JP2013150793A - ブロック状パター - Google Patents

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Howard B Sosin
ハワード ビー. ソシン,
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Abstract

【課題】特に、右利きまたは左利きのゴルファーが従来のパッティング姿勢(putting stance)または「横乗り式(sidesaddle)」パッティング姿勢のいずれにも使用できるゴルフパターを提供する。
【解決手段】パターの幅は、好ましくは、規定ゴルフボールの最小直径(1.68インチ)の約1/2倍〜2倍の範囲、より好ましくは、規定ゴルフボールの最小直径の約3/4倍〜1と1/4倍の範囲、最も好ましくは規定ゴルフボールの最小直径と約同じ幅であるブロック状パターとする。
【選択図】図11

Description

(関連出願)
本願は、同時係属中の出願第09/874,658号(2001年6月4日付
けで出願)の一部継続出願であり、この出願第09/874,658号自体は、
同時係属中の出願第09/851,050号(2001年5月8日付けで出願)
の一部継続出願であり、この出願第09/851,050号自体は、同時係属中
の出願第09/650,563号(2000年8月30日付けで出願)の一部継
続出願であり、これらの出願すべての教示が参照により援用される。
(発明の分野)
本発明は、ゴルフパターに関し、特に、右利きまたは左利きのゴルファーが従
来のパッティング姿勢(putting stance)または「横乗り式(s
idesaddle)」パッティング姿勢のいずれにも使用できるゴルフパター
に関する。
(発明の背景)
パッティングは、ゴルフの試合の全ストロークのほぼ半分の割合を占める。大
半のゴルファーは、基本的にゴルファーがホールへのラインに対して直角に面す
るように立ってボールに対して構える、従来の姿勢でパットする。通常、ゴルフ
ァーは、ホールに対し正面を向きながらパットのラインを選択し、次に約90°
向きを変えて自分の姿勢を確定する。向きを変えるこの行為はラインを見続ける
ことを困難にし得、パット(特にショートパット)を、ラインに合っていないと
いう理由で不成功にし得る。
パッティングストロークの「位置調整(lining up)」段階および「
実行」段階の双方の間、ホールに対し正面を向く(すなわちカーブする(bre
aking)パットを目標に向ける)ために、ゴルファーによっては「横乗り式
」パッティング姿勢を採用する者もある。この姿勢の場合、ゴルファーは、ボー
ルの片側に立ち、ホールに対し正面を向く(横乗り式姿勢の先駆けは、ゴルファ
ーが、ボールからホールまでのラインをまたいで立ち、両脚間でクラブをスイン
グする「クロッケースタイル」姿勢であった。このパッティング技法は、現在、
全米ゴルフ協会(U.S. Golf Association(U.S.G.
A))のゴルフ規則、規則16−1eによってはっきりと禁止されている)。図
1は、横乗り式姿勢を用いるおそらく最も有名なゴルファー、Sam Snea
d(サム・スニード)の写真である。
横乗り式姿勢では、ゴルファーは、概して、ボールに前傾し、ボールと目標の
垂直平面に自分の目線を置こうとする。これは、従来のパターでは難しく、なぜ
なら従来のパターは、パターのソールが地面にある場合にシャフトが垂直線に対
して少なくとも10°の角度にあるように構成されているからである(この角度
は、2001−01U.S.G.A規則、Part 1d(i)の付属規則II
により定められており、この付属規則では、「トゥおよびヒールを通る垂直平面
上のシャフトの直線部分の突き出し(projection)は、垂直線から少
なくとも10度それているものとする」)と述べている)。この必要角度もまた
、ゴルファーが両手をボールとホールの垂直平面に配置させることを困難にする
米国特許第4,592,552号(参照により本明細書に援用される)では、
Garberは、従来の姿勢または横乗り式の姿勢のいずれにも用いられるよう
にデザインされたパターを開示している。このパターは、ほぼ直角三角形の形態
をした、2つのパッティング面を備えたヘッドを有する。大きい方の面が従来の
姿勢でのより長いパットに用いられることを目的としており、この大きい方の面
に対し直角にあるより小さい方の面が、横乗り式の姿勢でのより短いパットに用
いられることを目的としている。Gidneyに付与された米国特許第6,03
9,657号に言及されているように、Garberのパターデザインは、U.
