JP2013230826A - Water dispenser - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、水を貯留する貯留容器内を殺菌可能なウォータディスペンサに関する。 The present invention relates to a water dispenser capable of sterilizing the inside of a storage container for storing water.
従来のウォータディスペンサは、外部から供給される水を、冷却手段を有する冷水容器および加熱手段を有する温水容器にそれぞれ一時貯留しておき、当該ウォータディスペンサの正面パネルなどに設けられた温水供給栓、冷水供給栓から温水、冷水をコップなどへ吐出できるようになっている。 A conventional water dispenser temporarily stores water supplied from the outside in a cold water container having a cooling means and a hot water container having a heating means, respectively, and a hot water supply tap provided on the front panel of the water dispenser, Warm water and cold water can be discharged from a cold water supply tap into a cup or the like.
このようなウォータディスペンサは、一旦設置されると長期間にわたって使用されることが多い。長時間にわたって使用されると、時間の経過に伴って冷水容器内が不衛生となることがある。すなわち、高温状態にある温水容器内はその殺菌作用により比較的清潔な状態に保たれる。これに対し、冷水容器内や配管経路内などは雑菌が繁殖して不衛生となることがある。そこで、近年のウォータディスペンサにおいては、冷水容器、温水容器および配管経路などを熱によって殺菌する装置を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
Such a water dispenser is often used for a long period of time once installed. If used for a long time, the inside of the cold water container may become unsanitary over time. That is, the inside of the hot water container in a high temperature state is kept relatively clean by its sterilizing action. On the other hand, in the cold water container or the piping route, germs may propagate and become unsanitary. Thus, recent water dispensers have been proposed that include devices for sterilizing cold water containers, hot water containers, piping paths, and the like by heat (see, for example,
特許文献1記載のウォータディスペンサ(「飲料水のディスペンサ」)においては、冷水容器および温水容器の複数箇所や配管経路の一部に加熱ヒータを付設することによって加熱殺菌装置が形成されているため、構造が複雑であり、加熱殺菌装置を作動させる際の消費電力も大きい。また、配管経路などに付設された加熱ヒータは、発熱中の安全確保のために断熱材などで被覆する必要があるほか、いわゆる空焚き防止手段を設ける必要もある。このため、断熱材を被覆するためのスペースや空焚き防止手段を設置するスペースが必要となり、装置全体が大型化、複雑化する。 In the water dispenser described in Patent Document 1 ("drinking water dispenser"), a heat sterilizer is formed by attaching a heater to a plurality of locations of the cold water container and the hot water container or a part of the piping path. The structure is complicated and the power consumption when operating the heat sterilizer is large. In addition, the heater attached to the piping path or the like needs to be covered with a heat insulating material or the like for ensuring safety during heat generation, and it is also necessary to provide a so-called airing prevention means. For this reason, a space for covering the heat insulating material and a space for installing airing prevention means are required, and the entire apparatus becomes large and complicated.
特許文献2記載のウォータディスペンサ(「飲料水のディスペンサ」)においては、温水容器内に貯留されている温水を配管経路内で循環させることによって配管経路の殺菌を行う方式である。従って、殺菌専用の加熱ヒータを配管経路に付設する必要はないが、温水循環用ポンプや温水循環経路切換用の電磁弁などを設ける必要がある。このため、装置が複雑化、大型化することに加え、殺菌運転中の温水循環用ポンプから騒音が発生する。 The water dispenser described in Patent Document 2 (“drinking water dispenser”) is a system in which the hot water stored in the hot water container is circulated in the pipe route to sterilize the pipe route. Therefore, it is not necessary to provide a heater dedicated to sterilization in the piping path, but it is necessary to provide a hot water circulation pump, a hot water circulation path switching electromagnetic valve, and the like. For this reason, in addition to complication and enlargement of the apparatus, noise is generated from the pump for circulating hot water during the sterilization operation.
本発明が解決しようとする課題は、冷水容器内の殺菌機能を備え、簡素な構造のウォータディスペンサを提供することにある。 The problem to be solved by the present invention is to provide a water dispenser having a sterilizing function in a cold water container and having a simple structure.
本願の第1発明のウォータディスペンサは、原水手段が取り付け可能であり、装置内部に水を給水する給水口と、前記給水口から水が供給される第1の容器と、加熱手段を有する第2の容器と、前記第1の容器と前記第2の容器とを繋ぐ管と、前記第1の容器から装置外部に水を排出する第1の排出経路と、を備え、前記加熱手段を作動させることにより、前記第2の容器内の圧力を上げ、前記第2の容器内の水または水蒸気を、前記管を介して前記第1の容器内に移動させる。 The water dispenser of the first invention of the present application can be attached with raw water means, has a water supply port for supplying water into the apparatus, a first container to which water is supplied from the water supply port, and a second having heating means. , A tube connecting the first container and the second container, and a first discharge path for discharging water from the first container to the outside of the apparatus, and operating the heating means As a result, the pressure in the second container is increased, and the water or water vapor in the second container is moved into the first container through the pipe.
