JP2013236197A - Electrodynamic sound emitting body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ハイブリッド自動車や電気自動車など静粛性の高い電動移動体において、車両周辺の歩行者に自車両の接近もしくはその存在を報知するための報知音発生装置や、トラックなどの商用車両のバック警報装置、右左折音声案内装置などに用いられる動電型放音体に関するものである。 The present invention relates to a sound generator for notifying a pedestrian around a vehicle or the presence of the vehicle to a pedestrian around the vehicle in a highly quiet electric vehicle such as a hybrid vehicle or an electric vehicle, and a back of a commercial vehicle such as a truck. The present invention relates to an electrodynamic sound emitting body used for an alarm device, a left / right turn voice guidance device, and the like.
このような報知装置、警報装置、音声案内装置などに利用される動電型放音体(スピーカ)は車両外部に搭載されるのが普通であり、そのため風雨に曝されても十分に機能を発揮すべく、高い信頼性が望まれている。特に風雨に曝される車両前後のバンパや、タイヤハウス、エンジンルーム等の場所に止むを得ずスピーカを設置しなければならない場合、スピーカの耐水対策が不可欠である。 Electrodynamic sound emitting bodies (speakers) used for such alarm devices, alarm devices, voice guidance devices and the like are usually mounted outside the vehicle, and thus function sufficiently even when exposed to wind and rain. High reliability is desired to demonstrate. Especially when speakers must be installed in places such as bumpers before and after vehicles exposed to wind and rain, tire houses, engine rooms, etc., water resistance measures for the speakers are indispensable.
特許文献1には、音波を発する振動板の後方に設けられたフレームの外周部にエッヂ支持部が形成され、エッヂ支持部後方にフレームを貫通する水抜き穴が形成されたスピーカが記載されている。この特許文献1に記載されたスピーカは、振動板背面空間に進入した水滴はフレームとエッヂ部材とに囲まれた空間に達するが、その後、水抜き穴を通じてスピーカの外部へ排出される。このようにして特許文献1に記載されたスピーカは振動板への水滴の影響を排除している。
また、特許文献2は、屋外や浴室等の多湿環境に設置されるスピーカユニットの水抜き穴を開示している。このスピーカユニットは、水抜き穴及び湿気抜き穴を有するユニット本体にスピーカ開口部を設け、スピーカをスピーカ開口部に臨ませてユニット本体内にスピーカを配設している。更にスピーカを背面から覆うスピーカ密閉ケースをスピーカ保持部材に取り付けて、水抜き穴及び湿気抜き穴を含む領域に対して隔離されたスピーカを含む略密閉状態の領域をユニット本体に形成している。
Moreover,
なお、特許文献2では、スピーカ背面から発せられる逆位相音が水抜き穴から漏れてスピーカ正面に回りこむことにより正相音が逆相音に打ち消されて音質が低下するという課題が開示され、その課題を解決するためにスピーカを背面から覆うスピーカ密閉ケースを設け、水抜き穴や湿気抜き穴を含む領域から隔離したことが開示されている。
Incidentally,
特許文献1に記載されたスピーカは、単にフレームの最下部に穴を設けただけであり、穴からの音の漏れにより、前方に放射される音と干渉して、スピーカ全体としての周波数特性が劣化する恐れがある。また、特許文献2に記載されたスピーカユニットでは、スピーカ背面を密閉ケースによって覆うことで、水抜き穴や湿気抜き穴の存在する領域からスピーカ本体を分離することにより、周波数特性の劣化を抑制しているが、密閉ケースが必要である。
The speaker described in
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、単純な構成で水抜き
穴からの音の漏れを抑制し、周波数特性の劣化が小さい動電型放音体を提供することを目的とする。
The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and provides an electrodynamic sound emitting body that suppresses sound leakage from a drain hole with a simple configuration and has little deterioration in frequency characteristics. For the purpose.
