JP2013196519A - 対象物識別装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】精度良く隠蔽領域を検出し、対象物の識別精度を向上させる。
【解決手段】オプティカルフロー算出部20で、時系列画像上の物体の動き情報を示すオプティカルフローを算出し、パターン特徴量抽出部22で、画像に設定した評価ウインドウ内のウインドウ画像のパターン特徴量Xを抽出する。隠蔽領域検出部24で、評価ウインドウ内のブロック毎に動き特徴ベクトルhを算出し、記憶された動き特徴ベクトルHとの類似度に基づいて、隠蔽領域を検出する。パターン特徴量置換部28で、パターン特徴量Xの隠蔽領域のパターン特徴量を、記憶されたパターン特徴量Yを用いて置換し、パターン特徴量X’とする。識別部32で、パターン特徴量X’とパターン特徴量Yとによる評価値、及び隠蔽率に基づいて、ウインドウ画像が対象物を示す画像か否かを識別する。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象物識別装置及びプログラムに係り、特に、可動物を識別対象とする対象物識別装置及びプログラムに関する。
従来、撮像された画像から対象物を識別する際に、その対象物の一部または全部が隠蔽物により隠蔽されているか否かを考慮して、対象物を識別することが行われている。
例えば、撮像された映像に含まれる人物の画像領域を検出する人物領域検出装置において、撮像手段で得られる時系列の各画像から追跡対象となる人物の身長を推定し、人物の画像領域の一部が遮蔽物により遮蔽されたか否かを判断し、人物の画像領域の一部が遮蔽物に遮蔽されていた場合、人物の頭または足の端部の位置情報と、画像から特定される消失点とに基づいて、遮蔽物により遮蔽された部分も含めて画像中における人物領域を推定する人物領域検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、観察対象物体を隠蔽する隠蔽物体を定義し、入力された撮像画像において、隠蔽物体が観察対象物体を隠蔽する隠蔽領域を検出し、撮像画像から観察対象物体の画像特徴を検出し、検出された画像特徴に基づき、撮像画像を撮像した際の撮像装置の位置もしくは姿勢、または観察対象物体の位置もしくは姿勢を算出する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)
特開2010−237872号公報 特開2008−46750号公報
上記特許文献1記載の技術では、画像から推定される消失点と、時系列画像から推定された人物の身長とを手掛かりに、人物の隠蔽を検出しており、人物の身長の推定に時系列の情報を利用しているため、隠蔽が発生する前に隠蔽が発生していない画像が取得される必要がある。
しかし、例えば、車両等の走行環境において物陰からの飛び出してくる歩行者のように、完全に隠蔽された状態から部分的に隠蔽された状態となった後に、全身が見えるような対象物の場合には、隠蔽発生前の画像が必要な特許文献1記載の技術を適用することは困難である、という問題がある。
また、特許文献2記載の技術は、自然特徴点の対応付けの際に、隠蔽領域の検出を行うための手法であり、隠蔽物に関する事前知識を利用して隠蔽領域を検出している。
しかし、車両等の走行環境において、例えば歩行者を識別対象物とした場合、歩行者は電柱、看板、車両などの様々な物体に隠蔽されるため、隠蔽物を事前に定義することは困難である、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、精度良く隠蔽領域を検出し、対象物の識別精度を向上させることができる対象物識別装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の対象物識別装置は、移動体の周辺を異なる時刻で撮像した複数の画像からオプティカルフローを算出する算出手段と、前記複数の画像のいずれかに設定された評価ウインドウ内の画像の画素値を用いた抽出画像特徴量を抽出する抽出手段と、前記算出手段により算出された前記評価ウインドウに対応する領域のオプティカルフローから算出された算出動き特徴量と、識別対象の可動物を示すオプティカルフローから予め算出された識別動き特徴量とに基づいて、前記評価ウインドウ内において、前記識別対象の可動物が隠蔽物により隠蔽されている隠蔽領域を検出する検出手段と、前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量、及び前記識別対象の可動物を示す画像から予め抽出された識別画像特徴量の少なくとも一方の前記隠蔽領域に対応する画像特徴量を、前記隠蔽物による隠蔽に影響されない画像特徴量で置換する置換手段と、前記置換手段により置換された抽出画像特徴量、または前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量が示す前記識別対象の可動物らしさを示す評価値に基づいて、前記評価ウインドウ内の画像が前記識別対象の可動物を示す画像か否かを識別する識別手段と、を含んで構成されている。
