JP2013117902A - 画像表示装置 - Google Patents

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正樹 大槻
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Abstract

【課題】容易に操作可能な画像表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像表示装置1は、表示部20と、該表示部20に画像を投影する画像投影部30と、外部装置への信号出力部64と、を備える画像表示装置1であって、該画像表示装置1に対して行われる操作を検出する操作検出部40,50,62と、前記操作が、前記表示部20の駆動に関する第一操作か、前記外部装置の駆動に関する第二操作かを判別し、前記操作が前記第一操作と判別された場合、該操作の内容に応じて前記表示部20を駆動し、前記操作が前記第二操作と判別された場合に、該操作の内容に応じた駆動信号を前記信号出力部64より前記外部装置へ出力する制御部60と、を備えること、を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示と入力とが可能な画像表示装置に関するものである。
従来、デジタル画像等を表示する画像表示装置として、画像表示面を接触操作することで表示を操作することができるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−011276号公報
しかし、上記従来技術のような、表示を操作可能な画像表示装置では、操作可能な範囲は表示範囲内に限られ、画面を大きく移動する場合のような広範囲に亘る操作は煩雑なものである。
本発明の課題は、容易に操作可能な画像表示装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、表示部(20)と、該表示部(20)に画像を投影する画像投影部(30)と、外部装置への信号出力部(64)と、を備える画像表示装置(1)であって、該画像表示装置(1)に対して行われる操作を検出する操作検出部(40,50,62)と、前記操作が、前記表示部(20)の駆動に関する第一操作か、前記外部装置の駆動に関する第二操作かを判別し、前記操作が前記第一操作と判別された場合、該操作の内容に応じて前記表示部(20)を駆動し、前記操作が前記第二操作と判別された場合に、該操作の内容に応じた駆動信号を前記信号出力部(64)より前記外部装置へ出力する制御部(61)と、を備えること、を特徴とする画像表示装置(1,2,3,4)である。
請求項2に記載の発明は、表示部(20)と、該表示部(20)に画像を投影する画像投影部(30)と、音声生成部(80)と、を備える画像表示装置(5)であって、該画像表示装置(1)に対して行われる操作を検出する操作検出部(40,50,62)と、前記操作が前記表示部(20)の駆動に関する第一操作か、前記音声生成部(80)の駆動に関する第二操作かを判別し、前記操作が前記第一操作と判別された場合、該操作の内容に応じて前記表示部(20)を駆動し、前記操作が前記第二操作と判別された場合に、該操作の内容に応じて前記音声生成部(80)を駆動する制御部(61)と、を備えること、を特徴とする画像表示装置(5)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示装置(1,2,3,4)であって、前記画像表示装置(1,2,3,4)に対する操作は、前記表示部(20)に対して接触することで行われ、前記制御部(61)は、該接触の際の接触面積に基づいて、前記第一操作か前記第二操作かを判別すること、を特徴とする画像表示装置(1,2,3,4)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示装置(1,2,3,4)であって、前記画像表示装置(1,2,3,4)に対する操作は、前記表示部(20)に対して接触することで行われ、前記制御部(61)は、該接触の際の接触個数が4以上のときに、前記操作が前記第二操作であると判別すること、を特徴とする画像表示装置(1,2,3,4)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示装置(1,2,3,4)であって、前記画像表示装置(1,2,3,4)に対する操作は、前記表示部(20)に対して接触することで行われ、前記制御部(61)は、該接触の際の接触形状に基づいて、前記第一操作か前記第二操作かを判別すること、を特徴とする画像表示装置(1,2,3,4)である。
