JP2013122150A - Wooden floor material - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、木質床材に関する。 The present invention relates to a wooden flooring.
従来、木質合板、パーティクルボードやMDFなどの木質板からなる基板(芯材)の側端に実部(雄実、雌実)を形成し、基板の表面に、突板や合成樹脂などからなる化粧シートを貼着した木質床材が知られている。 Conventionally, a solid part (male, female) is formed on the side edge of a board (core material) made of wood plywood, particle board, MDF, or other wood board, and a makeup made of a veneer or synthetic resin on the surface of the board. Wooden flooring with sheets attached is known.
例えば、特許文献1には、基板(床基材)の表裏面だけでなく、実部を含んだ全面が防湿シートで被覆され、表面に木質化粧単板が貼着された木質床材が提案されている。この木質床材では、基板の木口からの湿気の浸透を抑制することができ、湿気による床材の反り、目隙、突き上げなどを抑制することができる。
For example,
特許文献1の木質床材は、表面に木質化粧単板が貼着されているが、木質化粧単板からの湿気の浸透をも抑制するために、例えば、この木質化粧単板に代えて、基板の表面に合成樹脂などからなる防湿性の化粧シートを貼着する形態も考えられる。この場合、化粧シートと、基板の木口(実部)からの湿気の浸透を抑制するための防湿シートとが併用されることになる。
In the wooden flooring of
木質床材の表面に化粧シート、木口(実部)および裏面に防湿シートが貼着された場合、木質床材同士を実結合(雄雌嵌合)させた際に、実部を被覆している防湿シートの端部が捲れ上ってしまう恐れがある。そして、防湿シートの端部が捲れ上ってしまうと、実部における湿気の浸透を抑制することが難しいという問題がある。 When a decorative sheet is attached to the surface of the wooden flooring, and a moisture-proof sheet is attached to the back and the back, the actual part is covered when the wooden flooring is actually joined (male and female fitting). There is a risk that the edge of the moisture-proof sheet that has been rolled up. And when the edge part of a moisture-proof sheet rolls up, there exists a problem that it is difficult to suppress permeation of moisture in a real part.
また、意匠性の観点からは、表面側の化粧シートが木質床材の側端(実部付近)まで被覆していることが望ましい。しかしながら、この場合も同様に、木質床材同士の実結合(雄雌嵌合)によって、化粧シートの端部が捲れ上ってしまう恐れがあり、意匠性に悪影響を与える場合もあると考えられる。 From the viewpoint of design, it is desirable that the decorative sheet on the surface side covers the side edge (near the real part) of the wooden flooring. However, in this case as well, the end of the decorative sheet may be rolled up due to actual bonding (male-female fitting) between the wooden flooring materials, which may have an adverse effect on the design. .
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、基板の表裏面に貼着された防湿シート、化粧シートなどの機能性シートの捲れ上がりが抑制された木質床材を提供することを課題としている。 The present invention has been made in view of the circumstances as described above, and provides a wooden floor material in which the rolling-up of functional sheets such as moisture-proof sheets and decorative sheets attached to the front and back surfaces of a substrate is suppressed. It is an issue.
上記の課題を解決するために、本発明の木質床材は、方形状の基板の対向する側端の一方に突条部を有する雄実が形成され、側端の他方に、隣接配置される基板の突条部と嵌合可能な凹溝部を有する雌実が形成された木質床材であって、前記突条部には、前記基板の厚み方向に窪む凹部が形成され、前記基板の表面に第1の機能性シート、裏面に第2の機能性シートが配設されて、前記突条部の前記凹部が前記第1の機能性シートおよび/または第2の機能性シートによって被覆されるとともに、第1の機能性シートの端部と、第2の機能性シートの端部とが前記凹部内に収納されていることを特徴としている。 In order to solve the above-described problems, the wooden flooring of the present invention is formed with a male fruit having a protrusion on one of the opposing side ends of a rectangular substrate, and adjacent to the other of the side ends. A wooden floor material in which a female fruit having a recessed groove portion that can be fitted to a protruding portion of a substrate is formed, and the protruding portion is formed with a recess that is recessed in the thickness direction of the substrate, A first functional sheet is disposed on the front surface, a second functional sheet is disposed on the back surface, and the concave portion of the protrusion is covered with the first functional sheet and / or the second functional sheet. In addition, the end portion of the first functional sheet and the end portion of the second functional sheet are housed in the recess.
