JP2013171861A - Photovoltaic power generation device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、太陽光発電装置に関する。 The present invention relates to a solar power generation device.
太陽からの光を太陽電池パネルで受光して電力に変換する技術が知られている。一般的な太陽電池パネルは、受光面が規定の方位角(北半球では南を基準として0°)、且つ、約30°程度の仰角となるように、地面や屋根などに並べて固定されている。 A technique for receiving light from the sun with a solar cell panel and converting it into electric power is known. A typical solar cell panel is fixed side by side on the ground or roof so that the light receiving surface has a specified azimuth (0 ° with respect to the south in the northern hemisphere) and an elevation angle of about 30 °.
また、太陽電池パネルの方位角や仰角を太陽の動きに追尾させて発電する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。 In addition, a technique for generating power by tracking the azimuth angle and elevation angle of a solar cell panel with the movement of the sun is known (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、上述した複数の太陽電池パネルを南向きに並べて固定した太陽光発電装置では、朝や夕方、太陽電池パネルの受光面への受光量が小さく、発電量が小さい。
また、朝、昼、夕方で天候が変化する場合、単純に複数の太陽電池パネルを南向きに並べて固定した場合では、設置位置から南方向の天候の変動の影響を受けやすい。
このため、朝、昼、夕方でも、発電量が比較的大きい太陽光発電装置が望まれている。
また、比較的大きい面積の太陽電池パネルは、雪や風の影響を受けやすい。このため、雪や風による影響の少ない構造の太陽光発電装置が望まれている。
However, in the solar power generation apparatus in which the plurality of solar cell panels described above are arranged and fixed in the south direction, the amount of light received on the light receiving surface of the solar cell panel is small in the morning and evening, and the power generation amount is small.
Further, when the weather changes in the morning, noon, and evening, when a plurality of solar battery panels are simply arranged in the south direction and fixed, they are easily affected by the change in weather in the south direction from the installation position.
For this reason, a solar power generation device with a relatively large power generation amount is desired even in the morning, noon, and evening.
In addition, a relatively large area solar cell panel is susceptible to snow and wind. For this reason, the solar power generation device of the structure with little influence by snow and a wind is desired.
特許文献1に記載された太陽追尾式発電システムは、固定式と比較して複雑な構造を要する。また、太陽追尾式発電システムは、太陽を追尾する機構が雪や風圧の影響を受けやすい場合がある。
The solar tracking type power generation system described in
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構造で、朝、昼、夕方でも、発電量が比較的大きく、発電量を平準化することができ、気候変動の影響の少ない固定式の太陽光発電装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems. With a simple structure, the power generation amount is relatively large even in the morning, noon, and evening, the power generation amount can be leveled, and the influence of climate change is small. An object is to provide a stationary solar power generation device.
本発明の太陽光パネルユニットは、複数の太陽電池モジュールを平面状に並べて配置した矩形状の太陽光パネルと、前記太陽光パネルを規定の仰角に傾斜させて支持する架台と、を有する太陽光発電装置であって、前記太陽光パネルと前記架台とをそれぞれ備える、第1、第2、第3の太陽光パネルユニットを有し、前記第1の太陽光パネルユニットは、前記第2の太陽光パネルユニットと、前記第3の太陽光パネルユニットとの間に配置され、且つ、前記太陽光パネルの受光面の方位角が基準方位となるように配置され、前記第2および第3の太陽光パネルユニットは、それぞれ前記第1の太陽光パネルユニット側の端部が、該第1の太陽光パネルユニットの端部に近接して配置され、前記第2および第3の太陽光パネルユニットは、それぞれの前記太陽光パネルの前記受光面の方位角が前記基準方位に対して互いに背け合う方向に、該基準方位に対して90°の範囲内で所定角度をなすように配置されている。 The solar panel unit of the present invention includes a rectangular solar panel in which a plurality of solar cell modules are arranged in a plane, and a gantry that supports the solar panel by tilting it at a specified elevation angle. It is a power generation device, and includes first, second, and third solar panel units each including the solar panel and the gantry, and the first solar panel unit includes the second sun The second and third suns are arranged between the light panel unit and the third solar panel unit, and arranged such that the azimuth angle of the light receiving surface of the solar panel becomes a reference orientation. Each of the optical panel units is arranged such that an end portion on the first solar panel unit side is disposed close to an end portion of the first solar panel unit, and the second and third solar panel units are ,That In the direction of the azimuth angle of the light receiving surface of the solar panels of les are mutually turned away from each other with respect to the reference azimuth, it is arranged so as to form a predetermined angle in the range of 90 ° to the reference direction.