請求項6に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示装置(2)であって、前記画像表示装置(2)に対する操作は、前記表示部(20)に対して接触することで行われ、前記操作が行われる際において前記表示部(20)に対して加えられた押下圧力を検出する圧力検出部(70)を有し、前記制御部(61)は、前記押下圧力に基づいて、前記第一操作が、前記第二操作かを判別すること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置(1)であって、前記制御部(61)は、現在行われている操作が第一操作か第二操作かを示す表示を、前記表示部(20)の周縁部に表示すること、を特徴とする画像表示装置(2)である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像表示装置(1)であって、前記操作検出部は、前記画像表示装置(1)の移動量を検出する移動量検出部(50)を備え、前記制御部(61)は、前記操作が前記第二操作と判別された場合、前記移動量に基づく駆動信号を出力信号出力部(64)より外部装置へ出力し、又は、該移動量に基づいて音声生成部(80)を駆動すること、を特徴とする画像表示装置(1)である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像表示装置(4)であって、前記画像表示装置(4)の前記操作による移動を規制および規制解除可能な移動規制部(90)を備え、前記制御部(61)は、前記操作が前記第一操作であると判別された場合、前記移動規制部(90)による移動規制を行い、前記操作が前記第二操作であると判別された場合、前記移動規制部(90)による移動規制を解除すること、を特徴とする画像表示装置(4)である。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像表示装置(1,2,3,4)であって、前記表示部(20)は、内部を光が伝播する導光板(21)と、該導光板(21)における前記画像投影部(30)と対向する内面も受けられた光散乱層(22)と、を有し、前記操作検出部(40,50,62)は、前記導光板(21)の内部に検出光を照射する光源(41)と、前記導光板(21)の外面への検出対象操作部材の当接による前記導光板(21)の内部を伝播する前記検出光の散乱光を検出する散乱光検出部(42)と、を備えること、を特徴とする画像表示装置(1,2,3,4)である。
請求項11に記載の発明は、表示部(20)と、該表示部(20)に画像を投影する画像投影部(30)と、外部装置への信号出力部(64)と、を備える画像表示装置(1,2,3,4)であって、該画像表示装置(1)に対して行われる操作を検出する操作検出部(40,50,62)と、前記操作検出部(40,50,62)により検出された操作に対応する信号を出力する出力部(65)と、を備えること、を特徴とする画像表示装置(1,2,3,4)である。
本発明によれば、容易に操作可能な画像表示装置を提供できる。
本発明の一実施形態である画像表示装置の概念構成図である。 モード操作制御部による操作モード判定の説明図である。 表示部への操作モードの表示の説明図である。 本発明の第2実施形態における画像表示装置の概念構成図である。 本発明の第3実施形態における画像表示装置の概念構成図である。 本発明の第4実施形態における画像表示装置の概念構成図である。 本発明の第5実施形態における画像表示装置の概念構成図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である画像表示装置1を示す。図2は、制御部60による操作モード判定の説明図である。図3は、表示部20による操作モードの表示の説明図である。
画像表示装置1は、表示部20に表示した画像をタッチ操作することで表示に対して操作する表示操作モード(以下タッチモードと呼ぶ)と、当該画像表示装置1に接続された外部装置100の操作が可能な移動操作モード(以下マウスモードと呼ぶ)の、2つの操作モードを切り換えて操作可能に構成されている。
画像表示装置1は、表示入力部10と、制御部60とを備える。
表示入力部10は、全体形状が略直方体状の筐体11と、筐体11の上面に配設された表示部20と、を備えている。筐体11の内部には、画像投影部30と、タッチ操作検出部40および移動量検出部50が配設されている。
