JP2013208595A - 油分吸着材と水処理方法 - Google Patents
油分吸着材と水処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013208595A JP2013208595A JP2012081924A JP2012081924A JP2013208595A JP 2013208595 A JP2013208595 A JP 2013208595A JP 2012081924 A JP2012081924 A JP 2012081924A JP 2012081924 A JP2012081924 A JP 2012081924A JP 2013208595 A JP2013208595 A JP 2013208595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- oil
- oil adsorbent
- compound
- coating compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
【課題】 実施形態の油分吸着材は、高効率に油分を吸着する吸着剤を提供することである。
【解決手段】 実施形態の油分吸着材は、酸化物と、酸化物を被覆する被覆化合物とを有し、被覆化合物は酸化物をシランカップリング処理することによって生成した化合物であり、芳香族炭化水素もしくは置換芳香族炭化水素を置換基として有し、被覆された酸化物は被覆化合物によって凝集したものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 実施形態の油分吸着材は、酸化物と、酸化物を被覆する被覆化合物とを有し、被覆化合物は酸化物をシランカップリング処理することによって生成した化合物であり、芳香族炭化水素もしくは置換芳香族炭化水素を置換基として有し、被覆された酸化物は被覆化合物によって凝集したものである。
【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、油分吸着材と水処理方法に関する。
油田採掘の際には、原油と共に原油の数倍量に及ぶ随伴水が産出される。随伴水は無機成分や油分、固形分、揮発性有機物、水溶性有機物などを含んでいるため、そのまま環境に排出することができない。そのため、ポンプによって元の採掘場所に返送されるのが一般的である。原理的には、硫酸バンド、ポリ塩化アルミニウム(PAC)等の無機凝集剤や高分子凝集剤などの薬剤を用いた浄化処理によって浄化処理した後に、海洋などの環境中に排出することは可能であるが、採掘した原油の数倍に及ぶ膨大な量の随伴水を処理するには大量の薬剤が必要であり、さらに、使用済みの薬剤は廃棄物として処理する必要がある。また、凝集剤は、凝集沈殿法などによって回収することが一般的であり、沈殿槽などの設備も必要となる。活性炭やゼオライトなどの無機吸着剤を用いることで設備の小型化が図れる可能性があるが、使用後の薬剤が廃棄物となることには変わりない。
油を含む水を処理する方法として2種類の高分子凝集剤を添加して処理する方法が知られている。この方法では、膨大な量の凝集材が必要であり、また、使用後には廃棄物として処理する必要があるため、処理コストの増大が懸念される。
実施形態の油分吸着材は、高効率に油分を吸着する吸着剤を提供することである。
実施形態の油分吸着材は、酸化物と、酸化物を被覆する被覆化合物とを有し、被覆化合物は酸化物をシランカップリング処理することによって生成した化合物であり、芳香族炭化水素もしくは置換芳香族炭化水素を置換基として有し、被覆された酸化物は被覆化合物によって凝集したものである。
図1の概念図に示すように、実施形態の油分吸着材10は、酸化物11と、被覆化合物12を有する。そして、被覆化合物12は、酸化物をシランカップリング処理することによって生成した化合物であって、酸化物11を被覆する。被覆化合物12は芳香族系置換基を有する。被覆された酸化物は、被覆化合物によって凝集する。
実施形態の油分吸着材10は、被覆化合物12の芳香族系置換基と油分との疎水性相互作用によって油分を吸着する。
実施形態の油分吸着材10は、被覆化合物12の芳香族系置換基と油分との疎水性相互作用によって油分を吸着する。
実施形態の油分吸着材10は、被覆化合物12によって酸化物11の粒子が被覆され、被服化合物12で被覆された酸化物11が、被服化合物12によって凝集した複合体の粒子である。油分吸着材10が凝集していな極微細な粒子であれば、カラムへの充填が困難になるだけでなく、油分吸着材10の回収も困難になる。凝集すると油分吸着材10の重量あるいは磁力が大きくなるため、油分吸着材10の回収操作は容易になる。
油分吸着材10の平均粒径は、10μm以上2mm以下が好ましい。油分吸着材10の好適な平均粒径は、5μm以上1.0mm以下であって、50%の粒子の粒径が10μm以上2mm以下である。10μmより小さい油分吸着材10は、絡むから漏出する恐れがあって好ましくない。また。2mmより大きな油分吸着材10は、油分吸着材10の組成のばらつきが大きくなり、吸着効果がばらつき安いことが好ましくない。なお、油分吸着材10の粒径及び平均粒径は、レーザー回折散乱法で測定した粒度分布から求めた粒径及び体積平均径である。
実施形態の油分吸着材10のかさ密度は0.2g/cm3以上2g/cm3以下の範囲であることが好ましい。かさ密度が0.2g/cm3より小さいと、体積を占める細孔の割合が多すぎて、粒子の強度を維持することが困難になる場合がある。かさ密度が2g/cm3以上であると、体積を占める細孔の割合が少なすぎて粒子の表面積が少なくなり、吸着剤としての性能が落ちる。かさ密度とは、一定容量の容器に、例えば10cmなど一定の高さから樹脂粒子を入れ、容器いっぱいに充填してその重さを測ることにより測定できる。例えば、かさ密度測定器(アズワン、KAM−01)などを用いて測ることができる。
