JP2013120844A - Frame body and solar cell module - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、太陽電池モジュール本体の周縁部を覆う枠体および太陽電池モジュールに関するものである。 The present invention relates to a frame that covers the peripheral edge of a solar cell module body and a solar cell module.
太陽電池モジュールは、太陽光を電力に変換する機能を有するものであるため、屋外に設置されるのが一般的である。また太陽電池モジュールは、風圧や積雪の荷重に耐えるため、太陽電池モジュール本体の周縁部を枠体で覆うことが多い。枠体は荷重に対する強度をあげるため中空の支持部を有する構造をとる。 Since the solar cell module has a function of converting sunlight into electric power, it is generally installed outdoors. Moreover, since a solar cell module withstands the load of wind pressure and snow accumulation, the periphery of the solar cell module body is often covered with a frame. The frame has a structure having a hollow support portion in order to increase strength against load.
第1の従来例の太陽電池モジュール71を図6および図7に示す(特許文献1参照)。図6は太陽電池モジュール71の枠体56の断面図である。太陽電池モジュール71は、太陽電池モジュール本体50の周縁部を枠体56で保持している。太陽電池モジュール本体50は太陽光Lを受けて電力に変換する矩形状の太陽電池パネルであり、枠体56は嵌合部52と、中空の支持部57と、張り出し部58とを有する。嵌合部52は保持上片52aと保持下片52bとこれらを繋ぐ中間片52cとで断面略コ字形に形成されている。支持部57は、上辺部57aと、太陽電池モジュール71の側辺となる縦辺部57bと、太陽電池モジュール71の内側の斜辺部57cとで長手方向(紙面に垂直な方向)に垂直な断面形状が逆三角形を形成している。この場合、嵌合部52の保持下片52bは上辺部57aを兼ねている。張り出し部58は断面L字形をなしその一片の先端が支持部57の縦辺部57bと斜辺部57cの連接部に繋がり、他片が枠体56の中央側に延びている。この太陽電池モジュール71は太陽電池モジュール本体50の周縁部に枠体56の嵌合部52を嵌め込むことで組み立てられる。
A
ところで、枠体56にかかる力(荷重)は、主に、太陽電池モジュール本体50の重量ならびに太陽電池モジュール本体50への積雪および風圧によって、枠体56を圧縮する方向にかかる力と、太陽電池モジュール本体50に下から吹き上げる風圧によって枠体56を引っ張る方向にかかる力がある。枠体56の断面に垂直な方向すなわち縦辺部57bに沿った方向に加わる力の場合、太陽電池モジュール本体50の重量等が保持下片52bに加わる力は、斜辺部57cおよび縦辺部57bに圧縮力として加わり、斜辺部57cおよび縦辺部57bにせん断力や曲げモーメントは発生することなく、太陽電池モジュール本体50を支持することができる。これとは逆の方向に吹き上げ荷重がかかった場合には、斜辺部57cおよび縦辺部57bに引っ張り力が加わり、太陽電池モジュール本体50を支持することは可能である。
By the way, the force (load) applied to the
図7は太陽電池モジュール71の設置状態の斜視図である。複数の太陽電池モジュール71が枠体56を介して、傾斜した架台59に設置されている。設置状態の各太陽電池モジュール71は架台59によって傾斜しており、そのため太陽電池モジュール本体50の重量、積雪(図示せず)および風圧により枠体56に加わる力(荷重)F5は、図6の矢印のように枠体56の断面で斜め上方からの力、すなわち太陽電池モジュール本体50によって枠体56を太陽電池モジュール本体50から外そうとする力となる。この場合、図7のように、力F5の加わる方向が斜辺部57cの斜面に沿った方向であればよいが、枠体56に加わる力は、架台59の傾斜角度、風圧および積雪等に依存するため、いつも同じ方向からかかるとは限らず、さまざまな方向からさまざまな大きさでかかる。そのため、力F5の方向以外の斜め上方からの力は枠体56の断面の斜辺部57cに沿った方向に逃すことができず、力F5の方向に対する強度よりも逆に弱くなる。
FIG. 7 is a perspective view of the installed state of the
第2の従来例の太陽電池モジュール70を図8から図10に示す。図8は太陽電池モジュール70の枠体51の断面図である。第1の従来例と異なる点は支持部53が断面四角形に形成され、張り出し部がないことである。すなわち、支持部53は太陽電池モジュール70の側辺となる外壁53aと、その内側に対向する内壁53bと、底辺片53cと、上記嵌合部52の保持下片52bとで断面四角形に形成され、その内側を中空空間としている。
A
図9は、太陽電池モジュール70を建物の屋根54に設置した状態の屋根54の概略部分側面図であり、積雪55が太陽電池モジュール70上に形成された状態を示している。Fは太陽電池モジュール本体50の重量や積雪55等により枠体51に加わる斜め上方からの力を示している。
FIG. 9 is a schematic partial side view of the