本発明によれば、簡単な構造で、朝、昼、夕方でも、発電量が比較的大きく、発電量を平準化することができ、気候変動の影響の少ない固定式の太陽光発電装置を提供することができる。 According to the present invention, there is provided a fixed solar power generation apparatus having a simple structure and capable of generating a relatively large amount of power generation in the morning, noon, and evening, leveling the power generation amount, and being less affected by climate change. can do.
図1は、本発明の実施形態に係る太陽光パネルユニット10を用いた太陽光発電装置100の一例を示す斜視図、図2は太陽光パネルユニット10の分解斜視図、図3は太陽光パネルユニット10の太陽電池モジュール1の一例を示す図である。
図4は、本発明の実施形態に係る太陽光パネルユニット10の配置の一例を示す図であり、詳細には、図4(a)は複数の太陽光パネル2の平面図、図4(b)は複数の太陽光パネル2の方位角の一例を示す平面図、図4(c)は各太陽光パネル2の仰角の一例を示す図である。
1 is a perspective view showing an example of a solar
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the arrangement of the
本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、図1、図2、図3に示したように、複数の太陽光パネルユニット10を有する。各太陽光パネルユニット10は、太陽光パネル2と、太陽光パネル2を規定の仰角に傾斜させて支持する架台3と、を有する。
The solar
各太陽光パネルユニット10の架台3は、金属製の細長部材3dで形成された骨組み構造を有する。この架台3は、細長部材3dの支柱3a上に、太陽光パネル2を支持する支持枠3bが形成されており、その支持枠3bに太陽光パネル2を傾斜させて支持している。
The gantry 3 of each
図1、図2に示したように、各太陽光パネルユニット10の太陽光パネル2の下端より下方に、積雪空間兼通風路3cが形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a snow accumulating space /
太陽光パネル2は、複数の太陽電池モジュール1を平面状に並べて配置されており、矩形状に形成されている。太陽電池モジュール1は、図3に示したように、平面内に複数の受光面2aが配列され、各受光面2aで太陽光を受け、光起電力効果により光エネルギーを直接電力に変換する。各太陽電池モジュール1は、電気的に接続されている。
The
本実施形態では太陽光発電装置100は、太陽光パネル2の受光面2aの方位角の異なる第1、第2、第3の太陽光パネルユニットとして、太陽光パネルユニット11、12、13を有する。太陽光パネルユニット12は、太陽光パネルユニット12a、12bで構成されている。太陽光パネルユニット13は、太陽光パネルユニット13a、13bで構成されている。
In this embodiment, the solar
図4(a)、図4(b)に示したように、太陽光パネルユニット11は、太陽光パネルユニット12と、太陽光パネルユニット13との間に配置されている。
太陽光パネルユニット11は、太陽光パネル2の受光面2aの方位角が基準方位(南向き)となるように配置されている。太陽光パネル2の受光面2aの方位角φ11が0°に規定されている。尚、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の受光面2aの方位角は、太陽光パネルユニット10の設置場所、周囲の建物、周囲の自然環境、日射条件などに応じて適宜最適な方向に設定する。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the
The
太陽光パネルユニット12と太陽光パネルユニット13は、それぞれ太陽光パネルユニット11側の端部(側面部)12c、13cが、太陽光パネルユニット11の端部(側面部)11a、11bに近接して配置されている。
In the
また、図4(a)、図4(b)に示したように、太陽光パネルユニット12と太陽光パネルユニット13は、それぞれの太陽光パネル2の受光面2aが基準方位(南)に対して互いに背け合う方向に、その基準方位(南)に対して0°より大きく、90°以下の範囲内で所定角度φ12、φ13をなすように配置されている。
Moreover, as shown to Fig.4 (a) and FIG.4 (b), as for the
本実施形態では、太陽光パネルユニット12は、それぞれ太陽光パネル2の受光面2aの方位角φ12が、基準方位(南)を基準として東向きに45°となるように設置されている。太陽光パネルユニット13は、それぞれ太陽光パネル2の受光面2aの方位角φ13が、基準方位(南)を基準として西向きに45°となるように設置されている。
