JP2013127823A - 検索装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子文書を検索するに当たり、付加された情報の有無や内容に基づいて検索結果を整列する。
【解決手段】CPU11は、文書に検索語句が含まれている場合には、文書IDに対応する付加情報があるか否かを判断する。これがないと判断すると、CPU11は、検索結果をランクAとして記憶し、あると判断すると、文書IDに対応する解析結果があるか否かを判断する。これがあると判断すると、CPU11は、そのインデックスファイルに検索語句が含まれているか否か判断する。これが含まれている場合には、CPU11は、検索結果をランクDとして記憶し、含まれていない場合には、付加情報のインデックスファイルから検索語句を検索する。そして、CPU11は、これに検索語句が含まれている場合には、検索結果をランクCとして記憶し、含まれていない場合にはランクBとして記憶する。そして、CPU11は、検索結果をD、C、B、Aの順に並べ替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、手書きの文字や下線或いは電子的な付箋などの付加情報が付加された情報を検索するための技術に関する。
電子文書に対し、その閲覧者が所望する情報を電子的に付加する技術が知られている。付加される情報としては、例えば電子付箋と呼ばれるもののほか、文書内の文字列に記したアンダーライン乃至マーカーラインや、各種のコメント或いは注意書きなどがある。これらの付加情報のうち例えば電子付箋の入力方法としては、感圧式タッチパネルによって構成された表示面にペンデバイスを接触させることで電子付箋の位置を指定するという方法が知られている。また、電子付箋の表示手法としては、紙文書に貼り付ける付箋紙を模したオブジェクト画像を電子文書上に重畳表示するという方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
電子文書においてこのような情報が付加された部分は、読み手の興味を引く部分であったり、重要な部分であったりすることが多い。電子文書の検索に当たっては、その内容を検索語句で検索し、検索語句と一致した件数や文書作成日などの順に検索結果を表示することがある。この場合において、電子文書に対して情報が付加されているか否かによって、あるいは、付加された情報の内容によって検索結果の表示順序を変えると、ユーザが重要な文書を迅速に特定しやすくなり、便利である。付加された情報を検索に用いる手法としては、例えば、検索条件に合致した注記の一覧を表示する場合に、その注記を利用した文書の参照度合いに応じて、その一覧における注記の並び替えを行う方法が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2006−53741号公報 特開2004−240597号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、注記という付加情報のみを検索対象としているから、電子文書そのものは検索の対象外になってしまうし、また、付加情報が付加されていない電子文書についてはまったく利用することもできない。よって、ユーザが真に求めている電子文書を検索するという目的には必ずしも適したものではない。また、特許文献2に記載の技術では、注記という付加情報を付加した後に、さらにその注記の参照度合いを調べてその結果をサーバに格納しておかなければならない。よって、有効な検索結果が得られるようになるまでには、注記を用いた相当数の参照が必要となり、時間を要するし、処理も煩雑である。
そこで、本発明の目的は、電子文書を検索するに当たって、より広い範囲を検索対象とするとともに、例えば付加情報の付加の後にその参照度合いを調べるというような処理を経なくても、ユーザにとって重要な文書を検索し得る技術を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明に係る検索装置は、各文書の内容を示す文書データと、当該文書データに付加された付加データとを対応付けて記憶する文書記憶手段と、検索の条件を指定する検索条件指定手段と、前記文書記憶手段に記憶された複数の前記文書データを検索対象とし、前記検索条件指定手段により指定される条件に合致する文書データを検索する検索手段と、前記検索によって得られた各文書データに含まれる少なくとも一部のデータを、当該文書データを特定する文書特定情報として、当該文書データに付加された前記付加データの有無の別で分けて表示手段に表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする。
好ましくは、前記検索手段は、前記文書データに加えて、当該文書データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されている付加データを検索対象とし、前記条件に合致する文書データまたは付加データを検索し、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、前記検索により得られたデータが当該文書特定情報により特定される文書データであるか又は当該文書データに付加された付加データであるかの別で分けて表示するとよい。
また、好ましくは、前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段を具備し、前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子の別で分けて表示するとよい。
また、好ましくは、前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段と、前記検索条件指定手段がユーザの入力を受け付けて当該入力に応じた検索の条件を指定した場合に、当該ユーザのユーザ識別子を特定する検索ユーザ特定手段とを具備し、前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子が、前記検索ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子と一致するか否かの別で分けて表示するとよい。
また、好ましくは、前記付加データは、前記文書データに対してユーザにより付加された第1の付加データと、当該第1の付加データを解析して得られた第2の付加データとを含み、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データが第1の付加データであるか第2の付加データであるかの別で分けて表示するとよい。
また、好ましくは、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データの数または種類に応じて定められた重みを示す数値の順に表示するとよい。
