JP2013186661A - Input detection system - Google Patents
Input detection system Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013186661A JP2013186661A JP2012050831A JP2012050831A JP2013186661A JP 2013186661 A JP2013186661 A JP 2013186661A JP 2012050831 A JP2012050831 A JP 2012050831A JP 2012050831 A JP2012050831 A JP 2012050831A JP 2013186661 A JP2013186661 A JP 2013186661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- threshold value
- threshold
- pushing
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
Description
本発明は、入力検出システムに関する。 The present invention relates to an input detection system.
特許文献1記載の入力装置は、その操作面上におけるユーザの指先接触位置を検出する位置センサと、操作面に対するユーザの押込み操作力を検出する圧力センサと、を備えている。したがって、操作面を指先でなぞる(以下「なぞり操作」と記載)と、その指先位置が位置センサにより検出される。また、操作面上の所定位置を指先で押込む(以下「押込み操作」と記載)と、その押込み操作が圧力センサにより検出される。ユーザは、操作面に表示されている複数のアイコンボタンの中から、所望のボタンをなぞり操作で選択し、その後、押込み操作してそのボタンのコマンドを実行させる。 The input device described in Patent Literature 1 includes a position sensor that detects a user's fingertip contact position on the operation surface, and a pressure sensor that detects a user's pushing operation force on the operation surface. Therefore, when the operation surface is traced with the fingertip (hereinafter referred to as “tracing operation”), the position of the fingertip is detected by the position sensor. When a predetermined position on the operation surface is pushed with a fingertip (hereinafter referred to as “pushing operation”), the pushing operation is detected by the pressure sensor. The user selects a desired button from the plurality of icon buttons displayed on the operation surface by a tracing operation, and then performs a pressing operation to execute the command of the button.
なお、なぞり操作の際にも圧力センサは指先からの圧力を検出するため、なぞり操作時の検出圧力により「押込み操作」と誤判定することが懸念される。この懸念に対し、特許文献1記載の入力装置では、圧力センサの検出値が所定の閾値以上であれば、押込み操作が為されたと判定している。 In addition, since the pressure sensor detects the pressure from the fingertip even during the tracing operation, there is a concern that it may be erroneously determined as a “push-in operation” based on the detected pressure during the tracing operation. In response to this concern, in the input device described in Patent Document 1, if the detected value of the pressure sensor is equal to or greater than a predetermined threshold value, it is determined that the pushing operation has been performed.
しかしながら、この種の入力装置を車両に搭載させた場合には、以下の問題が生じることが、本発明者らにより明らかとなった。すなわち、車両走行時の振動で、なぞり操作の最中に指先に一瞬力が入ることがある。また、悪路走行時には、ユーザが意図的に強く指先を操作面に押し付けながらなぞり操作することがある。これらの場合には、なぞり操作時であっても、圧力センサの検出値が閾値以上になりやすい。よって、なぞり操作時に「押込み操作」と誤判定する問題が生じる。 However, the present inventors have revealed that the following problems occur when this type of input device is mounted on a vehicle. That is, a force may be applied to the fingertip for a moment during the tracing operation due to vibration during vehicle travel. Further, when traveling on a rough road, the user may intentionally perform a tracing operation while pressing the fingertip strongly against the operation surface. In these cases, the detected value of the pressure sensor tends to be equal to or greater than the threshold even during the tracing operation. Therefore, there arises a problem that it is erroneously determined as “push-in operation” during the tracing operation.
一方、閾値を高めに設定して前記誤判定を回避しようとすると、押込み操作をする時には、指先を強く押込むことが必要になるので、押込み操作の操作性が悪くなる。 On the other hand, if an attempt is made to avoid the misjudgment by setting the threshold value high, the operability of the pushing operation is deteriorated because it is necessary to push the fingertip strongly when performing the pushing operation.
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、車載入力装置の操作面上でなぞり操作をしている最中に「押込み操作」と誤判定されることの抑制と、押込み操作の操作性向上との両立を図った入力検出システムを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and its purpose is to suppress erroneous determination as “push-in operation” while performing a tracing operation on the operation surface of the in-vehicle input device, and push-in An object of the present invention is to provide an input detection system that achieves both improved operability of operation.
