JP2013232120A - 画像処理装置、設定メニュー画面の表示方法及び表示プログラム - Google Patents

画像処理装置、設定メニュー画面の表示方法及び表示プログラム Download PDF

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知之 渥美
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健太郎 永谷
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Abstract

【課題】階層構造で構成される設定メニュー画面における設定項目の詳細設定時のユーザの操作性の向上を図ることができる画像処理装置等を提供する。
【解決手段】タッチパネルで構成され、表示画面に表示された設定メニュー画面における設定項目の中からユーザが所望の設定項目をタッチ操作で選択した際に、階層構造の設定メニュー画面の中から前記選択された設定項目の詳細を設定するための設定メニュー画面を開いて表示する表示手段52と、表示されている設定項目をユーザが選択した時の指の本数を判定する選択方法判定手段と、判定された指の本数に対応して、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する階層決定手段と、任意の設定メニューの階層を前記表示手段の画面に表示可能に制御するとともに、前記階層決定手段で決定された階層の設定メニュー画面を、表示手段に表示させる表示制御手段を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ユーザが操作パネル部におけるタッチパネル画面をタッチ操作して各種設定メニューの詳細を設定可能な多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals) 等に用いられる画像処理装置、該装置で実行される設定メニュー画面の表示方法及び表示プログラムに関する。
近年、例えばMFPでは、操作パネル部における表示部がタッチパネルで構成されたものが普及している。そのタッチパネルの画面に、例えば原稿設定、画質設定、仕上がり設定等の設定項目が表示された設定メニュー画面が開かれた状態で、ユーザが設定項目に対応する所望のキーをタッチ操作で選択することにより、設定項目に関する詳細を設定できるようになっている。
このような設定メニュー画面においては、ユーザがある設定項目を選択すれば、その設定項目に関する詳細な設定を行うための下位階層の設定メニュー画面が開かれる階層構造となっているのが一般的である。
また、従来、設定メニュー画面において、設定キーを所定時間以上継続して操作(長押し)した時には、最下位階層の画面を表示するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−207186号公報
ところで、従来のように、詳細設定を行なう設定メニュー画面が階層構造になっていると、階層が深くなる程、ユーザの操作負担が大きくなる。
例えば、印刷出力処理について、階層の上位から順に、「仕上がり」>「ステ−プル」>「コーナー」>「右上」といった設定がある。この時、ユーザが第三階層目の「コーナー」の項目を「右上」から「二点」に変更したい時には、最上位階層に戻って再度、「仕上がり」>「ステ−プル」>「コーナー」>「二点」というように設定しなければならず、操作が二度手間のようになって面倒である。
また、前記した先行技術においては、ユーザは、設定メニュー画面から設定キーを所定時間以上押下した時には、最下層の画面を表示させることができるが、途中階層のメニューを開くことができず、ユーザの操作負担が解決されるものではない。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、階層構造で構成される設定メニュー画面における設定項目の詳細設定時のユーザの操作性の向上を図ることができる画像処理装置を提供し、さらには前記画像処理装置で実行される設定メニュー画面の表示方法及び表示プログラムを提供することを課題としている。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)タッチパネルで構成され、表示画面に表示された設定メニュー画面における設定項目の中からユーザが所望の設定項目をタッチ操作で選択した際に、階層構造の設定メニュー画面の中から前記選択された設定項目の詳細を設定するための設定メニュー画面を開いて表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている前記設定項目をユーザが選択した時の指の本数を判定する選択方法判定手段と、前記選択方法判定手段で判定された指の本数に対応して、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する階層決定手段と、任意の設定メニューの階層を前記表示手段の画面に表示可能に制御するとともに、前記階層決定手段で決定された階層の設定メニュー画面を、表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(2)前記階層決定手段は、前回にユーザが設定項目の詳細を設定した設定メニュー画面の中から、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する前項1に記載の画像処理装置。
(3)最上位階層の設定メニューにおけるいずれかの設定項目について、ユーザが途中階層までを決定し、それ以降の階層は自動で決定されている場合において、ユーザが最上位階層で再度、その設定項目を選択した時に、前記選択方法決定手段がユーザが設定した階層よりも下位の階層が指定されたと判定した場合、前記階層決定手段は、ユーザが設定した最後の階層を次に開く設定メニュー画面の階層として決定する前項1または2に記載の画像処理装置。
(4)特定動作を実行したか否かを判定する特定動作判定手段を備え、前記階層決定手段は、前記特定動作判定手段の判定結果に基づいて、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する前項1に記載の画像処理装置。
