JP2013228276A - Flexible sensor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、測定対象体を取り囲むように配置して、その測定対象体についての物理量を検出するフレキシブルセンサに関するものである。 The present invention relates to a flexible sensor that is disposed so as to surround a measurement object and detects a physical quantity of the measurement object.
この種のフレキシブルセンサとして、特開2006−329826号公報に開示された電流検出器が知られている。この電流検出器は、被測定電流線の周囲に環状に巻付ける検出部と、検出部の両端を接合した状態に保持する保持部材と、検出部の出力線に接続されて出力信号を処理する信号処理部を備え、被測定電流線に流れる電流を検出可能に構成されている。この場合、保持部材は、検出部の一方の端部に固着されたソケット形保持部材と、検出部の他方の端部に固着されたプラグ形保持部材とを備えて構成されている。また、ソケット形保持部材の内面には凹状溝による係合部が設けられ、プラグ形保持部材の外面には凸状の係合部が設けられており、各保持部材の各係合部同士が係合することにより、検出部の各端面同士が接合される。 As this type of flexible sensor, a current detector disclosed in JP-A-2006-329826 is known. This current detector is connected to a detection unit that is annularly wound around the current line to be measured, a holding member that holds both ends of the detection unit joined, and an output line of the detection unit to process an output signal. A signal processing unit is provided, and a current flowing through the current line to be measured can be detected. In this case, the holding member includes a socket-type holding member fixed to one end of the detection unit and a plug-type holding member fixed to the other end of the detection unit. Further, the socket-type holding member has an inner surface provided with a concave groove engaging portion, and the plug-type holding member has an outer surface provided with a convex engaging portion. By engaging, the end faces of the detection unit are joined together.
一方、発明者は、上記の保持部材を改良して、検出部(センサケーブル)の両端部同士をより確実に連結可能な構成として、図16〜図18に示す連結機構70を備えたフレキシブルセンサを既に開発している。このフレキシブルセンサの連結機構70は、図16に示すように、第1連結部71および第2連結部72を備えて構成されている。
On the other hand, the inventor has improved the above-described holding member, and as a configuration capable of more reliably connecting both ends of the detection unit (sensor cable), a flexible sensor including the
第1連結部71は、円筒状にそれぞれ形成された本体部81およびカバー82を備えて構成されている。本体部81は、図外のセンサケーブルにおける一方の端部が固定されると共に、図17に示すように、第2連結部72を挿入可能に構成されている。また、本体部81には、本体部81の径方向に沿って弾性変形可能な片持ち状の弾性片81aが設けられている。また、この弾性片81aの先端部には、本体部81の中心軸側に向かって突出する爪部81bが形成されている。カバー82は、長さ方に沿って本体部81に対して相対的にスライド可能に図外の係合部によって本体部81の外側に接続されている。この場合、本体部81をカバー82に挿入することによって両者が接続されている。また、カバー82の先端部(同図における右端部)には、カバー82を本体部81の基端部(同図における左端部)に向けてスライドさせたときに本体部81の弾性片81aの先端部に当接して弾性片81aを外側に弾性変形させるための突起部82aが設けられている。第2連結部72は、図外のセンサケーブルにおける他方の端部に固定されている。また第2連結部72には、溝部72aが外周に沿って形成されている。
The
この連結機構70では、図16に示すように、本体部81およびカバー82の先端部(同図における右端部)側から第2連結部72を挿入して第1連結部71および第2連結部72を連結する。この場合、同図に示すように、第2連結部72の挿入の際に、本体部81の弾性片81aの爪部81bに第2連結部72の先端部が当接して、弾性片81aが外側に弾性変形する。次いで、第2連結部72をさらに本体部81の奥側に挿入したときには、図17に示すように、第2連結部72の溝部72aに本体部81の爪部81bが係合し、これによって第2連結部72および本体部81が連結された状態に維持される。
In this connecting
また、この連結機構70では、第2連結部72と本体部81との連結状態を解除するときには、図18に示すように、カバー82を本体部81の基端部に向けて(同図に示す矢印の向きに)スライドさせる。この際に、カバー82の突起部82aが、本体部81の弾性片81aの先端部に当接して弾性片81aを外側に弾性変形させる。これにより、第2連結部72の溝部72aと本体部81の爪部81bとの係合が解除される。次いで、この状態で第2連結部72を本体部81およびカバー82から引き抜く。以上により、第2連結部72と本体部81との連結状態が解除される。
Moreover, in this
ところが、発明者が既に開発している上記のフレキシブルセンサには、改善すべき以下の課題がある。すなわち、このフレキシブルセンサでは、第2連結部72を第1連結部71の本体部81に挿入して(押し込んで)、第2連結部72の溝部72aに本体部81の爪部81bを係合させることによって第1連結部71(本体部81)と第2連結部72とを連結している。この場合、電流値を正確に測定するためには、センサケーブルの端部同士をできる限り近接させるのが好ましい。このため、このフレキシブルセンサでは、第2連結部72を本体部81の奥まで十分に押し込んだときに第2連結部72の溝部72aと本体部81の爪部81bとが係合するように構成されている。しかしながら、このフレキシブルセンサでは、溝部72aと爪部81bとが係合する位置まで(予め規定された規定挿入量だけ)本体部81に第2連結部72を挿入したか否かを使用者に認識させる手段を備えていないため、挿入不足によって溝部72aと爪部81bとが係合されなかったり、係合が不十分だったりすることがある。したがって、このフレキシブルセンサには、測定中に第2連結部72が第1連結部71から外れるおそれがあるという課題が存在する。
However, the above-described flexible sensor already developed by the inventor has the following problems to be improved. That is, in this flexible sensor, the second connecting
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、第1連結部と第2連結部とを確実に連結させ得るフレキシブルセンサを提供することを主目的とする。 This invention is made | formed in view of this subject, and it aims at providing the flexible sensor which can connect a 1st connection part and a 2nd connection part reliably.
