JP2013171553A - Display device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、手書き入力を受け付ける機能を有する複数のディスプレイを備えるディスプレイ装置に関する。 The present invention relates to a display device including a plurality of displays having a function of receiving handwritten input.
近年、手書き入力機能を有する複数のディスプレイを接続し、表示領域を拡大するマルチディスプレイの技術が広く利用されている。マルチディスプレイの各表示領域の間には、画像を表示することができないベゼル領域が存在する。 In recent years, a multi-display technique for connecting a plurality of displays having a handwriting input function and expanding a display area has been widely used. Between each display area of the multi-display, there is a bezel area where an image cannot be displayed.
ベゼル領域を跨いで行われる手書き入力に関する技術としては、特許文献1と特許文献2の技術が挙げられる。特許文献1の従来技術には、1つ目の画面からベゼル領域を跨いでつぎの画面まで連続してペン入力を行う場合に、所定時間内につぎの画面でペン入力が行われたか、または、1つ目の画面においてペン入力を終了した位置が特定の範囲内である場合に、そのペン入力を2画面間の連続したペン入力として受け付ける装置が開示されている。
As a technique related to handwriting input performed across the bezel region, the techniques of
また、特許文献2の従来技術には、ペンがタブレットに接触した後、非接触となった場合に、その非接触時間を計測し、非接触時間が所定時間以内である場合に、ペンがタブレットに接触している状態が継続していると判定する装置が開示されている。
Moreover, in the prior art of
ベゼル領域を跨いで線の手書き入力を行うと、ベゼル領域の一方の側と他方の側とで線がずれて表示されたり、線がベゼル領域付近で途切れたりして、見た目が悪くなる場合がある。しかしながら、上述した特許文献1、2の従来技術はこのような課題を解決するものではない。
When handwriting input of a line across the bezel area, the line may be displayed shifted on one side and the other side of the bezel area, or the line may be interrupted near the bezel area, resulting in a poor appearance. is there. However, the above-described prior arts in
本発明は、上記実情に鑑み、ベゼル領域を跨いで手書き入力を行う場合に、手書き入力された情報を複数のディスプレイ間で見栄えよく表示することができるディスプレイ装置を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a display device capable of displaying information input by handwriting between a plurality of displays in a good manner when handwritten input is performed across a bezel region.
上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、手書き入力を受け付ける機能を有する複数のディスプレイを備えるディスプレイ装置において、第1のディスプレイにおける手書き入力を検出する入力検出部と、該入力検出部により前記第1のディスプレイのベゼルの所定の周辺領域において検出された手書き入力の情報に基づいて、第2のディスプレイにおいて手書き入力された情報を補正する補正部と、を備えることを特徴とする。 In order to solve the above-described problem, a first technical means of the present invention is a display device including a plurality of displays having a function of accepting handwritten input, an input detection unit for detecting handwritten input on the first display, A correction unit that corrects information input by handwriting on the second display based on information on handwritten input detected in a predetermined peripheral area of the bezel of the first display by the input detection unit. And
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記所定の周辺領域において検出された手書き入力は第1の線の手書き入力であり、前記第2のディスプレイに対する手書き入力は第2の線の手書き入力であり、前記補正部は、前記第1の線を前記第2のディスプレイの領域にまで延長した延長線の情報に基づいて、前記第2の線の情報を補正することを特徴とする。 According to a second technical means of the present invention, in the first technical means, the handwritten input detected in the predetermined peripheral area is a first line handwritten input, and the handwritten input to the second display is the second. The line is handwritten input, and the correction unit corrects the information on the second line based on information on an extension line obtained by extending the first line to the area of the second display. Features.
本発明の第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記補正部は、前記延長線と前記第2の線との差に基づいて、前記第2の線の情報の補正処理を変更することを特徴とする。 According to a third technical means of the present invention, in the second technical means, the correction unit changes the correction processing of the information on the second line based on a difference between the extension line and the second line. It is characterized by doing.
本発明の第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記第2の線の情報の補正処理は、前記延長線の上に前記第2の線の位置を変更する処理を含むことを特徴とする。 According to a fourth technical means of the present invention, in the third technical means, the correction process of the information of the second line includes a process of changing a position of the second line on the extension line. Features.
本発明の第5の技術手段は、第3または第4の技術手段において、前記第2の線の情報の補正処理は、該第2の線の傾きを維持したまま、前記延長線の上に、前記第2の線の始点の位置を変更する処理を含むことを特徴とする。 According to a fifth technical means of the present invention, in the third or fourth technical means, the correction processing of the information on the second line is performed on the extension line while maintaining the inclination of the second line. And a process of changing the position of the starting point of the second line.
本発明の第6の技術手段は、第3〜第5のいずれかの技術手段において、前記第2の線の情報の補正処理は、該第2の線の終点の位置を維持したまま、前記延長線の上に、前記第2の線の始点の位置を変更する処理を含むことを特徴とする。 According to a sixth technical means of the present invention, in any one of the third to fifth technical means, the second line information correction processing maintains the position of the end point of the second line while maintaining the position of the end point of the second line. It includes a process of changing the position of the starting point of the second line on the extension line.
本発明の第7の技術手段は、第2〜第6のいずれかの技術手段において、前記第2のディスプレイに前記延長線を前記第2の線の手書き入力をガイドするガイド線として表示させるガイド表示処理部をさらに備えたことを特徴とする。 According to a seventh technical means of the present invention, in any one of the second to sixth technical means, the extension line is displayed on the second display as a guide line for guiding handwriting input of the second line. A display processing unit is further provided.
本発明の第8の技術手段は、第1の技術手段において、前記所定の周辺領域において検出された手書き入力は第1の線の手書き入力であり、前記第2のディスプレイにおける手書き入力は第2の線の手書き入力であり、前記補正部は、前記第1の線の情報に基づいて、前記第2の線の始点の情報を補正することを特徴とする。 According to an eighth technical means of the present invention, in the first technical means, the handwritten input detected in the predetermined peripheral region is a first line handwritten input, and the handwritten input on the second display is the second. The line is handwritten input, and the correction unit corrects the information of the start point of the second line based on the information of the first line.