この発明は、底部及び側壁部を有する形状のアウターヨークと、アウターヨークに囲まれて配置されたマグネットとインナーヨークとを含む磁気回路部と、磁気回路部に形成された磁気ギャップ内に配設されたコイルと、コイルが固定された振動板と、振動板とアウターヨークの側壁部とを弾性的に連結する第一弾性部材と、アウターヨークを覆うケースと、ケース外周部と振動板外周部との間を隙間なく連結する第二弾性部材とを備え、ケースと振動板とアウターヨークの側壁外面とにより音響空間を形成した動電型放音体であって、音響空間とケース外部とを連通する空間を有し、ケースと一体的に形成したドレイン管を備えるようにした。 According to the present invention, an outer yoke having a shape having a bottom portion and a side wall portion, a magnetic circuit portion including a magnet and an inner yoke disposed between the outer yokes, and a magnetic gap formed in the magnetic circuit portion are disposed. A coil, a diaphragm to which the coil is fixed, a first elastic member that elastically connects the diaphragm and the side wall of the outer yoke, a case that covers the outer yoke, a case outer peripheral portion, and a diaphragm outer peripheral portion An electrodynamic sound emitting body having an acoustic space formed by a case, a diaphragm, and an outer surface of a side wall of the outer yoke, wherein the acoustic space and the outside of the case are connected to each other. A drain pipe having a communicating space and formed integrally with the case is provided.
この発明によれば、ケースと一体に形成されたドレイン管を設けた単純な構成で、水抜き穴からの音の漏れを抑制し、周波数特性の劣化が小さい動電型放音体が得られる。 According to the present invention, an electrodynamic sound emitting body with a simple configuration provided with a drain pipe integrally formed with a case, which suppresses sound leakage from a water drain hole and has a low frequency characteristic deterioration can be obtained. .
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1による動電型放音体の構成を示す断面図である。図1において、底と円筒状の側壁とを有する形状に形成され磁性材料からなるアウターヨーク1の内底部に、円柱形状のマグネット2の片端磁極側がアウターヨーク1と同軸状に接着されている。また、磁性材料からなる円柱状のインナーヨーク3が、マグネット2の他端磁極側に、アウターヨーク1やマグネット2と同軸状に接着されている。これらアウターヨーク1、マグネット2、及びインナーヨーク3、によって磁気回路部100が構成されている。以下、図1に一点鎖線で示す、円筒状や円柱状の部品で構成された磁気回路部100の軸20の方向を軸方向と呼ぶ。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration of an electrodynamic sound emitting body according to
磁気回路部100中のアウターヨーク1の内壁面とインナーヨーク3の外周面との間に
形成された磁束密度の高い磁気ギャップ5内に、ボビン6に巻回されたコイル7が挿入されている。ボビン6は、振動板8に接着、もしくは振動板8と同一材料で一体形成されて、振動板8に固定されており、振動板8は、第一弾性部材9によりアウターヨーク1に弾性支持されている。また、振動板8は、アウターヨーク1よりも外側に拡がっており、振動板8の外周部はダンパー80となっている。外周部がダンパー80となっている振動板8は、ケース4の外周部と振動板8の外周部との間を隙間なく連結する第二弾性部材90により、ケースに固定されている。アウターヨーク1はボルト13によってケース4に固定されており、ケース4とアウターヨーク1の側壁外面および振動板8により音響空間22が形成されている。ここでは、アウターヨーク1を内包するケース4は、アウターヨーク1の底部でねじ止め固定されているが、ケース4とアウターヨーク1との固定方法はねじ止め以外であってもよいのは言うまでもない。また、例えば道路上の小さい石や砂などの固形物など外部からの異物の飛散等から振動板8を保護するため、振動板8の前面を覆うようにカバー14が設けられている。このカバー14は、振動板8から放出される音が前方へ放出されるように開口を有するギャラリ140を備えている。なお、カバー14の開口は、ギャラリ140としているが、異物の飛散から振動板8を保護でき、振動板8からの放出音を遮らない程度の開口面積を有していれば、開口の形状はどのようなものであっても構わない。カバー14には外部から水が浸入してきた場合の水抜き用に水抜き穴141が設けられている。
