JP2013153078A - Solar cell module and solar cell array using the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、太陽電池モジュールおよびそれを用いた太陽電池アレイに関する。 The present invention relates to a solar cell module and a solar cell array using the solar cell module.
近年の環境保護の気運の高まりに伴い、環境負荷の少ないエネルギー源が注目されており、様々な環境の場所に太陽電池モジュールが設置されている。このような太陽電池モジュールは、例えば、砂塵のような異物が受光面に堆積すると、太陽電池モジュールの受光面積が減少し、その結果、太陽電池モジュールの発電効率が低下する場合がある(例えば、非特許文献1参照)。 With the recent trend of environmental protection, energy sources with a low environmental load are attracting attention, and solar cell modules are installed in various environmental locations. In such a solar cell module, for example, when a foreign substance such as dust is deposited on the light receiving surface, the light receiving area of the solar cell module is reduced, and as a result, the power generation efficiency of the solar cell module may be reduced (for example, Non-patent document 1).
非特許文献1には、太陽電池モジュールの設置角度を大きくしても、太陽電池モジュールの受光面に堆積した砂塵が除去されにくく、発電効率を維持できないことが示されている。太陽電池モジュールの受光面に砂塵が付着する原因の一つとして、静電気によるクーロン力が考えられる。砂塵が静電気を帯びるメカニズムは諸説ある。例えば、上空に吹き上げられた砂塵がマイナスイオンに帯電した空気中を通過することでマイナスに帯電する説がある。また、例えば、砂粒同士が衝突したときに、小さい方の砂粒が強く加熱され静電気を帯電する説等がある。
Non-Patent
本発明の目的の一つは、静電気による吸着力を低減して、砂塵等の堆積物を受光面から効率良く除去できる太陽電池モジュールを提供することである。 One of the objects of the present invention is to provide a solar cell module that can reduce the adsorption force due to static electricity and efficiently remove deposits such as dust from the light receiving surface.
本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールは、受光面を有する太陽電池パネルと、前記受光面上に設けられた透光性導電層と、前記太陽電池パネルの周囲に設けられた、導電部を有する固定部材とを備えている。そして、本実施形態において、前記透光性導電層は、前記固定部材の前記導電部に電気的に接続されている。 A solar cell module according to an embodiment of the present invention includes a solar cell panel having a light receiving surface, a translucent conductive layer provided on the light receiving surface, and a conductive portion provided around the solar cell panel. And a fixing member. In the present embodiment, the translucent conductive layer is electrically connected to the conductive portion of the fixing member.
本実施形態に係る太陽電池モジュールによれば、太陽電池パネルの受光面上に設けられた透光性導電層が固定部材の導電部に電気的に接続されているため、受光面に生じた静電気が固定部材に移動しやすくなる。これにより、太陽電池パネルの受光面と砂塵等の堆積物との間に生じ得るクーロン力が低減される。その結果、太陽電池パネルの受光面に砂塵等が堆積しにくくなることで当該受光面から堆積物が除去され、発電効率が維持され得る。 According to the solar cell module according to the present embodiment, since the translucent conductive layer provided on the light receiving surface of the solar cell panel is electrically connected to the conductive portion of the fixing member, static electricity generated on the light receiving surface. Becomes easy to move to the fixing member. Thereby, the Coulomb force which may arise between the light-receiving surface of a solar cell panel and deposits, such as dust, is reduced. As a result, it becomes difficult for dust and the like to accumulate on the light receiving surface of the solar cell panel, so that deposits are removed from the light receiving surface and power generation efficiency can be maintained.
以下、本発明の太陽電池モジュールおよび太陽電池アレイの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 Hereinafter, embodiments of a solar cell module and a solar cell array of the present invention will be described with reference to the drawings.