また、好ましくは、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、前記検索により得られたデータが当該文書特定情報により特定される文書データであるか又は当該文書データに付加された付加データであるかに応じて定められた重みを示す数値の順に表示するとよい。
また、好ましくは、前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段を具備し、前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子毎に定められた重みを示す数値の順に表示するとよい。
また、好ましくは、前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段と、前記検索条件指定手段がユーザの入力を受け付けて当該入力に応じた検索の条件を指定した場合に、当該ユーザのユーザ識別子を特定する検索ユーザ特定手段とを具備し、前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子が、前記検索ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子と一致するか否かに応じて定められた重みを示す数値の順に表示するとよい。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、各文書の内容を示す文書データと、当該文書データに付加された付加データとを対応付けて、記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、検索の条件を指定する検索条件指定手段と、前記記憶手段に記憶された複数の前記文書データを検索対象とし、前記検索条件指定手段により指定される条件に合致する文書データを検索する検索手段と、前記検索によって得られた各文書データに含まれる少なくとも一部のデータを、当該文書データを特定する文書特定情報として、当該文書データに付加された前記付加データの有無の別で分けて表示手段に表示する表示制御手段として機能させるためのプログラムである。
実施形態に係る情報処理装置の外観の概略を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の全体構成を示すブロック図である。 文書登録処理の動作を示すフロー図である。 文書データベースの概略図である。 付加情報入力処理の動作を示すフロー図である。 文書とユーザが入力した付加情報とが表示された状態を示す図である。 付加情報データベースの概略図である。 解析結果データベースの概略図である。 インデックス生成処理の動作を示すフロー図である。 インデックスデータベースの概略図である。 検索処理の動作を示すフロー図である。 RAMに記憶された検索結果を示した図である。 変形例における付加情報データベースを示す概略図である。 変形例におけるインデックスデータベースを示す概略図である。 変形例における細分化を行った際の表示状態を概念的に示した図である。
(A:構成)
図1は、実施形態に係る情報処理装置1の外観の概略を示す図である。図2は、実施形態に係る情報処理装置1の全体構成を示すブロック図である。
CPU11は、ROM12に記憶されているブートローダや記憶部14に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより情報処理装置1の各部を制御する。例えば、CPU11は、後述する検索手段や表示制御手段として機能する。ROM12は半導体素子等で構成された読み出し専用の不揮発性記憶装置である。このROM12には、記憶部14に記憶されている基本OS(Operating System)をRAM(Random Access Memory)13にロードするためのブートローダやBIOS(Basic Input/Output System)などが記憶されている。RAM13はCPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして利用される。記憶部14はハードディスクドライブなどの大容量の記憶手段であり、CPU11に読み込まれるプログラムを記憶する。また、記憶部14は、文書の内容を示す文書データを登録する文書データベース141と、文書データに対してユーザにより付加された情報(以下、付加情報という)を文書データに対応付けて登録する付加情報データベース142と、付加情報を解析して得られた結果(以下、解析結果という)を付加情報に対応付けて登録する解析結果データベース143と、文書、付加情報、および解析結果に含まれる語句を抽出・整列して登録するインデックスデータベース144とを記憶する。付加情報(第1の付加データ)や解析結果(第2の付加データ)はいずれも、文書データに付加された付加データである。記憶部14は、文書データとこれらの付加データとを対応付けて記憶する文書記憶手段として機能する。なお、図中においては、「データベース」を「DB」と略記する。
操作部15は各種の指示を入力するための座標取得部151や操作ボタン152を備えており、ユーザによる操作を受け付けてその操作内容に応じた信号をCPU11に供給する。ここで、座標取得部151とは、後述する表示部16の上(すなわち、表示部16の表示領域の前面側)に重ねて設けられた透明感圧型タッチパネルであり、スタイラスペン2により押圧された位置を検出して検出した位置情報をCPU11に供給する。操作ボタン152とは、押下されるとCPU11に信号を供給するスイッチである。この操作部15は、検索条件を指定する検索条件指定手段として機能する。表示部16は、液晶ディスプレイであり、CPU11の制御の下、種々の画像を表示する表示手段である。通信部17は、ネットワーク3と通信するための通信手段である。通信部17は、例えば各種のモデムやIMT-2000に準拠した無線通信回路、あるいは、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したシリアルインタフェースや、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth(登録商標)などに準拠した無線インタフェースなどである。これらの各部はバス19に接続されている。
(B:動作)
次に、情報処理装置1の動作を説明する。情報処理装置1には主に、文書登録処理、付加情報入力処理、インデックス生成処理、検索処理の4つがあり、以下にそれぞれを説明する。
(B−1:文書登録処理)
