JP2013141503A - 木製収納家具及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】木製収納家具に調湿機能又は消臭機能を付与するための構造を、従来のものより簡略化し、比較的容易に製造できるようにしたものにおいて、作業性や歩留まりを良くした木製収納家具を提供する。
【解決手段】側面部材(10,11)及び背面部材(220)を含み構成された収納部(26)を有する木製収納家具であって、少なくとも背面部材(220)の内面側に、多孔質セラミックス製の機能性部材(21)が貼り付けられており、背面部材(220)の内面側の周縁部に、組み立て時において機能性部材(21)に対して応力と衝撃が直接伝わるのを防止又は軽減するための、機能性部材(21)が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域(224)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、木製収納家具及びその製造方法に関するものである。更に詳しくは、木製収納家具に調湿機能又は消臭機能を付与するための構造を従来のものより簡略化して比較的容易に製造することができるものにおいて、作業性や歩留まりを良くした木製収納家具及びその製造方法に関する。
食器戸棚や本棚等、物品を収納する家具において、収納部内部の湿度を調節して黴の発生を防止したり悪臭の発生を防止する、調湿機能又は消臭機能を有する家具の一例としては、例えば特許文献1に開示された「調湿剤とそれを配置した家具類」がある。
この家具類は、400〜900℃で炭化した桐炭を平均直径10〜20mmの破砕粒とした調湿剤を通気性の袋に収納する等し、家具において収納物の収納には影響を与えず、且つ、通気性の良い箇所に、調湿剤を配置したものであり、炭化した桐材の優れた抗菌、消臭、除湿の特性と吸着性を利用して、特に、衣類、食物の調湿状態を維持するというものである。
特開平11−56988号公報
前記特許文献1に開示された家具類には、次のような課題があった。
すなわち、家具において収納物の収納には影響を与えず、且つ、通気性の良い箇所に、調湿剤を配置するために、家具に専用の配置箇所を形成したり、通気のための穴を形成する等、製造時において各部に様々な加工を施す必要がある。このため、家具の構造が複雑化すると共に、製造時の作業性が悪くなりやすく、製造しにくくなっていた。
そこで、本発明者は、前記課題を解決するための手段として、近年注目されてきている多孔質セラミック製でタイル状の機能性部材に着目した。例えば、このような機能性部材であるエコカラット(商標名:株式会社LIXIL)は、調湿性、臭気の吸着性及び分解性、VOC(volatile organic compounds:揮発性有機化合物)の吸着性及び分解性等に優れ、これをリビングや寝室、トイレ等の部屋の壁面等に施工することで、空気環境を改善したり良好に維持することができるというものである。
しかしながら、前記機能性部材を収納家具に利用しようとする場合、次のような課題があった。すなわち、特に木製の収納家具の製造にあたって、背面板等の構成部材を組み込んだり取り付ける作業において、壁面部材や天部材の溝に構成部材を入れた後、天部材に圧力又は打力(叩力)を加えて各部材を固着する作業が行われ、構成部材にはその際に相応の応力と衝撃が加わる。このため、例えば構成部材にあらかじめ前記多孔質セラミック製の機能性部材を貼設している場合、前記応力と衝撃が機能性部材に直接作用すると、機能性部材が欠ける等して破損したり、構成部材から剥がれ落ちてしまうおそれがあった。
また、このような不都合を回避するために、木製収納家具を組み立てた後に、構成部材である背面板等に機能性部材を接着剤等で貼設する作業を行うようにすると、収納部を構成する枠材等が作業の邪魔になり作業がしにくくなるのに加えて、特に家具を立てて作業した場合、貼設した機能性部材が垂れ落ちて補修する手間を要することがある等、安定した品質を得るためには、作業に要する時間が長くなり、作業性が極めて悪くなる課題があった。
