JP2013135360A - 通信システムおよび送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信機がトリガーを発生する機能を持つようにし、送信機の構成を簡単とし、受信側で中継処理、演算処理等の複雑な処理を受け持つ。
【解決手段】データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信装置からデータを送信する。データ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信装置がデータを受信し、送受信されるデータが受信装置側のプログラムメモリアドレスまたはアドレスと一意に変換できるコードを含む。受信したアドレス上の命令が受信装置側で実行される。
【選択図】図1

Description

本開示は、簡単な構成を有し、簡単な処理によって、情報を送信できる送信装置、送信装置および送信装置からの情報を受信する受信装置からなる通信システムに関する。
スマートフォン等の携帯端末が広く普及している。携帯端末の高機能化に伴って、装置のハードウェアが複雑となり、処理も複雑化している。携帯する上で、より小型、軽量なウェアラブル通信端末の需要が高まりつつある。ウェアラブル通信端末は、電話機能のみならず、緊急時の通報、ゲーム用アクセサリ、ヘルスケア用機器等に適している。しかしながら、ウェアラブル通信端末のような超小型端末に適した通信システムは、未だ確立されていない。
例えば特許文献1(特開2005−080029号公報)には、緊急指令を正確且つ迅速に伝達することを目的とする緊急指令システム、メール配信方法が記載されている。緊急指令メールは、発信用携帯端末装置から中継・配信用の移動体通信端末装置に無線で送信され、さらに、受信用携帯端末装置に無線で送信される。
特許文献2(特開2008−161641号公報)では、ユーザの心電信号を取り出し、GPS(Global Positioning System) 内蔵の携帯端末によって、ユーザの身体的状況のデータと現在位置とを情報センターに送信する。そして、情報センターがユーザの現在地と近くの医療提供者などに救助を求めることができるシステムが記載されている。
特許文献2に記載の例では、人体に埋め込み式、または常時携帯型の心電計を取り付け、心電信号および体温の測定を行い、情報を送信するための送信機をとりつけ24時間観察している。そして、心拍変動、不整脈などの異常が発生した場合に、GPS内蔵の携帯端末から情報センターへ自動的に通報が行なわれ、救助が迅速に行なわれる。
さらに、特許文献3(特開2005−354823号公報)では、機械的なエネルギーを利用して救命発信を行うことが記載されている。すなわち、特許文献3に記載のものは、バッテリレスなウェアラブル通信機器ある。
特開2005−080029号公報 特開2008−161641号公報 特開2005−354823号公報
特許文献1の記載のものでは、発信用携帯端末装置が全情報を送る必要があり、送信側のメモリ量が大きくなる可能性がある。
特許文献2に記載のものは、下記のような問題を有する。
・心電信号などから、携帯電話内でのアプリケーション等で、異常を察知し、察知した場合に自動通報にいたるとされているが、不整脈の人などが使用すると、誤通報が非常に多くなってしまう。
・心電信号と体温が正常範囲内であれば、他の健康上の不具合は検出できない。例えば、両足骨折して動けない場合などを検出できない。
・実際の理想的な運用例としては、やはり体内に何らかのセンサを埋め込んで、24時間データを確認するようなシステムが提案されている。しかしながら、常時監視が必要なほど重篤な病人ならばともかく、一般の健常者がすすんでセンサを体に付けて生活するとは考えられず、実用的ではない。
特許文献3の例は、救命発信の電力を得るためにハンドルの回転を必要とする。しかしながら、この方法は、緊急時の操作に時間がかかり、ユーザーが途中で力尽きてしまう可能性がある。
したがって、本開示は、これらの問題点が解消された通信システムおよび送信装置の提供を目的とする。
上述の課題を解決するために、本開示は、データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信装置からデータを送信し、
データ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信装置がデータを受信し、
送受信されるデータが受信装置側のプログラムメモリアドレスまたはアドレスと一意に変換できるコードを含む通信システムである。
本開示は、1以上の発電部と、
発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、動作するスイッチと、
スイッチの動作に応じた情報を送信する送信部と
を備える送信装置である。
本開示は、1以上の発電部と、
発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、動作するスイッチと、
スイッチの動作に応じた情報を送信する送信部とを備える送信装置と、
送信装置からの情報を受信する受信部、または受信部からデータが転送される機器において、受信した情報に応じて処理を行う受信装置とを有する通信システムである。
