JP2013143076A - 遠隔操作プログラム、情報端末、コンピュータ、遠隔操作システム - Google Patents
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Abstract
【課題】マウスを用いて操作することを前提としたコンピュータをタッチパネル端末によって遠隔操作する場合でも、コンピュータをマウスで操作している感覚に近い操作を実現する。
【解決手段】本発明に係る遠隔操作プログラムは、タッチパネル上においてマウスカーソルを速く動かした場合は、タッチパネルの視野範囲が移動するようにマウスカーソルを高速に移動させ、タッチパネル上においてマウスカーソルをゆっくり動かした場合は、タッチパネルの視野範囲を移動させずにマウスカーソルのみを移動させる。
【選択図】図4
【解決手段】本発明に係る遠隔操作プログラムは、タッチパネル上においてマウスカーソルを速く動かした場合は、タッチパネルの視野範囲が移動するようにマウスカーソルを高速に移動させ、タッチパネル上においてマウスカーソルをゆっくり動かした場合は、タッチパネルの視野範囲を移動させずにマウスカーソルのみを移動させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、マウスを用いて操作するコンピュータを、同コンピュータの表示画面よりも小さい画面に直接触れて操作するタッチパネルを備えた情報端末によって遠隔操作する技術に関するものである。
離れた場所にあるコンピュータを他のコンピュータを用いて操作するコンピュータの遠隔操作システムとして、例えばWindows(登録商標)系のOS(Operating System)で用いられる「リモートデスクトップ」システムが知られている。
図12は、遠隔操作システムの概要を示すブロック構成図である。同システムは、遠隔操作コンピュータ1000と遠隔操作対象コンピュータ2000がネットワーク3000を介して接続されて構成されている。
遠隔操作コンピュータ1000は、遠隔操作対象コンピュータ2000を遠隔操作するためのコンピュータであり、キーボード・マウスなどの入力装置1100、操作画面を表示する表示部1200、ネットワーク3000を介して通信する通信部1300を有する。遠隔操作対象コンピュータ2000は、遠隔操作コンピュータ1000と同様に、入力装置2100、表示部2200、通信部2300を有する。
遠隔操作コンピュータ1000は、ネットワーク3000を介して、遠隔操作対象コンピュータ2000の表示部2200上に表示されている画面の画面イメージまたはこれに準ずる情報を取得し、表示部1200上に被操作画面として表示する。遠隔操作コンピュータ1000の使用者は、表示部1200上に表示された被操作画面を見ながら、入力装置1100を操作する。入力装置1100から入力された操作指示は、ネットワーク3000を介して遠隔操作対象コンピュータ2000に伝達される。遠隔操作対象コンピュータ2000は、伝達された操作指示を実行する。以上の処理により、使用者は、離れた場所にある遠隔操作対象コンピュータ2000を、遠隔操作コンピュータ1000を用いて遠隔操作することができる。
下記特許文献1〜2には、コンピュータを遠隔操作する技術が記載されている。また下記特許文献3では、携帯電話の十字キーでスクロール操作とマウス移動操作を一括して実施することにより、操作性を改善する技術が提案されている。
近年、直接画面に触れて操作するタッチパネルを備えた、スマートフォンやタブレットコンピュータと呼ばれる中・小型携帯情報端末が登場している。これらの情報端末を用いて、マウス操作を前提としたコンピュータを操作する場合、次のような課題が生じる。
(課題1)操作対象コンピュータの表示画面に比べ、中・小型携帯情報端末の画面は、面積比で、小型端末で1/16、中型端末でも1/4と小さく、操作対象コンピュータの表示画面全体を表示することができない。全体を表示する為に画面を縮小表示すると、個々の文字などが小さくなり過ぎて、人間の目では読むことができず、個々のボタンなどを操作する事も極めて困難になる。
(課題2)中・小型携帯情報端末には、操作対象コンピュータのマウス操作に相当する座標入力装置がない。
(課題1)操作対象コンピュータの表示画面に比べ、中・小型携帯情報端末の画面は、面積比で、小型端末で1/16、中型端末でも1/4と小さく、操作対象コンピュータの表示画面全体を表示することができない。全体を表示する為に画面を縮小表示すると、個々の文字などが小さくなり過ぎて、人間の目では読むことができず、個々のボタンなどを操作する事も極めて困難になる。
(課題2)中・小型携帯情報端末には、操作対象コンピュータのマウス操作に相当する座標入力装置がない。
これらの問題に対して、画面の拡大縮小機能や部分表示されている画面を移動させる機能(スクロール操作)を情報端末に付加することが考えられる。さらに、携帯電話であれば上記特許文献3に記載されている技術を採用することも考えられる。しかし、同手法では画面の表示については改善されるものの、マウス操作、すなわち、操作対象コンピュータに対する座標入力操作は、十字キーでは完全に代替することはできず、利用者にとっては訓練が必要な特殊で煩雑な操作が要求される。
