JP2013214281A - コンテンツ送信装置、コンテンツ送信方法、およびプログラム - Google Patents

コンテンツ送信装置、コンテンツ送信方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも柔軟なアクセス制御を実現する。
【解決手段】コンテンツ送信装置101は、ネットワークを介してコンテンツを送信する。コンテンツ送信装置101は、前記コンテンツ、前記コンテンツの送信先および送信方式の少なくとも一方によって送信を許可するか否かを定めた第1の情報、および前記コンテンツの送信先を特定する第2の情報を取得する入力部114と、前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記コンテンツを前記送信先に送信するか否かを決定し、前記第1の情報を書き換える制御部110と、前記コンテンツおよび書き換えられた前記第1の情報を出力する出力部112とを備える。
【選択図】図4

Description

本開示は、ネットワーク経由でコンテンツを送信するコンテンツ送信技術に関する。
コンピュータネットワークの発達により、映像や音声などのコンテンツを、あるコンピュータ端末から別のコンピュータ端末にネットワークを介して送信することが容易になってきた。
送信されるコンテンツには機密情報や個人情報が含まれている場合が多いため、情報漏洩の危険が無い安全な通信制御が要望されている。そこで、その要望に応えるための安全な通信制御方法の一つとして、アクセス制御を行う装置や方法が多く提案されている。
例えば特許文献1には、コンテンツ送信を行う際に、ユーザ毎に付与されたIDおよびパスワードを使ってアクセス制御を行うことが開示されている。また特許文献2には、サーバとクライアント群との間にある中継器が、コンテンツ毎およびクライアント毎に中継するか廃棄するかを判断することでアクセス制御を行うことが開示されている。また特許文献3には、コンテンツのデータ内にネットワーク外への配信を許可するモードとネットワーク外への配信を禁止するモードとを示す認証フィールドを設けることにより、その認証フィールドを用いてアクセス制限を行うことが開示されている。
特開2001−297063号公報 特開2000−354067号公報 特表2005−529519号公報
上記の技術では、送信先や送信態様に応じた柔軟なアクセス制御ができず、通信の安全性が確保されない可能性がある。
本開示はネットワーク経由でコンテンツを送信する際に、従来よりも柔軟なアクセス制御を可能にし、安全な通信を実現するコンテンツ送信技術を提供する。
本開示の実施形態によるコンテンツ送信装置は、ネットワークを介してコンテンツを送信する。コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ、前記コンテンツの送信先および送信方式の少なくとも一方によって送信を許可するか否かを定めた第1の情報、および前記コンテンツの送信先を特定する第2の情報を取得する入力部と、前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記コンテンツを前記送信先に送信するか否かを決定し、前記第1の情報を書き換える制御部と、前記コンテンツおよび書き換えられた前記第1の情報を出力する出力部とを備える。
本開示の実施形態によれば、従来よりも柔軟なアクセス制御が可能になり、ネットワーク経由での安全なコンテンツ送信が実現できる。
ある実施形態におけるコンテンツ送信装置の概略構成を示すブロック図 ある実施形態におけるコンテンツ送信装置の基本動作を示すフローチャート 実施の形態1におけるネットワークの全体像を示す模式図 実施の形態1におけるコンテンツ送信装置の構成を示すブロック図 実施の形態1における送信制御情報の例を示す図 実施の形態1における送信制御情報を決める手順を示す図 実施の形態1における送信制御情報の書き換え処理の手順の概要を示す図 実施の形態1における同じサブネットに送信する場合の書き換え後の送信制御情報を決定する手順を示す図 実施の形態1における異なるサブネットに送信する場合の書き換え後の送信制御情報を決定する手順を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
具体的な実施形態を説明する前に、まず本開示における実施形態の基本構成および動作を説明する。
図1は、ある実施形態におけるコンテンツ送信装置101の構成を示すブロック図である。コンテンツ送信装置101は、ネットワークを介してコンテンツを送信することができる。コンテンツ送信装置101は、コンテンツその他の情報を取得する入力部114と、取得した情報に基づいてコンテンツの送信を制御する制御部110と、コンテンツを外部に出力する出力部112とを備えている。本実施形態において想定するネットワークは、IPv4(インターネットプロトコルバージョン4)に基づくTCP/IPネットワークであるが、IPv6(インターネットプロトコルバージョン6)に基づくネットワークなどの他の種類のネットワークでもよい。
