JP2013130329A - Outdoor unit for air conditioning device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器と、当該熱交換器に送風する送風機とを筐体に備えた空気調和装置に関する。 The present invention relates to an air conditioner including a fin and tube heat exchanger and a blower that blows air to the heat exchanger.
一般に、筺体の底板上に配置される圧縮機と、前記底板上に配置されて前記筺体の背面及び左右両側面を形成する断面略コ字型の熱交換器と、この熱交換器の上部に配置される送風機とを備える空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 In general, a compressor disposed on the bottom plate of the housing, a heat exchanger having a substantially U-shaped cross section disposed on the bottom plate and forming the back and left and right sides of the housing, and an upper portion of the heat exchanger There is known an air conditioner including a blower disposed (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、この種の空気調和装置では、熱交換器の送風機に近い位置では、熱交換器を通過して流れる気流の風速が、熱交換器の他の部位を通過して流れる気流の風速に対して、急速になる。このように、熱交換器の各部に風速分布の不均一化が生じた場合には、熱交換器の熱交換効率が低下する問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、熱交換器を通過する気流の風速分布の均一化を図った空気調和装置、及び、熱交換器を提供することを目的とする。
However, in this type of air conditioner, at a position close to the fan of the heat exchanger, the wind speed of the airflow flowing through the heat exchanger is higher than the wind speed of the airflow flowing through other parts of the heat exchanger. Become rapid. Thus, when the nonuniformity of the wind speed distribution occurs in each part of the heat exchanger, there is a problem that the heat exchange efficiency of the heat exchanger is lowered.
This invention is made | formed in view of the situation mentioned above, and it aims at providing the air conditioning apparatus and the heat exchanger which aimed at equalization of the wind velocity distribution of the airflow which passes a heat exchanger.
上記目的を達成するために、本発明は、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器と、当該熱交換器に送風する送風機とを筐体に備えた空気調和装置において、前記送風機の送風方向に沿う前記熱交換器のフィン幅が、前記送風機に近い位置において、他の部位におけるフィン幅よりも幅広く形成されていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides an air conditioner including a fin-and-tube heat exchanger and a blower that blows air to the heat exchanger in a casing. The fin width of the heat exchanger along the side is formed to be wider than the fin width in other portions at a position close to the blower.
また、本発明は、上記の空気調和装置において、前記筐体の上部に前記送風機が配置され、横吸い込み、上吹き出しの室外ユニットであって、前記熱交換器の上部に前記フィンの幅が幅広く形成された部位が延在することを特徴とする。 Further, the present invention is the above air conditioner, wherein the blower is disposed on an upper portion of the casing, and is a laterally sucking and blowing-out outdoor unit, and the fin has a wide width on the upper portion of the heat exchanger. The formed site extends.
また、本発明は、上記の空気調和装置において、前記幅広く形成された部位が、前記熱交換器の内方に形成されていることを特徴とする。 Further, the present invention is characterized in that in the above air conditioner, the widely formed portion is formed inside the heat exchanger.
また、本発明は、上記の空気調和装置において、前記幅広く形成された部位のフィン形状が矩形状に張り出すことを特徴とする。 Further, the present invention is characterized in that, in the above air conditioner, the fin shape of the widely formed portion projects into a rectangular shape.
また、本発明は、上記の空気調和装置において、前記幅広く形成された部位のフィン形状が三角形状に張り出すことを特徴とする。 Further, the present invention is characterized in that, in the above air conditioner, the fin shape of the widely formed portion projects in a triangular shape.
また、上記目的を達成するために、本発明は、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器であって、送風機の送風方向に沿う前記熱交換器のフィン幅が、前記送風機に近い位置において、他の部位におけるフィン幅よりも幅広く形成されていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention is a fin-and-tube heat exchanger, wherein the fin width of the heat exchanger along the blowing direction of the blower is close to the blower. It is characterized in that it is formed wider than the fin width in other parts.