本願の第2発明のウォータディスペンサは、原水手段が取り付け可能であり、装置内部に水を給水する給水口と、前記給水口から水が供給される第1の容器と、加熱手段を有する第2の容器と、前記第1の容器と前記第2の容器とを繋ぐ管と、前記第1の容器から装置外部に水を排出する第1の排出経路と、を備え、前記加熱手段を作動させることにより、前記第2の容器内の圧力を上げ、前記第2の容器内の水または水蒸気を、前記管を介して前記第1の容器内に移動させる制御手段をさらに備える。 The water dispenser of the second invention of the present application can be attached with raw water means, a water supply port for supplying water into the apparatus, a first container supplied with water from the water supply port, and a second unit having heating means. , A tube connecting the first container and the second container, and a first discharge path for discharging water from the first container to the outside of the apparatus, and operating the heating means By this, it is further provided with the control means which raises the pressure in the said 2nd container and moves the water or water vapor | steam in the said 2nd container in the said 1st container via the said pipe | tube.
本発明により、簡素な構成かつ短時間で第1の容器内を殺菌できるウォータディスペンサを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a water dispenser capable of sterilizing the inside of the first container with a simple configuration and in a short time.
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態であるウォータディスペンサを示す正面図である。図2は図1に示すウォータディスペンサの構成を示す概略図である。なお、以下の説明に置いて、上下とはウォータディスペンサの設置状態における重力方向を指す。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view showing a water dispenser according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic view showing the configuration of the water dispenser shown in FIG. In the following description, “up and down” refers to the direction of gravity in the installed state of the water dispenser.
図1に示すように、本実施形態のウォータディスペンサ1においては、所定の設置面上に載置される略直方体形状の本体部2の上面部に、飲用水が収容された給水容器3が倒立姿勢で着脱可能に装着されている。本実施形態における倒立姿勢とは、給水容器3の開口部が重力方向下側を向いている姿勢を指す。本体部2の正面部分には、背面方向へ凹んだ形状に凹状スペース6が設けられる。凹状スペース6には、温水供給口4および冷水供給口5が配置される。温水供給口4には、後述する温水バルブ40と連結している。冷水供給口5は、後述する冷水バルブ50と連結している。温水バルブ40、冷水バルブ50は、電磁バルブであり、それぞれ温水ボタン41、冷水ボタン51を押すことにより、開放される。なお、本実施形態において、温水バルブ40、冷水バルブ50は、電磁バルブでなくてもよく、例えば手動で開閉を行うものでもよい。また、本実施形態において、給水容器3は、ガロンボトルであるが、これに限られるものではない。水道等と直接または間接に接続されていてもよく、また、他の原水手段が備えられていればよい。
As shown in FIG. 1, in the
温水ボタン41、冷水ボタン51に何も触れていないときは、温水供給口4および冷水供給口5は閉止状態に保たれている。温水ボタン41または冷水ボタン51を押すと、制御回路Cを通じて、温水バルブ41または冷水バルブ51が開放される。その結果、温水供給口4、冷水供給口5から温水、冷水がそれぞれ吐出される。
When nothing is touching the
本体部2の凹状スペースの上方に設けられたフロントカバー7には、ウォータディスペンサ1の稼働状態を表示するパイロットランプ8,9と、後述する殺菌運転を行うためのスイッチ10と、殺菌運転中に点灯するパイロットランプ11と、が設けられている。また、凹状スペース6の下方には、給湯、給水後に温水供給口4、冷水供給口5から落下する水滴や、コップなどから零れる湯水などを受け止めて回収するためのトレー12と、その表面を覆うトレーカバー12aとが設けられている。パイロットランプ8,9の両方が点灯しているときは冷水、温水の両方が吐出可能であることを示し、パイロットランプ8,9のいずれか一方のみが点灯しているときは冷水または温水の一方のみが吐出可能であることを示している。
The
また、フロントカバー7には、チャイルドロックスイッチ13が設けられている。チャイルドロックスイッチ13を押すことにより、温水バルブ41および後述する殺菌運転を行うためのスイッチ10を作動させないようにすることができる。
The
また、図2に示すように、ウォータディスペンサ1は、冷却手段52を有する冷水容器(第1の容器)53と、加熱手段42を有する温水容器(第2の容器)43とを備える。ウォータディスペンサ1は、冷水容器53内へ飲用水を供給するための給水容器3が冷水容器53の上方に着脱可能に装着されている。給水容器3は、冷水容器53に給水口31を介して給水する。ウォータディスペンサ1の正面の凹状スペース6にある冷水ボタン51または温水ボタン41のいずれかを選択操作して冷水バルブ50または温水バルブ40を開閉することにより、冷水容器53内の冷水CWを冷水供給口5から吐出したり、温水容器43内の温水HWを温水供給口4から吐出したりすることができる。この場合、冷水容器53内の冷水CWは冷水容器53内の水圧によって冷水供給口5から吐出される。また、温水容器43内の温水HWは、冷水容器53内の冷水CWが給水経路17を介して温水容器43内の温水HWに加えている水圧によって温水供給口4から吐出される。したがって、吐出用ポンプなどは不要である。
