JP2013141133A - 連動情報配信サーバー装置、コンピュータプログラム、連動情報提供システム - Google Patents

連動情報配信サーバー装置、コンピュータプログラム、連動情報提供システム Download PDF

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裕美 森川
Masayoshi Imai
政敬 今井
Yasuharu Kawahara
康晴 川原
Norihiko Hayashi
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Abstract

【課題】TV番組の進行に同期して、その時の番組内容に関連した情報を視聴者の負担にならない方法で提供し、かつ視聴者個人毎に好ましいと予想される情報を選択して提供可能な番組連動情報提供システムを提供する。
【解決手段】情報端末20からの次の単位時間枠の連動情報を要求するリクエストに対して、次の単位時間枠の連動情報を抽出提供する連動情報継続リクエスト対応手段と、放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別子、放送時間帯、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を細分化した単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者属性別の連動情報を放送番組時間枠と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースとを備えた連動情報配信サーバー装置100を設ける。
【選択図】図25

Description

本発明は、放送中の番組と関連する関連情報を放送と同期してネットワークを介して配信する連動情報配信サーバー装置、連動情報提供システムに関する。
従前より、TV放送中の番組内容に関連する情報を視聴者に提供する試みは様々に行われてきた。
(1:番組中で番組の専用ホームページを紹介する)
そのもっとも基本的なものは、放送局または番組制作者自体が生活情報番組や連続ドラマなどの特定の番組のホームページ(番組サイト)を開設し、番組中でこのホームページのURLを紹介し、インターネットで番組サイトにアクセスしてきた生活者に番組に関連した情報を提供するというものである。この方式は、インターネット商用化以前からよくあった、番組の放送中に提示される宛先にはがきで応募するといった行為をインターネットに置き換えたものと考えることもできる。視聴者は何らかの方法でURLを記録して、パソコンにURLを手入力する必要がある。(実際には、番組に関連するキーワードで検索すれば足りる。)この方法は、特段の仕組みを必要としないので手軽に実施できる。しかしながら、番組の進行に連動して、同期させて情報を提供することは、視聴者の行為に依存することであり難しい。
(2:データ放送を利用して番組関連情報を提供する)
地上波デジタル放送に先立って2000年から開始されたBSデジタル放送のデータ放送を利用して、番組に関連する情報を、BML(放送用マークアップ言語)で記述されたコンテンツとして放送しTVに表示させる方法である。デジタル放送対応TVはBMLを解釈して表示する機能(BMLブラウザ)を備える。BMLはHTMLとよく似たマークアップ言語であり、BMLによりインターネット上のリソースへのリンクを設けることができる。従って、インターネットに接続されたデジタル放送対応TVに表示されたBML画面からリンクを通じてインターネット上のコンテンツにアクセスすることも技術的には可能である。しかしながら初期のデジタル放送対応TVではインターネットとの接続がナローバンド回線でしか行えないものが多く、TVをインターネットに接続して利用するスタイルは普及しなかった。そのため、実質的にBMLコンテンツはインターネットコンテンツとつながりのない別のものとなったが、これは積極的にBMLコンテンツを豊かにしようとする動機を失わせる方向に作用した。従って、現在の地上デジタル放送においても放送中の番組に特化したBMLコンテンツは番組紹介程度の簡単なものにとどまり、放送中の番組に関係しない天気予報やニュースがデータ放送で閲覧されるBMLコンテンツの中心である。
(3:データ放送画面にQRコード(登録商標)を表示する)
上記のように、初期のデジタル放送対応TVではインターネットとの接続がナローバンド回線でしか行えないものが多く、TVをインターネットに接続して利用するスタイルは普及しなかったため、データ放送で表示されるBML画面にQRコード(登録商標)を表示させて、これを携帯端末で撮像させて、視聴者をインターネットサイトへ誘導する方法が考案され実施された。デジタルカメラ機能と、バーコードやQRコード(登録商標)のデコード機能が搭載された携帯電話機が一般に普及してきたことが背景にある。例えば、特許文献1や特許文献2では、BMLに記述されたスクリプトをTVのプロセッサ(BMLブラウザ)が解釈実行することによりTV画面に最適の輝度でQRコード(登録商標)を表示させる。この方法によりTV自体はインターネットと接続することなく、視聴者の携帯端末から3G回線を経由して放送番組に関連したインターネットコンテンツ(モバイルコンテンツ)にアクセスできる。この方式であれば、番組の進行に連動して、同期させて関連情報を提供することは原理的に可能である。しかしながら視聴者には、携帯端末でTV画面を撮影する手間を強いることになる。
(4:ワンセグ放送のデータ放送を利用する)
2006年頃からワンセグ受信機能を持った携帯電話端末が市場に現れてきた。ワンセグ放送は携帯端末向けのデジタル放送として規格化されたので、番組に連動したコンテンツをデータ放送で送信し、データ放送画面のリンクを通じて3G回線経由でモバイルサイトへアクセスさせることが容易にできる。非特許文献1では、ワンセグ放送でショッピング番組を放送し、番組で紹介される商品の詳細情報をデータ放送画面に表示し、さらにリンクを通じてモバイルサイトに入ってそのまま商品を購入する実験放送を実施したことが紹介されている。この方法は、放送がワンセグ放送に限定されることから視聴者リーチ範囲が限定されることが最大の難点である。
(5:その他の手法)
非特許文献2は、特定のTV局のCMオンエアタイミングに連動してデータ放送が自動表示され、そのCMと関連したキャンペーン内容を掲出することが可能なシステムを紹介している。この方式は、CM(番組本編ではない)についての関連情報の提供である。またこのシステムによりサービスを行うTV局以外にチャンネルを合わせた場合はCMに連動した情報を受けられない。
特許第4686217号公報 特許第4713178号公報
プレスリリース"インフォマーシャル連動データ放送トライアルを実施"〔平成23年11月9日検索〕、インターネット<URL:http://bizex.goo.ne.jp/release/detail/140123/> プレスリリース"博報堂DYM、テレビCM完全連動データ放送送出システムを活用した双方向スポットCM手法を開発"〔平成23年11月9日検索〕、インターネット<URL: http://www.advertimes.com/20110214/article6382//>
本発明は、従来技術のこのような欠点を克服するべく発明されたものであって、TV番組の進行に同期して、その時の番組内容に関連した情報を、視聴者の負担にならない方法で提供する番組連動情報提供システムを提供することを課題とする。また、番組連動情報の中で視聴者にとって特に好ましい情報、視聴者が求めていると思われる情報を提供することが可能な連動情報配信サーバー装置、コンピュータプログラム、連動情報提供システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための、本願の第1の発明利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、その第1の実施形態は、
利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、
送受信手段が受付けたリクエストに応じて応答情報を準備する手段を呼び出す制御手段と、
放送局識別情報を含む連動情報開始リクエストに対して、
時刻情報および放送局識別情報で特定される放送局に応じた放送番組を特定し、当該番 組に関する番組情報を抽出して当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報 を真として応答情報とし、
当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報とそ の次の時間枠の連動情報が共に存在する場合はそれらの単位時間枠の連動情報および視 聴者の属性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、
現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報は存在するが、その次の時間枠の連動情報が 存在しない場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報および視聴者の属性を指 定した属性別連動情報を取得し、この時間枠の連動情報と第2のフラグ情報を真とした 情報を応答情報として作成する
連動情報初回リクエスト対応手段と、
次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属 性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、
次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報 とする連動情報継続リクエスト対応手段と、
放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースと
を備えた連動情報配信サーバー装置である。
上記第1の実施形態に係るサーバー装置は、連動情報開始リクエストを行ったTV視聴者の情報端末に、番組に関連した情報および視聴者の属性別に特化した情報を番組の進行に同期させて提供することができる。
連動情報開始リクエストにおいて(存在すれば)必ず2つの連続する単位時間枠の連動情報データを応答するので、TV視聴者の情報端末は、初回の連動情報リクエストをした後は、連動情報が単位時間枠のつなぎ目で交代するタイミングで連動情報継続リクエストを発行すればよいのでTV視聴者の情報端末で動作する連動情報取得のためのアプリケーションプログラムの動作は単純にできる。なお、前記連動情報内容の情報とは、当該単位時間枠の連動情報に関連するテキスト情報や当該単位時間枠に対応する代表URL、即ち当該単位時間枠の連動情報としてのインターネットサイトのURLなどである。また、視聴者の属性を指定した属性別連動情報とは、単位時間枠識別子又は詳細時間枠識別子により番組に関係付けられる視聴者に提供されるべき情報であって、視聴者属性を指定する情報と組になっているものをいう。
また、前記連動情報初回リクエスト対応手段は、前記当該番組に現在時刻に基づく単位時間枠の次の時間帯の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組の連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報の一部とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報の一部とするものとしてもよい。視聴者がチャンネルを変えずに同チャンネル視聴を続ける場合はTV視聴者の情報端末で動作する連動情報を取得するアプリケーションプログラムはそのまま動作を続けた方が利便性がよいからである。
同チャンネルにて番組をまたがる場合について前記連動情報継続リクエスト対応手段についても同様な変形が可能である。
上記課題を解決するための、本願の第1の発明の変形である第2の実施形態は、利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、
利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、
送受信手段が受付けたリクエストに応じて応答情報を準備する手段を呼び出す制御手段と、
放送局識別情報を含む連動情報開始リクエストに対して、
時刻情報、および放送局に応じた放送番組を特定し、当該番組に関する番組情報を抽出 して当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報を真として応答情報とし、
当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報およ び視聴者の属性を指定した属性別連動情報を抽出して応答情報とする連動情報初回リク エスト対応手段と、
