JP2013239096A - アプリケーション提供端末、アプリケーション提供システム、アプリケーション提供方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】有線及び無線ネットワーク回線が利用できない場所でも、携帯端末に、簡便にアプリケーションを提供する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末2、及び、第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末3にアプリケーションを提供するアプリケーション提供端末1であって、第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と、第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信手段と、アプリケーション及び設定ファイルを記憶する記憶部と、第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、アプリケーション及び設定ファイルを送信する第1のアプリケーション送信手段と、第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、アプリケーション及び設定ファイルを送信する第2のアプリケーション送信手段と、を備える構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末2、及び、第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末3にアプリケーションを提供するアプリケーション提供端末1であって、第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と、第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信手段と、アプリケーション及び設定ファイルを記憶する記憶部と、第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、アプリケーション及び設定ファイルを送信する第1のアプリケーション送信手段と、第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、アプリケーション及び設定ファイルを送信する第2のアプリケーション送信手段と、を備える構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、スマートフォンなどの携帯端末に、通常のネットワーク回線を用いずに、近距離無線通信を用いて、簡便にアプリケーションを提供するアプリケーション提供端末に関するものである。
近年、携帯端末(携帯情報端末、スマートフォン、携帯電話を含む)には、様々なアプリケーションをインストールして使用することが一般的になっている。
携帯端末にアプリケーションをインストールするときには、ユーザは、通常の無線ネットワーク回線(3G、3GS、Wifiなど)を用いて、携帯端末をアプリケーション提供サイトに接続し、インストールしたいアプリケーションを選択する。すると、アプリケーション及びインストール用の設定ファイルが携帯端末にダウンロードされ、この設定ファイルを用いて、アプリケーションが携帯端末にインストールされる。
なお、アプリケーション提供サイトには、Android OS用のGoogle Play Store(Android Market)、iOS用のApp Storeなどがある。
なお、アプリケーション提供サイトには、Android OS用のGoogle Play Store(Android Market)、iOS用のApp Storeなどがある。
また、近年の携帯端末には、通常の無線ネットワーク回線(3G、3GS、Wifiなど)の他に、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)機能を備えたものがある。
近距離無線通信とは、もともと非接触ICカードやRFID(Radio Frequency IDentification)タグなどに使用されているもので、13.56MHzの高周波磁界を媒体として数cmから10cm程度の近距離で電力と情報の伝送を行う技術である。
これに関して、特許文献1には、サービス事業者サーバにネットワーク回線を介して接続され、インストールファイル(アプリケーション及びその設定ファイル等)が配信されたサービス端末であって、ユーザがサービス端末でインストールファイルを選択すると、サービス端末が、FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信を用いて、ユーザの所有する携帯電話に選択したインストールファイルを送信する発明が開示されている。携帯電話は、受信した設定ファイルを用いて、アプリケーションをインストールすることができる。
通常の無線ネットワーク回線を用いて、アプリケーション提供サイトからアプリケーション及びインストール用設定ファイルを携帯端末にダウンロードする技術には、3G、3GS、Wifiなどの無線ネットワーク回線が利用できない屋内や地下では、アプリケーション提供サイトに接続できないため、アプリケーション等をダウンロードできないという問題がある。また、通常の無線ネットワーク回線が利用できる場所でも、ユーザがアプリケーションを選択するという煩雑な操作が必要となる。
また、特許文献1に記載のサービス端末でも、サービス端末が有線又は無線ネットワーク回線に接続されていなければならないという問題がある。また、ユーザが、サービス端末においてアプリケーションを選択するという煩雑な操作が必要となる。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、有線ネットワーク回線や、3G、3GS、Wifiなどの無線ネットワーク回線を利用できない場所でも、携帯端末に、簡便にアプリケーションを提供する技術を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するために第1の発明は、第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末、及び、第1の近距離無線通信方式とは異なる第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供端末であって、前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と、前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信手段と、前記アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを記憶する記憶部と、第1のアプリケーション送信手段及び第2のアプリケーション送信手段を備える制御部と、を備え、前記第1のアプリケーション送信手段は、前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、前記第2のアプリケーション送信手段は、前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信することを特徴とするアプリケーション提供端末である。
第1の発明によって、アプリケーション提供端末は、ネットワーク回線の有無にかかわらず、第1の携帯端末及び第2の携帯端末にアプリケーション及び設定ファイルを送信することができる。
なお、「携帯端末」とは、携帯情報端末、スマートフォン、携帯電話など、アプリケーションをインストール可能な携帯型コンピュータのことをいう。
なお、「携帯端末」とは、携帯情報端末、スマートフォン、携帯電話など、アプリケーションをインストール可能な携帯型コンピュータのことをいう。
第1の発明における記憶部に記憶されている前記アプリケーション及び前記設定ファイルは、1種類であり、前記第1のアプリケーション送信手段は、前記第1の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、前記第2のアプリケーション送信手段は、前記第2の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信することが望ましい。