本開示は、データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信装置からデータを送信し、
データ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信装置がデータを受信し、
受信装置が受信したデータを、受信装置側でより情報量の多い所定のデータに変換し、変換したデータネットワークを通じて他の装置に送信する通信システムである。
本開示は、発電部を有しているので、電池を不要とでき、小型・軽量の送信機を構成できる。さらに、送信機は、スイッチによってデータ開始のトリガーを発生し、受信データの演算処理、受信データの中継等の複雑な処理は、受信機側が受け持つので、送信機をより簡単な構成とできる。
本開示による通信システムの概略的ブロック図である。 本開示による通信システムにおける送信機の一例のブロック図である。 本開示による通信システムにおける受信機の一例のブロック図である。 本開示による通信システムの具体例のブロック図である。 本開示による通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本開示による通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本開示による送信機の具体例を示す拡大斜視図である。 本開示による送信機の回路構成の第1および第2の例を示すブロック図である。 本開示による送信機の回路構成の第3の例を示すブロック図である。 本開示による送信機の回路構成の第4の例を示すブロック図である。 本開示による通信システムの第1のアプリケーションの説明に用いるフローチャートである。 本開示による通信システムの第2のアプリケーションの説明に用いるフローチャートである。 本開示による通信システムの第3のアプリケーションの説明に用いるフローチャートである。 本開示による通信システムの第4のアプリケーションの説明に用いるフローチャートである。 本開示による通信システムの第5のアプリケーションの説明に用いるフローチャートである。
本開示の説明は、下記の項目の順序でなされる。
<1.通信システム>
<2.第1のアプリケーション>
<3.第2のアプリケーション>
<1.通信システム>
「通信システムの構成」
図1は、本開示が適用された通信システムを示す。通信システムは、データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信機101と、送信機101からのデータを受信するデータ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信機102とを有する。一例として、送信機101がユーザが装着する指輪状の外観を有する。受信機102は、受信機102は、受信データまたは関連データを公衆回線、並びに基地局、中継器、交換器等の中継装置103を介して、センター104に送信する機能を有する。センター104に限らず、中継装置103からのデータを受信する受信機105を設けても良い。
送信機101の構成例を図2に示す。発電部11と、発電部11と接続されるスイッチ12と、無線送信機などのデータ送信ユニット13を有する。さらに、ハンドシェイクをしたり受信機のIDを登録したりするために、データ受信ユニット14と、送信データ、受信データを格納するためのメモリ15が設けられている。
発電部11が発電した電力によって送信機101の各部が動作し、送信機101に電池を搭載することが不要とされている。但し、装置全体に電力を供給するための蓄電素子や発電機があってもよい。発電部11は、太陽光等の自然エネルギーにより発電を行う太陽電池等、振動等の物理エネルギーにより発電を行う振動発電部等である。さらに,発電部11の発電量が一定以上になったらスイッチをトリガする構成にする場合もある。
受信機105の構成例を図3に示す。無線受信機などの通信ユニット21、制御装置としてのCPU(Central Processing Unit)22、命令メモリ23、データメモリ24を有
する。命令メモリ23およびデータメモリ24は、アドレス空間で管理されたメモリである。さらに、送信機101から受け取った情報、または関連した情報を公衆回線に中継するための通信ユニット25を有する。さらに、位置情報を管理するためのGPS(Global
Positioning System)ユニット26を搭載している。
送信機101の送信ユニット13および受信ユニット14と、受信装置102の通信ユニット21とは、近距離無線技術に基づく無線通信を行う。具体的には、Bluetooth、UWB、ZigBee、NFC等を使用することができる。近距離無線技術以外の無線技術を使用しても
良い。
Bluetoothは、最大通信距離が100メートルの近距離無線技術であり、周波数帯域と
して2.4GHzを使用する。UWB(Ultra Wide Band)は、超広帯域(3.1GHz〜10.6G)を使用して10メートル程度の距離で、最大480Mbpsの通信を行うことができる
。ZigBeeは、ZigBee Allianceが規格化を進めている近距離無線技術である。周波数帯域