次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属 性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、次の単位時間枠の連動情報が存 在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報とする連動情報継続リクエスト 対応手段と、
放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースと
を備えた連動情報配信サーバー装置である。
上記サーバー装置は、連動情報開始リクエストを行った後で適当なタイミングで連動情報継続リクエストを発行するTV視聴者の情報端末に、番組に関連した情報および視聴者の属性に特化した情報を番組の進行に同期させて提供することができる。
前記連動情報継続リクエスト対応手段は、前記当該番組に次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組に連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報とするものとしてもよい。視聴者がチャンネルを変えずに同チャンネル視聴を続ける場合はTV視聴者の情報端末で動作する連動情報を取得するアプリケーションプログラムはそのまま動作を続けた方が利便性がよいからである。
上記課題を解決するための、本願の第1の発明の変形である第3の実施形態は、利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、
利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、
送受信手段が受付けたリクエストに応じて必要な各処理手段を呼び出す制御手段と、
視聴者識別子で特定される登録視聴者毎に、認証情報および属性情報を対応付けて保持するユーザ情報データベースと、
前記ユーザ情報データベースの新規登録、保守管理、および前記ユーザ情報データベースを参照してユーザー認証を行うユーザ管理手段と、
視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストに対して、
時刻情報、および放送局に応じた放送番組を特定し、当該番組に関する番組情報を抽出 して当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報を真として応答情報とし、
当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報とそ の次の時間枠の連動情報が共に存在する場合はそれらの単位時間枠の連動情報および視 聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を取得して応答情報とし、
現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報は存在するが、その次の時間枠の連動情報が 存在しない場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報および視聴者の属性に合 致したパーソナル連動情報を取得し、この時間枠の連動情報と第2のフラグ情報を真と した情報を応答情報として作成する
連動情報初回リクエスト対応手段と、
次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属 性に合致したパーソナル連動情報を取得して応答情報とし、
次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報 とする連動情報継続リクエスト対応手段と、
放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースと
を備えた連動情報配信サーバー装置である。
ここで「パーソナル連動情報」とは、属性別連動情報(単位時間枠識別子又は詳細時間枠識別子により番組に関係付けられる視聴者に提供されるべき情報であって、視聴者属性を指定する情報と組になっているもの)のうちで特に、視聴者の登録属性に合致したものをいう。即ち、第3の実施形態に係る連動情報配信サーバー装置においては、リクエストに含まれる視聴者識別子によりサーバ側は当該視聴者の登録属性を知ることができるので、属性別連動情報のうち視聴者の登録属性に合致したものだけをパーソナル連動情報として応答情報に含めて提供するのである。このような構成のサーバ装置にアクセスする視聴者情報端末は、提供する連動情報画面の作成処理を単純にすることができる。
同チャンネルにて番組をまたがる場合の処理に関して、連動情報初回リクエスト対応手段および連動情報継続リクエスト対応手段について第1の実施形態と同様な変形構成も可能である。
上記課題を解決するための、本願の第1の発明の変形である第4の実施形態は、利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、
利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、
送受信手段が受付けたリクエストに応じて必要な各処理手段を呼び出す制御手段と、
視聴者識別子で特定される登録視聴者毎に、認証情報および属性情報を対応付けて保持するユーザ情報データベースと、
前記ユーザ情報データベースの新規登録、保守管理、および前記ユーザ情報データベースを参照してユーザー認証を行うユーザ管理手段と、
視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストに対して、
現在時刻および放送局に応じた放送番組を特定し、当該番組に関する番組情報を抽出し て当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報を真として応答情報とし、
当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報およ び視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を抽出して応答情報とする連動情報初回 リクエスト対応手段と、
次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を取得して応答情報とし、
次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報 とする連動情報継続リクエスト対応手段と、
放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースと
を備えた連動情報配信サーバー装置である。
第4の実施形態に係る連動情報配信サーバー装置は、第2の実施形態に係る連動情報配信サーバー装置を、リクエストに含まれる視聴者識別子によりサーバ側は当該視聴者の登録属性を知ることができることから、属性別連動情報のうち視聴者の登録属性に合致したものだけをパーソナル連動情報として応答情報に含めて提供するように構成したものである。
上記第1の発明に係る連動情報配信サーバー装置において、前記現在時刻は、連動情報開始リクエストが連動情報配信サーバー装置に到着した時に連動情報配信サーバー装置が与える時刻とすることが望ましい。ネットワークの遅延により、連動情報配信サーバー装置において連動情報を抽出する処理を始めるタイミングがTV視聴者の情報端末でリクエストした時刻から無視し得ない遅れを生じる場合があるからである。
上記課題を解決するための、本願の第2の発明の第1の実施形態に係る発明は、
第1の発明の第1の実施形態に係る連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
視聴者の属性を登録する機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
放送局識別情報を取得する機能と、
連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
前記URLに放送局識別情報を含む連動情報開始リクエストを発信させる機能と、
現在表示されている連動情報の単位時間枠が終了した時を基準に所定の時間内に、前記URLに、連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
連動情報開始リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
連動情報開始リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の属性別連動情報と、前記視聴者の登録属性に基づく視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
前記連動情報開始リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラムである。
このコンピュータプログラムを搭載した情報端末は、視聴者の登録属性を情報端末の記憶手段が記憶しているので、第1の発明の第1の実施形態に係る連動情報配信サーバ装置からの応答情報に含まれる属性別連動情報から、視聴者の登録属性に合致した属性別連動情報を選択することにより、TV番組の進行に同期した視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を表示する画面を提供することが可能となる。
上記課題を解決するための、本願の第2の発明の第2の実施形態に係る発明は、
第1の発明の第2の実施形態に係る連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
視聴者の属性を登録する機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
放送局識別情報を取得する機能と、
連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
前記URLに放送局識別情報を含む連動情報開始リクエストを発信させる機能と、
現在表示されている連動情報の単位時間枠の次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
連動情報開始リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
連動情報開始リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の属性別連動情報と、前記視聴者の登録属性、または、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
前記連動情報開始リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラムである。
このコンピュータプログラムを搭載した情報端末は、視聴者の登録属性を情報端末の記憶手段が記憶しているので、第1の発明の第2の実施形態に係る連動情報配信サーバ装置からの応答情報に含まれる属性別連動情報から、視聴者の登録属性に合致した属性別連動情報を選択することにより、TV番組の進行に同期した視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を表示する画面を提供することが可能となる。
上記課題を解決するための、本願の第2の発明の第3の実施形態に係る発明は、
第1の発明の第3の実施形態に係る連動情報配信サーバー装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
視聴者と視聴者の属性を登録するリクエストを発信させ、応答情報としての視聴者識別子を受信するユーザ属性登録機能と、機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
放送局識別情報を取得する機能と、
連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
前記URLに、視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
現在表示されている連動情報の単位時間枠が終了した時を基準に所定の時間内に、前記URLに、視聴者識別子を含む連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
連動情報初回リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれるパーソナル連動情報に基づくパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
前記連動情報初回リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラムである。
上記課題を解決するための、本願の第2の発明の第4の実施形態に係る発明は、
第1の発明の第4の実施形態に係る連動情報配信サーバー装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
