JP2013183035A - Thyristor and manufacturing method of the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、サイリスタ及びその製造方法に関し、例えば縦型バイポーラトランジスタを備えるサイリスタ及びその製造方法に関する。 The present invention relates to a thyristor and a manufacturing method thereof, for example, a thyristor including a vertical bipolar transistor and a manufacturing method thereof.
高速バイポーラプロセス技術及びそれに付随する高速BiCMOS(Bipolar Complementary Metal Oxide Semiconductor)プロセス技術では、高速化のため、定格電圧が2.5V以下のバイポーラトランジスタが用いられる。
他方、バイポーラトランジスタの高速化により、静電気放電(ESD:Electrostatic Discharge)に対する耐圧は低下する。そのため、ESD保護素子の重要性が高まっており、高速バイポーラプロセス技術に適したESD保護素子構造が希求されている。
In the high-speed bipolar process technology and the accompanying high-speed BiCMOS (Bipolar Complementary Metal Oxide Semiconductor) process technology, a bipolar transistor having a rated voltage of 2.5 V or less is used for speeding up.
On the other hand, the breakdown voltage against electrostatic discharge (ESD) is reduced by increasing the speed of the bipolar transistor. Therefore, the importance of ESD protection elements is increasing, and an ESD protection element structure suitable for high-speed bipolar process technology is desired.
特許文献1の図3には、ESD保護素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)構造を有するサイリスタが開示されている。なお、サイリスタは、シリコン制御整流子(SCR:Silicon Controlled Rectifier)とも呼ばれる。 FIG. 3 of Patent Document 1 discloses a thyristor having a complementary metal oxide semiconductor (CMOS) structure as an ESD protection element. The thyristor is also called a silicon controlled commutator (SCR).
発明者は以下の課題を見出した。
特許文献1に記載のサイリスタは、CMOS構造を有する。そのため、CMOS構造を備えるBiCMOSプロセス技術に適用するのであれば、製造工程の増加は問題とならない。しかしながら、特許文献1に記載のサイリスタを、CMOS構造を有さない高速バイポーラプロセス技術に適用すると、CMOS構造を付加する製造工程が必要であるため、製造工程が大幅に増加してしまう問題があった。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
The inventor has found the following problems.
The thyristor described in Patent Document 1 has a CMOS structure. Therefore, if the present invention is applied to a BiCMOS process technology having a CMOS structure, an increase in manufacturing steps will not be a problem. However, when the thyristor described in Patent Document 1 is applied to a high-speed bipolar process technology that does not have a CMOS structure, a manufacturing process for adding a CMOS structure is required, and there is a problem that the manufacturing process greatly increases. It was.
Other problems and novel features will become apparent from the description of the specification and the accompanying drawings.
一実施の形態に係るサイリスタは、第1のバイポーラトランジスタのベース及び第2のバイポーラトランジスタのコレクタとして共有される第2導電型の第1の半導体層と並んで半導体基板上に形成された第1導電型の第2の半導体層を備えている。当該第2の半導体層により、第1のバイポーラトランジスタのコレクタを構成する第1導電型の半導体基板と、第1及び第2の半導体層上に形成され第2のバイポーラトランジスタのベースを構成する第1導電型の第3の半導体層と、が接続される。 A thyristor according to an embodiment is a first thyristor formed on a semiconductor substrate side by side with a first semiconductor layer of a second conductivity type shared as a base of a first bipolar transistor and a collector of a second bipolar transistor. A conductive second semiconductor layer is provided. The second semiconductor layer includes a first conductive type semiconductor substrate constituting the collector of the first bipolar transistor, and a second bipolar transistor formed on the first and second semiconductor layers and constituting the base of the second bipolar transistor. A third semiconductor layer of one conductivity type is connected.
前記一実施の形態によれば、例えば高速バイポーラプロセス技術に好適なESD保護素子を提供することができる。 According to the one embodiment, for example, an ESD protection element suitable for high-speed bipolar process technology can be provided.
以下、具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。 Hereinafter, specific embodiments will be described in detail with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the following embodiment. In addition, for clarity of explanation, the following description and drawings are simplified as appropriate.