また、本発明は、上記のフィン・アンド・チューブ型の熱交換器において、前記熱交換器が断面略コ字型の熱交換器であることを特徴とする。 The fin-and-tube heat exchanger according to the present invention is characterized in that the heat exchanger is a heat exchanger having a substantially U-shaped cross section.
本発明によれば、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器と、当該熱交換器に送風する送風機とを筐体に備えた空気調和装置において、前記送風機の送風方向に沿う前記熱交換器のフィン幅が、前記送風機に近い位置において、他の部位におけるフィン幅よりも幅広く形成されているため、熱交換器の送風機に近い位置を通過する空気の通風抵抗を上げることができ、熱交換器の他の部位からの通過風量を増やすことができる。これによって、熱交換器を通過する気流の風速分布の均一化を図ることができ、熱交換器の熱交換効率を向上することができる。 According to the present invention, in an air conditioner including a fin and tube type heat exchanger and a blower that blows air to the heat exchanger in a casing, the heat exchanger along the blowing direction of the blower. Since the fin width is formed wider than the fin width in other parts at a position close to the blower, the ventilation resistance of air passing through the position close to the blower of the heat exchanger can be increased, and the heat exchanger The amount of passing air from other parts can be increased. Thereby, the air velocity distribution of the airflow passing through the heat exchanger can be made uniform, and the heat exchange efficiency of the heat exchanger can be improved.
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る空気調和装置は、室外ユニット10と室内ユニット(図示せず)とから構成されており、冷媒配管により接続された冷媒回路に冷媒を流して、冷房運転および暖房運転を行う。室外ユニット10は、室外に設置され、室外空気と熱交換して冷房運転時には冷媒を凝縮させて外気に熱を放出し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むものである。なお、以下に述べる上下および左右といった方向は、室外ユニット10を設置した状態でその前面側から見た場合の方向を示している。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
The air conditioner according to this embodiment includes an
図1は、室外ユニット10の外観斜視図であり、図2は、室外ユニット10を右側から見た側断面図である。室外ユニット10は、略直方体箱形状のユニットケース(筺体)11を備え、このユニットケース11は、前後方向に延びる一対の脚部材13、13上に架け渡されて固定される底板12と、この底板12の4隅から鉛直方向に延びる支柱14と、前面パネル15とを有して構成される。
底板12上には、後述する熱交換器21が配置され、この熱交換器21によってユニットケース11の背面及び左右両側面が形成されている。また、熱交換器21の上部には、室外ファン(送風機)22と、この室外ファン22の周囲にベルマウス25とが配置され、このベルマウス25の吹出開口25Aには、室外ファン22への接触を防止するファンガード26が配置されている。また、ベルマウス25の周囲には、発泡スチロール等の断熱材を備えた化粧パネル27が設けられている。
FIG. 1 is an external perspective view of the
A
