JP2013161724A - Plug socket - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンセントに関するものである。 The present invention relates to an outlet.
従来より、コンセントにおいて、安全性などの見地から電源プラグの端子が挿入される端子挿入口に端子以外の異物が挿入されることを抑制するものが提供されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been provided an outlet that suppresses insertion of a foreign substance other than a terminal into a terminal insertion slot into which a terminal of a power plug is inserted from the viewpoint of safety or the like.
この種のコンセントとして、たとえば、図13に示すように、栓刃端子挿入口109、109を備えた蓋体(以下、第1蓋体という)105に栓刃端子挿入口閉塞蓋体(以下、第2蓋体という)120をタッピングスクリュー130により螺子止め固定した回転扉付きコンセントが知られている(特許文献1を参照)。 As an outlet of this type, for example, as shown in FIG. There is known an outlet with a rotating door in which 120 (referred to as a second lid) is screwed and fixed with a tapping screw 130 (see Patent Document 1).
特許文献1のコンセントは、第2蓋体120の底面軸心に設けたトルクスプリング125を嵌装した軸杆122を、第1蓋体105に設けた円形溝106の底面軸心に穿設した軸杆嵌合孔108に嵌合させている。コンセントは、トルクスプリング125の下端部をスプリング嵌合孔107に嵌合係止させ、トルクスプリング125のバネ力により第2蓋体120が第1蓋体105に対し反復回動自在になっている。
In the outlet of
コンセントは、使用に際し、第2蓋体120の板面に穿設した栓刃差込口121、121に電源プラグの端子たる栓刃端子の先端部を差し込み、トルクスプリング125のバネ力に抗して第2蓋体120を一定方向(通常右方向)に回動させる。これにより、コンセントは、第2蓋体120の板面に穿設した栓刃差込口121、121を第1蓋体105に設けた端子挿入口たる栓刃端子挿入口109、109に合致させ電源プラグの栓刃端子を器台101に収納した刃受端子103、103に差し込み接続することができる。また、コンセントは、電源プラグの栓刃端子を引き抜くことにより、第2蓋体120がトルクスプリング125の反発バネ力により元の状態に復帰し、第1蓋体105に設けた栓刃端子挿入口109、109を閉塞する。
When using the outlet, the tip of the plug blade terminal, which is the terminal of the power plug, is inserted into the plug
このような、コンセントは、栓刃端子が挿入されていない場合、端子挿入口である栓刃端子挿入口109を扉体となる第2蓋体120が閉塞することにより、異物の混入を抑制することが可能となる。
In such an outlet, when the blade terminal is not inserted, the
ところで、上述の特許文献1のコンセントでは、電源プラグの端子が挿入される端子挿入口を閉塞する扉体である第2蓋体120を軸支するために、タッピングスクリュー130を用いている。タッピングスクリュー130は、一般に、樹脂と比較して強度の高い金属材料が用いられている。そのため、コンセントは、扉体を軸支する金属材料の分だけ部品点数が多くなり、構造が複雑で製造コストが高くなる傾向にある。より簡便な構成で、異物の誤挿入の抑制可能なコンセントが求められている現在においては、上述のコンセントの構成だけでは十分ではなく、更なる改良が求められている。
By the way, in the outlet of the above-mentioned
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、比較的簡単な構造で異物の誤挿入を抑制することが可能なコンセントを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above reasons, and an object of the present invention is to provide an outlet capable of suppressing erroneous insertion of a foreign object with a relatively simple structure.
本発明のコンセントは、電源プラグの端子を挿入する端子挿入口が貫設されたカバー部と該カバー部における上記端子が挿入される正面側と反対の背面側に突出する軸部とを一体成形したカバー体と、上記軸部に軸支されており上記端子挿入口を閉塞する扉部と該扉部と隣接して配され上記端子挿入口を開放する貫通孔部とを備え上記端子の端子挿入口への挿入時に上記軸部の軸回りに回動して上記端子が上記貫通孔部に挿通可能な扉体と、上記扉体を上記カバー体と反対面側より支持して上記扉体が上記軸部から抜け出ることを抑制する扉体受け部を備えたボディ体と、上記カバー体側と上記ボディ体側との間に配され上記扉部が上記端子挿入口を閉塞するように上記扉体を上記軸回りに付勢するばね体とを有することを特徴とする。 The outlet of the present invention is integrally formed with a cover part through which a terminal insertion port for inserting a terminal of a power plug is inserted and a shaft part protruding to the back side opposite to the front side where the terminal is inserted in the cover part. A terminal of the terminal provided with a cover body, a door portion that is pivotally supported by the shaft portion and closes the terminal insertion port, and a through-hole portion that is arranged adjacent to the door portion and opens the terminal insertion port. A door body that rotates around the axis of the shaft portion when inserted into the insertion port so that the terminal can be inserted into the through-hole portion, and the door body that supports the door body from the side opposite to the cover body. The door body is provided between a body body having a door body receiving portion that suppresses the shaft portion from being pulled out and the cover body side and the body body side, and the door portion closes the terminal insertion port. And a spring body that biases the shaft around the axis.
