JP2013239994A - 通信装置、通信方法、コンピュータプログラムおよび通信システム - Google Patents

通信装置、通信方法、コンピュータプログラムおよび通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】受信側と送信側とで複数の通信手段を用いてデータを授受する際、通信戦略を事前共有することで、複数の通信手段をシームレスに乗り換えて通信を継続することが可能な、通信装置を提供する。
【解決手段】異なる通信方式を有する通信部と、前記通信部によって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、を備える、通信装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、通信装置、通信方法、コンピュータプログラムおよび通信システムに関する。
静止画像や動画像のコンテンツは、画像の高解像度化が進むに連れて、データ量も多くなってきている。コンテンツを、ある端末から別の端末に直接送信することでコンテンツを端末間で共有する仕組みがあるが、コンテンツのデータ量が多くなると、コンテンツの送信に要する時間も増加することになる。
端末間でデータをやりとりするには、セキュリティ上の観点から、データをやりとり剃る前に端末間で認証処理を行なっておくことが望ましい。データをやりとり剃る前に端末間で認証処理を行なう技術が、例えば特許文献1,2に開示されている。特許文献1、2で開示された技術は、端末間での認証処理には近距離通信を用いており、実際のデータの授受は近距離通信とは異なる別の通信手段で実施している。
特開2010−11058号公報 特開2009−140275号公報
しかし、通信環境は時々刻々と変化するので、ある通信手段でデータが授受されていても、データの授受が完了する前にその通信手段による通信が途切れることがある。複数の通信手段を備える端末は存在するが、従来の技術では、データの送受信中にその通信手段による通信が途絶えると、別の通信手段による通信を開始するための認証が新たに必要となる。
また、従来の技術では、データの送受信中にその通信手段による通信が途絶えると、再認証を経て別の通信手段による通信を開始しても、データを最初から送り直す必要がある。このように、複数の通信手段を有する端末間でのデータ授受の煩わしさを解決する技術が望まされている。
そこで本開示は、受信側と送信側とで複数の通信手段を用いてデータを授受する際、通信戦略を事前共有することで、複数の通信手段をシームレスに乗り換えて通信を継続することが可能な、新規かつ改良された通信装置、通信方法、コンピュータプログラムおよび通信システムを提供する。
本開示によれば、異なる通信方式を有する通信部と、前記通信部によって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、を備える、通信装置が提供される。
また本開示によれば、異なる通信方式を有する通信部と、前記通信部によって送信元の装置から情報を受信する前に、予め前記送信元の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、を備える、通信装置が提供される。
また本開示によれば、異なる通信方式の中から一の通信方式により通信する通信ステップと、前記通信ステップによって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記異なる通信方式の中の通信方式により交換する情報交換ステップと、を備える、通信方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータに、異なる通信方式の中から一の通信方式により通信する通信ステップと、前記通信ステップによって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記異なる通信方式の中の通信方式により交換する情報交換ステップと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
また本開示によれば、情報を送信する送信装置と、前記送信装置が送信した情報を直接または間接的に受信する受信装置と、を備え、前記送信装置は、異なる通信方式を有する通信部と、前記通信部によって前記受信装置へ情報を送信する前に、予め前記受信装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、を含み、前記受信装置は、異なる通信方式を有する通信部と、前記通信部によって前記送信装置から情報を受信する前に、予め前記送信装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、を含む、通信システムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、受信側と送信側とで複数の通信手段を用いてデータを授受する際、通信戦略を事前共有することで、複数の通信手段をシームレスに乗り換えて通信を継続することが可能な、新規かつ改良された通信装置、通信方法、コンピュータプログラムおよび通信システムを提供することができる。
本開示の一実施形態にかかる通信システム1の構成例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する、通信装置100Aの機能構成例を示す説明図である。 通信装置100A、100Bの動作の概要を示す流れ図である。 近距離無線通信の例を示す説明図である。 コンテンツのデータの送信の例を示す説明図である。 通信装置100A、100Bの動作を示す流れ図である。 通信戦略アルゴリズムの例を示す流れ図である。 通信装置100A、100Bの動作を示す流れ図である。 通信手段の切り替えの際に設定されるタイムアウト時間を、優先度に応じて変化させる場合の一例を示す説明図である。 通信装置100A、100Bの動作を示す流れ図である。 本開示の一実施形態にかかる通信システム1の構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.本開示の一実施形態>
