JP2013164034A - 太陽光発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の太陽光発電装置に比較して太陽光をより効率よく利用できる太陽光発電装置を提供する。
【解決手段】集光された太陽光の熱により被加熱液体を沸騰させることにより、駆動気体を生じさせる気化装置2を地上から離れた位置に設置し、その下側には、ヘリオスタットを配置する。ヘリオスタットによって集光された太陽光は、本体21の下部に照射され、熱媒体が熱せられ、熱媒体の熱によって被加熱液体が熱せられて沸騰する。熱媒体の比熱が大きいので、外部気温の変動によって被加熱液体の温度が影響されることが抑制できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽光を用いて発電する太陽光発電システムに関するものである。
近年、地球温暖化ガスの一種でする炭酸ガスの発生を削減する試みが各分野で図られている。その一つに発電施設がある。火力発電所は、最も炭酸ガスを発生させる発電施設であり、また原子力発電所は、各廃棄物の処理の問題や、事故が起きた場合の社会的及び環境的な付加が多大である。そのため、近年では自然エネルギーを利用する発電施設、特に太陽光発電施設が注目されている。
特開2010−281251号公報
太陽光の熱エネルギーにより蒸気を発生させタービンにより発電する施設としては、例えば、特許文献1に記載されているような施設がある。太陽光を所定の場所に集光することで、蒸気を発生させる程の熱量を得るには、より広い範囲から効率よく太陽光を集光する必要があるが、例えば、特許文献1に記載の発明などのように、太陽光を反射することで集光する構成を採用すると、ボイラーを直接照射された太陽光は、加熱するエネルギーとして利用できない。
ボイラーに直接照射される太陽光は、反射面に対して入射角と反射が近い為に最もエネルギーが高いのであるが、その反射面はボイラーの影となり、加熱部に反射させることができず、加熱エネルギーとして利用できないといった問題があった。
この発明は、従来の太陽光発電装置に比較して太陽光をより効率よく利用できる太陽光発電装置を提供することを目的とするものである。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 駆動気体の圧力によってタービンを回転させ、該タービンの回転によって発電する発電機とを備えた発電装置であって、
外部からの加熱によって被加熱液体を沸騰させて駆動気体を得る気化室と、
前記気化室内の被加熱液体を加熱する加熱部と、
前記気化室と前記加熱部との間に設けられ、前記加熱部の熱を前記気化室に伝達する熱媒体を収容する熱媒体収容部と、
太陽光を前記加熱部に集光する集光手段とを備え、
前記熱媒体は、前記被加熱液体よりも比熱が高いことを特徴とする太陽光発電装置。
(2) 前記集光手段は、太陽光を反射して集光し、前記気化室を下側から加熱する反射集光手段と、太陽光を屈折させて集光し、前記気化室を上側から加熱する屈折集光手段とを備える上記(1)に記載の太陽光発電装置。
(3)前記屈折集光手段は、円弧に沿って配設された案内レールと、
該案内レール上を移動する移動体と、
該移動体に保持され受光した太陽光を加熱部へ向けて各屈折させて集光する複数の屈折手段と、
前記屈折手段により屈折された太陽光が加熱部に集光するように、太陽の天球上の移動に応じて前記案内レールを移動させる移動手段とを備える上記(2)に記載の太陽光発電装置。
(4) 前記反射手段は、反射面を有する複数の反射体と、各反射体の反射方向を調整する反射方向調節手段と、
太陽の天球上の移動に応じて、各反射体からの反射方向を、太陽光が加熱部に集光するように制御する集光制御手段とを備える上記(2)に記載の太陽光発電装置。
請求項1に記載の発明によれば、加熱部の熱が熱媒体を介して被加熱液体に伝達されるので、太陽光による加熱位置が太陽の動きとともに移動した場合にも、均一に被加熱液体に熱を伝達することができる。そして、熱媒体が被加熱液体よりも比熱が高い液体であるので、周囲の気温変化による熱媒体の温度変化が少なく、所望の温度を安定的に維持できる。
