JP2013241983A - Control cable - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コントロールケーブルに関し、特に車両の操作部材に加えられた操作を従動部材へ伝達するコントロールケーブルに関する。 The present invention relates to a control cable, and more particularly to a control cable that transmits an operation applied to an operation member of a vehicle to a driven member.
一般に、コントロールケーブルは、インナーケーブルと、インナーケーブルを内挿するアウターケーシングとを有している。インナーケーブルは、可撓性を有し、一端が操作部材に連結され、他端が従動部材に連結される。つまり、操作部材を操作してインナーケーブルが操作されることによって、従動部材が操作されるようになっている。アウターケーシングは、可撓性を有し、一端が操作部材近傍に固定され、他端が従動部材近傍に固定される。アウターケーシングは、一端と他端との間の中間部分が車体等の他の部材と干渉するのを避けるために、中間部分の配索経路を湾曲させた状態にしている。 Generally, the control cable has an inner cable and an outer casing into which the inner cable is inserted. The inner cable has flexibility, one end is connected to the operation member, and the other end is connected to the driven member. That is, the driven member is operated by operating the operating member to operate the inner cable. The outer casing has flexibility, one end is fixed near the operation member, and the other end is fixed near the driven member. In the outer casing, in order to avoid the intermediate portion between one end and the other end from interfering with other members such as the vehicle body, the routing path of the intermediate portion is curved.
湾曲したアウターケーシングに内挿されて湾曲状態となっているインナーケーブルの一端を引き操作すると、インナーケーブルは直線状態になろうとする。湾曲したインナーケーブルが直線状態になろうとする力は、湾曲したアウターケーシングを直線状態にしようとする力としてアウターケーシングへ伝わる。アウターケーシングは可撓性を有するため、両端のみが固定され、中間部分が自由に移動できる状態であると、インナーケーブルの直線状態になろうとする力によって、アウターケーシングの配索経路が変わる。アウターケーシングの配索経路が変わることにより、当初は他の部材と干渉するのを避けるような配索経路であったとしても、アウターケーシングが車体等の他の部材と干渉することがある。 When one end of the inner cable that is inserted into the curved outer casing and is in a curved state is pulled, the inner cable tends to be in a straight state. The force that makes the curved inner cable straight is transmitted to the outer casing as a force that tries to make the curved outer casing straight. Since the outer casing has flexibility, when only the both ends are fixed and the intermediate portion is in a freely movable state, the routing route of the outer casing changes due to the force that makes the inner cable straight. By changing the routing path of the outer casing, the outer casing may interfere with other members such as the vehicle body even if the routing path initially avoids interference with other members.
インナーケーブルが直線状態になろうとする力によってアウターケーシングの配索経路が変わり、アウターケーシングが車体等の他の部材に干渉するのを防ぐために、アウターケーシングの位置を保持するブラケットが用いられる。ブラケットは、アウターケーシングが固定されるアウターケーシング固定部と、車体へ取り付けられる車体固定部とを有する。例えば、特許文献1では、クリップ8が上述のブラケットに相当する。より詳しくは、特許文献1の支持部8cが上述のアウターケーシング固定部に相当し、特許文献1の取付部8aが上述のアウターケーシング固定部に相当するのである。ブラケットは、インナーケーブルが直線状体になろうとする力を支持できるように、金属や硬質合成樹脂などの材料から製造される。一つのアウターケーシングには、アウターケーシングの位置を確実に保持するために、それぞれ形状の異なる複数のブラケットが設けられる。
A bracket that holds the position of the outer casing is used in order to prevent the routing route of the outer casing from being changed by the force of the inner cable being in a straight state and the outer casing from interfering with other members such as the vehicle body. The bracket has an outer casing fixing portion to which the outer casing is fixed and a vehicle body fixing portion to be attached to the vehicle body. For example, in
ブラケットは、車体取付部を車体側へ取り付けたときのアウターケーシングに対するブラケットの角度に合致するように、予めブラケットをアウターケーシングに対して角度をもたせて固定しておくと、車体へ取り付けるのが容易になるため好ましい。 The bracket is easy to attach to the vehicle body if the bracket is fixed at an angle to the outer casing so that it matches the angle of the bracket with respect to the outer casing when the vehicle body attachment part is attached to the vehicle body. Therefore, it is preferable.