これによって、アプリケーション提供端末は、1種類のアプリケーションの提供端末に特化され、携帯端末の簡単な操作によって、アプリケーションを提供することができる。なお、1種類とは、1つのOS用の1つのアプリケーション、又は、複数のOSにインストール可能な1つのアプリケーションの複数のバージョンを意味する。
これによって、アプリケーション提供端末は、1種類のアプリケーションの提供端末に特化され、携帯端末の簡単な操作によって、アプリケーションを提供することができる。なお、1種類とは、1つのOS用の1つのアプリケーション、又は、複数のOSにインストール可能な1つのアプリケーションの複数のバージョンを意味する。
第1の発明における第1の近距離無線通信方式は、FeliCa(登録商標)以外のNFC方式であることが望ましい。
これによって、アプリケーション提供端末は、NFC対応携帯端末にアプリケーションを送信することができる。
これによって、アプリケーション提供端末は、NFC対応携帯端末にアプリケーションを送信することができる。
第1の発明における第1の携帯端末は、制御部と、記憶部と、FeliCa(登録商標)以外のNFC方式の近距離無線通信を行うNFCチップと、前記NFCチップを介して受信した前記アプリケーションと前記アプリケーションをインストールするための設定ファイルとを一時的に記憶し、前記設定ファイルを用いて、前記アプリケーションを前記記憶部にインストールする副制御部と、を少なくとも備えることが望ましい。
これによって、第1の携帯端末は、正規のアプリケーション提供サイトから提供されたとはみなされない、アプリケーション提供端末の送信したアプリケーション及び設定ファイルをインストールすることができる。
これによって、第1の携帯端末は、正規のアプリケーション提供サイトから提供されたとはみなされない、アプリケーション提供端末の送信したアプリケーション及び設定ファイルをインストールすることができる。
第1の発明における第2の近距離無線通信方式は、FeliCa(登録商標)方式であることが望ましい。
これによって、アプリケーション提供端末は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末にアプリケーションを送信することができる。
これによって、アプリケーション提供端末は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末にアプリケーションを送信することができる。
第1の発明における第2の携帯端末は、FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信を行うとともに、記憶部を有するFeliCa(登録商標)チップを少なくとも備え、前記アプリケーション提供端末の前記記憶部は、さらに、前記アプリケーションのダウンロード用URL(Uniform Resource Locator)を記憶し、前記第2のアプリケーション送信手段は、前記アプリケーション及び前記設定ファイルの送信前に、前記第2の携帯端末のFeliCa(登録商標)チップに、必要な容量が空いているか否かを確認し、空いている場合には、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、空いていない場合には、前記アプリケーションのダウンロード用URLを送信することが望ましい。
これによって、アプリケーション提供端末は、第2の携帯端末のFeliCa(登録商標)チップに必要な空き容量が空いていない場合には、ダウンロード用URLを送信でき、また、第2の携帯端末は、必要な容量が空いていない場合、当該ダウンロード用URLより、アプリケーション及び設定ファイルをダウンロードすることができる。
これによって、アプリケーション提供端末は、第2の携帯端末のFeliCa(登録商標)チップに必要な空き容量が空いていない場合には、ダウンロード用URLを送信でき、また、第2の携帯端末は、必要な容量が空いていない場合、当該ダウンロード用URLより、アプリケーション及び設定ファイルをダウンロードすることができる。
第1の発明におけるアプリケーション提供端末の制御部は、アプリケーション提供サイトから、前記アプリケーションと前記アプリケーションをインストールするための設定ファイルと前記アプリケーションのダウンロード用URLとを取得して、前記アプリケーション提供端末の前記記憶部に記憶させるアプリケーション取得手段をさらに備えることが望ましい。
これによって、アプリケーション提供端末は、汎用的にアプリケーション及び設定ファイルを記憶部に記憶し、携帯端末に送信することができる。
これによって、アプリケーション提供端末は、汎用的にアプリケーション及び設定ファイルを記憶部に記憶し、携帯端末に送信することができる。
第2の発明は、FeliCa(登録商標)以外のNFC方式である第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末と、FeliCa(登録商標)方式である第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末と、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供端末と、を含むアプリケーション提供システムであって、前記アプリケーション提供端末は、前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と、前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信手段と、前記アプリケーション、当該アプリケーションをインストールするための設定ファイル、及び、当該アプリケーションのダウンロード用URLを記憶する記憶部と、第1のアプリケーション送信手段及び第2のアプリケーション送信手段を備える制御部と、を備え、前記記憶部に記憶されている前記アプリケーション、前記設定ファイル、及び、前記ダウンロード用URLは、1種類であり、前記第1のアプリケーション送信手段は、前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、前記第1の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、前記第2のアプリケーション送信手段は、前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、前記第2の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第2の携帯端末のFeliCa(登録商標)チップに、必要な容量が空いているか否かを確認し、空いている場合には、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、空いていない場合には、前記アプリケーションのダウンロード用URLを送信し、前記第1の携帯端末は、主制御部と、記憶部と、受信した前記アプリケーションと前記アプリケーションをインストールするための設定ファイルとを一時的に記憶し、前記主制御部に、前記設定ファイルを用いて、前記アプリケーションを前記記憶部にインストールさせる副制御部と、を少なくとも備え、前記第2の携帯端末は、FeliCa(登録商標)方式の通信を行うとともに、記憶部を有するFeliCa(登録商標)チップを少なくとも備えることを特徴とするアプリケーション提供システムである。
第2の発明によって、アプリケーション提供システムによって、アプリケーション提供端末は、ネットワーク回線の有無にかかわらず、NFC対応携帯端末、及び、FeliCa(登録商標)対応携帯端末にアプリケーション及び設定ファイルを送信することができる。また、アプリケーション提供端末は、1種類のアプリケーションの提供端末に特化され、携帯端末の簡単な操作によって、アプリケーションを提供することができる。また、NFC対応携帯端末は、正規のアプリケーション提供サイトから提供されたとはみなされない、アプリケーション提供端末の送信したアプリケーション及び設定ファイルをインストールすることができる。さらに、アプリケーション提供端末は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末のFeliCa(登録商標)チップに必要な空き容量が空いていない場合には、ダウンロード用URLを送信でき、また、第2の携帯端末は、必要な容量が空いていない場合、当該ダウンロード用URLより、アプリケーション及び設定ファイルを記憶部にダウンロードすることができる。