<第1実施形態>
太陽電池モジュール1aは、図1に示すように、太陽電池パネル2を備えている。太陽電池パネル2は、図2に示すように、受光面2a側から順に、基体3と、充填材4と、複数の太陽電池セル5と、充填材4と、裏面保護フィルム6とを備える。さらに、太陽電池パネル2の非受光面2bに端子ボックス7が設けられている。さらに、太陽電池パネル2は、複数の太陽電池セル5を電気的に接続するインナーリード8を備えている。なお、以下の説明において、太陽電池パネルの受光面および非受光面は、太陽電池モジュールまたは太陽電池アレイの受光面および非受光面を指す場合がある。
<First Embodiment>
The
基体3は、太陽電池パネル2において、光が入射する受光面側に配置されている。本実施形態において、基体3は、透光性基板3aおよび透光性導電層3bを有している。
The
透光性基板3aは、光を透過しつつ充填材4および太陽電池セル5等を保護する機能を有する。そのため、透光性基板3aには、高い透明性と高い強度が求められる。このような透光性基板3aには、例えば、強化ガラスを用いることができる。また、透光性基板3aには、例えば、青板ガラス等のガラス材料、ポリカーボネート樹脂もしくはアクリル樹脂等の樹脂材料、またはポリエステル樹脂もしくはフッ素樹脂等の高分子フィルムを用いてもよい。
The
透光性導電層3bは、透光性基板3aの受光面側(太陽電池パネル2の受光面)に形成される。透光性導電層3bは、例えば、SnO2(酸化スズ)またはITO(酸化インジウムスズ)を主成分とする材料を用いることができる。これらの材料であれば、比較的低温で形成できるため、透光性基板3aに対する熱の影響を低減できる。また、透光性導電層3bには、例えば、In2O3(酸化インジウム)、ZnO(酸化亜鉛)またはATO(アンチモンをドープした酸化スズ)等を用いることができる。透光性導電層3bの表面抵抗は、500Ω/cm2以下であるとよい。これにより、透光性導電層3bが後述する固定部材9の導電部と導通しやすくなる。このような透光性導電層3bの厚みは、20nm〜120nmであればよい。これにより、抵抗が低減されつつ透明性が確保しやすい。
また、透光性導電層3bの厚みは、40nm〜100nmであってもよい。このような透光性導電層3bは、例えば、上記材料の原料液を透光性基板3a上に塗布した後、乾燥させることで形成できる。また、塗布方法は、例えば、スプレー法、スピンコート法、刷毛塗り法、スクリーン印刷法またはディップコート法等を用いることができる。
The translucent
Further, the thickness of the translucent
充填材4は、太陽電池セル5を封止する機能を有している。そのため、充填材4は、太陽電池セル5の受光面および非受光面をそれぞれ覆うように配置される。すなわち、充填材4は、太陽電池セル5を挟み込むように封止している。このような充填材4には、例えば、架橋剤を添加したエチレンビニルアセトレート(EVA)等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
The
太陽電池セル5は、入射された光を電気に変換する機能を有している。このような太陽電池セル5は、例えば、単結晶シリコンまたは多結晶シリコン等を含む平板状のシリコン基板を有している。また、太陽電池セル5は、シリコン基板の受光面および非受光面にそれぞれ出力を取り出す電極(図示なし)が設けられている。このような電極には、例えば、銀またはアルミニウムが用いられる。
The
裏面保護フィルム6は、太陽電池パネル2の裏面を保護する機能を有している。このような裏面保護フィルム6には、例えば、ポリビニルフルオライド(PVF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、あるいは、これらを2種以上積層した樹脂を用いることができる。
The back surface
端子ボックス7は、出力を外部に取り出す機能を有している。端子ボックス7は、太陽電池パネル2の非受光面2a側の裏面保護フィルム6の表面に接着されている。この端子ボックス7内には、太陽電池セル5と電気的に接続された一対の端子と、該端子にそれぞれ電気的に接続されたケーブルとが配置されている。このケーブルは、太陽電池セル5で発電された電気を外部に導出するものである。また、端子には、電流の逆流を防止するバイパスダイオードが接続されていてもよい。
The
インナーリード8は、隣り合う太陽電池セル5同士を電気的に接続する機能を有している。インナーリード8は、隣り合う太陽電池セル5において、一方の太陽電池セル5の受光面の電極と、他方の太陽電池セル5の非受光面の電極とを電気的に接続している。これにより、複数の太陽電池セル5が直列に接続されるようになり、高い電圧を得ることができる。このようなインナーリード8には、例えば、半田が被覆された銅箔等を用いることができる。
The