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、実施の形態1に係るサイリスタについて説明する。実施の形態1に係るサイリスタは、例えばESD保護素子に好適である。図1は、実施の形態1に係るサイリスタSCR1の構成を示す断面図である。実施の形態1に係るサイリスタは、半導体基板100、第1の半導体層101、第2の半導体層102、第3の半導体層103a、103b、第4の半導体層104、ガードリング層105、絶縁層106a、106b、107、109、コンタクト層108、コンタクトC1〜C3を備えている。
(Embodiment 1)
First, the thyristor according to the first embodiment will be described with reference to FIG. The thyristor according to the first embodiment is suitable for an ESD protection element, for example. FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration of a thyristor SCR1 according to the first embodiment. The thyristor according to Embodiment 1 includes a
さらに、図1には、破線で回路図が重ねて示されている。図1に示すように、実施の形態1に係るサイリスタSCR1は、2つの縦型バイポーラトランジスタから構成されている。具体的には、pnpトランジスタ(第1のバイポーラトランジスタ)PNP1及びnpnトランジスタNPN1(第2のバイポーラトランジスタ)から構成されている。 Further, in FIG. 1, circuit diagrams are overlapped with broken lines. As shown in FIG. 1, the thyristor SCR1 according to the first embodiment is composed of two vertical bipolar transistors. Specifically, it is composed of a pnp transistor (first bipolar transistor) PNP1 and an npn transistor NPN1 (second bipolar transistor).
ここで、pnpトランジスタPNP1では、コレクタは半導体基板100、ベースは第1の半導体層101、エミッタは第3の半導体層103bから構成されている。また、npnトランジスタNPN1では、コレクタは第1の半導体層101、ベースは第3の半導体層103a、エミッタは第4の半導体層104から構成されている。
Here, in the pnp transistor PNP1, the collector is composed of the
つまり、第1の半導体層101は、pnpトランジスタPNP1のベース及びnpnトランジスタNPN1のコレクタとして共有されている。さらに、pnpトランジスタPNP1のコレクタを構成する半導体基板100と、npnトランジスタNPN1のベースを構成する第3の半導体層103aとが、第2の半導体層102により接続されている。なお、回路構成の詳細については、図2Aの回路図を用いて後述する。
That is, the
次に、各構成要素について順に説明する。
半導体基板100は、例えばシリコン(Si)からなるp型半導体基板である。p型不純物濃度は、1018atoms/cm3以上とすることが好ましく、1019atoms/cm3以上とすることがさらに好ましい。不純物濃度が1018未満であると基板抵抗Rsubが大きくなり、好ましくない。p型不純物濃度の上限は特にないが、イオン注入による限界が5×1020atoms/cm3程度である。厚さは、例えば、50〜200μm程度である。半導体基板100は、リードフレームのダイパッドに搭載される。このダイパッドはグランド端子GND2を介して接地されるため、半導体基板100の裏面が接地される。上述の通り、半導体基板100は、pnpトランジスタPNP1のコレクタを構成している。
Next, each component will be described in order.
The
第1の半導体層101は、半導体基板100の表面上に形成された例えばシリコン(Si)からなるn型半導体層である。n型不純物濃度は、1017atoms/cm3程度とするのが好ましい。厚さは、500〜1500nm程度とするのが好ましい。第1の半導体層101は、例えば、半導体基板100の表面上に形成されたエピタキシャル層にn型不純物をイオン注入することにより形成される。上述の通り、第1の半導体層101は、pnpトランジスタPNP1のベース及びnpnトランジスタNPN1のコレクタを構成している。
The
第2の半導体層102は、第1の半導体層101と並んで半導体基板100上に形成された例えばシリコン(Si)からなるp型半導体層である。電気抵抗を抑えるために、p型不純物濃度は、1017atoms/cm3以上とすることが好ましく、1018atoms/cm3以上とすることがさらに好ましい。p型不純物濃度の上限は特にないが、イオン注入による限界が5×1020atoms/cm3程度である。厚さは、第1の半導体層101と同じにすればよい。第2の半導体層102は、第1の半導体層101と同様に、例えば、半導体基板100の表面上に形成されたエピタキシャル層にp型不純物をイオン注入することにより形成される。図1では、第2の半導体層102は、第1の半導体層101と隣接しているが、必ずしも隣接している必要はない。上述の通り、第2の半導体層102は、pnpトランジスタPNP1のコレクタを構成する半導体基板100と、npnトランジスタNPN1のベースを構成する第3の半導体層103aとを接続している。
The
詳細には後述するように、第2の半導体層102を設けることにより、製造工程をほとんど増加させることなく、また、素子面積を増大させることなく、ESD保護素子を構成することができる。なお、p型半導体層である第2の半導体層102は、n型半導体層である第1の半導体層101とのpn接合を利用した素子分離層としての機能も兼ね備えている。
As will be described in detail later, by providing the