(5)ユーザが前記表示手段の表示画面をタッチ操作した時の情報を記憶する操作記憶手段を備え、前記階層決定手段は、ユーザが設定項目を選択した際、該設定項目の詳細がユーザによって一度も設定されていない場合には、前記操作記憶手段の記憶内容から過去にユーザが頻繁に使う機能を候補として決定し、その候補に対応する設定メニュー画面の階層を次に開く設定メニュー画面の階層として決定する前項1に記載の画像処理装置。
(6)前記表示制御手段は、ユーザが設定項目を選択した際、該設定項目の詳細がユーザによって一度も設定されていない場合には、その設定項目に属する全ての下位階層の設定メニュー画面をそれぞれ開くためのキーを表示手段に表示させ、ユーザがいずれかのキーを選択することにより該当の設定メニュー画面を表示させる前項1に記載の画像処理装置。
(7)前記階層決定手段は、ユーザが設定メニュー画面における設定項目を選択した際、前記選択方法決定手段によって判定された指の数より設定メニュー画面の階層の数が少ない場合には、最下層の設定メニュー画面を次に開く設定メニュー画面の階層として決定する前項1に記載の画像処理装置。
(8)タッチパネルで構成され、表示画面に表示された設定メニュー画面における設定項目の中からユーザが所望の設定項目をタッチ操作で選択した際に、階層構造の設定メニュー画面の中から前記選択された設定項目の詳細を設定するための設定メニュー画面を開いて表示する表示手段を備えた画像処理装置で実行される設定メニュー画面の表示方法であって、前記表示手段に表示されている前記設定項目をユーザが選択した時の指の本数を判定する選択方法判定ステップと、前記選択方法判定ステップにおいて判定された指の本数に対応して、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する階層決定ステップと、任意の設定メニューの階層を前記表示手段の画面に表示可能に制御するとともに、前記階層決定ステップにおいて決定された階層の設定メニュー画面を、表示手段に表示させる表示制御ステップと、を備えたことを特徴とする設定メニュー画面の表示方法。
(9)タッチパネルで構成され、表示画面に表示された設定メニュー画面における設定項目の中からユーザが所望の設定項目をタッチ操作で選択した際に、階層構造の設定メニュー画面の中から前記選択された設定項目の詳細を設定するための設定メニュー画面を開いて表示する表示手段を備えた画像処理装置のコンピュータに実行させるための設定メニュー画面の表示プログラムであって、前記表示手段に表示されている前記設定項目をユーザが選択した時の指の本数を判定する選択方法判定ステップと、前記選択方法判定ステップにおいて判定された指の本数に対応して、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する階層決定ステップと、任意の設定メニューの階層を前記表示手段の画面に表示可能に制御するとともに、前記階層決定ステップにおいて決定された階層の設定メニュー画面を、表示手段に表示させる表示制御ステップと、を前記コンピュータに実行させるための設定メニュー画面の表示プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、表示手段に表示されている設定メニュー画面の設定項目をユーザが選択した時の指の本数が判定され、判定結果から次に開く設定メニュー画面の階層が決定され、その決定された階層の設定メニュー画面が前記表示手段に表示される。従って、ユーザが下位の階層において設定項目を変更したい時に、目的の階層の設定メニュー画面を速やかに開くことができ、ユーザによる設定項目の詳細設定時の操作負担を軽減することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、前回にユーザが設定項目の詳細を設定した設定メニュー画面の中から、次に開く設定メニュー画面の階層が決定されるので、再度、最上位階層の設定メニュー画面から設定をやり直すのに比べて、操作性が改善される。
前項(3)に記載の発明によれば、最上位階層の設定メニューにおけるいずれかの設定項目について、ユーザが途中階層までを決定し、それ以降の階層は自動で決定されている場合において、ユーザが最上位階層で再度、その設定項目を選択した時に、ユーザが設定した階層よりも下位の階層が指定されたと判定されると、ユーザが設定した最後の階層の設定メニュー画面が表示される。
前項(4)に記載の発明によれば、特定動作が実行されたか否かのが判定結果に基づいて、次に開く設定メニュー画面の階層が決定されるので、変更操作を簡単に行える。
前項(5)に記載の発明によれば、ユーザが表示画面をタッチ操作した時の情報が操作記憶手段に記憶され、ユーザが設定項目を選択した際、該設定項目の詳細がユーザによって一度も設定されていない場合には、前記操作記憶手段の記憶内容から過去にユーザが頻繁に使う機能が候補として決定され、その候補に対応する設定メニュー画面の階層が次に開く設定メニュー画面の階層となる。つまり、ユーザによって何も設定されていない状態で設定項目の二層目以降を開く場合でも、記憶情報からユーザが選択した回数が最も多い設定項目の階層が次に開く設定メニュー画面の階層として決定される。
前項(6)に記載の発明によれば、ユーザが設定項目を選択した際、その設定項目の詳細が一度も設定されていない場合、その設定項目に属する全ての下位階層の設定メニュー画面をそれぞれ開くためのキーが表示手段に表示されるので、ユーザが表示されたキーの中から所望のキーを選択すれば、そのキーに対応する設定メニュー画面が表示されるから、詳細設定を簡単に行える。
前項(7)に記載の発明によれば、ユーザが設定メニュー画面における設定項目を選択した際の指の本数よりも設定メニュー画面の階層の数が少ない場合には、最下層の設定メニュー画面が表示される。