本発明者は、このような多孔質セラミックス製の機能性部材を使用して木製収納家具の収納部内の湿度を調整したり消臭する等、収納部又は収納部周りの空気環境を改善したり良好に維持することができるようにし、且つこの木製収納家具を製造する際の作業性を良好にして製造効率を上げるために鋭意研究及び試行を重ね、本発明を完成するに至った。
(本発明の目的)
本発明は、木製収納家具に調湿機能又は消臭機能を付与するための構造を、従来のものより簡略化し、比較的容易に製造できるようにしたものにおいて、作業性や歩留まりを良くした木製収納家具を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、前記目的の達成のため、多孔質セラミックス製の機能性部材を使用することで木製収納家具の収納部内の湿度を調整したり消臭する等、収納部又は収納部周りの空気環境を改善したり良好に維持することができるようにし、且つこの木製収納家具を製造するにあたり、機能性部材が破損したり脱落したりしないようにすると共に、良好な作業性を確保して比較的容易に製造することができる木製収納家具及びその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
(1)本発明は、
側面部材及び背面部材を含み構成された収納部を有する木製収納家具であって、
少なくとも前記背面部材の内面側に、多孔質セラミックス製の機能性部材が貼り付けられており、
前記背面部材の内面側の周縁部に、組み立て時において前記機能性部材に対して応力と衝撃が直接伝わるのを防止又は軽減するための、機能性部材が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域を有する、
木製収納家具である。
(2)本発明は、
木製収納家具が、戸棚、本箱、書棚、書類戸棚、茶箪笥、下駄箱、サイドボード、オープンボード、テレビボード、食器戸棚のうちの何れか一つである、
前記(1)の木製収納家具である。
(3)本発明は、
背面部材の内面側に多孔質セラミックス製の機能性部材が貼り付けられている機能性壁面部材を有する木製収納家具を製造する方法であって、
背面部材の内面側の中央部分に機能性部材を貼り付け、当該機能性部材の周縁には、家具製造時の機能性壁面部材の組み込み作業に伴う応力と衝撃が、貼り付けられている機能性部材に対し直接伝わるのを防止又は軽減するための、機能性部材が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域が形成されるようにして、機能性壁面部材を形成するステップ、
機能性壁面部材を組み込む箇所に形成されている溝に、前記機能性壁面部材の背面部材の周縁部を入れて圧力又は打力を加えて、前記機能性壁面部材を収納家具に組み込むステップ、
を含む、
木製収納家具の製造方法である。
本明細書及び特許請求の範囲にいう「機能性部材」の用語は、多孔質セラミックスが有する空気環境を改善したり良好に維持するための機能性、例えば水蒸気の吸着及び排出性(調湿性)、臭気吸着性(消臭性)、VOC吸着性等の各種機能を有する部材の意味で使用している。また、機能性部材は、多孔質セラミックスにより吸着した臭気物質やVOC粒子等を分解することができる物質、例えば光触媒である酸化チタン等の物質を含む構成とすることもできる。
(作用)
本発明に係る木製収納家具の作用を説明する。
木製収納家具は、収納部を構成する背面部材の内面側に、多孔質セラミックス製の機能性部材が貼り付けられている構造であるので、従来のように家具に専用の配置箇所を形成したり、通気のための穴を形成する等、製造時において各部に様々な加工を施す必要はなく、木製収納家具に調湿機能や消臭機能等を付与するための構造を従来のものより簡略化できる。したがって、このような機能性を有する木製収納家具を比較的容易に製造することが可能になる。
また、壁面部材の内面側の周縁部に、家具製造時において前記壁面部材を組み込む作業を行う際に、あらかじめ貼り付けられている機能性部材に対して、取り付け作業に伴う応力と衝撃が直接伝わるのを防止又は軽減するための、機能性部材が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域が形成されているので、製造時の組み込み作業を行う際に、機能性部材が破損したり脱落したりしないようにするために、それほど注意を払う必要がなく、作業性を良好にすることができる。
