JP2013150528A - 発電機磁力回転抵抗逓減装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の発電機においては、コイルに強力な磁界を与えるために磁石とコイルを横切るように接近して設けられた鉄片との間に大きな引力が働き、ゴギングトルクとして発電機の回転軸の円滑な回転、発電に大きな影響を及ぼす等の問題点があった。
【解決手段】 発電機内部に複数の起電手段を連結してゴギングトルクを相殺する方法を採用した新方式の発電機に代えて、従来の発電機はそのままに、発電機の回転軸と回転駆動力源装置の回転軸との間に、永久磁石で構成する回転子を回転軸に取り付けるとともに、非磁性体の固子を2台を設けて、それぞれに被吸着片をずらして取り付けて構成する回転抵抗逓減手段を同一の回転軸に複数組を連結することにより、ゴギングトルクを相殺させることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 発電機内部に複数の起電手段を連結してゴギングトルクを相殺する方法を採用した新方式の発電機に代えて、従来の発電機はそのままに、発電機の回転軸と回転駆動力源装置の回転軸との間に、永久磁石で構成する回転子を回転軸に取り付けるとともに、非磁性体の固子を2台を設けて、それぞれに被吸着片をずらして取り付けて構成する回転抵抗逓減手段を同一の回転軸に複数組を連結することにより、ゴギングトルクを相殺させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、通常の各種発電機の回転に影響を与えるゴギングトルクを逓減させる装置に関するものである。
通常の各種発電機においては、コイルに強力な磁界を与えるために磁石とコイルを横切るように接近して設けられた鉄片との間に大きな引力が働き、発電機の回転軸の円滑な回転に大きな影響を及ぼしている。このゴギングトルクを逓減した装置として「発電機」が知られている(特許文献1参照)。本発明は特許文献1の発電機を参考として考案したゴギングトルクを改善する発電機磁力回転抵抗逓減装置である。
特許第4524110号公報(発電機)
特許文献1の発電機は、発電機内部に複数の被吸着鉄片を配置するとともに同一の回転軸に複数の起電手段を連結してゴギングトルクを相殺し得るようにすることを特徴としており、高性能ではあるが構造が複雑となる。また、従来型の発電機は新型の「発電機」に比べて性能は劣ることになるが、本発電機磁力回転抵抗逓減装置を利用する等、ゴギングトルクを逓減する改善策を講ずることで、さらに有効活用をを図ることが必要である。
前記課題を解決するために複数の起電手段を連結してゴギングトルクを相殺する方法に代えて、従来の発電機の回転軸に回転抵抗を逓減させる本装置を連結・設置することによってゴギングトルクを相殺させることを特徴とする装置に関するもので、第1発明の発電機磁力回転抵抗逓減装置は、
回転軸を中心にした回転子に通常の各種発電機を構成している永久磁石と同等の磁力の強さで、かつ、同様の磁極の構成にした複数個の永久磁石を取り付けて磁束印加手段とし、磁束印加手段を非磁性体の2枚の固定子からなる吸引手段で挟んで接するように取り付けて磁力回転抵抗逓減手段とする。吸引手段の一方の固定子には前記回転子に取り付けた各永久磁石の中間位置に被吸着鉄片を取り付け、他方の固定子には一方の固定子に取り付けた各被吸着鉄片の中間位置に被吸着鉄片を取り付ける。さらに、当該磁力回転抵抗逓減手段を同一の回転軸に複数組連結するとともに、それぞれの磁力回転抵抗逓減手段を構成する複数個の被吸着鉄片がゴギングトルクを相殺し得るように回転軸に対して異なる位置にあることを特徴とする。
回転軸を中心にした回転子に通常の各種発電機を構成している永久磁石と同等の磁力の強さで、かつ、同様の磁極の構成にした複数個の永久磁石を取り付けて磁束印加手段とし、磁束印加手段を非磁性体の2枚の固定子からなる吸引手段で挟んで接するように取り付けて磁力回転抵抗逓減手段とする。吸引手段の一方の固定子には前記回転子に取り付けた各永久磁石の中間位置に被吸着鉄片を取り付け、他方の固定子には一方の固定子に取り付けた各被吸着鉄片の中間位置に被吸着鉄片を取り付ける。さらに、当該磁力回転抵抗逓減手段を同一の回転軸に複数組連結するとともに、それぞれの磁力回転抵抗逓減手段を構成する複数個の被吸着鉄片がゴギングトルクを相殺し得るように回転軸に対して異なる位置にあることを特徴とする。