[通信システムの構成例]
[通信装置の構成例]
[各通信装置の動作例]
<2.まとめ>
<1.本開示の一実施形態>
[通信システムの構成例]
まず、図面を参照しながら、本開示の一実施形態にかかる通信装置、及び通信装置を含む通信システムの構成例について説明する。図1は、本開示の一実施形態にかかる通信システム1の構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の一実施形態にかかる通信システム1の構成例について説明する。
図1に示したように、本開示の一実施形態にかかる通信システム1は、通信装置100A、100Bを含んで構成される。本開示の一実施形態にかかる通信システム1は、2つの通信装置100A、100Bの間で、静止画像や動画像、音楽データその他のコンテンツを授受するシステムである。以下の説明では、特に断りがない限り、通信装置100Aが保有しているコンテンツを、通信装置100Bに送信する場合の動作について示す。
本実施形態では、通信装置100A、100Bは、いずれも携帯型の装置であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、携帯型音楽プレーヤー等のいずれかであってもよい。また本実施形態では、通信装置100A、100Bは、いずれも複数の対応する通信手段を有しており、その通信手段を用いてお互いに直接データをやりとりすることができる。また本実施形態では、通信装置100A、100Bは、上記通信手段によるデータの直接的なやり取りに加え、インターネット等のネットワーク10に設けられたサーバを介した間接的なデータのやり取りも可能である。
本実施形態にかかる通信システム1は、通信装置100Aと通信装置100Bとの間でコンテンツを授受するシステムである。そして本実施形態にかかる通信システム1は、通信装置100Aと通信装置100Bとの間でコンテンツを授受する際に、予め通信装置100Aと通信装置100Bとの間で通信に関する情報を交換し、実際のコンテンツ授受の際に、その交換した情報を用いる。通信装置100Aおよび通信装置100Bは、コンテンツ授受の際に通信手段が何らかの理由で切り替わっても、シームレスにコンテンツ授受を継続することができる。
以上、図1を用いて本開示の一実施形態にかかる通信システム1の構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する、通信装置100A、100Bの構成例について説明する。
[通信装置の構成例]
図2は、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する、通信装置100Aの機能構成例を示す説明図である。以下、図2を用いて、本開示の一実施形態にかかる通信装置100Aの機能構成例について説明する。
図2に示したように、本開示の一実施形態にかかる通信装置100Aは、無線通信部101と、表示部102と、アンテナ103と、制御部104と、通話部105と、メモリ106と、操作部107と、メモリカード108と、を含んで構成される。
通信部101は、有線または無線ネットワークを介した他の装置、特に通信装置100Bとの通信を行う。本実施形態では、通信部101は複数の通信手段を有していても良い。通信部101が有する通信手段としては、例えばIEEE 802.15.1規格の無線通信、Wi−Fi等のIEEE 802.11シリーズの規格の無線通信、LANケーブルやUSBケーブルによる有線通信等が含まれていても良い。
表示部102は、無線通信部101が受信した情報や、操作部107に対して行われたユーザの操作に応じた情報を表示する。表示部102は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の平板型画像表示パネルで構成される。表示部102の表示面には、タッチパネルが設けられていても良い。
アンテナ103は、所定の周波数(例えば13.56MHz)の近距離無線通信のアンテナである。制御部104は、通信装置100Aの動作を制御する。例えば、制御部104は、メモリ106に格納されたプログラムを実行することで、通信装置100Aの各部の動作を制御する。制御部104による通信装置100Aの動作の制御としては、例えば、表示部112への情報の表示制御、通信部101やアンテナ103による通信の制御などがある。
通話部105は、例えばスピーカやマイクで構成され、他の装置や電話機との間で音声による通話を実行する。メモリ106は、例えばROM、RAMなどで構成され、通信装置100Aの動作を制御するためのプログラムの格納等に用いられる。操作部107は、通信装置100Aを操作するための各種ボタンで構成される。操作部107の操作に応じて、制御部104によって通信装置100Aの動作が制御される。なお、表示部102の表示面にタッチパネルが設けられている場合には、タッチパネルが操作部107として機能する。
メモリカード108は、各種情報を記憶する記憶媒体であり、通信装置100Aから取り外すことが出来る。またメモリカード108には、静止画像、動画像、音楽データその他のコンテンツのデータが格納される。メモリカード108に格納されているコンテンツのデータは、制御部104の制御によって通信部101から通信装置100Bへ送信される。
図2では通信装置100Aの機能構成例を示したが、通信装置100Bについても同様の構成を有する。通信装置100Aの制御部104は、通信装置100Aから通信装置100Bへ情報を送信する前に、予め通信装置100Bとの間で利用可能な通信方式及びその通信方式により通信する際の認証情報を、アンテナ103による近距離無線通信により交換する。制御部104がこのような動作をコンテンツの送信に先立って行なっておくことで、通信装置100Aは、通信装置100Bへのコンテンツ送信の際に、コンテンツ送信に用いた通信手段が何らかの理由で切り替わっても、シームレスにコンテンツの送信を継続することができる。