入力部114は、送信すべきコンテンツと、当該コンテンツの送信先および送信方式の少なくとも一方によって送信を許可するか否かを定めた第1の情報(以下、「送信制御情報」と呼ぶことがある。)と、コンテンツの送信先を特定する第2の情報(以下、「送信先情報」と呼ぶことがある。)とを取得する。ここで、「コンテンツ」とは、映像・音声・文書などの電子データを意味する。「送信先」とは、コンテンツを送信する際の宛先のアドレスなどによって特定される装置(ホスト)またはネットワーク(サブネットを含む。)を意味する。「送信方式」とは、IPv4ネットワークにおいては、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストといった送信形態を意味する。また、IPv6ネットワークにおいては、ユニキャスト、マルチキャスト、エニーキャストといった送信形態を意味する。送信すべきコンテンツに関連付けられた送信制御情報により、特定の送信先だけ送信を許可したり、特定の送信方式だけを許可するといった制御が可能である。なお、図1では、入力部114は1つのブロックで表されているが、コンテンツ、送信制御情報、送信先情報をそれぞれ取得する複数の部分から入力部114が構成されていてもよい。また、コンテンツおよび送信制御情報は、統合された1つのファイルによって管理されていてもよい。例えば、コンテンツのデータのヘッダに送信制御情報を付加して管理することができる。
制御部110は、入力部114が取得した送信制御情報および送信先情報に基づいて、コンテンツを送信先に送信するか否かを決定する。そして、送信する際、送信制御情報および送信先情報に基づき、必要に応じて送信制御情報を書き換える。コンテンツを送信するか否かの判断は、送信制御情報の内容、および送信先情報によって特定される送信先のネットワーク(またはサブネット)や送信方式といった情報に基づいて行われる。送信制御情報の書き換えは、予め定められた送信制御ポリシーに従い、現在の送信制御情報が示す内容と整合するように行われる。制御部110による制御の詳細は後述する。
出力部112は、送信先にコンテンツおよび書き換えられた送信制御情報を出力する端子などである。これにより、ネットワークを介して送信先にコンテンツおよび送信制御情報が送られる。
図2は、コンテンツ送信装置101の動作の概要を示すフローチャートである。まずステップS101において、入力部114は、コンテンツおよび送信制御情報を他の情報処理装置や記憶装置といった外部の装置から取得する。次にステップS102において、入力部114は、送信先情報を取得する。送信先情報の取得は、例えばユーザの入力によって行われ得る。ステップS101、S102の順序は逆でもよいし同時でもよい。
次に、ステップS103において、制御部110は、送信制御情報および送信先情報に基づいて、コンテンツを指定された送信先に送信するか否かを判断する。ここで送信しないと判定した場合、処理は終了する。あるいは、送信しないことを示す信号を外部に出力してもよい。一方、送信すると判定した場合、ステップS104において、送信制御情報の書き換えが必要か否かを判断する。この判断は、上記のように、送信制御情報および送信先情報に基づいて行われる。書き換えが必要と判断した場合、ステップS105において、もとの送信制御情報および送信先情報に基づいて、送信制御情報を書き換える。送信制御情報の書き換えの具体例は後述する。ステップS104で制御部110が書き換え不要と判断した場合、ステップS105はスキップされる。続いて、ステップS106において、出力部112は、コンテンツおよび送信制御情報を外部に出力する。
以上の動作により、送信先に送られた送信制御情報が制御部110によって適切に書き換えられるため、コンテンツが過度に流出することを防ぐことができる。これにより、従来よりも柔軟なアクセス制御が可能であり、安心な通信を実現できる。
従来のIDとパスワードを使ったアクセス制御では、コンテンツを受信したクライアントでは、2次送信の安全性が保証されない。例えば受信したクライアント内でIDとパスワードが適切に設定されていない場合には、2次送信によって不適切なクライアントへの送信も許可されてしまう。また、中継器がコンテンツを中継するか廃棄するかを判断するアクセス制限においては、中継を許可するコンテンツおよび受信を許可するクライアントを経路内にある全ての中継器にあらかじめ登録しておかなければならず、大規模ネットワークでは利便性が悪い。また、コンテンツ内に保持されたネットワーク外への配信を許可するか否かの認証フィールドを用いるアクセス制御では、ネットワーク外への配信が禁止されたコンテンツは、決してネットワーク外に出ることが無い。一方で、ネットワーク外への配信が許可されたコンテンツは、制限なく配信されてしまうため、柔軟なアクセス制御が困難である。
本開示の技術によれば、上記の課題を解決することができる。以下、本開示におけるより具体的な実施形態を説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかるコンテンツ送信装置は、TCP/IPネットワークに属しており、送信を制御する為の送信制御情報を含んだコンテンツを外部記憶装置から読み出し、送信先に応じて送信制御情報を書き換えた上で送信先IPアドレスに出力する。この際、送信制御情報は、コンテンツ送信元がもつ送信制御ポリシーに基づいて書き換えられる。
[1−1.構成]
図3は、本実施形態におけるコンテンツ送信装置101が使用されるネットワークの全体構成を例示する模式図である。本実施形態では、テレビ局などの放送事業者が映像コンテンツを事業所間で通信する場合を想定する。図1において、拠点1、拠点2、拠点3は、例えば放送事業者の異なる部局であり得る。各拠点には、1つ以上のコンテンツ送信装置101および外部記憶装置102が設けられている。各拠点におけるコンテンツ送信装置101は、通信網50を介してTCP/IPプロトコルに基づく通信を行うように相互に接続されている。ここでは、各拠点が異なるサブネットに属しているものとする。各拠点のコンテンツ送信装置101は、同一または異なるサブネット内の他のコンテンツ送信装置101や、その他のコンピュータにコンテンツを送信することができる。コンテンツ送信装置101は、例えば各部局に設置されるパーソナルコンピュータ(PC)または映像コンテンツを製作するためのビデオカメラであり得る。
