JP2013236172A - 視差検出装置および視差検出方法 - Google Patents

視差検出装置および視差検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像画像の画質の低下を抑えつつ、安価にステレオカメラシステムを構築することが可能な技術を提供する。
【解決手段】第1の画像信号と第1の画像信号よりも低画素数の画像信号である第2の画像信号を取得する画像取得部と、第1の画像信号から輝度信号を抽出する輝度信号抽出部と、第2の画像信号と輝度信号との間の視差を検出する視差検出部と、第1の画像信号を出力する画像出力部と、を備える、視差検出装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、視差検出装置および視差検出方法に関する。
従来、ステレオカメラシステムに関する様々な技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。かかるステレオカメラシステムによれば、例えば、複数のカメラそれぞれにより得られた撮像画像に基づいて、撮像画像に映る対象物までの奥行きに関する情報を取得することが可能である。ステレオカメラシステムにおいては、同一スペックを有する複数台のカメラが使用されるのが一般的である。
例えば、同一スペックを有する複数台のカメラが使用されるステレオカメラシステムとしては、VGA(Video Graphics Array)のような低画素のセンサカメラを2台使用したステレオカメラシステムが存在する。また、例えば、3Mpixel以上の高画素のセンサカメラを2台使用したステレオカメラシステムが存在する。
特開2005−250994号公報
しかしながら、例えば、VGAのような低画素のセンサカメラを2台使用したステレオカメラシステムの場合、ステレオカメラシステムは、安価に製作され得るが、当該センサカメラそれぞれにより撮像された画像は、いずれも画質が低く抑えられてしまい、情報量も小さく抑えられてしまう。
一方、3Mpixel以上のような高画素のセンサカメラを2台使用したステレオカメラの場合、当該2台のセンサカメラそれぞれにより撮像された画像は、いずれも画質が高く、情報量も大きいが、当該ステレオカメラは、システム規模が大きくなってしまい、コストも高く、消費電力も大きくなってしまう。
そこで、本発明は、撮像画像の画質の低下を抑えつつ、安価にステレオカメラシステムを構築することが可能な技術を提供しようとするものである。
本発明のある実施形態によれば、第1の画像信号と前記第1の画像信号よりも低画素数の画像信号である第2の画像信号を取得する画像取得部と、前記第1の画像信号から輝度信号を抽出する輝度信号抽出部と、前記第2の画像信号と前記輝度信号との間の視差を検出する視差検出部と、前記第1の画像信号を出力する画像出力部と、を備える、視差検出装置が提供される。
かかる構成によれば、より高画素数の画像信号である第1の画像信号が出力されるため、画質の低下を抑えることが可能である。また、かかる構成によれば、より低画素数の画像信号である第2の画像信号を視差検出に使用することができるため、センサのコストを低下させ、安価にステレオカメラシステムを構築することが可能である。
前記視差検出装置は、前記第2の画像信号と前記輝度信号との間で画素数の調整を行う画素数調整部をさらに備えてもよい。かかる構成によれば、第2の画像信号と輝度信号との間で画素数が異なる場合であっても、第2の画像信号の画素数と輝度信号の画素数とを近づけた上で視差検出を行うことが可能である。
前記視差検出装置は、前記第2の画像信号と前記輝度信号との間で周波数特性の調整を行う周波数特性調整部をさらに備えてもよい。かかる構成によれば、第2の画像信号と輝度信号との間で周波数特性が異なる場合であっても、第2の画像信号の周波数特性と輝度信号の周波数特性とを近づけた上で視差検出を行うことが可能である。
前記第1の画像信号は、カラーセンサにより検出された画像信号であり、前記第2の画像信号は、モノクロセンサにより検出された画像信号であってもよい。かかる構成によれば、カラーセンサが使用されるため、ユーザの閲覧に供される画像信号をカラー信号とすることができるとともに、モノクロセンサが使用されるため、センサのコストを大幅に低減することができる。
前記視差検出装置は、前記第2の画像信号と前記輝度信号とを出力する信号出力部と、ユーザ操作の入力を受け付ける操作入力部と、をさらに備え、前記周波数特性調整部は、前記ユーザ操作に基づいて、前記第2の画像信号と前記輝度信号との間で周波数特性の調整を行ってもよい。かかる構成によれば、ユーザ操作に基づいて、第2の画僧信号と輝度信号との間でより高精度に周波数特性の調整を行うことができる。