本発明の対象物識別装置によれば、算出手段が、移動体の周辺を異なる時刻で撮像した複数の画像からオプティカルフローを算出する。また、抽出手段が、複数の画像のいずれかに設定された評価ウインドウ内の画像の画素値を用いた抽出画像特徴量を抽出する。そして、検出手段が、算出手段により算出された評価ウインドウに対応する領域のオプティカルフローから算出された算出動き特徴量と、識別対象の可動物を示すオプティカルフローから予め算出された識別動き特徴量とに基づいて、評価ウインドウ内において、識別対象の可動物が隠蔽物により隠蔽されている隠蔽領域を検出する。識別対象が可動物の場合、可動物の特徴的な動きに応じた特有のオプティカルフローが生じるため、動き特徴量を用いて隠蔽領域を検出することができる。
また、置換手段が、抽出手段により抽出された抽出画像特徴量、及び識別対象の可動物を示す画像から予め抽出された識別画像特徴量の少なくとも一方の隠蔽領域に対応する画像特徴量を、隠蔽物による隠蔽に影響されない画像特徴量で置換する。そして、識別手段が、置換手段により置換された抽出画像特徴量、または抽出手段により抽出された抽出画像特徴量が示す識別対象の可動物らしさを示す評価値に基づいて、評価ウインドウ内の画像が識別対象の可動物を示す画像か否かを識別する。
このように、可動物の特徴的な動きに応じた特有のオプティカルフローを用いて隠蔽領域を検出し、隠蔽領域の特徴量を隠蔽に影響されない特徴量で置換することにより、精度良く隠蔽領域を検出し、対象物の識別精度を向上させることができる。
また、前記検出手段は、前記評価ウインドウに対応する領域を複数のブロックに分割し、前記ブロック毎に、前記オプティカルフローの大きさ及び方向別のヒストグラムを前記算出動き特徴量として算出し、該算出動き特徴量と、前記画像における前記評価ウインドウの大きさ及び位置、並びに前記評価ウインドウにおける前記ブロックの大きさ及び位置に対応した前記識別動き特徴量との類似度が予め定めた検出閾値より小さいブロックを前記隠蔽領域として検出することができる。これにより、簡易に隠蔽領域を検出することができる。
また、前記置換手段は、前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する抽出画像特徴量を、前記識別画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する識別画像特徴量で置換するか、前記識別画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する識別画像特徴量を、前記抽出画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する抽出画像特徴量で置換するか、または前記抽出画像特徴量及び前記識別画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する画像特徴量を0で置換することができる。これにより、隠蔽領域の特徴量を隠蔽に影響されない特徴量で置換することができる。
前記識別手段は、前記評価値として、前記置換手段により前記識別画像特徴量を用いて置換された抽出画像特徴量と前記識別画像特徴量との類似度、前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量と前記置換手段により前記抽出画像特徴量を用いて置換された識別画像特徴量との類似度、または前記置換手段により0を用いて置換された抽出画像特徴量と前記置換手段により0を用いて置換された識別画像特徴量との類似度を算出することができる。
また、前記識別手段は、前記評価ウインドウの大きさに対する前記隠蔽領域の大きさの割合を含んだ前記評価値を算出することができる。これにより、精度よく対象物を識別することができる。
また、前記検出手段は、前記識別対象の可動物の向き及び姿勢の少なくとも一方毎に予め算出された複数の識別動き特徴量に基づいて、複数の隠蔽領域を検出し、前記置換手段は、前記複数の隠蔽領域各々に対応する画像特徴量を置換した複数の前記抽出画像特徴量または前記識別画像特徴量を生成し、前記識別手段は、前記複数の隠蔽領域各々に対応する画像特徴量を置換した複数の前記抽出画像特徴量または前記識別画像特徴量を用いて得られる識別結果を統合して、前記評価ウインドウ内の画像が前記識別対象の可動物を示す画像か否かを識別することができる。これにより、対象物の向きや姿勢の変化の影響を低減して、対象物の識別精度をより向上させることができる。
