JP2013235995A - Electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、電子部品が実装された複数の電子基板をファン部により冷却する電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic apparatus that cools a plurality of electronic boards on which electronic components are mounted, for example, by a fan unit.
パソコンやサーバなどの電子機器には、電子部品が実装された複数の電子基板や、これらに電源を供給する電源が、高密度に搭載されている。このような電子機器を作動させると、当該電子機器内の電子基板などが高温になってしまう。このため、通常、ファン部を電子機器内に設け、このファン部からの送風によって複数の電子基板を冷却している。 Electronic devices such as personal computers and servers are mounted with a high density of a plurality of electronic boards on which electronic components are mounted and a power source for supplying power to them. When such an electronic device is operated, an electronic substrate or the like in the electronic device becomes high temperature. For this reason, normally, a fan part is provided in an electronic device, and the plurality of electronic boards are cooled by air blown from the fan part.
ここで、1つのファン部により複数の電子基板を冷却する場合、1つのファン部により送風される冷却風を複数の電子基板の各々に分配する必要がある。 Here, when cooling a plurality of electronic boards by one fan part, it is necessary to distribute the cooling air blown by one fan part to each of a plurality of electronic boards.
このため、例えば、特許文献1に記載の技術では、冷却対象物の近傍に温度センサとルーバを設け、冷却対象物周辺の温度変化に応じて電子制御でルーバを動かして、冷却対象物への風向を変更していた。 For this reason, for example, in the technique described in Patent Document 1, a temperature sensor and a louver are provided in the vicinity of the object to be cooled, and the louver is moved by electronic control in accordance with the temperature change around the object to be cooled. The wind direction was changed.
その他、関連する技術が例えば特許文献2、3および4に開示されている。 Other related techniques are disclosed in Patent Documents 2, 3, and 4, for example.
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、1つのファン部が受け持つ冷却対象物が増えると、ルーバの形状が複雑になるうえ、ルーバの数量も増える。このため、冷却対象物に当てる風量の調整も複雑となるという問題があった。また、対象物周辺の温度を計測する温度センサや、ルーバを動かす電動モータなど、調整部品を多く設ける必要が生じるので、冷却対象物に当てる風量の調整も複雑となり、部品増加により製造コストも高価になるという問題があった。また、ファン部により発生される冷却風は、通常、圧力損失(空気抵抗)が少ない方向に流れるので、ファン部から送風される風の向きを変更するだけでは、冷却対象物に当てる冷却風の風量を調整するにも限界が生じる。 However, in the technique described in Patent Document 1, when the number of objects to be cooled which one fan unit is responsible for increases, the shape of the louver becomes complicated and the number of louvers also increases. For this reason, there existed a problem that adjustment of the air volume applied to a cooling target object also became complicated. In addition, since it is necessary to provide many adjustment parts such as a temperature sensor that measures the temperature around the object and an electric motor that moves the louver, the adjustment of the air volume applied to the object to be cooled becomes complicated, and the manufacturing cost increases due to the increase in parts. There was a problem of becoming. In addition, since the cooling air generated by the fan part normally flows in a direction where the pressure loss (air resistance) is small, simply changing the direction of the air blown from the fan part causes the cooling air to be applied to the object to be cooled. There is a limit to adjusting the air volume.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡単な構成で、各電子基板に当てるファン部の風量を容易に調整することができる電子機器を提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide an electronic device that can easily adjust the air volume of a fan unit applied to each electronic board with a simple configuration. There is.
本発明の電子機器は、電子部品が実装された複数の電子基板を互いに対向させた状態で搭載するための筐体と、前記筐体内部に搭載された前記複数の電子基板の一端部側に設けられ、前記複数の電子基板に向けて風を送るファン部と、前記複数の電子基板の他端部側に設けられ、前記複数の電子基板の間を通る風量を調整する圧損調整部とを備える。 An electronic device according to the present invention includes a housing for mounting a plurality of electronic substrates on which electronic components are mounted in a state of facing each other, and one end side of the plurality of electronic substrates mounted inside the housing. A fan unit that sends wind toward the plurality of electronic substrates, and a pressure loss adjustment unit that is provided on the other end side of the plurality of electronic substrates and adjusts the amount of air passing between the plurality of electronic substrates. Prepare.
本発明にかかる電子機器によれば、簡単な構成で、各電子基板に当てるファン部の風量を容易に調整することができる。 According to the electronic apparatus of the present invention, the air volume of the fan unit applied to each electronic board can be easily adjusted with a simple configuration.
