JP2013179903A - 家畜用冷却帯 - Google Patents

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【課題】低コストでより確実かつ効率的に家畜のヒートストレス対策ができる冷却具を提供する。
【解決手段】保冷剤を収納可能なポケットを2個以上有し、家畜の頸部の少なくとも一部を覆うように形成された保冷剤カバーと、この保冷剤カバーを家畜の頸部に巻き付けた際に、その保冷剤カバーの両端部を相互に繋ぐことが可能なベルト1本以上とを備えた冷却帯とする。
【選択図】図1

Description

本発明は家畜用冷却帯に関するものであり、より詳細には、主に夏季の高温時に牛等の家畜に装着して家畜の健康状態を良好に保持する冷却帯に関するものである。
地球温暖化現象の急激な進行により、近年、我が国においても夏季の気温上昇が続いており、家畜にもその対策が急務となっている。
家畜の中でも牛は元来寒さには強いが暑さには弱い動物であり、特に乳牛(日本では98%がホルスタイン種)はその傾向が顕著である。すなわち、乳牛の正常な代謝活動が行われるための環境温度の適温は20℃であり、25℃を超えると徐々に代謝に異常を来すようになり、さらに高熱になると体調不良(以下、これを「ヒートストレス」という)、具体的には食欲の減退とそれに伴う乳量の減少等が明確に認められるようになり、ひいては死に至る場合すらある。
乳牛は日本全国で飼育されているが、本州以南では6月から10月の長期に亘って最高気温30℃以上の日が続くこともまれではなくなっており、乳牛の頭数の特に多い北海道東部でも、7〜8月の平均気温が平成12年頃は20℃前後であったのが、最近では25℃以上になることも多くなっている。
これまでの乳牛のヒートストレス対策としては、畜舎の屋根や壁に断熱素材を使用したり、通風等に種々の工夫がなされている他、牛体からより積極的に熱を奪う方法として、ファンで体表面に気流を当てる方法、スプリンクラーで水を散布して体表面を濡らす方法、又はこれらを組み合わせた方法であるファンスプリンクラーによる水の散布等が実施されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、近年の猛暑時にはこれらの方法のみでは十分な冷却効果が得られにくくなっており、また相当なコストがかかるという問題がある。
従って、家畜の中でも特に乳牛に対する、低コストで効率のよいヒートストレス対策が強く求められている。
人間や愛玩動物用としては保冷剤等を使用した冷却具が種々提案され、実用化されている(例えば特許文献2)。
人間用では、例えば発熱時に頭部を冷却するための冷却具が古くから使用され、そのような冷却具には枕のように置いて使用するものも、ベルト等で身体に装着するものもある。近年では夏季の熱中症対策としても種々の冷却具が使用されており、乳幼児や身体機能の特に低下した人以外は、自分で着脱して温度調節ができるので、その使用上大きな問題はない。
これに対し、人間以外の動物はそのような冷却具を身体に装着することでストレスを受けるのが一般的であり、また自分で着脱ができないため、例えば愛玩動物用としては冷却マットのように置くタイプのものが主に使用されている。
しかし、乳牛等の家畜の場合は、人間や愛玩動物と比較して身体が格段に大きいこと、畜舎に繋がれた状態で連日長時間高温にさらされること、飼育員一人当たりが世話すべき家畜の数が多いこと等から、人間や愛玩動物用の冷却具をそのまま使用することはできないのはもちろんのこと、それらをそのまま大型化するにしても製造上及び使用上の種々の問題があるため、未だ実用化されていないのが現状である。
特表2003−506054号公報 特開2010−236741号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、低コストで、より確実かつ効率的に家畜のヒートストレス対策ができる冷却具を提供することを目的とする。特に乳牛に対する使用に適し、夏季の乳量減少を防止する効果の高い冷却具を提供することを目的とする。
本発明の家畜用冷却帯は、上記の課題を解決するために、保冷剤を収納可能なポケットを2個以上有し、家畜の頸部の少なくとも一部を覆うように形成された保冷剤カバーと、この保冷剤カバーを家畜の頸部に巻き付けた際に、その保冷剤カバーの両端部を相互に繋ぐことが可能なベルト1本以上とを備えたものとする。
上記家畜用冷却帯は、上記保冷剤カバーの中央部に家畜の頸椎に沿う頸椎固定部が設けられ、この頸椎固定部の左右それぞれに上記ポケットが同じ個数形成されたものとすることができる。