実施形態の油分吸着材10は、赤外吸光分析で、シランカップリング反応由来の吸光スペクトルと、芳香族系置換基由来の吸光スペクトルを観察することによって、上記形態の油分吸着材10を同定することができる。
実施形態の酸化物11としては、シリカ、チタニア、アルミナ、酸化亜鉛とマグネタイトからなる群から選ばれる1種以上の酸化物である。酸化物11に磁性材料を用いると、磁力によって油分吸着材10を回収することなどができることが好ましい。
酸化物11は水中において、安定で、安全で、且つ安価な粒子である。酸化物11の粒子の平均一次粒径は10nm以上であれば良いが、好ましくは50nm以上、且つ5μm以下の範囲である。形状は特に限定されず、球状や多面体、その他不定形でも良い。酸化物11の平均一次粒径は、油分吸着材10の原料となる酸化物を用いて、レーザー回折散乱法で測定した粒度分布から求めた体積平均径である。酸化物11の形状は、顕微鏡によって拡大した画像から観察すればよい。
実施形態の被覆化合物12は、酸化物11の表面にある水酸基とシランカップリング剤とのシランカップリング反応による反応生成物である。被覆化合物12は、被覆された酸化物11を凝集させる程度に覆うものであればよい。酸化物11の表面の100%が覆われている必要はなく、例えば、酸化物11の表面の50%以上が覆われていればよい。
実施形態の被覆化合物12は、芳香族炭化水素もしくは置換芳香族炭化水素を置換基(以下、芳香族系置換基と略記)として有する化合物である。この芳香族系置換基が油分と疎水性相互作用する。油分吸着率向上の観点から、被覆化合物12の末端に、芳香族系置換基を有する被覆化合物12が好ましい。芳香族炭化水素もしくは置換芳香族炭化水素としては、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼンとキシレン(これらを総称して「BTEX」という)が挙げられ、これらの1種以上が含まれる。芳香族系置換基は、回収対象の有機化合物と同一の化学構造を含むものが好ましい。
ここで“油分”とは、水中に混和/分散している有機物のうち、一般に常温において液体であり、水に比較的難溶性であるものをいう。より具体的には、動植物性油脂、炭化水素、芳香油、脂肪酸などである。これらは、脂肪酸グリセリド、石油、高級アルコールなどに代表される。これらの油類はそれぞれ疎水性を有する官能基を有しているので、疎水性を示すカップリング剤を介して、疎水性相互作用を利用し除去することができる。また、油分を含む水(被処理媒体)として、原油生産時に原油を抽出した後に排出される油田随伴水が具体例として挙げられる。この油田随伴水には、BTEXやナフタレン,メシチレン,インドール,クレゾール,ヘプタン,トリメチルフェノールなどの油分が含まれる。このような難溶性ではあるものの水にも溶解可能な揮発性の有機物の回収が、実施形態の油分吸着剤によって可能となる。
次に、実施形態の油分吸着材10の製造方法について説明する。
実施形態の油分吸着材10は、表面に水酸基を有する酸化物10とシランカップリング剤とを混合してシランカップリング反応を行うことによって製造される。
実施形態の油分吸着材10は、表面に水酸基を有する酸化物10とシランカップリング剤とを混合してシランカップリング反応を行うことによって製造される。
原料となる酸化物11は、上記に挙げたものである。そして、原料の酸化物11の表面には、シランカップリング反応のための水酸基が形成されている。そこで、必要に応じて、水酸基を酸化物の表面に形成するための前処理を酸化物11に施すことが好ましい。この前処理としては、エタノールなどの有機溶媒による洗浄、UV洗浄やプラズマ処理などが挙げられる。
実施形態のシランカップリング剤は、フェニル基などの置換芳香族が含まれていれば特に限定されるものではないが、例えば、フェニルトリメトキシシラン、3−フェニルアミノプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
酸化物11とシランカップリング剤の混合は、均質な組成の油分吸着材10得るため混練することがこのましい。混合後、天動造粒法やスプレードライ法などの造粒工程を経ることが出来る。造粒工程あるいは篩によって、目的の粒径の油分吸着材10を得ることができる。なお、混合には、溶媒を用いても良い。また、溶媒やテンプレートを用いて凝集体を多孔質化し、沸点や溶解度の差を利用して溶媒やテンプレートのみを除去することで気孔率を高めても良い。これらの工程は室温で行うことも出来るが、溶媒を用いる場合は必要に応じて加温しても問題は無い。なお、未反応のシランカップリング剤はエタノールなどの溶媒を用いて洗浄除去されることが好ましい。
次に、実施形態の油分吸着材10を用いた油分含有水の処理方法について説明する。
まず、油分含有水は油分吸着材10と接触させられる(S1)。接触の方法としては例えば、カラムに油分吸着材10を充填し、油分含有水をカラムに通す、又は、油分含有水の入った水槽に油分吸着材10を添加する方法などが挙げられる。
まず、油分含有水は油分吸着材10と接触させられる(S1)。接触の方法としては例えば、カラムに油分吸着材10を充填し、油分含有水をカラムに通す、又は、油分含有水の入った水槽に油分吸着材10を添加する方法などが挙げられる。