他方、同じ携帯情報端末であっても、直接画面に触れて操作するタッチパネル端末には、座標入力装置として、表示面に指やペンが触れた事を認識できるタッチパネルが搭載されている。タッチパネルを用いてコンピュータを遠隔操作すれば、マウス操作に近い、より高度な座標入力を簡便に実施することができる。
しかし、マウスとタッチパネルは、本質的には全く動作が異なる座標入力装置であり、一般的には、互いに完全代替することはできない。その理由について以下に説明する。
(理由1)マウスを用いて操作する場合、手元の操作点と画面上の作用点が物理的に離れた場所にある。このため、画面上の作用点を表す手段として「マウスカーソル」または「マウスポインタ」と呼ばれるアイコンを表示する。これに対し、タッチパネルを用いて操作する場合、表示されている対象を直接に指や点で触れて位置指定する。このため、マウスカーソルのような作用点アイコンは、一般的には使用しない。
(理由2)マウスを用いて操作する場合、マウスカーソルの位置を移動させる際に、マウスボタンを押さずに移動する単純移動と、マウスボタンを押したまま移動するドラッグ移動という2種類の移動操作があり、それぞれ個々の操作上の役割がある。これに対し、タッチパネルを用いて操作する場合、構造上の制約からドラッグ移動操作しかできない。
(理由3)マウスを用いて操作する場合、構造上の制約から、同時に指定できる座標は1点のみである。これに対し、タッチパネルを用いて操作する場合、2点以上の座標を同時に指定することができる。多くの場合、同時押し操作に対して個別の操作上の役割が割り当てられている。
(理由1)マウスを用いて操作する場合、手元の操作点と画面上の作用点が物理的に離れた場所にある。このため、画面上の作用点を表す手段として「マウスカーソル」または「マウスポインタ」と呼ばれるアイコンを表示する。これに対し、タッチパネルを用いて操作する場合、表示されている対象を直接に指や点で触れて位置指定する。このため、マウスカーソルのような作用点アイコンは、一般的には使用しない。
(理由2)マウスを用いて操作する場合、マウスカーソルの位置を移動させる際に、マウスボタンを押さずに移動する単純移動と、マウスボタンを押したまま移動するドラッグ移動という2種類の移動操作があり、それぞれ個々の操作上の役割がある。これに対し、タッチパネルを用いて操作する場合、構造上の制約からドラッグ移動操作しかできない。
(理由3)マウスを用いて操作する場合、構造上の制約から、同時に指定できる座標は1点のみである。これに対し、タッチパネルを用いて操作する場合、2点以上の座標を同時に指定することができる。多くの場合、同時押し操作に対して個別の操作上の役割が割り当てられている。
これらの違いと画面の大きさの差異とにより、タッチパネル端末では、操作対象コンピュータ用の画面や操作体系をそのまま用いるのではなく、小さい画面やタッチパネル特性を考慮した別の操作体系を用いることが一般的である。
このことは、マウスを用いて操作するコンピュータ(例えばパーソナルコンピュータ)とタッチパネル端末が共存する過渡期においては、個々のシステムが、コンピュータ用とタッチパネル端末用の2種類の操作体系を用意しなければならないことを意味する。したがって、システム開発コストが増大するという課題がある。また、過去のコンピュータ用資産をそのまま有効活用できない点も課題である。
特に、本発明の技術分野である遠隔操作技術では、一般に、パーソナルコンピュータの操作をタッチパネル化したり、タッチパネル端末の操作をマウス化したりすることはできないので、なお一層この問題が顕在化する。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、マウスを用いて操作することを前提としたコンピュータをタッチパネル端末によって遠隔操作する場合でも、コンピュータをマウスで操作している感覚に近い操作を実現することを目的とする。
本発明に係る遠隔操作プログラムは、タッチパネル上においてマウスカーソルを速く動かした場合は、タッチパネルの視野範囲が移動するようにマウスカーソルを高速に移動させ、タッチパネル上においてマウスカーソルをゆっくり動かした場合は、タッチパネルの視野範囲を移動させずにマウスカーソルのみを移動させる。
本発明に係る遠隔プログラムによれば、次のような効果がある。
(1)操作者が、操作する側のタッチパネル端末の画面は目視せず、操作される側のコンピュータシステムの画面を操作する場合、その操作体系は、既存のノートパソコンのタッチパッドの操作体系と同一となる。そのため操作者は、特段の操作訓練をすることなく、タッチパネル端末を操作対象コンピュータの遠隔操作装置として利用することができる。
(2)操作者が、遠隔操作時のように、タッチパネル端末単独でその画面を見ながら操作する場合には、操作具を素早く動かせば、タッチパネル端末画面より大きい操作対象コンピュータ画面上の任意の場所へ素早く移動でき、操作具をゆっくり動かせば、操作対象コンピュータ画面上でのマウスカーソル位置の微細な調整ができる。このように、様々な座標指示操作を、指1本またはペン1本によるドラッグ操作という簡便かつ僅かな操作数で実現することができる。