また、前記検出手段は、前記識別対象の可動物の向き及び姿勢の少なくとも一方毎に予め算出された複数の識別動き特徴量に基づいて、複数の隠蔽領域の候補を検出し、前記評価ウインドウの大きさに対する前記隠蔽領域の候補の大きさの割合が最も小さい隠蔽領域の候補を、前記隠蔽領域として検出することができる。これにより、より簡易な手法で、対象物の向きや姿勢の変化の影響を低減して、対象物の識別精度をより向上させることができる。
また、本発明の対象物識別プログラムは、コンピュータを、移動体の周辺を異なる時刻で撮像した複数の画像からオプティカルフローを算出する算出手段、前記複数の画像のいずれかに設定された評価ウインドウ内の画像の画素値を用いた抽出画像特徴量を抽出する抽出手段、前記算出手段により算出された前記評価ウインドウに対応する領域のオプティカルフローから算出された算出動き特徴量と、識別対象の可動物を示すオプティカルフローから予め算出された識別動き特徴量とに基づいて、前記評価ウインドウ内において、前記識別対象の可動物が隠蔽物により隠蔽されている隠蔽領域を検出する検出手段、前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量、及び前記識別対象の可動物を示す画像から予め抽出された識別画像特徴量の少なくとも一方の前記隠蔽領域に対応する画像特徴量を、前記隠蔽物による隠蔽に影響されない画像特徴量で置換する置換手段、及び前記置換手段により置換された抽出画像特徴量、または前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量が示す前記識別対象の可動物らしさを示す評価値に基づいて、前記評価ウインドウ内の画像が前記識別対象の可動物を示す画像か否かを識別する識別手段として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明の対象物識別装置及びプログラムによれば、可動物の特徴的な動きに応じた特有のオプティカルフローを用いて隠蔽領域を検出し、隠蔽領域の特徴量を隠蔽に影響されない特徴量で置換することにより、精度良く隠蔽領域を検出し、対象物の識別精度を向上させることができる、という効果が得られる。
第1の実施の形態の対象物識別装置の構成を示すブロック図である。 オプティカルフローを用いた隠蔽領域検出の原理を説明するための図である。 第1の実施の形態における対象物識別処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 隠蔽領域検出処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 識別部による評価値算出方法の他の例を示す図である。 第2の実施の形態の対象物識別装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、車両前方を撮像した画像から識別対象物として歩行者を識別する対象物識別装置に本発明を適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る対象物識別装置10は、車両(図示省略)に取り付けられ、かつ、車両の前方を撮像して画像を生成する撮像装置12と、撮像装置12から得られる撮像画像から識別対象物を識別する処理を実行するコンピュータ14と、コンピュータ14の識別結果を表示する表示装置16とを備えている。
撮像装置12は、車両の前方を撮像した画像の画像信号を生成する撮像部(図示省略)と、撮像部で生成された画像信号をA/D変換するA/D変換部(図示省略)と、A/D変換された画像信号を一時的に格納するための画像メモリ(図示省略)とを備えている。
コンピュータ14は、CPUと、RAMと、後述する対象物識別処理ルーチンを実行するためのプログラムを記憶したROMとを備えている。このコンピュータ14は、機能的には、図1に示すように、オプティカルフロー算出部20と、パターン特徴量抽出部22と、隠蔽領域検出部24と、動き特徴量記憶部26と、パターン特徴量置換部28と、パターン特徴量記憶部30と、識別部32とを含んだ構成で表すことができる。なお、オプティカルフロー算出部20が本発明の算出手段の一例であり、パターン特徴量抽出部22が本発明の抽出手段の一例であり、隠蔽領域検出部24が本発明の検出手段の一例であり、パターン特徴量置換部28が本発明の置換手段の一例である。
オプティカルフロー算出部20は、撮像装置12により撮像された画像上の特徴点を時系列に追跡することにより、画像上の物体の動き情報を示すオプティカルフローを算出する。