以上、図2を用いて本開示の一実施形態にかかる通信装置100Aの機能構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作について説明する。
[各通信装置の動作例]
図3は、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作の概要を示す流れ図である。図3の流れ図は、通信装置100Aから通信装置100Bへコンテンツを送信する際の、通信装置100A、100Bの動作の概要について示したものである。以下、図3を用いて、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作の概要について説明する。
通信装置100Aから通信装置100Bへコンテンツを送信するには、まず通信装置100Aで、通信装置100Bへ送信するコンテンツが選択される(ステップS101)。このステップS101の、通信装置100Aでのコンテンツの選択は特定の方法に限られるものではない。一例を挙げれば、通信装置100Aは、制御部104の制御によって、表示部102にコンテンツのリストを表示させて、その中から通信装置100Bへ送信するコンテンツをユーザに選択させても良い。
上記ステップS101で、通信装置100Bへ送信するコンテンツが通信装置100Aで選択されると、続いて、通信装置100Aは、通信装置100Bとの間で、利用可能な通信機能の情報を交換する(ステップS102)。このステップS102の交換処理は、例えば制御部104が実行しても良い。通信装置100Aは、ステップS102で、通信装置100Bとの間で、利用可能な通信機能の情報を交換すると、続いて、通信装置100Bとの間でコンテンツを授受する際の通信手段の選択方法を定めた通信戦略アルゴリズムを通信装置100Bへ送信する(ステップS103)。この送信処理は、例えば通信部101が実行しても良い。そして通信装置100Aは、通信装置100Bと通信する際の認証手段を、通信装置100Bとの間で共有する(ステップS104)。
そして、利用可能な通信機能の情報の交換、通信戦略アルゴリズムの送信、および認証手段の共有を行なうと、通信装置100Aは、上記ステップS101で選択したコンテンツのデータを通信装置100Bへ送信する(ステップS105)。この送信処理は、例えば通信部101が実行しても良い。データの送信の際には、通信装置100Aは、上記ステップS102で交換した通信機能の中から、上記ステップS103で送信した通信戦略アルゴリズムに基づいて通信機能を1つ選択し、上記ステップS104で共有した認証手段によって通信装置100Bとの認証処理を行う。
上述の、利用可能な通信機能の情報の交換、通信戦略アルゴリズムの送信、および認証手段の共有は、通信装置100Aと通信装置100Bとが近接した状態での、アンテナ103を用いた近距離無線通信により行われる。近距離無線通信は、至近距離でのみ可能な通信であるので、通信装置100Aと通信装置100Bとの間の近距離無線通信による認証は、同一時間で通信を開始した機器であるという程度の簡易な認証とすることができる。
図4は、通信装置100Aと通信装置100Bとが近接した状態で行われる近距離無線通信の例を示す説明図である。通信装置100Aと通信装置100Bとの間でコンテンツのデータを授受する際には、通信装置100Aから通信装置100Bへのコンテンツのデータの送信に先立って、図4のように、通信装置100Aを通信装置100Bと近接させる。そして、通信装置100Aと通信装置100Bとの間の近距離無線通信によって、利用可能な通信機能、通信戦略アルゴリズムおよび認証手段を通信装置100Aと通信装置100Bに共有させる。
図5は、通信装置100Aから通信装置100Bへのコンテンツのデータの送信の例を示す説明図である。近距離無線通信によって、利用可能な通信機能、通信戦略アルゴリズムおよび認証手段を通信装置100Aと通信装置100Bに共有させた後の、通信装置100Aから通信装置100Bへのコンテンツのデータの送信は、図5のように、通信装置100Aと通信装置100Bとが離れた状態でも行われる。通信装置100Aは、通信装置100Bへコンテンツのデータを送信する際に、予め近距離無線通信で通信装置100Bと交換した、利用可能な通信機能、通信戦略アルゴリズムおよび認証手段の情報を用いる。
以上、図3を用いて、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作の概要を説明した。次に、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作についてさらに詳細に説明する。
図6は、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作を示す流れ図である。図6の流れ図は、図3に示したステップS102及びステップS103の処理をより詳細に示したものである。以下、図6を用いて通信装置100A、100Bの動作について説明する。
通信装置100Aは、通信装置100Bとの間で、利用可能な通信機能の情報を交換する際に、まず自装置で利用可能な通信手段のリストを通信装置100Bへ通知する(ステップS111)。この自装置で利用可能な通信手段のリストは、制御部104の制御により、例えばアンテナ103を用いた近距離無線通信で通信装置100Bへ通知される。
自装置で利用可能な通信手段のリストには、例えば通信手段の優先順位を規定した希望優先ポリシーや、通信種別リストが含まれる。通信種別リストには、例えば、通信種別、利用可能通信オプション、典型的な送受信速度、典型的な通信可能範囲、通信速度の距離による減衰曲線を与えるパラメータ(無線による通信の場合)、タイムアウト時間等の情報が含まれていてもよい。また通信種別には、例えば、USBなどの有線P2P(Peer to Peer)、NFCなどの近距離無線P2P、Wi−Fiアドホック通信やBluetooth通信等の無線P2P、インターネット等のネットワーク経由のP2P、インターネット等のネットワーク上の仲介サーバの利用、等がある。