次に、油分含有水を油分吸着材10と接触させた後に、油分吸着材10と処理水を固液分離する(S2)。カラムを用いている場合は、S1の工程にS2の工程が含まれる。油分含有水の入った水槽に添加した油分吸着材10は、油分吸着材10を沈降させるか、磁石などを用い磁力で油分吸着材10を吸着させる。処理水は、再処理又は無限希釈される。
以下、実施例によって、発明を具体的に説明する。
以下、実施例によって、発明を具体的に説明する。
(実施例1)
平均粒径が約1μmのシリカ粒子3gと大過剰のフェニルトリメトキシシランを混合し、室温条件下においてロータリーミキサーで10時間混練させた。その後、エタノールで洗浄することで供試体1を得た。
平均粒径が約1μmのシリカ粒子3gと大過剰のフェニルトリメトキシシランを混合し、室温条件下においてロータリーミキサーで10時間混練させた。その後、エタノールで洗浄することで供試体1を得た。
(実施例2)
シランカップリング剤として3−フェニルアミノプロピルトリメトキシシランを用いた以外は実施例1と同様の方法で供試体2を得た。
シランカップリング剤として3−フェニルアミノプロピルトリメトキシシランを用いた以外は実施例1と同様の方法で供試体2を得た。
(実施例3)
平均粒径が約2μmのアルミナ粒子を用いた以外は実施例1と同様の方法で供試体3を得た。
平均粒径が約2μmのアルミナ粒子を用いた以外は実施例1と同様の方法で供試体3を得た。
(実施例4)
シランカップリング剤として3−フェニルアミノプロピルトリメトキシシランを用いた以外は実施例3と同様の方法で供試体4を得た。
シランカップリング剤として3−フェニルアミノプロピルトリメトキシシランを用いた以外は実施例3と同様の方法で供試体4を得た。
(実施例5)
平均粒径が0.1μmのPMMA0.3gを加えた以外は実施例1の方法を実施した後に、テトラヒドロフランでPMMAを除去することで供試体5を得た。
平均粒径が0.1μmのPMMA0.3gを加えた以外は実施例1の方法を実施した後に、テトラヒドロフランでPMMAを除去することで供試体5を得た。
(実施例6)
平均粒径が0.1μmのPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)0.3gを加えた以外は実施例2と同様の方法で供試体6を得た。
平均粒径が0.1μmのPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)0.3gを加えた以外は実施例2と同様の方法で供試体6を得た。
(比較例1)
シランカップリング剤としてテトラエトキシシランを用いた以外は実施例1と同様の方法で供試体7を得た。
シランカップリング剤としてテトラエトキシシランを用いた以外は実施例1と同様の方法で供試体7を得た。
(比較例2)
シランカップリング剤としてテトラエトキシシランを用いた以外は実施例2と同様の方法で供試体8を得た。
シランカップリング剤としてテトラエトキシシランを用いた以外は実施例2と同様の方法で供試体8を得た。
得られた供試体はふるいを用いて粒径1mm〜1.5mmの範囲にある凝集体のみを取り出し、そのうち0.5gを内径5mmのポリプロピレン製カラムに充填し、濃度20ppmトルエン水溶液20mlを上部から通水し、下部で回収した水溶液のトルエン濃度を表1にまとめた。
表1から分かるように、酸化物粒子とシランカップリング剤を原材料として得られる油分吸着材において、置換芳香族を含むシランカップリング剤を用いることでトルエンなどのBTEX類を効果的に吸着することが出来る。また、PMMAを用いて気孔率の向上を狙った実施例5乃至6は、PMMAを用いなかった実施例1乃至4よりもさらに良い吸着効果が得られたことから、多孔質化によって吸着性能が向上することが分かった。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (7)
- 酸化物と、
前記酸化物を被覆する被覆化合物とを有し、
前記被覆化合物は、酸化物をシランカップリング処理することによって生成した化合物であり、芳香族炭化水素もしくは置換芳香族炭化水素を置換基として有し、
前記被覆された酸化物は前記被覆化合物によって凝集した油分吸着材。 - 前記酸化物は、シリカ、チタニア、アルミナ、酸化亜鉛とマグネタイトからなる群から選ばれる1種以上である請求項1記載の油分吸着材。
- 前記置換基は、前記被覆化合物の末端に存在する請求項1又は2に記載の油分吸着材。
- 前記芳香族炭化水素もしくは置換芳香族炭化水素は、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼンとキシレンからなる群から選ばれる1種以上である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の油分吸着材。
- 揮発性有機化合物を含む水を請求項1乃至4のいずれか1項に記載の油分吸着材に接触させ、
前記被覆化合物に揮発性有機化合物を吸着させる水処理方法。 - 前記揮発性有機化合物を吸着した油分吸着材を磁力又は重力を利用して固液分離する請求項5記載の水処理方法。
- 揮発性有機化合物を含む水が油田随伴水である請求項5又は6に記載の水処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012081924A JP2013208595A (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 油分吸着材と水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012081924A JP2013208595A (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 油分吸着材と水処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013208595A true JP2013208595A (ja) | 2013-10-10 |
