて)、仮想枠33a−33dを作成している。ここで、仮想枠33aの範囲には、指定枠32aを含む。仮想枠33bの範囲には、指定枠32bを含む。仮想枠33cの範囲には、指定枠32cを含む。仮想枠33dの範囲には、指定枠32dを含む。この仮想枠の計算について、より詳細に説明しておくと、画像(各付箋紙1の認識対象画像データ)の座標原点(左上頂点)から指定枠距離b間隔でx軸を等分する(図7のx(0),x(1),x(2),x(3),x(4),x(5)参照)。等分したk番目の線とk+1番目の線とを仮想枠kの左端x(k)と右端x(k+1)とにする。続いて認識マーク2のy軸中心(上下方向の中心)y(0)を計算する。各仮想枠の上端y(1)と下端y(2)とを、前記中心y(0)から所定の値(例えば基準距離aに基づく値)として外部から指定、又は、認識マーク2の上端及び下端を用いて指定する。ここで、左端x(k)と右端x(k+1)と上端y(1)と下端y(2)とに囲まれた範囲(領域)を仮想枠kとして指定する。そして、仮想枠33aは、上記のkが1のときの仮想枠1であり、左端x(1)と右端x(2)と上端y(1)と下端y(2)とに囲まれ、指定枠32aを包含する範囲として指定される。同様に、仮想枠33b−33dの範囲が指定枠32b−32dを各々包含するように指定される。
また、各仮想枠範囲の塗りつぶし割合計算(図6のS52)では、閾値以上の画素値を白、閾値以下の画素値を黒に変換して付箋紙1の認識対象画像データを二値化する。そして、各仮想枠内における閾値以下の黒色画素の割合を計算する。本実施形態では、板状本体10の地色の画素が白に変換され、筆記具で塗潰した領域である保存先判別マーク31や地色以外の色の画素が黒に変換され、各仮想枠33a−33d内の黒の画素割合を計算する。
また、保存先の決定(図6のS53)では、各仮想枠のうち、最も黒色画素の割合の高い仮想枠を決定(選択)する。そして黒色画素の割合が閾値以上であればその仮想枠に割り当てられた保存先(フォルダ)を指定したとみなし、閾値以下であれば指定なしとする。本実施形態では、例えば図2の左上の付箋紙1では、指定枠32bに保存先判別マーク31が設けられているので、保存先の決定(図6のS53)によって、4つの指定枠32a−32dのうち、指定枠32bが指定(選択)され、指定枠32bに対応する仮想枠33bに割り当てられた保存先(フォルダ)に付箋紙1の認識対象画像データが保存されるように構成される。同様に、図2の左下の付箋紙1では、指定枠32dに保存先判別マーク31が設けられているので、保存先の決定(図6のS53)によって、指定枠32dが指定(選択)され、その指定枠32dに対応する仮想枠33dに割り当てられた保存先(フォルダ)に付箋紙1の認識対象画像データが保存されるように構成される。また、図2の右の付箋紙1では、指定枠32aに保存先判別マーク31が設けられているので、保存先の決定(図6のS53)によって、指定枠32aが指定(選択)され、その指定枠32aに対応する仮想枠33aに割り当てられた保存先(フォルダ)に付箋紙1の認識対象画像データが保存されるように構成される。
保存処理(図3のS6)では、まず、仮保存処理として、各付箋紙1の複数の認識対象画像データの一時的な保存がなされる。この仮保存処理は、ユーザが各付箋紙1の複数の認識対象画像データから保存対象を容易に選択できるように、各付箋紙1の複数の認識対象画像データを表示手段(ユーザインターフェイス)上に画像表示するために行われる。また、仮保存処理では、記憶手段への一時保存と容量(メモリ容量)の節約とのため、上記の幾何補正(図3のS3)と同様な幾何補正を再度行い、上記の幾何補正(図3のS3)前の四角形状の枠で切り出した認識対象画像データを破棄する。例えば、仮保存処理後、表示手段上にサムネイルなどのリスト形式で選択肢が表示され、ユーザは任意で保存対象を選択する。具体的には、ユーザのコマンド実行により、表示手段上で、各付箋紙1の複数の認識対象画像データのうち、保存したい認識対象画像データを選択/非選択(保存/破棄)し、記憶手段(保存先の決定(図6のS53)に基づく保存先)に保存する。尚、ユーザが保存対象を任意に選択することなく、付箋紙1の全認識対象画像データを自動保存することも可能である。
本実施形態では、ユーザは、例えば図2の左上の付箋紙1に対応する1つ又は複数の付箋紙1の認識対象画像データを保存すべく選択する。すると、この付箋紙1では、指定枠32bに保存先判別マーク31が設けられているので、指定枠32bに対応する仮想枠33bに割り当てられた保存先(フォルダ)に付箋紙1の認識対象画像データが保存される。或いは、ユーザは、図2の左下の付箋紙1に対応する1つ又は複数の付箋紙1の認識対象画像データを保存すべく選択する。すると、この付箋紙1では、指定枠32dに保存先判別マーク31が設けられているので、指定枠32dに対応する仮想枠33dに割り当てられた保存先(フォルダ)に付箋紙1の認識対象画像データが保存される。或いは、ユーザは、図2の右の付箋紙1に対応する1つ又は複数の付箋紙1の認識対象画像データを保存すべく選択する。すると、この付箋紙1では、指定枠32aに保存先判別マーク31が設けられているので、指定枠32aに対応する仮想枠33aに割り当てられた保存先(フォルダ)に付箋紙1の認識対象画像データが保存される。