また、太陽電池モジュール1aは、太陽電池パネル2の周囲に固定部材9が設けられている。固定部材9は、太陽電池パネル2の外周を固定する機能を有する。そして、固定部材9は、少なくとも一部に導電部を有している。このような固定部材9は、例えば、押出金型等でアルミニウムをレール状に加工し、表面をアルマイト処理して形成される。また、固定部材9は、太陽電池パネル2と係合する係合部9aを有する。さらに、係合部9aは、太陽電池パネル2の受光面2a、すなわち、透光性導電層3bと相対する部分のアルマイト処理で形成された酸化膜が除去されている。この酸化膜が除去された部位は、固定部材9の導電部が露出している部分に相当する。そして、固定部材9の導電部は、透光性導電層3bと電気的に接続される。
Further, the
このように、太陽電池モジュール1aでは、透光性導電層3bが固定部材9の導電部に電気的に接続されているため、太陽電池パネル2の受光面2aに生じた静電気が固定部材9の導電部に移動しやすくなる。これにより、太陽電池パネル2の受光面2aと砂塵等の堆積物との間に生じ得るクーロン力が低減される。その結果、太陽電池パネル2の受光面
2aに砂塵等が堆積しにくくなることで受光面2aから堆積物が除去されやすくなる。よって、発電効率が維持され得る。
Thus, in the
なお、固定部材9は、図1に示すような枠状体に限られるものではなく、太陽電池パネル2の周囲を部分的に固定する部材であってもよい。すなわち、固定部材9は、フレームレス型の太陽電池モジュールにも用いることができる。また、固定部材9は、透光性導電層3bと電気的に接続される導電部が部分的に設けられていればよい。そのため、例えば、固定部材9は、導電部に相当する導電性を有する金属部材と、絶縁性を有する樹脂部材とを組み合わせて形成されたものであってもよい。
The fixing
次に、太陽電池モジュール1aを用いてなる太陽電池アレイ12について説明する。太陽電池アレイ12は、図3に示すように、複数の太陽電池モジュール1aと、架台11を有している。
Next, the
架台11は、太陽電池モジュール1aにおける太陽電池パネル2の受光面2aの裏面(非受光面)側から太陽電池モジュール1aを支持する機能を有している。太陽電池アレイ12では、複数の太陽電池モジュール1aが所定の角度で傾斜するように架台11に固定されている。このような架台11には、例えば、溶融亜鉛メッキした鋼材またはアルミニウム合金等が用いられる。
The
そして、太陽電池アレイ12は、架台11を介して太陽電池モジュール1aがアースされている。このとき、架台11は、太陽電池モジュール1aの透光性導電層3bと電気的に接続されている。このような構成は、例えば、固定部材9および架台11を導電性の材料で形成するとともに、固定部材9が架台11に電気的に接触するように太陽電池モジュール1aを配置すればよい。そして、架台11を地面等に設置すれば、太陽電池アレイ12を容易にアースすることができる。これにより、太陽電池パネル2の受光面2aで発生した静電気をより効率良く除去できる。
In the
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る太陽電池モジュール1bは、図4に示すように、透光性導電層3bと固定部材9の導電部とを電気的に接続する導電性部材10が設けられている点で第1実施形態と相違する。
Second Embodiment
As shown in FIG. 4, the
導電性部材10は、その一端が固定部材9の導電部にネジ等で電気的に接続した状態で固定されている。また、導電性部材10は、その他端が透光性導電層3bに接触している。これにより、太陽電池パネル2の受光面2a(透光性導電層3bの受光面)で生じた静電気が導電性部材10を介して固定部材9に移動しやすくなる。その結果、太陽電池パネル2の受光面2aに砂塵等が堆積しにくくなることで受光面2aから堆積物が除去されやすくなる。
The
このように、本実施形態では、導電性部材10を設けるという簡易な構成で堆積物を除去できる。また、図4に示すように、導電性部材10は複数設けられてもよい。これにより、太陽電池パネル2の所望の部位における透光性導電層3bと固定部材9とを電気的に接続しやすくなる。その結果、太陽電池パネル2の所望の部位で発生する静電気を効率良く低減できる。それゆえ、太陽電池モジュール1bの太陽電池パネル2の広範囲にわたって、より堆積物が除去されやすくなる。
Thus, in this embodiment, deposits can be removed with a simple configuration in which the
導電性部材10には、例えば、銅合金、アルミニウム合金、ステンレスまたは炭素繊維等を用いることができる。
For the
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る太陽電池モジュール1cについて説明する。太陽電池モジュール1cは、図5に示すように、透光性導電層3bの上に撥水性材料よりなる撥水層3cを設けた点で上述の実施形態と相違する。
<Third Embodiment>
Next, a
撥水層3は、太陽電池パネル2の受光面2aに堆積する雨水等を受光面2aから除去する機能を有する。これにより、雨水等に含まれる砂塵の堆積を低減できる。その結果、受光面の遮光によって生じ得る受光面積の低下を小さくし、発電効率の低下をより小さくできる。
The