上記目的を達成する発明は以下の点を特徴とする。すなわち、車両に搭載された入力装置の操作面上における、ユーザの指先接触位置を検出する位置センサと、前記操作面に対するユーザの押込み操作力を検出する圧力センサと、前記圧力センサの検出値が所定の閾値以上であれば、ユーザによる押込み操作が為されたと判定する押込み判定手段と、前記圧力センサの検出値を所定周期で逐次取得し、取得した複数の検出値に基づき前記閾値を可変設定する閾値設定手段と、を備えることを特徴とする。 The invention for achieving the above object is characterized by the following points. That is, a position sensor that detects a user's fingertip contact position on an operation surface of an input device mounted on a vehicle, a pressure sensor that detects a user's pushing operation force on the operation surface, and a detection value of the pressure sensor. If it is equal to or greater than a predetermined threshold, the push determination means for determining that the push operation has been performed by the user, and the detection values of the pressure sensor are sequentially acquired at a predetermined cycle, and the threshold is variably set based on the plurality of detection values acquired. And a threshold value setting means.
この発明によれば、押込み操作の判定に用いる閾値を、圧力の履歴に基づき変更させることができる。そのため、先述の如くなぞり操作中に振動で力が入った場合や、悪路走行時に意図して強くなぞり操作した場合には、圧力履歴の値が全体的または一時的に高くなる筈であり、その状況の時だけ閾値を高めに設定するようにできる。よって、なぞり操作中に「押込み操作」と誤判定されることを抑制できる。一方、前記状況以外では、前記履歴の値が全体的に低くなる筈であり、この場合には閾値を低めに設定するようにできる。よって、指先を強く押込んで押込み操作することを回避でき、押込み操作の操作性を向上できる。 According to this invention, the threshold value used for determination of pushing operation can be changed based on the pressure history. Therefore, if force is applied by vibration during the stroking operation as described above, or if the stroking operation is intentionally performed when driving on a rough road, the pressure history value should increase overall or temporarily, The threshold can be set higher only in that situation. Accordingly, it is possible to suppress erroneous determination as “push-in operation” during the tracing operation. On the other hand, except for the above situation, the value of the history should be lowered as a whole. In this case, the threshold value can be set lower. Therefore, it is possible to avoid pressing the fingertip strongly and perform the pressing operation, and the operability of the pressing operation can be improved.
以上により、上記発明によれば、その時々の状況に応じて閾値を可変設定できるので、「押込み操作」と誤判定されることの抑制と、押込み操作の操作性向上との両立を図ることができる。 As described above, according to the above invention, the threshold value can be variably set according to the situation at the time, so that it is possible to achieve both suppression of erroneous determination as “pressing operation” and improvement in operability of the pressing operation. it can.
以下、本発明にかかる入力検出システムの各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中に同一符号を付すことで、その説明を援用する。 Embodiments of an input detection system according to the present invention will be described below with reference to the drawings. In the following embodiments, the same or equivalent parts are denoted by the same reference numerals in the drawings, and the description thereof is incorporated.