視聴者と視聴者の属性を登録するリクエストを発信させ、応答情報としての視聴者識別子を受信するユーザ属性登録機能と、視聴者の属性を登録する機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
放送局識別情報を取得する機能と、
連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
前記URLに、視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
現在表示されている連動情報の単位時間枠の次の単位時間枠の連動情報を要求する、視聴者識別子を含む連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
連動情報初回リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれるパーソナル連動情報に基づくパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
前記連動情報初回リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラムである。
上記課題を解決するための、本願の第2の発明の別の変形発明は、
第1の発明の第1の実施形態に係る連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させる常駐型コンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
OSにより起動されると初期状態として自らを休止状態とする機能と、放送局識別情報を取得する機能と、
視聴者の属性を登録する機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
連動情報配信サーバ装置のURLを記憶した記憶手段と、
チャンネル識別情報を取得した時に、前記URLに放送局識別情報を含む連動情報開始リクエストを発信させる機能と、
休止状態において、次番組開始時刻になった時に、前記URLに放送局識別情報を含む連動情報開始リクエストを発信させる機能と、
現在表示されている連動情報の単位時間枠が終了した時を基準に所定の時間内に、前記URLに、連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
連動情報開始リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の属性別連動情報と、前記視聴者の登録属性に基づく視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
前記連動情報開始リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを休止状態とする機能と、
前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを休止状態とする機能と
を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラムである。
上記課題を解決するための、本願の第3の発明は、表示部、記憶部、プログラムを解釈実行する制御部を備えた端末装置であって、本願第2の発明に係るコンピュータプログラムを搭載した端末装置である。
上記課題を解決するための、本願の第4の発明は、第1の発明の連動情報サーバー装置と、表示部、記憶部、プログラムを解釈実行する制御部を備えた端末装置に本願第2の発明のコンピュータプログラムを搭載した端末装置とがネットワークで接続されて構成された連動情報配信システムである。
本願の第1の発明のサーバ装置によれば、第2の発明のコンピュータプログラムを搭載したTV視聴者の情報端末にTV番組に連動した情報をTV番組の進行に同期して情報端末の表示部に表示させることができる。この際、TV受信機はネットワークに接続される必要はない。TV番組はワンセグ放送に限られない。連動情報はBMLコンテンツに限られない。視聴者はTV画面に表示されたQRコード(商標)を情報端末のカメラで撮影する手間が不要である。したがって、TV番組に連動情報が用意されている限り、視聴者は自分の所有する情報端末画面に番組の連動情報を手軽に取得することができる。しかも連動情報はインターネットリソースを利用できる。また、視聴者の登録属性に応じて、特に視聴者が求めているものと思われる番組連動情報を各視聴者が扱う情報端末に選択的に提供することもできる。
基本の実施形態における連動情報配信システムの全体構成を示すブロック 図である。 連動情報配信サーバー100の機能ブロック図である。 情報端末20のハードウエア構成図である。 連動情報配信サーバー100のハードウエア構成ブロック図である。 放送局テーブル400を説明する図である。 連動情報データベース(連動情報DB)の番組情報テーブル19 0の説明図である。 連動情報テーブル180を説明する図である。 連動情報詳細テーブル170を説明する図である。 視聴者の操作の流れを説明する図である。 連動情報取得アプリが起動された視聴者情報端末20と連動情報配信サ ーバー100の情報の間の連動情報送信/受信のやりとりを説明するシーケンス図であ る。 連動情報配信サーバー100における初回の連動情報取得処理を詳細に 説明するフローチャートである。 連動情報配信サーバー100における次の連動情報取得処理を詳細に説 明するフローチャートである。 連動情報を有する番組が放送されている間の情報端末が受け取るキーフ レームの様子を説明する図である。 同チャンネルのまま番組をまたがる場合の処理を説明する図である。 同チャンネルのまま番組をまたがる場合において次の番組が連動情報を もたない場合の動作を説明する図である。 連動情報取得アプリを起動したときの放送番組がキーフレームが1個の みで構成される場合の動作を説明する図である。 連動情報継続リクエストの発信タイミングを説明するチャートである。 連動情報取得アプリの動作を説明するフローチャートである。 変形実施形態における初回の連動情報取得処理の動作を説明するフロー チャートである。 ユーザテーブル300を説明する図である。 カテゴリテーブル310、関心カテゴリテーブル320を説明する図で ある。 属性の1つであるユーザの年齢レンジを定義するテーブルである。 端末アプリ内ローカルデータベースの連動情報テーブルを説明する図で ある。 連動情報取得アプリが起動された視聴者情報端末20と連動情報配信サ ーバー100の情報の間のユーザ登録処理手を説明するシーケンス図である。 TV画面に設けられた連動情報表示領域に視聴中の番組に関する万人向 けの連動情報を表示させる一方、視聴者が手許で扱っている情報端末20には、その視 聴者向けの連動情報が番組の進行に同期して提供される様子のイメージ図。
(本発明の基本の実施形態)図1は本発明の番組連動情報提供システムの基本の実施形態を説明する全体構成図である。50は家庭に設置されるデジタル放送受像機(以後TVと略記する)である。20はTV番組視聴者が操作する情報端末である。100は連動情報を配信するサーバー装置である。情報端末20と連動情報配信サーバー100はネットワーク2によって論理的に接続され連動情報の配信/受信が行われる。ネットワーク2は、専用線、3G回線網、公衆回線網等で構成されるIPネットワーク、典型的にはインターネットである。200は送客先サーバー装置である。利用者(TV視聴者)が情報端末20に表示された連動情報画面に含まれるリンクを選択することにより送客先サーバー装置200にアクセスすることになる。サーバー装置200はネットワーク2上にいくつも存在するが図1では一つだけ示している。
情報端末20は、IMT−2000規格に準拠した通信方式により携帯電話網8を構成する基地局(図示せず)との間で無線通信を行う無線通信機能、またはIEEE802.11シリーズとして規格化され、無線LANアクセスポイント(図示せず)との間で通信を行う無線LAN機能と、ネットワーク上のホストコンピュータに接続してIP(Internet Protocol)に準拠したメッセージ、パケットをやりとりするネットワーク通信機能を備える。情報端末20は例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットであって、Webブラウザと後述する専用プログラムを搭載したものである。
TV受信機50がインターネット接続機能とフルブラウザを備えた所謂スマートTVの場合には、TV受信機50に後述する専用プログラムを搭載することにより、TV受信機50が情報端末の機能を兼ねることが可能である。この様子を図25に示した。TV受信機50の画面には、情報端末20に表示されるのと同様な連動情報表示エリア650が設けられている。
図4は、連動情報配信サーバ装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。連動情報配信サーバ装置100は、制御部101、ローカル記憶部102、周辺機器I/F部103、入力部104、表示部105、通信部106がバス109を介して接続される。制御部101はCPU(中央処理装置)で装置全体を制御する、また、プログラムを実行する。記憶部102は制御部101で処理するデータやプログラムを保持する。周辺機器I/F部103はデータベースやプログラムを記録したハードディスク等の外部記憶媒体との間でデータの授受を行う。入力部104はキーボードやマウス等の入力装置であり、キーボードやマウス等の操作情報の入力等を行う。表示部105はディスプレイ等の表示装置である。通信部106はネットワークを介して他のコンピュータ等と通信を行う。
図2は、連動情報配信サーバー100の機能構成を説明する機能ブロック図である。連動情報配信サーバー100は、送受信手段110、制御手段120、初回リクエスト対応手段130、継続リクエスト対応手段140、ユーザ管理手段90、番組情報データベース160、ユーザ情報データベース165を備える。送受信手段110はネットワーク2を通じた利用者端末20からのリクエストメッセージを受付けて、制御手段120に引き渡す、また、制御手段120から引き渡された応答情報をネットワーク2を通じてリクエスト元へ返信する。制御手段120は、送受信手段120から引き渡されたリクエストメッセージの内容に従って、初回リクエスト対応手段130、または継続リクエスト対応手段140等の適当な処理手段を呼び出し、その処理結果を受けて、送受信手段120に戻す。初回リクエスト対応手段130、継続リクエスト対応手段140は、連動情報開始リクエストあるいは次の連動情報リクエストに対応して番組情報データベースを参照(問合せ)して、指定された時刻に関する単位時間枠連動情報を取得する。ユーザ管理手段90は、ユーザ登録、ユーザ認証、ユーザ情報データベース165の管理を行う。尚、本発明に係る番組連動情報提供システムの「ユーザ」とは「TV視聴者」を意味するから、本発明においては「ユーザ」と「TV視聴者」(又は単に「視聴者」)とは同義である。
図2に表れる各機能手段と図4に示すハードウエア各部との関係であるが、連動情報配信サーバー100の記憶部102には、連動情報配信サーバー100として使用するコンピュータのOSのプログラムコードおよびHTTPプロトコルにより視聴者が使用する情報端末20からの要求を受けそれに対する応答を返すWEBサーバーソフトウェア(送受信手段110の主要部)の他に、処理の遷移を制御するコンピュータプログラムモジュール(制御手段120の主要部)および初回の連動情報リクエストに対して応答情報を作成してその結果を返すコンピュータプログラムモジュール(初回リクエスト対応手段130の主要部)、初回より後の継続した連動情報リクエストに対して応答情報を作成してその結果を返すコンピュータプログラムモジュール(継続リクエスト対応手段140の主要部)ユーザ情報データベースを管理し、ユーザ(TV視聴者)の新規登録リクエストに対してユーザ情報を登録し生成されたユーザ識別子を結果として返すコンピュータプログラムモジュール(ユーザ管理手段90の主要部)の実行形式プログラムが格納されており、これらのプログラムコードが制御部101に読み出されて連動情報配信サーバー100のハードウェア各部を駆動制御することにより各機能手段90、110,120,130,140として機能する。
図3は、情報端末20のハードウエア構成図である。11は情報端末機器を制御するプロセッサ部である。制御プログラムを読み込み解釈実行する中央演算処理回路と一時データを保持するRAM(ランダムアクセスメモリ)、スピーカ21、マイク22を接続する音声処理回路などが集積された集積回路である。12はROM(リードオンリメモリ)である。携帯情報機器のOSのプログラムコードが格納されている。13は表示部である。小型の液晶表示装置などである。14はタッチパネル部である。2次元アレイ上の接触検知素子(図示せず)が表示部13の表面部分に内挿されるなどして表示部と一体的に実装される。15は表示制御部である。表示部13に表示させる表示データを一時的に保持するビデオRAMを含み、バス19を通して制御信号および表示データを受取り画像を表示するなどして表示部13を制御する。また、表示制御部15は、接触検知素子をスキャンして操作者の表示部13上への手指の接触を検知して接触位置情報とともに入力イベントが発生した旨をプロセッサ部11に通知する。16はフラッシュメモリなどの不揮発メモリである。アプリケーションプログラムなどが格納される。17は通信機能部である。基地局との間でCDMA2000または,W−CDMA方式による音声通話、パケット通信およびまたは、無線LANアクセスポイントとの間でIEEE802.11シリーズとして規格化されている無線LAN機能を提供する。18はSIMカード(Subscriber Identity Module Card)である。プロセッサ部11、ROM12、表示制御部15、不揮発メモリ16、通信機能部17の各要素はバス19で接続される。