本実施形態において、撥水層3cは、撥水層3cに対する水滴の接触角が70°以上のものを指す。撥水層3cには、例えば、フッ素樹脂またはシリコン樹脂等、撥水性および透明性を有する樹脂材料を用いることができる。また、このような撥水層3cは、例えば、透光性導電層3b上に原料液をスプレーするスプレー法等を用いて形成できる。
In the present embodiment, the
また、上記したフッ素樹脂およびシリコン樹脂は、摩擦帯電列によれば、マイナスに帯電しやすい側に位置する。静電気の発生の仕組みは、摩擦帯電または流動帯電等がある。そのため、例えば、上述の撥水層3c上を空気が流動することによって、撥水層3cがマイナスに帯電しやすくなる。しかし、透光性導電層3bと積層することで、透光性導電層3bを介して撥水層3cの帯電で生じた電荷を低減できる。このとき、導電性部材10を撥水層3cと接触するように配置すれば、より電荷を低減しやくなる。
Further, the above-described fluororesin and silicon resin are located on the side that is easily charged negatively according to the triboelectric charge train. The mechanism of static electricity generation includes frictional charging or fluidized charging. Therefore, for example, when the air flows on the
また、透光性導電層3bと導電性部材10とを電気的に接続しやすくするために、撥水層3cを部分的に形成しない領域を設け、導電性部材10が当該領域上に位置する透光性導電層3bに当接できるようにするとよい。
Further, in order to facilitate electrical connection between the translucent
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る太陽電池モジュール1dについて説明する。太陽電池モジュール1dは、図6に示すように、撥水層3cに代えて親水性材料よりなる親水層3dを設けた点で第3実施形態と相違する。
<Fourth embodiment>
Next, a
降雨が若干多い地域では、太陽電池モジュール1d上の水分で降砂が凝集し、乾燥後に斑状の汚れとなり、発電効率を落とす場合がある。このとき、本実施形態のような親水層3dを設ければ、親水層3d上に付着した水分が広がりやすくなり、降砂が凝集しにくくなる。それゆえ、上述したような斑状の汚れが発生しにくくなる。また、濡れ広がった水分は、親水層3dと砂塵との間に潜り込み、透光性基板3aに付着した砂塵を洗い流すこともできる。その結果、受光面積の低下による太陽電池モジュールの発電効率の低下が小さくなる。
In an area where there is a little rainfall, the sand on the
本実施形態において、親水層3dは、親水層3dに対する水滴の接触角が30°以下のものを指す。また、このような親水層3dには、例えば、SiO2またはTiO2を用いることができる。さらに、上記した材料にSnO2を添加することにより、親水層3d自体の帯電を低減できる。このような親水層3dは、例えば、透光性基板3aに原料液をスプレーするスプレー法または原料液をスプレーして焼成するゾルゲル法を用いることができる。また、親水層3dは、透光性基板3aに原料ガスを吹き付けることによって、親水層の結晶を成長させるCVD法等で形成してもよい。
In the present embodiment, the
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係る太陽電池モジュール1eについて説明する。太陽電池モジュール1eは、図7に示すように、太陽電池パネル2の端部に位置する透光性導電
層3bと固定部材9との間に、導電性部材に相当する緩衝材13を設けた点で上述の実施形態と相違する。すなわち、本実施形態では、緩衝材13が第2実施形態で示した導電性部材10の役割を兼ねている。これにより、本実施形態では、透光性導電層3bと固定部材9とが緩衝材13を介して電気的に接続されている。そのため、太陽電池モジュール1eでは、固定部材9の係合部9aのアルマイト処理で形成された酸化膜の一部を除去した領域を形成し、固定部材9の導電部に相当する当該領域と透光性導電層3bとを緩衝材13を介して電気的に接続している。
<Fifth Embodiment>
Next, a solar cell module 1e according to a fifth embodiment of the present invention will be described. As shown in FIG. 7, the solar cell module 1 e is provided with a