パターン特徴量抽出部22は、オプティカルフローの算出に用いたいずれか1フレームの画像に評価ウインドウを設定する。評価ウインドウは様々な大きさのものを用意しておくことができる。この評価ウインドウを画像上でそれぞれ走査しながら、評価ウインドウ内の画像をウインドウ画像として複数抽出する。抽出した各ウインドウ画像を複数のブロックに分割し、ブロック毎に画素値を用いたパターン特徴量を抽出する。このブロックは重複していてもよい。例えば、ウインドウ画像をNブロックに分割し、ブロックiのパターン特徴量をX(i)とすると、ウインドウ画像のパターン特徴量Xは下記(1)式のようになる。
X={X(1),・・・,X(i),X(i+1),X(i+2),・・・,X(N)} ・・・(1)
画素値を用いたパターン特徴量とは、例えば、ブロック内の各画素の輝度値の平均値や、輝度値または輝度勾配のヒストグラム等とすることができる。なお、パターン特徴量Xが本発明の抽出画像特徴量の一例である。
隠蔽領域検出部24は、パターン特徴量抽出部22で設定された評価ウインドウに対応する領域のオプティカルフローを用いて、動き特徴ベクトルhを算出する。なお、動き特徴ベクトルhが本発明の算出動き特徴量の一例である。
具体的には、パターン特徴量抽出部22で設定された評価ウインドウの大きさ及び画像上の位置と同様の評価ウインドウを、オプティカルフロー算出部20で算出されたオプティカルフローに対して設定する。設定した評価ウインドウ内を、パターン特徴量抽出部22と同様に複数のブロックに分割する。そして、各ブロック内に含まれるオプティカルフローの大きさ及び方向別のヒストグラムを動き特徴ベクトルhとして算出する。
また、隠蔽領域検出部24は、動き特徴ベクトルhと、動き特徴量記憶部26に記憶された動き特徴ベクトルHとを比較して、ウインドウ画像内の隠蔽領域を検出する。動き特徴ベクトルHは、識別対象物を示す時系列画像から算出されたオプティカルフローに基づいて、上記の動き特徴ベクトルhと同様に算出され、予め動き特徴量記憶部26に記憶されている。なお、動き特徴ベクトルHが本発明の識別動き特徴量の一例である。
ここで、本実施の形態における隠蔽領域検出の原理について説明する。図2(a)に示すように、歩行者のような可動物を識別対象とする場合、歩行者の手や足などの動きのような特徴的な動きに応じた特有のオプティカルフローが生じる。しかし、同図(b)に示すように、隠蔽物により歩行者が隠蔽されている部分では、歩行者の動きに応じたオプティカルフローが生じない。従って、隠蔽のない状態での歩行者を示すオプティカルフローと、撮像された画像から得られたオプティカルフローとを比較することにより、隠蔽領域を検出することができる。
なお、図2では、説明のため、評価ウインドウ内のオプティカルフロー(図中黒点及び矢印)とウインドウ画像(歩行者)とを合わせて表している。
そこで、図2(a)に示すような隠蔽のない状態での歩行者を示すオプティカルフローを、上記と同様の複数のブロックで分割し、分割毎に動き特徴ベクトルHを算出して、動き特徴量記憶部26に記憶しておく。動き特徴ベクトルHには、対応する評価ウインドウの大きさ及び画像上での位置の情報も対応させて記憶する。
隠蔽領域検出部24は、設定された評価ウインドウの大きさ及び画像上での位置、並びに何番目のブロックかに基づいて、対応する動き特徴ベクトルHを動き特徴量記憶部26から読み出す。そして、動き特徴ベクトルhと動き特徴ベクトルHとの類似度に基づいて、各ブロックが隠蔽物により歩行者が隠蔽された隠蔽領域か否かを判定して、隠蔽領域を検出する。動き特徴ベクトルhと動き特徴ベクトルHとの類似度は、2つのベクトル間の距離や2つのベクトルのなす角などから算出することができる。また、動き特徴ベクトルHを識別器とする一般的な識別手法で与えられる評価値を用いてもよい。
パターン特徴量置換部28は、パターン特徴量抽出部22で抽出されたパターン特徴量Xのうち、隠蔽領域検出部24で検出された隠蔽領域に対応するパターン特徴量を、パターン特徴量記憶部30に記憶されたパターン特徴量を用いて置換する。
パターン特徴量記憶部30に記憶されたパターン特徴量は、画像上の様々な位置から様々な大きさで抽出された歩行者を示す歩行者画像から、パターン特徴量Xと同様に抽出された特徴量である。例えば、歩行者画像をNブロックに分割し、ブロックiのパターン特徴量をY(i)とすると、歩行者画像のパターン特徴量Yは下記(2)式のようになる。
Y={Y(1),・・・,Y(i),Y(i+1),Y(i+2),・・・,Y(N)} ・・・(2)
また、パターン特徴量Yには、歩行者画像の大きさ及び画像上での位置の情報も対応させて記憶する。なお、パターン特徴量Yが本発明の識別画像特徴量の一例である。