As shown in FIG. 2, the
なお、冷水バルブ41、温水バルブ51に換えて、冷水ポンプ、温水ポンプを設けてもよい。
Instead of the
また、冷却手段52としては、蒸気圧縮式ヒートポンプや、ベルチェ素子等が挙げられる。なお、ウォータディスペンサ1の構造を単純化したい場合は、冷水容器53に冷却手段52を設けなくてもよい。
Moreover, as the cooling means 52, a vapor compression heat pump, a Beltier element, etc. are mentioned. If it is desired to simplify the structure of the
本実施形態にかかるウォータディスペンサ1においては、図2に示すように、給水容器3と、冷水容器53と、温水容器43とはこの順番で垂直上位から垂直下位に向かって直列に配置されている。このため、冷水容器53内の冷水CWは、冷水容器53の上方に倒立状態に装着された給水容器3の吐出口から給水口31を介して自動的に供給され、温水容器43内の温水HWは、冷水容器53から給水経路17を経由して自動的に供給される。なお、図2では、冷水供給口5が温水供給口4よりも上位に描かれているが、実際のウォータディスペンサ1においては、図1で示したように、冷水供給口5および温水供給口4は同じ高さに配置されている。
In the
冷水容器53と、温水容器43とは、給水経路17により連結されている。給水経路17は、漏斗状の導水部材18と、導水部材18の下方に連なる円筒状の導水管(管)19とで構成される。
The
導水部材18は、円筒状の円筒部181と、円筒部の上側から平面方向に広がる略円板形状のフランジ部182と、を有する。導水部材18は、樹脂製である。導水部材18は、冷水容器53内に位置する。導水部材53のフランジ部182には、上下方向に貫通する貫通穴183が設けられる。本実施形態においては、貫通穴183は2つ設けられている。冷水容器53内の水は、貫通穴183を通じて、フランジ部182の上側と下側とを移動可能である。
The
給水経路17の導水部材18の上方には、給水口31が導水部材18および導水管19と略同軸上に位置するように配管されている。この給水口31の上端部寄りの側面には複数の穴が上下に間隔をおいて開設される。給水口31の下端開口部311は、導水管19の上端(フランジ部182の上面と略同位置)との間に約2mm〜5mm程度の隙間を設けて配置されている。なお、この隙間は2mm〜5mmに限定するものではなく、使用条件などに応じて任意に定めることができる。
Above the
導水管19の下部は、温水容器43内に突出する。温水容器43内に突出する導水管19の長さは、温水容器43の上下方向中間位置よりも上側に位置している。より好ましくは、温水容器43内に突出する導水管19の長さは、温水容器43内の水が、満水のときから100mlないし200ml減少した際に、水面から露出する長さである。また、本実施形態においては、加熱手段42は温水容器43の外側に設けられている。したがって、導水管19の長さは、加熱手段42の上面よりも20ミリ以上上側に位置する長さが望ましい。加熱手段42として、温水容器43内にシーズヒータを設けることもできる。この場合、導水管19の長さは、シーズヒータの最上面より20ミリ以上上側に位置する長さが望ましい。以下では、温水容器43内の水が満水のときから導水管19が水面から露出する際に温水容器43内に存在する水量を引いた容積を、容積aと定義する。また、導水管19内の容積を、容積bとする。
The lower part of the
冷水供給経路(第1の排出経路)54は、冷水容器53の上下方向下側に設けられる。冷水供給経路54は、冷水吐出時に冷水が通過する経路である。冷水供給経路54は、冷水バルブ50と、冷水供給口5とを有する。冷水バルブ50は、冷水容器53と連結されている。また、冷水バルブ50は、制御回路Cにより開閉が制御される。制御回路Cは、冷水バルブ50を、冷水ボタン51が押された際および、殺菌を行う際の一段階において、開放する。
The cold water supply path (first discharge path) 54 is provided on the lower side in the vertical direction of the
以下では、冷水容器53の底から水を貯めた際に、冷水バルブ50を閉めた状態における冷水供給経路54が水面に没する水量の容積を、容積cと定義する。ここで、容積a>容積cの関係となることが望ましい。また、好ましくは、容積a>容積b+容積cの関係となることが望ましい。理由については後述する。
In the following, the volume of water that the cold
温水容器43の底面431にはドレン管24が連結され、その下流側にはドレン管24を開閉するためのドレン供給口25が設けられている。
A
平常時、冷水容器53内の冷水CWの水面CWSは給水容器3の吐出口3aと同レベルにある。冷水供給口5からの冷水吐出により冷水容器53内の冷水CWが減少して水面CWSが吐出口3aより下がったときには、吐出口3aから給水容器3内へ空気が流入する。その結果、給水容器3内の飲用水が給水口31を介して冷水容器53内へ自動的に供給される。この後、給水容器3内から冷水容器53内へ飲用水が自動供給される。これによって水面CWSが上昇して吐出口3aに達すると、給水容器3からの飲用水の供給が停止する。
During normal times, the water surface CWS of the cold water CW in the
一方、給水経路17によって冷水容器53と連通する温水容器43内は温水HWによって満たされている。温水供給口4からの温水吐出により、温水容器43内の温水HWが減少したときには、冷水容器53内の冷水CWが給水経路17を経由して温水容器43内へ自動的に流入する。このため、平常時において、温水容器43内には常に温水HWが満たされた状態である。
On the other hand, the inside of the
