JP2013215642A - Neutralizing apparatus and water heater including the same - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ドレンが左右方向に蛇行しながら流通する蛇行状の中和流路が形成された中和装置およびこの中和装置を有する給湯装置に関するものである。 The present invention relates to a neutralization device in which a meandering neutralization flow path through which drains meander in the left-right direction is formed, and a hot water supply device having the neutralization device.
従来の給湯装置では、燃焼ガスが熱交換器による熱交換で露点以下の温度になることにより生成されるドレンを中和する、図6に示すような中和装置101を有したものがあり、この中和装置101は、中和剤102を収容する容器103と、中和剤102が充填された中和部104と、中和部104上部に中和部104内にドレンを流入させるドレン流入口105と、中和部104下部に中和部104内から中和処理後のドレンを中和装置101外に排出させる排出口106と、中和部104内に設けられ、中和部104の内部を仕切って、ドレン流入口105から排出口106までの中和流路107を蛇行状に形成する仕切壁108とを備え、ドレンが中和流路107を左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流れるようにして中和処理されるものがあった。(例えば、特許文献1参照。)
Some conventional hot water supply apparatuses have a
ところで、この従来の中和装置101では、図6に示すように、中和部104内が仕切壁108によって、複数の領域s10、s20、s30に仕切られており、ドレン流入口105に近い領域ほど、流入してくるドレンの酸性度が強いため、中和剤102の消耗量が多くなる。
By the way, in this
ここで、複数の領域s10、s20、s30の容積がs10=s20=s30の関係性を有し、各々の領域s10、s20、s30内に中和剤102が同量程度充填されている場合、長期間使用後の中和装置101では、図7に示すように、ドレン流入口105に近い領域である領域s10の中和剤102の消耗が多くて中和剤102の残量が少なく、排出口106に近い領域である領域s30の中和剤102の消耗が少なくて中和剤102の残量が多い状態となり、長期間使用後において、領域によって中和剤102の残量に偏りが生じてしまい、領域s20および領域s30に中和剤102が残っており、領域s10に中和剤102が残っていない場合、ドレンを中和する能力が確保できず、ドレンを中和する能力が低下するおそれがあるものであった。
Here, when the volumes of the plurality of regions s10, s20, s30 have a relationship of s10 = s20 = s30, and each region s10, s20, s30 is filled with the same amount of neutralizing
この発明は、上記課題を解決するために、特に請求項1ではその構成を、燃焼ガスが露点以下の温度となることにより生成されるドレンを、中和剤が充填された中和部を流通させることで中和するものであって、前記中和部の内部は、前記中和部内に設けられた複数の仕切壁によって複数の領域に仕切られ、前記仕切壁の先端側に隣り合う前記領域を連通する連通部を互い違いに形成して、前記ドレンが左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流通する蛇行状の中和流路が形成された中和装置において、隣り合う前記領域のうち、前記ドレンの流れ方向において上流側の前記領域の容積を、前記ドレンの流れ方向において下流側の前記領域の容積より大きくするものとした。
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is configured in particular in
また、請求項2では、前記隣り合う前記領域のうち、前記ドレンの流れ方向において上流側の前記領域の高さを、前記ドレンの流れ方向において下流側の前記領域の高さより高くして、前記ドレンの流れ方向において上流側の前記領域の容積を、前記ドレンの流れ方向において下流側の前記領域の容積より大きくするものとした。
Moreover, in
また、請求項3では、燃焼部と、該燃焼部の燃焼により発生した燃焼ガスと熱交換する熱交換器と、該熱交換器での熱交換によって生成されたドレンを中和する中和装置とを有する給湯装置であって、前記中和装置として、請求項1または2記載の中和装置を用いるものとした。
Moreover, in
この発明の請求項1によれば、隣り合う領域のうち、ドレンの流れ方向において上流側の領域の容積を、ドレンの流れ方向において下流側の領域の容積より大きくするようにしたことで、上流側の領域に充填される中和剤の量が、下流側の領域に充填される中和剤の量に比べて多くなるので、長期間使用後の中和剤の残量の偏りを抑制でき、ドレンを中和する能力が低下することなく、長期間にわたり安定した中和処理を行うことができるものである。 According to the first aspect of the present invention, the volume of the upstream area in the drain flow direction among the adjacent areas is made larger than the volume of the downstream area in the drain flow direction. Since the amount of neutralizing agent filled in the area on the side is larger than the amount of neutralizing agent charged in the area on the downstream side, it is possible to suppress the bias in the remaining amount of neutralizing agent after long-term use. The neutralization treatment can be performed stably over a long period of time without reducing the ability to neutralize the drain.