S.G.Aゴルフ規則におそらく従っていない(「クラブヘッドは、特性が同じ
であるとともに互いに対面している場合のような2つのフェースをパターが有し
得ることを除いて、1つのみの打面を有するものとする。」同上、付属規則II
、Part 4c)。さらに、パターヘッドの非対称性は、その重心がシャフト
ラインに沿っていないため、を幾分スイングしにくする。さらに、左利きのゴル
ファーは、別個のパターを使用しなければならない。
右利きまたは左利きのいずれものゴルファーが、従来の姿勢または横乗り式の
姿勢のいずれでも都合良く用いることができる互いに対面した2つの全く同一の
パッティングフェースを有するパター、および安定かつ一定のパッティングスト
ロークを促す横乗り式姿勢のパッティングのための方法およびデバイスが依然と
して必要とされている。
(発明の要旨)
一局面では、本発明は、シャフト、および実質的に対称のヘッドを有する「ブ
ロック状」パターを含み、このパターにおいて、ヘッドは、規定ゴルフボールの
幅の約半分の幅から規定ゴルフボールの約2倍幅までの範囲の幅を有する。クラ
ブは、2000−01U.S.G.Aゴルフ規則(参照により本明細書に援用さ
れる)に従っていることが好ましい。パターのヘッドは、より好ましくは、ゴル
フボールの幅の約3/4倍〜ゴルフボールの幅の約1と1/4倍の範囲の幅、最
も好ましくはゴルフボールとほぼ同じ幅である。パターのソールは、前から後に
かけて湾曲しているか、側面から側面にかけて湾曲しているか、あるいはそのど
ちらにかけても湾曲していてもよい。シャフトは、パターのヒールの方向に湾曲
し得る。パターヘッドは、約200g〜約500g、好ましくは約250g〜約
350gの範囲の重量を有し得る。パターヘッドには垂直溝が切り込まれ得る(
たとえば重量を減らす目的のため)。シャフトは、少なくとも約40インチ、あ
るいは少なくとも約48インチの長さを有し得る。パターはさらに、シャフトに
配される重量も含み得る。このような重量は、たとえば、パターの重心を、構え
た位置において下側の握り手の位置またはその近くに移すことができる。あるい
は、パターおよひ振り腕(swinging arm)の系の重心が考慮され得
、重量は、この系の重心を、概して下側の握り手のおよその位置またはその手の
位置の上に、あるいはゴルファーの腕の重心に移すように作用し得る。重量は、
約50g〜約200gの範囲、好ましくは、約100g〜約150gの範囲の質
量を有し得る。パターはさらに、1つ以上のグリップを備え得る。グリップは、
少なくとも約1インチ、または少なくとも約1と1/4インチのような比較的大
きな直径を有し得る。
別の局面では、本発明は、1つは練習用であり、1つは競技プレー用である一
対組合せのパターを含む。練習用パターヘッドは、規定ゴルフボールの幅の約半
分よりも小さい幅を有し、競技用パターヘッドは、規定ゴルフボールの幅の約半
分からゴルフボールの約2倍の幅までの範囲の幅を有する。この組合せパターは
、実質的に同じ重心、およびゴルファーの振り腕の肩を中心にした実質的に同じ
回転半径を有する。2つのパターのヘッドは、実質的に同じ質量を有し得る。競
技用パターヘッドは、より好ましくは、ゴルフボールの幅の約3/4倍〜ゴルフ
ボールの幅の約1と1/4倍の幅、最も好ましくは、ゴルフボールとほぼ同じ幅
である。2つのパターのヘッドは、同じ垂直断面を有していてもよく、あるいは
幅以外は同じ形状を有していてもよい。
別の局面では、本発明は、横乗り式姿勢でゴルフボールに対して構えること、
細長いシャフトを有するパターをスイングすること、および少なくとも3つの接
触点からパッティングスイングの間、パターをコントロールすることを含むパッ
ティング法を含む。一般に、パターは、パターのシャフトがゴルファーの肩の上
に伸張するように40インチ〜84インチの間の長さを有する。ゴルファーは、
両手でパターを握り、細長いシャフトを肩の上で支える(resting)こと
によってパターをさらに安定化させる。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1) パッティング方法であって、