請求項2に記載の発明によれば、集光手段によって集められた太陽光の熱によって、駆動気体を得ることができるが、反射によって集光された太陽光と、屈折によって集光された太陽光の両方の熱により加熱されるので、太陽光エネルギーをより効率良く利用することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、案内レール上を移動体が太陽の動きに沿って移動するので、太陽光を常時加熱部に集光とすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、太陽光の動きに沿って反射方向が調節されるので、加熱部に太陽光が常時集光することができる。
本発明の太陽光発電装置に供えられた気化装置の構成を示す正面断面図である。 本発明の太陽熱発電装置の構成を示す模式図である。 本発明の太陽熱発電装置の全体斜視図である。 気化装置の本体の断面側面図である。 循環機構の一部構成を示す拡大側面図である。 循環機構の一部構成を示す拡大平面図である。 集光装置の部分側面図である。 移動体の移動駆動部を示す拡大斜視図である。 夏至における移動体の移動軌跡を示す屈折集光手段の全体斜視図である。 気化装置の他の構成例を示す断面正面図である。
以下、本発明の好適実施形態について詳説する。図1は、本発明の太陽光発電装置に供えられた気化装置2の構成を示す正面断面図であり、図2は、本発明の太陽熱発電装置1の構成を示す模式図、図3は、本発明の太陽熱発電装置1の全体斜視図である。図2に示されているように、本発明の太陽光発電装置1は、気化装置2で発生されられた駆動気体としての蒸気の流れによって回転させられるタービン11と、タービン11から流出した蒸気を液体に戻す復水器12と、タービン11の回転軸にロータが接続されている発電機13と、復水器12から供給されるアンモニアに熱を加えて沸騰させて蒸気とする気化装置2を備え、更に、図3に示されているような、太陽光を気化装置2に集光して加熱する太陽光集光手段7とを備えている。太陽光集光手段7は、太陽光を反射して集光して気化装置2の加熱部を加熱する反射集光手段75と、気化装置2の上部に位置して太陽光を屈折させて加熱部に集光し、気化装置2を加熱する屈折集光手段71とを備えている。
気化装置2は、内側に空洞を有し略円球状に形成された本体21と、本体21内に設けられた本体21の空洞を、気化室23と上部熱媒体収容部22とに分割する隔壁23aと、気化室23と下部熱媒体収容部24とに分割する隔壁23bとを備えている。気化室23には被加熱液体が収容され、各熱媒体収容部22、24には、熱媒体が収容されている。隔壁23a、23bは、それぞれ上下に湾曲した構成になっており、その間に気化室23が画成される。また、隔壁23a、23bの周端は相互に接続されており、本体21の内周面には熱媒体が接触する構成となっている。太陽光で本体21の外側が温められると、該熱媒体を介して、太陽光の熱が被加熱液体に伝達される構成となっている。
この実施形態では、被加熱液体はアンモニアであり、気化室23において沸騰し蒸気が発生させられる。気化室23には、被加熱液体が供給される送液管63が接続されている。送液管63は、隔壁23a、23bの接合部分に接続されて、気化室23内に連通している。また、気化室23には、気化室23内で発生した蒸気が導出される蒸気管51の一端が開口し、蒸気管51の他端は、タービン31を収容するタービン室の内部に開口している。蒸気管51は、上側隔壁23aの頂点部に開口しており、本体21の外殻25の内側に沿って配管され、送液管63に対向する位置で本体21の外部に延出している。送液管63と、蒸気管51は、水平位置で、同一直線状に配置され、送液管63と蒸気管51の共通する軸線は、球状の外殻25の中心を通るように構成されている。
外殻25の下部には、内側に球面状に凹んだ凹状加熱部26が設けられている。加熱部26は、凹状に形成されることにより、温められて膨張した空気が外側に逃げずに、加熱部26内に滞留することとなり、熱効率の低下を抑制することができる。ここで、加熱部とは、太陽光が当たることにより加熱される部位を意味し、凹状加熱部26に限らず、外殻25の外側が加熱部となる。
熱媒体収容部22、24にそれぞれ充填されている熱媒体は、被加熱液体よりも高い比熱を有する液体であり、例えば、水である。熱媒体収容部22、24に充填されている熱媒体は、循環装置3によって相互に循環させられている。