制御部60は、当該画像表示装置1を統括制御するものであり画素入力部10から出力部65を介して接続されている。
表示部20は、筐体11の上面略全体を覆うように配設された板状の表示板21と、その内面(筐体11の内部に対向する面)に形成されたスクリーン22と、により構成されている。
表示板21は、たとえば透明アクリルやポリカーボネート等、可視光および赤外光を透過可能な素材によって所定厚さに形成されており、その板面方向に全反射を利用して導光可能となっている。
スクリーン22は、表示板21の内面に、照射された可視光を乱反射するように形成された光散乱層である。
そして、表示部20は、後述する画像投影部30から投射された画像光をスクリーン22で散乱させて、表示板21の外面側から視認可能に表示する。
画像投影部30は、詳細には示さないが、投射光源と画像透光表示部と光学系とにより構成されており、画像光を表示板21(スクリーン22)に向けて投射するように、筐体11の内部所定位置に配設されている。画像投影部30は、後述する制御部60(画像処理装置62)から入力される画像情報の画像光をスクリーン22に投射する。
タッチ操作検出部40は、検出光源41と、検出光受光装置42と、により構成されている。
検出光源41は、検出光としての赤外光(検出赤外光)を出射する光源であって、表示部20における表示板21の側端面に、表示板21の内部に検出赤外光を照射するように配設されている。検出光源41によって表示板21の側端面から内部に照射された検出赤外光は、表示板21の内外面で全反射を繰り返して反対側の側端に至るようになっている。
検出光受光装置42は、詳しくは図示しないが、結像光学系と受光素子等とを備え、検出光源41が出射する波長の検出赤外光を画像として撮影可能ないわゆる赤外線カメラである。検出光受光装置42は、スクリーン22の全域を撮影可能として、筐体11の内部所定位置に配設されている。
上記のように構成されたタッチ操作検出部40は、表示部20における表示板21の外面への操作主体である手(指または掌等)の接触による検出赤外光の散乱を、検出光受光装置42が撮像する。すなわち、表示板21の外面に手等が接触すると、その接触部分では表示板21の内部における検出赤外光の反射光路に乱が生じ、検出赤外光が表示板21の内面側に漏出する。検出光受光装置42は、この表示板21の内面側に漏出した検出赤外光を撮像する。
そして、タッチ操作検出部40は、検出光受光装置42による、表示板21の外面への手の接触情報が含まれる撮像情報を、出力部65を介して制御部60に出力する。
移動量検出部50は、本実施形態では、当該画像表示装置1が設置された面(設置面)を照射する赤外光源51と、赤外光源51が照射した赤外光の設置面からの反射光を受光する受光部52とにより構成されている。移動量検出部50は、受光部52が受光した設置面からの赤外反射光の変化から、受光部52の移動(すなわち、画像表示装置1の移動)を検出し、その検出情報(移動情報)を制御部60(CPU61)へ出力する。
制御部60は、CPU61、画像処理装置62、メモリ63、ストレージ66、外部機器100へと接続される出力ケーブル64、等を備えて構成されている。制御部60は、メモリ63に格納されたプログラムによるCPU61の駆動によって、ストレージ66に格納された画像情報を画像処理装置62で処理して画像投影部30に出力し、画像投影部30を介して表示部20に表示させる。
また、制御部60は、タッチ操作検出部40(検出光受光装置42)から入力された表示板21の外面への接触操作情報が含まれる撮像を解析し、操作モード(タッチモードまたはマウスモード)の判定と、それぞれの制御とを行う。
画像処理装置62は、タッチ操作検出部40(検出光受光装置42)から入力された表示板21の撮像を解析し、操作モード判定のための判定基礎情報を作成する。
本実施形態における操作モード判定のための判定基礎情報は、表示部20における表示板21の外面に手が接触した、その位置、接触面積、数等である。
画像処理装置62は、作成したこれらの判定基礎情報を、CPU61に出力する。
CPU61は、画像処理装置62から入力された判定基礎情報に基づいて操作モード(タッチモードまたはマウスモード)の判定を行うと共に、それぞれの制御を行う。
CPU61による操作モードの判定は、たとえば、表示部20における表示板21の外面に手が接触したその接触領域の面積を定められた判定基準(基準面積)と比較し、接触領域の面積が基準面積を越えない場合にはタッチモードと判定し、接触面積が基準面積を越える場合にはマウスモードと判定する。