In the present embodiment, the
つまり、太陽光パネルユニット12は、太陽光パネル2の受光面2aが南東向きとなるように設置され、太陽光パネルユニット13は、太陽光パネル2の受光面2aが南西向きとなるように設置されている。
That is, the
太陽光パネルユニット12、13は、太陽光パネル2の受光面2aの方位角φ12、φ13が、基準方位(南)に対して互いに背け合う方向に35°〜55°の角度をなすように規定されていてもよい。
The
また、各太陽光パネルユニット11、12、13の受光面の面積の比は、詳細には、南東向き太陽光パネルユニット12:南向き太陽光パネルユニット11:南西向き太陽光パネルユニット13それぞれの受光面の面積の比が2:α:2、但し、0.5≦α≦3に規定されている。
In addition, the ratio of the areas of the light receiving surfaces of the
具体的には、南東向き太陽光パネルユニット12:南向き太陽光パネルユニット11:南西向き太陽光パネルユニット13それぞれの受光面の面積の比が、2:1:2の場合、発電量を100%とする。2:2:2では96%程度、2:3:2では90%程度、2:0.5:2では60%程度となる。
このため、上記面積比2:α:2において、0.5≦α≦3と規定したが、1≦α≦2であることが好ましく、最適にはα=1である。太陽光発電装置100は、この面積比の場合、各太陽光パネルの合計発電量が最大となり、且つ、朝、昼、夕方で、電力ピークが最適に平準化される。
Specifically, when the ratio of the areas of the light receiving surfaces of the
For this reason, in the area ratio 2: α: 2, 0.5 ≦ α ≦ 3 is defined, but 1 ≦ α ≦ 2 is preferable, and α = 1 is optimal. In the case of this area ratio, the solar
本実施形態では、図1、図4(c)に示したように、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の受光面2aの仰角θ11と、太陽光パネルユニット12の太陽光パネル2の受光面2aの仰角θ12と、太陽光パネルユニット13の太陽光パネル2の受光面2aの仰角θ13は、同じ仰角となるように設定されている。
In this embodiment, as shown in FIG. 1 and FIG. 4C, the elevation angle θ 11 of the
また、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、図1、図4に示したように、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の、太陽光パネルユニット12、13側の側面部11a、11bと、太陽光パネルユニット12、13の太陽光パネル2の、太陽光パネルユニット11側の側面部12c、13cとの間に、三角形状通風路31c、32cが形成されている。
Moreover, as shown to FIG. 1, FIG. 4, the solar
また、太陽光発電装置100は、図1、図4に示したように、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の、太陽光パネルユニット12、13側の側面部11a、11bの上部と、太陽光パネルユニット12、13の、第1の太陽光パネルユニット側の側面部12c、13cとが、直接または固定部材7を介して固定することで、さらに、強度を大きくすることができる。
Moreover, as shown to FIG. 1, FIG. 4, the solar
この各太陽光パネル2の受光面2aの仰角θ11、θ12、θ13は、太陽光パネル2の設置場所の緯度、季節、降雪量、などに基いて適宜設定することが好ましい。本実施形態では、各太陽光パネル2の受光面2aの仰角θ11、θ12、θ13は、約30°〜45°の範囲の値に規定する。寒冷地では降雪を考慮し、仰角θ11、θ12、θ13を45°に設定することが好ましい。
The elevation angles θ 11 , θ 12 , and θ 13 of the
尚、図4(c)に示したように、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の受光面2aは、その受光面2aの仰角θ11が、太陽光パネルユニット12、13の太陽光パネルの仰角θ12、θ13よりも大きい角度となるように傾斜して設置してもよい。具体的には、仰角θ12、θ13が45°、仰角θ11が30°程度となるように設定してもよい。
As shown in FIG. 4C, the