図3は、文書登録処理の動作を示すフロー図である。CPU11は、通信部17により文書を受信すると(ステップS101)、文書を識別するための識別子として新しい文書IDを生成する(ステップS102)。そして、文書データベース141に文書を記憶し(ステップS103)、文書データベース141に文書IDと文書名とを対応付けて記憶する(ステップS104)。図4は、文書データベース141の概略図である。上述の文書登録処理が行われることにより、図4に示すような文書データベース141が形成される。すなわち、各文書はそれぞれ文書名によって読み出すことができるように文書データベース141に記憶され、文書群1412を構成する。そして、文書テーブル1411には、文書ID毎に文書名が対応付けて書き込まれる。
(B−2:付加情報入力処理)
図5は、付加情報入力処理の動作を示すフロー図である。表示中の文書に対して、ユーザはスタイラスペン2を用いて付加情報を入力する。この入力は、ユーザがスタイラスペン2のペン先を情報処理装置1の座標取得部151の表面に最初に接触させてから最後に離すまでの間を一つの単位として行う(以下、この単位をストロークという)。したがって、ユーザがスタイラスペン2を座標取得部151のいずれか一点だけを押下して離した場合には、付加情報ファイルの位置データとして一点の位置を示すデータが記憶され、ユーザがスタイラスペン2を座標取得部151の表面に沿って移動させた場合には、複数の位置を示すデータ列が付加情報ファイルの位置データとして記憶される。操作部15の座標取得部151を介してユーザのスタイラスペン2による付加情報の入力がされると(ステップS201)、CPU11は、付加情報を識別するための付加情報IDを生成し、その入力された位置の情報を、表示中の文書の文書IDに対応付けて付加情報データベース142に作成された付加情報ファイルの位置データとして記憶する。ここで、付加情報データベース142に文書IDに対応する付加情報ファイルが未作成である場合には、CPU11は、付加情報ファイルを新たに作成する(ステップS202)。
次に、CPU11は、入力された付加情報の種別に応じた処理を行う(ステップS203〜S213)。付加情報の種別としては、付箋、手書き文字、囲み線、および下線があり、下線には1行に納まるものと複数行に亘るものがある。まず、CPU11は、入力された付加情報が付箋であるか否かを判断する(ステップS203)。ここで、「付箋」とは文書中のいずれかの位置に所定のデータを関連付ける電子的な付箋をいう。この関連付けられるデータとしては、アイコンなどの画像データであってもよいし、予め定められた「社外秘」「回覧」などの文字列であってもよく、ユーザが操作部15を介して入力する文字列であってもよい。また、これらのデータは情報処理装置1の表示部16が表示する文書に重畳して、上記の位置に表示させてもよいし、常に表示させないようにしてもよい。これらのデータを常に表示させない場合、例えば操作部15の複数の操作ボタン152を同時に押下する等の特別な操作があったときに限り、表示部16の上記の位置に表示させるようにしてもよい。付加情報が付箋であると判断した場合には(ステップS203;YES)、CPU11は、予め指定された付箋の内容を、付加情報ファイルの「文字データ」として付加情報IDに対応付けて記憶する(ステップS204)。一方、付加情報が付箋でないと判断した場合には(ステップS203;NO)、CPU11は、表示中の文書IDに対応付けて解析結果ファイルを解析結果データベース143に作成し、作成した解析結果ファイルへの更新準備を行う。なお、既に解析結果ファイルが作成済みである場合には、CPU11は、解析結果ファイルへの更新準備のみを行う(ステップS205)。
次に、CPU11は、付加情報が手書き文字か否かを判断する(ステップS206)。この判断は、例えば、文書の内容から算出される文字の表示位置と付加情報の入力位置との距離を算出し、この距離が予め定めた閾値を超えるようであれば、手書き文字であると判断するというものである。また、付加情報の入力位置を繋いだ形状の複雑さを、交点の数などで数値化し、その数値と予め定めた閾値とを比較して判断してもよい。CPU11は、付加情報が手書き文字であると判断すると(ステップS206;YES)、その入力位置を繋いだ形状を所定のパターンと照合して文字認識を行い(ステップS207)、認識した文字を解析結果ファイルに解析データとして付加情報IDに対応付けて記憶する(ステップS208)。付加情報が手書き文字でないと判断すると(ステップS206;NO)、CPU11は、付加情報が囲み線か否かを判断する(ステップS209)。この判断は、付加情報の入力位置を繋いだ形状が閉じているか否かを判断すればよい。そして、付加情報が囲み線であると判断すると(ステップS209;YES)、その入力位置を繋いだ形状の内側の内容を表示中の文書から抽出して解析結果ファイルに解析データとして付加情報IDに対応付けて記憶する(ステップS210)。付加情報が囲み線でないと判断すると(ステップS209;NO)、CPU11は、付加情報の入力位置を繋いだ形状の上側の内容を文書から抽出して解析結果ファイルに解析データとして付加情報IDに対応付けて記憶する(ステップS211)。すなわち、この場合、付加情報の入力位置を繋いだ形状は「下線」として認識される。そして、CPU11は、この下線が複数行に亘る下線に含まれるか否かを判断する(ステップS212)。この判断は、現在入力されている付加情報の位置データと、既に下線として記憶されている付加情報の位置データとを比較して、その位置関係から判断すればよい。例えば、横書き文書の場合、文字が配列される領域の右端と左端の座標は既知であり、その文字のフォントサイズと行間サイズも既知であるから、ある下線の端点が右端に到達しており、その端点より一行分上下方向に移動した位置で、かつ、左端に到達している端点を別の下線が有している場合には、CPU11は、これらの下線をもともと一つの下線として入力されたものと判断する。下線が複数行に亘る下線に含まれると判断した場合(ステップS212;YES)、CPU11は、これらのデータを一つにまとめ、いずれか一方の付加情報IDに対応付けて記憶する(ステップS213)。以上により、1ストロークの付加情報の入力に対し、付加情報データベース142の付加情報ファイルと解析結果データベース143の解析結果ファイルに新たなデータが追加される。
図6は、文書とユーザが入力した付加情報とが情報処理装置1の表示部16に表示された状態を示す図である。図に示すように、表示部16には付加情報IDが「ex01」である付加情報として、「重要」という手書き文字が入力されている。また、付加情報IDが「ex02」である付加情報として、「大量の文書ファイル」という文字列の下に下線が入力されている。また、付加情報IDが「ex03」である付加情報として、「自社関連出願特許(ローカル」という文字列と、「システム検索ランキングアルゴリズム)」という文字列の下に複数行に亘る下線が入力されている。また、付加情報IDが「ex04」である付加情報として、「本案件〜含む。」という文字を囲む囲み線が入力されている。また、付加情報IDが「ex05」である付加情報として、「社外秘」という文字を表す付箋が入力されている。