(第1実施形態)
図1に示すように、入力装置10は、車両の室内のうち車両ドライバ(ユーザ)の手が届く範囲内に搭載される。入力装置10による操作内容は表示装置20に表示される。表示装置20はフロントウインドシールド30の近傍に設置されている。入力装置10は、運転席と助手席の間に位置するセンターコンソール40に設置されている。つまり、入力装置10と表示装置20は別々に分離して配置されており、表示装置20は入力装置10よりも上方に配置されている。
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, the
このように、入力装置10と表示装置20を分離して配置することで、車両運転時の視線を大きく動かすことなく表示装置20を見ることができるとともに、運転中のドライバが姿勢を崩さずに、手元に位置する入力装置10を操作できる。
In this way, by disposing the
入力装置10は、車両に搭載された各種機器の作動内容を操作する装置である。機器の具体例としては、ナビゲーション、オーディオ、空調等を行うものが挙げられる。表示装置20には、上述した各種機器に対する操作内容が表示される他、各種機器の作動状態も表示される。
The
図2に示すように、入力装置10は、シート状に形成された静電容量検出シート11(位置センサ)と、シート状に形成された圧力検出シート12(圧力センサ)と、回路基板13とを、上下方向に積層配置して構成されている。なお、静電容量検出シート11の表面は、ドライバが指先を接触させて操作する操作面11aとして機能する。
As shown in FIG. 2, the
静電容量検出シート11は、操作面11aに触れる指先による静電容量の変化を検出する。これにより、操作面11a上におけるドライバの指先接触位置が検出される。圧力検出シート12は、操作面11aが指先から受ける圧力を検出する。これにより、操作面11aに対するドライバの押込み操作力が検出される。回路基板13には、マイクロコンピュータを有するMPU13a(マイクロ・プロセッシング・ユニット)が実装されている。
The
静電容量検出シート11から出力される信号(位置検出値)、および圧力検出シート12から出力される信号(押し圧検出値)は、MPU13aに入力される。なお、これらの位置検出値および押し圧検出値は、所定周期(例えば10ミリ秒)でMPU13aに逐次入力される。前記所定周期は、例えばMPU13aが有するCPUの演算周期に設定されている。
A signal (position detection value) output from the
MPU13a(押込み判定手段)は、押し圧検出値に基づき、操作面11aを指先でなぞる操作、または、操作面11aを押し込む操作の有無を判定する。詳細には、なぞり操作判別用の第1閾値TH1と、押込み操作判別用の第2閾値TH2を予め設定しておく。そして、押し圧検出値(以下、単に「押し圧」と記載)が第1閾値TH1以上、かつ第2閾値TH2未満であれば、なぞり操作が為されていると判定する。また、押し圧が第2閾値TH2以上であれば、押込み操作が為されていると判定する。
The
MPU13aは、なぞり操作が為されていると判定された場合には、位置検出値に基づき、操作面11a上における指先接触位置を演算し、その演算結果(位置情報)を表示装置20へ出力する。また、押込み操作が為されていると判定された場合には、押込み操作が為された旨(押込み情報)、およびその時の位置情報を表示装置20へ出力する。
When it is determined that the tracing operation is being performed, the
図3(a)(b)(c)に示すように、表示装置20には、カーソル21および複数のアイコンボタン22が表示されている。カーソル21は、表示装置20の表示領域のうち、入力装置10から出力された位置情報に応じた位置に表示される。そして、所望のアイコンボタン22上にカーソル21を位置させるよう、ユーザがなぞり操作を行い、その後、そのカーソル位置で押込み操作を行うと、そのアイコンボタン22に割り付けられているコマンド(例えば、先述した各種機器を起動させるコマンド)が出力される。
As shown in FIGS. 3A, 3 </ b> B, and 3 </ b> C, a
このように、ユーザが操作面11aに指先を置き、なぞり操作を行なって押込み操作を行うと、図3(d)に示すように押し圧は変化する。すなわち、図3(a)に示す如く操作面11aに指先を置いたt1時点で、押し圧は第1閾値TH1以上かつ第2閾値TH2未満となり、なぞり操作の開始をMPU13aは検知する。図3(b)に示す如くなぞり操作が為された後、図3(c)に示す如く押込み操作を行ったt2時点で、押し圧は急上昇を開始する。その後、押し圧が第2閾値TH2に達したt3時点で、押込み操作をMPU13aは検知する。
In this way, when the user places a fingertip on the
さらにMPU13a(閾値設定手段)は、上述した第2閾値TH2を、押し圧検出値の履歴に応じて可変設定する。以下、その可変設定の手順について、図4を用いて説明する。なお、図4の処理は、MPU13aにより所定周期で繰り返し実行されるものである。
Further, the
先ず、図4のステップS10において、押し圧検出値に基づき、操作面11aに指先が触れているか否かを判定する。詳細には、押し圧が第1閾値TH1以上であれば触れていると判定する。つまり、なぞり操作の開始が検知されるまでは、触れていないと判定する。触れていなければ(S10:NO)図4の処理を終了し、触れていると判定(S10:YES)された場合には、次のステップS20(閾値設定手段)において、押し圧検出値を所定周期で逐次取得して記憶する。つまり、押し圧の履歴を取得して記憶する。
First, in step S10 of FIG. 4, it is determined whether or not the fingertip is touching the