希望優先ポリシーには、優先して使用される通信方式が指定される。例えば、通信装置100Aが通信装置100Bとの間のデータの授受に、Wi−Fiアドホック通信やBluetooth通信等の無線P2Pを優先して使用するのであれば、通信装置100Aは、無線P2Pを優先して使用するように指定しておく。
上記ステップS111で、通信装置100Aから通信装置100Bへ、通信装置100Aで利用可能な通信手段のリストが近距離無線通信で送信されると、続いて通信装置100Bは、受信した通信手段のリストから、受信可能な通信手段のリストを通信装置100Aへ通知する(ステップS112)。このステップS112の通知は、ステップS111の通知と同じく、近距離無線通信によって行われる。
上記ステップS112で、通信装置100Bから通信装置100Aへ、通信装置100Bが受信可能な通信手段のリストが近距離無線通信で送信されると、続いて通信装置100Aは、通信装置100Bとの通信の際の通信手段の選択方法を定めた通信戦略アルゴリズムを通信装置100Bへ送信する(ステップS113)。このステップS113の送信は、上記ステップS111、S112の通知と同じく、近距離無線通信によって行われる。
通信装置100A及び通信装置100Bは、このように、コンテンツのデータの授受に先立って、利用可能な通信機能の交換や、通信戦略アルゴリズムの共有を行なっておく。利用可能な通信機能の交換や、通信戦略アルゴリズムの共有を行なっておき、さらに通信装置100Aと通信装置100Bとの間で認証手段を共有しておくことで、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、シームレスにコンテンツを授受することができる。
ここで、通信装置100Aが通信装置100Bと共有する通信戦略アルゴリズムの例を示す。図7は、本開示の一実施形態にかかる通信装置100Aが通信装置100Bと共有する通信戦略アルゴリズムの例を示す流れ図である。以下、図7を用いて、通信装置100Aが通信装置100Bと共有する通信戦略アルゴリズムの例について説明する。
利用可能な通信手段の中から、通信装置100Aと通信装置100Bとの間での通信手段を選択する際には、まず利用可能な通信手段の中から、優先的に使用が指定された優先通信方式が利用可能かどうか判定される(ステップS121)。優先通信方式は、上述の希望優先ポリシーで指定されたものである。
上記ステップS121で、通信装置100Aと通信装置100Bとの間で利用可能な通信手段の中から、優先的に使用が指定された優先通信方式が利用可能でないと判定されれば、続いて通信装置100Aと通信装置100Bとの間が有線接続されているかどうかが判定される(ステップS122)。
上記ステップS122で、通信装置100Aと通信装置100Bとの間が有線接続されていないと判定されれば、続いて通信装置100Aと通信装置100Bとの間で利用可能な通信手段の中に、インターネット等のネットワークを経由するより高速な無線通信方式が存在するかどうかが判定される(ステップS123)。
上記ステップS123で、通信装置100Aと通信装置100Bとの間で利用可能な通信手段の中に、インターネット等のネットワークを経由するより高速な無線通信方式が存在しないと判定されると、続いてインターネット等のネットワークを経由したP2P通信が可能かどうか判定される(ステップS124)。
上記ステップS124で、インターネット等のネットワークを経由したP2P通信が可能ではないと判定されると、通信装置100Aと通信装置100Bとの間のコンテンツのデータの授受は、インターネット等のネットワークに設けられた仲介サーバを経由する方式に決定される(ステップS125)。
一方、上記ステップS121からステップS124で、条件を満たすものがあれば、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、各条件を満たす通信方式が選択され、選択された通信方式を利用して通信処理を実施するよう定められる(ステップS126)。
その後、コンテンツのデータの授受の途中で通信が切断されたことを検知したかどうかが判断され(ステップS127)、通信の切断が検知されれば上記ステップS121に戻って判定処理を繰り返す。一方、通信の切断が検知されなければ、通信戦略アルゴリズムは終了となる。
このように通信戦略アルゴリズムを定めておき、通信装置100Aと通信装置100Bとで共有させておくことで、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、コンテンツのデータの授受の途中で通信が途絶えたとしても、別の通信手段に切り替えることでシームレスにコンテンツを授受することができる。
ここで、通信装置100Aと通信装置100Bとの間でコンテンツのデータを授受する際における、通信手段の動的な切り替えの例を説明する。
図8は、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作を示す流れ図である。図8の流れ図は、通信装置100Aと100Bとの間でデータを授受する際に、通信が切断された場合の動作を示したものである。以下、図8を用いて本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作について説明する。
通信装置100A、100Bが、それぞれ、データを送受信しあっていた通信手段による通信の切断を検知すると、送信元の通信装置100Aは、通信戦略アルゴリズムによる次候補の通信方法による送信を待機(通信装置100Bによる受信を要求)する(ステップS131)。また受信元の通信装置100Bは、通信戦略アルゴリズムによる次候補の通信方法による受信を待機(通信装置100Aによる送信を要求)する(ステップS141)。