なお、冷水容器53の上面は大気中に開放しているため、温水容器43の上面が大気中に開放していると、上方にある冷水容器53内の冷水CWが給水経路17を経由して温水容器43内へ流れ込み、温水容器43が溢れることとなる。そして、冷水容器53内の水位が下がることにより、給水口31が大気中に開放される。これにより、給水容器3から冷水容器53内に水が流入し、再び給水口31が水没するまで、冷水容器53内の水位が上昇する。なお、給水口31は、給水経路17に近接して配置されている。したがって、温水供給口4からの温水吐出により、温水容器43内の温水HWが継続して減少したときには、給水容器3からの水が冷水容器53内で冷やされないまま温水容器43内に流入する。したがって、給水口31を給水経路17に近接して配置しない場合と比較して効率がよい。
Since the upper surface of the
また、冷水容器53内に導水部材18が設けられていることにより、給水容器3からの水が冷水供給経路54に直接流入しづらい。換言すれば、給水容器3からの水は、導水部材18のフランジ部182により、冷水供給経路54へ直接流入することが阻害される。したがって、冷水供給口5からの冷水抽出により、冷水容器53内の冷水CWが継続して減少したとしても、冷水供給口5から供給される冷水の温度が直ちに上昇することが抑制される。
Further, since the
冷水容器53内には、冷水容器53の温度を測るサーミスタ(以下、冷水サーミスタ55とする)が配置されている。冷水サーミスタ55は、冷水容器53の外側かつ冷水容器53の下側に配置される。より好ましくは、冷水サーミスタ55は、冷水供給経路54近傍に配置される。冷水サーミスタ53は定期的に水温を検知し、制御回路Cに伝える。冷水容器53内の水の水温は、制御回路Cにより例えば摂氏5度から10度の間になるように制御される(冷水温維持制御)。すなわち、冷水サーミスタ55が、水温が摂氏10度を上回ったことを検知すると、制御回路Cにより冷却手段52が作動する。また、冷水サーミスタ55が、水温が摂氏5度を下回ったことを検知すると、制御回路Cにより冷却手段52が停止する。
A thermistor (hereinafter referred to as a cold water thermistor 55) for measuring the temperature of the
温水容器43には、温水容器43の温度を測るサーミスタ(以下、温水サーミスタ45とする)が配置される。温水サーミスタ45は、温水容器43の外側かつ温水容器43の上側に配置される。より好ましくは、温水サーミスタ45は、温水供給経路44近傍に配置される。温水サーミスタ45は定期的に水温を検知し、制御回路Cに伝える。温水容器43内の水の水温は、制御回路Cにより例えば摂氏80度から90度の間になるように制御される(温水温維持制御)。すなわち、温水サーミスタ45が、水温が摂氏80度を下回ったことを検知すると、制御回路Cにより加熱手段42が作動する。また、温水サーミスタ45が、水温が摂氏90度を上回ったことを検知すると、制御回路Cにより加熱手段42が停止する。
In the
なお、どの水温で冷却手段52および加熱手段42が作動・停止するかは任意に設定できる。例えば、通常モードとして、水温が摂氏80度から90度の間になるように加熱手段42を制御し、節電モードとして、水温が摂氏70度から80度の間になるように加熱手段42を制御してもよい。 Note that it is possible to arbitrarily set at which water temperature the cooling means 52 and the heating means 42 are activated and stopped. For example, in the normal mode, the heating means 42 is controlled so that the water temperature is between 80 degrees and 90 degrees Celsius, and in the power saving mode, the heating means 42 is controlled so that the water temperature is between 70 degrees Celsius and 80 degrees Celsius. May be.
また、温水サーミスタ45に加え、水温が閾値を越えたときに加熱手段42を停止させるバイメタルサーモスタットが設けられてもよい。
In addition to the
次に、図1から図6を参照し、ウォータディスペンサ1に内蔵された冷水容器53内の殺菌について説明する。図3は殺菌の工程を示したフローチャートである。図4は、殺菌準備工程完了時におけるウォータディスペンサの状態を示す概略図である。図5は、容器内殺菌工程のある段階におけるウォータディスペンサの状態を示す概略図である。図6は、容器内殺菌工程の他のある段階におけるウォータディスペンサの状態を示す概略図である。
Next, sterilization in the
長期間の使用により冷水容器53内の殺菌が必要となった場合には、フロントカバー7に設けられたスイッチ10を押すと制御回路Cが作動する(S11)。
まず、制御回路Cは、冷水容器53の冷却手段52を停止させる(S12)。
次に、制御回路Cは、給水口31の上側に給水容器3等の原水手段がないか確認する(S13)。確認した結果、原水手段があった場合には、後述する容器内殺菌工程に移行しない(F)。または、ブザー、ランプ等の通知手段にて殺菌が行えない旨を通知する。
次に、制御回路Cは、冷水バルブ50を開放させ、冷水供給経路54から冷水容器53内の水を減少させる(S14)。ここで、冷水供給経路54は、減水手段である。より好ましくは、冷水容器53内の水を減水手段によって排出できない状態まで減少させることが望ましい。その結果、ウォータディスペンサ1内の水量は、図4に示す水位まで減少する。
次に、制御回路Cは、冷水供給口5が保護部材で覆われているか、確認する(S15)。確認した結果、保護部材で覆われていなかった場合には、後述する冷水供給経路殺菌工程に移行しない(F)。または、ブザー、ランプ等の通知手段にて殺菌が行えない旨を通知する。
次に、制御回路Cは、給水口31の上側が保護部材で覆われているか、確認する(S16)。確認した結果、保護部材で覆われていなかった場合には、後述する冷水供給経路殺菌工程に移行しない(F)。または、ブザー、ランプ等の通知手段にて殺菌が行えない旨を通知する。
次に、制御回路Cは、水位手段を用いて、温水容器42内の水位が導水管19の端部よりも上側にあるか、確認する(S17)。なお、本実施形態においては、水位手段は、温水供給経路44の高さよりも導水管19の温水側端部が下側にあることである。
次に、制御回路Cは、温水容器42の温水温維持制御を停止させる(S18)。
When sterilization in the
First, the control circuit C stops the cooling means 52 of the cold water container 53 (S12).