続くステップS30では、なぞり操作が終了したか否かを判定する。詳細には、押し圧が第1閾値TH1以上、かつ、位置情報の変化が所定未満またはゼロになった時点で、なぞり操作が終了したと判定する。なぞり操作が終了したと判定されるまでは、ステップS20による押し圧検出値の取得を継続させる。なぞり操作が終了したと判定された場合(S30:YES)、押し圧検出値の取得を終了してステップS40へ進む。要するに、なぞり操作中の押し圧を、所定周期で逐次取得して記憶する。 In a succeeding step S30, it is determined whether or not the tracing operation is finished. Specifically, when the pressing pressure is equal to or higher than the first threshold value TH1 and the change in the position information is less than a predetermined value or zero, it is determined that the tracing operation is finished. Until it is determined that the tracing operation has been completed, the acquisition of the detected pressure value in step S20 is continued. When it is determined that the tracing operation is finished (S30: YES), the acquisition of the pressing pressure detection value is finished and the process proceeds to Step S40. In short, the pressing pressure during the tracing operation is sequentially acquired and stored at a predetermined cycle.
次のステップS40(閾値設定手段)では、ステップS20で取得したなぞり操作中の押し圧(押圧履歴)に基づき、押込み操作判別用の第2閾値TH2を算出する。詳細には、1回のなぞり操作中に取得した複数の押し圧検出値の平均値Pave(図3(d)参照)を算出する。そして、平均値Paveが高いほど第2閾値TH2を高い値に設定する。例えば、平均値Paveに所定係数(例えば1.5)を乗算して得られた値を、第2閾値TH2として算出する。続くステップS50(閾値設定手段)では、ステップS40で算出した第2閾値TH2に、その値を更新して学習する。 In the next step S40 (threshold value setting means), a second threshold value TH2 for determining the pressing operation is calculated based on the pressing pressure (pressing history) during the tracing operation acquired in step S20. Specifically, an average value Pave (see FIG. 3D) of a plurality of detected pressure detection values acquired during one tracing operation is calculated. And 2nd threshold value TH2 is set to a high value, so that average value Pave is high. For example, a value obtained by multiplying the average value Pave by a predetermined coefficient (for example, 1.5) is calculated as the second threshold value TH2. In subsequent step S50 (threshold setting means), the second threshold TH2 calculated in step S40 is updated and learned.
以上により、本実施形態によれば、なぞり操作時の押し圧をリアルタイムで逐次取得し、取得した押し圧の平均値に基づき、押込み操作判別用の第2閾値TH2を変更させるので、例えば弱い力でなぞり操作した場合(図3(d)参照)には、その旨が学習されて第2閾値TH2が低い値に変更される(図3(e)参照)。よって、その時々の状況に応じて第2閾値TH2を可変設定することにより、なぞり操作の最中に「押込み操作」と誤判定される機会が減るとともに、押込み操作に必要な押し込み力を最小限にでき、押し込みの操作性向上を図ることができる。 As described above, according to the present embodiment, the pressing pressure during the tracing operation is sequentially acquired in real time, and the second threshold value TH2 for determining the pressing operation is changed based on the acquired average value of the pressing pressure. When the tracing operation is performed (see FIG. 3D), the fact is learned and the second threshold value TH2 is changed to a low value (see FIG. 3E). Therefore, by variably setting the second threshold value TH2 according to the situation at that time, the chance of erroneous determination as “pushing operation” during the tracing operation is reduced, and the pushing force required for the pushing operation is minimized. The push-in operability can be improved.
また、なぞり操作時の押圧履歴として、押し圧の平均値を用いるので、ステップS40における第2閾値TH2の算出処理を簡素な処理にできる。 Moreover, since the average value of the pressing pressure is used as the pressing history during the tracing operation, the calculation process of the second threshold value TH2 in step S40 can be simplified.