前項(8)に記載の発明によれば、従って、ユーザが下位の階層において設定項目を変更したい時に、目的の階層の設定メニュー画面を速やかに開くことができ、ユーザによる設定項目の詳細設定時の操作負担を軽減することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、従って、ユーザが下位の階層において設定項目を変更したい時に、目的の階層の設定メニュー画面を速やかに開くことができ、ユーザによる設定項目の詳細設定時の操作負担を軽減することができる処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置であるMFPの電気的構成を示すブロック図である。 同じくMFPの操作パネル手段の表示制御を行うための機能構成を示すブロック図である。 画面に表示された設定メニュー画面における設定項目をユーザが選択操作した際に設定メニュー画面が遷移する階層構造の説明図である。 画面に表示された設定メニュー画面における設定項目をユーザが指でタッチして選択した際の指の本数を判定した結果から、次に開く設定メニュー画面の階層を決定して表示させる場合の説明図である。 選択方法判別手段により選択方法を決定した結果から、次に開く階層を決定して表示する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザが途中階層までを設定し、以降の設定を自動的に決定する場合の説明図である。 ユーザが途中階層までを設定し、以降の設定を自動的に決定する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 「仕上がり」プレビューの実行の有無の判定結果から次に開く階層を決定する場合の説明図である。 設定メニュー画面における設定項目選択キーと設定画面の階層との関係を示すテーブルである。 「仕上がり」プレビューの実行を特定動作とし、その特定動作の実行の有無の判定結果から次に開く階層を決定する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザの操作履歴から設定項目の中で最も多い設定値を階層毎に示すテーブルである。 設定項目の詳細がユーザによって過去に設定されていない場合、ユーザが頻繁に使う機能を候補とし、それに対応する設定メニュー画面の階層を次に開く設定メニューの階層として決定する例の説明図である。 ユーザによって詳細設定がなされていない状態で設定項目が選択された際、その設定項目の下位層に属する設定項目を全て表示する場合の説明図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置であるMFPの電気的構成を示すブロック図である。
図1において、このMFPは、CPU1と、ROM2と、RAM3と、スキャナ部4と、操作パネル部5と、記憶部6と、プリンタ部7と、外手段インターフェース部8と、後処理部9とを備えている。
前記CPU1は、MFPの全体の動作を統括制御するものである。例えば、この実施形態では、操作パネル部5の表示部52に、ユーザがMFPの動作モード等を設定するための設定メニュー画面を表示させたり、設定されたモードに従ってMFPを動作させる。
前記ROM2は、CPU1の動作プログラム等が格納されたメモリである。
前記RAM3は、前記CPU1が動作プログラムに従って動作する際の作業領域を提供するメモリである。
前記スキャナ部4は、図示しない原稿台に載置された原稿やADFで送給された原稿の画像を読み取って画像データを出力するものである。
前記操作パネル部5は、図示しないスタートキーや各種キー等を有するキー部51と、各種データ等を表示可能な表示部52とを備えている。表示部51は、ユーザが画面からタッチ操作可能なタッチパネルで構成されている。
前記記憶部6は、ジョブデータ等の各種データを保存したり、各種アプリケーションを格納するものであり、例えばHDD等からなる。
前記プリンタ部7は、前記スキャナ部4で読み取った信号を処理した画像データやユーザ端末から送信された画像データ等を、ジョブ条件に従って用紙等の媒体に印刷する印刷エンジン部である。
前記外部インターフェース部8は、他のMFPやユーザ端末等の外部機器と通信を行うためのインターフェースである。
前記後処理部9は、印刷済みの用紙にステープル、パンチ、折り加工などの後処理を実施するものであり、これらの設定は、表示部52の画面に表示された設定メニュー画面における設定項目をユーザが選択することにより行われる。
図2は、前記操作パネル部5の表示制御を行うための機能構成を示すブロック図であり、選択方法判定部11と、階層決定部12と、表示制御部13と、操作記憶部14とからなる。
前記選択方法判定部11は、表示部52の画面、例えば図3の設定メニュー画面100に表示されている設定項目のキー(例えば図3に示す「仕上がり」のキー24等)をユーザがタッチ(押下)して選択した時の指の本数を判定するものである。
また、この選択方法判定部11は、「仕上がり」プレビューの実行を特定動作とした場合、その実行の有無を判定する特定動作判定部としても機能する。
前記階層決定部12は、前記選択方法判定部11で判定された指の本数に対応して表示する設定画面の階層を決定するものである。
前記表示制御部13は、任意の設定メニューの階層を前記表示部52の画面に表示させる。特にこの実施形態では、ユーザが最上位階層の設定メニュー画面に表示された任意の設定項目を選択した時の指の本数を前記選択方法判定部11が判定し、その判定結果から前記階層決定部12が次に開く設定メニュー画面の階層を決定した際、決定された階層の画面を前記表示部52に表示させる。
前記操作記憶部14は、複数のユーザが設定項目のキーをタッチした時の情報を記憶するものである。例えば、あるユーザが設定項目のキーをタッチした際、該設定項目の詳細がそのユーザによって一度も設定されていない場合には、この操作記憶部14の記憶内容から過去に複数のユーザが頻繁に使つた機能が候補として選定され、それに対応する階層の設定メニュー画面が次に開く設定メニュー画面として決定される。
図3(A)〜(D)は、表示部52に表示された設定メニュー画面における設定項目をユーザが選択操作した際に、設定メニュー画面が遷移する階層構造の説明図である。
図3(A)では、最上位(TOP)階層の設定メニュー画面100が表示されている。この最上位階層の画面100には、各種設定項目のキー(以下、設定キーともいう)が表示されるが、ここでは、例えば「カラー」、「原稿」、「画質」および「仕上がり」の4つの設定項目にそれぞれ対応する設定キー21,22,23,24が表示されている。
ユーザが、例えば「仕上がり」キー24をタッチ(押下)して選択すれば、図3(B)の設定メニュー画面101に遷移して、「仕上がり」の種類を設定するための第1階層目の設定メニュー画面が表示される。
