JP2013197738A - 移動通信方法及び無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動局UE宛てのデータバーストが発生している際に、かかる移動局UEに係るハンドオーバ処理が行われる場合であっても、各アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを取得する。
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、無線基地局eNB#1が、無線基地局eNB#2に対して、未送信データを転送する工程と、無線基地局eNB#1が、送信済データの送信結果に基づいて、アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出する工程と、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1から転送された未送信データ及び新規データを送信する工程と、無線基地局eNB#2が、未送信データ及び新規データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出する工程とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、移動通信方法及び無線基地局に関する。
LTE(Long Term Evolution)方式では、移動局UEから、実環境における所定無線品質の測定結果を収集することによって、通信事業者によって行われる走行試験(Drive Test)による手間やコストを削減する「MDT(Minimisation of Drive Tests、測定走行試験)」という手法が規定されている。
LTEのRelease-10方式において規定されているMDTでは、無線基地局eNBは、移動局UEによって報告された所定無線品質の測定結果(RSRP:Reference Signal Received Power、RSRQ:Reference Signal Received Quality)や移動局UEの位置情報(Location Information)を、運用保守サーバOAM(Operation And Maintenance)に対して報告するように構成されている。
また、LTEのRelease-11方式において規定されているMDTでは、無線基地局eNBは、移動局UEが体験したスループットを把握するために、各アクティブタイム(Active Time)における移動局UEに対する下りリンク(或いは、上りリンク)のスループット、具体的には、「Scheduled IP Throughput」を取得することができるように構成されている。
3GPP 37.320 3GPP 36.331 3GPP 36.314
しかしながら、既存のMDTでは、移動局UE宛てのデータバーストが発生している際に、かかる移動局UEに係るハンドオーバ処理が行われる場合には、どのように、各アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンク(或いは、上りリンク)のスループットを取得するべきかについて規定されていないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、移動局宛てのデータバーストが発生している際に、かかる移動局に係るハンドオーバ処理が行われる場合であっても、各アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを取得することができる移動通信方法及び無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイムにおける該移動局に対する下りリンクのスループットを算出する移動通信方法であって、前記移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局が、該第2無線基地局に対して、前記アクティブタイム中に発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データを転送する工程と、前記第1無線基地局が、前記アクティブタイム中に発生し前記移動局に対して送信された送信済データの送信結果を用いて、前記スループットを算出する工程と、前記第2無線基地局が、前記移動局に対して、前記第1無線基地局から転送された前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信する工程と、前記第2無線基地局が、前記未送信データ及び前記新規データの送信結果を用いて、前記スループットを算出する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイムにおける該移動局に対する下りリンクのスループットを算出する移動通信方法であって、前記移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局が、該第2無線基地局に対して、前記アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データと共に、該アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信された送信済データの送信結果を転送する工程Aと、前記第2無線基地局が、前記移動局に対して、前記第1無線基地局から転送された前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信する工程Bと、前記第2無線基地局が、前記第1無線基地局から転送された前記送信済データの送信結果と、前記未送信データ及び前記新規データの送信結果とに基づいて、前記スループットを算出する工程Cとを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局として動作することができる無線基地局であって、前記ハンドオーバ処理において、前記第2無線基地局に対して、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データを転送するように構成されている送信部と、前記アクティブタイム内で発生し前記移動局に対して送信された送信済データの送信結果に基づいて、前記スループットを算出するように構成されている算出部とを具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第2無線基地局として動作することができる無線基地局であって、前記ハンドオーバ処理において、前記第1無線基地局から、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データを取得するように構成されている受信部と、前記移動局に対して、前記第1無線基地局から取得した前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信するように構成されている送信部と、前記未送信データ及び前記新規データの送信結果に基づいて、前記スループットを算出するように構成されている算出部とを具備することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局として動作することができる無線基地局であって、前記ハンドオーバ処理において、前記第2無線基地局に対して、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データと共に、該アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信された送信済データの送信結果を転送するように構成されている送信部を具備することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第2無線基地局