この木質床材においては、前記基板が、パーティクルボード、MDF、OSBのいずれかであることが好ましい。 In this wooden floor material, it is preferable that the substrate is one of particle board, MDF, and OSB.
この木質床材においては、前記第1の機能性シートが化粧シートであり、前記第2の機能性シートが防湿シートであることがより好ましい。 In this wooden floor material, it is more preferable that the first functional sheet is a decorative sheet and the second functional sheet is a moisture-proof sheet.
この木質床材においては、前記突条部の前記凹部は少なくとも表面側に形成されており、前記第1の機能性シートの端部は前記凹部内に収納されているとともに、前記第2の機能性シートは、前記突条部の裏面側および先端部を被覆して、その端部が前記凹部内に収納されていることが好ましい。 In this wooden floor material, the concave portion of the ridge portion is formed at least on the surface side, and an end portion of the first functional sheet is housed in the concave portion, and the second function. It is preferable that the adhesive sheet covers the back surface side and the front end portion of the protruding portion, and the end portion is accommodated in the concave portion.
本発明の木質床材によれば、木質床材の実結合(雄雌嵌合)の際における、機能性シートの捲れ上がりを抑制することができる。 According to the wooden flooring of the present invention, the functional sheet can be prevented from rolling up when the wooden flooring is actually joined (male and female fitting).
図1は、本発明の木質床材の一実施形態を例示した断面概略図および部分拡大図である。 FIG. 1 is a schematic cross-sectional view and a partially enlarged view illustrating an embodiment of the wooden flooring of the present invention.
木質床材1は、基板2と、基板2の表面に貼着された第1の機能性シート3と、基板2の裏面に貼着された第2の機能性シート4とを有している。
The
基板2の材料としては、パーティクルボード、MDF(medium density fiberboard)、OSB(配向性ストランドボード)などの木質系材料を例示することができる。これらの木質系材料は、実の部分の強度が、無垢材と比較して低い材料であるが、実加工などを施しやすい材料である。
Examples of the material of the
基板2は、平面視方形状であり、対向する側端の一方に突条部5を有する雄実Pが形成されている。また、対向する側端の他方には、突条部5と嵌合可能な凹溝部6を有する雌実Qが形成されている。雄実Pと雌実Qは、基板2の四側端の全面に形成することができるが、特にこれに限定されることはなく、一部の側端にのみ形成することもできる。
The board |
雄実Pの突条部5の表面側の基端部付近には、内側への切り込み溝7が形成されている。この切り込み溝7は、基板2(木質床材1)同士を実結合(雄雌嵌合)させたときに断面略三角形状の中空部が形成されるように加工されている。このため、例えば、基板2(木質床材1)の端部付近に釘打ちしたときに、釘の頭が断面略三角形状の中空部に収納され、基板2(木質床材1)同士をより確実に実結合(雄雌嵌合)させることができる。また、連続配置した木質床材1にワックスなどをかけたとき、木質床材1同士の連結部からワックスが侵入する場合があるが、このような場合にも、侵入したワックスは、切り込み溝7によって形成される断面略三角形状の中空部に留まる。このため、連結部付近の床面の膨れなどを抑制することができる。
An
さらに、雄実Pの突条部5には、基板2の厚み方向に窪む凹部51が形成されている。凹部51は、突条部5の基端部から中央付近までの領域において、表面側および裏面側に形成されており、この部分の厚みが、突条部5の先端部52付近と比較して薄く形成されている。そして、表面側の凹部51aの深さは、第1の機能性シート3の厚みと同等またはそれ以上となっており、裏面側の凹部51bの深さは、第2の機能性シート4の厚みと同等またはそれ以上となっている。
Furthermore, a concave portion 51 that is recessed in the thickness direction of the
雄実Pの突条部5の先端部52は、面取り加工が施されており、雌実Qの凹溝部6内への挿入が容易とされている。
The leading