すなわち、図2(a),(b)に示すように表示板21を指先で操作している場合には接触領域:TA(S)の面積は合計しても小さく、タッチモードと判定する。一方、画像表示装置1全体を移動操作しようとして掴んだ場合には、図2(c)に示すように表示板21に掌が接触して接触領域:TA(L)の面積は大きくなるため、マウスモードと判定するものである。
また、操作モードの判定は、接触領域の数に基づいて行っても良い。たとえば、図2(d)に示すように、接触領域:TAが4箇所以上でマウスモードと判定する等である。なお、接触面積と接触領域の数との両者を加味した判定基準を定めても良い。
さらに、CPU61は、操作モード判定によってマウスモードと判定した場合には、加えて操作する手の向きを識別して操作の前後方向を判別するようにしても良い。すなわち、画像表示装置1を移動操作しようとして表示部20(表示板21)に手を置くと、図2(d)に示すように、指先による複数の小さい接触領域:TA(S)と、掌による広い接触領域:TA(L)とが検出される。そこで、複数の小さい接触領域:TA(S)の側を前方側:F、広い接触領域:TA(L)の側を手前(後方)側:R、と識別して移動座標を設定し、以後、その移動座標に基づいて制御する。
また、CPU61は、図3に示すように、適用する操作モード(タッチモードまたはマウスモード)を、操作する手によって隠されることのない表示部20(表示板21)の周辺部に表示する。これにより、操作者に適用操作モードが解り、誤操作を防ぐことができる。図3では、マウスのシンボル:Sと文字表記:Lとによってマウスモードを表示している。
なお、適用する操作モードを操作者に認識させる制御としては、表示部20における表示をOFFとする構成としても良い。マウスモードでは表示部20が手で覆われて視認が困難となって表示部20における表示の必要性は少なく、これによって省電力にもなる。
CPU61は、上記のようにして操作モードを判定した後、その判定結果に応じてタッチモードまたはマウスモードのそれぞれの制御を行う。
タッチモードでは、タッチ操作検出部40から入力された検出光受光装置42の撮像から、手の表示板21の外面への接触とその移動を解析し、その接触および移動を、表示板21に表示された画像(たとえばサムネイル等)に対するクリックや、表示画像の拡大・縮小および移動操作として認識して制御する。
マウスモードでは、移動量検出部50から入力された当該画像表示装置1の移動情報に基づく信号を、出力ケーブル64を介して接続された外部装置100に出力し、外部装置100を操作する。
なお、制御部60における、表示入力部10との接続は、有線または無線の何れによっても良く、また、制御部60は表示入力部10の内部(筐体11の内部)に配設しても良い。さらに、制御部60は、パーソナルコンピュータによって構成しても良い。
上記にように構成された画像表示装置1は、制御部60におけるCPU61がタッチモードとマウスモードとを判定し、タッチモードでは表示部20に表示された画像に接触すること画像と対応した入力が可能であると共に、マウスモードでは当該画像表示装置1を移動させることで、外部装置100の操作が可能となる。これにより、表示装置とマウスとの両方の機能を有するものとなる。
(第2実施形態)
つぎに、図4示す本発明の第2実施形態を説明する。
図4は、本発明の第2実施形態における画像表示装置2の概念構成図である。
なお、第2実施形態における画像表示装置2の基本構成は前述した第1実施形態における画像表示装置1と同様であり、同様の構成要素には同符号を付して説明を省略する。
図2に示す画像表示装置2は、筐体11と、筐体11の上部に配設された表示部20と、画像投影部30と、タッチ操作検出部40と、移動量検出部50と、圧力センサ70と、制御部60と、を備えている。また、画像表示装置2には、ディスプレイ101が接続されている。
表示部20における表示板21は、所定の板厚で中空半球状に形成されており、その内周面全域にスクリーン22が形成されている。
画像投影部30は、投射表示部31と、投影受光光学系32とにより構成されている。
投射表示部31は、LCDによる画像透光表示部と図示しない投射光源とにより構成されている。
投影受光光学系32は、画角が略180°の魚眼レンズである対物レンズ32Aを備えており、表示部20の全域を画角内として配設されている。