また、請求項2によれば、隣り合う領域のうち、ドレンの流れ方向において上流側の領域の高さを、ドレンの流れ方向において下流側の領域の高さより高くしたことで、上流側の領域ほどドレンと接触しない中和剤を効率よく十分に収容することができるものである。 According to the second aspect of the present invention, the height of the upstream region in the drain flow direction is higher than the height of the downstream region in the drain flow direction among the adjacent regions. The neutralizing agent that does not come into contact with the drain can be accommodated efficiently and sufficiently.
また、請求項3によれば、燃焼部と、該燃焼部の燃焼により発生した燃焼ガスと熱交換する熱交換器と、該熱交換器での熱交換によって生成されたドレンを中和する中和装置とを有する給湯装置であって、前記中和装置として、請求項1または2記載の中和装置を用いたことで、上述の効果を奏する中和装置を有した給湯装置を提供することができるものである。
According to the third aspect of the present invention, the combustor, the heat exchanger that exchanges heat with the combustion gas generated by the combustion of the combustor, and the drain generated by the heat exchange in the heat exchanger are neutralized. A hot water supply apparatus having a summing apparatus, wherein the neutralization apparatus according to
次に、この発明の一実施形態の給湯装置を図1〜図4に基づき説明する。
1は本実施形態の潜熱回収型の気化式石油給湯装置、2は石油等の燃油を気化する気化器、3は気化器2に備えられ燃油を気化可能な温度まで加熱する気化器ヒータ、4は気化器2の温度を検出する気化温度センサ、5は気化器2と連通し気化器2で気化された気化ガスと一次空気とを予混合する混合室、6は混合室5底部に設けられ混合室5を加熱する混合室ヒータ、7は混合室5の温度を検出する混合室温度センサ、8は混合室5と連通し混合室5で予混合された予混合ガスを燃焼させる燃焼部としてのバーナ部、9は気化器2の背面でバーナ部8上に突出された複数個の吸熱フィンで、燃焼熱を気化器2にフィードバックして、気化器ヒータ3の通電量を極力抑えるものである。
Next, a hot water supply apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
1 is a latent heat recovery type vaporization type oil hot water supply apparatus of the present embodiment, 2 is a vaporizer that vaporizes fuel oil such as petroleum, 3 is a vaporizer heater that is provided in the
10は気化器2に燃油を噴霧するノズル、11はノズル10に送油管12を介して燃油を圧送する電磁ポンプ、13は燃焼ファンであり、送風路14を介して気化器2の入口およびバーナ部8とカバー枠15との間の空気室16とに連通し、吸込口17より吸引した燃焼空気を気化器2には予混合用の一次空気として供給し、空気室16には気化器2側方を通り混合室5の下方からバーナ部8で燃焼される二次空気として供給するものである。
10 is a nozzle for spraying fuel oil to the
18は燃焼室19内に収容された熱交換器で、この熱交換器18は、バーナ部8の燃焼により発生した燃焼ガスから顕熱を回収し一次受熱管20を流通する水を加熱するフィンチューブ式の一次熱交換器21と、一次熱交換器21を通過した後の燃焼ガスから潜熱を回収し二次受熱管22を流通する水を加熱する二次熱交換器23から構成され、バーナ部8の上方に一次熱交換器21が配置され、一次熱交換器21の上方に二次熱交換器23が配置されているものであり、一次熱交換器21、二次熱交換器23の順に通過した燃焼ガスは排気口24より給湯装置1外に排気されるものである。
25は燃焼ガス中の水蒸気が二次熱交換器23の二次受熱管22を流通する水と熱交換して露点以下の温度となることにより生成されるドレンを回収するドレン受けで、ドレン受け25は、一次熱交換器21の上方且つ二次熱交換器23の下方に配置されているものであり、ここでは、二次熱交換器23を構成する耐食性を有する筐体(図示せず)の底板がドレン受け25となっているものである。また、26はドレン受け25で回収されたドレンを中和装置27に導くドレン配管である。
25 is a drain receiver that recovers the drain that is generated when the water vapor in the combustion gas exchanges heat with the water flowing through the secondary
28は給水源から供給される水を熱交換器18に流通させる給水管、29は熱交換器18で加熱された湯を流通させ、所定箇所に設けられた給湯栓(図示せず)に湯を供給する給湯管、30は給水管28から分岐した給水バイパス管であり、一次受熱管20と二次受熱管22と給水管28と給湯管29と給水バイパス管30とで水が流通する給湯回路を構成するものである。