図7は、付加情報データベース142の概略図である。上述の付加情報入力処理により、図6に示した付加情報が処理されると、入力された付加情報が図7に示すように、付加情報データベース142に記憶される。表示中の文書の文書IDは「b」であり、これに対応する付加情報ファイルの付加情報名として「付加情報b」が割り当てられ、文書IDと付加情報名の対応関係が付加情報テーブル1421に記憶される。そして、付加情報bという付加情報名の付加情報ファイルが作成され、作成された付加情報ファイルは、付加情報データベース142の付加情報群1422を構成する。付加情報ファイルには、付加情報ID毎に位置データと文字データとが記憶される。このうち、付加情報が付箋の場合のときだけ、付箋の内容を示す文字が文字データとして記憶される。
図8は、解析結果データベース143の概略図である。上述の付加情報入力処理により、図6に示した付加情報が処理されると、その解析結果が、図8に示すように、解析結果データベース143が記憶される。解析結果テーブル1431には、文書ID「b」に対応する解析結果名として「解析結果b」が記憶され、この「解析結果b」という解析結果名の解析結果ファイルが作成され、作成された解析結果ファイルは、解析結果データベース143の解析結果群1432を構成する。解析結果ファイルには、付加情報ID毎に解析データが記憶される。図に示すように、例えば、付加情報ID「ex02」に対応する解析データとして、「大量の文書ファイル」という文字列が記憶される。
(B−3:インデックス生成処理)
図9は、インデックス生成処理の動作を示すフロー図である。このインデックス生成処理は、上述した文書登録処理および付加情報入力処理と並行して行われる別のプロセスである。本実施形態では、CPU11が、これら複数の処理を時分割による並列処理によって実行するものとして説明する。なお、複数の制御回路やCPUによってこれらの処理を実行してもよい。図10は、インデックスデータベース144の概略図である。図に示すように、インデックスデータベース144は、文書IDと種別およびインデックスファイルの名前を示すインデックス名とを対応付けて記憶するインデックステーブル1441と、インデックス名によって区分けされた各インデックスファイルから構成されるインデックス群1442とを有する。ここで、種別とは「0」「1」「2」の3種類の数値で表され、「0」は文書を、「1」は付加情報ファイルを、「2」は解析結果ファイルを示している。
CPU11は、文書データベース141に新たに文書が記憶されたか否かを判断し(ステップS301)、文書が記憶されたと判断すると(ステップS301;YES)、種別を「0」とし(ステップS302)、文書からインデックスファイルを生成する(ステップS303)。ここで、インデックスファイルを生成するとは、文字列や文章から語句を抽出し、これらの語句を文字コードの順に並べ替えて記憶するファイルを生成することを言う。例えば、英語のように語句(word)が空白やカンマなどのデリミタ文字で分ち書きされている場合には、CPU11は、これらのデリミタ文字を検出して語句を抽出し、辞書を参照してこの語句が活用形である場合には基本形の語句に変換する。また、日本語のように、分ち書きされない自然言語の場合には、CPU11は、形態素解析等のアルゴリズムにより語句を抽出し、基本形語句への変換を行う。そして、CPU11は、このようにして抽出された語句をその文字コードの順に整列してインデックスファイルとして生成する。
ステップS301において、文書が記憶されていないと判断すると(ステップS301;NO)、CPU11は、付加情報データベース142に新たに付加情報ファイルが記憶されたか否かを判断し(ステップS305)、付加情報ファイルが記憶されたと判断すると(ステップS305;YES)、種別を「1」とし(ステップS306)、付加情報ファイルの文字データからインデックスファイルを生成する(ステップS307)。
そして、ステップS305において、付加情報ファイルが記憶されていないと判断すると(ステップS305;NO)、CPU11は、解析結果データベース143に新たに解析結果ファイルが記憶されたか否かを判断し(ステップS308)、解析結果ファイルが記憶されたと判断すると(ステップS308;YES)、種別を「2」とし(ステップS309)、解析結果ファイルの解析データからインデックスファイルを生成する(ステップS310)。一方、付加情報ファイルが記憶されていないと判断すると(ステップS305;NO)、CPU11は、何も行わずに、処理を呼び出し元のプロセスに戻す。
ステップS303、S307およびS310でそれぞれ生成されたインデックスファイルに対し、CPU11は、これらを識別するインデックス名を生成してこれを付し、インデックスデータベース144に記憶する。これら複数のインデックスファイルはインデックス群1442を構成し、それぞれのインデックス名に特定され読み出される。そして、CPU11は、インデックスデータベース144に、文書IDと種別と生成したインデックス名とを対応付けて記憶する(ステップS304)。
図10に示すように、インデックスデータベース144のインデックステーブル1441には、文書ID「b」と種別「0」と、インデックス名「インデックスb0」とが対応付けられており、インデックス名「インデックスb0」のインデックスファイルは、インデックス群1442の構成要素としてインデックスデータベース144に記憶されている。この「インデックスb0」には、文書ID「b」の文章から抽出した「アルゴリズム」「インデックス」「システム」などの語句がそれぞれ文字コードの順に並べ替えられて記憶されている。
(B−4:検索処理)
図11は、検索処理の動作を示すフロー図である。CPU11は、まず、操作部15から検索の条件として検索語句の入力を受け付ける(ステップS401)。すなわち、操作部15は、検索の条件を指定する検索条件指定手段として機能する。インデックスデータベース144のインデックステーブル1441には、インデックス群1442に含まれる全てのインデックスファイルのインデックス名が文書ID毎に記述されている。CPU11は、次の文書IDが存在するか否かを判断する(ステップS402)。ここで処理の最初にあって「次の文書ID」とはインデックステーブル1441の先頭に記述されている文書IDである。ここで、次の文書IDが存在しないと判断した場合には(ステップS402;NO)、CPU11は処理を呼び出し元に戻す。次の文書IDが存在すると判断した場合には(ステップS402;YES)、CPU11は、この文書IDに対応し種別が「0」のインデックス名のインデックスファイル(すなわち、文書のインデックスファイル)から上記の検索語句を検索する(ステップS403)。すなわち、CPU11は、文書記憶手段としての記憶部14に記憶された複数の文書データを検索対象とし、検索条件指定手段としての操作部15により指定される条件に合致する文書データを検索する検索手段として機能する。CPU11は、検索語句が存在するか否か判断し(ステップS404)、検索語句が存在しないと判断した場合には(ステップS404;NO)、処理をステップS402に戻す。