パターン特徴量置換部28は、パターン特徴量Xの抽出の際に画像に設定された評価ウインドウの大きさ及び画像上での位置に対応したパターン特徴量Yを、パターン特徴量記憶部30から読み出す。そして、パターン特徴量Xにおいて隠蔽領域として検出されたブロックのパターン特徴量、パターン特徴量Yの隠蔽領域に対応するブロックのパターン特徴量で置換する。例えば、隠蔽領域としてブロックi、ブロックi+1、及びブロックi+2が検出された場合には、(1)式に示すパターン特徴量Xは、(2)式に示すパターン特徴量Yを用いて、下記(3)式のように置換される。なお、置換後のパターン特徴量XをX’と表記する。
X'={X(1),・・・,Y(i),Y(i+1),Y(i+2),・・・,X(N)} ・・・(3)
識別部32は、評価ウインドウの大きさに対する隠蔽領域の大きさの割合で表される隠蔽率Oと、パターン特徴量X’が示す対象物の確からしさを示す評価値Eとの2つのパラメータを用いた総合評価値eに基づいて、ウインドウ画像が歩行者を示す画像か否かを識別する。
隠蔽率Oは、隠蔽領域として検出されたブロック数/総ブロック数で算出することができる。また、評価値Eは、パターン特徴量X’とパターン特徴量Yとの距離や、パターン特徴量Yを識別器とする一般的な識別手法で与えられる評価値を用いることができる。総合評価値eは、隠蔽率Oが低いほど高く、また評価値Eが高いほど高くなる値とする。
次に、第1の実施の形態の対象物識別装置10の作用について説明する。対象物識別装置10を搭載した車両の走行中に、撮像装置12によって車両の前方の所定領域が撮像されて、時系列画像がコンピュータ14に入力されると、コンピュータ14において、図3に示す対象物識別処理ルーチンが実行される。
ステップ100で、撮像装置12で撮像された時系列画像を取得する。次に、ステップ102で、上記ステップ100で取得された時系列画像上の物体の動き情報を示すオプティカルフローを算出する。
次に、ステップ104で、上記ステップ102でオプティカルフローの算出に用いたいずれか1フレームの画像に評価ウインドウを設定し、評価ウインドウ内の画像をウインドウ画像として抽出する。
次に、ステップ106で、上記ステップ104で抽出されたウインドウ画像をN個のブロックに分割し、ブロック毎のパターン特徴量(ブロックiのパターン特徴量をX(i)とする)からなるウインドウ画像のパターン特徴量Xを抽出する。
次に、ステップ108で、隠蔽領域検出処理を実行する。ここで、図4を参照して、隠蔽領域検出処理について説明する。
ステップ1080で、上記ステップ104で設定された評価ウインドウの大きさ及び画像上での位置に基づいて、上記ステップ102で算出されたオプティカルフローに対して、同様の評価ウインドウを設定する。そして、設定した評価ウインドウ内を、上記ステップ106と同様に、N個のブロックに分割する。
次に、ステップ1082で、ブロック番号を示す変数iに1をセットする。次に、ステップ1084で、ブロックi内に含まれるオプティカルフローの大きさ及び方向別のヒストグラムを動き特徴ベクトルhとして算出する。
次に、ステップ1086で、設定された評価ウインドウの大きさ及び画像上での位置、並びにブロック番号“i”に基づいて、ブロックiに対応する動き特徴ベクトルHを、動き特徴量記憶部26から読み出す。
次に、ステップ1088で、上記ステップ1084で算出した動き特徴ベクトルhと、上記ステップ1086で読み出した動き特徴ベクトルHとの類似度を算出する。次に、ステップ1090で、上記ステップ1088で算出した類似度が、予め定めた閾値より小さいか否かを判定する。動き特徴ベクトル間の類似度が閾値より小さい場合には、ステップ1092へ移行して、そのブロックiを隠蔽領域として検出する。一方、動き特徴ベクトル間の類似度が閾値以上の場合には、ブロックiは隠蔽領域ではないと判定して、そのままステップ1094へ移行する。
ステップ1094では、iがNとなったか否かを判定することにより、上記ステップ1080で分割した全てのブロックについて、隠蔽領域か否かの判定を行ったか否かを判定する。i≠Nの場合には、ステップ1096へ移行して、iを1インクリメントして、ステップ1084へ戻る。一方、i=Nの場合には、図3のルーチンへリターンする。
次に、ステップ110で、画像における評価ウインドウの大きさ及び位置に基づいて、上記ステップ106で抽出されたパターン特徴量Xに対応するパターン特徴量Yを、パターン特徴量記憶部30から読み出す。そして、パターン特徴量Xにおいて隠蔽領域として検出されたブロックのパターン特徴量を、パターン特徴量Yの隠蔽領域に対応するブロックのパターン特徴量で置換し、パターン特徴量X’とする。