28 is a water supply pipe for circulating water supplied from a water supply source to the
31は給湯管29と給水バイパス管30との接続部に設けられ、給湯管29からの湯と給水バイパス管30からの水とを混合し、その混合比を可変できる混合弁、32は給水管28に設けられ給水温度を検出する給水温度センサ、33は給水管28に設けられ流量を検出する流量センサ、34は給湯管29に設けられ熱交換器18で加熱された湯の温度を検出する熱交出口温度センサ、35は給湯管29に設けられ、混合弁31で混合された湯の温度を検出する給湯温度センサである。
A
36はマイクロコンピュータを主体として、この潜熱回収型気化式石油給湯装置1の各センサを信号を受け、気化器ヒータ3や混合室ヒータ6や燃焼ファン13等の各アクチュエータの駆動を制御する制御手段である。
36 is a control means for controlling the driving of each actuator such as the
37は前記制御手段36と通信可能に接続され、潜熱回収型気化式石油給湯装置1の遠隔装置を行うリモコンで、リモコン37は潜熱回収型気化式石油給湯装置1の運転のオンオフを指示する運転スイッチ38や、給湯温度を設定するための給湯温度設定スイッチなどからなる操作部39を備えているものである。
次に、前記中和装置27について、図2〜図4を用いて説明すると、40は箱形の容器で、合成樹脂製のブロー成型品であり、上壁部40a、底壁部40b、複数の側壁部40c〜40fを備えており、容器40内部は容器40の底壁部40bから容器40の上壁部40a側に向かって垂直に伸設される起立壁41によって、起立壁41より上流側の水封部42と、起立壁41より下流側の中和部43との2つに大別され、水封部42側の上壁部40aにドレン配管26からのドレンを中和装置27内に導入する導入口44が設けられ、中和部43側の側壁部40d下部にドレンを中和装置27外に排出する排出口45が設けられているものである。なお、起立壁41は容器40のブロー成型時に形成されるものである。
Next, the neutralizing
前記水封部42は、水封部42の天面の上壁部40aから水封部42の底面の底壁部40b側に向かって垂下壁46が垂直に伸設され、この垂下壁46によって、水封部42が垂下壁46より上流側の第1水封室47と垂下壁46より下流側の第2水封室48とに仕切られるものであり、垂下壁46の下端側には第1水封室47と第2水封室48とを連通させる水封連通部49が形成されるものである。また、第1水封室47の最上流側は導入口44と連通しているものである。なお、垂下壁46は容器40のブロー成型時に形成されるものである。
The
50は水封部42側の底壁部40bに設けられ、凍結防止等のために水封部42に溜まったドレンを排水する水抜口、51は通常時に水抜口50を閉口しておくための水抜栓である。
50 is provided on the
52は起立壁41の上端側で水封部42と中和部43とを連通し水封部42からのドレンを中和部43上部から中和部43内に流入させるドレン流入口であり、このドレン流入口52は、水封部42の垂下壁46の下端よりも上側に位置しているものである。
52 is a drain inlet through which the
前記中和部43は、ドレン流入口52から流入してきたドレンを中和するための炭酸カルシウム等の粒体からなる中和剤53が充填されており、中和部43の内部は、中和部43内の一側壁から他側壁側および他側壁から一側壁側に向かって略水平方向に設けられた複数の仕切壁54、55によって複数の領域s1〜s3に仕切られ、仕切壁54、55の先端側に、上下に隣り合う領域を連通する連通部56、57を互い違いに形成して、ドレンが左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流通するドレン流入口52から排出口45までの蛇行状の中和流路58を形成するものである。なお、中和部43内はほぼ全域にわたり中和剤53が充填されているものであるが、図3中では符号を強調するため一部省略している。
The neutralizing
前記仕切壁54、55は、中和部43の一側壁としての起立壁41上部から中和部43の他側壁としての側壁部40d側に向かって略水平方向に伸設された第1仕切壁54と、第1仕切壁54よりも下方位置で中和部43の他側壁としての側壁部40d下部から中和部43の一側壁としての起立壁41側に向かって略水平方向に伸設された第2仕切壁55とからなり、また、前記領域s1〜s3は、第1仕切壁54と中和部43天面の上壁部40aとの間に形成され、ドレン流入口52と連通する第1中和領域s1と、第1仕切壁54と第2仕切壁55との間に形成され、第1仕切壁54の先端側の第1連通部56を介して第1中和領域s1と連通する第2中和領域s2と、第2仕切壁55と中和部43底面の底壁部40bとの間に形成され、第2仕切壁55の先端側の第2連通部57を介して第2中和領域s2と連通する第3中和領域s3とからなるものであり、第1中和領域s1および第2中和領域s2および第3中和領域s3は、その容積を比較すると、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有しているものである。
The
前記第1中和領域s1および第2中和領域s2および第3中和領域s3は、具体的には、第1中和領域s1の長手方向の長さと第2中和領域s2の長手方向の長さと第3中和領域s3の長手方向の長さは略同じ長さで、第1中和領域s1の短手方向の幅と第2中和領域s2の短手方向の幅と第3中和領域s3の短手方向の幅は略同じ幅で、第1中和領域s1の高さと第2中和領域s2の高さと第3中和領域s3の高さを比較すると、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有するものであり、高さの違いにより各中和領域の容積を比較したときに、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有するものである。また、ここでは、ドレンが中和剤53と接触する接触面積は各中和領域で同程度に設定されているものである。なお、中和剤53が充填されている量は、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有するものである。