図4は本実施の形態におけるコンテンツ送信装置の構成を示すブロック図である。コンテンツ送信装置101は、コンテンツなどの必要な情報を取得する入力部114と、コンテンツの送信を制御する制御部110と、コンテンツを外部に出力する出力部103とを備える。
入力部114は、データを取得する端子およびユーザの入力を可能にするキーボードその他のユーザインターフェースの組み合わせによって好適に実現される。入力部114は、外部記憶装置102に格納されたコンテンツのデータを取得する端子と、ユーザが入力した送信先を特定する情報(例えばIPアドレスまたはドメイン名)を取得する端子およびキーボード、入力画面等のユーザインターフェースを含む。
制御部110は、入力されたコンテンツのデータから送信制御情報を取得する送信制御情報取得部104と、ユーザによって入力された送信先情報を取得する送信先情報取得部106と、送信制御情報および送信先情報に基づいて、コンテンツを送信するか否かを決定する送信決定部105と、送信することを決定した場合に送信制御情報を書き換える送信制御情報書き換え部107とを有している。これらの各機能部は、デジタル信号処理プロセッサ(DSP)や中央演算処理装置(CPU)などのプロセッサと、不図示の記録媒体に格納されたプログラムとの組み合わせによって好適に実現され得る。あるいは、上記の各処理を実行するように構成された専用の集積回路によって実現してもよい。
出力部112は、制御部110から出力されたコンテンツ(送信制御情報を含む。)をネットワークを介して出力先に送信するための出力端子103、108を含む。なお、送信決定部105に接続される出力端子108と、送信制御情報書き換え部107に接続される出力端子103とは、同一の出力端子であってもよい。
コンテンツ送信装置101は、上記の構成要素の他、ディスプレイへの表示を制御するグラフィックコントローラ、通信を制御するネットワークコントローラ、記録媒体、電源といった他の要素を含み得る。これらの他の要素については、公知の要素を適宜組み合わせて利用することができる。
[1−2.動作]
コンテンツ送信装置101は、外部記憶装置102から送信制御情報を含んだコンテンツを読み出し、送信制御情報に基づき、コンテンツが送信可能であるか否かを判断する。コンテンツが送信可能である場合には、送信決定部105は、出力端子103を介してコンテンツを送信先IPアドレスに向けて出力し、そうでない場合には出力端子108を介して送信拒否信号を出力する。なお、送信拒否信号を出力する代わりに、何も信号を出力しなくてもよい。送信制御情報は、コンテンツの送信を制御する為の情報である。送信制御情報は、単一の装置に送信するためのユニキャスト、グループ化された複数の装置に送信するためのマルチキャスト、および同一ネットワーク(または同一サブネット)に属する全ての装置に送信するためのブロードキャストの各キャスト方法について送信の可否を設定できる。さらに、コンテンツ送信元とコンテンツ送信先とが同じサブネットに属しているか否かでも個別に送信の可否を設定することができる。
図5は、送信制御情報の一例を示す図である。図示されているように、本実施形態における送信制御情報は、合計6ビットの情報である。図5では、16進数で表されたいくつかの送信制御情報の例と、それらの各ビットの値とが例示されている。送信制御情報の個々のビットの値は、上記の個々の送信形態における送信可否を表している。送信制御情報の先頭の3ビットは、同じサブネット内にコンテンツを送信する場合の情報であり、先頭から順に、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストの送信可否を表している。続く3ビットは、異なるサブネットにコンテンツを送信する場合の情報であり、先頭から順にユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストの送信可否を表している。いずれのビットについても、“1”は送信が許可されていることを意味し、“0”は送信が禁止されていることを意味する。
図5の表における“0x”は、16進数で表現されていることを意味する。例えば同じサブネット内のユニキャストのみが許可され、それ以外のパターンの送信は禁止されている場合、先頭のビットのみが“1”となり、その他のビットは“0”となるため、送信制御情報は“0x20”と表される。一方、異なるサブネットへのブロードキャストのみが禁止され、それ以外のパターンの送信は許可されている場合、末尾のビットのみが“0”となり、その他のビットは“1”となるため、送信制御情報は“0x3e”と表される。送信制御情報は、図5に示されている例とは異なる値に設定される場合もあり得る。
図6は、送信制御情報の設定手順の例を示すフローチャートである。送信制御情報は、コンテンツを生成した装置(ビデオカメラ、PCなど)によって設定され得る。あるいは、コンテンツ制作後、ユーザの操作によって送信制御情報が変更されてもよい。