図5は、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100の電気的な構成の一例を示す図である構成図である。図5に示したように、太陽光パネルユニット11、12、13は、接続箱102、103を介してパワーコンディショナ104、本実施形態では、2つのパワーコンディショナ105、106に接続されている。
FIG. 5 is a configuration diagram illustrating an example of an electrical configuration of the solar
パワーコンディショナ105、106は、太陽光パネルユニット11、12、13から出力された直流電力を交流電力に変換して、漏電遮断器108を介して、分電盤109に出力する。また、パワーコンディショナ106には、電力量を監視して、電力量を表示するモニタ107が接続されている。また、太陽光パネルユニット11、12、13と、パワーコンディショナ105、106との間に、2次電池などの蓄電装置を必要に応じて設けてもよい。
The
分電盤109は、売電用電力計111、買電用電力計112を介して、商用電源(交流電源)113に接続されている。売電用電力計111は、太陽光パネルユニット10で発電した電力が商用電源113へと供給された電力量を計測する。買電用電力計112は、商用電源113から供給された電力量を計測する。
また、分電盤109には、電気器具などの一般負荷110が接続可能である。
The
The
図6は、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100の発電量の概念図である。図6を参照しながら、太陽光発電装置100の一日の発電量を説明する。
太陽光パネルユニット11、12、13の発電量P11、P12、P13は、それぞれの太陽光パネルの受光面の向きと太陽の動きに応じた時間に、最大ピーク値を有する。
FIG. 6 is a conceptual diagram of the power generation amount of the solar
The power generation amounts P11, P12, and P13 of the
詳細には、図6に示したように、朝の時間帯(7時〜10時頃)、南東向きに設置された太陽光パネルユニット12の発電量P12が、他の太陽光パネルユニット11、13の発電量P11、P13と比較して大きい。
昼の時間帯(11時〜13時頃)、南向きに設置された太陽光パネルユニット11の発電量P11が、他の太陽光パネルユニット12、13の発電量P12、P13と比較して大きい。
夕方の時間帯(11時〜13時頃)、南向きに設置された太陽光パネルユニット13の発電量P13が、他の太陽光パネルユニット11、12の発電量P11、P12と比較して大きい。
Specifically, as shown in FIG. 6, the power generation amount P12 of the
The power generation amount P11 of the
In the evening time zone (11: 00-13: 00), the power generation amount P13 of the
太陽光発電装置100の発電量は、各太陽光パネルユニット11、12、13の発電量P11、P12、P13の合計発電量P10であり、この合計発電量P10は、図6に示したように、朝、昼、夕方の各時間帯で平準化された値となる。
The power generation amount of the solar
<計測例>
本願発明者は、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100の効果を確認するために、太陽光発電装置100を作製して、発電量P10を計測した。
<Measurement example>
In order to confirm the effect of the solar
詳細には、横1310mm×縦990mm、最大出力185Wの太陽電池モジュール1を100枚(合計最大出力18.5kW)準備し、図1に示すように、南向き太陽光パネルユニット11、南西向き太陽光パネルユニット12、太陽光パネルユニット13を作製した。
つまり、南向き太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の受光面2aの方位角は、0°(南向き)である。南東向き太陽光パネルユニット12と南西向き太陽光パネルユニット12、13は、太陽光パネル2の受光面2aの方位角が、基準方位(南)に対して互いに背け合う方向に、その基準方位に対して45°の角度をなすように配置されている。
Specifically, 100
That is, the azimuth angle of the
南向き太陽光パネルユニット11は、縦4枚×横5枚、合計20枚(1ブロック分)の太陽電池モジュール1を平面状に並べて配置している。太陽光パネル2の大きさは、縦3960mm×横6550mmである。南東向き太陽光パネルユニット12は、2ブロック分の太陽光パネルの大きさ、縦3960mm×横13100mmとなっている。南西向き太陽光パネルユニット13は、2ブロック分の太陽光パネルの大きさ、縦3960mm×横13100mmとなっている。
The south-facing