Specifically, the first neutralization region s1, the second neutralization region s2, and the third neutralization region s3 are in the longitudinal direction of the first neutralization region s1 and the longitudinal direction of the second neutralization region s2. The length and the length in the longitudinal direction of the third neutralization region s3 are substantially the same length, the width in the short direction of the first neutralization region s1, the width in the short direction of the second neutralization region s2, and the third medium. The width of the sum area s3 in the short direction is substantially the same, and the height of the first neutralization area s1, the height of the second neutralization area s2, and the height of the third neutralization area s3 are compared. It has a relationship of region s1> second neutralization region s2> third neutralization region s3, and when the volumes of the neutralization regions are compared due to the difference in height, the first neutralization region s1> the first neutralization region. 2 neutralization region s2> third neutralization region s3. Further, here, the contact area where the drain contacts the neutralizing
また、前記第3中和領域s3の最下流側は排出口45と連通しているものであり、排出口45には、第3中和領域s3から中和剤53が流出するのを防止するための中和剤流出防止部材(図示せず)が設けられていてもよいものである。
Further, the most downstream side of the third neutralization region s3 communicates with the
さらに、前記第1仕切壁54の先端には、第1仕切壁54の上方向に突出する第1上凸部59が一体的に形成され、第1上凸部59があることによりドレンが第1仕切壁54上に少量溜められる構造となっているものである。また、前記第1仕切壁54の先端には、第1仕切壁54の下方向に突出する第1下凸部60が一体的に形成され、第1下凸部60があることによりドレンが第1仕切壁54の裏面へ回り込むのを防止する構造となっているものである。
Further, a first upper
上記の第1仕切壁54と同様に、前記第2仕切壁55の先端には、第2仕切壁55の上方向に突出する第2上凸部61が一体的に形成され、第2上凸部61があることによりドレンが第2仕切壁55上に少量溜められる構造となっているものである。また、前記第2仕切壁55の先端には、第2仕切壁55の下方向に突出する第2下凸部62が一体的に形成され、第2下凸部62があることによりドレンが第2仕切壁55の裏面へ回り込むのを防止する構造となっているものである。
Similarly to the
ここで、第1仕切壁54、第2仕切壁55、第1上凸部59、第1下凸部60、第2上凸部61、第2下凸部62は、容器40のブロー成型時に形成されるものであり、ブロー成型された容器40から金型を抜くための抜き勾配を得るために、図4に示すように、第1仕切壁54は、第1仕切壁54の長手方向の中心軸上にある溝部に向かって下り勾配がつき、第1仕切壁54の裏面は、第1仕切壁54裏面の長手方向の中心軸上にある峰部に向かって上り勾配がつくものである。また、第1仕切壁54と同様に、第2仕切壁55は、第2仕切壁55の長手方向の中心軸上にある溝部に向かって下り勾配がつき、第2仕切壁55の裏面は、第2仕切壁55裏面の長手方向の中心軸上にある峰部に向かって上り勾配がつくものである。なお、図4中では符号を強調するため中和剤53を一部省略している。
Here, the
また、第1上凸部59の上端は、図4に示すように、少なくとも第1仕切壁54の前記下り勾配のうち最も高い位置よりも高いところに、第1中和領域s1の幅方向を横断するように位置しており、第1仕切壁54の溝部と同軸上にある溝部に向かって下り勾配がついているものである。また、第2上凸部61の上端は、少なくとも第2仕切壁55の前記下り勾配のうち最も高い位置よりも高いところに、第2中和領域s2の幅方向を横断するように位置しているものであり、第2仕切壁55の溝部と同軸上にある溝部に向かって下り勾配がついているものである。