上記目的を達成すべく請求項1記載のフレキシブルセンサは、測定対象体を取り囲むように配置された状態において当該測定対象体についての物理量を検出するセンサケーブルと、当該センサケーブルにおける両端部同士の連結および連結解除を行うための連結機構とを備えたフレキシブルセンサであって、前記連結機構は、第1連結部と第2連結部とを備え、前記第1連結部は、前記センサケーブルにおける前記両端部のいずれか一方が固定されると共に前記第2連結部を挿入させる被挿入部を有し、前記第2連結部は、前記両端部の他方が固定されて前記被挿入部に対する挿入および当該被挿入部からの引き抜きによって前記第1連結部との連結および連結解除が可能に構成されると共に、前記被挿入部に対する挿入の向きを示しかつ当該第2連結部が予め決められた規定挿入量だけ当該被挿入部に挿入されたか否かを特定可能な第1表示部を有している。
In order to achieve the above object, the flexible sensor according to
また、請求項2記載のフレキシブルセンサは、請求項1記載のフレキシブルセンサにおいて、前記第1表示部は、山形形状の図形で構成され、前記山形形状の図形は、前記規定挿入量で挿入されたときに前記被挿入部内に埋没する部位に設けられている。
The flexible sensor according to
また、請求項3記載のフレキシブルセンサは、請求項2記載のフレキシブルセンサにおいて、前記第1表示部は、前記挿入の向きに沿って並べられた複数の前記山形形状の図形で構成されている。 According to a third aspect of the present invention, in the flexible sensor according to the second aspect, the first display unit is configured by a plurality of the chevron-shaped figures arranged along the insertion direction.
また、請求項4記載のフレキシブルセンサは、請求項1から3のいずれかに記載のフレキシブルセンサにおいて、前記第2連結部は、前記規定挿入量で挿入されたときに前記被挿入部内に埋没する部位と当該規定挿入量で挿入されたときに当該被挿入部から露出する部位とにおける色、表面荒さおよび外径の1つ以上が互いに異なるように形成されている。
The flexible sensor according to claim 4 is the flexible sensor according to any one of
また、請求項5記載のフレキシブルセンサは、請求項1から4のいずれかに記載のフレキシブルセンサにおいて、前記第2連結部は、前記規定挿入量で挿入されたときに前記被挿入部から露出する部位に設けられて当該被挿入部からの引き抜きの向きを示す第2表示部を有している。
The flexible sensor according to claim 5 is the flexible sensor according to any one of
請求項1記載のフレキシブルセンサでは、被挿入部に対する第2連結部の挿入の向きを示しかつ第2連結部が予め決められた規定挿入量だけ被挿入部に挿入されたか否かを特定可能な第1表示部を第2連結部が有している。このため、このフレキシブルセンサによれば、例えば、第1連結部と第2連結部とを連結するのに必要な挿入量が規定挿入量として予め決められているときには、使用者が第1表示部を確認することで、第2連結部が規定挿入量だけ被挿入部に挿入されたか否かを、使用者に確実かつ容易に認識させることができる。したがって、このフレキシブルセンサによれば、被挿入部に対する第2連結部の挿入不足を確実に防止することができる結果、第1連結部と第2連結部とを確実に連結することができる。
In the flexible sensor according to
また、請求項2記載のフレキシブルセンサによれば、山形形状の図形で第1表示部を構成し、規定挿入量で挿入されたときに被挿入部内に埋没する部位にその山形形状の図形を設けたことにより、山形形状の頂部を挿入の向きに向けることで、挿入の向きを使用者に明確に把握させることができると共に、第2連結部が規定挿入量だけ被挿入部に挿入されたか否かを一層確実に使用者に認識させることができる。 According to the second aspect of the present invention, the first display portion is formed of a chevron-shaped graphic, and the chevron-shaped graphic is provided at a portion that is buried in the inserted portion when inserted with a specified insertion amount. Therefore, by orienting the top of the chevron shape in the direction of insertion, it is possible to make the user clearly grasp the direction of insertion, and whether or not the second connecting portion has been inserted into the inserted portion by the specified insertion amount. It is possible to make the user recognize it more reliably.