図4は、本体21の断面側面図である。循環装置3は、この実施形態では4つの循環機構3A、3B、3C、3Dを備えており、各機構は、気化室23から真上に伸出する蒸気管51を中心として4方向に配置され、それぞれ独立して駆動する。各循環機構は同一の構成であるので、以下、循環機構3Aに説明し、他の3つの機構の説明は省略する。
図5及び図6は循環機構の一部構成を示す拡大側面図及び拡大平面図である。循環機構3Aは、両端が熱媒体収容部22、24にそれぞれ開口し、両者の間で熱媒体の流通を可能とする熱媒体流路33と、熱媒体に運動エネルギーを付与するポンプ部34と、撹拌部とを備えている。
熱媒体流路33は、一端が熱媒体収納部22に開口し、他端が熱媒体収納部24に開口しており、両熱媒体収容部22、24の間で熱媒体の流通が可能となるように構成されている。また、熱媒体流路33はらせん形状であり、被加熱液体との接触面積が多くなるように構成されている。これにより、被加熱液体との熱交換効率が向上する。熱媒体流路33の形状はらせん形状に限らず、蛇行形状など、他の形状であってもよい。
ポンプ部34は、一端が蒸気管51に他端が気化室23内に開口する蒸気導管31と、タービン311と、タービン311の回転軸321に設けられた駆動ギヤ322と、駆動ギヤ322のギヤ部322aに噛み合うギヤ部341aを有する従動ギヤ341と、従動ギヤ341の回転によって回転するスクリュー342とを備えている。
タービン311は、蒸気導管31に設けられたタービン室311内に収納され、タービン311の回転軸321は気化室23内へ延出して、隔壁23bの近傍まで達している。
従動ギヤ341は、熱媒体流路33を構成する管材の外側に外装され、管材を中心にして回転する。また、スクリュー342は、前記管材の内側に内装され、管材の内壁に沿って配置された環材342aを備える。環材342aと、従動ギヤ341とは、一方が磁石、他方が磁性体であり、従動ギヤ341が回転することで、スクリュー342が回転する構成となっている。
回転軸321の下端には、駆動撹拌体323が固定されており、隔壁23bを挟んで反対側の下部熱媒体収容部24には、従動撹拌体324が設けられている。駆動撹拌体323と従動撹拌体324は、一方が磁石、他方が磁性体で構成され、回転軸321の回転によって駆動撹拌体323が回転すると、磁力によって従動撹拌体324が回転する構成となっている。
気化室23内でアンモニアが沸騰し蒸気となると、蒸気管51のみならず、蒸気導管31にも蒸気が流通し、タービン311が回転する。タービン311の回転によって、駆動ギヤ322と駆動撹拌体323が回転する。駆動ギヤ322の回転によって、従動ギヤ341、スクリュー342と回転し、熱媒体に運動エネルギーを与える(流れを起こさせる)。また駆動撹拌体323の回転によって、従動撹拌体324が回転し、被加熱液体と熱媒体を撹拌する。
スクリュー342が熱媒体に流れを起こさせる方向は、各循環機構3A〜3Dで2に分けられ、2つの循環機構は、下部から上部へ、他の2つの循環機構は、上部から下部へ流れるように設定される。
このように、上部熱媒体収容部22と下部熱媒体収容部24との間で熱媒体の流通が行われることにより、熱媒体収容部22、24全体で温度が均一となり、気化室23内の被加熱液体に対する加熱効率が向上する。また、対流によらず強制的に撹拌することになるので、迅速に被加熱媒体の温度分布を均一にすることができる。撹拌部は、駆動撹拌体323と従動撹拌体324で構成される。
気化室23に充填される被加熱液体は、上部熱媒体収容部22と下部熱媒体収容部24から効率よく加熱され得るように、気化室内に十分満たされていることが好ましく、例えば、80%以上、好ましくは90%以上であると良い。
気化室23に対しては、被加熱液体の温度を検出する温度センサ81と、同じく液量を検出する液量センサ83、気化室23内の圧力を検出する圧力センサ84が設けられ、上部熱媒体収納部22には熱媒体の温度を検出する温度センサ82が、下部熱媒体収納部24には熱媒体の温度を検出する温度センサ85が設けられている。