雌実Qの凹溝部6は、表面側縁部61、裏面側縁部62、溝底部6aを有している。雌実Qの凹溝部6の溝深さは、突条部5の突出長さと略等しく、雌実Qの凹溝部6の溝幅は、突条部5の先端部52付近(凹部51を除く領域)の厚みと略等しく形成されている。また、雌実Qの凹溝部6は、裏面側縁部62の先端側が裏面方向に向かって傾斜している。このため、雌実Qの凹溝部6の溝幅は、先端側がやや拡開しており、雄実Pの突条部5の雌実Qの凹溝部6内への挿入が容易とされている。
The
また、基板2の表面側には、中央付近にV溝21が形成されている。さらに、雄実Pと雌実Qが形成されている基板2の端部表面には、切欠部8が形成されている。切欠部8は、基板2(木質床材1)の雄実Pと雌実Qとを実結合(雄雌嵌合)させたときに、切欠部8同士が対向して、中央付近のV溝21と略同形状の溝が形成されるように加工されている。
A V-
基板2には、表面側に第1の機能性シート3が貼着され、裏面側に第2の機能性シート4が貼着されている。ここで、「機能性シート」とは、木質床材1の設置環境などに応じて求められる防湿性、意匠性、調湿性、防腐性などの所望の機能が付与されたシートを言う。
The
表面側の第1の機能性シート3は、意匠性に優れた化粧シートであることが好ましく、例えば、各種の木目模様などが施され、防湿機能を有する合成樹脂製の化粧シートを例示することができる。化粧シートの材料の合成樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどを好ましく例示することができる。また、化粧シートの厚みは、例えば、100μm〜1.0mm程度の範囲を好ましく例示することができる。 The first functional sheet 3 on the front side is preferably a decorative sheet excellent in design, for example, a decorative sheet made of a synthetic resin having a moisture-proof function and having various wood grain patterns and the like. Can do. Preferred examples of the synthetic resin for the decorative sheet include polypropylene, polyethylene, and polyvinyl chloride. Moreover, the thickness of a decorative sheet can illustrate preferably the range of about 100 micrometers-1.0 mm, for example.
裏面側の第2の機能性シート4は、防湿シートであることが好ましく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂製シートあるいはフィルム、または、アルミ箔などの金属薄膜シートなどを例示することができる。また、これらの防湿シートは、防湿性の観点から、例えば、透湿度(水蒸気透過度)が、50g/m2・24h以下のものを一応の目安とすることができる。また、防湿シートの厚みは、例えば、50μm〜0.5mm程度の範囲を好ましく例示することができる。
The second
基板2への第1の機能性シート3および第2の機能性シート4の貼着方法は、特に限定されず、公知の方法によって行うことができる。具体的には、例えば、第1の機能性シート3、第2の機能性シート4が合成樹脂製である場合には、合成樹脂を熱融着させることによって行うことができる。具体的には、例えば、ポリプロピレンの場合は180℃前後で熱融着し、ポリエチレンの場合は120℃前後で熱融着することができる。この際、傾斜角度を順次変化させながら基板2の形状に合わせて機能性シートを貼着するラッピングマシンなどを適宜利用することもできる。また、ウレタン樹脂接着剤、メラミン樹脂接着剤などの木材用接着剤を使用して第1の機能性シート3および第2の機能性シート4を貼着することもできる。
The method for attaching the first functional sheet 3 and the second
第1の機能性シート3は、基板2の表面のV溝21にも密着しており、基板2の側端の雄実P、雌実Qにまで貼着されている。
The first functional sheet 3 is also in close contact with the
具体的には、雄実P側においては、第1の機能性シート3は、基板2の表面から側端へと回り込んで、切り込み溝7および突条部5に形成された表面側の凹部51aを被覆している。そして、雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aは、突条部5に形成された表面側の凹部51a内に収納されており、突条部5の先端部52の内側に位置している。また、雌実Q側においては、第1の機能性シート3は、基板2の表面から側端へと回り込んで凹溝部6を形成する表面側縁部61の内側を覆っている。雌実Q側の第1の機能性シート3の端部3bは、表面側縁部61と凹溝部6の溝底部6aとの接合部付近に位置している。
Specifically, on the male P side, the first functional sheet 3 wraps around from the surface of the
第2の機能性シート4は、基板2の側端の雄実P、雌実Qにまで貼着されている。
