JP2013233869A - Structure for treating terminal of interior-finishing skin - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内装用の表皮の端末部を芯材に固定する内装用表皮の端末処理構造に関する。 The present invention relates to an interior skin terminal processing structure in which a terminal portion of an interior skin is fixed to a core material.
従来、表皮の端末部を芯材に固定するにあたって、芯材の裏面側に設けた突起の位置で表皮を加熱溶融して孔を形成し、その孔を上記突起に貫通した後、この突起の先端部を加熱溶融して孔に係合する頭部を形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, when fixing the end portion of the skin to the core material, the skin is heated and melted at the position of the projection provided on the back surface side of the core material to form a hole, and the hole penetrates the projection. There is one that forms a head part that engages with a hole by heating and melting the tip part (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、かかる従来の表皮の端末処理構造は、表皮に孔を形成するために加熱溶融し、また、突起の先端部に頭部を形成するために加熱溶融するようになっている。このため、表皮および芯材を成形する工程とは別に加熱溶融する工程が必要となり、そのための設備や費用および作業時間が多く必要になってしまう。 However, such a conventional terminal treatment structure of the skin is heated and melted to form a hole in the skin, and is heated and melted to form a head at the tip of the protrusion. For this reason, a process of heating and melting is required in addition to the process of forming the skin and the core material, and a lot of equipment, cost and work time are required.
そこで、本発明は、製造工程上、新たに設備を用いることなく、かつ、短時間で表皮の端末部を芯材に固定させることができる内装用表皮の端末処理構造を提供するものである。 Therefore, the present invention provides a terminal treatment structure for interior skin that can fix the terminal portion of the skin to the core material in a short time without using any new equipment in the manufacturing process.
本発明の内装用表皮の端末処理構造にあっては、表皮の端末部に、掛止穴を設けたタブ部を突設する一方、芯材に、前記掛止穴を挿入係合させる突起部を設けておく。また、掛止穴の穴周辺部に、前記突起部の側面に追従して接触する接触面を有する舌部を突設しておく。そして、表皮の取付時に、前記タブ部の掛止穴を前記突起部に挿入しつつ、前記舌部の接触面を前記突起部の側面に密接させることを特徴とする。 In the terminal treatment structure for an interior skin according to the present invention, a tab portion provided with a latch hole is projected from a terminal portion of the skin, while a projection portion for inserting and engaging the latch hole with a core member. Is provided. In addition, a tongue having a contact surface that follows and contacts the side surface of the protrusion is provided in a projecting manner in the peripheral portion of the retaining hole. And when attaching a skin, the contact surface of the said tongue part is closely_contact | adhered to the side surface of the said projection part, inserting the latching hole of the said tab part in the said projection part.
本発明によれば、表皮の端末部に突設したタブ部の掛止穴を、芯材に設けた突起部に挿入することで、表皮の端末部を芯材に取り付けることができる。このとき、掛止穴の穴周辺部に突設した舌部の接触面が突起部の側面に密接するため、舌部と突起部との摩擦抵抗力が増大して、タブ部を突起部から外れ難くでき、表皮の固定をより確実なものとすることができる。 According to the present invention, the terminal portion of the skin can be attached to the core material by inserting the retaining hole of the tab portion protruding from the terminal portion of the skin into the protrusion provided in the core material. At this time, since the contact surface of the tongue protruding from the peripheral portion of the retaining hole is in close contact with the side surface of the projection, the frictional resistance between the tongue and the projection increases, and the tab portion is separated from the projection. It is difficult to come off, and the skin can be fixed more reliably.
従って、タブ部および突起部を、表皮および芯材の成形時に成形しておくができるので、製造工程上、新たに設備及び治具を用いることなく、かつ、短時間で表皮の端末部を芯材に固定させることができる。 Accordingly, since the tab portion and the projection portion can be formed at the time of forming the skin and the core material, the terminal portion of the skin can be cored in a short time without newly using equipment and jigs in the manufacturing process. It can be fixed to the material.