横乗り式姿勢にてゴルフボールに対して構える工程と、
細長いシャフトを有するパターをスイングする工程と、
少なくとも3つの接触点からのパッティングスイングの際に前記パターをコントロールする工程とを包含する、パッティング方法。
(項目2) 前記細長いシャフトは、ゴルファーの肩より上方に3インチ〜12インチの範囲にある長さを有する、項目1に記載の方法。
(項目3) 前記細長いシャフトは、40インチ〜84インチの間の長さを有する、項目1に記載の方法。
(項目4) 前記少なくとも3つの接触点は、
両手の接触点、および
ゴルファーの肩上の該シャフトの接触点を含む、項目1に記載の方法。
(項目5) 前記肩の接触点は、前記パッティングスイングの際にゴルフボールから近い方の前記ゴルファーの肩または前記パッティングスイングの際にゴルフボールから遠い方の前記ゴルファーの肩に生じ得る、項目4に記載の方法。
(項目6) 横乗り式姿勢での使用に適したパターであって、
細長いシャフトと、
該細長いシャフトに設けられる少なくとも1つのグリップとを備える、パター。
(項目7)前記細長いシャフトは、40インチ〜84インチの長さを有する、項目6に記載のパター。
(項目8) 前記細長いシャフトは、パッティングスイングの際に該シャフトがゴルファーの肩の上で支えられ得るように該ゴルファーの肩を越えて伸張する、項目6に記載のパター。
(項目9) 前記ゴルファーの肩は、前記パッティングスイングの際にゴルフボールから近い方の肩および前記パッティングスイングの際にゴルフボールから遠い方の肩の両方を含む、項目8に記載のパター。
(項目10) 前記少なくとも1つのグリップは、前記細長いシャフトに設けられる2つのグリップを含み、該各グリップは、パッティングスイングストロークの際にゴルファーの両手が届くことが可能である、項目6に記載のパター。
(項目11) 前記少なくとも1つのグリップは、前記細長いシャフトに設けられる2つのグリップを含み、該グリップの一方は、ゴルファーの両手が届くことが可能であり、該グリップのもう一方は、パッティングストロークの際に該ゴルファーの肩に支えられるように位置している、項目6に記載のパター。
(項目12) 従来の横乗り式姿勢のパッティングに適合されたブロック状パターであって、
細長いシャフトと、
前記シャフトの端部に設けられ、約0.84インチ〜約3.36インチの範囲の幅を有する実質的に対称のヘッドと
を備える、ブロック状パター。
(項目13) 前記パターの前記ヘッドは、約1.26インチ〜約2.10インチの範囲の幅を有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目14) 前記パターの前記ヘッドは、約1.68インチの幅を有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目15) 前記パターヘッドは、前記パターのヒールからトゥにかけて湾曲しているソールを有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目16) 前記パターヘッドは、前記パターの一方の側面から他方の側面にかけて湾曲しているソールを有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目17) 前記細長いシャフトは、前記パターヘッドの前記ヒールの方向に湾曲している、項目12に記載のブロック状パター。
(項目18) 前記パターヘッドは、約200g〜約500gの範囲の重量を有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目19) 前記パターヘッドは、約250g〜約350gの範囲の重量を有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目20) 前記細長いシャフトは、少なくとも約40インチの長さを有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目21) 