しかし、ブラケットをアウターケーシングへ加締めで固定する場合は、ブラケットの加締めようとする部位以外の部位と、加締め機とが接触しないように、加締めの角度を設定する必要がある。しかし、車体取付部を車体側へ取り付けたときのアウターケーシングに対するブラケットの角度は、ブラケット毎に異なるため、ブラケットをアウターケーシングへ固定するのが煩雑である。 However, when the bracket is fixed to the outer casing by caulking, it is necessary to set the caulking angle so that the portion other than the portion to be caulked of the bracket and the caulking machine do not come into contact with each other. However, since the angle of the bracket with respect to the outer casing when the vehicle body attachment portion is attached to the vehicle body is different for each bracket, it is complicated to fix the bracket to the outer casing.
本発明は、アウターケーシングへの固定が容易なブラケットを備えたコントロールケーブルを提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the control cable provided with the bracket easy to fix to an outer casing.
本発明のコントロールケーブルは、アウターケーシングへ固定されるアウターケーシング固定部を有する本体と、車体へ取り付けられる車体取付部を有し、本体に接合された取付体とを有する複数のブラケットを備えたコントロールケーブルであって、本体と取付体とは、本体のアウターケーシング固定部をアウターケーシングへ固定した後に接合可能に構成されていることを特徴としている。 The control cable of the present invention includes a main body having an outer casing fixing portion fixed to the outer casing, and a control unit including a plurality of brackets having a vehicle body attachment portion attached to the vehicle body and having an attachment body joined to the main body. It is a cable, Comprising: The main body and the attachment body are comprised so that joining is possible, after fixing the outer casing fixing | fixed part of a main body to an outer casing.
(1)本発明のコントロールケーブルは、ブラケットが本体と取付体とを有し、本体をアウターケーシングへ固定した後に取付体が本体へ接合可能に構成されているので、本体のみを先にアウターケーシングへ固定することができ、アウターケーシングへのブラケットの固定が容易である。 (1) Since the bracket has a main body and an attachment body, and the attachment body can be joined to the main body after the main body is fixed to the outer casing, the control cable of the present invention has only the main body first. The bracket can be easily fixed to the outer casing.
(2)取付体が、本体ごとに、車体に対するアウターケーシングの位置を定める形状である場合は、本体の形状を簡易にすることができ、アウターケーシングへのブラケットの固定が一層容易である。 (2) When the attachment body has a shape that determines the position of the outer casing relative to the vehicle body for each main body, the shape of the main body can be simplified, and the bracket can be more easily fixed to the outer casing.
