JP2013212745A - Auxiliary visor for sunvisor of automobile - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動車に設置された既存のサンバイザーに、簡単なフック部材により容易に着脱可能で、しかも使用時におけるサンバイザーよりも下方向の位置に対するはみ出し量(出代寸法)を、上記フック部材と偏芯係止穴を利用して変更可能になしたことを特徴とする自動車のサンバイザー用補助バイザーに関する。 The present invention allows an existing sun visor installed in an automobile to be easily attached / detached with a simple hook member, and the amount of protrusion (protrusion allowance) with respect to a position lower than the sun visor in use is set to the hook. The present invention relates to an auxiliary visor for an automobile sun visor that can be changed using a member and an eccentric locking hole.
一般的な自動車用サンバイザーは、一定の寸法設定の下に設計されているため、車の利用者の体格の全てをカバーするに足るものではなく、そのため殊に、助手席等にすわる体格の小さな子供や、小柄な大人並びに座高の低い人、或いは、後部座席に座っている人にとっては、サンバイザーの下方に目線が位置する関係上、夕暮れ時等において、目の前にあるサンバイザーを使用しても、低い目線位置に対しては、サンバイザーの下方から射し込む夕陽や朝日等の日照高度の低い斜陽光を遮ることが全く出来ないものである。
そのために、日照高度の低い斜陽光を正面から受けた際には、手をかざして遮るか、手持ちの代用品で遮るか、或いは我慢を強いられるしか方法がなく、備え付けのサンバイザーの役割が果たされていないのが実情であった。
A general automobile sun visor is designed with a certain size setting, so it is not sufficient to cover all the physiques of car users. For small children, small adults, low-sitting people, or those sitting in the back seat, the sun visor in front of the eyes at dusk etc. Even if it is used, it is not possible to block the low sunlight position, such as the setting sun or the morning sun, which shines from below the sun visor.
For this reason, when receiving sunlight from the front with low sunshine altitude, the only way to do this is to hold your hand, block it with a substitute on hand, or be forced to endure it. The fact was not fulfilled.
これに対し、近年サンバイザーの遮光範囲を、必要な時に拡大変更できるよう既存のサンバイザーに対し、補助バイザーを後付けできる取付け具を備えた補助的サンバイザーの提案(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)がなされている。
さらに、上記技術を補うアイデアとして、サンバイザーに取り付けた補助バイザーをスライド自在に構成して、サンバイザーに対する補助バイザーの下方向へのはみ出し量(出代寸法)を任意に変えられるようにしたもの(例えば、特許文献4)等が知られている。
On the other hand, in recent years, a proposal of an auxiliary sun visor provided with a mounting tool capable of retrofitting an auxiliary visor to an existing sun visor so that the light shielding range of the sun visor can be expanded and changed when necessary (for example,
Furthermore, as an idea to supplement the above technology, the auxiliary visor attached to the sun visor is configured to be slidable so that the amount of protrusion of the auxiliary visor downward (protrusion allowance) relative to the sun visor can be changed arbitrarily. (For example, patent document 4) etc. are known.