送信制御情報を作成する場合、まず、ステップS301において、送信制御情報が“0”に設定される。次に、ステップS302において、異なるサブネットへのブロードキャストを許可するか否かが判定される。許可する場合、ステップS303に進み、送信制御情報に“0x01”すなわち“000001”が加算される。異なるサブネットへのブロードキャストを許可しない場合、ステップS303はスキップされる。続いて、ステップS304において、異なるサブネットへのマルチキャストを許可するか否かが判定される。許可する場合、ステップS305に進み、送信制御情報に“0x02”すなわち“000010”が加算される。異なるサブネットへのマルチキャストを許可しない場合、ステップS305はスキップされる。続いて、ステップS306において、異なるサブネットへのユニキャストを許可するか否かが判定される。許可する場合、ステップS307に進み、送信制御情報に“0x04”すなわち“000100”が加算される。異なるサブネットへのユニキャストを許可しない場合、ステップS307はスキップされる。以上の処理により、異なるサブネットへのブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストの送信可否の情報が設定される。
続いて、同じサブネットへのブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストの送信可否の情報が順次設定される。ステップS308において、同じサブネットへのブロードキャストを許可するか否かが判定される。許可する場合、ステップS309に進み、送信制御情報に“0x08”すなわち“001000”が加算される。続いて、ステップS310において、同じサブネットへのマルチキャストを許可するか否かが判定される。許可する場合、ステップS311に進み、送信制御情報に“0x10”すなわち“010000”が加算される。続いて、ステップS312において、同じサブネットへのユニキャストを許可するか否かが判定される。許可する場合、ステップS313に進み、送信制御情報に“0x20”すなわち“1000000”が加算される。以上の処理により、送信制御情報が決定される。
次に、制御部101がコンテンツを送信する際の動作を説明する。
送信制御情報取得部104は、読み出されたコンテンツから送信制御情報を取得して送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。送信先情報取得部106は、外部から入力されたコンテンツの送信先IPアドレスを送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。送信決定部105は、入力された送信制御情報と送信先IPアドレスから、読み出したコンテンツが送信可能か否かを判定する。そして、送信可能である場合には読み出したコンテンツを出力し、そうでない場合には送信拒否信号を出力端子108から出力する。上述のように、送信許否信号を出力する代わりに、何も出力しなくてもよい。
送信制御情報書き換え部107は、入力された送信制御情報と送信先IPアドレスに基づき、読み出したコンテンツに含まれる送信制御情報を書き換えて出力する。その際、コンテンツの送信態様に応じて異なる送信制御ポリシーを適用する。
図7は、送信制御情報書き換え部107が行う処理の概要を示すフローチャートである。送信制御情報書き換え部107は、まず送信制御情報および送信先IPアドレスの情報を取得する(S401)。次に、送信先IPアドレスを参照して、コンテンツの送信元であるコンテンツ送信装置101と送信先の装置とが同一のサブネットに属するか否かを判定する(S402)。これらが同じサブネットに属すると判定した場合には、第1の送信制御ポリシーに基づいて送信制御情報を書き替える(S403)。一方、コンテンツの送信元の装置とコンテンツ送信装置101とが異なるサブネットに属すると判定した場合には、第2の送信制御ポリシーに基づいて送信制御情報を書き換える(S404)。その後、送信制御情報書き換え部107は、送信制御情報を出力する(S405)。
図8は、ステップS403における第1の送信制御ポリシーに基づく送信制御情報の書き換え処理を示すフローチャートである。この送信制御ポリシー下では、異なるサブネットに対する書き換え後の送信制御情報は、異なるサブネットに対する書き換え前の送信制御情報を継承し、同じサブネットに対する書き換え後の送信制御情報は、送信するコンテンツがユニキャストのみ許可されたコンテンツか、それ以外のコンテンツかに応じて決定される。送信するコンテンツが同じサブネットについてはユニキャストのみ許可されたコンテンツ(送信制御情報の上位3ビットが“100”)であった場合には、同じサブネットに対する全ての2次送信が禁止される。すなわち、同じサブネットに対するユニキャストの送信可否を示す先頭のビットを“1”から“0”に書き換える。これは、同じサブネットへのユニキャストだけが許可されているコンテンツは、送信対象の装置以外には送信すべきでないという考えに基づく。それ以外のコンテンツでは同じサブネットに対する書き換え前の送信制御情報が継承される。これは、同じサブネットへのマルチキャストまたはブロードキャストが許可されているコンテンツは、送信後においてもその状態を維持すべきであるからである。
以下、図8に示す送信制御情報の書き換え処理の具体的手順を説明する。送信制御情報書き換え部107は、まず現状の送信制御情報と、ビット列“0x07”すなわち“000111”との論理積を新たな送信制御情報とする(S501)。これにより、上位3ビットは“000”に設定され、下位3ビットはこれまでの情報が維持される。次に、書き換え前の送信制御情報に記述されていた同じサブネットへのブロードキャストの可否を判定する(S502)。同じサブネットへのブロードキャストが許可されていた場合、ステップS503に進み、新しい送信制御情報に“0x08”すなわち“001000”が加算される。以下、ステップS504〜S507、S510、S511の処理により、書き換え前の送信制御情報の内容が維持される。ステップS502において同じサブネットへのブロードキャストが禁止されていた場合、ステップS508において、同じサブネットへのマルチキャストの可否が判定される。ここで「否」と判定された場合、以前の送信制御情報における同じサブネットへのユニキャストの可否に関わらず同じサブネットへのユニキャストを禁止すべきであることから、処理が終了する。ステップS508において「可」と判定された場合、ステップS509〜S511の処理が実行され、書き換え前と同じ内容に設定される。