本発電機磁力回転抵抗逓減装置を図1のように構成した場合、回転軸に取り付けた永久磁石が被吸着鉄片に強く引力を及ぼしているが、回転駆動力源の回転力により回転軸が少しでも回転すると、永久磁石が一方の固定台の被吸着鉄片に及ぼす吸引力は減少し、他方の固定台の被吸着鉄片に及ぼす吸引力が増加する。次ぎに、さらに回転軸が少しでも回転すると永久磁石が他方の固定子の被吸着鉄片に及ぼす吸引力は減少し、一方の固定子の被吸着鉄片に及ぼす吸引力が増加する。よって、発電機磁力回転抵抗逓減装置の回転軸に取り付けた永久磁石と被吸着鉄片が発電機を構成する永久磁石の吸引力を減少させ、ゴギングトルクを相殺することができる。さらに、磁力回転抵抗逓減手段を同一の回転軸に位置をずらして複数組接続することにより、ゴギングトルクが回転軸に与える影響がさらに少なくなり、磁石による回転抵抗をより逓減することができる。
以上のように第1発明によれば、現状の各種発電機の構成と同様の永久磁石を回転軸に取り付けるとともに、非磁性体の固定子を2台を設けて被吸着鉄片取り付けること、さらに、複数組連結することで回転抵抗を減少させ、従来型の発電機の性能をそのままに、より効率の良い発電機として利用することができる。
本発明の実施例を図面(図1、図2、図3及び図4)に基づいて説明する。
以下、第1発明の発電機磁力回転抵抗逓減装置について説明する。
(1)発電機1の永久磁石2と同等の磁力の強さで、かつ、同様の磁極の構成で複数個の永久磁石3を回転軸4を中心にした回転子5に取り付けて磁束印加手段aとする。
(2)非磁性体の一方の固定子6の内側と非磁性体の他方の固定子7の内側を向けて取り付けて吸引手段bとする。
(3)一方の固定子6の内側に前記回転子5を基準として回転子5に取り付けた各永久磁石3の間を二分する位置に複数個の被吸着鉄片6aを取り付ける。
(4)他方の固定子7の内側に前記回転子5を基準として一方の固定子6に取り付けた被吸着鉄片6aの間を二分する位置に複数個の被吸着鉄片7aを取り付ける。
(5)吸引手段bの間の回転軸4に一方の固定子6と他方の固定子7に接するように挟んで回転子5を取り付けて磁力回転抵抗逓減手段cとし、当該磁力回転抵抗逓減手段cを発電機1を基準にしてそれぞれゴギングトルクを相殺し得るように位置を均等にずらして複数組を連結して取り付ける。(発電機の磁極数が6極の場合は5基、8極の場合は7基等)
(6)各磁力回転抵抗逓減手段cの間に磁気遮蔽板8を取り付ける。
(7)また、磁束印加手段aを固定子とし、吸引手段bを回転子としてもよい。さらに、発電機1内部の回転軸を延長しこの回転軸に直接複数組の磁力回転抵抗逓減手段cを取り付けた磁力回転抵抗逓減発電機も考えられる。
以上から構成される発電機磁力回転抵抗逓減装置。
(1)発電機1の永久磁石2と同等の磁力の強さで、かつ、同様の磁極の構成で複数個の永久磁石3を回転軸4を中心にした回転子5に取り付けて磁束印加手段aとする。
(2)非磁性体の一方の固定子6の内側と非磁性体の他方の固定子7の内側を向けて取り付けて吸引手段bとする。
(3)一方の固定子6の内側に前記回転子5を基準として回転子5に取り付けた各永久磁石3の間を二分する位置に複数個の被吸着鉄片6aを取り付ける。
(4)他方の固定子7の内側に前記回転子5を基準として一方の固定子6に取り付けた被吸着鉄片6aの間を二分する位置に複数個の被吸着鉄片7aを取り付ける。
(5)吸引手段bの間の回転軸4に一方の固定子6と他方の固定子7に接するように挟んで回転子5を取り付けて磁力回転抵抗逓減手段cとし、当該磁力回転抵抗逓減手段cを発電機1を基準にしてそれぞれゴギングトルクを相殺し得るように位置を均等にずらして複数組を連結して取り付ける。(発電機の磁極数が6極の場合は5基、8極の場合は7基等)
(6)各磁力回転抵抗逓減手段cの間に磁気遮蔽板8を取り付ける。
