JP2013175983A - 無線通信システム、基地局、移動局、および無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、基地局、移動局、および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基地局がチャネルを割り当てる際に、複数のチャネル候補を移動局に送信し、移動局がその中から通信に用いるチャネルを選択することで、接続可能なチャネルを確実に割り当てることを目的としている。
【解決手段】基地局120は、移動局110からの接続要求に応じて、割当候補となる複数のチャネルを移動局110に割当メッセージとして送信し、移動局110は、割当メッセージを受信すると、割当メッセージに含まれるチャネルのキャリアセンスを行って接続の可否を確認し、当該確認結果に基づき選択したチャネルで基地局120と無線通信を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、TDMA方式を用いて無線通信を行う、無線通信システム、基地局、移動局、および無線通信方法に関するものである。
PHSなどの無線通信の代表的な方式の一つとして、TDMA−TDD方式がある(TDMA:Time Division Multiple Access:時分割多重方式、TDD:Time Division Duplex:時分割複信)。TDMAは、1つの周波数を時間軸で細分化し、複数の相手と通信を行う方式である。TDDは通信経路を時間軸で細分化し、短時間に送信と受信を切り替える方式である。
TDD通信において、基地局(CS:Cell Station)が送信するタイミングでは、移動局(PS:Personal Station)は受信を行い、逆に移動局が送信するタイミングでは、基地局は受信を行う。また、TDMA通信において、データは1タイムスロット毎に分割され送受信が行われる。なお、TDMA方式において、移動局は、異なるチャネルを使用して複数の基地局と通信を行うことも、1つの基地局に対して異なるチャネルを使用して通信を行うことも可能である。
移動局と基地局との間で通信接続をするためのチャネルを割り当てるときは、移動局から基地局へ接続要求メッセージが送信され、基地局は、移動局との接続に用いるスロットおよびキャリアを決めるため、使用可能スロットにおけるキャリアセンスを通じて最も妨害波の少ないスロットおよびキャリアを選択し、そのスロットとキャリアの組合せ(チャネル)を割り当てメッセージにのせて送信する。移動局は割り当てられたチャネルが使用可能かどうかのチャネルのキャリアセンスを通じて確認し、例えば妨害波が所定値を超えていて利用できないと判定された場合、同一の基地局へ再接続要求のメッセージを送信する。基地局は、移動局から再接続要求のメッセージを受信し、使用可能スロットにおけるキャリアセンスを再度行い、前回割り当てたチャネル以外の最も妨害波の少ないキャリアを割り当てる。
また、移動局と基地局との通信をおこなうとき、キャリアセンスに基づき互いに通信可能な異なる2つの送信方式を使用して、移動局から基地局へ第1の送信方式を使用して送信を行い、基地局から移動局へ第2の送信方式を使用して受信状況に関係する情報を通知する技術(例えば、特許文献1)が知られている。
特開2006−13559号公報
いずれの従来技術にしても、チャネルは、基地局におけるキャリアセンスに基づいて決定されて割り当てられているので、基地局と移動局とで通信環境が相異する場合、基地局が割り当てたチャネルが、必ずしも移動局の所望する通信レベルに達成されない場合があった。
また、従来の技術では、基地局で割り当てられたチャネルが移動局周囲の妨害波によって移動局において接続不可であった場合、基地局が新たにチャネルを割り当てることができるが、その基地局におけるキャリアセンスに移動局の状況が全く反映されていないので、新たなチャネルもまた接続不可となる可能性があり、再接続要求のキャッチボールにより接続まで長時間を要すこともあった。
本発明は、このような課題に鑑み、基地局がチャネルを割り当てる際に、移動局が接続可能なチャネル候補を予め取得し、その中からチャネルを選択することで、接続可能なチャネルを確実に割り当てることが可能な無線通信システム、基地局、移動局、および無線通信方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる代表的な構成は、移動局と、該移動局と無線通信を行う基地局と、を含む無線通信システムであって、前記基地局は、前記移動局からの接続要求に応じて、割当候補となる複数のチャネルを前記移動局に割当メッセージとして送信する基地局制御部、を備え、前記移動局は、前記割当メッセージを受信すると、前記割当メッセージに含まれるチャネルのキャリアセンスを行って接続の可否を確認し、当該確認結果に基づき選択したチャネルで前記基地局と無線通信を行う移動局制御部、を備えることを特徴とする。