図9は、図7のステップS403における第2の送信制御ポリシーに基づく送信制御情報の書き換え処理を示すフローチャートである。この送信制御ポリシー下では、コンテンツ送信先からさらに異なるサブネットへの2次送信は全て禁止される。またコンテンツ送信先がコンテンツ送信先と同じサブネットへ2次送信する場合の送信制御情報は、送信するコンテンツがユニキャストのみが許可されたコンテンツか、それ以外のコンテンツかに応じて決定される。送信するコンテンツがユニキャストのみ許可されたコンテンツであった場合には全ての2次送信は禁止され、それ以外のコンテンツではコンテンツ送信元の異なるサブネットに対する送信制御情報と同じ内容に設定される。
以下、図9に示す送信制御情報の書き換え処理の具体的手順を説明する。送信制御情報書き換え部107は、まず送信制御情報を0(“000000”)に設定する(S601)。次に、書き換え前の送信制御情報に記述されていた異なるサブネットへのブロードキャストの可否を判定する(S602)。同じサブネットへのブロードキャストが許可されていた場合、ステップS603に進み、新しい送信制御情報に“0x08”すなわち“001000”が加算される。以下、ステップS604〜S607、S610、S611の処理により、書き換え前の異なるサブネットへの送信に関する送信制御情報の内容が同じサブネットへの送信に関する送信制御情報として設定される。ステップS602において異なるサブネットへのブロードキャストが禁止されていた場合、ステップS608に進み、異なるサブネットへのマルチキャストの可否が判定される。ここで「否」と判定された場合、以前の送信制御情報における異なるサブネットへのユニキャストの可否に関わらず同じサブネットへのユニキャストを禁止すべきであることから、処理が終了する。ステップS608において「可」と判定された場合、ステップS609〜S611の処理が実行され、書き換え前の異なるサブネットへの送信に関する送信制御情報と同じ内容が同じサブネットへの送信に関する送信制御情報として設定される。
続いて、本実施形態におけるコンテンツ送信装置101がコンテンツを送信する場合の動作の具体例を時間軸に沿って説明する。
(例1)
外部記憶装置102に記録されたコンテンツの送信制御情報が“0x20”、コンテンツ送信装置101のIPアドレスとサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”かつ送信先情報取得部106から入力されたコンテンツ送信先のIPアドレスが“192.168.0.2”であった場合の動作を説明する。
まず送信制御情報取得部104は、外部記憶装置102からコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツの送信制御情報を取得して送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。また送信先情報取得部106は、外部から入力された送信先IPアドレスを送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。
次に送信決定部105は、送信制御情報取得部104から入力された送信制御情報、コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクと、送信先情報取得部106から入力された送信先IPアドレスから、コンテンツの送信が可能か否かを判断する。コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”、送信先IPアドレスが“192.168.0.2”であるため、コンテンツ送信装置101とコンテンツの送信先は同じサブネットに属している。また、読み出したコンテンツの送信制御情報が“0x20”であるため、読み出したコンテンツは同じサブネットへのユニキャストが許可されている。従って、送信決定部105は、出力端子108から送信拒否信号を出力せずに、当該コンテンツを出力する。送信制御情報書き換え部107は、コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクと送信先情報取得部106から入力された送信先IPアドレスとから、コンテンツ送信装置101とコンテンツの送信先とが同じサブネットに属していると判断し、図8で示される手順に従って送信決定部105から入力されたコンテンツの送信制御情報を“0x00”に書き換えて出力端子103を介してコンテンツを出力する。
(例2)
次に、外部記憶装置102に記録されたコンテンツの送信制御情報が“0x3f”、コンテンツ送信装置101のIPアドレスとサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”、かつ送信先情報取得部106から入力されたコンテンツ送信先のIPアドレスがコンテンツ送信装置101と同じサブネットへのブロードキャストアドレスである“192.168.0.255”であった場合の動作を説明する。
まず送信制御情報取得部104は、外部記憶装置102からコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツの送信制御情報を取得して送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。また送信先情報取得部106は、外部から入力された送信先IPアドレスを送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。