として、2.4GHz、902〜928MHz、868〜870MHzを使用する。最大通信距離が9〜69メートルとされている。NFC(Near Field Communication)は、13.56MHz帯の近距離無線技術である。複数の規格に分かれている非接触ICカード技術の無線イ
ンターフェース部分を標準化したもので、非接触ICカードに互換性を生じさせる。NFC
の標準化は、2段階で行われ、タイプAとタイプBとの二つの規格がある。送信ユニット13および受信ユニット14と、通信ユニット21とは、これらの近距離無線技術の1または複数の方式に対応している。
さらに、受信機102の一例は、図4に示すように、携帯電話機、スマートフォン等であり、SIMカード(Subscriber Identity Module card)28が装着されている。SIM
カード28は、電話番号を特定するための固有のIDが記録されたカードである。SIMカード28が近距離無線技術の通信LSI(Large Scale Integrated Circuit:大規模集
積回路)27と接続され、通信LSI27に対して決済機能を実現するためのセキュリテ
ィLSI29およびコントローラ30が接続されている。コントローラ30は、携帯電話機の全体の制御処理を行う。
送信機101の送信ユニット13および受信ユニットが通信LSI16として構成されている。通信LSI16と通信LSI31との間で近距離無線技術による通信がなされる。通信LSI16は、リーダ/ライタの機能を有しており、通信LSI31から無線で電力の供給を受けるようにしても良い。受信側のSIMカード32によって、受信機102の通信ユニット25が携帯電話回線を通じて送信機101から受信したデータを中継装置103を通じてセンター104または受信機105に送信することができる。
送信機101が送信するデータは、例えば、アプリ識別子、スイッチ識別子、受信機プログラムメモリアドレスの3種類の情報である。アプリ識別子は、アプリケーション固有の識別子であり、16ビット、32ビット、64ビット等の長さを有する。スイッチ識別子は、スイッチ12を識別する識別子であり、32ビット、64ビット等の長さを有する。スイッチ12が常に1個の場合では、スイッチ識別子を省略しても良い。送信機101は、これらの情報を送信するための最小限の機能を有する。一方、複雑な制御は、受信機102側で行い、また、中継データの生成を受信機102側で行うようにする。
受信機プログラムメモリアドレスは、受信機102の命令メモリ23のアドレスを指定する情報である。アドレス自身に限らず、アドレスに一意に変換できるコードであっても良い。受信機プログラムメモリアドレスは、例えば8ビット、16ビット、32ビット、64ビット等の長さを有する。送信機101は、受信機プログラムメモリアドレスとして例えばプログラム開始命令のみを送るようにすることで、送信機の構成を簡易化できる。
さらに、送信機101が上述したアプリ識別子、スイッチ識別子、受信機プログラムメモリアドレスの3種類の情報のみを送信するので、通信データを固定ビット長化できる。したがって、通信手順も簡単となる。
「処理の流れ」
図5を参照して、本開示による通信システムの処理の流れについて説明する。ステップS1において、送信機101のスイッチ12がトグルされる。ここで、トグルとは、スイッチ12のオン動作またはオフ動作を意味する。スイッチ12のトグルに応じたデータがステップS2において、送信ユニット13から送信される。このステップS2までは、送信機101側の処理である。
ステップS3において、受信機102の通信ユニット21が送信機101から発信されたデータを受信する。データを受信すると、ステップS4において、データ形式をチェックする。データ形式のチェックは、上述したアプリ識別子、スイッチ識別子、受信機プログラムメモリアドレスのデータが所定の順序と長さで配列されているか否かを判定することである。
データ形式が正しいと判定されると、ステップS5において、登録されている送信機か否かが判定される。ステップS4およびS5の判定結果が共に正しい場合には、送信機の認証が成立する。そして、ステップS6において、受信したデータに応じた処理を実行し、そして、処理が終了する。ステップS4またはステップS5の判定結果が否定の場合には、送信機の認証が成立しないので、処理が終了する。
ステップS6でなされる処理は、受信した受信機プログラムメモリアドレスで指示される命令メモリ23上の命令を実行することを意味する。若し、受信機プログラムメモリアドレスが開始アドレスのみを含む場合には、開始アドレスから順次命令が実行される。
「既存の通信プロトコルの利用」
本開示では、通信データを固定ビット長化できるため、通信手順も簡単になる。通信手順を簡素化することで、例えば既存の下位層の通信プロトコルを容易に流用できる。
TCP(Transmission Control Protocoll)/IP(Internet Protocol)を使用する場合
には、下記のように規定する。
アプリ識別子を16ビットのポート番号として扱う。
スイッチ識別子を32ビットまたは64ビットのIPアドレスとして扱う。
プログラムメモリアドレスを8〜64ビット程度のデータとして扱う。
Ethernet(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)(例えば(IEEE802.11)を使う場合には、下記のように規定する。