その後、通信装置100Aは、所定のタイムアウト時間までに通信装置100Bで受信が開始されたかを(ステップS132)、通信装置100Bは、所定のタイムアウト時間までに通信装置100Aで送信が開始されたかを(ステップS142)、それぞれ判定し、それぞれ受信及び送信が開始されていれば、通信装置100A、100Bは、それぞれステップS131、ステップS141で決定した通信方式による通信処理を実施し(ステップS133、ステップS143)、受信及び送信が開始されなければ、それぞれステップS131、ステップS141に戻り、通信戦略アルゴリズムによる次候補の通信方法による送信および受信を待機する。
なお、図8に示した処理は、通信装置100A、100Bで同期して動作するものではなく、それぞれ独立して動作するものである。そもそも、通信の切断の検知は通信装置100A、100Bで独立して行われるので、その後の処理についても通信装置100A、100Bで独立して行われることになる。
図8に示した動作を、具体例を挙げて詳細に説明すれば以下の通りである。図4のように通信装置100Aと通信装置100Bとを近接させて、近距離無線通信を実行させることで、通信装置100Aと通信装置100Bとによるコンテンツの共有が開始される。しかし、通信装置100Aと通信装置100Bとの間でコンテンツの共有が終わるまで、通信装置100Aと通信装置100Bとを近接させ続ける必要はなく、通信装置100Aと通信装置100Bとを、近距離無線通信による通信が不可能な距離に移動させることができる。
通信装置100Aおよび通信装置100Bは、近距離無線通信の切断を検知すると、図7に示した、通信開始時に共有された通信戦略アルゴリズムに基づいて、新たな通信手段を特定する。例えば、通信戦略アルゴリズムに基づいて、新たな通信手段がBluetooth(登録商標)に決定されたとする。
続いて通信装置100Aおよび通信装置100Bは、新たな通信手段による通信が可能か試みる。この際の通信装置100Aおよび通信装置100Bの認証は、予め交換した認証手段によって実施されるため、新たに認証処理を実施することなく、自動的に新たな通信手段による通信を開始することができる。
そして、データの授受の最中にBluetooth(登録商標)による通信も途切れた場合は、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、再び通信戦略アルゴリズムに基づいて、新たな通信手段を特定し、所定のタイムアウト時間内に通信が再確立した場合は、新たな通信手段による通信を再開する。新たな通信手段による通信を再開する際には、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、授受済みのデータは最送信せず、コンテンツのデータの授受を続きから再開する。
なお、通信手段の切り替えの際に設定されるタイムアウト時間は、優先度の高いものは短くし、優先度が低くなるほど長くするようにしてもよい。このようにタイムアウト時間を設定しておくことで、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、優先度の高い通信方式による通信の確立までの時間を短くするとともに、通信方式の切り替えに要する時間が一定であるとすれば、いずれかの通信方式での通信の再確立までの時間を結果的に短縮させることができる。
図9は、通信手段の切り替えの際に設定されるタイムアウト時間を、優先度に応じて変化させる場合の一例を示す説明図である。図9には、3つの通信方式が示されており、書く通信方式のタイムアウト時間の長さが矩形で示されている。またここでは、方式1、方式2、方式3の順に優先度が低くなっている場合を例示している。このように、タイムアウト時間を設定しておくことで、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、方式3での通信の再確立までの時間を短縮させることができる。
近距離無線通信による通信可能領域は非常に狭く、機器間の距離に強く依存する。従って、図3のステップS104で示した認証手段の共有処理が終了した後、すぐに他の通信手段に切り換えたい場合もある。このような場合の動作について説明する。
図10は、本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作を示す流れ図である。図10の流れ図は、通信装置100Aと100Bとの間でデータを授受する際に、受信側の通信装置100Bから通信方式の切り替えを要求する場合の動作を示したものである。以下、図10を用いて本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A、100Bの動作について説明する。
通信装置100Aと通信装置100Bとの間で、近距離無線通信によって認証手段の共有処理が終了すると、通信装置100Bは、通信装置100Aに向けて通信手段の切り替えを要求する(ステップS151)。通信装置100Aは、通信装置100Bから通信手段の切り替え要求を受信すると、要求された通信方式による送信処理を開始する(ステップS152)。
続いて、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、図3に示した流れ図に従って通信処理を実行し(ステップS153、ステップS154)、コンテンツのデータの授受を実行する。なお、通信装置100Aは、図3に示した流れ図のステップS102で交換する利用可能通信方式から、予め、近距離無線通信を除外しておく。
図3に示した流れ図のステップS102で交換する利用可能通信方式から、予め近距離無線通信を除外するため、以後の通信においては近距離無線通信による通信を選択肢から除外できる。また、このような処理を実行することで、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、通信優先度が高いが、通信が不安定な通信手段を動的に除外することができる。また周囲環境の変化に伴って、通信開始には利用できなかった通信手段が利用可能となった場合にも、このような処理を実行することで、新しい通信手段を通信戦略アルゴリズムに取り込むことができる。