そして、投影受光光学系32は、画像光を表示板21(スクリーン22)に向けて投射するように、半球状の表示部20の略中心に配設されている。投影受光光学系32は、制御部60(画像処理装置62)から入力される画像情報の画像光をスクリーン22に投射する。なお、この投影受光光学系32は、タッチ操作検出部40の入射光学系も兼ねている。
タッチ操作検出部40は、検出光源41と、検出光受光装置42とにより構成されている。
検出光源41は、表示部20における表示板21の側端面に、表示板21の内部に検出赤外光を照射するように配設されている。検出光源41によって表示板21の側端面から内部に照射された検出赤外光は、表示板21の内外面で全反射を繰り返して反対側の側端に至るようになっている。
検出光受光装置42は、ダイクロイックミラー42Mと、CCD等による赤外光受光センサ42Sとにより構成されている。
ダイクロイックミラー42Mは、特定波長の赤外光(検出光源41が出射する検出赤外光)のみを反射し可視光は透過する周波数特性を備えた反射鏡である。ダイクロイックミラー42Mは、投影受光光学系32における投射表示部31と投影受光光学系32の間の光路中に、光路に対して所定の角度で介設されている。
赤外光受光センサ42Sは、投影受光光学系32から入射してダイクロイックミラー42Mによって反射された検出光源41由来の検出赤外光を検出可能に配設されている。
このような検出光受光装置42は、画像投影部30と投影受光光学系32を共用するため、全体をコンパクトに構成できると共に、画像の歪み補正が不要または容易である。
移動量検出部50は、筐体11の底部に回転自在に設けられたボール53と、ボール53の直交する2方向における回転を検出する図示しないセンサとを備え、筐体11(すなわち画像表示装置2)の移動に伴うボール53の回転をセンサによって検出して出力する、いわゆるトラックボールである。
圧力センサ70は、筐体11と表示部20における表示板21との間に介設されている。圧力センサ70は、表示板21に作用する押圧力を検出して、その検出情報を制御部60に出力する。
なお、表示板21に作用する押圧力を検出する構成としては、圧力センサ70に限らず、所定の押圧力でON/OFFするスイッチを用いても良い。また、その配設位置は、たとえば、筐体11の裏面として、設置面との間に介在する構成であっても良い。
ディスプレイ101は、マウスモードでは表示部20が手で覆われて視認が困難となるため、表示部20に代わって画像等を表示する。そして、その画面上にマウスモードの操作をポインタで表すことで操作性が向上する。
制御部60は、圧力センサ70から入力される表示部20(表示板21)に作用する押圧力の検出情報に基づいて、操作モード(タッチモードまたはマウスモード)を判定し、それぞれの制御を行う。
操作モードの判定は、圧力センサ70から入力される表示板21に作用する押圧力を判定基準(閾値)と比較し、押圧力が定められた基準圧力を越えない場合にはタッチモードと判定し、押圧力が基準圧力を越える場合にはマウスモードと判定する。
すなわち、表示板21を指先で操作している場合には作用する押圧力は小さいためにタッチモードとし、画像表示装置1全体を移動操作しようとして掴んだ場合には少なくとも手の重量が作用して押圧力が大きくなるためにマウスモードと判定する。
制御部60は、上記のようにして操作モードを判定した後、その判定結果に応じてタッチモードまたはマウスモードのそれぞれの制御を行う。この制御については、前述の第1実施形態と同様であるが、マウスモードの場合には、ディスプレイ101上に表示部20に代わって画像等を表示し、その画面上にマウスモードの操作をポインタで表示する。
(第3実施形態)
つぎに、図5示す本発明の第3実施形態を説明する。
図5は、本発明の第3実施形態における画像表示装置3の概念構成図である。
なお、第3実施形態における画像表示装置3の基本構成は前述した第2実施形態における画像表示装置2と同様であり、同様の構成要素には同符号を付して説明を省略する。
第3実施形態に係る画像表示装置3は、前述した第2実施形態おける画像表示装置2に対して、筐体11の形状と、圧力センサ70の構成が異なる。
画像表示装置3は、タッチモードにおいて手(掌)100を置くためのパームレスト12を備えている。
すなわち、筐体11の一方側方に突設された、上面が外側に向かって下がり勾配のパームレスト12が形成されている。
パームレスト12の上面には、圧力センサ70が設けられている。
圧力センサ70は、パームレスト12に置かれた手110の圧力を検知し、その検知情報を制御部60に出力する。