Family
ID=49526999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012081924A Pending JP2013208595A (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 油分吸着材と水処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013208595A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810611A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 吸油剤 |
WO2006049149A1 (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-11 | Hitachi, Ltd. | 油田随伴水中の有機物の除去方法および除去装置 |
JP2008062164A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Tokuyama Corp | 有機化合物用吸着剤 |
JP2012061441A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Toshiba Corp | 吸着材及び排水処理方法 |
-
2012
- 2012-03-30 JP JP2012081924A patent/JP2013208595A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810611A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 吸油剤 |
WO2006049149A1 (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-11 | Hitachi, Ltd. | 油田随伴水中の有機物の除去方法および除去装置 |
JP2008062164A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Tokuyama Corp | 有機化合物用吸着剤 |
JP2012061441A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Toshiba Corp | 吸着材及び排水処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Salari et al. | High performance removal of phenol from aqueous solution by magnetic chitosan based on response surface methodology and genetic algorithm | |
Azam et al. | Development of recoverable magnetic mesoporous carbon adsorbent for removal of methyl blue and methyl orange from wastewater | |
Nejadshafiee et al. | Adsorption capacity of heavy metal ions using sultone-modified magnetic activated carbon as a bio-adsorbent | |
Ali et al. | High-speed and high-capacity removal of methyl orange and malachite green in water using newly developed mesoporous carbon: kinetic and isotherm studies | |
Hayati et al. | Heavy metal adsorption using PAMAM/CNT nanocomposite from aqueous solution in batch and continuous fixed bed systems | |
Saleh | Mercury sorption by silica/carbon nanotubes and silica/activated carbon: a comparison study | |
Boukhalfa et al. | Kinetics, thermodynamics, equilibrium isotherms, and reusability studies of cationic dye adsorption by magnetic alginate/oxidized multiwalled carbon nanotubes composites | |
Anbia et al. | Heavy metal ions removal from aqueous media by modified magnetic mesoporous silica MCM-48 | |