次に、図3、図7及び図8に基づいて、太陽光を加熱部へ向けて集光する集光手段の構成について説明する。反射集光手段75は、太陽光を反射して集光し、気化装置2の加熱部を加熱する。反射集光手段75は、公知技術であるヘリオスタットである。反射集光手段75は、気化装置2の下側に位置する水平面上に、気化装置2を中心として周囲に反射面を有する反射体M0100〜M0201、M0202・・M0307・・Mnmを複数配置し、各反射体において、反射方向を調整する反射方向調節手段と、太陽の天球上の動きを検出する太陽位置センサと、太陽位置センサの検出位置に基づいて、反射方向調節手段の向きや角度を調節して、反射面で反射された太陽光が常時加熱部に当たるように制御する集光制御手段とを備えている。このような反射集光手段75によって集光させられた太陽光は、主に下部熱媒体収容部24の外殻、特に凹状加熱部26を加熱部として、熱する。
屈折集光手段7は、移動体71と、移動体71を案内する案内レール73と、案内レール73を揺動可能に支持する支持部72a、72bとを有している。移動体71は、気化装置2の球形の本体21と同心の球面を備えた湾曲形状を備えた保持部材710と、保持部材710に保持されている屈折手段としての複数の屈折部712nと、移動体71が案内レール73に沿って移動するための移動駆動部とを備えている。
屈折部712nは、太陽光が透過し得る材料で構成され、光の屈折により所望の位置に太陽光が集光するように配置されている。各屈折部7121、7122・・712nは、屈折面の角度調整し、かつ、各屈折部の向きを調整することにより、球形の本体21の所定の加熱部に太陽光が集光するように配置されている。この場合、太陽光が集光させられる加熱部は、主として本体21の上部となる。 屈折部712は、例えば、ガラス、ポリカーボネート等の光透過率の高い材料が利用される。
移動体71の保持部材710の両端には、案内レール73が挿通する挿通部713が設けられ、一方の挿通部713には、移動駆動部が設けられている。移動駆動部は、モータ713Mと、モータ713Mの出力軸接続されたワームギヤ713Wとを備えている。移動体71は、一対の挿通部713を挿通する案内レール73に沿って、案内レール73上を往復移動する。
前記ワームギヤ713Wは、案内レール73上に形成されている溝731に形成されているネジ溝に螺合し、ワームギヤ713Wが回転することで、移動体71が案内レール73上を移動する構成となっている。
案内レール73は、球形の本体21の中心を中心とする円弧状に形成されており、その両端部は、支柱72a、72bの先端部において、回動自在に支持されている。案内レール73の両端部における支持軸には、揺動駆動手段が設けられている。この揺動駆動手段は、支持軸と一体に設けられた扇状のラック部材72aa、72baと、出力軸に駆動ギヤを有する揺動駆動モータ72am、72bmとを有する。ラック部材72aa、72baの端部は、支持軸を中心とする円弧状であり、該円弧の端にはラックが形成されている。該ラックには、揺動駆動モータ72am、72bmの駆動ギヤが直接又は間接に噛み合っており、揺動駆動モータ72am、72bmの駆動によって、案内レール73が揺動移動可能に構成されている。
既述の太陽位置センサの検出位置に基づいて、揺動駆動モータ72am、72bmと、モータ713Mが駆動し、移動体71の位置が天球上の太陽位置に合致するように移動する。 案内レール73の支持軸は、球形の本体21の中心を通る直線上に配置され、同じ直線上に、送液管63と蒸気管51が位置することとなる。
以上のように構成された屈折集光手段7の作用について、図9に基づいて説明する。図9は、夏至における移動体71の移動を示す全体斜視図である。日の出時刻では、案内レール73は、北側に倒れている。太陽の移動と共に案内レール73を起こし、同時に案内レール73上で移動体71を移動させる。太陽位置センサの検出位置に基づいて、随時揺動駆動モータ72am、72bmと、モータ713Mを駆動させ、太陽の軌跡に沿って移動体71を移動させる。南中時において、移動体71は、案内レール73の頂点に達し、また、案内レール73は、最も南側に傾いた位置となる。さらに、太陽が西側に移動すると、案内レール73は北側に揺動し、同時に移動体71は案内レール73の西側へ移動する。日の入り時には、案内レール73は、日の出時と同じ位置、即ち北側に水平倒れた状態となり、移動体71は、案内レール73の最も西側の端に位置する。