制御部60は、圧力センサ70からパームレスト12に置かれた手110の圧力検知情報が入力されると、マウスモードと判定するものである。
なお、パームレスト12に置かれた手110の検出は、圧力センサに限らず、押圧スイッチや赤外線感知スイッチ等であっても良い。
(第4実施形態)
つぎに、図6示す本発明の第4実施形態を説明する。
図6は、本発明の第4実施形態における画像表示装置4の概念構成図である。
なお、第4実施形態における画像表示装置4の基本構成は前述した第2実施形態における画像表示装置2と同様であり、同様の構成要素には同符号を付して説明を省略する。
第4実施形態に係る画像表示装置4は、前述した第2実施形態おける画像表示装置2に加えて、タッチモード時において当該画像表示装置4の移動を規制する移動規制機構90を備える。
移動規制機構90は、筐体11の底部に設けられたスライドパッド91と、スライドパッド91を移動駆動するアクチュエータ92と、により構成されている。
スライドパッド91は、摩擦係数が小さく耐摩耗性の高い素材(たとえばポリアセタール樹脂等)によって形成され、筐体11の内部に引っ込んだ退避状態と、筐体11の底面から所定量突出した作用状態との間で移動可能に設けられている。
アクチュエータ92は、たとえば電気的に駆動するソレノイド等であり、制御部60によって駆動制御され、スライドパッド91を、筐体11の内部に引っ込んだ退避状態から、底面から突出した作用状態に移動操作する。
制御部60は、操作モード判定によってタッチモードと判定した場合には、スライドパッド91を退避状態とし、マウスモードと判定した場合には、アクチュエータ92を駆動してスライドパッド91を筐体11の底面から突出させる。
これにより、タッチモードでは筐体11の底面全体が設置面に当接して移動しづらく安定した操作が可能となると共に、マウスモードではスライドパッド91のみが設置面に当接して円滑な移動が可能となる。
(第5実施形態)
つぎに、図7示す本発明の第5実施形態を説明する。
図6は、本発明の第5実施形態における画像表示装置5の概念構成図である。
なお、第5実施形態における画像表示装置5の基本構成は前述した第1実施形態における画像表示装置1と同様であり、同様の構成要素には同符号を付して説明を省略する。
第5実施形態に係る画像表示装置5は、前述した第1実施形態における画像表示装置1に加えて、音声生成部80を備える。
音声生成部80は、CPU61に接続され、ストレージ66に保存されている楽曲を表示入力装置2より流すことが可能となっている。
第5実施形態においてマウスモードの際に、移動量検出部50から入力された当該画像表示装置1の移動情報に基づくCPU61からの指令によって、音声生成部80における楽曲が変更され、または音声の強弱の変更等が行われる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本発明の画像表示装置1は、表示部20に表示した画像を接触操作することで表示に対して操作するタッチモードと、当該画像表示装置1の全体を移動操作することで諸々の操作が可能なマウスモードの2つの操作モードで操作できる。
(2)画像表示装置1は、タッチモードとマウスモードの操作モードの切り換えが、表示部20への接触状態に基づく判定によって行われるため、操作モードの切り換えが容易に行える。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。例えば、上記各実施形態における表示部20の形状、タッチ操作検出部40および移動量検出部50の構成や、構成の組み合わせは、各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1,2,3,4,5:画像表示装置、2:表示入力装置、20:表示部、21:表示板、22:スクリーン、30:画像投影部、40:タッチ操作検出部、41:検出光源、42:検出光受光装置、60:制御部、64:接続端子、70:圧力センサ、80:音声生成部、85:ディスプレイ、90:移動規制機構、101:ディスプレイ、104:手、TA:接触領域

Claims (11)

  1. 表示部と、
    該表示部に画像を投影する画像投影部と、
    外部装置への信号出力部と、を備える画像表示装置であって、
    該画像表示装置に対して行われる操作を検出する操作検出部と、
