JP2013139016A - 電子供与と電荷移動力による汚染水からの飲料水製造法 - Google Patents

Abstract

【課題】有害不要成分が除去され、有用成分の成分組成は変化させず全有用成分が残存した、健康に寄与する飲料水基準水の製造技術を提供する。
【解決手段】薬剤を一切使うことなく、水路を流れる汚染原水に電子供与し、全成分分子を帯電させ、有害不要成分分子の化学結合を解離し、有害不要成分分子と有用成分分子の結合を解離させ、帯電している有害不要成分分子から、帯電していない電荷を持たない活性炭等の素材界面に電荷が移動する際に生じる結合力によって、有害不要成分だけを吸着除去させ、有用成分は、それらの組成を変化させることなく残存させた健康に寄与する飲料水基準水を汚染水から造る。
【選択図】なし

Description

地球の物質循環／水循環によって生成された水分子とイオン化ミネラル分子（以下“有用成分”と呼ぶ）をそのまま残存させ、人間の生産／消費／生活によって生成され水中に含有する成分（以下“有害不要成分”と呼ぶ）を解離除去する電子制御技術分野

電子供与による水中内成分の化学結合解離と、電荷移動力による有用成分と有害不要成分との解離及び有害不要成分の除去を行う技術

（汚染）水、（汚染）海水、地下水、水道水、河川湖沼水、産業系廃水、生活系廃水等から、体内ミネラルバランス／代謝を健全化し、免疫力を高める特性を有する飲料水基準水（以下“健康に寄与する水”と呼ぶ）を製造する技術

発明が解決しようとする課題

現在、世界中で２５億人とも言われる人々が不衛生な水使用を余儀なくされ、８秒間にひとりのこどもが不衛生な水摂取によって亡くなっている。

同時に、飲料水、生活用水、工業用水を得る一方、自然環境への負荷を与え２次汚染を引き起こす水処理が普及し拡大している。

さらに、本発明以外の水処理方法は、有害不要成分を除去すると同時に有用成分の成分組成を変化させ特定有用成分を除去する。

これでは、地球上の生命の健康が損なわれ、自然環境崩壊が進行する。

これを防ぐ為には、有害不要成分が除去され、有用成分の成分組成は不変のまま、全有用成分がそのまま残存した、生命の健康維持に寄与する飲料水基準水の製造を行う技術が必須である。

課題を解決するための手段

薬剤を一切使うことなく、水路を流れる有害不要成分（濁度／色度成分、ＴＯＣ／ＢＯＤ／ＣＯＤ成分、重金属、微生物、ウィルス、植物性／動物性プランクトン、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、アンモニア態窒素、ケイ酸態ケイ、リン酸態リン等）を含む水（以下“汚染原水”と呼ぶ）に電子供与し、成分分子の化学結合を解離し、水中の全成分分子を帯電させ、帯電していない電荷を持たない活性炭等の素材界面に有害不要成分だけを吸着除去させる。

薬剤を一切使うことなく、有害不要成分と有用成分の結合を解離する。

薬剤を一切使うことなく、有害不要成分を除去する。

有用成分は、それらの組成を変化させることなく残存させる。

発明の効果

高濃度汚染水から、健康に寄与する飲料水基準水を製造するシステム／プラントの構築運転が実現する。

高濃度に汚染され、ヒ素等の有害重金属や有害有機化合物等を含有する自然水系を浄化し、２次汚染を起こすことなく水系周辺の自然環境を復元する。

産業系廃水から、これに含有する六価クロム、ニッケル、鉄、マンガン、亜鉛、銅、ホウ素等の重金属が除去された飲料水基準水を無薬剤で造る。

汚染された海水から、有害不要成分が除去され、有用成分はそのままの組成で残存する海水（以下“海水ミネラルバランス水”と呼ぶ）を造る。

薬剤が不要になる事で、汚染原水浄化処理に要するコストが削減される。

薬剤使用による２次汚染が抑制され、汚染水浄化と自然環境復元が同時進行する。

汚染原水から有用成分だけが取り出され、健康に寄与する水が製造されるフロー

不衛生な水使用／摂取／飲用を余儀なくされている地域への健康に寄与する飲料水供給

メッキ廃水を含む産業系廃水の無薬剤浄化リサイクルプラントの構築

汚染自然水系の無薬剤浄化／環境復元システムの構築

汚染地下水、汚染河川湖沼の汚染水から有害不要成分が除去され、有用成分の成分組成がそのまま残存する健康に寄与する無薬剤による飲料水製造システムの構築

解離除去した有害不要成分からレアメタル等の有用資源を回収するシステム構築

海水ミネラルバランス水による体内ミネラルバランスの健全化、熱中症予防、未病予防、生活習慣病予防・治癒、アンチエイジング等に寄与する医療／健康保持水の製造

海水ミネラルバランス水による８２種類海水ミネラル含有の低塩分濃度食品（発酵食品を含む）／調味料／ドレッシング、人工添加剤不要のひもの／練り物等の製造

海水ミネラルバランス水による無農薬／無肥料／無堆肥栽培

海水ミネラルバランス水を用いた、作物本来のミネラル成分バランスを持ち、異常気象に強い作物栽培

海水ミネラルバランス水による水産物の洗浄／加工／冷凍／解凍時における細胞保護

１：汚染原水
２：水路
３：帯電ユニット
４：帯電ユニット
５：有害不要成分
６：有用成分
７：水路
８：有害不要成分
９：有用成分だけの健康に寄与する飲料水
１０：電子制御装置

Claims (9)

1. 薬剤を一切使うことなく、水路を流れる汚染原水に電子供与し、原水成分分子の化学結合を解離し、水中の全成分分子を帯電させることを特徴とする技術。
2. 帯電し電荷を有した有害不要成分分子から、帯電されていない電荷を持たない活性炭等の素材界面に電荷が移動する際に生じる結合力によって、有害不要成分分子だけを吸着、除去することを特徴とする技術
3. 薬剤を一切使うことなく、水路を流れる汚染原水に電子供与し、有害不要成分分子と有用成分分子の結合を解離することを特徴とする技術
4. 薬剤を一切使うことなく、有用成分の組成を変化させることなく有用成分をそのまま残存させることを特徴とする技術
5. 薬剤を一切使うことなく、汚染された海水から、有害不要成分が除去され、有用成分はそのままのミネラルバランス組成で残存する海水ミネラルバランス水を造ることを特徴とする技術
6. 水路を流れる水に、電気分解領域に至ることがない電荷を与えることで、ｐＨを飲料水基準内に維持させながら、有害不要成分を除去し、酸化還元電位（ＯＲＰ）を−５００ｍＶ領域にまで下げることを特徴とする技術
7. 薬剤を一切使うことなく、又脱窒菌を添加することなく、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、アンモニア態窒素を除去することを特徴とする技術
8. 薬剤を一切使うことなく、水路を流れる汚染原水に含まれる六価クロム、ニッケル、鉄、マンガン、亜鉛、銅、ホウ素等の重金属分子に電子供与し、活性炭等の素材界面に吸着させ除去することを特徴とする技術
9. 請求項１から８までの技術を用い、汚染水から直接、無薬剤で、健康に寄与する飲料水を製造することを特徴とする技術

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