本実施形態では、緩衝材13を用いることで、砂塵が引っ掛かるような突出部(例えば、第2実施形態のような導電性部材10)が配されないため、砂塵の堆積をより低減できる。このような緩衝材13には、例えば、アルミニウム粉を混練したブチルゴムが用いられる。また、緩衝材13は、ゴムなどの樹脂部と、該樹脂部をアルミニウム箔などの金属部で被覆した構成であってもよい。これにより、高温の環境で使用した場合であっても固定部材9からの緩衝材13のはみ出しを低減できる。
In the present embodiment, the use of the
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態に係る太陽電池モジュール1fについて説明する。太陽電池モジュール1fは、図8に示すように、太陽電モジュール1fの透光性導電層3bに電気的に接続された、電圧印加手段に相当する供給部14を有している点で上述の実施形態と相違する。
<Sixth Embodiment>
Next, a
本実施形態では、透光性導電層3bに電圧を印加することによって、透光性導電層3bに電界を発生させることができる。これにより、透光性導電層3bと帯電した砂塵との間で反発力を生じさせることができる。これにより、砂塵等が太陽電池モジュール1fから除去しやすくなる。
In the present embodiment, an electric field can be generated in the translucent
供給部14は、交流電圧を印加している。これにより、透光性導電層3bに発生する電界の方向を変化させることができるため、砂塵等がプラスおよびマイナスのいずれに帯電している場合であっても、砂塵等に対する反発力を発生させることができる。
The
<第7実施形態>
次に、本発明の第7実施形態に係る太陽電池モジュール1gについて説明する。太陽電池モジュール1gは、図9に示すように、透光性導電層3bに電気的に接続されたアース部材15を有している点で上述の実施形態と相違する。なお、太陽電池モジュール1gにおいて、アース部材15は、導電性部材10を介して電気的に接続されている。
<Seventh embodiment>
Next, a
本実施形態では、アース部材15を有しているため、太陽電池モジュール1gの太陽電池パネル2の受光面2aで生じた静電気を容易に除去できる。このアース部材15は、例えば、導線部15aおよびアース部15bを備えている。導線部15aには、例えば、銅等が用いられる。また、アース部15bは、地面等に接地される部位であり、例えば、ステンレス棒等で構成される。
In the present embodiment, since the
なお、本実施形態は、1つの太陽電池モジュール1gに対して1つのアース部材15を設けているが、複数の太陽電池モジュールに対して1つのアース部材を設けるような構成であってもよい。また、このようなアース部材15は、架台に設けてもよい。
In the present embodiment, one
<第8実施形態>
次に、本発明の第8実施形態に係る太陽電池モジュール1hについて説明する。太陽電池モジュール1hは、図10に示すように、透光性基板3aが、透光性導電層3b側から第1透光性基板3a1、第2透光性基板3b2の順で積層された構造を有している点で上
述した実施形態と相違する。
<Eighth Embodiment>
Next, a
また、本実施形態において、第1透光性基板3a1は、固定部材9に対して着脱可能に取り付けられている。これにより、太陽電池モジュール1hを長期間使用した場合、透光性導電層3b等が砂塵による擦過によって摩耗した場合、第1透光性基板3a1を交換することができる。これにより、透光性基板3aの透光性を容易に回復できる。また、砂塵等が大量に堆積した場合、第1透光性基板3a1を取り外して、堆積した砂塵等を除去することもできる。
In the present embodiment, the first
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の目的を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。例えば、本発明の他の実施形態は、上述した実施形態の如何なる組合せであってもよい。また、本発明を適用できる太陽電池モジュールとしては、上述の実施形態で説明したスーパーストレート構造のものに限られるものではなく、ガラスパッケージ構造またはサブストレート構造などの種々の構造のものに適用可能である。また、太陽電池セル5には、例えば、薄膜太陽電池、カルコパイライト系太陽電池(例えば、CIGS(Cu(In,Ga)Se2)、CISS(Cu(In,Ga)(Se,S)2およびCIS(CuInS2)などを含む)、CdTe太陽電池または結晶シリコン基板上に薄膜アモルファスを形成した太陽電池等を用いてもよい。