前記細長いシャフトは、少なくとも約48インチの長さを有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目22) 前記細長いシャフトは、40インチ〜84インチの間の長さを有する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目23) 前記細長いシャフトは、該シャフトが、パッティングストロークの間、前記ゴルファーの肩に支えられるように該ゴルファーの肩を越えて伸張する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目24) 前記細長いシャフトに配される重量をさらに含む、項目12に記載のブロック状パター。
(項目25)
前記パターが構えられた位置にある場合、前記パターおよび前記パターを握るゴルファーの腕を含む系の重心が前記下側の握り手の位置またはその上に概ね位置する様式で、前記重量が前記シャフトに位置決めされる、項目24に記載のブロック状パター。
(項目26)
前記パターが構えられた位置にある場合、前記パターおよび前記パターを握るゴルファーの腕を含む系の重心が前記下側の握り手の位置に概ね位置する様式で、前記重量が前記シャフトに位置決めされる、項目25に記載のブロック状パター。
(項目27)
前記パターが構えられた位置にある場合、前記パターおよび前記パターを握るゴルファーの腕を含む系の重心が前記腕のみの重心の位置に概ね位置する様式で、前記重量が前記シャフトに位置決めされる、項目25に記載のブロック状パター。
(項目28) 前記パターが構えられた位置にある場合、前記パターの重心が前記下側の握り手の位置に概ね位置する様式で、前記重量が前記シャフトに位置決めされる、項目24に記載のブロック状パター。
(項目29) 前記重量は、約50g〜約200gの範囲の質量を有する、項目24に記載のブロック状パター。
(項目30) 前記重量は、約100g〜約150gの範囲の質量を有する、項目24に記載のブロック状パター。
(項目31) 前記パターヘッドは、前記ヘッドの頂部から前記ソールにかけて延びる垂直溝を規定する、項目12に記載のブロック状パター。
(項目32) 前記シャフトに設けられ、少なくとも約1インチの直径を有するグリップをさらに備える、項目12に記載のブロック状パター。
(項目33) 前記シャフトに設けられ、少なくとも約1と1/4インチの直径を有するグリップをさらに備える、項目12に記載のブロック状パター。
(項目34) 前記シャフトに設けられる2つのグリップをさらに備える、項目12に記載のブロック状パター。
(項目35) 前記シャフトに設けられ、前記パターを握る腕の前腕と接触するように配置されたグリップをさらに備える、項目12に記載のブロック状パター。
(項目36) 前記グリップは、非円形断面を有し、該グリップが前記前腕と接触する実質的に平坦な領域を含む、項目35に記載のブロック状パター。
(項目37) 一対組合せのパターであって、
第1の細長いシャフトの端部に設けられた第1の実質的に対称のヘッドを備える練習用パターであって、該第1のヘッドは、約0.84インチよりも少ない幅を有する、練習用パターと、
第2の細長いシャフトの端部に設けられた第2の実質的に対称のヘッドを備える競技用パターであって、該第2のヘッドは、約0.84インチ〜約3.36インチの範囲の幅を有する、競技用パターとを備え、
前記練習用パターおよび前記競技用パターは、実質的に同じ重心、および構えた位置にいずれかのパターを保持するゴルファーの肩を中心にした実質的に同じ回転半径を有する、一対組合わせのパター。
(項目38) 前記第1のヘッドおよび前記第2のヘッドは、実質的に等しい重量を有する、項目37に記載の一対組合せのパター。
(項目39) 前記第2のヘッドは、約1.26インチ〜約2.10インチの範囲の幅を有する、項目37に記載の一対組合せのパター。
(項目40) 前記第2のヘッドは、約1.68インチの幅を有する、項目37に記載の一対組合せのパター。
(項目41) 前記第1のヘッドおよび前記第2のヘッドは、垂直平面内に実質的に同一の断面を有する、項目37に記載の一対組合せのパター。