一方、検索語句が存在すると判断した場合には(ステップS404;YES)、CPU11は、この文書IDに対応し種別が「1」のインデックスファイル(すなわち、付加情報のインデックスファイル)が存在するか否かを判断する(ステップS405)。このインデックスファイルが存在しないと判断すると(ステップS405;NO)、CPU11は、この検索結果を「ランクA」としてRAM13に文書IDに対応付けて記憶する(ステップS406)。一方、インデックスファイルが存在すると判断すると(ステップS405;YES)、CPU11は、この文書IDに対応し種別が「2」のインデックスファイル(すなわち、解析結果のインデックスファイル)が存在するか否かを判断する(ステップS407)。このインデックスファイルが存在すると判断すると(ステップS407;YES)、CPU11は、このインデックスファイルから上記の検索語句を検索し(ステップS408)、検索語句が存在するか否か判断する(ステップS409)。すなわち、CPU11は、文書データに加えて、当該文書データに対応付けられて記憶部14に記憶されている付加データを検索対象とし、条件に合致する文書データまたは付加データを検索する検索手段としても機能する。ここで検索語句が存在する場合には(ステップS409;YES)、CPU11は、この検索結果を「ランクD」としてRAM13に文書IDに対応付けて記憶する(ステップS410)。一方、検索語句が存在しない場合には(ステップS409;NO)、CPU11は、種別「1」のインデックスファイルから上記の検索語句を検索する(ステップS411)。そして、CPU11は、このインデックスファイルに検索語句が存在するか否かを判断し(ステップS412)、検索語句が存在する場合には(ステップS412;YES)、この検索結果を「ランクC」としてRAM13に文書IDに対応付けて記憶する(ステップS413)。検索語句が存在しない場合には(ステップS412;NO)、CPU11は、この検索結果を「ランクB」としてRAM13に文書IDに対応付けて記憶する(ステップS414)。
図12は、RAM13に記憶された検索結果を示した図である。図12(a)には、上述の検索処理によって、RAM13に記憶された直後の検索結果が示されている。このように、検索処理はインデックスデータベース144のインデックステーブル1441の順に行われるため、検索処理の直後には検索結果にこの順序が反映されている。一方、この検索処理の後、検索結果をランクの降順に並べ替える処理を行わせるように設定しておくと、CPU11は、ランクD、ランクC、ランクB、ランクAの順に検索結果を並べ替える。この整列後のRAM13の記憶内容は、図12(b)のようになる。すなわち、図12(a)の状態では、7番目に位置されていた文書ID「h」が、この並べ替えにより図12(b)に示すように2番目に位置することになる。そして、CPU11は、この整列後のRAM13の記憶内容に基づいて、検索結果を表示部16に表示する。これにより、図12(c)に示すように、ランクDとして解析結果ファイルに検索語句を含む文書の文書IDが上位に表示され、次にランクCとして付加情報ファイルに検索語句を含む文書の文書IDが表示される。そして、続いて、ランクBとして文書内に検索語句が見つかった文書であって、何らかの付加情報が付加されている文書が表示され、最後に、ランクAとして文書内に検索語句が見つかった文書であって、付加情報が付加されていない文書が表示される。すなわち、CPU11は、文書データを特定する文書特定情報である文書IDを、その文書IDにより特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、検索により得られたデータがその文書IDにより特定される文書データであるか又はその文書データに付加された付加データであるかの別で分けて表示手段に表示する表示制御手段として機能する。したがって、ユーザは、付加情報の内容や有無に応じた重要度で検索結果を表示させることができるので、迅速に所望の文書を見つけることができる。なお、文書データを特定する文書特定情報とは、各文書データに含まれる少なくとも一部のデータであり、文書IDのほか、例えば、文書データに属性として含まれるタイトルであるとか、文書データの冒頭部分の文字列などであってもよい。
(C:変形例)
上述の実施形態を以下のように変形してもよい。
(変形例1)上述の実施形態においては、情報処理装置1は、ユーザを識別しなかったが、ユーザを識別して、ユーザ毎に記憶部14に記憶する内容を区分けしてもよい。例えば、CPU11は、ユーザに割り当てられたユーザ識別子としてのログイン名と、ログイン名を入力したユーザが正式なユーザであることを確認するためのパスワードとをそれぞれ対応付けて記憶部14に記憶しており、CPU11で稼動する基本OSは、ユーザが情報処理装置1を使用する際に必ず、ログイン名とパスワードの入力を促すようにしておく。ユーザからログイン名とパスワードの入力があると、CPU11は、記憶部14を参照して、そのログイン名とパスワードの組合せが正しいか否かを判断し、正式なユーザであることを確認した場合にのみ、ユーザに対し情報処理装置1の使用を許可する。そして、付加情報入力処理の際には、CPU11は、付加情報ファイルの各付加情報ID毎に、その付加情報を入力したユーザのログイン名を対応付けて記憶する。同様に、CPU11は、解析結果ファイルの各付加情報IDにも、ログイン名を対応付けて記憶する。そして、インデックス生成処理の際には、CPU11は、文書ID、種別に加えて、ログイン名毎にインデックステーブル1441を区分けする。すなわち、CPU11は、文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段として機能する。また、CPU11は、検索処理の際に、検索語句を入力したユーザのログイン名をRAM13に記憶する。すなわち、CPU11は、操作部15がユーザの入力を受け付けて当該入力に応じた検索の条件としての検索語句を指定した場合に、当該ユーザのユーザ識別子を特定する検索ユーザ特定手段として機能する。
そして、CPU11は、上記の検索語句が検索された場合には、検索された文書データに付加された付加データに対応付けられて記憶部14に記憶されているログイン名が、CPU11により特定された検索語句を入力したユーザのログイン名と一致するか否かの別で分けて表示する。