さらに、送信決定部105は、送信制御情報取得部104から入力された送信制御情報、コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクと、送信先情報取得部106から入力された送信先IPアドレスから、コンテンツの送信が可能か否かを判断する。コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”、送信先IPアドレスが同じサブネットのブロードキャストアドレスである“192.168.0.255”であるため、コンテンツ送信装置101とコンテンツの送信先は同じサブネットに属している。また、読み出したコンテンツの送信制御情報が“0x3f”であるため、読み出したコンテンツは全ての場合において送信を許可されている。従って、送信決定部105は出力端子108から送信拒否信号を出力せずに、当該コンテンツを出力する。送信制御情報書き換え部107は、コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクと送信先情報取得部106から入力された送信先IPアドレスとから、コンテンツ送信装置101とコンテンツの送信先とが異なるサブネットに属していると判断し、図9で示される手順に従って送信決定部105から入力されたコンテンツの送信制御情報を書き換えずに出力端子103を介してコンテンツを出力する。
(例3)
次に、外部記憶装置102に記録されたコンテンツの送信制御情報が“0x00”、コンテンツ送信装置101のIPアドレスとサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”かつ送信先情報取得部106から入力されたコンテンツ送信先IPアドレスが“192.168.1.1”であった場合の動作を説明する。
まず送信制御情報取得部104は、外部記憶装置102からコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツの送信制御情報を取得して送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。また送信先情報取得部106は、外部から入力された送信先IPアドレスを送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。
次に送信決定部105は、送信制御情報取得部104から入力された送信制御情報、コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクと、送信先情報取得部106から入力された送信先IPアドレスから、コンテンツの送信が可能か否かを判断する。コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”、送信先IPアドレスが“192.168.1.1”であるため、コンテンツ送信装置101とコンテンツの送信先とは異なるサブネットに属している。また、読み出したコンテンツの送信制御情報が“0x00”であるため、読み出したコンテンツは送信を一切許可されていない。従って、送信決定部105は出力端子108から送信拒否信号を出力する。
(例4)
最後に、外部記憶装置102に記録されたコンテンツの送信制御情報が“0x3e”、コンテンツ送信装置101のIPアドレスとサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”かつ送信先情報取得部106から入力されたコンテンツ送信先のIPアドレスがコンテンツ送信装置101とは異なるサブネットのマルチキャストアドレスである“224.1.1.1”であった場合の動作を説明する。
まず送信制御情報取得部104は、外部記憶装置102からコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツの送信制御情報を取得して送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。また送信先情報取得部106は、外部から入力された送信先IPアドレスを送信決定部105および送信制御情報書き換え部107に出力する。
次に、送信決定部105は、送信制御情報取得部104から入力された送信制御情報、コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクと、送信先情報取得部106から入力された送信先IPアドレスから、コンテンツの送信が可能か否かを判断する。コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクが“192.168.0.1/255.255.255.0”、送信先IPアドレスが異なるサブネットのマルチキャストアドレスである“224.1.1.1”であるため、コンテンツ送信装置101とコンテンツの送信先は異なるサブネットに属している。また、読み出したコンテンツの送信制御情報が“0x3e”であるため、読み出したコンテンツは異なるサブネットへのマルチキャストを許可されている。従って、送信決定部105は出力端子108から送信拒否信号を出力せずに、当該コンテンツを出力する。送信制御情報書き換え部107は、コンテンツ送信装置101のIPアドレスおよびサブネットマスクと送信先情報取得部106から入力された送信先IPアドレスから、コンテンツ送信装置101とコンテンツの送信先とが異なるサブネットに属していると判断し、図9で示される手順に従って送信決定部105から入力されたコンテンツの送信制御情報を“0x30”に書き換えて出力端子103からコンテンツを出力する。