前面パネル15は、上下に二分割された上パネル15Aと下パネル15Bとを備え、これら上パネル15A及び下パネル15Bは、前面側の支柱14、14間に架け渡されて固定されている。ユニットケース11の前面側には、図2に示すように、圧縮機30や、四方弁及び膨張弁といった弁体等の冷媒回路構成部品32が配管接続されて収容される。これら冷媒回路構成部品32の配管の一端側は、熱交換器21を介して室内ユニットと配管接続され、当該冷媒回路構成部品32の配管の他端側は室内ユニットに配管接続され、これにより、冷媒を循環する冷媒回路が構成される。
また、ユニットケース11の前面側には、圧縮機30等の上方に室外ユニット10の各種機器を制御するための制御ユニットを収容した電装箱34が配置されている。これにより、前面パネル15を取り外すことによって、作業者が前面側から圧縮機30や電装箱34内の制御ユニット等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
The
On the front side of the
室外ファン22は、図2に示すように、ユニットケース11の上部に配置され、熱交換器21の上方に配置されるファンモーター23と、このファンモーター23の軸に取り付けられたプロペラファン24とを備えて構成される。ユニットケース11の幅方向に隣接する支柱14,14間には、熱交換器21の上端に相当する位置で当該支柱14,14を連結する不図示の連結部材が設けられ、ファンモーター23は、これら連結部材間に架け渡された支持フレーム16に固定される。
ファンモーター23によりプロペラファン24が回転駆動されると、室外ユニット10の周囲、より具体的には図2、3中矢印Xで示すように、ユニットケース11の前面を除いた左側面側、背面側及び右側面側から外気がユニットケース11内に吸い込まれ、このユニットケース11の上面部に設けられたベルマウス25の吹出開口25Aを通じて外に排出される。つまり、この室外ユニット10は、側面から空気を吸込み、上面から熱交換後の空気を吹き出す、横吸込み、上面吹き出しタイプに構成されている。
As shown in FIG. 2, the
When the
ユニットケース11の底板12上には、図3に示すように、断面略コ字型に屈曲されて形成された熱交換器21が配置され、この熱交換器21は、ユニットケース11の左側面から背面及び右側面に沿わせて配置され、この熱交換器21の両端面には、それぞれ当該熱交換器21内に連続蛇行曲げして配管された冷媒管を固定するための管板21Aが設けられている。
On the
熱交換器21で囲まれた内側には、上記した圧縮機30や冷媒回路構成部品32とともに冷媒回路の一部を構成するアキュムレータ35、オイルセパレーター36及びレシーバータンク37が底板12上に配置されている。また、アキュムレータ35の上部中央には、フレーム17が固定され、フレーム17は、アキュムレータ35の上端部から延びて、支柱14,14を連結する連結部材に固定され、アキュムレータ35の揺動を防止している。
Inside the
これらアキュムレータ35、オイルセパレーター36及びレシーバータンク37は、冷媒または冷凍機油を一時的に貯留する圧力容器であり、メンテナンス頻度が低いものである。一方、上記した圧縮機30や冷媒回路構成部品32は、モーターやコイル等の電動要素を備えるため、メンテナンス頻度が高い。このため、本構成では、底板12上から電装箱34の下端部まで上方に延びる仕切り板38を設け、この仕切り板38によって、ユニットケース11内が、図3に示すように、熱交換室39と機械室50とに区分けされている。機械室50には、メンテナンス頻度の高い圧縮機30や冷媒回路構成部品32が収容され、熱交換室39には、メンテナンス頻度の低い熱交換器21、アキュムレータ35、オイルセパレーター36及びレシーバータンク37が収容されている。
These
次に、熱交換器21の構成について説明する。図4、及び、図5は、熱交換器21の構成を示す図であり、図4は熱交換器21の全体斜視図、図5は熱交換器21を構成する熱交換部40の部分斜視図である。
熱交換器21は、図4に示すように、フィン・アンド・チューブ型の熱交換部40を通風方向Xに前後に3列並べて、断面略コ字状に構成される。各熱交換部40は、一対の管板21A間に互いに間隔を開けて、配置される複数のフィン板(フィン)41と、これらフィン板41を貫通する複数のチューブ43を備えて構成されている。チューブ43は、互いに略平行に上下に複数段並べられて設けられ、各チューブ43の端に設けられたU字部(Uベント)44によって1本の冷媒配管として連結されている。なお、各フィン板41は、細長い略矩形板状に形成され、このフィン板41の長手方向における上端部側に室外ファン22が配置されている。
Next, the configuration of the
As shown in FIG. 4, the
熱交換器21は、通風方向X、つまり室外ファン22の送風方向に沿って、上部がユニットケース11の内方に向かって幅広く形成された部位(幅広部)46を備える。