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態に係るコントロールケーブルについて説明する。本発明のコントロールケーブル1は、例えば、車両のパーキングブレーキなどの従動部材に、パーキングブレーキレバーなどの操作部材の操作を伝達し、パーキングブレーキを作動操作または解除操作するために用いられるものである。
Hereinafter, a control cable according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係るコントロールケーブル1は、図1に示すように、両端にケーブルエンド11が設けられたインナーケーブル10と、インナーケーブル10を内挿するアウターケーシング20と、複数のブラケット30、40、50と、アウターケーシング20の両端に設けられたキャップ60とを有している。インナーケーブル10は、金属線や合成樹脂線を撚り合わせたロープ状を呈している。インナーケーブル10の外表面は、合成樹脂で覆われていてもよい。アウターケーシング20は、図示しないが、合成樹脂製のチューブ状のライナーと、金属製の平板をライナーの外周に螺旋状に巻きつけた補強層と、補強層の外表面に設けられた被覆層とを有している。ライナーは設けなくてもよく、補強層は他の構成とすることもできる。
[Embodiment 1]
As shown in FIG. 1, the
ブラケット30は、図2に示すように、アウターケーシング20へ固定されるアウターケーシング固定部32を有する本体31と、車体へ取り付けられる車体取付部36を有し、本体31に接合される取付体35とを有する。ブラケット40およびブラケット50は、取付体の形状のみがブラケット30と異なり、構成はブラケット30と同一のため、説明を省略する。ブラケットの数量は、コントロールケーブル1の配索経路に応じて選択されるものであり、2つや、4つ以上とすることもできる。
As shown in FIG. 2, the
本体31は、アウターケーシング固定部32と、延設部33とを備える。アウターケーシング固定部32は、アウターケーシング20の外径よりも大きい内径となるように、略円筒状に形成されている。アウターケーシング固定部32は、アウターケーシング20へ加締めにより固定したときに、アウターケーシング固定部32の内径がアウターケーシング20の外径よりも小さくなるように、横断面が略C字状となる円筒状としている。アウターケーシング固定部32の軸方向両端部には、軸方向端部に向かうに従って内径が徐々に大きくなるように形成された拡径部32aが設けられている。延設部33は、アウターケーシング固定部32と一体に形成され、アウターケーシング固定部32から図中上方へ延びる板状を呈している。詳しくは後述するが、延設部33が取付体35との接合部分となる。
The
実施形態1のアウターケーシング固定部32は、金属製の板状部材から形成しているが、横断面が略O字状もしくは略C字状の金属製の筒状部材から形成してもよい。アウターケーシング固定部32は、アウターケーシング20へ固定することができれば、その形状は限られない。延設部33は、アウターケーシング固定部32および取付体35と接合させることができれば、別体としてもよく、形状も限られない。延設部33を設けることなく、アウターケーシング固定部32を直接取付体35に接合させてもよい。ブラケット30、40、50に用いる本体31は、全て同じ形状としてもよいし、同一のアウターケーシングに形状の異なる複数種類の本体31を用いてもよい。
Although the outer casing fixing | fixed
取付体35は、車体取付部36を有する基部37と、舌片部38とを備える。車体取付部36は、基部37に形成された孔であり、図示しないボルトを挿通して、取付体35を車体へ取り付けるようになっている。基部36は、板状を呈しており、基部36の一部が本体31と接合される。舌片38は、基部37の図中上端から、基部37の延在方向に対する垂直方向、すなわち図中奥方向へ延びている。舌片38は、車体取付部36へボルトを挿通して、取付体35を車体へ取り付けるときに、取付体35がボルトと共回りするのを防ぐために設けられている。つまり、舌片38は、車体取付部36へ挿通されるボルトの回転方向において、車体と当接して、取付体35の回転を規制することで、ボルトと取付体35とが共回りするのを防ぐものである。取付体35は、本体31ごとに、車体に対するアウターケーシング20の位置を定める形状を呈している。車体に対するアウターケーシング20の位置を定める形状とは、アウターケーシング20が車体等の他の部材と干渉しないように、アウターケーシング20の位置を保持させることができる形状であり、アウターケーシング20に対する角度をもたせることも含まれる。取付体35でアウターケーシング20と車体との位置を定めるので、本体31の形状を取付体35に合わせて変更する必要が無いことから、本体31の形状を簡易にすることができる。
The
実施形態1の取付体35は、金属製の板状部材から形成しているが、本体31と接合でき、車体へ取り付けることができれば、取付体35の材料や、車体取付部36および舌片部38の形状は実施形態1に限られない。舌片部38は、取付体35を車体へ取り付けることができれば、設けなくてもよい。
The