第2の半導体層103a、103bは、第1の半導体層101上に形成された例えばシリコンゲルマニウム(SiGe)からなるp型半導体層である。p型不純物濃度は、1017〜1019atoms/cm3程度とするのが好ましい。厚さは、50〜100nm程度とするのが好ましい。
The second semiconductor layers 103 a and 103 b are p-type semiconductor layers made of, for example, silicon germanium (SiGe) formed on the
第3の半導体層103aは、第1の半導体層101、第2の半導体層102及び絶縁層106a上に形成されている。図1に示すように、第3の半導体層103aは、底面部、1対の側壁部、1対の張出部から構成されている。底面部は、水平方向(半導体基板100の主面と平行な方向)の中央部において第1の半導体層101及び第2の半導体層102と接触している。側壁部は、1対の絶縁層106aの側面に沿って形成され、底面部の両端から垂直方向(半導体基板100の主面と垂直な方向)に立ち上がっている。張出部は、絶縁層106aの上面に形成され、それぞれの側壁部の上端から外側へ張り出している。また、上述の通り、第3の半導体層103aは、npnトランジスタNPN1のベースを構成している。
The
第3の半導体層103bは、第1の半導体層101及び絶縁層106b上に形成されている。図1に示すように、第3の半導体層103bは、第3の半導体層103aと同様に、底面部、1対の側壁部、1対の張出部から構成されている。底面部は、第1の半導体層101と接触している。側壁部は、絶縁層106bの側面に沿って形成され、底面部の両端から半導体基板100の主面の垂直方向に立ち上がっている。張出部は、絶縁層106bの上面に形成され、それぞれの側壁部の上端から外側へ張り出している。また、上述の通り、第3の半導体層103bは、pnpトランジスタPNP1のエミッタを構成している。
The
第4の半導体層104は、第3の半導体層103a及び絶縁層107上に形成された例えば多結晶シリコン(poly−Si:Polycrystalline Silicon)からなるn型半導体層である。第4の半導体層104のn型不純物濃度は、1019〜1021atoms/cm3程度とするのが好ましい。厚さは、100〜200nm程度とするのが好ましい。図1に示すように、第4の半導体層104は、水平方向中央部に形成された絶縁層107の開口部を介して、第3の半導体層103aと接触している。それ以外の領域では、絶縁層107と接触している。上述の通り、第4の半導体層104は、npnトランジスタNPN1のエミッタを構成している。
The
ガードリング層105は、半導体基板100の表面上おいて第1の半導体層101及び第2の半導体層102の外側に形成された例えばシリコン(Si)からなるp型半導体層である。p型不純物濃度は、1017atoms/cm3程度とすることが好ましい。厚さは、第1の半導体層101と同じにすればよい。ガードリング層105も、第1の半導体層101及び第2の半導体層102と同様に、例えば、半導体基板100の表面上に形成されたエピタキシャル層にp型不純物をイオン注入することにより形成される。p型半導体層であるガードリング層105は、n型半導体層である第1の半導体層101とのpn接合を利用した素子分離層である。なお、ガードリング層105に代えて、DTI(Deep Trench Isolation)法による素子分離層を設けてもよい。
The
絶縁層106aは、第1の半導体層101と第3の半導体層103aとの間及び第2の半導体層102と第3の半導体層103aとの間に設けられた1対の絶縁層である。換言すると、絶縁層106aは、第3の半導体層103aの下側において、第3の半導体層103aの水平方向両端部に形成されている。厚さは、100〜200nm程度とするのが好ましい。
絶縁層106bは、第1の半導体層101と第3の半導体層103bとの間に設けられた1対の絶縁層である。換言すると、絶縁層106bは、第3の半導体層103bの下側において、第3の半導体層103bの水平方向両端部に形成されている。厚さは、100〜200nm程度とするのが好ましい。
The insulating
The insulating
絶縁層107は、第1の半導体層101と第4の半導体層104との間に設けられた絶縁層である。厚さは、50〜100nm程度とするのが好ましい。図1に示すように、絶縁層107は、第3の半導体層103a上に、その形状に沿って形成されているが、水平方向中央部に開口部が形成されている。上述の通り、絶縁層107の開口部において、第3の半導体層103aと第4の半導体層104とが接触している。
The insulating
コンタクト層108は、第1の半導体層101の表面に形成された例えばシリコン(Si)からなるn型半導体層である。n型不純物濃度は、1019〜1021atoms/cm3程度とするのが好ましい。厚さは、50〜100nm程度とするのが好ましい。コンタクト層108は、例えば、第1の半導体層101の表面にn型不純物をイオン注入することにより形成される。
The
絶縁層109は、pnpトランジスタPNP1及びnpnトランジスタNPN1が形成された半導体基板100の表面全体を覆うように形成されている。厚さは、1〜2μm程度とするのが好ましい。
以上で説明した絶縁層106a、106b、107、109は、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜あるいはそれらの複合膜などからなる。
The insulating
The insulating
コンタクトC1〜C3は、絶縁層109に形成されたコンタクトホールに形成されている。コンタクトC1〜C3は、例えばタングステン(W)などの金属からなる。コンタクトC1は、第4の半導体層104に接触するように形成されている。コンタクトC2は、コンタクト層108に接触するように形成されている。コンタクトC3は、第3の半導体層103bに接触するように形成されている。
The contacts C1 to C3 are formed in contact holes formed in the insulating
ここで、絶縁層109上には、グランドパッドGND1、出力パッドOUT、入力パッドINが形成されている。そして、コンタクトC1はグランドパッドGND1に、コンタクトC2は出力パッドOUTに、コンタクトC3は入力パッドINに、それぞれ絶縁層109上に形成された金属配線(不図示)を介して、接続されている。図1は、この様子を模式的に示している。