ところで、本実施形態に示した室外ユニット10は、横吸込み、上面吹き出しタイプの室外ユニットであり、ユニットケース11が比較的高さ寸法の高い背高形状に形成される(図1参照)。室外ユニット10は、熱交換器21の上部に配置された室外ファン22の駆動により、ユニットケース11の横から、熱交換器21を介して吸い込んだ空気を、ユニットケース11の上面から吹き出すが、熱交換器21を介してユニットケース11内に吸い込まれる空気の量は、室外ファン22から遠い位置、つまり、ユニットケース11の下部では、室外ファン22に近い位置、つまり、ユニットケース11の上部よりも少なくなる。このように、熱交換器21の各位置で通過風量が変動すると、熱交換器21の放熱効率の低減に大きく影響を与える。
The
By the way, the
本実施形態では、熱交換器21は、上部に室外ファン22の送風方向である通風方向Xに沿って、熱交換器の内方に向かって幅広に形成された幅広部46を備える。この幅広部46では、熱交換器21を通過する空気の通過距離が、他の部位よりも長くなるため、通風抵抗が増加する。これにより、熱交換器21の上部の室外ファン22に近い位置の通風抵抗を他の部位の通風抵抗よりも増加させることができる。よって、通風抵抗が低い熱交換器21の下部からの通過風量を増加させることができる。そのため、熱交換器21の室外ファン22に近い位置と、他の部位とで、通過風量の均一化を図ることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
In the present embodiment, the
熱交換器21の幅広部46は、熱交換器21を構成する3つの熱交換部40のうち、最内に配置される熱交換部40Aの幅広部46に対応する位置に、幅広フィン板(フィン)41Aを配置して形成される。幅広フィン板41Aは、図6に示すように、室外ファン22に近い位置に配置されるフィン板41Aの上部のフィン幅W1が他の部位のフィン幅Wよりも幅広く形成されている。なお、幅広フィン板41Aの下部のフィン幅Wは、フィン板41のフィン幅Wと同じ幅で形成されている。
The
図6は、熱交換部40Aの幅広部46に対応する位置に配置されるフィン板41である幅広フィン板41Aを示す図である。幅広フィン板41Aは、細長い略矩形板状の板状部51と、板状部51に上下に等間隔に並べて形成された貫通孔53と、貫通孔53の周囲を囲み、板状部51に所定の立ち上がり寸法で略垂直に立設されたフィンカラー54と、を備える。
幅広フィン板41Aは、室外ファン22に近い位置に配置される板状部51の上部のフィン幅が、上端に向かって徐々に幅広になるように形成され、熱交換器21の内方に三角形状に張り出すように設けられる。なお、図6に示した幅広フィン板41Aは、フィン幅が、板状部51の所定の高さ位置から上端部に向かって、高さ寸法H1の範囲で徐々に幅広なるように形成されているが、フィン板41Aは、下端から上端に向かって徐々に幅広になる略三角形状に形成されている構成であっても良い。
FIG. 6 is a view showing a
The
この構成によれば、熱交換器21の最内に配置される熱交換部40Aの幅広部46となるべく位置に、室外ファン22に近い位置に配置される上部が幅広の幅広フィン板41Aを配置することで、熱交換器21の上部に他の部位よりも幅広の幅広部46を形成することができる。このため、簡単な構造で、熱交換器21の室外ファン22に近い上部に、他の部位よりも幅広の部位である幅広部46を形成することができる。
幅広部46では、熱交換器21を通過する空気の通過距離が長くなるため、空気と、フィン板41Aとの接触面積が広がり、通風抵抗が増加する。室外ファン22が駆動すると、ユニットケース11の周囲の空気が横から吸い込まれ、熱交換器21のフィン板41,41A間を通過して、ユニットケース11内に吸い込まれるが、このとき、熱交換器21の上部は、幅広部46によって通風抵抗が大きくなっている。そのため、通風抵抗が上部に比べて小さくなる熱交換器21の下部からの通過風量が増加する。この構成によれば、室外ファン22に近い熱交換器21の上部に他の部位よりも幅広く形成された幅広部46を設けて、熱交換器21の上部の通風抵抗を大きくすることで、室外ファン22からは遠い熱交換器21の下部からの通過風量を増加させることができ、熱交換器21全体の通過風量を均一化することができるため、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
According to this configuration, the
In the
また、熱交換器21の幅広部46は、熱交換器21の最内に配置される熱交換部40Aの幅広部46となるべく位置に、上部が下部よりも幅広に形成された幅広フィン板41Aを配置することで形成されるため、幅広部46では、幅広部46を通過する空気と、幅広フィン板41Aとの熱交換面積が広がる。これにより、熱交換器21の上部の通風抵抗を上げて通過風量を低減させても、熱交換器21の放熱量を増やすことができる。また、幅広部46は、熱交換器21の最内に配置される熱交換部40に設けられるため、室外ユニット10の外観形状を変えることがない。
Further, the
なお、幅広フィン板41Aのフィン幅を広げる範囲の高さ寸法H1をどの程度にするか、或いは、幅広フィン板41Aの上端部のフィン幅W1をどの程度にするかは、熱交換器21全体の通過風量を均一化すべく、実験やシミュレーション等によって求めることができ、ユニットケース11の寸法や、室外ファン22の容量、或いは、ユニットケース11内の部品の配置状態等によって最適な値とすることができる。