(第2実施形態)
本実施形態は、第2閾値TH2を算出する手法の変形例である。すなわち、図4のステップS40において第2閾値TH2を算出するにあたり、ステップS20で取得した複数の押し圧値(サンプリング値)のうち、図5に示す最大値Pmaxおよび最小値Pminを除外し、残りのサンプリング値の平均値に基づき第2閾値TH2を算出する。
(Second Embodiment)
The present embodiment is a modification of the method for calculating the second threshold TH2. That is, in calculating the second threshold value TH2 in step S40 of FIG. 4, the maximum value Pmax and the minimum value Pmin shown in FIG. 5 are excluded from the plurality of pressing pressure values (sampling values) acquired in step S20, and the remaining values The second threshold value TH2 is calculated based on the average value of the sampling values.
ここで、なぞり操作時における指先の力の入れ具合はユーザによって異なるが、なぞり操作時の押し圧平均値に基づき第2閾値TH2を変更するので、ユーザの力加減に応じた第2閾値TH2で押し込み操作の有無を判定できるようになる。しかし、車両の振動により一時的に指先に力が入ったり、力が抜けたりする場合がある。この点を鑑みた本実施形態では、一時的に指先に力が入った時のサンプリング値(最大値Pmax)や、一時的に指先の力が抜けた時のサンプリング値(最小値Pmin)を除外して平均値を算出するので、そのユーザ力加減に応じた第2閾値TH2に設定することを、高精度で実現できる。 Here, the amount of fingertip force at the time of the tracing operation varies depending on the user. However, since the second threshold value TH2 is changed based on the pressing pressure average value at the time of the tracing operation, the second threshold value TH2 corresponding to the user's force adjustment is used. It becomes possible to determine whether or not there is a pushing operation. However, there is a case where force is temporarily applied to the fingertip or the force is lost due to vibration of the vehicle. In view of this point, this embodiment excludes a sampling value (maximum value Pmax) when a force is temporarily applied to the fingertip and a sampling value (minimum value Pmin) when the force of the fingertip is temporarily lost. Thus, since the average value is calculated, setting to the second threshold value TH2 corresponding to the user force can be realized with high accuracy.
(第3実施形態)
本実施形態は、第2閾値TH2を算出する手法の変形例である。すなわち、図4のステップS40において第2閾値TH2を算出するにあたり、ステップS20で取得した複数の押し圧値をなぞり操作期間で積分する。図6に示す斜線部分の面積がその積分値に相当する。なお、なぞり操作期間の開始時点は、なぞり操作を検知したt1c時点である。一方、なぞり操作期間の開始時点は、押込み操作を検知したt3c時点から所定時間T10を減算した時点としてもよいし、位置情報の変化が所定未満またはゼロになった時点としてもよい。
(Third embodiment)
The present embodiment is a modification of the method for calculating the second threshold TH2. That is, in calculating the second threshold value TH2 in step S40 of FIG. 4, the plurality of pressing pressure values acquired in step S20 are integrated over the tracing operation period. The area of the shaded portion shown in FIG. 6 corresponds to the integral value. Note that the start time of the tracing operation period is the time t1c when the tracing operation is detected. On the other hand, the start time point of the tracing operation period may be a time point when the predetermined time T10 is subtracted from the time point t3c when the pushing operation is detected, or may be a time point when the change in the position information becomes less than the predetermined value or zero.
そして、このように算出した積分値を、なぞり操作の移動距離で除算し、その値(積分/距離)に基づき第2閾値TH2を算出する。例えば、上述した積分/距離に、所定の正の係数を乗算した値を第2閾値TH2として設定する。本実施形態によっても、上記各実施形態と同様の効果が発揮される。 Then, the integral value calculated in this way is divided by the movement distance of the tracing operation, and the second threshold value TH2 is calculated based on the value (integration / distance). For example, a value obtained by multiplying the integration / distance described above by a predetermined positive coefficient is set as the second threshold value TH2. Also according to the present embodiment, the same effects as those of the above embodiments are exhibited.