更には、多孔質セラミックス製の機能性部材は、様々な加工を施すことができ、成形も自在にできるので、木製収納家具の収納部の意匠的な美観を高めることが可能になり、家具としての商品価値を十分に高めることができる。
(a)本発明は、収納部を構成する背面部材の内面側に、多孔質セラミックス製の機能性部材が貼り付けられている構造であるので、木製収納家具に調湿機能や消臭機能等を付与するための構造を従来のものより簡略化することができ、比較的容易に製造することができると共に、作業性や歩留まりを良くした木製収納家具を提供できる。
(b)木製収納家具において、多孔質セラミックス製の機能性部材を使用することで木製収納家具の収納部内の湿度を調整したり消臭する等、収納部又は収納部周りの空気環境を改善したり良好に維持することができ、且つこの木製収納家具を製造するにあたり、機能性部材が破損したり脱落したりしないようにすると共に、良好な作業性を確保して比較的容易に製造することができる木製収納家具及びその製造方法を提供できる。
本発明に係る木製収納家具の一実施の形態を示す正面図。 図1におけるA−A断面図。 図1に示した木製収納家具において、両扉を取り外し、全棚板を想像線で表して、機能性壁面部材が見えるようにした説明図。 図2におけるP部分を拡大した説明図。 本発明に係る木製収納家具の他の実施の形態を示す正面図。 図5におけるB−B箇所における一部断面説明図。
〔実施の形態〕
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1乃至図4を参照する。
木製収納家具C1は、戸棚であり、後記する正面扉24、25のガラス板や各種金具類等を除いて木製材料で形成されている。木製収納家具C1は、下側の収納台部1と、この収納台部1の上に設けられている収納棚部2で構成されている。
前記収納台部1は、両側面板10、11、背面板12、幕板を含む下面板13及び上面板14を有し、正面側に二枚の引き戸150、151を有する下部収納部15と、この下部収納部15の上部側の三箇所に並設された引出収納部16、17、18が形成されている。下部収納部15には、着脱自在な棚板152が二段に設けられている。なお、前記中央の引出収納部17は、上下二段の引き出し(符号省略)で構成されている。
前記収納棚部2は、側面部材である両側面板20、21、機能性壁面部材22、天板23及び引き戸式の正面扉24、25を有し、前記収納台部1の上面板14に固定されている。この構造により、前記各板や部材で囲まれた内部の空間は収納部26となっている。この収納部26の幅方向の中央には、補強部材を兼ねた区画板27が、上面板14と天板23をつなぐように鉛直方向に設けられている。区画板27には、縦長の長方形状の通気窓270が形成されている(図2参照)。また、両側面板20、21と区画板27の間には、それぞれ着脱自在な棚板260が四段に設けられている。
前記機能性壁面部材22は、背面部材である長方形状の背面板220を有しており、背面板220の内面側には多数の機能性部材221が貼設されている。各機能性部材221は、正方形のタイル状であり、本実施の形態では、縦横五枚ずつ、合計二十五枚を裏側に貼設したネット状の連結シートでつないだものを1単位として使用する。機能性部材221の貼設にあたっては、必要に応じてネットを切断して機能性部材221を切り離し、貼設面積に合わせて全体の形状を整えるようにしている。
また、本実施の形態では、機能性部材221として、多孔質セラミックス製のエコカラット(商標名:株式会社LIXIL)を採用しているが、同様の機能性を有するものであれば、これに限定されない。エコカラットは、前記したように、調湿性、臭気の吸着性及び分解性、VOCの吸着性及び分解性等に優れており、これを施工することで施工箇所周りの空気環境を改善したり良好に維持することができる。
そして、各機能性部材221は、それぞれがほぼ隙間なく並べて貼設され、周縁部が縦長の長方形状となるようにして、背面板220の左右側の二箇所(前記区画板27で区画された二箇所)に機能性区域222、223が形成されている(図3参照)。機能性区域222、223は、各機能性部材221で構成されることで、前記エコカラットが有する調湿性、臭気の吸着性及び分解性、VOCの吸着性及び分解性等の機能性を発揮する。