アプリ識別子を上位24ビットのMACアドレスとして扱う。
スイッチ識別子を下位24ビットのMACアドレスとして扱う。
プログラムメモリアドレスを8〜64ビット程度のデータとして扱う。
「処理の流れ」
図6を参照して、プログラムメモリアドレスを使用する場合の通信システムの処理の流れについて説明する。ステップS1(送信機のスイッチのトグル)、ステップS2(送信ユニットからデータの発信)、ステップS3(通信ユニットのデータの受信)並びにステップS4(データ形式のチェック)の処理は、上述した図5の処理と同様である。
ステップS7において、認証がなされる。すなわち、ステップS7では、例えばスイッチごとのスイッチ識別子とプログラムメモリアドレスとの組が受信機のデータベースに登録されているか否かが判定される。スイッチ識別子とプログラムメモリアドレスとの組が受信機側に登録されていると確認できない場合には、認証が成立しないものと判定され、処理が終了する。認証が成功したら、ステップS8において、受信したプログラムメモリアドレスを命令メモリ23の対応するメモリアドレスに変換する。そして、受信したプログラムメモリアドレスをプログラムカウンタにセットする(ステップS9)。ステップS10において、変換されたメモリアドレス上の命令を受信機のCPU22が実行する。受信したプログラムメモリアドレスが開始アドレスの場合には、プログラムカウンタがインクリメントして順次命令が実行される。なお、プログラムメモリアドレスが受信機のデータベースに登録されているか否かを判定して認証を行っても良い。
<2.第1のアプリケーション>
上述した通信システムに基づいて実現される第1のアプリケーションについて説明する。第1のアプリケーションは、送信機側から受信したデータをカウントすることによって所望の機能を実現するものである。
「ウェアラブル型送信機」
送信機101として、図7に示すような指輪状のウェアラブル型送信機31が使用される。このウェアラブル型送信機31は、内部に発電部例えば太陽電池と回路部とを備えている。ウェアラブル型送信機31の外面には、集光レンズ32が設けられ、集光レンズ32を通った外光が内部の太陽電池に照射される。集光レンズ32によって、小面積の受光部でも発電しやすいようにされている。
さらに、ウェアラブル型送信機31の外面には、表示素子例えばLED(Light Emitting Diode)33aおよび33bが設けられている。これらのLED33a、33bは、種々の表示に使用される。例えば受信機との接続(通信)を確立すると、LED33aが発光する。ウェアラブル型送信機31の内面には、スイッチボタン34が突出されている。ウェアラブル型送信機31が指に装着されている状態では、スイッチボタン34が押されている。ウェアラブル型送信機31を指から外すと、スイッチボタン34がリリースされ、スイッチボタン34の動作と連動してスイッチがトグルされる。
なお、ウェアラブル型送信機31の発電部は、太陽電池に限らず、周囲の環境に存在するエネルギーに基づいて発電するものである。発電部は、例えば、光や熱、振動、電波に基づいて発電する。これらのエネルギーは、自然界に存在するものに限られない。熱や振動には、例えば、ユーザの体表面の熱や、ユーザの動きに伴う振動が含まれる。さらに、異なるエネルギーにより発電を行う複数の発電部を設けても良い。
「ウェアラブル型送信機の回路構成」
ウェアラブル型送信機には、図8Aに示すように、発電部が設けられている。発電素子41の出力電圧がダイオード42を介して蓄電素子43に供給されると共に、出力端子44に取り出される。蓄電素子43は、キャパシタ、電池等である。発電素子41として太陽電池を使用した場合、太陽電池の発電量は、変動が大きいので、蓄電素子43に一旦蓄えることによって、安定した電圧を出力するようになされる。
図8Bに示すように、発電部の電圧をスイッチSWを介して出力端子44に取り出すようにしても良い。スイッチSWは、上述したウェアラブル型送信機31のスイッチボタン34と連動してトグル(オン)動作するものである。例えばユーザがウェアラブル型送信機31を指から外すと、スイッチSWがオンとなる。出力端子44に対して、例えば近距離無線技術に基づく通信ユニットが接続される。この通信ユニットは、出力端子44の出力電圧または他の電源からの電圧を電源として動作する。さらに、スイッチSWのオンによる出力端子44の電圧変化に応じたデータを送信する構成とされている。
ウェアラブル型送信機31の回路構成の他の例を図9に示す。発電素子41と共に、電池例えば1次電池46が使用される。発電素子41および1次電池46の出力がダイオード45および47を介して共通に接続される。共通接続点がスイッチ48を介して通信ユニット51の電源端子(VDD)に接続される。さら、共通接続点と基準電位点(例えば接地)との間に抵抗49およびコンデンサ50の直列回路が接続され、抵抗49およびコンデンサ50の接続点が通信ユニット51のイネーブル端子ENに接続される。
スイッチ48がトグル(オン)されると、通信ユニット51の電源端子に対して電源が供給される。一方、抵抗49およびコンデンサ50の接続点の電位がこれらの素子の時定数で定まる遅れをもって立ち上がる。抵抗49およびコンデンサ50の接続点の電位が所定電位以上となると、通信ユニット51が活性化し、通信ユニット51がスイッチ48のトグルの情報を送信する。