以上、本実施形態に係る画像処理プログラム、装置および方法によれば、基準距離情報を有する認識マーク2と、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数の指定枠32a−32dを有する保存先判別手段3とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、基準距離情報aを用いて、1つの前記指定枠32a−32dに対応した長さの距離を示す指定枠距離情報bを割り出し、該指定枠距離情報bを用いて、前記複数の指定枠32a−32dが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して認識対象画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数の指定枠32a−32dの少なくとも1つが選択された場合に、該選択された指定枠に対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する。よって、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、認識マーク2の基準距離情報aに基づいて、認識対象画像データの保存先を確定することができるので、撮像対象用具の寸法とは無関係に、即ち寸法の異なる撮像対象用具に対して、認識対象画像データの保存先を確定する処理を画一的に実行できる。従って、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、撮像対象用具の寸法に基づいて保存先を確定する処理を実行する煩雑さが解消されて処理時間を短縮できるなど、利便性に優れる。
また、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、3つの付箋紙1が1つの画像に収まるように撮像された画像データに対し、付箋紙1に設けられて該付箋紙1の輪郭(外周縁)に基づき、所定範囲を含む認識対象範囲が各付箋紙1に対して作成される。よって、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、3つの付箋紙1が1つの画像に収まるように撮像された画像データを用いて、複数の認識対象範囲を認識することができるので、3つの付箋紙1の各所定範囲を認識すべく1つの付箋紙1が1つの画像に収まるように撮像した画像データを複数用意する煩雑さが解消され、利便性に優れる。
また、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、前記認識対象範囲作成手段は、前記輪郭に基づき、各付箋紙1の所定範囲に関する多角形状の枠を各付箋紙1から認識する。そして、この各多角形状の枠に基づき、前記各付箋紙1に対応した記録可能な範囲として、前記所定範囲を含む認識対象範囲を各付箋紙1に対して作成する。つまり、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、3つの付箋紙1が1つの画像に収まるように撮像された画像データを用いて、各付箋紙1に対して、付箋紙1の所定範囲に対応する多角形状の枠を作成し、該多角形状の枠から認識対象範囲を作成することができる。
また、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、保存先判別手段3によって付箋紙1の認識対象画像データの保存先を確定できるので、付箋紙1の認識対象画像データを記憶手段(メモリ)の所定の保存先(所定のフォルダ内)に確実に保存することができる。
また、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、保存先判別マーク31を板状本体10の指定部32に着脱(詳細には、付したり取り除いたり)することで、保存先を確定できるので、保存先を容易かつ円滑に選択できる。
また、かかる画像処理プログラム、装置および方法によれば、多角形状の枠Pを包含するような四角形状の枠Qを作成する方法、又は、多角形状の枠Pを四角形状の枠Qに近似させる方法を採用することで、多角形状の枠Pを用いて認識対象範囲として四角形状の枠Qを確実に作成することができる。また、四角形状の枠Qの形状を平準化処理(均質化処理)することで、例えば誤認識に基づく特異な四角形状の枠を除く(破棄する)ことができる。そして、このような四角形状の枠Qに基づいて、幾何補正を行うことで、幾何補正された認識対象画像データ上の保存先判別マーク31の相対位置に基づく保存先の確定を精度良く行うことができる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記本実施形態では、複数の撮像対象用具を用いて、各撮像対象用具の所望の記載可能部分Aを画像データとして読み取り、所定の処理として保存する場合について説明したが、「処理」とは、保存に限らず、転送、画像処理(画像表示を含む)も含む。従って、例えば、認識対象範囲は、処理内容に応じて、保存対象範囲、転送対象範囲、解析対象範囲、表示対象範囲として構成可能である。