(第4実施形態)
本実施形態では、図4のステップS50で更新記憶した学習値を、車両の運転終了時にはメモリから削除する。そして、次回の車両運転開始時に、予め設定しておいた初期値を第2閾値TH2として設定するようリセットする。
(Fourth embodiment)
In the present embodiment, the learning value updated and stored in step S50 in FIG. 4 is deleted from the memory when the vehicle is finished driving. Then, at the start of the next vehicle operation, the preset initial value is reset to be set as the second threshold value TH2.
ここで、なぞり操作時の押し圧はユーザ毎に異なるので、1回の車両運転中に第2閾値TH2を学習することは、ユーザに応じた値に第2閾値TH2を設定変更できるので意義がある。しかし、次回の車両運転時にも前回と同じユーザとは限らない。よって、前回運転時に設定した第2閾値TH2が、今回運転時のユーザにとって望ましい値から大きく異なる場合がある。 Here, since the pressing pressure at the time of the tracing operation is different for each user, learning the second threshold value TH2 during one driving of the vehicle is meaningful because the second threshold value TH2 can be set and changed to a value according to the user. is there. However, it is not always the same user as the previous time when the vehicle is driven next time. Therefore, the second threshold value TH2 set during the previous driving may be greatly different from a value desirable for the user during the current driving.
この点を鑑みた本実施形態では、車両の運転終了毎に第2閾値TH2を初期値にリセットするので、運転開始時の第2閾値TH2の値が、望ましい値から大きく異なることを回避できる。また、運転終了毎に学習値をメモリから削除するので、メモリ容量の軽減を図ることもできる。 In the present embodiment in view of this point, the second threshold value TH2 is reset to the initial value every time the vehicle is driven, so that the value of the second threshold value TH2 at the start of driving can be prevented from greatly differing from the desired value. Moreover, since the learning value is deleted from the memory every time the operation is completed, the memory capacity can be reduced.
(第5実施形態)
本実施形態にかかるMPU13aは、車両が悪路走行中であるか否かを判定し、悪路走行中と判定されている期間中には、図4のステップS40で算出した第2閾値TH2を増大させるよう補正する。
(Fifth embodiment)
The
より詳細に説明すると、図4のステップS20で取得した複数の押し圧検出値のバラツキ度合いが所定以上であれば、悪路走行中であると判定する。そして、ステップS40で算出した第2閾値TH2に、所定値を加算または所定係数を乗算して補正する。 More specifically, it is determined that the vehicle is traveling on a rough road if the degree of variation of the plurality of detected pressure detection values acquired in step S20 in FIG. Then, the second threshold value TH2 calculated in step S40 is corrected by adding a predetermined value or multiplying by a predetermined coefficient.
ここで、車両走行時の振動により、なぞり操作の最中に指先に一瞬力が入ることは先述した通りであるが、悪路走行時には振動が大きくなるため、指先の力の入り具合は大きくなる。この点を鑑みた本実施形態では、悪路走行時には第2閾値TH2が大きくなるよう補正されるので、なぞり操作時に「押込み操作」と誤判定されるおそれを好適に抑制できる。 Here, it is as described above that the momentary force is applied to the fingertip during the stroking operation due to vibration during vehicle travel. However, since the vibration increases during rough road travel, the force applied by the fingertip increases. . In this embodiment in view of this point, the second threshold value TH2 is corrected so as to increase when traveling on a rough road, so that it is possible to suitably suppress the possibility of erroneous determination as a “push-in operation” during a tracing operation.
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
(Other embodiments)
The present invention is not limited to the description of the above embodiment, and may be modified as follows. Moreover, you may make it combine the characteristic structure of each embodiment arbitrarily, respectively.