しかしながら、上記特許文献1におけるサンバイザーの遮光範囲を、必要な時に拡大変更することが出来るようにした補助サンバイザーの提案にあっては、その取付け具の構成として、補助バイザー16をサンバイザー15の縁部15aに対し係止固定するための係止ピン20を、補助バイザー16に特設すると共に、サンバイザー15には上記係止ピン20を受容するための係止孔24aを設けねばならず、最初から特別仕様としてサンバイザーを構成する必要があり、既存のサンバイザーを利用することができないので費用が嵩むものであると共に、サンバイザー15に対する下方向への補助バイザー16のはみ出し量(出代寸法)を変更する必要が生じたときには、最初から補助バイザー16の形状寸法を変更したものを使用することとなり、自動車内での使用状態のまま変更ができないため実用的なものではなかった。
However, in the proposal of the auxiliary sun visor in which the light-shielding range of the sun visor in the above-mentioned
また、特許文献2及び特許文献3のような補助バイザーにおける取付け具の提案にあっては、前者がサンバイザー1の下側辺縁部に差し込んで固定する板ばね状の取付けクリップ4により、補助バイザーとしての色付き透明板2を取付け、また、後者は、サンバイザーに対し、補助バイザーとしてのプラスチック板1を、同様な板ばね状の挟み付金具5、または挟み付金具5と脱落防止用の布バンド6の組合せによる取付け手段が、それぞれ補助バイザーの後付けを可能にする取付け具として開示され、或いは、最初から直接的にサンバイザーに回動自在にプラスチック板1を取付ける手段等が開示されているが、これらは何れもサンバイザーの下側辺縁部に補助バイザーを連続的に装着するものであるので、補助バイザーの下方向へのはみ出し量(出代寸法)を途中で変更する事ができず、変更のためには先の特許文献1と同様に、補助バイザーの形状寸法の異なるものと取り換える必要が生じ、自動車内での使用状態のまま変更ができないため、実用的なものではなかった。
Moreover, in the proposal of the fixture in an auxiliary visor like
更に、サンバイザーに対する補助バイザーの下方向へのはみ出し量(出代寸法)を、自動車内での使用状態のまま変更可能にしたものとして、特許文献4のように、補助バイザーとしての減光板21を、クリップ式の板ばね状取付け部34又は、U字型の取付け部35と取付けネジ36を用いて、サンバイザー22に減光板21を固定的に取付けられていると共に、減光板21をサンバイザー22に対してスライド自在に構成されていて、所望の位置で取付け部23とネジ24により締め付け保持するか、或いは取付け部材27に設けた板バネ28による押し付け力により、減光板21を所望の位置でフリクション保持するようにしたものである。即ち、その補助バイザーのはみ出し量(出代寸法)を変更する際の手段として、ネジ24や板バネ29等の特別な冶具が必要であり、その分費用が嵩むだけでなく、減光板21をスライドさせる度に、ネジ24や板バネ29により減光板21を擦って傷める恐れのあるものであった。
また、サンバイザー22への取付け方法についても、先の特許文献等と同様に、サンバイザーの下側辺縁部にバネクリップ等で取付ける構造のため、脱落防止を果たすためには、クリップの挟む力を大きくする必要があり、或いはネジで締め付ける必要があるため、サンバイザーを変形したり傷付けてしまう不具合があった。
Further, the amount of protrusion of the auxiliary visor in the downward direction (protrusion allowance) with respect to the sun visor can be changed while being used in the automobile, and as in
Also, the attachment method to the sun visor 22 is also a structure that is attached to the lower side edge portion of the sun visor with a spring clip or the like, as in the above-mentioned patent documents and the like. There is a problem that the sun visor is deformed or damaged because it is necessary to increase the force or tighten with a screw.
そこで、本発明は、上記不具合を改善し解決するために創案されたものであって、その目的とするところは、車内の既存のサンバイザーに対する設計変更や、寸法構造等の仕様の変更を全く必要とすることなく、既存のサンバイザーの上側辺縁部を利用して、単に引っ掛けられるような簡単な取付け具方式とすることにより、サンバイザーを傷付けることなく着脱を容易に成し得ると共に、サンバイザーの下方向へのはみ出し量(出代寸法)の変更に際しても、補助バイザーの上下を単に反転させるだけで、利用者の目線に合わせて少なくとも二段階に容易に変更可能であり、既存のサンバイザーでは、遮光または減光不可能であったサンバイザーの下方から射し込む夕陽や朝日等の日照高度の低い斜陽光であっても、これを確実に減光させることができる自動車用サンバイザーの補助バイザーを安価かつ簡便に提供することである。 Therefore, the present invention was created to improve and solve the above-mentioned problems, and the object of the present invention is to completely change the design of the existing sun visor in the vehicle and the specifications such as the dimensional structure. By using the upper side edge of the existing sun visor without requiring it, it can be easily attached and detached without damaging the sun visor by making it a simple attachment method that can be hooked, When changing the amount of protrusion of the sun visor in the downward direction (protrusion allowance), it can be easily changed in at least two steps according to the user's eyes by simply inverting the top and bottom of the auxiliary visor. In the sun visor, even if the sun shines from below the sun visor that could not be shielded or dimmed, such as the setting sun and the morning sun, the sun's altitude is low. It is to provide low cost and easily auxiliary visor for an automobile sun visor which can.