本発明によれば、第1のディスプレイにおける手書き入力を検出し、第1のディスプレイのベゼルの所定の周辺領域において検出された手書き入力の情報に基づいて、第2のディスプレイにおいて手書き入力された情報を補正することとしたので、ベゼル領域を跨いで手書き入力を行う場合に、手書き入力された情報を複数のディスプレイ間で見栄えよく表示することができる。 According to the present invention, information input by handwriting on the second display is detected based on information on handwriting input detected in a predetermined peripheral area of the bezel of the first display after detecting handwriting input on the first display. Therefore, when handwritten input is performed across the bezel area, it is possible to display the information input by handwriting in a good-looking manner among a plurality of displays.
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係るディスプレイ装置10の構成の一例を示す図である。ディスプレイ装置10は、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11b、出力制御部12、タッチパネルインターフェース部13、入力部14、記憶部15、制御部16を備える。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing an example of the configuration of a
第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bは、手書き入力を受け付けるタッチパネルを有する液晶表示装置や陰極線管(CRT:Cathode Ray Tube)等のディスプレイ装置である。第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bは、他にスピーカ等も備える。以下では、タッチパネルがスタイラスペンでタッチされる場合について説明する。なお、タッチパネルはユーザの指などによりタッチされることとしてもよい。
The
図2は、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bの一例について説明する図である。図2に示すように、第1ディスプレイ11aと第2ディスプレイ11bとは連結され、表示領域が拡大される。図2の例では、第1ディスプレイ11aに線ABが、第2ディスプレイ11bに線CDが表示されている。
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the
ここで、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bには、画像を表示するとともにユーザからの手書き入力を受け付ける表示領域11a1、11b1と、表示領域11a1、11b1の周囲に設けられたベゼル領域11cがある。ベゼル領域11cは、画像を表示せず、また、ユーザからの手書き入力を受け付けることもない。そして、表示領域11a1、11b1の左上隅は、XY座標系の原点(0,0)として設定される。
Here, on the
なお、以下では、図2に示すように、第1ディスプレイ11aと第2ディスプレイ11bの2つのディスプレイが連結されたマルチディスプレイについて説明するが、3以上のディスプレイが連結されたマルチディスプレイについても同様に本発明を適用できる。また、以下では、第1ディスプレイ11aと第2ディスプレイ11bとが左右に配置された場合について説明するが、上下に配置された場合や斜めに配置された場合にも同様に本発明を適用できる。
In the following, as shown in FIG. 2, a multi-display in which two displays, the
図1の説明に戻ると、出力制御部12は、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bにおける画像の表示を制御する処理部である。具体的には、出力制御部12は、制御部16から第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bに表示する画像のデータを取得し、そのデータを用いて画像信号を生成する。そして、出力制御部12は、生成した画像信号を第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bに出力することにより、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bにおける画像の表示を制御する。
Returning to the description of FIG. 1, the
タッチパネルインターフェース部13は、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bが備えるタッチパネルが受け付けたユーザからの入力情報を制御部16に出力する処理部である。
The touch
入力部14は、キーボードやマウスなどの入力デバイス、画像入力端子、または、音声入力端子などであり、ディスプレイ装置10が行う処理に必要な種々の情報の入力を受け付ける。
The
記憶部15は、ハードディスク装置などの磁気ディスク記憶装置や光磁気ディスク装置、光ディスク装置、半導体メモリなどの記憶デバイスである。記憶部15は、入力イベントデータ15a、軌跡集合テーブル15b、ペンダウンフラグ15c、補正フラグ15dなどを記憶する。
The
入力イベントデータ15aは、タッチパネルがスタイラスペンによりタッチされるイベントが発生した場合に、タッチされた箇所のX座標、Y座標を記憶したデータである。
The
図3は、入力イベントデータ15aの一例を示す図である。図3(A)には、X座標が100、Y座標が200の箇所がタッチされた場合の例が示されている。なお、ユーザがタッチパネルからスタイラスペンを離した場合、図3(B)に示すように、入力イベントデータ15aのX座標、Y座標には−1が登録される。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of the
軌跡集合テーブル15bは、ユーザがタッチパネルをスタイラスペンでタッチした場合のスタイラスペンの軌跡の座標を登録したデータである。 The locus set table 15b is data in which coordinates of the locus of the stylus pen when the user touches the touch panel with the stylus pen are registered.