第3の発明は、第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末、及び、第1の近距離無線通信方式とは異なる第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供方法であって、コンピュータが、前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信ステップと、前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信ステップと、前記アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを記憶する記憶部から読み出すステップと、前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第1のアプリケーション送信ステップと、前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第2のアプリケーション送信ステップと、を実行することを特徴とするアプリケーション提供方法である。
第3の発明によって、コンピュータは、ネットワーク回線の有無にかかわらず、第1の携帯端末及び第2の携帯端末にアプリケーション及び設定ファイルを送信することができる。
第3の発明によって、コンピュータは、ネットワーク回線の有無にかかわらず、第1の携帯端末及び第2の携帯端末にアプリケーション及び設定ファイルを送信することができる。
第4の発明は、第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末、及び、第1の近距離無線通信方式とは異なる第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータに、前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信ステップと、前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信ステップと、前記アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを記憶する記憶部から読み出すステップと、前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第1のアプリケーション送信ステップと、前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第2のアプリケーション送信ステップと、を実行させるためのプログラムである。
第4の発明を汎用のコンピュータにインストールすることによって、第1の発明のアプリケーション提供装置を得て、第3の発明のアプリケーション提供方法を実行することができる。
第4の発明を汎用のコンピュータにインストールすることによって、第1の発明のアプリケーション提供装置を得て、第3の発明のアプリケーション提供方法を実行することができる。
本発明により、有線又は無線ネットワーク回線の有無にかかわらず、様々な場所にアプリケーション提供端末を設置できる。これによって、携帯端末のユーザは、ネットワーク回線のない場所でも、簡便にアプリケーションのダウンロード及びインストールができる。また、携帯端末のユーザは、アプリケーションのダウンロード用URLを知る必要がない。
また、アプリケーション提供端末は、携帯端末が、NFC対応携帯端末でも、FeliCa(登録商標)対応携帯端末でも、アプリケーションを提供することができる。
アプリケーションのダウンロードがどこでもできるので、アプリケーションのダウンロード率の向上や、アプリケーション提供端末を設置した店舗の集客の増加につなげることができる。
また、アプリケーション提供端末は、携帯端末が、NFC対応携帯端末でも、FeliCa(登録商標)対応携帯端末でも、アプリケーションを提供することができる。
アプリケーションのダウンロードがどこでもできるので、アプリケーションのダウンロード率の向上や、アプリケーション提供端末を設置した店舗の集客の増加につなげることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、アプリケーション提供端末1を含むアプリケーション提供システム4の適用例を示す図である。アプリケーション提供端末1が台6の上に設置され、その付近に、NFC対応携帯端末2を所持しているユーザ51と、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3を所持しているユーザ52とが図示されている。以下、NFC対応携帯端末2とFeliCa(登録商標)対応携帯端末3とを合わせて、携帯端末ということがある。
図1は、アプリケーション提供端末1を含むアプリケーション提供システム4の適用例を示す図である。アプリケーション提供端末1が台6の上に設置され、その付近に、NFC対応携帯端末2を所持しているユーザ51と、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3を所持しているユーザ52とが図示されている。以下、NFC対応携帯端末2とFeliCa(登録商標)対応携帯端末3とを合わせて、携帯端末ということがある。
アプリケーション提供端末1は、有線又は無線ネットワーク回線のない場所に設置されてもよいし、例えば、店舗内に設置されてもよい。アプリケーション提供端末1は、その記憶部に、アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを記憶している。
NFC対応携帯端末2を所有しているユーザ51は、アプリケーション提供端末1を見つけて、NFC対応携帯端末2をアプリケーション提供端末1に近づける。すると、アプリケーション提供端末1とNFC対応携帯端末2との間で、NFC方式の近距離無線通信が行われ、NFC対応携帯端末2の表示部に、「アプリケーションをダウンロードしますか?」、「OK」ボタン、及び、「NG」ボタンが表示される。
ここで、ユーザは、「OK」ボタンを押すと、アプリケーション提供端末1は、これに応答して、記憶されているアプリケーション及び設定ファイルを、NFC方式の近距離無線通信によって送信する。NFC対応携帯端末2は、これらを受信し、設定ファイルを用いて、当該アプリケーションをインストールする。
ユーザが、「NG」ボタンを押した場合には、アプリケーション提供端末1とNFC対応携帯端末2との間で、アプリケーションの送受信は行われない。
ユーザが、「NG」ボタンを押した場合には、アプリケーション提供端末1とNFC対応携帯端末2との間で、アプリケーションの送受信は行われない。
同様に、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3を所有しているユーザ52は、アプリケーション提供端末1を見つけて、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3をアプリケーション提供端末1に近づける。すると、アプリケーション提供端末1とFeliCa(登録商標)対応携帯端末3との間で、FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信が行われ、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の表示部に、「アプリケーションをダウンロードしますか?」、「OK」ボタン、及び、「NG」ボタンが表示される。
ここで、ユーザは、「OK」ボタンを押すと、アプリケーション提供端末1は、これに応答して、記憶されているアプリケーション及び設定ファイルを、FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信によって送信する。FeliCa(登録商標)対応携帯端末3は、これらを受信し、設定ファイルを用いて、当該アプリケーションをインストールする。
ユーザが、「NG」ボタンを押した場合には、アプリケーション提供端末1とFeliCa(登録商標)対応携帯端末3との間で、アプリケーションの送受信は行われない。