(1)操作者が、操作する側のタッチパネル端末の画面は目視せず、操作される側のコンピュータシステムの画面を操作する場合、その操作体系は、既存のノートパソコンのタッチパッドの操作体系と同一となる。そのため操作者は、特段の操作訓練をすることなく、タッチパネル端末を操作対象コンピュータの遠隔操作装置として利用することができる。
(2)操作者が、遠隔操作時のように、タッチパネル端末単独でその画面を見ながら操作する場合には、操作具を素早く動かせば、タッチパネル端末画面より大きい操作対象コンピュータ画面上の任意の場所へ素早く移動でき、操作具をゆっくり動かせば、操作対象コンピュータ画面上でのマウスカーソル位置の微細な調整ができる。このように、様々な座標指示操作を、指1本またはペン1本によるドラッグ操作という簡便かつ僅かな操作数で実現することができる。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る遠隔操作システム100の構成図である。遠隔操作システム100は、タッチパネル端末10、操作対象コンピュータ20を有する。タッチパネル端末10は、例えばスマートフォンやタブレットコンピュータのような、タッチパネルを備えた情報端末であり、操作対象コンピュータ20を遠隔操作するために使用される。操作対象コンピュータ20は、マウス操作を前提とするコンピュータである。これら端末はネットワーク30を介して接続されている。
図1は、本発明の実施形態1に係る遠隔操作システム100の構成図である。遠隔操作システム100は、タッチパネル端末10、操作対象コンピュータ20を有する。タッチパネル端末10は、例えばスマートフォンやタブレットコンピュータのような、タッチパネルを備えた情報端末であり、操作対象コンピュータ20を遠隔操作するために使用される。操作対象コンピュータ20は、マウス操作を前提とするコンピュータである。これら端末はネットワーク30を介して接続されている。
タッチパネル端末10と操作対象コンピュータ20の間の接続は、赤外線通信、無線通信、有線通信、直接接続など、その形態は問わない。
タッチパネル端末10は、操作具11、タッチパネル12、送受信部13、プロセッサ14、遠隔操作プログラム15を有する。
操作具11は、タッチパネル12に対する操作入力をするための専用ツールであり、例えばタッチペンなどがこれに相当する。操作具11に代えて指でタッチパネル12を直接触れて操作してもよい。すなわち、タッチパネル12が接触を検出できる接触物であれば、操作具11の代替とすることができる。送受信部13は、ネットワーク30を介して操作対象コンピュータ20と通信する。プロセッサ14は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置であり、遠隔操作プログラム15を実行することにより、操作対象コンピュータ20を遠隔操作する。遠隔操作プログラム15の動作については後述する。
以下の説明では、記載の便宜上、遠隔操作プログラム15を動作主体として説明する場合があるが、実際に遠隔操作プログラム15を実行するのはプロセッサ14であることを付言しておく。
操作対象コンピュータ20は、入力部21、表示部22、送受信部23、プロセッサ24を備える。
入力部21は、マウスおよび必要に応じてキーボードなどのその他操作デバイスによって構成されている。表示部22は、操作対象コンピュータ20の操作画面を表示するディスプレイおよびその画面イメージを形成する映像処理部である。送受信部23は、ネットワーク30を介してタッチパネル端末10と通信する。プロセッサ24は、所定のプログラムを実行することにより、操作対象コンピュータ20の動作を制御する。
図2は、遠隔操作システム100の動作シーケンスを示す図である。本発明に特有の処理は、ステップS202とS205である。本実施形態1では、これらステップを実施する機能は全てタッチパネル端末10側の遠隔操作プログラム15によって実現され、操作対象コンピュータ20は従来と同様のものであることを仮定するが、これに限定されるものではない。例えば、操作対象コンピュータ20側で遠隔操作プログラム15と同等の機能を有するプログラムを設けておき、タッチパネル端末10上の座標入力の結果をそのまま操作対象コンピュータ20に送出し、操作対象コンピュータ20側でステップS202を実施することもできる。同様にステップS205を操作対象コンピュータ20上で実施してその結果のみをタッチパネル10へ通知することもできる。以下、図2の各ステップについて説明する。
(図2:ステップS201)
タッチパネル12は、操作具11がタッチパネル12に触れているか離れているかを検出する。触れている場合は、操作具11がタッチパネル12に触れている接点位置を、タッチパネル12上の画面座標として取得する。
(図2:ステップS202)
遠隔操作プログラム15は、ステップS201の画面座標を取得し、これを操作対象コンピュータ20の表示部22が提示する画面上におけるマウスカーソルの位置座標に変換する。遠隔操作プログラム15は、算出したマウスカーソル位置を、作用点指示S1として操作対象コンピュータ20へ送信する。本ステップにおける座標変換の手順には、タッチパネル12上の接点位置の移動速度を算出する手順も含まれる。詳細は図3〜図6を用いて後述する。