Further, as shown in FIG. 4, the upper end of the first
さらに、第1下凸部60の下端は、図4に示すように、第1仕切壁54の裏面の前記上り勾配のうち最も低い位置よりも低いところに、第2中和領域s2の幅方向を横断するように位置しており、第1仕切壁54の裏面の峰部と同軸上にある峰部に向かって上り勾配がついているものである。ここで、第1仕切壁54上のドレンは主として第1上凸部59の前記溝部付近を乗り越えて流下するので、ドレンのショートカットを防止するために、前記第1下凸部60は第1仕切壁54の先端において、少なくとも第1上凸部59の溝部に対応する第1仕切壁54の裏面の前記峰部の周辺に形成する必要があるものである。また、第2下凸部62の下端は、第2仕切壁55の裏面の前記上り勾配のうち最も低い位置よりも低いところに、第3中和領域s3の幅方向を横断するように位置しており、第2仕切壁55の裏面の峰部と同軸上にある峰部に向かって上り勾配が付いているものである。ここで、第2仕切壁55上のドレンは主として第2上凸部61の前記溝部付近を乗り越えて流下するので、ドレンのショートカットを防止するために、前記第2下凸部62は第2仕切壁55の先端において、少なくとも第2上凸部61の溝部に対応する第1仕切壁54の裏面の前記峰部の周辺に形成する必要があるものである。
Further, as shown in FIG. 4, the lower end of the first lower
次に、63は中和部43の天面の上壁部40aに形成され、中和部43内へ中和剤53を投入するための中和剤投入口、64は中和部43に中和剤53が充填される前に第1中和領域s1のドレン流入口52の近傍に配設され、水封部42側への中和剤53の侵入を防止する耐食性を有する中和剤止め部材であり、ドレン流入口52から第1中和領域s1に流入したドレンは中和剤止め部材64の両脇を通過していくものである。
Next, 63 is formed on the
65は導入口44が設けられた上壁部40a以外の上壁部40a上に載置される蓋体で、蓋体65によって中和剤投入口63を塞ぐ構成としている。また、この蓋体65は金属製で導電性を有するものである。
A
66は第1水封室47に設けられ、水封部42内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する一対の電極からなる水位検知手段としての水封電極で、一対の水封電極66はほぼ同じ長さで第1水封室47の天面の上壁部40aから下方に向かって垂下し、その下端は垂下壁46の下端よりも上側に位置しており、水封電極66が液体の水位を検知した時は、水封連通部49が水封部42内に貯溜された液体によって封止された状態となっている時であり、水封電極66は中和装置27から燃焼ガスが漏洩しない状態、すなわち中和装置27が水封状態となったことを検知できるものである。
A
前記一対の水封電極66の上部側には、水封電極66に電圧を印加するための一対の配線(図示せず)が接続されており、一対の配線に電圧が印加されたときに一対の水封電極66の先端部分が水封部42内の液体に没していれば、水封電極66間が導通して電流が流れ、中和装置27が水封状態であることを検知し、一対の配線に電圧が印加されたときに一対の水封電極66の先端部分が水封部42内の液体に没していなければ、電流が流れず、中和装置27が水封状態でない異常状態であることを検知するものである。
A pair of wirings (not shown) for applying a voltage to the
67は第1水封室47に設けられ、第1水封室47内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する水位検知手段としての第1異常水位検知電極で、第1異常水位検知電極67の下端は水封電極66の下端よりも上側で、第1水封室47の天面の上壁部40a付近に位置し、第1異常水位検知電極67は、中和装置27内でゴミなどによる詰まりが生じた時に、中和装置27内のドレン水位の上昇によって排出口45以外からドレンが溢れ出るのを防止するために、ドレンの異常水位を検知するものである。
67 is a first abnormal water level detection electrode as a water level detection means provided in the first water sealing chamber 47 for detecting when the water level of the drain or the like liquid in the first water sealing chamber 47 has risen to a predetermined water level. The lower end of the first abnormal water
68は第2水封室48に設けられ、第2水封室48内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する水位検知手段としての第2異常水位検知電極で、第2異常水位検知電極68の下端は起立壁41の上端よりも上側で、第2水封室48の天面の上壁部40a付近に位置し、第2異常水位検知電極68は、中和装置27内でゴミなどによる詰まりが生じた時に、中和装置27内のドレン水位の上昇によって排出口45以外からドレンが溢れ出るのを防止するために、ドレンの異常水位を検知するものである。
68 is a second abnormal water level detection electrode serving as a water level detection means for detecting when the water level of the drain or the like liquid in the second