ユーザが、「NG」ボタンを押した場合には、アプリケーション提供端末1とFeliCa(登録商標)対応携帯端末3との間で、アプリケーションの送受信は行われない。
なお、本願でいう近距離無線通信とは、近接場型の無線通信(NFC:Near Field Communication)のことを指す。近距離無線通信とは、もともと非接触ICカードやRFID(Radio Frequency IDentification)タグなどに使用されているもので、13.56MHzの高周波磁界を媒体として数cmから10cm程度の近距離で電力と情報の伝送を行う技術である。
NFC方式の近距離無線通信とは、ISO/IEC21481(NFCIP−2)規格に沿った通信方式、又は、将来これを含んで拡張される通信方式を意味する。
NFCデバイス(NFCチップ)には、対応すべき3つのモードが定められている。
・リーダ/ライタモード
NFCデバイスが、非接触ICカードに相当するデバイスから、データの読み込み及び書き込みを行うモード。
・カードエミュレーションモード
NFCデバイスが、非接触ICカードの役割をするモード。
・P2Pモード
NFCデバイスが、他のNFCデバイスと、双方向通信をするモード。
NFCデバイス(NFCチップ)には、対応すべき3つのモードが定められている。
・リーダ/ライタモード
NFCデバイスが、非接触ICカードに相当するデバイスから、データの読み込み及び書き込みを行うモード。
・カードエミュレーションモード
NFCデバイスが、非接触ICカードの役割をするモード。
・P2Pモード
NFCデバイスが、他のNFCデバイスと、双方向通信をするモード。
FeliCa(登録商標)とは、ソニー(登録商標)株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式である。
FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信とは、この規格によって規定される通信方式を意味する。リーダ/ライタと非接触ICカード間の物理層の伝送特性は、変調方式にASK(Amplitude Shift Keying)を用い、符号化方式にマンチェスタ符号を用いている。伝送速度は、212kb/s又は424kb/sである。
このFeliCa(登録商標)の通信方式の規格は、ISO/IEC18092(NFCIP−1)に含まれる。
また、FeliCa(登録商標)チップ内には、一般的なツリー構造を有するファイルシステムとなっている記憶部を備えている。
FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信とは、この規格によって規定される通信方式を意味する。リーダ/ライタと非接触ICカード間の物理層の伝送特性は、変調方式にASK(Amplitude Shift Keying)を用い、符号化方式にマンチェスタ符号を用いている。伝送速度は、212kb/s又は424kb/sである。
このFeliCa(登録商標)の通信方式の規格は、ISO/IEC18092(NFCIP−1)に含まれる。
また、FeliCa(登録商標)チップ内には、一般的なツリー構造を有するファイルシステムとなっている記憶部を備えている。
NFC方式の近距離無線通信に対応している携帯端末と、FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信に対応している携帯端末があるため、アプリケーション提供端末1は、両方の携帯端末に対応できる仕様となっている。
[各端末のハードウェア構成]
図2は、アプリケーション提供端末1のハードウェア構成図である。なお、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
図2は、アプリケーション提供端末1のハードウェア構成図である。なお、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
アプリケーション提供端末1を実現するコンピュータは、制御部11、記憶部12、NFCチップ131、FeliCa(登録商標)R/W132、通信制御部133、メディア入出力部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17、電源181、スイッチ182などが、バス19を介して接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス19を介して接続された各装置を駆動制御し、アプリケーション提供端末1が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
なお、ROM及びRAMは、後述する記憶部12に含まれるとしてもよい。
なお、ROM及びRAMは、後述する記憶部12に含まれるとしてもよい。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、各種の手段として実行される。
アプリケーション提供端末1が携帯端末に提供するアプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルは、制御部11のROMに予め記憶しておいてもよい。その場合、OSなどもROMに記憶できれば、記憶部12はなくてもよい。あるいは、アプリケーション及び設定ファイルは、予め記憶部12に記憶しておいてもよい。
NFCチップ131は、NFC対応携帯端末2とNFC方式の近距離無線通信を行うためのものである。図示しないアンテナを用いて、NFC対応携帯端末2とデータの送受信を行う。
FeilCa(登録商標)R/W(リーダ/ライタ)132は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3とFeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信を行うためのものである。図示しないアンテナを用いて、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3とデータの送受信を行う。
通信制御部133は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
この通信制御部133は、有線又は無線のネットワーク回線を介して、アプリケーション提供サイトなどから、アプリケーション及びその設定ファイルをダウンロードする場合に使われる。このため、ネットワークからアプリケーション及び設定ファイルをダウンロードする必要がない場合には、通信制御部133は必要ない。
また、アプリケーション提供端末1が、実際に運用されている場面では、通信制御部133は、ネットワーク回線に接続されている必要はない。
また、アプリケーション提供端末1が、実際に運用されている場面では、通信制御部133は、ネットワーク回線に接続されている必要はない。
メディア入出力部14(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。表示部16は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。なお、入力部15及び表示部16は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
周辺機器I/F(インタフェース)部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
メディア入出力部14、入力部15、表示部16、及び、周辺機器I/F部17は、必要に応じてあればよく、なくてもよい。
電源181は、アプリケーション提供端末1に電力を供給するためのバッテリーである。
スイッチ182は、アプリケーション提供端末1の電源をON又はOFFにするためのものである。バス19は、各ユニット間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
スイッチ182は、アプリケーション提供端末1の電源をON又はOFFにするためのものである。バス19は、各ユニット間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
アプリケーション及び設定ファイルは、前述した以外に、メディア入出力部14からメディアによって入力してもよいし、周辺機器I/F部17からUSBメモリなどによって入力してもよい。