次に、ステップ112で、評価ウインドウの大きさに対する隠蔽領域の大きさの割合で表される隠蔽率Oと、パターン特徴量X’が示す対象物の確からしさを示す評価値Eとの2つのパラメータを用いた総合評価値eを算出する。総合評価値eが予め定めた閾値以上の場合には、そのウインドウ画像が歩行者を示す画像であると識別し、ウインドウ画像を抽出した際の評価ウインドウの画像上での位置及び大きさを、識別結果として所定の記憶領域に記憶する。
次に、ステップ114で、現在の大きさの評価ウインドウで画像全体を走査してウインドウ画像を抽出したか否か、及び全ての大きさの評価ウインドウを用いてウインドウ画像を抽出したか否かを判定する。全て終了していない場合には、ステップ104へ戻り、次の評価ウインドウを設定して処理を繰り返す。全て終了した場合には、ステップ116へ移行し、上記ステップ112で記憶した識別結果を表示装置16に表示して、対象物識別処理を終了する。
以上説明したように、第1の実施の形態の対象物識別装置10によれば、可動物の特徴的な動きに応じた特有のオプティカルフローを用いて隠蔽領域を検出するため、精度良く隠蔽領域を検出することができる。また、この隠蔽領域の画像から抽出される特徴量を予め記憶された特徴量で置換することにより、隠蔽により影響を受けた特徴量を排除することができるため、対象物の識別精度を向上させることができる。
なお、上記識別部32において、評価ウインドウ内を複数のサブウインドウで分割し、サブウインドウ毎に重み付けした評価値を算出するようにしてもよい。
例えば、図5に示すように、評価ウインドウを、頭部に対応するサブウインドウ、胴体部に対応するサブウインドウ、及び脚部に対応するサブウインドウに分割し、各サブウインドウについて、隠蔽率O及びパターン特徴量の評価値Eに対する重み付けをする。具体的には、各サブウインドウjでの評価値をE、及び隠蔽率をOとしたとき、評価ウインドウ内のウインドウ画像に対する評価値E及び隠蔽率Oは下記(4)式から算出される。
なお、wは各サブウインドウjに対する重み、Kはサブウインドウの数である。例えば、歩行者などを識別する際に頭部が重要な場合には、頭部に対応するサブウインドウに対する重みを大きくすればよい。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態の対象物識別装置において、第1の実施の形態の対象物識別装置10の構成と同一の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、第2の実施の形態に係る対象物識別装置210は、撮像装置12と、コンピュータ214と、表示装置16とを備えている。
コンピュータ214は、機能的には、図6に示すように、オプティカルフロー算出部20と、パターン特徴量抽出部22と、隠蔽領域検出部224と、動き特徴量記憶部226と、パターン特徴量置換部228と、パターン特徴量記憶部30と、識別部232とを含んだ構成で表すことができる。
動き特徴記憶部226には、歩行者の向き及び姿勢に応じた複数のカテゴリ毎に動き特徴ベクトルHが記憶されている。
隠蔽領域検出部224は、動き特徴ベクトルHのカテゴリ数に対応した数(ここでは、3つ)のカテゴリ別検出部224a、224b、224cを備えている。各カテゴリ別検出部224a、224b、224cの機能は、第1の実施の形態の隠蔽領域検出部24と同様であり、各々対応するカテゴリの動き特徴ベクトルHと、算出された動き特徴ベクトルhとの類似度に基づいて、カテゴリ毎に隠蔽領域を検出する。すなわち、ここでは、3種類の隠蔽領域が検出される。
パターン特徴量置換部228は、動き特徴ベクトルHのカテゴリ数に対応した数(ここでは、3つ)のカテゴリ別置換部228a、228b、228cを備えている。各カテゴリ別置換部228a、228b、228cの機能は、第1の実施の形態のパターン特徴量置換部28と同様であり、パターン特徴量Xにおける各隠蔽領域に対応したパターン特徴量を、パターン特徴量記憶部30に記憶されたパターン特徴量Yの各隠蔽領域に対応したパターン特徴量で置換する。
識別部232は、動き特徴ベクトルHのカテゴリ数に対応した数(ここでは、3つ)のカテゴリ別識別部232a、232b、232cと、各カテゴリ別識別部232a、232b、232cの識別結果を統合する統合部232dとを備えている。各カテゴリ別識別部232a、232b、232cは、第1の実施の形態の識別部32と同様に、隠蔽率Oと評価値Eとを用いたカテゴリ別総合評価値eを各々算出する。
統合部232dは、各カテゴリ別識別部232a、232b、232cで算出されたカテゴリ別総合評価値eの平均、最大値、最小値をとるなどして、カテゴリ別総合評価値eを統合した統合評価値を算出する。そして、統合評価値に基づいて、ウインドウ画像が歩行者を示す画像か否かを識別する。