・上記第1実施形態では、センターコンソール40に入力装置10が設置されている車両に本発明を適用しているが、図1中の一点鎖線に示すように、ステアリングコラム50に入力装置100が設置されている車両に本発明を適用してもよい。
In the first embodiment, the present invention is applied to a vehicle in which the
・第2実施形態において最大値Pmaxおよび最小値Pminを除外する思想と、第3実施形態において積分/距離に基づき第2閾値TH2を算出する思想とを、次のように組み合わせてもよい。つまり、最大値Pmaxおよび最小値Pminを除外した押し圧の曲線に対して積分/距離の値を算出してもよい。 The idea of excluding the maximum value Pmax and the minimum value Pmin in the second embodiment and the idea of calculating the second threshold TH2 based on integration / distance in the third embodiment may be combined as follows. That is, the integral / distance value may be calculated for the pressing pressure curve excluding the maximum value Pmax and the minimum value Pmin.
・上記第1実施形態では、静電容量の変化を検出する静電容量検出シート11(位置センサ)により指先位置を検出しているが、例えばフォトセンサにより指先位置を検出してもよいし、圧力センサにより指先位置を検出してもよい。 In the first embodiment, the fingertip position is detected by the capacitance detection sheet 11 (position sensor) that detects a change in capacitance. For example, the fingertip position may be detected by a photo sensor, The fingertip position may be detected by a pressure sensor.
10…入力装置、11…静電容量検出シート(位置センサ)、11a…操作面、12…圧力検出シート(圧力センサ)、13a…MPU(押込み判定手段、閾値設定手段)、S20、S40、S50…閾値設定手段
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記操作面に対するユーザの押込み操作力を検出する圧力センサ(12)と、
前記圧力センサの検出値が所定の閾値以上であれば、ユーザによる押込み操作が為されたと判定する押込み判定手段(13a)と、
前記圧力センサの検出値を所定周期で逐次取得し、取得した複数の検出値に基づき前記閾値を可変設定する閾値設定手段(13a、S20、S40、S50)と、
を備えることを特徴とする入力検出システム。 A position sensor (11) for detecting a fingertip contact position of the user on the operation surface (11a) of the input device (10) mounted on the vehicle;
A pressure sensor (12) for detecting a user's pushing operation force on the operation surface;
If the detected value of the pressure sensor is equal to or greater than a predetermined threshold, a push determination means (13a) for determining that a push operation has been performed by the user
Threshold value setting means (13a, S20, S40, S50) for sequentially acquiring detection values of the pressure sensor at a predetermined period and variably setting the threshold value based on the plurality of acquired detection values;
An input detection system comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012050831A JP2013186661A (en) | 2012-03-07 | 2012-03-07 | Input detection system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012050831A JP2013186661A (en) | 2012-03-07 | 2012-03-07 | Input detection system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013186661A true JP2013186661A (en) | 2013-09-19 |
Family
ID=49388038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012050831A Pending JP2013186661A (en) | 2012-03-07 | 2012-03-07 | Input detection system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013186661A (en) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015115077A (en) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | Implementing hidden touch surface |
JP2017195175A (en) * | 2016-04-14 | 2017-10-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Operation switch, vanity, and mirror |
JP2018005475A (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社東海理化電機製作所 | Manipulation device |
JP2019215890A (en) * | 2013-10-08 | 2019-12-19 | ジョイソン セイフティ システムズ アクイジション エルエルシー | Force sensor with haptic feedback |
JP2020135367A (en) * | 2019-02-19 | 2020-08-31 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | Information processing device, input control method therefor, and program |
CN112068726A (en) * | 2019-06-10 | 2020-12-11 | 阿尔派株式会社 | Press operation detection device and press operation detection method |
JP2021043845A (en) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | Input device and control device |
JP2021511569A (en) * | 2018-01-23 | 2021-05-06 | ケンブリッジ タッチ テクノロジーズ リミテッドCambridge Touch Technologies Limited | Pressure signal processing |
CN112905042A (en) * | 2019-12-04 | 2021-06-04 | 阿尔派株式会社 | Press detection device and press detection method |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000047806A (en) * | 1998-07-27 | 2000-02-18 | Ricoh Co Ltd | Control panel |
JP2006127488A (en) * | 2004-09-29 | 2006-05-18 | Toshiba Corp | Input device, computer device, information processing method, and information processing program |
JP2009163390A (en) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Brother Ind Ltd | Touch panel driving circuit and coordinate input device |
JP2010224684A (en) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Smk Corp | Operation input device, control method and program |