図3は、NFC対応携帯端末2のハードウェア構成図である。なお、図3のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
NFC対応携帯端末2を実現するコンピュータは、制御部21、副制御部22、NFCチップ23、通信制御部24、入力部25、表示部26、電源27、スイッチ28などが、バス29を介して接続される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、ROM等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス29を介して接続された各装置を駆動制御し、NFC対応携帯端末2が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、ROM等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
なお、ROM及びRAMは、図示しない記憶部としてもよい。
なお、ROM及びRAMは、図示しない記憶部としてもよい。
副制御部22は、制御部21とは異なる制御部で、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。副制御部22は、アプリケーション提供端末1から後述するNFCチップ23経由で提供されたアプリケーション及び設定ファイルを副制御部22のRAMに記憶する。そして、副制御部22は、この設定ファイルを用いて、制御部21のRAMなどに、アプリケーションをインストールする。制御部21は、正規にアプリケーション提供サイトからダウンロードしたアプリケーション及び設定ファイルでなければ、インストールできないからである。
NFCチップ23は、アプリケーション提供端末1とNFC方式の近距離無線通信を行うためのものである。図示しないアンテナを用いて、アプリケーション提供端末1とデータの送受信を行う。また、NFCチップ23は、チップ内に記憶部を備えている。
通信制御部24は、通信制御装置、通信ポート等を有し、NFC対応携帯端末2とネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、他のコンピュータ又は携帯端末との通信制御を行う。ネットワークは、無線回線であるが、途中有線回線も含むことがある。
入力部25は、データの入力を行い、例えば、テンキー、小型キーボード等の入力装置を有する。入力部25を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。表示部26は、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。なお、入力部25及び表示部26は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
電源27は、NFC対応携帯端末2に電力を供給するためのバッテリーである。
スイッチ28は、NFC対応携帯端末2の電源をON又はOFFにするためのものである。バス29は、各ユニット間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
スイッチ28は、NFC対応携帯端末2の電源をON又はOFFにするためのものである。バス29は、各ユニット間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図4は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3のハードウェア構成図である。なお、図4のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成をとることが可能である。
FeliCa(登録商標)対応携帯端末3を実現するコンピュータは、制御部31、FeliCaチップ32、通信制御部33、入力部34、表示部35、電源36、スイッチ37などが、バス38を介して接続される。
ここで、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の制御部31、通信制御部33、入力部34、表示部35、電源36、スイッチ37、及び、バス38は、それぞれ、NFC対応携帯端末2の制御部21、通信制御部24、入力部25、表示部26、電源27、スイッチ28、及び、バス29とほぼ同一であるので、その説明を省略する。
FeliCaチップ32は、アプリケーション提供端末1とFeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信を行うためのものである。図示しないアンテナを用いて、アプリケーション提供端末1とデータの送受信を行う。また、FeliCa(登録商標)チップ32は、チップ内にツリー構造を有するファイルシステムとなっている記憶部を備えている。
[アプリケーション提供端末1とNFC対応携帯端末2との処理]
次に、図5を用いて、アプリケーション提供端末1のNFC対応携帯端末2へのアプリケーション提供処理を説明する。
次に、図5を用いて、アプリケーション提供端末1のNFC対応携帯端末2へのアプリケーション提供処理を説明する。
まず、アプリケーション提供端末1は、アプリケーション提供サイト7などから、アプリケーション、及び、設定ファイルを取得する。この処理は、アプリケーション提供端末1が、NFC対応携帯端末2へアプリケーションを提供する処理の前提となるものである。この処理の間は、アプリケーション提供端末1は、有線又は無線ネットワーク回線に接続されている。
最初に、アプリケーション提供端末1の制御部11は、アプリケーション提供サイト7に、アプリケーション、及び、当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを要求する(S11)。これには、通常の有線又は無線ネットワーク回線を用いる。
この設定ファイルは、携帯端末のOS(例えば、Linux(登録商標)系のOS)におけるシェルスクリプトやMakefileなどであって、アプリケーションをインストールする時の各コマンドの動作や、ファイルシステムにおけるアプリケーションのインストール位置などを記述したものである。
次に、アプリケーション提供サイト7は、アプリケーション提供端末1に、アプリケーション、及び、設定ファイルを送信する(S12)。アプリケーションは、一般に複数のファイルで構成されており、書庫ソフトで書庫にされ、圧縮ソフトで圧縮されていてもよい。そして、アプリケーション提供端末1の制御部11は、アプリケーション、及び、設定ファイルを受信し、制御部11のRAM又は記憶部12に記憶する。
ここでは、アプリケーション提供端末1は、通常の有線又は無線ネットワーク回線を用いて、アプリケーション提供サイト7から、アプリケーション等を取得したが、例えば、光ディスクなどのメディアや、USBメモリから取得してもよいし、予めROMや記憶部12に記憶されていてもよい。
なお、シーケンス図中の矢印において、矢の部分が塗りつぶされた矢印(例えば、S11)は、同期メッセージを表し、矢の部分が塗りつぶされていない矢印(例えば、S12)は、非同期メッセージを表す。
次に、アプリケーション提供端末1は、NFC対応携帯端末2へアプリケーションを提供する処理を行う。これは、実際に店舗などに、アプリケーション提供端末1が設置されている場面である。この時は、アプリケーション提供端末1は、有線又は無線ネットワーク回線に接続されていなくてもよい。
NFC対応携帯端末2のNFCチップ23は、標準状態では、前述したリーダ/ライタモードとなっている。このため、アプリケーション提供端末1のNFCチップ131は、前述したカードエミュレーションモードとなっている必要がある。
NFC対応携帯端末2は、NFC方式の近距離無線通信用に、NFCチップ23からアンテナを介して、磁界を発生させている。
NFC対応携帯端末2を所持する図示しないユーザ51は、アプリケーション提供端末1を見つけて、NFC対応携帯端末2の磁界内のNFC方式による近距離無線通信が可能な位置に、アプリケーション提供端末1が入るようにする。
NFC対応携帯端末2を所持する図示しないユーザ51は、アプリケーション提供端末1を見つけて、NFC対応携帯端末2の磁界内のNFC方式による近距離無線通信が可能な位置に、アプリケーション提供端末1が入るようにする。