この階層の設定メニュー画面101には、例えば、「仕上がり」の種類を示す「パンチ」、「ステープル」、「折り」にそれぞれ対応する設定キー24A,24B,24Cが表示領域24に表示されており、さらに「OK」キー41と「戻る」キー42が表示されている。
ユーザが例えば「ステープル」キー24Bをタッチして選択すると、小画面30にはステープラー30Aがイラスト表示される。この状態で、「OK」キー41をタッチすれば、「仕上がり」の種類として「ステープル」が設定される。そして、「ステープル」の種類設定を行なうために、図3(C)の設定メニュー画面102が次の第2階層目の設定メニュー画面として表示される。
この画面102には、「ステープル」の種類である印刷物の綴じ位置を選択する「コーナー」、「二点」にそれぞれに対応する設定キー241,242が、表示領域24Bに表示されている。
この設定メニュー画面102において、ユーザが例えば「コーナー」キー241をタッチして選択すると、小画面30には、印刷物Mの左上に綴じ位置を示す印30Bが表示される。この状態で「OK」キー41をタッチすれば、ステープルの種類として「コーナー」が設定される。また、「コーナー」の位置についての詳細設定を行なうために、図3(D)の設定メニュー画面103が次の第3階層目の設定メニュー画面として表示される。
この設定メニュー画面103には、「コーナー」について綴じ位置の詳細設定を行うための「左上」キー241Aと「右上」キー241Bが表示されている。
この画面102において、ユーザが例えば「右上」キー241Bをタッチ(押下)して選択すると、小画面30には、印刷物Mの右上に綴じ位置を示す印30Cが表示される。この状態で「OK」キー41をタッチ(押下)すれば、「仕上がり」>「ステープル」>「コーナー」>「右上」が設定される。
この状態で、ユーザがジョブを実行した場合、後処理部9により、印刷物の右上コーナーにステープルが施されることになる。
図4(A)〜(C)は、画面に表示された設定メニュー画面の設定項目をユーザが指でタッチして選択した際の指の本数を判定した結果から、次に開く設定メニュー画面の階層を決定して表示させる場合の説明図である。
ここでは、ユーザによって前回、「仕上がり」>「ステープル」>「コーナー」>「右上」が既に設定されているものとし、今回、ユーザは、「ステープル」の種類を「コーナー」ではなく、「二点」に変更することとする。
今回、図4(A)に示すように、最上位階層の設定メニュー画面100に、例えば「カラー」、「原稿」、「画質」および「仕上がり」の4つの設定項目にそれぞれ対応して設定キー21,22,23,24が表示されている状態で、ユーザが「仕上がり」キー24を2本指でタッチ(押下)して選択したものとする。
その場合、選択方法判定部11では、「仕上がり」キー24がタッチして選択されたことと、2本指でタッチされたことを検出・判定し、その判定結果が前記階層決定部12に通知される。
階層決定部12では、設定項目が「仕上がり」で、2本指でタッチされて選択されたことの判定結果を受け、既に「仕上がり」>「ステープル」>「コーナー」>「右上」が設定されていることから、最上位の設定メニュー画面の次の階層である「仕上がり」の種類を設定するための設定メニュー画面を第一階層として、第二階層目である「ステープル」の種類を設定するための設定メニュー画面を次に開く設定メニュー画面の階層として決定し、その決定を前記表示制御部13に通知する。
前記表示制御部13は、その通知を受けて、図4(B)に示すように、決定された第二階層目の設定画面である「ステープル」の種類を設定するための設定メニュー画面202を表示部52に直ちに表示させる。この「ステープル」の種類を設定するための設定メニュー画面202には、「ステープル」についての種類を示す「コーナー」、「二点」にそれぞれに対応する設定キー241,242が表示領域24Bに表示されている。
今回、ユーザが「ステープル」の種類を設定するための設定メニュー画面202で、前回設定した項目と異なる「二点」キー242をタッチして選択すると、小画面30には、印刷物Mの左側に二点のステープル綴じ位置を示す印300Bが表示される。この状態で、「OK」キー41をタッチすると、図4(C)に示すように、次に開く第三階層目の設定メニュー画面として、「二点」の位置を設定するための設定メニュー画面203が表示される。この設定メニュー画面203には、「左」、「右」という位置にそれぞれ対応する設定キー242A,242Bが表示領域242に表示されている。
この画面203で、ユーザが、例えば「右」キー242Bをタッチして選択すると、小画面30には、印刷物Mの右側に二点のステープル位置を示す印300Bが表示される。この状態で「OK」キー41をタッチすると設定が完了し、図4(D)に示す画面204に遷移する。この画面204には、「仕上がり」キー24の枠内に、「ステープル」、「二点」、「右」という各設定値が表示されている。
図5は、前記選択方法判別部11によりタッチした指の本数を判定した結果から、次に開く階層を決定して表示する場合の処理の流れを示すフローチャートである。この処理及び以降のフローチャートに示す処理は、MFPのCOPU1がROM2等に格納されている動作プログラムに従って動作することにより実行される。
図5において、ステップS1では、表示部52に最上位階層の設定メニュー画面100を表示し、ステップS2では、その画面100に表示されている設定キー21〜24のうちのいずれかのキーのユーザによる押下を受け付け、ステップS3に進む。この例では、図3の表示において、一度、ユーザによって、「仕上がり」>「ステープル」>「コーナー」>「右上」が設定された後であるとする。
ステップS3では、選択方法判定部11において、ユーザがタッチした設定キーとタッチした際のユーザの指の本数を判定し、その判定結果を階層決定部12に通知する。例えば、ユーザが「仕上がり」キー24を押下したとする。
階層決定部12は、選択方法判定部11からの判定結果を受けて、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する。