図4は、軌跡集合テーブル15bの一例を示す図である。図4(A)に示すように、軌跡集合テーブル15bには、入力イベントデータ15aに登録されたX座標、Y座標のデータが順に追加される。ここで、図4に示す識別番号は、X座標、Y座標の組に対して割り当てられた番号である。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the trajectory set table 15b. As shown in FIG. 4A, the X coordinate and Y coordinate data registered in the
図4(B)は、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bに跨って線が入力された場合の軌跡集合テーブル15bの一例を示す図である。ここで、識別番号が「1」のX座標、Y座標は、図2に示した点AのX座標、Y座標であり、識別番号が「n」のX座標、Y座標は、図2に示した点BのX座標、Y座標である。また、識別番号が「n+2」のX座標、Y座標は、図2に示した点CのX座標、Y座標であり、識別番号が「m」のX座標、Y座標は、図2に示した点DのX座標、Y座標である。
FIG. 4B is a diagram illustrating an example of the trajectory set table 15b when a line is input across the
第1ディスプレイ11aと第2ディスプレイ11bの両方に跨って点Aから点Dまで連続的に入力がなされた場合、ベゼル領域11cではユーザからの手書き入力を受け付けることができないので、点Bが入力された後、スタイラスペンがタッチパネルから離れたものと判定されてしまう。そのため、図4(B)に示されるように、識別番号「n+1」に対応するX座標、Y座標には、「−1」が登録される。
When the input is continuously performed from the point A to the point D across both the
ペンダウンフラグ15cは、タッチパネルがスタイラスペンによりタッチされているか否かを示すフラグである。図5は、ペンダウンフラグ15cの一例を示す図である。図5に示すように、ペンダウンフラグ15cには、タッチパネルがスタイラスペンによりタッチされている場合に「TRUE」が登録され、タッチパネルがスタイラスペンによりタッチされている場合に「FALSE」が登録される。
The pen down
補正フラグ15dは、第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11bに手書き入力された情報の補正が必要か否かを示すフラグである。図6は、補正フラグ15dの一例を示す図である。図6に示すように、補正フラグ12dには、第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11bに手書き入力された情報の補正が必要な場合に「TRUE」が登録され、その情報の補正が不要な場合に「FALSE」が登録される。
The
図1の説明に戻ると、制御部16は、ディスプレイ装置10の全体を制御する中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、プログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)などを含む処理部である。
Returning to the description of FIG. 1, the
制御部16は、入力検出部16a、軌跡集合処理部16b、タイマー処理部16c、補正部16d、ガイド表示処理部16eを備える。
The
入力検出部16aは、ユーザがスタイラスペンでタッチパネルをタッチした場合に、ユーザによりタッチされた箇所のX座標、Y座標の情報を入力イベントデータ15aに登録する処理部である。
When the user touches the touch panel with a stylus pen, the
具体的には、入力検出部16aは、第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11bからタッチパネルインターフェース部13を介して、ユーザがスタイラスペンでタッチパネルをタッチしたことを示す情報を取得した場合に、さらに第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11bからタッチされた箇所のX座標、Y座標の情報を取得し、それらの情報を入力イベントデータ15aに登録する。
Specifically, when the
軌跡集合処理部16bは、記憶部15に入力イベントデータ15aとして登録されたX座標、Y座標を、軌跡集合テーブル15bに登録する処理部である。軌跡集合処理部16bは、X座標、Y座標を登録する際、図4で説明したように、X座標、Y座標に識別番号を付与する。
The trajectory
タイマー処理部16cは、ある時点からの経過時間を計測する処理部である。例えば、タイマー処理部16cは、図2の点Bにおいてスタイラスペンがタッチパネルから離れた時点から、点Cにおいてスタイラスペンがタッチパネルに再度タッチされる時点までの経過時間を「分:秒:ミリ秒」の形式で計測する。
The
補正部16dは、第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11bに手書き入力された情報の補正を行う処理部である。補正部16dは、線ずれ補正処理部16d1、線途切れ補正部16d2を備える。
The
線ずれ補正処理部16d1は、第1ディスプレイ11aと第2ディスプレイ11bの両方に跨って連続的に線の入力がなされた場合に、第1ディスプレイ11aに入力された線と第2ディスプレイ11bに入力された線との間に生じるずれを補正する処理部である。
The line misalignment
線途切れ補正部16d2は、第1ディスプレイ11aと第2ディスプレイ11bの両方に跨って連続的に線の入力がなされたが、第1ディスプレイ11aに入力された線と第2ディスプレイ11bに入力された線とが2本あると認識されている場合に、それらの線が1本の線となるよう線のデータを補正する処理部である。
The line
ガイド表示処理部16eは、第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11bのベゼル領域11cの所定の周辺領域において線が入力された場合に、ユーザの入力をガイドするため、他のディスプレイにユーザの手書き入力をガイドするガイド線を半透明または点線などで表示させる処理部である。
When a line is input in a predetermined peripheral area of the
つぎに、ディスプレイ装置10が行う表示処理についてさらに詳しく説明する。図7は、本発明の実施形態に係る表示処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。
Next, the display process performed by the
まず、図2の例のように、ユーザにより線ABが手書き入力された結果、第1ディスプレイ11aに線ABが表示される処理の処理手順について説明する。
First, as in the example of FIG. 2, a processing procedure of processing in which the line AB is displayed on the
ディスプレイ装置10の軌跡集合処理部16bは、ペンダウンフラグ15cに「FALSE」を登録する(ステップS101)。また、軌跡集合処理部16bは、補正フラグ15dに「FALSE」を登録する(ステップS102)。
The trajectory
そして、入力検出部16aは、タッチパネルに対する入力イベントに変化があったか否かを検出する(ステップS103)。例えば、入力検出部16aは、入力イベントの変化として、ユーザによりタッチパネルがスタイラスペンでタッチされたり、スタイラスペンのタッチ位置がタッチパネル上で変化したり、スタイラスペンがタッチパネルから離れたりしたことを検出する。
Then, the
タッチパネルに対する入力イベントに変化がない場合(ステップS103においてNOの場合)、再度ステップS103の検出処理が実行される。 If there is no change in the input event to the touch panel (NO in step S103), the detection process in step S103 is executed again.
タッチパネルに対する入力イベントに変化があった場合(ステップS103においてYESの場合)、入力検出部16aは、スタイラスペンによりタッチパネルがタッチされるペンダウンのイベントが発生したか否かを判定する(ステップS104)。
When there is a change in the input event for the touch panel (YES in step S103), the
このペンダウンのイベントは、スタイラスペンによりタッチパネルが新たにタッチされる場合(例えば、図2の点Aがタッチされる場合)と、タッチパネルにスタイラスペンがタッチしたままその位置が変化する場合(例えば、図2の点Aから点Bまでタッチ位置が変化する場合)を含む。 This pen-down event occurs when the touch panel is newly touched with the stylus pen (for example, when the point A in FIG. 2 is touched), or when the position changes while the stylus pen is touching the touch panel (for example, In the case where the touch position changes from point A to point B in FIG.