Here, on the insulating
グランドパッドGND1は、ボンディングワイヤ等を介して、リードフレームのグランド端子に接続されている。同様に、出力パッドOUTはリードフレームの出力端子に、入力パッドINはリードフレームの入力端子に、ボンディングワイヤ等を介して接続されている。
また、半導体基板100は、グランドGNDに接続されるリードフレームのダイパッドに搭載される。つまり、半導体基板100の裏面が、ダイパッドのグランド端子GND2を介して接地される。
The ground pad GND1 is connected to the ground terminal of the lead frame via a bonding wire or the like. Similarly, the output pad OUT is connected to the output terminal of the lead frame, and the input pad IN is connected to the input terminal of the lead frame via a bonding wire or the like.
The
次に、図2Aを用いて、本実施の形態に係るサイリスタSCR1が搭載されたディスクリートデバイスの回路構成について説明する。図2Aは、本実施の形態に係るサイリスタSCR1が搭載されたディスクリートデバイスの回路構成を示す回路図である。
図2Aに示されたディスクリートデバイスDDは、本実施の形態に係るサイリスタSCR1及び保護対象回路TCを備えている。図2Aに示すように、近年の高速バイポーラプロセス技術では、ディスクリートデバイスDDにもESD保護素子が設けられることが多い。
Next, the circuit configuration of the discrete device on which the thyristor SCR1 according to the present embodiment is mounted will be described with reference to FIG. 2A. FIG. 2A is a circuit diagram showing a circuit configuration of a discrete device on which the thyristor SCR1 according to the present embodiment is mounted.
A discrete device DD shown in FIG. 2A includes a thyristor SCR1 and a protection target circuit TC according to the present embodiment. As shown in FIG. 2A, in the recent high-speed bipolar process technology, the discrete device DD is often provided with an ESD protection element.
ディスクリートデバイスDDの主要素子である保護対象回路TCは、npnトランジスタNPN2である。npnトランジスタNPN2は、サイリスタSCR1を構成するnpnトランジスタNPN1と同様の半導体積層構造(図1参照)を有する。npnトランジスタNPN2のコレクタは出力OUTに、ベースは入力INに、エミッタはグランドGNDに、それぞれ接続されている。ここで出力OUTは、例えば外部抵抗素子R1を介して、電源VCCに接続されている。 The protection target circuit TC, which is a main element of the discrete device DD, is an npn transistor NPN2. The npn transistor NPN2 has the same semiconductor stacked structure (see FIG. 1) as the npn transistor NPN1 constituting the thyristor SCR1. The collector of the npn transistor NPN2 is connected to the output OUT, the base is connected to the input IN, and the emitter is connected to the ground GND. Here, the output OUT is connected to the power supply VCC via, for example, the external resistance element R1.
図2Aに示すように、サイリスタSCR1は、npnトランジスタNPN1、pnpトランジスタPNP1、基板抵抗Rsubを備えている。これらの構成要素は、図1にも示されている。 As shown in FIG. 2A, the thyristor SCR1 includes an npn transistor NPN1, a pnp transistor PNP1, and a substrate resistance Rsub. These components are also shown in FIG.
pnpトランジスタPNP1のコレクタは、保護対象回路TCであるnpnトランジスタNPN2のベースと入力INとの間に接続されている。
pnpトランジスタPNP1のベースと、npnトランジスタNPN1のコレクタとは、共に出力OUTに接続されている。また、pnpトランジスタPNP1のエミッタと、npnトランジスタNPN1のベースとは、共に基板抵抗Rsubの一端に接続されている。基板抵抗Rsubの他端は、グランドGNDに接続されている。
npnトランジスタNPN1のエミッタは、グランドGNDに接続されている。
The collector of the pnp transistor PNP1 is connected between the base of the npn transistor NPN2 which is the protection target circuit TC and the input IN.