通信ユニット51のイネーブル端子ENが電源電圧より遅れて立ち上がるので、通信ユニット51の動作を安定に開始することができる。さらに、スイッチ48がオフした場合、コンデンサ50に蓄積されている電荷によって、スイッチ48がオフした時点から所定時間後に、通信ユニット51の動作が停止する。
図9の構成では、1次電池46がメインの電源として使用されており、1次電池46の電圧が低下すると、発電素子41の電圧が通信ユニット51の電源として使用される。通信ユニット51として、例えば近距離無線技術に基づく送受信LSIを使用することができる。
ウェアラブル型送信機31の回路構成のさらに他の例を図10に示す。図8に示す構成と同様に、発電素子41、ダイオード42および蓄電素子43からなる発電部の出力が比較器52の一方の入力端子に供給される。比較器52の他方の入力端子には、定電圧源53からの所定のしきい値電圧が供給される。比較器52は、例えば発電部の出力電圧がしきい値電圧より大きいと、ハイレベルの出力を発生する。図示を省略しているが、比較器52の出力が通信ユニットに供給され、通信ユニットから送信される。
図10の構成によれば、発電素子41が発電した電力量がしきい値電圧より大きくなると、比較器52の出力が例えばローレベルからハイレベルに変化する。通信ユニットは、比較器52の出力の立ち上がりを検出して例えば1個のパルス信号を発生する。このパルス信号に対応するデータが通信ユニットによって送信される。通信ユニットとして、例えば近距離無線技術に基づく送受信LSIを使用することができる。
「属性の能力の変更」
上述したウェアラブル型送信機をユーザが所有しており、ウェアラブル型送信機からのデータを受信した受信機がサーバに対してデータを送信するシステムが構成される。サーバには、ゲーム上の属性、例えば攻撃力、すばやさ、持久力、魔法力等が登録されている。例えば発電素子が太陽電池の場合、発電素子の発電量が多いことは、ユーザが起きて行動している時間が長いことを表し、ゲーム上の属性例えば攻撃力を高めるように作用する。逆に、発電量が少ないことは、ユーザが寝ている時間が長いことを示し、ゲーム上の属性例えば攻撃力を低めるように作用する。
このような属性に関する機能は、図11に示す処理によって実現される。図10に示すような回路構成によって、かかる処理がなされる。ステップS21において、発電素子41によるコンデンサ43に対する充電量が定電圧源53のしきい値電圧以上となると、比較器52の出力が変化する。比較器52の出力の変化によって通信ユニットの送信回路が起動する。
ステップS22において、ユーザの持つ携帯端末に対して識別子(ユーザまたは送信機を特定する識別子と、複数の発電部がある場合の発電部の識別子)とアドレス(上述した命令メモリのプログラムメモリアドレス)とが送信される。例えば太陽電池と振動により発電を行う発電部とが設けられる。振動による発電は、振る舞いのすばやさの属性に対応している。ここまでは、送信側の処理である。
携帯端末は、識別子を使用して送信機の認証を行い、受信したアドレスを使用してプログラムメモリに格納されているプログラムを実行する。具体的には、認証が成立すると、ステップS23において、携帯端末からサーバに対してデータ(識別子を含む)を例えば電子メール形式で中継(送信)する。
サーバでは、ステップS24に示すように、携帯端末から受信したデータの基づいてゲーム上の属性の能力を加算する。複数の発電部によって、複数の属性を区別する場合には、発電部を区別する識別子が使用され、識別子に応じた属性の能力が加算される。このようにして、サーバには、1または複数の属性に関する変更がリアルタイムになされる。
「カウントアップアプリケーション」
上述したウェアラブル型送信機をユーザが所有しており、ウェアラブル型送信機からのデータを受信機が受信する。このアプリケーションにおいては、受信機がサーバに対してデータを送信することは、必須ではない。
このようなカウントアップアプリケーションは、図12のフローチャートに示す処理によって実現される。図7に示すようなウェアラブル型送信機31と、図10に示すような回路構成によって、かかる処理がなされる。発電素子41の出力を使用するので、バッテリを送信機が持つ必要がない。
ステップS31において、発電素子41によるコンデンサ43に対する充電量が定電圧源53のしきい値電圧以上となると、比較器52の出力が変化する。比較器52の出力の変化によって通信ユニットの送信回路が起動する。
ステップS32において、ユーザの持つ受信機に対して識別子(ユーザまたは送信機を特定する識別子)とアドレス(上述した命令メモリのプログラムメモリアドレス)とが送信される。
受信機は、識別子を使用してウェアラブル型送信機の認証を行い、受信したアドレスを使用してプログラムメモリに格納されているプログラムを実行する。具体的には、認証が成立すると、ステップS33において、所定のデータに対して加減算等の特定の演算を行う。所定のデータおよび演算の種類は、より具体的なアプリケーションに対応したものである。
「歩数計のアプリケーション」