Shenvi et al. | Humic acid based biopolymeric membrane for effective removal of methylene blue and rhodamine B | |
Auta et al. | Acid modified local clay beads as effective low-cost adsorbent for dynamic adsorption of methylene blue | |
Moura et al. | Emerging contaminants removal by granular activated carbon obtained from residual Macauba biomass | |
Hameed et al. | Removal of phenol from aqueous solutions by adsorption onto activated carbon prepared from biomass material | |
Yan et al. | Adsorption of perfluorooctane sulfonate and perfluorooctanoic acid on magnetic mesoporous carbon nitride | |
Zbair et al. | Carbon microspheres derived from walnut shell: Rapid and remarkable uptake of heavy metal ions, molecular computational study and surface modeling | |
Gautam et al. | Preparation of activated carbon from Alligator weed (Alternenthera philoxeroids) and its application for tartrazine removal: Isotherm, kinetics and spectroscopic analysis | |
Ji et al. | Dynamic adsorption of Cu (II) from aqueous solution by zeolite/cellulose acetate blend fiber in fixed-bed | |
Diraki et al. | Removal of oil from oil–water emulsions using thermally reduced graphene and graphene nanoplatelets | |
Zhao et al. | Microfluidics-generated graphene oxide microspheres and their application to removal of perfluorooctane sulfonate from polluted water | |
Saleh et al. | Effective antimony removal from wastewaters using polymer modified sepiolite: Isotherm kinetic and thermodynamic analysis | |
Ning et al. | Fabrication of hydrochar functionalized Fe–Mn binary oxide nanocomposites: characterization and 17β-estradiol removal | |
Ye et al. | Facilely synthesized recyclable mesoporous magnetic silica composite for highly efficient and fast adsorption of methylene blue from wastewater: thermodynamic mechanism and kinetics study | |
Saravanan et al. | Enhanced adsorption capacity of biomass through ultrasonication for the removal of toxic cadmium ions from aquatic system: temperature influence on isotherms and kinetics | |
Ebelegi et al. | Covalently bonded polyamidoamine functionalized silica used as a Pb (II) scavenger from aqueous solution | |
Fagbayigbo et al. | Adsorption of perfluorooctanoic acid (PFOA) and perfluorooctane sulfonate (PFOS) from water using leaf biomass (Vitis vinifera) in a fixed-bed column study | |
Arampatzidou et al. | Removal of bisphenol A by Fe-impregnated activated carbons |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141202 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150324 |