JP2013220140A - Fire division hanging wall - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建物の天井に設置される防火垂壁に関するものである。 The present invention relates to a fire barrier wall installed on a ceiling of a building.
防火垂壁は、公共施設や商業施設、あるいはオフィスなどの天井から垂れ下がる状態で設置してあり、不燃性で且つ透光性を有する不燃パネルやガラスパネルを取り付けた障子を、天井に固定した上レールと下レールの間に配置することにより、万一の火災時に、天井に沿って移動する煙や延焼の進路を塞ぐものである。 The fire barrier is installed in a state where it hangs down from the ceiling of public facilities, commercial facilities, offices, etc., and a non-flammable and translucent non-flammable panel or glass panel is attached to the ceiling. By arranging it between the rail and the lower rail, in the event of a fire, it will block the path of smoke and fire spreading along the ceiling.
しかしながら、上レールと下レール間の寸法については、製造者毎に定める規格や現場の施工状態により異なっているのが現状である。このことから、不燃パネルやガラスパネル、あるいは障子框の経年劣化により既設の防火垂壁をリフォームする場合に、上レールと下レールに障子が対応せず、防火垂壁を構成する全ての部品の交換を余儀なくされ、さらに、施工者側も手間を要することからコストの増大を招く問題点があった。また、既設環境に無理に障子を取り付ければ、施工後に障子のガタツキが生じたり、障子が上レールと下レールから不意に外れて下方を通る通行人や物に落下し、多大な被害を招く懸念もあった。 However, the current situation is that the dimensions between the upper rail and the lower rail differ depending on the standards defined for each manufacturer and the construction conditions at the site. For this reason, when remodeling existing fire barriers due to non-combustible panels, glass panels, or shoji caskets, the upper and lower rails do not support shoji, and all parts that make up the fire barriers There was a problem incurring an increase in cost because it was forced to be replaced and the construction side also took time. In addition, if the shoji is installed in the existing environment forcibly, the shoji will be rattled after construction, or the shoji will suddenly come off the upper and lower rails and fall to passers-by and objects passing underneath. There was also.
本発明は以上に述べたような実情に鑑み、既設環境での施工においてもガタツキや落下の心配がなく、低コストで容易に施工できる防火垂壁を提供することにある。 In view of the actual situation as described above, it is an object of the present invention to provide a fire barrier which can be easily constructed at low cost without worrying about rattling or dropping even in construction in an existing environment.
本発明のうち請求項1記載の発明は、天井に設置する防火垂壁であって、障子は、上下框と縦框とパネルとを備えており、上下框と下框は、パネルの四周を囲んで内周部にパネルを取り付けてあるとともに、天井に取り付けてある上レールと、上レールから吊部材で吊り下げてある下レールの間に取り付けてあり、縦框は、上レールと下レールの間隔にあわせて長さ調節が自在に形成してあることを特徴とする。
The invention according to
本発明のうち請求項2記載の発明は、天井に設置する防火垂壁であって、上レールと下レールと障子とを備えており、上レールは、天井に固定するとともに、下レールは、上レールに取り付けてある吊部材で吊り下げて支持しており、障子は、上下框と縦框を框組みしてパネルの四周を囲んでおり、縦框は、上レールと下レールの間隔にあわせて長さ調節が自在に形成してあることを特徴とする。
The invention according to
本発明のうち請求項3記載の発明では、縦框は、縦框上部材と縦框下部材と芯材とを有しており、縦框上部材と縦框下部材は、縦框を上下に分割して形成されるものであり、芯材は、縦框上部材と縦框下部材の間に配置しており、縦框上部材と縦框下部材には、いずれかに複数の調整孔が設けてあるとともに、任意の調整孔にネジを挿通して芯材にネジ止めすることにより、縦框の長さ調節が自在に形成してあることを特徴とする。
In the invention according to
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、縦框を長さ調節ができるように形成してあることにより、既設の上レールと下レールが取り付けてある現場で新規の障子を取り付けるときに、現場毎に相違した上レールと下レールの間隔の違いに対応して縦框の長さを調節できる。これにより、防火垂壁のリフォームに際して、比較的設置が制限される既設の現場で容易に障子の取り付けができるとともに、上レールと下レールの間隔と障子の寸法の違いにより、防火垂壁のすべての構成部品を取り替える必要がなく、これにより、施主側のコストの削減と作業側の施工手間の軽減を両立できる防火垂壁を提供できる。 According to the first aspect of the present invention, when a vertical shovel is formed so that the length can be adjusted, when installing a new shoji on the site where the existing upper rail and lower rail are attached In addition, the length of the vertical hook can be adjusted in accordance with the difference in the distance between the upper rail and the lower rail, which differs from site to site. As a result, when remodeling the fire barrier, the shoji can be easily attached at the existing site where installation is relatively restricted, and all of the fire barriers are due to the difference between the distance between the upper and lower rails and the size of the shoji. Therefore, it is possible to provide a fire barrier that can reduce both the cost on the owner side and the labor on the work side.