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態における電子機器1000について、図に基づいて説明する。
<First Embodiment>
図1は、電子機器1000の構成を模式的に示す断面図である。なお、図1は、紙面の上下方向を鉛直方向として示している。
FIG. 1 is a cross-sectional view schematically showing the configuration of the
図1に示されるように、電子機器1000は、筐体100と、ファン部210と、圧損調整部300と、上面開口板400とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
筐体100は、図1に示されるように、複数の電子基板500を互いに対向させた状態で搭載する。すなわち、複数の電子基板500の各々は、互いに向かい合わせて配置されている。また、筐体100は、直方体の外形を有する。筐体100は中間板110とファン部保持板120とを有する。
As shown in FIG. 1, the
図1に示されるように、中間板110は、鉛直方向に対して略垂直な方向(図1の紙面で左右方向)に延在するように、筐体100の下面側に設けられている。図1に示されるように、中間板110には、複数のコネクタ111が取り付けられている。複数のコネクタ111の各々には、電子基板500を取り付けることができる。また、図1に示されるように、複数の中間板開口部112が、中間板110のうち、複数のコネクタ111の間に、形成されている。ファン部210から送られる風は、この複数の中間板開口部112を介して、ファン部210側から複数の電子基板500側へ流れる。
As shown in FIG. 1, the intermediate plate 110 is provided on the lower surface side of the
図1に示されるように、ファン部保持板120は、鉛直方向に対して略垂直な方向(図1の紙面で左右方向)に延在するように、筐体100の下面側に設けられている。ファン部保持板120は、ファン部210の背面側(図1にて紙面下側)を保持する。また、ファン部保持板120は、保持板開口部121を有する。この保持板開口部121は、ファン部500の中央部に対応して、形成されている。ファン部210は、保持板開口部121を介して、ファン部保持板120の下面側の空気を、複数の電子基板500側へ送る。
As shown in FIG. 1, the fan
ファンユニット200は、ファン部210とファン部取り付け台220を含んで構成される。ファン部210は、複数の電子基板500の一端部側(図1では下端部側)に設けられている。ファン部210は、図1に示されるように、複数の中間板開口部112を介して、複数の電子基板500に向けて風を送る。また、ファン部取り付け台220は、ファン部210の背面(図1の紙面の下側)を保持する。すなわち、ファン部210の背面は、ファン部取り付け台220を介して、筐体100のファン部保持板120に取り付けられている。
The
図1に示されるように、圧損調整部300は、複数の電子基板500の他端部側(図1では上端部側)に設けられている。圧損調整部300は、電子基板500の間毎に、設けられている。圧損調整部300は、各電子基板500の上端部を保持する後述のフレーム600に取り付けられている。圧損調整部300は、複数の電子基板500間で生じる圧力損失を調整して、複数の電子基板500の間を通るファン部210からの風の風量を調整する。すなわち、電子基板500には複数の電子部品520が実装される。このため、電子部品520の大きさや形状や数などによって、複数の電子基板500間を通る風圧も変わる。また、電子部品520の種類によっては、例えばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)のように、強い風による冷却を必要とするものもある。圧損調整部300は、各電子基板500上に実装された電子部品520の大きさや形状や数や種類などを考慮して、複数の電子基板500間で生じる圧力損失を調整する。そして、圧損調整部300は、この圧力損失を調整に従って、ファン部210から送出され、複数の電子基板500の間を通る風量を調整する。圧損調整部300の詳細は、後で図2および図3を用いて説明する。
As shown in FIG. 1, the pressure
図1に示されるように、上面開口板400は、筐体100の上面を構成する。上面板400は、複数の上面開口部410を有する。
As shown in FIG. 1, the upper
図1に示されるように、電子基板500は、基材510と電子部品520とを含んで構成される。基材510は、矩形状の平板である。基材510の材料には、例えば、ガラスエポキシ樹脂などが用いられている。電子部品520は、例えば、抵抗や、コイルや、コンデンサや、CPUなどである。電子部品520は、基材510の表面上に実装されている。電子基板500の上端部は、フレーム600に取り付けられる。また、フレーム600が取り付けられた電子基板500を筐体100に取り付けることにより、電子基板500の下端部がコネクタ111に挿入される。これにより、電子基板500およびフレーム600が筐体100の中間板110に保持される。
As shown in FIG. 1, the
図1に示されるように、フレーム600は、複数の電子基板500の上端部側(図1の紙面で上側)を保持する。フレーム600は、各電子基板500を収容する。また、フレーム600は、各電子基板500を収容した状態で、筐体100に取り付けることができる。すなわち、フレーム600に電子基板500を取り付けた状態で、電子基板500下端部(図1の紙面で下側)をコネクタ111に挿入することができる。
As shown in FIG. 1, the
ここで、圧損調整部300の構成について、図2および図3を用いて、詳しく説明する。
Here, the configuration of the pressure
図2は、圧損調整部300の構成を説明するための図であって、遮蔽板310を固定した状態を示す図である。図3は、圧損調整部300の構成を説明するための図であって、遮蔽板310を動かせる状態を示す図である。
FIG. 2 is a view for explaining the configuration of the pressure
図2および図3に示されるように、圧損調整部300は、遮蔽板310と、遮蔽板回転軸320と、遮蔽板調整用ツマミ部330と、遮蔽板調整用ツマミ受け部340と、スプリング350と、スプリングストッパー部360とを含んで構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the pressure
遮蔽板310は、複数の電子基板500の間を通る風を複数の電子基板500の他端部側(上端部側)で遮蔽する。遮蔽板310は、図1に示されるように、回転できるようにフレーム600に保持される。遮蔽板310は、最大でプリント基板500間の冷却風路を完全に塞ぐ幅に設定されている。そして、遮蔽板310の回転角度に応じて、プリント基板500間の冷却風路を全閉から全開まで調整できるように設定されている。
The shielding
図2および図3に示されるように、遮蔽板回転軸320は、遮断板310に接合されている。遮蔽板回転軸320は、図2および図3に示されるように、当該遮蔽板回転軸320の軸方向(図2の矢印Aの方向、図3の矢印Bの方向)に移動できるように、フレーム600に取り付けられている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the shielding
遮蔽板調整用ツマミ部330は、遮断板回転軸320の一端部に取り付けられている。この遮断板調整用ツマミ部330は、遮断板回転軸320を中心に遮断板310を回転させるために、設けられている。すなわち、この遮断板調整用ツマミ部330を手で摘んで、これを回転することにより、遮断板310が、遮断板調整用ツマミ部330の回転に連動して、遮断板回転軸320を中心に回転する。これにより、図1に示されるように、筐体100の上面側で遮蔽板310が開閉される。このように、遮断板回転軸320を中心に遮蔽板310を回転させることにより、複数の電子基板500の間の圧力損失を調整でき、複数の電子基板500の間を通る風量を増減することができる。
The shielding
図2では、遮蔽板調整用ツマミ部330が遮断板回転軸320の軸方向に押し込まれた状態を示す。一方、図3では、遮蔽板調整用ツマミ部330が遮断板回転軸320の軸方向に引き出された状態を示す。遮断板調整用ツマミ部330には、後述の遮断板調整用ツマミ受け部340と同様に、凹凸状の複数の嵌合爪331が形成されている。この複数の嵌合爪331の機能については、後述する。
FIG. 2 shows a state where the shielding
なお、少なくとも遮蔽板回転軸部320は、本発明の遮蔽板可動部を構成する。すなわち、この遮蔽軸可動部は、遮蔽板回転軸部320を中心に遮蔽板310を回転させることにより、複数の電子基板500の間の圧力損失を調整し、複数の電子基板500の間を通る空気量を増減する。
Note that at least the shielding plate
遮蔽板調整用ツマミ受け部340は、フレーム600に固定して取り付けられている。この遮蔽板調整用ツマミ受け部340は、遮断板調整用ツマミ部330の大きさに対応して形成されている。また、遮断板調整用ツマミ受け部340の中心部には、遮断板回転軸320が貫通している。なお、遮断板調整用ツマミ受け部340には、前述の遮断板調整用ツマミ部330と同様に、凹凸状の複数の嵌合爪341が形成されている。この複数の嵌合爪341の機能については、前述した複数の嵌合爪331と併せて、後述する。