ペンダウンのイベントが発生した場合(ステップS104においてYESの場合)、軌跡集合処理部16bは、軌跡集合テーブル15bを参照し、前回のイベントもペンダウンであったか否かを判定する(ステップS105)。
When a pen-down event has occurred (YES in step S104), the trajectory
例えば、図2の点Aを最初にタッチした場合のように、前回のイベントが無い場合(ステップS105においてNOの場合)、軌跡集合処理部16bは、補正フラグ15dが「TRUE」であるか否かを判定する(ステップS112)。
For example, when there is no previous event (when NO in step S105), such as when the point A in FIG. 2 is first touched, the trajectory
前回のイベントが無い場合、ステップS102において補正フラグ15dに「FALSE」が登録されるため、補正フラグ15dが「TRUE」でないと判定される(ステップS112においてNO)。
If there is no previous event, “FALSE” is registered in the
その後、軌跡集合処理部16bは、ペンダウンフラグ15cに「TRUE」を登録し(ステップS115)、その後ステップS106に移行して、今回タッチパネルがタッチされた箇所のX座標、Y座標を軌跡集合テーブル15bに追加するとともに、今回タッチパネルがタッチされた点を表示する軌跡集合設定処理が実行される(ステップS106)。この軌跡集合設定処理については後に詳しく説明する。その後、ステップS103に戻って、ステップS103以降の処理が継続される。
Thereafter, the trajectory
ステップS105において、前回のイベントもペンダウンであった場合(ステップS105においてYESの場合)、今回タッチパネルがタッチされた箇所のX座標、Y座標を軌跡集合テーブル15bに追加するとともに、前回タッチパネルがタッチされた箇所と今回タッチパネルがタッチされた箇所とを結んだ線を表示する軌跡集合設定処理が実行される(ステップS106)。 In step S105, if the previous event was also pen-down (in the case of YES in step S105), the X coordinate and Y coordinate of the location touched on the touch panel this time are added to the trajectory set table 15b, and the previous touch panel is touched. Trajectory set setting processing for displaying a line connecting the detected location and the location where the touch panel is touched this time is executed (step S106).
そして、タッチパネルからスタイラスペンが離れるペンアップのイベントが発生するまで、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106の処理が実行される。これにより、図2に示した線ABが第1ディスプレイ11aに表示される。
Then, the processes of step S103, step S104, step S105, and step S106 are executed until a pen-up event occurs in which the stylus pen leaves the touch panel. Thereby, the line AB shown in FIG. 2 is displayed on the
その後、ステップS103に戻って、ステップS103において入力イベントに変化があり(ステップS103においてYES)、ステップS104においてペンダウンのイベントではなく、ペンアップのイベントが発生した場合(ステップS104においてNOの場合)、軌跡集合処理部16bは、ペンダウンフラグ15cに「FALSE」を登録する(ステップS107)。このペンアップのイベントは、図2の例では、点Bにおいて、タッチパネルからスタイラスペンが離れるイベントに相当する。
After that, returning to step S103, there is a change in the input event in step S103 (YES in step S103), and if a pen-up event occurs instead of a pen-down event in step S104 (NO in step S104), The locus
そして、軌跡集合処理部16bは、補正フラグ15dが「TRUE」であるか否かを判定する(ステップS108)。補正フラグ15dが「TRUE」でない場合(ステップS108においてNOの場合)、軌跡集合処理部16bは、タッチパネルからスタイラスペンが離れた箇所がベゼル領域11cの付近か否かを判定する(ステップS109)。
Then, the trajectory
具体的には、軌跡集合処理部16bは、軌跡集合テーブル15bの最後に登録されたX座標、Y座標により特定される位置が、ベゼル領域11cの周辺の所定の領域内に含まれるか否かを検出することにより、上記判定を行う。
Specifically, the trajectory
タッチパネルからスタイラスペンが離れた箇所がベゼル領域11cの付近である場合(ステップS109においてYESの場合)、軌跡集合処理部16bは、補正フラグを「TRUE」に設定する(ステップS110)。その後、タイマー処理部16cは、その時点からの経過時間の計測を開始する(ステップS111)。
When the location where the stylus pen is separated from the touch panel is in the vicinity of the
そして、ステップS106に移行して、X座標、Y座標にペンアップのイベントが発生したことを示す「−1」の値を軌跡集合テーブル15bに追加する軌跡集合設定処理が実行される(ステップS106)。 Then, the process proceeds to step S106, and a trajectory set setting process for adding a value “−1” indicating that a pen-up event has occurred at the X coordinate and the Y coordinate to the trajectory set table 15b is executed (step S106). ).
その後、ステップS103に戻って、以下に説明するように、ステップS103以降の処理が継続される。この処理は、図2において、ユーザにより線CDが手書き入力された結果、第2ディスプレイ11bに線CDが表示される処理に相当する。
Thereafter, the process returns to step S103, and the processes after step S103 are continued as described below. This process corresponds to a process in which the line CD is displayed on the
ユーザがスタイラスペンでタッチパネルをタッチすると、ステップS103で入力イベントに変化があったと判定され(ステップS103においてYES)、さらにステップS104でペンダウンのイベントが発生したと判定される(ステップS104においてYES)。 When the user touches the touch panel with a stylus pen, it is determined in step S103 that the input event has changed (YES in step S103), and further, it is determined in step S104 that a pen-down event has occurred (YES in step S104).
また、このペンダウンのイベントが発生した場合、前回のイベントは点Bにおけるペンアップのイベントであったため、ステップS105では前回のイベントがペンダウンでなかったと判定される(ステップS105においてNO)。 If this pen-down event occurs, the previous event was a pen-up event at point B, and therefore it is determined in step S105 that the previous event was not a pen-down event (NO in step S105).
この場合、軌跡集合処理部16bは、補正フラグ15dが「TRUE」であるか否かを判定する(ステップS112)。補正フラグ15dが「TRUE」となるのは、ステップS104においてペンアップのイベントが発生したと判定され(ステップS104においてNO)、ステップS109においてタッチパネルからスタイラスペンが離れた箇所がベゼル領域11cの付近であると判定され、さらにステップS110において補正フラグ15dが「TRUE」に設定された場合である。
In this case, the trajectory
すなわち、ステップS112において補正フラグ15dが「TRUE」となるのは、ベゼル領域11cの付近でペンアップが検出された後、再度ペンダウンが検出された場合である。
That is, the
そして、補正フラグ15dが「TRUE」である場合(ステップS112においてYESの場合)、タイマー処理部16cは、ステップS111で計測を開始した計測時間が所定の時間内であるか否かを判定する(ステップS113)。
When the
計測時間が所定の時間内でない場合(ステップS113においてNOの場合)、軌跡集合処理部16bは、初期化処理を実行する(ステップS116)。具体的には、軌跡集合処理部16bは、軌跡集合テーブル15bの登録内容を消去するとともに、補正フラグ15dに「FALSE」を登録する。
If the measurement time is not within the predetermined time (NO in step S113), the trajectory
一方のディスプレイに対する入力を行ってから他方のディスプレイに対する入力を行うまでの時間が長い場合、2つのディスプレイで連続して1本の線を入力することをユーザが意図しているとは考えられないため、上記のような処理が行われる。 If it takes a long time to make an input to one display after making an input to one display, the user cannot think that the user intends to input one line continuously on the two displays. Therefore, the processing as described above is performed.