It should be noted that the extent to which the height dimension H1 of the widened
フィンカラー54は、所定の立ち上がり寸法で形成され、このフィンカラー54の立ち上がり寸法によってフィン板41間の間隔であるフィンピッチが規定される。つまり、フィンカラー54の立ち上がり寸法は、フィン板41間の所望のフィンピッチと略同じ値に形成されている。熱交換部40の組み立て工程時には、チューブ43をフィン板41の貫通孔53に挿し込む際に、フィンカラー54を隣のフィン板41に接触させることで、フィン板41を狙ったフィンピッチで簡単に配置することができる。これにより、フィン板41間のフィンピッチの整合性を高めることができ、熱交換部40の組み立て作業性を向上することができる。
The
なお、フィンカラー54は、内周面がチューブ43の外周面に周方向に亘って面で密着接触するように形成されている。この構成によれば、フィン板41と、チューブ43との接触面積を増やすことができるため、チューブ43からフィン板41への伝熱効率を高めることができる。
The
また、フィン板41は、貫通孔53の間に形成された凸部55を備える。凸部55は、例えば、プレス加工によりフィン板41の板状部51に形成される。薄板状のフィン板41は、この凸部55を備えるため、強度が増し、熱交換部40の組み立て工程、或いは、屈曲工程において、フィン板41が変形するのを防止することができる。
Further, the
<別の実施形態>
図7は、本発明の別の実施形態の熱交換器21の最内に配置される熱交換部40Bであって、熱交換器21の幅広部46Aに対応する位置の熱交換部40Bを示す図である。上述の実施形態では、熱交換部40Aの幅広部46に配置されるフィン板41のフィン形状は、熱交換器21の内方に向かって三角形状に張り出し、上端部に向かって徐々に幅広になる構成とした。この別の実施形態では、熱交換部40Bに段差57を設けて、熱交換部40Bの上端部に内方に矩形状に張り出す幅広の幅広部46Aを形成している。なお、この別の実施形態において、室外ユニット10の構成は、以下に説明する幅広部46A、及び、この幅広部46Aに配置される幅広フィン板(フィン)41Bの構成以外は上述した実施形態と同一であり、また、幅広部46A、及び、幅広フィン板41Bにおいても、上述した実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
<Another embodiment>
FIG. 7 shows a
この別の実施形態の熱交換器21は、熱交換機21を構成する3つの熱交換部40のうち、最内に配置される熱交換部40Bの幅広部46Aに対応する位置に、幅広フィン板41Bが配置されている。幅広フィン板41Bは、図8に示すように、略L字形状に形成され、板状部51Aの上部のフィン幅W2が、板状部51の下部のフィン幅W1よりも幅広に形成されている。つまり、幅広フィン板41Bは、幅広く形成された部位のフィン形状が、熱交換器21の内方に向かって矩形状に張り出すように形成されている。板状部51Aのフィン幅は、上端から所定の高さH2の範囲で下部より幅広のフィン幅Wで形成される。板状部51をフィン幅W2で形成する高さH2は、熱交換器21の上部で通過風量が熱交換器21の下部に比べて多くなりすぎる部分の高さに相当し、熱交換器21全体の通過風量を均一化すべく、実験やシミュレーション等によって求めることができ、ユニットケース11の寸法や、室外ファン22の容量、或いは、ユニットケース11内の部品の配置状態等によって最適な値とすることができる。
The
この構成によれば、熱交換器21の最内に配置される熱交換部40Aの上部に幅広部46Aを形成すべく、熱交換部40Aの幅広部46Aに対応する位置に配置される幅広フィン板41Bの上部のフィン幅W2を、下部のフィン幅Wよりも幅広に形成し、この幅広く形成された部位が熱交換器21の内方に矩形状に張り出す。これにより、簡単な構造で、熱交換器21の上部に幅広の部位である幅広部46Aを設け、熱交換器21の上部の通風抵抗を下部よりも増加させることができる。これにより、幅広部46Aが設けられた熱交換器21の上部の通風抵抗を増加させ、熱交換器21の下部から空気を吸込み易くすることができ、熱交換器21の全体に満遍なく空気を流せるようになるため、熱交換器21全体の通過風量を均一化することができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
According to this configuration, a wide fin disposed at a position corresponding to the