本発明のコンセントは、比較的簡単な構造で異物の誤挿入を抑制することが可能になるという効果がある。 The outlet of the present invention has an effect that it is possible to suppress erroneous insertion of foreign matters with a relatively simple structure.
以下、本実施形態のコンセント10について、図1ないし図12に基づいて説明する。なお、図中において、同じ部材に対しては、同じ番号を付して重複する説明を省略する。
Hereinafter, the
本実施形態のコンセント10は、図1および図2に示すように、電源プラグ(図示していない)の端子を挿入する端子挿入口1aaが貫設されたカバー部1aとカバー部1aにおける上記端子が挿入される正面側と反対の背面側に突出する軸部1b(図2を参照)とを一体成形したカバー体1を有している。コンセント10は、軸部1bに軸支される扉体2を有している。扉体2は、端子挿入口1aaを閉塞する扉部2aと扉部2aと隣接して配され端子挿入口1aaを開放する貫通孔部2cとを備えている。扉体2は、上記端子の端子挿入口1aaへの挿入時に軸部1bの軸回りに回動して上記端子が貫通孔部2cに挿通可能としている。また、コンセント10は、扉体2をカバー体1aと反対面側より支持して扉体2が軸部1bから抜け出ることを抑制する扉体受け部4aを備えたボディ体4を有している。さらに、コンセント10は、カバー体1側とボディ体4側との間に配され扉部2aが端子挿入口1aaを閉塞するように扉体2を上記軸回りに付勢するばね体3を有している。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
本実施形態のコンセント10は、たとえば、図示していない壁面に設けたソケットに差し込んで取り付けられる。コンセント10は、コンセント10の接続端子4cをソケットの挿入口に挿入してコンセント10側とソケット側とを電気的に接続させることが可能なものである。また、本実施形態のコンセント10は、図示していない各種の電気器具の電源プラグが取り付けられる。コンセント10は、電気器具の電源プラグの端子を端子挿入口1aaに挿入してコンセント10側と電気器具側とを電気的に接続させることが可能なものである。本実施形態のコンセント10には、コンセント10の正面側に上記電源プラグの端子を挿入する一対の端子挿入口1aa,1aaと、コンセント10の背面側にソケットに差し込む一対の接続端子4c,4cとを備えている。なお、本実施形態のコンセント10は、IECEE(IEC System for Conformity Testing to Standards for Safety of ElectricalEquipment)のCEE7/4やCEE7/5などで規定されている電源プラグが接続可能な構造としている。同様に、本実施形態のコンセント10は、IECEEのCEE7/4やCEE7/5などで規定されているソケットと接続可能な構造としている。
The
本実施形態のコンセント10は、送信機(図示していない)から送信する無線や赤外線などの指示信号を受信する受信機を内蔵している。また、コンセント10は、給電側となるソケットと電気器具側との間の電気的な接続と電気的な接続解除とを行うように制御する制御回路を内蔵している。コンセント10は、たとえば、内部の受信機が送信機からの指示信号を受信し、受信機と電気的に接続された制御回路が指示信号に基づき壁面のソケットから電気器具側への給電と給電の停止とを切替える。コンセント10は、たとえば、コンセント10から離れた人が送信機を操作することで、壁面のソケット側から照明器具などの電気器具側への給電および給電の停止を行う。これによりコンセント10は、遠隔操作を行う機能を備えていない照明器具をコンセント10を介して壁面のソケット側に接続させるだけで、照明器具を送信機により点灯や消灯などさせることが可能となる。なお、コンセント10は、受信機を備えた構成だけでなく、給電と給電の停止とを人の存在の有無で行うため、人感センサなどのセンサ装置を備えたものでもよい。コンセント10は、漏電防止装置などの機能を備えるものでもよい。また、コンセント10は、壁面に設けたソケットと接続させるものだけに限られない。コンセント10は、受信機を備えることなく、壁面側に埋め込まれた配線器具自体として利用するものでもよい。
The
コンセント10は、分離可能なカバー体1とボディ体4とを備えている。カバー体1とボディ体4とは、カバー体1とボディ体4とを嵌め合わせて内部が空洞な箱状体を構成している。カバー体1およびボディ体4は、たとえば、電気絶縁性の樹脂材料を用いて形成することができる。本実施形態のコンセント10は、有底角筒状のカバー体1と有底角筒状のボディ体4とを嵌め合わせて構成している。なお、カバー体1は、図3で図示しており、図3(b)に示すカバー体1の右側面図と図示していない左側面図とは対称形である。また、ボディ体4は、図4で図示しており、図4(b)に示すボディ体4の右側面図と図示していない左側面図とは対称形である。