ステップS113において、計測時間が所定の時間内である場合(ステップS113においてYESの場合)、軌跡集合処理部16bは、タッチパネルにスタイラスペンがタッチしている箇所がベゼル領域11cの付近か否かを判定する(ステップS114)。
In step S113, when the measurement time is within the predetermined time (YES in step S113), the trajectory
具体的には、軌跡集合処理部16bは、軌跡集合テーブル15bの最後に登録されたX座標、Y座標により特定される位置が、ベゼル領域11cの周辺の所定の領域内に含まれるか否かを検出することにより、上記判定を行う。
Specifically, the trajectory
タッチパネルにスタイラスペンがタッチしている箇所がベゼル領域11cの付近でない場合(ステップS114においてNOの場合)、軌跡集合処理部16bは、ステップS116に移行して、初期化処理を実行する。
When the location where the stylus pen is touching the touch panel is not in the vicinity of the
タッチパネルにスタイラスペンがタッチしている箇所がベゼル領域11cの付近でない場合、2つのディスプレイで連続して1本の線を入力することをユーザが意図しているとは考えられないため、上記のような処理が行われる。
If the location where the stylus pen is touching the touch panel is not in the vicinity of the
ステップS116の処理の後、軌跡集合処理部16bは、ペンダウンフラグ15cに「TRUE」を登録し(ステップS115)、その後ステップS106に移行して、今回タッチパネルがタッチされた箇所のX座標、Y座標を軌跡集合テーブル15bに追加するとともに、今回タッチパネルがタッチされた点を表示する軌跡集合設定処理が実行される(ステップS106)。その後、ステップS103に戻って、ステップS103以降の処理が継続される。
After the process of step S116, the trajectory
また、ステップS114において、タッチパネルにスタイラスペンがタッチしている箇所がベゼル領域11cの付近である場合(ステップS114においてYESの場合)、ステップS115において、ペンダウンフラグ15cに「TRUE」が登録され、ステップS106において、今回タッチパネルがタッチされた箇所のX座標、Y座標が軌跡集合テーブル15bに追加されるとともに、今回タッチパネルがタッチされた点(例えば、図2における点C)を表示する軌跡集合設定処理が実行される(ステップS106)。
Also, in step S114, if the location where the stylus pen is touching the touch panel is near the
その後、タッチパネルからスタイラスペンが離れるペンアップのイベントが発生するまで、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106の処理が実行される。これにより、図2に示した線CDが第2ディスプレイ11bに表示される。
Thereafter, the processes of step S103, step S104, step S105, and step S106 are executed until a pen-up event occurs in which the stylus pen is separated from the touch panel. Thereby, the line CD shown in FIG. 2 is displayed on the
その後、ステップS103に戻って、ステップS103において入力イベントに変化があり(ステップS103においてYES)、ステップS104においてペンダウンのイベントではなく、ペンアップのイベントが発生し(ステップS104においてNOの場合)、さらにステップS108において補正フラグ15dが「TRUE」であった場合(ステップS108においてYESの場合)、ステップS117以降の処理が実行される。
Thereafter, returning to step S103, there is a change in the input event in step S103 (YES in step S103), a pen-up event occurs in step S104 instead of a pen-down event (in the case of NO in step S104), and further If the
すなわち、ステップS117以降の処理は、一度ペンアップのイベントが発生し(図2の点B)、その後さらにペンアップのイベントが発生した場合(図2の点D)に実行される処理である。図2の例では、この段階で、線CDが確定することになるので、ステップS117以降の線の補正処理が行われる。 That is, the processes after step S117 are processes executed when a pen-up event occurs once (point B in FIG. 2) and then a pen-up event occurs (point D in FIG. 2). In the example of FIG. 2, since the line CD is determined at this stage, the line correction process after step S117 is performed.
まず、線ずれ補正処理部16d1は、線ずれ補正処理を実行する(ステップS117)。図8〜図10は、線ずれ補正処理の一例について説明する図である。図8〜図10には、ユーザにより第1ディスプレイ11aに入力された線ABと、第2ディスプレイ11bに入力された線CDとが示されている。また、線ABを延長した線20と、線CDを延長した線21とが示されている。
First, a line deviation
図8の例では、線20と線21の傾きの差の絶対値が第1の所定値未満である。このような場合、線ずれ補正処理部16d1は、線20上に線CDの位置を変更して、線CDを線C’D’に補正するとともに、軌跡集合テーブル15bにおける線CDのX座標、Y座標を線C’D’のX座標、Y座標に補正する処理を行う。
In the example of FIG. 8, the absolute value of the difference in slope between the
また、図9の例では、線20と線21の傾きの差の絶対値が第1の所定値以上、第2の所定値未満である。このような場合、線ずれ補正処理部16d1は、線CDの傾きを維持したまま、線20上に線CDの始点Cの位置を変更して、線CDを線C’D’に補正するとともに、軌跡集合テーブル15bにおける線CDのX座標、Y座標を線C’D’のX座標、Y座標に補正する処理を行う。
In the example of FIG. 9, the absolute value of the difference between the slopes of the
また、図10の例では、線20と線21の傾きの差の絶対値が第2の所定値以上である。このような場合、線ずれ補正処理部16d1は、線CDの終点Dの位置を維持したまま、線20の上に線CDの始点Cの位置を変更して、線CDを線C’Dに補正するとともに、軌跡集合テーブル15bにおける線CDのX座標、Y座標を線C’DのX座標、Y座標に補正する処理を行う。
In the example of FIG. 10, the absolute value of the difference in slope between the
なお、ここでは、線20、21の傾きの差の絶対値を用いて線の補正処理を変更することとしたが、線20、21のなす角を算出し、そのなす角が第1の所定値未満である場合に図8に示した補正処理を、そのなす角が第1の所定値以上、第2の所定値未満である場合に図9に示した補正処理を、そのなす角が第2の所定値以上である場合に図10に示した補正処理を行うこととしてもよい。
Here, the line correction processing is changed using the absolute value of the difference between the inclinations of the
図11は、線ずれ補正後の軌跡集合テーブル15bの一例を示す図である。図11は、図8で説明した線ずれ補正処理が行われた場合の例を示す。この線ずれ補正処理では、線20上に線C’D’が位置することになるので、線C’D’の各X座標に対するY座標の値は、図2、図4(B)に示した線ABのY座標と同じ値の100となる。この線ずれ補正処理の処理手順については、後に詳しく説明する。