69は中和部43の第1中和領域s1に設けられ、中和部43内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する水位検知手段としての第3異常水位検知電極で、第3異常水位検知電極69の下端は起立壁41の上端よりも上側で、中和部43の天面の上壁部40a付近に位置し、第3異常水位検知電極69は、中和装置27内でゴミなどによる詰まりが生じた時に、中和装置27内のドレン水位の上昇によって排出口45以外からドレンが溢れ出るのを防止するために、ドレンの異常水位を検知するものである。
69 is provided in the 1st neutralization area | region s1 of the
69は中和部43の第1中和領域s1に設けられ、中和部43内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する水位検知手段としての第3異常水位検知電極で、第3異常水位検知電極69の下端は起立壁41の上端よりも高く、中和部43の天面の上壁部40a付近に位置し、第3異常水位検知電極69は、中和装置27内でゴミなどによる詰まりが生じた時に、中和装置27内のドレン水位の上昇によって排出口45以外からドレンが溢れ出るのを防止するために、ドレンの異常水位を検知するものである。
69 is provided in the 1st neutralization area | region s1 of the
前記第1異常水位検知電極67および前記第2異常水位検知電極68および前記第3異常水位検知電極69の各々は、耐食性を有するステンレス製のネジ部材で構成され、蓋体65および容器40の上壁部40aの所定箇所に形成された孔にねじ込んで取り付けることで、蓋体65を容器40の上壁部40a上に固定できるものである。
Each of the first abnormal water
また、前記第1異常水位検知電極67および前記第2異常水位検知電極68および前記第3異常水位検知電極69の何れか1つの上部側には、電圧を印加するための配線(図示せず)が接続されており、ここで、第1異常水位検知電極67に前記配線が接続されているものとし、配線に電圧が印加されると、第1異常水位検知電極67のみならず、導電性を有する蓋体65を介して第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69にも電圧が印加される。ここでは、水封電極66の陰極をグラウンド電極としており、第1異常水位検知電極67および第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69の全てが陽極となる。そして、配線に電圧が印加されたときに、第1異常水位検知電極67および第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69の少なくとも何れか1つの電極の先端部分が液体に没していれば、電極間が導通して電流が流れ、中和装置27内の液体の水位が異常に上昇した状態であることを検知し、第1異常水位検知電極67および第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69の何れの電極も液体に没していなければ、電流が流れず、中和装置27内の液体の水位は正常の状態であることを検知するものである。
In addition, a wiring (not shown) for applying a voltage to any one of the first abnormal water
次に、この一実施形態の潜熱回収型気化式石油給湯装置1の動作について説明する。
前記リモコン37の運転スイッチ38がオンされると、前記制御手段36は、気化温度センサ4の検出する温度に基づき気化器ヒータ3を制御すると共に、混合室温度センサ7の検出する温度に基づき混合室ヒータ6を制御し、気化器2および混合室5の予熱を行い、気化器2が燃油を気化可能な温度、例えば気化器2の温度が220℃〜225℃に維持され、混合室5の温度が125℃〜130℃に維持されるスタンバイ状態となる。このスタンバイ状態では、燃焼要求が発生した場合には素早くバーナ部8を着火でき、必要最低限の温度を維持することでスタンバイ時の消費電力を低減することができるものである。
Next, the operation of the latent heat recovery type vaporized petroleum hot
When the
前記スタンバイ状態において、給湯栓が開栓され、流量センサ33が最低作動流量以上の流量を検出して燃焼要求が発生したと前記制御手段36が判断すると、気化器ヒータ3および混合室ヒータ6を強制的にオンして着火性を良くし、電磁ポンプ11および燃焼ファン13を駆動させて、気化器2で気化された気化ガスと一次空気とを混合室5で予混合し、予混合ガスをバーナ部8より噴出して燃焼を開始させるものである。
In the standby state, when the control means 36 determines that the hot water tap is opened and the
前記バーナ部8の燃焼により発生した燃焼ガスは、一次熱交換器21を流通し、一次熱交換器21を通過した後、二次熱交換器23を流通し、二次熱交換器23を通過した後、排気口24から潜熱回収型気化式石油給湯装置1外へ排出されるものである。また、給水源から供給された水は、給水管28から二次受熱管22に導かれ、二次受熱管22から一次受熱管20へ順に流通して、ここで燃焼ガスとの熱交換により加熱され、そして、一次受熱管20から給湯管29へ導かれ、混合弁31の開度調整によって給湯設定温度に温調された湯が最終的に給湯栓から給湯されるものである。
The combustion gas generated by the combustion of the
この時、二次熱交換器23において、二次受熱管22を流通する水と燃焼ガスとが熱交換され、燃焼ガス中の水蒸気が露点以下となることにより生成されたドレンは、ドレン受け25で回収され、ドレン配管26を介して導入口44から中和装置27内に流れ込むものである。
At this time, in the