以上説明したように、本発明を適用した実施形態によれば、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器21と、当該熱交換器21に送風する送風機22とを筐体11に備えた空気調和装置において、送風機22の送風方向Xに沿う熱交換器21のフィン幅W1,W2が、送風機22に近い位置において、他の部位におけるフィン幅Wよりも幅広く形成されている。これにより、送風機22に近く、通過風速の早くなる位置で、他の部位よりも熱交換器21の通風抵抗が増加する。よって、送風機22に近い位置の通過風量を抑制し、他の部位の通過風量を増加させることができ、熱交換器21の全体の通過風量を均一化させることができるため、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
As described above, according to the embodiment to which the present invention is applied, an air conditioner in which the
また、本発明を適用した実施形態によれば、筐体11の上部に送風機22が配置され、横吸い込み、上吹き出しの室外ユニット10であって、熱交換器21の上部にフィンの幅W1,W2が幅広く形成された部位が延在する。この構成によれば、熱交換器21の上部のフィン幅W1,W2を、下部のフィン幅Wよりも幅広く形成することで、熱交換器21の送風機22に近い上部に他の部位よりフィン幅が幅広く形成された部位を簡単に設けることができる。これにより、送風機22に近い熱交換器21の上部の通風抵抗を上げることで、熱交換器21の上部の通過風量を抑制し、他の部位、特に、熱交換器21の下部の通過風量を増加させることができる。よって、熱交換器21全体の通過風量を均一化させることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
Further, according to the embodiment to which the present invention is applied, the
また、本発明を適用した実施形態によれば、幅広く形成された部位46が、熱交換器21の内方に形成されているため、室外ユニット10の外形形状を変えることなく、熱交換器21の上部に他の部位におけるフィン幅よりも幅広く形成された幅広部位を設けて、熱交換器21の上部の通風抵抗を増加させることができる。これにより、熱交換器21の上部の通過風量を抑制し、他の部位、特に、熱交換器21の下部の通過風量を増加させることができるため、熱交換器21全体の通過風量を均一化させることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
In addition, according to the embodiment to which the present invention is applied, the widely formed
また、本発明を適用した実施形態によれば、幅広く形成された部位46のフィン形状が矩形状に張り出すため、上部に矩形状に張り出す幅広く形成された部位を有するフィン板41Bを幅広部46に配置することで、簡単に熱交換器21の上部に他の部位よりも通風抵抗の大きい部位を形成することができる。また、フィン板41Bに矩形状に張り出す部位を形成することでフィン板41Bの放熱面積を増大させることができるため、幅広く形成された部位の放熱効率を低減することなく、通過風速を低減させることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
Further, according to the embodiment to which the present invention is applied, since the fin shape of the widely formed
また、本発明を適用した実施形態によれば、幅広く形成された部位のフィン形状が三角形状に張り出すため、送風機22からの距離に応じて、送風機22に近づくに従って徐々に通風抵抗を増加させるべく、幅広く形成された部位のフィン形状を形成することができる。これにより、熱交換器21全体の通過風量を均一化させることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。また、フィン板41Bに三角形状に張り出す部位を形成することでフィン板41Bの放熱面積を増大させることができるため、幅広く形成された部位の放熱効率を低減することなく、通過風速を低減させることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
In addition, according to the embodiment to which the present invention is applied, the fin shape of the widely formed portion projects in a triangular shape, so that the ventilation resistance is gradually increased as approaching the