すると、NFC対応携帯端末2のNFCチップ23とアプリケーション提供端末1のNFCチップ131との間で、パラメータの交換を行い、通信速度などの条件を確認する初期設定が行われる。そして、アプリケーション提供端末1のNFCチップ131は、NFC対応携帯端末2のNFCチップ23に、通信の確立の信号を送信する(S13)。
次に、アプリケーション提供端末1の制御部11は、NFC対応携帯端末2に、「アプリケーションをダウンロードしますか?」というメッセージを送信する(S14)。
すると、NFC対応携帯端末2の制御部21は、表示部26に、「アプリケーションをダウンロードしますか?」、「OK」ボタン、及び、「NG」ボタンを表示する。そして、NFC対応携帯端末2の制御部21は、ユーザ51によって、入力部25から「OK」、又は、「NG」が入力される(S15)。
そして、NFC対応携帯端末2の制御部21は、アプリケーション提供端末1に、ユーザ51の入力に従って、「OK」、又は、「NG」のメッセージを送信する(S16)。
次に、S16で「OK」を受信した場合には、アプリケーション提供端末1の制御部11は、NFCチップ131のモードを、P2Pモードに変更する(S17)。また、S16で「OK」を送信した場合には、NFC対応携帯端末2の制御部21は、NFCチップ23のモードを、P2Pモードに変更する。
なお、シーケンス図中の、左上にalt(alternativeの略)と記載された矩形は、破線で上部と下部に分けられ、矩形の上部の最上行に記載した条件(この場合は、[OKの場合])が真の場合には、上部のシーケンス図が処理され、偽の場合、すなわち、矩形の下部の最上行に記載した条件(この場合は、[NGの場合])が真の場合には、下部のシーケンス図が処理される、という意味である。
次に、アプリケーション提供端末1の制御部11は、取得しておいたアプリケーション及び設定ファイルを、NFCチップ131から、NFC対応携帯端末2に送信する(S19)。そして、NFC対応携帯端末2の副制御部22は、NFCチップ23を介して受信したアプリケーション及び設定ファイルを、副制御部22内のRAMなどの記憶部に記憶する。
次に、NFC対応携帯端末2の副制御部22は、副制御部22内に記憶している設定ファイルを用いて、副制御部22内に記憶しているアプリケーションを、制御部21内のRAM又は記憶部など、正規にアプリケーションがインストールされるべき場所にインストールする(S20)。このとき、必要ならば事前に、アプリケーションを解凍(逆圧縮)し、書庫から復元する。
次に、NFC対応携帯端末2の制御部21は、NFCチップ23のモードを、標準状態のリーダ/ライタモードに変更する(S21)。
また、アプリケーション提供端末1の制御部11は、NFCチップ131のモードをカードエミュレーションモードに変更する(S22)。
また、アプリケーション提供端末1の制御部11は、NFCチップ131のモードをカードエミュレーションモードに変更する(S22)。
一方、S16で「NG」を受信した場合には、アプリケーション提供端末1の制御部11は、その後の処理を行わない。同様に、S16で「NG」を送信した場合には、NFC対応携帯端末2の制御部21は、その後の処理を行わない。
以上で、アプリケーション提供端末1のNFC対応携帯端末2へのアプリケーション提供処理は終了である。
[アプリケーション提供端末1とFeliCa(登録商標)対応携帯端末3との処理]
次に、図6を用いて、アプリケーション提供端末1のFeliCa(登録商標)対応携帯端末3へのアプリケーション提供処理を説明する。
次に、図6を用いて、アプリケーション提供端末1のFeliCa(登録商標)対応携帯端末3へのアプリケーション提供処理を説明する。
まず、アプリケーション提供端末1は、アプリケーション提供端末7などから、アプリケーション、設定ファイル、及び、ダウンロード用URL(Uniform Resource Locator)を取得する。この処理は、アプリケーション提供端末1が、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3へアプリケーションを提供する処理の前提となるものである。この処理の間は、アプリケーション提供端末1は、有線又は無線ネットワーク回線に接続されている。
最初に、アプリケーション提供端末1の制御部11は、アプリケーション提供サイト7に、アプリケーション、当該アプリケーションをインストールするための設定ファイル、及び、当該アプリケーションのダウンロード用URLを要求する(S31)。これには、通常の有線又は無線ネットワーク回線を用いる。
次に、アプリケーション提供サイト7は、アプリケーション提供端末1に、アプリケーション、設定ファイル、及び、ダウンロード用URLを送信する(S32)。アプリケーションは、一般に複数のファイルで構成されており、書庫ソフトで書庫にされ、圧縮ソフトで圧縮されていてもよい。そして、アプリケーション提供端末1の制御部11は、アプリケーション、設定ファイル、及び、ダウンロード用URLを受信し、制御部11のRAM又は記憶部12に記憶する。
なお、設定ファイルの意味、及び、アプリケーション提供端末1が、アプリケーション等を、予めROM等に記憶していてもよいことは、図5において、NFC対応携帯端末2へのアプリケーション提供処理で説明したことと同一である。
なお、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3と、前述したNFC対応携帯端末2とで、OS(Operating System)が同一である場合には、同一のアプリケーション、及び、設定ファイルを用いることができる。
次に、アプリケーション提供端末1は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3へアプリケーションを提供する処理を行う。これは、実際に店舗などに、アプリケーション提供端末1が設置されている場面である。この時は、アプリケーション提供端末1は、有線又は無線ネットワーク回線に接続されていなくてもよい。
アプリケーション提供端末1は、FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信用に、FeliCa(登録商標)R/W132からアンテナを介して、磁界を発生させている。
FeliCa(登録商標)対応携帯端末3を所持する図示しないユーザ52は、アプリケーション提供端末1を見つけて、アプリケーション提供端末1の磁界内のFeliCa(登録商標)方式による近距離無線通信が可能な位置に、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3が入るようにする。
FeliCa(登録商標)対応携帯端末3を所持する図示しないユーザ52は、アプリケーション提供端末1を見つけて、アプリケーション提供端末1の磁界内のFeliCa(登録商標)方式による近距離無線通信が可能な位置に、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3が入るようにする。
すると、アプリケーション提供端末1のFeliCa(登録商標)R/W132とFeliCa(登録商標)対応携帯端末3のFeliCa(登録商標)チップ32との間で、パラメータの交換を行い、通信速度などの条件を確認する初期設定が行われる。そして、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3のFeliCa(登録商標)チップ32は、アプリケーション提供端末1のFeliCa(登録商標)R/W132に、通信の確立の信号を送信する(S33)。
次に、アプリケーション提供端末1の制御部11は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3に、「アプリケーションをダウンロードしますか?」というメッセージを送信する(S34)。
すると、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の制御部31は、表示部35に、「アプリケーションをダウンロードしますか?」、「OK」ボタン、及び、「NG」ボタンを表示する。そして、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の制御部31は、ユーザ52によって、入力部34から「OK」、又は、「NG」が入力される(S35)。