JP2012043267A (en) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Sony Corp | Information processor, program and operation control method |
JP2012118575A (en) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Pioneer Electronic Corp | Input device, on-vehicle apparatus having the same and control method of input device |
WO2013061499A1 (en) * | 2011-10-27 | 2013-05-02 | 京セラ株式会社 | Input device and control method for input device |
-
2012
- 2012-03-07 JP JP2012050831A patent/JP2013186661A/en active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000047806A (en) * | 1998-07-27 | 2000-02-18 | Ricoh Co Ltd | Control panel |
JP2006127488A (en) * | 2004-09-29 | 2006-05-18 | Toshiba Corp | Input device, computer device, information processing method, and information processing program |
JP2009163390A (en) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Brother Ind Ltd | Touch panel driving circuit and coordinate input device |
JP2010224684A (en) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Smk Corp | Operation input device, control method and program |
JP2012043267A (en) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Sony Corp | Information processor, program and operation control method |
JP2012118575A (en) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Pioneer Electronic Corp | Input device, on-vehicle apparatus having the same and control method of input device |
WO2013061499A1 (en) * | 2011-10-27 | 2013-05-02 | 京セラ株式会社 | Input device and control method for input device |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019215890A (en) * | 2013-10-08 | 2019-12-19 | ジョイソン セイフティ システムズ アクイジション エルエルシー | Force sensor with haptic feedback |
JP2015115077A (en) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | Implementing hidden touch surface |
JP2017195175A (en) * | 2016-04-14 | 2017-10-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Operation switch, vanity, and mirror |
JP2018005475A (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社東海理化電機製作所 | Manipulation device |
JP2021511569A (en) * | 2018-01-23 | 2021-05-06 | ケンブリッジ タッチ テクノロジーズ リミテッドCambridge Touch Technologies Limited | Pressure signal processing |
JP7309118B2 (en) | 2018-01-23 | 2023-07-18 | ケンブリッジ タッチ テクノロジーズ リミテッド | Pressure signal processing |
JP2020135367A (en) * | 2019-02-19 | 2020-08-31 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | Information processing device, input control method therefor, and program |
CN112068726A (en) * | 2019-06-10 | 2020-12-11 | 阿尔派株式会社 | Press operation detection device and press operation detection method |
CN112068726B (en) * | 2019-06-10 | 2024-06-07 | 阿尔派株式会社 | Press-down operation detection device and press-down operation detection method |
JP2021043845A (en) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | Input device and control device |
JP7379034B2 (en) | 2019-09-13 | 2023-11-14 | 株式会社東海理化電機製作所 | Input device and control device |
CN112905042A (en) * | 2019-12-04 | 2021-06-04 | 阿尔派株式会社 | Press detection device and press detection method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013186661A (en) | Input detection system | |
US9563311B2 (en) | Touch type input device and method for detecting touching of touch panel | |
US10061433B2 (en) | Touch-type input device | |
JP6284838B2 (en) | Touch input device | |
US10289249B2 (en) | Input device | |
US9691315B2 (en) | Touch-type input device | |
EP2613232A1 (en) | Input device | |
JP2016119032A (en) | Touch display contact detection apparatus and touch display contact detection method | |
JP6233248B2 (en) | Gripping state determination device, gripping state determination method, input device, input acquisition method | |
JP6188998B2 (en) | Touch panel control device and in-vehicle information device | |
CN105556452B (en) | Method and operating unit for operating an electronic device via a touchscreen | |
US9971494B2 (en) | Touch switch module | |
JP5679595B2 (en) | Electronic device and coordinate determination method | |
JP5510201B2 (en) | Control device | |
EP3572917B1 (en) | Coordinate input apparatus | |
JP2014056460A (en) | Input device | |
JP2018120458A (en) | Operation device | |
JP2016218543A (en) | Detector | |
JP2016139234A (en) | Input control device | |
JP2015079364A (en) | Information display device for vehicle | |
JP2013142943A (en) | Touch input device | |
JP2014035632A (en) | Operation device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150303 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150707 |