The
カバー体1は、正面視の外形が矩形状であり、長手方向の一端部側の中央部に有底円筒状の凹部1cを備えている。カバー体1は、正面側において、凹部1cの内底面に、上記電源プラグにおける一対のピンそれぞれが挿入される一対の端子挿入口1aa,1aaが貫設されている。各端子挿入口1aaは、正面視において、上記電源プラグの円柱状のピンが挿入できるように円形としている。カバー体1は、凹部1cの内側の形状を上記電源プラグが挿入可能な形状としている。上記電源プラグは、図示していないが、凹部1cに挿入される上記電源プラグの外形形状が円柱状をしており、円柱から円柱の一部を円弧柱状に切欠かれた残りに側端部を有する形状のものを利用することができる。凹部1cは、上記電源プラグが挿入される位置に上記電源プラグの側端部に対応する一対の突出部1ca,1caを上記電源プラグ側の一対の側端部それぞれに対応して備えている。コンセント10は、カバー体1の凹部1cに設けられた複数個(ここでは、4個)の突出部1caにより、円柱状の上記電源プラグがコンセント10に対して回動することを抑制可能としている。
The
また、カバー体1は、隣接する一組の突出部1ca,1caが凹部1cにおいて対向して一対設けられおり、対向する突出部1ca,1ca間の線分と直交する凹部1cの内壁面から凹部1cの内底面にかけてスリット状の一対の開口部1cb,1cbを備えている(図1および図3を参照)。コンセント10は、上記電源プラグを挿入した場合、上記電源プラグに弾接して上記電源プラグが凹部1cから脱落することを規制し、留め具として機能可能な接触片4baを各開口部1cbから突出させている。一対の接触片4baは、各開口部1cbから突出し凹部1cの内径を狭めて上記電源プラグに弾接できるように湾曲している。本実施形態のコンセント10は、接触片4baが上記電源プラグ側と電気的に接地可能な機能も併せ持たせている(図1、図6、図10ないし図12を参照)。
Further, the
本実施形態のコンセント10では、外形がC字状でC字状の開放端部に接触片4baを備えた金属(たとえば、銅や銅合金など)からなる弾性部材4bを内蔵している。弾性部材4bは、板材の折り曲げ加工により形成することができる。弾性部材4bは、固定螺子8bc,8bcを弾性部材4bの基部4bcに設けた螺子孔4b1,4b1に挿通しカバー体1の背面側に設けたボディ体4側と螺子止めしている。また、固定螺子8bcは、ボディ体4の背面側に配された端子受けばね4dを固定している。端子受けばね4dは、壁面側のソケットから突出する丸ピン状の接地端子(図示していない)と当接可能に構成している(図1、図8、図12を参照)。端子受けばね4dは、金属(たとえば、銅や銅合金など)により構成された板材の折り曲げ加工により形成することができる。さらに、端子受けばね4dは、ボディ体4の背面側に配され、外形がC字状で金属(たとえば、銅や銅合金など)からなる接地部材4gと電気的に接続している。接地部材4gは、上記接地端子を挿通可能な挿通孔4g1が貫設された基端片4gcと、基端片4gcの両端から延出する側端部位4gbと、側端部位4gbから延出する固定片4gaとを一体的に形成している。接地部材4gは、金属(たとえば、銅や銅合金など)により構成された板材の折り曲げ加工により形成することができる。接地部材4gは、接地部材4gの先端部となる固定片4gaそれぞれに固定螺子8bcと螺子合いする螺子孔4g2を設けている。外形がC字状の接地部材4gは、一方の先端部における固定片4gaと端子受けばね4dとを固定螺子8bcにより螺子止めされている。
The
また、コンセント10は、ボディ体4の背面側に突出する円筒部4fの側面に設けた切欠部4f1において、接地部材4gの側端部位4gbを表面に露出するように設置している(図1、図4、図8ないし図10、図12を参照)。接地部材4gは、壁面のソケット側に設けられた接地端子部(図示していない)と接地部材4gの側端部位4gbとを電気的に接続することもできる。
In addition, the
さらに、コンセント10は、壁側に設けたソケットの挿入口に挿入される一対の接続端子4c,4cを備えている。各接続端子4cは、円柱状の金属製のピンからなり、ボディ体4との一体成形によりボディ体4に固定されている(図11を参照)。螺子8caは、コンセント10の内部において給電端子4eを介してボディ体4側の接続端子4cに固定している。給電端子4eは、螺子8caが挿通される螺子孔4e1aが設けられた端子部4e1と、端子部4e1の端部に接続されたS字部4e2と、S字部4e2の端部に接続された端子片4e3とを備えている。給電端子4eは、金属(たとえば、銅や銅合金など)製の板材の折り曲げ加工により形成することができる。
In addition, the
また、コンセント10は、コンセント10の内部において、上記電源プラグの端子と電気的に接続される端子受部4iを備えている。端子受部4iは、対向する一対の半円筒状の端子受けばね部4i1,4i1と、各端子受けばね部4i1を保持する保持片4i3と、保持片4i3から延出する端子片4i2とを備えている。端子受部4iは、金属(たとえば、銅や銅合金など)製の板材の折り曲げ加工により形成することができる。端子受部4iは、螺子8iaのボディ体4への螺子合いにより固定されている。