(項目42) 前記第1のヘッドおよび前記第2のヘッドは、幅に関する以外は実質的に同一の形状を有する、項目37に記載の一対組合せのパター。
本発明を、図面のいくつかを参照して説明する。
図1は、横乗り式パッティング姿勢でのSam Sneadの写真である。 図2Aは、最もありふれたスタイルのパターヘッドを示す。 図2Bは、最もありふれたスタイルのパターヘッドを示す。 図2Cは、最もありふれたスタイルのパターヘッドを示す。 図3は、本発明によるパターヘッドの斜視図である。 図4Aおよび図4Bは、本発明によるパターヘッドの前面図および側面図である。 図5Aおよび図5Bは、従来の姿勢および本発明に従った横乗り式の姿勢の場合のパターヘッドに対するボールの位置を示す。 図6Aないし図6Eは、本発明に従った、シャフト長が長くなっていくパターを用いて横乗り式姿勢でボールに対して構えるゴルファーを示す。 図6Aないし図6Eは、本発明に従った、シャフト長が長くなっていくパターを用いて横乗り式姿勢でボールに対して構えるゴルファーを示す。 図6Aないし図6Eは、本発明に従った、シャフト長が長くなっていくパターを用いて横乗り式姿勢でボールに対して構えるゴルファーを示す。 図6Aないし図6Eは、本発明に従った、シャフト長が長くなっていくパターを用いて横乗り式姿勢でボールに対して構えるゴルファーを示す。 図6Aないし図6Eは、本発明に従った、シャフト長が長くなっていくパターを用いて横乗り式姿勢でボールに対して構えるゴルファーを示す。 図7Aおよび図7Bは、本発明による、拡大グリップを有するパターを示す。 図7Aおよび図7Bは、本発明による、拡大グリップを有するパターを示す。 (記載なし) 図8は、湾曲ネックを有するシャフトを示す。 図9Aおよび図9Bは、従来の横乗り式パッティング姿勢および本発明による新規なパッティング姿勢の前面図である。 図9Aおよび図9Bは、従来の横乗り式パッティング姿勢および本発明による新規なパッティング姿勢の前面図である。 図10は、軽量のブロック状パターヘッドデザインを示す。 図11は、本発明によるパターヘッドの寸法を示す。
(詳細な説明)
「パターは、主としてパッティンググリーンでの使用のためにデザインされた
10度を超えないロフトを有するクラブである」(同上、付属規則II Par
t 1a)。パターヘッドには、3つの主要なスタイル(ブレードパター、マレ
ットパター、および周辺に重みをつけられた(perimeter weigh
ted)パター)がある。図2Aは、対称の平坦フェースを有し、右利きのパッ
ティング姿勢または左利きのパッティング姿勢のいずれにも用いることができる
ブレードパター、および非対称のブレードパターを示す。図2Bおよび図2Cは
それぞれ、マレットパターおよび周辺に重みをつけられたパターを示しており、
これらは非対称であり得、図2Aの第1のブレードパターが有する対面した同一
のフェースを有していない。本発明の新規の「ブロック状」パターヘッドは、図
3において斜視図で、および図4Aおよび図4Bにおいて正面図および側面図で
示されている。側部から、ブロック状パターヘッドは、従来のブレードパターと
同様の形状および湾曲を有するが、ヘッドはかなり広くなっている。これはブレ
ードパターのように左右対称であり、2つの同一の平行なパッティングフェース
を有する。従来、ブレードパターは比較的幅が狭い。市販のブレードパターヘッ
ドの大半は、1/4〜1/2インチの範囲の厚さを有する。しかしながら、本発
明者は、より広い(および、通常、より重量のある)ブロック状パターヘッドが
、短いバックスイングしか必要としない滑らかな従来のパッティングの動きを促
すことを見出した。
本発明の新規なパターは、図5Aに示す従来のパッティングの向きで、あるい
は図5Bに示す新規なパッティングの向きで使用することができる。ゴルファー
が図6A、図6B、および図6Cに示す構え位置からボールとホールを容易に確
認することができるため、特にショートパットの場合に、図5Bに示すパッティ
ングの向きで横乗り式姿勢をとることによってコントロールがかなり達成され得
ることを本発明者は見出した。パターの幅により、この新規な方式でパターをよ