The shielding plate adjusting
スプリング350は、遮蔽板回転軸部320のうち、遮蔽板調整用ツマミ部330が取り付けられた側と反対側に、取り付けられている。また、スプリング350は、図2および図3に示されるように、フレーム600とスプリングストッパー部360の間に挟み込まれている。スプリング350の反力は、遮断板回転軸320を介して、遮蔽板調整用ツマミ部330に加わる。したがって、遮蔽板調整用ツマミ部330は、スプリング350の反力によって、遮断板調整用ツマミ受け部340に常に押し付けられている。
The
図2では、遮蔽板調整用ツマミ部330が遮断板回転軸320の軸方向に押し込まれた状態を示す。図3では、遮蔽板調整用ツマミ部330が遮断板回転軸320の軸方向に引き出された状態を示す。
FIG. 2 shows a state where the shielding
スプリングストッパー部360は、遮蔽板回転軸部320のうち、遮蔽板調整用ツマミ部330が取り付けられた側と反対側に、固定して取り付けられている。スプリングストッパー部360は、フレーム600との間で、スプリング350を挟持する。
The
次に、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341の機能について、説明する。前述の通り、複数の嵌合爪331は、断板調整用ツマミ部330に形成されている。また、複数の嵌合爪341は、遮断板調整用ツマミ受け部340に形成されている。
Next, functions of the plurality of fitting claws 331 and the plurality of
そして、図2および図3に示されるように、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341は、互いに向かい合うように配置される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the plurality of fitting claws 331 and the plurality of
図2に示されるように、遮蔽板調整用ツマミ部330が遮断板回転軸320の軸方向に押し込まれた場合、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341は互いに嵌合する。このとき、遮蔽板可動部としての遮蔽板回転軸部320は、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341によって、遮蔽板310が動かない状態になるように保持される。この結果、遮蔽板310は、筐体100やフレーム600に対して回転しない状態で保持される。
As shown in FIG. 2, when the shielding
図3に示されるように、遮蔽板調整用ツマミ部330が遮断板回転軸320の軸方向に引き出された場合、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341は互いに嵌合しない。このとき、遮蔽板310は、遮蔽板回転軸部320を中心に回転することができる。
As shown in FIG. 3, when the shielding
なお、少なくとも複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341は、本発明の遮蔽板保持部を構成する。この遮蔽板保持部は、遮蔽板310が動かない状態になるように遮蔽板可動部(遮蔽板回転軸部320を含む。)を保持する。
Note that at least the plurality of fitting claws 331 and the plurality of
次に、本発明の第1の実施の形態における電子機器1000の動作説明をする。
Next, the operation of the
図1に示されるように、ファン部210は、作動すると、当該ファン部210の下側の空気を筐体100内の下面側から上面側へ送り始める。
As shown in FIG. 1, when the
ファン部210から送出される風は、保持板開口部112を介して、複数の電子基板500の間へ流れる(図1の各矢印を参照。)。このとき、ファン部210から送出される風は複数の電子基板500の間を通る間に、各電子基板500を冷却する。
The wind sent from the
ファン部210から送出される風は、複数の電子基板500の間を通って、筐体100の上面板400側へ流れる。このとき、遮蔽板310の開閉量に応じて、筐体100の上面板400側へ流れる風量が異なってくる。したがって、この遮蔽板310の開閉量を調整することにより、電子基板500の間の圧力損失が調整され、各電子基板500に当てるファン部210の風量を調整することができる。
The wind sent from the
そして、遮蔽板310を通ったファン部210からの風は、上面板開口部410を介して、筐体100の外部へ排出される。
And the wind from the
次に、圧損調整部300を用いて遮蔽板310を開閉する方法について図1、図2および図3に基づいて説明する。
Next, a method for opening and closing the
通常は、図2に示されるように、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341は互いに嵌合し合う。これにより、遮蔽板回転軸部320は、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341によって、遮蔽板310が動かない状態になるように保持されている。
Normally, as shown in FIG. 2, the plurality of fitting claws 331 and the plurality of
遮蔽板310を開閉したい場合、まず、遮蔽板調整用ツマミ部330を、図2の矢印Aの方向に引っ張り、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341が互いに嵌合しない状態にする。この状態のまま、遮蔽板調整用ツマミ部330を回転させることにより、遮蔽板回転軸部320に接合された遮蔽板310を図1に示す矢印αの方向に回転させる。このとき、各電子基板500の間に通すべき風量に応じて、遮蔽板310を回転させる。なお、各電子基板500の間に通すべき風量は、前述の通り、各電子基板500上に実装された電子部品520の大きさや形状や数や種類などを考慮して、複数の電子基板500間で生じる圧力損失を調整することによって、決まる。
To open and close the shielding
次に、遮蔽板310を回転させた状態で遮蔽板調整用ツマミ部330を離す。すると、プリーロードがかけられた状態にあるスプリング350の反力により、遮蔽板調整用ツマミ部330が遮断板調整用ツマミ受け部340に図3の矢印Bの方向に押し付けられる。そして、遮蔽板調整用ツマミ部330の複数の嵌合爪331と、遮断板調整用ツマミ受け部340の複数の嵌合爪341とが、互いに嵌合し合う。これにより、遮蔽板調整用ツマミ部330、遮蔽板回転軸部320および遮蔽板310は、回転できなくなる。この結果、遮蔽板310は、フレーム600に対して回転しない状態で保持される。
Next, the shielding
なお、さらに、遮蔽板310の開閉度合を再調整した場合には、前述のように、改めて遮蔽板調整用ツマミ部330を図2の矢印Aの方向に引っ張り、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341が互いに嵌合しない状態にして、遮蔽板調整用ツマミ部330を回転させる必要がある。
Furthermore, when the opening / closing degree of the
このように、遮蔽板310は、複数の嵌合爪331と複数の嵌合爪341の嵌合によって、回転しないように確実に保持されるので、ファン部210などを動作した際に生じる振動や遮蔽板310の重力などによって、遮蔽板310が動いてしまうことを防止できる。このため、圧力損失が変化してしまうことを防止できる。一方で、遮蔽板310を意図的に回転させたい場合には、遮蔽板調整用ツマミ部330を引っ張り、遮蔽板調整用ツマミ部330を回転させるだけで、簡単に遮蔽板310の開閉度合を調整することができる。これにより、電子基板500の間を通る風量を簡単に増減することができる。この結果、簡単な構成で、各電子基板500の間の圧力損失を調整でき、各電子基板500に当てるファン部210の風量を容易に調整することができる。
Thus, since the shielding
なお、遮蔽板調整用ツマミ部330の複数の嵌合爪331の凹凸の大きさと、遮断板調整用ツマミ受け部340の複数の嵌合爪341の凹凸の大きさを変更することによって、遮蔽板310の保持位置の精度を変更することもできる。すなわち、複数の嵌合爪331の凹凸の大きさと複数の嵌合爪341の凹凸の大きさを変更すると、遮蔽板310の回転角度の調整可能幅を変更することができる。
The shielding plate is changed by changing the size of the unevenness of the plurality of fitting claws 331 of the shielding plate adjusting