In addition, the
カバー体1は、正面視において、長手方向の他端部側の中央部に、円形の窪み部1iを備えている。窪み部1iは、カバー体1の背面側で突出する有底筒状部1iaを構成している。窪み部1iは、有底筒状部1iaの底面において正面視が円形の貫通孔1ibを備えている(図1、図2、図3および図12を参照)。コンセント10は、カバー体1の正面視において、外形が窪み部1iと相似形で窪み部1iより若干小さい円形の保護カバー6aaを、カバー体1の正面側からカバー体1の窪み部1iに挿入して保持している(図6、図7、図9ないし図12を参照)。保護カバー6aaは、コンセント10の内部に配置される表示灯6aを覆って保護可能な有底筒形状としている。
The
また、カバー体1には、カバー部1aにおける上記電源プラグの端子が挿入される正面側から窪んだ凹部1cが、カバー部1aの正面側と反対の背面側において突出している。カバー体1は、図2に示すように、凹部1cの外底面に、外底面の中央部からカバー部1aの背面側に突出する軸部1bを備えている。また、カバー体1は、凹部1cの外底面において、中央部に配置された軸部1bを中心として、一対の規制壁1d,1dを対称に突設している。規制壁1dは、端子挿入口1aaに近接して配置している。一対の規制壁1d,1dは、軸部1bの軸回りに一対の端子挿入口1aa,1aaと近接して配置されている(図2、図3を参照)。また、規制壁1dは、凹部1cの外底面から突出した矩形状としている。さらに、カバー体1には、カバー部1aの背面側において、凹部1cの外底面から外底面の外周に沿って突出し、円環の一部からなる分離壁1kを備えている。分離壁1kは、コンセント10の内部において、表示灯6aなどが実装される空間側と、扉体2が配置される空間側とを空間的に分離するために好適に設けている。
Further, the
扉体2は、図5に示すように、カバー体1の軸部1bが挿入される挿通孔2bを扉体2の中央部に設けている。扉体2は、軸部1bに軸支されている。扉体2は、一対の端子挿入口1aa,1aaそれぞれを閉塞する一対の扉部2a,2aと、各扉部2aと隣接して配され一対の端子挿入口1aa,1aaそれぞれを開放する一対の貫通孔部2c,2cとを備えている。扉体2は、平面視において、中央部の挿通孔2bを中心として、一対の貫通孔部2c,2cを対称に配置している。貫通孔部2cは、平面視において、軸部1bが挿通される挿通孔2bを中心とする円形の一部からなる扇状から軸部1b側の一部の扇状部分を切欠いた形状としている。扉体2は、中央部の挿通孔2bを中心にして、対称形であり、扉体2が軸部1bの軸回りに回動する回動方向に沿って貫通孔部2cと隣接する位置に扉部2aを配している。
As shown in FIG. 5, the
扉体2は、上記電源プラグの端子の端子挿入口1aaへの挿入時にカバー体1の軸部1bの軸回りに回動して、扉部2aが端子挿入口1aaを閉塞する位置から端子挿入口1aaを開放し上記電源プラグの端子が貫通孔部2cに挿通可能な位置に回動することができる。また、扉体2は、一対の貫通孔部2c,2cそれぞれに、対応する規制壁1d,1dが挿入される。そのため、扉体2は、カバー体1に対し、軸部1bの軸回りの回動がカバー体1の規制壁1dによって規制される。言い換えれば、扉体2は、扉部2aが端子挿入口1aaを閉塞する閉位置と、上記電源プラグの端子が貫通孔部2cを挿通可能な端子挿入口1aaを開放する位置とに回動可能としている。扉体2は、軸部1cの軸回りに回動して上記電源プラグの端子が挿入しやすいように、扉部2aが扉体2の回動方向に沿って上記電源プラグの端子の挿入方向における奥側に傾斜する傾斜面を備えている。また、扉体2は、扉部2aの傾斜面の奥側で扉部2aと貫通孔部2cとの境界に突起部2aaを設けている。コンセント10は、突起部2aaにより、たとえば、先端が尖った異物がコンセント10の内部に簡単に挿入されることを抑制することができる。
The
本実施形態のコンセント10は、扉体受け部4aを備えたボディ体4を有している。扉体受け部4aは、扉体2をカバー体1と反対面側より支持して扉体2が軸部1bから抜け出ることを抑制する。ボディ体4は、ボディ体4とカバー体1とが係合した際に、扉体受け部4aが扉体2の背面側と当接し扉体2を保持可能としている。また、本実施形態のコンセント10は、カバー体1の軸部1bと当接可能なプリント配線板5aを備えている。プリント配線板5aは、表示灯6aや表示灯6aと電気的に接続される受信機の電子部品を実装している。また、プリント配線板5aは、壁面のソケット側と電気器具側との間の電気的な接続と接続解除とを行うように制御する制御回路を構成するため電子部品を実装している。さらに、プリント配線板5aは、雷サージ防護デバイス、円筒型のヒューズ6b、異常発熱抑制のための温度ヒューズ6cや漏電防止用のリレー6dなどの各種の電子部品を実装している。プリント配線板5aは、外形を矩形の平板状に形成している。プリント配線板5aは、表示灯6a、コンデンサ6b、抵抗6cやリレー6dなどの電子部品を実装している。プリント配線板5aには、図示していない配線パターンを形成しており、ソケットと接続する接続端子4c側と、各種の電子部品と接続する端子受部4i側とを電気的に接続できるように構成している。また、プリント配線板5aに実装している表示灯6aは、発光ダイオードにより構成することができる。表示灯6aは、たとえば、赤色発光、緑色発光の点灯や点滅の区別により、コンセント10が電子機器側と壁面のソケット側との電気的接続を行っている制御状態、コンセント10の受信機の受信状態などを表示することができる。