図10は図9において枠体51に加わるさまざまな力の方向を示す断面図である。F1は太陽電池モジュール本体50の重量や積雪55等により枠体51の外壁53aに沿った方向すなわち縦方向にかかる力を示し、F2、F3は上記力Fに相当するもので、屋根54の傾斜角度、風圧や積雪55等によりさまざまな斜め上方からかかる力を示し、F4は風圧による吹き上げ荷重を示している。すなわち、太陽電池モジュール70は設置場所により、最適な設置角度が異なるものであるが、設置角度が異なれば、枠体51に加わる力の方向や角度が図10の力F2、F3のように変わり、積雪55の状態によっても変わる。また風の場合は、さまざまな方向(角度)から枠体51に力が加わり、太陽電池モジュール70の光入射側からかかる力F2、F3と、太陽電池モジュール70の下にまわりこんだ風による力(吹き上げ荷重)F4も受ける。
10 is a cross-sectional view showing directions of various forces applied to the
第2の従来例の枠体51によれば、支持部53が断面四角形であるため、太陽電池モジュール本体50によって枠体51に加わる縦方向の力F1を外壁53aおよび内壁53bにより耐えることができ、斜め上方から枠体51に加わる力Fに対して保持下片52bおよび内壁53bにより耐えることができ、さらに吹き上げ荷重F4に耐えるなどさまざまな方向からの力に耐えることが可能である。
太陽電池モジュール70の大型化に伴い、従来に比べて、太陽電池モジュール本体50の重量が増加し、積雪量や風圧も増大するため枠体51、56に加わる力は著しく大きくなり、とくに枠体51、56の断面の縦方向にかかる力および斜め上方からかかる力が大きくなる。太陽電池モジュール70を積雪地域に設置する場合にはとくに積雪量が増加するため、枠体51、56に加わる力はさらに大きくなり、これらによって枠体51、56が曲がらないようにしなければならない。
With the increase in size of the
このように、枠体51、56は、とくに縦方向のより大きな力に耐える性能が求められ、さらに斜め上方のさまざまな方向からの力およびその他の方向からの力に耐える性能も求められている。
As described above, the
しかし、第1の従来例の枠体56では上記のように斜め上方のさまざまな方向からの力に対して十分に耐えることができない。また第1の従来例および第2の従来例の枠体51、56では縦方向および斜め上方からのより大きな力に十分に耐えることができない。
However, the
したがって、本発明は、縦方向の大きな力に十分に耐えることができ、斜め上方のさまざまな方向からの大きな力にも耐えることができ、その他の方向からの力にも耐えることができる枠体および太陽電池モジュールを提供することを目的としている。 Therefore, the present invention can sufficiently withstand a large force in the vertical direction, can withstand a large force from various directions obliquely above, and can withstand a force from other directions. And it aims at providing a solar cell module.
本発明の枠体は、太陽電池モジュール本体の周縁部に嵌合する嵌合部および前記嵌合部を支持する支持部を有する枠体であって、前記支持部は、四角形の上辺に相当する保持片と、前記四角形の両側辺に相当する外壁および内壁と、前記四角形の下辺に相当する底辺片とで長手方向に垂直な断面形状が四角形に形成され、前記保持片は、前記嵌合部に嵌合された前記太陽電池モジュール本体を支持するものであり、前記支持部は、前記保持片と前記底辺片との間に補強片を有する構造とされていることを特徴とするものである。また、支持部は、長手方向に垂直な断面形状が矩形に形成されていることが好ましい。 The frame of the present invention is a frame having a fitting portion that fits to a peripheral portion of a solar cell module body and a support portion that supports the fitting portion, and the support portion corresponds to an upper side of a quadrangle. The holding piece, the outer wall and the inner wall corresponding to both sides of the quadrangle, and the bottom piece corresponding to the lower side of the quadrangle are formed in a quadrangular cross-sectional shape in the longitudinal direction. The solar cell module main body fitted to the base is supported, and the support part has a structure having a reinforcing piece between the holding piece and the bottom piece. . Moreover, it is preferable that the support part is formed in a rectangular cross-sectional shape perpendicular to the longitudinal direction.