以上の通り、本発明の第1の実施の形態における電子機器1000は、筐体100と、ファン部210と、圧損調整部300とを備えている。筐体100は、電子部品520が実装された複数の電子基板500を互いに対向させた状態で搭載する。ファン部210は、筐体100内部に搭載された複数の電子基板500の一端部側に設けられ、複数の電子基板500の間に風を送る。圧損調整部300は、複数の電子基板500の他端部側に設けられ、ファン部210から送出されて複数の電子基板500の間を通る風量を調整する。
As described above, the
ここで、特許文献1に記載の技術では、ルーバを用いていたので、冷却対象物に当てる風量の調整も複雑となる問題や、温度センサや電動モータなど、調整部品を多く設ける必要が生じるので、冷却対象物に当てる風量の調整も複雑となるという問題があった。また、ファン部から送風される風の向きの調整に留まり、電子基板500に当てる風量を調整するにも限界があった。
Here, since the louver is used in the technique described in Patent Document 1, there is a problem that the adjustment of the air volume applied to the object to be cooled is complicated, and it is necessary to provide many adjustment parts such as a temperature sensor and an electric motor. In addition, there is a problem that the adjustment of the air volume applied to the cooling object is complicated. In addition, the adjustment of the direction of the air blown from the fan unit is limited, and there is a limit in adjusting the air volume applied to the
これに対して、本発明の電子機器1000によれば、圧損調整部300を用いて、ファン部210から送出されて複数の電子基板500の間を通る風量を直接的に調整するので、特許文献1に記載の技術と比較して、簡単な構成で、電子基板500の間を通る風に基づく圧力損失の調整も容易にでき、各電子基板500に当てるファン部210の風量を容易に調整することができる。
On the other hand, according to the
また、本発明の第1の実施の形態における電子機器1000において、圧損調整部300は、遮蔽板310と、遮蔽板可動部(遮蔽板回転軸部320を含む。)とを備えている。遮蔽板310は、複数の電子基板500の間を通る風を複数の電子基板500の上端部側で遮蔽する。遮蔽板可動部は、複数の電子基板500の間を通る風量を増減できるように遮蔽板310を移動する。これにより、遮蔽板可動部を用いて遮蔽板310を移動させることによって、複数の電子基板500の間を通る風量を増減できるので、簡単な構成で、電子基板500の間を通る風に基づく圧力損失の調整も容易にでき、各電子基板500に当てるファン部210の風量を容易に調整することができる。
In the
また、本発明の第1の実施の形態における電子機器1000において、遮蔽板可動部は、遮蔽板310に接合された遮蔽板回転軸部320を備えている。そして、遮蔽板310を遮蔽板回転軸部320を中心に回転させることにより、複数の電子基板500の間を通る風量を増減する。これにより、遮蔽板310を遮蔽板回転軸部320を中心に回転させるだけで、電子基板500の間を通る風に基づく圧力損失の調整も容易にでき、各電子基板500に当てるファン部210の風量を容易に調整することができる。
In the
また、本発明の第1の実施の形態における電子機器1000は、遮蔽板310が動かない状態になるように遮蔽板可動部(遮蔽板回転軸部320を含む。)を保持する遮蔽板保持部(複数の嵌合爪331、341、スプリング350を含む。)を備える。これにより、ファン部210などを動作した際に生じる振動や遮蔽板310の重力などの諸要因によって、遮蔽板310が動いてしまうことを防止できる。このため、前記諸要因によって電子基板500の間を通る風に基づく圧力損失が変化してしまうことを防止でき、各電子基板500に当てるファン部210の風量が変化してしまうことを防止できる。
In addition,
また、本発明の第1の実施の形態における電子機器1000において、遮蔽板保持部(複数の嵌合爪331、341、スプリング350を含む。)は、遮蔽板可動部(遮蔽板回転軸部320を含む。)を付勢部材(スプリング350)の付勢力によって保持する。これにより、例えば、ボルト類の着脱をする必要もなく、これに伴ってボルト類着脱のために筐体外面を分解する必要もない。したがって、遮蔽板保持部(複数の嵌合爪331、341、スプリング350を含む。)は、簡単な構成で、遮蔽板可動部(遮蔽板回転軸部320を含む。)を保持できる。例えば、製造中止に伴う設計変更などにより、冷却対象の電子基板500上の電子部品520の形状が変更された場合であっても、変更された風路の圧力損失に合わせて、遮蔽板310の開閉度合を再度、簡単に調整することで、各電子基板500に当てるファン部210の風量を容易に調整することができる。
In the
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態における電子機器1000Aの構成について、図に基づいて説明する。
<Second Embodiment>
The configuration of
図4は、電子機器1000Aの構成を模式的に示す断面図である。なお、図4は、紙面の上下方向を鉛直方向として示している。
FIG. 4 is a cross-sectional view schematically showing the configuration of the
図4に示されるように、電子機器1000は、筐体100と、ファンユニット200Aと、圧損調整部300と、上面開口板400とを備えている。ファンユニットは、ファン部210と、ファン部取り付け台220Aとを含んで構成される。
As shown in FIG. 4, the
ここで、図1と図4を比較する。図1と図4とでは、筐体100、圧損調整部300および上面開口板400の構成で、共通する。一方、図4では、ファン部位置調整部700を有している点で、これを有さない図1と相違する。また、図1では、ファンユニット200は筐体100に固定されている。これに対して、図4では、ファンユニット200Aが動けるように筐体100に保持されている。この点でも両者は相違する。
Here, FIG. 1 and FIG. 4 are compared. 1 and 4 are common in the configuration of the
すなわち、図4に示されるように、ファン部位置調整部700がファン部210の下面側(図4の紙面にて下側)に設けられている。
That is, as shown in FIG. 4, the fan unit
ここで、ファン部位置調整部700の構成について、図5および図6を用いて、詳しく説明する。
Here, the configuration of the fan unit
図5は、ファン部位置調整部700の構成を説明するための図であって、ファン部210を固定した状態を示す図である。図6は、ファン部位置調整部700の構成を説明するための図であって、ファン部210を動かせる状態を示す図である。
FIG. 5 is a diagram for explaining the configuration of the fan unit
図5および図6に示されるように、ファン部調整部700は、ピニオンギア710と、ラックギア720と、ファン部位置調整用ツマミ部730と、ファン部位置調整用ツマミ受け部740と、スプリング750と、スプリングストッパー部760と、ピニオンギア回転軸770と、支持フレーム780と、浮き上がり防止フレーム790とを含んで構成されている。ファン部調整部700は、これに含まれる構成を用いて、ファン部210の位置を調整する。
As shown in FIGS. 5 and 6, the fan
図4、図5および図6に示されるように、ピニオンギア710は、円筒状の歯車である。ピニオンギア710は、ラックギア720と互いに噛み合っている。したがって、ピニオンギア710が回転すると、ラックギア720が移動する。ピニオンギア710は、ピニオンギア回転軸770に固定して取り付けられている。このため、ピニオンギア710は、ピニオンギア回転軸770に連動して回転する。
As shown in FIGS. 4, 5, and 6, the
図4、図5および図6に示されるように、ラックギア720は、ファン部210のファン部取り付け台220Aに取り付けられる。ラックギア720は、ピニオンギア710と互いに噛み合っている。したがって、ピニオンギア710が回転すると、ラックギア720が移動する。前述の通り、ラックギア720はファン部210のファン部取り付け台220Aに取り付けられるので、ラックギア720の移動に伴って、ファン部210が図4の矢印Cの方向に移動する。
As shown in FIGS. 4, 5, and 6, the
ファン部位置調整用ツマミ部730は、ピニオンギア回転軸770の一端部に取り付けられている。このファン部位置調整用ツマミ部730は、ピニオンギア回転軸770を中心にピニオンギア710を回転させるために、設けられている。すなわち、このファン部位置調整用ツマミ部730を手で摘んで、これを回転することにより、ピニオンギア710がピニオンギア回転軸770を中心に回転する。そして、ピニオンギア710がピニオンギア回転軸770を中心に回転すると、ラックギア720が連動して移動する。さらに、ファン部210がラックギア720の移動に伴って図4のCの方向に移動する。このように、ファン部210を複数の電子基板500の面に対して略垂直方向(図4の矢印Cの方向)に移動させることにより、複数の電子基板500に対するファン部210の相対位置を変化させることができる。この結果、ファン部210により送られる冷却風の分布を変化させ、風量の配分を調整することができる。