また、前記基地局制御部は、前記割当メッセージに含まれるチャネルに優先度を設定して前記移動局に送信し、前記移動局制御部は、前記優先度に基づき、各チャネルのキャリアセンスを順次行ってもよい。
本発明にかかる他の構成は、移動局と無線通信を行う基地局であって、前記移動局からの接続要求に応じて、割当候補となる複数のチャネルを前記移動局に割当メッセージとして送信する基地局制御部、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる他の構成は、基地局と無線通信を行う移動局であって、前記基地局から、自局の接続要求に応じて送信された、割当候補となる複数のチャネルを含む割当メッセージを受信すると、当該割当メッセージに含まれるチャネルのキャリアセンスを行って接続の可否を確認し、当該確認結果に基づき選択したチャネルで前記基地局と無線通信を行う移動局制御部、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる他の構成は、移動局と、該移動局と無線通信を行う基地局と、を含む無線通信方法であって、前記基地局は、前記移動局からの接続要求に応じて、割当候補となる複数のチャネルを前記移動局に割当メッセージとして送信し、前記移動局は、前記割当メッセージを受信すると、前記割当メッセージに含まれるチャネルのキャリアセンスを行って接続の可否を確認し、当該確認結果に基づき選択したチャネルで前記基地局と無線通信を行うことを特徴とする。
上述した無線通信システムの技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該基地局、移動局および無線通信方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明では、基地局がチャネルを割り当てる際に、移動局が接続可能なチャネル候補を予め取得し、その中からチャネルを選択することで、接続可能なチャネルを確実に割り当てることが可能となる。
無線通信システムの概略的な構成を示したブロック図である。 PHS端末のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 PHS端末の外観を示した斜視図である。 基地局の概略的な構成を示したブロック図である。 本実施形態における割当メッセージの構成を示した説明図である。 無線通信方法の処理の流れを示したシーケンスである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
以下の実施形態では、理解を容易にするため、まず、無線通信システム全体の構成を説明し、その後、無線通信システムの機能および動作について詳述する。また、本実施形態の移動局として、上述したPHSのほかに、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)等の様々な電子機器を適用可能であるが、ここではPHS端末を例に挙げて説明する。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システム100の概略的な構成を示したブロック図である。かかる無線通信システム100は、PHS端末110(110A、110B)と、基地局120(120A、120B)と、ISDN(Integrated Services Digital Network)やインターネット等の通信網130と、中継サーバ140とを含んで構成される。
上記無線通信システム100において、ユーザが自身のPHS端末110Aから他のPHS端末110Bへの通信回線の接続を行う場合、PHS端末110Aは、通信可能範囲内にある基地局120Aに無線接続要求を行う。無線接続要求を受信した基地局120Aは、通信網130を介して中継サーバ140に通信相手との通信接続を要求し、中継サーバ140は、他のPHS端末110Bの無線通信範囲内にある例えば基地局120Bを選択して基地局120Aと基地局120Bとの通信経路を確保し、PHS端末110AとPHS端末110Bの通信を確立する。
このような無線通信システム100においては、PHS端末110と基地局120との通信を実際に行うチャネルの割当が行われる。ここでは、基地局120とPHS端末110の双方が確実に接続できるチャネルを迅速に選択して接続することを目的としている。
(PHS端末110)
図2は、PHS端末110のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図3は、PHS端末110の外観を示した斜視図である。PHS端末110は、移動局制御部160と、移動局メモリ162と、表示部164と、操作部166と、音声入力部168と、音声出力部170と、移動局無線通信部172とを含んで構成される。