として動作することができる無線基地局であって、前記ハンドオーバ処理において、前記第1無線基地局から、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データと共に、該アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信された送信済データの送信結果を取得するように構成されている受信部と、前記移動局に対して、前記第1無線基地局から転送された前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信するように構成されている送信部と、前記送信済データの送信結果と、前記未送信データ及び前記新規データの送信結果とに基づいて、前記スループットを算出するように構成されている算出部とを具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、移動局宛てのデータバーストが発生している際に、かかる移動局に係るハンドオーバ処理が行われる場合であっても、各アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを取得することができる移動通信方法及び無線基地局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局による下りデータのスループットの算出方法について説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局による下りデータのスループットの算出方法について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る無線基地局による下りデータのスループットの算出方法について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの動作を説明するシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの動作を説明するシーケンス図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、運用保守サーバOAMと、無線基地局eNB#1/eNB#2とを具備している。なお、本実施形態に係る移動通信システムでは、LTEのRelease-11方式以降において規定されているMDTを実現することが可能である。
以下、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEが、無線基地局eNB#1配下のセル#1から無線基地局eNB#2配下のセル#2にハンドオーバするケースを例に挙げて説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る無線基地局eNBは、算出部11と、送信部12と、受信部13とを具備している。
送信部12は、移動局UEや運用保守サーバOAMに対して各種信号を送信するように構成されており、受信部13は、移動局UEや運用保守サーバOAMによって送信される各種信号を受信するように構成されている。
ここで、無線基地局eNB#1の送信部12は、移動局UEのセル#1からセル#2へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#2に対して、「Data Forwarding」によって、アクティブタイム内で発生し移動局UEに対して送信されていない移動局宛てのデータ(すなわち、未送信データ)を転送するように構成されている。
一方、無線基地局eNB#2の受信部13は、かかるハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#1から、上述の未送信データを取得するように構成されている。
また、無線基地局eNB#2の送信部12は、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1から取得した未送信データ、及び、アクティブタイム内で新規に発生した移動局UE宛ての新規データを送信するように構成されている。
算出部11は、各アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出するように構成されている。
ここで、アクティブタイムは、移動局UE宛てのデータバーストが発生している期間である。例えば、図3に示すように、
また、算出部11は、
Figure 2013197738
によって、下りリンクに係る「Scheduled IP Throughput」を算出するように構成されていてもよい。
ここで、下りリンクに係る「Scheduled IP Throughput」は、各アクティブタイムにおける移動局宛ての下りリンクのスループットの平均値である。
例えば、上述のハンドオーバ処理が行われる際に、無線基地局eNB#1の算出部11は、アクティブタイム内で発生し移動局UEに対して送信された送信済データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出するように構成されていてもよい。
ここで、送信済データの送信結果には、送信済データのデータ量(或いは、送信済データ自身)や、かかる送信済データを送信するのに要した時間(例えば、図3における「t2−t1」)等が含まれる。
なお、上述のハンドオーバ処理が行われる際に、無線基地局eNB#2の算出部11は、上述の未送信データ及び新規データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出するように構成されている。
また、送信部12は、運用保守サーバOAMに対して、算出部11によって算出された「Scheduled IP Throughput」を報告するように構成されている。
以下、図4を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図4に示すように、無線基地局eNB#1は、移動局UE宛てのデータバースト#1が発生しているアクティブタイム#1(時刻t1と時刻t2との間)における移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出する。
具体的には、無線基地局eNB#1は、
Figure 2013197738
によって、かかるスループットを算出する。
また、無線基地局eNB#1は、移動局UEから受信した「Measurement Report(測定報告)」に基づいて、移動局UEのセル#1からセル#2へのハンドオーバ処理を開始することを決定し、時刻t4において、移動局UEに対するデータの送信を停止し、移動局UEに対して、「Handover Command(ハンドオーバ指示信号)」を送信する。
かかる場合、無線基地局eNB#1は、移動局UE宛てのデータバースト#2が発生しているアクティブタイム#2のうちの時刻t3と時刻t4との間における移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出する。
具体的には、無線基地局eNB#1は、
Figure 2013197738
によって、かかるスループットを算出する。
その後、算出部11は、
Figure 2013197738
によって、下りリンクに係る「Scheduled IP Throughput」を算出するように構成されていてもよい。
ここで、測定期間(Measurement Period)は、図4に示すように、無線基地局eNB#1による移動局UEに対するデータの送信が停止された時刻t4で終了するように構成されていてもよい。
なお、無線基地局eNB#1は、運用保守サーバOAMに対して、算出した「Scheduled IP Throughput」を報告する。