上記目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、適度な可撓性と遮光または減光効果のある適当な素材により所定の大きさの補助バイザー本体を形成し、当該補助バイザー本体には、上側と下側の辺縁部から一方に偏った位置に穿孔した取付け用の係止穴を設ける一方、容易に曲げ加工可能な金属製の適当な軟質線材により、上記係止穴をくぐらせて補助バイザー本体を挟むことが可能な嵌合係止部と、当該嵌合係止部からV字状に伸びる所定長さのアーム部とを有するフック部材を形成してなり、上記アーム部には係止穴と嵌合係止部とを嵌合させた状態でサンバイザーの上側辺縁部に引っ掛けるようにアーム部を曲げて形成した湾曲部が設けられ、当該フック部材とサンバイザーとにより、補助バイザー本体を挟むように取付け自在に構成したことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the problem solving means of the present invention is to form an auxiliary visor body of a predetermined size with an appropriate material having moderate flexibility and light shielding or dimming effect. In addition, a mounting locking hole drilled at a position biased to one side from the upper and lower side edge portions is provided, while the locking hole is passed through an appropriate soft metal wire that can be easily bent. Forming a hook member having a fitting locking portion capable of sandwiching the auxiliary visor body and an arm portion having a predetermined length extending from the fitting locking portion in a V shape. Is provided with a curved portion formed by bending the arm portion so as to be hooked on the upper side edge portion of the sun visor in a state in which the locking hole and the fitting locking portion are fitted, and the hook member and the sun visor , Can be mounted to sandwich the auxiliary visor body Characterized in that the configuration was.
上記した目的を達成するため、補助バイザー本体は、適度な可撓性を有する合成樹脂等の少なくとも減光効果の得られる半透明の着色材料、または種々の絵柄紋様、もしくは偏光効果を得るための平行グリッド等の偏光紋様の何れか、またはこれ等の組み合わせが施されていることを特徴とする。 In order to achieve the above-mentioned purpose, the auxiliary visor body is used to obtain a translucent colored material that can obtain at least a dimming effect, such as a synthetic resin having moderate flexibility, or various pattern patterns or a polarizing effect. Any one of polarization patterns such as a parallel grid or a combination thereof is provided.
本発明によれば、請求項1に記載の如く、適度な可撓性と遮光または減光効果のある適当な素材により所定の大きさの補助バイザー本体を形成し、当該補助バイザー本体には、上側と下側の辺縁部から一方に偏った位置に穿孔した取付け用の係止穴を設ける一方、容易に曲げ加工可能な金属製の適当な軟質線材により、上記係止穴をくぐらせて補助バイザー本体を挟むことが可能な嵌合係止部と、当該嵌合係止部からV字状に伸びる所定長さのアーム部とを有するフック部材を形成してなり、上記アーム部には係止穴と嵌合係止部とを嵌合させた状態でサンバイザーの上側辺縁部に引っ掛けるようにアーム部を曲げて形成した湾曲部が設けられ、当該フック部材とサンバイザーとにより、補助バイザー本体を挟むように取付け自在に構成したので、既存のサンバイザーを特別仕様にしたり新たな設計変更を加える必要が全くないと共に、既存のサンバイザーの上側辺縁部にフック部材を利用して引っ掛けるだけで、補助バイザー本体を容易に取付けたり取外したりすることができ、既存のサンバイザーを傷めることもなく、また、取付けた際には、既存のサンバイザーでは遮光不可能なサンバイザーの下方から射し込む夕陽や朝日等の日照高度の低い斜陽光であっても、既存のサンバイザーに合わせて曲げられた湾曲部の曲げ量による微調整とも相俟って、所定のはみ出し量(出代寸法)の範囲において確実に減光させることができ、助手席や後部座席の同乗者に快適な環境を提供し、しかもその目的とする作用効果を、安価かつ簡便になし得る等その実用的効果が大きいものである。
According to the present invention, as described in