[1−3.効果等]
以上のように、コンテンツ送信装置101は、コンテンツに含まれた送信制御情報(第1の情報)および送信先IPアドレス(第2の情報)を取得する入力部114と、送信制御情報および送信先IPアドレスに応じて送信するか否かを決定し、コンテンツを送信する場合には、送信制御情報を送信先に応じて書き換えた上でコンテンツを出力する制御部110と、当該書き換えられた送信制御情報を含むコンテンツを出力する出力部112とを備える。これにより、コンテンツが必要以上に2次送信されることを防ぎ、安全なコンテンツ送信を実現することができる。
また、本実施形態における送信制御情報は、送信先のサブネットとコンテンツ送信装置101の属するサブネットとが同一である場合と異なる場合のそれぞれについて、送信を許可するか否かを定めた情報を含む。これにより、送信先のサブネットに応じて柔軟に送信制御情報を書き換えることができる。
特に、本実施形態における送信制御情報は、送信先のサブネットがコンテンツ送信装置101の属するサブネットと同一であるか否か、および送信方式がユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストのいずれであるかによって送信の可否を定めた情報である。そして、制御部110は、送信先のIPアドレスに基づき、送信先がコンテンツ送信装置101と同一のサブネットに属しているか、および送信方式がユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストのいずれであるかを判断し、コンテンツを送信するか否かを決定する。これにより、送信先のサブネットおよび送信方式の個々のパターンに応じた柔軟な送信制御を実現することができ、より安全な通信が可能になる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、図8および図9に示した手順に従った送信制御ポリシーを使っているが、これらはあくまでも例である。送信制御ポリシーは任意に定めてよい。
また、実施の形態1では送信制御情報として6ビットの値を用いているが、この例に限定されない。例えば、キャスト(送信方式)の種類をユニキャストとブロードキャストの2つにしたり、ネットワークの分類を同じサブネットだけにしてもよい。この場合、送信制御情報は6ビットよりも小さい数値で表される。送信制御情報は、送信方式がユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストの少なくとも1つである場合に送信を許可するか否かを定めた情報を含んでいればよい。
また、コンテンツ送信装置101は、必ずしもTCP/IPプロトコルに従って通信を行うように構成されている必要はない。他の通信プロトコルに従って通信を行う場合、送信先情報(第2の情報)としてIPアドレス以外のアドレスが用いられる。例えば、電話回線を用いたネットワークでは、電話番号の局番によってネットワークが区別され得る。そのようなネットワークであっても、例えばFAX送信の制御に本開示の技術を適用することが可能である。
また、実施の形態1では、コンテンツは映像を含むコンテンツであるが、これに限定されない。送信制限が必要な文書などの他の種類のコンテンツを送信する場合にも本開示の技術を適用することができる。さらに、テレビ局などの部局間の通信に限らず、一般企業の部署間の通信などに本開示の技術を適用してもよい。
本開示の技術は、上述の各実施形態における処理を規定するソフトウェア(プログラム)にも適用され得る。そのようなプログラムに規定される動作は、例えば図6、7、8、9に示すとおりである。このようなプログラムは、可搬型の記録媒体に記録されて提供され得る他、電気通信回線を通じても提供され得る。装置に内蔵されたプロセッサがこのようなプログラムを実行することにより、上記の実施形態で説明した各種動作を実現することができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の技術によれば、ネットワーク経由でコンテンツを送信する際に、送信元の送信制限ポリシーを送信先にも反映することができ、想定外の装置への送信を避けることができる。このため、コンテンツの送信制限が必要な種々の用途に利用することができる。
50 通信網
101 コンテンツ送信装置
102 外部記憶装置
103 出力端子
104 送信制御情報取得部
105 送信決定部
106 送信先情報取得部
107 送信制御情報書き換え部
108 出力端子
110 制御部
112 出力部
114 入力部

Claims (13)

  1. ネットワークを介してコンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、
    前記コンテンツ、前記コンテンツの送信先および送信方式の少なくとも一方によって送信を許可するか否かを定めた第1の情報、および前記コンテンツの送信先を特定する第2の情報を取得する入力部と、
    前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記コンテンツを前記送信先に送信するか否かを決定し、前記第1の情報を書き換える制御部と、
    前記コンテンツおよび書き換えられた前記第1の情報を出力する出力部と、
    を備えるコンテンツ送信装置。