一方、無線基地局eNB#2は、移動局UE宛てのデータバースト#2が発生しているアクティブタイム#2のうちの時刻t4と時刻t5との間における移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出して記録(Log)しておく。
本実施形態に係る発明によれば、移動局UE宛てのデータバーストが発生している際に、かかる移動局UEに係るハンドオーバ処理(及び、「Data Forwarding」)が行われる場合であっても、無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#2において、各アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを取得することができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図5乃至図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
無線基地局eNB#1の送信部12は、移動局UEのセル#1からセル#2へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#2に対して、上述の未送信データと共に、上述の送信済データの送信結果を転送するように構成されている。
例えば、無線基地局eNB#1の送信部12は、無線基地局eNB#2に対して、「Handover Request」を送信する前に、移動局UEに対するデータの送信を停止し、無線基地局eNB#2に対して、未送信データと共に、上述の送信済データの送信結果を転送するように構成されていてもよい。
或いは、無線基地局eNB#1の送信部12は、無線基地局eNB#2から、「Handover Request ACK」を受信した後に、移動局UEに対するデータの送信を停止し、無線基地局eNB#2に対して、未送信データと共に、上述の送信済データの送信結果を転送するように構成されていてもよい。
例えば、無線基地局eNB#1の送信部12は、無線基地局eNB#2に対して、「HO Preparation」時の手順において、上述の送信済データの送信結果を転送するように構成されていてもよい。
ここで、無線基地局eNB#1の算出部11は、上述の送信済データの送信結果に基づいて、移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出しないように構成されている。
一方、無線基地局eNB#2の算出部11は、無線基地局eNB#1から転送された送信済データの送信結果と、未送信データ及び新規データの送信結果とに基づいて、上述のスループットを算出するように構成されている。
以下、図5乃至7を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図5に示すように、無線基地局eNB#1は、移動局UE宛てのデータバースト#1が発生しているアクティブタイム#1(時刻t1と時刻t2との間)における移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出する。
具体的には、無線基地局eNB#1は、
Figure 2013197738
によって、かかるスループットを算出する。
また、無線基地局eNB#1は、移動局UEから受信した「Measurement Report」に基づいて、移動局UEのセル#1からセル#2へのハンドオーバ処理を開始することを決定し、時刻t4において、移動局UEに対するデータの送信を停止し、移動局UEに対して、「Handover Command」を送信する。
かかる場合、無線基地局eNB#1は、移動局UE宛てのデータバースト#2が発生しているアクティブタイム#2のうちの時刻t3と時刻t4との間における移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出することなく、時刻t3と時刻t4との間における移動局UEに対するデータの送信結果(送信済データの送信結果)を転送する。
なお、算出部11は、
Figure 2013197738
によって、下りリンクに係る「Scheduled IP Throughput」を算出するように構成されていてもよい。
ここで、測定期間(Measurement Period)は、図4に示すように、無線基地局eNB#1による移動局UEに対するデータの送信が停止された時刻t2で終了するように構成されていてもよい。
無線基地局eNB#1は、運用保守サーバOAMに対して、算出した「Scheduled IP Throughput」を報告する。
一方、無線基地局eNB#2は、移動局UEから「Handover Complete」を受信すると、無線基地局eNB#1によって転送された時刻t3と時刻t4との間における移動局UEに対するデータの送信結果(送信済データの送信結果)、無線基地局eNB#2における時刻t5と時刻t6との間における移動局UEに対するデータの送信結果及びハンドオーバ遅延時間(t_handover-delay)に基づいて、アクティブタイム#2における移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出して記録(Log)しておく。
具体的には、無線基地局eNB#2は、
Figure 2013197738
によって、かかるスループットを算出する。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおけるハンドオーバ処理の動作例1について説明する。
図6に示すように、ステップS1001において、移動局UEは、無線基地局eNB#1に対して、「Measurement Report」を送信する。
無線基地局eNB#1は、ステップS1002において、移動局UEから受信した「Measurement Report」に基づいて、移動局UEのセル#1からセル#2へのハンドオーバ処理を開始することを決定すると、移動局UEに対するデータの送信を停止し、ステップS1003において、無線基地局eNB#2に対して、ステップS1002までに移動局UEに対して送信されたデータ(送信済データ)の送信結果を含む「Handover Request」を送信する。
ステップS1004において、無線基地局eNB#2は、無線基地局eNB#1に対して、「Handover Request ACK」を送信し、無線基地局eNB#1は、ステップS1005において、移動局UEに対して、「Handover Command」を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信し、ステップS1006において、無線基地局eNB#2に対して、「SN Status Transfer」を送信する。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおけるハンドオーバ処理の動作例2について説明する。
図7に示すように、ステップS2001において、移動局UEは、無線基地局eNB#1に対して、「Measurement Report」を送信する。
ステップS2002において、無線基地局eNB#1は、移動局UEから受信した「Measurement Report」に基づいて、移動局UEのセル#1からセル#2へのハンドオーバ処理を開始することを決定すると、無線基地局eNB#2に対して、「Handover Request」を送信する。
ステップS2003において、無線基地局eNB#2は、無線基地局eNB#1に対して、「Handover Request ACK」を送信する。
ステップS2004において、無線基地局eNB#1は、移動局UEに対するデータの送信を停止し、ステップS2005において、移動局UEに対して、「Handover Command」を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信し、ステップS2006において、無線基地局eNB#2に対して、ステップS2004までに移動局UEに対して送信されたデータ(送信済データ)の送信結果を含む「SN Status Transfer」を送信する。