タッチパネル12は、操作具11がタッチパネル12に触れているか離れているかを検出する。触れている場合は、操作具11がタッチパネル12に触れている接点位置を、タッチパネル12上の画面座標として取得する。
(図2:ステップS202)
遠隔操作プログラム15は、ステップS201の画面座標を取得し、これを操作対象コンピュータ20の表示部22が提示する画面上におけるマウスカーソルの位置座標に変換する。遠隔操作プログラム15は、算出したマウスカーソル位置を、作用点指示S1として操作対象コンピュータ20へ送信する。本ステップにおける座標変換の手順には、タッチパネル12上の接点位置の移動速度を算出する手順も含まれる。詳細は図3〜図6を用いて後述する。
(図2:ステップS203)
操作対象コンピュータ20のプロセッサ24は、作用点指示S1が指定する座標に、マウスカーソルを画面上で移動させる。
(図2:ステップS204)
プロセッサ24は、表示部22が提示する画面の画面イメージまたはこれに準ずる情報(例えばステップS203前後の画面変化を記述した差分情報)を取得し、画面情報R1としてタッチパネル端末10に送信する。画面情報R1には、画面上に表示されているオブジェクト、マウスカーソル、などに関する情報が含まれる。
操作対象コンピュータ20のプロセッサ24は、作用点指示S1が指定する座標に、マウスカーソルを画面上で移動させる。
(図2:ステップS204)
プロセッサ24は、表示部22が提示する画面の画面イメージまたはこれに準ずる情報(例えばステップS203前後の画面変化を記述した差分情報)を取得し、画面情報R1としてタッチパネル端末10に送信する。画面情報R1には、画面上に表示されているオブジェクト、マウスカーソル、などに関する情報が含まれる。
(図2:ステップS205)
遠隔操作プログラム15は、ステップS202で計算した操作対象コンピュータ20上におけるマウスカーソルの座標に基づき、画面情報R1が記述している画面表示のうちどの部分をタッチパネル12上に表示するか(タッチパネル12の視野範囲)を計算する。本ステップの詳細については後述する。
(図2:ステップS206)
タッチパネル12は、画面情報R1が記述している画面表示のうちステップS205で計算された部分を、タッチパネル12上に表示する。
遠隔操作プログラム15は、ステップS202で計算した操作対象コンピュータ20上におけるマウスカーソルの座標に基づき、画面情報R1が記述している画面表示のうちどの部分をタッチパネル12上に表示するか(タッチパネル12の視野範囲)を計算する。本ステップの詳細については後述する。
(図2:ステップS206)
タッチパネル12は、画面情報R1が記述している画面表示のうちステップS205で計算された部分を、タッチパネル12上に表示する。
(図2:ステップS207〜S208)
遠隔操作プログラム15は、キーボード入力など、タッチパネル端末10上におけるその他の指令C3を、操作対象コンピュータ20へ送出する(S207)。操作対象コンピュータ20のプロセッサ24は、その他の指令C3に応じて、適切な処理、およびタッチパネル端末10へ必要に応じてレスポンスを返す(S208)。
遠隔操作プログラム15は、キーボード入力など、タッチパネル端末10上におけるその他の指令C3を、操作対象コンピュータ20へ送出する(S207)。操作対象コンピュータ20のプロセッサ24は、その他の指令C3に応じて、適切な処理、およびタッチパネル端末10へ必要に応じてレスポンスを返す(S208)。
以上、遠隔操作システム100の構成と概略動作を説明した。以下では遠隔操作プログラム15の詳細動作について説明する。
図3は、操作対象コンピュータ20上の画面とタッチパネル12上の画面との間の関係を示す図である。タッチパネル12のサイズは表示部22が提示する画面サイズよりも小さいため、タッチパネル12上には表示部22上の画面の一部のみしか表示されない。タッチパネル12上で表示部22上の画面のどの部分を表示するかを、タッチパネル12の視野範囲と呼ぶ。ここではマウスカーソル223の移動にともなって視野範囲221から視野範囲222へ移動する例を示した。視野範囲の座標は、その左上端部の座標(タッチパネル12上における原点座標)をもって表すこととする。視野範囲のピクセルサイズはタッチパネル12のピクセルサイズと同じである。
以下の図3に関する説明において、大文字アルファベットはタッチパネル12上または表示部22の画面上における座標を表し、記号Δは座標間の差分を表すものとする。表示部22上のマウスカーソルは矢印アイコンで表し、タッチパネル12上のタッチ位置は指アイコンで表す。
表示部22上におけるマウスカーソル223の位置をMとする。Mが視野範囲内にあれば、タッチパネル12上にもマウスカーソル223が表示される。タッチパネル12上におけるマウスカーソル223の座標をM’とする。M’の座標は、視野範囲の(左上)座標SとMを用いて下記のように表現される。
M’=M−S ・・・(式1)
M’=M−S ・・・(式1)
