JP2013212878A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 圧縮空気を用いて粘性材料を吐出する空圧ディスペンサのシリンダ内に嵌合されて使用されるプランジャであって、
   前記シリンダの内部空間は、そのシリンダ内に当該プランジャが嵌合されることにより、互いに軸方向に並んだ、前記粘性材料を収容する第１部分空間と、前記圧縮空気が導入される第２部分空間とに分離され、
   当該プランジャは、前記シリンダ内への嵌合状態においてそのシリンダの内周面との間に第１半径方向クリアランスを形成する第１直径を有する第１部分を有しており、
   前記第１半径方向クリアランス内に前記粘性材料が充填されることにより、前記第１半径方向クリアランス内に第１シールが、空気に対しては、前記第１部分空間から前記第２部分空間に向かう向きの流れは許容するが、その逆向きの流れは阻止するというように、逆止作用を有し、前記粘性材料に対しては、前記第１部分空間と前記第２部分空間との間における双方向の流れを阻止するように形成される空圧ディスペンサ用プランジャ。
2. 前記第１部分は、当該プランジャの外周面に形成された第１ランドである請求項１に記載の空圧ディスペンサ用プランジャ。
3. 当該プランジャは、さらに、前記シリンダ内への嵌合状態においてそのシリンダの内周面との間に第２半径方向クリアランスを形成する第２直径であって前記第１直径より小さいものを有する第２部分を有しており、
   前記第２半径方向クリアランス内に前記粘性材料が充填されることにより、前記第２半径方向クリアランス内に第２シールが、空気に対しては、前記第１部分空間と前記第２部分空間との間における双方向の流れを許容するが、前記粘性材料に対しては双方向の流れを阻止するように形成され、
   その第２シールは、前記第１シールに対し、前記第１部分空間に近い位置に位置する請求項１または２に記載の空圧ディスペンサ用プランジャ。
4. 前記第２部分は、当該プランジャの外周面に形成された第２ランドである請求項３に記載の空圧ディスペンサ用プランジャ。
5. 圧縮空気を用いて粘性材料を吐出する空圧ディスペンサであって、
   請求項１ないし４のいずれかに記載のプランジャと、
   請求項１ないし４のいずれかに記載のシリンダと
   を含み、
   前記プランジャが前記シリンダ内に嵌合されて成る空圧ディスペンサ。