図7に示されているように、移動体71は、本体21と太陽の間に常時位置するように移動している。例えば、南中時における、移動体71による集光作用を説明すると、移動体71の中央に位置する屈折部は、屈折させることなく、太陽光線をそのまま透過させれば、本体21の外殻25に到達する。
また、移動体71に設けられている屈折部71Lnは、光が入射する入射面が上側(太陽側)、屈折した太陽光が出る出射面が本体21側に露出した状態で、保持部材710に保持されている。そして、太陽と本体21とを結ぶ中央線が通過する位置を中心として、各屈折部の屈折角度は、中心から離れるに従って大きくなるように設定されており、中心位置の屈折角度はゼロ、最も中心から離れた屈折部の屈折角度が最も大きくなっている。このように屈折角度を変えることによって、移動体71に当たった太陽光が、本体21の外殻25に集光するように構成されている。特に、屈折部で屈折して本体21に照射される太陽光が、常時本体21の外殻25の外表面に対して直角に当たるように、屈折角度が設定されている。
図7に示されているように、太陽光SLは、移動体71に照射されたものは、屈折部71Lnを介して本体21の外殻25に照射され、移動体71に照射されていない他の太陽光は、反射集光手段75の複数の反射体M0100・・・に反射して、その反射光が本体21の外殻25に照射される。
本体21の外殻25において、移動体71から集光された太陽光が当たる部位(即ち、加熱部)は、太陽の移動とともに移動する。つまり、日の出とともに、本体21の東側に太陽光が集光し、本体21の南側上部を通過して、西側に移動する。この際、本体21の外殻25は、球形であるため常に太陽光に対して照射される面が直角となるように設定することができる。
本体21の外殻25において、反射集光手段75から集光された太陽光が当たる部位(即ち、加熱部)は、太陽の移動とともに移動する。つまり、日の出とともに、本体21の西側に太陽光が集光し、本体21の北側下部を通過して、東側に移動する。
図10は、気化装置2の他の構成例を示す断面正面図である。気化装置2Aは、球形状の本体21A内に同様に球形状の気化室23Aを備え、気化室23Aと本体21Aの間の空間が熱媒体収容部22Aとなっている。熱媒体収容部が上下に分割されず、一体となっている。このような構成とすることによって、熱媒体を撹拌する構成を簡略化することができる。
1 太陽光発電装置
11 タービン
12 復水器
13 発電機
2 気化装置
21 本体
22 上部熱媒体収容部
24 下部熱媒体収容部
23 気化室
23a、23b 隔壁
25 外殻
3 循環装置
33 熱媒体流路
7 屈折集光手段
71 移動体
72a、72b 支持部
73 案内レール
75 反射集光手段

Claims (4)

  1. 駆動気体の圧力によってタービンを回転させ、該タービンの回転によって発電する発電機とを備えた発電装置であって、
    外部からの加熱によって被加熱液体を沸騰させて駆動気体を得る気化室と、
    前記気化室内の被加熱液体を加熱する加熱部と、
    前記気化室と前記加熱部との間に設けられ、前記加熱部の熱を前記気化室に伝達する熱媒体を収容する熱媒体収容部と、
    太陽光を前記加熱部に集光する集光手段とを備え、
    前記熱媒体は、前記被加熱液体よりも比熱が高いことを特徴とする太陽光発電装置。
  2. 前記集光手段は、太陽光を反射して集光し、前記気化室を下側から加熱する反射集光手段と、太陽光を屈折させて集光し、前記気化室を上側から加熱する屈折集光手段とを備える請求項1に記載の太陽光発電装置。
  3. 前記屈折集光手段は、円弧に沿って配設された案内レールと、
    該案内レール上を移動する移動体と、
    該移動体に保持され受光した太陽光を加熱部へ向けて各屈折させて集光する複数の屈折手段と、
    前記屈折手段により屈折された太陽光が加熱部に集光するように、太陽の天球上の移動に応じて前記案内レールを移動させる移動手段とを備える請求項2に記載の太陽光発電装置。
  4. 前記反射手段は、反射面を有する複数の反射体と、各反射体の反射方向を調整する反射方向調節手段と、
    太陽の天球上の移動に応じて、各反射体からの反射方向を、太陽光が加熱部に集光するように制御する集光制御手段とを備える請求項2に記載の太陽光発電装置。
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