Fan part
図5は、ファン部位置調整用ツマミ部730がピニオンギア回転軸770の軸方向に押し込まれた状態を示す。一方、図6では、ファン部位置調整用ツマミ部730がピニオンギア回転軸770の軸方向に引き出された状態を示す。なお、ファン部位置調整用ツマミ部730には、後述のファン部位置調整用ツマミ受け部740と同様に、凹凸状の複数の嵌合爪731が形成されている。この複数の嵌合爪731の機能については、後述する。
FIG. 5 shows a state in which the fan
なお、少なくともピニオンギア710、ラックギア720およびピニオンギア回転軸770は、本発明のファン部可動部を構成する。すなわち、このファン部可動部は、ピニオンギア710をピニオンギア回転軸770を中心に回転させることにより、ファン部210を複数の電子基板500の面に対して略垂直方向(図4の矢印Cの方向)に移動させる。この結果、複数の電子基板500に対するファン部210の相対位置を変化させることができる。そして、ファン部210により送られる冷却風の分布を変化させ、風量の配分を調整することができる。
Note that at least the
ファン部位置調整用ツマミ受け部740は、筐体100に固定して取り付けられている。ファン部位置調整用ツマミ受け部740は、筐体100に直接的に取り付けられるのではなく、例えば筐体100に固定されたフレーム(不図示)に取り付けられても良い。
The fan portion position adjusting
このファン部位置調整用ツマミ受け部740は、ファン部位置調整用ツマミ部730の大きさに対応して形成されている。また、ファン部位置調整用ツマミ受け部740の中心部には、ピニオンギア回転軸770が貫通している。なお、ファン部位置調整用ツマミ受け部740には、前述のファン部位置調整用ツマミ部730と同様に、凹凸状の複数の嵌合爪741が形成されている。この複数の嵌合爪741の機能については、前述した複数の嵌合爪731と併せて、後述する。
The fan portion position adjusting
スプリング750は、ピニオンギア回転軸770のうち、ファン部位置調整用ツマミ部730が取り付けられた側と反対側に、取り付けられている。また、スプリング750は、図5および図6に示されるように、筐体100とスプリングストッパー部760の間に挟み込まれている。スプリング750の反力は、ピニオンギア回転軸770を介して、ファン部位置調整用ツマミ部730に加わる。したがって、ファン部位置調整用ツマミ部730は、スプリング750の反力によって、ファン部位置調整用ツマミ部730に常に押し付けられている。図5では、ファン部位置調整用ツマミ部730が、スプリング750の付勢力によって、ピニオンギア回転軸770の軸方向に押し込まれた状態を示す。図6では、ファン部位置調整用ツマミ部730が、スプリング750の付勢力に反して、ピニオンギア回転軸770の軸方向に引き出された状態を示す。
The
スプリングストッパー部760は、ピニオンギア回転軸770のうち、ファン部位置調整用ツマミ部730が取り付けられた側と反対側に、固定して取り付けられている。
The
ピニオンギア回転軸770は、円筒状の軸である。図5および図6に示されるように、ピニオンギア回転軸770は、2つのピニオンギア710を保持する。ピニオンギア回転軸770の両端部は、筐体100に保持されている。なお、前述の通り、ピニオンギア回転軸770の両端部は、筐体100に直接的に保持されるのではなく、例えば筐体100に取り付けられたフレーム(不図示)などに保持されてもよい。
The pinion
支持フレーム780は、ファン部210のファン部取り付け台220Aの下面側(図5および図6にて下側)を支持する。支持フレーム780は、浮き上がり防止フレーム790とともに、ファン部取り付け台220Aを挟んで保持する。なお、図5および図6の例では、支持フレーム780は、2つ設けられている。
浮き上がり防止フレーム790は、ファン部210のファン部取り付け台220Aの上面側(図5および図6にて上側)を支持する。浮き上がり防止フレーム790は、支持フレーム780とともに、ファン部取り付け台220Aを挟んで保持する。なお、図5および図6の例では、浮き上がり防止フレーム790は、支持フレーム780と同様に、2つ設けられている。
The floating
このように、ファン部取り付け台220Aは、支持フレーム780と浮き上がり防止フレーム790の間に挟まれるように保持されている。このため、ファン部取り付け台220Aに取り付けられたファン部210が、複数の電子基板500の面の方向(図4の紙面上下方向)に移動することを抑制できる。
In this way, the fan
なお、ファン部取り付け台220Aには、図5および図6に示されるように、ズレ防止部221が設けられている。このズレ防止部221は、ファン部取り付け台220Aの下面に取り付けられている。また、ズレ防止部221は、一対の支持フレーム780の内側に、ファン部取り付け台220Aの下面から突出するように設けられている。このようにして、ファン部取り付け台220Aは、ピニオンギア回転軸770の軸方向で移動しないように、保持することができる。
In addition, as shown in FIGS. 5 and 6, the fan
次に、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741の機能について、説明する。前述の通り、複数の嵌合爪731は、ファン部位置調整用ツマミ部730に形成されている。また、複数の嵌合爪741は、ファン部位置調整用ツマミ受け部740に形成されている。なお、複数の嵌合爪731および嵌合爪741は、前述した複数の嵌合爪331および嵌合爪341と同等の機能を果たす。
Next, functions of the plurality of
図5および図6に示されるように、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741は、互いに向かい合うように配置される。
As shown in FIGS. 5 and 6, the plurality of
図5に示されるように、ファン部位置調整用ツマミ部730がピニオンギア回転軸770の軸方向に押し込まれた場合、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741は互いに嵌合する。このとき、ピニオンギア回転軸770は、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741の嵌合によって、ピニオンギア710が回転しない状態になるように保持される。この結果、ピニオンギア710は回転せず、ラックギア720も移動しない。したがって、ファン部210も、図4の矢印Cの方向に移動しない状態で、保持される。
As shown in FIG. 5, when the fan part
図6に示されるように、ファン部位置調整用ツマミ部730がピニオンギア回転軸770の軸方向に引き出された場合、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741は互いに嵌合しない。このとき、ピニオンギア710は、ピニオンギア回転軸770の軸を中心に回転することができる。すなわち、ファン部位置調整用ツマミ部730がピニオンギア回転軸770の軸方向に引き出された状態で、ファン部位置調整用ツマミ部730をピニオンギア回転軸770の軸を中心に回転することで、ピニオンギア710がピニオンギア回転軸770の軸を中心に回転する。そして、ピニオンギア710の回転によって、ラックギア720が移動する。さらに、ファン部210がラックギア720の移動に伴って図4の矢印Cの方向に移動する。
As shown in FIG. 6, when the fan portion
なお、少なくとも複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741は、本発明のファン部保持部を構成する。このファン部保持部は、ファン部210が動かない状態になるようにファン部可動部(ピニオンギア710、ラックギア720およびピニオンギア回転軸770を含む。)を保持する。
Note that at least the plurality of
次に、本発明の第2の実施の形態における電子機器1000Aの動作説明をする。
Next, the operation of the
図4に示されるように、ファン部210は、作動すると、当該ファン部210の下側の空気を筐体100内の下面側から上面側へ送り始める。
As shown in FIG. 4, when the
ファン部210から送出される風は、保持板開口部112を介して、複数の電子基板500の間へ流れる(図4の各矢印を参照。)。このとき、ファン部210から送出される風は複数の電子基板500の間を通る間に、各電子基板500を冷却する。
The wind sent from the
ファン部210から送出される風は、複数の電子基板500の間を通って、筐体100の上面板400側へ流れる。
The wind sent from the
このとき、遮蔽板310の開閉量に応じて、筐体100の上面板400側へ流れる風量が異なってくる。したがって、この遮蔽板310の開閉量を調整することにより、各電子基板500に当てるファン部210の風量を調整することができる。
At this time, the amount of air flowing toward the