情報端末20の不揮発メモリ16には、TV放送連動情報を表示部13に表示させるための元情報である単位時間枠毎の連動情報をネットワークから取得するアプリケーションプログラム(連動情報取得アプリ)のプログラムコードが格納される。
連動情報取得アプリの使用手順について説明する。連動情報取得アプリには、情報端末20が起動中は常時起動された状態を維持する常駐型と、動作させるためには必要に応じて利用者が起動させる必要がある非常駐型に分けられる。両者に本質的な相違はないが、説明を容易にするため、まず、非常駐型連動情報取得アプリとして説明する。
図9は、視聴者の操作の流れを説明する図である。TVの電源をONすると(ステップS10)、視聴者はTVのチャンネルを選択する(ステップS12)、選択されたチャンネルで放送されている番組に興味をもった視聴者は情報端末20を操作して連動情報取得アプリを起動する(ステップS14)、視聴者は情報端末20の表示部13に現れるアプリの入力画面に、現在同調しているTVチャンネル番号を入力する(ステップS16)、このとき連動情報取得アプリ内部の処理で、リモコンチャンネル番号→放送局識別情報の変換を行い、連動情報開始リクエスト(後述)を行う。視聴者は、連動情報取得アプリが取得し、情報端末20の表示部13にレンダリングされた番組連動情報を閲覧する(ステップS18)、視聴者がチャンネルを変えなければ、少なくとも番組が終了するまでは、連動情報取得アプリが番組連動情報を表示し続けるが、視聴者がチャンネルを切替えると(ステップS12)、そのままでは情報端末20の表示はチャンネル切替え前のままなので、切替えたチャンネルの放送番組の連動情報を見たい場合は、視聴者は連動情報取得アプリを一旦終了した後再起動させて、情報端末20の表示部13に現れるアプリの入力画面に、現在同調しているTVチャンネル番号を入力する(ステップS16)。
TV50がIEEE802.11a/b/nとして規格化されている無線LAN規格の直接相互接続モードに対応した通信アダプタを備えている場合には、情報端末装置20との間でピア・ツー・ピア(P2P)無線通信を確立することが可能である。この場合には、連動情報取得アプリを適切にプログラミングすることにより、上記ステップS16の処理を、TV視聴者が指示したタイミングで、TV50との間でP2P通信を確立させ、TV50に対して現在同調している放送局を問い合わせることで実現することもできる。
起動された非常駐型連動情報取得アプリは、操作者が明示的にプログラムを終了させる場合の他、ある実施形態では、連動情報がない次の番組の時間帯に入ったときに自動終了する。また、他の実施形態では、アプリを起動させたときの番組が終了したときに自動終了する。
次に番組情報データベース160とユーザ情報データベース165を説明する。本発明で参照する番組情報データベース160は、放送局テーブル400、番組情報テーブル190、連動情報テーブル180、連動情報詳細テーブル170、カテゴリテーブル310、属性別URLテーブル330、対象年齢テーブル340の7つの表を含んで構成される。また、ユーザ情報データベース165は、ユーザーテーブル300、関心カテゴリテーブル320の2つの表を含んで構成され、ユーザの情報を管理する。
図5は放送局テーブル400を説明する図である。このテーブルは1行が1件のレコードを示す。1件のレコードは、放送局UID401、放送局ID402、放送局名403の項目を含む。放送局UID401は放送局識別情報のことである。
図6は、番組情報テーブル190を説明する図である。このテーブルは1行が1件のレコードを示す。1件のレコードは1つの番組に対応し、放送される1つの番組についての情報を記録する。1件のレコードは、番組UID191、番組ID192、放送局UID193、放送開始時刻194、放送終了時刻195、番組名196、連動情報有無フラグ197を含む。連動情報有無フラグ197の論理値が真なら、その番組は連動情報を有する。連動情報有無フラグ197が偽なら、その番組は連動情報を持たない。
図20はユーザテーブル300を示す。テーブル300の1行が1人のユーザのユーザ情報を記録する。1件のユーザ情報は、ユーザUID301、ユーザID302、パスワード303、ユーザの性別304、ユーザの年齢305からなる。これ以外の項目を含むものであってもよい。
図21(a)はカテゴリテーブル310を示す。テーブル310はユーザの属性の1つである、ユーザが関心のある事象のカテゴリをカタログしたものである。カテゴリ名313に対してカテゴリUID311、カテゴリID312が定義されている。図21(b)は関心カテゴリテーブル320を示す。テーブル320はユーザが自分はこのカテゴリに関心があるとして登録したカテゴリテーブル310にあるカテゴリ313とそのユーザの識別子(ユーザUID321)の対応を取ったテーブルである。
図22はユーザ属性の1つであるユーザの年齢レンジを定義するテーブルである。年齢制限ID342と最低年齢343:最高年齢344で定められる年齢制限ID342に対してその年齢レンジを指す名前である年齢制限識別子(342)とそのUID341を定める。
図7は、連動情報テーブル180を説明する図である。このテーブルは1つの番組の時間を構成する1つ以上の単位時間枠(キーフレーム)についての情報を表す。1行が1件のレコードであり、1件のキーフレームに対応する。1件のキーフレームを、キーフレームUID181、キーフレームID182、番組UID、当番組内での該キーフレームの時間帯の位置(放送開始後該キーフレームが開始される経過時間)184、代表送客先URL185を含む。また、各キーフレーム毎にテキスト情報186の項目を備えていてもよい。
図8(a)は、連動情報詳細テーブル170を説明する図である。このテーブルは1つの単位時間枠(キーフレーム)を構成する1つ以上の連動詳細情報それぞれの情報を表す。図では1行が1件のレコードであり、1件の連動詳細情報に対応する。1件の連動詳細情報は、連動情報UID175、キーフレームUID171、連動情報詳細ID172、詳細情報に対応するURL173、当連動情報内での該連動情報詳細の時間帯の位置(キーフレームの先頭から該連動情報詳細の時間帯が始まる経過時間)174を含む。
図8(b)は、属性別URL管理テーブル330を説明する図である。このテーブルは1つの連動詳細情報に対応する属性別URLの存在を示すテーブルである。テーブル330の1行が1つの属性別URL情報の記録を表している。1つの属性別URL情報の記録は、図8(b)の例では、連動情報詳細UID331、属性別URL332、属性1(対象年齢UID)333、属性2(性別)334、属性3(カテゴリUID)335の項目をもつ。連動情報詳細UID331は、当該1件の属性別URL情報が対応付けられるべき連動情報詳細UIDを表す。そして、連動情報詳細UIDで指定される連動情報詳細が呼び出されるとき、属性1(対象年齢UID)333、属性2(性別)334、属性3(カテゴリUID)335それぞれに指定される属性の値(範囲やカテゴリを指定する値など)がユーザの持っている属性値と比較され、各属性iの値に合致するときに限り、属性別URL332で指定されるURLも連動情報詳細UIDで指定される連動情報詳細とともにユーザに提供されることになる。図8(b)では、(属性1、属性2、属性3)を(対象年齢UID、性別、カテゴリUID)としたが、ユーザ登録時に登録できる他の属性を使ってもよい。また用いる属性の数は3より大きくてもよい。属性別詳細情報はどれかのキーフレームと結びついている。これは、連動情報詳細UID331により対応付けられる。
以後の説明で、特定の単位時間枠(キーフレーム)についての「連動情報」という場合は、連動情報テーブル180においてキーフレームUIDで特定される1件のレコードの送客先URL185、テキスト情報186、および、連動情報詳細テーブル170において同じキーフレームUIDで特定される全ての連動詳細情報(すなわちURL173,当連動情報内での該連動情報詳細の時間帯の位置174)の全てを指すものとする。
図24と図10は連動情報取得アプリが起動された視聴者情報端末20と連動情報配信サーバー100の情報の間の連動情報送信/受信のやりとりを説明するシーケンス図である。図10に従って連動情報送信/受信の処理動作について説明する。
図10および図24の右側は連動情報取得アプリの処理を示す。左側は連動情報取得アプリが動作する視聴者端末からの要求に応じて動作する連動情報配信サーバー100の処理を示す。まず、視聴者の情報端末20に対する操作により連動情報取得アプリが起動される(S100)と、アプリは新規ユーザの登録か、既登録ユーザの場合はユーザID、ログインパスワードの入力かを促す。ここで、ユーザーが新規ユーザを選択した場合は図24で説明する。未登録のユーザーが新規ユーザを選択すると(S105)、連動情報取得アプリは連動情報配信サーバー100にユーザ登録画面を要求する(S106)。連動情報配信サーバー100はこのリクエストを受けると新規ユーザ登録画面データを作成して視聴者の情報端末20に返信する(S171)。視聴者は表示された新規ユーザ登録画面にてユーザ情報を入力する(S110)。ユーザ情報は、性別、年齢、利用者が任意に決めたユーザID(ユーザ名)、パスワード、関心のあるカテゴリなどである。関心のあるカテゴリは入力しなくてもよいし、入力する場合は2つ以上選択してもよい。視聴者は入力内容を確認の後登録を指示する。その結果、入力内容をユーザ登録情報として含む新規登録リクエストが発信される(S111)。新規登録リクエストを受付けた連動情報配信サーバ100は、ユーザ登録情報を取り出してユーザテーブル300に登録する。このときデータベースが生成したユーザ識別子(ユーザUID)が与えられる。登録が正常終了した場合は、ユーザ識別子(ユーザUID)を情報端末20に返信する(S181)。以後の処理は図10の丸$マーク(サーバー側)、丸&マーク(端末側)に続く。
既登録ユーザの操作手順は図10で説明する。まず、視聴者の情報端末20に対する操作により連動情報取得アプリが起動される(S100)と、連動情報取得アプリは、ログインを促すので、視聴者は自身のユーザID(ユーザ名)とログインパスワードを入力する(S113)。連動情報取得アプリは、入力されたユーザID、パスワードをサーバ100に送信する(S114)。サーバ100のユーザ管理手段90はユーザテーブル300を参照して、ユーザID(およびパスワード)に対応するユーザ(ユーザ登録情報)の存在を調べて、確かに存在する場合はそのユーザレコードのユーザUIDの項目の値(ユーザUID)を情報端末20に返信する(S181)。こうして視聴者がサーバー100に認識される。
次に、連動情報取得アプリは、画面に入力欄を表示させて視聴者に選択しているチャンネル番号を入力するよう促す。入力されたチャンネル番号を受け取ると、連動情報取得アプリは、事前にアプリ内に設定されているリモコンチャンネル番号→放送局識別情報の対応表を参照して放送局識別情報を取得して(S116)、ユーザUIDと放送局識別情報を含んだ連動情報開始リクエストを連動情報配信サーバー100に送信する(S117)。
連動情報開始リクエストを受信した連動情報配信サーバー100は、初回リクエスト対応手段130を駆動して初回の連動情報取得処理(S200)を行う。この処理の詳細は後述する。この処理の結果、初回のリクエストに対応した単位時間枠の連動情報(アプリ起動時刻に対応した単位時間枠の連動情報とその次の時間枠の連動情報)と属性別URL(但しユーザの属性に合致した属性別URLが存在するときに限る)が得られる。連動情報配信サーバー100はこれらの情報を連動情報開始リクエストに対する返答として情報端末20に返信する(S201)。
視聴者の情報端末20は、初回のリクエストに対応した単位時間枠の連動情報を受け取ると、単位時間枠の連動情報(通常は、アプリ起動時刻に対応した単位時間枠の連動情報とその次の時間枠の連動情報))および属性別URL(但しユーザの属性に合致した属性別URLが存在するときに限る)を一時的に内部データベースに保持し(S120)、このデータに基づいたTV番組の連動情報画面をレンダリングさせる。この結果、TV画面の番組進行に同期しかつ視聴者属性に合致した連動情報画面が情報端末20に表示される(S130)。この画面は、連動情報の内容や連動情報取得アプリのレンダリング処理機能の仕様に依存するが、連動情報配信サーバー100以外の他のサーバー(これを送客先サーバー200と呼ぶ)にアクセスした結果入手したリソースを含んで表示させるものであってもよい。