設定メニュー画面の階層を決定する際に、ユーザがタッチした指の数が1本であれば、ステップS41では、「仕上がり」設定に関して最上位階層の次の階層である第一階層目と決定し、ユーザがタッチした指の数が2本であれば、ステップS42では、第二階層目と決定し、ユーザがタッチした指の数が3本であれば、ステップS43では、第三階層目と決定して、それぞれステップS5に進む。つまり、ユーザがタッチした指の数がN本であれば、ステップS44では、指の本数Nに応じた第N階層目と決定してから、ステップS5に進む。
ステップS5では、前記表示制御部13において、階層決定部12の決定結果を受けて、その階層のメニュー画面を表示したのち、終了する。
例えば、図3(A)の設定メニュー画面において、ユーザによって、「仕上がり」>「ステープル」>「コーナー」>「右上」が既に設定された状態であれば、「仕上がり」キーが1本の指でタッチされた場合は、第一階層目である図3(B)に示す「仕上がり」の種類を設定するための設定メニュー画面が表示され、2本指でタッチされた場合は、図3(C)に示すような第二階層目である「ステープル」の種類を設定するための設定メニュー画面102が直ちに表示される。3本指でタッチされた場合は、図3(D)に示すような第三階層目であるステープルの位置を設定するための設定メニュー画面103が直ちに表示される。
このように、選択方法判定部11により、表示中の最上位の設定メニュー画面における設定項目をユーザが指でタッチして選択した際の指の本数を判定し、その判定した指の本数に応じて次に表示する設定メニュー画面の階層を決定し表示するので、例えば、ユーザが下位の階層において設定項目を変更する時に、その設定メニュー画面が直ぐに開かれることになり、上位階層から下位階層へと設定メニュー画面を順に開く必要がなくなり、ユーザによる詳細設定時の操作に係わる負担が軽減される。
ところで、いずれかの設定項目において、ユーザが途中階層までを設定し、以降の設定はMFPで自動的に決定される場合がある。つまり、ユーザの利便性を高めるために、原稿の大きさや文章の向き等の情報から自動で設定項目を決定する機能をMFPに持たせた場合である。
例えば、A4縦の原稿で、それが複数枚であった場合、ユーザが「仕上がり」>「ステープル」までを設定した際、以降の設定項目はMFPが自動で「コーナー」>「右上」を設定しても良い。
このように、ユーザが「仕上がり」設定の途中階層である「仕上がり」>「ステープル」までを設定したとき、階層決定部12は、ユーザ自身で設定したものが「仕上がり」>「ステープル」であることと、以降の階層の設定である「コーナー」>「右上」については、MFPが自動で決定したことを記憶する。
ここで、図6(A)の画面100の「仕上がり」キー24をユーザが3本指でタッチしたとする。選択方法判定部11は、「仕上がり」キー24が選択されたことと、選択操作されたユーザの指の本数が3本指であることを判定結果として前記階層決定部12に通知する。
前記階層決定部12は、その判定結果を受け、さらに記憶した情報であるユーザによって決定されたものが「仕上がり」>「ステープル」であることと、「コーナー」>「右上」は、MFPが自動で決定したものであることから、ユーザによって設定された3階層目の画面はなく、従って次に開く設定メニュー画面の階層をユーザが自身で設定した最下位階層である第一階層目として決定する。決定結果を表示制御部13に通知する。
前記表示制御部13は、その決定結果を受けて、図6(B)に示すように、「仕上がり」という設定項目の第一階層目の設定メニュー画面101を表示する。
図7は、ユーザが途中階層までを設定し、以降の設定を自動的に決定する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図7において、ステップS11では、表示部52に最上位の設定メニュー画面100を表示する。この画面100には、実施するジョブについての設定キーが配置されている。ステップS12では、ユーザが任意の設定キーを押下し、設定を行う。
例として、ユーザが「仕上がり」>「ステープル」までを設定し、以降の設定項目はMFPが自動で「コーナー」>「右上」を決定したとする。
ここで、階層決定部12は、ユーザが「仕上がり」>「ステープル」までを設定したことと、MFPが自動で「コーナー」>「右上」を決定したことを記憶する。
設定操作の終了後、ユーザが詳細設定を変更するために、ステップS13で、最上位階層の画面100を再度表示し、ステップS14で設定キーがタッチされると、ステップS15に進む。
ステップS15では、選択方法判定部11により、ユーザがタッチした設定キーとタッチした指の本数を判定し、その結果を階層決定部12に通知する。例として、ユーザが「仕上がり」キー24を3本指でタッチしたとする。
階層決定部12は、選択方法判定部11からの判定結果を受けて、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する。
ユーザがタッチした指の数が1本であると判定された場合には、ステップS161では、次に表示される画面の階層を第一階層目と決定して、ステップS19に進む。
ユーザがタッチした指の数が2本であると判定された場合には、ステップS17では、既に実施されたメニューの記憶情報「仕上がり」設定に対してユーザが「仕上がり」>「ステープル」を設定したことと、選択方法判定部11によって通知された情報(3本指でタッチしたので第三階層目)を比較する。
ステップS162では、選択方法判定部11からの判定結果より、ユーザが自身で設定した階層より下位の階層であるため、階層決定部12は、ユーザが自身で決定した最下位層である第一階層目を次に開く設定メニュー画面の階層として決定し、決定結果を表示制御部に通知する。
ユーザがタッチした指の数がN本であれば、ステップS18では、階層決定部12は、ユーザが自身で決定した階層よりも下位階層か否かに従って、次に開く設定メニュー画面の階層として決定し、決定結果を表示制御部13に通知する。
ステップS19で、前記表示制御部13は、階層決定部12の決定結果を受けて、その階層の設定メニュー画面を表示したのち、終了する。この例では、図3(B)に示すように、「仕上がり」の種類を設定するための画面101を開く。
図8(A)〜(D)は、特定動作の実行の有無の判定結果から次に開く階層を決定する場合の説明図である。特定動作として例えば「仕上がり」プレビューの実行を挙げることができる。特定動作の種類は管理者等が予め設定しておけばよい。