また、ファン部210の位置によっても、複数の電子基板500に対するファン部210の相対位置を変化させることができる。そして、ファン部210により送られる冷却風の分布を変化させ、各電子基板500に当てるファン部210の風量の配分を調整することができる。
Further, the relative position of the
そして、遮蔽板310を通ったファン部210からの風は、上面板開口部410を介して、筐体100の外部へ排出される。
And the wind from the
次に、ファン部位置調整部700を用いてファン部210の位置を調整する方法について、図4、図5および図6に基づいて説明する。
Next, a method for adjusting the position of the
なお、図4に示される遮蔽板310の開閉方法については、第1の実施の形態で説明した通りであるので、ここでの説明を省略する。
Note that the method for opening and closing the
通常は、図5に示されるように、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741は互いに嵌合し合う。ピニオンギア回転軸770は、複数の嵌合爪331および複数の嵌合爪341によって、ピニオンギア710が動かない状態になるように保持されている。
Normally, as shown in FIG. 5, the plurality of
ファン部210を移動したい場合、まず、ファン部位置調整用ツマミ部730を、図5の矢印Dの方向に引っ張り、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741が互いに嵌合しない状態にする。この状態のまま、ファン部位置調整用ツマミ部730をピニオンギア回転軸770の軸を中心に回転させる。これにより、ピニオンギア回転軸770に取り付けられたピニオンギア710がピニオンギア回転軸770の軸を中心に回転する。ピニオンギア710およびラックギア720は互いに噛み合っているので、ピニオンギア710の回転によって、ラックギア720が取り付けられたファン部取り付け台220Aが図4の矢印Cの方向に移動する。ファン部210はファン部取り付け台220Aに取り付けられている。したがって、ファン部位置調整用ツマミ部730をピニオンギア回転軸770の軸を中心に回転させることにより、ファン部210が図4の矢印Cの方向に移動する。
When moving the
次に、ファン部210を移動させた状態で、ファン部位置調整用ツマミ部730を離す。すると、プリーロードがかけられた状態にあるスプリング750の反力により、ファン部位置調整用ツマミ部730がファン部位置調整用ツマミ受け部740に図6の矢印Eの方向に押し付けられる。そして、ファン部位置調整用ツマミ部730の複数の嵌合爪731と、ファン部位置調整用ツマミ受け部740の複数の嵌合爪741とが、互いに嵌合し合う。これにより、ファン部位置調整用ツマミ部730、ピニオンギア回転軸770およびピニオンギア710は、回転できなくなる。この結果、ピニオンギア回転軸770は、ピニオンギア710が回転しない状態になるように保持される。すなわち、ピニオンギア710は回転せず、ラックギア720も移動しない。したがって、ファン部210も、図4の矢印Cの方向に移動しない状態で、保持される。
Next, the fan unit
なお、さらに、ファン部210の位置を再調整した場合には、前述のように、改めてファン部位置調整用ツマミ部730を図5の矢印Dの方向に引っ張り、複数の嵌合爪731および複数の嵌合爪741が互いに嵌合しない状態にして、ファン部位置調整用ツマミ部730を回転させる必要がある。
Furthermore, when the position of the
このように、ファン部210は、複数の嵌合爪731と複数の嵌合爪741の嵌合によって、移動しないように確実に保持されるので、ファン部210を動作した際に生じる振動や、ファン部210の自重などによって、ファン部210が動いてしまうことを防止できる。一方で、ファン部210を意図的に移動させたい場合には、ファン部位置調整用ツマミ部730を引っ張り、ファン部位置調整用ツマミ部730を回転させるだけで、簡単にファン部210の位置を調整することができる。これにより、複数の電子基板500に対するファン部210の相対位置を変化させることができる。そして、ファン部210により送られる冷却風の分布を変化させ、各電子基板500に当てるファン部210の風量の配分を容易に調整することができる。
Thus, since the
なお、ファン部位置調整用ツマミ部730の複数の嵌合爪731の凹凸の大きさと、ファン部位置調整用ツマミ受け部740の複数の嵌合爪741の凹凸の大きさを変更することによって、ファン部210の移動量やファン部210の位置の精度を変更することもできる。同様に、ピニオンギア710の歯の大きさと、ラックギア720の歯の大きさを変更することによっても、ファン部210の移動量やファン部210の位置の精度を変更することもできる。
In addition, by changing the size of the unevenness of the plurality of
以上の通り、本発明の第2の実施の形態における電子機器1000Aにおいて、ファン部位置調整部を備えている。このファン部位置調整部は、複数の電子基板500の一端部側で、ファン部210の位置を調整する。これにより、複数の電子基板500に対するファン部210の相対位置を変化させることができる。このため、ファン部210により送られる冷却風の分布を変化させ、各電子基板500の間に送り出す風量の配分を調整することができる。また、併せて、本発明の電子機器1000Aでは、圧損調整部300を用いて、ファン部210から送出されて複数の電子基板500の間を通る風量を直接的に調整することができる。したがって、本発明の電子機器1000Aによれば、各電子基板500間に送り出すファン部210の風量の配分を調整しつつ、各電子基板500に当てるファン部210の風量を適切に調整することができる。
As described above, the
また、本発明の第2の実施の形態における電子機器1000Aにおいて、ファン部位置調整部は、ファン部可動部(ピニオンギア710、ラックギア720、ピニオンギア回転軸770などで構成)を備えている。そして、ファン部可動部は、ファン部210を複数の電子基板500の面に対して略垂直方向に移動させる。これにより、ファン部可動部を用いてファン部210を移動させることによって、複数の電子基板500に対するファン部210の相対位置を変化させることができるので、各電子基板500の間に送り出す風量の配分を容易に調整することができる。
In the
また、本発明の第2の実施の形態における電子機器1000Aにおいて、ファン部可動部は、円筒状の歯車であるピニオンギア710と、ピニオンギア回転軸770と、ラックギア720とを備えている。ピニオンギア回転軸770は、ピニオンギア710が取り付けられ、筐体100に保持される。ラックギア720は、ファン部210に取り付けられ、ピニオンギア720と噛みあう。そして、ピニオンギア710をピニオンギア回転軸770を中心に回転させることにより、ファン部210を複数の電子基板500の面に対して略垂直方向に移動させる。これにより、ピニオンギア710をピニオンギア回転軸770を中心に回転させるだけで、複数の電子基板500に対するファン部210の相対位置を簡単に変化させることができる。この結果、各電子基板500の間に送り出す風量の配分を容易に調整することができる。
In
また、本発明の第2の実施の形態における電子機器1000Aにおいて、ファン部210が動かない状態になるようにファン部可動部(ピニオンギア710、ピニオンギア回転軸770およびラックギア720を含む。)を保持するファン部保持部(複数の嵌合爪731、741、スプリング750を含む。)を備える。これにより、ファン部210などを動作した際に生じる振動やファン部210の自重などによって、ファン部210が動いてしまうことを防止できる。
Further, in
また、本発明の第2の実施の形態における電子機器1000Aにおいて、ファン部保持部(複数の嵌合爪731、741、スプリング750を含む。)は、ファン部可動部(ピニオンギア710、ピニオンギア回転軸770およびラックギア720を含む。)を付勢部材(スプリング750)によって保持する。これにより、例えば、ボルト類の着脱をする必要もなく、これに伴ってボルト類着脱のために筐体外面を分解する必要もない。したがって、簡単な構成で、ファン部保持部(複数の嵌合爪731、741、スプリング750を含む。)は、ファン部可動部(ピニオンギア710、ピニオンギア回転軸770およびラックギア720を含む。)を保持できる。
In the
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態における電子機器1000Bの構成について、図に基づいて説明する。
<Third Embodiment>
The configuration of electronic device 1000B according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図7は、電子機器1000Bの構成を模式的に示す外観図である。なお、図7は、紙面の上下方向を鉛直方向として示している。 FIG. 7 is an external view schematically showing the configuration of the electronic apparatus 1000B. FIG. 7 shows the vertical direction of the paper surface as the vertical direction.