上記構成によれば、支持部内で保持片と底辺片との間に補強片が介設されているため、補強片は保持片に加わる力を支えることができ、したがって枠体の断面において縦方向に加わる大きな力は外壁、内壁および補強片で受けることができるので、枠体は十分な強度を持ち大きな力に耐えることができる。また枠体の断面において斜め上方からのさまざまな力は、保持片と内壁に分解されさらに補強片にも分解され得るため、枠体は斜め上方からの大きな力に対しても耐える強度を持つことができ、その他さまざまな方向からの力に対しても十分に耐える強度を持つことが可能である。 According to the above configuration, since the reinforcing piece is interposed between the holding piece and the bottom piece in the support portion, the reinforcing piece can support the force applied to the holding piece, and therefore in the longitudinal direction in the cross section of the frame body. Since a large force applied to the frame can be received by the outer wall, the inner wall and the reinforcing piece, the frame body has sufficient strength and can withstand the large force. Also, in the cross section of the frame body, various forces from diagonally above can be broken down into holding pieces and inner walls and further broken down into reinforcing pieces, so the frame body has the strength to withstand large forces from diagonally above. It can be strong enough to withstand forces from various other directions.
本発明の枠体は、上記構成において、補強片は外壁に平行に設けられている。この構成によれば、とくに縦方向の大きな力に耐えるのに有効である。 In the frame of the present invention, the reinforcing piece is provided in parallel to the outer wall in the above configuration. This configuration is particularly effective for withstanding a large force in the vertical direction.
本発明の枠体は、上記構成において、補強片は外壁に対して傾斜して設けられている。この構成によれば、補強片の傾斜方向に沿う斜め上方からの力に耐えるのに有効である。 The frame of the present invention is provided with the reinforcing piece inclined with respect to the outer wall in the above configuration. According to this structure, it is effective to endure the force from diagonally upward along the inclination direction of a reinforcement piece.
本発明の枠体は、上記構成において、補強片は複数設けられていてもよい。この構成によれば、縦方向からの力および斜め上方からの力に対して耐える力がさらに増大する。 The frame of the present invention may have a plurality of reinforcing pieces in the above configuration. According to this configuration, the force withstanding the force from the vertical direction and the force from obliquely above is further increased.
本発明の枠体は、上記構成において、補強片は一対設けられ、かつ互いに交わるように配置されている。すなわち、一対の補強片が、外壁に対して傾斜して設けられている。この構成によれば、特に2方向の斜め方向からの力に対して耐久力が大きい。 The frame of the present invention has a pair of reinforcing pieces and is arranged so as to cross each other in the above configuration. That is, the pair of reinforcing pieces are provided to be inclined with respect to the outer wall. According to this configuration, the durability is particularly large with respect to forces from two oblique directions.
本発明の太陽電池モジュールは、太陽光を受けて電力に変換する太陽電池モジュール本体と、この太陽電池モジュール本体の周縁部を嵌合する上記構成の枠体とを備えたものである。この太陽電池モジュールによれば、上記構成の枠体を有するため上記と同様の効果がある。 The solar cell module of the present invention includes a solar cell module main body that receives sunlight and converts it into electric power, and a frame having the above-described configuration that fits the peripheral edge of the solar cell module main body. According to this solar cell module, since the frame body having the above-described configuration is provided, the same effect as described above can be obtained.
本発明の枠体によれば、支持部内で保持片と底辺片との間に補強片が介設されているため、補強片は保持片に加わる力を支えることができ、したがって枠体の断面において縦方向に加わる大きな力は外壁、内壁および補強片で受けることができるので、枠体は十分な強度を持ち大きな力に耐えることができる。また枠体の断面において斜め上方からのさまざまな力は、保持片と内壁とに分解され、さらに補強片にも分解されるため、枠体は斜め上方からの大きな力に対しても耐える強度を持つことができ、その他さまざまな方向からの力に対しても十分に耐える強度を持つことが可能である。 According to the frame of the present invention, since the reinforcing piece is interposed between the holding piece and the bottom piece in the support portion, the reinforcing piece can support the force applied to the holding piece, and thus the cross section of the frame. Since a large force applied in the vertical direction can be received by the outer wall, the inner wall and the reinforcing piece, the frame body has sufficient strength and can withstand the large force. In the cross section of the frame, various forces from obliquely above are decomposed into holding pieces and inner walls, and further decomposed into reinforcing pieces, so that the frame is strong enough to withstand large forces from obliquely above. It can be strong enough to withstand forces from various other directions.