As mentioned above, although embodiment of this invention was illustrated, this invention is not limited to embodiment mentioned above, It cannot be overemphasized that it can be made arbitrary, unless it deviates from the objective of invention. For example, other embodiments of the present invention may be any combination of the above-described embodiments. Further, the solar cell module to which the present invention can be applied is not limited to the superstrate structure described in the above embodiment, but can be applied to various structures such as a glass package structure or a substrate structure. is there. Further, the
また、太陽電池アレイは、図11に示すように、太陽電池モジュール1の傾斜角度が調整可能な架台16に設置してもよい。このような形態では、複数の太陽電池アレイがある場合、太陽電池アレイの系統ごとの出力を検出し、偏りがある場合に砂塵等の堆積があるものと判断して、太陽電池モジュール1の角度を調整し、太陽電池パネル2の受光面2aが地面を向くように調整することができるものである。これにより、砂塵等がより除去されやすい。
Moreover, as shown in FIG. 11, the solar cell array may be installed on a
1、1a〜1h:太陽電池モジュール
2:太陽電池パネル
2a:受光面
2b:非受光面
3:基体
3a:透光性基板
3a1:第1透光性基板
3a2:第2透光性基板
3b:透光性導電層
3c:撥水層
3d:親水層
4:充填材
5:太陽電池セル
6:裏面保護フィルム
7:端子ボックス
8:インナーリード
9:固定部材
9a:係合部
10:導電性部材
11、16:架台
12:太陽電池アレイ
13:緩衝材
14:供給部
15:アース部材
1, 1a to 1h: solar cell module 2:
Claims (10)
前記受光面上に設けられた透光性導電層と、
前記太陽電池パネルの周囲に設けられた、導電部を有する固定部材とを備えており、
前記透光性導電層は、前記固定部材の前記導電部に電気的に接続されている、太陽電池モジュール。 A solar cell panel having a light receiving surface;
A translucent conductive layer provided on the light receiving surface;
A fixing member provided around the solar cell panel and having a conductive portion;
The translucent conductive layer is a solar cell module that is electrically connected to the conductive portion of the fixing member.
前記第1透光性基板は、前記固定部材に対して着脱可能に取り付けられている、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の太陽電池モジュール。 The solar cell panel has a translucent substrate in which a first translucent substrate and a second translucent substrate are laminated from the translucent conductive layer side,
The solar cell module according to any one of claims 1 to 8, wherein the first translucent substrate is detachably attached to the fixing member.
前記太陽電池パネルの前記受光面の裏面側から前記太陽電池モジュールを支持する架台とを備えた太陽電池アレイであって、
前記太陽電池モジュールは、前記架台を介してアースされている、太陽電池アレイ。
A plurality of solar cell modules according to any one of claims 1 to 9,
A solar cell array comprising a gantry supporting the solar cell module from the back side of the light receiving surface of the solar cell panel,
The solar cell module is a solar cell array that is grounded via the mount.
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