また、本発明の別の実施形態によれば、第1の画像信号と前記第1の画像信号よりも低画素数の画像信号である第2の画像信号を取得するステップと、前記第1の画像信号から輝度信号を抽出するステップと、前記第2の画像信号と前記輝度信号との間の視差を検出するステップと、前記第1の画像信号を出力するステップと、を含む、視差検出方法が提供される。
かかる方法によれば、より高画素数の画像信号である第1の画像信号が出力されるため、画質の低下を抑えることが可能である。また、かかる構成によれば、より低画素数の画像信号である第2の画像信号を視差検出に使用することができるため、センサのコストを低下させ、安価にステレオカメラシステムを構築することが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、撮像画像の画質の低下を抑えつつ、安価にステレオカメラシステムを構築することが可能である。
本発明の実施形態に係る視差検出装置が有する構成の一例を示す図である。 図1に示した構成を有する視差検出装置の動作の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る視差検出装置が有する構成の他の一例を示す図である。 図3に示した構成を有する視差検出装置の動作の流れを示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付すことにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
図1は、本発明の実施形態に係る視差検出装置10が有する構成の一例を示す図である。図1に示すように、視差検出装置10Aは、メインセンサ、AE/AWB制御部111、AF制御部112、デモザイク処理部120、トーン補正部130、RGB→YUV変換部140、圧縮部150およびRGB→Y変換部160を備える。また、図1に示すように、視差検出装置10Aは、サブセンサ、AE制御部211、AF制御部212およびトーン補正部230を備える。
また、図1に示すように、視差検出装置10Aは、画素数調整部310、周波数特性調整部320、視差検出部330および操作入力部340を備える。以下、視差検出装置10Aが備える各機能ブロックの機能について順次詳細に説明する。
メインセンサおよびサブセンサは、ステレオカメラを構成している。すなわち、メインセンサおよびサブセンサの各々は、撮像を行うことにより画像信号を取得する。メインセンサとサブセンサとの位置関係は特に限定されないが、例えば、メインセンサとサブセンサとは、数cm〜十数cm程度の間隔で水平に設置される。
以下では、メインセンサがカラーセンサにより構成され、サブセンサがモノクロセンサにより構成される場合を例として説明する。かかる場合、カラーセンサによりカラー信号が検出され、モノクロセンサによりモノクロ信号が検出される。なお、本発明の実施形態においては、視差検出装置10Aがステレオカメラを有することとしているが、ステレオカメラは視差検出装置10Aの外部に備えられていてもよい。
メインセンサにより検出されたカラー信号は、例えば、プリプロセス処理部(例えば、AE/AWB制御部111、AF制御部112など)に出力される。また、メインセンサがBayerセンサにより構成される場合には、メインセンサにより検出されたカラー信号(Bayer信号)からRGB信号を取り出すデモザイク処理がデモザイク処理部120により行われる。その後、RGB信号は、トーン補正部130により取得される。すなわち、トーン補正部130は、RGB信号を取得する画像取得部として機能し得る。RGB信号に対してはトーン補正部130によりトーン補正がなされる。
続いて、RGB信号は、RGB→YUV変換部140によりYUV信号に変換され、圧縮部150により圧縮されて出力される(図1に示した「映像出力1(メイン)」参照)。圧縮の方式は、H.264圧縮方式であってもよいし、JPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮方式であってもよいし、他の圧縮方式であってもよい。
なお、デモザイク処理部120によるデモザイク処理、トーン補正部130によるトーン補正、RGB→YUV変換部140による変換処理および圧縮部150による圧縮は、必要に応じて行われればよい。YUV信号の出力先は、例えば、図示しないディスプレイであってもよい。すなわち、図示しないディスプレイは、YUV信号を出力する画像出力部として機能し得る。
YUV信号は画素数がモノクロ信号と比較して大きいと考えられるため、図示しないディスプレイにより出力された場合、その出力結果は、ユーザが閲覧するのに適している。したがって、ユーザは、例えば、被写体を監視したい場合、図示しないディスプレイによるYUV信号の出力結果を閲覧することにより、より高い画素数で表示された被写体を監視することが可能である。