なお、図10に示した流れ図では、受信側の装置である通信装置100Bから通信手段の切り替えを要求したが、送信側の装置である通信装置100Aから通信手段の切り替えを要求しても良い。
続いて、通信装置100Aと通信装置100Bとの間で、P2Pによる通信が不可能な場合に、ネットワーク上に設けられる仲介サーバを利用してコンテンツのデータを授受する方法について説明する。
図8に示した通信切り替え処理において、全てのP2P通信がタイムアウトした場合に、送信元の通信装置100Aは、図3に示した流れ図で共有した通信戦略アルゴリズムに従い、コンテンツの送信先をネットワーク10上のクラウドもしくは特定のサーバに変更する。この際、コンテンツの送受信にかかる時間を削減するため、送信元の通信装置100Aは、未送信のコンテンツを優先的に送信するようにしてもよい。
受信先の通信装置100Bは、図3に示した流れ図で共有した通信戦略アルゴリズムで指定されたネットワーク10上のクラウドもしくは特定のサーバに、指定された認証手段(IDやパスワードなど)を用いて、通信装置100Aがアップロードしたコンテンツを取得しに行く。
なお、受信先の通信装置100Bが確認したタイミングでネットワーク10上のクラウドもしくは特定のサーバにコンテンツが存在しない場合は、通信装置100Bは、図3に示した流れ図で共有された情報を基に、一定時間の間、または一定回数、ネットワーク10上のクラウドもしくは特定のサーバへポーリングを実施する。
ここで、ネットワーク10上のクラウドもしくはサーバが、コンテンツの途中からの送信をサポートしない場合も考えられる。P2Pでの送受信時に受信したデータを有効利用するためにも、ネットワーク10上のクラウドもしくはサーバからの取得時に、未送受信データのみをやりとりできることが望ましい。しかし、ネットワーク10上のクラウドもしくはサーバが同一コンテンツのアップロードとダウンロードの並列実行や、途中までしかアップロードされていないデータの一部分のみをダウンロードする機能を持たない場合もある。
通信装置100Aと通信装置100Bとで、図3に示した処理でコンテンツ情報を受け渡す際には、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、予め、コンテンツの分割送信情報およびハッシュ情報を共有しておく。なお、分割の単位は通信環境に併せて任意に決定してもよい。そして、通信装置100Aと通信装置100Bとは、コンテンツのデータの授受を、分割送信情報で定めた単位で実施する。
そして、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、ネットワーク10上のクラウドもしくはサーバを介してデータを授受する際に、予め共有したハッシュ情報をキーとして、コンテンツの一部分を指定して送受信を実施する。予め共有したハッシュ情報をキーとすることで、通信装置100Aおよび通信装置100Bは、疑似的なコンテンツのダウンロード・アップロードの並列実行が実現できる。
通信装置100Aと通信装置100Bとの間でコンテンツ共有に利用する記録メディアを、さらに別の機器に接続することが可能な場合の通信方法切り換え手順について説明する。図11は、本開示の一実施形態にかかる通信システム1の構成例を示す説明図である。図11には、通信装置100A、通信装置100Bに加え、パーソナルコンピュータ200を図示している。パーソナルコンピュータ200は、通信装置100Bのメモリカード108を接続可能に構成されている。
通信装置100Bは、図3に示した処理で予め通信装置100Aから取得した通信戦略アルゴリズムおよび認証情報をメモリカード108に保持する。そして、通信装置100Aと通信装置100Bとの間でコンテンツのデータを授受が開始された後に、通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信が切断されると、通信戦略アルゴリズムおよび認証情報を保持したメモリカード108がパーソナルコンピュータ200に挿入されることで、通信装置100Aとパーソナルコンピュータ200との間で通信を再開させることができる。
この際に、通信装置100Bは、通信装置100Aから取得したコンテンツのデータをメモリカード108に保持しておくことで、通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信が切断された後に、通信装置100Aと、メモリカード108が挿入されたパーソナルコンピュータ200との間で通信が再開した場合に、コンテンツのデータをパーソナルコンピュータ200に保持させることが出来る。
<2.まとめ>
以上説明したように本開示の一実施形態にかかる通信システム1を構成する通信装置100A及び通信装置100Bは、通信装置100Aから通信装置100Bへのコンテンツのデータを送信に先立って、予め通信装置100Aと通信装置100Bとの間で、通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信に関する情報を交換する。
通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信に関する情報は、例えば通信装置100Aと通信装置100Bとの間の近距離無線通信で交換される。通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信に関する情報を予め交換しておくことで、通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信手段が次々と切り替わる場合にも、切り替わりの度に認証手順の交換等の処理は不要となり、通信手段の切り替わりをユーザに意識させること無く、シームレスなデータの授受が可能となる。