上記移動局制御部160は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりPHS端末110全体を管理および制御する。また、移動局制御部160は、移動局制御部160は、移動局メモリ162のプログラムを用いて、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も遂行する。
さらに移動局制御部160は、状況取得部180と、接続要求送信部182と、割当メッセージ受信部184と、移動局通信確立部186として機能する。
状況取得部180は、PHS端末110自身の使用状況に関する情報を取得する。使用状況に関する情報には、例えば、PHS端末110のユーザの移動速度がある。状況取得部180は、GPS等の機能(図示しない)を利用して、位置情報および時間情報を定期的に取得する。そして、状況取得部180は、取得した複数の位置情報および時間情報から移動速度を算出する。
接続要求送信部182は、状況取得部180が算出した情報(移動速度)や通信時の通信データ量から、要求するスロット数(1〜4)を決定する。例えば、PHS端末110が移動しており、通信データ量も多い場合、接続要求送信部182は、最大のスロット数(PHSでは4スロット)を要求するスロット数に決定する。そして、接続要求送信部182は、要求するスロット数を示す情報を接続要求に含め、接続する基地局120に送信する。
割当メッセージ受信部184は、基地局120から移動局無線通信部172を通じて、割当候補となるチャネル(スロットおよびキャリア)を示す情報を含む割当メッセージを受信する。なお、割当メッセージの詳細については後述する。
移動局通信確立部186は、割当メッセージに含まれる複数の割当候補となるチャネルについてキャリアセンスを行い、接続の可否を確認する。そして、移動局通信確立部186は、接続の可否の確認結果を用いて、移動局無線通信部172を通じて基地局120と無線通信を確立する。
上記の構成により、基地局120から複数の割当候補となるチャネルを含む割当メッセージを受信することができ、PHS端末110は、複数の割当候補となるチャネルから使用するチャネルを選択することが可能となる。
上記移動局メモリ162は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、移動局制御部160で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。
上記表示部164は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)等で構成され、移動局メモリ162に記憶された、または通信網130を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記操作部166は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
上記音声入力部168は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声をPHS端末110内で処理可能な電気信号に変換する。
上記音声出力部170は、スピーカで構成され、PHS端末110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部166の操作音、アラーム音等も出力できる。
上記移動局無線通信部172は、通信網130における基地局120との無線通信を行う。このような無線通信としては、基地局120内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれPHS端末110のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式(TDM:Time Division Multiplex)等が採用されている。
(基地局120)
図4は、基地局120の概略的な構成を示したブロック図である。基地局120は、基地局制御部210と、基地局メモリ212と、基地局無線通信部214とを含んで構成される。
上記基地局制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により基地局120全体を管理および制御する。また、基地局制御部210は、接続要求受信部220と、スロット割当部222と、キャリア割当部224と、割当メッセージ送信部226と、基地局通信確立部228として機能する。
接続要求受信部220は、PHS端末110から基地局無線通信部214を通じて、接続要求を受信する。