そして、前記導入口44から中和装置27内に流れ込んだドレンは、水封部42の第1水封室47から第2水封室48を通過して、水封部42と中和部43を連通する中和部43上部のドレン流入口52から中和剤53が充填された中和部43に流入し、左右方向に蛇行しながら上から下に向かう中和流路58を流通する過程で中和剤53により中和された後、排出口45から中和装置27外に排出され、所定箇所の下水に排水されるものである。なお、潜熱回収型気化式石油給湯装置1を屋内に設置する場合、燃焼ガスが屋内に排出されないように、潜熱回収型気化式石油給湯装置1の初めての運転を開始する前に、水封電極66が水封状態を検知するまで水封部42に給水し、中和装置27を予め水封状態にしておくものである。
Then, the drain that has flowed into the
次に、中和部43内のドレンの流れを図5を用いて詳細に説明するが、図5中ではドレンの流れおよび符号を強調するため中和剤53を省略するものとする。前記起立壁41を乗り越えてドレン流入口52から中和部43の第1中和領域s1内に流入したドレンは、第1仕切壁54上に貯溜していき、第1中和領域s1の主に第1仕切壁54上で中和剤53と接して中和されるものであるが、ここで、第1仕切壁54の先端に第1上凸部59を設けたことで、第1仕切壁54上にはドレンが少量貯溜する構造となり、第1仕切壁54上には多少なりとも中和されたドレンが貯溜しており、ドレン流入口52から新たに第1仕切壁54上に流入してくる強酸性のドレンは、第1仕切壁54上に貯溜された多少なりとも中和されたドレンと混ざりあって希釈され、ドレンの中和が促進されるものであり、さらに、第1仕切壁54の単位長さ当たりのドレンと中和剤53との接触面積が増えるので、ドレンを中和する能力が向上し、中和部43ひいては中和装置27をコンパクトにすることができるものであり、その上、第1中和領域s1の幅方向の両端、すなわち第1仕切壁54の短手方向の両端にある中和剤53までドレンが接触し、第1仕切壁54上の略全域でドレンと中和剤53が接触するので、中和剤53の消耗が片寄ることなく第1中和領域s1の中和剤53を均一に減らすことができ、ドレンを中和する能力が低下するおそれがないものである。
Next, the flow of drain in the neutralizing
そして、第1仕切壁54の先端側の第1上凸部59の高さ以上にドレンが貯溜すると、ドレンは第1上凸部59を乗り越えて、第2仕切壁55上に流下するものであるが、ここで、第1仕切壁54の先端に第1下凸部60を設けたことで、図5に示すように、ドレンは図中の黒矢印のように流れるので、ドレンが第1仕切壁54の裏面へ回り込むのを防いで中和流路58でのドレンのショートカットを防止でき、中和処理時間が減少することなく十分な中和処理がなされるものである。
When the drain accumulates more than the height of the first upper
また、第1仕切壁54と同様に、第2仕切壁55の先端側にも第2上凸部61が設けられており、それにより、第2仕切壁55上にはドレンが少量貯溜する構造となり、第2仕切壁55上には多少なりとも中和されたドレンが貯溜しており、第1連通部56を新たに通過してくるドレンは、第2仕切壁55上に貯溜された多少なりとも中和されたドレンと混ざりあって希釈され、ドレンの中和が促進されるものであり、さらに、第2仕切壁55の単位長さ当たりのドレンと中和剤53との接触面積が増えるので、ドレンを中和する能力が向上し、中和部43ひいては中和装置27をコンパクトにすることができるものであり、その上、第2中和領域s2の幅方向の両端、すなわち第2仕切壁55の短手方向の両端にある中和剤53までドレンが接触し、第2仕切壁55上の略全域でドレンと中和剤53が接触するので、中和剤53の消耗が片寄ることなく第2中和領域s2の中和剤53を均一に減らすことができ、ドレンを中和する能力が低下するおそれがないものである。また、第2仕切壁55には第2下凸部62が設けられており、それによりドレンが第2仕切壁55の裏面へ回り込むのを防いで中和流路58でのドレンのショートカットを防止でき、中和処理時間が減少することなく十分な中和処理がなされるものである。
Similarly to the
また、本実施形態では、中和部43の第1中和領域s1および第2中和領域s2および第3中和領域s3の容積は、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有し、中和剤53が充填されている量も第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有するもので、中和部43の上下に隣り合う領域のうち、ドレンの流れ方向において上流側の領域の容積を、ドレンの流れ方向において下流側の領域の容積より大きくするようにしており、ドレン流入口52に近い第1中和領域s1ほどその容積が大きくなっている。ここで、中和部43におけるドレンは、ドレン流入口52側に近いほど強酸性であり、排出口45側に近いほど中性に近く、各々の中和領域s1、s2、s3でドレンの酸性度を比較すると、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有し、ドレンの酸性度が強いほど中和剤53の消耗量が多くなることから、各々の中和領域s1、s2、s3で中和剤53の消耗量を比較すると、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有するものである。よって、上述のように中和部43の上下に隣り合う領域のうち、ドレンの流れ方向において上流側の領域の容積を、ドレンの流れ方向において下流側の領域の容積より大きくするようにしたことで、上下に隣り合う領域のうち、ドレンの流れ方向において上流側の領域に充填される中和剤53の量が、ドレンの流れ方向において下流側の領域に充填される中和剤53の量に比べて多くなり、長期間使用した後において、例えばドレン流入口52に近い第1中和領域s1の中和剤53が、第2中和領域s2の中和剤53に対して先に消耗されて無くなってしまうというようなことや、第2中和領域s2の中和剤53が、第3中和領域s3の中和剤53に対して先に消耗されて無くなってしまうというようなことがなく、各中和領域s1、s2、s3の中和剤53が略同時に無くなるようにできるので、長期間使用後の中和剤53の残量の偏りを抑制でき、ドレンを中和する能力が低下することなく、長期間にわたり安定した中和処理を行うことができるものである。なお、各中和領域s1、s2、s3の容積は、ドレンを流したときの中和剤53の残量を確認する実験を予め行い、その実験結果に基づいて設定すればよいものである。