更に、補助バイザー本体を装着したままサンバイザーと共に車内の天井に向けて回動し、収納状態に保持することができるだけでなく、下方向への所定のはみ出し量(出代寸法)を変更したい場合には、補助バイザー本体の上側と下側の辺縁部を、フック部材に対し係止穴周りに回転させて上下逆転させるだけで、サンバイザーに対する下方向へのはみ出し量を、係止穴が一方へ偏って穿孔されている分だけ相対的に少なくとも二段階に変更することが可能で、それも自動車内における使用状態のまま変更が容易に可能で、しかも擦動部がないので補助バイザーを傷めることがない等、実用的に高い効果を有する。 In addition, when the auxiliary visor body is mounted, it can be rotated together with the sun visor toward the ceiling inside the vehicle to hold it in the stowed state, and it is desired to change the predetermined amount of protrusion (protrusion allowance) downward The upper and lower edges of the auxiliary visor main body are rotated around the locking hole with respect to the hook member and turned upside down, so that the amount of protrusion to the sun visor is reduced. It is possible to change to at least two steps relatively as much as it is perforated to one side, and it can be easily changed in the state of use in the automobile, and there is no rubbing part, so the auxiliary visor can be used. It has practically high effects such as no damage.
加えて本発明の補助バイザーは、その補助バイザー本体とV字状のアーム部を有するフック部材との構成が極めて簡単でありながら、既存のサンバイザーの形状に合わせて曲げたアーム部先端の湾曲部により、サンバイザーを傷めることなく簡単かつ確実に装着脱することができ、かつ湾曲部を引っ掛けただけでありながら、嵌合係止部を下方重心とするV字状の上方2点支持構造のため、左右に揺動することなく補助バイザーを安定的に支え保持することができると共に、はみ出し量(出代寸法)の変更も、簡単にまげられるアーム湾曲部の曲げ量による微調整や補助バイザー本体の反転取付け等により、車内の使用状態においても可能であり、日照高度の低い斜陽光を減光する効果は勿論のこと、その優れた効果を廉価に提供できるものである。 In addition, the auxiliary visor of the present invention has a very simple configuration of the auxiliary visor main body and a hook member having a V-shaped arm portion, but is curved at the tip of the arm portion bent in accordance with the shape of an existing sun visor. V-shaped upper two-point support structure that can be easily and surely attached / detached without damaging the sun visor, and has only the curved portion hooked while the fitting locking portion is the lower center of gravity. Therefore, the auxiliary visor can be stably supported and held without swinging left and right, and the amount of protrusion (protrusion allowance) can be easily changed by fine adjustment and assistance by the bending amount of the arm bending portion. It is possible to use it in the car by reversing the visor body, etc., as well as the effect of dimming oblique sunlight with a low sunshine altitude, as well as its excellent effect at a low price. A.
また、本発明によれば、請求項2に記載の如く、補助バイザー本体は、適度な可撓性を有する合成樹脂等の少なくとも減光効果の得られる半透明の着色材料、または種々の絵柄紋様、もしくは偏光効果を得るための平行グリッド等の偏光紋様の何れか、またはこれ等の組み合わせが施されているので、サンバイザーの下方から射し込む夕陽や朝日等の日照高度の低い斜陽光であっても、所定のはみ出し量(出代寸法)の範囲において確実に侵入する斜陽光を減光させることができ、同乗者に快適で安全な環境を安価に提供でき、しかも、複数個の草花や動物、幾何学紋様等の絵柄紋様が施されている絵柄紋様の場合には、ファッション性や運転者や同乗者の目に優しい等の癒し効果を合わせて発揮できるものであり、更に、偏光紋様の場合には、偏光フィルターとして確実に偏光させることができ、運転者や同乗者の視界や外部の色彩を全く損なうことなく斜陽光の減光を図ることができる等、サンバイザーの補助機能を安価に果たすことができるものである。
Further, according to the present invention, as described in
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1は、一実施の形態における補助バイザーを、既存のサンバイザーに取付けた状態を同乗者側から見た正面図である。 The present invention will be described below based on the embodiments shown in the drawings. FIG. 1 is a front view of a state in which an auxiliary visor according to an embodiment is attached to an existing sun visor as viewed from the passenger side.