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of the trajectory set table 15b after line deviation correction. FIG. 11 shows an example when the line deviation correction processing described in FIG. 8 is performed. In this line misalignment correction process, the line C′D ′ is positioned on the
ステップS117の線ずれ補正処理の後、線途切れ補正処理部16d2は、線途切れ補正処置を行う(ステップS118)。図12は、線途切れ補正処理の一例について説明する図である。図12には、ユーザにより第1ディスプレイ11aに入力された線ABと、第2ディスプレイ11bに入力された線CDに対して線ずれ補正処理がなされることにより得られた線C’D’とが示されている。
After the line deviation correcting process in step S117, the line break
図8に示した線ずれ補正処理後の状態では、点Bと点C’との間で線AD’が途切れている。そのため、線途切れ補正処理部16d2は、点Bと点C’との間を線で結び、線AD’が一本の線となるよう補正する。
In the state after the line deviation correction process shown in FIG. 8, the line AD ′ is interrupted between the point B and the point C ′. Therefore, the line break
図13は、線途切れ補正後の軌跡集合テーブル15bの一例を示す図である。図11に示した軌跡集合テーブル15bでは、識別番号「n+1」に対応するX座標、Y座標にはペンアップのイベントがあったことを示す「−1」が登録されているが、線途切れ補正処理部16d2は、これらの値を図8における点B、点C’の中点の座標に補正する。
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of the trajectory set table 15b after the line break correction. In the trajectory set table 15b shown in FIG. 11, “−1” indicating that a pen-up event has occurred is registered in the X coordinate and Y coordinate corresponding to the identification number “n + 1”. The
図13の例では、点BのX座標が300、Y座標が100であり、点C’のX座標が350、Y座標が100であるので、識別番号「n+1」に対応するX座標、Y座標にはそれぞれ「325」、「100」が登録される。 In the example of FIG. 13, since the X coordinate of the point B is 300 and the Y coordinate is 100, the X coordinate of the point C ′ is 350 and the Y coordinate is 100, the X coordinate corresponding to the identification number “n + 1”, Y “325” and “100” are registered in the coordinates, respectively.
第1ディスプレイ11aと第2ディスプレイ11bの両方に跨って線の入力がなされる場合、ベゼル領域11cの段差によりスタイラスがタッチパネルから一旦離れることになるため、第1ディスプレイ11aの画面端まで線が入力されず、線が途切れる場合がある。
When a line is input across both the
また、線の表示を制御するアプリケーションプログラムが、ベゼル領域12cから所定の範囲内の表示を制限する場合も、第1ディスプレイ11a、第2ディスプレイ11bの画面端まで線が入力されず、線が途切れる場合がある。
Further, even when an application program that controls display of lines restricts display within a predetermined range from the bezel area 12c, lines are not input to the screen ends of the
しかし、上述のような線途切れ補正処理を実行することとすれば、画面全体の表示データを保存したり、線AD’を移動させたりしたとしても、線AD’とベゼル領域12cとの間に隙間ができることを防止することができる。 However, if the line break correction process as described above is executed, even if the display data of the entire screen is saved or the line AD ′ is moved, the line AD ′ and the bezel region 12c are moved. It is possible to prevent a gap from being formed.
線途切れ補正処理の後、軌跡集合処理部16bは、初期化処理を実行する(ステップS119)。具体的には、軌跡集合処理部16bは、軌跡集合テーブル15bの登録内容を消去するとともに、補正フラグ15dに「FALSE」を登録する。その後、ステップS103に戻って、ステップS103以降の処理が継続される。
After the line break correction process, the trajectory
つぎに、図7のステップS106に示した軌跡集合設定処理の処理手順の一例について説明する。図14は、軌跡集合設定処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 Next, an example of the processing procedure of the trajectory set setting process shown in step S106 of FIG. 7 will be described. FIG. 14 is a flowchart for explaining an example of the processing procedure of the trajectory set setting process.
軌跡集合処理部16bは、補正フラグ15dが「TRUE」であるか否かを判定する(ステップS201)。補正フラグ15dが「TRUE」でなく、「FALSE」である場合(ステップS201においてNOの場合)、軌跡集合処理部16bは、入力イベントデータ15aに登録されているX座標、Y座標を軌跡集合テーブル15bに追加して、軌跡集合テーブル15bを更新する(ステップS205)。
The trajectory
その後、軌跡集合処理部16bは、ペンダウンフラグ15cが「TRUE」であるか否かを判定する(ステップS206)。ペンダウンフラグ15cが「TRUE」である場合(ステップS206においてYESの場合)、軌跡集合処理部16bは、直前に入力された点または線を第1ディスプレイ11a、または、第2ディスプレイ11bに表示する(ステップS206)。そして、この軌跡集合設定処理は終了する。
Thereafter, the trajectory
ここで、点が表示される場合とは、線の始点が入力されるというペンダウンのイベントが検出された場合であり、線が表示される場合とは、ペンダウンのイベントが検出された後、再度ペンダウンのイベントが検出された場合である。 Here, the case where a point is displayed is a case where a pen-down event that the start point of a line is input is detected, and the case where a line is displayed is a case where a pen-down event is detected and then again. This is when a pen-down event is detected.