Next, the control circuit C checks whether there is any raw water means such as the
Next, the control circuit C opens the
Next, the control circuit C confirms whether the cold
Next, the control circuit C confirms whether the upper side of the
Next, the control circuit C uses the water level means to confirm whether the water level in the
Next, the control circuit C stops the hot water temperature maintenance control of the hot water container 42 (S18).
以上が、殺菌準備工程である(S1)。なお、上記工程で、温水容器42内の水位が導水管19の端部よりも上側になかったときについては、後述する。
The above is the sterilization preparation process (S1). The case where the water level in the
次に、制御回路Cは、加熱手段を作動させる(S21)。
殺菌の仕組みについて詳述する。制御回路Cは、加熱手段42を一定時間作動させる。この間、温水容器43内では、水が沸点に達し、蒸発が始まる。すなわち、加熱手段42により、温水容器43内の水が煮沸される。煮沸により発生した水蒸気は、一部が導水管19を通じて冷水容器53内に移動する。水蒸気の大部分は、温水容器43の上部に溜まる。
Next, the control circuit C activates the heating means (S21).
The mechanism of sterilization will be described in detail. The control circuit C operates the heating means 42 for a certain time. During this time, in the
さらに加熱手段42を作動させると、発生した水蒸気が温水容器43の上部に溜まり、内圧が高まる。すなわち、加熱手段42の作動により、温水容器43側の気圧が増加する。高まった圧により、温水容器43内の温水が、導水管19内に押し上げられる。押し上げられた温水は、導水管19を通じて冷水容器53内に移動し、冷水容器53内の底に溜まる(図5参照)。すなわち、加熱手段42の作動により、冷水容器53側の水位が増加する。
When the heating means 42 is further operated, the generated water vapor accumulates in the upper part of the
さらに加熱手段42を作動させると、煮沸による蒸発、および温水が冷水容器53内に移動すること、により温水容器43内の水が減少する。すなわち、加熱手段42の作動により、温水容器43側の水位が減少する。その結果、導水管19が温水の水面から露出する。すると、温水容器43の上部に充満した水蒸気が冷水容器53内に移動する(図6参照)。冷水容器53内に移動した水蒸気によって、冷水容器53内の温度が高まる。この水蒸気のはたらきにより、冷水容器53内が殺菌される。なお、この際、冷水容器53内の温度が55度以上となることが望ましい。また、冷水容器53内の温度が高ければ高いほど殺菌時間は短くてすむ。したがって、冷水容器53内の温度が高いほうが望ましく、例えば、70度以上であることが望ましい。また、好ましくは、冷水容器53内の温度と、温水容器43内の温度との温度差が30度以内となることが望ましい。
When the heating means 42 is further operated, the water in the
なお、上記では温水を煮沸したが、必ずしもこれに限るものではない。
以上が、容器内殺菌工程である(S2)。
In addition, although warm water was boiled in the above, it does not necessarily restrict to this.
The above is the in-container sterilization step (S2).
その後、制御回路Cは、加熱手段42を、次の二つのいずれかの場合に、停止させる。 Thereafter, the control circuit C stops the heating means 42 in either of the following two cases.
第一に、制御回路Cは、温水サーミスタ45が摂氏100度以上(例えば摂氏105度)を検知したときに加熱手段42を停止させる(S31)。これにより、温水容器43内の温水が蒸発しつくし、いわゆる空焚き状態になることを防止することができる。なお、本実施形態における温水容器43内の温水HWは、冷水容器53内の冷水CWが給水経路17を介して温水容器43内の温水HWに加えている水圧によって温水供給口4から吐出される。したがって、冷水容器53内の水を排出した状態では温水容器43内は水で満たされており、空焚き状態になる可能性は低い。
First, the control circuit C stops the heating means 42 when the
第二に、制御回路Cは、加熱手段42を作動させてから一定時間経過後に停止させる(S32)。一定時間とは、冷水容器53内が水蒸気により満たされ、冷水容器53内の温度が殺菌できる温度(例えば、摂氏70度以上)となるまでに必要な時間である。また、一定時間は、冷水容器53内が水蒸気により満たされ、冷水容器53内の温度が殺菌できる温度(例えば、摂氏70度以上)を所定の時間維持し、菌が死滅する時間であってもよい。なお、一定時間は、冷水容器53および温水容器43の容積、温水温維持制御の温度などを勘案し、適宜設定する。
Secondly, the control circuit C stops the heating means 42 after a certain period of time has elapsed since it was operated (S32). The fixed time is a time required until the inside of the
一定時間経過後に加熱手段42を停止させた場合、冷水容器53内の殺菌が完了する。その後、制御回路Cは、冷水バルブ50を開放する(S33)。すると、冷水容器53内に押し上げられた温水は、冷水供給経路54を介し冷水供給口5から吐出される。
When the heating means 42 is stopped after a certain period of time, the sterilization in the
ここで、容積a>容積c、より好ましくは、容積a>容積b+容積cとなっている。したがって、容器内殺菌工程完了時には、冷水供給経路54は温水に浸かった状態である(図6参照)。したがって、吐出時には、冷水供給経路54は温水で満たされる。したがって、吐出時に、冷水供給経路54は、温水の熱により殺菌される。
Here, volume a> volume c, more preferably volume a> volume b + volume c. Therefore, when the in-container sterilization process is completed, the cold
冷水供給口5には、保護部材が配置されるため、温水を安全にトレー上または保護部材上に吐出する。保護部材の例としては、冷水供給口に取り付けられる瓶状の部材、凹状スペース6を覆う板状の部材、等があげられる。
制御回路Cは、一定時間冷水バルブ50を開放したのち、冷水バルブ50を閉じる(S34)。
以上が、冷却供給経路殺菌工程である。
Since a protective member is disposed at the cold
The control circuit C opens the
The above is the cooling supply path sterilization step.