また、請求項3記載のフレキシブルセンサでは、挿入の向きに沿って並べられた複数の山形形状の図形で第1表示部が構成されている。このため、このフレキシブルセンサによれば、被挿入部に第2連結部を挿入している途中において、第2連結部の一部が被挿入部内に埋没して、第1表示部を構成する各山形形状の図形の1または複数が視認できない状態となったとしても、他の山形形状の図形を視認できるため、挿入の向きを使用者に明確に把握させることができると共に、第2連結部が規定挿入量だけ被挿入部に挿入されたか否かをより確実に使用者に認識させることができる。 In the flexible sensor according to the third aspect, the first display unit is composed of a plurality of chevron-shaped figures arranged along the insertion direction. For this reason, according to this flexible sensor, in the middle of inserting the second connecting part into the inserted part, a part of the second connecting part is buried in the inserted part to constitute the first display part. Even if one or more of the chevron-shaped figures are invisible, other chevron-shaped figures can be seen, so that the user can clearly grasp the direction of insertion, and the second connecting portion It is possible to make the user more surely recognize whether or not a predetermined insertion amount has been inserted into the inserted portion.
また、請求項4記載のフレキシブルセンサでは、規定挿入量で挿入されたときに被挿入部内に埋没する部位と被挿入部から露出する部位とにおける色、表面荒さおよび外径の1つ以上が互いに異なるように第2連結部が形成されている。このため、このフレキシブルセンサによれば、被挿入部に対する第2連結部の挿入量が規定挿入量に達していないときには、露出部(上記した露出する部位)とは異なる色の挿入部(上記した埋没する部位)の一部が被挿入部から露出することとなる結果、第2連結部が規定挿入量だけ被挿入部に挿入されたか否かを使用者にさらに確実に認識させることができる。 Further, in the flexible sensor according to claim 4, one or more of the color, surface roughness, and outer diameter of the portion buried in the insertion portion and the portion exposed from the insertion portion when inserted with the specified insertion amount are mutually different. The 2nd connection part is formed so that it may differ. For this reason, according to this flexible sensor, when the insertion amount of the second connecting portion with respect to the insertion portion does not reach the specified insertion amount, the insertion portion (described above) of the color different from the exposed portion (the exposed portion described above) As a result that a part of the portion to be buried is exposed from the inserted portion, it is possible to make the user more surely recognize whether or not the second connecting portion has been inserted into the inserted portion by the specified insertion amount.
また、請求項5記載のフレキシブルセンサによれば、規定挿入量で挿入されたときに被挿入部から露出する部位(露出部)に、引き抜きの向きを示す第2表示部を設けたことにより、第2連結部を引き抜く向きを確実に使用者に認識させることができると共に、第2表示部が設けられている露出部を第1連結部から引き離すべきことを確実に使用者に認識させることができる。このため、このフレキシブルセンサによれば、第1連結部を構成する部材同士を強引に引き離すような誤操作を確実に防止することができる。 Further, according to the flexible sensor according to claim 5, by providing the second display portion indicating the pulling direction in the portion (exposed portion) exposed from the insertion portion when inserted with the specified insertion amount, The user can surely recognize the direction in which the second connecting portion is pulled out, and the user can be surely recognized that the exposed portion provided with the second display portion should be separated from the first connecting portion. it can. For this reason, according to this flexible sensor, it is possible to reliably prevent an erroneous operation such that the members constituting the first connecting portion are forcibly pulled apart.