上述のとおり、本体31と取付体35とは、本体31のアウターケーシング固定部32へアウターケーシング20を固定した後に接合可能に構成されている。すなわち、ブラケット30を、本体31と、取付体35の二つの部材から構成し、本体31に延設部33を設け、取付体35に基部37を設けることによって、本体31のアウターケーシング固定部32へアウターケーシング20を固定した後に、本体31の延設部33と、取付体35の基部37とを接合させることができる。
As described above, the
次に、実施形態1のコントロールケーブル1を組み立てる手順について説明する。
Next, a procedure for assembling the
まず、図3(a)に示すように、アウターケーシング20を所定の長さに切断する。所定の長さとは、コントロールケーブル1を取り付けようとする車体において、アウターケーシング20が車体等の他の部材と干渉しないようにアウターケーシング20を配索できる長さである。
First, as shown in FIG. 3A, the
続いて、図3(b)に示すように、アウターケーシング20へ本体31を取り付け、本体31を所定の位置へ配置させた後、加締め機を使用して本体31をそれぞれアウターケーシング20へ固定する。本体31は、手作業で一つ一つアウターケーシング20へ取り付けた後に、本体31を所定の位置へそれぞれ配置して加締めてもよい。本体31のみをそれぞれ所定の位置へ配置させた後、本体31へ一度にアウターケーシング20を取り付け、本体31をそれぞれ加締めてもよい。本来形成されるアウターケーシングに対するブラケットの固定角度を、取付体35側で形成するので、本体31はアウターケーシング20に対して同じ角度で固定させることができ、アウターケーシング20への本体31の固定が容易である。本体31が全て同じ形状の場合には、一つの加締め機と、加締め機へ本体31を供給する供給機を組み合わせて使用することで、本体31を一つずつアウターケーシング20へ取り付けて加締める作業を連続して行うことができる。本体31には、取付体35が接合されておらず、取付体35が接合されたブラケット30に比べて小型であるので、本体31の供給機と、加締め時に本体31の位置を定める冶具を小型化できる。アウターケーシング20への本体31の固定が容易なので、アウターケーシング20への本体31の固定を自動化することができる。
Subsequently, as shown in FIG. 3B, the
次に、図3(c)に示すように、アウターケーシング20の両端へ、キャップ60を固定する。キャップ60のアウターケーシング20への固定は、加締めを用いるのが好ましい。キャップ60をアウターケーシング20へ固定するときは、本体31に取付体35が接合されていないので、取付体35が加締め機と接触することが無く、アウターケーシング20への固定が容易である。複数の本体31の固定作業を終えたアウターケーシング20を、キャップ60の固定作業場所へベルトコンベアー等を用いて移動させる場合にも、本体31に取付体35が接合されていないので、取付体35が移動途中に他の設備等に引っ掛かり難い。キャップ60の一方は、アウターケーシング20へ本体31を取り付ける前に、アウターケーシングの一端に予め固定しておいてもよい。
Next, as shown in FIG. 3C, the
次に、図3(d)に示すように、アウターケーシング20へインナーケーブル10を挿通し、インナーケーブルの両端へケーブルエンド11を固定する。インナーケーブル10は、予め一端にケーブルエンド11を固定しておき、他端側からアウターケーシング20へ挿通した後、インナーケーブル10の他端側へケーブルエンド11を固定するようにしてもよい。
Next, as shown in FIG. 3D, the
最後に、図3(e)に示すように、本体31へ取付体35、45、55を接合する。取付体35を用いて説明すると、本体31の延設部33と取付体35の基部37とを重ね合わせ、重ね合わせた部分を加締めや溶接などにより接合する。本体31と取付体35、45、55との接合は、本体31ごとに一つずつ接合させることもできるし、複数の本体31と取付体35、45、55とを一度に接合させることもできる。
Finally, as shown in FIG. 3 (e), the
このように、ブラケット30の本体31のみが先にアウターケーシング20へ固定され、固定後に本体31と取付体35、45、55とが接合可能に構成されているので、アウターケーシング20へのブラケット30の固定が容易である。本体31をアウターケーシング20へ固定した後、本体31と取付体35、45、55とを接合するまでの間に、アウターケーシング20へキャップ60などの他の部品を容易に組み付けることができる。アウターケーシング20への本体31の固定を自動化することができるので、コントロールケーブル1を安価に製造することができる。
In this way, only the
なお、上述のブラケットは全て本体と取付体とに分割されているが、ブラケットの干渉によりコントロールケーブルの製造の容易性に支障が無ければ、一部において、一体型のブラケットを用いてもよい。 Although the above-described brackets are all divided into a main body and an attachment body, an integrated bracket may be used in part as long as there is no hindrance to the ease of manufacturing the control cable due to the interference of the brackets.