A
ケース4内には、コイル7を駆動するためのアンプなどが組み込まれ防水処置された基板10が設置されている。基板10には、音の信号を発生、制御するためのCPUを備えた電子回路が組み込まれている場合もある。ケース4には、外部から基板10のアンプあるいは電子回路への電気接続のため、ターミナル11を備えたコネクタ12が設けられている。基板10に音の信号を発生、制御するための電子回路が組み込まれている場合、ターミナル11には、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)あるいはハードワイヤーなどといった車両情報を伝送する通信線が接続される場合もある。
In the
図2に、図1のA−A位置での断面図を示す。また、図3に、図2のB−B位置での、上方を省略した断面図を示す。ケース4の外形形状は角型であり、2か所の角の位置にそれぞれドレイン管30a、ドレイン管30bが設けられている。このドレイン管30aおよびドレイン管30bは、ケース4に開けられたそれぞれのドレイン管出口31に接続され、音響空間22に水が入った場合に、水抜き口として作用する。このため、ドレイン管30aまたはドレイン管30bの少なくとも一方の部分が最下方となるよう設置する。
FIG. 2 is a sectional view taken along the line AA in FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view at the position BB in FIG. The outer shape of the
このように、本実施の形態1の動電型放音体200は、音響空間22の水抜き用の開口として、単にケース4の壁に設けた穴だけではなく、音響空間22とケース4の外部とを連通する空間を有するドレイン管30aおよびドレイン管30bを付加したものとしている。水抜き穴として、単にケース4の壁に穴を開けただけでは、音響空間22内から音がケース4の後方に放射されて、前面から放射される音と干渉して、動電型放音体の周波数特性を劣化させる。これに対して、本実施の形態1では、図3の断面図に示すように、ドレイン管30aを設けたことにより、ドレイン管30aの音響空間側の開口からドレイン管出口31までの長さLは、ケース4の壁の厚みtよりも長くなる。ケース4の壁の厚みよりも、音響空間側の開口からドレイン管出口31までの長さが長いと、単にケース4の壁に穴を開けただけのものよりも、音響空間側の開口からドレイン管出口31まで伝播する音の減衰が大きくなる。このように、ドレイン管30aを付加したので、音がドレイン管30a内を伝播する間に減衰するため、ドレイン管出口31からケース4の後方に放射される音圧を低減できる。よって、前面から放射される音との干渉が抑えられ、周波数特性の劣化が少ない動電型放音体が得られる。なお、ドレイン管30bもドレイン管30aと同様の構成である。
As described above, the electrodynamic
ケース4は、樹脂製であり、型を用いて作製する。車両外部において使用する動電型放音体では、使用する樹脂には、エンジンオイルに対する耐油性、バッテリ液などに対する耐薬品性、および耐熱性などが要求される。これらの要求を満たす樹脂として、例えば液晶ポリマー(LCP)や、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの合成樹脂である耐熱ABSなどが使用できる。ドレイン管30aおよびドレイン管30bもケース4と一体で作製されるように、ケース4の型にドレイン管30aおよびドレイン管30bも形成しておく。図1では、ドレイン管30aおよびドレイン管30bを音響空間22側に突き出すように設けているが、ドレイン管30aおよびドレイン管30bは、ケース4外部に突き出すように設けても良い。
The
図4は、図2の動電型放音体200の向きを傾けて取り付けた状態を示す断面図である。すなわち、図2に示す状態から、軸20の周りに、左回りにαだけ傾けた状態を示している。また、図5は、図2に示す状態から、軸20の周りに、右回りにαだけ傾けた状態を示している。いずれの場合も、ケース4の角部に設けた2個のドレイン管30aおよびドレイン管30bのうち、一方のドレイン管30aまたはドレイン管30bが最下方に位置するため、音響空間22に水が浸入した場合、この最下方に位置するドレイン管30aまたはドレイン管30bから水が抜ける。このような、ケース4の断面形状が角型で、隣り合う2か所の角部にドレイン管を設けた場合、傾ける角度αが、90度>α>−90度の範囲で、いずれかのドレイン管が最下方に位置するため、動電型放音体200をこの範囲で傾けて取り付けることができる。
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state where the electrodynamic
動電型放音体200は、例えば種々の異なる仕様の車に取り付けられることが考えられる。仕様が異なる車間では、コネクタ12の位置に対する要求が異なることが考えられる。この場合、実施の形態1による動電型放音体200のように、2か所の角部にドレイン管30aおよびドレイン管30bを設けておくことで、取り付け角度を変えるだけで、コネクタ12の位置に対する自由度が大きくなり、異なる仕様の車における要求を満足し易いという効果がある。
It is conceivable that the electrodynamic