また、本発明を適用した実施形態によれば、フィン・アンド・チューブ型の熱交換器21であって、送風機22の送風方向Xに沿う熱交換器21のフィン幅が、送風機22に近い位置において、他の部位におけるフィン幅よりも幅広く形成されている。これにより、熱交換器21の送風機22に近い位置の通風抵抗を増加して、他の部位からの通過風量を増加させることができる。よって、熱交換器21全体の通過風量を均一化させることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
Moreover, according to embodiment to which this invention is applied, it is a fin and tube
また、本発明を適用した実施形態によれば、熱交換器21が断面略コ字型の熱交換器21であるため、熱交換器21を筐体11の背面及び両側面を形成すべく配置し、熱交換面積を広くすることができ、熱交換器21の放熱効率を向上することができる。
Further, according to the embodiment to which the present invention is applied, the
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態では、熱交換器21は、熱交換部40を3列並べて形成しているが、これに限らず、熱交換部40を任意の列数、例えば、1列、もしくは複数列、並べて形成する構成であっても良い。また、本実施形態では、幅広部46は、最内に配置される熱交換部40に設けられ、ユニットケース11の内側に突出するように形成されるが、これに限らず、熱交換器21の最外に配置される熱交換部40にも、ユニットケース11の外側に突出するように幅広部46を形成する構成であっても良い。
As mentioned above, although this invention was demonstrated based on embodiment, this invention is not limited to this. In the present embodiment, the
W、W1、W2 フィン幅
10 室外ユニット
11 ユニットケース(筺体)
21 熱交換器
22 送風機(室外ファン)
30 圧縮機
40、40A、40B 熱交換部
41 フィン板
41A、41B 幅広フィン板
46、46A 幅広部(幅広く形成された部位)
X 通風方向(送風方向)
W, W1,
21
30
X Ventilation direction (air blowing direction)
Claims (7)
送風機の送風方向に沿う前記熱交換器のフィン幅が、前記送風機に近い位置において、他の部位におけるフィン幅よりも幅広く形成されていることを特徴とするフィン・アンド・チューブ型の熱交換器。 A fin-and-tube heat exchanger,
A fin-and-tube heat exchanger characterized in that a fin width of the heat exchanger along a blowing direction of the blower is formed wider than a fin width in other portions at a position close to the blower. .
Priority Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016181560A1 (en) * | 2015-05-14 | 2016-11-17 | 三菱電機株式会社 | Outdoor unit for air conditioner |
JP2020098082A (en) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Air conditioner |
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2011
- 2011-12-21 JP JP2011279717A patent/JP2013130329A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016181560A1 (en) * | 2015-05-14 | 2016-11-17 | 三菱電機株式会社 | Outdoor unit for air conditioner |
JPWO2016181560A1 (en) * | 2015-05-14 | 2017-12-14 | 三菱電機株式会社 | Air conditioner outdoor unit |
JP2020098082A (en) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Air conditioner |
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