情報端末20に連動情報画面を表示している間に時間が経過すれば最初の単位時間枠が終了する。すると連動情報取得アプリは内部データベースに取得済の次の時間枠の連動情報に基づく連動情報画面をレンダリングさせ表示部13に表示させる。さらに、所定の時間内に連動情報配信サーバー100に対してユーザUIDを含む次の単位情報のリクエスト(継続リクエスト)を発する(S131)。
次の単位情報のリクエストを受信した連動情報配信サーバー100は、継続リクエスト対応手段140を駆動して次の連動情報取得処理(S240)を行う。この処理の詳細は後述する。この処理の結果、継続リクエストに対応した単位時間枠の連動情報(現在時刻に対応した単位時間枠の直後の時間枠の連動情報)と属性別URL(但しユーザの属性に合致した属性別URLが存在するときに限る)が得られる。連動情報配信サーバー100はこれらの情報を連動情報継続リクエストに対する返答として情報端末20に返信する(S241)。連動情報継続リクエストに対する返答を受信した情報端末20は、ステップS120にもどり内部データベースの更新、それに続く、連動情報に基づく画面表示(S130)を繰り返す。連動情報配信サーバー側も次の単位情報のリクエストの待ち状態となり、次の単位情報のリクエストを受信するとステップS240を繰り返す。
このように、少なくとも視聴している番組が終了するまでは、番組に連動した情報が情報端末20に表示され続ける。また、連動情報開始リクエスト(S117)に対して、そもそもその番組は連動情報を用意していないときがある。この場合(図10には図示していない)は、サーバー100は、応答情報(S201)に「連動無しフラグ」をONにしてレスポンスを返す。「連動無しフラグ」ONを受けた連動情報取得アプリは直ちに自動終了する。また、次の単位情報のリクエスト(S131)に対して、サーバー100は、次の単位時間枠の連動情報の存否を「次無しフラグ」により応答するがその場合の詳細については後で詳しく説明する。
図11は、連動情報配信サーバー100における初回の連動情報取得処理(ステップS200)を詳細に説明するフローチャートである。以下図11を参照して初回の連動情報取得処理を詳細に説明する。
送受信手段110は、連動情報開始リクエストを受付けると、リクエストの種類を識別する情報とリクエストの内容を取り出して制御手段120に渡す。制御手段120は、リクエストの種類を識別する情報により連動情報開始リクエストであることが分かると、初回リクエスト対応手段に制御を移す。このとき連動情報配信サーバー100の内部時計の時刻を現在時刻として取得して、この現在時刻と、リクエストの内容である放送局識別情報を初回リクエスト対応手段に引渡す。
初回リクエスト対応手段130は、放送局識別情報・現在時刻をキーにして番組情報テーブル190から、放送開始時刻:放送終了時刻が現在時刻を含む番組を特定し、該番組のレコードを抽出する(S202)。例えば図6の例によれば、現在時刻が13:06で、放送局識別情報が50001ならば、番組「スタジオレイク」が特定され、番組UID:141305001のレコードが保持される。放送局識別情報が50003ならば、番組「名医に相談」が特定され、番組UID:141305002のレコードが保持される。1件のレコードには連動情報の有無を示す連動情報フラグ197が含まれている。このフラグの値を検査する(S204)。フラグの値が真でなければ、当番組には連動情報がないということなので連動無しフラグをON(真)として(S208)、ステップS218に進む。図6の例で言えば、番組「スタジオレイク」は連動情報があり、番組「名医に相談」には連動情報がない。
一方、連動情報フラグ197が真であれば、以後、当番組に連動情報がある場合の処理を行うことになる。まずこの時点でのその番組の放送開始からの経過後時間を計算する(S206)。放送開始後経過時間は、現在時刻と該番組のレコードの放送開始時刻項目に記録されている開始時刻の値との差(単位は秒)をとって得られる。
次に、番組UIDと放送開始後経過時間をキーにして連動情報テーブル180を検索し、放送開始後経過時間に対応するキーフレームとその次の時間枠のキーフレームをそれぞれ、現在キーフレーム、次のキーフレームとして特定する(S210)。例えば、放送開始後経過時間が180秒とすると、図7の例では、キーフレームUID:20111413050001が現在キーフレームとして特定され、キーフレームUID:20111413050002が次のキーフレームとして特定される。このときもし、放送開始後経過時間が5500秒とすると、現在キーフレームとしてキーフレームUID:20111413050005が現在キーフレームとして特定されるがこのフレームが当該番組の最後のキーフレームなので次のキーフレームは存在しない。その場合(S212で「存在しない」)は、次無しフラグ(第2のフラグ)を真(ON)とする(S214)。こうして、現在キーフレームと次キーフレームのUIDが特定されるので、特定されたキーフレームUIDをキーとして連動情報詳細テーブル170を検索して、該当するキーフレームUIDをもつ連動詳細レコードを全て抽出する(S216)。例えば、現在キーフレームとしてUID:20111413050001が特定された場合は、図8(a)の連動情報詳細テーブル170からは、そのUIDに対応する連動情報詳細IDとしてShopOpening1、同2、同3(最初の3レコード)が抽出される。
次に、ステップS216で抽出した現在キーフレームの連動詳細情報および次キーフレームが存在する場合は次キーフレームの連動詳細情報に対して、それぞれの連動詳細情報に対応しかつユーザの登録属性にも合致した属性別URLを属性別詳細テーブル330を検索して抽出する(S217)。例えば、ステップS216で連動情報詳細ID:ShopOpening1、同2、同3が抽出された場合は、それらの連動情報詳細UIDをキーにして属性別URL管理テーブル330を検索して同じ連動情報詳細UIDを持つレコードでかつユーザUIDの属性と合致するレコードの属性別URLを抽出する。すなわち、連動情報詳細ID:ShopOpening1のUID:6020111413050001に対しては、図8(b)のテーブル330からは、第1行から第3行のデータが該当する。それらの(属性1、属性2、属性3)は、それぞれ、第1行が(−、−、101)、第2行が(12、female、102)、第3行が(−、−、103)である。これらの属性の組合せがユーザUIDで特定されるユーザの登録属性(属性1、属性2、属性3)と合致するものがあればそのレコードの属性別URLの値を属性別URLとして抽出する。ある実施形態では、合致する属性別URLが2つ以上あるときは、適当な規則で優先順位を付して全ての属性別URLを抽出するようにする。また他の実施形態では、合致する属性別URLが2つ以上あるときは、適当な規則に従って唯一つだけ抽出する。ステップS218では、ステップS216およびS217で抽出されたデータに基づいて、連動開始リクエストに対する応答情報を作成する。制御手段120は応答メッセージとしての形式を整えて送受信手段110にリクエスト元へ返すよう指示する。
図12は、連動情報配信サーバー100における次の連動情報取得処理(ステップS240)を詳細に説明するフローチャートである。以下図12を参照して次の連動情報取得処理を詳細に説明する。
送受信手段110は、連動情報継続リクエストを受付けると、リクエストの種類を識別する情報とリクエストの内容を取り出して制御手段120に渡す。制御手段120は、リクエストの種類を識別する情報により連動情報継続リクエストであることが分かると、継続リクエスト対応手段140に制御を移す。このときリクエストの内容である、ユーザUID、情報端末20側で取得済の最後のキーフレームUIDも引渡される。
継続リクエスト対応手段140は、引数として渡されたキーフレームUIDの次の単位時間枠に該当するキーフレームを連動情報テーブル180を参照して特定する(S242)。例えば図7において、引数として渡されたキーフレームUIDが20111413050002ならば、このキーフレームは放送開始後経過時間が600秒から1199秒までであるから、次の単位時間枠は1200秒から始まることになり、次の単位時間枠に該当するキーフレームはUID20111413050003と特定される。この場合次のキーフレームが存在したから、ステップS252に進む。ステップS252では、ステップS242(または後述のS250)で特定したキーフレームUIDをキーにして連動情報詳細テーブル170を検索することにより、関係する連動情報詳細データを全て抽出する。
次に、ステップS252で抽出した次キーフレームの全ての連動詳細情報に対して、ステップS217と同様に、それぞれの連動詳細情報に対応しかつユーザの登録属性にも合致した属性別URLを属性別詳細テーブル330を検索して抽出する(S253)。その後ステップS254に進む。
一方、図7において、引数として渡されたキーフレームUIDが20111413050005ならば、このキーフレームは番組UID1413050001の最後のキーフレームであるから、次の単位時間枠に該当するキーフレームは存在しない(S244のNの分岐)。このときは、引数として渡されたキーフレームUIDから番組UIDを求め、同チャンネル(同放送局)の次に放送される番組(次番組)を特定する(S246)。そして、次番組の連動情報フラグをチェックする(S247)。連動情報フラグが真の場合は、次番組の番組UIDをキーにして連動情報テーブル180を検索して、次番組の最初のキーフレームを次キーフレームとみなして、そのキーフレームのキーフレームUIDを特定する(S250)。その後S252に進む。一方、次番組の連動フラグが偽の場合は、次無しフラグ(第2のフラグ)を真としてS254に進む。
例えば、キーフレームUIDが20111413050005ならば、連動情報テーブル180より、このキーフレームは番組UID1413050001のキーフレームであるから、番組情報テーブル190を参照して、番組UID1413050001と同じ放送局(UID:50001)で次に放送される番組は、番組UID:1412300006「ペットとの旅」であることがわかる。この番組は連動情報フラグが真、すなわち連動情報が存在するので、連動情報テーブル180から、番組UID:1412300006をもつキーフレームデータのうち放送開始後経過時間184の項目の値が零(sec)となっているキーフレームを特定する。このキーフレームのUIDをもつキーフレーム詳細データを連動情報詳細テーブル170から抽出する。
ステップS254では、ステップS252→S253、S250→S252→S253、またはS248のいずれかで抽出されたデータまたは設定されたフラグに基づいて、連動継続リクエストに対する応答情報を作成する。制御手段120は応答メッセージとしての形式を整えて送受信手段110にリクエスト元へ返すよう指示する。
図13は、連動情報を有する番組が放送されている間の情報端末が受け取るキーフレームの様子を説明する図である。番組、連動情報、端末のそれぞれの時間軸を平行な3つの直線で示す。番組の時間軸上のA点はアプリ起動時刻(より正確には連動情報開始リクエストS117がサーバーに受信された時刻)を示す。図13に示すように初回の連動情報リクエストによって、情報端末には最初の2つのキーフレームデータが送信され受信される。連動情報取得アプリは、最初のキーフレームの時間枠が終了した時点(A1)で、次のキーフレームを要求するリクエストを発する。このリクエストには、それまで連動情報取得アプリが取得したキーフレームの最後のもののキーフレームUID(この場合はUID=2)が指定される。連動情報提供サーバー100はUID=2の次のキーフレームUID=3の詳細データを情報端末に返信する。このように常に1キーフレーム分先行して情報端末20側に連動情報を用意しておくようにする。
実際には、連動情報提供サーバー100への次の連動情報要求が、多数の視聴者の情報端末20からキーフレームの切れ目(A1,A2,‥)毎にいっせいにリクエストされると図17(b)に示すようにネットワーク上のトラフィクが混雑してしまうので、これを避けるために、図17(a)に示すように、1つのキーフレームの時間枠が終了してから一定時間範囲で各端末が次のキーフレームの連動情報を要求するタイミングを分散させることが必要である。このために連動情報取得アプリは、一様乱数を用いるなどして、キーフレームの切れ目の時刻から次のキーフレームの連動情報を要求するタイミングを適度にずらすことを行うようにする。図17(c)は分散させたイメージを示す。
図14は、同チャンネルのまま番組をまたがる場合の処理を説明する図である。この図では、次の番組も連動情報を持つ場合を示す。最後のキーフレームの時間枠に切り替わるタイミングAlastにおいて、連動情報取得アプリは次のキーフレームリクエスト(S131)を発行する。しかしこのとき放送中の番組の最後のキーフレームのデータは既に受領しているので、その次のキーフレームは存在しない。継続リクエスト対応手段140は、既に説明したステップS244〜S253の処理により次の番組の最初のキーフレーム(キーフレームUID=B1)を連動情報データベース160から抽出してこれをレスポンスとする。連動情報取得アプリはこのレスポンスを受領して内部データベースを更新する。以後、連動情報取得アプリは次の番組に切り替わっても、視聴者が明示的な終了操作をしない限り連動情報の表示を続ける。