The second
具体的には、雄実P側においては、第2の機能性シート4は、基板2の裏面から側端へと回り込んで、突条部5に形成された裏面側の凹部51bを被覆している。そして、雄実P側の第2の機能性シート4の端部4aは、突条部5に形成された下側の凹部51内に収納されており、突条部5の先端部52の内側に位置している。また、雌実Q側においては、第2の機能性シート4は、裏面から側端へと回り込んで凹溝部6を形成する裏面側縁部62の内側を覆っている。雌実Q側の第2の機能性シート4の端部4bは、裏面側縁部62と凹溝部6の溝底部6aとの接合部付近に位置している。
Specifically, on the male P side, the second
第2の機能性シート4が防湿シートである場合、木質床材1は、裏面および側端における湿気の浸透を抑制することができ、湿気による木質床材1の反り、目隙、突き上げなどを抑制することができる。さらに、例えば、第1の機能性シート3が、防湿機能を有する化粧シートである場合には、木質床材1は、表面および側端における湿気の浸透をより効果的に抑制することができる。
When the second
図2(A)は、図1に例示した木質床材を実結合(雄雌嵌合)させる前の状態を例示した断面概略図であり、図2(B)は、図1に例示した木質床材を実結合(雄雌嵌合)させた状態を例示した断面概略図である。 2A is a schematic cross-sectional view illustrating a state before the wood floor material illustrated in FIG. 1 is actually coupled (male and female fitting), and FIG. 2B is a wood texture illustrated in FIG. It is the cross-sectional schematic which illustrated the state which carried out actual coupling | bonding (male and female fitting) of the flooring.
図2(A)に例示したように、木質床材1は、雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aが、突条部5に形成された表面側の凹部51a内に収納されて突条部5の先端部52の内側に位置している。また、雄実P側の第2の機能性シート4の端部4aが、突条部5に形成された裏面側の凹部51b内に収納されて、突条部5の先端部52の内側に位置している。このため、突条部5の先端部52によって、第1の機能性シート3の端部3aおよび第2の機能性シート4の端部4aが基板2の厚み方向に隠れた状態となる。したがって、図2(B)に例示したように、雌実Qの凹溝部6内に雄実Pの突条部5を挿入する際に、雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aおよび第2の機能性シート4の端部4aが凹溝部6の表面側縁部61および裏面側縁部62と接触し難い。このため、雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aおよび第2の機能性シート4の端部4aが捲れ上がることが抑制されている。
As illustrated in FIG. 2A, the
さらに、図2(A)に例示したように、木質床材1は、雌実Q側の第1の機能性シート3の端部3b、第2の機能性シート4の端部4bが、それぞれ、表面側縁部61および裏面側縁部62を被覆し、凹溝部6の溝底部6aとの接合部付近に位置している。このため、雌実Q側の第1の機能性シート3の端部3bおよび第2の機能性シート4の端部4bは、基板2の側端の内側方向を向いている。したがって、図2(B)に例示したように、雌実Qの凹溝部6内に雄実Pの突条部5を挿入する際に、雌実Q側の第1の機能性シート3の端部3bおよび第2の機能性シート4の端部4bが捲れ上がることが抑制されている。
Furthermore, as illustrated in FIG. 2A, the
このように、木質床材1は、雄実P側、雌実Q側の両方の側端において、第1の機能性シート3の端部3a、3bおよび、第2の機能性シート4の端部4a、4bが捲れ上がることが抑制されている。このため、第1の機能性シート3および第2の機能性シート4の防湿性、意匠性などの機能を確実に実現することができる。また、第1の機能性シート3の端部3a、3bおよび、第2の機能性シート4の端部4a、4bが捲れ上がることが抑制されていることで、実結合(雄雌嵌合)の安定性も向上させることができる。
As described above, the
図3は、本発明の木質床材の別の実施形態を例示した断面概略図および部分断面図である。図3において、図1、図2と共通する部分には同一の符号を付し、以下では説明は省略する。 FIG. 3 is a schematic cross-sectional view and a partial cross-sectional view illustrating another embodiment of the wooden flooring of the present invention. In FIG. 3, the same reference numerals are given to portions common to FIGS. 1 and 2, and description thereof is omitted below.
雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aは、突条部5に形成されている表面側の凹部51a内に収納されている。一方、雄実P側の第2の機能性シート4は、突条部5の裏面側の凹部51bおよび先端部52を被覆して表面側へ回り込み、その端部4aが表面側の凹部51a内に収納されて第1の機能性シート3の端部3aと対向している。
The
突条部5の先端部52によって、表面側の凹部51a内に位置する第1の機能性シート3の端部3a、第2の機能性シート4の端部4aが基板2の厚み方向に隠れた状態となっている。このため、雌実Qの凹溝部6内に雄実Pの突条部5を挿入する際に、凹溝部6を形成する表面側縁部61によって、雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aおよび第2の機能性シート4の端部4aが捲れ上がることが抑制されている。また、第2の機能性シート4によって突条部5の先端部52全体が覆われて補強されているため、パーティクルボード、MDF、OSBなどの実の部分の強度が、無垢材と比較して低い材料であっても、実の強度が高くなっている。
The
図4は、本発明の木質床材のさらに別の実施形態を例示した断面概略図および部分断面図である。図4において、図1、図2と共通する部分には同一の符号を付し、以下では説明は省略する。 FIG. 4 is a schematic cross-sectional view and a partial cross-sectional view illustrating still another embodiment of the wooden flooring of the present invention. In FIG. 4, the same reference numerals are given to portions common to FIGS. 1 and 2, and description thereof is omitted below.
雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aは、突条部5に形成されている表面側の凹部51a内に収納されている。一方、雄実P側の第2の機能性シート4は、突条部5の裏面側の凹部51bおよび先端部52を被覆して表面側へ回り込み、その端部4aが表面側の凹部51a内に収納されて第1の機能性シート3の端部3aの上側(表面側)に重なって位置している。
The
この形態によっても、突条部5の先端部52によって、表面側の凹部51a内に位置する第1の機能性シート3の端部3aおよび第2の機能性シート4の端部4aが基板2の厚み方向に隠れた状態となる。このため、雌実Qの凹溝部6内に雄実Pの突条部5を挿入する際に、凹溝部6を形成する表面側縁部61によって、雄実P側の第1の機能性シート3の端部3aおよび第2の機能性シート4の端部4aが捲れ上がることが抑制されている。
Also in this form, the
本発明の木質床材は、以上の形態に限定されることはない。例えば、雄実における突条部の凹部の形状、形成位置などは適宜設計することができ、例えば、凹部を表面側にのみ設け、裏面側への配設を省略することもできる。また、雄実の突条部、雌実の凹溝部の形状、寸法などは、機能性シートの厚みなどを考慮して、安定的な実結合が妨げられない範囲で適宜設計することができる。 The wooden flooring of the present invention is not limited to the above form. For example, the shape and formation position of the concave portion of the ridge portion in the male can be appropriately designed. For example, the concave portion can be provided only on the front surface side and the arrangement on the back surface side can be omitted. In addition, the shape and dimensions of the male ridges and female grooves can be appropriately designed within a range that does not hinder stable actual bonding in consideration of the thickness of the functional sheet.
1 木質床材
2 基板
3 第1の機能性シート
4 第2の機能性シート
5 突条部
51 凹部
6 凹溝部
P 雄実
Q 雌実
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記突条部には、前記基板の厚み方向に窪む凹部が形成され、
前記基板の表面に第1の機能性シート、裏面に第2の機能性シートが配設されて、前記突条部の前記凹部が前記第1の機能性シートおよび/または第2の機能性シートによって被覆されるとともに、第1の機能性シートの端部と、第2の機能性シートの端部とが前記凹部内に収納されていることを特徴とする木質床材。 A male fruit having a ridge portion is formed on one of the opposite side ends of the rectangular substrate, and a female fruit having a concave groove portion that can be fitted to the ridge portion of the substrate disposed adjacent to the other side edge. Formed wooden flooring,
The protrusion is formed with a recess recessed in the thickness direction of the substrate,
A first functional sheet is disposed on the front surface of the substrate, a second functional sheet is disposed on the back surface, and the concave portion of the ridge portion is the first functional sheet and / or the second functional sheet. The wooden flooring is characterized in that the end of the first functional sheet and the end of the second functional sheet are housed in the recess.
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