また、上記ポケットは、その開口部を覆う蓋を有し、ポケットの開口部縁部とこの蓋の内側面の相対向する位置に相互に係合する面ファスナーが設けられ、これらの面ファスナーを係合させる位置を変化させ、上記蓋の一部をポケットの延長部として使用することにより、上記ポケットの大きさを変化させることが可能であるものとすることができる。
また、上記ベルトは、上記ベルトの長さを調節することが可能な結合部材が設けられ、この結合部材を結合することにより、相対向するベルト同士又はベルトと保冷剤カバーとを繋ぐようになしたものとすることができる。
さらに、上記保冷剤カバーは布帛と保温シートとが積層されてなり、上記布帛と保温シートとの間に上記ポケットが形成され、上記布帛が家畜の体表面に接するようになされたものとすることができる。
上記保温シートは、繊維素材からなる保温マットが内側に配され、断熱防水性能を有する樹脂シートが外側に配された積層構造を有するものとすることができる。
本発明の家畜用冷却帯は、牛用として好適に用いることができる。
本発明の冷却帯によれば、水の散布等の従来のヒートストレス対策と比較して、低コストで効率的に家畜のヒートストレスを緩和することができ、特に乳牛に使用した場合、夏季の乳量減少防止に顕著な効果を奏する。
また上記のように、保冷剤カバーの中央部に頸椎固定部を設けた場合、冷却帯の装着が容易で、かつ装着中も家畜の動きによるずれを防止することができる。
また、ポケットの大きさを変化させることを可能とすることにより、気温に応じて冷却面積を調整できる。
また、ベルトの長さを調節可能とすることにより、冷却帯を体表面に密着させて冷却効果をより向上させることができ、かつずれ防止もより容易かつ確実となる。
さらに、このようにポケットの大きさやベルトの長さを調節可能とすることにより、デザインやサイズを変えずに1種の冷却帯を異なる体型や大きさの家畜に適用することが可能となり、コストも削減できる。
また、上記のように保冷剤カバーを保温マットと樹脂シートとの積層構造とすることにより、冷却効果をより長時間持続させ、保冷剤の交換回数を少なくすることができる。
さらに、防水性能を有する樹脂シートを外側に配することにより、従来のファンスプリンクラー等による水の散布と併用した場合に、冷却帯が水を過剰に吸収するのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る冷却帯Aのおもて(外側)面を示す平面図である。 図1の冷却帯Aのa−a’における冷却帯Aの模式断面図である。 (a)はベルト2に取り付けられる結合部材9,10の例を示す斜視図であり、(b)はベルトにこれらの結合部材が取り付けられ、かつ結合部材同士が結合された状態を示す斜視図である。 ポケット6の蓋7を開いた状態における冷却帯Aの一部を示す平面図である。 ポケット6の蓋7を閉じた状態における冷却帯Aの模式断面図であり、(a)は蓋7をポケット6の開口部に深く被せた状態、(b)は蓋7を浅く被せた状態をそれぞれ示す。 冷却帯Aの使用状態を示す斜視図である。
本発明の家畜用冷却帯の実施形態について、以下に図を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る冷却帯Aを示す平面図である。冷却帯Aを家畜に装着させた際には、図面における上方が家畜の頭側、下方が胴体側となる。本図に示すように、冷却帯Aは大きく分けて、保冷剤カバー1とその両端部に取り付けられた3対のベルト2とからなる。
保冷剤カバー1は、図1及び図2に示すように、布帛3と保温シート4とが積層されて相互に縫着されてなり、布帛3と保温シート4との間には縫合線5によって仕切られたポケット6が横並びに合計4個形成され、カバー1の中央部、すなわち2番目のポケット6と3番目のポケット6との間には、やはり縫合線5によって仕切られた頸椎固定部8が形成されている。各ポケット6には保冷剤13がそれぞれ収納される。頸椎固定部8の両脇のポケット6に保冷剤13を収納すると頸椎固定部8は溝状の窪みになるので、冷却帯Aを家畜に装着させたときにその窪みが家畜の頸骨のふくらみに沿い、かつ保冷剤13の重みがその左右に均等にかかることによって、装着中の冷却帯Aがずれたり、ずり落ちたりするのを防止する働きをする。
保冷剤カバー1の裏面(内側面)を構成する布帛3はキャンバス地である。この布帛3が家畜の体表面に直接接するので、家畜のストレスをより軽減するため、吸湿性のよい天然素材であることが好ましく、また過剰な冷却を防止するために厚手であることが好ましい。また、ポケットに保冷剤を繰り返し入れ替えても損傷しない丈夫さを有することが好ましい。
保冷剤カバー1のおもて面(外側面)を構成する保温シート4は、図示しないが不織布からなる保温マットの上に、防水性能を有し、かつ熱伝導性の低い樹脂シートが積層された2層構造を有する。このような2層構造又はそれ以上の多層構造にすることにより、保冷剤の冷却効果がより長時間維持され、その交換回数をより少なくすることができる。