図15は、同チャンネルのまま番組をまたがる場合において次の番組が連動情報をもたない場合の動作を説明する図である。最後のキーフレームの時間枠に切り替わるタイミングAlastにおいて、連動情報取得アプリは次のキーフレームリクエスト(S131)を発行する。しかしこのとき放送中の番組の最後のキーフレームのデータは既に受領しているので、その次のキーフレームは存在しない。継続リクエスト対応手段140は、既に説明したステップS244〜S248の処理により次の番組には連動情報がないとして次無しフラグを真の値として、これをレスポンスとする。連動情報取得アプリは、次無しフラグ=.TRUE.のレスポンスを受け取ると、現在の番組の最後のキーフレームが終了した時点で自動終了する。
図16は、連動情報取得アプリを起動したときの放送番組がキーフレームが1個のみで構成される場合の動作を説明する図である。番組の時間軸上のA点はアプリ起動時刻(より正確には連動情報開始リクエストS117がサーバーに受信された時刻)を示す。視聴者は番組イが放送開始されてからしばらくして連動情報取得アプリを起動した。初回リクエスト対応手段130は、番組イの最初のキーフレームとその次のキーフレームを連動情報データベース160から取得しようとするが、番組イには2番目のキーフレームは存在しないので、既に説明したステップS212〜S214の処理により、最初のキーフレームの詳細データとともに次無しフラグを真の値として、これをレスポンスとする。連動情報取得アプリは、最初で最後のキーフレームが終了した時点で自動終了する。
ところで、図16の場合(起動したときの放送番組がキーフレームが1個のみで構成される場合)には、別の動作も考えられる。先の説明では、番組イの次に放送される番組ロが連動情報をもつか持たないかにかかわらず次無しフラグを真の値として応答したが、そうではなく、ステップS214において、さらに番組ロのUIDを特定して、番組ロが連動情報をもつ場合はその最初のキーフレームデータを抽出して次のキーフレームデータとし、番組ロが連動情報をもたない場合は次無しフラグを真の値としてこれらをレスポンスとしてもよい。このような動作を実現するにはS214(図11)をS246、S247,S248,S250の一連の処理(図12)に置き換えればよい。
また、これとは逆に初回の連動情報取得処理(図11)のS214はそのままとし、図12のS246、S247,S248,S250の一連の処理を単純にS248に置き換えるフローとして次の連動情報取得処理(ステップS240)を構成してもよい。この場合には、1つの番組が終了するときは必ず連動情報取得アプリは終了する。
図18は情報端末20で動作する連動情報取得アプリの動作を説明するフローチャートである。以下このフローチャートに従って連動情報取得アプリの処理動作を説明する。
連動情報取得アプリは起動すると、情報端末20の表示部13の画面に入力欄を表示させて視聴者に選択しているチャンネル番号を入力するよう促す。入力されたチャンネル番号を受け取ると、連動情報取得アプリは、事前にアプリ内に設定されているリモコンチャンネル番号→放送局識別情報の対応表を参照して放送局識別情報を取得する(S302)。そして放送局識別情報を含んだ連動情報開始リクエストを連動情報配信サーバー100に送信する(S303)。尚、ステップS302の処理は、TV視聴者が指示したタイミングで、TV50との間でP2P通信を確立させ、TV50に対して現在同調している放送局を問い合わせることで取得してもよい。
連動情報配信サーバー100からの連動情報開始リクエストに対するレスポンスを受信して、レスポンスの内容を不揮発メモリ16の所定の領域に一時記録する(S309)。
レスポンスには連動無しフラグと次無しフラグの二つのフラグも含まれる。これらのフラグは通常は偽(False)の論理値をとるが、条件によっては真(True)の論理値をとることがある。レスポンスの内容に含まれる連動無しフラグの値をテストする(S312)。真の論理値であれば、現在放送中の番組は連動情報を持たないのであるから、連動情報取得アプリは自ら直ちに自動終了する。偽の論理値であれば、レスポンスの内容には連動情報詳細データが含まれる。連動情報取得アプリはステップS315に進み、受信したレスポンスの連動情報詳細時間枠毎のURL(送客先URL173、または属性別URL332)の情報から図23に一例として示すような連動情報詳細時間枠時刻の区切り毎の送客先URLのリストの形としてをアプリ内のローカルデータベースに記録する。図8(b)23の送客先URL(属性別URLも送客先URLの一種である)は、最初の2つの時間枠(はじめの2行)のURLは、図8(b)の属性別URL管理テーブル330の属性別URL332に由来するものである。第3時間枠(第3行)のURLは図8(a)の連動詳細テーブル170の送客先URL173に由来するものである。これは、最初の2つの時間枠についてはテーブル330の該当する連動情報詳細UIDのレコードの属性指定が視聴者の登録属性と合致していたため当該レコードに記録された属性別URL332が応答されたからであり、第3時間枠に対応するテーブル330の該当する連動情報詳細UIDのレコードの属性指定は視聴者のもつ属性と合致しなかったため、送客先URL173が応答されたためである。
その次のキーフレームの詳細情報があれば同様にして、その次のキーフレームを更に細分化した連動情報詳細時間枠の区切り毎の送客先URLのリストの形としてアプリ内のローカルデータベースに次のキーフレームのデータとして記録する(S315)。(但し、これは本発明の一つの実施形態を説明しているに過ぎない。図8(a)の1つのキーフレームをさらに細分化した連動情報詳細時間枠をもたないキーフレームがあってもよい。全てのキーフレームが連動情報詳細時間枠を有しない形態も可能である。)
次に連動情報取得アプリは時刻の区切り毎の送客先URLのリストに基づき、予めプログラムした画面生成コマンドを実行することにより番組連動情報表示画面をレンダリングする。典型的な実施形態では、情報端末20が示す内部時計の時刻に基づき図23の時刻の区切り毎に対応する送客先URLにアクセスしてインターネットリソース(画像ファイル、テキストファイル、動画ファイルなど)を取り込み1つのHTML画面として生成する。しかし、連動画面のレンダリングはこれには限らない。例えば、連動情報テーブル180がキーフレームUIDで識別される各キーフレーム毎にテキスト情報(186)を持っており、連動情報取得アプリは、受け取ったレスポンスに含まれるキーフレームの代表送客先URL(185)とこのテキスト情報(186)から1つのキーフレームの時間枠の連動情報画面を生成してもよい。この場合には、当該キーフレームUIDのキーフレームについては連動詳細テーブルの記録は不要である。
また、図7(b)は、属性別連動情報を表すテーブルとしての属性別URL管理テーブル330(図8(b))の代替としての属性別連動情報テーブル800を示す。属性別連動情報テーブル800の各1行(1件のレコード)は、キーフレームUID801、キーフレームID802、属性別URL803、属性1(対象年齢レンジ)、属性2(性別)となっている。これは、キーフレームUIDで特定される単位時間枠全体としての属性を指定した連動情報を表している。図7の例で言えば、キーフレーム:KeyShopping101について、もしユーザ属性が女性ならば、属性別URL:Url1Aは送客先URLとしては応答されないことになる。このように属性別連動情報は、属性別URL管理テーブル330を使ってキーフレームを細分化した詳細な時間枠ごとに扱ってもよいが、キーフレームで区分される単位時間毎に定義して扱ってもよい。
生成された連動情報画面は視聴者が操作する情報端末20の表示画面13に表示される。視聴者が操作する情報端末20の表示は、視聴者の属性(趣味、嗜好)に合致したインターネットリソースを含むことができる。TV受信機50がフルブラウザを備えたスマートTVの場合には、TV受信機50に搭載される連動情報取得アプリは、属性別URLを扱わない設定にし、視聴者が使う情報端末20に搭載される連動情報取得アプリは、属性別URLを優先する設定とすれば、図25に示すように、TV画面に設けられた連動情報表示領域(連動情報主画面650)に視聴中の番組に関する万人向けの連動情報を表示させる一方、視聴者が手許で扱っている情報端末20には、視聴中の番組に関するその視聴者向けの連動情報(=パーソナル連動情報)を連動情報副画面620として、番組の進行に同期して提供することが可能となる。この画面にハイパーリンクが埋め込まれている場合は、視聴者はそのリンクを辿ってインターネットサーフィンや商品の購入サイトへ行くことも可能である。
キーフレームの時間枠が経過すると(S321のY)、連動情報取得アプリは、ステップS309で一時記録された内容を確かめ、次無しフラグの値をチェックする(S324)。次無しフラグの論理値が真である場合は、ここで自動終了する。そうでない場合は(S324の偽)、連動情報取得アプリは次のキーフレームリクエストを用意して発信する(S327)。後は、ステップS309にもどり処理を繰り返す。
(変形の実施形態)
基本の実施形態では、連動情報開始リクエスト(S117)に対して、図13に説明したように、初回分のキーフレーム情報として2つのキーフレームデータが送信されるものとしたが。本願発明は必ずしもこれに限定されるものではない。本願発明の変形の実施形態に係る連動情報サーバー装置100について以下に説明する。
変形実施形態の一つでは、連動情報開始リクエスト(S117)に対しても連動情報継続リクエストと同様に1件分のキーフレームデータを抽出して返すようにする。この結果、連動情報提供サーバー側の処理はシンプルになる。但し、最初の1件分のキーフレームの時間枠が終了してから次のキーフレームをリクエストするのでは連動情報の表示が遅れるので、そのようにならないようにするために、連動情報取得アプリの側で最初の1件分のキーフレームの時間枠が終了する前に、次の時間枠のキーフレームのリクエストをかけるようにする。典型的には、最初のリクエストで指定した時刻に対応するレスポンスを受け取りそのキーフレームのキーフレームUIDが分かった時点ですぐに連動情報継続リクエストを発行すればよい。1つのキーフレームは数分から10分程度の時間幅で設定されるので、連動情報取得アプリをこのようにプログラムしておいても実質的な支障はない。
図19は、この変形実施形態における初回の連動情報取得処理のフローチャートである。図11と同じ処理ステップについては同じ番号を付している。図11と異なるのは、ステップS210の代替のステップS211とステップS216の代替のステップS217の部分である。ステップS211では、特定するキーフレームは現在時刻(ステップS206で再計算される放送開始後経過時間)に対応するものだけでよい(便宜的にそれを「次フレーム」と記しているだけである)。そしてS217でその1フレームについてのキーフレームデータだけを連動情報データベース160から抽出する。尚、図12に示した次の連動情報取得の処理はこの変形実施形態でもまったく同じである。
(属性マッチを端末側で行う実施形態)上記の基本の実施形態および変形形態のそれぞれに対して、さらに別の観点の変形実施形態が考えられる。基本の実施形態およびその変形形態では、連動情報配信サーバ100がユーザ属性に合致した属性別連動情報(これをパーソナル連動情報ということにする)を選択したが、この処理は情報端末20の連動情報取得アプリの側で行ってもよい。即ち、視聴者の属性に関わる情報はサーバ100側では持たずに、その代わり情報端末20の側で視聴者属性の情報をもち、視聴者属性に合致するか否かの判断処理を情報端末20の側で行うようにしたシステムとしてもよい。
基本の実施形態とその変形形態に対して、このような別観点の変形形態を、それぞれ、「属性マッチを端末側で行う基本形態」、「属性マッチを端末側で行う変形形態」、と呼び、総称して「属性マッチを端末側で行う形態」と呼ぶことにする。
属性マッチを端末側で行う形態における連動情報配信サーバ100は、ユーザ管理手段90とユーザ情報データベース165を省いた構成となる。そのかわりに情報端末20側で、連動情報取得アプリにおいて、ユーザの属性(性別、年齢および年齢レンジ(対象年齢UID)、関心を持つカテゴリUID)を保持しておく。図24、図10におけるユーザ登録やユーザログインの処理(S105〜S190)は省略可能である。そして、連動情報取得アプリは連動情報開始リクエスト(S117)や次のキーフレームリクエスト(S131)を発信する際ユーザUIDを付加しない。