The base of the pnp transistor PNP1 and the collector of the npn transistor NPN1 are both connected to the output OUT. The emitter of the pnp transistor PNP1 and the base of the npn transistor NPN1 are both connected to one end of the substrate resistance Rsub. The other end of the substrate resistance Rsub is connected to the ground GND.
The emitter of the npn transistor NPN1 is connected to the ground GND.
図2Aに示すディスクリートデバイスDDでは、保護対象回路TCがCMOS構造を有していない。このようなディスクリートデバイスDDに対して、特許文献1に記載されたようなCMOS構造を有するサイリスタを保護素子として付加すると、製造工程が大幅に増加してしまう。しかしながら、本実施の形態に係るサイリスタSCR1では、図1に示すように、第2の半導体層102を付加するのみにより、製造工程をさほど増加させることなく、ESD保護素子を構成することができる。
In the discrete device DD shown in FIG. 2A, the protection target circuit TC does not have a CMOS structure. When a thyristor having a CMOS structure as described in Patent Document 1 is added as a protective element to such a discrete device DD, the manufacturing process is greatly increased. However, in the thyristor SCR1 according to the present embodiment, as shown in FIG. 1, an ESD protection element can be configured by adding the
一般的に、BiCMOSプロセス技術では、CMOS構造を形成するための工程が20〜30%を占める。そのため、保護対象回路TCがCMOS構造を有していない場合、CMOS構造を有するサイリスタを付加するよりも、本実施の形態に係るサイリスタを付加する方が、製造工程を20〜30%程度減らすことができる。 In general, in the BiCMOS process technology, a process for forming a CMOS structure occupies 20 to 30%. Therefore, when the protection target circuit TC does not have a CMOS structure, the manufacturing process is reduced by about 20 to 30% when the thyristor according to the present embodiment is added rather than the thyristor having the CMOS structure. Can do.
また、本実施の形態に係るサイリスタSCR1を構成するnpnトランジスタNPN1は、上述の通り、ベースが例えばシリコンゲルマニウム(SiGe)等の化合物半導体から構成された縦型バイポーラトランジスタである。このような縦型バイポーラトランジスタでは、ベース幅(第3の半導体層103aの厚さ)を小さくすることができ、高速動作が可能となる。そのため、クランプ電圧も低くなり、ESD電流を高速で逃がすことができるため、特許文献1に記載のCMOS構造を有するサイリスタに比べ、ESD保護素子としての機能も向上する。
The npn transistor NPN1 constituting the thyristor SCR1 according to the present embodiment is a vertical bipolar transistor whose base is made of a compound semiconductor such as silicon germanium (SiGe) as described above. In such a vertical bipolar transistor, the base width (thickness of the
次に、図2Aに回路図を参照して、本実施の形態に係るサイリスタSCR1の動作について説明する。
まず、入力INにESDのサージが入力され、pnpトランジスタPNP1のエミッタに電圧Vinが印加された場合を考える。ここで、最初はいずれのトランジスタも動作していないので、pnpトランジスタPNP1のベースには電源電圧VCCが印加されている。pnpトランジスタPNP1のエミッタ電圧とベース電圧との差(Vin−VCC)が所定の値(例えば、0.7V)に達すると、pnpトランジスタPNP1のベースに順方向のバイアス電圧が印加され、pnpトランジスタPNP1が動作を開始する。
Next, the operation of the thyristor SCR1 according to the present embodiment will be described with reference to the circuit diagram in FIG. 2A.