以下、フレキシブルセンサの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of a flexible sensor will be described with reference to the accompanying drawings.
最初に、フレキシブルセンサの一例としての図1に示すフレキシブルセンサ1の構成について説明する。フレキシブルセンサ1は、同図に示すように、センサケーブル2、連結機構3およびケーブル4を備えて、測定対象体100を取り囲むように配置した状態(センサケーブル2の端部2a,2b同士を連結させた状態)において環状体を構成して、測定対象体100を流れる電流(測定対象体100についての物理量の一例)を検出可能に構成されている。
Initially, the structure of the
センサケーブル2は、コイル支持体の周囲に絶縁導線(いずれも図示せず)を巻回して形成したロゴスキーコイルであって、その絶縁導線がケーブル4を介して図外の測定器に接続される。
The
連結機構3は、センサケーブル2における端部2a,2b同士の連結および連結解除を行うための機構であって、図1に示すように、第1連結部3aおよび第2連結部3bを備えて構成されている。
The connecting
第1連結部3aは、図1に示すように、本体部11、カバー12および操作部13を備えて構成されている。
As shown in FIG. 1, the first connecting
本体部11は、図2,3に示すように、基端部11a側が小径の円筒状に形成され、先端部11b側が大径の円筒状に形成されている。この本体部11の基端部11aには、センサケーブル2における両端部2a,2b(図1参照)のいずれか一方(この例では、端部2a)が挿入されて固定される。また、センサケーブル2を構成する絶縁導線とケーブル4との接続部分が基端部11aの内部に収容される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
また、本体部11の基端部11aには、図2,3に示すように、基端部11aの外側(接続状態のカバー12)に向けて突出する突出部21が形成されている。この突出部21は、本体部11とカバー12との接続状態(本体部11をカバー12に挿入した状態)においてカバー12の後述する爪部31と係合する。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, the
また、本体部11は、先端部11bに操作部13を接続させる(取り付ける)ことが可能に構成されている。この場合、操作部13は、後述する第1弾性片41および第2弾性片42を先端部11bに挿入させて先端部11bに接続される。また、図2,4に示すように、本体部11の先端部11bには、スリット23が形成されている。このスリット23は、挿入された操作部13における第2弾性片42の第2凸部42aが嵌合することにより、本体部11と操作部13との接続状態を維持する機能を有している。また、図13に示すように、本体部11における先端部11bの内側の空間と操作部13の内側の空間とによって第2連結部3bを挿入可能な被挿入部61が構成される。
Moreover, the main-
また、図2に示すように、本体部11における先端部11bの外周面には、溝22が形成されている。この溝22は、本体部11をカバー12に挿入して両者を接続する際に、カバー12の後述するリブ32をこの溝22に係合させることで本体部11とカバー12とを位置決めする機能を有している。
Further, as shown in FIG. 2, a
また、図2,3に示すように、本体部11における先端部11bの縁部24は、肉厚に形成され、その縁部24には、切り欠き25が形成されている。この切り欠き25は、操作部13を本体部11の先端部11bに接続する際に操作部13の後述する指示部43を係合させることにより、本体部11および操作部13を位置決めする機能を有している。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
また、図4に示すように、本体部11の先端部11bの内部におけるスリット23の形成部位よりも基端部11a側の位置には、本体部11の中心軸側に向かって突出する当接部26が形成されている。この当接部26は、操作部13が後述するロック位置に位置しているときに、操作部13の第1弾性片41に当接して、第1弾性片41の外向きの弾性変形を規制する機能を有している。
Further, as shown in FIG. 4, a contact projecting toward the central axis side of the
カバー12は、図5に示すように、本体部11を挿入可能な円筒状に形成されて、本体部11に接続された(取り付けられた)状態において本体部11を覆うことが可能に構成されている。また、図5,6に示すように、カバー12の内周面には、本体部11の溝22に係合するリブ32が形成されている。
As shown in FIG. 5, the
また、図6に示すように、カバー12の基端部12aには、爪部31(この例では、2つの爪部31)が形成されている。この爪部31は、図12に示すように、本体部11をカバー12に挿入した状態において本体部11の突出部21における先端部11b側の縁部(同図における右側の縁部)に係合して、本体部11およびカバー12を接続させる。この場合、このフレキシブルセンサ1では、同図に示すように、爪部31がカバー12の内側に形成されており、本体部11とカバー12との接続状態において爪部31に対する押圧や変形などの操作が不能となる。このため、このフレキシブルセンサ1では、本体部11をカバー12に挿入して本体部11およびカバー12を接続した後には、突出部21と爪部31との係合状態の解除が不能となっている。つまり、このフレキシブルセンサ1では、本体部11をカバー12に挿入して本体部11とカバー12とを一旦接続した後には、本体部11やカバー12を破壊しない限り本体部11とカバー12との接続状態の解除(両者の分離)ができない構造(いわゆる、はめごろし構造)となっている。
Further, as shown in FIG. 6, a claw portion 31 (two
また、図5,6に示すように、カバー12の先端部12bには、解除孔33が形成されている。この解除孔33は、本体部11のスリット23に嵌合している操作部13における第2弾性片42の第2凸部42aを解除用の部材(例えば、棒状部材)で押圧する際に、その部材を挿通するのに用いられる。このため、解除孔33は、本体部11とカバー12との接続状態において本体部11のスリット23に対向する位置に形成されている。
As shown in FIGS. 5 and 6, a