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の端末処理構造を、例えば、グローブボックスのリッドGRに適用した場合を示し、内装用の表皮1を芯材2に固定した状態を示す。芯材2は、表皮1と略同形状に形成されて、その表皮1の裏面に配置される。表皮1は、表面に装飾性を有し、可撓性を有する軟質樹脂等で形成されている。また、芯材2は、剛性の高い硬質樹脂、例えば、繊維強化樹脂等で形成される。
FIG. 1 shows a case where the terminal processing structure of the present invention is applied to, for example, a lid GR of a glove box, and shows a state in which an
表皮1の端末周縁部1E(図1参照)には、図2に示すように、裏面側に折曲する表皮側折曲縁1aが形成されている。また、同様に、芯材2の端末周縁部には、図2に示すように、裏面側に折曲する芯材側折曲縁2aが形成されている。この場合、表皮側折曲縁1aは、表皮1の一般面に対して略垂直に折曲されている。芯材側折曲縁2aは、芯材2の一般面に対して鈍角に折曲されている。そして、表皮1で芯材2を覆った際に、表皮側折曲縁1aが芯材側折曲縁2aの外側に被されるようになっている。
As shown in FIG. 2, a skin-
表皮側折曲縁1aの先端には、それの長さ方向に適宜間隔をもって複数のタブ部11が突設されている。タブ部11は、表皮1の成形と同時に型成形され、全体的に矩形状となって表皮折曲縁1aの先端から突出されている。タブ部11の基端部11aは所定区間に亘って薄肉形成され、その基端部11aからタブ部11が全体的に屈曲自在となっている。
A plurality of
また、タブ部11は、薄肉形成された基端部11aよりも先端側が厚肉形成された先端部11bとなっており、この先端部11bは、先端に向かって肉厚が僅かに薄くなるように傾斜されている。そして、タブ部11の先端部11bの中央部には、矩形状の掛止穴12が形成されている。
Further, the
一方、芯材2の裏面には、図4中矢印aで示すように、タブ部11を基端部11aから折曲したときに掛止穴12に対応する位置に突起部21が突設されている。突起部21は、各タブ部11に対応して複数設けられ、それぞれの突起部21に掛止穴12が挿入係合されるようになっている。この突起部21は、先端に向かって断面が小さくなるテーパ形状の円筒状をなす突起部21となっている。
On the other hand, as shown by an arrow a in FIG. 4, a protruding
また、タブ部11の掛止穴12の穴周辺部、つまり、本実施形態では矩形状となった掛止穴12の先端側の辺12aに沿って舌部13が一体に突設されている。この舌部13は、掛止穴12の内方に対向する面(内側面)が、突起部21の側面21aに追従して接触する接触面13aとなっている。
Further, the
つまり、本実施形態では、接触面13aがテーパ形状となった突起部21の側面21aに接触するように、舌部13を突起部21の傾斜した側面21aに沿う方向に傾斜させてある。このとき、舌部13は、突起部21の側面21aよりも若干大きく傾斜させておき、舌部13を側面21aに圧接させることが好ましい。尚、本実施形態では、舌部13はタブ部11の外側(図3中上方)に突出するように設けられている。
That is, in the present embodiment, the
そして、表皮1を芯材2に取付けるには、図4に示すように、表皮側折曲縁1aと芯材側折曲縁2aとを合致させつつ表皮1によって芯材2を覆う。このとき、略直角に折曲形成された表皮側折曲縁1aの内側には、鈍角形成された芯材側折曲縁2aを受け止めるリブ1bが適宜間隔を設けて複数配置されている。
In order to attach the
このように芯材2を表皮1で覆った状態では、図2、図4に示すように、タブ部11は表皮側折曲縁1aから略延長するように起立しており、この起立状態からタブ部11を、矢印aに示すように芯材2の内方に折曲する。すると、図3、図5に示すように、タブ部11の掛止穴12が、突起部21の先端から付け根方向に向かって挿入され、この突起部21の側面21aに密接状態で挿入係合される。
In the state where the
この挿入係合状態は、矩形状の掛止穴12の四辺が、突起部21の断面円形状となった側面21aの周りにそれぞれ接線方向に接触した状態となっている。これにより、タブ部11の掛止穴12を、芯材2の突起部21に引っ掛けるようにして嵌合するのみで、表皮1の端末周縁部を芯材2の周縁部に固定することができる。
In this insertion engagement state, the four sides of the
このとき、掛止穴12の先端側の辺12aからタブ部11の外側に突設した舌部13は、図6(a)に示すように、それの接触面13aが突起部21の側面21aに二点鎖線の初期状態から追従して接触した状態(図中実線で示す)となっている。これにより、舌部13と突起部21との摩擦力が大きくなって、タブ部11が突起部21から抜けるのを効率よく阻止でき、ひいては、表皮1の固定力をより高めることができる。
At this time, as shown in FIG. 6A, the
また、本実施形態では、舌部13をタブ部11の外側面11c方向に突設してある。これにより、図6(b)に示すように、タブ部11が何らかの原因で突起部21をずり上がる場合には、実線状態にある舌部13が二点鎖線で示すように突起部21の側面21aに食い込む方向に作用する。尚、図6(a)、(b)では、二点鎖線で示す舌部13は、掛止穴12が突起部21に挿入される以前の自然状態を示し、実線で示す舌部13は、掛止穴12が突起部21に挿入されて側面21aに追従した状態を示す。
Further, in the present embodiment, the
以上説明したように、本実施形態の内装用表皮の端末処理構造によれば、表皮1の端末周縁部にタブ部11を一体に突設してあり、かつ、芯材2に突起部21を突設してある。そして、タブ部11に設けた掛止穴12を突起部21に挿入することで、表皮1の端末周縁部を芯材2に簡単に取り付けることができる。
As described above, according to the terminal treatment structure for the interior skin of the present embodiment, the