First, consider a case where an ESD surge is input to the input IN and the voltage Vin is applied to the emitter of the pnp transistor PNP1. Here, since no transistors are operating at first, the power supply voltage VCC is applied to the base of the pnp transistor PNP1. When the difference (Vin−VCC) between the emitter voltage and the base voltage of the pnp transistor PNP1 reaches a predetermined value (for example, 0.7 V), a forward bias voltage is applied to the base of the pnp transistor PNP1, and the pnp transistor PNP1 Starts operation.
pnpトランジスタPNP1を流れる電流は、基板抵抗Rsubを介して、グランドGNDに放電される。基板抵抗Rsubを電流が流れると、npnトランジスタNPN1のベース電圧が上昇する。つまり、npnトランジスタNPN1のベースに順方向のバイアス電圧が印加され、npnトランジスタNPN1が動作を開始する。npnトランジスタNPN1のベースは、npnトランジスタNPN1とpnpトランジスタPNP1とから構成されるサイリスタSCR1のゲートでもある。そのため、npnトランジスタNPN1が動作を開始すると同時に、サイリスタSCR1も動作を開始する。 The current flowing through the pnp transistor PNP1 is discharged to the ground GND through the substrate resistance Rsub. When a current flows through the substrate resistance Rsub, the base voltage of the npn transistor NPN1 increases. That is, a forward bias voltage is applied to the base of npn transistor NPN1, and npn transistor NPN1 starts operating. The base of the npn transistor NPN1 is also the gate of a thyristor SCR1 composed of the npn transistor NPN1 and the pnp transistor PNP1. Therefore, at the same time as the npn transistor NPN1 starts operating, the thyristor SCR1 also starts operating.
サイリスタSCR1が動作を開始することにより、保護対象回路TCであるnpnトランジスタNPN2のベースに印加される上記電圧Vinが、所定の値にクランプされる。よって、保護対象回路TCが保護される。 When the thyristor SCR1 starts operating, the voltage Vin applied to the base of the npn transistor NPN2 which is the protection target circuit TC is clamped to a predetermined value. Therefore, the protection target circuit TC is protected.
図2Bは、本実施の形態に係るサイリスタSCR1が搭載されたディスクリートデバイスの回路構成の変形例を示す回路図である。保護対象回路TCに対する保護機能を高めるため、2つのダイオードD1、D2が付加されている。
ダイオードD1のアノードは、保護対象回路TCであるnpnトランジスタNPN2のエミッタに接続されている。ダイオードD1のカソードは、npnトランジスタNPN2のベースに接続されている。つまり、ダイオードD1は、ベース・エミッタ間を保護している。
ダイオードD2のアノードも、保護対象回路TCであるnpnトランジスタNPN2のエミッタに接続されている。ダイオードD2のカソードは、npnトランジスタNPN2のコレクタに接続されている。つまり、ダイオードD2は、エミッタ・コレクタ間を保護している。
FIG. 2B is a circuit diagram showing a modification of the circuit configuration of the discrete device on which the thyristor SCR1 according to the present embodiment is mounted. Two diodes D1 and D2 are added to enhance the protection function for the protection target circuit TC.
The anode of the diode D1 is connected to the emitter of the npn transistor NPN2 which is the protection target circuit TC. The cathode of the diode D1 is connected to the base of the npn transistor NPN2. That is, the diode D1 protects between the base and the emitter.
The anode of the diode D2 is also connected to the emitter of the npn transistor NPN2 that is the protection target circuit TC. The cathode of the diode D2 is connected to the collector of the npn transistor NPN2. That is, the diode D2 protects between the emitter and the collector.
次に、図3を参照して、本実施の形態の比較例に係るサイリスタについて説明する。図3は、実施の形態1の比較例に係るサイリスタSCR2の構成を示す断面図である。図1に示した本実施の形態に係るサイリスタSCR1では、pnpトランジスタPNP1のコレクタを構成する半導体基板100と、npnトランジスタNPN1のベースを構成する第3の半導体層103aとを接続している第2の半導体層102が形成されていた。しかしながら、図3示した比較例に係るサイリスタSCR2では、第2の半導体層102は形成されていない。
Next, a thyristor according to a comparative example of the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view showing a configuration of a
図3に示すように、比較例に係るサイリスタSCR2では、ガードリング層105cがpnpトランジスタPNP1のコレクタを兼ねている。
ガードリング層105cの表面には、コンタクト層110が形成されている。コンタクト層110は、高濃度のp型不純物を含有する例えばシリコン(Si)からなるp型半導体層である。
As shown in FIG. 3, in the thyristor SCR2 according to the comparative example, the
A
コンタクト層110上にはコンタクトC5が形成されている。