上記殺菌準備工程で、温水容器43内の水位が導水管19の端部よりも上側になかったときについても、温水容器43内に一定の水量があれば、冷水容器53内を殺菌可能である。その場合、冷水容器53内に移動するのは、水面より上に発生する水蒸気である。発生した水蒸気は、温水容器内の圧力上昇により、導水管19を介して冷水容器53内に移動する。これにより、冷水容器53内の温度を上昇させることができる。冷水容器53内の温度が殺菌できる温度となれば、殺菌できる。
しかし、この場合、冷水供給経路殺菌工程を行うことが難しい。したがって、冷水供給経路54を殺菌するのであれば、温水容器43内の水位が導水管19の端部よりも上側にあることが望ましい。
Even when the water level in the
However, in this case, it is difficult to perform the cold water supply path sterilization process. Therefore, if the cold
<実施形態2>導水管に横穴
第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態と異なる点についてのみ、説明する。図7は、第2の実施形態にかかるウォータディスペンサの概略図である。図8は、容器内殺菌工程の他のある段階におけるウォータディスペンサの状態を示す概略図である。
<
図7を参照して、本実施形態では、冷水容器53の底面531の上面が中央に向かうにしたがって窪むすり鉢状になっている。また、導水管19には連通穴191が形成されている。連通穴191は、冷水容器53の底面のすり鉢状の底近傍に位置している。
With reference to FIG. 7, in this embodiment, the upper surface of the bottom surface 531 of the
ここで、冷水容器53では、冷水手段52により水を冷却した際、水中に溶けていた珪素等の溶解物が析出するおそれがある。溶解物が析出した場合、析出物は冷水容器53の中央に沈殿する。本実施形態のように、冷水容器53の底面531をすり鉢状にすることにより、析出物を中央に集めることができる。また、本実施形態において、冷水供給経路54は、冷水容器53の底面531の中央よりも外側かつ、上下方向上側に位置している。以上の構成により、溶解物が析出したとしても、析出物が冷水供給経路54から排出されることがない。したがって、冷水供給口5から吐出される水の品質が悪化することがない。
Here, in the
また、容器内殺菌工程において、温水容器43内の水が、冷水容器53内に、導水管19を介して移動する。この際、導水管19には連通穴191が設けられており、冷水容器53内へ移動した水は連通穴191から流出する。このとき、連通穴191から流出した水は温水であり、析出した溶解物の一部は、温水に溶解する。
In the in-container sterilization step, the water in the
さらに、容器内殺菌工程において、温水容器43内の気圧が増加し、温水容器43内の温水が導水管19内に押し上げられる。押し上げられた温水は、導水管19を通じて冷水容器53内に移動する。この際、冷水容器53内に移動した水は連通穴191から流出し、冷水容器53の下側に温水容器43側の水とひとつながりとなり、冷水容器53内に水面ができる(図8参照)。これにより、温水容器43内の水を加熱すると、冷水容器53内の水面から蒸気が発生する。これにより、冷水容器53内の温度をより効果的に上昇させることができる。
Furthermore, in the in-container sterilization step, the atmospheric pressure in the
加えて、容器内殺菌工程において、溶解しなかった析出物は、連通穴191から温水が流出することにより、攪拌される。これにより、冷水供給経路殺菌工程において、溶解しなかった析出物は、温水とともに冷水供給経路54から排出される。
In addition, in the in-vessel sterilization step, the precipitate that has not been dissolved is stirred by the warm water flowing out from the
<実施形態3>冷水容器と温水容器とが並列
第3の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態と異なる点についてのみ、説明する。図9は、第3の実施形態にかかるウォータディスペンサの概略図である。
<Third Embodiment> A cold water container and a hot water container are arranged in parallel. A third embodiment will be described. Here, only differences from the first embodiment will be described. FIG. 9 is a schematic view of a water dispenser according to the third embodiment.