図13は、この変形例における付加情報データベース142を示す概略図である。また、図14は、この変形例におけるインデックスデータベース144を示す概略図である。例えば、ある文書についてログイン名が「α」、「β」の2人のユーザがそれぞれ付加情報を入力していたとすると、図13に示すように、付加情報ファイルには付加情報IDのフィールドに加えてログイン名を記憶するフィールドが設けられる。そして、この付加情報ID毎に、付加情報が解析され、この解析結果が解析結果データベース143に記憶されていく。インデックス生成処理をするにあたり、CPU11は、図14に示すように、文書IDが「b」、種別が「2」に対応するインデックスであっても、ログイン名が「α」であるか「β」であるかに応じて異なったインデックスファイル「b2α」、「b2β」をそれぞれ生成する。
検索処理を行う際に、CPU11は、検索語句を入力したユーザのログイン名をRAM13に記憶し、図11におけるステップS408やステップS411で、解析結果のインデックスファイルや、付加情報のインデックスファイルを検索する際に、その解析結果や付加情報に対応するログイン名と、検索語句を入力したユーザのログイン名を比較し、一致する場合と一致しない場合で文書のランクを細分化する。図15は、この細分化を行った際の表示状態を概念的に示した図である。図に示すように、情報処理装置1は、文書のランクをD,C,B,Aに区分して、この順序で表示するが、さらに、ランクD、C、Bの文書については、付加情報を付加したユーザのログイン名が、検索語句を入力したユーザのログイン名と一致するか否かによって、これらのランクを、ランクD−1、D−2、C−1,C−2,B−1,B−2に細分化して整列する。このようにすると、同じ付加情報ファイルに検索語句が含まれていた場合(ランクC)であっても、例えば、検索語句を入力したユーザと同一のユーザが付加情報を付加している文書を、他の文書よりも、表示の優先順位のより上位に表示させることができる。なお、表示の優先順位は、上位であるほどユーザにとって見やすい位置に表示されるということ、或いは、より少ない操作手順でその文書IDを選択することができる位置に表示されるということである。
なお、CPU11は、文書登録処理の際に、その文書テーブル1411に文書IDと文書名を対応付けて記憶するのに加えて、その文書がどのユーザによって登録された文書であるかを示すログイン名を対応付けて記憶してもよい。このようにすると、情報処理装置1は、検索結果を、その文書の登録者毎に区分けして表示させることができる。
また、CPU11は、検索語句を入力したユーザのログイン名と、検索対象に対応するログイン名とを照合しなくてもよい。この場合は、CPU11は、検索語句を入力したユーザを特定する必要はない。また、この場合には、CPU11は、ユーザのログイン名に対して予め順位を定めておき、この順位に沿って検索結果を並べ替えてもよい。
(変形例2)上述の実施形態においては、CPU11は、ランクD、ランクC、ランクB、ランクAの順に検索結果を並べ替えていたが、並べ替えの順序はこれに限られない。要するに、CPU11は、検索結果を、検索対象となったインデックスファイル毎に所定の順序で並べ替えればよい。
(変形例3)上述の実施形態においては、検索処理において、文書だけではなく、解析結果のインデックスファイルや、付加情報のインデックスファイルに対しても、検索語句の検索を行ったが、検索語句の検索は文書だけに対して行うようにしてもよい。この場合、文書に付加情報が有るか否か、および、付加情報に解析結果が有るか否かだけを判断し、これによって、検索結果のランクを決定すればよい。また、上述の実施形態においては、CPU11は、検索結果を、解析結果のインデックスファイルの有無の別で分けて並べ替えていたが、付加情報のインデックスファイルの有無の別のみで分けて並べ替えてもよい。このようにしても、付加情報が付加されていない文書を付加情報が付加されている文書とともに検索することができ、検索結果をランクに応じて整列させることで、ユーザにとって重要な文書を上位に表示させることができる。
(変形例4)上述の実施形態や変形例においては、文書IDに対応する文書についての検索結果として、検索対象となったインデックスファイル毎に異なるランクを記憶したが、検索語句が検索された場合に、重み付けされたポイントを記憶させてもよい。この場合、図11に示すように、各文書ID毎に検索対象を異ならせるのではなく、文書IDに関連する全てのインデックスファイルを検索し、各インデックスファイルのポイントの合計を文書IDと種別とに対応させて記憶させればよい。このような検索結果が生成された後、CPU11は、各文書IDのポイント合計値に基づいて、検索結果の表示の順位を決定してもよい。すなわち、この場合においてCPU11は、文書IDを、検索により得られたデータがその文書IDにより特定される文書データであるか又はその文書データに付加された付加データであるかに応じて定められた重みを示す数値の順に表示する表示制御手段として機能する。
また、CPU11は、上述の検索結果を、文書データに対して付加された付加情報や、その解析結果の数または種類に応じて定められた重みを示す数値の順に整列して表示部16に表示させてもよい。例えば、CPU11は、検索処理の際に、文書に付加情報が付加されている場合には1つの付加情報IDにつき1点、解析結果が有る場合には1つの付加情報IDにつき2点を、そのポイントに加算するようにし、文書データ毎にそのポイントの順に整列させてもよい。また、付加情報の種類が付箋であれば1点、下線であれば2点、囲み線であれば3点というような重み付けをしてもよい。
さらに、CPU11は、文書データに対して付加情報を付加するユーザのログイン名毎に重みを示す数値を定めておき、上述の検索結果をこの数値の順に表示部16に表示するようにしてもよい。すなわち、この場合においてCPU11は、文書IDを、その文書の付加データに対応付けられて記憶部14に記憶されているログイン名毎に定められた重みを示す数値の順に表示する表示制御手段として機能する。
また、この重み付けは、文書データに対して付加情報を付加したユーザのログイン名が、検索条件を入力するユーザのログイン名と一致するか否かに応じて定めてもよい。この検索条件を入力するユーザのログイン名は、CPU11によって、ユーザのログイン時に特定されたものである。すなわち、この場合においてCPU11は、文書IDを、その文書の付加データに対応付けられて記憶されているログイン名と上述の特定されたログイン名とが一致するか否かに応じて定められた重みを示す数値の順に表示する表示制御手段として機能する。
なお、インデックスファイルには、対象文書や解析結果ファイル等に各語句が含まれる数を語句毎に対応付けて記憶するようにしてもよい。そして、この数を上述のポイントの算出に用いてもよい。このようにすると、検索語句をより多く含むインデックスファイルを、少ししか含んでいないインデックスファイルよりも上位に表示させることができる。