一方、ステップS206において、ペンダウンフラグ15cが「FALSE」である場合(ステップS206においてNOの場合)、そのままこの軌跡集合設定処理は終了する。
On the other hand, in step S206, when the pen-down
また、ステップS201において、補正フラグ15dが「TRUE」である場合(ステップS201においてYESの場合)、軌跡集合処理部16bは、その時点でタッチパネルにスタイラスペンがタッチしている箇所がベゼル領域11cの付近か否かを判定する(ステップS202)。
In step S201, when the
具体的には、軌跡集合処理部16bは、軌跡集合テーブル15bの最後に登録されたX座標、Y座標により特定される位置が、ベゼル領域11cの周辺の所定の領域内に含まれるか否かを検出することにより、上記判定を行う。
Specifically, the trajectory
タッチパネルにスタイラスペンがタッチしている箇所がベゼル領域11cの付近である場合(ステップS202においてYESの場合)、線ずれ補正処理部16d1は、入力がなされた線の回帰直線を決定する処理を行う(ステップS203)。
If locations stylus pen on the touch panel is touched is near the
そして、ガイド表示処理部16eは、その回帰直線を、線の入力がなされたディスプレイ(第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11b)とは異なるディスプレイ(第1ディスプレイ11aまたは第2ディスプレイ11b)にガイド線として表示させる(ステップS204)。そして、ステップS205以降の処理が実行される。
Then, the guide
ステップS202において、タッチパネルにスタイラスペンがタッチしている箇所がベゼル領域11cの付近でない場合(ステップS202においてNOの場合)、ガイド線の表示は行わない。または、ガイドの表示がなされていた場合には、ガイド表示処理部16eは、その表示を消去する(ステップS208)。そして、この軌跡集合設定処理は終了する。
In step S202, when the location where the stylus pen is touching the touch panel is not near the
図15は、ユーザの入力をガイドするガイド線の表示の一例を示す図である。図15(A)には、ユーザが第1ディスプレイ11aに線ABを入力した場合が示されている。また、図15(B)には、線ABの回帰直線であるガイド線22が示されている。
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of a guide line display for guiding the user's input. FIG. 15A shows a case where the user inputs a line AB to the
図15(B)に示すように、点Bの入力がベゼル領域11c付近で行われるとガイド線22が表示されるので、ベゼル領域11cが存在することにより生じる視差ずれを低減しつつ、ユーザはガイド線22をなぞりながら、容易に線CDの手書き入力を行うことができる。
As shown in FIG. 15B, since the
つぎに、図14に示したステップS203の回帰直線決定処理について説明する。図16は、図14に示したステップS203の回帰直線決定処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 Next, the regression line determination process in step S203 shown in FIG. 14 will be described. FIG. 16 is a flowchart showing an example of the processing procedure of the regression line determination process in step S203 shown in FIG.
まず、線ずれ補正処理部16d1は、線の終点に対応する識別番号を軌跡集合テーブル15bから読み出し、M(Mは整数)を値{(線の終点に対応する識別番号)−1}に設定する(ステップS301)。図15の例では、点Bに対応する識別番号が読み出される。そして、線ずれ補正処理部16d1は、Mの値を1だけ減少させる(ステップS302)。
First, the line deviation
続いて、線ずれ補正処理部16d1は、Mの値が、線の始点の識別番号以上の値であるか否かを判定する(ステップS303)。図15の例では、Mが線ABの始点Aの識別番号以上の値であるか否かを判定する。
Subsequently, the line deviation
Mの値が、線の始点の識別番号以上の値でない場合(ステップS303においてNOの場合)、線ずれ補正処理部16d1は、識別番号がMである点から線の終点までの範囲内にある点に対する回帰直線の傾きa(aは浮動小数点数)および切片b(bは浮動小数点数)を、以下の式により算出し(ステップS306)、この回帰直線決定処理は終了する。
Value of M, (if in step S303 of NO) if not an identification number greater than or equal to the starting point of the line, a line shift
ここで、Nは線の終点の識別番号であり、Xiは識別番号i(M≦i≦N)のX座標であり、Yiは識別番号i(M≦i≦N)のY座標であり、MXはXi(M≦i≦N)の平均値であり、MYはYi(M≦i≦N)の平均値である。 Here, N is the identification number of the end point of the line, X i is the X coordinate of the identification number i (M ≦ i ≦ N), and Y i is the Y coordinate of the identification number i (M ≦ i ≦ N). Yes, M X is the average value of X i (M ≦ i ≦ N), and M Y is the average value of Y i (M ≦ i ≦ N).
ステップS303において、Mが線の始点の識別番号以上の値である場合(ステップS303においてYESの場合)、線ずれ補正処理部16d1は、識別番号がMである点から終点までの範囲の座標の相関係数R(ピアソンの積率相関係数)(Rは浮動小数点数)を、以下の式により算出する(ステップS304)。
In step S303, (YES in step S303) M may be an identification number or value of the starting point of the line, a line shift
そして、線ずれ補正処理部16d1は、相関係数Rの絶対値が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS305)。相関係数Rの絶対値が所定値以上でない場合(ステップS305においてNOの場合)、ステップS302に移行して、それ以後の処理が継続される。
Then, the line deviation
相関係数Rの絶対値が所定値以上である場合(ステップS305においてYESの場合)、上述したステップS306の処理が実行され、この回帰直線決定処理は終了する。 When the absolute value of correlation coefficient R is greater than or equal to a predetermined value (YES in step S305), the process of step S306 described above is executed, and the regression line determination process ends.
図17は、相関係数Rの絶対値が所定値以上となる線ABの部分23を示す図である。この場合、図16のステップS306において、部分23に含まれる点のX座標、Y座標を用いて、回帰直線の傾きや切片が算出される。
FIG. 17 is a diagram illustrating a
つぎに、図7のステップS117に示した線ずれ補正処理の処理手順の一例について説明する。図18は、図7のステップS117に示した線ずれ補正処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 Next, an example of a processing procedure of the line deviation correction process shown in step S117 of FIG. 7 will be described. FIG. 18 is a flowchart illustrating an example of a processing procedure of the line misalignment correction processing illustrated in step S117 of FIG.
