JP2013128939A - 溶接システム - Google Patents

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Sachio Kishino
左知生 岸野
Masaki Okajima
正樹 岡島
Seiji Ono
清司 大野
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Abstract

【課題】溶接ヘッドまわりの大型化を避けるとともに、速度計測装置の設置を容易に行えるようにする。
【解決手段】不図示のロボットアームにより溶接ヘッド1を移動させながら、レーザ照射部に送給されるフィラーワイヤ5をレーザビーム3によって溶融させることによって連続的に接合を行うレーザブレージングシステムにおいて、フィラーワイヤ5を巻回して収納するワイヤドラム6と、ワイヤドラム6からフィラーワイヤ5を引き出して溶接ヘッド1に送給する送給装置8と、ワイヤドラム6の出側(上部開口7付近)に設置され、フィラーワイヤ5の送給速度を計測する速度計測装置9とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィラーワイヤを溶融させることによって接合を行う移動可能な溶接ヘッドを備えた溶接システムに関する。
自動車業界を含む多くの産業において、レーザを熱源としてフィラーワイヤをロウ付けするレーザブレージングが利用されている。レーザブレージングでは、溶接ヘッドを移動させながら、レーザ照射部に送給されるフィラーワイヤをレーザビームによって溶融させることによって連続的に接合を行う。
特開平10−52755号公報
このように溶接ヘッドを移動させながらレーザ照射部にフィラーワイヤを送給する場合、フィラーワイヤの送給量を管理することが不可欠となる。例えば溶接ヘッドの移動速度に対してフィラーワイヤの送給量が多いと、供給過多になり、フィラーワイヤが溶けきらず、接合強度不足となるおそれがある。逆に、溶接ヘッドの移動速度に対してフィラーワイヤの送給量が少ないと、供給不足になり、穴等の欠陥が発生するおそれがある。
フィラーワイヤの送給量を管理するために、フィラーワイヤの送給速度を計測することが行われている。例えば特許文献1には、TIG溶接において、ワイヤ送給速度を可変にするとともに、ワイヤ送給速度計が設けられた構成が開示されている。
また、近年では、溶接ヘッドに、フィラーワイヤの送給速度を計測する速度計測装置が設置されたものがある。しかしながら、溶接ヘッドやその付近に速度計測装置を設置すると、溶接ヘッドまわりが大型化してしまう。そのため、自動車のトランクリッドの接合等のように狭い部分を接合する場合、干渉等の問題が発生するおそれがある。
また、既存のレーザブレージングシステムに速度計測装置を後付けするような場合には、溶接ヘッドやその付近に速度計測装置を設置することがスペース的に困難であることが多い。しかも、溶接ヘッドやその付近に速度計測装置を設置すると、大きさや重量等が変化してしまうため、レーザブレージング用ロボットのティーチングを変更しなければならない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、溶接ヘッドまわりの大型化を避けるとともに、速度計測装置の設置を容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明の溶接システムは、フィラーワイヤを溶融させることによって接合を行う移動可能な溶接ヘッドと、前記フィラーワイヤを巻回して収納するワイヤドラムと、前記ワイヤドラムから前記フィラーワイヤを引き出して前記溶接ヘッドに送給する送給装置と、前記ワイヤドラムの出側に設置され、前記フィラーワイヤの送給速度を計測する速度計測装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の溶接システムの他の特徴とするところは、前記速度計測装置は、前記フィラーワイヤを挟み込み、前記フィラーワイヤの進行に伴って回転する一対のローラを備え、前記一対のローラのうち一方のローラには前記フィラーワイヤを沿わせる溝が形成されており、前記一対のローラのうち他方のローラには樹脂コーティングされており、前記一対のローラのうちいずれかのローラの回転を計測することにより前記フィラーワイヤの送給速度を計測する構成である点にある。
本発明によれば、溶接ヘッドまわりの大型化を避けるとともに、速度計測装置の設置を容易に行うことができる。
実施形態に係るレーザブレージングシステムの概略構成を示す図である。 溶接ヘッドを示す図である。 ワイヤドラムを示す図である。 速度計測装置の構成例を示す斜視図である。 金属ローラを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
本実施形態では、本発明を適用する溶接システムとして、レーザを熱源としてフィラーワイヤをロウ付けするレーザブレージングシステムを説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るレーザブレージングシステムの概略構成を示す図である。
1は移動可能な溶接ヘッドであり、被接合材料2表面にレーザビームRを照射するトーチ3と、レーザ照射部にフィラーワイヤ5をガイドするノズル状のワイヤ供給部4とを備える。図2にも示すように、不図示のロボットアームにより溶接ヘッド1を移動させながら、レーザ照射部に送給されるフィラーワイヤ5をレーザビームRによって溶融させることによって連続的に接合を行う。
6はワイヤドラムであり、フィラーワイヤ5を巻回して収納する。図3にも示すように、ワイヤドラム6の上部は裁断円錐形状を呈し、その上部開口7からフィラーワイヤ5を引き出すようになっている。
8は送給装置であり、ワイヤドラム6からフィラーワイヤ5を引き出して溶接ヘッド1に送給する。
9は速度計測装置であり、ワイヤドラム6の出側(上部開口7付近)に設置され、フィラーワイヤ5の送給速度を計測する。
10はプログラマブルロジックコントローラ等により構成される制御装置であり、溶接ヘッド1の移動を制御するとともに、その移動に合せてフィラーワイヤ5の送給速度を調整する。制御装置10は、溶接ヘッド1の移動に合せてフィラーワイヤ5の送給速度を設定し、速度計測装置9で計測される送給速度が当該設定送給速度となるように送給装置8を制御する。
図4に、速度計測装置9の構成例を示す。ベース部材91には一対のベアリング92、92が設けられ、一対のベアリング92、92により金属ローラ93が回転可能に支持される。金属ローラ93の片方の軸は、カップリング94を介して、ベース部材91に固定されたエンコーダ95に接続する。エンコーダ95は、金属ローラ93の回転数をパルス(デジタル量)に変換して出力する。
また、ベース部材91には、クランプ96を介して、金属ローラ93に対向するローラ97が回転可能に支持される。ローラ97の表面は樹脂コーティングされている。
このようにした速度計測装置9では、フィラーワイヤ5が導入部98から導入され、一対のローラ93、97により挟み込まれて、導出部99から導出される。フィラーワイヤ5の進行に伴ってローラ93、97が回転するので、金属ローラ93の回転数をエンコーダ95で計測することにより、フィラーワイヤ5の送給速度を計測することができる。
エンコーダ95から出力されるパルスは、アナログ電圧に変換されて制御装置10に入力される。制御装置10では、溶接ヘッド1の移動に合せてフィラーワイヤ5の送給速度を設定し、その設定送給速度に相当する電圧と、エンコーダ95から入力されるアナログ電圧とを比較する。そして、両電圧が設定した範囲内となるように、すなわち速度計測装置9で計測されるフィラーワイヤ5の送給速度が設定送給速度となるように送給装置8を制御する。このようにフィラーワイヤ5の送給量を常時監視することができ、供給過不足による接合不良を防止することができる。
本実施形態では、図5に示すように、金属ローラ93の表面に、フィラーワイヤ5を沿わせる溝93aが円周方向に形成されており、フィラーワイヤ5の蛇行や脱線を防ぐようにしている。また、樹脂コーティングしたローラ97を金属ローラ93側に押し付けることで、フィラーワイヤ5のすべりを抑えるようにしている。かかる構成により、フィラーワイヤ5の移動が確実に金属ローラ93に伝えられるので、送給速度の計測精度を向上させることができる。
以上述べたように、速度計測装置9がワイヤドラム6の出側(上部開口7付近)に設置されるので、溶接ヘッド1まわりの大型化を避けることができ、狭い部分を接合する場合にも干渉等の問題が発生するおそれがない。
また、既存のレーザブレージングシステムに速度計測装置9を後付けするような場合にも、ワイヤドラム6の出側(上部開口7付近)はスペース的に余裕があるので、速度計測装置9の設置が容易である。しかも、溶接ヘッド1まわりの大きさや重量等が変化することがないので、レーザブレージング用ロボットのティーチングを変更する必要はない。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば速度計測装置9の設置の仕方はどのようなものでもよく、例えばワイヤドラム6の上部(裁断円錐形状部分)に載置したり、ワイヤドラム6の上部開口7の下流側で送給装置8の上流側に適宜な固定部材を介して固定したりすればよい。
また、上記実施形態ではレーザブレージングを例にして説明したが、本発明はフィラーワイヤを用いる溶接であれば適用可能であり、例えばTIG溶接システムやガス溶接システムにも適用可能である。
1:溶接ヘッド、2:被接合材料、3:トーチ、4:ワイヤ供給部、5:フィラーワイヤ、6:ワイヤドラム、7:上部開口、8:送給装置、9:速度計測装置、10:制御装置、91:ベース部材、92:ベアリング、93:金属ローラ、93a:溝、94:カップリング、95:エンコーダ、96:クランプ、97:ローラ、98:導入部、99:導出部