図9を参照して、第3の実施形態におけるウォータディスペンサは、供給口から冷水容器53と温水容器43とが並列に繋がれている。
Referring to FIG. 9, in the water dispenser in the third embodiment, a
冷水容器53と温水容器43とは、導水管19を通じて連結されている。給水口31と冷水容器53、温水容器43とをつなぐ三叉部20には、電磁バルブ21が設けられている。この電磁バルブ21は、四方バルブ、または五方バルブである。電磁バルブ21は、給水口31と冷水容器53とを連結する、給水口31と温水容器43とを連結する、または、冷水容器53と温水容器43とを連結する、というように流路の切り替えが可能である。この電磁バルブ21は、制御回路Cにより開閉が制御される。
The
本実施形態においては、冷水容器53内に導水部材18が設けられていない。また、本実施形態においては、温水容器43の下部に温水供給経路44が設けられている。
In the present embodiment, the
本実施形態において、温水ボタン41を押すと、制御回路Cは温水バルブ40を開放するとともに、電磁バルブ21の給水口31と温水容器43との流路が開放される。また、冷水ボタン51を押すと、制御回路Cは冷水バルブ50を開放するとともに、電磁バルブの給水口31と冷水容器53との流路が開放される。このように、電磁バルブ21と温水バルブ40、冷水バルブ50とを連動させることにより、温水容器43、冷水容器53内への給水を行う。
In this embodiment, when the
殺菌について説明する。長期間の使用により冷水容器53内の殺菌が必要となった場合には、フロントカバー7に設けられたスイッチ10を押すと制御回路Cが作動する。
まず、制御回路Cは、冷水容器53の冷却手段52を停止させる。
次に、制御回路Cは、給水口31の上側に給水容器3等の原水手段がないか確認する。確認した結果、原水手段があった場合には、後述する容器内殺菌工程に移行しない。または、ブザー、ランプ等の通知手段にて殺菌が行えない旨を通知する。
次に、制御回路Cは、冷水バルブ50を開放させ、冷水容器53内の水を減少させる。好ましくは、冷水容器53内の水を減水手段によって排出できない状態まで減少させることが望ましい。
次に、制御回路Cは、冷水供給口5が保護部材で覆われているか、確認する。確認した結果、保護部材で覆われていなかった場合には、後述する容器内殺菌工程に移行しない。または、ブザー、ランプ等の通知手段にて殺菌が行えない旨を通知する。
次に、制御回路Cは、給水口31の上側が保護部材で覆われているか、確認する。確認した結果、保護部材で覆われていなかった場合には、後述する容器内殺菌工程に移行しない。または、ブザー、ランプ等の通知手段にて殺菌が行えない旨を通知する。
次に、制御回路Cは、水位手段を用いて、温水容器43内の水位が導水管19の下部よりも上側にあるか、確認する。
次に、制御回路Cは、温水容器43の温水温維持制御を停止させる。
以上が、殺菌準備工程である。
Sterilization will be described. When sterilization in the
First, the control circuit C stops the cooling means 52 of the
Next, the control circuit C checks whether there is any raw water means such as the
Next, the control circuit C opens the
Next, the control circuit C confirms whether the cold
Next, the control circuit C confirms whether the upper side of the
Next, the control circuit C uses the water level means to check whether the water level in the
Next, the control circuit C stops the hot water temperature maintenance control of the
The above is the sterilization preparation process.
次に、制御回路Cは、加熱手段42を作動させる。
殺菌の仕組みについて詳述する。制御回路Cは、加熱手段42を一定時間作動させる。この間、温水容器43内では、水が沸点に達し、蒸発が始まる。すなわち、加熱手段42により、温水容器43内の水が煮沸される。煮沸により発生した水蒸気は、一部が導水管19を通じて冷水容器53内に移動する。水蒸気の大部分は、温水容器43の上部に溜まる。
Next, the control circuit C operates the heating means 42.
The mechanism of sterilization will be described in detail. The control circuit C operates the heating means 42 for a certain time. During this time, in the
さらに加熱手段42を作動させると、発生した水蒸気が温水容器43の上部に溜まり、内圧が高まる。高まった圧により、温水容器43内の温水が、導水管19内に押し上げられる。このとき、制御回路Cは、電磁バルブ21により冷水容器53と温水容器43とを連結するようにする。すると、押し上げられた温水は、導水管19を通じて冷水容器53内に移動し、冷水容器53内の底に溜まる。
When the heating means 42 is further operated, the generated water vapor accumulates in the upper part of the
さらに加熱手段42を作動させると、煮沸による蒸発および温水が冷水容器内に移動することにより温水容器43内の水が減少し、導水管19が温水の水面から露出する。すると、温水容器43の上部に充満した水蒸気が冷水容器53内に移動する。冷水容器53内に移動した水蒸気によって、冷水容器53内の温度が高まる。この水蒸気のはたらきにより、冷水容器53内が殺菌される。
When the heating means 42 is further operated, the evaporation in the boiling and the hot water move into the cold water container, thereby reducing the water in the
その後、制御回路Cは、電磁バルブ21を作動させ、温水容器43と給水口31が連結されるようにする。これにより、水蒸気のはたらきによって給水口31の温度が高まり、殺菌される。この電磁バルブ21を作動させるタイミングは、適宜設定可能である。例えば、加熱手段42の加熱時間が所定の時間を超えた場合、冷水サーミスタ55の温度が閾値を超えた場合等である。
Thereafter, the control circuit C operates the
なお、本実施形態では、温水が導水管19内に押し上げられるまで温水バルブ40を開放しておいてもよい。これにより、冷水容器53内の内圧が高まることにより、温水容器43側から冷水容器53側への水または水蒸気の移動が妨げられることが防止される。
以上が、容器内殺菌工程である。
In the present embodiment, the
The above is the in-container sterilization process.