図7に示されるように、電子機器1000Bでは、遮蔽板位置表示部800と、ファン部位置表示部900とが、筐体100の外面側に設けられている。
As shown in FIG. 7, in the
なお、電子機器1000Bの内部構成は、図4に示した電子機器1000Aと同様である。
The internal configuration of electronic device 1000B is the same as that of
図7に示されるように、遮蔽板位置表示部800は、筐体100の外面側であって、遮蔽板310(図4を参照。)に対応する位置に設けられている。
As shown in FIG. 7, the shielding plate
遮蔽板位置表示部800は、つまみ目印810と、角度目盛り820とを含んで構成される。つまみ目印810は、遮蔽板310の面に平行な角度になるように、設けられている。つまみ目印810は、遮蔽板310の回転とともに回転する。角度目盛り820は、筐体100の外面に印刷などにより設けられる。
The shielding plate
このように、本発明の第3の実施の形態における電子機器1000Bにおいて、遮蔽板310の位置を示す遮蔽板位置表示部800を備えたので、遮蔽板310の開閉の調整を目視しながら行える。この結果、各電子基板500に当てるファン部210の風量を目視しながら容易に調整することができる。
As described above, since the electronic apparatus 1000B according to the third embodiment of the present invention includes the shielding plate
図7に示されるように、ファン部位置表示部900は、筐体100の外面側であって、ファン部210(図4を参照。)に対応する位置に設けられている。
As illustrated in FIG. 7, the fan unit
ファン部位置表示部900は、ファン目印910と、位置目盛り920と、位置確認窓930とを含んで構成される。ファン目印910は、ファン部210またはファン部取り付け台220Aに取り付けられている。ファン目印910は、ファン部210の移動量に応じて、図7の紙面にて左右方向に移動する。位置目盛り920は、筐体100の外面に印刷などにより設けられる。位置確認窓930は、ファン目印910の移動位置に応じて筐体100に設けられた開口である。
The fan unit
このように、本発明の第3の実施の形態における電子機器1000Bにおいて、ファン部210の位置を示すファン部位置表示部900を備えたので、ファン部210の位置の調整を目視しながら行える。この結果、各電子基板500の間に送り出す風量の配分を目視しながら容易に調整することができる。
As described above, the electronic apparatus 1000B according to the third embodiment of the present invention includes the fan unit
なお、本実施の形態では、遮蔽板位置表示部800およびファン部位置表示部900の双方が、筐体100の外面側に設けられる例を示した。しかしながら、遮蔽板位置表示部800またはファン部位置表示部900のいずれか一方のみを備えてもよい。
In the present embodiment, an example is shown in which both the shielding plate
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、さまざまな変更、増減、組合せを加えてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 The present invention has been described above based on the embodiment. The embodiment is an exemplification, and various modifications, increases / decreases, and combinations may be added to the above-described embodiments without departing from the gist of the present invention. It will be understood by those skilled in the art that modifications to which these changes, increases / decreases, and combinations are also within the scope of the present invention.
また、前記の第1〜第3の実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載されうるが、以下に限られない。
[付記1]
電子部品が実装された複数の電子基板を互いに対向させた状態で搭載するための筐体と、
前記筐体内部に搭載された前記複数の電子基板の一端部側に設けられ、前記複数の電子基板の間に風を送るファン部と、
前記複数の電子基板の他端部側に設けられ、前記ファン部から送出されて前記複数の電子基板の間を通る風量を調整する圧損調整部とを備えた電子機器。
[付記2]
前記圧損調整部は、
前記複数の電子基板の間を通る風を前記複数の電子基板の上端部側で遮蔽する遮蔽板と、
前記複数の電子基板の間を通る風量を増減できるように前記遮蔽板を移動する遮蔽板可動部とを備えた付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記遮蔽板可動部は、
前記遮蔽板に接合された遮蔽板回転軸部を備え、
前記遮蔽板を前記遮蔽板回転軸部を中心に回転させることにより、前記複数の電子基板の間を通る風量を増減する付記2に記載の電子機器。
[付記4]
前記遮蔽板が動かない状態になるように前記遮蔽板可動部を保持する遮蔽板保持部を備えた請求項2または3に付記の電子機器。
[付記5]
前記遮蔽板保持部は、前記遮蔽板可動部を付勢部材によって保持する付記4に記載の電子機器。
[付記6]
前記遮蔽板の位置を示す遮蔽板位置表示部を備えた付記1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
[付記7]
前記複数の電子基板の一端部側で、前記ファン部の位置を調整するファン部位置調整部を備えた付記1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
[付記8]
前記ファン部位置調整部は、
前記ファン部を前記複数の電子基板の面に対して略垂直方向に移動させるファン部可動部を備えた付記7に記載の電子機器。
[付記9]
前記ファン部可動部は、
円筒状の歯車であるピニオンギアと、
前記ピニオンギアが取り付けられ、前記筐体に保持されたピニオンギア回転軸と、
前記ファン部に取り付けられ、前記ピニオンギアと噛みあうラックギアとを備え、
前記ピニオンギアを前記ピニオンギア回転軸を中心に回転させることにより、前記ファン部を前記複数の電子基板の面に対して略垂直方向に移動させる付記8に記載の電子機器。
[付記10]
前記ファン部が動かない状態になるように前記ファン部可動部を保持するファン部保持部を備えた付記8または9に記載の電子機器。
[付記11]
前記ファン部保持部は、前記ファン部可動部を付勢部材によって保持する付記10に記載の電子機器。
[付記12]
前記ファン部の位置を示すファン部位置表示部を備えた付記7〜10のいずれか1項に記載の電子機器。
Moreover, although one part or all part of the said 1st-3rd embodiment can also be described as follows, it is not restricted to the following.