カウントアップアプリケーションの具体例として歩数計について図13のフローチャートを参照して説明する。発電素子41は、歩行によって発電を行うものである。例えば歩行時の振動によって発電を行う振動発電素子である。
発電素子41を含む送信機を身につけているユーザが歩くと、振動発電で発生した電力によって蓄電素子43が充電される。ステップS41において、充電量が定電源53で定まるしきい値以上となると、比較器52の出力が変化する。比較器52の出力によって送信回路が起動する。
送信回路によって、ステップS42において、ユーザの持つ受信機に対して識別子(ユーザまたは送信機を特定する識別子)とアドレス(上述した命令メモリのプログラムメモリアドレス)とが送信される。通信方法としては、近距離無線技術に基づくものが使用される。
受信機は、識別子を使用してウェアラブル型送信機の認証を行い、受信したアドレスを使用してプログラムメモリに格納されているプログラムを実行する。具体的には、認証が成立すると、ステップS43において、歩数を示すデータに対して一定値を加算する。例えば充電量が定電源53で定まるしきい値以上となるための歩数が予め調べられ、その歩数が一定値として使用される。
「リモートコントローラのアプリケーション」
カウントアップアプリケーションの他の例としてリモートコントローラについて図14のフローチャートを参照して説明する。発電素子41は、例えば歩行時の振動によって発電を行う振動発電素子である。
発電素子41を含む送信機を内蔵したリモートコントローラをユーザが振ると、振動発電で発生した電力によって蓄電素子43が充電される。ステップS51において、充電量が定電源53で定まるしきい値以上となると、比較器52の出力が変化する。比較器52の出力によって送信回路が起動する。
送信回路によって、ステップS52において、被制御機器例えばゲーム機本体に対して識別子(ユーザまたは送信機を特定する識別子)とアドレス(上述した命令メモリのプログラムメモリアドレス)とが送信される。通信方法としては、近距離無線技術に基づくものが使用される。
ゲーム機本体は、識別子を使用してリモートコントローラの認証を行い、受信したアドレスを使用してプログラムメモリに格納されているプログラムを実行する。具体的には、認証が成立すると、ステップS53において、データ受信時間を記憶する。そして、ステップS54において、ある時間以内に一定回数以上のデータを受信すると、データの受信回数に応じた操作をゲーム機本体が実行する。
<3.第2のアプリケーション>
次に、本開示の第2のアプリケーションについて説明する。第2のアプリケーションは、送信機からのデータを公衆回線を通じて中継する機能を利用するアプリケーションである。
「緊急時通報のアプリケーション」
本開示の通信システムは、受信機例えば図3に示す受信機102が公衆回線への中継機能と位置測定機能とを有している。かかる通信システムによって、緊急時通報の機能を実現することができる。
このような緊急時通報のアプリケーションは、図15のフローチャートに示す処理によって実現される。図7に示すようなウェアラブル型送信機31と、図8Bに示すような回路構成によって、かかる処理がなされる。発電素子41の出力を使用するので、バッテリを送信機が持つ必要がない。但し、図9に示すような電池46を有する構成を使用しても良い。
ステップS61において、ユーザが緊急スイッチをオンにする。例えば図7に示すウェアラブル型送信機31の場合、指輪状のウェアラブル型送信機31を指から外すと、スイッチボタン34が押されている状態から開放され、スイッチボタン34の動作と対応してスイッチがオンする。このスイッチのオンが緊急信号として携帯端末に対して送信される。
ステップS62において、ユーザの所有している携帯端末または近距離無線によって到達する距離の範囲内の携帯端末が緊急信号を受信する。緊急信号を受信したことが携帯端末の振動、音声、音等によって報知される。緊急信号を受信することができる携帯端末は、ユーザが持っているものに限定されず、他人の携帯端末であっても良い。他人の携帯端末が緊急信号を受信可能とするための認証方法が採用される。
ステップS63において、緊急信号を受信した携帯端末が自動的に操作され、公衆回線を通じて現在位置の位置情報と共に、緊急信号を緊急センターに対して通報する。図3に示す受信機がGPSユニット26を有しているので、携帯端末の現在位置の情報を緊急センターに対して通報できる。送信機と携帯端末との間の無線通信の到達可能な距離をある程度制限しておくことによって、緊急時通報を行ったユーザの位置を特定することができる。
図3に示す受信機の構成において、緊急信号が受信されると、命令メモリ23上の特定のアドレスに緊急信号受信フラグがセットされる。CPU22がこのフラグを検知して通信ユニット25に送信指令と送信データアドレスを送る。通信ユニット25がセンターに対してコネクションを要求する。コネクションが確立したら、緊急信号を示すデータと現在位置を示すデータとを含む所定のデータが通信ユニット25から送信される。
緊急信号および位置情報を受信すると、ステップS64において、緊急センターは、送信機(携帯端末)のある場所に救命員を送るなど、適切な処置をする。このような緊急時通報システムは、送信機の操作が簡単で、緊急時でも容易に操作することができる。しかも、他人の携帯端末が緊急信号の中継できるので、自身が携帯端末を持っていない場合、或いは携帯端末を持っているが、電池切れの場合でも、緊急時通報が可能となる利点がある。