(7)また、磁束印加手段aを固定子とし、吸引手段bを回転子としてもよい。さらに、発電機1内部の回転軸を延長しこの回転軸に直接複数組の磁力回転抵抗逓減手段cを取り付けた磁力回転抵抗逓減発電機も考えられる。
以上から構成される発電機磁力回転抵抗逓減装置。
本発明は以上のような構造でこれを使用する場合は、本発電機磁力回転抵抗逓減装置の回転軸と発電機の回転軸とを磁極の位置をずらして連結設置する。(発電機と回転駆動力源装置の間に連結してもよい)このことにより、回転駆動力源装置の回転力で発電機の回転軸が少しでも回転すると本発電機磁力回転抵抗逓減装置の永久磁石が一方の固定子の被吸着鉄片、他方の固定子の被吸着鉄片に次々と吸引力の増加、減少を繰り返し、よって、発電機を構成している永久磁石の吸引力を減少させてゴギングトルクを相殺し、発電機の回転抵抗を逓減して効率の良い発電が可能となる。
本発電機磁力回転抵抗逓減装置は、従来型の発電機で生じていたゴギングトルクという宿命的課題を逓減するための装置であり、各種の発電機に対応した構成の本装置を装着利用することにより、従来の発電機の性能を著しく向上させることが出来る。従来型の発電機をより高効率に使用することができる本装置は従来型の発電機を製造、販売及び使用する産業分野で利用することができる。
1 発電機 2 発電機の永久磁石 3 永久磁石
4 回転軸 5 回転子 6 一方の固定子
6a 被吸着鉄片 7 他方の固定子 7a 被吸着鉄片
8 磁気遮蔽板 a 磁束印加手段 b 吸引手段
c 磁力回転抵抗逓減手段
4 回転軸 5 回転子 6 一方の固定子
6a 被吸着鉄片 7 他方の固定子 7a 被吸着鉄片
8 磁気遮蔽板 a 磁束印加手段 b 吸引手段
c 磁力回転抵抗逓減手段
Claims (1)
- 回転軸を中心にした回転子に通常の各種発電機を構成している永久磁石と同等の磁力の強さで、かつ、同様の磁極の構成にした複数個の永久磁石を取り付けて磁束印加手段とし、磁束印加手段を非磁性体の2枚の固定子からなる吸引手段で挟んで接するように取り付けて磁力回転抵抗逓減手段とする。吸引手段の一方の固定子には前記回転子に取り付けた各永久磁石の中間位置に被吸着鉄片を取り付け、他方の固定子には一方の固定子に取り付けた各被吸着鉄片の中間位置に被吸着鉄片を取り付ける。さらに、当該磁力回転抵抗逓減手段を同一の回転軸に複数組連結するとともに、それぞれの磁力回転抵抗逓減手段を構成する複数個の被吸着鉄片がゴギングトルクを相殺し得るように回転軸に対して異なる位置にあることを特徴とする発電機磁力回転抵抗逓減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012024502A JP2013150528A (ja) | 2012-01-23 | 2012-01-23 | 発電機磁力回転抵抗逓減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012024502A JP2013150528A (ja) | 2012-01-23 | 2012-01-23 | 発電機磁力回転抵抗逓減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013150528A true JP2013150528A (ja) | 2013-08-01 |
Family
ID=49047522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012024502A Pending JP2013150528A (ja) | 2012-01-23 | 2012-01-23 | 発電機磁力回転抵抗逓減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013150528A (ja) |
-
2012
- 2012-01-23 JP JP2012024502A patent/JP2013150528A/ja active Pending
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