第2の実施の形態における対象物識別処理ルーチンは、隠蔽領域を検出する処理、パターン特徴量を置換する処理、及びウインドウ画像を識別する処理が、上記のように動き特徴ベクトルHのカテゴリ数に対応した数だけ実行される点を除いて、第1の実施の形態における対象物識別処理ルーチンと同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、第2の実施の形態の対象物識別装置210によれば、第1の実施の形態の効果に加え、対象物の向きや姿勢の変化の影響を低減して、対象物の識別精度をより向上させることができる。
なお、第2の実施の形態では、隠蔽領域を検出する処理、パターン特徴量を置換する処理、及びウインドウ画像を識別する処理が、動き特徴ベクトルHのカテゴリ数に対応した数だけ実行される場合について説明したが、隠蔽領域検出部224で検出された複数の隠蔽領域の候補のうち、隠蔽率が最も小さいものを隠蔽領域として検出するようにしてもよい。この場合、パターン特徴量置換部及び識別部は第1の実施の形態と同様に構成することができる。
また、第1及び第2の実施の形態では、撮像された画像から抽出されたパターン特徴量Xを、記憶されたパターン特徴量Yを用いて置換する場合について説明したが、記憶されたパターン特徴量Yの隠蔽領域に対応する特徴量を、抽出されたパターン特徴量Xの隠蔽領域に対応する特徴量で置換し、パターン特徴量Y’としてもよい。この場合、抽出されたパターン特徴量Xと置換後のパターン特徴量Y’とを比較して、対象物の識別を行う。
また、パターン特徴量Xとパターン特徴量Yとの間で特徴量を置換するのではなく、パターン特徴量X及びパターン特徴量Yの隠蔽領域に対応する特徴量を、識別に影響を与えない特徴量(例えば0)に置換するようにしてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、隠蔽領域のパターン特徴量を置換する場合について説明したが、隠蔽領域の画像自体を置換して、置換後の画像からパターン特徴量を抽出した上で、対象物を識別するようにしてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、識別対象の可動物を歩行者とする場合について説明したが、例えば二輪車等の他の可動物を対象としてもよい。
なお、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムをCDROM等の記憶媒体に格納して提供することも可能である。
10、210 対象物識別装置
12 撮像装置
14、214 コンピュータ
16 表示装置
20 オプティカルフロー算出部
22 パターン特徴量抽出部
24、224 隠蔽領域検出部
26、226 動き特徴量記憶部
28、228 パターン特徴量置換部
30 パターン特徴量記憶部
32 識別部

Claims (9)

  1. 移動体の周辺を異なる時刻で撮像した複数の画像からオプティカルフローを算出する算出手段と、
    前記複数の画像のいずれかに設定された評価ウインドウ内の画像の画素値を用いた抽出画像特徴量を抽出する抽出手段と、
    前記算出手段により算出された前記評価ウインドウに対応する領域のオプティカルフローから算出された算出動き特徴量と、識別対象の可動物を示すオプティカルフローから予め算出された識別動き特徴量とに基づいて、前記評価ウインドウ内において、前記識別対象の可動物が隠蔽物により隠蔽されている隠蔽領域を検出する検出手段と、
    前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量、及び前記識別対象の可動物を示す画像から予め抽出された識別画像特徴量の少なくとも一方の前記隠蔽領域に対応する画像特徴量を、前記隠蔽物による隠蔽に影響されない画像特徴量で置換する置換手段と、
    前記置換手段により置換された抽出画像特徴量、または前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量が示す前記識別対象の可動物らしさを示す評価値に基づいて、前記評価ウインドウ内の画像が前記識別対象の可動物を示す画像か否かを識別する識別手段と、
    を含む対象物識別装置。
  2. 前記検出手段は、前記評価ウインドウに対応する領域を複数のブロックに分割し、前記ブロック毎に、前記オプティカルフローの大きさ及び方向別のヒストグラムを前記算出動き特徴量として算出し、該算出動き特徴量と、前記画像における前記評価ウインドウの大きさ及び位置、並びに前記ブロックに対応した領域の前記識別動き特徴量との類似度が予め定めた検出閾値より小さいブロックを前記隠蔽領域として検出する請求項1記載の対象物識別装置。