背面板220において、各機能性区域222、223の周囲には、機能性部材221が貼設されていない所要幅(例えば120mm)の緩衝区域224が全周にわたり形成されている(図3参照)。緩衝区域224は、後で説明するように機能性壁面部材22の組み込み作業に伴う応力と衝撃が各機能性部材221に対して直接伝わるのを防止又は軽減するために設けられている区域である。なお、前記収納台部1の側面板10、11や天板23等の内面側に、機能性壁面部材22と同様に機能性部材221を貼設することもできる。
次に、図2及び図4に示した機能性壁面部材22の組み込み構造とその作用及び木製収納家具C1の製造方法について説明する。
木製収納家具C1において、機能性壁面部材22は、上面板14、両側面板20、21及び天板23の背面側の端部寄り(図2で右端部寄り)に設けられた溝(天板23の溝230のみ図示しており、上面板14、両側面板20、21の溝は図では見えない)に背面板220の外周縁部を入れた状態で固定されている(図4参照)。
木製収納家具C1の製造にあたっては、あらかじめ機能性部材221が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域224が形成されるようにして、背面板220の内面側に機能性部材221を貼り付けて機能性壁面部材22を形成しておく。
そして、機能性壁面部材22を組み込む箇所、すなわち前記上面板14、両側面板20、21及び天板23の背面側の端部寄りに形成されている溝230等に接着剤を入れ、この溝230等に機能性壁面部材22を構成する背面板220の周縁部を入れ込んで、例えばプレス機によって天板23に対して圧力又は打力を加えるようにし、機能性壁面部材22を前記各板に固定する。
このとき、背面板220の内面側の周縁部に機能性部材221が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域224が形成されているので、家具製造時において前記機能性壁面部材22を組み込む作業を行う際に、あらかじめ貼り付けられている機能性部材221に対して、取り付け作業に伴う応力と衝撃が直接伝わるのを防止又は軽減することができる。これにより、製造時において機能性壁面部材22の組み込み作業を行う際に、機能性部材221が破損したり脱落したりしないようにするために、それほど注意を払う必要がなく、作業性を良好にすることができる。
このように、木製収納家具C1は、収納部26を構成する機能性壁面部材22の背面板220の内面側に、多孔質セラミックス製の機能性部材221が貼り付けられている構造であるので、従来のように家具に専用の配置箇所を形成したり、通気のための穴を形成する等、製造時において各部に様々な加工を施す必要はなく、木製収納家具に調湿機能や消臭機能等を付与するための構造を従来のものより簡略化できる。したがって、このような機能性を有する木製収納家具を比較的容易に製造することが可能になる。
更には、多孔質セラミックス製の機能性部材221は、様々な加工を施すことができ、成形も自在にできるので、木製収納家具の収納部26の壁面等の意匠的な美観を高めることが可能になり、家具としての商品価値を十分に高めることができる。
図5、図6を参照する。
木製収納家具C2は、オープンボードであり、後記する正面扉24a、25aのガラス板や各種金具類等を除いて木製材料で形成されている。木製収納家具C2は、下側の収納台部1aと、この収納台部1aの上に設けられている収納棚部2aで構成されている。
前記収納台部1aは、両側面板10a、11a、背面板12a、幕板を含む下面板13a及び上面板14aを有し、正面側に二枚の引き戸150a、151aを有する下部収納部(符号省略)と、この下部収納部の上部側の五箇所(下側の二箇所及び上側の三箇所)に並設された引出収納部15a、16a、17a、18a、19aが形成されている。
前記収納棚部2aは、側面部材である両側面板20a、21a、機能性壁面部材22a、天板23aを有し、前記収納台部1aの上面板14aに固定されている。この構造により、前記各板や部材で囲まれた内部の空間は作業台を兼ねた収納部26aとなっている。