一方、RGB信号は、RGB→Y変換部160によりY信号(輝度信号)に変換される。すなわち、RGB→Y変換部160は、RGB信号からY信号を抽出する輝度信号抽出部として機能し得る。このように、RGB信号からY信号を抽出する機能を有することにより、メインセンサにより検出されたRGB信号とサブセンサにより検出されるモノクロ信号との間における周波数特性の調整を、本線系(図1に示した「映像出力1」が行われる系)とは独立に行うことができる。
続いて、画素数調整部310により、サブセンサにより検出されたモノクロ信号とRGB信号から変換されたY信号との間で画素数の調整が行われる。モノクロ信号とY信号とは画素数が異なることが予想されるからである。図1に示した例では、画素数調整部310によりY信号の画素数を低下させる処理(Y信号のスケールダウン)が行われる。画素数の低下の度合いは、例えば、メインセンサおよびサブセンサそれぞれの画素数に応じて定められる。画素数調整部310による画素数の調整は必要に応じて行われればよい。
続いて、Y信号は、画素数調整部310により視差検出部330に出力される。また、Y信号は、画素数調整部310により他の出力先にさらに出力されてもよい(図1に示した「映像出力2」参照)。例えば、Y信号の出力先は、例えば、図示しないディスプレイであってもよい。すなわち、図示しないディスプレイは、Y信号を出力する信号出力部として機能し得る。
一方、サブセンサにより検出されたモノクロ信号は、例えば、プリプロセス処理部(例えば、AE制御部211、AF制御部212など)に出力される。その後、モノクロ信号は、トーン補正部230により取得される。すなわち、トーン補正部230は、モノクロ信号を取得する画像取得部として機能し得る。モノクロ信号に対しては、トーン補正部230によりトーン補正がなされる。
続いて、周波数特性調整部320により、モノクロ信号とRGB信号から変換されたY信号との間で周波数特性の調整が行われる。周波数特性の調整により視差検出がスムーズに行われることとなる。図1に示した例では、周波数特性調整部320によりモノクロ信号の周波数特性を調整する処理が行われる。ここで、デモザイク処理部120によりデモザイク処理がなされ、画素数調整部310によりスケールダウンされた後のRGB信号は鮮明度が低下していることが予想される。
そのため、周波数特性調整部320は、モノクロ信号の鮮明度をRGB信号の鮮明度に近づけるため、モノクロ信号の鮮明度を低下させることにより周波数特性の調整を行ってもよい。例えば、周波数特性調整部320は、モノクロ信号の高周波成分を抑制することによりモノクロ信号の鮮明度を低下させてもよい。なお、周波数特性調整部320は、画素数調整部310の後段に設けられ、RGB信号の周波数特性を調整してもよい。この場合には、周波数特性調整部320は、RGB信号の鮮明度を向上させることにより周波数特性の調整を行ってもよい。
周波数特性の調整の度合いは、例えば、あらかじめ決められていてもよい。また、周波数特性の調整の度合いは、後に説明するように、ユーザ操作に基づいて定められてもよい。なお、トーン補正部230によるトーン補正および周波数特性調整部320による周波数特性の調整は必要に応じて行われればよい。
続いて、モノクロ信号は、周波数特性調整部320により視差検出部330に出力される。また、モノクロ信号は、周波数特性調整部320により他の出力先にさらに出力されてもよい(図1に示した「映像出力3」参照)。例えば、モノクロ信号の出力先は、例えば、図示しないディスプレイであってもよい。すなわち、図示しないディスプレイは、モノクロ信号を出力する信号出力部として機能し得る。
図示しないディスプレイによって出力されたY信号とモノクロ信号とは、例えば、ユーザによってモニタリングされてもよい。かかる場合、ユーザは、モニタリングの結果に応じて、周波数特性を調整するためのユーザ操作を入力してもよい。そうすれば、周波数特性調整部320は、操作入力部340により入力が受け付けられたユーザ操作に基づいて、モノクロ信号と輝度信号との間でより高精度に周波数特性の調整を行うことができる。
続いて、視差検出部330により、モノクロ信号とY信号との間の視差が検出される。視差の検出は、例えば、ブロック毎に行われる。各ブロックのサイズや形状は特に限定されない。視差の検出は、例えば、矩形マクロブロック単位のブロックマッチング法により行われてもよいし、オプティカルフローなどを用いて行われてもよい。また、視差検出部330は、ブロック単位の視差をさらにブロック間の線形補間により内挿して1画素単位に視差を検出してもよい。
視差検出部330により検出された視差は、被写体までの距離を示す距離情報として出力されてもよい(図1に示した「距離情報」参照)。距離情報の出力先は特に限定されない。また、距離情報の利用方法についても特に限定されない。例えば、距離情報は、撮影シーン(例えば、逆光時に被写体が撮影されたシーン)の認識に利用されてもよいし、動物体の検出に利用されてもよいし、被写体までの距離がどの程度であるかを把握するために利用されてもよい。