[実施形態2]
本発明の実施形態2に係るコントロールケーブルは、実施形態1のコントロールケーブル1と同様のインナーケーブル10とアウターケーシング20とを用いることができる。
[Embodiment 2]
An
本発明の実施形態2のコントロールケーブルに用いられるブラケット70は、図4に示すように、アウターケーシング20へ固定されるアウターケーシング固定部72を有する本体71と、図示しない車体へ取り付けられる車体取付部76を有し、本体71に接合される取付体75とを有する。
As shown in FIG. 4, the
本体71は、図5に示すように、アウターケーシング固定部72と、延設部73とを備える。延設部73は、幅狭部73aと、幅狭部73aの図中上側端部に形成された幅広部73bとが設けられている。
As shown in FIG. 5, the
取付体75は、図6に示すように、車体取付部76を有する基部77と、舌片部78とを備える。基部76の図中下端には、図中左右方向へ延びる腕部79が設けられている。
As shown in FIG. 6, the
次に、実施形態2のブラケット70において、本体71と取付部75とを接合する手順について、図7を用いて説明する。本体71と取付部75とを接合する以外の手順については、実施形態1と同様である。
Next, a procedure for joining the
図7(a)に示すように、本体71の延設部73へ取付体75の基部77を重ね合わせ、延設部73の幅狭部73aの幅方向の両側に取付体75の腕部79を配置する。次に、図7(b)に示すように、取付体75の腕部79を、曲げ加工により、取付体75の腕部79が本体71の幅狭部73aを抱持し、曲げた後に本体71の幅広部73bが取付部75の腕部79側へ抜け出ないように成形する。取付体75の腕部79の曲げ加工が完了すると、本体71と取付体75の接合が完了する。本体71の幅広部73bと、取付体75の腕部79とにより、図中上方向における本体71からの取付体75の脱離を防ぎ、本体71の幅狭部73aと、取付体75の基部77および腕部79とにより、図中奥方向および図中手前方向における、本体71からの取付体75の脱離を防ぐことができる(図4参照)。
As shown in FIG. 7A, the
このように、本発明の実施形態2では、ブラケット70の本体71のみが先にアウターケーシング20へ固定され、固定後に本体71と取付体75とが接合可能に構成されているので、アウターケーシング20へのブラケット70の固定が容易である。本体71をアウターケーシング20へ固定した後、本体71と取付体75とを接合するまでの間に、アウターケーシング20へキャップ60などの他の部品を容易に組み付けることができる。アウターケーシング20への本体71の固定を自動化することができるので、コントロールケーブル1を安価に製造することができる。
As described above, in Embodiment 2 of the present invention, only the
[実施形態3]
本発明の実施形態3に係るコントロールケーブルは、実施形態2と同様に、実施形態1のコントロールケーブル1と同様のインナーケーブル10とアウターケーシング20とを用いることができる。
[Embodiment 3]
As in the second embodiment, the control cable according to the third embodiment of the present invention can use the
本発明の実施形態3のコントロールケーブルに用いられるブラケット80は、図8に示すように、アウターケーシング20へ固定されるアウターケーシング固定部82を有する本体81と、図示しない車体へ取り付けられる車体取付部86を有し、本体81に接合される取付体85とを有する。
As shown in FIG. 8, the
本体81は、図9に示すように、アウターケーシング固定部82と、延設部83とを備える。延設部83には、延設部83から図中手前方向へ延びるピン83aが設けられている。
As shown in FIG. 9, the
取付体85は、図10に示すように、車体取付部86を有する基部87と、舌片部88とを備える。基部87には、本体81のピン83aを挿通するピン挿通孔87aが設けられている。基部87の図中下端には、基部87の延在方向に対して図中左右方向へ延びる腕部89が設けられている。
As shown in FIG. 10, the
次に、本実施形態3のブラケット80において、本体81と取付部85とを接合する手順について説明する。本体81と取付部85とを接合する以外の手順については、実施形態1と同様である。
Next, a procedure for joining the
図11(a)に示すように、本体81の延設部83へ取付体85の基部87を重ね合わせ、本体81のピン83aを取付体85のピン挿通孔87aへ挿通する。次に、図8(b)に示すように、取付体85の腕部89を、曲げ加工により、取付体85の腕部89が本体81の延設部83を抱持するように成形する。取付体85の腕部89の曲げ加工が完了すると、本体81と取付体85の接合が完了する。本体81のピン83aと、取付体85のピン挿通孔87aとにより、図中上下方向における本体81からの取付体85の脱離を防ぎ、本体81の延設部83と、取付体85の基部87および腕部89により、図中奥方向および図中手前方向における、本体81からの取付体85の脱離を防ぐことができる(図8参照)。