タッチパネル12上でユーザがドラッグ操作をしたと仮定する。例として、まずタッチパネル12上の座標T1で操作具11がタッチパネル12に接触し、その接触状態を保ったままタッチパネル12上の座標T2までタッチパネル12上で移動した後、操作具11がタッチパネル12から離れたとする。このときの操作具11の移動量をΔT、視野範囲Sの移動量をΔS、表示部22上におけるマウスカーソル223の移動量をΔMとする。
なお、タッチパネル12上ではタッチ位置Tにマウスカーソル223が追従するので、タッチパネル12上におけるマウスカーソル223の位置M’とタッチ座標Tは、常に同じ位置となるようにする(M’=T)。そのための処理については後述する。
本発明において、操作具11がタッチパネル12の座標T1に触れた際、表示部22上のマウスカーソル223の座標MはT1へ移動させない。表示部22上におけるマウスカーソル223の移動量ΔMは、ΔTにのみ依存する。遠隔操作プログラム15は、ステップS202においてΔMを下記式2に基づき算出する。
ΔM=f(ΔT/dt) ・・・(式2)
ΔM=f(ΔT/dt) ・・・(式2)
dtはΔTに要した時間であり、ΔT/dtは操作具11のタッチパネル12上における移動速度となる。f(x)は、xに応じて指数的に増大する関数である。
f(x)については、指数的に増大する関数ならば任意のものが利用できるが、ここでは、Windows(登録商標)系のOSで用いられる弾道学に基づく親変換関数(The Parent Transfer Function)を用いる(URL:http://msdn.microsoft.com/en-us/windows/hardware/gg463319)。この関数は、加速的に増大する傾きを持つ5つの線分を連結した曲線であり、入力・出力は単位時間当たりの指や作用点の画面上での物理的な移動量(インチ)である。
同関数を用いてマウスカーソル223の移動量を算出すると、入力が大きい時、すなわち素早く操作具11を動かした時のf(x)の傾きは、入力が小さい時、すなわち操作具11をゆっくり動かした時に比べ、約5倍となる。
人間は、表示部22を見て操作する際には、マウスを素早く動かすときはマウスカーソル223が加速的に移動することを無意識下で想定していると考えられる。表示部22上におけるマウスカーソル223移動量を操作具11の移動速度に応じて指数的に増大させることにより、この要求を満たすことができる。すなわち、既存のタッチパッドを使った作用点移動操作と変わりない簡便な操作体系を提供することができる。
式2を用いて表示部22上におけるマウスカーソル223の移動量を算出する場合、タッチパネル12において、先に示したM’=Tを満たすための動作について、以下に説明する。
前回のドラッグ操作で操作具11をタッチパネル12から離した位置のタッチパネル12上における座標をT0とし、タッチパネル12上の新たな座標T1に改めて操作具11が接触したと仮定する。すなわち、マウスカーソル223の現在の位置T0とは異なる位置T1に操作具11を接触させたことになる。
本発明においては、マウスカーソル223の移動はドラッグ操作のみによって実施し、単に操作具11をタッチパネル12に接触させたのみの場合はマウスカーソル223を移動させないこととする。そのためこの場合は、マウスカーソル223ではなく視野範囲を移動させてタッチ位置とマウスカーソル223の位置を合わせる必要がある。この操作の画面イメージについては図6で後述する。このときの視野範囲Sの移動量ΔSは、下記式3で表される。
ΔS=T1−T0 ・・・(式3)
ΔS=T1−T0 ・・・(式3)
一方、操作具11をタッチパネル12上でドラッグ操作した際には、マウスカーソル223が式2にしたがって移動するとともに、移動後のマウスカーソル223を視野範囲S内に収める必要があるので、視野範囲Sも移動させる。ただし、ドラッグ操作によってタッチパネル12上のタッチ位置が移動している。M’=Tを満たすためには、視野範囲Sを移動させた後のマウスカーソル223の位置は、ドラッグ開始時の操作具11の位置ではなくドラッグ後の操作具11の位置と合わせる必要がある。そうすると、視野範囲Sの移動量は、マウスカーソル223の移動量からドラッグによるタッチパネル12上のタッチ位置の移動量を差し引けばよいと考えられる。この操作の画面イメージについては図4〜図5で後述する。以上から、視野範囲Sの移動量ΔSは下記式4で表される。
ΔS=ΔM−ΔM’=f(ΔT/dt)−ΔT ・・・(式4)
ΔS=ΔM−ΔM’=f(ΔT/dt)−ΔT ・・・(式4)
式4は、式2でマウスカーソル223を加速度的に移動させることに対応する。タッチパネル12上で操作具11を動かすと、表示部22上のマウスカーソル223’はΔMだけ移動し、視点Sも式4にしたがって加速度的に移動する。これにより、操作具11を素早く動かすと、ΔMはΔM’に比べて充分大きくなり、ΔSはΔTの数倍のオーダーの大きな移動量となるので、視野範囲Sを表示部22上の任意位置への高速に移動させることができる。
一方、操作具11をゆっくり動かすと、ΔM はΔM’とほぼ同等な値となり、ΔSは0、すなわち視野範囲は移動しない。このため、操作具11をゆっくり動かした場合には、固定された視野範囲の中で、マウスカーソル223を微細に位置調整することができる。