通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信の開始時に、通信手段の切り替えアルゴリズムを両者で共有するため、ユーザが意識することなく、通信装置100A及び通信装置100Bは複数の通信手段を自動で切り替えることができる。また、通信装置100A及び通信装置100Bは、通信手段の切り替えアルゴリズムを共有しているため、通信手段切り替えを実施するための通信が行なえなかった場合でも、新しい通信手段に自動的に乗り換えることができる。
また、通信装置100Aと通信装置100Bとの間の通信手段が切り替わった場合には、送受信済みのデータの再送信はせずに、続きからデータの送受信が行われる。これにより、通信手段切り替え時に発生する無駄なトラフィックを抑制することができ、通信切り替え時に受信側は欲するデータが直ちに取得できる。
なお上記実施形態で示した処理は、ハードウェアによって行われるようにしても良く、ソフトウェアによって行われるようにしても良い。上記各実施形態で示した処理をソフトウェアによって実行する場合には、通信装置100Aや通信装置100Bに内蔵されたCPU等の制御装置が、ROM、HDD、SSDその他の記録媒体に格納されたコンピュータプログラムを順次読み出して実行するようにしてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、近距離無線通信によってコンテンツのデータの授受に先立って通信装置100Aと通信装置100Bとの間で情報を交換していたが、コンテンツのデータの授受に先立った情報の交換に用いる通信方式はかかる例に限定されない。例えば、近距離無線通信ではなく、IrDAによって通信装置100Aと通信装置100Bとの間で情報を交換してもよい。また例えば、コンテンツのデータの授受に先立った情報の交換に、二次元バーコードを用いても良い。通信装置100Aにカメラが設けられている場合は、例えば通信装置100Bの表示部102に、利用可能な通信方式が埋め込まれた二次元バーコードを表示させ、この二次元バーコードを通信装置100Aのカメラで読み取らせることで、通信装置100Aと通信装置100Bとの間で情報を交換してもよい。
また例えば、通信装置100Aは、通信装置100Bへコンテンツのデータを送信する際に通信装置100Bとの接続が切断されると、予め通信装置100Bとの間で交換した利用可能な通信方式を、表示部102に提示してもよい。通信装置100Aは、予め通信装置100Bとの間で交換した利用可能な通信方式を、表示部102に提示することで、ユーザに対してどの通信方式を用いてコンテンツのデータを送信するかを選択させることが出来る。もちろん、コンテンツのデータを受信する通信装置100Bにおいても、利用可能な通信方式を、表示部102に提示するようにしてもよい。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
異なる通信方式を有する通信部と、
前記通信部によって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
を備える、通信装置。
(2)
前記通信部は、前記送信先の装置へ情報を送信する際に該送信先の装置との接続が切断されると、前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式の中から別の通信方式を選択し、前記情報交換部が交換した認証情報を用いて前記送信先の装置と認証して、前記送信先の装置への情報の送信を再開する、前記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記通信部は、前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式のそれぞれにタイムアウト時間を設定可能な、前記(2)に記載の通信装置。
(4)
前記通信部は、前記送信先の装置への情報の送信を再開する際に、送信済みの情報の続きから前記送信先の装置へ情報を送信する、前記(2)または(3)に記載の通信装置。
(5)
前記通信部は、別の通信方式を選択する際に優先度に基づいて通信方式を選択する、前記(2)〜(4)のいずれかに記載の通信装置。
(6)
前記通信部は、別の通信方式を選択する際に、優先度が後になるほどタイムアウト時間を長く設定する、前記(5)に記載の通信装置。
(7)
前記送信先の装置へ情報を送信する際に該装置との接続が切断されると、前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式を提示する情報提示部を備える、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の通信装置。
(8)
前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式の情報を記憶する記憶部を備える、前記(1)〜(7)のいずれかに記載の通信装置。
(9)
前記情報交換部は、前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、近距離無線通信によって交換する、請求項1に記載の通信装置。
(10)
異なる通信方式を有する通信部と、
前記通信部によって送信元の装置から情報を受信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
を備える、通信装置。
(11)
異なる通信方式の中から一の通信方式により通信する通信ステップと、
前記通信ステップによって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記異なる通信方式の中の通信方式により交換する情報交換ステップと、
を備える、通信方法。
(12)
コンピュータに、
異なる通信方式の中から一の通信方式により通信する通信ステップと、