図2は、図1の実施形態における補助バイザーとサンバイザーの使用状態の説明用右側面図であり、図3及び図4は、本発明の補助バイザーを構成する取付手段としてのフック部材の一例における、使用前の状態を表す説明用正面図、及びその側面図である。 FIG. 2 is a right side view for explaining the usage state of the auxiliary visor and the sun visor in the embodiment of FIG. 1, and FIGS. 3 and 4 are examples of hook members as mounting means constituting the auxiliary visor of the present invention. It is the front view for description showing the state before use in, and its side view.
図1に示すように、一実施の形態における自動車のサンバイザー用補助バイザーは、適度な可撓性と遮光または減光効果のある適当な素材により形成された補助バイザー本体1と、これを既存のサンバイザー6に引っ掛けるための取付け手段としての略V字状をなすフック部材3とより構成される。
As shown in FIG. 1, an auxiliary visor for an automobile sun visor according to an embodiment includes an auxiliary visor
上記補助バイザー本体1は、適度な可撓性と遮光または減光効果のある半透明の適当な素材、例えば合成樹脂の中でも、直射日光や紫外線に対する耐熱性や色褪せしない耐抗性を有する素材が望ましく、かつその形状は、既存のサンバイザー6と重なり合う部分と、サンバイザー6の下側辺縁部6bから更に下方向へはみ出す部分(出代寸法)が得られる縦方向の寸法と、少なくともサンバイザー6の横幅をカバーするに足る横方向の寸法とを有する略方形に形成されている。
The
以下、詳しく説明すると、補助バイザー本体1には、その上縁部1aと下縁部1bからの偏芯位置、即ち、上縁部1aから寸法Laの位置に、後述の取付け手段としてのフック部材3の嵌合係止部4を挿通するための係止穴2を穿孔してなり、この係止穴2から補助バイザー本体1の下縁部1bまでの寸法Lbは、上縁部1aまでの寸法Laよりも所定の程度(図示実施例の場合は2倍程度であるが、これに限らない任意の寸法取りが可能である)長くされ、偏芯状態に設定されている。
In more detail, the
本発明においては、上記のような補助バイザー本体1と組合せて使用するフック部材3が設けられ、このフック部材3は、サンバイザー6に取付ける前の形状構造に関する一実施例を示すと、例えば、図3及び図4に示すような略V字形状にされていることが望ましい。何故ならば、フック部材3は容易に曲げ加工可能な、即ち、工具を使わずに手先だけで曲げられる程度の軟らかさと、これら外力を加えない限り曲げ形状保持が保たれる硬さとを備えていることが理想的であり、一般的には金属製の適当な軟質線材により形成され、そして、前記補助バイザー本体1の係止穴2をくぐらせて挿通した後、補助バイザー本体1をクリップ状に挟んで保持するための嵌合係止部4を設けると共に、当該嵌合係止部4から上方へとV字状に伸びるアーム部5,5を有し、補助バイザーの使用状態において、これ等アーム部5,5とサンバイザー6との間に、補助バイザー本体1をサンドイッチ状に挟み込むと共に、左右に揺動しないよう安定的に保持するために好都合なV字形状としたものである。
In the present invention, the
本発明の補助バイザーを取り付ける際には、先ずフック部材3のアーム部5,5が、図3及び図4に示すような真直ぐな状態において、その嵌合係止部4を補助バイザー本体1の係止穴2に挿通して、係止穴2の周囲の本体部分をクリップ状に挟むように嵌合させ、補助バイザー本体1とフック部材3とを一体化させる。この場合、係止穴2が偏って穿孔されている補助バイザー本体1の辺縁側を補助バイザー本体1の上縁部1aとし、他方の辺縁側は重心位置の関係で、補助バイザー本体1の下縁部1bとされるのが一般的である。
When attaching the auxiliary visor of the present invention, first, when the