そして、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3制御部31は、アプリケーション提供端末1に、ユーザ52の入力に従って、「OK」、又は、「NG」のメッセージを送信する(S36)。
次に、S36で「OK」を受信した場合には、アプリケーション提供端末1の制御部11は、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3に、FeliCa(登録商標)チップ32内の記憶部に、アプリケーション及び設定ファイルを記憶するのに必要な容量が空いているか、確認する(S37)。
すると、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の制御部31又はFeliCa(登録商標)チップ32は、FeliCa(登録商標)チップ32内の記憶部の空き容量を確認し、「空いている」、又は、「空いていない」のメッセージを、アプリケーション提供端末1へ送信する(S38)。
次に、S38で「空いている」というメッセージを受信した場合には、アプリケーション提供端末1の制御部11は、取得しておいたアプリケーション及び設定ファイルを、FeliCa(登録商標)R/W132から、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3に送信する(S39)。すると、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3のFeliCa(登録商標)チップ32は、アプリケーション及び設定ファイルを、内部の記憶部に記憶する。
そして、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の制御部31は、受信した設定ファイルを用いて、アプリケーションをインストールする(S40)。このとき、必要ならば事前に、アプリケーションを解凍(逆圧縮)し、書庫から復元する。
一方、S38で「空いていない」というメッセージを受信した場合には、アプリケーション提供端末1の制御部11は、アプリケーションのダウンロード用URLを、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3に送信する(S41)。すると、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3のFeliCa(登録商標)チップ32は、ダウンロード用URLを、内部の記憶部に記憶する。
すると、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の制御部31は、受信したダウンロード用URLから、アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを、制御部31のRAM又は記憶部などにダウンロードし、この設定ファイルを用いて、アプリケーションをインストールする(S42)。なお、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3は、アプリケーションのダウンロード及びインストールを、後ほどやってもよい。
一方、S36で「NG」を受信した場合には、アプリケーション提供端末1の制御部11は、その後の処理を行わない。同様、S36で「NG」を送信した場合には、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3の制御部31は、その後の処理を行わない。
以上で、アプリケーション提供端末1のFeliCa(登録商標)対応携帯端末3へのアプリケーション提供処理は終了である。
[実施形態の効果]
本実施形態により、有線又は無線ネットワーク回線の有無にかかわらず、様々な場所にアプリケーション提供端末1を設置できる。これによって、携帯端末のユーザは、ネットワーク回線のない場所でも、簡便にアプリケーションのダウンロード及びインストールができる。また、携帯端末のユーザは、アプリケーションのダウンロード用URLを知る必要がない。
また、アプリケーション提供端末1は、携帯端末が、NFC対応携帯端末2でも、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3でも、アプリケーションを提供することができる。
アプリケーションのダウンロードがどこでもできるので、アプリケーションのダウンロード率の向上や、アプリケーション提供端末1を設置した店舗の集客の増加につなげることができる。
本実施形態により、有線又は無線ネットワーク回線の有無にかかわらず、様々な場所にアプリケーション提供端末1を設置できる。これによって、携帯端末のユーザは、ネットワーク回線のない場所でも、簡便にアプリケーションのダウンロード及びインストールができる。また、携帯端末のユーザは、アプリケーションのダウンロード用URLを知る必要がない。
また、アプリケーション提供端末1は、携帯端末が、NFC対応携帯端末2でも、FeliCa(登録商標)対応携帯端末3でも、アプリケーションを提供することができる。
アプリケーションのダウンロードがどこでもできるので、アプリケーションのダウンロード率の向上や、アプリケーション提供端末1を設置した店舗の集客の増加につなげることができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る手のばし検出装置の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 アプリケーション提供端末
131 NFCチップ
132 FeliCa(登録商標)R/W
2 NFC対応携帯端末
22 副制御部
23 NFCチップ
3 FeliCa(登録商標)対応携帯端末
32 FeliCa(登録商標)チップ
4 アプリケーション提供システム
51、52 ユーザ
6 台
7 アプリケーション提供サイト
131 NFCチップ
132 FeliCa(登録商標)R/W
2 NFC対応携帯端末
22 副制御部
23 NFCチップ
3 FeliCa(登録商標)対応携帯端末
32 FeliCa(登録商標)チップ
4 アプリケーション提供システム
51、52 ユーザ
6 台
7 アプリケーション提供サイト
Claims (10)
- 第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末、及び、第1の近距離無線通信方式とは異なる第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供端末であって、
前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と、
前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信手段と、
前記アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを記憶する記憶部と、
第1のアプリケーション送信手段及び第2のアプリケーション送信手段を備える制御部と、
を備え、
前記第1のアプリケーション送信手段は、前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、
前記第2のアプリケーション送信手段は、前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する
ことを特徴とするアプリケーション提供端末。 - 前記記憶部に記憶されている前記アプリケーション及び前記設定ファイルは、1種類であり、
前記第1のアプリケーション送信手段は、
前記第1の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、
前記第2のアプリケーション送信手段は、
前記第2の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション提供端末。 - 前記第1の近距離無線通信方式は、
FeliCa(登録商標)以外のNFC方式である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアプリケーション提供端末。 - 前記第1の携帯端末は、
制御部と、
記憶部と、
FeliCa(登録商標)以外のNFC方式の近距離無線通信を行うNFCチップと、