つまり、太陽光パネル2の面積比で、南東:南:南西=2:1:2となっており、南東面と南西面を真南より方位角45°ずつ角度をつけて設置することで、朝や夕方の発電効率を上げ、1日の発電量を増加させた構造となっている。
In other words, the area ratio of the
各太陽光パネルユニット11、12、13は、積雪等を考慮して、太陽光パネル2の最下端部が設置面(地面)から高さ1000mmとなるように配置し、仰角を45°に設定した。
Each
また、比較例の太陽光発電装置として、横1310mm×縦990mm、最大出力200Wの太陽電池モジュール1を45枚(合計最大出力9kW)準備して、平面状に並べ、全て方位角0°(南向き)、仰角を45°とした。
In addition, as a photovoltaic power generation device of a comparative example, 45
図7に示したように、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、朝9時から夕方15時まで、発電量が比較的大きく、発電量が平準化されている。一日の総発電量は、81.98kWhであった。比較例の太陽光発電装置では、一日の総発電量は、37.48kWhであった。太陽光発電装置100は、比較例の太陽光発電装置と比較して、太陽電池モジュール1の使用量が約2倍であり、総発電量は2倍以上となった。
As shown in FIG. 7, the photovoltaic
なお、計測中に10時30分頃、雲が出現した際、比較例の太陽光発電装置では、発電量が低下した。本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100では、発電量の低下がほとんど計測できなかった。つまり、太陽光発電装置100は、天候の変動に比較的強い。よって、本発明に係る太陽光発電装置100は、比較例の太陽光発電装置と比較して、費用対効果が大きい。
In addition, when a cloud appeared at about 10:30 during measurement, in the photovoltaic power generation device of the comparative example, the amount of power generation decreased. In the photovoltaic
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、複数の太陽電池モジュール1を平面状に並べて配置した矩形状の太陽光パネル2と、太陽光パネル2を規定の仰角に傾斜させて支持する架台3と、を有する。太陽光発電装置100は、太陽光パネル2と架台3とをそれぞれ備える太陽光パネルユニット11、12、13を有する。
太陽光パネルユニット11は、太陽光パネルユニット12と、太陽光パネルユニット13との間に配置され、且つ、太陽光パネル2の受光面2aの方位角が基準方位となるように配置されている。太陽光パネルユニット12、13は、それぞれ太陽光パネルユニット11側の端部(側面部)12c、13cが、太陽光パネルユニット11の端部(側面部)11a、11bに近接して配置されている。また、太陽光パネルユニット12、13は、それぞれの太陽光パネル2の受光面2aの方位角が基準方位に対して互いに背け合う方向に、該基準方位に対して0°より大きく且つ90°以下の範囲内で所定角度をなすように配置されている。
As described above, the photovoltaic
The
このため、簡単な構造で、朝、昼、夕方でも、発電量が比較的大きく、発電量を平準化することができ、気候変動の影響の少ない固定式の太陽光発電装置100を提供することができる。
For this reason, it is possible to provide a fixed solar
また、本発明の実施形態では、太陽光パネルユニット12、13は、太陽光パネル2の受光面2aの方位角が、基準方位に対して、35°〜55°の角度をなすように配置されている。このため、朝、昼、夕方でも、発電量が比較的大きく、発電量を平準化することができる固定式の太陽光発電装置100を提供することができる。
Moreover, in embodiment of this invention, the
また、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の受光面2aの方位角が南に規定されている。このため、各太陽光パネルユニット11、12、13による合計発電量が、朝、昼、夕方でも比較的大きい、太陽光発電装置100を提供することができる。
In the photovoltaic
また、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、太陽光パネルユニット11、12、13の架台3が細長部材で形成された骨組み構造を有する。この架台3は、図2に示したように、細長部材3dの支柱3a上に太陽光パネル2を傾斜させて支持している。また、太陽光パネルユニット11、12、13の太陽光パネル2の下端より下方に、積雪空間兼通風路3cが形成されている。このため、積雪や強風の影響が比較的小さい太陽光発電装置100を提供することができる。