本実施形態に係る発明によれば、移動局UE宛てのデータバーストが発生している際に、かかる移動局UEに係るハンドオーバ処理(及び、「Data Forwarding」)が行われる場合であっても、無線基地局eNB#2において、各アクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを取得することができる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動通信方法であって、移動局UE宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイムにおける移動局UEに対する下りリンクのスループットを算出する移動通信方法であって、移動局UEの無線基地局eNB#1(第1無線基地局)配下のセル#1(第1セル)から無線基地局eNB#2(第2無線基地局)配下のセル#2(第2セル)へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#1が、無線基地局eNB#2に対して、アクティブタイム内で発生し移動局UEに対して送信されていない移動局宛ての未送信データを転送する工程と、無線基地局eNB#1が、アクティブタイム内で発生し移動局UEに対して送信された送信済データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出する工程と、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1から転送された未送信データ及びアクティブタイム内で新規に発生した移動局UE宛ての新規データを送信する工程と、無線基地局eNB#2が、未送信データ及び新規データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴は、移動通信方法であって、上述のスループットを算出する移動通信方法であって、移動局UEの無線基地局eNB#1配下のセル#1から無線基地局eNB#2配下のセル#2へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#1が、無線基地局eNB#2に対して、未送信データと共に、送信済データの送信結果を転送する工程Aと、無線基地局eNB#2が、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1から転送された未送信データ及び新規データを送信する工程Bと、無線基地局eNB#2が、無線基地局eNB#1から転送された送信済データの送信結果と、未送信データ及び新規データの送信結果とに基づいて、上述のスループットを算出する工程Cとを有することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、工程Aにおいて、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#2に対して、「Handover Request(ハンドオーバ要求信号)」を送信する前に、移動局UEに対するデータの送信を停止し、無線基地局eNBに対して、未送信データと共に、上述の送信済データの送信結果を転送してもよい。
本実施形態の第2の特徴において、工程Aにおいて、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#2から、「Handover Request ACK(ハンドオーバ要求応答信号)」を受信した後に、移動局UEに対するデータの送信を停止し、無線基地局eNB#2に対して、未送信データと共に、上述の送信済データの送信結果を転送してもよい。
本実施形態の第3の特徴は、移動局UEの無線基地局eNB#1配下のセル#1から無線基地局eNB#2配下のセル#2へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#1として動作することができる無線基地局eNBであって、かかるハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#2に対して、未送信データを転送するように構成されている送信部12と、送信済データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出するように構成されている算出部11とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴は、移動局UEの無線基地局eNB#1配下のセル#1から無線基地局eNB#2配下のセル#2へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#2として動作することができる無線基地局eNBであって、かかるハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#1から、未送信データを取得するように構成されている受信部13と、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1から取得した未送信データ及び新規データを送信するように構成されている送信部12と、未送信データ及び新規データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出するように構成されている算出部11とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴は、移動局UEの無線基地局eNB#1配下のセル#1から無線基地局eNB#2配下のセル#2へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#1として動作することができる無線基地局eNBであって、かかるハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#2に対して、未送信データと共に、送信済データの送信結果を転送するように構成されている送信部12を具備することを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴において、送信部12は、無線基地局eNB#2に対して、「Handover Request」を送信する前に、移動局UEに対するデータの送信を停止し、無線基地局eNB#2に対して、未送信データと共に、上述の送信済データの送信結果を転送するように構成されていてもよい。
本実施形態の第5の特徴において、送信部12は、無線基地局eNB#2から、「Handover Request ACK」を受信した後に、移動局UEに対するデータの送信を停止し、無線基地局eNB#2に対して、未送信データと共に、上述の送信済データの送信結果を転送するように構成されていてもよい。
本実施形態の第6の特徴は、移動局UEの無線基地局eNB#1配下のセル#1から無線基地局eNB#2配下のセル#2へのハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#2として動作することができる無線基地局eNBであって、かかるハンドオーバ処理において、無線基地局eNB#1から、未送信データと共に、送信済データの送信結果を取得するように構成されている受信部13と、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1から転送された未送信データ及び新規データを送信するように構成されている送信部12と、かかる送信済データの送信結果と、未送信データ及び新規データの送信結果に基づいて、上述のスループットを算出するように構成されている算出部11とを具備することを要旨とする。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNBや運用保守サーバOAMの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNBや運用保守サーバOAM内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNBや運用保守サーバOAM内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