  3. 前記置換手段は、前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する抽出画像特徴量を、前記識別画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する識別画像特徴量で置換するか、前記識別画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する識別画像特徴量を、前記抽出画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する抽出画像特徴量で置換するか、または前記抽出画像特徴量及び前記識別画像特徴量のうち、前記隠蔽領域に対応する画像特徴量を0で置換する請求項1または請求項2記載の対象物識別装置。
  4. 前記識別手段は、前記評価値として、前記置換手段により前記識別画像特徴量を用いて置換された抽出画像特徴量と前記識別画像特徴量との類似度、前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量と前記置換手段により前記抽出画像特徴量を用いて置換された識別画像特徴量との類似度、または前記置換手段により0を用いて置換された抽出画像特徴量と前記置換手段により0を用いて置換された識別画像特徴量との類似度を算出する請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の対象物識別装置。
  5. 前記識別手段は、前記評価ウインドウの大きさに対する前記隠蔽領域の大きさの割合を含んだ前記評価値を算出する請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の対象物識別装置。
  6. 前記検出手段は、前記識別対象の可動物の向き及び姿勢の少なくとも一方毎に予め算出された複数の識別動き特徴量に基づいて、複数の隠蔽領域を検出し、
    前記置換手段は、前記複数の隠蔽領域各々に対応する画像特徴量を置換した複数の前記抽出画像特徴量または前記識別画像特徴量を生成し、
    前記識別手段は、前記複数の隠蔽領域各々に対応する画像特徴量を置換した複数の前記抽出画像特徴量または前記識別画像特徴量を用いて得られる識別結果を統合して、前記評価ウインドウ内の画像が前記識別対象の可動物を示す画像か否かを識別する
    請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の対象物識別装置。
  7. 前記検出手段は、前記識別対象の可動物の向き及び姿勢の少なくとも一方毎に予め算出された複数の識別動き特徴量に基づいて、複数の隠蔽領域の候補を検出し、前記評価ウインドウの大きさに対する前記隠蔽領域の候補の大きさの割合が最も小さい隠蔽領域の候補を、前記隠蔽領域として検出する請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の対象物識別装置。
  8. コンピュータを、
    移動体の周辺を異なる時刻で撮像した複数の画像からオプティカルフローを算出する算出手段、
    前記複数の画像のいずれかに設定された評価ウインドウ内の画像の画素値を用いた抽出画像特徴量を抽出する抽出手段、
    前記算出手段により算出された前記評価ウインドウに対応する領域のオプティカルフローから算出された算出動き特徴量と、識別対象の可動物を示すオプティカルフローから予め算出された識別動き特徴量とに基づいて、前記評価ウインドウ内において、前記識別対象の可動物が隠蔽物により隠蔽されている隠蔽領域を検出する検出手段、
    前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量、及び前記識別対象の可動物を示す画像から予め抽出された識別画像特徴量の少なくとも一方の前記隠蔽領域に対応する画像特徴量を、前記隠蔽物による隠蔽に影響されない画像特徴量で置換する置換手段、及び
    前記置換手段により置換された抽出画像特徴量、または前記抽出手段により抽出された抽出画像特徴量が示す前記識別対象の可動物らしさを示す評価値に基づいて、前記評価ウインドウ内の画像が前記識別対象の可動物を示す画像か否かを識別する識別手段
    として機能させるための対象物識別プログラム。
  9. コンピュータを、請求項1〜請求項7のいずれか1項記載の対象物識別装置を構成する各手段として機能させるための対象物識別プログラム。
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