As shown in FIG. 11A, the
このように、本発明の実施形態3では、ブラケット80の本体81のみが先にアウターケーシング20へ固定され、固定後に本体81と取付体85とが接合可能に構成されているので、アウターケーシング20へのブラケット80の固定が容易である。本体81をアウターケーシング20へ固定した後、本体81と取付体85とを接合するまでの間に、アウターケーシング20へキャップ60などの他の部品を容易に組み付けることができる。アウターケーシング20への本体81の固定を自動化することができるので、コントロールケーブル1を安価に製造することができる。
Thus, in Embodiment 3 of the present invention, only the
上述のように、本発明のコントロールケーブルは、複数のブラケットを有しており、しかも、ブラケットが、本体と、その本体に接合される取付体とで構成され、前記本体と前記取付体とが、前記アウターケーシングに固定された前記本体に、前記取付体を接合することができるように構成されている。そのため、前記取付体は、前記アウターケーシングに固定されたブラケットと干渉することなしに前記本体に接合することができ、また、前記アウターケーシングに固定された本体が、製造過程において、製造作業を阻害する大きさではないために、本発明のコントロールケーブルは製造が容易である。 As described above, the control cable of the present invention has a plurality of brackets, and the bracket is composed of a main body and an attachment body joined to the main body. The attachment body can be joined to the main body fixed to the outer casing. Therefore, the attachment body can be joined to the main body without interfering with the bracket fixed to the outer casing, and the main body fixed to the outer casing obstructs the manufacturing work in the manufacturing process. Therefore, the control cable of the present invention is easy to manufacture.
本発明に係るコントロールケーブル1は、パーキングブレーキケーブルなど、車両の操作部材の操作を従動部材に伝達し、従動部材を作動操作または解除操作するために用いることができる。
The
1 コントロールケーブル
10 インナーケーブル
20 アウターケーシング
30 ブラケット
31 本体
32 アウターケーシング固定部
35 取付体
36 車体取付部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
車体へ取り付けられる車体取付部を有し、前記本体にそれぞれ接合された取付体とを有する複数のブラケットを備えたコントロールケーブルであって、
前記本体と前記取付体とは、前記本体の前記アウターケーシング固定部を前記アウターケーシングへ固定した後に接合可能に構成されていることを特徴とするコントロールケーブル。 A main body having an outer casing fixing portion fixed to the outer casing;
A control cable having a plurality of brackets each having a vehicle body attachment portion attached to a vehicle body and having attachment bodies joined to the main body,
The control cable, wherein the main body and the attachment body are configured to be joined after the outer casing fixing portion of the main body is fixed to the outer casing.
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Cited By (1)
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-
2012
- 2012-05-18 JP JP2012115082A patent/JP2013241983A/en active Pending
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