また、本発明の太陽電池モジュールによれば、上記枠体を有するため上記と同様の効果がある。 Moreover, according to the solar cell module of this invention, since it has the said frame, there exists an effect similar to the above.
本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールを、図面を参照して説明する。 A solar cell module according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、第1の実施の形態の太陽電池モジュールの平面図である。太陽電池モジュール30は、太陽電池モジュール本体1と、その周縁部を覆う枠体2とを備えている。太陽電池モジュール本体1は、太陽光を受けて電力に変換するものである。枠体2は太陽電池モジュール本体1の周縁部に嵌合される4つの枠片2a〜2dからなり、対向する一対の枠片2a、2cの両端部に設けられた連結部2e間に他の一対の枠片2b、2dの両端部を配置し、ねじなどの連結具(連結手段)で枠片2b、2dを枠片2a、2c間に連結することで、太陽電池モジュール本体1の周縁部を嵌合被覆している。
FIG. 1 is a plan view of the solar cell module according to the first embodiment. The
図2は、図1のI−I線断面図であり、太陽電池モジュール本体1が嵌合された状態の枠体2の断面を示している。ただし、図2では、一つの枠片2aの断面を示しているが、他の枠片2b〜2cも同様の断面形状となっている。
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. 1 and shows a cross section of the
太陽電池モジュール本体1の内部構造は、ガラスなどを用いた透光性基板、EVA(エチレンビニルアセテート)などを用いた充填材、太陽光を受けて電力に変換する太陽電池セル、充填材、樹脂フィルムなどを用いた裏面保護材の積層構造(図示せず)を有し、太陽電池セルが充填材で封止されて透光性基板に固着され、透光性基板と反対側を裏面保護材で保護することにより製造されている。裏面保護材には端子が設けられている。
The internal structure of the solar
枠体2(枠片2a〜2d)は、太陽電池モジュール本体1の周縁部を嵌合する嵌合部3と、嵌合部3を支持する中空状の支持部4とを有し、これらは枠片2a〜2dをアルミニウムなどの金属や樹脂を用いて押し出し成形すると同時に形成されている。嵌合部3は太陽電池モジュール本体1の上面を被覆する保持上片3aと、太陽電池モジュール本体1の下面を支持する保持下片3bと、太陽電池モジュール本体1の端面を支持する中間片3cとでコ字形に形成されている。
The frame body 2 (
支持部4は、長手方向Yに垂直な断面形状が四角形(実施の形態では矩形)をなしており、四角形の上辺に相当する保持片としての保持下片3bと、四角形の両側辺に相当する外壁4bおよび内壁4cと、四角形の下辺に相当する底辺片4aとで構成されている。保持下片3bは上記したように嵌合部3に嵌合された太陽電池モジュール本体1を直接受けてこれを支持する。外壁4bは太陽電池モジュール30の側辺となる。嵌合部3と支持部4とは保持下片3bを間にして互いに反対側に位置する。中間片3cと外壁4bは面一に連続している。底辺片4aは屋根などの設置部に設置されるのに利用され、直接または支え板を介して設置部の架台(図示せず)などに取付けられる。さらに支持部4内に縦方向の力を支えることができる補強片5を配置している。すなわち補強片5は、支持部4の中空空間内で保持下片3bと底辺片4aとの間に介設されている。この補強片5は両側が保持下片3bおよび底辺片4aの各中央に位置し外壁4bに平行な姿勢であり、両側が保持下片3bおよび底辺片4aに一体に連接されている。また補強辺5は枠片2a〜2dを押し出し加工することにより形成するので、補強片5は各枠片2a〜2dの長手方向Yの端から端まで全長にわたって形成されている。
The
太陽電池モジュール30は、太陽電池モジュール本体1の周縁部に枠片2a〜2dの嵌合部3を嵌合させると同時に枠片2a〜2dの相互を連結部2eで連結することで組み立てられる。そして底辺片4aを屋根などの設置部に固定することで太陽電池モジュール30が設置部に設置される。
The
第1の実施の形態の太陽電池モジュール30によれば、枠体2において、嵌合部3を支持する支持部4内で保持下片3bと底辺片4aとの間に補強片5が介設されているため、補強片5は保持下片3bに加わる力を支えることができ、したがって枠体2の断面において縦方向に加わる大きな力は外壁4b、内壁4cおよび補強片5で受けることができるので、枠体2は十分な強度を持ち大きな力に耐えることができる。また枠体2の断面において斜め上方からのさまざまな力は、保持下片3bと内壁4cに分解されさらに補強片5にも分解され得るため、枠体2は斜め上方からの大きな力に対しても耐える強度を持つことができ、その他吹き上げ荷重等さまざまな方向からの力に対しても十分に耐える強度を持つことが可能である。
According to the
また補強片5が外壁4bに平行であるため、とくに縦方向の大きな力に耐えるのに有効である。
Further, since the reinforcing
ここで、比較例として、例えば補強片の両側が外壁4bと内壁4cの間に介設され例えば保持下片3bに平行に設けられたものは、保持下片3bに縦方向にかかった力を支えることはできず外壁4bと内壁4cのみで受けるため、第1の実施の形態のほうが大きな力に耐えることができる。