操作部13は、第1連結部3aと第2連結部3bとの連結および連結解除の操作を行うための部材であって、図7,8に示すように、略円筒状に形成されている。また、操作部13は、図13に示すように、先端部13bを本体部11の先端部11bに挿入することによって本体部11に接続(取り付け)可能に構成されている。また、操作部13には、図7,8に示すように、操作部13の径方向に沿って弾性変形可能に構成された片持ち状の第1弾性片41および第2弾性片42が形成されている。
The
この場合、図7,8に示すように、各第1弾性片41における長さ方向の中間部位には、操作部13の中心軸側に向かって突出して、第1連結部3a(操作部13)に挿入されている状態における第2連結部3bの溝部54(図9参照)に係合可能な第1凸部41aが形成されている。また、図7,8に示すように、各第2弾性片42の先端部には、操作部13の外部に向けて突出する(つまり、本体部11に接続された状態において本体部11に向けて突出する)第2凸部42aが形成されている。
In this case, as shown in FIGS. 7 and 8, the first
このフレキシブルセンサ1では、図13に示すように、本体部11の先端部11bに形成されているスリット23に第2弾性片42の第2凸部42aを係合させることにより、本体部11に対して相対的に回動可能な状態で操作部13が本体部11に接続される。
In this
また、このフレキシブルセンサ1では、第2凸部42aがスリット23の一方の端部23a(図2における右側の端部:以下、端部23aの位置を「アンロック位置」ともいう)に位置しているときには、本体部11の当接部26が第1弾性片41に当接しない。このため、このときには、本体部11に向けての(外向きの)第1弾性片41の弾性変形が許容される。一方、第2凸部42aがスリット23の他方の端部23b(図2における左側の端部:以下、端部23bの位置を「ロック位置」ともいう)に位置しているときには、図18に示すように、本体部11の当接部26が第1弾性片41に当接する。このため、このときには、本体部11に向けての(外向きの)第1弾性片41の弾性変形が規制される。
Further, in the
また、操作部13の基端部13aには、図7に示すように、指示部43が形成されている。この指示部43は、本体部11の先端部11bに形成されている切り欠き25(図2,3参照)に係合して操作部13を本体部11に対して位置決めすると共に、上記したアンロック位置およびロック位置を指し示す指針としても機能する。
Further, as shown in FIG. 7, an instruction portion 43 is formed at the
第2連結部3bは、図9,10に示すように、先端部51が閉塞された略円筒状に構成されて、第1連結部3aの被挿入部61(図13参照)に先端部51側を挿入することが可能となっている。なお、図18に示すように、第1連結部3aにおける操作部13の第1凸部41aが第2連結部3bの溝部54に係合するのに必要な挿入量だけ(予め決められた規定挿入量で)第2連結部3bの先端部51側が被挿入部61に挿入されたときに(挿入された状態において)被挿入部61内に埋没する部位を以下「挿入部62」ともいう。また、同図に示すように、規定挿入量で挿入されたときに被挿入部61から露出する部位を以下「露出部63」ともいう。
As shown in FIGS. 9 and 10, the second connecting
この第2連結部3bでは、第1連結部3aの被挿入部61対する挿入部62の挿入、および被挿入部61からの挿入部62の引き抜きによって第1連結部3aとの連結および連結解除が行われる。
In this
また、第2連結部3bには、図1に示すように、センサケーブル2における両端部2a,2bの他方(この例では、端部2b)が基端部52の開口部53(図9,10参照)から挿入された状態で固定される。また、第2連結部3bの挿入部62には、操作部13における第1弾性片41の第1凸部41aと係合する溝部54が外周に沿って形成されている。
Further, as shown in FIG. 1, the second connecting
また、第2連結部3bの挿入部62には、図9に示すように、第1表示部55が設けられている。この第1表示部55は、第1連結部3aの被挿入部61に挿入部62を挿入する際の向き(挿入の向き)を示すと共に、挿入部62が予め決められた規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かを示す(規定挿入量で挿入されたか否かを特定可能とする)機能を有している。この場合、第1表示部55は、同図に示すように、一例として、複数(この例では、3つ)の山形形状の図形(以下、「山形図形55a」ともいう)で構成され、各山形図形55aの頂部が先端部51側に向いた状態で挿入の向き(この例では左向き)に沿って各山形図形55aが並べられている。また、各山形図形55aのうちの最後尾の山形図形55aの裾部が挿入部62と露出部63との境界部分に位置している。
Moreover, as shown in FIG. 9, the
さらに、第2連結部3bの露出部63には、図9に示すように、第2表示部56が設けられている。この第2表示部56は、第1連結部3aの被挿入部61から挿入部62(第2連結部3b)を引き抜く際の向き(引き抜きの向き:この例では右向き)を示す機能を有している。この場合、第2表示部56は、同図に示すように、一例として、右向きの矢印の形状の図形で構成されている。
Furthermore, as shown in FIG. 9, the
また、第2連結部3bは、挿入部62および露出部63の色が互いに異なるように形成されている(挿入部62および露出部63に異なる着色が施されている)。つまり、挿入部62と露出部63との境界部分で両者の色が区別されている。この第2連結部3bでは、一例として、挿入部62が黄色で形成され、露出部63が黒色で形成されている。
Moreover, the
次に、フレキシブルセンサ1の組立て方法を説明する。まず、センサケーブル2をカバー12に通し(挿通させ)、次いで、センサケーブル2の端部2b(図1参照)を第2連結部3bに固定する。具体的には、センサケーブル2の端部2bに接着剤を塗布し、続いて、第2連結部3bの開口部53(図9,10参照)から端部2bを挿入する。これにより、端部2bが第2連結部3bに固定される。
Next, a method for assembling the
次いで、センサケーブル2の端部2a(図1参照)を本体部11に固定する。具体的には、センサケーブル2を構成する絶縁導線とケーブル4とを接続し、続いて、センサケーブル2の端部2aに接着剤を塗布し、次いで、絶縁導線とケーブル4との接続部分を本体部11の基端部11aに挿入する。これにより、本体部11にセンサケーブル2の端部2aが固定される。
Next, the
続いて、本体部11とカバー12とを接続する(本体部11をカバー12で覆う)。具体的には、図11に示すように、カバー12における先端部12b側の開口部から本体部11の基端部11aを挿入する。この際に、カバー12に形成されているリブ32を本体部11に形成されている溝22(図2参照)に係合させつつ挿入する。このように挿入することで、本体部11とカバー12とが位置決めされる。