(変形例5)上述の実施形態においては、座標取得部151は、表示部16の表示領域の前面側に配置されていたが、座標取得部151の配置はこれに限られない。例えば、表示領域の背面側に配置されていてもよい。また、座標取得部151は、表示部16の上に重ねて設けられた透明感圧型タッチパネルであったが、ユーザが指し示す点の座標を取得することができれば、タッチパネル以外の装置で構成してもよい。例えば、座標取得部151を、表示部16を撮像するカメラとカメラから出力される画像データを解析するMPUなどで構成し、解析の結果、スタイラスペン2のペン先が指し示す点を、表示部16の表示領域における座標として出力すればよい。また、表示部16の表示領域に予め特殊な顔料によってパターン画像を印刷しておき、スタイラスペン2のペン先に備えたカメラによって、このパターン画像を読み取って座標を出力してもよい。この場合、例えば、この顔料は赤外線等の反射率に影響を及ぼすものであり、スタイラスペン2のペン先に備えた光源から赤外線を表示領域に放射することで、ペン先が指し示す点のパターン画像を読み取らせてもよい。なお、パターン画像は予め座標と対応付けられて記憶部14に記憶されており、ペン先のカメラが読み取ったパターン画像を基に、CPU11が、記憶部14を参照して座標を特定すればよい。
(変形例6)上述の実施形態においては、ユーザが表示部16の表示領域上の位置を指定するためにスタイラスペン2を用いていたが、表示領域上の位置指定手段はこれに限られない。例えば、ユーザは、操作部15を操作して、表示領域に表示されているカーソルなどの画像を移動させるようにしてもよい。この場合、操作部15が、表示領域上の位置を指定する位置指定手段として機能する。
(変形例7)上述の実施形態においては、通信部17は、ネットワーク3と通信するためのインタフェースであったが、外部機器と直接通信するためのインタフェースであってもよい。また、上述の実施形態においては、操作部15には、操作ボタン152のほかに、キーボードやマウスなど各種の操作機器を用いてもよい。また、登録される文書は通信部17を介して受信した文書であったが、操作部15からの入力により作成された文書であってもよい。
また、CPU11は、記憶部14に替えて、通信部17からネットワーク3を介して接続されている外部記憶装置に、上述した文書データベース、付加情報データベース等を記憶させてもよい。そして、これらのデータベースは、一つの記憶装置に記憶されている必要はなく、複数の記憶装置に分散して記憶されていてもよい。また、複数の記憶装置に記憶されている記憶内容を統合することで、これらのデータベースを構成してもよい。例えば、ピア・ツー・ピアネットワークによって構成されるデータベースを用いてもよい。要するにこのようなデータベースを有する外部記憶装置が、各文書の内容を示す文書データと、当該文書データに付加された付加データとを対応付けて記憶する文書記憶手段として機能すればよい。
(変形例8)上述の実施形態においては、インデックスデータベース144により、文書、付加情報、および解析結果に含まれる語句を抽出・整列して登録していたが、インデックスデータベース144を用いなくてもよい。この場合、CPU11は、検索処理において、インデックスデータベース144に登録されたインデックスファイルに替えて、文書、付加情報、および解析結果の内容そのものを検索対象として検索すればよい。
(変形例9)本発明を上述したCPU11が実行するプログラムとして実現してもよい。また、これらプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。
1…情報処理装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…記憶部、141…文書データベース、1411…文書テーブル、1412…文書群、142…付加情報データベース、1421…付加情報テーブル、1422…付加情報群、143…解析結果データベース、1431…解析結果テーブル、1432…解析結果群、144…インデックスデータベース、1441…インデックステーブル、1442…インデックス群、15…操作部、151…座標取得部、152…操作ボタン、16…表示部、17…通信部、19…バス、2…スタイラスペン、3…ネットワーク。
上述した課題を解決するため、本発明のひとつの適用例に係る検索装置は、文書データ、及び、前記文書データに追加された付加情報を記憶する記憶部と、前記付加情報に対する検索条件を指定する操作部と、を含み、前記付加情報は、前記文書データにおける文字の表示位置から所定距離を超えた位置にユーザにより手書きされた情報であることを特徴とする。
上記のひとつの適用例に係る検索装置は、前記記憶部は、前記付加情報を解析して得られた解析結果を記憶し、前記解析結果には、前記付加情報と前記文字の表示位置との間の距離情報が含まれることが好ましい。
上記のひとつの適用例に係る検索装置は、前記記憶部には、複数の前記文書データと、複数の前記文書データのそれぞれにおける前記付加情報及び前記解析結果が記憶され、前記検索条件による検索は、前記解析結果により、前記付加情報の位置が前記所定距離超えた位置にあると判定された前記付加情報に対して行われることが好ましい。
上述した課題を解決するため、本発明のひとつの適用例に係るプログラムは、コンピュータを、文書データ、前記文書データに追加された付加情報、及び、前記付加情報を解析して得られた解説結果を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記付加情報に対する検索条件を指定する検索条件指定手段と、前記付加情報に対して検索を行う検索手段として機能させ、前記解析結果には、前記付加情報と前記文字の表示位置との間の距離情報が含まれ、前記検索の対象である前記付加情報は、前記距離情報により示される距離が所定距離を超える距離であることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る検索装置は、各文書の内容を示す文書データと、当該文書データに付加された付加データとを対応付けて記憶する文書記憶手段と、検索の条件を指定する検索条件指定手段と、前記文書記憶手段に記憶された複数の前記文書データを検索対象とし、前記検索条件指定手段により指定される条件に合致する文書データを検索する検索手段と、前記検索によって得られた各文書データに含まれる少なくとも一部のデータを、当該文書データを特定する文書特定情報として、当該文書データに付加された前記付加データの有無の別で分けて表示手段に表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする。