スロット割当部222は、接続要求に含まれるPHS端末110が要求したスロット数を示す情報を取得し、当該スロット数に応じて、PHS端末110との接続に用いるスロットを割り当てる。
キャリア割当部224は、割り当てられたスロットにおけるキャリアセンスを通じてキャリアを割り当てる。また、キャリア割当部224は、キャリアセンス結果に基づき、割り当て可能な各チャネル(スロットとキャリア)に、優先度を設定する。
割当メッセージ送信部226は、設定された優先度を用いて、割当候補となる複数のチャネルを設定し、設定したチャネルを示す情報を割当メッセージに含めてPHS端末110に送信する(詳細は後述する)。
基地局通信確立部228は、PHS端末110が選択したチャネルにて、基地局無線通信部214を通じてPHS端末110と無線通信を確立する。
上記基地局メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、基地局制御部210で処理されるプログラムや時刻情報等を記憶する。
上記基地局無線通信部214は、PHS端末110との通信を確立し、PHS端末110の通信品質に応じて、変調方式やコーデックを適応的に変更することもできる。
上記の構成により、基地局120は、PHS端末110に接続可能なチャネル候補を複数、通知することができるので、基地局120とPHS端末110が確実に接続できるチャネルが選択された上で接続することが可能となる。
ここで、基地局120の割当メッセージ送信部226が送信する割当メッセージについて説明する。
図5は、本実施形態における割当メッセージの構成を示した説明図である。割当メッセージ送信部226は、PHS端末110に割当メッセージを送信するにあたり、そのフォーマットとして、USCCH(User Specific Control Channel)フォーマットを用いる。
USCCHフォーマットは、先頭から、4ビットの過渡応答用ランプタイムR、2ビットのスタートシンボルSS、62ビットの情報部I(以下、領域Aとする。)、32ビットの同期ワードUW、4ビットのチャネル種別CI、42ビットの発識別符号、28ビットの着識別符号、34ビットの情報部I(以下、領域Bとする。)、16ビットの巡回生成符号CRC、16ビットのガードビットの全240ビットから構成される。
このUSCCHは、規定項目を満足していれば、その使用方法は任意なオプションとなっている。そのため、全240ビットのうち、情報部I(62+34=96ビット)を自由に使うことができる。そこで、割当メッセージ送信部226は、割当候補となるチャネルを示す情報を、情報部Iの領域AおよびBに格納することで、複数のチャネルを示す情報をPHS端末110に送信することが可能となる。
割当メッセージ送信部226は、キャリア割当部がキャリアセンス結果に基づき設定した優先度順に情報部Iに、割当候補となるチャネルを示す情報を格納する。例えば、割当メッセージ送信部226は、最も高い優先度が設定された1のチャネルを領域Bに格納し、次点以降の優先度が設定された1以上の割当候補となるチャネルを領域Aに格納する。ここで、割当候補となるチャネルを示す各情報に当該チャネルの優先度に関する情報を付加してもよい。また、割当メッセージに含める、割当候補となるチャネルを示す情報の数は、PHS端末110が要求するスロット数に応じて決定(例えば、要求スロット数の2倍)してもよいし、情報部Iに格納できる最大数のチャネルを示す情報を含めてもよい。そして、割当メッセージ送信部226は、PHS端末110に割当メッセージを送信する。
PHS端末110の割当メッセージ受信部184は、割当メッセージを受信すると、移動局通信確立部186は、割当メッセージに含まれる複数の割当候補となるチャネルについてキャリアセンスを行い、接続の可否を確認する。当該接続の可否の確認にあたり、移動局通信確立部186は、割当メッセージに含まれる各割り当て候補となるチャネルを、優先度順にキャリアセンスを行う。このキャリアセンスは、PHS端末110が要求したスロット数に対応するチャネル数を選択するまで行われる。その後、移動局通信確立部186は、選択したチャネルを用いて基地局120と無線通信を確立する。
(無線通信方法)
以上説明した無線通信システム100におけるPHS端末110と基地局120とを用いた無線通信方法を以下に詳述する。
図6は、無線通信方法の処理の流れを示したシーケンスである。ここではPHS端末110Aと基地局120Aとを用いて説明を行う。