本発明の冷却帯は従来のファンスプリンクラー等による水の散布と併用される場合があると想定されるが、防水性能を有する樹脂シートを表面素材として使用することにより、冷却帯が水を過剰に吸収するのを防止することができる。
ベルト2は繊維製で、図1に示すように上記保冷剤カバー1の両端部にそれぞれ3本ずつ縫着されている。各ベルト2の縫着端部とは異なる端部には結合部材9,10がそれぞれ取り付けられている。結合部材は、例えば図3(a)に示すような形状を有する雄部材9と雌部材10とからなる一対のバックルであり、相対向する位置に縫着されたベルト2(例えば2aと2a’)の端部に取り付けられた結合部材9と10とを、図3(b)に示すように、それぞれ結合させるようになされている。結合部材9は連結桟11を有するベルト挿入部を有し、この連結桟11によってベルトの動きが制限され、よってベルトの長さ調節ができる構造になっている。従って使用対象となる家畜の大きさが異なっていても、その首の太さに合わせてベルト2の長さを調節して、冷却帯Aを適切な位置からずれないように装着することができる。
各ポケット6は、図4に示すように、胴体側に開口部6aをそれぞれ有し、それらの開口部6aには折り返し式の蓋7がそれぞれ設けられている。各ポケット6の開口部6aの縁部とこの蓋7の内側面にはそれぞれ面ファスナー12aが設けられ、蓋を閉じるとこれらの面ファスナー12が係合することにより、閉じた状態が維持されるようになされている。
これらの面ファスナー12a、12bの幅(ポケットの深さ方向の寸法)を比較的広くした場合、図5に示すように、係合させる位置をずらすことにより、ポケット6の大きさを調整することができる。すなわち図5(a)に示すように蓋7をポケット6の開口部に深く被せるとポケットは標準の大きさになり、図5(b)に示すように蓋7を浅く被せた場合、蓋7の一部をポケット6の延長部として使用することが可能であり、従って家畜の大きさに合わせてポケットの大きさを調整することが可能であり、1種の冷却帯Aで種々の大きさの家畜に使用できるのでコスト削減もできる。
上記した冷却帯Aは、ベルト2の結合部材9,10同士を外した状態で、保冷剤カバー1の頸椎固定部7が牛等の家畜の頸部に沿うように被せ、家畜の首の前で相対向する位置に設けられたベルト2の結合部材9,10同士をそれぞれ結合することにより、図6に示すように装着される。なお、通常は装着前に、牛の大きさや気温を考慮して適切な量の冷却剤13をポケット6に収納し、蓋7を適切な位置でポケット6に被せ、ベルト2の長さを調整しておくのが好ましい。
上記ポケットに収納する保冷剤13は特に限定されず、従来から使用されているポリアクリル酸ナトリウム等の高吸水性樹脂をプラスチック製袋に入れて密閉したものを使用することができ、各種市販品を適宜利用できる。冷却効果を長時間持続させ、交換回数を少なくするためには、1パック当たりの保冷剤の量が多い程好ましいが、重くなりすぎると家畜の負担になるため、通常は500〜1500g程度が好ましい。家畜の大きさや気温等に応じて、2個又は4個のポケットに保冷剤を収納して使用すればよい。また、使用する保冷剤の重さや大きさは全て同じである必要はなく、左右の重さがほぼ均等になりさえすれば、異なる重さや大きさの保冷剤を使用してもよい。
使用により温度の上昇した保冷剤を冷却したものに交換する際には、状況に応じて家畜に冷却帯Aを装着させたまま交換してもよく、あるいは冷却帯Aを家畜から取り外してから交換し、再度装着させてもよい。
なお、保冷剤カバーの形状、素材、ポケットの形状及び個数等は上記に限定されず、使用対象となる家畜の頸部の少なくとも一部を覆い、所望の持続的冷却効果が得られるものであればよい。
また、ベルトの形状、素材、本数、バックルの有無等も上記実施形態に限定されず、少なくとも保冷剤カバーを家畜の頸部に巻き付けた状態で安定的に保持できればよい。例えば、ベルトは保冷剤カバーの一方の端部のみに取り付け、他方の端部には結合部材のみを取り付けてもよい。
ただし、着用する家畜の衛生状態を良好に保持するために、全体をそのまま洗濯可能とすることが好ましく、また各部に抗菌素材を使用することも好ましい。
各部分の適切な寸法は、対象となる家畜の種類や大きさにより異なるが、目安として牛(ホルスタイン種)の場合は、ポケット6の幅(図1におけるw1,w2,w4,w5)は20〜25cm程度であり、4個全て同じでもよいが、異なる寸法にしてもよい。但し、左右対称にする(w1とw5、w2とw4はそれぞれ同じにする)ことが好ましい。頸椎固定部の幅(w3)は3〜6cm程度が好ましい。