Claims (2)

  1. フィラーワイヤを溶融させることによって接合を行う移動可能な溶接ヘッドと、
    前記フィラーワイヤを巻回して収納するワイヤドラムと、
    前記ワイヤドラムから前記フィラーワイヤを引き出して前記溶接ヘッドに送給する送給装置と、
    前記ワイヤドラムの出側に設置され、前記フィラーワイヤの送給速度を計測する速度計測装置とを備えたことを特徴とする溶接システム。
  2. 前記速度計測装置は、
    前記フィラーワイヤを挟み込み、前記フィラーワイヤの進行に伴って回転する一対のローラを備え、
    前記一対のローラのうち一方のローラには前記フィラーワイヤを沿わせる溝が形成されており、
    前記一対のローラのうち他方のローラには樹脂コーティングされており、
    前記一対のローラのうちいずれかのローラの回転を計測することにより前記フィラーワイヤの送給速度を計測する構成であることを特徴とする請求項1に記載の溶接システム。
JP2011278337A 2011-12-20 2011-12-20 溶接システム Pending JP2013128939A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104588892A (zh) * 2014-12-12 2015-05-06 柳州市京阳节能科技研发有限公司 自控轨式高标节能切焊机
WO2022025058A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 ファナック株式会社 レーザブレイジングシステム

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JPS621108U (ja) * 1985-06-18 1987-01-07
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