図4は、操作具11をタッチパネル12上でゆっくり動かした場合の操作イメージを示す図である。図4において、表示部22上ではマウスカーソル223の初期座標はM0である。タッチパネル12上では、操作具11を座標T0からT1へゆっくりドラッグしたと仮定する。表示部22上のマウスカーソル223は座標M1へ移動する。
図4において、式4のΔMはM1とM0の差分となり、ΔTは座標T1とT0の差分となる。図4では操作具11の移動速度が小さいため、f(ΔT/dt)がΔTとほぼ同等な値となり、ΔSは0または0に近くなる。そのため、視野範囲はほぼ移動せず、マウスカーソル223のみが移動する。
図5は、操作具11をタッチパネル12上で素早く動かした場合の操作イメージを示す図である。図5において、操作具11の移動速度が大きいため、f(ΔT/dt)がΔTの数倍の値となり、ΔS=ΔM−ΔM’は大きな値となる。そのため、タッチパネル12の視野範囲はS0からS1へ移動する。ΔMがΔM’(=ΔT)よりも遥かに大きくなるため、タッチパネル12上のマウスカーソル223は最初の視野範囲S0内には収まらず、視野範囲S1内のT1へ移動する。視野範囲S1内において、タッチパネル12上で操作具11を離した位置T1にマウスカーソル223の位置が合わさるように、視野範囲が移動する。
図6は、タッチパネル12上に操作具11を置いて静止させたときの操作イメージを示す図である。前回操作具11をタッチパネル12から離した位置はT0、今回タッチパネル12に触れた位置はT1である。ΔSはS1とS0の差分になる。表示部22上ではマウスカーソル223の位置はM0のままで変化せず、タッチ位置とマウスカーソル223の位置が合わさるように、視野範囲の方がS0からS1へ移動する。操作感覚としては、操作具11をタッチパネル12上に置く度に、マウスカーソル223が操作具11に吸着してくるような感覚となる。
<実施の形態1:まとめ>
以上のように、本実施形態1に係る遠隔操作システム100によれば、タッチパネル12を用いて操作対象コンピュータ20を遠隔操作する際、ドラック操作のみでマウスカーソル223の移動と視野範囲Sの移動をともに実施できる。操作具11を素早く移動させることにより、タッチパネル12のサイズが表示部22に比して小さい場合でも、表示部22上でマウスカーソル223を素早く動かすことができる。さらには、マウスカーソル223を少しずつ動かしたい場合は操作具11をゆっくり動かせばよく、単一の操作手段によって高速移動も僅かな移動もともに実現できる。
以上のように、本実施形態1に係る遠隔操作システム100によれば、タッチパネル12を用いて操作対象コンピュータ20を遠隔操作する際、ドラック操作のみでマウスカーソル223の移動と視野範囲Sの移動をともに実施できる。操作具11を素早く移動させることにより、タッチパネル12のサイズが表示部22に比して小さい場合でも、表示部22上でマウスカーソル223を素早く動かすことができる。さらには、マウスカーソル223を少しずつ動かしたい場合は操作具11をゆっくり動かせばよく、単一の操作手段によって高速移動も僅かな移動もともに実現できる。
また、本実施形態1において、遠隔操作プログラム15を操作対象コンピュータ20上に実装することもできる。この場合は、タッチパネル12上で実施されたドラッグなどの操作内容をタッチパネル端末10から操作対象コンピュータ20へ転送し、プロセッサ24は上述の各計算を実施してマウスカーソル223の移動量を自ら算出する。タッチパネル12上に表示すべき視野範囲については、操作対象コンピュータ20からタッチパネル端末10へ指示することになる。
なお、本実施形態1では関数f(x)の例として指数関数的に増加するものを例示したが、f(x)が加速度的に増加する関数であればこれに限られるものではない。具体的には、x(タッチパネル12上の操作具11の移動量)が増加するのにともなってf(x)の値(表示部22上のマウスカーソル223の移動量)が増加し、かつxが増加するのにともなってf’(x)(f(x)の傾き、すなわちxの増分に対するf(x)の増分)が増加する関数であれば、本実施形態1と同様の操作感を提供することができる。
<実施の形態2>
実施形態1では、タッチパネル端末10を有線ネットワークによる遠隔操作端末として用いる例を示したが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、操作対象コンピュータ20とタッチパネル端末10を直接接続した場合も同様の効果を発揮することができる。本発明の実施形態2では、有線遠隔操作以外の接続形態について複数の例を説明する。
実施形態1では、タッチパネル端末10を有線ネットワークによる遠隔操作端末として用いる例を示したが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、操作対象コンピュータ20とタッチパネル端末10を直接接続した場合も同様の効果を発揮することができる。本発明の実施形態2では、有線遠隔操作以外の接続形態について複数の例を説明する。