The
表示灯6aを覆う保護カバー6aaは、表示灯6aを保護するだけでなく、コンセント10自体の受信機や制御回路への給電と給電の中止とを行うための操作を行う操作部としても機能している。保護カバー6aaは、カバー体1の正面側から押圧されることで、保護カバー6aaのコンセント10内部側の先端部位6baがプリント配線板5aに実装しているスイッチ6eを押圧する(図12を参照)。スイッチ6eは、コンセント10自体の受信機や制御回路への給電と給電の中止とができるように受信機や制御回路などと電気的に接続させている。スイッチ6eは、たとえば、押すたびにオンとオフとが反転する位置保持型スイッチであるプッシュロックスイッチなどを利用することができる。なお、コンセント10は、押圧された保護カバー6aaが元の位置に復帰するように、保護カバー6aaとカバー体1の有底筒状部1iaとの間に復帰ばね6fを配置している。
The protective cover 6aa that covers the
各接続端子4cは、各給電端子4eに電気的に接続されている。給電端子4eは、プリント配線板5aに設けた接続孔5eに給電端子4eの端子片4e3を挿入して、プリント配線板5a側と電気的に接続している。
Each
また、コンセント10は、上記電源プラグの端子がコンセント10の端子挿入口1aaから扉体2の貫通孔部2cを挿通して端子受部4iと電気的に接続される。端子受部4iは、プリント配線板5aに設けた貫設孔5fに、保持片4i3から延出した端子片4i2の先端部を挿入して、プリント配線板5a側と電気的に接続している。なお、プリント配線板5aには、端子受部4iの端子受けばね部4i1を収容可能な開口部5gを設けている。また、コンセント10は、端子受部4iと接続端子4cとがプリント配線板5aを介して電気的に接続されているものの、直接的には電気的に接続されていない。
Further, in the
矩形の平板状のプリント配線板5aは、長手方向の一端部側において、プリント配線板5aの正面側とカバー体1の軸部1bとが当接している(図11および図12を参照)。また、軸部1bに挿入する扉体2は、ボディ体4の内底面側から突出する一対の扉体受け部4a,4aで支持している。扉体2は、扉体2の背面側において、扉体2の当接面2abが扉体2の挿通孔2bが設けられた中央部から延出してX字状となっている。すなわち、扉体2は、扉体2の背面側の中央部において、X字状の突設部2dを備えており、突設部の表面が当接面2abを構成している。扉体2は、X字状の当接面2abと、ボディ体4の内底面から突出する扉体受け部4aとが当接する。本実施形態のコンセント10では、上記電源プラグの端子の挿入時に端子が扉体2の扉部2aを押圧することにより扉体2に掛かる力を扉体受け部4a側で受けている。なお、扉体受け部4aは、ボディ体4と一体成形されボディ体4の内底面側から突出させた平行な一対の板状体で構成している。扉体受け部4aは、一対の板状体それぞれがプリント配線板5aの各開口部5g,5gに挿通している。扉体受け部4aは、一対の板状体が対向する対向面が矩形の各開口部5g,5gの一辺に沿うように配置している。コンセント10は、扉体2に掛かる力を扉体受け部4aへの圧縮方向の力として受ける。そのため、コンセント10は、樹脂と比較して強度の高い金属製のピンなどを用いて扉体2をカバー体1に軸支させる必要がなく、コンセント10の構成を比較的簡単な構成とすることが可能となる。
In the rectangular flat printed
言い換えれば、本実施形態のコンセント10は、扉体2を軸支させる金属製のピンなどの代わりに、カバー体1と一体成形により設けた軸部1bにより扉体2を軸支している。本実施形態のコンセント10は、コンセント10の部品点数を金属製のピンなどの分だけ減少させ組立工程の簡略化も図ることができる。そのため、本実施形態のコンセント10は、コンセント10全体としての製造コストを削減することも可能となる。また、扉体2は、X字状の当接面2abを備えていることにより、扉体2の背面側の全面が扉体受け部4aと当接するものと比較して、扉体2が回転する際に生ずる扉体2と扉体受け部4aとの摩擦力を低減させつつ、扉体2に掛かる力を分散させることが可能となる。このような扉体2は、電気絶縁性の樹脂材料(たとえば、ユリア樹脂等)を用いて射出成形などにより比較的簡単に形成することができる。なお、扉体受け部4aは、一対の板状体の形状だけに限られず、ボディ体4側から突出する円筒体など種々の形状とすることができる。扉体受け部4aは、ボディ体4との一体成形によりボディ体4の内底面側から突出するように形成している。これにより扉体受け部4aは、扉体2からの押圧に対して機械的強度の高い構成を比較的簡単に形成することができる。また、扉体受け部4aは、扉体2からの押圧に対して強度が確保できればボディ体4と一体に形成する場合だけに限られるものだけでなく、扉体受け部4aとボディ体4とを別体に形成することもできる。