また、前記本実施形態では、撮像対象用具は、付箋紙1で構成される場合について説明したが、これに限らず、撮像対象用具は、板状本体と認識マークと保存先判別手段とを備えるクリアファイルや下敷き、その他用紙などで構成することも可能である。また、撮像対象用具は、正面視四角形の板状をなす板状本体10を備える場合について説明したが、これに限らず、板状本体は、正面視多角形(四角形を除く)や円形の板状をなして構成されることも可能である。或いは、撮像対象用具は、板状の板状本体10を備えずとも、多角柱状や円柱状などのブロック本体であって、認識マークと保存先判別手段とを有するブロック本体を備えてなることも可能である。
また、前記本実施形態では、認識マーク2は、板状本体10の表面10aに印刷されて設けられる場合について説明したが、これに限らず、認識マーク2は、板状本体10に着脱可能に構成されるクリップ、シール、もしくは磁石などであってもよい。
また、前記本実施形態では、指定枠32a−32dの1つが選択された場合に、該選択された指定枠に対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先が確定される場合について説明したが、指定枠32a−32dの1つ以上が選択された場合に、該選択された指定枠に対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先が確定されることも可能である。かかる構成によれば、指定枠又は仮想枠は、指定枠又は仮想枠の数以上に保存先の情報を有することができるので、指定枠又は仮想枠の数以上の保存先の指定ができ、利便性に優れる。
例えば、各仮想枠33a−33dは、各々の仮想枠が互いに異なる1つの保存先の情報を有すると共に、2つ、3つ、4つの仮想枠の選択の組合せのバリエーションに応じて前記保存先とは異なる1つの保存先の情報を有するように構成することができる。このとき、仮想枠32aは、保存先Aという情報を有し、仮想枠33bは保存先B、仮想枠33cは保存先C、仮想枠33dは保存先Dという情報を有すると共に、仮想枠33aと仮想枠33bとが選択された場合は保存先E、仮想枠33aと仮想枠33cとが選択された場合は保存先F、仮想枠33aと仮想枠33bと仮想枠33cとが選択された場合は保存先G、仮想枠33aと仮想枠33bと仮想枠33cと仮想枠33dとが選択された場合は保存先Hという情報を有するように構成することができる。そして、指定枠32a−32dは少なくとも1つ以上で、2つ、3つ、4つを同時に選択可能に構成される。よって、指定枠32aを選択すると、対応する仮想枠33aの保存先Aが指定され、指定枠32aと指定枠32bとを同時選択すると、対応する仮想枠33aと仮想枠33bとが同時選択された場合の保存先Eが指定され、指定枠32aと指定枠32bと指定枠32cとを同時選択すると、対応する仮想枠33aと仮想枠33bと仮想枠33cとが同時選択された場合の保存先Gが指定される。
また、前記本実施形態では、各指定枠は、筆記具を用いて、右下半分の三角形状の範囲(数字を含む)を全部塗潰すことで選択されるように構成される場合について説明したが、これに限らず、各指定枠は、消しゴムなどの修正具で消去可能に構成され、少なくとも1つ以上の指定枠を消去することで選択可能に構成することも可能である。
また、前記本実施形態では、保存先判別マーク31は、筆記用具を用いた塗潰し部として構成される場合について説明したが、これに限らず、保存先判別マーク31は、板状本体10に着脱可能に構成されるクリップ、シール、もしくは磁石などであってもよい。また、保存先判別マーク31は、板状本体10の指定部32(詳細には、各指定枠32a−32d)に係止手段や保持手段を設けて、この係止手段や保持手段に係止又は保持される被係止部又は被保持部として構成することもできる。
また、前記本実施形態では、指定部32は、左右に直線状に連続的に配置される4つの指定枠(領域)32a−32dで構成される場合について説明したが、これに限らず、指定部32は、2つ以上の指定枠で構成することができる。また、指定部32の指定枠32a−32dは、左右に連続して直線状に配置される構成に限らず、左右に離間して直線状に配置されたり、上下又は斜め方向に離間又は連続して直線状に配置されることも可能である。また、指定枠32a−32dは、直線状に配置されなくとも、例えば円形状に配置されることも可能である。さらに、指定枠32a−32dは、例えば板状本体10の4隅などに分散させて配置されることも可能である。指定部32の各指定枠32a−32dの形状は、四角形状に限らず、円形状や多角形状(四角形を除く)で構成することも可能である。