次いで、アーム部5,5の先端部分を、サンバイザー6の厚さと上縁部6aの形状に合わせて指先で曲げ、図1及び図2に示すように、上縁部6aに引っ掛けられるよう各自の車のサンバイザー6に適合した湾曲部5a.5aとして曲げ加工する。このとき湾曲部5a,5aの湾曲の程度は、サンバイザー6の厚さと上縁部6aの形状に合わせることは勿論であるが、その曲げる程度は、サンバイザー6の下方へはみ出す補助バイザー本体1のはみ出し量(出代寸法)にも関係するので、好みに応じて自由に設定調整すれば良いこと勿論である。
Next, the distal end portions of the
そして、以上のように一体化された本発明の補助バイザーは、その湾曲部5a,5aをサンバイザー6の上縁部6aに、車両の内側、即ち、フロントガラスとは反対側から単に引っかけて取付ける。このとき補助バイザー本体1は、サンバイザー6とフック部材3との間に位置し、フック部材3のV字状アーム先端の湾曲部5a,5aの2点支持構造により、左右に揺動しないように安定的に保持されると共に、その補助バイザー本体1の下縁部1bは、サンバイザー6の下縁部6bよりも大幅に(寸法L1相当分)はみ出し、このはみ出した補助バイザー本体1の寸法L1部分により、サンバイザー6では今まで防ぐことのできなかった、夕陽や朝日等の日照高度の低い斜陽光についても確実に遮光または減光することができるのである。
The auxiliary visor of the present invention integrated as described above simply hooks the curved portions 5a, 5a to the
また、サンバイザー6への取付けも、各自の車のサンバイザー6に合わせて曲げた湾曲部5a.5aを、サンバイザー6の上縁部6aに単に引っかけるだけで済み、確実に取り付け保持が可能であり、取付けたままの状態でサンバイザー6とともに天井側に回動して収納保持することも可能である。
Further, the
更に、補助バイザー本体1は、フック部材3の湾曲部5a,5aをサンバイザー6の上縁部6aに単に引っかけるだけなので、取り外すときも容易に外せるだけでなく、サンバイザー6の下縁部6bから下方向へはみ出す補助バイザー本体1のはみ出し量(出代寸法)を、車内の使用状態において容易に変更することができるものである。即ち、図1の実線で示す出代寸法L1の状態から、下方へのはみ出し量が少なくても良い出代寸法L2の状態に変更する場合には、補助バイザー本体1の係止穴2とフック部材3の嵌合係止部4との嵌合係止状態を保ったまま、補助バイザー本体1の上縁部1aと下縁部1bとを図1中に1点鎖線で示すように上下反転させるだけで、その下方へのはみ出し量(出代寸法)をL1からL2へと、容易にその場で変更する事ができるものである。なお、この逆に、はみ出し量(出代寸法)をL2からL1へと変更することもできる事は言うまでもなく、また前記したフック部材3の湾曲部5a,5aの曲げ加工の程度の微調整とも相俟って、その補助バイザー本体1の下方向へのはみ出し量(出代寸法)の調整に関する自由度が高く簡単である。
Furthermore, since the
本発明の補助バイザーは、その補助バイザー本体1の素材について言及すると、着脱に便利なように適度な可撓性を有する素材であれば、光の透過度の全くないものによる遮光方式に限られることなく、例えば眩しくない程度に光の減光効果のある半透明の素材であったり、色付きの半透明素材による減光方式とすることもでき、これら色付きの場合の色彩についても何ら特定されるものではない。 The auxiliary visor according to the present invention is limited to a light shielding method with no light transmittance as long as it is a material having an appropriate flexibility so that it can be easily attached and detached. For example, it can be a translucent material with a light dimming effect to the extent that it is not dazzling, or it can be a dimming method with a colored translucent material, and the color in the case of these colors is also specified at all It is not a thing.