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2による動電型放音体200の、軸20に垂直な断面を示す断面図である。図6において、図2と同一符号は、同一または相当する部分を示す。実施の形態1では、軸20に垂直な断面におけるケース4の形状を角型としたが、本実施の形態2では、軸20に垂直な断面におけるケース4の形状が、円と直線を複合した形状とした。直線Qと直線Paが交わる位置にドレイン管30aを配置している。図6における直線Pと直線Qが交わる内角βが180度未満となる形状とする。すなわち、軸20に平行なケース4の面を側面とすると、側面が、曲面と平面で構成されており、平面41と平面42とが、内角βが180度未満となる角度で交わる形状とし、この平面同士が交わる位置にドレイン管30aを配置する。図6では、平面43と平面41とが交わる位置にも、ドレイン管30bを配置している。
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a cross section perpendicular to the
図7は、図6の動電型放音体200の向きを傾けて取り付けた状態を示す断面図である。すなわち、図6に示す状態から、軸20の周りに、左回りにαだけ傾けた状態を示している。また、図8は、図6に示す状態から、軸20の周りに、右回りにαだけ傾けた状態を示している。いずれの場合も、平面が交わる位置に設けた2個のドレイン管30aおよびドレイン管30bのうち、一方のドレイン管30aまたはドレイン管30bが最下方に位置するため、音響空間22に水が浸入した場合、この最下方に位置するドレイン管30aまたはドレイン管30bから水が抜ける。傾ける角度αが、180度―β>α>−(180度−β)の範囲で、いずれかのドレイン管が最下方に位置するため、動電型放音体200をこの範囲で傾けて取り付けることができる。
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a state where the electrodynamic
図9は、本発明の実施の形態2による別の動電型放音体の、軸20に垂直な断面を示す断面図である。図9において、図6と同一符号は、同一または相当する部分を示す。図9では、図6と同様、ケース4の形状は円と直線を複合した形状であるが、ドレイン管30aやドレイン管30bが配置されている位置は、曲面と平面の交わる位置である。例えば、ドレイン管30aは、円筒状の曲面44と平面41の交わる位置に配置されている。この交わる位置において、曲面44と平面41が交わる内角βが180度未満となる形状としている。
FIG. 9 is a sectional view showing a section perpendicular to the
以上のように、ケース4側面の2面が交わる内角が180度未満の角部を少なくとも2か所備えるケース4の側面形状であり、これら2か所の角部にドレイン管を配置する。交わる2面は、曲面であっても平面であっても構わない。ただし、ドレイン管を設けた2か所の角部を結ぶ面は平面、あるいは音響空間22側に凸となる曲面であることが好ましい。音響空間22側が凹となる曲面の場合、角度によっては水が抜けない部分が生じる恐れがある。
As described above, the shape of the side surface of the
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3による動電型放音体の、軸20に垂直な断面を示す断面図である。図10において、図2と同一符号は、同一または相当する部分を示す。実施の形態1および実施の形態2では、ドレイン管を2個、ケース4の角となる部分に配置したが、本実施の形態3では、ドレイン管30をケースの角になる位置に1個のみ配置している。図10では、ケース4の断面形状が図2のケース4と同様、角型であり、4か所の角部のうち1か所の角部にドレイン管30を配置している。
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a cross section perpendicular to the
このように、1か所の角部にドレイン管30を配置するだけでも、角部の内角βが180度未満であれば、180度−βだけ取り付け角度の裕度がある。すなわち、ドレイン管30の位置での垂直線Vとなす角部の両面の角度が、図10で示すように両方ともにβ/2となる向きを中心として右回りに180度−β/2まで、左回りに180度−β/2まで傾けることができる。
As described above, even if the
図10では、ケース側面の断面形状が四角型であるが、四角型に限らず、ケース4の側面形状として、2つの面が交わる内角が180度未満の角部を少なくとも1か所備える形状であれば良く、少なくとも1か所の角部にドレイン管を配置する。交わる2面は、曲面であっても平面であっても構わない。この構成により、取り付け角度を変えるだけで、コネクタ12の位置に対する自由度が大きくなり、異なる仕様の車両における要求を満足し易いという効果がある。
In FIG. 10, the cross-sectional shape of the case side surface is a square shape. However, the shape is not limited to the square shape, and the shape of the side surface of the