MFPは、「仕上がり」プレビューの実行を特定動作とし、その特定動作の実行の有無の判定結果から次に開く設定メニュー画面の階層を決定するために、特定動作が実行されたかどうかを判定する特定動作判定部を有している。この例では、前記選択方法判定部11が特定動作判定部としての機能も備えている。
ここで、例えば、図8(A)には、ユーザが「ステープル」>「コーナー」>「左上」の各設定を行ったときに表示される確認画面400が表示されている。
ユーザは、ジョブを実行する前に希望通りの出力が得られているかを確認するために、所定のキーを押下して、図8(B)に示すように、「仕上がり」プレビューの表示画面401を開く。「仕上がり」プレビューの画面401には、印刷物Mの本文40と、左上のステープルの印300とが表示されている。この表示画面401からユーザは、本文40の左上とステープル300が重なっていることに気が付き、ステープル300の位置を訂正する設定を行うものとする。
ここで、前記選択方法判定部11が、特定動作判定部として、特定動作である「仕上がり」プレビューが実行されたか否かを判定する。「仕上がり」プレビューが実行されていることが判定された状態で、ユーザはステープル位置を変更するために、図8(A)に示す画面400において、「仕上がり」キー24を複数本の指でタッチしたものとする。
前記階層決定部12は、特定動作が実行されたことの判定結果を受けて、「仕上がり」キー24が選択されたことから、図9に示すテーブルを参照して、「ステープル」の「コーナー位置」の設定画面を次に開く設定メニュー画面の階層として決定し、表示制御部13に通知する。
表示制御部13は、階層決定結果に従って、図8(C)に示すように、コーナー位置の設定メニュー画面402を表示する。ユーザは、コーナー位置の設定メニュー画面402において、設定値を例えば「右上」とするための「右上」キー241Bを押下する。
すると、図8(D)に示すように、再度仕上がりプレビュー403が表示される。ユーザは、本文40とステープル300が重なっていないことを確認してジョブを実行する。
特定動作が行われたと判定されたときに開く設定画面は、ユーザによって任意に設定可能である。
なお、図9は、特定動作が行われた後に、設定キーをユーザが複数本の指でタッチして選択した際に開く設定画面の階層を示すテーブルである。
図9では、最上位の設定画面に表示される設定キーとして、「仕上がり」、「倍率」、「スタンプ」、「スタンプ位置」、「原稿」等が設定されている。また、これら「仕上がり」、「倍率」、「スタンプ」、「スタンプ位置」、「原稿」にそれぞれに対応して、表示される下位階層の画面として、「コーナー位置」、「登録倍率」、「スタンプ位置」、「開き方向」の各設定メニュー画面が設定されている。
「仕上がり」設定キーが押下されると「コーナー位置」の設定画面が、「倍率設定」キーが押下されると「登録倍率」の設定画面が、それぞれ直ちに開かれることになる。
図10は、「仕上がり」プレビューの実行を特定動作とし、その特定動作の実行の有無の判定結果から次に開く下位層の設定メニュー画面を決定する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図10において、ステップS21では、最上位階層の画面(TOP画面)400に、実施するジョブについての設定キーが表示される。ステップS22では、ユーザが任意の設定キーをタッチして、最下位階層まで設定を行う。
ステップS23では、階層決定部12がユーザが設定した項目と、設定値を記憶する。ここでユーザが「仕上がり」プレビューを閲覧する。選択方法判定部11が特定動作判定部として、ユーザが特定動作である「仕上がり」プレビューを実施したことを判定し、その結果を記憶する。ステップS24では、ユーザが再度、図8の画面400から設定キーを押下すると、ステップS25に進む。
ステップS25では、MFPは操作記憶部14が記憶している情報から特定動作である「仕上がり」プレビューを実施したかを判断し、特定動作を実施したと判定したときは(ステップS25でYES)、ステップS26で、選択方法判定部11が、タッチ操作した設定キーとタッチした指の本数を判定し、その結果を階層決定部12に通知する。
ユーザが1本の指で設定キーをタッチした場合には、ステップS27では、階層決定部12が次に開く設定メニュー画面の階層を第一階層目と決定し、決定結果を表示制御部13に通知する。
また、ユーザが複数本の指で設定キーをタッチした場合には、図9のテーブル参照して次に開く設定メニュー画面の階層を決定し、決定結果を表示制御部13に通知してから、ステップS35に進む。
特定動作を実施していない場合(ステップS25でNO)、選択方法判定部11は、ユーザがタッチした設定キーとタッチした指の本数を判定し、その結果を階層決定部12に通知する。
階層決定部12は、選択方法判定部11からの結果を受けて、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する。ユーザが押下した指の本数が1本ならば、ステップS31では、第一階層目と決定したのちステップS35に進み、2本ならば、ステップS32では、第二階層目と決定したのちステップS35に進み、3本ならば、ステップS33では、第三階層目と決定したのちステップS35に進む。つまり、N本ならば、ステップS34では、第N階層目と決定したのちステップS35に進む。
ステップS35で、表示制御部13は、階層決定部12の決定した階層の設定メニュー画面を表示する。
次に、設定項目がユーザによって過去に設定されていない場合、他の複数のユーザが頻繁に使う機能を候補とし、その設定メニューの階層を次に開く設定メニューの階層として決定する例について、図11および図12(A)〜(D)を参照して説明する。
MFPの設定メニュー画面は、ある設定項目が選択された場合、それに応じた設定メニュー画面が開かれるという依存関係がある。例えば、「仕上がり」設定の場合に、ユーザが第一階層目で「ステープル」を選択すると、「仕上がり」>「ステープル」>となり、第二階層目のメニューは、「ステープル」設定(「コーナー」、「二点」)となる。