Subsequently, the
次いで、本体部11をカバー12にさらに挿入する。この際に、図12に示すように、本体部11の突出部21における先端部11b側の縁部(同図における右側の縁部)にカバー12の爪部31が係合し、これによって本体部11とカバー12とが接続される。ここで、このフレキシブルセンサ1では、同図に示すように、爪部31がカバー12の内側に形成されているため、この状態(接続状態)では、突出部21および爪部31に対する押圧や変形などの操作をカバー12の外部から行うことができないようになっている。このため、このフレキシブルセンサ1では、本体部11をカバー12に挿入して本体部11とカバー12とを一旦接続した後には、突出部21と爪部31との係合状態の解除が不能となり、本体部11とカバー12とが接続状態(分離しない状態)に維持される。
Next, the
続いて、本体部11および操作部13を接続する。具体的には、図13に示すように、本体部11の先端部11bの内側に操作部13の第1弾性片41および第2弾性片42を挿入する。この際に、操作部13の基端部13aに形成されている指示部43(図7参照)を本体部11の先端部11bに形成されている切り欠き25(図2,3参照)に係合させつつ挿入する。このように挿入することで、本体部11と操作部13とが位置決めされる。
Subsequently, the
次いで、操作部13を本体部11にさらに挿入する。この際に、図13に示すように、第2弾性片42に形成されている第2凸部42aが本体部11の先端部11bに形成されているスリット23に嵌合する。これにより、操作部13が、上記したアンロック位置とロック位置との間で回動可能に本体部11の先端部11bに接続される。以上で、フレキシブルセンサ1の組立てが完了する。
Next, the
次に、フレキシブルセンサ1の使用方法について、図面を参照して説明する。
Next, the usage method of the
このフレキシブルセンサ1を用いて、例えば、図1に示す測定対象体100に流れる電流(測定対象体100についての物理量の一例)を測定する際には、連結機構3の操作部13を本体部11に対して回動させて、操作部13における第2弾性片42の第2凸部42aを本体部11のスリット23の端部23a(図2参照)の位置(アンロック位置)に位置させ、次いで、図1に示すように、測定対象体100の周囲をセンサケーブル2で取り囲む。
For example, when measuring the current flowing through the
次いで、図14,15に示すように、第2連結部3bの挿入部62(先端部51側)を操作部13の基端部13a側から先端部13b側(第1連結部3aの奥側)に向けて押し込んで、挿入部62を第1連結部3aの被挿入部61に挿入させる。この場合、第2弾性片42の第2凸部42aをアンロック位置に位置させているときには、第1弾性片41に本体部11の当接部26が当接していないため、本体部11に向けての第1弾性片41の弾性変形が許容される。このため、図16に示すように、挿入部62(第2連結部3b)の押し込みによって第2連結部3bの先端部が第1凸部41aに当接し、これによって第1弾性片41が本体部11に向けて弾性変形する。この結果、被挿入部61(カバー12および操作部13)に第2連結部3bが挿入される。
Next, as shown in FIGS. 14 and 15, the insertion portion 62 (the
続いて、図17に示すように、第2連結部3bの挿入部62を第1連結部3aの奥側にさらに押し込んで、被挿入部61に対する挿入部62の挿入量が規定挿入量に達したときには、図18に示すように、第1弾性片41の弾性力によって第1凸部41aが溝部54に係合する。これにより、第1連結部3aと第2連結部3bとが(センサケーブル2の端部2a,2b同士が)連結される。
Subsequently, as shown in FIG. 17, the
ここで、このフレキシブルセンサ1では、第2連結部3bの挿入部62に第1表示部55が設けられており、図15に示すように、被挿入部61に対する挿入部62の挿入量が規定挿入量に達していないときには、挿入部62の一部が被挿入部61から露出して、第1表示部55の一部(第1表示部55を構成する各山形図形55aの一部)が視認可能な状態となる。一方、被挿入部61に対する挿入部62の挿入量が規定挿入量に達したときには、図17に示すように、挿入部62の全てが被挿入部61に埋没して第1表示部55(第1表示部55を構成する全ての山形図形55a)が視認できない状態となる。このため、このフレキシブルセンサ1では、第1表示部55を確認することで、挿入部62が規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かを確実かつ容易に認識することが可能となっている。したがって、このフレキシブルセンサ1では、被挿入部61に対する挿入部62の挿入不足によって第1凸部41aと溝部54との係合がされなかったり、係合が不十分となる事態が確実に防止されて、第1連結部3aと第2連結部3bとを確実に連結することが可能となっている。
Here, in this
また、このフレキシブルセンサ1では、第2連結部3bにおける挿入部62および露出部63の色が互いに異なるように形成されている。このため、被挿入部61に対する挿入部62の挿入量が規定挿入量に達していないときには、露出部63とは異なる色の挿入部62の一部が被挿入部61から露出することとなる結果、挿入部62が規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かをさらに確実かつ容易に認識することが可能となっている。
Moreover, in this
次いで、操作部13を本体部11に対して回動させて、第2弾性片42の第2凸部42aをスリット23の端部23b(図2参照)の位置(ロック位置)に位置させる。この際に、図18に示すように、本体部11の当接部26が第1弾性片41の外周部に当接して、本体部11に向けての第1弾性片41の弾性変形が規制される。このため、第1弾性片41の第1凸部41aが溝部54に係合した状態が維持され、第1連結部3aと第2連結部3bとが(センサケーブル2の端部2a,2b同士が)連結状態に維持される。
Subsequently, the
続いて、ケーブル4を図外の測定器に接続して、測定を開始する。この場合、測定器が、センサケーブル2に誘起した電圧をケーブル4を介して入力して測定する。次いで、測定が終了して、フレキシブルセンサ1を測定対象体100から取り外す(測定対象体100を取り囲んだ状態を解除する)ときには、連結機構3の操作部13を本体部11に対して回動させて、第2弾性片42の第2凸部42aをスリット23のアンロック位置に位置させる。
Subsequently, the cable 4 is connected to a measuring device (not shown) and measurement is started. In this case, the measuring instrument inputs and measures the voltage induced in the