さらに、図11のステップS217の処理においては、現在キーフレームと次キーフレームの連動詳細情報に対応する属性別詳細情報があれば、それがどのような属性を指定された情報であっても全て抽出する。図12のステップS253の処理においても、同様に次キーフレームの連動詳細情報に対応する属性別詳細情報があれば、それがどのような属性を指定された情報であっても全て抽出する。そして、抽出した連動詳細情報と対応する全ての属性別詳細情報をリクエスト元への応答情報として返信する。例えば連動情報詳細UID:6020111413050001に対して、図8(b)の属性別URL管理テーブル330から、この連動情報詳細UIDに合致する全てのレコード(図8(b)の例では、第1行〜第3行のレコード全て)を抽出してこれを応答情報に含める。
情報端末20の連動情報取得アプリは、連動情報配信サーバ100からの応答を受信する(S309)と、連動無しフラグが真でなければ、応答情報に含まれる連動詳細情報と、予め保持してあったユーザー(ここでは、情報端末20の使用者は一人に固定されているとする)の登録属性と合致する属性別詳細情報だけを使って、連動情報取得アプリ内の内部データベースを更新するようにする。このような構成によっても情報端末2には、放送中番組の連動情報がリアルタイムでしかも視聴者の属性に合致した情報だけが表示され基本の実施形態と同様な効果が得られる。
(端末側アプリを常駐型とする変形実施形態) 連動情報取得アプリは視聴者が明示的に起動することを要する通常のアプリケーションプログラムとして説明したが、情報端末20が電源ONでOSが起動すると自動的に起動され、TV視聴者がチャンネル情報を入力すると活動状態となる常駐型アプリケーションとして実現してもよい。この場合は、連動無しフラグ「真」、次なしフラグ「真」を受け取ると即座に又は現在表示中の単位時間枠が終了した時点でプロセスが停止消滅するのではなくそれぞれのタイミングで休眠状態となる。また常駐アプリケーションの場合は、休眠状態となる直前に、次に連動情報をもつ番組が開始される時刻を調べ記憶手段に記憶しておくことが可能なので、一旦休眠状態となっても必要な時刻になったときに自発的に活動状態となり連動情報を取得するように動作することも可能である。但し、TV視聴者がチャンネルを変更した場合は無駄な動作となる。
1 連動情報配信システム
2 ネットワーク
20 情報端末
50 デジタル放送受信機
100 連動情報配信サーバ装置
200 送客先サーバー
101 制御部
102 記憶部
103 周辺機器I/F部
104 入力部
105 表示部
106 通信部
90 ユーザ管理手段
110 送受信手段
120 制御手段
130 初回リクエスト対応手段
140 継続リクエスト対応手段
160 連動情報データベース
165 ユーザ情報データベース
400 放送局テーブル
170 連動情報詳細テーブル
180 連動情報テーブル
190 番組情報テーブル
300 ユーザテーブル
310 カテゴリテーブル
320 関心カテゴリテーブル
330 属性別URL管理テーブル
340 対象年齢テーブル

Claims (23)

  1. 利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、
    利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、
    送受信手段が受付けたリクエストに応じて応答情報を準備する手段を呼び出す制御手段と、
    放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストに対して、
    現在時刻および放送局に応じた放送番組を特定し、当該番組に関する番組情報を抽出し て当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報を真として応答情報とし、
    当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報とそ の次の時間枠の連動情報が共に存在する場合はそれらの単位時間枠の連動情報および視 聴者の属性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、
    現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報は存在するが、その次の時間枠の連動情報が 存在しない場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報および視聴者の属性を指 定した属性別連動情報を取得し、この時間枠の連動情報と第2のフラグ情報を真とした 情報を応答情報として作成する
    連動情報初回リクエスト対応手段と、
    次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
    次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属 性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、
    次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報 とする連動情報継続リクエスト対応手段と、
    放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースと
    を備えた連動情報配信サーバー装置。
  2. 前記連動情報初回リクエスト対応手段は、前記当該番組に現在時刻に基づく単位時間枠の次の時間帯の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組に連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報の一部とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報の一部とするものである請求項1に記載の連動情報配信サーバー装置。
  3. 前記連動情報継続リクエスト対応手段は、前記当該番組に次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組に連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性を指定した属性別連動情報を抽出して応答情報とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報とするものである請求項1に記載の連動情報配信サーバー装置。
  4. 利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、
    利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、
    送受信手段が受付けたリクエストに応じて応答情報を準備する手段を呼び出す制御手段と、
    放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストに対して、
    現在時刻および放送局に応じた放送番組を特定し、当該番組に関する番組情報を抽出し て当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報を真として応答情報とし、
    当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報およ び視聴者の属性を指定した属性別連動情報を抽出して応答情報とする連動情報初回リク エスト対応手段と、
    次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
    次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、
    次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報 とする連動情報継続リクエスト対応手段と、
    放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースと
    を備えた連動情報配信サーバー装置。
  5. 前記連動情報継続リクエスト対応手段は、前記当該番組に次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性を指定した属性別連動情報を取得して応答情報とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報とするものである請求項4に記載の連動情報配信サーバー装置。
  6. 利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、
    利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、送受信手段が受付けたリクエストに応じて必要な各処理手段を呼び出す制御手段と、
    視聴者識別子で特定される登録視聴者毎に、認証情報および属性情報を対応付けて保持するユーザ情報データベースと、
    前記ユーザ情報データベースの新規登録、保守管理、および前記ユーザ情報データベースを参照してユーザー認証を行うユーザ管理手段と、
    視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストに対して、
    時刻情報および放送局に応じた放送番組を特定し、当該番組に関する番組情報を抽出し て当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報を真として応答情報とし、
    当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報とそ の次の時間枠の連動情報が共に存在する場合はそれらの単位時間枠の連動情報および視 聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を取得して応答情報とし、
    現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報は存在するが、その次の時間枠の連動情報が 存在しない場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報および視聴者の属性に合 致したパーソナル連動情報を取得し、この時間枠の連動情報と第2のフラグ情報を真と した情報を応答情報として作成する
    連動情報初回リクエスト対応手段と、
    次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
    次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属 性に合致したパーソナル連動情報を取得して応答情報とし、
    次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報 とする連動情報継続リクエスト対応手段と、
    放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースとを備えた連動情報配信サーバー装置。
  7. 前記連動情報初回リクエスト対応手段は、前記当該番組に現在時刻に基づく単位時間枠の次の時間帯の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組に連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を抽出して応答情報の一部とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報の一部とするものである請求項6に記載の連動情報配信サーバー装置。
  8. 前記連動情報継続リクエスト対応手段は、前記当該番組に次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組に連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を抽出して応答情報とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報とするものである請求項6に記載の連動情報配信サーバー装置。
  9. 利用者端末からのネットワークを介した要求に応える連動情報配信サーバー装置であって、
    利用者端末からネットワークを通じたリクエストを受付けて、リクエストに応じた応答情報を返信する送受信手段と、
    送受信手段が受付けたリクエストに応じて必要な各処理手段を呼び出す制御手段と、
    視聴者識別子で特定される登録視聴者毎に、認証情報および属性情報を対応付けて保持するユーザ情報データベースと、
    前記ユーザ情報データベースの新規登録、保守管理、および前記ユーザ情報データベースを参照してユーザー認証を行うユーザ管理手段と、
    視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストに対して、