また、npnトランジスタNPN1のベースを構成する第3の半導体層103a上にもコンタクトC4が形成されている。
コンタクトC4とコンタクトC5とは、絶縁層109上に形成された配線WLにより、電気的に接続されている。
A contact C5 is formed on the
A contact C4 is also formed on the
The contact C4 and the contact C5 are electrically connected by a wiring WL formed on the insulating
つまり、比較例に係るサイリスタSCR2では、コンタクトC4、C5、配線WL、コンタクト層110を介して、pnpトランジスタPNP1のコレクタを構成するガードリング層105cと、npnトランジスタNPN1のベースを構成する第3の半導体層103aとが接続されている。その他の構成は、図1のサイリスタSCR1と同様であるため、説明を省略する。
That is, in the thyristor SCR2 according to the comparative example, the
pnpトランジスタPNP1のコレクタは、ESD電流の主要経路である。そのため、比較例に係るサイリスタSCR2では、ESD電流が流れる際に発生する熱による破壊防止の観点から、コンタクトC5を複数形成する必要がある。また、同様の理由から、配線WLも幅広に形成する必要がある。これに対し、本実施の形態に係るサイリスタSCR1では、コンタクトC4、C5、配線WLのいずれもが不要であるため、比較例に係るサイリスタSCR2に比べ、素子面積を大幅に小さくすることができる。 The collector of the pnp transistor PNP1 is the main path of the ESD current. Therefore, in the thyristor SCR2 according to the comparative example, it is necessary to form a plurality of contacts C5 from the viewpoint of preventing destruction due to heat generated when an ESD current flows. For the same reason, the wiring WL needs to be formed wide. On the other hand, the thyristor SCR1 according to the present embodiment does not require any of the contacts C4, C5 and the wiring WL, so that the element area can be significantly reduced as compared with the thyristor SCR2 according to the comparative example.
次に、図4A〜4Iを参照して、実施の形態1に係るサイリスタSCR1の製造方法について説明する。図4A〜4Iは、実施の形態1に係るサイリスタSCR1の製造方法を説明するための断面図である。 Next, a method for manufacturing the thyristor SCR1 according to Embodiment 1 will be described with reference to FIGS. 4A to 4I are cross-sectional views for explaining a method of manufacturing the thyristor SCR1 according to the first embodiment.
まず、図4Aに示すように、p型半導体基板100の表面全体に、p型不純物濃度1015atoms/cm3程度のp型エピタキシャル層105aを形成する。
First, as shown in FIG. 4A, a p-
次に、図4Bに示すように、エピタキシャル層105a上に、第2の半導体層102を形成するための開口が形成されたレジストマスクRL1を形成する。そして、レジストマスクRL1を用い、p型不純物をイオン注入してp型不純物濃度1017atoms/cm3以上の第2の半導体層102を形成する。その後、レジストマスクRL1を除去する。
Next, as shown in FIG. 4B, a resist mask RL1 in which an opening for forming the
次に、図4Cに示すように、エピタキシャル層105a上に、第1の半導体層101を形成するための開口が形成されたレジストマスクRL2を形成する。そして、レジストマスクRL2を用い、n型不純物をイオン注入してn型不純物濃度1016〜1018atoms/cm3程度の第1の半導体層101を形成する。その後、レジストマスクRL2を除去する。
Next, as shown in FIG. 4C, a resist mask RL2 in which an opening for forming the
次に、図4Dに示すように、エピタキシャル層105a上に、ガードリング層105を形成するための開口が形成されたレジストマスクRL3を形成する。そして、レジストマスクRL3を用い、p型不純物をイオン注入してp型不純物濃度1017atoms/cm3程度のガードリング層105を形成する。その後、レジストマスクRL3を除去する。
Next, as shown in FIG. 4D, a resist mask RL3 in which an opening for forming the
次に、図4Eに示すように、半導体基板100の表面全体に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により絶縁層106を形成する。その後、絶縁層106上に、絶縁層106a、106bを形成するためのレジストマスクRL4を形成する。そして、レジストマスクRL4を用い、絶縁層106の不要部分をエッチング除去する。これにより、絶縁層106a、106bが形成される。その後、レジストマスクRL4を除去する。
Next, as shown in FIG. 4E, an insulating
次に、図4Fに示すように、半導体基板100の表面全体に、例えばCVD法によりSiGeからなる第3の半導体層103及び絶縁層107を連続形成する。
次に、図4Gに示すように、レジストマスク(不図示)を用いて、第3の半導体層103及び絶縁層107の不要部分をエッチング除去する。これにより、第3の半導体層103から第3の半導体層103a、103bが形成される。
そして、半導体基板100の表面全体に、例えばCVD法によりn型不純物濃度1020〜1021atoms/cm3程度の多結晶シリコンからなる第4の半導体層104を形成する。
Next, as shown in FIG. 4F, the
Next, as shown in FIG. 4G, unnecessary portions of the
Then, a
次に、図4Hに示すように、レジストマスク(不図示)を用いて、第4の半導体層104の不要部分をエッチング除去する。その後、半導体基板100の表面全体に、例えばCVD法により絶縁層109を形成する。そして、絶縁層109に、コンタクトC1〜C3を形成するためのコンタクトホールをエッチングにより形成する。さらに、コンタクトC2用のコンタクトホールを介して、n型不純物をイオン注入してn型不純物濃度1020atoms/cm3程度のコンタクト層108を形成する。
Next, as shown in FIG. 4H, unnecessary portions of the
最後に、図4Iに示すように、コンタクトホールを例えばタングステン(W)などの金属によって埋め込み、コンタクトC1〜C3を形成する。 Finally, as shown in FIG. 4I, the contact hole is filled with a metal such as tungsten (W) to form contacts C1 to C3.