まず、通信を所望するPHS端末110Aの接続要求送信部182が、通信の接続要求を基地局120Aに送信する(S300)。基地局120Aの接続要求受信部220が通信の要求を受信すると、スロット割当部222はスロットを割り当て、キャリア割当部224は割り当てられたスロットにおけるキャリアセンスを通じて割当候補となるキャリアを割り当てる(S302)。詳細には、当該スロットにて利用可能な全てのキャリアの電界強度を検知し、その電界強度が低いキャリアは妨害波のレベルが低いとみなし、最も電界強度が低いキャリアを選択する。また、キャリア割当部224は、割り当てられたスロットおよびキャリア(チャネル)の優先度を設定する。基地局120Aの割当メッセージ送信部226は、割当候補となるチャネルと当該チャネルの優先度を割当メッセージに付しPHS端末110Aに送信する(S304)。
PHS端末110Aの割当メッセージ受信部184が当該割当メッセージを受信すると、PHS端末110Aの移動局通信確立部186は割当候補となるチャネルを優先度順にキャリアセンスを順次行い、割り当てられたキャリアの電界強度が所定値以下であり、妨害波の影響がないチャネルを、要求したスロット数に対応する数だけ選択できたことを確認すると(S306)、当該チャネルを用いてPHS端末110Aと基地局120Aは、無線通信を確立する(S308)。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本実施形態では、PHS端末110が移動しておらず、また、通信データ量も少ない場合、割当要求送信部182が、基地局120に対して、任意の1スロットのみを候補として割当メッセージに含めて送信するよう要求する情報として、“0”をリンクチャネル割当要求に含めて基地局120に送信してもよい。
なお、本明細書の無線通信方法における各工程は、必ずしもシーケンスとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
本発明は、TDMA方式を用いて無線通信を行う、無線通信システム、基地局、移動局、および無線通信方法に利用することができる。
100…通信システム、110…PHS端末、120…基地局、130…通信網、140…中継サーバ、160…移動局制御部、162…移動局メモリ、164…表示部、166…操作部、168…音声入力部、170…音声出力部、172…移動局無線通信部、180…状況取得部、182…接続要求送信部、184…割当メッセージ受信部、186…新…移動局通信確立部、210…基地局制御部、212…基地局メモリ、214…基地局無線通信部、216…基地局有線通信部、220…接続要求受信部、222…スロット割当部、224…キャリア割当部、226…割当メッセージ送信部、228…基地局通信確立部

Claims (5)

  1. 移動局と、該移動局と無線通信を行う基地局と、を含む無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記移動局からの接続要求に応じて、割当候補となる複数のチャネルを前記移動局に割当メッセージとして送信する基地局制御部、を備え、
    前記移動局は、
    前記割当メッセージを受信すると、前記割当メッセージに含まれるチャネルのキャリアセンスを行って接続の可否を確認し、当該確認結果に基づき選択したチャネルで前記基地局と無線通信を行う移動局制御部、を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記基地局制御部は、前記割当メッセージに含まれるチャネルに優先度を設定して前記移動局に送信し、
    前記移動局制御部は、前記優先度に基づき、各チャネルのキャリアセンスを順次行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 移動局と無線通信を行う基地局であって、
    前記移動局からの接続要求に応じて、割当候補となる複数のチャネルを前記移動局に割当メッセージとして送信する基地局制御部、を備えることを特徴とする基地局。
  4. 基地局と無線通信を行う移動局であって、
    前記基地局から、自局の接続要求に応じて送信された、割当候補となる複数のチャネルを含む割当メッセージを受信すると、当該割当メッセージに含まれるチャネルのキャリアセンスを行って接続の可否を確認し、当該確認結果に基づき選択したチャネルで前記基地局と無線通信を行う移動局制御部、を備えることを特徴とする移動局。
  5. 移動局と、該移動局と無線通信を行う基地局と、を含む無線通信方法であって、
    前記基地局は、
    前記移動局からの接続要求に応じて、割当候補となる複数のチャネルを前記移動局に割当メッセージとして送信し、
    前記移動局は、
    前記割当メッセージを受信すると、前記割当メッセージに含まれるチャネルのキャリアセンスを行って接続の可否を確認し、当該確認結果に基づき選択したチャネルで前記基地局と無線通信を行うことを特徴とする無線通信方法。

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