    前記操作が、前記表示部の駆動に関する第一操作か、前記外部装置の駆動に関する第二操作かを判別し、前記操作が前記第一操作と判別された場合、該操作の内容に応じて前記表示部を駆動し、前記操作が前記第二操作と判別された場合に、該操作の内容に応じた駆動信号を前記信号出力部より前記外部装置へ出力する制御部と、
    を備えること、を特徴とする画像表示装置。
  2. 表示部と、
    該表示部に画像を投影する画像投影部と、
    音声生成部と、を備える画像表示装置であって、
    該画像表示装置に対して行われる操作を検出する操作検出部と、
    前記操作が前記表示部の駆動に関する第一操作か、前記音声生成部の駆動に関する第二操作かを判別し、前記操作が前記第一操作と判別された場合、該操作の内容に応じて前記表示部を駆動し、前記操作が前記第二操作と判別された場合に、該操作の内容に応じて前記音声生成部を駆動する制御部と、
    を備えること、を特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像表示装置であって、
    前記画像表示装置に対する操作は、前記表示部に対して接触することで行われ、
    前記制御部は、該接触の際の接触面積に基づいて、前記第一操作か前記第二操作かを判別すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像表示装置であって、
    前記画像表示装置に対する操作は、前記表示部に対して接触することで行われ、
    前記制御部は、該接触の際の接触個数が4以上のときに、前記操作が前記第二操作であると判別すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1または2に記載の画像表示装置であって、
    前記画像表示装置に対する操作は、前記表示部に対して接触することで行われ、
    前記制御部は、該接触の際の接触形状に基づいて、前記第一操作か前記第二操作かを判別すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1または2に記載の画像表示装置であって、
    前記画像表示装置に対する操作は、前記表示部に対して接触することで行われ、
    前記操作が行われる際において前記表示部に対して加えられた押下圧力を検出する圧力検出部を有し、
    前記制御部は、前記押下圧力に基づいて、前記第一操作が、前記第二操作かを判別すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記制御部は、現在行われている操作が第一操作か第二操作かを示す表示を、前記表示部の周縁部に表示すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記操作検出部は、前記画像表示装置の移動量を検出する移動量検出部(50)を備え、
    前記制御部は、前記操作が前記第二操作と判別された場合、前記移動量に基づく駆動信号を出力信号出力部より外部装置へ出力し、又は、該移動量に基づいて音声生成部を駆動すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記画像表示装置の前記操作による移動を規制および規制解除可能な移動規制部を備え、
    前記制御部は、
    前記操作が前記第一操作であると判別された場合、前記移動規制部による移動規制を行い、
    前記操作が前記第二操作であると判別された場合、前記移動規制部による移動規制を解除すること、
    を特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
    前記表示部は、
    内部を光が伝播する導光板と、該導光板における前記画像投影部と対向する内面も受けられた光散乱層と、を有し、
    前記操作検出部は、
    前記導光板の内部に検出光を照射する光源と、
    前記導光板の外面への検出対象操作部材の当接による前記導光板の内部を伝播する前記検出光の散乱光を検出する散乱光検出部と、
    を備えること、を特徴とする画像表示装置。
  11. 表示部と、
    該表示部に画像を投影する画像投影部と、
    外部装置への信号出力部と、を備える画像表示装置であって、
    該画像表示装置に対して行われる操作を検出する操作検出部と、
    前記操作検出部により検出された操作に対応する信号を出力する出力部と、
    を備えること、を特徴とする画像表示装置。
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