この際に、第1弾性片41に対する当接部26の当接が解除されて、本体部11に向けての第1弾性片41の弾性変形の規制が解除される。続いて、第1連結部3aから引き抜く向きに第2連結部3bを引っ張る。この際に、第2連結部3bの溝部54の縁部が第1弾性片41の第1凸部41aに当接して第1弾性片41がカバー12に向けて弾性変形して、第1凸部41aと溝部54との係合状態が解除される。これによって第1連結部3aから第2連結部3bが引き抜かれて、第1連結部3aと第2連結部3bとの連結状態(センサケーブル2の端部2a,2b同士の連結状態)が解除される。
At this time, the contact of the
このフレキシブルセンサ1では、ロック位置に位置している第2弾性片42の第2凸部42aをアンロック位置に位置するように操作部13を回動させるだけで、第2連結部3bを第1連結部3aから引き抜くことが可能な状態となる。このため、カバー82を本体部81の基端部側にスライドさせて第1連結部71と第2連結部72との連結状態を解除する従来の構成とは異なり、本体部81とカバー82とを強引に引き離すような誤操作を確実に防止することが可能となっている。
In this
また、このフレキシブルセンサ1では、露出部63に第2表示部56が設けられているため、第2連結部3bを引き抜く向きを使用者に確実に認識させることができると共に、第2表示部56が設けられている露出部63を第1連結部3aから引き離すべきことを使用者に確実に認識させることができる。このため、このフレキシブルセンサ1では、本体部81とカバー82とを強引に引き離すような誤操作をより確実に防止することが可能となっている。
In the
また、このフレキシブルセンサ1では、カバー12の外部から操作ができない突出部21と爪部31との係合によって本体部11およびカバー12が接続されて、本体部11およびカバー12の接続状態が維持される構造となっている。このため、このフレキシブルセンサ1では、仮に本体部11とカバー12とを引き離すような操作がされたとしても、接続されている本体部11とカバー12との分離が確実に防止される。
Further, in this
次いで、測定対象体100からセンサケーブル2を取り外す。以上により、測定対象体100に流れる電流の測定が終了する。続いて、他の測定対象体100に流れる電流を測定する際には、上記した手順を繰り返して行う。
Next, the
ここで、操作部13に形成されている第1弾性片41および第2弾性片42は、弾性変形を可能とするために比較的薄手に構成されている。このため、第1弾性片41および第2弾性片42は、他の部分(厚手の部分)に比べて繰り返して使用されることによる破損が発生する可能性が高い。この場合、繰り返しの使用によって操作部13の第1弾性片41や第2弾性片42が破損したときには、操作部13を本体部11から取り外して交換する。
Here, the 1st
操作部13を本体部11から取り外す際には、まず、カバー12に形成されている解除孔33に棒状部材を挿入し、次いで、本体部11のスリット23に嵌合している操作部13における第2弾性片42の第2凸部42aを棒状部材の先端部で押圧する。この際に、押圧によって第2弾性片42が弾性変形して第2凸部42aとスリット23との嵌合状態が解除される。続いて、操作部13を本体部11から引き抜く。これにより、操作部13が本体部11から取り外される。
When removing the
上記したように、このフレキシブルセンサ1では、カバー12の解除孔33に解除用の棒状部材を挿入しなければ第2凸部42aとスリット23との嵌合状態が解除されない構造となっている。このため、このフレキシブルセンサ1では、操作部13の交換(本体部11からの取り外し)を可能としつつ、第1連結部3aと第2連結部3bとの連結を解除するための通常の操作によって操作部13が本体部11から容易に外れる事態を確実に防止することが可能となっている。
As described above, the
このように、このフレキシブルセンサ1では、挿入の向きを示すと共に第2連結部3bが予め決められた規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かを示す第1表示部55が第2連結部3bに設けられている。このため、このフレキシブルセンサ1によれば、例えば、第1連結部3aと第2連結部3bとを連結するのに必要な挿入量が規定挿入量として予め決められているときには、使用者が第1表示部55を確認することで、挿入部62が規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かを、使用者に確実かつ容易に認識させることができる。したがって、このフレキシブルセンサ1によれば、被挿入部61に対する挿入部62の挿入不足を確実に防止することができる結果、第1連結部3aと第2連結部3bとを確実に連結することができる。
As described above, in the
また、このフレキシブルセンサ1によれば、山形図形55aで第1表示部55を構成し、規定挿入量で挿入されたときに被挿入部61内に埋没する挿入部62にその山形形状の図形を設けたことにより、山形形状の頂部を挿入の向きに向けることで、挿入の向きを使用者に明確に把握させることができると共に、挿入部62が規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かを一層確実に使用者に認識させることができる。
Further, according to the
また、このフレキシブルセンサ1では、挿入の向きに沿って並べられた複数の山形図形55aで第1表示部55が構成されている。このため、このフレキシブルセンサ1によれば、被挿入部61に挿入部62を挿入している途中において、挿入部62の一部が被挿入部61内に埋没して、第1表示部55を構成する各山形図形55aの1または複数が視認できない状態となったとしても、他の山形図形55aを視認できるため、挿入の向きを使用者に明確に把握させることができると共に、挿入部62が規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かをより確実に使用者に認識させることができる。
Moreover, in this
また、このフレキシブルセンサ1では、第2連結部3bにおける挿入部62および露出部63の色が互いに異なるように形成されている。このため、このフレキシブルセンサ1によれば、被挿入部61に対する挿入部62の挿入量が規定挿入量に達していないときには、露出部63とは異なる色の挿入部62の一部が被挿入部61から露出することとなる結果、挿入部62が規定挿入量だけ被挿入部61に挿入されたか否かを使用者にさらに確実に認識させることができる。
Moreover, in this