Claims (10)

  1. 各文書の内容を示す文書データと、当該文書データに付加された付加データとを対応付けて記憶する文書記憶手段と、
    検索の条件を指定する検索条件指定手段と、
    前記文書記憶手段に記憶された複数の前記文書データを検索対象とし、前記検索条件指定手段により指定される条件に合致する文書データを検索する検索手段と、
    前記検索によって得られた各文書データに含まれる少なくとも一部のデータを、当該文書データを特定する文書特定情報として、当該文書データに付加された前記付加データの有無の別で分けて表示手段に表示する表示制御手段と
    を具備することを特徴とする検索装置。
  2. 前記検索手段は、前記文書データに加えて、当該文書データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されている付加データを検索対象とし、前記条件に合致する文書データまたは付加データを検索し、
    前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、前記検索により得られたデータが当該文書特定情報により特定される文書データであるか又は当該文書データに付加された付加データであるかの別で分けて表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  3. 前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段を具備し、
    前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、
    前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子の別で分けて表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検索装置。
  4. 前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段と、
    前記検索条件指定手段がユーザの入力を受け付けて当該入力に応じた検索の条件を指定した場合に、当該ユーザのユーザ識別子を特定する検索ユーザ特定手段とを具備し、
    前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、
    前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子が、前記検索ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子と一致するか否かの別で分けて表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検索装置。
  5. 前記付加データは、前記文書データに対してユーザにより付加された第1の付加データと、当該第1の付加データを解析して得られた第2の付加データとを含み、
    前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データが第1の付加データであるか第2の付加データであるかの別で分けて表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検索装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データの数または種類に応じて定められた重みを示す数値の順に表示する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の検索装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、前記検索により得られたデータが当該文書特定情報により特定される文書データであるか又は当該文書データに付加された付加データであるかに応じて定められた重みを示す数値の順に表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の検索装置。
  8. 前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段を具備し、
    前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、
    前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子毎に定められた重みを示す数値の順に表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検索装置。
  9. 前記文書データに付加データを付加したユーザのユーザ識別子を特定する付加ユーザ特定手段と、
    前記検索条件指定手段がユーザの入力を受け付けて当該入力に応じた検索の条件を指定した場合に、当該ユーザのユーザ識別子を特定する検索ユーザ特定手段とを具備し、
    前記文書記憶手段は、前記付加データに対応付けて、当該付加データを付加したユーザのユーザ識別子として前記付加ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子を記憶し、
    前記表示制御手段は、前記文書特定情報を、当該文書特定情報により特定される文書データに付加された付加データの有無の別で分けて表示するとともに、当該付加データに対応付けられて前記文書記憶手段に記憶されているユーザ識別子が、前記検索ユーザ特定手段により特定されたユーザ識別子と一致するか否かに応じて定められた重みを示す数値の順に表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検索装置。
  10. コンピュータを、
    各文書の内容を示す文書データと、当該文書データに付加された付加データとを対応付けて、記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    検索の条件を指定する検索条件指定手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の前記文書データを検索対象とし、前記検索条件指定手段により指定される条件に合致する文書データを検索する検索手段と、
    前記検索によって得られた各文書データに含まれる少なくとも一部のデータを、当該文書データを特定する文書特定情報として、当該文書データに付加された前記付加データの有無の別で分けて表示手段に表示する表示制御手段と
    して機能させるためのプログラム。
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