まず、線ずれ補正処理部16d1は、回帰直線決定処理の処理対象として、2つのディスプレイのいずれかにおいて先にユーザにより入力された線を選択する(ステップS401)。そして、線ずれ補正処理部16d1は、選択された線に対して、図16で説明した回帰直線設定処理を実行し、回帰直線の傾きを算出する(ステップS402)。図2の例では、線ずれ補正処理部16d1は、線ABに対する回帰直線の傾きを算出する。
First, a line deviation
つぎに、線ずれ補正処理部16d1は、回帰直線決定処理の処理対象として、先に線が入力されたディスプレイとは異なるディスプレイにおいて入力された線を選択する(ステップS403)。そして、線ずれ補正処理部16d1は、選択された線に対して、図16で説明した回帰直線設定処理を実行し、回帰直線の傾きを算出する(ステップS404)。図2の例では、線ずれ補正処理部16d1は、線CDに対する回帰直線の傾きを算出する。
Next, a line deviation
その後、線ずれ補正処理部16d1は、2つの回帰直線の傾きの差の絶対値が第1の所定値(例えば、0.35)以下であるか否かを判定する(ステップS405)。2つの回帰直線の傾きの差の絶対値が第1の所定値未満である場合(ステップS405においてYESの場合)、線ずれ補正処理部16d1は、後で入力された線を、先に入力された線の延長線上に配置する(ステップS406)。
Thereafter, the line shift
例えば、線ずれ補正処理部16d1は、図8に示したように、線20上に線CDの位置を変更して、線CDを線C’D’に補正するとともに、図11で説明したように、軌跡集合テーブル15bにおける線CDのX座標、Y座標を線C’D’のX座標、Y座標に補正する処理を行う。ここで、線20としては、例えば、線ABの回帰直線が用いられる。その後、この線ずれ補正処理は終了する。
For example, as illustrated in FIG. 8, the line deviation
2つの回帰直線の傾きの差の絶対値が第1の所定値以上である場合(ステップS405においてNOの場合)、線ずれ補正処理部16d1は、2つの回帰直線の傾きの差が第2の所定値(例えば、0.7)以上であるか否かを判定する(ステップS407)。
If the absolute value of the difference between the two slopes of the regression line is not less than the first predetermined value (NO in step S405), the line shift
2つの回帰直線の傾きの差の絶対値が第2の所定値未満である場合(ステップS407においてNOの場合)、線ずれ補正処理部16d1は、後で入力された線の傾きを維持したまま、先に入力された線の延長線上に後で入力された線の始点を配置する(ステップS408)。
Absolute value of the difference between the two slopes of the regression line is less than the second predetermined value (NO in step S407), the line shift
例えば、線ずれ補正処理部16d1は、図9に示したように、線CDの傾きを維持したまま、線20上に線CDの始点Cの位置を変更して、線CDを線C’D’に補正するとともに、軌跡集合テーブル15bにおける線CDのX座標、Y座標を線C’D’のX座標、Y座標に補正する処理を行う。その後、この線ずれ補正処理は終了する。
For example, as shown in FIG. 9, the line deviation
ステップS407において、2つの回帰直線の傾きの差の絶対値が第2の所定値以上である場合(ステップS407においてYESの場合)、線ずれ補正処理部16d1は、後で入力された線の終点の位置を維持したまま、先に入力された線の延長線上に後で入力された線の始点を配置する(ステップS409)。
In step S407, (YES in step S407) the absolute value of the difference between the two slopes of the regression line is the second case where more than the predetermined value, the linear displacement
例えば、線ずれ補正処理部16d1は、図10に示したように、線CDの終点Dの位置を維持したまま、線20の上に線CDの始点Cの位置を変更して、線CDを線C’Dに補正するとともに、軌跡集合テーブル15bにおける線CDのX座標、Y座標を線C’DのX座標、Y座標に補正する処理を行う。その後、この線ずれ補正処理は終了する。
For example, the line deviation
なお、複数の点が連結されて線CDが構成される場合、補正後の線が直線とはならない場合もある。図19は、線CDが複数の点から構成される場合の線ずれ補正の例を示す図である。このような場合、点Cから線CDの中間点までの部分24が補正され、その中間点から点Dまでは中間点の位置に合わせて調整される。
When a line CD is formed by connecting a plurality of points, the corrected line may not be a straight line. FIG. 19 is a diagram showing an example of line deviation correction when the line CD is composed of a plurality of points. In such a case, the
また、上記線ずれ補正処理では、回帰直線の傾きの差の絶対値を用いて補正方法を選択している。具体的には、差の絶対値が大きくなるほど、補正の程度を緩やかにしている。これにより、補正が不自然なものにならないようにすることができる。また、回帰直線の傾きを算出することにより、線AB、線CDが完全な直線でない場合でも、補正方法を適切に選択することができる。 In the line deviation correction process, the correction method is selected using the absolute value of the difference in the slope of the regression line. Specifically, the degree of correction is made gentler as the absolute value of the difference increases. Thereby, it is possible to prevent the correction from being unnatural. Further, by calculating the slope of the regression line, the correction method can be appropriately selected even when the line AB and the line CD are not perfect straight lines.
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and corrections can be made without departing from the scope of the present invention.
10…ディスプレイ装置、11a…第1ディスプレイ、11b…第2ディスプレイ、11a1、11a2…表示領域、11c…ベゼル領域、12…出力制御部、13…タッチパネルインターフェース部、14…入力部、15…記憶部、15a…入力イベントデータ、15b…軌跡集合テーブル、15c…ペンダウンフラグ、15d…補正フラグ、16…制御部、16a…入力検出部、16b…軌跡集合処理部、16c…タイマー処理部、16d…補正部、16e…ガイド表示処理部、20,21…線、22…ガイド線、23,24…線の部分。
10 ... display unit, 11a ... first display, 11b ... second display, 11a 1,
Claims (8)
第1のディスプレイにおける手書き入力を検出する入力検出部と、
該入力検出部により前記第1のディスプレイのベゼルの所定の周辺領域において検出された手書き入力の情報に基づいて、第2のディスプレイにおいて手書き入力された情報を補正する補正部と、
を備えることを特徴とするディスプレイ装置。 In a display device including a plurality of displays having a function of accepting handwritten input,
An input detection unit for detecting handwritten input in the first display;
A correction unit that corrects information input by handwriting on the second display based on information of handwriting input detected in a predetermined peripheral area of the bezel of the first display by the input detection unit;
A display device comprising:
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