Moreover, the solar
また、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の、太陽光パネルユニット12、13側の側面部11a、11bと、太陽光パネルユニット12、13の太陽光パネル2の、太陽光パネルユニット11側の側面部12c、13cとの間に、三角形状通風路31c、32c形成されているので、比較的強風であっても、太陽光パネル2への風による力が比較的小さく、強風による影響の少ない太陽光発電装置100を提供することができる。
Moreover, the
また、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の、太陽光パネルユニット11側の側面部の上部と、太陽光パネルユニット12、13の太陽光パネル2の、太陽光パネルユニット11側の側面部12c、13cとが、直接または固定部材7を介して固定することで、さらに大きな強度を有する太陽光発電装置100を提供することができる。
Moreover, the solar
また、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、太陽光パネルユニット12:太陽光パネルユニット11:太陽光パネルユニット13それぞれの受光面2aの面積の比が2:α:2、0.5≦α≦3に規定されているので、簡単な構造で、朝、昼、夕方でも、発電量が比較的大きく、発電量を平準化することができ、気候変動の影響の少ない固定式の太陽光発電装置100を提供することができる。
Further, in the solar
また、本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は太陽光パネルユニット11の太陽光パネル2の受光面2aが、太陽光パネルユニット12、13の太陽光パネル2の受光面2aの仰角よりも大きい角度に傾斜して設置してもよい。こうすることで、太陽が南中する昼の時間帯に太陽光パネルユニット11の発電量を向上させ、朝の時間帯に太陽光パネルユニット12の発電量を向上させ、夕方の時間帯に太陽光パネルユニット13の発電量を向上させることができ、且つ、朝、昼、夕方の各太陽光パネルユニット11、12、13の合計発電量を平準化することができる。
In the photovoltaic
また、比較例として太陽追尾型の太陽光発電装置では、比較的複雑な構造を有し、製造コストが比較的大きく、煩雑なメンテナンス作業を要する。
本発明の実施形態に係る太陽光発電装置100は、上述したように、簡単な構造で、朝、昼、夕方でも、発電量が比較的大きく、発電量を平準化することができる。
また、低価格の太陽電池モジュールを用いて、低い製造コストで、高性能の太陽光発電装置100を作製することができる。
Further, as a comparative example, a solar tracking type solar power generation apparatus has a relatively complicated structure, has a relatively high manufacturing cost, and requires complicated maintenance work.
As described above, the photovoltaic
In addition, a high-performance solar
また、太陽光発電装置100は、図8に示したように、太陽光パネルユニット11、12、13で構成される太陽光パネルユニット10を、南北方向に沿って規定間隔に並べて配置してもよい。こうすることで、発電量の大きい太陽光発電装置100を提供することができる。
Moreover, the solar
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
As described above, the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to these embodiments, and there are design changes and the like without departing from the gist of the present invention. Is included in the present invention.
Further, the embodiments described in the above drawings can be combined with each other as long as there is no particular contradiction or problem in the purpose and configuration.
Moreover, the description content of each figure can become independent embodiment, respectively, and embodiment of this invention is not limited to one embodiment which combined each figure.