前記通信ステップによって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記異なる通信方式の中の通信方式により交換する情報交換ステップと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
(13)
情報を送信する送信装置と、
前記送信装置が送信した情報を直接または間接的に受信する受信装置と、
を備え、
前記送信装置は、
異なる通信方式を有する通信部と、
前記通信部によって前記受信装置へ情報を送信する前に、予め前記受信装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
を含み、
前記受信装置は、
異なる通信方式を有する通信部と、
前記通信部によって前記送信装置から情報を受信する前に、予め前記送信装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
を含む、通信システム。
1 通信システム
100A、100B 通信装置
101 無線通信部
102 表示部
103 アンテナ
104 制御部
105 通話部
106 メモリ
107 操作部
108 メモリカード

Claims (13)

  1. 異なる通信方式を有する通信部と、
    前記通信部によって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
    を備える、通信装置。
  2. 前記通信部は、前記送信先の装置へ情報を送信する際に該装置との接続が切断されると、前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式の中から別の通信方式を選択し、前記情報交換部が交換した認証情報を用いて前記送信先の装置と認証して、前記送信先の装置への情報の送信を再開する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信部は、前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式のそれぞれにタイムアウト時間を設定可能な、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信部は、前記送信先の装置への情報の送信を再開する際に、送信済みの情報の続きから前記送信先の装置へ情報を送信する、請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記通信部は、別の通信方式を選択する際に優先度に基づいて通信方式を選択する、請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記通信部は、別の通信方式を選択する際に、優先度が後になるほどタイムアウト時間を長く設定する、請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記送信先の装置へ情報を送信する際に該装置との接続が切断されると、前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式を提示する情報提示部を備える、請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記情報交換部が交換した利用可能な通信方式の情報を記憶する記憶部を備える、請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記情報交換部は、前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、近距離無線通信によって交換する、請求項1に記載の通信装置。
  10. 異なる通信方式を有する通信部と、
    前記通信部によって送信元の装置から情報を受信する前に、予め前記送信元の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
    を備える、通信装置。
  11. 異なる通信方式の中から一の通信方式により通信する通信ステップと、
    前記通信ステップによって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記異なる通信方式の中の通信方式により交換する情報交換ステップと、
    を備える、通信方法。
  12. コンピュータに、
    異なる通信方式の中から一の通信方式により通信する通信ステップと、
    前記通信ステップによって送信先の装置へ情報を送信する前に、予め前記送信先の装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記異なる通信方式の中の通信方式により交換する情報交換ステップと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  13. 情報を送信する送信装置と、
    前記送信装置が送信した情報を直接または間接的に受信する受信装置と、
    を備え、
    前記送信装置は、
    異なる通信方式を有する通信部と、
    前記通信部によって前記受信装置へ情報を送信する前に、予め前記受信装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を、前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
    を含み、
    前記受信装置は、
    異なる通信方式を有する通信部と、
    前記通信部によって前記送信装置から情報を受信する前に、予め前記送信装置との間で利用可能な通信方式及び前記通信方式により通信する際の認証情報を前記通信部のある通信方式により交換する情報交換部と、
    を含む、通信システム。
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