In other words, the
また、本実施形態のコンセント10では、カバー体1と扉体2との間に外形が円筒状で螺旋に巻回したばね体3を備えている。ばね体3は、カバー体1の軸部1bに外挿されて配置している。ばね体3は、ばね体3の一端部をカバー体1の軸部1b近傍に設けた切欠穴1gに挿入し、切欠穴1gの内部における係止片(図示していない)に引き掛けて係止している(図2、図3を参照)。また、ばね体3は、ばね体3の他端部を扉体2の挿通孔2b近傍に設けた貫通穴2gに扉体2の正面側から挿入し、扉体2の背面側で引き掛けて係止している(図1、図2および図5を参照)。これにより、ばね体3は、扉部2が端子挿入口1aaを閉塞するように扉体2を軸部1bの軸回りに付勢する。本実施形態のコンセント10は、ばね体3がカバー体1と扉体2との間で軸部1bに外挿して設けられており、コンセント10内部の空間を有効利用している。なお、コンセント10は、螺旋に巻回したばね体3の代わりに、カバー体1とプリント配線板5aとの間に配され扉体2に軸部1bの軸回りに付勢する板ばねを用いて構成してもよい。したがって、コンセント10は、扉部2aが端子挿入口1aaを閉塞するように扉体2を軸部1bの軸回りに付勢するのが螺旋に巻回したばね体3の構成だけに限られない。また、ばね体3は、カバー体1と扉体2との間に配置するものだけに限られない。
Further, the
コンセント10は、カバー体1にボディ体4側と係合する係合爪部1hを備えている。係合爪部1hは、カバー体1の下側(図2の紙面の下側および図3の紙面の右側)の短手方向に沿って3個1組で一対設けている。係合爪部1hは、有底角筒状のカバー体1における筒状の枠部1a2および内底面側から離れるにつれ先端部が先細りする先細り形状に形成している。カバー体1は、枠部1a2と係合爪部1hとを一体成形により形成することができる。
The
また、コンセント10は、ボディ体4の下側(図1および図4の紙面の右側)の短手方向に沿って、有底角筒状のボディ体4における筒状の枠体部4a2にボディ4の外側に突出する一対の側突片4h、4hを備えている。各側突片4hは、カバー体1の複数個(ここでは、3個)の係合爪部1hと係合する係合孔(図示していない)が貫設されている。上記係合孔は、カバー体1の3個1組の係合爪部1hと係合することが可能な大きさに形成している。側突片4hは、有底角筒状のボディ体4の枠体部4a2に対して固定されている。ボディ体4の側突片4hは、枠体部4a2に対して弾性変形が可能な構成としている。ボディ体4は、枠体部4a2と側突片4hとを一体成形により形成することができる。言い換えれば、側突片4hは、外形がC字状となっており、枠体部4a2から突出して外部に露出する部位に上記係合孔が形成されている。コンセント10は、カバー体1の枠部1a2側から内方へ突出する係合爪部1hを、ボディ体4の枠体部4a2から突出する側突片4hの上記係合孔に挿入させる。
Further, the
カバー体1は、係合爪部1hと、係合爪部1hに対応する上記係合孔とをそれぞれ係合させることによって、カバー体1をボディ体4側に位置決めして固定させる。すなわち、コンセント10は、カバー体1とボディ体4とを嵌め合わせて構成している。カバー体1は、背面側から見て矩形状の四隅のうち上側(図3の紙面の左側)の各隅部において、円柱状の突設部1e,1eを設けている。ボディ体4は、カバー体1の突設部1eと対応する隅部において、ボディ体4の内底面から突出する円柱状の突部4jを備えている。突部4jには、螺子7fの螺子部7f1をボディ体4の背面側から貫挿させる螺子挿通孔4e1が貫設されている(図1および図8を参照)。カバー体1の突設部1eには、螺子挿通孔4e1から突出する螺子7fの螺子部7f1が螺子合いされる螺子合孔1e1を設けている。コンセント10は、カバー体1の突設部1eと、ボディ体4の突部4jとを当接させ、ボディ体4の背面側から挿入する螺子7fにより螺子止め可能となるように構成している。コンセント10は、カバー体1とボディ体4とが螺子7fにより螺子合いされる。コンセント10は、ボディ体4の背面側から螺子挿通孔4e1に螺子7fを挿入し、カバー体1における突設部1eの螺子挿通孔1e1に螺子合いさせることにより、カバー体1とボディ体4とを一体に固定している。
The
カバー体1とボディ体4とが固定された本実施形態のコンセント10は、外形が図6ないし図10に示すように箱体状となっている。なお、コンセント10は、図7に示すカバー体1の左側面図と図示していない右側面図とは対称形である。また、コンセント10は、図9に示すコンセント10の底面図と図示していない平面図とは対称形である。