図7は、タッチパネル端末10と操作対象コンピュータ20を無線接続した例を示す図である。図7において、ネットワーク30が無線接続に置き換わっている点を除けば、その他の構成は実施形態1と同様である。
図8は、一般的なノートパソコン20のタッチパッド部分に、スマートフォン10をドッキングさせるエリアが設けられている例を示す図である。スマートフォン10はタッチパネル端末10に相当し、ノートパソコン20は操作対象コンピュータ20に相当する。ノートパソコン20を利用する際は、スマートフォン10をドッキングさせ、これをタッチパッドとして利用する。自席を離れてノートパソコン20を利用する(遠隔操作する)場合には、スマートフォン10をノートパソコン20から取り外し、これをノートパソコン20の遠隔操作端末として利用する。スマートフォン10とノートパソコン20の間を接続するネットワーク30の形態は任意でよい。
図9は、ノートパソコン20の操作部全体がタブレットコンピュータ10をドッキングさせるエリアとなっている例を示す図である。タブレットコンピュータ10はタッチパネル端末10に相当する。キーボード操作は、タブレットコンピュータ10のタッチパネル12上に表示されたソフトウェアキーボードを用いて実施する。ユーザが自席を離れてノートパソコン20を利用する(遠隔操作する)場合には、タブレットコンピュータ10を取り外し、これをノートパソコン20の遠隔操作端末として利用する。
図10は、操作対象コンピュータ20が2台以上のモニターを接続できる場合の例を示す図である。1台目のモニターは通常のタッチパネル非搭載の垂直設置のモニターであり、2台目のモニターはタッチパネルを搭載した水平設置のモニターである。キーボードやマウスは接続されていない。2台目のモニターとしてタッチパネル端末10を用いれば、1台目のモニターを、マウスを接続した場合と同様に操作することができる。
図11は、キーボード・タッチパッドが配置されるべき所にタッチパネルモニターを配置した2画面ノートパソコン20の構成例を示す図である。タッチパネルモニターとしてタッチパネル端末10を採用し、タッチパネル12上にソフトウェアキーボードを表示している。
以上説明したように、本発明は、2画面ノートパソコンや、2面モニターを配置した一部のゲーム用途の情報端末においても適用できる。
10:タッチパネル端末、11:操作具、12:タッチパネル、13:送受信部、14:プロセッサ、15:遠隔操作プログラム、20:操作対象コンピュータ、21:入力部、22:表示部、23:送受信部、24:プロセッサ、30:ネットワーク、100:遠隔操作システム。
Claims (9)
- マウスを用いて操作するコンピュータを、前記コンピュータが提示する画面よりも視野範囲が狭いタッチパネルを備える情報端末から遠隔操作する処理を、プロセッサに実行させるプログラムであって、前記プロセッサに、
前記タッチパネルが接触物を検出している部位が接触状態を保ったまま前記タッチパネル上で移動した速度を取得するステップ、
前記速度を所定の関数に代入して前記コンピュータ上における前記マウスのマウスポインタの移動距離を算出するステップ、
前記移動距離にしたがって前記コンピュータ上で前記マウスポインタを移動させるように前記コンピュータへ指示するステップ、
を実行させ、
前記関数は、
前記速度が大きくなるにつれて前記移動距離が大きくなるように構成され、かつ、
前記速度が大きくなるにつれて前記速度の増分に対する前記移動距離の増分が大きくなるように構成されている
ことを特徴とする遠隔操作プログラム。 - 前記プロセッサに、
前記タッチパネルが接触物を検出していない状態で前記タッチパネルが新たに接触物を検出したときの前記タッチパネル上における前記接触物の座標を取得するステップ、
前記タッチパネルの画面上で前記座標と前記マウスポインタの位置が重なるように、前記コンピュータが提示する画面に対する前記タッチパネルの視野範囲を移動させる視野移動ステップ、
前記移動後の視野範囲内に含まれる前記コンピュータ上の画面を前記タッチパネルの画面上に表示するよう前記情報端末へ指示するステップ、
を実行させることを特徴とする請求項1記載の遠隔操作プログラム。 - 前記視野移動ステップでは、前記プロセッサに、
前記タッチパネルから接触物が離れたことを前記タッチパネルが前回検出した前記タッチパネル上の座標を前回座標として取得するステップ、
前記座標と前記前回座標の差分だけ前記視野範囲を移動させるステップ、
を実行させることを特徴とする請求項2記載の遠隔操作プログラム。 - 前記タッチパネルが接触物を検出している部位が接触状態を保ったまま前記タッチパネル上で移動したとき、前記プロセッサに、
前記移動距離から前記タッチパネル上における前記部位の移動距離を減算した分だけ、前記コンピュータが提示する画面に対する前記タッチパネルの視野範囲を移動させるステップを実行させる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の遠隔操作プログラム。 - コンピュータを遠隔操作する情報端末であって、
前記コンピュータが提示する画面よりも視野範囲が狭いタッチパネルと、