また、前記本実施形態では、画像処理において、板状本体10(又は、記載可能部分A)の上下方向(天地方向)を確定する処理はなされていないが、板状本体10の上下方向(天地方向)を確定する処理をすることも可能である。この場合、認識マーク2は、板状本体10(又は、記載可能部分A)の上下方向(天地方向)を示すように構成されることも可能である。具体的には、認識マーク2は、画像のパターン認識によって、板状本体10(又は、記載可能部分A)の上下方向(天地方向)を確定するように構成されることができる。例えば、認識マーク2によって、認識対象範囲内の右下領域に対し、一対向部2aの略L字形状が左側に位置し、他対向部2bの略反転L字形状が右側に位置し、かつ、両者が左右に並んで対向して配置されているか否かに基づいて、付箋紙1(又は、記載可能部分A)の上下方向(天地方向)と画像の上下方向とを一致させるようにすることができる。
また、前記本実施形態では、指定枠距離bは、基準距離aを定数nで除算することで算出される場合について説明したが、これに限らず、指定枠距離bは、指定枠距離bと基準距離aとの関係を定めたテーブルを利用して、該テーブルに基準距離aを入力することで算出することも可能である。
また、前記本実施形態では、指定枠距離bは、基準距離aよりも小さい場合について説明したが、これに限らず、指定枠距離bは、基準距離aと等しい又は基準距離aよりも大きくなることも可能である。
また、前記本実施形態では、付箋紙1の各指定枠32a−32dの左右方向の長さr2は、基準距離r1よりも小さい場合について説明したが、これに限らず、各指定枠32a−32dの左右方向の長さr2は、基準距離r1と等しい又は基準距離r1よりも大きく設定することも可能である。
また、前記本実施形態では、各付箋紙1の記載可能部分Aを画像データとして読み取り保存する際に、多機能一体型装置であるカメラ機能付きの携帯電話機を用いる場合について説明したが、これに限らず、撮像手段及び表示手段及び画像処理手段及び記憶手段のうち少なくとも一つの手段を備える複数のコンピュータ(装置)であって、コンピュータ間でデータの受け取り・受け渡し可能な複数のコンピュータを用いることもできる。この場合、例えば、撮像手段を有するデジタルカメラと、表示手段及び画像処理手段及び記憶手段を備える汎用PCとを用いて、デジタルカメラで撮像した画像データをメモリカードやUSBケーブルによって汎用PCに受け渡し入力することで、汎用PCが画像データを格納することが可能である。
1…付箋紙(撮像対象用具)、2…認識マーク、3…保存先判別手段、10…板状本体、10a…表面、31…保存先判別マーク、32…指定部、32a−32d…指定枠、33a−33d…仮想枠、A…記載可能部分、a,r1…基準距離(基準距離情報)、b…指定枠距離(マーク距離情報)

Claims (3)

  1. コンピュータを、該コンピュータに格納された画像データであって、基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出し、該マーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け手段、として機能させる画像処理プログラム。
  2. 基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出し、該マーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 基準距離情報を有する認識マークと、複数の保存先から1つの保存先を指定するように選択可能な複数のマークを有する保存先判別手段とを備える撮像対象用具を撮像した画像データに対し、前記基準距離情報を用いて、1つの前記マークに対応した長さの距離を示すマーク距離情報を割り出し、該マーク距離情報を用いて、前記複数のマークが含まれるように複数の仮想枠を作成し、該複数の仮想枠に対して画像データを保存する記憶手段内の複数の保存先に関する情報を割り当て、前記複数のマークの少なくとも1つが選択された場合に、該選択されたマークに対応する前記仮想枠に割り当てられる情報に基づいて1つの保存先を確定する保存先振分け工程を備えることを特徴とする画像処理方法。
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US5850490A (en) * 1993-12-22 1998-12-15 Xerox Corporation Analyzing an image of a document using alternative positionings of a class of segments
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Title
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