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4による動電型放音体の、軸20に垂直な断面を示す断面図である。図11において、図2と同一符号は、同一または相当する部分を示す。実施の形態1、実施の形態2、および実施の形態3では、ケース4の側面形状が角部を有する形状であったが、必ずしも角部を有する必要はない。図11では、ケース4の断面の形状が円形であり、角部を有さない動電型放音体を示している。図11の動電型放音体200の、C−C位置における上方を省略する断面図は図3と同様である。
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a cross section perpendicular to the
このように、ケース4の側面形状が角部を有さない形状であっても、ドレイン管30aが最下部になるよう設置することにより、ドレイン管30aが水抜き穴として作用する。しかも、ドレイン管30の音響空間側の開口からドレイン管出口31までの長さは、ケース4の壁の厚みよりも長くなるため、単にケース4の壁に穴を開けただけのものよりも、ドレイン管出口31からケース4の後方に放射される音圧を低減できる、という効果は実
施の形態1〜実施の形態3の動電型放音体と同様である。ただし、本実施の形態4による動電型放音体の取り付け角度には制限がある。
Thus, even if the side surface shape of the
よって、動電型放音体の取り付け角度の自由度を大きくするため、ケース4の側面形状は、実施の形態1〜実施の形態3で説明した、角部を少なくとも1か所備える形状とし、少なくとも1か所の角部にドレイン管を設けるのが好ましい。さらに、複数の角部を有し、当該複数の角部のうち隣り合う2か所の角部にドレイン管を設けるのがより好ましい。
Therefore, in order to increase the degree of freedom of the mounting angle of the electrodynamic sound emitting body, the side surface shape of the
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。 It should be noted that the present invention can be combined with each other within the scope of the invention, or can be appropriately modified or omitted from each embodiment.
1:アウターヨーク 2:マグネット
3:インナーヨーク 4:ケース
5:磁気ギャップ 7:コイル
8:振動板 9:第一の弾性体
22:音響空間 30、30a、30b:ドレイン管
31:ドレイン管出口 90:第二の弾性体
200:動電型放音体
1: outer yoke 2: magnet 3: inner yoke 4: case 5: magnetic gap 7: coil 8: diaphragm 9: first elastic body 22:
Claims (5)
前記磁気回路部に形成された磁気ギャップ内に配設されたコイルと、
前記コイルが固定された振動板と、
前記振動板と前記アウターヨークの側壁部とを弾性的に連結する第一弾性部材と、
前記アウターヨークを覆うケースと、
前記ケース外周部と前記振動板外周部との間を隙間なく連結する第二弾性部材とを備え、前記ケースと前記振動板と前記アウターヨークの側壁外面とにより音響空間を形成した動電型放音体であって、
前記音響空間と前記ケース外部とを連通する空間を有し、前記ケースと一体的に形成したドレイン管を備えたことを特徴とする動電型放音体。 A magnetic circuit part including an outer yoke having a bottom part and a side wall part, and a magnet and an inner yoke disposed between the outer yokes;
A coil disposed in a magnetic gap formed in the magnetic circuit section;
A diaphragm to which the coil is fixed;
A first elastic member that elastically connects the diaphragm and the side wall of the outer yoke;
A case covering the outer yoke;
A second elastic member that connects the outer periphery of the case and the outer periphery of the diaphragm without gaps, and an electrodynamic discharge comprising an acoustic space formed by the case, the diaphragm, and an outer surface of the side wall of the outer yoke. A sound body,
An electrodynamic sound emitting body comprising a drain pipe having a space for communicating the acoustic space with the outside of the case and formed integrally with the case.
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