Here, as a comparative example, for example, both sides of the reinforcing piece are interposed between the
なお、補強片5の保持下片3bと底辺片4a上の位置は中央に限らず、内壁4c寄りまたは外壁4b寄りの位置でもよい。また支持部4の中空空間を形成する外壁4b等と補強片5とは同じ厚さでなくてもよい。
The positions of the reinforcing
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽電池モジュール30の枠体2の断面図を示す。この太陽電池モジュール30は太陽電池モジュール本体1と枠体2とを備え、枠体2は嵌合部3と支持部4とを有する。このうち、太陽電池モジュール本体1および枠体2の一部は第1の実施の形態と同構成であり、同一個所に同一符号を付して説明を省略する。異なる点は、補強片5aが外壁4bと平行ではないことであり、外壁4bに対して傾斜している。すなわち補強片5aの上側部は保持下片3bと内壁4cとが繋がる角部に一体に連接され、下側部は外壁4bと底辺片4aとが繋がる角部に一体に連接されている。
FIG. 3 shows a cross-sectional view of the
第2の実施の形態によれば、補強片5aが縦方向にかかる力を支えることはできるため、枠体2の縦方向に係る大きな力に耐えることが可能である。また太陽電池モジュール本体1から枠体2が外れようとする斜め上方からの力F5が太陽電池モジュール本体1に加わったとき、補強片5aで支えることができるため、枠体2を回転させようとする力がかかりにくくなり、太陽電池モジュール本体1から一層外れにくくなる。
According to the second embodiment, since the reinforcing
図4は、本発明に係るその他の種々の実施の形態における太陽電池モジュール30の枠体2の概略断面図である。この太陽電池モジュール30の太陽電池モジュール本体1および枠体2の一部は、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同構成であるので同一個所に同一符号を付して説明を省略する。異なる点は、以下に示すように補強片が複数存在することである。
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view of the
図4(A)は2つの補強片5b、5cがそれぞれ保持下片3bおよび底辺片4aの間に介設されており、それぞれ外壁4bに平行で、保持下片3bおよび底辺片4aをそれぞれ3等分する位置に設けられている。この実施の形態によれば、枠体2は縦方向の力に対してより一層強度をもつことができる。
In FIG. 4A, two reinforcing
図4(B)は第1の実施の形態の縦方向の補強片5に加えて横方向の補強片5dを設けている。補強片5dは内壁4cおよび外壁4bの間に介設されており、具体的には保持下片3bに平行な姿勢となりかつ両側が内壁4cおよび外壁4bの中央位置で一体に連接され、さらに補強片5、5dの相互が中央位置で一体に交差している。この補強片5dは保持下片3bに平行な力に耐えることができる。
In FIG. 4B, in addition to the vertical reinforcing
図4(C)は第2の実施の形態の補強片5aに加えてそれと一体に交差する逆向きの斜め方向の補強片5eを追加している。すなわち、一対の補強片5a、5eが互いに交わるように配置されている。この補強片5eは斜め下から枠体2を外そうとする力、すなわち吹き上げ荷重がかかったときに耐えるのに大きく寄与することができる。
In FIG. 4C, in addition to the reinforcing
図4(D)は図4(C)の実施の形態において、さらに第1の実施の形態と同様に外壁4bに平行な補強片5を追加しており、補強片5a、5eと一体に交差している。この補強片5の追加によって枠体2はさまざまな方向からかかる力に対して、より安定的に耐えることができる。
FIG. 4D shows the embodiment of FIG. 4C in which a reinforcing
図4(E)は図4(D)の実施の形態において、さらに図4(B)の補強片5dすなわち保持下片3bに平行な補強片5dを追加しており、補強片5、5a、5eと一体に交差している。図4(D)の実施の形態と同様に、枠体2はさまざまな方向からかかる力に対して、より安定的に耐えることができる。
FIG. 4 (E) is the same as the embodiment of FIG. 4 (D) except that a reinforcing
図5は、本発明に係るさらに別の実施の形態における太陽電池モジュール30の枠体2の断面図を示す。この太陽電池モジュール30の太陽電池モジュール本体1および枠体2は、第1の実施の形態と同構成であり、同一個所に同一符号を付して説明を省略する。
FIG. 5 shows a cross-sectional view of the
この実施の形態は第1の実施の形態において枠体2に支え部6を設けたものである。支え部6は支持部4の底辺片4aから底辺片4aに平行に内壁4cよりも内方すなわち枠体2の中央側に延出している。支え部6を設けたことにより太陽電池モジュール30の枠体2をより安定に設置部に設置することができる。
In this embodiment, a
なお、支え部6は第1の実施の形態に限らず、それ以外の実施の形態にも適用することができる。
The
また、上記各実施の形態において、枠体2は本発明に係る基本的な構成のみを示しており、上記支え部6を有してもよいことはもちろん、複数の太陽電池モジュール30の隣同士の太陽電池モジュール30を接続するための構造物を追加してもよい。さらに、枠体2の支持部4、補強片5または支え部6に枠片2a〜2dの連結部2eの連結などに用いるビス穴のほか、突起部、溝部等を設けてもよい。枠体2の支持部4は枠片2a〜2dのすべてに設ける場合に限らず、その一部のみに設けたものでもよい。