  2. 前記第1の情報は、前記送信先のネットワークと前記コンテンツ送信装置の属するネットワークとが同一である場合と異なる場合のそれぞれについて、送信を許可するか否かを定めた情報を含む、請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  3. 前記第1の情報は、前記送信方式がユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストの少なくとも1つである場合に送信を許可するか否かを定めた情報を含み、
    前記第2の情報は、前記送信方式がユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストのいずれかであることを特定する情報を含む、
    請求項1または2に記載のコンテンツ送信装置。
  4. 前記コンテンツ送信装置は、TCP/IPプロトコルに従って通信を行うように構成され、
    前記第2の情報は、IPアドレスである、
    請求項1から3のいずれかに記載のコンテンツ送信装置。
  5. 前記第1の情報は、前記送信先のサブネットが前記コンテンツ送信装置の属するサブネットと同一であるか否か、および前記送信方式がユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストのいずれであるかによって送信の可否を定めた情報であり、
    前記制御部は、前記送信先のIPアドレスに基づき、前記送信先が前記コンテンツ送信装置と同一のサブネットに属しているか、および前記送信方式がユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストのいずれであるかを判断し、前記コンテンツを送信するか否かを決定する、
    請求項4に記載のコンテンツ送信装置。
  6. 前記制御部は、前記コンテンツを送信することを決定したとき、前記送信先が前記コンテンツ送信装置と同一のサブネットに属する場合であって、前記第1の情報が同一のサブネットへのユニキャストを許可し、同一のサブネットへのマルチキャストおよびブロードキャストを禁止することを定めている場合には、同一のサブネットへのユニキャストを禁止するように前記第1の情報を書き換える、請求項5に記載のコンテンツ送信装置。
  7. 前記制御部は、前記コンテンツを送信することを決定したとき、前記送信先が前記コンテンツ送信装置と同一のサブネットに属する場合、前記第1の情報における異なるサブネットに関する情報を維持する、請求項5または6に記載のコンテンツ送信装置。
  8. 前記制御部は、前記コンテンツを送信することを決定したとき、前記送信先が前記コンテンツ送信装置と異なるサブネットに属する場合であって、前記第1の情報において、異なるサブネットへのユニキャストが許可され、異なるサブネットへのマルチキャストおよびブロードキャストが禁止されている場合には、前記第1の情報における同一のサブネットへのユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストを禁止するように前記第1の情報を書き換える、請求項5から7のいずれかに記載のコンテンツ送信装置。
  9. 前記制御部は、前記コンテンツを送信することを決定したとき、前記送信先が前記コンテンツ送信装置と異なるサブネットに属する場合、異なるサブネットへのユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストを禁止するように前記第1の情報を書き換える、請求項5から8のいずれかに記載のコンテンツ送信装置。
  10. 前記コンテンツおよび前記第1の情報は、統合された1つのファイルとして管理される、請求項1から9のいずれかに記載のコンテンツ送信装置。
  11. 前記コンテンツは、映像を含むコンテンツである、請求項1から10のいずれかに記載のコンテンツ送信装置。
  12. ネットワークを介してコンテンツを送信するコンテンツ送信方法であって、
    前記コンテンツ、前記コンテンツの送信先および送信方式の少なくとも一方によって送信を許可するか否かを定めた第1の情報を取得するステップと、
    前記コンテンツの送信先を特定する第2の情報を取得するステップと、
    前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記コンテンツを前記送信先に送信するか否かを決定ステップと、
    前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記第1の情報を書き換えるステップと、
    前記コンテンツおよび書き換えられた前記第1の情報を出力するステップと、
    を含むコンテンツ送信方法。
  13. ネットワークを介してコンテンツを送信するコンテンツ送信装置において用いられるプログラムであって、前記コンテンツ送信装置に搭載されたコンピュータに対し、
    前記コンテンツ、前記コンテンツの送信先および送信方式の少なくとも一方によって送信を許可するか否かを定めた第1の情報を取得するステップと、
    前記コンテンツの送信先を特定する第2の情報を取得するステップと、
    前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記コンテンツを前記送信先に送信するか否かを決定ステップと、
    前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記第1の情報を書き換えるステップと、
    前記コンテンツおよび書き換えられた前記第1の情報を出力するステップと、
    を実行させるプログラム。
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