Moreover, in this embodiment, the volume of the 1st neutralization area | region s1, the 2nd neutralization area | region s2, and the 3rd neutralization area | region s3 of the
さらに、前記第1中和領域s1および第2中和領域s2および第3中和領域s3は、具体的には、第1中和領域s1の長手方向の長さと第2中和領域s2の長手方向の長さと第3中和領域s3の長手方向の長さは略同じ長さで、第1中和領域s1の短手方向の幅と第2中和領域s2の短手方向の幅と第3中和領域s3の短手方向の幅は略同じ幅で、第1中和領域s1の高さと第2中和領域s2の高さと第3中和領域s3の高さは、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有し、ドレン流入口52に近い第1中和領域s1ほど高さが高くなっており、中和部43の上下に隣り合う領域のうち、ドレンの流れ方向において上流側の領域の高さを、ドレンの流れ方向において下流側の領域の高さより高くして、ドレンの流れ方向において上流側の領域の容積を、ドレンの流れ方向において下流側の領域の容積より大きくしたことで、上流側の領域ほどドレンと接触しない中和剤53を効率よく十分に収容することができ、また、中和部43は、各中和領域の長手方向の長さが略同じ長さで、各中和領域の短手方向の幅が略同じ幅で、各中和領域の高さが異なる、全体として直方体形状をしていることで、中和装置27を器具内に設置するときの設置性が良好で、無駄なスペースを使用することがないものである。
Further, the first neutralization region s1, the second neutralization region s2, and the third neutralization region s3 are specifically the length in the longitudinal direction of the first neutralization region s1 and the length of the second neutralization region s2. The length in the direction and the length in the longitudinal direction of the third neutralization region s3 are substantially the same, the width in the short direction of the first neutralization region s1, the width in the short direction of the second neutralization region s2, and the first length. The widths of the three neutralization regions s3 in the short direction are substantially the same, and the height of the first neutralization region s1, the height of the second neutralization region s2, and the height of the third neutralization region s3 are the first neutralization region. There is a relationship of region s1> second neutralization region s2> third neutralization region s3, and the height is higher in the first neutralization region s1 close to the
また、本発明は先に説明した一実施形態に限定されるものではなく、本実施形態では、第1仕切壁54の先端に第1上凸部59および第1下凸部60が形成され、第2仕切壁55の先端に第2上凸部61および第2下凸部62が形成されているが、第1上凸部59、第1下凸部60、第2上凸部61、第2下凸部62が形成されていないものであっても、中和部43の上下に隣り合う領域のうち、ドレンの流れ方向において上流側の領域の容積を、ドレンの流れ方向において下流側の領域の容積より大きくするようにし、上流側の領域に充填される中和剤53の量が、下流側の領域に充填される中和剤53の量に比べて多くなる構成を備えていれば、長期間使用後の中和剤53の残量の偏りを抑制でき、ドレンを中和する能力が低下することなく、長期間にわたり安定した中和処理を行うことができるという効果を奏するものである。
In addition, the present invention is not limited to the embodiment described above, and in this embodiment, the first
8 バーナ部
18 熱交換器
27 中和装置
43 中和部
53 中和剤
54 第1仕切壁
55 第2仕切壁
56 第1連通部
57 第2連通部
58 中和流路
s1 第1中和領域
s2 第2中和領域
s3 第3中和領域
8
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