「中継量に応じたサービス」
上述した緊急時通報の例のように、他人のデータを中継して公衆回線に送ることを可能とした場合、受信機の受信機の所有者にサービスポイントを付加する。このポイントによって、例えば通信料を値引くといった特典を与えることで、中継システムの普及を促進させることができる。
「実施の形態の効果」
上述した実施の形態は、下記のような効果を奏する。
・送信機の構成を簡単とでき、ウェアラブル型送信機を構成することが容易となる。したがって、発電量に応じて信号を発生し、受信機がこの信号をカウントするようなアプリケーション、例えば歩数計、リモートコントローラ等が容易に実現することができる。
・緊急時通報を行うのに、簡単な構成および処理を行う送信機によって、緊急信号を発生することができるので、送信機を常時携帯するのが容易となり、緊急時でも操作が容易となる。さらに、センターへの緊急時通報は、自身の携帯端末のみならず、他人の携帯端末を使用しても可能であるので、緊急時通報を確実に行うことができる。
なお、本開示は、以下のような構成も取ることができる。
(1)データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信装置からデータを送信し、
データ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信装置がデータを受信し、
前記送受信されるデータが受信装置側のプログラムメモリアドレスまたはアドレスと一意に変換できるコードを含む通信システム。
(2)
前記送信装置が複数の前記スイッチを有し、
前記送受信されるデータが前記スイッチの識別子を含む(1)に記載の通信システム。
(3)
受信した前記アドレス上の命令を前記受信装置側で実行する(1)に記載の通信システム。
(4)
前記アドレスが前記受信装置のデータベース上にあるか否かを照合することによって、送信データを認証する(1)(3)の何れかに記載の通信システム。
(5)
前記識別子と前記アドレスの組が受信装置のデータベース上にあるか否かを照合することによって、送信データを認証する(1)(3)(4)の何れかに記載の通信システム。
(6)
1以上の発電部と、
前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、動作するスイッチと、
前記スイッチの動作に応じた情報を送信する送信部と
を備える送信装置。
(7)
前記発電部が指輪状である(6)に記載の送信装置。
(8)
前記発電部の内面に指から外すことによって動作するスイッチを設ける(6)(7)の何れかに記載の送信装置。
(9)
前記発電部として、集光レンズを有する太陽電池を配する(6)(7)(8)の何れかに記載の送信装置。
(10)
前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、前記発電部に対応するスイッチがスイッチ動作される(6)(7)(8)(9)の何れかに記載の送信装置。
(11)
1以上の発電部と、
前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、動作するスイッチと、
前記スイッチの動作に応じた情報を送信する送信部とを備える送信装置と、
前記送信装置からの情報を受信する受信部、または前記受信部からデータが転送される機器において、前記受信した情報に応じて処理を行う受信装置とを有する通信システム。
(12)
前記発電部が振動によって発電を行い、前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、前記送信装置が前記受信装置に対してデータを送信し、前記受信装置でデータを受信すると計数データを更新する(11)に記載の通信システム。
(13)
前記発電部が振動によって発電を行い、前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、前記送信装置が前記受信装置に対してデータを送信し、前記受信装置でデータを受信すると、所定時間内に受信したデータ数から制御コマンドを決定する(11)(12)の何れかに記載の通信システム。
(14)
データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信装置からデータを送信し、
データ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信装置がデータを受信し、
前記受信装置が受信したデータを、受信装置側でより情報量の多い所定のデータに変換し、変換したデータネットワークを通じて他の装置に送信する通信システム。
(15)
前記受信装置が位置情報取得部を有し、前記受信装置が前記位置情報が付加されたデータを前記他の装置に送信し、前記他の装置が前記送信装置の位置を把握する(14)に記載の通信システム。
(16)
前記送信装置からの信号は送信装置所有者の緊急信号であり、受信装置が携帯端末であり、
前記受信装置が位置情報取得部を有し、前記受信装置が前記位置情報が付加されたデータを公衆回線を通じて前記他の装置に送信し、前記他の装置が前記送信装置の位置を把握する(14)(15)の何れかに記載の通信システム。