また、補助バイザーの本体1は、図示してないが、その表面に遮光もしくは減光効果のある例えば、草花や動物、幾何学紋様等のプリント紋様を施し、当該プリント紋様により斜陽光を遮ったり減光させて運転者や同乗者が眩しくないように構成してもよく、この場合は、補助バイザー本来の効果に加えて、ファッション性と共に、緑色は目の疲労防止効果があるなど癒し効果が併せて得られるものである。
The
更に、補助バイザーの本体1は図示してないが、透明の可撓性を有する素材により形成されると共に、その表面に平行グリッド等の偏光紋様(因みにこの偏光紋様は、偏光効果が得られるものであれば、平行グリッドに限らずメッシュ或いはドット紋様等が可能である)を設け、これにより偏光フィルター効果を得て、斜陽光を偏光させて運転者や同乗者が眩しくないように構成してもよく、この場合のメリットとして、半透明の色付き補助バイザー本体1と比べて、信号機など違和感のない色彩の下に減光効果を得ることができる。
Further, although the
なお、上述したところでは、本発明の補助バイザーを構成する補助バイザー本体の形状や素材、はみ出し量(出代寸法)、及び斜陽光の遮光方式と減光方式、プリント紋様の絵柄や偏光模様等について、何れを採用するか或いは組合せるかは実施例に限定されるものではなく、また、フック部材の嵌合係止部の構造についても、クリップ形状に変えて二巻程度の螺旋状であっても補助バイザー本体の挟み止め係止保持は可能であり、これらを種々組み合わせて実施することが可能で、何れの場合も補助バイザー本体とフック部材との一体的な組合わせであれば、本発明の優れた効果を損なうことなく発揮できるものである。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示され、または説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
As described above, the shape and material of the auxiliary visor body constituting the auxiliary visor of the present invention, the amount of protrusion (protrusion allowance), the shading and shading method of oblique sunlight, the pattern of the print pattern, the polarization pattern, etc. Which of these is adopted or combined is not limited to the embodiment, and the structure of the engagement locking portion of the hook member is a spiral of about two turns instead of the clip shape. However, it is possible to hold and hold the auxiliary visor main body, and it is possible to carry out various combinations thereof. In any case, if the auxiliary visor main body and the hook member are combined integrally, this The excellent effect of the invention can be exhibited without impairing it.
This is the end of the description of the embodiment of the present invention, but it is needless to say that the scope of the present invention is not limited to the details shown or described.
本発明は自動車のサンバイザー用補助バイザーであるので、乗用車に限らずトラック車両等全ての自動車を製造する産業で利用される。 Since the present invention is an auxiliary visor for an automobile sun visor, it is used not only in passenger cars but also in industries that manufacture all automobiles such as truck vehicles.
1 補助バイザー本体
1a 補助バイザー本体の上縁部
1b 補助バイザー本体の下縁部
2 偏芯配置された係止穴
3 フック部材
4 係止穴に挿通する嵌合係止部
5,5アーム部
5a,5a 湾曲部
6 サンバイザー
6a サンバイザーの上縁部
6b サンバイザーの下縁部
La 係止穴の上縁部からの距離
Lb 係止穴の下縁部からの距離
L1 サンバイザー下縁部からのはみ出し量(出代寸法)
L2 サンバイザー下縁部からのはみ出し量(出代寸法)
DESCRIPTION OF
Amount of protrusion from the lower edge of the L2 sun visor
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-
2012
- 2012-03-31 JP JP2012083389A patent/JP2013212745A/en active Pending
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US9517683B2 (en) | 2014-06-20 | 2016-12-13 | Grey Matter Fusion, Inc. | Sun tracking tint visor |
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