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、天井に新設する場合であっても、設計どおりの上レールと下レールの間隔が確保できない現場などの現場環境に対応して縦框の長さを調整できることから、現場状況を選ばずに防火垂壁を確実に取り付けることができる。
According to the invention described in
本発明のうち請求項3記載の発明によれば、障子の縦框が縦框上部材と縦框下部材に分割して形成してあるとともに、縦框上部材と縦框下部材のいずれかに複数の調整孔を設け、上レールと下レールの間隔にあわせて対応する位置にある調整孔にネジを挿通して芯材にネジ止めすることにより、上レールと下レールの間隔にあわせて障子を取り付けるものとして、シンプルな構造でコスト面や耐用性に優れた防火垂壁を提供できる。
According to the invention described in
以下、本発明による防火垂壁の実施形態を図面に基づいて説明する。
防火垂壁を新設する場合には、上レール1と下レール2は施工者が用意したものを使用するが、経年劣化や物理的に破損したパネル7などを交換するときには、天井10に既設の上レール1と下レール2がそのまま使用されることから、以下のような構成の防火垂壁を使用する。本実施による防火垂壁は、図5のように、天井10に取り付ける上レール1と、下レール2と、障子3と、パネル7とからなっている。また、天井10に対する上レール1の取り付けについては、天井10の裏側に配置してある鉄筋16にアンカーボルト17を固定し、そのアンカーボルト17に上レール1を固定してある。尚、符号18は、桁材である。
Hereinafter, embodiments of a fire barrier according to the present invention will be described with reference to the drawings.
When newly installing a fire barrier, the
上レール1は、図1と図2(a)のように、天井10に固定金具で固定してあり、その形状は、図2(b)のように、縦断面下向きほぼコ字型をなすアルミ形材であり、障子3の上框4を収容するレール溝部1aを有している。下レール2は、図2(c)上レール1と略同じ長さを有するものが使用されており、縦断面上向きほぼコ字型をなすアルミ材であり、障子3の下框5を収容するレール溝部2aを有するとともに、上レール1から吊部材8で吊り下げて支持してある。
The
障子3は、上框4と下框5と縦框6を框組みした横長矩形状をなすものであり、各框4〜6の一側の見付け面には、上記のパネル7がネジで取り付けてある。また、縦框6は、上下に分割形成してあるとともに、縦框6の下部が長手方向に伸縮する構造となっている。縦框6の長さを調節する構造については具体的に、縦框6を縦框上部材6aと縦框下部材6bと芯材12とから形成し、縦框上部材6aと縦框下部材6bは、横断面ほぼL字型に形成してあり、それぞれの内周部間に芯材12を配置してある。さらに、芯材12は、断面ほぼ長方形状のソリッド材が使用されており、図2(b)のように、芯材12には一側から他側に向けて貫通した調整孔14がそれぞれ設けてあるとともに、縦框上部材6aにネジで固定してある。また、縦框下部材6bには、上下に間隔をあけて調整孔13a〜13cが複数設けてあり、芯材12の調整孔14と縦框下部材6bに設けてある調整孔13a〜13cのいずれかにネジ15を挿通してネジ止めすることにより、縦框6の長さを上下に調節することができる。また、各々の調整孔13a〜13c,14でネジ止めしたネジ15は、縦框下部材6bと下框5を固定する手段も兼ねており、障子3の一側の見付面におけるネジ頭の露出を最小限に抑え、外観意匠性を損ねない構造となっている。尚、本実施による防火垂壁では、縦框下部材6bに調整孔13a〜13cを設ける位置が三カ所に設けてあり、それぞれの調整孔13a〜13cが7mm、13mmの間隔をあけている。また、上記の間隔については、製造者が定める規格に変更がある場合や、現場状況に対応して調整孔13a〜13cを増やすことなど適宜変更することもできる。
The
パネル7は、不燃性で且つシートのような可撓性を有する透明または半透明の透過性のあるものを使用しており、本実施ではガラス繊維に合成樹脂を含浸したものが選択されている。これにより、本実施による防火垂壁を天井10に取り付けたときの視認性の確保、及び室内景観を損ねないものとなっている。また、各框4〜6とパネル7の取り付けは、図2(a)(b)を参照すれば、パネル7の四周端部を対応する各框4〜6の内周部に配置するとともに、各框4〜6の溝部にパネル7の端部を入れて一側と他側からパッキン19で挟み、さらに、各框4〜6との間にアングル20で挟んでパネル7を固定することにより離脱不能な状態となっている。
The
また、本実施による防火垂壁は、図4のように、建物の天井10に上レール1に沿って複数並列に連設してあり、この場合は図2(a)のように、上レール1に吊部材8を取り付けて下レール2を吊り下げ、その下レール2のレール溝部2aに各障子3を収容して天井10に取り付けるものである。また、各障子3の隣接する縦框6同士を連結材9で連結しており、連結材9は、図2(b)のように、断面ほぼH字型をなすものであり、縦框6とほぼ同じ長さに設定してある。また、連結材9は、各障子3の隣り合う縦框6の間に配置するとともに、両側の溝部9aにそれぞれ縦框6を収容する。また、障子3を連接するときの吊部材のある箇所では、一方の障子3と連結材9との間に吊部材8を挟み、連結材9の溝部9aに縦框6と一緒に吊部材8を収容することにより、連結材9に吊部材8を収容するスペースを設けるとともに、障子3間の密閉性が確保されて防煙効果を損なわない構造となっている。尚、符号21は、上下框4,5間に配置されるテンションロッドである。
In addition, the fire barrier according to the present embodiment is connected in parallel to the
本実施による防火垂壁の施工手順について図3(a)〜(d)に基づいて説明する。
第一の手順として、図3(a)のように、障子3の上框4と下框5と縦框6の各々の内周部にパネル7の端部四周を取り付ける。第二の手順として、図3(b)のように、上レール1と下レール2の間隔にあわせて障子3の縦框6の縦框下部材6bを伸ばして一致させるとともに、その位置で縦框下部材6bと芯材12の対応する各調整孔13a〜13c,14にネジ15を挿通してネジ止めする。第三の手順として、図3(c)のように、障子3を上レール1と下レール2の各々のレール溝部1a,2aにケンドン式に嵌め込むことにより、図3(d)のように、本実施による防火垂壁の障子3を取り付けが完了する。
The construction procedure of the fire barrier according to this embodiment will be described with reference to FIGS.