Moreover, in each said embodiment, the
太陽電池モジュール本体1中の太陽電池セルは、特定の太陽電池に限定されるものではない。例えばGaAs、CIS、CIGS、CdTe等の化合物半導体太陽電池、結晶系および薄膜系のシリコン太陽電池、ならびに色素増感型太陽電池等でもよい。
The solar battery cell in the solar battery module
なお、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。 It should be noted that the embodiment disclosed herein is illustrative in all respects and does not serve as a basis for limited interpretation. Therefore, the technical scope of the present invention is not interpreted only by the above-described embodiment, but is defined based on the description of the scope of claims. Moreover, all the changes within the meaning and range equivalent to a claim are included.
1 太陽電池モジュール本体
2 枠体
2a〜2d 枠片
3 嵌合部
3a 保持上片
3b 保持下片(保持片)
3c 中間片
4 支持部
4a 底辺片
4b 外壁
4c 内壁
5 補強片
5a〜5e 補強片
6 支え部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記支持部は、四角形の上辺に相当する保持片と、前記四角形の両側辺に相当する外壁および内壁と、前記四角形の下辺に相当する底辺片とで長手方向に垂直な断面形状が四角形に形成され、前記保持片は、前記嵌合部に嵌合された前記太陽電池モジュール本体を支持するものであり、前記支持部は、前記保持片と前記底辺片との間に補強片を有する構造とされていることを特徴とする枠体。 A frame having a fitting part that fits to the peripheral part of the solar cell module body and a support part that supports the fitting part,
The support portion is formed in a quadrangular cross-sectional shape perpendicular to the longitudinal direction by a holding piece corresponding to the upper side of the quadrangle, an outer wall and an inner wall corresponding to both sides of the quadrangle, and a bottom piece corresponding to the lower side of the quadrangle. The holding piece supports the solar cell module body fitted in the fitting portion, and the support portion has a reinforcing piece between the holding piece and the bottom piece. A frame characterized by being made.
前記補強片は、前記外壁に平行に設けられていることを特徴とする枠体。 A frame according to claim 1 or claim 2, wherein
The frame is characterized in that the reinforcing piece is provided in parallel to the outer wall.
前記補強片は、前記外壁に対して傾斜して設けられていることを特徴とする枠体。 A frame according to claim 1 or claim 2, wherein
The frame, wherein the reinforcing piece is provided to be inclined with respect to the outer wall.
前記補強片が複数設けられていることを特徴とする枠体。 A frame according to any one of claims 1 to 3,
A frame having a plurality of reinforcing pieces.
前記補強片は一対設けられ、かつ互いに交わるように配置されていることを特徴とする枠体。 The frame according to claim 4,
A pair of the reinforcing pieces are provided and arranged so as to cross each other.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011268062A JP2013120844A (en) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | Frame body and solar cell module |
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