上記の実施の形態に係るサイリスタ構造は、高速バイポーラプロセス技術に特に好適であるが、これに限定されるものではない。例えば、BiCMOSプロセス技術やその他のバイポーラプロセス技術に適用できる。
また、上記の実施の形態において、半導体基板及び各半導体層の導電型(p型、n型)を反転させた構成も可能である。
The thyristor structure according to the above embodiment is particularly suitable for the high-speed bipolar process technology, but is not limited to this. For example, the present invention can be applied to BiCMOS process technology and other bipolar process technologies.
In the above embodiment, a configuration in which the conductivity type (p-type, n-type) of the semiconductor substrate and each semiconductor layer is reversed is also possible.
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変更可能であることは言うまでもない。 As mentioned above, the invention made by the present inventor has been specifically described based on the embodiment. However, the present invention is not limited to the embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. Needless to say.
100 半導体基板
101 第1の半導体層
102 第2の半導体層
103、103a、103b 第3の半導体層
104 第4の半導体層
105、105c ガードリング層
105a エピタキシャル層
106、106a、106b、107、109 絶縁層
108、110 コンタクト層
C1〜C5 コンタクト
D1、D2 ダイオード
DD ディスクリートデバイス
GND グランド
GND1 グランドパッド
GND2 グランド端子
IN 入力、入力パッド
NPN1、NPN2 npnトランジスタ
OUT 出力、出力パッド
PNP1 pnpトランジスタ
R1 外部抵抗素子
RL1〜RL4 レジストマスク
Rsub 基板抵抗
SCR1、SCR2 サイリスタ
TC 保護対象回路
WL 配線
100
Claims (15)
前記半導体基板上に形成され、前記第1のバイポーラトランジスタのベース及び第2のバイポーラトランジスタのコレクタとして共有される第2導電型の第1の半導体層と、
前記第1の半導体層と並んで前記半導体基板上に形成された第1導電型の第2の半導体層と、
前記第1及び第2の半導体層上に形成され、前記第2のバイポーラトランジスタのベースを構成する第1導電型の第3の半導体層と、を備え、
前記第2の半導体層により前記半導体基板と前記第3の半導体層とが接続されたサイリスタ。 A first conductivity type semiconductor substrate constituting a collector of the first bipolar transistor;
A first semiconductor layer of a second conductivity type formed on the semiconductor substrate and shared as a base of the first bipolar transistor and a collector of the second bipolar transistor;
A second semiconductor layer of a first conductivity type formed on the semiconductor substrate side by side with the first semiconductor layer;
A third semiconductor layer of a first conductivity type formed on the first and second semiconductor layers and constituting a base of the second bipolar transistor;
A thyristor in which the semiconductor substrate and the third semiconductor layer are connected by the second semiconductor layer.
当該コンタクトがグランドに接続されることを特徴とする請求項5に記載のサイリスタ。 A contact formed on the fourth semiconductor layer;
The thyristor according to claim 5, wherein the contact is connected to a ground.
前記第1及び第2の半導体層上に、前記第2のバイポーラトランジスタのベースとなる第1導電型の第3の半導体層を形成し、前記第2の半導体層により前記半導体基板と前記第3の半導体層とを接続する、サイリスタの製造方法。 A second conductive type first semiconductor layer shared as a base of the first bipolar transistor and a collector of the second bipolar transistor on a first conductive type semiconductor substrate serving as a collector of the first bipolar transistor; , Forming a first conductive type second semiconductor layer side by side,
On the first and second semiconductor layers, a third semiconductor layer of a first conductivity type serving as a base of the second bipolar transistor is formed, and the semiconductor substrate and the third semiconductor layer are formed by the second semiconductor layer. A method for manufacturing a thyristor, in which the semiconductor layer is connected.
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