ポケット6の深さは上記のように可変とすることができるが、蓋7を最も深く被せた本来の深さは25c〜35cmであるのが好ましく、蓋の長さは7〜15cm程度が好ましい。面ファスナー12aと12bの少なくとも一方の幅(ポケットの深さ方向の寸法)は5cm以上が好ましく、蓋の被せ方によってポケット6の深さを3cm以上延長させることができるようにすることが好ましい。面ファスナー12a、12bの長さはポケット6の幅とほぼ同じにするのが好ましい。
上記実施態様の冷却帯Aは乳牛用を想定したものであるが、本発明の冷却帯は乳牛以外の牛やその他の家畜全般に使用することができ、必要に応じ、大・中型犬等の家畜以外の動物にも応用することができる。
図1に示す形状の冷却帯を牛5頭に装着して、以下の条件で、飼料摂取量及び乳量の変化を、冷却具を装着しない牛5頭と比較した。
対象牛:ホルスタイン種、平常時の乳量25〜35kg
冷却条件
保冷剤:イノアックコーポレーション(株)製 INOACクールワン
(保冷ジェル800g入りソフトバッグ) 4個使用
冷却温度:−18℃、
使用開始時の温度:−5℃
冷却温度:使用開始時の冷却帯Aのキャンバス地の温度で12℃
装着時間:10時〜16時(朝の搾乳後に装着)
試験期間:2011年8月15日〜28日
試験地:福岡県
試験期間内の平均気温
(1)屋外 朝10時:30℃、最高気温:38℃、一日の平均気温:34℃
(2)畜舎内 朝10時:28℃、最高気温:34℃、一日の平均気温:32℃
上記保冷剤を収納した冷却帯Aを牛に装着させ、畜舎内における体表面の温度変化を調べた。具体的には、首の装着部分における体表面温度をその都度冷却帯Aを一旦取り外して測定したところ、装着時には32℃であったのが急激に低下し、1時間30分経過後には26℃になり、その後緩やかに上昇したが、装着開始から6時間後の取り外し時まで30℃以下を維持した。
また、上記試験期間中の各牛の飼料摂取量、乳量を毎日調べ、各牛毎の平均値を求め、さらに5頭の平均値を求めて比較したところ、冷却帯を装着した牛は装着していない牛と比較して、飼料摂取量は11.1重量%多く、乳量は4.3重量%多かった。
本発明の家畜用冷却帯は乳牛をはじめとする各種家畜の他、大型犬等を含む各種動物の夏季の暑さ対策に利用することができる。
A……家畜用冷却帯
1……保冷剤カバー
2……ベルト
3……布帛
4……保温シート
5……縫合線
6……ポケット
7……(ポケットの)蓋
8……頸椎固定部
9……結合部材(雄部材)
10……結合部材(雌部材)
11……(結合部材の)連結桟
12……面ファスナー
13……保冷剤

Claims (7)

  1. 保冷剤を収納可能なポケットを2個以上有し、家畜の頸部の少なくとも一部を覆うように形成された保冷剤カバーと、
    この保冷剤カバーを家畜の頸部に巻き付けた際に、その保冷剤カバーの両端部を相互に繋ぐことが可能なベルト1本以上とを備えた
    ことを特徴とする家畜用冷却帯。
  2. 前記保冷剤カバーの中央部に家畜の頸椎に沿う頸椎固定部が設けられ、この頸椎固定部の左右それぞれに前記ポケットが同じ個数形成された
    ことを特徴とする、請求項1に記載の家畜用冷却帯。
  3. 前記ポケットはその開口部を覆う蓋を有し、ポケットの開口部縁部とこの蓋の内側面の相対向する位置に相互に係合する面ファスナーが設けられ、これらの面ファスナーを係合させる位置を変化させ、前記蓋の一部をポケットの延長部として使用することにより、前記ポケットの大きさを変化させることが可能である
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の家畜用冷却帯。
  4. 前記ベルトに前記ベルトの長さを調節することが可能な結合部材が設けられ、この結合部材を結合することにより、相対向するベルト同士又はベルトと保冷剤カバーとを繋ぐようになした
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の家畜用冷却帯。
  5. 前記保冷剤カバーが布帛と保温シートとが積層されてなり、前記布帛と保温シートとの間に前記ポケットが形成され、前記布帛が家畜の体表面に接するようになされた
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の家畜用冷却帯。
  6. 前記保温シートが、繊維素材からなる保温マットが内側に配され、断熱防水性能を有する樹脂シートが外側に配された積層構造を有する
    ことを特徴とする、請求項5に記載の家畜用冷却帯。
  7. 牛用であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の家畜用冷却帯。
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