以上、視差検出装置10が有する構成の一例について説明した。以下では、視差検出装置10Aの動作の流れについて説明する。図2は、図1に示した構成を有する視差検出装置10Aの動作の流れを示す図である。なお、RGB信号は、第1の画像信号の一例に相当し、モノクロ信号は、第2の画像信号の一例に相当する。また、上記したように、例えば、RGB信号は、メインセンサにより検出されたカラー信号から抽出され、モノクロ信号は、サブセンサにより検出される。
まず、画像取得部は、カラー信号から抽出されたRGB信号を取得し(ステップS11)、モノクロ信号を取得する(ステップS12)。輝度信号抽出部は、RGB信号からY信号を抽出し(ステップS13)、画素数調整部310は、Y信号の画素数を調整する(ステップS14)。周波数特性調整部320は、モノクロ信号の周波数を調整し(ステップS15)、視差検出部330は、Y信号とモノクロ信号との間の視差を検出する(ステップS16)。視差検出部330は、検出した視差を出力し(ステップS17)、画像出力部は、RGB信号を出力する(ステップS18)。
以上、図1に示した構成を有する視差検出装置10Aの動作の流れについて説明した。図1に示した構成を有する視差検出装置10Aによれば、高画素カラーセンサをメインに使用することで高画質な映像出力を確保できる。したがって、撮像画像の画質の低下を抑えることが可能である。
また、本線系とは別に設けたRGB→Y変換部160によりY信号を確保し、Y信号をスケールダウンした低画素画像とモノクロセンサにより検出された低画素画像とを用いて視差検出を行うことができる。したがって、2つめのセンサコストを低く抑えられ、サブセンサにより検出されたモノクロ信号に対する画像処理部(例えば、トーン補正部230など)や視差検出部330も小さい回路規模で構成できる。
そのため、高画素カラーセンサ単独のシステムに対して僅かなコストアップを行うことにより距離検出を可能にできる。また、視差検出により生じる発熱、電磁波、消費電力などを低減することができる。
また、本実施形態においては、メインセンサとサブセンサの相対的な画素数の高低を定義しているに過ぎないため、絶対的な画素数は限定されない。ただし、画素数が多いと得られる視差の精度が上がり、画素数が少ないと得られる視差の精度が下がるという性質がある。また、サブセンサのスペックを決める際には、視差の精度をどの程度必要とするかという点、センサコスト、回路規模をどの程度にするかという点なども考慮して決定するのがよい。
上記においては、メインセンサとしてカラーセンサを用い、サブセンサとしてモノクロセンサを用いることとした。かかる構成により、ユーザの閲覧に供される映像信号をカラー信号とすることができるとともに、2つめのセンサのコストを大幅に低減することができる。しかし、メインセンサおよびサブセンサの種類は特に限定されない。例えば、メインセンサおよびサブセンサの双方が、カラーセンサであってもよいし、モノクロセンサであってもよい。すなわち、サブセンサの画素数がメインセンサの画素数より低いという関係を満たしていればよい。
上記においては、RGB信号が第1の画像信号の例として取得され、モノクロ信号が第2の画像信号の例として画像取得部により取得される場合について説明したが、第1の画像信号および第2の画像信号はそれぞれRGB信号およびモノクロ信号に限定されない。すなわち、第1の画像信号および第2の画像信号は、第2の画像信号が第1の画像信号よりも低画素数の画像信号であるという関係を満たす画像信号であればよい。
次に、視差検出装置10が有する構成の他の一例について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る視差検出装置10が有する構成の他の一例を示す図である。図3に示すように、視差検出装置10Bは、画素数調整部310および周波数特性調整部320が備えられる位置が視差検出装置10Aと異なっている。以下では、視差検出装置10Bに設けられた画素数調整部310および周波数特性調整部320について主に説明する。
画素数調整部310は、サブセンサにより検出されたモノクロ信号とRGB信号から変換されたY信号との間で画素数の調整を行う。しかし、画素数調整部310は、上記した例とは異なり、モノクロ信号の画素数を向上させる処理(Y信号のスケールアップ)を行う。画素数の向上の度合いは、例えば、メインセンサおよびサブセンサそれぞれの画素数に応じて定められる。
また、周波数特性調整部320は、モノクロ信号とRGB信号から変換されたY信号との間で周波数特性の調整を行う。しかし、周波数特性調整部320は、上記した例とは異なり、Y信号の周波数特性を調整する処理を行う。ここで、画素数調整部310によりスケールアップされた後のモノクロ信号は鮮明度が低下していることが予想される。