一方、第一階層目で「折り」を選択したとすると、「仕上がり」>「折り」>となり、第二階層目のメニューは「折り」設定(「中折り」、「三つ折り」、「Z折り」)となる。
ユーザによって、過去に何も設定がなされていない状態で、設定キーが選択されて第二階層目以降が開かれるとした場合、どの項目についての二階層目の画面を開くべきかを判断することができない。
そこで、他の複数のユーザが表示画面を操作した時に、どの設定キーをタッチしたかの情報を記憶する操作記憶部14(図2)を備えておく。いずれかのユーザが、過去に設定項目の詳細設定を行っていない状態で設定キーを複数本の指でタッチした場合、階層決定部12は、前記操作記憶部14から、設定キーに対する他の複数のユーザ操作の情報を取り出し、複数ユーザが選択した回数が最も多い設定メニュー画面の階層を次に開く設定メニュー画面の階層として決定するようにする。
具体的には、複数のユーザの操作履歴から設定項目の中で最も多い設定値を、操作記憶部14が図11に示すようなテーブルとして記憶・保持するようになっている。
図11のテーブルでは、例えば、「仕上がり」という設定項目においては、第一階層では「ステープル」、第二階層では「コーナー」、第三階層では「左上」が最もユーザに選択されていることが分かる。
ここで、例えば、図12(A)に示す最上位階層の表示画面100において、ユーザが「原稿」キー22を2本指でタッチしたとする。
前記選択方法判定部11は、「原稿」キー22が2本指でタッチされたことを階層決定部12に通知する。階層決定部12は、図11に示すテーブルを参照し、「原稿」という設定項目で最も多い設定値が「原稿」>「カバー設定」>「左開き」>「枠消しON」>「消去量:10mm」であることを知る。
前記階層決定部12は、ユーザが最も多く設定している第二階層が、「カバー設定」の開き方向を設定する画面である「開き方向」の設定メニュー画面と判定し、図12(B)に示す画面を次に開く設定メニュー画面501の階層として決定して、表示制御部13に通知する。
表示制御部13は、「開き方向」の設定メニュー画面501を表示する。この画面501では、「開き方向」の設定キーとして「左開き」キー220Aと「右開き」キー220Bが表示領域22に表示されている。また、小画面30には、「左開き」と「右開き」のうちユーザが選択した印刷物の開き位置を示す印400が表示されている。
図13(A)〜(D)は、ユーザによって過去に設定がなされていない状態で設定キーがタッチされた際、その設定キーに属する全ての下位階層の設定メニュー画面をそれぞれ開くためのキーを表示する場合の説明図である。
ユーザが図13(A)に示す最上位階層の設定メニュー画面100に表示された設定キーのうち例えば「仕上がり」キー24を選択した際、その設定項目についての詳細設定がユーザによって過去に一度もなされていない場合には、図13(B)に示すように、設定項目「仕上がり」に属する全ての下位階層の設定メニュー画面をそれぞれ開くために、各画面で設定される内容を示す名称のキーが表示された画面(設定ジャンプ画面)601を表示する。
なお、ここでは、例えば、「仕上がり種類」キー243、「ステープル種類」キー244、「パンチ種類」キー245、「折り種類」キー246、「ステープル位置」キー247、「パンチ位置」キー248、「折り方向」キー249が表示されている。
具体的には、図13(A)に示す画面100において、ユーザが「仕上がり」キー24を2本指でタッチしたとした場合、「仕上がり」設定の下位階層におけるどの第二階層目を開くべきか判断できない。
そこで、図13(B)に示すように、「仕上がり」設定キーに属する全ての下位階層の設定メニュー画面へそれぞれジャンプするキーを配置した設定ジャンプ画面601を表示する。例えば、ユーザが画面601において「パンチ位置」248をタッチして選択した場合、図13(C)に示すように、「パンチ位置」という設定項目248に、「左」キー248Aと「右」キー248Bが配置された設定メニュー画面602が表示される。
なお、「パンチ位置」の設定メニュー画面602における小画面30には、ユーザが選択した「左」キーまたは「右」キーに応じて、印刷物Mに対するパンチ位置を示す印500が表示されている。
「パンチ」に関する設定メニュー画面は、「仕上がり種類(パンチ)」>「パンチ種類」>「パンチ位置」の三階層となっているものとする。「パンチ位置」の設定メニュー画面602において、「左」キー248Aが選択された場合、第一階層目の設定項目である仕上がり種類:パンチが決定される。
次に、第二階層目の「パンチ種類」245を設定する必要があるため、パンチ位置の設定メニュー画面602を決定した後の次の画面として、図13(D)に示すように、第二階層目の「パンチ種類」を設定するための設定メニュー画面602が表示される。
この画面には、ユーザが第二階層目の「パンチ種類」245の設定メニュー画面602で「二点」キー245A、「四点」キー245Bが表示されており、ユーザが「二点」キー245Aをタッチして選択することにより、「仕上がり」>「パンチ」>「二点」が設定されて、印刷物Mの左が二点でパンチされることになる。
次に、ユーザによって設定キーがタッチされた時に、選択方法判定部11によって判定された指の数よりも設定メニュー画面の階層の数が少ない場合に、階層決定部12が設定メニュー画面の最下位階層を次に開く設定メニュー画面の階層として決定する場合について説明する。
例えば、「カラー設定」>「二色カラー」>「赤+黒」のように、最上位階層の設定メニュー画面とその下位の「二色カラー」の設定を行うためのメニュー設定画面で構成される場合に、ユーザが3本指で「カラー」キーをタッチしたとする。
選択方法判定部11は、最上位階層の設定メニュー画面において「カラー」キーがタッチされたことと、3本の指でタッチされたことを階層決定部12に通知する。階層決定部12は、3本指であるが「カラー」の設定メニュー画面が三階層目までは存在しないことから、次に開く設定メニュー画面の階層として、「カラー」設定の最下位層である「二色カラー」の設定メニュー画面を決定し、決定結果を表示制御部13に通知する。
表示制御部13は、階層決定部12からの結果を受け、「二色カラー」における2色を設定するための設定メニュー画面を表示する。
5 操作パネル部
11 選択方法判定部(特定動作判定部)
12 階層決定部