また、収納部26aの上部側には、二枚の引き戸式の正面扉24a、25aを有する上部収納部27aを備えている。上部収納部27aの幅方向の中央には、区画板28a(図6に図示)が設けられ、上部収納部27aの区画された左右側の各空間部(符号省略)には棚板270が二段に設けられている。
前記機能性壁面部材22aは、背面部材である長方形状の背面板220aを有しており、背面板220aの内面側には多数の前記機能性壁面部材22の機能性部材221と同様の機能性部材221が貼設されている。各機能性部材221は、それぞれがほぼ隙間なく並べて貼設され、周縁部が縦長の長方形状となるようにして、背面板220aに前記機能性区域222、223と同様の機能性を有する機能性区域222aが形成されている。
背面板220aにおいて、各機能性区域222aの周囲には、機能性部材221が貼設されていない所要幅(例えば120mm)の緩衝区域224aが全周にわたり形成されている。緩衝区域224aは、前記緩衝区域224と同様に、機能性壁面部材22aの組み込み作業に伴う応力と衝撃が各機能性部材221に対して直接伝わるのを防止又は軽減するために設けられている区域である。
なお、機能性壁面部材22aの組み込み構造、その作用及び製造方法については、前記木製収納家具C1とほぼ同様であるので、説明は省略する。
また、木製収納家具C2は、オープンボードであるので、各機能性部材221の作用によって、作業台を兼ねた収納部26aの空間だけでなく、木製収納家具C2が配置された台所等の部屋全体の空気環境を改善したり良好に維持することができる。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
C1 木製収納家具
1 収納台部
10、11 側面板
12 背面板
13 下面板
14 上面板
15 下部収納部
150、151 引き戸
152 棚板
16、17、18 引出収納部
2 収納棚部
20、21 側面板
22 機能性壁面部材
220 背面板
221 機能性部材
222、223 機能性区域
224 緩衝区域
23 天板
230 溝
24 正面扉
25 正面扉
26 収納部
260 棚板
27 区画板
270 通気窓
C2 木製収納家具
1a 収納台部
10a、11a 側面板
12a 背面板
13a 下面板
14a 上面板
150a、151a 引き戸
15a、16a、17a、18a、19a 引出収納部
2a 収納棚部
20a、21a 側面板
22a 機能性壁面部材
220a 背面板
221 機能性部材
222a 機能性区域
224a 緩衝区域
23a 天板
24a、25a 正面扉
26a 収納部
27a 上部収納部
270 棚板
28a 区画板

Claims (3)

  1. 側面部材及び背面部材を含み構成された収納部を有する木製収納家具であって、
    少なくとも前記背面部材の内面側に、多孔質セラミックス製の機能性部材が貼り付けられており、
    前記背面部材の内面側の周縁部に、組み立て時において前記機能性部材に対して応力と衝撃が直接伝わるのを防止又は軽減するための、機能性部材が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域を有する、
    木製収納家具。
  2. 木製収納家具が、戸棚、本箱、書棚、書類戸棚、茶箪笥、下駄箱、サイドボード、オープンボード、テレビボード、食器戸棚のうちの何れか一つである、
    請求項1記載の木製収納家具。
  3. 背面部材の内面側に多孔質セラミックス製の機能性部材が貼り付けられている機能性壁面部材を有する木製収納家具を製造する方法であって、
    背面部材の内面側の中央部分に機能性部材を貼り付け、当該機能性部材の周縁には、家具製造時の機能性壁面部材の組み込み作業に伴う応力と衝撃が、貼り付けられている機能性部材に対し直接伝わるのを防止又は軽減するための、機能性部材が貼り付けられていない所要幅の緩衝区域が形成されるようにして、機能性壁面部材を形成するステップ、
    機能性壁面部材を組み込む箇所に形成されている溝に、前記機能性壁面部材の背面部材の周縁部を入れて圧力又は打力を加えて、前記機能性壁面部材を収納家具に組み込むステップ、
    を含む、
    木製収納家具の製造方法。
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