また、このフレキシブルセンサ1によれば、規定挿入量で挿入されたときに被挿入部61から露出する露出部63に、引き抜きの向きを示す第2表示部56を設けたことにより、第2連結部3bを引き抜く向きを確実に使用者に認識させることができると共に、第2表示部56が設けられている露出部63を第1連結部3aから引き離すべきことを確実に使用者に認識させることができる。このため、このフレキシブルセンサ1によれば、本体部11とカバー12とを強引に引き離すような誤操作を確実に防止することができる。
Further, according to the
なお、フレキシブルセンサの構成は、上記した構成に限定されず、適宜変更が可能である。例えば、山形図形55aを3つ並べて第1表示部55を構成した例について上記したが、1つの山形図形55aで第1表示部を構成することもできるし、2つ、または4つ以上の山形図形55aで第1表示部を構成することもできる。また、山形図形55aに代えて、矢印の形状の図形で第1表示部を構成することもできる。この場合、この矢印の形状の図形を1つだけ用いて第1表示部を構成してもよいし、この図形を2つ以上並べて第1表示部を構成してもよい。
The configuration of the flexible sensor is not limited to the configuration described above, and can be changed as appropriate. For example, the example in which the three
また、第2連結部3bにおける挿入部62および露出部63の色を異ならせた例について上記したが、挿入部62および露出部63の表面荒さを互いに異ならせる(つまり、挿入部62と露出部63との境界部分で両者の表面荒さを区別する)構成を採用することもできる。この構成を採用することで、挿入部62と露出部63とを視覚的に区別することができることに加えて、挿入部62および露出部63を掴んだときの触感の相違によって両者を区別することができる。また、挿入部62および露出部63の外径を互いに異ならせる(つまり、挿入部62と露出部63との境界部分で両者の外径を区別する)構成を採用することもできる。この構成を採用した場合においても、挿入部62と露出部63とを視覚的に区別することができることに加えて、挿入部62および露出部63を掴んだときの感覚の相違(太さの相違)によって両者を区別することができる。また、挿入部62および露出部63の色、表面荒さ、および外径の2つまたは全てを互いに異ならせる構成を採用することもできる。
In addition, the example in which the colors of the
また、センサケーブル2としてロゴスキーコイルを採用した例について説明したが、本発明におけるセンサケーブルはこれに限定されず、各種センシング用のコイルおよび導線を採用することができる。
Moreover, although the example which employ | adopted the Rogowski coil as the
1 フレキシブルセンサ
2 センサケーブル
2a,2b 端部
3 連結機構
3a 第1連結部
3b 第2連結部
55 第1表示部
55a 山形図形
56 第2表示部
61 被挿入部
62 挿入部
63 露出部
100 測定対象体
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記連結機構は、第1連結部と第2連結部とを備え、
前記第1連結部は、前記センサケーブルにおける前記両端部のいずれか一方が固定されると共に前記第2連結部を挿入させる被挿入部を有し、
前記第2連結部は、前記両端部の他方が固定されて前記被挿入部に対する挿入および当該被挿入部からの引き抜きによって前記第1連結部との連結および連結解除が可能に構成されると共に、前記被挿入部に対する挿入の向きを示しかつ当該第2連結部が予め決められた規定挿入量だけ当該被挿入部に挿入されたか否かを特定可能な第1表示部を有しているフレキシブルセンサ。 A flexible sensor comprising a sensor cable that detects a physical quantity of the measurement object in a state of being arranged so as to surround the measurement object, and a connection mechanism that connects and disconnects both ends of the sensor cable. Because
The connection mechanism includes a first connection part and a second connection part,
The first connection part has an insertion part in which either one of the both end parts of the sensor cable is fixed and the second connection part is inserted.
The second connecting portion is configured such that the other end of the both ends is fixed and the connection to and disconnection from the first connecting portion can be performed by inserting into and removing from the inserted portion. A flexible sensor having a first display portion that indicates an insertion direction with respect to the insertion portion and that can specify whether or not the second connection portion has been inserted into the insertion portion by a predetermined specified insertion amount. .
前記山形形状の図形は、前記規定挿入量で挿入されたときに前記被挿入部内に埋没する部位に設けられている請求項1記載のフレキシブルセンサ。 The first display unit is composed of a mountain-shaped figure,
2. The flexible sensor according to claim 1, wherein the chevron-shaped figure is provided at a portion that is buried in the insertion portion when the figure is inserted with the specified insertion amount.
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