このとき、掛止穴12の穴周辺部に突設した舌部13の接触面13aが突起部21の側面21aに追従して密接するため、舌部13と突起部21との摩擦抵抗力を増大させることができる。これにより、タブ部11を突起部21から抜け方向に外れ難くでき、表皮1の固定をより確実なものとすることができる。
At this time, the
従って、タブ部11および突起部21を、表皮1および芯材2の成形時に一体成形しておくができるので、製造工程上、新たに設備を用いることなく、かつ、短時間で表皮1の端末周縁部を芯材2に固定させることができる。
Therefore, since the
また、本実施形態によれば、突起部21を、先端に向かって断面が小さくなるテーパ形状としてあるので、タブ部11の掛止穴12が突起部21に挿入し易くなり、表皮1の固定作業をより簡単に行うことができる。
In addition, according to the present embodiment, the protruding
更に、本実施形態によれば、舌部13をタブ部11の外側面11c方向に突設したので、タブ部11が何らかの原因で突起部21をずり上がろうとした場合、舌部13が突起部21の側面21aに食い込む方向に作用するため、タブ部11のずり上がりを効率よく阻止することができる。
Furthermore, according to this embodiment, since the
ところで、舌部13は、図7(a)に示すように、タブ部11の内側面11d方向に突設することができる。しかし、この場合は、同図に示すように、掛止穴12が突起部21の正規位置に挿入されている状態では、舌部13の接触面13aが突起部21の側面21aに追従して密接するため、十分な摩擦抵抗力を得ることができる。尚、同図中、二点鎖線で示す舌部13は、掛止穴12が突起部21に挿入される以前の自然状態を示し、実線で示す舌部13は、掛止穴12が突起部21に挿入されて側面21aに追従した状態を示す。
By the way, as shown in FIG. 7A, the
この一方、図7(b)に示すように、掛止穴12がずり上がった場合は、舌部13が突起部21の側面21aから浮上がってしまうため、十分な摩擦抵抗力を得ることができなくなる虞がある。これにより、掛止穴12のずり上がり現象に対しては、舌部13は、前記実施形態に示したように外側面11c方向に突設させることが好ましい。
On the other hand, as shown in FIG. 7B, when the retaining
ところで、本発明の内装用表皮の端末処理構造は、前記各実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。 By the way, although the terminal processing structure of the interior skin of the present invention has been described by taking the above embodiments as examples, the present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
本発明は、自動車のグローブボックスのリッドやドアトリム等の車室内の内装部品に用いることができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used for interior parts in a vehicle interior such as a lid of a glove box or a door trim of an automobile.
1 表皮
1a 表皮側折曲縁(表皮の端末周縁部)
11 タブ部
11c タブ部の外側面
12 掛止穴
13 舌部
13a 接触面
2 芯材
21 突起部
21a 突起部の側面
1
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記表皮の端末部に突設され、掛止穴が設けられたタブ部と、
前記芯材に設けられ、前記タブ部の掛止穴を挿入係合させる突起部と、
前記掛止穴の穴周辺部に突設され、前記突起部の側面に追従して接触する接触面を有する舌部と、を備え、
前記表皮の取付時に、前記タブ部の掛止穴を前記突起部に挿入しつつ、前記舌部の接触面を前記突起部の側面に密接させることを特徴とする内装用表皮の端末処理構造。 A terminal treatment structure for interior skin that fixes the skin end to the core,
A tab portion protruding from the terminal portion of the skin and provided with a retaining hole,
A protrusion provided on the core member, into which a retaining hole of the tab portion is inserted and engaged;
A tongue that protrudes from a hole peripheral portion of the retaining hole and has a contact surface that follows and contacts the side surface of the protrusion,
A terminal treatment structure for an interior skin, wherein a contact surface of the tongue portion is brought into close contact with a side surface of the projection portion while inserting a retaining hole of the tab portion into the projection portion when the skin is attached.
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JP2016096832A (en) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社タチエス | Skin fixing structure and armrest |
JP2016128300A (en) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 豊田鉄工株式会社 | Vehicular composite interior component |
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