eNB…無線基地局
OAM…運用保守サーバ
11…算出部
12…送信部
13…受信部

Claims (10)

  1. 移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイムにおける該移動局に対する下りリンクのスループットを算出する移動通信方法であって、
    前記移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局が、該第2無線基地局に対して、前記アクティブタイム中に発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データを転送する工程と、
    前記第1無線基地局が、前記アクティブタイム中に発生し前記移動局に対して送信された送信済データの送信結果を用いて、前記スループットを算出する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記移動局に対して、前記第1無線基地局から転送された前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記未送信データ及び前記新規データの送信結果を用いて、前記スループットを算出する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイムにおける該移動局に対する下りリンクのスループットを算出する移動通信方法であって、
    前記移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局が、該第2無線基地局に対して、前記アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データと共に、該アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信された送信済データの送信結果を転送する工程Aと、
    前記第2無線基地局が、前記移動局に対して、前記第1無線基地局から転送された前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信する工程Bと、
    前記第2無線基地局が、前記第1無線基地局から転送された前記送信済データの送信結果と、前記未送信データ及び前記新規データの送信結果とに基づいて、前記スループットを算出する工程Cとを有することを特徴とする移動通信方法。
  3. 前記工程Aにおいて、前記第1無線基地局は、前記第2無線基地局に対して、ハンドオーバ要求信号を送信する前に、前記移動局に対するデータの送信を停止し、該第2無線基地局に対して、前記未送信データと共に、前記送信済データの送信結果を転送することを特徴とする請求項2に記載の移動通信方法。
  4. 前記工程Aにおいて、前記第1無線基地局は、前記第2無線基地局から、ハンドオーバ要求応答信号を受信した後に、前記移動局に対するデータの送信を停止し、該第2無線基地局に対して、前記未送信データと共に、前記送信済データの送信結果を転送することを特徴とする請求項2に記載の移動通信方法。
  5. 移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局として動作することができる無線基地局であって、
    前記ハンドオーバ処理において、前記第2無線基地局に対して、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データを転送するように構成されている送信部と、
    前記アクティブタイム内で発生し前記移動局に対して送信された送信済データの送信結果に基づいて、前記スループットを算出するように構成されている算出部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  6. 移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第2無線基地局として動作することができる無線基地局であって、
    前記ハンドオーバ処理において、前記第1無線基地局から、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データを取得するように構成されている受信部と、
    前記移動局に対して、前記第1無線基地局から取得した前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信するように構成されている送信部と、
    前記未送信データ及び前記新規データの送信結果に基づいて、前記スループットを算出するように構成されている算出部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  7. 移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第1無線基地局として動作することができる無線基地局であって、
    前記ハンドオーバ処理において、前記第2無線基地局に対して、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データと共に、該アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信された送信済データの送信結果を転送するように構成されている送信部を具備することを特徴とする無線基地局。
  8. 前記送信部は、前記第2無線基地局に対して、ハンドオーバ要求信号を送信する前に、前記移動局に対するデータの送信を停止し、該第2無線基地局に対して、前記未送信データと共に、前記送信済データの送信結果を転送するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の無線基地局。
  9. 前記送信部は、前記第2無線基地局から、ハンドオーバ要求応答信号を受信した後に、前記移動局に対するデータの送信を停止し、該第2無線基地局に対して、前記未送信データと共に、前記送信済データの送信結果を転送するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の無線基地局。
  10. 移動局の第1無線基地局配下の第1セルから第2無線基地局配下の第2セルへのハンドオーバ処理において、該第2無線基地局として動作することができる無線基地局であって、
    前記ハンドオーバ処理において、前記第1無線基地局から、前記移動局宛てのデータバーストが発生しているアクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信されていない該移動局宛ての未送信データと共に、該アクティブタイム内で発生し該移動局に対して送信された送信済データの送信結果を取得するように構成されている受信部と、
    前記移動局に対して、前記第1無線基地局から転送された前記未送信データ及び前記アクティブタイム内で新規に発生した該移動局宛ての新規データを送信するように構成されている送信部と、
    前記送信済データの送信結果と、前記未送信データ及び前記新規データの送信結果とに基づいて、前記スループットを算出するように構成されている算出部とを具備することを特徴とする無線基地局。
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