その後、上述の冷却供給経路殺菌工程を行い、殺菌が完了する。 Then, the above-mentioned cooling supply path sterilization process is performed, and sterilization is completed.
なお、本実施形態では、導水管19を通じて温水容器43から冷水容器53への温水または蒸気の移動を行ったが、これに限られるものではない。導水管19以外の管を設けてもよい。そして、導水管19以外の管を通じて温水容器43から冷水容器53への温水または蒸気の移動を行ってもよい。
In the present embodiment, the hot water or steam is transferred from the
以上、本発明における実施形態について述べてきたが、発明の趣旨を損なわない範囲で様々な変更が可能である。 As mentioned above, although embodiment in this invention has been described, various changes are possible in the range which does not impair the meaning of invention.
例えば、図10に示すように、導水管19の下端が温水容器43の中央より下側に位置していてもよい。このように構成することで、短時間で水を煮沸することができ、冷水容器53内の殺菌をより迅速に行うことができる。
For example, as shown in FIG. 10, the lower end of the
1 ウォータディスペンサ
2 本体部
3 給水容器
4 温水供給口
5 冷水供給口
6 凹状スペース
7 フロントカバー
8,9,11 パイロットランプ
10 スイッチ
12 トレー
17 給水経路
19 制御回路
40 温水バルブ
41 温水ボタン
42 加熱手段
43 温水容器
44 温水供給経路
45 温水サーミスタ
50 冷水バルブ
51 冷水ボタン
52 冷却手段
53 冷水容器
54 冷水供給経路
55 冷水サーミスタ
CW 冷水
HW 温水
CWS 水面
DESCRIPTION OF
Claims (20)
前記給水口から水が供給される第1の容器と、
加熱手段を有する第2の容器と、
前記第1の容器と前記第2の容器とを繋ぐ管と、
前記第1の容器から装置外部に水を排出する第1の排出経路と、
を備え、
前記加熱手段を作動させることにより、前記第2の容器内の圧力を上げ、前記第2の容器内の水または水蒸気を、前記管を介して前記第1の容器内に移動させる、ウォータディスペンサ。 A raw water means can be attached, and a water supply port for supplying water into the apparatus,
A first container to which water is supplied from the water supply port;
A second container having heating means;
A tube connecting the first container and the second container;
A first discharge path for discharging water from the first container to the outside of the device;
With
The water dispenser which raises the pressure in the second container by operating the heating means and moves water or water vapor in the second container into the first container through the pipe.
前記第1の加熱手段よりも前記第2の加熱手段のほうが、第2の容器内の温度を高くすることができる、請求項1から5のいずれかに記載のウォータディスペンサ。 The heating means includes a first heating means and a second heating means,
The water dispenser according to any one of claims 1 to 5, wherein the temperature of the second container can be higher in the second heating means than in the first heating means.
前記第2の排出経路の高さよりも前記管の前記第2の容器側の端部が下側にある、請求項13に記載のウォータディスペンサ。 A second discharge path for discharging water from the second container to the outside of the apparatus;
The water dispenser according to claim 13, wherein an end of the tube on the second container side is below the height of the second discharge path.
前記第1の容器の底から水を貯めた際に、前記第1の排出経路が水面に没する水量の容積を、容積cと定義した際に、
容積a>容積cの関係となる、請求項14記載のウォータディスペンサ。 The volume obtained by subtracting the amount of water present in the second container when the pipe is exposed from the water surface from when the water in the second container is full is defined as a volume a.
When water is stored from the bottom of the first container, the volume of water that the first discharge path is immersed in the water surface is defined as volume c.
The water dispenser according to claim 14, wherein a relation of volume a> volume c is satisfied.
容積a>容積b+容積cの関係となる、請求項15記載のウォータディスペンサ。 When the volume in the tube is defined as volume b,
The water dispenser according to claim 15, wherein a relation of volume a> volume b + volume c is satisfied.
前記給水口から水が供給される第1の容器と、
加熱手段を有する第2の容器と、
前記第1の容器と前記第2の容器とを繋ぐ管と、
前記第1の容器から装置外部に水を排出する第1の排出経路と、
を備え、
前記加熱手段を作動させることにより、前記第2の容器内の圧力を上げ、前記第2の容器内の水または水蒸気を、前記管を介して前記第1の容器内に移動させる制御手段をさらに備える、ウォータディスペンサ。 A raw water means can be attached, and a water supply port for supplying water into the apparatus,
A first container to which water is supplied from the water supply port;
A second container having heating means;
A tube connecting the first container and the second container;
A first discharge path for discharging water from the first container to the outside of the device;
With
Control means for increasing the pressure in the second container by operating the heating means and moving water or water vapor in the second container into the first container via the pipe A water dispenser is provided.
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- 2012-04-27 JP JP2012102733A patent/JP2013230826A/en active Pending
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