1 太陽電池モジュール
2 太陽光パネル
2a 受光面
3 架台
3a 支柱
3b 支持枠
3c 積雪空間兼通風路
3d 細長部材
7 固定部材
10 太陽光パネルユニット(全太陽光パネルユニット)
11 太陽光パネルユニット(第1の太陽光パネルユニット:南向き)
11a、11b 側面部(端部)
12、12a、12b 太陽光パネルユニット(第2の太陽光パネルユニット:南東向き)
12c 側面部(端部)
13、13a、13b 太陽光パネルユニット(第3の太陽光パネルユニット:南西向き)
13c 側面部(端部)
31c 通風路
32c 通風路
100 太陽光発電装置
102、103 接続箱
104、105、106 パワーコンディショナ
107 モニタ
108 漏電遮断器
109 分電盤
110 一般負荷
111 売電用電力計
112 買電用電力計
113 商用電源
DESCRIPTION OF
11 Solar panel unit (first solar panel unit: facing south)
11a, 11b Side surface (end)
12, 12a, 12b Solar panel unit (second solar panel unit: southeast)
12c Side (end)
13, 13a, 13b Solar panel unit (third solar panel unit: southwest)
13c Side (end)
Claims (7)
前記太陽光パネルと前記架台とをそれぞれ備える、第1、第2、第3の太陽光パネルユニットを有し、
前記第1の太陽光パネルユニットは、前記第2の太陽光パネルユニットと、前記第3の太陽光パネルユニットとの間に配置され、且つ、前記太陽光パネルの受光面の方位角が基準方位となるように配置され、
前記第2および第3の太陽光パネルユニットは、それぞれ前記第1の太陽光パネルユニット側の端部が、該第1の太陽光パネルユニットの端部に近接して配置され、
前記第2および第3の太陽光パネルユニットは、それぞれの前記太陽光パネルの前記受光面の方位角が前記基準方位に対して互いに背け合う方向に、該基準方位に対して0°より大きく且つ90°以下の範囲内で所定角度をなすように配置されていることを特徴とする太陽光発電装置。 A solar power generation device having a rectangular solar panel in which a plurality of solar cell modules are arranged in a plane, and a pedestal that supports the solar panel by inclining at a predetermined elevation angle,
The solar panel unit includes the solar panel and the mount, respectively, and has first, second, and third solar panel units,
The first solar panel unit is disposed between the second solar panel unit and the third solar panel unit, and the azimuth angle of the light receiving surface of the solar panel is a reference orientation. Arranged so that
Each of the second and third solar panel units is arranged such that an end on the first solar panel unit side is close to an end of the first solar panel unit,
In the second and third solar panel units, the azimuth angle of the light receiving surface of each solar panel is larger than 0 ° with respect to the reference azimuth in a direction opposite to the reference azimuth and A solar power generation device, which is disposed so as to form a predetermined angle within a range of 90 ° or less.
前記架台は、前記細長部材の支柱上に前記太陽光パネルを傾斜させて支持し、
前記第1、第2、第3の太陽光パネルユニットの前記太陽光パネルの下端より下方に、積雪空間兼通風路が形成され、
前記第1の太陽光パネルユニットの太陽光パネルの、前記第2、第3の太陽光パネルユニット側の側面部と、前記第2、第3の太陽光パネルユニットの太陽光パネルの、前記第1の太陽光パネルユニット側の側面部との間に、三角形状通風路が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の太陽光発電装置。 The mounts of the first, second, and third solar panel units have a framework structure formed of elongated members,
The gantry supports the solar panel inclined on the elongated member support,
Below the lower end of the solar panel of the first, second, and third solar panel units, a snow cover space and ventilation path is formed,
Of the solar panels of the first solar panel unit, side surfaces of the second and third solar panel units, and the solar panels of the second and third solar panel units. The solar power generation device according to any one of claims 1 to 3, wherein a triangular ventilation path is formed between the side surface portion on the side of one solar panel unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012033009A JP2013171861A (en) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | Photovoltaic power generation device |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106597126A (en) * | 2016-11-21 | 2017-04-26 | 天津七六四通信导航技术有限公司 | Solar-based receiver powering and location monitoring system and installation method |
JP2021048745A (en) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 株式会社ヒカリ | Photovoltaic power generation system |
-
2012
- 2012-02-17 JP JP2012033009A patent/JP2013171861A/en active Pending
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