The
カバー体1は、樹脂材料(たとえば、ユリア樹脂など)を用いて、端子挿入口1aaが貫設されたカバー部1aとカバー部1aの背面側から突出する軸部1bなどとを一体成形品として形成することができる。カバー体1は、加熱溶融させた電気絶縁性の樹脂材料を金型内に射出注入し、冷却固化させる射出成形により一体成形品として形成することができる。同様に、ボディ体4は、加熱溶融させた電気絶縁性の樹脂材料を金型内に射出注入し、冷却固化させる射出成形により一体成形品として形成することができる。
The
また、本実施形態のコンセント10は、接続端子4cが円柱状のピンだけに限られず、平刃の栓刃など他の形状を備えたものであってもよい。さらに、本実施形態のコンセント10は、上記電源プラグの一対のピンそれぞれが挿入される2つの丸い端子挿入口1aa,1aaが貫設されたものだけに限られず、平刃など他の形状の栓刃が挿入されるものであってもよい。また、コンセント10は、扉体2が軸部1bの軸回りに回動することを阻害しない限り、端子挿入口1aaに加えて電気器具側の接地極端子を挿入する接地極端子挿入口(図示していない)を備えることもできる。
In addition, the
以下、本実施形態のコンセント10の組立工程について説明する。
Hereinafter, the assembly process of the
最初に、コンセント10のカバー体1側における組み立てについて説明する。
First, assembly on the
本実施形態のコンセント10は、外形が円筒状で螺旋に巻回したばね体3の他端部を扉体2の中央部における挿通孔2bの近傍の貫通穴2gに扉体2の正面側から挿入して扉体2の背面側に引き掛けて係止する。次に、コンセント10は、コンセント10のカバー体1側において、カバー体1の背面側となる凹部1cの外底面の中央部に突設した軸部1bに、ばね体3および扉体2が外挿される。コンセント10は、ばね体3の一端部をカバー体1の軸部1b近傍に設けた切欠穴1gの内部における係止片に引き掛けて係止する。この際、扉体2は、扉体2の貫通孔部2cにカバー体1の規制壁1dを挿入する。扉体2は、ばね体3により軸部1bの軸回りに付勢され、扉体2に設けた貫通孔部2c,2cとカバー体1に設けた端子挿入口1aa,1aaとが軸部1bの軸回りに所定の角度(たとえば、30°)でずれるように構成している。そのため、コンセント10は、上記電源プラグの端子が挿入されていない状態では、端子挿入口1aaを扉部2aが閉塞した状態にあり、端子挿入口1aaから端子以外の異物の誤挿入を抑制することが可能となる。
In the
次に、コンセント10のボディ体4側における組み立てについて説明する。
Next, assembly on the
本実施形態のコンセント10は、射出成形により、ボディ体4の背面側に接続端子4cをボディ体4と一体成形で形成している。コンセント10は、ボディ体4側において、螺子8caによりボディ体4の正面側から給電端子4eを、ボディ体4側の接続端子4cに固定させている。また、コンセント10は、ボディ体4側において、予めボディ体4の背面側に端子受けばね4dを介して接地部材4gを配置し、接地部材4gをボディ体4の正面側から弾性部材4bを介して固定螺子8bcを用いて固定させている。さらに、コンセント10は、ボディ体4側において、固定螺子8iaによりボディ体4の正面側から端子受部4iをボディ体4に固定させている。これにより、ボディ体4は、弾性部材4bの接触片4ba、給電端子4eの端子片4e3、端子受部4iの端子片4i2がボディ体4の内底面側から突出した状態となる。
In the
この状態で、コンセント10は、予め電子部品を実装させたプリント配線板5aをボディ体4側に積置する。コンセント10は、ボディ体4の内底面側から突出するリブ4kなどでプリント配線板5aを保持している。ここで、プリント配線板5aでは、プリント配線板5aの接続孔5eに給電端子4eの端子片4e3が挿入される。また、プリント配線板5aは、プリント配線板5aの貫設孔5fに端子受部4iの端子片4i2が挿入される。プリント配線板5aでは、プリント配線板5aの開口孔5hに弾性部材4bの一方の接触片4baが挿通される。弾性部材4bの他方の接触片4baは、プリント配線板5aの外形の外側に配置される。
In this state, the
コンセント10では、プリント配線板5aの接続孔5eに挿入した端子片4e3と、プリント配線板5a側の配線パターンとを電気的に接続するため、端子片4e3と配線パターンとを半田付けなどする。同様に、コンセント10では、プリント配線板5aの貫設孔5fに挿入した端子片4i2と、プリント配線板5a側の配線パターンとを電気的に接続するため、端子片4i2と、配線パターンとを半田付けなどする。
In the
最後に、コンセント10のカバー体1側とボディ体4側とを組み合わせることについて説明する。
Finally, combining the