前記NFCチップを介して受信した前記アプリケーションと前記アプリケーションをインストールするための設定ファイルとを一時的に記憶し、前記設定ファイルを用いて、前記アプリケーションを前記記憶部にインストールする副制御部と、を少なくとも備える
ことを特徴とする請求項3に記載のアプリケーション提供端末。 - 前記第2の近距離無線通信方式は、
FeliCa(登録商標)方式である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のアプリケーション提供端末。 - 前記第2の携帯端末は、
FeliCa(登録商標)方式の近距離無線通信を行うとともに、記憶部を有するFeliCa(登録商標)チップを少なくとも備え、
前記アプリケーション提供端末の前記記憶部は、さらに、前記アプリケーションのダウンロード用URLを記憶し、
前記第2のアプリケーション送信手段は、
前記アプリケーション及び前記設定ファイルの送信前に、前記第2の携帯端末のFeliCa(登録商標)チップに、必要な容量が空いているか否かを確認し、空いている場合には、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、空いていない場合には、前記アプリケーションのダウンロード用URLを送信する
ことを特徴とする請求項5に記載のアプリケーション提供端末。 - 前記アプリケーション提供端末の前記制御部は、
アプリケーション提供サイトから、前記アプリケーションと前記アプリケーションをインストールするための設定ファイルと前記アプリケーションのダウンロード用URLとを取得して、前記アプリケーション提供端末の前記記憶部に記憶させるアプリケーション取得手段
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載のアプリケーション提供端末。 - FeliCa(登録商標)以外のNFC方式である第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末と、FeliCa(登録商標)方式である第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末と、前記第1の携帯端末及び前記第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供端末と、を含むアプリケーション提供システムであって、
前記アプリケーション提供端末は、
前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と、
前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信手段と、
前記アプリケーション、当該アプリケーションをインストールするための設定ファイル、及び、当該アプリケーションのダウンロード用URLを記憶する記憶部と、
第1のアプリケーション送信手段及び第2のアプリケーション送信手段を備える制御部と、
を備え、
前記記憶部に記憶されている前記アプリケーション、前記設定ファイル、及び、前記ダウンロード用URLは、1種類であり、
前記第1のアプリケーション送信手段は、前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、前記第1の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、
前記第2のアプリケーション送信手段は、前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、前記第2の携帯端末からダウンロード許可があった場合に、当該第2の携帯端末のFeliCa(登録商標)チップに、必要な容量が空いているか否かを確認し、空いている場合には、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信し、空いていない場合には、前記アプリケーションのダウンロード用URLを送信し、
前記第1の携帯端末は、
主制御部と、
記憶部と、
受信した前記アプリケーションと前記アプリケーションをインストールするための設定ファイルとを一時的に記憶し、前記主制御部に、前記設定ファイルを用いて、前記アプリケーションを前記記憶部にインストールさせる副制御部と、
を少なくとも備え、
前記第2の携帯端末は、
FeliCa(登録商標)方式の通信を行うとともに、記憶部を有するFeliCa(登録商標)チップを少なくとも備える
ことを特徴とするアプリケーション提供システム。 - 第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末、及び、第1の近距離無線通信方式とは異なる第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供方法であって、
コンピュータが、
前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信ステップと、
前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信ステップと、
前記アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを記憶する記憶部から読み出すステップと、
前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第1のアプリケーション送信ステップと、
前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第2のアプリケーション送信ステップと、
を実行することを特徴とするアプリケーション提供方法。 - 第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の携帯端末、及び、第1の近距離無線通信方式とは異なる第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の携帯端末にアプリケーションを提供するアプリケーション提供方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記第1の携帯端末と前記第1の近距離無線通信方式により通信を行う第1の通信ステップと、
前記第2の携帯端末と前記第2の近距離無線通信方式により通信を行う第2の通信ステップと、
前記アプリケーション及び当該アプリケーションをインストールするための設定ファイルを記憶する記憶部から読み出すステップと、
前記第1の携帯端末との通信が確立した後に、当該第1の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第1のアプリケーション送信ステップと、
前記第2の携帯端末との通信が確立した後に、当該第2の携帯端末に、前記アプリケーション及び前記設定ファイルを送信する第2のアプリケーション送信ステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012112945A JP2013239096A (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | アプリケーション提供端末、アプリケーション提供システム、アプリケーション提供方法、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012112945A JP2013239096A (ja) | 2012-05-17 | 2012-05-17 | アプリケーション提供端末、アプリケーション提供システム、アプリケーション提供方法、及び、プログラム |
Publications (1)
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---|---|---|---|---|
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-
2012
- 2012-05-17 JP JP2012112945A patent/JP2013239096A/ja active Pending
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