そのため、周波数特性調整部320は、Y信号の鮮明度をモノクロ信号の鮮明度に近づけるため、Y信号の鮮明度を低下させることにより周波数特性の調整を行ってもよい。例えば、周波数特性調整部320は、Y信号の高周波成分を抑制することによりY信号の鮮明度を低下させてもよい。なお、周波数特性調整部320は、画素数調整部310の後段に設けられ、モノクロ信号の周波数特性を調整してもよい。この場合には、周波数特性調整部320は、モノクロ信号の鮮明度を向上させることにより周波数特性の調整を行ってもよい。
以上、視差検出装置10が有する構成の他の一例について説明した。以下では、視差検出装置10Bの動作の流れについて説明する。図4は、図3に示した構成を有する視差検出装置10Bの動作の流れを示す図である。なお、RGB信号は、第1の画像信号の一例に相当し、モノクロ信号は、第2の画像信号の一例に相当する。また、上記したように、例えば、RGB信号は、メインセンサにより検出されたカラー信号から抽出され、モノクロ信号は、サブセンサにより検出される。
まず、画像取得部は、カラー信号から抽出されたRGB信号を取得し(ステップS21)、モノクロ信号を取得する(ステップS22)。輝度信号抽出部は、RGB信号からY信号を抽出し(ステップS23)、周波数特性調整部320は、Y信号の周波数特性を調整する(ステップS24)。画素数調整部310は、モノクロ信号の画素数を調整し(ステップS25)、視差検出部330は、Y信号とモノクロ信号との間の視差を検出する(ステップS26)。視差検出部330は、検出した視差を出力し(ステップS27)、画像出力部は、RGB信号を出力する(ステップS28)。
以上、図3に示した構成を有する視差検出装置10Bの動作の流れについて説明した。図3に示した構成を有する視差検出装置10Bによれば、高画素カラーセンサをメインに使用することで高画質な映像出力を確保できる。したがって、視差検出装置10Aと同様に、撮像画像の画質の低下を抑えることが可能である。
また、本線系とは別に設けたRGB→Y変換部160によりY信号を確保し、Y信号とモノクロセンサにより検出された画像をスケールアップさせた低画素画像とを用いて視差検出を行うことができる。したがって、視差検出装置10Aと同様に、2つめのセンサコストを低く抑えられる。また、視差検出装置10Bによれば、スケールアップされた画像が視差検出部330に入力されるため、より高精度な視差検出を行うことができる。
また、視差検出装置10Aと同様に、視差検出装置10Bによれば、高画素カラーセンサ単独のシステムに対して僅かなコストアップを行うことにより距離検出を可能にでき、視差検出により生じる発熱、電磁波、消費電力などを低減することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10(10A,10B) 視差検出装置
111 AE/AWB制御部
112 AF制御部
120 デモザイク処理部
130 トーン補正部(画像取得部)
140 RGB→YUV変換部
150 圧縮部
160 RGB→Y変換部(輝度信号抽出部)
211 AE制御部
212 AF制御部
230 トーン補正部
310 画素数調整部
320 周波数特性調整部
330 視差検出部
340 操作入力部

Claims (6)

  1. 第1の画像信号と前記第1の画像信号よりも低画素数の画像信号である第2の画像信号を取得する画像取得部と、
    前記第1の画像信号から輝度信号を抽出する輝度信号抽出部と、
    前記第2の画像信号と前記輝度信号との間の視差を検出する視差検出部と、
    前記第1の画像信号を出力する画像出力部と、
    を備える、視差検出装置。
  2. 前記第2の画像信号と前記輝度信号との間で画素数の調整を行う画素数調整部をさらに備える、
    請求項1に記載の視差検出装置。
  3. 前記第2の画像信号と前記輝度信号との間で周波数特性の調整を行う周波数特性調整部をさらに備える、
    請求項1に記載の視差検出装置。
  4. 前記第1の画像信号は、カラーセンサにより検出された画像信号であり、前記第2の画像信号は、モノクロセンサにより検出された画像信号である、
    請求項1に記載の視差検出装置。
  5. 前記視差検出装置は、
    前記第2の画像信号と前記輝度信号とを出力する信号出力部と、
    ユーザ操作の入力を受け付ける操作入力部と、をさらに備え、
    前記周波数特性調整部は、前記ユーザ操作に基づいて、前記第2の画像信号と前記輝度信号との間で周波数特性の調整を行う、
    請求項1に記載の視差検出装置。
  6. 第1の画像信号と前記第1の画像信号よりも低画素数の画像信号である第2の画像信号を取得するステップと、
    前記第1の画像信号から輝度信号を抽出するステップと、
    前記第2の画像信号と前記輝度信号との間の視差を検出するステップと、
    前記第1の画像信号を出力するステップと、
    を含む、視差検出方法。
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