請求項1から4のいずれか1項記載の遠隔操作プログラムと、
前記遠隔操作プログラムを実行することによって前記コンピュータを遠隔操作するプロセッサと、
を備えたことを特徴とする情報端末。 - マウスを用いて操作するコンピュータであって、
請求項1から4のいずれか1項記載の遠隔操作プログラムと、
前記遠隔操作プログラムを実行することによって前記情報端末からの操作指示を前記マウスの動作として実行するプロセッサと、
を備えたことを特徴とするコンピュータ。 - マウスを用いて操作するコンピュータと、
前記コンピュータが提示する画面よりも視野範囲が狭いタッチパネルを備える情報端末と、
前記コンピュータを前記情報端末から遠隔操作する処理を実行する遠隔操作部と、
を備え、
前記遠隔操作部は、
前記タッチパネルが接触物を検出している部位が接触状態を保ったまま前記タッチパネル上で移動した速度を取得するステップ、
前記速度を所定の関数に代入して前記コンピュータ上における前記マウスのマウスポインタの移動距離を算出するステップ、
前記移動距離にしたがって前記コンピュータ上で前記マウスポインタを移動させるように前記コンピュータへ指示するステップ、
を実行し、
前記関数は、
前記速度が大きくなるにつれて前記移動距離が大きくなるように構成され、かつ、
前記速度が大きくなるにつれて前記速度の増分に対する前記移動距離の増分が大きくなるように構成されている
ことを特徴とする遠隔操作システム。 - 前記コンピュータは、前記情報端末と接続する端子を備えており、
前記情報端末は、
前記端子を介して前記コンピュータと接続しているときは、前記コンピュータを直接操作するタッチパネルとして動作し、
前記端子に接続されていないときは、前記遠隔操作部が実行する各前記ステップによって前記コンピュータを遠隔操作する端末として動作する
ことを特徴とする請求項7記載の遠隔操作システム。 - 前記情報端末は、
前記コンピュータに対するキーボード操作を提供するソフトウェアキーボードを前記タッチパネル上で提供する
ことを特徴とする請求項8記載の遠隔操作システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012003911A JP2013143076A (ja) | 2012-01-12 | 2012-01-12 | 遠隔操作プログラム、情報端末、コンピュータ、遠隔操作システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012003911A JP2013143076A (ja) | 2012-01-12 | 2012-01-12 | 遠隔操作プログラム、情報端末、コンピュータ、遠隔操作システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=49039600
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012003911A Pending JP2013143076A (ja) | 2012-01-12 | 2012-01-12 | 遠隔操作プログラム、情報端末、コンピュータ、遠隔操作システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013143076A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3093751A1 (en) | 2015-05-13 | 2016-11-16 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and method of controlling display apparatus |
CN112351324A (zh) * | 2020-10-27 | 2021-02-09 | 深圳Tcl新技术有限公司 | 模拟鼠标控制方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
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2012
- 2012-01-12 JP JP2012003911A patent/JP2013143076A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3093751A1 (en) | 2015-05-13 | 2016-11-16 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and method of controlling display apparatus |
US10001857B2 (en) | 2015-05-13 | 2018-06-19 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and method of controlling display apparatus |
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