コンセント10は、カバー体1の係合爪部1hとボディ体4の側突片4hの上記係合孔とを係合される。コンセント10は、ボディ体4の内底面から突出する一対の扉体受け部4aが扉体2をカバー体1と反対面側より支持して、扉体2が軸部1bから抜け出ないように、カバー体1側とボディ体4側とを合わせている。また、コンセント10は、カバー体1の開口部1cbから弾性部材4bの接触片4baを突出させた状態で、カバー体1とボディ体4とをボディ体4の背面側からの螺子7fにより螺子止めされる。
The
こうして形成された本実施形態のコンセント10は、電気器具側の上記電源プラグの端子が挿入されていない場合、コンセント10の外部から端子挿入口1aa,1aaを介してコンセント10の内部に異物が誤挿入されることを、扉部2a,2aが端子挿入口1aa,1aaを塞いだ扉体2により抑制することができる。
In the
本実施形態のコンセント10は、電気器具側と接続させる場合、上記電源プラグの端子を端子挿入口1aaに挿入して端子挿入口1aaを閉塞する扉部2aを押圧する。コンセント10は、端子の挿入に伴い上記電源プラグの端子の挿入方向の奥側に傾斜した扉部2cの傾斜面に端子が当接してばね体3の弾性力に抗って扉体2を回動する方向に力が働く。コンセント10は、端子が扉部2aと当接して扉体2を回動し、扉体2に設けた貫通孔部2c,2cとカバー体1に設けた端子挿入口1aaとが合致した時点で上記端子をコンセント10内部に収納した端子受けばね部4i1に差し込み接続することができる。また、コンセント10は、端子挿入口1aaから上記電源プラグの端子が抜かれる場合、ばね体3の弾性力により扉体2が軸部1bの軸回りに回動し扉部2aが端子挿入口1aaを閉塞する。したがって、本実施形態のコンセント10は、比較的簡単な構造で異物の誤挿入を抑制することが可能となる。
When the
1 カバー体
1a カバー部
1aa 端子挿入口
1b軸部
2 扉体
2a 扉部
2c 貫通孔部
3 ばね体
4 ボディ体
4a 扉体受け部
10 コンセント
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記軸部に軸支されており前記端子挿入口を閉塞する扉部と該扉部と隣接して配され前記端子挿入口を開放する貫通孔部とを備え前記端子の端子挿入口への挿入時に前記軸部の軸回りに回動して前記端子が前記貫通孔部に挿通可能な扉体と、
前記扉体を前記カバー体と反対面側より支持して前記扉体が前記軸部から抜け出ることを抑制する扉体受け部を備えたボディ体と、
前記カバー体側と前記ボディ体側との間に配され前記扉部が前記端子挿入口を閉塞するように前記扉体を前記軸回りに付勢するばね体とを有することを特徴とするコンセント。 A cover body integrally formed with a cover portion through which a terminal insertion port for inserting a terminal of the power plug is inserted and a shaft portion protruding to the back side opposite to the front side into which the terminal is inserted in the cover portion;
The terminal is inserted into the terminal insertion port, and includes a door portion that is pivotally supported by the shaft portion and closes the terminal insertion port, and a through-hole portion that is arranged adjacent to the door portion and opens the terminal insertion port. A door that pivots around the axis of the shaft part at times and allows the terminal to be inserted into the through-hole part,
A body body including a door body receiving portion that supports the door body from the side opposite to the cover body and suppresses the door body from coming out of the shaft portion;
An outlet comprising: a spring body that is arranged between the cover body side and the body body side and biases the door body around the axis so that the door portion closes the terminal insertion port.
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