(17)
前記受信装置が中継した回数またはデータ量に応じて、受信装置の所有者にサービスポイントを付与する(14)(15)(16)の何れか記載の通信システム。
以上、本開示の実施形態について具体的に説明したが、上述の各実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
11・・・発電部
12・・・スイッチ
13・・・送信ユニット
14・・・受信ユニット
21・・・通信ユニット
23・・・命令メモリ
26・・・GPS
31・・・ウェアラブル型送信機
34・・・スイッチボタン
41・・・発電素子
43・・・蓄電素子
48・・・スイッチ
SW・・・スイッチ

Claims (17)

  1. データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信装置からデータを送信し、
    データ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信装置がデータを受信し、
    前記送受信されるデータが受信装置側のプログラムメモリアドレスまたはアドレスと一意に変換できるコードを含む通信システム。
  2. 前記送信装置が複数の前記スイッチを有し、
    前記送受信されるデータが前記スイッチの識別子を含む請求項1に記載の通信システム。
  3. 受信した前記アドレス上の命令を前記受信装置側で実行する請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記アドレスが前記受信装置のデータベース上にあるか否かを照合することによって、送信データを認証する請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記識別子と前記アドレスの組が受信装置のデータベース上にあるか否かを照合することによって、送信データを認証する請求項2に記載の通信システム。
  6. 1以上の発電部と、
    前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、動作するスイッチと、
    前記スイッチの動作に応じた情報を送信する送信部と
    を備える送信装置。
  7. 前記発電部が指輪状である請求項6に記載の送信装置。
  8. 前記発電部の内面に指から外すことによって動作するスイッチを設ける請求項7に記載の送信装置。
  9. 前記発電部として、集光レンズを有する太陽電池を配する請求項7に記載の送信装置。
  10. 前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、前記発電部に対応するスイッチがスイッチ動作される請求項6に記載の送信装置。
  11. 1以上の発電部と、
    前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、動作するスイッチと、
    前記スイッチの動作に応じた情報を送信する送信部とを備える送信装置と、
    前記送信装置からの情報を受信する受信部、または前記受信部からデータが転送される機器において、前記受信した情報に応じて処理を行う受信装置とを有する通信システム。
  12. 前記発電部が振動によって発電を行い、前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、前記送信装置が前記受信装置に対してデータを送信し、前記受信装置でデータを受信すると計数データを更新する請求項11に記載の通信システム。
  13. 前記発電部が振動によって発電を行い、前記発電部の発電電力が所定のしきい値以上に達すると、前記送信装置が前記受信装置に対してデータを送信し、前記受信装置でデータを受信すると、所定時間内に受信したデータ数から制御コマンドを決定する請求項11に記載の通信システム。
  14. データ送信の開始のトリガーを発生するスイッチおよびデータを送信する機能を持つデータ送信ユニットで構成する送信装置からデータを送信し、
    データ受信ユニット、データ処理部およびプログラムメモリによって構成される受信装置がデータを受信し、
    前記受信装置が受信したデータを、受信装置側でより情報量の多い所定のデータに変換し、変換したデータネットワークを通じて他の装置に送信する通信システム。
  15. 前記受信装置が位置情報取得部を有し、前記受信装置が前記位置情報が付加されたデータを前記他の装置に送信し、前記他の装置が前記送信装置の位置を把握する請求項14に記載の通信システム。
  16. 前記送信装置からの信号は送信装置所有者の緊急信号であり、受信装置が携帯端末であり、
    前記受信装置が位置情報取得部を有し、前記受信装置が前記位置情報が付加されたデータを公衆回線を通じて前記他の装置に送信し、前記他の装置が前記送信装置の位置を把握する請求項14に記載の通信システム。
  17. 前記受信装置が中継した回数またはデータ量に応じて、受信装置の所有者にサービスポイントを付与する請求項16に記載の通信システム。
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