り容易に使用することが可能となる。本発明のパターの幅は、好ましくは、規定
ゴルフボールの最小直径(1.68インチ)の約1/2倍〜2倍の範囲、より好
ましくは、規定ゴルフボールの最小直径の約3/4倍〜1と1/4倍の範囲、最
も好ましくは規定ゴルフボールの最小直径と約同じ幅である。
パターのシャフトは、図6Aに示す、より一般的な長さであってもよく、ある
いは、図6Bないし図6Eに示すようなより長いものであってもよい。ゴルファ
ーによっては、特に横乗り式姿勢でのパッティングの場合に、図6Bに示すよう
なより長い長さが、より多くのコントロールを与えることを見出す者もいる。代
替の実施形態では、図6Cないし図6Eに示すように、シャフトがゴルファーの
肩を3インチ〜12インチ越えて伸張し得る。これにより、ゴルファーは、自分
の肩でシャフトを支えることが可能になるとともに、パターのより高められた安
定性とより良好なパッティングストロークを達成することが可能となる。この安
定性は、3つのコントロール点、すなわち、各手、およびシャフトが肩で支られ
る点があるためにもたらされる。より良好なパッティングストロークは、ストロ
ーク全体を通してシャフトが指定地点で肩と接触し続けるように両手を動かす場
合、手首を折り曲げるか、または「折る(breakdown)」ことが実質的
に不可能であることがわかっているために生じる。手首の折れは、一貫しないパ
ッティングストロークをもたらし得、「緊張による震え(yips)」、すなわ
ち、突然に、表面的に、コントロールされずにボールをパターで突くことの原因
ともなり得る。本発明によるパターは、より正確な振り子ストロークを達成する
のに役立つとともに、手首の折れおよび緊張による震えの問題を排除または改善
する。
横乗り式スパッティング姿勢、および複数のコントロール点を有する細長い(
または伸張した)シャフトの利点は、新規なトゥパッティングスタイル(図5B
を参照)および従来のフェースパッティングスタイル(図5Aを参照)の双方に
おいて見られる。図6Cは、パターのトゥでパッティングする場合の細長いシャ
フトを用いての本発明の使用を示す。図6Dは、パターの従来のフェースでより
慣例的にパッティングする場合の細長いシャフトを用いての本発明の使用を示す
。図6Dに示した方式で用いる場合、トゥ・ヒールを通る垂直平面上にシャフト
の直線部分を突き出させること(角度αで示す)は、2000−01 U.S.
G.A.規則、Part 1d(i)の付属規則IIに基づいて要求されている
少なくとも10度であるべきである。この構成では、垂直軸に対するシャフトの
角度を含む平面は目標線に対し垂直であることを留意されたい。シャフトに関す
る角度規定に従いながら、ゴルファーは、目標線に垂直な平面内でパターを潜在
的に傾斜し得、この角度の一部または全てがなくなるようにする。トゥパッティ
ングでの場合と違って、図6Dに示すパターおよびパッティングスタイルは、プ
レイヤーの「利き手」によって決まる。
図6Eは、本発明の使用のための代替の実施形態を示し、この実施形態におい
て、ゴルフボールに近い方のゴルファーの肩とは反対に、パッティングスイング
の際に、ゴルフボールから遠い方のゴルファーの肩に、肩の接触点と細長いシャ
フトの伸張部とが存在する。ゴルファーは、どちらの肩が任意の特定のパットに
最適であるかを自由に定めることができる。この実施形態は、トゥパッティング
、あるいはパターの従来のフェースでの慣習的なパッティングに等しく適用可能
である。好適な実施形態では、図6Eに示す角度αは、10度〜45度の間とす
ることができる。
図6Dおよび図6Eに示すパターヘッドは、2つの平行な打面を有する必要は
ない。実際、この構成で用いられるパターヘッドは、任意のパターヘッド、特に
、USGA仕様に従った任意のパターヘッドを包含し得る。さらに、プレーの目
標線に沿った、垂直平面上のシャフトの直線部分の突き出しは、±20度の許容
角度内での所望なボール配置に応じて特別設計することができる。
U.S.G.A.2000−01規則、付属規則II、Part3は、ゴルフ