[Appendix 1]
A housing for mounting a plurality of electronic boards on which electronic components are mounted facing each other;
A fan unit that is provided on one end side of the plurality of electronic substrates mounted inside the housing, and sends air between the plurality of electronic substrates;
An electronic apparatus comprising: a pressure loss adjusting unit that is provided on the other end side of the plurality of electronic substrates and adjusts an air volume that is sent from the fan unit and passes between the plurality of electronic substrates.
[Appendix 2]
The pressure loss adjusting unit is
A shielding plate that shields wind passing between the plurality of electronic substrates on the upper end side of the plurality of electronic substrates;
The electronic device according to appendix 1, further comprising: a shielding plate movable unit that moves the shielding plate so that the amount of air passing between the plurality of electronic substrates can be increased or decreased.
[Appendix 3]
The shielding plate movable part is
A shielding plate rotating shaft joined to the shielding plate;
The electronic device according to appendix 2, wherein the amount of air passing between the plurality of electronic substrates is increased or decreased by rotating the shielding plate around the shielding plate rotation shaft portion.
[Appendix 4]
The electronic apparatus according to claim 2 or 3, further comprising a shielding plate holding portion that holds the shielding plate movable portion so that the shielding plate does not move.
[Appendix 5]
The electronic device according to appendix 4, wherein the shielding plate holding portion holds the shielding plate movable portion by an urging member.
[Appendix 6]
The electronic device according to any one of supplementary notes 1 to 5, further comprising a shielding plate position display unit that indicates a position of the shielding plate.
[Appendix 7]
The electronic device according to any one of supplementary notes 1 to 6, further comprising a fan part position adjusting unit that adjusts a position of the fan part on one end side of the plurality of electronic substrates.
[Appendix 8]
The fan part position adjusting part is
The electronic apparatus according to appendix 7, further comprising a fan unit movable unit that moves the fan unit in a direction substantially perpendicular to the surfaces of the plurality of electronic substrates.
[Appendix 9]
The fan part movable part is
A pinion gear which is a cylindrical gear;
The pinion gear is mounted, and the pinion gear rotating shaft held in the housing;
A rack gear attached to the fan portion and meshing with the pinion gear;
The electronic apparatus according to appendix 8, wherein the fan unit is moved in a direction substantially perpendicular to the surfaces of the plurality of electronic substrates by rotating the pinion gear about the pinion gear rotation axis.
[Appendix 10]
The electronic device according to appendix 8 or 9, further comprising a fan part holding part that holds the fan part movable part so that the fan part does not move.
[Appendix 11]
The electronic device according to appendix 10, wherein the fan unit holding unit holds the fan unit movable unit by an urging member.
[Appendix 12]
The electronic device according to any one of appendices 7 to 10, further comprising a fan part position display unit that indicates a position of the fan part.
100 筐体
110 中間板
111 コネクタ
112 中間板開口部
120 ファン部保持板
121 保持板開口部
200 ファンユニット
200A ファンユニット
210 ファン部
220 ファン部取り付け台
220A ファン部取り付け台
300 圧損調整部
310 遮蔽板
320 遮蔽板回転軸
330 遮蔽板調整用ツマミ部
331 嵌合爪
340 遮蔽板調整用ツマミ受け部
341 嵌合爪
350 スプリング
360 スプリングストッパー部
400 上面板
410 上面開口部
500 電子基板
600 フレーム
700 ファン部位置調整部
710 ピニオンギア
720 ラックギア
730 ファン部位置調整用ツマミ部
731 嵌合爪
740 ファン部位置調整用ツマミ受け部
741 嵌合爪
750 スプリング
760 スプリングストッパー部
770 ピニオンギア回転軸
780 支持フレーム
790 浮き上がり防止フレーム
800 遮蔽板位置表示部
810 つまみ目印
820 角度目盛り
900 ファン部位置表示部
910 ファン目印
920 位置目盛り
930 位置確認窓
1000 電子機器
1000A 電子機器
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記筐体内部に搭載された前記複数の電子基板の一端部側に設けられ、前記複数の電子基板の間に風を送るファン部と、
前記複数の電子基板の他端部側に設けられ、前記ファン部から送出されて前記複数の電子基板の間を通る風量を調整する圧損調整部とを備えた電子機器。 A housing for mounting a plurality of electronic boards on which electronic components are mounted facing each other;
A fan unit that is provided on one end side of the plurality of electronic substrates mounted inside the housing, and sends air between the plurality of electronic substrates;
An electronic apparatus comprising: a pressure loss adjusting unit that is provided on the other end side of the plurality of electronic substrates and adjusts an air volume that is sent from the fan unit and passes between the plurality of electronic substrates.
前記複数の電子基板の間を通る風を前記複数の電子基板の上端部側で遮蔽する遮蔽板と、
前記複数の電子基板の間を通る風量を増減できるように前記遮蔽板を移動する遮蔽板可動部とを備えた請求項1に記載の電子機器。 The pressure loss adjusting unit is
A shielding plate that shields wind passing between the plurality of electronic substrates on the upper end side of the plurality of electronic substrates;
The electronic device according to claim 1, further comprising: a shielding plate movable unit that moves the shielding plate so that the amount of air passing between the plurality of electronic substrates can be increased or decreased.
前記遮蔽板に接合された遮蔽板回転軸部を備え、
前記遮蔽板を前記遮蔽板回転軸部を中心に回転させることにより、前記複数の電子基板の間を通る風量を増減する請求項2に記載の電子機器。 The shielding plate movable part is
A shielding plate rotating shaft joined to the shielding plate;
The electronic apparatus according to claim 2, wherein the amount of air passing between the plurality of electronic substrates is increased or decreased by rotating the shielding plate around the shielding plate rotation shaft portion.
前記ファン部を前記複数の電子基板の面に対して略垂直方向に移動させるファン部可動部を備えた請求項7に記載の電子機器。 The fan part position adjusting part is
The electronic device according to claim 7, further comprising a fan unit movable unit that moves the fan unit in a direction substantially perpendicular to the surfaces of the plurality of electronic substrates.
円筒状の歯車であるピニオンギアと、
前記ピニオンギアが取り付けられ、前記筐体に保持されたピニオンギア回転軸と、
前記ファン部に取り付けられ、前記ピニオンギアと噛みあうラックギアとを備え、
前記ピニオンギアを前記ピニオンギア回転軸を中心に回転させることにより、前記ファン部を前記複数の電子基板の面に対して略垂直方向に移動させる請求項8に記載の電子機器。 The fan part movable part is
A pinion gear which is a cylindrical gear;
The pinion gear is mounted, and the pinion gear rotating shaft held in the housing;
A rack gear attached to the fan portion and meshing with the pinion gear;
The electronic apparatus according to claim 8, wherein the fan unit is moved in a substantially vertical direction with respect to the surfaces of the plurality of electronic substrates by rotating the pinion gear about the pinion gear rotation shaft.
Priority Applications (1)
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JP2012108198A JP2013235995A (en) | 2012-05-10 | 2012-05-10 | Electronic apparatus |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-05-10 JP JP2012108198A patent/JP2013235995A/en active Pending
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