As a first procedure, as shown in FIG. 3A, the four ends of the
上記のように本実施による防火垂壁を形成すると、新設の現場では、上レール1と下レール2を設置し、現場状況にあわせて障子3の縦框6を調整することにより、障子3をしっかりと取り付けることができる。また、既設の上レール1と下レール2に障子3を取り付ける場合であっても、縦框6を構成する縦框下部材6bを下方に伸ばすことにより縦框6を長くして調節し、上レール1と下レール2の間隔にあわせることができるので、既設の防火垂壁の製造者毎に定める規格や現場の施工状況により変化する上レール1と下レール2の様々な間隔に対応して障子3を取り付けることが可能となる。
When the fire barrier according to this embodiment is formed as described above, in the newly constructed site, the
本発明の防火垂壁は、縦框6の長さを調整する手段として、中空形材からなる縦框6を縦框上部材6aと縦框下部材6bに分割形成し、各々の内部に芯材12を挿入して適宜な調整孔13a〜13c,14にネジ15でネジ止めするものについて挙げたが、縦框6の長さを調整できるものであればよく、ラチェット式に多段階的な長さ調整ができるもの等であってもよい。
In the fire barrier according to the present invention, as a means for adjusting the length of the
1 上レール
2 下レール
3 障子
4 上框
5 下框
6 縦框
6a 縦框上部材
6b 縦框下部材
7 パネル
8 吊部材
10 天井
DESCRIPTION OF
Claims (3)
障子は、上下框と縦框とパネルとを備えており、上下框と下框は、パネルの四周を囲んで内周部にパネルを取り付けてあるとともに、天井に取り付けてある上レールと、上レールから吊部材で吊り下げてある下レールの間に取り付けてあり、縦框は、上レールと下レールの間隔にあわせて長さ調節が自在に形成してあることを特徴とする防火垂壁。 A fire wall installed on the ceiling,
The shoji has an upper and lower fence, a vertical fence, and a panel. The upper and lower fences and the lower fence have a panel attached to the inner periphery surrounding the four circumferences of the panel, an upper rail attached to the ceiling, and an upper A fire barrier that is attached between the lower rails that are suspended from the rails by a suspension member, and that the vertical rod is freely adjustable in length according to the distance between the upper rail and the lower rail. .
上レールと下レールと障子とを備えており、上レールは、天井に固定するとともに、下レールは、上レールに取り付けてある吊部材で吊り下げて支持しており、障子は、上下框と縦框を框組みしてパネルの四周を囲んでおり、縦框は、上レールと下レールの間隔にあわせて長さ調節が自在に形成してあることを特徴とする防火垂壁。 A fire wall installed on the ceiling,
The upper rail is fixed to the ceiling, and the lower rail is supported by being suspended by a suspension member attached to the upper rail. A vertical fire wall that surrounds all four sides of the panel with vertical gutters, and the vertical gutters are freely adjustable in length according to the distance between the upper and lower rails.
A downspout has a downspout upper member, a downspout lower member, and a core material. The downspout upper member and the downspout bottom member are formed by dividing a downspout vertically, The material is arranged between the vertical gutter upper member and the vertical gutter lower member, and the vertical gutter upper member and the vertical gutter lower member are provided with a plurality of adjustment holes in any one of the adjustment holes. The fire barrier according to claim 1 or 2, wherein the length of the vertical gutter can be adjusted freely by inserting a screw and screwing it to the core member.
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JP2012092060A JP2013220140A (en) | 2012-04-13 | 2012-04-13 | Fire division hanging wall |
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CN114908901A (en) * | 2022-05-05 | 2022-08-16 | 浙江梵石装修工程有限公司 | Indoor jumbo size cuts off mounting structure and whole plane and cuts off |
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2012
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CN114908901B (en) * | 2022-05-05 | 2024-05-14 | 浙江梵石装修工程有限公司 | Indoor large-size partition mounting structure and integral planar partition |
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