クラブのグリップを統制している。グリップは、テーパが付けられ得るが、任意
の隆起またはくびれを有してはいけない。他のクラブとはちがって、パターのグ
リップは、断面が対称であり、凹部(concavity)がなく、グリップの
あらゆる点で同様のままであるかぎり、非円形断面を有し得る。パターはまた、
両方のグリップが円形断面であるかぎり、2つのグリップを有することが可能で
ある。最後に、任意のクラブについてグリップは、1.75インチの最大直径を
有する。
図6Bないし図6Eに見られるように、本発明によるパターは2つのグリップ
を有し得る。さらに、通常よりも広いグリップは、パッティングの際、手の小筋
の使用を限定し、従ってゴルファーが一貫したパッティング技法を維持すること
を容易にし得ることを本発明者は見出した。したがって、本発明によるパターは
、1インチ〜1と1/2インチまたはそれ以上の直径のグリップを有し得る。
さらに、精度(特に、パターのトゥでのパッティングの場合)は、グリップが
振り腕の前腕と接触するようにグリップの直径および形状を選択することによっ
て高められ得ることがある。2つのグリップを有するパターの場合、図7Aに示
すように、パターが振り腕の前腕に対して「支えられる(braced)」こと
ができるように、下側のグリップが比較的大きな円形断面を有することが望まし
くあり得る。1つのグリップを有するパターの場合、グリップはまた、図7Bに
示すように、腕に置かれる平坦面を有し、グリップの安定性を高め得る。この安
定性も同様に、たとえば、手首の折れおよび緊張による震えを防止することによ
って、パッティングストロークを改善するのに役立つ。
U.S.G.A.ゴルフ規則は、パターのソールが地面に接してついている場
合、パターのシャフトは垂直線と10°の角度をなさなければならないと規定し
ている。この10°の角度は、「シャフトは、シャフトの湾曲部分ならびにネッ
クおよび/またはソケットの軸に沿って、シャフトが直線状になっていない点か
ら測定した場合、グリップの頂部からソールより上方に5インチ以下の点まで直
線状であるものとする」と記述する、ゴルフ規則の付属規則IIの規則2(c)
を用いることによって若干軽減され得る。図8は、両手およびヘッド間の水平距
離を最小にする湾曲ネックを有する新規のパターを示す。
図9Aに示すように、従来のパターのフェースを用いて横乗り式姿勢からパッ
ティングするゴルファーは、ボールとホールの垂直平面に自分の両手を置くこと
が不可能ではないにしても困難であることがわかる。図9Bに示したように、パ
ターのトゥを用いるためにパターを回転させることによって、ゴルファーの両手
は、ボールとホールの垂直面に入る。パターは対称であるため、パターは右利き
のゴルファーまたは左利きのゴルファーのいずれにもよって等しく容易に使用さ
れることができる。ブロック状パターヘッドの対称形状はまた、重心が両手、ボ
ール、およびホールの垂直面と一列に並ぶため、トゥでのパッティングの際にパ
ターの精度を高める。重量を付加することにより、このパターは、フリンジ、フ
ェアウェー、またはラフから、あるいはサンドトラップからパッティングする場
合に特に有効となる。
図3および図4に示すように、パターのソールは二軸方向に湾曲していること
が好ましい。ソールの湾曲は、クラブがパッティング前(図5Aの向きを用いる
か、または図5Bの向きを用いるかにかからわず)にバックスイングのために後
方に引かれる際に、パターがグリーンを掘り込むことを防止するのに役立つ。こ
の湾曲はまた、パターを、フリンジ、フェアウェー、またはラフから、あるいは
サンドトラップからパッティングする場合に使用するのを容易にする。好適なソ
ールの形状は、ゴルファーによって変わる傾向があり、ゴルファーによっては、
より平坦なソールを好む者もいる。図3および図4に示すように、パターのトゥ
もまた湾曲していることが好ましい。
横乗り式パッティングスタイルを完全にするために、競技プレー用に広いパタ
ーを用いる以外は、従来の薄型のブレードパターで練習することが有益であるこ
とを本発明者は見出した。練習の際に幅の狭いパターを用いることは、トゥから