13 表示制御部
14 操作記憶部
52 表示部(タッチパネル)
100(400) メニュー設定画面
401,403 「仕上がり」プレビュー表示画面

Claims (9)

  1. タッチパネルで構成され、表示画面に表示された設定メニュー画面における設定項目の中からユーザが所望の設定項目をタッチ操作で選択した際に、階層構造の設定メニュー画面の中から前記選択された設定項目の詳細を設定するための設定メニュー画面を開いて表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている前記設定項目をユーザが選択した時の指の本数を判定する選択方法判定手段と、
    前記選択方法判定手段で判定された指の本数に対応して、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する階層決定手段と、
    任意の設定メニューの階層を前記表示手段の画面に表示可能に制御するとともに、前記階層決定手段で決定された階層の設定メニュー画面を、表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記階層決定手段は、前回にユーザが設定項目の詳細を設定した設定メニュー画面の中から、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 最上位階層の設定メニューにおけるいずれかの設定項目について、ユーザが途中階層までを決定し、それ以降の階層は自動で決定されている場合において、
    ユーザが最上位階層で再度、その設定項目を選択した時に、前記選択方法決定手段がユーザが設定した階層よりも下位の階層が指定されたと判定した場合、前記階層決定手段は、ユーザが設定した最後の階層を次に開く設定メニュー画面の階層として決定する請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 特定動作を実行したか否かを判定する特定動作判定手段を備え、
    前記階層決定手段は、前記特定動作判定手段の判定結果に基づいて、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する請求項1に記載の画像処理装置。
  5. ユーザが前記表示手段の表示画面をタッチ操作した時の情報を記憶する操作記憶手段を備え、
    前記階層決定手段は、ユーザが設定項目を選択した際、該設定項目の詳細がユーザによって一度も設定されていない場合には、前記操作記憶手段の記憶内容から過去にユーザが頻繁に使う機能を候補として決定し、その候補に対応する設定メニュー画面の階層を次に開く設定メニュー画面の階層として決定する請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、ユーザが設定項目を選択した際、該設定項目の詳細がユーザによって一度も設定されていない場合には、その設定項目に属する全ての下位階層の設定メニュー画面をそれぞれ開くためのキーを表示手段に表示させ、ユーザがいずれかのキーを選択することにより該当の設定メニュー画面を表示させる請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記階層決定手段は、ユーザが設定メニュー画面における設定項目を選択した際、前記選択方法決定手段によって判定された指の数より設定メニュー画面の階層の数が少ない場合には、最下層の設定メニュー画面を次に開く設定メニュー画面の階層として決定する請求項1に記載の画像処理装置。
  8. タッチパネルで構成され、表示画面に表示された設定メニュー画面における設定項目の中からユーザが所望の設定項目をタッチ操作で選択した際に、階層構造の設定メニュー画面の中から前記選択された設定項目の詳細を設定するための設定メニュー画面を開いて表示する表示手段を備えた画像処理装置で実行される設定メニュー画面の表示方法であって、
    前記表示手段に表示されている前記設定項目をユーザが選択した時の指の本数を判定する選択方法判定ステップと、
    前記選択方法判定ステップにおいて判定された指の本数に対応して、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する階層決定ステップと、
    任意の設定メニューの階層を前記表示手段の画面に表示可能に制御するとともに、前記階層決定ステップにおいて決定された階層の設定メニュー画面を、表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする設定メニュー画面の表示方法。
  9. タッチパネルで構成され、表示画面に表示された設定メニュー画面における設定項目の中からユーザが所望の設定項目をタッチ操作で選択した際に、階層構造の設定メニュー画面の中から前記選択された設定項目の詳細を設定するための設定メニュー画面を開いて表示する表示手段を備えた画像処理装置のコンピュータに実行させるための設定メニュー画面の表示プログラムであって、
    前記表示手段に表示されている前記設定項目をユーザが選択した時の指の本数を判定する選択方法判定ステップと、
    前記選択方法判定ステップにおいて判定された指の本数に対応して、次に開く設定メニュー画面の階層を決定する階層決定ステップと、
    任意の設定メニューの階層を前記表示手段の画面に表示可能に制御するとともに、前記階層決定ステップにおいて決定された階層の設定メニュー画面を、表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    を前記コンピュータに実行させるための設定メニュー画面の表示プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20220129060A1 (en) * 2016-01-04 2022-04-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Three-dimensional object tracking to augment display area

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