    現在時刻および放送局に応じた放送番組を特定し、当該番組に関する番組情報を抽出し て当該番組に連動情報が存在しなければ第1のフラグ情報を真として応答情報とし、
    当該番組に連動情報が存在する場合は、現在時刻に対応した単位時間枠の連動情報およ び視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を抽出して応答情報とする連動情報初回 リクエスト対応手段と、
    次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストに対して、
    次の単位時間枠の連動情報が存在する場合は、次の時間枠の連動情報および視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を取得して応答情報とし、
    次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、第2のフラグ情報を真として応答情報 とする連動情報継続リクエスト対応手段と、
    放送される番組ごとに番組識別子、放送局識別情報、放送開始時刻、放送終了時刻、連動情報有無を示す情報を一組にして記録する番組情報テーブルと、放送される番組の時間帯を更に細分化した単位である単位時間枠ごとに、単位時間枠識別子、番組識別子、放送開始後経過時間、連動情報内容の情報を一組にして記録する連動情報テーブルと、視聴者の属性を指定する情報と指定する属性の視聴者に提供する連動情報を単位時間枠識別子または単位時間枠を更に細分した詳細時間枠識別子により放送番組と対応付けた属性別連動情報テーブルを含んで構成される番組情報データベースと
    を備えた連動情報配信サーバー装置。
  10. 前記連動情報継続リクエスト対応手段は、前記当該番組に次の単位時間枠の連動情報が存在しない場合は、同チャンネルにて当該番組の次の時間帯に放送される番組連動情報が存在するならばその最初の単位時間枠の連動情報および視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報を取得して応答情報とし、存在しなければ第2のフラグ情報を真として応答情報とするものである請求項9に記載の連動情報配信サーバー装置。
  11. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
    視聴者の属性を登録する機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
    放送局識別情報を取得する機能と、
    連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
    前記URLに放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
    現在表示されている連動情報の単位時間枠が終了した時を基準に所定の時間内に、前記URLに、連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
    連動情報初回リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
    連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の属性別連動情報と、前記視聴者の登録属性に基づく視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
    前記連動情報初回リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
    前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
    を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラム。
  12. 請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
    視聴者と視聴者の属性を登録するリクエストを発信させ、応答情報としての視聴者識別子を受信するユーザ属性登録機能と、
    放送局識別情報を取得する機能と、
    連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
    前記URLに、視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
    現在表示されている連動情報の単位時間枠が終了した時を基準に所定の時間内に、前記URLに、視聴者識別子を含む連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
    連動情報初回リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
    連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれるパーソナル連動情報に基づくパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
    前記連動情報初回リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
    前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
    を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラム。
  13. 請求項4から請求項5のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
    視聴者の属性を登録する機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
    放送局識別情報を取得する機能と、
    連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
    前記URLに放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
    現在表示されている連動情報の単位時間枠の次の単位時間枠の連動情報を要求する連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
    連動情報初回リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
    連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の属性別連動情報と、前記視聴者の登録属性に基づく視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
    前記連動情報初回リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
    前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
    を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラム。
  14. 請求項9または請求項10のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させるコンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
    視聴者と視聴者の属性を登録するリクエストを発信させ、応答情報としての視聴者識別子を受信するユーザ属性登録機能と、放送局識別情報を取得する機能と、
    連動情報配信サーバ装置のURLを記憶する記憶手段と、
    前記URLに、視聴者識別子と放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
    現在表示されている連動情報の単位時間枠の次の単位時間枠の連動情報を要求する、視聴者識別子を含む連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
    連動情報初回リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
    連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれるパーソナル連動情報に基づくパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
    前記連動情報初回リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを自動終了する機能と、
    前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを自動終了する機能と
    を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラム。
  15. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバ装置にネットワークを通じてリクエストを発信し応答情報を受信するネットワーク通信機能を有する端末装置を動作させる常駐型コンピュータプログラムであって、この端末装置のCPUに解釈実行されることにより、
    OSにより起動されると初期状態として自らを休止状態とする機能と、
    放送局識別情報を取得する機能と、
    視聴者の属性を登録する機能と登録視聴者毎の登録属性を記憶する記憶手段と、
    連動情報配信サーバ装置のURLを記憶した記憶手段と、
    放送局識別情報を取得した時に、前記URLに放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
    休止状態において、次番組開始時刻になった時に、前記URLに放送局識別情報を含む連動情報初回リクエストを発信させる機能と、
    現在表示されている連動情報の単位時間枠が終了した時を基準に所定の時間内に、前記URLに、連動情報継続リクエストを発信させる機能と、
    連動情報初回リクエストおよび連動情報継続リクエストに対する連動情報配信サーバ装置からの応答情報を一時記憶する記憶手段と、
    連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の連動情報に基づく標準的な連動情報画面、または、連動情報初回リクエストまたは、連動情報継続リクエストの応答情報に含まれる単位時間枠の属性別連動情報と、前記視聴者の登録属性に基づく視聴者の属性に合致したパーソナル連動情報画面のいずれかまたは両方をレンダリングする連動情報表示機能と、
    前記連動情報初回リクエストの応答情報が第1のフラグ情報を真として含む場合は、直ちにプログラムを休止状態とする機能と、
    前記連動情報継続リクエストの応答情報が第2のフラグ情報を真として含む場合は、そのとき表示している連動情報の単位時間枠が終了した時点でプログラムを休止状態とする機能と
    を備えた連動情報表示端末として動作する命令を含んだコンピュータプログラム。
  16. 請求項11または請求項15のいずれか1項に記載のコンピュータプログラムを搭載した、表示部を備えた端末装置。
  17. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを搭載した、表示部を備えた端末装置。
  18. 請求項13に記載のコンピュータプログラムを搭載した、表示部を備えた端末装置。
  19. 請求項14に記載のコンピュータプログラムを搭載した、表示部を備えた端末装置。
  20. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバー装置と請求項16に記載の情報端末とがネットワークで接続されて構成される連動情報配信システム。
  21. 請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバー装置と請求項17に記載の情報端末とがネットワークで接続されて構成される連動情報配信システム。
  22. 請求項4または請求項5のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバー装置と請求項18に記載の情報端末とがネットワークで接続されて構成される連動情報配信システム。
  23. 請求項9または請求項10のいずれか1項に記載の連動情報配信サーバー装置と請求項19に記載の情報端末とがネットワークで接続されて構成される連動情報配信システム。
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