パッティングする場合にヘッドの中心でボールの中心を打つようにゴルファーを
訓練するのに役立つ。好ましくは、練習用パターヘッドおよび競技用パターヘッ
ドは、異なる寸法ではあるが実質的に同じ重量を有し得るような異なる材料から
作製される。この目的は、競技用パターを中空にすることによって、または中実
のブロックに穴をあけることによっても達成され得る。図10は、一対組合せの
競技用パターとして用いられ得る非常に軽量なブロック状パターを示す。
特定の実施形態では、安定性を付加するためにパターヘッドを比較的重くする
ことが有益であり得る(たとえば真鍮ヘッドは約300g〜500gの重さとす
る)。特に、重いヘッドと長いシャフトを有するパターを用いる場合、シャフト
に重量(たとえば約50g〜200g)を付加して重心を上方に移すことが有用
であり得る。これにより、パターのバランスが改善されることを本発明者は見出
した。個々人のゴルファーに都合のよい位置ならどこでも、重みを付加すること
ができるが、特に有用な一実施形態は、クラブとゴルファーの振り腕とを組み合
わせた系の重心を下側の握り手の位置(またはその上)に移動させる重量を含む
。あるいは、この系の重心が腕の重心のみに置かれ得るか、あるいはパターの重
心のみが下側の握り手の位置に置かれ得る。
(実施例)
図11は、本発明による特定のブロック状パターヘッドの寸法を示す。このパ
ターヘッドは、従来の姿勢および横乗り式姿勢の双方に対して十分に機能を果た
す。これらの寸法は、例としてのみ与えられており、特定のゴルファーのニーズ
に合わせて必要に応じて変更することができる。特に、上述した適当な幅は、規
定ゴルフボールの直径の約1/2〜規定ゴルフボールの直径の約2倍の範囲で変
わり、ゴルフボールの直径の3/4〜1と1/4の範囲の幅が好ましい。長さは
、約3インチ〜6インチの範囲で変化し得、約4インチ〜5インチの長さが好ま
しい。また、2000−01 U.S.G.A.規則、付属規則II、Part
4bにより全てのクラブに要求されるように、パターの長さは幅を超えること
が好ましい。パターヘッドは、パッティングに適した地点でボールを確実に打つ
のに十分な高さを有するものとする。ゴルファーによっては、パターがボールの
均分円(equator)よりもわずかに下に打ち当たるべきであると判断する
者もいるが、これは、芝での位置からボールを「高く打ち上げる(liftin
g)」際に役立てることができ、それによって、滑らかな回転を促すことができ
るためである。図示の実施形態では、パターヘッドは約1と1/4インチの高さ
であり、本発明の実施には約3/4インチ〜1と3/4インチの範囲の高さが適
している。
本明細書に開示された本発明の仕様または実施を考慮すれば、当業者には本発
明の他の実施形態が明らかであろう。仕様および実施例は例としてのみ考慮され
、本発明の真の範囲および精神は添付の特許請求の範囲により示されるものであ
ることを意図するものである。

Claims (1)

  1. 明細書に記載の発明。
JP2012279039A 2000-08-30 2012-12-21 ブロック状パター Withdrawn JP2013150793A (ja)

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US09/650,563 2000-08-30
US09/851,050 2001-05-08
US09/851,050 US20020025855A1 (en) 2000-08-30 2001-05-08 Block putter
US09/874,658 2001-06-04
US09/874,658 US20020025858A1 (en) 2000-08-30 2001-06-04 Block putter
US09/943,364 2001-08-30
US09/943,364 US6595867B2 (en) 2000-08-30 2001-08-30 Block putter

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